JP2004047201A - Method and device for manufacture of cathode-ray tube - Google Patents

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JP2004047201A
JP2004047201A JP2002200973A JP2002200973A JP2004047201A JP 2004047201 A JP2004047201 A JP 2004047201A JP 2002200973 A JP2002200973 A JP 2002200973A JP 2002200973 A JP2002200973 A JP 2002200973A JP 2004047201 A JP2004047201 A JP 2004047201A
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Japan
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shadow mask
mask
pressing
ray tube
frame
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Pending
Application number
JP2002200973A
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Japanese (ja)
Inventor
Masaaki Sato
佐藤 正昭
Hideo Suzuki
鈴木 秀生
Atsushi Muneoka
宗岡 淳
Tsutomu Yoshino
吉野 強
Kiyohito Miwa
三輪 清仁
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method and device for manufacture of a cathode-ray tube capable of preventing wrinkles of a shadow mask by reducing the tension unevenness of the shadow mask. <P>SOLUTION: In the method for manufacture of the cathode-ray tube, the shadow mask is fixed to a mask frame by welding in a state of applying a first pressing force in a direction narrowing an interval of at least one pair of sides of the mask frame and applying a second pressing force to the shadow mask in a direction opposite to the first pressing force. The first pressing force is applied from the center of the mask frame at equal intervals of ≤100mm. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョンやコンピュータのディスプレイなどに用いられる陰極線管の製造方法及び装置に関し、より詳しくは、シャドウマスクに引張り力を加えた状態で、枠体に固着する陰極線管の製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー陰極線管の前面パネルの平面化に伴い、シャドウマスクも平面化している。シャドウマスクが平面化してくると、従来のようにシャドウマスク本体をフレームで支持するのみではシャドウマスクの平面を維持することが難しくなる。また、単にフレームで支持するだけでは、外部からの振動により容易にシャドウマスクが振動してしまい、カラー陰極線管の表示画面に悪影響を与えることにもなる。このため、シャドウマスクに一定のテンションを加えてフレームに架張支持する技術が行われつつある。
【0003】
一方、シャドウマスクに電子ビームが衝突することにより熱膨張して、シャドウマスクの表面が変形するドーミング現象においても、シャドウマスクの表面が平面化することにより、特に、画面両端部近傍においてドーミング現象による電子ビームの変位量が大きくなることになる。このため、前述するシャドウマスクの架張保持において、電子ビームの衝突による熱膨張を吸収させるべく、シャドウマスクには、弾性限界に近い実用最大限のレベルのテンションを加えるという技術が行われている。
【0004】
このような架張保持によれば、シャドウマスクの温度が上昇しても、外部からの振動によるシャドウマスクの振動や、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーン面の蛍光体ドットとの相互位置のずれを防止することが可能となるとされる。
【0005】
一般に、架張保持されたシャドウマスクをテンション型シャドウマスクと称し、テンション型シャドウマスクには、マスクフレームに細条素体を多数架張したアパーチャグリル型、平板に略長方形の電子ビーム通過孔が多数形成されたスロット型、及び平板に丸型の電子ビーム通過孔が多数形成されたドット型がある。
【0006】
また、架張保持には、一次元テンション方式と二次元テンション方式とがある。一次元テンション方式とは、シャドウマスクの縦方向(上下方向)のみに張力を加える方式のことで、二次元テンション方式とは、縦方向と横方向の両方向に張力を加える方式のことである。アパーチャグリル型には、一次元テンション方式が用いられ、スロット型やドット型においては、一次元テンション方式または二次元テンション方式が用いられる。
【0007】
また、シャドウマスクに所定のテンションを与えるために、シャドウマスクに引張力を与え、かつマスクフレームを加圧した状態で、溶接によりシャドウマスクとマスクフレームとを固着するカラー陰極線管の製造方法が、種々提案されている。例えば、特開昭63−298936号公報、特開平8−55577号公報、特開平9−7508号公報に記載された発明などに、前述する溶接を用いシャドウマスクとマスクフレームとを固着する手法に関する開示がある。更に、特開2000−67747に開示された発明には、マスクフレームの上端を加圧する方法も提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述する従来技術では、以下のような問題点を有することになる。
【0009】
(1)数箇所で加圧を行う際に、ジュラコンを通して加圧しても加圧部分とそれ以外の場所でマスクフレームに局部的な変形が起こる。そのため、圧縮力解放後、マスクテンションにムラが発生する可能性が高くなること。
【0010】
(2)スクテンションムラの発生により、シャドウマスクにしわが発生する。また、仮にシャドウマスクをフレームに溶接した後にしわが発生しなくとも、その後の熱処理によりしわが発生する可能性が高くなること。
【0011】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、加圧方法によりシャドウマスクのテンションムラを低減させることができ、シャドウマスクのしわの発生を防止することが可能な陰極線管の製造方法及び装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の陰極線管の製造方法は、マスクフレームのうち、少なくとも一対の辺の間隔が小さくなる方向に第1の押力を加え、シャドウマスクには前記第1の押力とは反対の方向に第2の押力を加えた状態で、前記シャドウマスクを前記マスクフレームに溶接することで固着する陰極線管の製造方法であって、前記第1の押力は100mm以下の等間隔で、かつ、前記マスクフレームの中心から行われることを特徴とする。
【0013】
また、請求項2記載の陰極線管の製造装置は、マスクフレームの少なくとも一対の辺の間隔が小さくなる方向に第1の押力を加える圧縮手段と、シャドウマスクには前記第1の押力とは反対の方向に第2の押力を加える引張り手段と、前記シャドウマスクを前記マスクフレームに溶接する固着手段とで構成される陰極線管の製造装置であって、前記圧縮手段は複数の加圧治具で構成され、前記加圧治具は100mm以下の等間隔に配置され、かつ、前記マスクフレームの中心から配置されることを特徴とする。
【0014】
また、請求項3記載の陰極線管の製造装置は、請求項2に記載の陰極線管の製造装置であって、加圧治具の中心間の距離が100mm以下であることを特徴とする。
【0015】
また、請求項4記載の陰極線管の製造装置は、請求項2または3記載の陰極線管の製造装置であって、加圧治具が、前記加圧治具の配置間隔の1/2の幅を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施形態に係わる陰極線管の製造方法及び装置を図面を参照しながら詳細に説明し、本発明の理解に供する。なお、以下に示す実施の形態は本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0017】
以下、図1〜6を用いて製造工程順に説明する。陰極線管の製造方法に係る具体的な動作手順は、▲1▼シャドウマスクセット工程(図1(a))、▲2▼シャドウマスクチャッキング工程(図1(b))、▲3▼シャドウマスク架張工程(図1(c))、▲4▼マスクフレーム加圧工程(図2(a))、▲5▼溶接工程(図2(b))、▲6▼完了状態(図2(c))の順に進行する。
【0018】
まず、図1(a)を参照しながら、シャドウマスクセット工程を説明する。同図において、シャドウマスク1は、スロット型の一次元テンション方式の例を示している。マスクフレーム2は、長方形の枠体で、互いに対抗する断面L字形状の上下の長辺フレーム2a,2bに、左右の短辺フレーム2c,2dがそれぞれ固着されることにより形成されている。
【0019】
本工程では、図3に示すように、シャドウマスク保持装置(以下、「保持装置3」と称す)を用いてシャドウマスク1を保持し、シャドウマスク1をマスクフレーム2に対して位置決めを行う。この位置決めは、例えば、シャドウマスク1に設けた穴または切り欠きと、保持装置3に設けた突起とを嵌め合わせて行う。
【0020】
このとき、保持装置3は、上面3aが所定の局面形状、例えば円筒面であり、上面3aには吸着部4が形成されている。このため、シャドウマスク1は、吸着部4によって吸着されることにより、所定の局面形状が保持されることになる。吸着部4による吸着には、例えば磁石、真空引きなどが用いられる。磁石の場合には、保持装置3の上面3aに、磁石を埋め込んだものを用いればよく、真空引きの場合は、保持装置3の上面3aに空気吸入口を設ければよい。
【0021】
更に、保持装置3によって、シャドウマスク1を局面形状に保持した状態で、シャドウマスク1をその中心に対して外側の向きに引張ることにより十分に張り、シャドウマスク1のしわ、或いはたるみを除去する。このときのシャドウマスク1を張る向きは、シャドウマスク1の架張方向にのみでも、シャドウマスク1の対角方向にのみで、その両方の方向であってもよい。このようにシャドウマスク1を張ることで、保持装置3をシャドウマスク1が架張される方向に移動させたり、シャドウマスク1の四隅に置いたマグネット片を放射状に滑らせたりすることにより行う。
【0022】
このような方法により、シャドウマスク1をマスクフレーム2上に張った状態で保持することができる。その結果、シャドウマスク1をしわの無い状態で、次工程での引張力の印加ができるので、溶接後のシャドウマスク1に応力の不均一が生じて熱処理工程後にしわが発生するという不具合を防止することが可能となる。
【0023】
次に、図1(b)を参照しながらシャドウマスクチャッキングの工程を説明する。本工程では、図3に示すシャドウマスクチャッキング装置(以下「チャッキング装置5」と称す)を用いる。シャドウマスク1は上側チャッキング冶具6,下側チャッキング冶具7によって挟まれる。
【0024】
この上側チャッキング治具6の下面6aは、局面形状(凹状)で、下側チャッキング冶具7は、上面7aが局面形状(凸状)となっている。このため、シャドウマスク1は上下のチャッキング冶具によって挟まれると、保持装置3の上面3aと同じ所定の局面形状に保持されることになる。
【0025】
続けて、図1(c)を参照しながら、シャドウマスク架張工程を説明する。本工程では、チャッキング装置5によって挟まれたシャドウマスク1が、矢印a方向に引張られ張力が印加される。
【0026】
更に、図2(a)を参照しながらマスクフレーム加圧工程を説明する。
【0027】
本工程では、マスクフレーム1の長辺フレーム2a,2bの外側面立ち上がり部の側面に圧縮力が加えられる。図4に、本工程で用いるマスクフレーム加圧装置(以下「加圧装置8」と称す)の斜視図を示す。図4では、フレーム2a側しか図示していないが、フレーム2b側にも同様の装置が配置されている。
【0028】
加圧装置8は、複数の加圧治具から構成される。この加圧治具は、100mm以下で等間隔に配置される。また、加圧治具の幅は治具が配置された間隔の1/2としている。このような状態で、マスクフレーム1への圧縮力の印加を、加圧治具9によりb方向への力を印加することにより行う。
【0029】
図5(a)は、立ち上がり部側面に圧縮力を印加した場合のマスクフレーム変形前後の状態を示す。2点鎖線が圧縮力の印加状態である。立ち上がり部15側面の上端部では圧縮力と、ばね作用により立ち上がり部15が元の推力方向に戻ろうとする反発力とが釣り合っている。また、シャドウマスク1には引張り力(矢印a)が加わっている。後述するようにこの状態で、立ち上がり部15上面とシャドウマスクを溶接し、その後圧縮力を開放する。圧縮力を解除すると、シャドウマスク1の引張り力と立ち上がり部15の反発力とが釣り合うことになる。
【0030】
また、図5(b)は、同じ圧縮力を従来のジュラコンを通して加圧した場合の変形前後の状態を示す。従来の加圧方法では、加圧位置が等間隔ではないため、加圧ブロックがある位置において局所的な変形が生じている。そのため、マスクテンションのムラが発生する。図6に従来のジュラコンを用いた加圧方法と、加圧治具を等間隔に配置した場合のマスク応力との比較を示す。
【0031】
以上のことから、加圧位置を等間隔にすることにより、局所的な変形を少なくし、マスクテンションのムラを低減させることができる。
【0032】
更に、図2(b)は、溶接工程を示すものであり、本工程では、マスクフレーム2の長辺フレーム2a,2bの立ち上がり部の上面とシャドウマスク1とを溶接する。具体的な溶接の方法は、例えば、同図に示したようなローラ電極11によって行う。溶接完了後は、マスクフレーム2への圧縮力を解除する。
【0033】
最後に、図2(c)は、溶接完了後のシャドウマスク1のマスクフレーム2外側の不要部分を切断した状態を示すものである。以上のような工程を経てシャドウマスクの架張が完了する。
【0034】
なお、本実施形態では、シャドウマスクの縦方向のみに張力を加える一次元テンション方式の場合を説明したが、縦方向と横方向の両方向に張力を加える二次元テンション方式でも同様の効果が得られる。
【0035】
また、シャドウマスクがスロット型の例を示したが、ドット型でもアパーチャグリル型でも良い。また、シャドウマスクをマスクフレームに局面上に固着させる実施形態で説明したが、平面状に固着させる場合であっても良い。
【0036】
【発明の効果】
本発明の陰極線管の製造方法及び装置によれば、加圧治具の位置を100mm以下で等間隔に配置し、前記加圧治具の幅を配置間隔の1/2にすることで、従来技術と比較して加圧時のフレーム上端の歪みを小さくことができる。その結果、シャドウマスクのテンションムラを低減させることが可能となる。また、マスクに発生するしわを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシャドウマスクセット工程からマスクフレーム架張工程までの一連の流れを示す斜視図
【図2】本発明の実施形態に係るマスクフレーム加圧工程からシャドウマスク切断工程までの一連の流れを示す斜視図
【図3】本発明の実施形態に係る加圧装置、チャッキング装置及び保持装置の配置図
【図4】本発明の実施形態に係る加圧装置の斜視図
【図5】(a)本発明の実施形態に係るマスクフレームの変形前後を示す上面図
(b)マスクフレーム変形前後を示す上面図
【図6】従来技術における加圧方式と等間隔で加圧した場合の応力の比較を示す図であり、
(a)はセンターライン上の横方向応力図
(b)はセンターライン上の縦方向応力を示す図
【符号の説明】
1 シャドウマスク
2 マスクフレーム
2a,2b 長辺フレーム
2c,2d 短辺フレーム
3 保持装置
3a 保持装置上面
4 吸着部
5 チャッキング装置
6 上側チャッキング治具
6a 上側チャッキング治具下面
7 下側チャッキング治具
7a 下側チャッキング治具上面
8 加圧装置
9 加圧ブロック
10 立ち上がり部
11 ローラ電極
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method and an apparatus for manufacturing a cathode ray tube used for a television or a display of a computer, and more particularly, to a method and an apparatus for manufacturing a cathode ray tube to be fixed to a frame while applying a tensile force to a shadow mask. About.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the flattening of the front panel of the color cathode ray tube, the shadow mask has also been flattened. When the shadow mask is planarized, it is difficult to maintain the plane of the shadow mask only by supporting the shadow mask body with a frame as in the related art. Further, if the frame is simply supported by the frame, the shadow mask is easily vibrated by an external vibration, which adversely affects the display screen of the color cathode ray tube. For this reason, a technique of applying a certain tension to a shadow mask and supporting the shadow mask on a frame is being developed.
[0003]
On the other hand, even in a doming phenomenon in which the surface of the shadow mask is deformed due to thermal expansion due to the collision of the electron beam with the shadow mask, the surface of the shadow mask is flattened, particularly due to the doming phenomenon near both ends of the screen. The displacement of the electron beam will be large. Therefore, in order to absorb the thermal expansion due to the collision of the electron beam in the above-described suspension of the shadow mask, a technique of applying a tension at a practical maximum level close to the elastic limit is applied to the shadow mask. .
[0004]
According to such a stretch holding, even when the temperature of the shadow mask rises, the vibration of the shadow mask due to the external vibration and the mutual interaction between the electron beam passage holes of the shadow mask and the phosphor dots on the phosphor screen surface. It is said that the displacement can be prevented.
[0005]
In general, a stretched and held shadow mask is called a tension type shadow mask. The tension type shadow mask has an aperture grill type in which a number of strips are stretched on a mask frame, and a substantially rectangular electron beam passage hole in a flat plate. There are a slot type in which many holes are formed and a dot type in which many round electron beam passage holes are formed in a flat plate.
[0006]
In addition, there are a one-dimensional tension method and a two-dimensional tension method for stretching and holding. The one-dimensional tension method is a method of applying tension only in the vertical direction (up-down direction) of the shadow mask, and the two-dimensional tension method is a method of applying tension in both the vertical direction and the horizontal direction. A one-dimensional tension system is used for the aperture grill type, and a one-dimensional tension system or a two-dimensional tension system is used for the slot type or dot type.
[0007]
Further, in order to apply a predetermined tension to the shadow mask, a method of manufacturing a color cathode ray tube in which the shadow mask and the mask frame are fixed by welding while applying a tensile force to the shadow mask and pressurizing the mask frame, Various proposals have been made. For example, the invention described in JP-A-63-298936, JP-A-8-55577, and JP-A-9-7508 relates to a method of fixing a shadow mask and a mask frame by using the welding described above. There is disclosure. Furthermore, in the invention disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-67747, a method of pressing the upper end of the mask frame has also been proposed.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described prior art has the following problems.
[0009]
(1) When pressurizing at several locations, even if pressure is applied through a Duracon, local deformation occurs in the mask frame at the pressurized portion and other locations. Therefore, after the compression force is released, the possibility of unevenness in the mask tension increases.
[0010]
(2) Wrinkles are generated in the shadow mask due to unevenness of the squatting. Also, even if wrinkles do not occur after the shadow mask is welded to the frame, there is a high possibility that wrinkles will occur due to the subsequent heat treatment.
[0011]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and a method for manufacturing a cathode ray tube capable of reducing tension unevenness of a shadow mask by a pressing method and preventing wrinkles of the shadow mask from occurring. It is intended to provide a device.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method of manufacturing a cathode ray tube according to the present invention according to claim 1 includes applying a first pressing force to at least a pair of sides of a mask frame in a direction in which a distance between the pair of sides is reduced. Is a method for manufacturing a cathode ray tube in which the shadow mask is fixed by welding to the mask frame in a state where a second pressing force is applied in a direction opposite to the first pressing force. Is performed at equal intervals of 100 mm or less and from the center of the mask frame.
[0013]
Further, the apparatus for manufacturing a cathode ray tube according to claim 2 is a compression unit for applying a first pressing force in a direction in which a distance between at least a pair of sides of the mask frame is reduced, and the first pressing force is applied to the shadow mask. Is a cathode ray tube manufacturing apparatus comprising: a pulling means for applying a second pressing force in an opposite direction; and a fixing means for welding the shadow mask to the mask frame. The pressing jig is arranged at equal intervals of 100 mm or less, and is arranged from the center of the mask frame.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a cathode ray tube manufacturing apparatus according to the second aspect, wherein a distance between centers of the pressing jigs is 100 mm or less.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a cathode ray tube manufacturing apparatus according to the second or third aspect, wherein the pressing jig has a width which is a half of an arrangement interval of the pressing jig. It is characterized by having.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a method and an apparatus for manufacturing a cathode ray tube according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings to provide an understanding of the present invention. The embodiments described below are specific examples of the present invention and do not limit the technical scope of the present invention.
[0017]
Hereinafter, description will be made in the order of manufacturing steps with reference to FIGS. The specific operation procedure related to the method of manufacturing a cathode ray tube includes: (1) a shadow mask setting step (FIG. 1 (a)), (2) a shadow mask chucking step (FIG. 1 (b)), and (3) a shadow mask. Stretching process (FIG. 1 (c)), (4) mask frame pressurizing process (FIG. 2 (a)), (5) welding process (FIG. 2 (b)), (6) completed state (FIG. 2 (c) )).
[0018]
First, the shadow mask setting step will be described with reference to FIG. In the figure, the shadow mask 1 shows an example of a slot type one-dimensional tension system. The mask frame 2 is a rectangular frame formed by fixing left and right short side frames 2c and 2d to upper and lower long side frames 2a and 2b having an L-shaped cross section opposed to each other.
[0019]
In this step, as shown in FIG. 3, the shadow mask 1 is held using a shadow mask holding device (hereinafter, referred to as “holding device 3”), and the shadow mask 1 is positioned with respect to the mask frame 2. This positioning is performed by, for example, fitting a hole or notch provided in the shadow mask 1 with a projection provided in the holding device 3.
[0020]
At this time, the upper surface 3a of the holding device 3 has a predetermined surface shape, for example, a cylindrical surface, and the suction portion 4 is formed on the upper surface 3a. For this reason, the shadow mask 1 is held by the suction unit 4, so that a predetermined aspect shape is maintained. For example, a magnet, evacuation, or the like is used for suction by the suction unit 4. In the case of a magnet, a magnet in which the magnet is embedded in the upper surface 3a of the holding device 3 may be used. In the case of vacuuming, an air suction port may be provided in the upper surface 3a of the holding device 3.
[0021]
Further, while the shadow mask 1 is held in the shape of the surface by the holding device 3, the shadow mask 1 is sufficiently stretched by being pulled outward with respect to the center thereof to remove wrinkles or slack of the shadow mask 1. . At this time, the direction in which the shadow mask 1 is stretched may be only in the direction in which the shadow mask 1 is stretched, or only in the diagonal direction of the shadow mask 1, and may be in both directions. By stretching the shadow mask 1 in this manner, the holding device 3 is moved in the direction in which the shadow mask 1 is stretched, or the magnet pieces placed at the four corners of the shadow mask 1 are slid radially.
[0022]
By such a method, the shadow mask 1 can be held in a state of being stretched on the mask frame 2. As a result, a tensile force can be applied in the next step without wrinkles of the shadow mask 1, so that unevenness of stress occurs in the shadow mask 1 after welding and wrinkles are generated after the heat treatment step. It is possible to do.
[0023]
Next, the step of shadow mask chucking will be described with reference to FIG. In this step, a shadow mask chucking device (hereinafter referred to as “chucking device 5”) shown in FIG. 3 is used. The shadow mask 1 is sandwiched between the upper chucking jig 6 and the lower chucking jig 7.
[0024]
The lower surface 6a of the upper chucking jig 6 has a surface shape (concave shape), and the lower chucking jig 7 has an upper surface 7a having a surface shape (convex shape). Therefore, when the shadow mask 1 is sandwiched between upper and lower chucking jigs, the shadow mask 1 is held in the same predetermined shape as the upper surface 3 a of the holding device 3.
[0025]
Subsequently, the shadow mask spanning step will be described with reference to FIG. In this step, the shadow mask 1 sandwiched by the chucking devices 5 is pulled in the direction of arrow a to apply tension.
[0026]
Further, the mask frame pressing step will be described with reference to FIG.
[0027]
In this step, a compressive force is applied to the side surfaces of the rising portions of the outer side surfaces of the long side frames 2a and 2b of the mask frame 1. FIG. 4 is a perspective view of a mask frame pressing device (hereinafter, referred to as “pressing device 8”) used in this step. Although only the frame 2a side is shown in FIG. 4, a similar device is disposed on the frame 2b side.
[0028]
The pressing device 8 includes a plurality of pressing jigs. The pressing jigs are arranged at equal intervals of 100 mm or less. Further, the width of the pressing jig is set to の of the interval at which the jig is arranged. In such a state, the compressive force is applied to the mask frame 1 by applying a force in the direction b by the pressing jig 9.
[0029]
FIG. 5A shows a state before and after the mask frame deformation when a compressive force is applied to the side surface of the rising portion. The two-dot chain line indicates the state of application of the compressive force. At the upper end of the side surface of the rising portion 15, the compression force and the repulsive force of the rising portion 15 trying to return to the original thrust direction by the spring action are balanced. Further, a tensile force (arrow a) is applied to the shadow mask 1. As described later, in this state, the upper surface of the rising portion 15 and the shadow mask are welded, and then the compressive force is released. When the compression force is released, the tension force of the shadow mask 1 and the repulsion force of the rising portion 15 are balanced.
[0030]
FIG. 5B shows a state before and after deformation when the same compressive force is applied through a conventional Duracon. In the conventional pressing method, since the pressing positions are not equally spaced, local deformation occurs at a position where the pressing block exists. Therefore, unevenness in the mask tension occurs. FIG. 6 shows a comparison between a conventional pressing method using a Duracon and a mask stress when pressing jigs are arranged at equal intervals.
[0031]
As described above, by setting the pressing positions at equal intervals, local deformation can be reduced and unevenness in mask tension can be reduced.
[0032]
FIG. 2B shows a welding step. In this step, the upper surface of the rising portion of the long side frames 2a and 2b of the mask frame 2 and the shadow mask 1 are welded. A specific welding method is performed by, for example, the roller electrode 11 as shown in FIG. After the welding is completed, the compressive force on the mask frame 2 is released.
[0033]
Finally, FIG. 2C shows a state in which unnecessary portions outside the mask frame 2 of the shadow mask 1 after the welding is completed are cut. Through the above steps, the spanning of the shadow mask is completed.
[0034]
In this embodiment, the case of the one-dimensional tension system in which tension is applied only in the vertical direction of the shadow mask has been described. However, the same effect can be obtained by the two-dimensional tension system in which tension is applied in both the vertical direction and the horizontal direction. .
[0035]
Further, although the example in which the shadow mask is of the slot type has been described, a dot type or an aperture grill type may be used. Although the embodiment in which the shadow mask is fixed on the mask frame on the surface has been described, a case in which the shadow mask is fixed in a plane shape may be used.
[0036]
【The invention's effect】
According to the method and apparatus for manufacturing a cathode ray tube of the present invention, the positions of the pressing jigs are arranged at equal intervals of 100 mm or less, and the width of the pressing jigs is reduced to half of the arrangement interval. The distortion of the upper end of the frame at the time of pressurization can be reduced as compared with the technology. As a result, tension unevenness of the shadow mask can be reduced. Also, wrinkles generated in the mask can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a series of flows from a shadow mask setting step to a mask frame stretching step according to an embodiment of the present invention. FIG. FIG. 3 is a perspective view showing a series of flows up to a process. FIG. 3 is an arrangement diagram of a pressing device, a chucking device, and a holding device according to an embodiment of the present invention. FIG. 5A is a top view showing before and after the deformation of the mask frame according to the embodiment of the present invention. FIG. 5B is a top view showing before and after the deformation of the mask frame. FIG. It is a diagram showing a comparison of stress when pressed,
(A) is a transverse stress diagram on the center line. (B) is a diagram showing longitudinal stress on the center line.
Reference Signs List 1 shadow mask 2 mask frame 2a, 2b long side frame 2c, 2d short side frame 3 holding device 3a holding device upper surface 4 suction unit 5 chucking device 6 upper chucking jig 6a upper chucking jig lower surface 7 lower chucking Jig 7a Upper surface of lower chucking jig 8 Pressing device 9 Pressing block 10 Rising section 11 Roller electrode

Claims (4)

マスクフレームのうち、少なくとも一対の辺の間隔が小さくなる方向に第1の押力を加え、シャドウマスクには前記第1の押力とは反対の方向に第2の押力を加えた状態で、前記シャドウマスクを前記マスクフレームに溶接することで固着する陰極線管の製造方法であって、
前記第1の押力は100mm以下の等間隔で、かつ、前記マスクフレームの中心から行われること
を特徴とする陰極線管の製造方法。
In the mask frame, a first pressing force is applied in a direction in which at least the interval between the pair of sides becomes smaller, and a second pressing force is applied to the shadow mask in a direction opposite to the first pressing force. A method for manufacturing a cathode ray tube, wherein the shadow mask is fixed by welding to the mask frame,
The method of manufacturing a cathode ray tube, wherein the first pressing force is performed at equal intervals of 100 mm or less and from the center of the mask frame.
マスクフレームの少なくとも一対の辺の間隔が小さくなる方向に第1の押力を加える圧縮手段と、シャドウマスクには前記第1の押力とは反対の方向に第2の押力を加える引張り手段と、前記シャドウマスクを前記マスクフレームに溶接する固着手段とで構成される陰極線管の製造装置であって、
前記圧縮手段は複数の加圧治具で構成され、前記加圧治具は100mm以下の等間隔に配置され、かつ、前記マスクフレームの中心から配置されること
を特徴とする陰極線管の製造装置。
Compression means for applying a first pressing force in a direction in which a distance between at least a pair of sides of the mask frame is reduced; and tension means for applying a second pressing force to the shadow mask in a direction opposite to the first pressing force. And a fixing device for welding the shadow mask to the mask frame, the device for manufacturing a cathode ray tube,
The apparatus for manufacturing a cathode ray tube, wherein the compression means is constituted by a plurality of pressing jigs, and the pressing jigs are arranged at equal intervals of 100 mm or less, and are arranged from the center of the mask frame. .
前記加圧治具の中心間の距離が100mm以下であること
を特徴とする請求項2記載の陰極線管の製造装置。
3. The apparatus according to claim 2, wherein a distance between centers of the pressing jigs is 100 mm or less.
前記加圧治具は、前記加圧治具の配置間隔の1/2の幅を有すること
を特徴とする請求項2または3記載の陰極線管の製造装置。
The cathode ray tube manufacturing apparatus according to claim 2, wherein the pressing jig has a width that is の of an arrangement interval of the pressing jig.
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