JP2004045259A - 日照・日射計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】太陽の照射光を所定の光検出器で検出することによって日照・日射に関する気象量を測定する日照・日射計であって、上記光検出器が検出する照射光の受光強度を所定の補正演算式を用いて光検出器の受光面に垂直な方向の受光強度に補正して日照・日射に関する気象量を測定する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、日照・日射に関する気象量を測定する日照・日射計である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から日照・日射計には固定式のものと追尾式のものとがある。固定式の日照・日射計は、所定姿勢で固定設置されるものであり、すなわち時々刻々と変位する太陽の照射光を固定状態にある光検出器で検出することによって、日照時間や日照エネルギー等の気象量を測定するものである。これに対して、追尾式の日照・日射計は、時々刻々と変位する太陽を追尾することによって光検出器の受光面に太陽からの直接照射光が垂直に入射するようにしたものである。
【0003】
ところで、日照・日射に関する気象量を測定するための直達日射量は、受光面に垂直に入射した直接照射光の受光強度としてWMO(世界気象機関)によって定義されている。したがって、固定式の日照・日射計は、受光面に対して常に垂直方向の直接照射光を検出するものではないので測定精度が低い。これに対して、追尾式の日照・日射計は、固定式の日照・日射計よりも測定精度が高いものの、追尾するための可動機構が必須なので、信頼性が低く、比較的頻繁にメンテナンスを行う必要があり、無人状態で稼動させることはできない。
【0004】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、追尾するための可動機構を備えることなく日照・日射に関する気象量を高精度に測定することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、第1の手段として、太陽の照射光を所定の光検出器で検出することによって日照・日射に関する気象量を測定する日照・日射計であって、上記光検出器が検出する照射光の受光強度を所定の補正演算式を用いて光検出器の受光面に垂直な方向の受光強度に補正して日照・日射に関する気象量を測定するという構成を採用する。
すなわち、本第1の手段によれば、日照・日射に関する気象量は、光検出器が検出する照射光の受光強度を所定の補正演算式を用いて光検出器の受光面に垂直な方向の受光強度に補正することによって測定される。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段において、光検出器の受光面の垂直方向と照射光の照射方向との角度を測定日時に応じた角度データとして記憶する記憶手段と、測定日時を与える計時手段とを備え、計時手段から与えられる測定日時に基づいて上記記憶手段を検索することによって測定日時に対応する特定の角度データを取得し、当該特定の角度データを補正演算式に代入することによって照射光の受光強度を受光面に垂直な方向の受光強度に補正するという構成を採用する。
すなわち、本第2の手段によれば、照射光の受光強度は、光検出器の受光面の垂直方向と照射光の照射方向との角度を測定日時に応じた角度データとして記憶する記憶手段と、測定日時を与える計時手段とを備えた日照・日射計において、計時手段から与えられる測定日時に基づいて上記記憶手段を検索することによって測定日時に対応する特定の角度データを取得し、当該特定の角度データを補正演算式に代入することによって補正される。
【0007】
第3の手段として、上記第1または第2の手段において、照射光の照射方向に対して異なる角度に設定された複数の光検出器を備え、当該各光検出器によって検出された照射光の受光強度を平均化及び補正する補正演算式に適用するという構成を採用する。
すなわち、本第3の手段によれば、照射光の照射方向に対して異なる角度に設定された複数の光検出器によって検出された照射光の受光強度は補正演算式によって平均化及び補正される。
【0008】
第4の手段として、上記第1〜第3いずれかの手段において、照射光に含まれる空間の乱反射光のみを検出する背景光用光検出器をさらに備え、背景光用光検出器が検出する空間の乱反射光の受光強度によって光検出器が検出する照射光の受光強度を補正して補正演算式に適用するという構成を採用する。
すなわち、本第4の手段によれば、照射光に含まれる空間の乱反射光のみを検出する背景光用光検出器が検出する空間の乱反射光の受光強度によって補正された光検出器が検出する照射光の受光強度の値は補正演算式に適用される。
【0009】
第5の手段として、上記第4の手段において、受光面が異なる角度に設定された複数の背景光用光検出器を設け、各背景光用光検出器が検出する空間の乱反射光の受光強度の平均値によって光検出器が検出する照射光の受光強度を補正するという構成を採用する。
すなわち、本第5の手段によれば、光検出器が検出する照射光の受光強度は、受光面が異なる角度に設定された複数の背景光用光検出器が検出する空間の乱反射光の受光強度の平均値によって補正される。
【0010】
第6の手段として、上記第1〜第5いずれかの手段において、光検出器は太陽電池であるという構成を採用する。
すなわち、本第6の手段によれば、照射光は、光検出器に用いられる太陽電池によって測定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係わるの日照・日射計の一実施形態について説明する。
【0012】
図1は、本実施形態における日照・日射計の感光部Aの斜視図である。この図において、符号1は支持具、2は支柱、2aは太陽電池(光検出器)、3は遮光板、4は出力コネクタ、5はガラスドーム、6はホルダ、7はスタンド、8は取付台である。また、図2は、図1における支柱2の拡大斜視図であり、符号2a〜2cは太陽電池である。
【0013】
支持具1は、棒状の支柱2を支持する棒状部材である。支柱2は、図2に示すように、断面が底角γである直角二等辺三角形に形状設定された三角柱形状を有している。支柱2には、直角二等辺三角形の短辺に対して垂直な2つの面に各々1つずつ太陽電池2a,2b(光検出器)が配置され、また上底面には太陽電池2c(背景光用光検出器)が配置される。
【0014】
遮光板3は、太陽電池2cが配置される支柱2の上底面に太陽の照射光が直接入射するのを防ぐために設置されている。出力コネクタ4は、支持具1の他端に設置されている。ガラスドーム5は、ガラスで形成されており、上記支柱2及び遮光板3を覆うように設けられている。ホルダ6は、支持具1の端部を支持し、支持具1が鉛直面内で可動できるようにスタンド7と連結されている。スタンド7は、ホルダ6と地面に対して固定される取付台8とを繋ぐ棒状部材である。
【0015】
このように構成された感光部Aは、取付台8を水平な地面に設置し、支柱2の上底面を北(北極星の方向)に向け、かつ周面と平行な中心線Lを地軸と平行になると共に太陽電池2aが配置された面と太陽電池2bが配置された面とが共有する辺が正午において太陽と対峙するように姿勢設定される。つまり、このように感光部Aを姿勢設定することにより、支柱2の一面に設けられた一方の太陽電池2aは、専ら午前中の照射量(照射光の強度)を検出し、他方の太陽電池2bは、専ら午後における照射量を検出する。また、太陽電池2cは、乱反射量(照射光に含まれる空間の乱反射光つまり背景光の強度)のみを検出する。
【0016】
図3は、本日照・日射計の電気的構成を示すブロック図である。この図において、2a〜2cは上述した太陽電池、9はMUX(マルチプレクサ)、10はA/D変換器、11は電波時計(計時手段)、12は記憶装置(記憶手段)、13は演算装置、14は通信装置である。
【0017】
太陽電池2a〜2cは、上記感光部Aの構成要素であり、照射光を受光することで発電し、照射量及び乱反射量を示す検出信号として出力する。MUX9は、演算装置13から入力された選択信号に基づいて太陽電池2a〜2cの検出信号を択一的に選択してA/D変換器10に出力する。A/D変換器10は、MUX9から入力された上記検出信号(アナログ信号)をデジタル化して演算装置13に出力する。電波時計11は、標準電波を受信することによって正確な日時を測定して演算装置13に出力する。
【0018】
記憶装置12は、図4に示すような太陽電池2a,2bの受光面に鉛直な方向と照射光の照射方向とのなす角度ξを日時毎の角度データとして記憶すると共に、下記の補正演算式(1)をも記憶するものである。この補正演算式(1)は、上記角度ξ、太陽電池2aの出力電圧Ea、太陽電池2bの出力電圧Eb及び太陽電池2cの出力電圧Ecを変数として直達日射量(太陽電池2a,2bの受光面に垂直な方向の受光強度)に相当する補正電圧Eを与えるものである。
【0019】
【数1】
【0020】
演算装置13は、電波時計11から出力された日時に対応する角度ξを記憶装置12から取得すると共に、当該角度ξと太陽電池2a,2bの照射量とを上記補正演算式(1)に代入することにより直達日射量に相当する補正電圧Eを算出する。この補正電圧E(すなわち直達日射量)は、記憶装置12に登録データとして蓄積される。また、演算装置13は、記憶装置12に蓄積された複数の直達日射量から日照時間あるいは直達日射量の総和量等の測定量、つまり日照・日射に関する気象量を算出して通信装置14に出力する。通信装置14は、上記日照・日射に関する気象量を気象センターに送信するものである。
【0021】
次に、このうように構成された日照・日射計の一動作例について、図5に沿って詳しく説明する。
【0022】
演算装置13は、例えば一定の時間間隔毎に電波時計11から測定日時を取得し(ステップS1)、この測定日時の日が更新された場合(ステップS2)には、新しい日のファイルを開く。すなわち、演算装置13は、午前0時を過ぎると新しいファイルを開く。なお、測定日時が更新されていない場合(ステップS2)には、新しいファイルを開くことなく次の処理に進む。そして、演算装置13は、上記測定日時が記憶装置12に予め記憶された当日の測定開始時刻を過ぎているかどうかを確認する(ステップS4)。そして、この測定日時が上記測定開始時刻を過ぎている場合、演算装置13は、次の処理に進むが、過ぎていない場合には一定の時間間隔経過後、再び電波時計11から測定日時を取得する(ステップS1)。つまり、当日の測定開始時刻が過ぎるまで演算装置13は待機状態となる。
【0023】
続いて、演算装置13は、MUX9を切り替えることによりA/D変換器10を介して太陽電池2a,2bから照射量に相当する出力電圧Ea,Eb、太陽電池2cからは乱反射量に相当する出力電圧Ecを順次取得し(ステップS5)、また記憶装置12から測定日時に対応する角度ξ(角度データ)を取得する(ステップS6)。そして、演算装置13は、上記各出力電圧Ea〜Ec及び角度ξを補正演算式(1)に代入することにより補正電圧Eを算出し(ステップS7)、この出力電圧Eを直達日射量として記憶装置12に登録する(ステップS8)。
【0024】
そして、演算装置13は、通信装置14から通信指示が入力されているか否かを判断する(ステップS9)。ここで、通信指示がない場合には次の処理に進むが、通信指示がある場合には、その指示された内容の気象量を通信装置14に出力する(ステップS10)。
【0025】
続いて、演算装置13は、電波時計11から取得した日時が記憶装置12に予め記憶されている当日の測定終了時刻を過ぎているか判断する(ステップS11)。ここで、過ぎている場合には次の処理に進むが、過ぎていない場合にはステップS1に戻って処理を繰り返す。つまり、記憶装置12には、当日の測定終了時刻が過ぎるまでは一定の時間間隔で登録される直達日射量が順次蓄積されていく。
【0026】
一方、このようにして測定終了時刻が過ぎた場合、演算装置13は、ステップS3で開いたその日のファイルを閉じ(ステップS12)、通信装置14から通信指示が入力されているか否かを再び判断する(ステップS13)。そして、通信指示が入力されている場合において、当該通信指示が日照時間及び直達日射量の総和量である場合には、記憶装置13に蓄積された各直達日射量に基づいて日照時間及び直達日射量の総和量を算出し、通信装置14に出力する(ステップS14)。ここで、日照時間とは、直達日射量が所定のしきい値(例えば120W/m2)を超えている時間の総和である。
【0027】
なお、通信指示が日照時間及び直達日射量の総和量ではなく、日照時間のみである場合には、演算装置13は、日照時間のみを算出して通信装置14に出力する(ステップS14)。さらに、通信指示が日照時間及び直達日射量の総和量でなく、また日照時間のみでもない場合には、演算装置13は直達日射量の総和量のみを算出して通信装置14に出力する(ステップS14)。なお、通信指示がない場合には、演算装置13は待機状態となる。
【0028】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
【0029】
(1)上記実施形態では感光部Aの構成要素である支柱2の形状を直角二等辺三角形(断面形状)としたが、図6に示すように上下底面が台形に形状設定された四角柱形状の支柱2’を採用することが考えられる。そして、この支柱2’において、上記台形の上底及び上底と下底を結ぶ2つの辺に対して垂直な3つの周面上に太陽電池2A〜2C(光検出器)を各々1つずつ配置し、四角柱の上底面に太陽電池2D(背景光用光検出器)を配置する。このように構成された四角柱形状の支柱2’は、太陽電池2Dが配置された上底面が北を向き、また、周面と平行な中心線Lが地軸に対して平行になると共に上記台形の上底に対して垂直な面が正午に太陽から最も近くなるように姿勢設定される。
【0030】
ここで、図7において、(a)は上記実施形態つまり三角柱形状の支柱2を用いた場合における各太陽電池2a,2bの合成指向特性を示し、(b)は四角柱形状の支柱2’を用いた場合における各太陽電池2A〜2Cの合成指向特性を示している。支柱2’を採用することにより、上記実施形態の場合よりもより均一な感度の部分のみを用いて太陽光の照射量を捉えることができるので、日照・日射に関する気象量をより正確に測定することが可能となる。
【0031】
さらに、上記支柱2’を採用した場合には3つの太陽電池2A〜2Cを用いることになるが、任意の個数すなわちn個の光検出器を用いる場合の補正演算式は下式(2)のようになる。ここでEiは、i番目の太陽電池の出力電圧、Epは乱反射量を測定する太陽電池の出力電圧、φiはi番目の太陽電池の受光面に鉛直な方向と照射光の照射方向とのなす角度である。
【0032】
【数2】
【0033】
(2)上記実施形態では、乱反射量を検出するための太陽電池を1つだけ設けたが、受光面の角度を異にして複数配置し、その平均値を取ることにより乱反射量を測定するようにしても良い。すなわち、受光面の角度を異にした複数の太陽電池で乱反射量を測定し、平均することでより正確な乱反射量を測定することができる。しかし、この場合、乱反射量を測定する太陽電池は全て照射光を直接受けない位置に配置する必要がある。
【0034】
(3)上記実施形態では、太陽電池の受光面の垂直方向と照射光の照射方向との角度ξを記憶装置12に記憶するようにした。しかし、角度ξをデータとして記憶するのではなく、測定日時に基づいて上記角度ξを算出するための角度演算式を記憶装置12に記憶するようにしても良い。
【0035】
(4)上記実施形態では、MUX9を用いて太陽電池2a〜2cの各検出信号を選択してA/D変換器10に入力するようにしたが、各々の太陽電池2a〜2cにA/D変換器10を設けても良い。
【0036】
(5)上記実施形態では、光検出器及び背景光用光検出器として太陽電池を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0037】
(6)上記実施形態では、気象量の出力に関して順序を設けて説明した。しかしながら、これにとらわれるものではなく、気象量の出力に関する形態は任意である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、太陽の照射光を所定の光検出器で検出することによって日照・日射に関する気象量を測定する日照・日射計であって、上記光検出器が検出する照射光の受光強度を所定の補正演算式を用いて光検出器の受光面に垂直な方向の受光強度に補正して日照・日射に関する気象量を測定するので、可動機構を備えることなく日照・日射に関する気象量を高精度に測定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる日照・日射計における感光部Aの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係わる感光部Aの構成要素である三角柱形状の支柱2の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係わる日照・日射計の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係わる角度ξを説明するための図である。
【図5】本発明の一実施形態に係わる日照・日射計の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態の変形例に係わる支柱2’の斜視図である
【図7】本発明の一実施形態における太陽電池の合成指向特性を示す模式図である。
【符号の説明】
1……支持具
2……支柱
2a,2b,2A〜2C……太陽電池(光検出器)
2c,2D……太陽電池(背景光用光検出器)
3……遮光板
4……出力コネクタ
5……ガラスドーム
6……ホルダ
7……スタンド
8……取付台
9……MUX(マルチプレクサ)
10……A/D変換器
11……電波時計(計時手段)
12……記憶装置(記憶手段)
13……演算装置
14……通信装置
A……感光部
L……中心線
Claims (6)
- 太陽の照射光を所定の光検出器で検出することによって日照・日射
に関する気象量を測定する日照・日射計であって、
前記光検出器が検出する照射光の受光強度を所定の補正演算式を用いて光検出器の受光面に垂直な方向の受光強度に補正して日照・日射に関する気象量を測定することを特徴とする日照・日射計。 - 光検出器の受光面の垂直方向と照射光の照射方向との角ξを測定日時に応じた角度データとして記憶する記憶手段と、測定日時を与える計時手段とを備え、
計時手段から与えられる測定日時に基づいて前記記憶手段を検索することによって測定日時に対応する特定の角度データを取得し、当該特定の角度データを補正演算式に代入することによって照射光の受光強度を受光面に垂直な方向の受光強度に補正することを特徴とする請求項1記載の日照・日射計。 - 照射光の照射方向に対して異なる角度に設定された複数の
光検出器を備え、当該各光検出器によって検出された照射光の受光強度を平均化及び補正する補正演算式に適用することを特徴とする請求項1または2記載の日照・日射計。 - 照射光に含まれる空間の乱反射光のみを検出する背景光用光検出器をさらに備え、背景光用光検出器が検出する空間の乱反射光の受光強度によって光検出器が検出する照射光の受光強度を補正して補正演算式に適用することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の日照・日射計。
- 受光面が異なる角度に設定された複数の背景光用光検出器
を設け、各背景光用光検出器が検出する空間の乱反射光の受光強度の平均値によって光検出器が検出する照射光の受光強度を補正することを特徴とする請求項4記載の日照・日射計。 - 光検出器は太陽電池であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の日照・日射計。
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