JP2004047915A - Conductive sheet - Google Patents
Conductive sheet Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004047915A JP2004047915A JP2002235264A JP2002235264A JP2004047915A JP 2004047915 A JP2004047915 A JP 2004047915A JP 2002235264 A JP2002235264 A JP 2002235264A JP 2002235264 A JP2002235264 A JP 2002235264A JP 2004047915 A JP2004047915 A JP 2004047915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- support
- conductive filler
- conductive sheet
- average particle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子機器類の筐体や蓋、あるいはケーブル等に取り付け、発生する電磁波を遮蔽するための導電性シートもしくは導電性テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコンや携帯電話等、我々の生活環境において多種類の電子機器が近年普及したことからこれらの機器類から電磁波が発生し、人体や精密機器への悪影響が問題になっている。そこで電子機器から電磁波が漏出しないよう、これら機器の筐体や蓋、あるいはケーブル等に、導電性材料を取り付けて電磁波を遮蔽することが行われている。
【0003】
この導電性材料のひとつとして導電性シートや導電性テープ(以下これらを総称して導電性シートと称する)がある。導電性シートは電子機器筐体と蓋、あるいはハーネス、その他の隙間等、嵩を少なくしたい個所に好都合であり、それらに密接させて使用される。
【0004】
図3に導電性シートの一例を示す。きわめて薄い金属箔や導電性塗料の成分でなる箔膜層5は、それ自体に強度がないため支持体6の表面に付着させ、支持体6と一体にして用いられる。支持体6としてはPET(ポリエチレンテレフタレート)やウレタンフォーム等の合成樹脂フィルムがあげられる。しかし支持体6は電気的な導通性がないため、導電性フィラー(支持体側)8が混入される。導電性フィラー8としては金属、カーボン、黒鉛等の粒子があげられる。
【0005】
また、ほとんどの場合は電子機器の筐体等の部材に取り付けて使用するため、支持体の裏面に両面接着性を有する粘着剤7が貼り付けられる。しかしこの粘着剤7も電気的に導通性がないため、この粘着剤7に対しても別途導電性フィラー(粘着剤層側)9の混入を必要とする。なお、前記導電性フィラー8、9の粒径が実際には一定でないため、図中には大きさを変えて表示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来技術にみられる導電性シートは、支持体と粘着剤の各々に対して、それぞれ別の導電性フィラーを混入するので、支持体側の導電性フィラーと粘着剤層側の導電性フィラーとが必ず接触するとは限らない。このため導電性シートの部位によって導通性にばらつきを生じ、それによってしばしば導通不良の原因となり、電磁波遮蔽効果が著しく損なわれることがあった。
【0007】
さらに、導電性フィラーは粘着剤の粘着力を低下させるため、導電性を向上させるために導電性フィラーを多く混入させることができない。逆に粘着力を維持しようとすれば粘着剤層を厚くしなければならず、薄手のシートとしての長所である可撓性が損なわれ、またコスト高になるという問題点があった。
【0008】
本発明は、これらの問題点に着目してなされたもので、実使用にあたって導電性シート本来の特長を損なうことなく、電磁波遮蔽を確実に実現し得る導電性シートを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、導電性フィラーを配した支持体の表面に導電性の箔膜層を形成し、該支持体の裏面に粘着剤層を形成した導電性シートにおいて、前記支持体の厚みに対し、導電性フィラーの平均粒径を次式に示すものから選定することを特徴とするものである。
tF ≧ tS
ここに、 tF : 導電性フィラーの平均粒径
tS : 支持体の厚み
【0010】
また、加重をかけたときの支持体と粘着剤層を重ね合わせた厚みに対し、導電性フィラーを次式に示す平均粒径のものより選定することを特徴とするものである。
加重Wのとき、 tF ≧ tW
ここに、 tF : 導電性フィラーの平均粒径
tW : 加重Wのときの支持体と粘着剤層を重ね合わせた厚み
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の構成を図1に基づいてさらに詳しく説明する。
【0012】
まず導電性シートの基材となる支持体2の中に導電性フィラー4を混入する。支持体2としてはPET、アクリル系、ウレタン系等の合成樹脂やゴム系の材料を適用することができ、通常これらの材料を例えばトルエン等の溶媒に溶かし、導電性フィラー4を混入後、溶媒を蒸発させて硬化する。導電性フィラーとしては銅、銀、ニッケル、鉄、アルミニウム等の金属材料、カーボンブラック、黒鉛等の炭素系材料のものがあげられるが、導電性を考慮すれば金属材料の方が好ましい結果が得られる。なお、前記導電性フィラー4の粒径が実際には一定でないため、図中には大きさを変えて表示した。
【0013】
そして支持体2の表面に導電性の箔膜層1を形成する。箔膜層1としては銅、ニッケル、アルミニウム等の金属材料を使用することができ、支持体2にメッキや塗工等によって薄層を形成する。
【0014】
一方、前記支持体2の裏面には粘着剤層3を形成する。粘着剤層3としては天然ゴム系、ラテックス系、アクリル系、シリコン系等の材料を用いて製造された両面接着テープであり支持体2に接着する。
【0015】
前記導電性フィラー4の平均粒径としては一般に1〜50μm程度のものを用いられるが、本発明において好ましくは前記支持体の厚みを基に選定する。すなわち、導電性フィラー4の平均粒径(tF)を支持体の厚み(tS)より少なくとも厚いものより選定する。導電性シートを実際に使用する際は加重がかかるため通常これで十分な導通が得られる。
tF ≧ tS
【0016】
しかし、実際に使用するにあたって、特に粘着剤層に過大な粒径の導電性フィラー4の混入は粘着力を低下させるので、より好ましくは想定される加重から導電性フィラー4の必要とする平均粒径(tF)を求める。すなわち、導電性シートにかけられる荷重が小さい場合は導電性フィラー4の粒径を大きくしなければならないが、加重が大きい場合は導電性フィラー4の粒径を小さくすることができる。その方法として次式により導電性フィラー4の平均粒径(tF)を求めることができる。その際、組み込まれる電子機器の構成から概略の加重(W)がわかるので、その加重で圧縮された後の支持体2と粘着剤層3を合わせた厚みが実験的にわかり、導電性フィラーの平均粒径を容易に求めることができる。
加重Wのとき、 tF ≧ tW
【0017】
その際の加重と導電性フィラー4の関係を図2で示すと、
(a)は導電性シートに対して加重が加えられていない状態(W=0)で、このとき支持体2と粘着剤層3は圧縮されていない自然状態の厚み(tW0)であり、導電性フィラー4もこれに等しい高さ(tF0)が必要となる。なお、図示した導電性フィラー4の形状は、高さを説明するため模式的に示したもので、実際にはこれと異なる形状や配列となる。
【0018】
(b)は導電性シートに対して加重W1が加えられた状態で、このとき支持体2と粘着剤層3とを重ね合わせた厚みは(tW1)となり、導電性フィラー4の高さもほぼこれに等しい高さでよいことになる。したがって、図示した高さ(tF1−tW1分)が過剰分となる。
【0019】
(c)は導電性シートに対してさらに加重W2が加えられた状態で、このとき支持体2と粘着剤層3とを重ね合わせた厚みはtW2となり、導電性フィラー4の高さもほぼこれに等しい高さでよいことになる。したがって、図示した高さ(tF2−tW2分)がさらに過剰分となる。
【0020】
このように、導電性シートに対して加重が加えられる条件下では、導電性フィラー4の平均粒径を小さくすることができる。例えば導電性シートに対して加重が加えられ、支持体2と粘着剤層3とを重ね合わせた厚みが1/2となった場合、理論的には導電性フィラー4の平均粒径も1/2となるため容積は1/8となり、したがって基材に対して加えられる粒子成分の割合を大幅に減らすことができる。またそれによって粘着剤層3に与える影響を少なくし、粘着力の低下をある程度防止することができる。
【0021】
前記した構成により、本発明の導電性シートは複数の導電性フィラーを中継することなく、単独の導電性フィラー4によって箔膜層1から支持体2を経て粘着剤層3に到る間を電気的に確実に導通させることができ、しかも導電性フィラー4の混入による粘着剤層3での粘着性能の低下を少なくし、電子機器として安定的に使用することができる。
【0022】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
【0023】
【実施例1】
溶剤系ウレタン樹脂50重量部に、銅を成分とする平均粒径50μmの導電性フィラー10重量部を混入した後、揮発分を蒸発させて厚さ40μmのシート状の支持体を形成させた。そしてこの支持体の表面に銅を含む導電性塗料を塗工し厚さ50μmの膜層を形成させた。他方、支持体の裏面には両面接着性を有する粘着剤を貼り付けて導電性シートを形成させた。
【0024】
これに対する比較例として、溶剤系ウレタン樹脂50重量部に導電性を有する平均粒径50μmのフィラー10重量部を混入した後、揮発分を蒸発させて厚さ40μmのシート状の支持体を形成させ、この支持体の表面に銅系成分を含む導電性塗料を塗布し厚さ5μmの膜層を形成させたものを準備した。また、別に両面接着性を有する粘着剤に、前記と同様に導電性を有する平均粒径50μmのフィラーを分布させたものを準備した。そして支持体の裏面にこの粘着剤層のフィラーを分布させた面を貼り付けて導電性シートを形成させた。
【0025】
前記実施例1と比較例で作製した導電性シートの電気抵抗値を比較した。その結果、実施例1の導電性シートはシート面の測定位置にかかわりなく電気抵抗値は常に0.05Ω以下であったのに対し、比較例の導電性シートはシート面の測定位置によって電気抵抗値は0.05Ω以下から0.2Ωの幅があり、測定位置によって電気抵抗値に相当なばらつきのあることが判明した。
【0026】
【実施例2】
実施例1の場合と同様にして導電性シートを作製した。このときの導電性フィラーの平均粒径は、支持体と粘着剤層を重ね合わせて加重をかけ、その圧縮された状態の厚さに等しいものとし、20μm〜30μmのものを選定した。なお電気抵抗値の測定は圧縮したままの状態で行った。
【0027】
その結果、実施例2で作製した導電性シートは、予測される加重をかけたものについて、すべて電気抵抗値が0.05Ω以下となり、導電性が損なわることなく実使用に有効であることが判明した。
【0028】
【発明の効果】
前記した構成により、本発明の導電性シートは複数の導電性フィラーを中継することなく、単独の導電性フィラー4によって箔膜層1から支持体2を経て粘着剤層3に到る間を電気的に確実に導通させることができ、しかも導電性フィラー4の混入による粘着剤層3での粘着性能の低下を少なくし、電子機器として安定的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における導電性シートの断面図
【図2】本発明の実施例において加重をかけたときの挙動を示す導電性シートの断面図
【図3】従来技術における導電性シートの断面図
【符号の説明】
1 箔膜層
2 支持体
3 粘着剤層
4 導電性フィラー
5 導電性塗料
6 支持体
7 粘着剤
8 導電性フィラー(支持体側)
9 導電性フィラー(粘着剤層側)[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a conductive sheet or a conductive tape that is attached to a housing or a cover of an electronic device, a cable, or the like and shields generated electromagnetic waves.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, various types of electronic devices, such as personal computers and mobile phones, have become widespread, and electromagnetic waves are generated from these devices, which has an adverse effect on human bodies and precision equipment. Therefore, in order to prevent electromagnetic waves from leaking from electronic devices, a conductive material is attached to a housing, a cover, a cable, or the like of these devices to shield the electromagnetic waves.
[0003]
As one of the conductive materials, there is a conductive sheet or a conductive tape (hereinafter, these are collectively referred to as a conductive sheet). The conductive sheet is convenient for a place where the bulk is to be reduced, such as an electronic device housing and a lid, a harness, and other gaps, and is used in close contact with them.
[0004]
FIG. 3 shows an example of the conductive sheet. The foil film layer 5 made of a very thin metal foil or a component of a conductive paint is attached to the surface of the support 6 because it has no strength of itself, and is used integrally with the support 6. Examples of the support 6 include synthetic resin films such as PET (polyethylene terephthalate) and urethane foam. However, since the support 6 has no electrical conductivity, the conductive filler (support side) 8 is mixed. Examples of the conductive filler 8 include particles of metal, carbon, graphite, and the like.
[0005]
In most cases, the adhesive 7 having double-sided adhesiveness is attached to the back surface of the support for use by attaching to a member such as a housing of an electronic device. However, since the adhesive 7 also has no electrical conductivity, it is necessary to separately mix a conductive filler (on the adhesive layer side) 9 with the adhesive 7. Since the particle diameters of the conductive fillers 8 and 9 are not actually constant, they are shown in different sizes in the figure.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The conductive sheet found in the prior art described above, for each of the support and the adhesive, each mixed with a different conductive filler, the conductive filler on the support side and the conductive filler on the adhesive layer side. Does not always contact. For this reason, the conductivity varies depending on the portion of the conductive sheet, which often causes poor conduction, and the electromagnetic wave shielding effect may be significantly impaired.
[0007]
Further, since the conductive filler lowers the adhesive strength of the pressure-sensitive adhesive, it is not possible to mix a large amount of the conductive filler in order to improve the conductivity. Conversely, if the adhesive strength is to be maintained, the thickness of the adhesive layer must be increased, and the flexibility, which is an advantage of a thin sheet, is impaired, and the cost is increased.
[0008]
The present invention has been made in view of these problems, and it is an object of the present invention to provide a conductive sheet capable of reliably realizing electromagnetic wave shielding without impairing the inherent characteristics of the conductive sheet in actual use.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a conductive sheet in which a conductive foil film layer is formed on the surface of a support provided with a conductive filler, and a pressure-sensitive adhesive layer is formed on a back surface of the support, with respect to the thickness of the support. It is characterized in that the average particle size of the conductive filler is selected from those shown in the following formula.
t F ≧ t S
Here, t F : average particle diameter t S of the conductive filler: thickness of the support.
Further, the conductive filler is selected from those having an average particle size represented by the following formula with respect to the thickness of the laminated support and pressure-sensitive adhesive layer when the weight is applied.
When the weighting W, t F ≧ t W
Here, t F : average particle size of the conductive filler t W : thickness of the support and the pressure-sensitive adhesive layer when the weight W is applied.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The configuration of the present invention will be described in more detail with reference to FIG.
[0012]
First, the conductive filler 4 is mixed into the
[0013]
Then, a conductive
[0014]
On the other hand, an adhesive layer 3 is formed on the back surface of the
[0015]
The average particle size of the conductive filler 4 is generally about 1 to 50 μm, but is preferably selected based on the thickness of the support in the present invention. That is, the average particle diameter (t F ) of the conductive filler 4 is selected from those at least larger than the thickness (t S ) of the support. In actual use of the conductive sheet, a load is applied, so that usually sufficient conduction can be obtained.
t F ≧ t S
[0016]
However, in actual use, the mixing of the conductive filler 4 having an excessively large particle diameter into the pressure-sensitive adhesive layer lowers the adhesive strength. Find the diameter (t F ). That is, when the load applied to the conductive sheet is small, the particle size of the conductive filler 4 must be increased, but when the load is large, the particle size of the conductive filler 4 can be reduced. As the method, the average particle size (t F ) of the conductive filler 4 can be obtained by the following equation. At this time, since the approximate weight (W) is known from the configuration of the electronic device to be incorporated, the total thickness of the
When the weighting W, t F ≧ t W
[0017]
FIG. 2 shows the relationship between the weight and the conductive filler 4 at that time.
(A) is a state where no weight is applied to the conductive sheet (W = 0), and at this time, the
[0018]
(B) is a state in which a weight W1 is applied to the conductive sheet. At this time, the thickness of the
[0019]
(C) shows a state in which a weight W2 is further applied to the conductive sheet. At this time, the thickness of the
[0020]
As described above, under the condition that the weight is applied to the conductive sheet, the average particle size of the conductive filler 4 can be reduced. For example, when a weight is applied to the conductive sheet and the thickness of the
[0021]
With the above-described configuration, the conductive sheet of the present invention can be used to electrically connect the single conductive filler 4 to the pressure-sensitive adhesive layer 3 from the
[0022]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described based on examples.
[0023]
After 50 parts by weight of a solvent-based urethane resin was mixed with 10 parts by weight of a conductive filler containing copper as an ingredient and having an average particle diameter of 50 μm, volatiles were evaporated to form a sheet-like support having a thickness of 40 μm. Then, a conductive paint containing copper was applied to the surface of the support to form a film layer having a thickness of 50 μm. On the other hand, a pressure-sensitive adhesive having double-sided adhesiveness was attached to the back surface of the support to form a conductive sheet.
[0024]
As a comparative example, 50 parts by weight of a solvent-based urethane resin was mixed with 10 parts by weight of an electrically conductive filler having an average particle diameter of 50 μm, and then volatiles were evaporated to form a sheet-like support having a thickness of 40 μm. Then, a conductive coating containing a copper-based component was applied to the surface of the support to form a film layer having a thickness of 5 μm. Separately, a pressure-sensitive adhesive having double-sided adhesion was prepared by dispersing a filler having an average particle diameter of 50 μm having conductivity in the same manner as described above. Then, the surface of the pressure-sensitive adhesive layer in which the filler was distributed was attached to the back surface of the support to form a conductive sheet.
[0025]
The electrical resistance values of the conductive sheets prepared in Example 1 and Comparative Example were compared. As a result, the electric resistance of the conductive sheet of Example 1 was always 0.05 Ω or less irrespective of the measurement position of the sheet surface, whereas the electric resistance of the conductive sheet of the comparative example depended on the measurement position of the sheet surface. The values ranged from 0.05 Ω or less to 0.2 Ω, and it was found that there was considerable variation in electric resistance depending on the measurement position.
[0026]
A conductive sheet was produced in the same manner as in Example 1. At this time, the average particle size of the conductive filler was set to be equal to the thickness of the compressed state of the support and the pressure-sensitive adhesive layer, and was selected to be 20 μm to 30 μm. The measurement of the electric resistance was performed in a state of being compressed.
[0027]
As a result, the electrically conductive sheet produced in Example 2 had an electrical resistance value of 0.05 Ω or less for all of the sheets subjected to the expected load, and was effective for actual use without impairing the electrical conductivity. found.
[0028]
【The invention's effect】
With the above-described configuration, the conductive sheet of the present invention can be used to electrically connect the single conductive filler 4 to the pressure-sensitive adhesive layer 3 from the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a conductive sheet according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a conductive sheet showing a behavior when a weight is applied in an embodiment of the present invention. Sectional view of sheet [Explanation of reference numerals]
REFERENCE SIGNS
9 Conductive filler (adhesive layer side)
Claims (2)
tF ≧ tS
ここに、 tF : 導電性フィラーの平均粒径
tS : 支持体の厚みA conductive foil film layer is formed on the surface of a support on which a conductive filler is disposed, and in a conductive sheet having an adhesive layer formed on the back surface of the support, the thickness of the support is represented by the following formula. A conductive sheet, wherein a conductive filler having an average particle size is selected from those.
t F ≧ t S
Here, t F : average particle diameter t S of the conductive filler: thickness of the support
加重Wのとき、 tF ≧ tW
ここに、 tF : 導電性フィラーの平均粒径
tW : 加重Wのときの支持体と粘着剤層を重ね合わせた厚みThe conductive sheet according to claim 1, wherein the conductive filler has an average particle size relative to a thickness of the support and the pressure-sensitive adhesive layer when the weight is applied.
When the weighting W, t F ≧ t W
Here, t F : average particle diameter of the conductive filler t W : thickness of the support and the pressure-sensitive adhesive layer when the weight W is applied.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235264A JP4332663B2 (en) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | Conductive sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235264A JP4332663B2 (en) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | Conductive sheet |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004047915A true JP2004047915A (en) | 2004-02-12 |
JP2004047915A5 JP2004047915A5 (en) | 2005-10-20 |
JP4332663B2 JP4332663B2 (en) | 2009-09-16 |
Family
ID=31711958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002235264A Expired - Fee Related JP4332663B2 (en) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | Conductive sheet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4332663B2 (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005311039A (en) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Komatsu Seiren Co Ltd | Electromagnetic shielding material and method for manufacturing the same |
JP2006007537A (en) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Kitagawa Ind Co Ltd | Conductive sheet and its manufacturing method |
US20200291274A1 (en) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | Nippon Mektron, Ltd. | Adhesive sheet |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189846U (en) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | 日立化成工業株式会社 | conductive adhesive tape |
JPS60143699A (en) * | 1983-12-30 | 1985-07-29 | 鍛治 勇 | Electromagnetic wave shielding structure and method of producing same |
JPS6135599A (en) * | 1984-07-28 | 1986-02-20 | 松下電器産業株式会社 | Electromagnetic shielding material |
JPS62196400U (en) * | 1986-06-03 | 1987-12-14 | ||
JPS6340216A (en) * | 1986-08-05 | 1988-02-20 | 住友スリ−エム株式会社 | Conductive tape |
JPH077195U (en) * | 1993-06-24 | 1995-01-31 | 鐘淵化学工業株式会社 | Sheet-shaped electromagnetic shield material |
JPH07220539A (en) * | 1994-01-27 | 1995-08-18 | Hitachi Chem Co Ltd | Manufacture of anisotropic conductive sheet |
JP2001036277A (en) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Tomoegawa Paper Co Ltd | Electromagnetic wave shielding sheet and manufacture thereof |
JP2001085888A (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-30 | Three M Innovative Properties Co | Conductive complex and manufacturing method thereof |
-
2002
- 2002-07-08 JP JP2002235264A patent/JP4332663B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189846U (en) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | 日立化成工業株式会社 | conductive adhesive tape |
JPS60143699A (en) * | 1983-12-30 | 1985-07-29 | 鍛治 勇 | Electromagnetic wave shielding structure and method of producing same |
JPS6135599A (en) * | 1984-07-28 | 1986-02-20 | 松下電器産業株式会社 | Electromagnetic shielding material |
JPS62196400U (en) * | 1986-06-03 | 1987-12-14 | ||
JPS6340216A (en) * | 1986-08-05 | 1988-02-20 | 住友スリ−エム株式会社 | Conductive tape |
JPH077195U (en) * | 1993-06-24 | 1995-01-31 | 鐘淵化学工業株式会社 | Sheet-shaped electromagnetic shield material |
JPH07220539A (en) * | 1994-01-27 | 1995-08-18 | Hitachi Chem Co Ltd | Manufacture of anisotropic conductive sheet |
JP2001036277A (en) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Tomoegawa Paper Co Ltd | Electromagnetic wave shielding sheet and manufacture thereof |
JP2001085888A (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-30 | Three M Innovative Properties Co | Conductive complex and manufacturing method thereof |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005311039A (en) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Komatsu Seiren Co Ltd | Electromagnetic shielding material and method for manufacturing the same |
JP4673573B2 (en) * | 2004-04-21 | 2011-04-20 | 小松精練株式会社 | Method for manufacturing electromagnetic shielding material |
JP2006007537A (en) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Kitagawa Ind Co Ltd | Conductive sheet and its manufacturing method |
JP4515836B2 (en) * | 2004-06-24 | 2010-08-04 | 北川工業株式会社 | Conductive sheet and manufacturing method thereof |
US20200291274A1 (en) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | Nippon Mektron, Ltd. | Adhesive sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4332663B2 (en) | 2009-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101466589B1 (en) | Conductive elastic member | |
JP3226889B2 (en) | Conductive adhesive tape | |
JP2018067531A (en) | Conductive fine particle and conductive sheet | |
WO2014176185A1 (en) | Heat dissipating sheet | |
US20080157915A1 (en) | Flame retardant, electrically-conductive pressure sensitive adhesive materials and methods of making the same | |
JP6255816B2 (en) | Electromagnetic shielding sheet and printed wiring board | |
JP2004263030A (en) | Conductive pressure sensitive adhesive sheet | |
US20030091777A1 (en) | Clean release tape for EMI shielding | |
EP0422919B1 (en) | Antistatic adhesive tape | |
KR20160052643A (en) | Cover film and electronic component package | |
JP6368711B2 (en) | Shape-retaining shield film and shape-retaining shield flexible wiring board provided with this shape-retaining shield film | |
JP4332663B2 (en) | Conductive sheet | |
JP6280518B2 (en) | Conductive adhesive sheet for FPC and FPC using the same | |
JPS62227986A (en) | Conductive double-face self-adhesive tape | |
JP4673573B2 (en) | Method for manufacturing electromagnetic shielding material | |
JPH08274489A (en) | Conductive adhesive sheet | |
JPH11120831A (en) | Shield flat cable | |
JP2001036277A (en) | Electromagnetic wave shielding sheet and manufacture thereof | |
JP2004047915A5 (en) | ||
JP6566008B2 (en) | Electromagnetic shielding sheet and printed wiring board | |
JP2014229543A (en) | Conductive sheet and conductive adhesive sheet | |
JPS62227985A (en) | Conductive double-face self-adhesive tape | |
JP2005277262A (en) | Electromagnetic wave shield film | |
JP2001210145A (en) | Conductive adhesive sheet and its manufacturing method | |
JP2006060008A (en) | Sheet-like composite magnetic substance and sheet article |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050530 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050530 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050531 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150703 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |