JP2004049691A

JP2004049691A - Armrest device of chair

Info

Publication number: JP2004049691A
Application number: JP2002213458A
Authority: JP
Inventors: Ryo Igarashi; 五十嵐　僚; Naoki Numa; 沼　直樹
Original assignee: Okamura Corp
Current assignee: Okamura Corp
Priority date: 2002-07-23
Filing date: 2002-07-23
Publication date: 2004-02-19
Anticipated expiration: 2022-07-23
Also published as: JP4084113B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an armrest device of a chair remarkably improving its operability by providing an operation lever adjacent to an arm. <P>SOLUTION: This armrest device of the chair is so formed that the rear end part of the arm 5 facing in the front/rear direction is attached to the rear end upper part of an upward-facing arm support rod 11, the front end part lower surface of the arm is supported to the front end of a support arm 45 extending upward from the front end upper part of the arm support rod 11, and the support arm 45 is provided with the operation lever 58 linked with the position of a seat body or a backrest or an energizing force adjusting mechanism. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の肘掛け装置に係り、特に、座体の前後位置や高さを調節したり、背凭れ等を傾動または付勢力を調節したりする操作レバーを備える肘掛け装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
操作レバーをケーブルや操作ロッド等に連係し、それらにより、座体のロック機構を解除したり、ガススプリング等の操作部を押動するなどして、座体の前後位置や高さ、背凭れの角度等を調整しうるようにした椅子は公知である。
【０００３】
このような椅子において、上記操作レバーは、座体における座部（クッション）の下方に、前方または側方に突出させて設けてあるのが一般的である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、肘掛けを備える椅子においては、それが障害となって、操作レバーを着座姿勢のまま側方から容易に操作し得ないという問題がある。
【０００５】
また、操作レバーが座部の下方に位置しているので、手探り状態での操作となり易く、操作性が悪い。
【０００６】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、操作レバーを肘当ての近傍に設けることにより、その操作性を格段に向上させうるようにした、椅子の肘掛け装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
（１）上方を向く肘掛け支柱の後端上部に、前後方向を向く肘当ての後端部を取付け、該肘当ての前端部下面を、前記肘掛け支柱の前端上部より前上方に向かって延出する支柱アームの前端により支持し、かつ該支持アームに、座体または背凭れ等の位置または付勢力調節機構に連係された操作レバーを設ける。
【０００８】
（２）上記（１）項において、肘当ての後端部と支持アームの下端とを、それぞれ肘掛け支柱の後端上部と前端上部とに水平回動可能に枢着するとともに、支持アームの上端部を、肘当ての前端部に、前後方向に移動可能に枢着する。
【０００９】
（３）上記（１）または（２）項において、肘当ての前端部を支持アームの前端よりも前方に突出させるとともに、操作レバーを、前記肘当ての前端部直下において上向きに回動操作しうるように、前記支持アームの前端より前方に突出させて設ける。
【００１０】
（４）上記（１）〜（３）項のいずれかにおいて、操作レバーの後端部に、上端に左右方向を向く軸部を有する支持片を立設し、その軸部を、支持アームの前端部上面と肘当ての下面との間に形成した凹部内に回動可能に嵌合する。
【００１１】
（５）上記（１）〜（４）項のいずれかにおいて、操作レバーの後端部に、位置または付勢力調節機構に連係されたケーブルの端末部を挿入して係止可能な切欠溝を設ける。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図１は、本発明を適用した椅子（Ａ）の側面図で、背フレーム（１）の下端における若干前下方（以下、図１の左方を前とする）に傾斜する左右１対のベース杆（２）のほぼ中間部の外側面には、１対の肘掛け（３）が左右対向状に取付けられている。
【００１３】
両肘掛け（３）は、ベース杆（２）より若干前傾して起立する肘掛け支柱（以下、支柱と略称する）（４）と、これに上下動可能に嵌合された後記する肘当て支持杆（１１）と、この上端部にほぼ水平をなして取付けられた肘当て（５）とを備え、肘当て（５）は、後記する高さ調節機構と水平位置調節機構とにより、高さと、左右方向の位置とを調節しうるようになっている。
図２〜図８に示すように（以下、左方の肘掛けについてのみ説明する）、上記支柱（４）は、ほぼ卵形断面をなす金属パイプにより形成され、その下端部は、ベース杆（２）の外側面に結合された正面視Ｌ字形をなすパイプ状の接続杆（６）の上端に嵌合され、それらに挿通したねじ（７）により抜け止めされている。
【００１４】
支柱（４）の下端部を除いた外周面は、合成樹脂製の内カバー（８ａ）と外カバー（８ｂ）とからなる左右２分割構造の支柱カバー（８）により覆われている。支柱カバー（８）の上端部は漸次広幅とされ、その後部側の上端は肘当て（５）の後端部下面と当接している。
【００１５】
支柱（４）内には、肘当て（５）の高さ調節機構（９）が収容されている。
【００１６】
高さ調節機構（９）は、図７に示すように、支柱（４）内に余裕を持って嵌合された、上端に水平の肘当て支持板（１０）を備える平面視前向きコ字状の金属製の肘当て支持杆（以下、支持杆と略称する）（１１）と、この支持杆（１１）の周囲を、これが上下に摺動しうるように覆う内外１対の合成樹脂製の高さ調節部材（１２）と、支持杆（１１）のコ字空間内に嵌着される合成樹脂製の支持部材（１３）とからなっている。
【００１７】
支持杆（１１）における左右の側板（１１ａ）の前端縁には、外向きの保持片（１４）（１４）が、上端から下端近傍に亘って形成され、この両保持片（１４）と両側板（１１ａ）の前端部との上下部には、後方を向くスリット状の係止溝（１５）が形成されている。
【００１８】
左右の両側板（１１ａ）における上下の係止溝（１５）のやや上方には、方形の係止孔（１６）（１６）が、また両側板（１１ａ）の下端部のほぼ中央には、前後方向を向く下向円弧状のガイド孔（１７）が、それぞれ穿設されている。
【００１９】
上記肘当て支持板（１０）の中央部には、前後方向を向く矩形孔（１８）が形成され、支持杆（１１）の上端部は、この矩形孔（１８）に斜めに嵌合した状態で、溶接により固着されている。
【００２０】
支持杆（１１）の後面の上端部は切欠いてあり、この切欠部（１９）を通して、後記するケーブル（３９）が内外に挿通しうるようになっている。
【００２１】
上記１対の高さ調節部材（１２）の内面のやや前方寄りには、上下方向を向く凹溝（２０）が形成され、その上下の対向面は、中央に向かって上下反対向きに傾斜する山形及び谷形の傾斜面（２０ａ）（２０ｂ）となっている。
【００２２】
上記両凹溝（２０）内の奥端面には、上下方向を向く基片（２１ａ）の後面に、斜め上向の複数段の係止片（２０ｂ）を、一定の間隔を設けて連設してなる側面視鋸歯状の停止部材（２１）が、その周囲と凹溝（２０）の内面との間に、後記するピン（３８）が移動しうる環状の案内路（２０ｃ）が形成されるように、内向き対向状に突設されている。
【００２３】
上記基片（２１ａ）の下端は、円弧状の湾曲面とされ、かつその下端面は、凹溝（２０）における下部傾斜面（２０ｂ）の中央のＶ字状をなす最底面よりもやや前方に偏倚させてある（図１１参照）。
【００２４】
また、基片（２１ａ）の上端には、斜め後ろ上方を向くガイド片（２１ｃ）が連設されている。
【００２５】
１対の高さ調節部材（１２）は、内方の高さ調節部材（１２）の上端の突合わせ面に突設した前後１対の突起（２２）を、外方の高さ調節部材（１２）の上端の突合わせ面に形成した凹孔（図示略）に嵌合したのち、上記支柱（４）内に上方より嵌合し、両高さ調節部材（１２）の上端の外向鍔部（１２ａ）を、図２に示すように、支柱（４）の上端開口部に係止するとともに、内方の高さ調節部材（１２）の上端部前面に形成した弾性係合片（２３）を、支柱（４）の上端部前面の係合孔（２４）に内方より弾性係合させることにより、上方に抜け外れるのが防止されて、支柱（４）内に嵌合されている。
【００２６】
両高さ調節部材（１２）を支柱（４）に嵌合した際、それらの後端部の対向面に突設した上下方向を向くリブ（２５）同士が当接することにより、図４〜図６に示すように、後記するケーブル（３９）が挿通しうる挿通孔（２６）が形成されるようになっている。
【００２７】
支持杆（１１）は、その両側板（１１ａ）に形成した保持片（１５）を、両高さ調節部材（１２）の対向面の前端部に形成した上下方向を向くガイド溝（２７）に摺動可能に嵌合させるようにして、上方より両高さ調節部材（１２）内に挿入されている（図４〜図６参照）。
【００２８】
上記支持部材（１３）は、図７及び図８の縦断面図に示すように、前後寸法と上下寸法が支持杆（１１）のそれよりも若干短寸の側面視縦長の楕円枠状をなし、その下端部を除く内側には、前後の中心を通る上下方向を向くリブ（２８ａ）と、上下複数の前後方向を向くリブ（２８ｂ）と、それらのリブ（２８ａ）（２８ｂ）と支持部材（１３）の内面との左右方向の中間部を直交状に接続するリブ（２８ｃ）（図５参照）とが一体成形され、全体が補強されている。
【００２９】
支持部材（１３）の下端部の空間部内には、その下端の内面中央より起立する弾性支持片（２９）が、下端部を中心として前後方向に弾性変形しうるようにして設けられ、その上端には、左右方向を向く軸孔（３０）を有する円筒状の支軸部（３１）が、一体成形されている。
【００３０】
支持部材（１３）の前面には、平面視前向きＵ字状の凹溝（３２）が、上下方向のほぼ全長に亘って形成され、同じく後面には、円弧状断面をなす前後１対の保持片（３３）（３３）が、下端部から上端部のやや下方に亘って後向きに突設され、両保持片（３３）内には、後記するケーブル（３９）が保持されるようになっている（図４〜図６参照）。
【００３１】
また、支持部材（１３）を支持杆（１１）に組付けて支柱（４）内に嵌合した際、図４〜図６に示すように、上記凹溝（３２）と、両高さ調節部材（１２）内の前端部内面に形成された凹溝（３４）とにより、後記するケーブル（３９）が余裕を持って挿通しうる挿通孔（３５）が形成されるようになっている。
【００３２】
支持部材（１３）の上下両端部の左右両側面には、上下両端部のリブ（２８ｂ）と等高をなす位置において、支持部材（１３）の前端からほぼ中間部付近に到る長さの前後方向を向く突条片（３６）が突設され、また、その上方の支持部材（１３）の左右両側面には、その内部空間に向かって弾性変形可能な係合爪（３７）が後向きに突設されている。
【００３３】
支持部材（１３）を支持杆（１１）に嵌合した際、上記各突条片（３６）と係合爪（３７）とが、それぞれ支持杆（１１）の各係止溝（１５）と係止孔（１６）とに嵌合して係合することにより、支持部材（１３）は、上下方向と前後方向に移動するのが阻止される。
【００３４】
支持部材（１３）の支持杆（１１）への組付け後において、その弾性支持片（２９）における支軸部（３１）の軸孔（３０）には、支持杆（１１）の側板（１１ａ）のガイド孔（１７）を挿通して、係止軸であるピン（３８）が、その左右両端部が側板（１１ａ）より所要寸法突出するように嵌合されている（図６参照）。
【００３５】
ピン（３８）の左右の突出端部は、内外の高さ調節部材（１２）における凹溝（２０）の下部傾斜面（２０ｂ）のＶ字状を示す最底面により支持され、かつこの状態においてピン（３８）は、最下段の係止片（２１ｂ）の下面の傾斜面の前端部（基端部）と対向している（図５，図１１参照）。
【００３６】
図２〜図６に示すように、支柱（４）内には、背フレーム（２）の傾動操作機構（図示略）に下端が連係され、かつ上端が後記する操作レバー（５８）に連結されたケーブル（３９）における可撓性のアウタチューブ（３９ａ）が、その上端から下方に向かう直線部を支持部材（１３）の後端の両保持片（３３）内に嵌合して保持したのち、支持部材（１３）の下方において上向きＵ字状に折り返し、その上向き直線部を、支持部材（１３）の前面と高さ調節部材（１２）との間の挿通孔（３５）に挿通するとともに、支持部材（１３）の上方かつ支持杆（１１）の両側板（１１ａ）間においてさらに後側に下向きＵ字状に折り返し、その下向き直線部を、支持杆（１１）の上端の切欠部（１９）を通して、両高さ調節部材（１２）の後端の挿通孔（２６）に挿通することにより、上下方向の長さに余裕をもたせてループ状に収容されている。
【００３７】
上記肘当て（５）は、平面視概ね長方形をなすアルミニウム合金等よりなる肘当て基板（４０）の上面に、それよりも若干大きな合成樹脂製の肘当てパッド（４１）をねじ止めして形成され、肘当て基板（４０）の後端部に穿設された上下方向を向く取付孔（４２）を、支持杆（１１）における上端の肘当て支持板（１０）の後端に溶接により固着された垂直の段付支持軸（４３）の小径軸（４３ａ）に嵌合することにより、肘当て（５）の後端部が、支持杆（１１）により左右方向に水平回動可能として枢着されている。
【００３８】
肘当て（５）の前端部は、肘当て支持板（１０）の前端の支持孔（４４）に水平回動可能に嵌合された支持アーム（４５）により、次のようにして支持されている。
【００３９】
支持アーム（４５）は、図２及び図９に示すように、後端下部に上記肘当て支持板（１０）の上面に載置可能な円形の基部（４５ａ）を有するとともに、その基部（４５ａ）より斜め前上方に向かって延出し、前端部が上向きになだらかに折曲されたアーム本体（４５ｂ）と、その上端部中央に前向きに突設され、前端部上面に上向きの短寸の軸部（４５ｃ）を有する補助アーム（４５ｄ）と、アーム本体（４５ｂ）の前端の左右両側部に前向きに突設され、上端が上記肘当て基板（４０）の前端部下面に摺接可能な側面視扇状の左右１対の側板（４５ｅ）とを備え、基部（４５ａ）の下面中央に突設した支軸（４６）を、上記肘当て支持板（１０）の支持孔（４４）に回動可能に嵌合し、ねじ（４７）により枢着することにより、支持アーム（４５）全体は、支持孔（４４）を中心として左右方向に旋回することができる。
【００４０】
上記両側板（４５ｅ）の基部の上端の対向面には、左右１対の凹状をなす支持溝（４８）が形成され、この支持溝（４８）には、後記する操作レバー（５８）の上端が支持されるようになっている。
【００４１】
上記補助アーム（４５ｄ）における軸部（４５ｃ）の上端の前半部には、その軸径より大径の半円状の摺動片（４９）が突設されている。
【００４２】
基部（４５ａ）の後端部とアーム本体（４５ｂ）の上面には、それぞれケーブル（３９）の挿通孔（５０）と挿通溝（５１）とが連通状に形成され、かつアーム本体（４５ｂ）の前端部下面には、ケーブル（３９）の端末のねじ部（３９ｂ）とワイヤ（３９ｃ）の端末を挿入するための上向きの凹状の挿通溝（５２）が形成されている。
【００４３】
ケーブル（３９）の上端部は、上記挿通孔（５０）と挿通溝（５１）とに挿通され、かつ端末のねじ部（３９ｂ）とワイヤ（３９ｃ）とを挿通溝（５２）に挿通することにより、ワイヤ（３９ｃ）の上端の係止軸部（３９ｄ）を、アーム本体（４５ｂ）の前方に突出させうるようになっている。
【００４４】
また、ケーブル（３９）の端末部は、上記両挿通溝（５１）（５２）の連通部に突設した上向きのコ字状片（５３）に挾入したのち、ねじ部（３９ｂ）を締付けることにより、固定されるようになっている。
【００４５】
支持アーム（４５）は、上述したように、その後端下部の支軸（４６）を肘当て支持板（１０）の支持孔（４４）に、旋回可能に嵌合して取付けたのち、前端上部の軸部（４５ｃ）を、図１０にも示すように、肘当て基板（４０）の前端部の上向き膨出部（５４）に穿設された、摺動片（４９）が挿入可能な大きさの前後方向を向く長孔（５５）に遊嵌し、かつ該長孔（５５）の左右対向面における後半部中段に内向きに突設された、対向面間の寸法を軸部（４５ｃ）の径よりも大とした左右１対の係止段部（５６）（５６）の上面に、摺動片（４９）の左右両端部下面を前後方向に摺動可能に係合させることにより、肘当て（５）の上方への動きを阻止した状態で、左右方向に旋回可能に取付けられている。
【００４６】
アーム本体（４５ｂ）の上端面は、上向き膨出部（５４）の下面と当接し、肘当て（５）の前端部を支持している。
【００４７】
支持アーム（４５）の取付後において、肘当て（５）の直下の前後方向の中間部には、アーム本体（４５ｂ）、支柱カバー（８）、及び肘当て基板（４０）により囲まれた、手が挿入可能な大きさの左右方向に貫通する開口部（５７）が形成されるようになっている。
【００４８】
支持アーム（４５）の前端部には、上記ケーブル（３９）を操作するための操作レバー（５８）が、次のようにして取付けられている。
【００４９】
操作レバー（５８）は、前後寸法が肘当て（５）における支持アーム（４５）の前端よりの突出寸法よりも若干短寸の、下向きになだらかに湾曲する平板状をなし、かつ前端部下面に指掛け用の凹部（５９）を備えるレバー本体（５８ａ）と、その後端部上面の左右両側部に立設された、上記支持アーム（４５）における補助アーム（４５ｄ）と左右の側板（４５ｅ）との間に挿入可能な左右１対の支持片（５８ｂ）とからなり、両支持片（５８ｂ）の上端には、支持アーム（４５）の上端の支持溝（４８）に上方より遊嵌可能な短寸の軸部（５８ｃ）が外向きに突設されている（図２，図１０参照）。
【００５０】
レバー本体（５８ａ）の後端部中央の上面には、上記ケーブル（３９）における端末部のワイヤ（３９ｃ）と、その端部の係止軸部（３９ｄ）を縦向きとして挿入可能なスリット状の挿入溝（６０）が形成され、またそれと対向する下面には、左右方向に向けた係止軸部（３９ｄ）を係止するため切欠溝（６１）が、挿入溝（６０）の前端と連続するようにして形成されている。
【００５１】
操作レバー（５８）を支持アーム（４５）に取付けるには、肘当て（５）を装着する前において、まずケーブル（３９）の端末の係止軸部（３９ｄ）を、挿入溝（６０）を介して切欠溝（６１）内に挿入し、その上端の隅部により係止したのち、両支持片（５８ｂ）の上端の軸部（５８ｃ）を、支持アーム（４５）の左右１対の支持溝（４８）内に上方より嵌合する。
【００５２】
この状態で肘当て（５）を装着すると、図２及び図９に示すように、軸部（５８ｃ）の上端には、肘当て基板（４０）における上向き膨出部（５４）の下面が当接又は近接し、支持溝（４８）より離脱するのが防止されるため、操作レバー（５８）は、軸部（５８ｃ）を中心として上向きに回動することができ、これにより、ケーブル（３９）のワイヤ（３９ｃ）が引かれるようになる。
【００５３】
また、ケーブル（３９）のワイヤ（３９ｃ）に作用している張力により、操作レバー（５８）は常時下向きに付勢されている。
【００５４】
操作レバー（５８）の下向き回動は、その後端面がアーム本体（４５ｂ）の前端面と当接することにより阻止される。
【００５５】
なお、上記操作レバー（５８）の両支持片（５８ｂ）の上端部を、支持アーム（４５）の補助アーム（４５ｄ）に、左右方向を向くピン等により回動可能に枢着し、支持アーム（４５）の上端の支持溝（４８）や支持片（５８ｂ）の軸部（５８ｃ）を省略することもある。
【００５６】
水平位置調節機構（６２）は、図２及び図１０に示すように、肘当て基板（４０）の後端部上面に載置され、かつ上記支持杆（１１）の段付支持軸（４３）の上端に、ねじ（６３）により水平回動不能に固定された位置調節プレート（６４）と、その前方において肘当て基板（４０）に形成された楕円状のガイド孔（６５）内に上方より遊嵌され、位置調節プレート（６４）と係脱することにより、肘当て（５）の回動を阻止したり許容したりする操作ボタン（６６）と、これを常時下向きに付勢する板ばね（６７）とを備えている。
【００５７】
位置調節プレート（６４）の後端には、ねじ（６３）を中心とする円弧状の長孔（６８）が穿設され、この長孔（６８）には、肘当て基板（４０）の後端部中央に立設したストッパピン（６９）が遊嵌され、このピン（６９）が長孔（６８）の左右端に当接するまで、肘当て（５）は左右方向に水平回動することができる。
【００５８】
肘当て基板（４０）における取付孔（４２）の前方には、有底孔（７０）が形成され、この有底孔（７０）には、圧縮コイルばね（７１）と、これにより上方に押圧されるボール（剛球）（７２）が収容されている。
【００５９】
位置調節プレート（６４）の前後方向の中間部には、複数（４個）の停止孔（７３）が、段付支持軸（４３）を中心とする回転軌跡上に穿設され、それらの開口下端には、上記ボール（７２）が選択的に係止されるようになっている。なお、上記有底孔（７０）、圧縮コイルばね（７１）、ボール（７２）及び停止孔（７３）等は、省略して実施することもある。
【００６０】
位置調節プレート（６４）の前端部には、段付支持軸（４３）を中心とする円弧状の長孔（７４）が穿設され、その前部側の開口部の内面には、前向きに凹入する半円弧状の複数（４個）の係止溝（７５）が、それらの中心と、上記各停止孔（７３）及び段付支持軸（４３）の中心とを結ぶ線が、ほぼ一直線に並ぶように形成されている。
【００６１】
上記操作ボタン（６６）の前後の端縁には、肘当て基板（４０）の上面に当接する支持片（６６ａ）（６６ｂ）が前後方向を向いて突設され、前側の支持片（６６ａ）の前端の左右両側部には、１対の軸部（７６）が突設されている。
【００６２】
上記両軸部（７６）は、肘当て基板（４０）の中央部上面に突設した左右１対の挾持片（７７）間に回動可能に挾入され、支持片（６６ａ）の前端部上面に、肘当てパッド（４１）の下面に突設した押え片（７８）の下端が摺接又は近接することにより、操作ボタン（６６）は、軸部（７６）を中心としてガイド孔（６５）内を上下に回動することができる。なお、上記軸部（７６）を１対の挾持片（７７）により挾持する代わりに、肘当て基板（４０）の上面に上向きコ字状の１対の軸受部を突設し、この軸受部に軸部（７６）を回動可能に嵌合するようにしてもよい。
【００６３】
上記板ばね（６７）は、く字状断面をなし、その下片は、操作ボタン（６６）の上面に形成した方形をなす有底孔（７９）内に収容され、かつ上片の上端は、肘当てパッド（４１）の下面に圧接している。
【００６４】
上記後部側の支持片（６６ｂ）の後端の下面中央には、係止軸（８０）が下向きに突設され、この係止軸（８０）は、上記複数の係止溝（７５）に、上方より選択的に係合しうるようになっている。
【００６５】
操作ボタン（６６）の下端部は、上記肘当て（５）と支持アーム（４５）との間の開口部（５７）内に若干突出し、開口部（５７）に手を挿入して上向きに回動しうるようになっている。
【００６６】
操作ボタン（６６）の下面中央には、指掛け用の上向きに凹入する凹部（６６ｃ）が形成されている。
【００６７】
上記実施形態の肘掛け装置において、肘当て（５）の高さ調節は、次のようにして行うことができる。
【００６８】
図１１に略示するように、肘当て（５）の高さが下限位置にあるときには、支持部材（１３）における弾性支持片（２９）の上端に挿通したピン（３８）の左右両端部が、左右の高さ調節部材（１２）の対向面に形成した凹溝（２０）の下端の傾斜面（２０ｂ）のＶ字状をなす最底面により受支され、それ以上下降するのが阻止されている。
【００６９】
この状態から肘掛け（３）全体を引き上げると、ピン（３８）の両端部が、停止部材（２１）における第１段目の係止片（２１ｂ）の下面に沿って斜め後ろ上方に移動することにより、弾性支持片（２９）は後向きに弾性変形させられ、ピン（３８）が係止片（２１ｂ）の先端を乗り越えると同時に弾性支持片（２９）は、２点鎖線のように元の垂直位置まで弾性復元する。
【００７０】
これにより、ピン（３８）の両端部は、第１段目の係止片（２１ｂ）の上面の基部に弾性的に係合して受支され、肘当て（５）の高さは、凹溝（２０）の下端から第１段目の係止片（２１ｂ）の基部間の寸法だけ高くなり、その位置に保持される。
【００７１】
この位置からさらに肘掛け（３）全体を引き上げると、上記と同様の作用により、順次上段の係止片（２１ｂ）にピン（３８）が係合して受支され、係止片（２１ｂ）の数だけ、肘当て（５）の高さを段階的に調節することができる。図３は肘当て（５）を最大高さに調節した例を示している。
【００７２】
この際、支柱（４）内に収容したケーブル（３９）も引っ張られることになるが、ケーブル（３９）は支柱（４）内においてループ状とされ、かつ挿通孔（２６）（３５）内に摺動可能に支持されているため、高さの上昇分は、ループ長が短縮することにより吸収され、肘当て（５）の上昇に何ら支障を来す恐れはない。
【００７３】
肘掛け（３）を上限位置まで引き上げると、ピン（３８）がガイド片（２１ｃ）の先端を乗り越えて前方に移動するため、この状態で肘掛け（３）を押し下げると、図１１に示すように、弾性支持片（２９）は上記と反対に前方に弾性変形させられ、かつピン（３８）が停止部材（２１）の基片（２１ａ）と凹溝（２０）の前面との間の案内路（２０ｃ）を通って下方に移動し、凹溝（２０）の下端まで移動することにより、肘当て（５）は下限位置まで一度に下降する。
【００７４】
なお、この際、肘当て（５）が急激に下降するのを防止し、下限位置で停止した際の衝撃を緩和するために、基片（２１ａ）と凹溝（２０）の前面との案内路（２０ｃ）の隙間を、ピン（３８）が適度の摩擦力をもって摺動しうる寸法としてもよい。
【００７５】
このように、上記実施形態の高さ調節機構（９）を用いると、特別な操作手段を別途設けたりすることなく、単に肘掛け（３）全体を昇降させるだけの簡単な操作で、肘当て（５）の高さを段階的に調節することができる。
【００７６】
また、ケーブル（３９）の操作レバー（５８）は、支持アーム（４５）に取付けてあり、それと共に昇降するため、座体の下部に設けられているものに比して、操作性が格段に向上する。
【００７７】
肘当て（５）の左右方向の位置を調節する際は、まず操作ボタン（６６）を板ばね（６７）に抗して押上げ、その後端の係止軸（８０）を位置調節プレート（６４）の係止溝（７５）より上方に離脱させる。
【００７８】
ついで、操作ボタン（６６）を押したままの状態で、肘当て（５）を、ボール（７２）がいずれかの停止孔（７３）と係合するまで左右方向に回動させる。
【００７９】
ついで、操作ボタン（６６）より手を離せば、係止軸（８０）は、上記停止した停止孔（７３）と直線的に並ぶいずれかの係止溝（７５）と自動的に係合し、肘当て（５）の左右方向の位置を、着座者の体格や作業内容等に応じて段階的に調節することができる。
【００８０】
この際、ボール（７２）が停止孔（７３）と弾性的に係合するため、肘当て（５）を節度感をもって段階的に回動させうる。
【００８１】
肘当て（５）の直下の前後方向の中間部には、手が挿入可能な開口部（５７）が貫通して設けられ、かつ操作ボタン（６６）は、開口部（５７）の上方に設けてあるため、開口部（５７）の外方より手を挿入するだけで、操作ボタン（６６）の位置を着座姿勢のまま容易に確認しうるとともに、肘当て（５）の上面に添えた親指と、開口部（５７）より挿入した他の４指とにより、肘当て（５）を把持するようにして、これを回動させたり、操作ボタン（６６）を押動したりすることができ、操作性が向上する。
【００８２】
肘当て（５）の前端部は、支持杆（１１）に設けた、前上方に延出する支持アーム（４５）により支持されており、後端部とにより両持ちで支持されているため、押圧荷重に対する強度が高い。
【００８３】
また、支持アーム（４５）は、肘当て（５）と共に回動し、その前端部の支持点は殆ど変わらないため、肘当て（５）を左右いずれの方向に回動させても、大きな耐荷重強度が得られる。
【００８４】
さらに、操作レバー（５８）も、肘当て（５）及び支持アーム（４５）と共に回動し、常に肘当て（５）の前端部の直下においてそれとほぼ同方向を向いているため、肘当て（５）前端部に手の平を当てた状態で、指により簡単に上向きに回動操作することができる。
【００８５】
操作レバー（５８）のレバー本体（５８ａ）と支持アーム（４５）のアーム本体（４５ｂ）とは、ほぼ前上方を向いて連続しているため、操作レバー（５８）に接続したケーブル（３９）を急角度に折曲する必要はなく、その中のワイヤのプッシュプルが円滑に行われる。
【００８６】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、操作レバーは、肘当ての前端部を支持する支持アームに設けられているため、肘当てと操作レバーとが近接し、その操作性が向上する。
【００８７】
また、肘当ての高さや左右方向の位置を調節可能とした椅子に適用した際でも、操作レバーは、肘当てと共に移動するため、その操作性が悪くなることはない。
【００８８】
さらに、支持アームに操作レバーを設けると、操作レバーにケーブル等を接続する際に、それを急角度に折曲する必要はなく、ケーブルのプッシュプルが円滑となる。
【００８９】
請求項２記載の発明によれば、肘当てを左右方向に回動すると、それと共に支持アームも回動するため、支持アーム上端の肘当ての支持点は殆ど変わらず、肘当てをどの方向に回動させても、大きな耐荷重強度が得られる。
【００９０】
請求項３記載の発明によれば、肘当ての前端部上面に手の平を当てた状態で、前方より指を操作レバーの前端部下面に掛け、これを上向きに回動操作しうるので、操作レバーの操作性が格段に向上する。
【００９１】
請求項４記載の発明によれば、特別な工具や部品等を用いることなく、操作レバーを、支持アームに、簡単かつ回動可能に取付けることができる。
【００９２】
請求項５記載の発明によれば、操作レバーに、ケーブルの端末を容易に係脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用した椅子の側面図である。
【図２】本発明の肘掛け装置の中央縦断側面図である。
【図３】同じく、肘当てを上限位置まで上昇させた際の中央縦断側面図である。
【図４】図１のＩＶ−ＩＶ線の拡大横断平面図である。
【図５】同じく、図１のＶ−Ｖ線の拡大横断平面図である。
【図６】同じく、図１のＶＩ−ＶＩ線の拡大横断平面図である。
【図７】高さ調節機構の分解斜視図である。
【図８】図７のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線の拡大縦断後面図である。
【図９】支持アームの平面図である。
【図１０】肘当てにおける肘当てパッドを取外して示す拡大平面図である。
【図１１】高さ調節機構の作用を説明するための高さ調節部材の側面図である。
【符号の説明】
（１）背フレーム
（２）ベース杆
（３）肘掛け
（４）肘掛け支柱
（５）肘当て
（６）接続杆
（７）ねじ
（８）支柱カバー
（８ａ）内カバー
（８ｂ）外カバー
（９）高さ調節機構
（１０）肘当て支持板
（１１）肘当て支持杆
（１１ａ）側板
（１２）高さ調節部材
（１２ａ）外向鍔部
（１３）支持部材
（１４）保持片
（１５）係止溝
（１６）係止孔
（１７）ガイド孔
（１８）矩形孔
（１９）切欠部
（２０）凹溝
（２０ａ）（２０ｂ）傾斜面
（２０ｃ）案内路
（２１）停止部材
（２１ａ）基片
（２１ｂ）係止片
（２１ｃ）ガイド片
（２２）突起
（２３）弾性係合片
（２４）係合孔
（２５）リブ
（２６）挿通孔
（２７）ガイド溝
（２８ａ）（２８ｂ）（２８ｃ）リブ
（２９）弾性支持片
（３０）軸孔
（３１）支軸部
（３２）凹溝
（３３）保持片
（３４）凹溝
（３５）挿通孔
（３６）突条片
（３７）係合爪
（３８）ピン
（３９）ケーブル
（３９ａ）アウタチューブ
（３９ｂ）ワイヤ
（４０）肘当て基板
（４１）肘当てパッド
（４２）取付孔
（４３）段付支持軸
（４３ａ）小径軸
（４４）支持孔
（４５）支持アーム
（４５ａ）基部
（４５ｂ）アーム本体
（４５ｃ）軸部
（４５ｄ）補助アーム
（４５ｅ）側板
（４６）支軸
（４７）ねじ
（４８）支持溝
（４９）摺動片
（５０）挿通孔
（５１）（５２）挿通溝
（５３）コ字状片
（５４）上向き膨出部
（５５）長孔
（５６）係止段部
（５７）開口部
（５８）操作レバー
（５８ａ）レバー本体
（５８ｂ）支持片
（５８ｃ）軸部
（５９）凹部
（６０）挿入溝
（６１）切欠溝
（６２）水平位置調節機構
（６３）ねじ
（６４）位置調節プレート
（６５）ガイド孔
（６６）操作ボタン
（６６ａ）（６６ｂ）支持片
（６６ｃ）凹部
（６７）板ばね
（６８）長孔
（６９）ピン
（７０）有底孔
（７１）圧縮コイルばね
（７２）ボール
（７３）停止孔
（７４）長孔
（７５）係止溝
（７６）軸部
（７７）挾持片
（７８）押え片
（７９）有底孔
（８０）係止軸
（Ａ）椅子[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an armrest device for a chair, and more particularly, to an armrest device having an operation lever for adjusting a front and rear position and height of a seat body, and for tilting or biasing a backrest or the like.
[0002]
[Prior art]
The operating lever is linked to a cable, operating rod, etc., to release the locking mechanism of the seat body, push the operating part such as a gas spring, etc., so that the front and rear position, height, and backrest of the seat body Chairs that can adjust the angle and the like of the chair are known.
[0003]
In such a chair, the operation lever is generally provided so as to protrude forward or sideward below a seat portion (cushion) of the seat body.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in a chair provided with an armrest, there is a problem that the obstacle becomes an obstacle, and the operation lever cannot be easily operated from a side in a sitting posture.
[0005]
In addition, since the operation lever is located below the seat, the operation is easily performed in a groping state, and the operability is poor.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an armrest device for a chair, in which an operation lever is provided in the vicinity of an armrest so that operability thereof can be remarkably improved. And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-mentioned problem is solved as follows.
(1) A rear end of an armrest that faces in the front-rear direction is attached to an upper part of a rear end of an armrest support facing upward, and a lower surface of a front end of the armrest extends forward and upward from an upper front end of the armrest support. The support arm is supported by the front end of the support arm, and the support arm is provided with an operation lever linked to a position of a seat or a backrest or an urging force adjusting mechanism.
[0008]
(2) In the above item (1), the rear end of the armrest and the lower end of the support arm are pivotally connected to the upper rear end and the upper front end of the armrest support column, respectively, so as to be horizontally rotatable. The part is pivotally connected to the front end of the armrest so as to be movable in the front-rear direction.
[0009]
(3) In the above item (1) or (2), the front end of the armrest is projected forward from the front end of the support arm, and the operation lever is rotated upward just below the front end of the armrest. The support arm is provided so as to protrude forward from the front end of the support arm.
[0010]
(4) In any one of the above items (1) to (3), a support piece having a shaft part which is directed to the left and right at the upper end is erected at the rear end of the operation lever, and the support part is attached to the support arm. It is rotatably fitted in a recess formed between the upper surface of the front end and the lower surface of the elbow pad.
[0011]
(5) In any one of the above items (1) to (4), a notch groove capable of inserting and locking a terminal portion of a cable linked to a position or an urging force adjusting mechanism is provided at a rear end portion of the operation lever. Provide.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view of a chair (A) to which the present invention is applied, and a pair of right and left bases which are inclined slightly forward and downward (hereinafter referred to as the left side in FIG. 1) at the lower end of a back frame (1). A pair of armrests (3) are mounted on the outer surface of the intermediate portion of the rod (2) so as to face left and right.
[0013]
The two armrests (3) have an armrest support (hereinafter abbreviated as a support) (4) standing slightly inclined forwardly from the base rod (2), and an armrest support described below fitted to the armrest so as to be vertically movable. A rod (11) and an elbow pad (5) attached to the upper end portion so as to be substantially horizontal are provided, and the elbow pad (5) is adjusted in height and height by a height adjusting mechanism and a horizontal position adjusting mechanism described later. , And the position in the left-right direction can be adjusted.
As shown in FIGS. 2 to 8 (only the left armrest will be described below), the column (4) is formed by a metal pipe having a substantially oval cross section, and its lower end is formed by a base rod (2). ) Is fitted to the upper end of a pipe-like connecting rod (6) having an L-shape in a front view and connected to the outer surface of the connecting rod, and is prevented from coming off by a screw (7) inserted therethrough.
[0014]
The outer peripheral surface excluding the lower end of the column (4) is covered with a column cover (8) having a left-right split structure including an inner cover (8a) and an outer cover (8b) made of synthetic resin. The upper end of the column cover (8) is gradually widened, and the upper end on the rear side is in contact with the lower surface of the rear end of the elbow pad (5).
[0015]
The column (4) houses a height adjustment mechanism (9) for the elbow pad (5).
[0016]
As shown in FIG. 7, the height adjusting mechanism (9) includes a horizontal elbow support plate (10) at the upper end, which is fitted into the support (4) with a margin, and has a front-view U-shape. And a pair of inner and outer synthetic resin covering the periphery of the support rod (11) so that it can slide up and down. It comprises a height adjusting member (12) and a synthetic resin support member (13) fitted in the U-shaped space of the support rod (11).
[0017]
Outward holding pieces (14) (14) are formed at the front edges of the left and right side plates (11a) of the support rod (11) from the upper end to the vicinity of the lower end, and both holding pieces (14) and both sides are formed. A slit-shaped locking groove (15) facing rearward is formed in the upper and lower portions of the plate (11a) at the front end.
[0018]
Slightly above the upper and lower locking grooves (15) in the left and right side plates (11a), rectangular locking holes (16) and (16) are provided. Downward arcuate guide holes (17) pointing in the front-rear direction are respectively formed.
[0019]
A rectangular hole (18) pointing in the front-rear direction is formed in the center of the elbow support plate (10), and the upper end of the support rod (11) is fitted obliquely into the rectangular hole (18). And is fixed by welding.
[0020]
The upper end of the rear surface of the support rod (11) is notched so that a cable (39) described later can be inserted into and out of the cutout (19).
[0021]
A recessed groove (20) is formed in the inner surface of the pair of height adjusting members (12) slightly forward, and the upper and lower facing surfaces are inclined in opposite directions toward the center. The slopes (20a) and (20b) have a mountain shape and a valley shape.
[0022]
A plurality of locking pieces (20b) of a plurality of diagonally upwards are continuously provided on the rear face of the base piece (21a) facing in the vertical direction on the back end face in the double concave groove (20) with a predetermined interval. An annular guide path (20c), in which a pin (38) to be described later can move, is formed between the periphery and the inner surface of the concave groove (20). As shown in FIG.
[0023]
The lower end of the base piece (21a) is an arcuate curved surface, and the lower end surface is slightly forward of the V-shaped bottom surface at the center of the lower inclined surface (20b) in the concave groove (20). (See FIG. 11).
[0024]
At the upper end of the base piece (21a), a guide piece (21c) facing obliquely rearward and upward is continuously provided.
[0025]
The pair of height adjusting members (12) is formed by connecting a pair of front and rear protrusions (22) protruding from the butting surface at the upper end of the inner height adjusting member (12) to the outer height adjusting member (12). After fitting into a concave hole (not shown) formed in the abutting surface at the upper end of 12), it is fitted from above into the above-mentioned column (4), and the outward flange portion at the upper end of both height adjusting members (12). As shown in FIG. 2, the (12a) is engaged with the upper end opening of the column (4), and the elastic engaging piece (23) formed on the front surface of the upper end of the inner height adjusting member (12). Is elastically engaged from the inside with an engaging hole (24) on the front surface of the upper end of the column (4), thereby preventing the column from being removed upward and fitted into the column (4).
[0026]
When the height adjusting members (12) are fitted to the columns (4), the ribs (25) projecting upward and downward from the opposing surfaces of the rear ends thereof come into contact with each other. As shown in FIG. 6, an insertion hole (26) through which a cable (39) described later can be inserted is formed.
[0027]
The supporting rod (11) is formed by inserting the holding pieces (15) formed on both side plates (11a) into guide grooves (27) formed in the front ends of the facing surfaces of the height adjusting members (12) and pointing in the vertical direction. It is inserted into both height adjusting members (12) from above so as to be slidably fitted (see FIGS. 4 to 6).
[0028]
As shown in the longitudinal sectional views of FIGS. 7 and 8, the support member (13) has an elliptical frame shape with a front-rear dimension and a vertical dimension slightly shorter than that of the support rod (11) and having a vertically long side view. On the inside except for the lower end thereof, a rib (28a) pointing in the vertical direction passing through the center of the front and rear, a plurality of ribs (28b) pointing in the vertical direction in the vertical direction, the ribs (28a) (28b), and the support member A rib (28c) (see FIG. 5) for connecting an intermediate portion in the left-right direction with the inner surface of (13) in an orthogonal manner is integrally formed, and the whole is reinforced.
[0029]
In the space at the lower end of the support member (13), an elastic support piece (29) rising from the center of the inner surface of the lower end is provided so as to be elastically deformable in the front-rear direction around the lower end. Is integrally formed with a cylindrical support shaft portion (31) having a shaft hole (30) facing in the left-right direction.
[0030]
On the front surface of the support member (13), a U-shaped concave groove (32) facing forward in a plan view is formed over substantially the entire length in the vertical direction, and on the rear surface, a pair of front and rear holding members having an arcuate cross section are similarly formed. The pieces (33) and (33) project rearward from the lower end to slightly below the upper end, and a cable (39) described later is held in both holding pieces (33). (See FIGS. 4 to 6).
[0031]
When the support member (13) is mounted on the support rod (11) by fitting the support member (13) to the support rod (11), as shown in FIGS. The groove (34) formed on the inner surface of the front end portion of the member (12) forms an insertion hole (35) through which a cable (39) described later can be inserted with a margin.
[0032]
The left and right side surfaces of the upper and lower ends of the support member (13) have a length from the front end of the support member (13) to almost the middle of the support member (13) at the same height as the ribs (28b) at the upper and lower ends. Projection strips (36) projecting in the front-rear direction protrude, and engaging claws (37) elastically deformable toward the internal space are provided on the left and right side surfaces of the support member (13) above the projection strips (36). It is protruded.
[0033]
When the support member (13) is fitted to the support rod (11), the above-mentioned ridges (36) and the engagement claws (37) are respectively engaged with the respective locking grooves (15) of the support rod (11). By fitting into and engaging with the locking hole (16), the support member (13) is prevented from moving in the up-down direction and the front-back direction.
[0034]
After the support member (13) is attached to the support rod (11), the side plate (11a) of the support rod (11) is inserted into the shaft hole (30) of the support shaft portion (31) of the elastic support piece (29). ) Is inserted into the guide hole (17) so that the left and right ends of the pin (38) as locking shafts project from the side plate (11a) by a required dimension (see FIG. 6).
[0035]
The left and right protruding ends of the pin (38) are supported by the V-shaped lowermost surface of the lower inclined surface (20b) of the concave groove (20) in the inner and outer height adjusting members (12), and in this state. The pin (38) faces the front end (base end) of the inclined surface on the lower surface of the lowermost locking piece (21b) (see FIGS. 5 and 11).
[0036]
As shown in FIGS. 2 to 6, the lower end of the support (4) is connected to a tilting operation mechanism (not shown) of the back frame (2), and the upper end is connected to an operation lever (58) described later. The flexible outer tube (39a) of the cable (39) fits and holds the straight portion directed downward from the upper end into both holding pieces (33) at the rear end of the support member (13). The lower part of the support member (13) is folded upward in a U-shape, and the upward straight part is inserted into an insertion hole (35) between the front surface of the support member (13) and the height adjusting member (12). The upper part of the support rod (11) is folded back downward in a U-shape above the support member (13) and between both side plates (11a) of the support rod (11), and the notch ( 19) through the rear ends of both height adjusting members (12). By inserting the through-hole (26) is accommodated in a loop shape imparted to spare length in the vertical direction.
[0037]
The above-mentioned elbow pad (5) is formed by screwing a slightly larger synthetic resin elbow pad (41) on the upper surface of an elbow pad substrate (40) made of an aluminum alloy or the like which is substantially rectangular in a plan view. A vertically oriented mounting hole (42) formed in the rear end of the armrest substrate (40) is fixed to the rear end of the armrest support plate (10) at the upper end of the support rod (11) by welding. The rear end of the armrest (5) can be horizontally rotated in the left-right direction by the support rod (11) by being fitted to the small-diameter shaft (43a) of the vertical stepped support shaft (43). Is being worn.
[0038]
The front end of the armrest (5) is supported as follows by a support arm (45) fitted to a support hole (44) at the front end of the armrest support plate (10) so as to be horizontally rotatable. I have.
[0039]
As shown in FIGS. 2 and 9, the support arm (45) has a circular base (45a) that can be placed on the upper surface of the elbow pad support plate (10) at the lower rear end, and the base (45a). ), An arm body (45b) extending obliquely forward and upward and having a front end gently bent upward, and a short shaft projecting forward at the center of the upper end thereof and facing upward at the top surface of the front end. An auxiliary arm (45d) having a portion (45c), and a side surface protruding forward and to the left and right sides of the front end of the arm body (45b), and having an upper end slidably in contact with the lower surface of the front end of the elbow support substrate (40) A pair of left and right side plates (45e) having a fan shape is provided, and a support shaft (46) protruding from the center of the lower surface of the base (45a) is rotated to a support hole (44) of the elbow support plate (10). Mateable and pivoted with screws (47) to provide support arm (45) the whole can be pivoted in the lateral direction around the support hole (44).
[0040]
A pair of left and right concave supporting grooves (48) are formed on the opposing surfaces of the upper ends of the bases of the both side plates (45e). The supporting grooves (48) are provided at the upper ends of operation levers (58) described later. Is to be supported.
[0041]
A semicircular sliding piece (49) having a diameter larger than the diameter of the shaft is projected from the front half of the upper end of the shaft (45c) of the auxiliary arm (45d).
[0042]
An insertion hole (50) and an insertion groove (51) for the cable (39) are formed in the rear end portion of the base (45a) and the upper surface of the arm body (45b) in a communicating manner, respectively, and the arm body (45b). On the lower surface of the front end of the cable (39), an upward recessed insertion groove (52) for inserting the screw portion (39b) of the terminal of the cable (39) and the terminal of the wire (39c) is formed.
[0043]
The upper end of the cable (39) is inserted into the insertion hole (50) and the insertion groove (51), and the screw (39b) of the terminal and the wire (39c) are inserted into the insertion groove (52). Thereby, the locking shaft portion (39d) at the upper end of the wire (39c) can be projected forward of the arm body (45b).
[0044]
Further, the terminal portion of the cable (39) is inserted into an upward U-shaped piece (53) projecting from the communicating portion of the two insertion grooves (51) and (52), and then the screw portion (39b) is tightened. Thus, it is fixed.
[0045]
As described above, the support arm (45) pivotally fits and attaches the support shaft (46) at the lower rear end thereof to the support hole (44) of the elbow support plate (10). As shown in FIG. 10, the shaft part (45c) is large enough to insert the sliding piece (49) formed in the upward bulging part (54) of the front end of the elbow rest substrate (40). The size of the shaft portion (45c), which is loosely fitted in the long hole (55) facing the front-rear direction and protrudes inward in the middle part of the rear half of the left and right facing surfaces of the long hole (55). ), The lower surfaces of the left and right ends of the sliding piece (49) are slidably engaged in the front-rear direction with the upper surfaces of a pair of left and right locking steps (56) (56) larger than the diameter of The armrest (5) is mounted so as to be pivotable in the left-right direction while preventing upward movement of the armrest (5).
[0046]
The upper end surface of the arm body (45b) is in contact with the lower surface of the upward bulging portion (54), and supports the front end of the elbow pad (5).
[0047]
After the mounting of the support arm (45), an intermediate portion in the front-rear direction immediately below the armrest (5) is surrounded by the arm body (45b), the support cover (8), and the armrest board (40). An opening (57) that penetrates in the left-right direction and is large enough to allow a hand to be inserted is formed.
[0048]
An operation lever (58) for operating the cable (39) is attached to the front end of the support arm (45) as follows.
[0049]
The operation lever (58) is formed in a flat plate shape whose front and rear dimensions are slightly shorter than a projection dimension of the support arm (45) from the front end of the elbow pad (5), and which is smoothly curved downward. A lever main body (58a) having a finger-holding concave portion (59), an auxiliary arm (45d) and left and right side plates (45e) of the support arm (45), which are erected on both right and left sides of a rear end upper surface. And a pair of left and right support pieces (58b) that can be inserted between the upper and lower support pieces (58b). The upper and lower support pieces (58b) can be loosely fitted into the support grooves (48) at the upper ends of the support arms (45) from above. A short shaft portion (58c) protrudes outward (see FIGS. 2 and 10).
[0050]
On the upper surface at the center of the rear end of the lever main body (58a), a wire (39c) at the terminal part of the cable (39) and a locking shaft (39d) at the end thereof can be inserted in a vertical slit shape. A notch groove (61) for locking a locking shaft portion (39d) directed in the left-right direction is formed on a lower surface facing the insertion groove (60), with a front end of the insertion groove (60). It is formed so as to be continuous.
[0051]
In order to attach the operating lever (58) to the support arm (45), first, before attaching the armrest (5), the locking shaft (39d) of the terminal of the cable (39) is inserted into the insertion groove (60). After being inserted into the notch groove (61) via the upper end and locked by the upper end corners, the shaft portions (58c) at the upper ends of both support pieces (58b) are supported by a pair of left and right support arms (45). It fits into the groove (48) from above.
[0052]
When the elbow pad (5) is attached in this state, as shown in FIGS. 2 and 9, the lower end of the upwardly bulging portion (54) of the elbow pad substrate (40) comes into contact with the upper end of the shaft (58c). The operation lever (58) can rotate upward about the shaft portion (58c) because it is in contact with or close to the support groove (48) and is prevented from being detached from the support groove (48). ) Wire (39c) is pulled.
[0053]
The operation lever (58) is constantly urged downward by the tension acting on the wire (39c) of the cable (39).
[0054]
The downward rotation of the operation lever (58) is prevented by the rear end surface abutting on the front end surface of the arm body (45b).
[0055]
The upper ends of both support pieces (58b) of the operation lever (58) are pivotally attached to the auxiliary arm (45d) of the support arm (45) by a pin or the like facing left and right. The support groove (48) at the upper end of (45) and the shaft portion (58c) of the support piece (58b) may be omitted.
[0056]
As shown in FIGS. 2 and 10, the horizontal position adjusting mechanism (62) is mounted on the upper surface of the rear end portion of the armrest substrate (40), and has a stepped support shaft (43) of the support rod (11). A position adjusting plate (64) fixed to the upper end of the arm so as not to rotate horizontally by a screw (63), and an elliptical guide hole (65) formed in the elbow support substrate (40) in front of the position adjusting plate (64). An operation button (66) that is loosely fitted and that prevents or permits the rotation of the armrest (5) by engaging and disengaging with the position adjustment plate (64), and a leaf spring that constantly urges this downward. (67).
[0057]
At the rear end of the position adjusting plate (64), an arc-shaped long hole (68) centering on the screw (63) is formed, and the long hole (68) is provided behind the elbow support substrate (40). The stopper pin (69) erected at the center of the end is loosely fitted, and the elbow pad (5) rotates horizontally in the left and right direction until the pin (69) comes into contact with the left and right ends of the long hole (68). Can be.
[0058]
A bottomed hole (70) is formed in front of the mounting hole (42) in the elbow support substrate (40), and the bottomed hole (70) is pressed upward by a compression coil spring (71). The ball (hard ball) (72) is accommodated.
[0059]
A plurality (four) of stop holes (73) are formed in a rotational path centered on the stepped support shaft (43) at an intermediate portion in the front-rear direction of the position adjusting plate (64). At the lower end, the ball (72) is selectively locked. The bottomed hole (70), the compression coil spring (71), the ball (72), the stop hole (73), and the like may be omitted.
[0060]
At the front end of the position adjusting plate (64), an arc-shaped long hole (74) centering on the stepped support shaft (43) is formed. A plurality of (four) semicircular locking grooves (75) which are recessed into each other form a line connecting their centers with the centers of the stop holes (73) and the stepped support shaft (43). It is formed so as to be aligned.
[0061]
At the front and rear edges of the operation button (66), support pieces (66a) and (66b) that come into contact with the upper surface of the elbow support board (40) project in the front-rear direction, and the front support piece (66a). A pair of shaft portions (76) is provided on both right and left sides of the front end of the front end.
[0062]
The two shafts (76) are rotatably inserted between a pair of left and right holding pieces (77) projecting from the upper surface of the central part of the elbow support board (40), and the front end of the support piece (66a). When the lower end of the presser piece (78) protruding from the lower surface of the elbow pad (41) slides on or comes close to the upper surface, the operation button (66) moves the guide hole (65) around the shaft (76). ) Can be turned up and down. Instead of clamping the shaft (76) with a pair of clamping pieces (77), a pair of upwardly U-shaped bearings are protrudingly provided on the upper surface of the elbow support substrate (40). The shaft (76) may be rotatably fitted to the shaft.
[0063]
The leaf spring (67) has a rectangular cross section, and its lower piece is housed in a square bottomed hole (79) formed on the upper surface of the operation button (66), and the upper end of the upper piece has , Is in pressure contact with the lower surface of the elbow pad (41).
[0064]
At the center of the lower surface of the rear end of the support piece (66b) on the rear side, a locking shaft (80) is protruded downward, and this locking shaft (80) is inserted into the plurality of locking grooves (75). , From above.
[0065]
The lower end of the operation button (66) slightly protrudes into an opening (57) between the elbow pad (5) and the support arm (45), inserts a hand into the opening (57), and turns upward. It can move.
[0066]
In the center of the lower surface of the operation button (66), a concave portion (66c) for finger hanging is formed to be recessed upward.
[0067]
In the armrest device of the above embodiment, the height adjustment of the armrest (5) can be performed as follows.
[0068]
As schematically shown in FIG. 11, when the height of the elbow pad (5) is at the lower limit position, the left and right ends of the pin (38) inserted into the upper end of the elastic support piece (29) of the support member (13) are moved. Is supported by the V-shaped bottom surface of the inclined surface (20b) at the lower end of the concave groove (20) formed on the opposing surfaces of the left and right height adjusting members (12), and is prevented from descending further. ing.
[0069]
When the entire armrest (3) is pulled up from this state, both ends of the pin (38) move obliquely rearward and upward along the lower surface of the first-stage locking piece (21b) of the stop member (21). As a result, the elastic support piece (29) is elastically deformed rearward, and at the same time as the pin (38) climbs over the tip of the locking piece (21b), the elastic support piece (29) is restored to its original vertical position as shown by a two-dot chain line. It is elastically restored to the position.
[0070]
Thereby, both ends of the pin (38) are elastically engaged with and supported by the base on the upper surface of the first-stage engaging piece (21b), and the height of the elbow pad (5) is reduced. The height from the lower end of the groove (20) to the distance between the bases of the first-stage locking pieces (21b) is increased, and is held at that position.
[0071]
When the entire armrest (3) is further pulled up from this position, the pin (38) is sequentially engaged with and supported by the upper locking piece (21b) by the same operation as described above, and the locking piece (21b) is The height of the armrest (5) can be adjusted stepwise by a number. FIG. 3 shows an example in which the elbow pad (5) is adjusted to the maximum height.
[0072]
At this time, the cable (39) accommodated in the column (4) is also pulled, but the cable (39) is formed into a loop shape in the column (4) and is inserted into the insertion holes (26) and (35). Since it is slidably supported, an increase in height is absorbed by a reduction in the loop length, and there is no risk of raising the elbow pad (5).
[0073]
When the armrest (3) is pulled up to the upper limit position, the pin (38) moves forward over the tip of the guide piece (21c). When the armrest (3) is pushed down in this state, as shown in FIG. The elastic support piece (29) is elastically deformed forward, contrary to the above, and the pin (38) is connected to the guide path (21a) between the base piece (21a) of the stop member (21) and the front surface of the concave groove (20). By moving downward through 20c) and moving to the lower end of the groove (20), the elbow pad (5) is lowered at one time to the lower limit position.
[0074]
At this time, the guide between the base piece (21a) and the front surface of the concave groove (20) is provided in order to prevent the elbow pad (5) from dropping abruptly and to alleviate the impact when stopping at the lower limit position. The gap in the path (20c) may be sized so that the pin (38) can slide with an appropriate frictional force.
[0075]
As described above, when the height adjusting mechanism (9) of the above embodiment is used, the elbow rest (3) can be simply moved up and down without using any special operation means. 5) The height can be adjusted step by step.
[0076]
The operation lever (58) of the cable (39) is attached to the support arm (45) and moves up and down with the support arm (45), so that the operability is significantly higher than that provided at the lower portion of the seat body. improves.
[0077]
When adjusting the position of the elbow rest (5) in the left-right direction, first, the operation button (66) is pushed up against the leaf spring (67), and the locking shaft (80) at the rear end is moved to the position adjusting plate (64). ) Is released above the locking groove (75).
[0078]
Next, with the operation button (66) kept pressed, the elbow pad (5) is rotated left and right until the ball (72) engages with one of the stop holes (73).
[0079]
Then, when the operator releases the operation button (66), the locking shaft (80) automatically engages with one of the locking grooves (75) linearly aligned with the stopped stop hole (73). The position of the elbow rest (5) in the left-right direction can be adjusted stepwise according to the physique and work content of the seated person.
[0080]
At this time, since the ball (72) is elastically engaged with the stop hole (73), the elbow pad (5) can be rotated stepwise with a sense of moderation.
[0081]
An opening (57) through which a hand can be inserted is provided through an intermediate portion in the front-rear direction immediately below the elbow rest (5), and an operation button (66) is provided above the opening (57). By simply inserting a hand from the outside of the opening (57), the position of the operation button (66) can be easily confirmed in the sitting posture, and the thumb attached to the upper surface of the elbow pad (5) And the other four fingers inserted through the opening (57) so that the elbow pad (5) can be gripped and rotated, or the operation button (66) can be pushed. Operability is improved.
[0082]
The front end of the elbow rest (5) is supported by a support arm (45) provided on the support rod (11) and extending forward and upward, and is supported by the rear end and both ends. High strength against pressing load.
[0083]
Further, since the support arm (45) rotates together with the elbow pad (5) and the support point at the front end thereof hardly changes, even if the elbow pad (5) is rotated in either the left or right direction, a large resistance is provided. Load strength is obtained.
[0084]
Further, the operating lever (58) also rotates together with the elbow rest (5) and the support arm (45), and is always oriented almost in the same direction immediately below the front end of the elbow rest (5). 5) With the palm resting on the front end, the finger can be easily turned upward by a finger.
[0085]
Since the lever main body (58a) of the operation lever (58) and the arm main body (45b) of the support arm (45) are substantially continuous upward and forward, the cable (39) connected to the operation lever (58). It is not necessary to bend the steep angle, and the push-pull of the wire therein is performed smoothly.
[0086]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the operating lever is provided on the support arm that supports the front end of the elbow rest, the elbow rest and the operating lever are close to each other, and the operability is improved.
[0087]
In addition, even when the present invention is applied to a chair in which the height of the elbow rest and the position in the left-right direction can be adjusted, the operability does not deteriorate because the operation lever moves together with the elbow rest.
[0088]
Further, when an operation lever is provided on the support arm, when connecting a cable or the like to the operation lever, it is not necessary to bend it at an acute angle, so that the push-pull of the cable becomes smooth.
[0089]
According to the second aspect of the present invention, when the elbow rest is rotated in the left-right direction, the support arm also pivots with it, so that the support point of the elbow rest at the upper end of the support arm hardly changes, and the elbow rest is moved in any direction. Even when rotated, a large load-bearing strength can be obtained.
[0090]
According to the third aspect of the present invention, in a state where the palm rests on the upper surface of the front end of the elbow pad, a finger can be hung from the front on the lower surface of the front end of the operation lever, and this can be rotated upward, so that the operation lever can be turned upward. Operability is greatly improved.
[0091]
According to the fourth aspect of the present invention, the operation lever can be simply and rotatably attached to the support arm without using any special tools or parts.
[0092]
According to the fifth aspect of the present invention, the terminal of the cable can be easily disengaged from the operation lever.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a chair to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a central longitudinal side view of the armrest device of the present invention.
FIG. 3 is a side view of the central longitudinal section when the elbow pad is raised to an upper limit position.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional plan view taken along the line IV-IV of FIG. 1;
5 is an enlarged cross-sectional plan view taken along line VV of FIG. 1;
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional plan view taken along the line VI-VI of FIG. 1;
FIG. 7 is an exploded perspective view of a height adjusting mechanism.
FIG. 8 is an enlarged vertical sectional rear view taken along the line VIII-VIII of FIG. 7;
FIG. 9 is a plan view of a support arm.
FIG. 10 is an enlarged plan view showing the elbow pad removed from the elbow pad.
FIG. 11 is a side view of the height adjusting member for explaining the operation of the height adjusting mechanism.
[Explanation of symbols]
(1) Back frame (2) Base rod (3) Armrest (4) Armrest support (5) Armrest (6) Connection rod (7) Screw (8) Support cover (8a) Inner cover (8b) Outer cover (9) ) Height adjustment mechanism (10) Elbow support support plate (11) Elbow support support rod (11a) Side plate (12) Height adjustment member (12a) Outward flange (13) Support member (14) Holder (15) Stop groove (16) Lock hole (17) Guide hole (18) Rectangular hole (19) Notch (20) Concave groove (20a) (20b) Inclined surface (20c) Guide path (21) Stop member (21a) base Piece (21b) locking piece (21c) guide piece (22) projection (23) elastic engagement piece (24) engagement hole (25) rib (26) insertion hole (27) guide groove (28a) (28b) ( 28c) rib (29) elastic support piece (30) shaft hole (31) support shaft (32) concave groove (33) holding piece (34) Concave groove (35) insertion hole (36) ridge (37) engaging claw (38) pin (39) cable (39a) outer tube (39b) wire (40) elbow pad board (41) elbow pad (42) ) Mounting hole (43) Stepped support shaft (43a) Small diameter shaft (44) Support hole (45) Support arm (45a) Base (45b) Arm body (45c) Shaft (45d) Auxiliary arm (45e) Side plate (46) ) Support shaft (47) Screw (48) Support groove (49) Sliding piece (50) Insertion hole (51) (52) Insertion groove (53) U-shaped piece (54) Upward bulging part (55) Slot (56) locking step (57) opening (58) operating lever (58a) lever body (58b) support piece (58c) shaft (59) recess (60) insertion groove (61) notch groove (62) horizontal Position adjustment mechanism (63) Screw (64) Position adjustment plate (65) Guide hole 66) operation buttons (66a) (66b) support pieces (66c) recesses (67) leaf springs (68) long holes (69) pins (70) bottomed holes (71) compression coil springs (72) balls (73) stop Hole (74) Slot (75) Locking groove (76) Shaft (77) Holding piece (78) Pressing piece (79) Bottom hole (80) Locking shaft (A) Chair

Claims

A rear end of an armrest that faces forward and backward is attached to an upper part of a rear end of an armrest that faces upward, and a support arm that extends a lower surface of a front end of the armrest toward the front upper part from an upper front end of the armrest support. An armrest device for a chair, characterized in that the arm is supported by the front end of the armrest, and the support arm is provided with an operation lever linked to a position of a seat or a backrest or an urging force adjusting mechanism.

The rear end of the armrest and the lower end of the support arm are pivotally connected to the upper rear end and the upper front end of the armrest support column, respectively, so as to be able to rotate horizontally, and the upper end of the support arm is attached to the front end of the armrest, 2. The armrest device for a chair according to claim 1, wherein the armrest device is pivotally mounted so as to be movable in the front-rear direction.

The front end of the armrest protrudes forward from the front end of the support arm, and the operating lever projects forward from the front end of the support arm so that the operation lever can be turned upward just below the front end of the armrest. The armrest device for a chair according to claim 1 or 2, wherein the armrest device is provided.

At the rear end of the operating lever, a support piece having a shaft part that is oriented left and right at the upper end is erected, and the shaft part is placed in a recess formed between the upper surface of the front end of the support arm and the lower surface of the armrest. The armrest device for a chair according to any one of claims 1 to 3, which is rotatably fitted.

The armrest of a chair according to any one of claims 1 to 4, wherein a cutout groove is provided at a rear end portion of the operation lever so that a terminal portion of a cable linked to a position or urging force adjusting mechanism can be inserted and locked. apparatus.