JP2004056301A - Image processing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像処理装置に関し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、画像信号を記録媒体に記録する手段を備える、画像処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】
ディジタルカメラにおいて、撮影した画像に任意の文字を入力する機能を備えたものがある。この機能を実現する方法として、たとえば画像データ上に文字データを直接上書きする方法があるが、この方法では、一度上書きされた文字データを後で削除したり或いは変更したりすることができない。そこで、従来、別の方法として、画面に表示された画像上にOSD(On Screen Display)技術によって文字を重ね合わせて表示する方法がある。この方法によれば、画像データおよび文字データの各々を別個に取り扱うことができるので、当該文字データを後で任意に編集することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近のディジタルカメラの多くは、撮影した画像をパーソナルコンピュータに転送する機能をも備えている。ここで、上述のOSD技術を利用した従来技術によれば、ディジタルカメラ側で入力された文字をパーソナルコンピュータ側で再現するには、ディジタルカメラ側で使用されているのと同じフォントデータがパーソナルコンピュータ側においても用意されている必要がある。換言すれば、ディジタルカメラ側で文字の入力に使用されたとの同じフォントデータがパーソナルコンピュータ側においても用意されていなければ、パーソナルコンピュータ側で当該文字を再現することができない、という問題がある。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、画像に入力された文字を編集することができ、しかも特定のフォントデータが用意されていない環境下でも当該文字を再現することができる、画像処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、第1画像信号を記録媒体に記録する第1記録手段、第1画像信号の少なくとも一部をメモリに書き込む第1書き込み手段、メモリに書き込まれた第1画像信号に第2画像信号を上書きして合成画像信号を生成する第1上書き手段、および第1上書き手段によって生成された合成画像信号を記録媒体に記録する第2記録手段を備える、画像処理装置である。
【0006】
【作用】
この発明では、第1記録手段が、第1画像信号を記録媒体に記録する。そして、第1書き込み手段が、第1画像信号の少なくとも一部をメモリに書き込み、第1上書き手段が、当該メモリに書き込まれた第1画像信号に第2画像信号を上書きして合成画像信号を生成する。この合成画像信号は、第2記録手段によって記録媒体に記録される。つまり、記録媒体には、第1画像信号と、当該第1画像信号の少なくとも一部に第2画像信号が上書きされた合成画像信号とが、別個に記録される。
【0007】
なお、第1記録手段は、第1画像信号を所定方式で圧縮する第1圧縮手段を含み、第2記録手段は、合成画像信号を当該所定方式で圧縮する第2圧縮手段を含むものとしてもよい。
【0008】
この場合、第1記録手段は、第1圧縮手段によって生成された圧縮第1画像信号を含む画像ファイルを記録媒体内に作成する作成手段をさらに含み、第2記録手段は、第2圧縮手段によって生成された圧縮合成画像信号を画像ファイルに埋め込む埋め込み手段をさらに含むものとすることができる。
【0009】
さらに、第2画像信号は、第1数のテキスト画像を含み、第2圧縮手段は、当該第1数よりも小さい第2数のテキスト画像毎に合成画像信号を圧縮するものとしてもよい。
【0010】
この発明のある実施例では、第1画像信号を記録媒体から再生する第1再生手段、第1再生手段によって再生された第1画像信号をメモリに書き込む第2書き込み手段、合成画像信号を記録媒体から再生する第2再生手段、および第2再生手段によって再生された合成画像信号をメモリに書き込まれた第1画像信号に上書きする第2上書き手段をさらに備える。この構成によれば、第1画像信号に合成画像信号が上書きされた信号に基づく画像が、再生される。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、第1画像信号と、第1画像信号の少なくとも一部に第2画像信号が上書きされた合成画像信号とが、記録媒体に個別に記録されるので、当該第2画像信号を含む合成画像信号を第1画像信号とは別個に編集することができる。しかも、第2画像信号がテキスト画像を表す信号を含む場合には、特定のフォントデータが用意されていない環境下でも当該第2画像信号によって表されるテキスト画像、つまり文字を再現することができる。
【0012】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、フォーカスレンズ12を介して被写体の光学像が入射されるCCD(Charge Coupled Device)型のイメージセンサ14を有している。
【0014】
メインスイッチ16によって被写体を撮影するための撮影モードが選択されると、CPU18は、TG(Timing Generator)20に対してプリ露光および間引き読み出しの繰り返しを命令する。TG20は、この命令に対応するタイミング信号をイメージセンサ14に供給し、イメージセンサ14は、供給されたタイミング信号に従って、被写体の光学像を露光するとともに、当該露光によって蓄積された電荷の一部を次の1フレーム期間に出力する。つまり、撮影モードが選択された当初は、低解像度の生画像信号が1フレーム期間毎にイメージセンサ14から出力される。
【0015】
イメージセンサ14から出力された各フレームの生画像信号は、CDS(Correlated Double Sampling)/AGC(Automatic Gain Control)回路22に入力され、ここで相関二重サンプリング処理およびゲイン調整処理を施された後、A/D変換回路24に入力される。A/D変換回路24は、入力された生画像信号をディジタル信号である生画像データに変換し、変換後の生画像データを信号処理回路26に入力する。
【0016】
信号処理回路26は、入力された生画像データに色分離,白バランス調整,ガンマ補正,YUV変換などの一連の処理を施す。この信号処理回路26による処理後の画像データ(YUVデータ)は、メモリ制御回路28によって、一旦、メインメモリとしてのSDRAM(Synchronous Dynamic RAM)30の画像データ記憶領域30aに記憶された後、バッファメモリ32に転送される。
【0017】
バッファメモリ32に転送された画像データは、混合回路34に入力され、ここで、後述するOSDメモリ36から入力されるOSDデータと混合される。ただし、この時点では、OSDメモリ36からOSDデータが入力されないので、混合回路34からは、バッファメモリ32から入力される画像データがそのまま出力される。混合回路34から出力された画像データは、ビデオエンコーダ38に入力され、ここでNTSC方式の複合画像信号に変換される。そして、変換後の複合画像信号は、液晶モニタ40に入力され、これによって液晶モニタ40に被写体のリアルタイム動画像、いわゆるスルー画像が表示される。
【0018】
ここで、シャッタボタン42が押下されると、CPU18は、記録動作に入る。すなわち、CPU18は、TG20に対して1フレーム分の本露光および全画素読み出しを命令する。TG20は、CPU18からの命令に対応するタイミング信号をイメージセンサ14に供給する。これによって、イメージセンサ16による本露光が行われ、この本露光によって蓄積された全電荷、つまり1フレーム分の高解像度生画像信号がイメージセンサ14から出力される。イメージセンサ14から出力された生画像信号は、CDS/AGC回路22による処理を経て、A/D変換回路24に入力され、ここで生画像データに変換される。そして、この生画像データは、信号処理回路26に入力され、ここで上述した一連の処理を施された後、メモリ制御回路28によって、SDRAM30内の画像データ記憶領域30aに記憶される。
【0019】
メモリ制御回路28は、CPU18による制御に従って、画像データ記憶領域30aに記憶された高解像度の画像データを読み出し、読み出した画像データを圧縮伸長回路44に入力する。圧縮伸長回路44には、CPU18から圧縮命令が与えられており、圧縮伸長回路44は、この圧縮命令に応答して、入力された画像データにJPEG(Joint Photographic Expert Group)方式に従う圧縮処理を施す。この圧縮処理によって生成されたJPEG圧縮画像ファイルは、メモリ制御回路28によって、一旦、SDRAM30内の圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶された後、メモリインタフェース回路46を介してメモリカード48に入力され、記録される。
【0020】
このようにしてメモリカード48に記録された画像(JPEG圧縮画像ファイル)は、再生モードによって再生することができる。すなわち、メインスイッチ16によって再生モードが選択されると、CPU18は、メモリ制御回路28に対してJPEG圧縮画像ファイルの読み出しを命令する。メモリ制御回路28は、この命令に応答して、メモリインタフェース回路46を介してメモリカード48からJPEG圧縮画像ファイルを読み出し、読み出したJPEG圧縮画像ファイルを、一旦、SDRAM30内の圧縮画像ファイル記憶領域30bに一時記憶する。
【0021】
そして、メモリ制御回路28は、圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されたJPEG圧縮画像ファイルの記憶を、圧縮伸長回路44に入力する。圧縮伸長回路44には、CPU18から伸長命令が与えられており、圧縮伸長回路44は、この伸長命令に応答して、入力されたJPEG圧縮画像ファイルを伸長し、元の画像データを再現する。再現された画像データは、メモリ制御回路28によって、一旦、SDRAM30の画像データ記憶領域30aに記憶された後、バッファメモリ32に転送される。
【0022】
バッファメモリ32に転送された画像データは、混合回路34に入力される。この時点でも、混合回路34にはOSDメモリ36からOSDデータが入力されていない状態にあるので、混合回路34からは、バッファメモリ32から入力された画像データがそのまま出力される。混合回路34から出力された画像データは、ビデオエンコーダ36に入力され、ここで複合画像信号に変換される。そして、変換後の複合画像信号は、液晶モニタ40に入力され、これによって、液晶モニタ40に高解像度な再生画像が写し出される。
【0023】
なお、再生モードにおいては、希望の再生画像を1枚ずつ表示させることもできるし、複数枚の再生画像をマルチ表示させることもできる。このようにいずれの態様でいずれの再生画像を表示させるかは、後述するモードキー50,セットキー52および十字キー54の操作によって任意に選択できるが、これについての詳しい説明は省略する。
【0024】
図2を参照して、モードキー50およびセットキー52は、上述のメインスイッチ16とともに、ディジタルカメラ10の背面の右側上方の位置に横並びの状態で配置されている。そして、これらモードキー50,セットキー52およびメインスイッチ16の下方に、上下左右の4つの接点を有する十字キー54が配置されている。なお、シャッタスイッチ42は、ディジタルカメラ10の上面のメインスイッチ16に近い位置に設けられている。そして、液晶モニタ40は、ディジタルカメラ10の背面の左寄りの位置に設けられている。
【0025】
ところで、この実施例のディジタルカメラ10は、撮影した画像に任意の文字(テキスト)を入力するという文字入力機能を備えている。この文字入力機能によって入力可能な文字は、周知のASCII(American Standard Code for Information Interchange)コードに従う文字であり、かかる文字を表現するための文字データがEEPROM(Electrically Erasable ROM)56に記憶されている。なお、この文字入力機能によって文字を入力するには、当該文字の入力を希望する画像が再生されていることが前提となる。
【0026】
すなわち、今、メインスイッチ16によって再生モードが選択されており、文字の入力を希望する画像が再生されているとする。この状態で、モードキー50,セットキー52および十字キー54の操作によって文字入力モードが選択されると、液晶モニタ40に、図3(a)に示すようなカーソル設定画面がOSD(オーバレイ)表示される。具体的には、CPU18が、当該カーソル設定画面を表示させるためのOSDデータを生成し、このOSDデータをOSDメモリ36に入力する。OSDメモリ36に入力されたOSDデータは、混合回路34に入力され、ここでバッファメモリ32から当該混合回路34に入力される画像データと混合された後、ビデオエンコーダ38に入力される。ビデオエンコーダ36は、入力されたデータを複合画像信号に変換し、変換した複合画像信号を液晶モニタ40に入力する。これによって、液晶モニタ40に、画像データに従う再生画像、言わば被写体の本画像と、OSDデータに従うカーソル設定画面とが、重なって表示される。
【0027】
図3(a)に示すように、カーソル設定画面には、矩形のカーソル60が表示される。このカーソル60は、これから文字を入力しようとする場所を指示するための指標であり、十字キー54の操作に応じて上下左右の各方向に移動する。具体的には、CPU18が、十字キー54の操作に応じてカーソル60が移動するようなOSDデータを生成する。
【0028】
このカーソル設定画面において、カーソル60が或る位置に置かれた状態でセットキー52が押下されると、液晶モニタ40の画面表示が、図3(b)に示すような文字入力画面に遷移する。すなわち、カーソル60の他に、ASCIIコードに従う複数の文字(符号を含む)62,62,・・・、およびこれらの文字62,62,・・・のいずれか1つを囲む矩形のポインタ64が、OSD表示される。なお、各文字62,62,・・・は、上述したEEPROM56に記憶されている文字データに基づいて表示される。
【0029】
この文字入力画面におけるポインタ64は、一覧表示された複数の文字62,62,・・・の中から、これから本画像上に入力しようとする文字を選択するための指標であり、十字キー54の操作に応じて上下左右の各方向に移動する。ここで、ポインタ64によって“H”という文字62が選択され(囲まれ)、この状態で、セットキー52が押下されたとする。すると、液晶モニタ40の画面表示は、図3(c)に示すような状態に遷移する。
【0030】
すなわち、図3(b)においてセットキー52が押下される前にカーソル60が存在していた場所に、“H”という文字66が表示されるとともに、この文字66の幅寸法分だけカーソル60が右側に移動する。ここで、“H”という文字66は、OSD表示されるのではなく、本画像上に上書きされる。具体的には、CPU18が、SDRAM30内の画像データ記憶領域30aに展開された画像データに、文字66に対応する文字データを上書きする。この文字データが上書きされた画像データは、メモリ制御回路28によって読み出され、バッファメモリ32に転送される。これによって、当該文字66が上書きされた本画像が、液晶モニタ40に表示される。
【0031】
なお、文字66は、上述のEEPROM56に記憶されている文字データに基づいて、図4(a)に示すように、横32画素×縦32画素の計1024個の画素で表現される。この文字66自体の色は、白色とされており(図では便宜上黒色で表している)、当該文字66自体を除く背景部分68の色は、透明色とされる。したがって、文字66が上書きされる前の本画像上に、たとえば図4(b)に示すような縞模様70がある場合は、図4(a)に示すように、当該縞模様70のうち文字66自体と重なる部分(画素)は当該文字66自体によって塗りつぶされるが、文字66自体と重ならない部分は塗りつぶされずに表に現れる。
【0032】
さらに、CPU18は、図3(c)の状態のとき、圧縮伸長回路44に命令して、本画像(画像データ)のうち文字66が上書きされた横32画素×縦32画素の部分をJPEG方式に従って圧縮させる。そして、この圧縮処理によって生成された言わば圧縮文字ファイルを、自身が内蔵するキャッシュメモリ18aに一時記憶する。なお、後述するが、この圧縮文字ファイルには、“m”という組合せ番号を表す情報,本画像上における文字66の位置を表す座標情報、文字66に対応するASCIIコード,および圧縮されたデータの本体である圧縮データが含まれる。
【0033】
上述の“H”という文字66が上書きされたのと同様の手順で、図3(d)に示すように、“E”,“L”,“L”,“O”および“!”という5つの文字66,66,・・・がこの順番で続けて上書きされたとする。そして、これらの文字66,66,・・・に対応する5つの圧縮文字ファイルが、CPU18のキャッシュメモリ18aに記憶されたとする。この状態で、セットキー52が押下されると、液晶モニタ40の画面表示が、図3(e)に示すような入力確認画面に遷移する。すなわち、文字66,66,・・・が上書きされた本画像上に、“OK”という文字列72と、“CANCEL”という文字列74とが、上下二段にOSD表示されるとともに、これらの文字列72および74の一方、ここでは文字列72、を囲むように細長い矩形のポインタ76がOSD表示される。
【0034】
この入力確認画面におけるポインタ76は、各文字66,66,・・・の上書きを有効化するか否かを選択するための指標であり、十字キー54の操作に応じて文字列72および74のいずれかを囲むように上下方向に移動する。ここで、ポインタ76によって文字列72(“OK”)が選択された状態でセットキー52が押下されると、液晶モニタ40の画面表示は、図3(f)に示すような状態に遷移する。すなわち、本画像上に6つの文字66,66,・・・によって表される“HELLO!”という文字列が入力された画面が表示されるとともに、OSD表示が解除される。
【0035】
このとき、CPU18は、自身のキャッシュメモリ18aに記憶しておいた上述の6つの圧縮文字ファイルを、現在再生されている本画像のJPEG圧縮画像ファイルに埋め込む。
【0036】
すなわち、JPEG圧縮画像ファイルには、図5に示すようにAPP[n](Reserved for Application segments)というオプション・マーカを埋め込むことができる。CPU18は、図6に示すように各圧縮文字ファイルに“0”から始まる個別の識別番号nを付与して、当該識別番号n毎にAPP[n]を生成する。それぞれのAPP[n]には、上述した組合せ番号m,文字66の位置座標,ASCIIコードおよび文字66部分の圧縮データが含まれる。そして、CPU18は、メモリ制御回路28を制御して、SDRAM30内の圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されているJPEG圧縮画像ファイルに、生成したAPP[n]を埋め込む。このAPP[n]が埋め込まれたJPEG圧縮画像ファイルは、メモリ制御回路28によってメモリインタフェース回路46を介してメモリカード48に入力される。メモリカード48に入力されたJPEG圧縮画像ファイルは、文字入力モードによって文字66,66,・・・が入力される以前に当該JPEG圧縮画像ファイルが記録されていた領域に記録される。つまり。JPEG圧縮画像ファイルの内容が更新される。このJPEG圧縮画像ファイルの更新を以って、文字入力モードによる一連の文字入力処理が完了する。
【0037】
なお、この一連の文字入力処理が繰り返されることによって、1つの画像に複数の文字列が入力される。つまり、オペレータは、1つの画像に複数の文字列を入力することができる。このとき、CPU18は、1回の文字入力処理によって入力される各文字66,66,・・・に同じ組合せ番号mを付与し、当該文字入力処理が繰り返される毎に組合せ番号mを更新する。したがって、互いに同じ文字列を構成する文字66,66,・・・間では互いに同じ組合せ番号mが付与され、互いに異なる文字列を構成する文字66,66,・・・間では互いに異なる組合せ番号mが付与される。
【0038】
また、図3(e)の入力確認画面において、ポインタ76によって文字列74(“CANCEL”)が選択された状態でセットキー52が押下された場合には、上書きされた全ての文字66,66,・・・が液晶モニタ40の画面から消去されるとともに、OSD表示が解除される。その結果、液晶モニタ40には、本画像のみが表示される。
【0039】
さて、上述の再生モードによって任意の画像が再生されるとき、上述の文字入力モードによって当該画像に1以上の文字列が入力されている場合には、液晶モニタ40には、図7(a)に示すような文字列一覧画面がOSD表示される。すなわち、再生された本画像上に、上述の文字入力モードによって入力された1以上の文字列、ここでは“HELLO!”,“GOOD LUCK!”および“YOO−HOO!”という3つの文字列80〜84が上下方向に沿って一列に表示される。そして、これらの文字列80〜84のいずれか、ここでは文字列80を、囲むように細長い矩形のポインタ86が表示される。
【0040】
この文字列一覧画面におけるポインタ86は、各文字列80〜84のうちのいずれを画面に表示させるのかを選択するための指標であり、十字キー54の操作に応じて各文字列80〜84のいずれかを囲むように上下方向に移動する。ここで、ポインタ86によって文字列80(“HELLO!”)が選択された状態でセットキー52が押下されると、液晶モニタ40の画面表示が、図7(b)に示すような状態に遷移する。すなわち、上述した図3(f)と同様に、本画像上に6つの文字66,66,・・・によって表される“HELLO!”という文字列が入力された画面が表示されるとともに、OSD表示が解除される。
【0041】
なお、図7(a)の文字列一覧画面において、ポインタ86によって文字列82(“GOOD LUCK!”)が選択された状態でセットキー52が押下された場合には、液晶モニタ40には、本画像上に“GOOD LUCK!”という文字列が入力された画面が表示される。同様に、ポインタ86によって文字列84(“YOO−HOO!”)が選択された状態でセットキー52が押下されると、液晶モニタ40には、本画像上に“YOO−HOO!”という文字列が入力された画面が表示される。
【0042】
さらに、上述の文字入力モードによって入力された文字66,66,・・・(文字列)は、文字編集モードによって任意に編集することができる。すなわち、今、再生モードにおいて液晶モニタ40に上述の図6(b)に示す画面が表示されているとする。この状態で、モードキー50,セットキー52および十字キー54の操作によって文字編集モードが選択されると、液晶モニタ40に、図8(a)に示すようなカーソル設定画面がOSD表示される。すなわち、先頭の文字66を囲むように、矩形のカーソル90が表示される。このカーソル90は、これから編集しようとする文字66を選択するための指標であり、十字キー54の操作に応じて上下左右の各方向に移動する。
【0043】
この図8(a)のカーソル設定画面において、各文字66,66,・・・のうち先頭から数えて4番目に位置する“L”という文字66がカーソル90によって選択された状態で、セットキー52が押下されたとする。すると、液晶モニタ40の画面表示が、図8(b)に示すような編集選択画面に遷移する。すなわち、カーソル90の他に、“INSERT”という文字列92と、“DELETE”という文字列94とが、上下二段にOSD表示されるとともに、これらの文字列92および94の一方、ここでは文字列92、を囲むように細長い矩形のポインタ96がOSD表示される。なお、ポインタ96は、十字キー54の操作に応じて文字列92および94のいずれかを囲むように上下方向に移動する。
【0044】
この編集選択画面は、これから実施しようとする編集内容を選択するための画面であり、具体的には図8(a)のカーソル設定画面において選択された文字66を書き換えるのか(Insert)、若しくは当該選択された文字66を消去(Delete)するのかを選択するための画面である。ここで、ポインタ96によって文字列92(“INSERT”)が選択された状態でセットキー52が押下されると、液晶モニタ40の画面表示が、図8(c)に示すような文字入力画面に遷移する。
【0045】
この図8(c)の文字入力画面においては、上述した図3(b)の文字入力画面と同様に、ASCIIコードに従う複数の文字98,98,・・・、およびこれらの文字98,98,・・・のいずれか1つを囲む矩形のポインタ100が、OSD表示される。なお、ポインタ100は、十字キー54の操作に応じて上下左右の各方向に移動する。ここで、ポインタ100によって“P”という文字98が選択され、この状態で、セットキー52が押下されたとする。すると、液晶モニタ40の画面表示は、図3(d)に示すような状態に遷移する。
【0046】
すなわち、図8(c)においては“L”であった先頭から4番目の文字66が、“P”に書き換えられる。そして、図8(c)における文字98,98,・・・の一覧およびポインタ100が消去されるとともに、カーソル90が文字66の1文字分だけ右側に移動する。
【0047】
なお、新たに書き換えられた“P”という文字66は、OSD表示されるのではなく、それ以前の“L”という文字66に代えて本画像上に上書きされる。具体的には、CPU18が、まず、メモリ制御回路28を制御して、SDRAM30内の圧縮画像ファイル記憶領域30bから、当該圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されているJPEG圧縮画像ファイルを読み出す。そして、読み出したJPEG圧縮画像ファイルから、当該“L”という先頭から5番目の文字66に対応するAPP[n]を削除する。そして、このAPP[n]が削除されたJPEG圧縮画像ファイルを圧縮伸長回路44に伸長させ、伸長後の画像データをメモリ制御回路28によってSDRAM30の画像データ記憶領域30aに展開させる。さらに、CPU18は、この画像データ記憶領域30aに展開された画像データに、新たに“P”という文字66に対応する文字データを上書きする。この文字データが上書きされた画像データは、メモリ制御回路28によって読み出され、バッファメモリ32に転送される。これによって、先頭から4番目の文字66が“P”に書き換えられた本画像が、液晶モニタ40に表示される。
【0048】
さらに、CPU18は、圧縮伸長回路44に命令して、“P”という文字66に書き換えられた横32画素×縦32画素の部分をJPEG方式に従って圧縮させる。そして、この圧縮処理によって生成された圧縮文字ファイルに上述した識別番号nを付与して、新たなAPP[n]を生成する。そして、CPU18は、メモリ制御回路28を制御して、SDRAM30内の圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されているJPEG圧縮画像ファイルに、当該新たに生成したAPP[n]を埋め込む。
【0049】
上述の“H”という先頭から4番目の文字66が“P”に上書きされたのと同様の手順で、当初は“O”であった先頭から5番目の文字66が図8(e)に示すように“!”に上書きされたとする。そして、カーソル90によって“!”という最後尾(先頭から6番目)の文字66が選択された状態で、セットキー52が押下されたとする。すると、液晶モニタ40の画面表示は、図8(f)に示すように編集選択画面に遷移する。
【0050】
この図8(f)に示す編集選択画面において、ポインタ96によって文字列94(“DELETE”)が選択された状態でセットキー52が押下されると、液晶モニタ40の画面表示は、図8(g)に示すような画面に遷移する。すなわち、図8(f)においては“!”であった最後尾の文字66が、画面から消去される。
【0051】
このとき、CPU18は、メモリ制御回路28を制御して、SDRAM30内の圧縮画像ファイル記憶領域30bから、当該圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されているJPEG圧縮画像ファイルを読み出す。そして、読み出したJPEG圧縮画像ファイルから、当該“!”という最後尾の文字66に対応するAPP[n]を削除する。さらに、CPU18は、このAPP[n]が削除されたJPEG圧縮画像ファイルを圧縮伸長回路44に伸長させ、伸長後の画像データをメモリ制御回路28によってSDRAM30の画像データ記憶領域30aに展開させる。この画像データ記憶領域30aに展開された画像データは、メモリ制御回路28によって読み出され、バッファメモリ32に転送される。これによって、最後尾の文字66が消去された本画像が、液晶モニタ40に表示される。
【0052】
そして、図8(g)の状態で、モードキー50が押下されると、液晶モニタ40の画面表示は、図8(h)に示すような状態に遷移する。すなわち、当初本画像上に6つの文字66,66,・・・によって“HELLO!”と入力されていた文字列が、5つの文字66,66,・・・によって“HELP!”という文字列に書き換えられた画面が表示されるとともに、OSD表示が解除される。さらに、CPU18は、メモリ制御回路28を制御して、SDRAM30の圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されているJPEG圧縮画像ファイルをメモリカード48に転送させる。このメモリカード48に転送されたJPEG圧縮画像ファイルは、文字編集モードによって文字66,66,・・・が編集される以前に当該JPEG圧縮画像ファイルが記録されていた領域に記録される。これによって、JPEG圧縮画像ファイルの内容が更新される。
【0053】
なお、文字編集モードにおいては、既に上書きされている文字66を書き換え、または当該文字66を消去するばかりでなく、文字66が上書きされていない場所に新たな文字を追加することもできる。この場合、上述した文字入力モードと同様の手順によって、新たな文字が追加される。
【0054】
この実施例における文字入力機能を実現するために、CPU18は、自身が内蔵するプログラムメモリ18bに記憶されている制御プログラムに従って次のような動作をする。
【0055】
すなわち、文字入力モードが選択されると、CPU18は、図9のステップS1に進み、上述した図3(a)のカーソル設定画面を液晶モニタ40にOSD表示させる(厳密には、このカーソル設定画面を表示させるためのOSDデータを生成してOSDメモリ36に入力する)。そして、CPU18は、ステップS3に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0056】
ステップS3において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS5に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、モードキー50が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS7に進む。そして、このステップS7においてOSD表示を解除して、文字入力モードにおける一連の処理を終了する。
【0057】
一方、ステップS5において十字キー54が操作されたと判断すると、CPU18は、ステップS9に進み、当該十字キー54の操作に応じてカーソル60を移動させる。そして、ステップS11において、移動後のカーソル60の位置をキャッシュメモリ18aに記憶した後、ステップS3に戻る。
【0058】
さらに、ステップS5においてセットキー52が押下されたとき、CPU18は、ステップS13に進む。そして、このステップS13において、図3(b)の文字入力画面をOSD表示した後、ステップS15に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0059】
ステップS15において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS17に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、十字キー54が操作されると、CPU18は、ステップS19に進み、当該十字キー54の操作に応じてポインタ64を移動させる。そして、このステップS19の処理後、CPU18は、ステップS15に戻る。
【0060】
一方、ステップS15においてセットキー52が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS21に進む。そして、このステップS21において、上述のポインタ64によって選択された文字62に対応する文字66を本画像上に上書きした後、ステップS23に進む。
【0061】
ステップS23において、CPU18は、本画像上の文字66が上書きされた部分を圧縮する(厳密には、圧縮伸長回路44に圧縮させる)。そして、CPU18は、ステップS25に進み、当該圧縮処理によって生成された圧縮文字ファイルに上述の識別番号nを付与してAPP[n]を生成した後、ステップS27において、当該APP[n]をキャッシュメモリ18aに一時記憶する。さらに、CPU18は、ステップS29において、カーソル60を文字66の1文字分だけ右側に移動させた後、ステップS15に戻る。
【0062】
ステップS15においてモードキー50が押下された場合、CPU18は、図10のステップS31に進む。このステップS31において、CPU18は、図3(b)の文字入力画面において1文字以上の文字が入力(上書き)されたか否かを判断する。ここで、何ら文字が入力されていないと判断した場合、CPU18は、図9のステップS1に戻り、改めて図3(a)に示すカーソル設定画面を表示する。
【0063】
一方、ステップS31において1文字以上の文字が入力されたと判断すると、CPU18は、ステップS33に進む。そして、このステップS33において、図3(e)の入力確認画面をOSD表示した後、ステップS35に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0064】
ステップS35において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS37に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、モードキー50が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS39に進む。そして、このステップS39において、上述のステップS11でキャッシュメモリ18aに記憶したカーソル60の位置を参照した後、図9のステップS13に戻り、改めて文字入力画面を表示する。このとき、CPU18は、ステップS39における参照結果に基づいて、文字入力画面上でのカーソル60の表示位置を設定する。
【0065】
一方、ステップS37において十字キー54が操作されたと判断すると、CPU18は、ステップS41に進む。そして、このステップS41において、十字キー54の操作に応じてポインタ76を移動させた後、ステップS35に戻る。
【0066】
さらに、ステップS37においてセットキー52が押下されると、CPU18は、ステップS43に進む。そして、このステップS43において、入力確認画面上で“OK”という文字列72が選択されたか否かを判断し、当該文字列72が選択された場合には、ステップS45に進む。このステップS45において、CPU18は、キャッシュメモリ18aに記憶しておいたAPP[n]を現在再生されているJPEG圧縮画像ファイルに埋め込む。そして、CPU18は、ステップS47に進み、当該キャッシュメモリ18aに記憶しておいたAPP[n]を削除した後、図9のステップS7を経て、この文字入力モードにおける一連の処理を終了する。
【0067】
ステップS43において、入力確認画面上で“OK”という文字列72が選択されなかった場合、つまり“CANCEL”という文字列74が選択された場合、CPU18は、ステップS49に進む。そして、このステップS49において、キャッシュメモリ18aに記憶しておいたAPP[n]を削除した後、ステップS51に進み、本画像を再描画する。このステップS51の処理後、CPU18は、図9のステップS7を経て、文字入力モードにおける処理を終了する。
【0068】
なお、この文字入力モードを抜けた後、CPU18は、SDRAM30の圧縮画像ファイル記憶領域30bに記憶されているJPEG圧縮画像ファイルをメモリカード48に記録(上書き)する。これによって、現在再生されている画像のJPEG圧縮画像ファイルの内容が更新される。
【0069】
次に、図11を参照して、再生モードにおけるCPU18の動作について説明する。再生モードにおいて任意の画像が再生されると、CPU18は、図11のステップS61に進む。そして、このステップS61において、再生された画像のJPEG圧縮画像ファイルにAPP[n](厳密には文字66を表すAPP[n])が含まれているか否かを判断する。
【0070】
ここで、APP[n]が含まれていない場合、CPU18は、ステップS61からステップS63に進む。そして、このステップS63において、再生された画像には文字入力モードによって何ら文字が入力されていないことを表すメッセージを液晶モニタ40に一定期間OSD表示して、この図11のフロー図で示される一連の処理を終了する。
【0071】
一方、ステップS61においてAPP[n]が含まれているとき、CPU18は、ステップS65に進む。そして、このステップS65において、図7(a)に示す文字列一覧画面をOSD表示した後、CPU18は、ステップS67に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0072】
ステップS67において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS69に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、モードキー50が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS71に進む。そして、このステップS71において文字列一覧画面のOSD表示を解除して、この図11のフロー図で示される一連の処理を終了する。
【0073】
ステップS69において十字キー54が操作されると、CPU18は、ステップS73に進む。そして、このステップS73において文字列、つまり組合せ番号mは複数であるか否かを判断し、複数である場合には、ステップS75に進む。ステップS75において、CPU18は、十字キー54の操作に応じてポインタ86を移動させる。そして、このポインタ86の移動後、CPU18は、ステップS67に戻る。なお、ステップS73において文字列が複数でない場合、つまり1つの場合は、CPU18は、ステップS75をスキップして、直接ステップS67に戻る。
【0074】
ステップS69においてセットキー52が押下された場合、CPU18は、ステップS77に進む。そして、このステップS77において、文字列一覧画面上でポインタ86によって選択された文字列80,82または84の組合せ番号mを認識するとともに、認識した番号mを自身が有する所定のレジスタm’に記憶する。そして、CPU18は、ステップS79に進み、識別番号nを表すインデックスを“0”(n=0)とした後、ステップS81において、再生画像のJPEG圧縮画像ファイルから当該識別番号nに従うAPP[n]を読み出す。
【0075】
ステップS81の処理後、CPU18は、ステップS83に進む、当該ステップS81で読み出したAPP[n]に含まれる組合せ番号mを、上述のレジスタm’に記憶された番号と比較する。ここで、両者が一致する(m=m’)とき、CPU18は、読み出したAPP[n]が文字列一覧画面で選択された文字列を構成するものであると認識し、ステップS85に進む。そして、このステップS85において、当該APP[n]に含まれる圧縮データを伸長し、この伸長処理によって再現された文字(文字66を含む横32画素×縦32画素の部分)を、ステップS87において本画像上に上書きする。このステップS87の処理後、CPU18は、ステップS89に進む。
【0076】
ステップS89において、CPU18は、再生画像のJPEG圧縮画像ファイルから全てのAPP[n]を読み出したか否か、具体的には現在のインデックスnがその最大値Nに達したか否かを判断する。ここで、未だインデックスnが最大値Nに達していない(全てのAPP[n]を読み出していない)と判断した場合、CPU18は、ステップS91に進み、当該インデックスnを“1”だけインクリメントした後、であるか否か、つまり全てのAPP図3(b)の文字入力画面を表示した後、ステップS81に戻る。
【0077】
一方、インデックスnが最大値Nに達した(全てのAPP[n]を読み出した)と判断すると、CPU18は、ステップS71に進み、OSD表示を解除して、この図11のフロー図で示される一連の処理を終了する。
【0078】
なお、上述のステップS83において、ステップS81で読み出したAPP[n]に含まれる組合せ番号mと、レジスタm’に記憶されている番号とが一致しない場合には、CPU18は、ステップS85およびステップS87をスキップして、ステップS89に進む。
【0079】
次に、文字編集モードにおけるCPU18の動作について説明する。この文字編集モードが選択されると、CPU18は、まず、図12のステップS101に進み、上述した図8(a)のカーソル設定画面をOSD表示する。そして、CPU18は、ステップS103に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0080】
ステップS103において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS105に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、モードキー50が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS107に進む。そして、このステップS107においてOSD表示を解除して、文字編集モードにおける一連の処理を終了する。
【0081】
一方、ステップS105において十字キー54が操作されると、CPU18は、ステップS109に進む。そして、このステップS105において十字キー54の操作に応じてカーソル90を移動させた後、CPU18は、ステップS103に戻る。
【0082】
さらに、ステップS105においてセットキー52が押下されたとき、CPU18は、ステップS113に進む。そして、このステップS113において、図8(b)の編集選択画面をOSD表示した後、ステップS115に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0083】
ステップS115において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS117に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、モードキー50が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS101に戻り、改めて図8(a)のカーソル設定画面を表示する。
【0084】
一方、ステップS117において十字キー54が操作された場合は、CPU18は、ステップS119に進む。そして、このステップS119において、十字キー54の操作に応じてポインタ96を移動させた後、CPU18は、ステップS115に戻る。
【0085】
さらに、ステップS117においてセットキー52が押下された場合、CPU18は、ステップS121に進む。そして、このステップS121において、上述のポインタ96によって選択されたのが“INSERT”という文字列92であるか否かを判断する。ここで、文字列92が選択されたと判断すると、CPU18が、ステップS123に進む。そして、このステップS123において、図8(c)の文字入力画面をOSD表示した後、ステップS125に進み、何らかのキー操作が成されるのを待機する。
【0086】
ステップS125において何らかのキー操作が成されると、CPU18は、ステップS127に進み、当該キー操作の内容を判別する。ここで、モードキー50が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS113に戻り、改めて図8(b)の編集選択画面を表示する。
【0087】
一方、ステップS127において十字キー54が操作されると、CPU18は、ステップS129に進み、当該十字キー54の操作に応じてポインタ100を移動させる。そして、このステップS129の処理後、CPU18は、ステップS125に戻る。
【0088】
さらに、ステップS127においてセットキー52が押下されたと判断すると、CPU18は、ステップS131に進む。そして、このステップS131において、カーソル90の位置に既に上書きされている文字66が存在するか否かを判断する。ここで、文字66が存在する場合、CPU18は、図13のステップS133に進む。
【0089】
ステップS133において、CPU18は、カーソル90の位置に存在する文字66のAPP[n]を認識する。そして、CPU18は、ステップS135に進み、当該認識したAPP[n]をJPEG圧縮画像ファイルから削除する。さらに、CPU18は、ステップS137に進み、現在再生されている本画像を再描画する。そして、ステップS139に進み、当該一部のAPP[n]が削除された後のAPP[n]に基づいて文字66を含む横32画素×縦32画素の部分を再描画する。
【0090】
さらに、CPU18は、ステップS141に進み、上述のポインタ100によって選択された文字98に対応する文字66を本画像上に上書きした後、ステップS143に進む。このステップS143において、CPU18は、本画像上の文字66が上書きされた部分を圧縮する。そして、CPU18は、ステップS145に進み、当該圧縮処理によって生成された圧縮文字ファイルに識別番号nを付与してAPP[n]を生成した後、ステップS147において、当該APP[n]をJPEG圧縮画像ファイルに埋め込む。
【0091】
そして、CPU18は、ステップS149において、カーソル90を文字66の1文字分だけ右側に移動させた後、図12のステップS101に戻り、改めて図8(a)のカーソル設定画面を表示する。
【0092】
なお、上述のステップS131において、カーソル90の位置に文字66が存在しない場合は、CPU18は、図13のステップS133〜ステップS139をスキップして、ステップS141に進む。
【0093】
また、図12のステップS121において、図8(b)のポインタ96によって選択されたのが“INSERT”という文字列92でない場合、つまり“DELETE”という文字列94が選択された場合、CPU18は、図14のステップS151に進む。そして、このステップS151において、カーソル90の位置に既に上書きされている文字66が存在するか否かを判断し、文字66が存在する場合、CPU18は、ステップS153に進む。
【0094】
ステップS153において、CPU18は、カーソル90の位置に存在する文字66のAPP[n]を認識する。そして、CPU18は、ステップS155に進み、当該認識したAPP[n]をJPEG圧縮画像ファイルから削除する。さらに、CPU18は、ステップS157に進み、現在再生されている本画像を再描画する。そして、ステップS159に進み、当該一部のAPP[n]が削除された後のAPP[n]に基づいて文字66を含む横32画素×縦32画素の部分を再描画した後、図12のステップS101に戻る。
【0095】
なお、ステップS151においてカーソル90の位置に文字66が存在しない場合、CPU18は、図14のステップS153〜ステップS159をスキップして、直接ステップS101に戻る。
【0096】
以上の説明から判るように、この実施例の文字入力機能によれば、本画像の圧縮画像データを含むJPEG圧縮画像ファイルのオプション・マーカに、当該本画像に上書きされた文字66,66,・・・のデータが埋め込まれる。すなわち、本画像のデータと、文字66,66,・・・のデータとは、個別に記録される。したがって、本画像に上書きされた各文字66,66,・・・を個別に編集することができる。しかも、各々の文字66は、文字データとしてではなく、当該文字66を含む横32画素×縦32画素の画像データとして記録されるので、特定のフォントデータが用意されていない環境下でも当該文字66を再現することができる。
【0097】
なお、この実施例では、ディジタルカメラ10にこの発明を適用する場合について説明したが、これに限らない。たとえば、ディジタルカメラの機能を備えた携帯電話機にも、この発明を適用することができる。また、ディジタルカメラを備えた装置に限らず、既存の画像上に任意の文字を入力する機能を備えた装置であれば、この発明を適用できる。
【0098】
また、画像に入力可能な文字をASCIIコードに従う文字に限定したが、これに限らない。すなわち、ひらがなや漢字などのアルファベット以外で表される文字を入力できるようにしてもよい。
【0099】
そして、入力される文字66のサイズを横32画素×縦32画素としたが、これ以外のサイズとしてもよい。ただし、JPEG方式では、横8画素×縦8画素を1単位として圧縮処理が成されるので、縦横ともに8の倍数の画素数によって当該文字66を表現するのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例のディジタルカメラの背面図である。
【図3】図1の実施例における文字入力モードでの画面の表示例を示す図解図である。
【図4】図1の実施例において本画像に文字が上書きされた状態を示す図解図である。
【図5】図1の実施例におけるJPEG圧縮画像ファイルの構成を示す図解図である。
【図6】図5におけるオプション・マーカの詳細を示す図解図である。
【図7】図1の実施例における再生モードでの画面の表示例を示す図解図である。
【図8】図1の実施例における文字編集モードでの画面の表示例を示す図解図である。
【図9】図1の実施例における文字入力モードでのCPUの動作を示すフロー図である。
【図10】図9に続くフロー図である。
【図11】図1の実施例における再生モードでのCPUの動作を示すフロー図である。
【図12】図1の実施例における文字編集モードでのCPUの動作を示すフロー図である。
【図13】図12に続くフロー図である。
【図14】図12に続く図13とは別のフロー図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ
16…メインスイッチ
18…CPU
28…メモリ制御回路
30…SDRAM
34…混合回路
36…OSDメモリ
40…液晶モニタ
44…圧縮伸長回路
48…メモリカード
56…EEPROM[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image processing apparatus, and more particularly to an image processing apparatus that is applied to, for example, a digital camera and includes a unit that records an image signal on a recording medium.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Some digital cameras have a function of inputting arbitrary characters to a captured image. As a method of realizing this function, for example, there is a method of directly overwriting character data on image data. However, with this method, character data that has been overwritten once cannot be deleted or changed later. Therefore, as another method, there is a method of superimposing characters on an image displayed on a screen by OSD (On Screen Display) technology. According to this method, since each of the image data and the character data can be handled separately, the character data can be arbitrarily edited later.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, many recent digital cameras also have a function of transferring a captured image to a personal computer. Here, according to the conventional technology using the above-described OSD technology, in order to reproduce characters input on the digital camera side on the personal computer side, the same font data used on the digital camera side is used on the personal computer side. It must also be prepared on the side. In other words, there is a problem that the character cannot be reproduced on the personal computer unless the same font data used for inputting the character on the digital camera is prepared on the personal computer.
[0004]
Therefore, a main object of the present invention is to provide an image processing apparatus capable of editing characters input to an image and reproducing the characters even in an environment where specific font data is not prepared. It is to be.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a first recording unit for recording a first image signal on a recording medium, a first writing unit for writing at least a part of the first image signal to a memory, and a second image signal for the first image signal written to the memory. An image processing apparatus comprising: a first overwriting unit configured to generate a composite image signal by overwriting a composite image signal; and a second recording unit configured to record the composite image signal generated by the first overwriting unit on a recording medium.
[0006]
[Action]
According to the present invention, the first recording means records the first image signal on the recording medium. Then, the first writing means writes at least a part of the first image signal into the memory, and the first overwriting means overwrites the first image signal written into the memory with the second image signal to write the synthesized image signal. Generate. This composite image signal is recorded on a recording medium by the second recording means. That is, the recording medium separately records the first image signal and the composite image signal in which at least a part of the first image signal is overwritten with the second image signal.
[0007]
Note that the first recording means may include a first compression means for compressing the first image signal by a predetermined method, and the second recording means may include a second compression means for compressing the composite image signal by the predetermined method. Good.
[0008]
In this case, the first recording unit further includes a creation unit that creates an image file including the compressed first image signal generated by the first compression unit in a recording medium, and the second recording unit includes The image processing apparatus may further include an embedding unit that embeds the generated compressed combined image signal in the image file.
[0009]
Further, the second image signal may include a first number of text images, and the second compression unit may compress the composite image signal for each second number of text images smaller than the first number.
[0010]
In one embodiment of the present invention, a first reproducing unit for reproducing a first image signal from a recording medium, a second writing unit for writing the first image signal reproduced by the first reproducing unit to a memory, and a composite image signal And a second overwriting means for overwriting the composite image signal reproduced by the second reproduction means with the first image signal written in the memory. According to this configuration, an image based on the signal obtained by overwriting the first image signal with the composite image signal is reproduced.
[0011]
【The invention's effect】
According to the present invention, the first image signal and the composite image signal in which at least a part of the first image signal is overwritten with the second image signal are individually recorded on the recording medium, so that the second image signal Can be edited separately from the first image signal. In addition, when the second image signal includes a signal representing a text image, the text image represented by the second image signal, that is, a character can be reproduced even in an environment where specific font data is not prepared. .
[0012]
The above and other objects, features and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of embodiments with reference to the drawings.
[0013]
【Example】
Referring to FIG. 1, a
[0014]
When a shooting mode for shooting a subject is selected by the
[0015]
The raw image signal of each frame output from the
[0016]
The
[0017]
The image data transferred to the
[0018]
Here, when the
[0019]
The
[0020]
The image (JPEG compressed image file) recorded on the
[0021]
Then, the
[0022]
The image data transferred to the
[0023]
In the playback mode, a desired playback image can be displayed one by one, or a plurality of playback images can be displayed in a multi-display manner. In this manner, which reproduction image is to be displayed can be arbitrarily selected by operating the
[0024]
With reference to FIG. 2, the
[0025]
By the way, the
[0026]
That is, it is assumed that the reproduction mode is currently selected by the
[0027]
As shown in FIG. 3A, a
[0028]
In this cursor setting screen, when the
[0029]
The
[0030]
That is, in FIG. 3B, the
[0031]
Note that the
[0032]
Further, in the state shown in FIG. 3C, the
[0033]
As shown in FIG. 3D, in the same procedure as when the above-mentioned character "H" 66 is overwritten, 5 "E", "L", "L", "O" and "!" .. Are assumed to be successively overwritten in this order. Assume that five compressed character files corresponding to these
[0034]
The
[0035]
At this time, the
[0036]
That is, an optional marker called APP [n] (Reserved for Application segments) can be embedded in the JPEG compressed image file as shown in FIG. The
[0037]
Note that by repeating this series of character input processing, a plurality of character strings are input to one image. That is, the operator can input a plurality of character strings in one image. At this time, the
[0038]
In the input confirmation screen of FIG. 3E, when the
[0039]
By the way, when an arbitrary image is reproduced in the above-described reproduction mode and one or more character strings are input to the image in the above-described character input mode, the liquid crystal monitor 40 displays the image shown in FIG. Is displayed on the OSD. That is, on the reproduced main image, one or more character strings input in the character input mode described above, here, three
[0040]
The
[0041]
When the set
[0042]
Further, the
[0043]
On the cursor setting screen shown in FIG. 8A, in a state where the character “L” 66 located at the fourth position from the top among the
[0044]
The edit selection screen is a screen for selecting an edit content to be executed from now on. Specifically, whether the
[0045]
In the character input screen of FIG. 8C, similarly to the character input screen of FIG. 3B, a plurality of
[0046]
That is, the
[0047]
The newly rewritten character “P” 66 is not displayed on the OSD, but is overwritten on the main image instead of the previous character “L” 66. Specifically, the
[0048]
Further, the
[0049]
In the same procedure as when the
[0050]
When the set
[0051]
At this time, the
[0052]
Then, when the
[0053]
In the character editing mode, not only can the
[0054]
In order to realize the character input function in this embodiment, the
[0055]
That is, when the character input mode is selected, the
[0056]
When any key operation is performed in step S3, the
[0057]
On the other hand, when determining in step S5 that the cross key 54 has been operated, the
[0058]
Further, when the
[0059]
When any key operation is performed in step S15, the
[0060]
On the other hand, if it is determined in step S15 that the
[0061]
In step S23, the
[0062]
When the
[0063]
On the other hand, if it is determined in step S31 that one or more characters have been input, the
[0064]
If any key operation is performed in step S35, the
[0065]
On the other hand, when determining in step S37 that the cross key 54 has been operated, the
[0066]
Further, when the
[0067]
In step S43, if the character string 72 of "OK" is not selected on the input confirmation screen, that is, if the
[0068]
After exiting from the character input mode, the
[0069]
Next, the operation of the
[0070]
Here, when APP [n] is not included, the
[0071]
On the other hand, when APP [n] is included in step S61, the
[0072]
When any key operation is performed in step S67, the
[0073]
When the cross key 54 is operated in step S69, the
[0074]
If the
[0075]
After the processing in step S81, the
[0076]
In step S89, the
[0077]
On the other hand, when determining that the index n has reached the maximum value N (all APP [n] has been read), the
[0078]
In step S83, if the combination number m included in APP [n] read in step S81 does not match the number stored in register m ',
[0079]
Next, the operation of the
[0080]
When any key operation is performed in step S103, the
[0081]
On the other hand, when the cross key 54 is operated in step S105, the
[0082]
Further, when the
[0083]
When any key operation is performed in step S115, the
[0084]
On the other hand, if the cross key 54 has been operated in step S117, the
[0085]
Further, when the
[0086]
When any key operation is performed in step S125, the
[0087]
On the other hand, when the cross key 54 is operated in step S127, the
[0088]
Further, if it is determined in step S127 that the
[0089]
In step S133, the
[0090]
Further, the
[0091]
Then, in step S149, the
[0092]
If the
[0093]
In step S121 in FIG. 12, when the
[0094]
In step S153, the
[0095]
If the
[0096]
As can be understood from the above description, according to the character input function of this embodiment, the option marker of the JPEG compressed image file including the compressed image data of the main image is provided with the
[0097]
In this embodiment, the case where the present invention is applied to the
[0098]
Further, the characters that can be input to the image are limited to the characters according to the ASCII code, but are not limited to this. That is, characters that are not represented by alphabets such as hiragana and kanji may be input.
[0099]
The size of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a rear view of the digital camera according to the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 3 is an illustrative view showing a display example of a screen in a character input mode in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 4 is an illustrative view showing a state where characters are overwritten on a main image in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 5 is an illustrative view showing a configuration of a JPEG compressed image file in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 6 is an illustrative view showing details of an option marker in FIG. 5;
FIG. 7 is an illustrative view showing a display example of a screen in a reproduction mode in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 8 is an illustrative view showing a display example of a screen in a character editing mode in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the CPU in the character input mode in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 10 is a flowchart following FIG. 9;
FIG. 11 is a flowchart showing the operation of the CPU in the reproduction mode in the embodiment of FIG.
FIG. 12 is a flowchart showing the operation of the CPU in the character editing mode in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 13 is a flowchart following FIG. 12;
FIG. 14 is a flowchart different from FIG. 13 following FIG. 12;
[Explanation of symbols]
10. Digital camera
16 ... Main switch
18 CPU
28 ... Memory control circuit
30 ... SDRAM
34 ... mixing circuit
36 ... OSD memory
40 ... LCD monitor
44… Compression / decompression circuit
48… Memory card
56… EEPROM
Claims (5)
前記第1画像信号の少なくとも一部をメモリに書き込む第1書き込み手段、
前記メモリに書き込まれた第1画像信号に第2画像信号を上書きして合成画像信号を生成する第1上書き手段、および
前記第1上書き手段によって生成された前記合成画像信号を前記記録媒体に記録する第2記録手段を備える、画像処理装置。First recording means for recording the first image signal on a recording medium,
First writing means for writing at least a part of the first image signal into a memory;
First overwriting means for overwriting the first image signal written in the memory with a second image signal to generate a combined image signal, and recording the combined image signal generated by the first overwriting means on the recording medium An image processing apparatus, comprising:
前記第2記録手段は前記合成画像信号を前記所定方式で圧縮する第2圧縮手段を含む、請求項1記載の画像処理装置。The first recording means includes first compression means for compressing the first image signal in a predetermined format,
2. The image processing apparatus according to claim 1, wherein the second recording unit includes a second compression unit that compresses the composite image signal in the predetermined format.
前記第2記録手段は前記第2圧縮手段によって生成された圧縮合成画像信号を前記画像ファイルに埋め込む埋め込み手段をさらに含む、請求項2記載の画像処理装置。The first recording unit further includes a creation unit that creates an image file including the compressed first image signal generated by the first compression unit in the recording medium,
3. The image processing apparatus according to claim 2, wherein the second recording unit further includes an embedding unit that embeds the compressed combined image signal generated by the second compression unit in the image file.
前記第2圧縮手段は前記第1数よりも小さい第2数の前記テキスト画像毎に前記合成画像信号を圧縮する、請求項2または3記載の画像処理装置。The second image signal includes a first number of text images;
The image processing apparatus according to claim 2, wherein the second compression unit compresses the synthesized image signal for each of a second number of the text images smaller than the first number.
前記第1再生手段によって再生された第1画像信号を前記メモリに書き込む第2書き込み手段、
前記合成画像信号を前記記録媒体から再生する第2再生手段、および
前記第2再生手段によって再生された合成画像信号を前記メモリに書き込まれた第1画像信号に上書きする第2上書き手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置。First reproducing means for reproducing the first image signal from the recording medium;
Second writing means for writing the first image signal reproduced by the first reproduction means into the memory;
A second reproducing unit that reproduces the composite image signal from the recording medium; and a second overwriting unit that overwrites the first image signal written in the memory with the composite image signal reproduced by the second reproducing unit. The image processing apparatus according to claim 1.
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