JP2004056336A - VoIP SYSTEM - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置がインターネットを介して音声通話を行うVoIP(Voice Over lnternet ProtcoI)システムに関するものであり、より詳細には、端末装置が移動端末となる場合に関して、その移動端末と基地局とが効果的にハンドオーバを行って無線通信を実施する場合のVoIPシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
VoIPシステムは、既存のアナログ回線による音声専用線を用いることなく、ネットワークを介して音声通話を行うシステムである。この場合のネットワークは、IPパケットを伝送することができれば、ディジタル専用線網であっても、フレームリレー網、IP−VPN(IP based Virtual Network)、広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)のいずれの通信網であってもよいし、これらの通信網が混在しても構わない。また、VoIPシステムは、パケット通信の特徴から、長距離電話を経済的に実現することができると共に音声通信とデータ通信の統合網を構築することができる。
【0003】
図4は、端末装置として固定端末を適用した場合の従来のVoIPシステムの構成図である。オフィスなどに固定的に設置されている複数の固定端末11a,11b〜11nはネットワーク15に接続されている。例えば、固定端末11aから所望の電話番号をダイヤルすると、固定端末11aと接続されているゲートウェイ12aが、ネットワーク15に接続されているルータ14a,14cを介して、ゲートキーパ13に対してダイヤルした電話番号に対応するIPアドレスを問い合わせる。そして、ゲートウェイ12aがゲートキーパ13からIPアドレスを取得した後に所定のシーケンスで発呼の手順を行うと、固定端末11aは、ダイヤルした通話相手の端末装置との間で通話を開始することができる。このように、現在のVoIPシステムの実施形態は、通常、端末装置は固定端末である場合が一般的である。
【0004】
尚、端末装置として固定端末の他に移動端末を想定したVoIPシステムが、例えば、特開2001−119740号公報や特開2002−44740号公報などに開示されている。前者は、移動端末がハンドオーバを行う際に、移行前後の基地局に対して通信データを二重化して伝送することにより、音声接続を遅滞なく移行することのできる技術を開示している。また、後者は、ゲートウェイがVoIPインターネットプロトコルトラフィックを処理できるアーキテクチャを具備することによって、移動端末にIPアドレスを持たせることなくVoIPシステムを構築できる技術を開示している。
【0005】
図5は、端末装置として移動端末を適用した場合の従来のVoIPシステムの構成図である。各移動端末1a〜1nとそれぞれの基地局8a,8b〜8n、またはそれに相当する設備との間は無線通信を実施している。そして、各基地局8a,8b〜8nの各々と接続されているインタフェース装置7a’,7b’〜7n’がネットワーク5との間のインタフェースをとっている。尚、ゲートウェイ2a,2bやルータ4a,4b,4cやゲートキーパ3などの設備は図4のVoIPシステムと同じである。つまり、図5に示すような構成によって、端末装置を移動端末とした場合でも固定端末と同様にVoIPシステムを構築することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5のようにVoIPシステムの端末装置を移動端末とした場合は、無線通信における正規のハンドオーバ手順に加え、さらに、ネットワークにおけるハンドオーバ、つまり、前述の固定端末の場合と同じような所定のシーケンスによる発着呼の手順をもう一度行う必要がある。そのため、ハンドオーバ時における音声の途切れや音声遅延が生じ、シームレスなハンドオーバを実行することができない。
【0007】
また、前述の特開2001−119740号公報の技術によれば、ハンドオーバが発生したとき、移行前後の基地局に対して通信データを二重化して伝送することによりハンドオーバを実施しているが、このとき、通話している相手に移行先の基地局と自らの識別番号を知らせる必要があり、ハンドオーバの処理を行うためのパケットの転送やパケットの解釈や制御を行うために時間を要するので、通常の無線通信のハンドオーバと同等の性能は得られない。
【0008】
さらに、移動端末と基地局にインターネットプロトコルが実装されていないため、移動端末の識別番号と電話番号とIPアドレスの管理を行う必要があるためにゲートキーパ3の変換テーブルが大きなものになってしまったり、基地局とネットワークの間にインタフェース装置が仲介させるために、基地局とインタフェース装置、およびインタフェース装置とネットワークとの間で伝送遅延が発生してハンドーオーバを実施するために不具合を生じるなどの問題がある。つまり、従来のVoIPシステムは、端末装置を移動端末としたときに、ハンドオーバにおける音声の途切れと遅延の問題が依然として存在する。また、移動端末と基地局がインターネットプロトコルを実装していないため、移動端末の識別番号と電話番号とIPアドレスの管理が必要になるなどのシステム上の問題も依然として解消されていない。
【0009】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、VoIPシステムに移動端末を取り入れても、音声の途切れと遅延の少ないシームレスなハンドオーバを実施することができ、電話番号やIPアドレスを簡単に管埋ですることができるVoIPシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、インターネットで音声通話を行うVoIPシステムにおいて、インターネットプロトコルが実装され、自己のIPアドレスを持つ移動端末と、インターネットプロトコルが実装され、ネットワークとの接点を持って、前記ネットワークとの間でIPパケットによって構成されたデータの送受信を行うことができると共に、前記移動端末と移動体通信接続を実施することができて、所定のデータ領域に前記IPパケットを挿入または抽出することができる基地局とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
実施の形態においては、インターネットで音声通話を行うVoIPシステムにおいて、インターネットプロトコルが実装され、自己のIPアドレスを持つ移動端末と、インターネットプロトコルが実装され、ネットワークとの接点を持つ基地局と、基地局に内蔵され、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)、時分割多重接続(TDMA:Time Division Multiple Access)、または符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)の何れかによる移動体通信接続を実施して、割り当てられたチャネル、スロット、またはコードの何れかのデータ領域にIPパケットを挿入または抽出し、ネットワークとの間でIPパケットによって構成されたデータの送受信を行うインタフェース装置と、発着呼のシグナリングの制御を行うゲートウェイと、ゲートウェイに接続され、IPパケットをルーティングするルータと、電話番号とIPアドレスの変換テーブルを持つゲートキーパと、有線区間を接続するディジタル専用線網、フレームリレー網、IP−VPN、WAN、LANの何れかまたはこれらが混在するネットワーク・インフラとを備えている。
【0012】
本発明のVoIPシステムでは、移動端末と基地局にインターネットプロトコルを実装して、移動端末にIPアドレスを持たせている。これによって、移動端末の識別番号を電話番号とIPアドレスに関連付けて管理する必要なくなり、電話番号とIPアドレスの変換テーブルのみあればよくなるので、変換テーブルを持つゲートキーパが極めて簡素化される。
【0013】
また、本発明のVoIPシステムは、移動端末にハンドオーバが発生したとき、その移動端末が接続されている基地局及びその隣接の基地局、または全ての基地局に対して、移動端末へのデータをマルチキャストまたはブロードキャストで転送して、移動端末が位置登録されている基地局へのみ移動端末へのデータを無線で送信することを特徴とする。
【0014】
この構成において、基地局にはインターネットプロトコルが実装されているため、移動端末にハンドオーバの要求があった場合には、その移動端末と通話している相手にハンドオーバ要求の情報を伝達する。通話相手は、ハンドオーバ要求の情報を受け取った後、ハンドオーバに関わる処理が終るまで、ハンドオーバしようとする移動端末と接続されている基地局及びその隣接の基地局、または全ての基地局に対して、ハンドオーバしようとする移動端末ヘのデータをマルチキャストまたはブロードキャストで転送して、ハンドオーバしようとする移動端末が位置登録された基地局へのみデータを無線送信している。マルチキャストまたはブロードキャストで転送している間に、移動端末の移行先基地局などの変更情報を通信情報と同時に転送して、移行準備が完全に終った時点でマルチキャストまたはブロードキャストの転送を終了する。これによって、移動端末のハンドオーバが発生した場合に、該当する呼を再接続して音声が途切れる時間を殆ど無くすことができる。
【0015】
また、本発明のVoIPシステムにおいては、基地局は複数個によって構成され、複数の基地局は、上位装置またはマスタとなる基地局から定期的に同期信号を受信し、各基地局のデータは同期信号によって同期が取られていることを特徴とする。
【0016】
つまり、移動端末がハンドオーバを実施する場合、ハンドオーバ前の基地局とハンドオーバ後の基地局が連続して移動端末へ下りデータを送信するために、ハンドオーバ前の基地局とハンドオーバ後の基地局は同期が取れていることが好ましい。そこで、本発明のVoIPシステムは、上位の基地局またはマスタ基地局から全てのスレーブ基地局に対して同期をとっているので、ハンドオーバ時に短時間で同期引き込みを行うことができる。したがって、ハンドオーバ時の音声の途切れもなく通常の移動体通信のハンドオーバと同等の性能が得られ、移動端末をVoIPシステムに取り入れても全く支障は生じない。尚、基地局間の同期を取る手段としては、基地局の上位設備(例えば基地局制御装置)またはマスタとなる基地局が各基地局に対して定期的に同期信号を送信し、スレーブとなる基地局がそれに追従する形態が一般的である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明におけるVoIPシステムの実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明におけるVoIPシステムの構成図である。本発明におけるVoIPシステムは、インターネットプロトコルが実装され、あらかじめIPアドレスを持つ移動端末1a〜1nと、インターネットプロトコルが実装され、ネットワーク5との接点を持つ複数の基地局6a,6b〜6nと、シグナリングの制御を行うゲートウェイ2a,2bと、パケットをルーティングするルータ4a,4b,4cと、電話番号とIPアドレスの変換テーブルを持つゲートキーパ3と、有線区間を接続するディジタル専用線網、フレームリレー網、IP−VPN、WAN、LANなどのネットワーク5のインフラとを備えている。
【0018】
また、各基地局6a,6b〜6nは、それぞれ、ネットワーク5とのインタフェースとなるインタフェース装置7a,7b〜7nを備えている。インタフェース装置7a,7b〜7nは、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多重接続(TDMA)、または符号分割多元接続(CDMA)の何れかによる移動体通信接続を実施して、割り当てられたチャネル、スロット、またはコードの何れかのデータ領域にIPパケットを挿入または抽出し、ネットワークとの間でIPパケットによって構成されたデータの送受信を行う。尚、図1は、移動端末1aが、基地局6aから基地局6bへハンドオーバする状態を示している。
【0019】
以下、一つの通信系統についてVoIPシステムの動作を説明する。移動端末1aと基地局6aとは無線によって移動通信接続され、インターネットプロトコルが実装された移動端末1aから基地局6aへはパケット化されたデータが送信される。同様に、インターネットプロトコルが実装された基地局6aは、自己が備えるインタフェース装置7aから自己に割り当てられたチャネル、スロット、またはコードの何れかのデータ領域よりIPパケットを抽出してネットワーク5へ送信する。また、基地局6aから移動端末1aへの下り通信は上述と逆の処理が行われる。
【0020】
通話を開始するにあたっては、先ず、移動端末1は相手先の電話番号をダイヤルする。移動端末1では、シグナリング・プロトコルに基づいて、呼を接続するためのパケットをやり取りする。このとき、相手先のIPアドレスを知る必要があり、これはネットワーク5に接続されているゲートキーパ3に問い合わせて行われる。
【0021】
VoIPのシグナリング・プロトコルで最も多く利用されるものが、ITU−T(International Telecommunication Union:電気通信標準化部門)で勧告された制御プロトコルに関する規格であるH.323である。図2は、H.323における発呼コールフローの一例である。H.323は、基本的には既存の電話網のプロトコルをベースとして、パケット網への適用とマルチメディアへの拡張を図ったものである。また、H.323とは異なり、HTTPなどと同じテキスト系のインターネットプロトコルをベースとしているSIPにおける発呼コールもある。図3はSIPにおける発呼コールフローの一例である。
【0022】
VoIPのシグナリング・プロトコルでは、上記のH.323における発呼コールフロー(図2)、またはSIPにおける発呼コールフローの二通りのいずれかを使用するのが一般的である。図3のように、シグナリング・プロトコルにSIPを用いる場合は、ゲートウェイ2a,2bをプロキシ・サーバ、ゲートキーパ3をロケーション・サーバと呼ぶ。ルータ4a,4b,4cはパケットの経路を決定するものであり、ゲートウェイ2a,2bがそれぞれルータ4a,4bに搭載されている場合もある。
【0023】
図2に示すH.323における発呼コールフローの流れを図1のVoIPシステムに適用して説明する。移動端末1aが通話を開始するときは、先ず、移動端末1aは相手先の電話番号をダイヤルする。そして、移動端末1aは、シグナリング・プロトコルに基づいて呼を接続するためのパケットをやり取りする。このとき、移動端末1aは通話相手先のIPアドレスを知る必要があり、これはネットワーク5に接続されているゲートキーパ3に問い合わせて行われる。
【0024】
つまり、移動端末1aは、相手先の電話番号をダイヤルして発呼するとき、ゲートキーパ3へARQ(Admission Request:許可要求)を送信する(ステップS1)。すると、ゲートキーパ3は、接続認可申請を行うと共に電話番号をIPアドレスに変換し、発信元の移動端末1aに対してACF(Admission Confirmation:確認応答)を送信する(ステップS2)。そして、移動端末1aは、相手先の移動端末に対してSETUP(Call Setup:呼設定)を行う(ステップS3)。
【0025】
これによって、相手先の移動端末は、ゲートキーパ3に対してARQ(Admission Request:許可要求)を送信し(ステップS4)、ゲートキーパ3からACF(Admission Confirmation:確認応答)を受信して接続認可申請を行う(ステップS5)。さらに、相手先の移動端末は、発信元の移動端末1aに対してALERT(Alertong:呼出)を送信すると共に(ステップS6)、CONNECT(Call Connect:応答)を送信する(ステップS7)。このようにして呼を接続するための制御が終了すると、発信元の移動端末1aと相手先の移動端末との間で通話が開始される(ステップS8)。尚、図中において、太い矢印は、RAS(Reliability Availability Serviceability:信頼性、可用性、保守性)メッセージの流れを示し、細い矢印は呼シグナリングメッセージの流れを示している。
【0026】
図2の発呼コールフローのようにして呼を接続するための制御が終了すると通話が開始されるが、移動端末1aには通話中にハンドオーバが発生する場合がある。例えば、図1に示すように、移動端末1aが基地局6aと通信を行いながら移動すると基地局6bへハンドオーバする。移動端末1aが、現在接続されている基地局6aからの電界強度が規定の閾値を下回って、別の基地局6bからの電界強度がそれを上回った場合は、移動端末1aからハンドオーバの要求が行われる。
【0027】
すると、通話相手の移動端末はハンドオーバが発生したことを知り、宛先を変更する必要がある。このとき、ハンドオーバを瞬時に行うために、図2の発呼コールフローに示すような再発呼の制御を行うと、音声の途切れと音声遅延が激しいものとなってしまう。したがって、通話相手の端末装置は、ハンドオーバ要求の情報を受け取った後に、ハンドオーバに関わる処理が終るまで、ハンドオーバを実施する移動端末1aと接続されている基地局6a及びその隣接の基地局に対して、移動端末1aへのデータをマルチキャストまたはブロードキャストで転送し、移動端末1aが位置登録されている基地局(例えば6a,6b)に対してのみ移動端末1aへのデータを無線送信する。
【0028】
これにより、移動端末1aは、音声の途切れと音声遅延の少ないシームレスなハンドオーバを実行することができる。LANなどのように閉鎖された小規模なネットワークにおいてこのVoIPシステムを適用する場合、十分な帯域が用意されていれば、全ての基地局にデータを転送しても問題とならない。したがって、全ての基地局にデータを転送することによってVoIPシステムの制御が容易になる。また、移動端末と通信する相手は必ずしも移動端末である必要はなく、片方が固定端末であったり、図4に示すような従来技術と同様に、VoIPシステムによって固定端末と固定端末が通話することもできる。さらに、基地局がインタフェース装置を備えているので、外部の電話網との通話も可能である。また、VoIPシステムは、音声をデータとしてパケット通信するので、音声通話と同時にデータ通信も可能である。
【0029】
次に、図3に示すシグナリング・プロトコルにSIPを用いた場合の発呼コールフローの流れを、図1のVoIPシステムに適用して説明する。移動端末1aが通話を開始するときは、移動端末1aは、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)に対してINVITE(メッセージ参加要求)を送信する(ステップS11)。すると、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)とロケーション・サーバ(ゲートキーパ3)との間で、移動端末1aのメッセージ参加要求に関する問い合わせが行われる(ステップS12)。さらに、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)から通話相手の移動端末へRING(発呼)が行われると共に(ステップS13)、移動端末1aからロケーション・サーバ(ゲートキーパ3)へSETUP(Call Setup:呼設定)が行われる(ステップS14)。
【0030】
さらに、通話相手の移動端末は、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)へ180Hzの周波数でRinging(リンギング)を行い(ステップS15)、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)から発信元の移動端末1aへRinging(リンギング)を行う(ステップS16)。同時に、通話相手の移動端末は、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)へ2000KHzの周波数で応答信号を送信し(ステップS17)、さらに、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)から発信元の移動端末1aへ応答信号を送信する(ステップS18)。すると、移動端末1aからプロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)へACK(Acknowledge:肯定応答)が送信され(ステップS19)、さらに、プロキシ・サーバ(ゲートウェイ2a)から通信相手の移動端末へACK(Acknowledge:肯定応答)が送信される(ステップS20)。これによって、発信元の移動端末1aと通信相手の移動端末との間で通話が行われる(ステップS21)。
【0031】
このようにして、図3のSIPによる発呼コールフローに沿って呼を接続するための制御が行われると通話が開始されるが、移動端末1aには通話中にハンドオーバが発生する場合がある。このとき、通話相手の移動端末は、ハンドオーバ要求の情報を受け取った後に、ハンドオーバに関わる処理が終るまで、ハンドオーバを実施する移動端末1aと接続されている基地局6a及びその隣接の基地局に対して、移動端末1aへのデータをマルチキャストまたはブロードキャストで転送し、移動端末1aが位置登録されている基地局(例えば6a,6b)に対してのみ移動端末1aへのデータを無線で送信する。これにより、移動端末1aは、音声の途切れと音声遅延の少ないシームレスなハンドオーバを実行することができる。
【0032】
つまり、実施の形態における移動端末を取り入れたVoIPシステムによれば、基地局にインタフェース装置を備えてインターネットプロトコルを実装すると共に、移動端末にもインターネットプロトコルを実装してIPアドレスを持たせている。さらに、移動端末にハンドオーバが発生したときには、通話相手の移動端末は、移動端末が接続されている基地局及びその隣接の基地局、または全ての基地局に対して、移動端末へのデータをマルチキャストまたはブロードキャストで転送している。そして、移動端末が位置登録されている基地局に対してのみ移動端末へのデータを無線で送信している。従って、移動端末は、音声が途切れたり音声遅延を生じることなくスムーズにハンドオーバを実行することができる。また、ハンドオーバ前後での基地局間の同期を取るために、マスタの基地局からスレーブとなる多数の基地局に対して定期的に同期信号を送信している。このようにして基地局間で同期をとることによって音声が途切れることなくスムーズにハンドオーバを実行することができる。
【0033】
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。上記の実施の形態では移動端末同士の通信でハンドオーバする場合について述べたが、移動端末から固定端末へ通信するときのハンドオーバにつても本発明のVoIPシステムが適用できることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のVoIPシステムによれば、VoIPシステムに移動端末を取り入れても、音声の途切れと音声遅延の少ないシームレスなハンドオーバを実施することができる。また、移動端末の識別番号と電話番号とIPアドレスの管理を行う必要がないので、電話番号やIPアドレスの変換テーブルは小さなものでよく、それらの管理が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるVoIPシステムの構成図である。
【図2】H.323における発呼コールフローの一例である。
【図3】SIPにおける発呼コールフローの一例である。
【図4】端末装置として固定端末を適用した場合の従来のVoIPシステムの構成図である。
【図5】端末装置として移動端末を適用した場合の従来のVoIPシステムの構成図である。
【符号の説明】
1a〜1n 移動端末、2a,2b,12a,12b ゲートウェイ、3,13 ゲートキーパ、4a,4b,4c,14a,14b,14c ルータ、5,15 ネットワーク、6a,6b〜6n、8a,8b〜8n 基地局、7a,7b〜7n、7a’,7b’〜7n’ インタフェース装置、11a,11b〜11n 固定端末。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a VoIP (Voice Over Internet Protocol) system in which a terminal device makes a voice call via the Internet. More specifically, the present invention relates to a case where a terminal device is a mobile terminal, and The present invention relates to a VoIP system in a case where wireless communication is performed by effectively performing handover.
[0002]
[Prior art]
The VoIP system is a system for making a voice call via a network without using a dedicated voice line using an existing analog line. In this case, if the network can transmit IP packets, even if it is a digital leased line network, a frame relay network, an IP-based virtual network (IP-VPN), a wide area network (WAN: Wide Area Network), and a LAN (LAN) Local Area Network), or a mixture of these communication networks. Further, the VoIP system can economically realize a long-distance call and can construct an integrated network of voice communication and data communication because of the characteristics of packet communication.
[0003]
FIG. 4 is a configuration diagram of a conventional VoIP system when a fixed terminal is applied as a terminal device. A plurality of
[0004]
A VoIP system that assumes a mobile terminal in addition to a fixed terminal as a terminal device is disclosed in, for example, JP-A-2001-119740 and JP-A-2002-44740. The former discloses a technique in which when a mobile terminal performs handover, voice communication is transferred without delay by duplicating and transmitting communication data to base stations before and after the transfer. The latter discloses a technology capable of constructing a VoIP system without providing an IP address to a mobile terminal by providing an architecture in which a gateway can process VoIP Internet protocol traffic.
[0005]
FIG. 5 is a configuration diagram of a conventional VoIP system when a mobile terminal is applied as a terminal device. Wireless communication is performed between each of the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the terminal device of the VoIP system is a mobile terminal as shown in FIG. 5, in addition to a regular handover procedure in wireless communication, a handover in a network, that is, a predetermined It is necessary to repeat the procedure for making and receiving calls in sequence. As a result, interruption of audio or audio delay at the time of handover occurs, and seamless handover cannot be performed.
[0007]
According to the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-119740, when a handover occurs, the handover is performed by duplexing and transmitting communication data to the base station before and after the transition. Sometimes, it is necessary to inform the other party of the call to the destination base station and its own identification number, and it takes time to transfer packets for performing handover processing and to interpret and control the packets. The performance equivalent to the wireless communication handover cannot be obtained.
[0008]
In addition, since the mobile terminal and the base station do not have the Internet protocol, it is necessary to manage the identification number, telephone number, and IP address of the mobile terminal, so that the conversion table of the
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to realize a seamless handover with little interruption and delay of voice even when a mobile terminal is incorporated in a VoIP system. An object of the present invention is to provide a VoIP system that can easily manage numbers and IP addresses.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides a VoIP system for making a voice call on the Internet, which has a contact point between a mobile terminal having an Internet protocol and a mobile terminal having its own IP address, an Internet protocol being mounted, and a network. In addition to transmitting and receiving data constituted by IP packets to and from the network, a mobile communication connection with the mobile terminal can be performed, and the IP packet is inserted into a predetermined data area. Or a base station that can be extracted.
[0011]
In the embodiment, in a VoIP system for making a voice call on the Internet, a mobile terminal having an Internet protocol and own IP address, a base station having an Internet protocol and having a contact point with a network, and a base station , A frequency division multiple access (FDMA: Frequency Division Multiple Access), a time division multiple access (TDMA: Time Division Multiple Access), or a code division multiple access (CDMA: Code Division Multiple Access). Establish a connection, insert or extract an IP packet in the data area of any of the assigned channels, slots, or codes, and An interface device for transmitting and receiving data composed of IP packets between the gateways, a gateway for controlling signaling of incoming and outgoing calls, a router connected to the gateway for routing IP packets, and a conversion table for telephone numbers and IP addresses. And a network infrastructure in which any one of digital leased line networks, frame relay networks, IP-VPNs, WANs, LANs, or a mixture thereof are connected.
[0012]
In the VoIP system of the present invention, the mobile terminal and the base station implement the Internet protocol, and the mobile terminal has an IP address. As a result, it is not necessary to manage the identification number of the mobile terminal in association with the telephone number and the IP address, and only the conversion table between the telephone number and the IP address is required, so that the gatekeeper having the conversion table is extremely simplified.
[0013]
Further, the VoIP system of the present invention, when a handover occurs to a mobile terminal, transmits data to the mobile terminal to a base station to which the mobile terminal is connected and a base station adjacent thereto, or all base stations. The transmission is performed by multicast or broadcast, and data to the mobile terminal is wirelessly transmitted only to the base station where the location of the mobile terminal is registered.
[0014]
In this configuration, since the Internet protocol is implemented in the base station, when a handover request is issued to a mobile terminal, the information of the handover request is transmitted to the other party who is talking with the mobile terminal. The call partner, after receiving the handover request information, until the processing related to the handover ends, the base station connected to the mobile terminal to be handed over and its neighboring base stations, or all base stations, The data to the mobile terminal to be handed over is transferred by multicast or broadcast, and the mobile terminal to be handed over wirelessly transmits data only to the base station whose location is registered. During the transfer by multicast or broadcast, the change information of the transfer destination base station or the like of the mobile terminal is transferred at the same time as the communication information, and the transfer of the multicast or broadcast is terminated when the transfer preparation is completely completed. As a result, when a handover of the mobile terminal occurs, the time during which the relevant call is reconnected and the voice is interrupted can be almost eliminated.
[0015]
Further, in the VoIP system of the present invention, the base station includes a plurality of base stations, the plurality of base stations periodically receive a synchronization signal from a higher-level device or a master base station, and the data of each base station is synchronized. It is characterized by being synchronized by a signal.
[0016]
That is, when the mobile terminal performs a handover, the base station before the handover and the base station after the handover are synchronized because the base station before the handover and the base station after the handover continuously transmit downlink data to the mobile terminal. Is preferably removed. Therefore, the VoIP system of the present invention synchronizes from the higher-order base station or the master base station to all the slave base stations, so that synchronization can be performed in a short time at the time of handover. Therefore, the same performance as that of the normal mobile communication handover can be obtained without interruption of voice at the time of the handover, and no trouble occurs even when the mobile terminal is incorporated in the VoIP system. As means for synchronizing between base stations, higher-level equipment (for example, a base station controller) of the base station or a base station serving as a master periodically transmits a synchronization signal to each base station and serves as a slave. It is common that the base station follows it.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a VoIP system according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration diagram of a VoIP system according to the present invention. The VoIP system according to the present invention includes a
[0018]
Further, each of the
[0019]
Hereinafter, the operation of the VoIP system for one communication system will be described. The
[0020]
When starting a call, first, the
[0021]
The most frequently used VoIP signaling protocol is H.264, which is a standard related to a control protocol recommended by ITU-T (International Telecommunication Union). 323. FIG. 323 is an example of the outgoing call flow in H.323. H. H.323 is basically applied to a packet network and extended to multimedia based on an existing telephone network protocol. H. Unlike H.323, there is an outgoing call in SIP based on the same text-based Internet protocol as HTTP. FIG. 3 is an example of an outgoing call flow in SIP.
[0022]
In the VoIP signaling protocol, the above H.264 protocol is used. It is common to use either the outgoing call flow in H.323 (FIG. 2) or the outgoing call flow in SIP. As shown in FIG. 3, when SIP is used for the signaling protocol, the
[0023]
H. shown in FIG. The flow of the outgoing call flow in H.323 will be described by applying to the VoIP system of FIG. When the
[0024]
That is, the
[0025]
As a result, the partner mobile terminal transmits an ARQ (Admission Request: permission request) to the gatekeeper 3 (step S4), receives an ACF (Admission Confirmation: acknowledgment) from the
[0026]
When the control for connecting the call is completed as in the outgoing call flow shown in FIG. 2, a call is started, but a handover may occur in the
[0027]
Then, the mobile terminal of the call partner needs to know that the handover has occurred and change the destination. At this time, if the re-call control as shown in the outgoing call flow of FIG. 2 is performed in order to perform the handover instantaneously, the interruption of the voice and the voice delay become severe. Therefore, after receiving the information of the handover request, the communication partner's terminal apparatus transmits the handover request to the
[0028]
Thereby, the
[0029]
Next, an outgoing call flow when SIP is used for the signaling protocol shown in FIG. 3 will be described by applying to the VoIP system of FIG. When the
[0030]
Further, the mobile terminal of the other party performs Ringing (ringing) to the proxy server (
[0031]
In this way, when control for connecting a call is performed according to the outgoing call flow by SIP in FIG. 3, a call is started, but handover may occur to the
[0032]
That is, according to the VoIP system incorporating the mobile terminal according to the embodiment, the base station is provided with the interface device to implement the Internet protocol, and the mobile terminal is also implemented with the Internet protocol to have an IP address. Further, when a handover occurs in the mobile terminal, the mobile terminal of the other party multicasts data to the mobile terminal to the base station to which the mobile terminal is connected and its adjacent base station, or to all base stations. Or transfer by broadcast. Then, the mobile terminal wirelessly transmits data to the mobile terminal only to the base station whose location is registered. Therefore, the mobile terminal can smoothly perform the handover without causing any interruption or delay in the sound. Further, in order to synchronize between base stations before and after handover, a synchronization signal is periodically transmitted from a master base station to a number of slave base stations. In this way, by synchronizing between the base stations, handover can be smoothly performed without interruption of voice.
[0033]
The embodiment described above is an example for describing the present invention, and the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications are possible within the scope of the invention. In the above embodiment, the case where the handover is performed by the communication between the mobile terminals has been described. However, it goes without saying that the VoIP system of the present invention can be applied to the handover when the communication is performed from the mobile terminal to the fixed terminal.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the VoIP system of the present invention, even if a mobile terminal is incorporated in the VoIP system, a seamless handover with less interruption of audio and less audio delay can be performed. Further, since there is no need to manage the identification number, telephone number, and IP address of the mobile terminal, the conversion table for telephone numbers and IP addresses may be small, and their management is simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a VoIP system according to the present invention.
FIG. 323 is an example of the outgoing call flow in H.323.
FIG. 3 is an example of an outgoing call flow in SIP.
FIG. 4 is a configuration diagram of a conventional VoIP system when a fixed terminal is applied as a terminal device.
FIG. 5 is a configuration diagram of a conventional VoIP system when a mobile terminal is applied as a terminal device.
[Explanation of symbols]
1a-1n mobile terminal, 2a, 2b, 12a, 12b gateway, 3,13 gatekeeper, 4a, 4b, 4c, 14a, 14b, 14c router, 5,15 network, 6a, 6b-6n, 8a, 8b-8n base Station, 7a, 7b to 7n, 7a ', 7b' to 7n 'Interface device, 11a, 11b to 11n Fixed terminal.
Claims (3)
インターネットプロトコルが実装され、自己のIPアドレスを持つ移動端末と、
インターネットプロトコルが実装され、ネットワークとの接点を持って、前記ネットワークとの間でIPパケットによって構成されたデータの送受信を行うことができると共に、前記移動端末と移動体通信接続を実施することができて、所定のデータ領域に前記IPパケットを挿入または抽出することができる基地局と
を備えたことを特徴とするVoIPシステム。In a VoIP system for making voice calls over the Internet,
A mobile terminal that has an Internet protocol and has its own IP address;
An Internet protocol is implemented, and it is possible to transmit and receive data constituted by IP packets to and from the network with a contact point with a network, and to perform a mobile communication connection with the mobile terminal. And a base station capable of inserting or extracting the IP packet in a predetermined data area.
前記移動端末にハンドオーバが発生したとき、該移動端末が接続されている基地局及びその隣接の基地局、または全ての基地局に対して、前記移動端末へのデータをマルチキャストまたはブロードキャストで転送して、前記移動端末が位置登録されている基地局へのみ該移動端末へのデータを無線で送信することを特徴とするVoIPシステム。The VoIP system according to claim 1,
When a handover occurs in the mobile terminal, the base station to which the mobile terminal is connected and its adjacent base stations, or to all base stations, to transfer data to the mobile terminal by multicast or broadcast A VoIP system wherein the mobile terminal wirelessly transmits data to the mobile terminal only to a base station whose location is registered.
前記基地局は複数個によって構成され、該複数の基地局は、上位装置またはマスタとなる基地局から定期的に同期信号を受信し、各基地局のデータは前記同期信号によって同期が取られていることを特徴とするVoIPシステム。In the VoIP system according to claim 1 or claim 2,
The base station includes a plurality of base stations, the plurality of base stations periodically receive a synchronization signal from a higher-level device or a base station serving as a master, and data of each base station is synchronized by the synchronization signal. A VoIP system.
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