JP2004043343A

JP2004043343A - Medicinal composition

Info

Publication number: JP2004043343A
Application number: JP2002201887A
Authority: JP
Inventors: Nobuko Koda; 幸田　伸子; Yoshioki Suehiro; 末廣　義興; Hirotaka Sakai; 坂井　裕貴; Hideyoshi Kanbe; 神戸　英芳; Yoichi Konuki; 小貫　洋一
Original assignee: SSP Co Ltd
Current assignee: SSP Co Ltd
Priority date: 2002-07-10
Filing date: 2002-07-10
Publication date: 2004-02-12
Also published as: HK1062274A1; KR20040005596A; CN1476837A; TW200410703A; CN1268342C

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a medicament for constipation excellent in both curative effects for constipation and skin roughness/pimple coming up therewith. <P>SOLUTION: This medicament is a medicinal composition containing bisacodyl, sennoside or its salt and vitamins as effective components, and is used as an aperient for treating constipation. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医薬組成物に関し、更に詳細には、排便を促しながら、便秘に伴う肌荒れ・吹き出物等に対する治療効果を有する医薬組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】
便秘とは、健康時に比べ排便の回数ないしは便量が減少し、このために不快感を感じる症状である。この便秘の治療に使用される薬剤としては、小腸に作用する「峻下剤」と大腸に作用する「緩下剤」の２種類があるが、一般用便秘薬では主に後者が用いられる。
【０００３】
また、下剤には腸内の浸透圧を上げ腸内に水分をためる「塩類下剤」、腸内で水分を吸収して膨らむ「膨張性・浸潤性下剤」、腸壁に刺激を与える「刺激性下剤」などがあり、一般用医薬品においては大腸を刺激する刺激性下剤が主に使われている。
【０００４】
しかしながら、従来提供されている緩下剤であっても、その作用が激しい場合があった。また、便秘と肌荒れ・吹出物との間には、ある程度の関連性が認められており、従来の便秘薬の多くには「便秘に伴う肌荒れ・吹き出物」に対する緩和の効能があるとされている。しかし、その作用は便秘の解消にのみ依存するものであり、便秘中に改善するという効能ではない。
【０００５】
このように、従来提供されている便秘用の薬剤は、必ずしも満足がゆくものとはいえず、更に優れた便秘用の薬剤が求められていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明は、便秘治療効果と、これに伴う肌荒れ・吹出物に対する治療効果が共に優れた便秘用薬剤の提供をその課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意検討を行っていたところ、既に便秘治療剤ないしは排便促進剤として公知である、ビサコジルおよびセンノサイドを組み合わせて用いると、これらをそれぞれ単独で用いる場合に比べ、より確実な瀉下効果を有し、更に、これらの組合せにビタミン剤を加えることにより、便秘に伴う肌荒れ・吹き出物が速やかに解消されることを見出し、本発明を完成した。
【０００８】
すなわち本発明は、有効成分として、ビサコジル、センノサイドまたはその塩およびビタミン類を含有してなる医薬組成物を提供するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の医薬組成物において、有効成分として使用される化合物のうち、ビサコジルは、次の式（１）
【化１】

で表される化合物で、腸の粘膜に直接作用して蠕動運動を活発にさせる作用を有するものであり、排便促進剤として使用されているものである。
【００１０】
また、他の有効成分であるセンノサイドは、次の式（２）
【化２】

で表される化合物で、これも大腸を刺激して大腸の蠕動運動を活発にさせ、自然な状態で排便を促する作用があり、便秘症の治療に用いられている化合物である。このセンノサイドの塩としては、カルシウム塩等が挙げられる。
【００１１】
本発明は、このように共に便秘治療の目的で使用されている２つの化合物を組み合わせ使用することによって、それぞれの単独使用では得られない、より確実な瀉下効果を得たものである。このような効果を得るための、それぞれの配合割合は、重量比で、ビサコジル１に対し、センノサイド若しくはその塩が０．５〜１０の範囲であり、好ましくは、１〜５の範囲である。
【００１２】
更に、本発明の別の有効成分であるビタミン類としては、一般的に皮膚に対する効能を示すもの、例えば、ビタミンＡ、ビタミンＢ_１、Ｂ_２、Ｂ_６、ビタミンＣ、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸などを使用することができる。このうち、好ましいものとしては、皮膚炎等の炎症の治療効果を有するビタミン類であり、その具体例としては、ビタミンＢ_２およびＢ_６を挙げることができる。
【００１３】
これらビタミン類の配合量（重量比）は、ビタミンＢ_２の場合、ビサコジル１に対し、好ましくは０．０５〜２０の範囲であり、より好ましくは０．１〜１である。また、ビタミンＢ_６の場合、ビサコジル１に対し、好ましくは０．１〜１００の範囲であり、より好ましくは０．２〜５である。
【００１４】
本発明の医薬組成物は、上記した３成分を、適当な製剤添加物と組み合わせ、所望の剤型とすることにより調製することができる。本発明医薬組成物の具体的な剤型の例としては、錠剤（チュアブル錠、発泡錠を含む）、カプセル剤、軟カプセル剤、丸剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、舐剤、チョコレート剤、内服液剤等を挙げることができ、これら剤型に適応した公知の製剤添加物が利用できる。このうち、特に腸溶性製剤が好ましい。
【００１５】
本発明の医薬組成物の具体的製造例としては、例えば次の方法が挙げられる。すなわち、上記割合の範囲となる量のビサコジルおよびセンノサイド若しくはその塩と、所定量のビタミン類に必要に応じて製剤添加物を加え、これを常法に従って均一になるまで混合する。製造にあたって使用することのできる製剤添加物としては、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、界面活性剤、溶解補助剤、還元剤、緩衝剤、吸着剤、流動化剤、帯電防止剤、抗酸化剤、甘味剤、矯味剤、清涼化剤、着色剤、着香剤、香料、芳香剤等の、一般に固形製剤に使用しうる製剤添加物を挙げることができる。
【００１６】
次いで、この混合物から、一般に利用される造粒法、例えば、水や有機溶媒を含む溶液または分散液を用いる噴霧造粒法や、撹拌造粒法、流動造粒法、転動造粒法、転動流動造粒法等の湿式造粒法、粉粒状の結合剤を用いる圧密造粒法などの乾式造粒法により造粒末を製造する。
【００１７】
そして、目的の剤型が、顆粒剤、細粒剤ないし散剤である場合は、例えば、上記の造粒末をそのまま、あるいは、粉砕等によりその粒径を調整し、必要によりふるい分けすることにより調製することができる。また、目的の剤型が錠剤である場合は、上記のようにして得られた造粒末を、必要により更に製剤添加物と混合した後、常法により圧縮成型し、所望によりコーティングすることにより調製できる。また、カプセル剤は、上記造粒末をカプセル充填機を用いてカプセルに充填することにより製造される。
【００１８】
上記のようにして製造される本発明の医薬組成物は、便秘治療用の緩下剤として有効に使用される。この医薬組成物の投与量は、患者の便秘の程度、年齢等により異なるが、有効成分であるビサコジルとして、大人一人あたり１〜２０ｍｇ／日程度、センノサイド若しくはその塩として、３〜５０ｍｇ／日程度、ビタミン類として、２〜１００ｍｇ／日程度とすることが好ましく、１日１〜３回に分けて経口投与すればよい。
【００１９】
【作用】
本発明の医薬組成物において、ビサコジルおよびセンノサイド若しくはその塩を組み合わせることにより、緩下剤としてより確実な瀉下効果が得られる理由は、腸粘膜上で同じ薬理作用を示すことによる相乗効果およびビサコジルには見られない薬理作用をセンノサイドが有することによる作用点の違いが関与していると推測される。
【００２０】
また、ビタミン類を配合することにより、便秘に伴う肌荒れ・吹出物を速やかに解消することができる理由は、腸内細菌が関連すると考えられている。すなわち、ビタミンＢ_２、Ｂ_６をはじめとするビタミン類は、腸内細菌であるビヒズス菌によって生成されることが知られている。そして、便秘時には、腸内細菌叢のバランスが崩れ、ビタミンが欠乏すると推定される。
【００２１】
一方、ヒトにおける吹出物の症状の進行には過酸化脂質が関与していることが報告されており、その過酸化脂質の異常な増加がビタミンＢ_２消費量の増加に繋がり、潜在的ビタミンＢ_２欠乏状態を招くとも言われている。逆に言えば、ビタミンＢ_２等のビタミン類が十分にあれば、過酸化脂質の増加が抑制され、結果的に肌荒れ・吹出物の改善効果を高めるのではないかと考えられる。
【００２２】
【実施例】
以下、実施例および試験例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例等に何ら制約されるものではない。
【００２３】
試　験　例　１
ビタミン類の配合効果：
ビタミンＢ_２およびＢ_６の肌荒れ症状に対する治療効果を、実験動物としてマウスを用いる下記の試験方法で検討した。なお、実験動物に便秘に伴う肌荒れを誘発させるのは困難であり、また統一されたモデルもないので、皮膚炎単独モデルに対するビタミンＢ_２およびＢ_６投与の作用で検討した。皮膚症状の肉眼的観察結果を表１に、病理組織学的検査の結果を表２に示す。
【００２４】
＜　試験方法　＞
ａ）対象動物
３週齢Ｃｒｊ：ＣＤ−１（ＩＣＲ）系雄性マウス
ｂ）群構成
▲１▼正常飼料−対照群
▲２▼ビタミンＢ_２、Ｂ_６欠乏飼料−対照群
▲３▼ビタミンＢ_２、Ｂ_６欠乏飼料−ビタミンＢ_２、Ｂ_６低用量投与群
▲４▼ビタミンＢ_２、Ｂ_６欠乏飼料−ビタミンＢ_２、Ｂ_６中用量投与群
▲５▼ビタミンＢ_２、Ｂ_６欠乏飼料−ビタミンＢ_２、Ｂ_６高用量投与群
ｃ　）　試験物質
ビタミンＢ_２原末、ビタミンＢ_６原末
ｄ　）　試　薬
カルボキシメチルセルロースナトリウム、オリーブ油、クロトン油
ｅ　）　投与方法
１日１回９日間連続経口投与
ｆ　）　皮膚炎の誘発
試験物質６日後に除毛し、７日後オリーブ油に溶解したクロトン油を　各部位に２０μｌ塗布
ｇ　）　観察項目
皮膚炎の程度（右耳介および背部皮膚）、病理組織学的検査（右耳介および背部皮膚）
ｈ　）　観　察
皮膚炎惹起後６、１２、２４、４８時間後
Ｉ　）　評価基準
（ｉ）皮膚症状の観察（皮膚炎惹起後６、１２、２４、４８時間後）
右耳介および背部皮膚の皮膚炎の程度の肉眼的観察結果を下記基準に従ってスコア化した。
０（変化なし）　　　　　　　１（弱い紅斑）
２（中程度の紅斑）　　　　　３（強い紅斑と浮腫）
（ｉｉ）病理組織学的検査（皮膚炎惹起後６、１２、２４、４８時間後）
好中球浸潤、浮腫、潰瘍、痂皮の程度を鏡検し、下記基準に従ってスコア化した。
０（変化なし）　　　　　　　１（弱い紅斑）
２（中程度の紅斑）　　　　　３（強い紅斑と浮腫）
【００２５】
＜　試験結果　＞
皮膚症状の肉眼的観察結果：
【表１】

この結果から、ビタミンＢ_２、ビタミンＢ_６の投与量の増加に従い、背部皮膚および耳介の紅斑スコアが低値を示す傾向が認められた。
【００２６】
病理組織学的検査：
【表２】

この結果から、ビタミンＢ_２、ビタミンＢ_６の投与量の増加に従い、背部皮膚および耳介細胞浸潤並びに耳介浮腫が軽減する傾向が認められた。
【００２７】
以上の結果が示すように、ビタミンＢ_２およびビタミンＢ_６欠乏マウスのクロトン油誘発皮膚炎モデルに対し、ビタミンＢ_２およびビタミンＢ_６の経口投与は、皮膚症状の改善に有効であることが確認された。よって、便秘治療剤服用時にビタミンＢ_２およびビタミンＢ_６を同時に摂取することは皮膚症状の改善に有効であると判断される。
【００２８】
実　施　例　１
（ａ）中心錠剤の作製
下記表３に示す組成の中心錠剤（素錠）を径５．５ｍｍφ、４．５Ｒの杵にて１錠当たり５５ｍｇで作製した。その錠剤硬度は２．８ｋｇｆで、崩壊時間（試験液；水）は６〜８分であった。
【００２９】
【表３】

【００３０】
この錠剤４．７ｋｇを、通気式パンコーティング機器（Ｈｉｃｏａｔｅｒ　ＨＣＴ−４８；フロイント産業（株）製）に仕込み、給気温度５０℃、品温４５℃、回転数１６ｒｐｍで、クエン酸トリエチル／グリセリン脂肪酸エステル（３５／２０）の可塑剤液をスプレー速度２０ｇ／分で噴霧しながら、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート（商品名　ＡＳ−ＭＦ　信越化学工業（株）製）／タルク（混合比１０／６）の均一混合粉体を５８ｇ／分で散布して乾式コーティングを行い、１錠６７ｍｇの腸溶性フィルム錠を得た。
【００３１】
（ｂ）糖衣錠の作製
上記（ａ）で製造した腸溶性フィルム錠に、通気式パンコーティング機器（Ｈｉｃｏａｔｅｒ　ＨＣＴ−４８；フロイント産業（株）製）を用いて、６５％ショ糖シロップで１錠当たり５ｍｇ、膜厚４８μｍのショ糖の層（皮膜）を形成した。更にカオリン１０％、炭酸カルシウム１０％、タルク５％、酸化チタン５％、アラビアゴム末４％およびショ糖４０％よりなる水懸濁液で１錠当たり３５ｍｇのスムージング層を形成した。最後に、タール色素を添加した６５％ショ糖シロップを用いて１錠当たり５ｍｇのカラーリング層を形成し、ワックスで艶出しをして腸溶性の糖衣錠を得た。
【００３２】
【発明の効果】
本発明の医薬組成物は、従来の緩下剤等の便秘治療剤と比べ、より確実な瀉下効果を有するものである。また、本発明の医薬組成物は、従来の緩下剤に加えて、ビタミンＢ_２、Ｂ_６等のビタミン類を配合しているため、便秘に伴う肌荒れ・吹き出物を速やかに解消することができるものである。
【００３３】
従って、本発明の医薬組成物は、便秘に伴う肌荒れ・吹き出物の治療効果を有する便秘用薬剤として広く利用可能なものである。
以　　上[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pharmaceutical composition, and more particularly, to a pharmaceutical composition having a therapeutic effect on rough skin and breakouts associated with constipation while promoting defecation.
[0002]
[Prior art]
Constipation is a symptom in which the number of defecations or the amount of stool is reduced as compared with the time of health, and therefore, discomfort is felt. There are two types of drugs used for the treatment of constipation: a "laxative" that acts on the small intestine and a "laxative" that acts on the large intestine. The general constipation drug mainly uses the latter.
[0003]
Laxatives include salt laxatives that increase osmotic pressure in the intestine and store water in the intestine, swelling and infiltrating laxatives that absorb water in the intestine and swell, and irritants that stimulate the intestinal wall Laxatives and the like, and over-the-counter drugs mainly use irritating laxatives that stimulate the large intestine.
[0004]
However, even in the case of laxatives conventionally provided, the effects were sometimes severe. In addition, a certain degree of association has been recognized between constipation and rough skin / pimples, and it is said that many conventional constipation drugs have an effect of alleviating “skin roughness / pimples due to constipation”. However, its effect depends only on the resolution of constipation, not on improving during constipation.
[0005]
As described above, the constipation drugs conventionally provided are not always satisfactory, and a more excellent constipation drug has been demanded.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a constipation drug that is excellent in both a constipation treatment effect and a concomitant treatment effect for rough skin and pimples.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have been diligently studying to solve the above-mentioned problem, and already known as a constipation treating agent or defecation promoting agent, when using bisacodyl and sennoside in combination, when these are used alone, The present invention has been found to have a more reliable purging effect as compared with the above, and furthermore, by adding a vitamin agent to these combinations, the rough skin and pimples due to constipation are quickly eliminated.
[0008]
That is, the present invention provides a pharmaceutical composition containing bisacodyl, sennoside or a salt thereof, and vitamins as active ingredients.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Among the compounds used as active ingredients in the pharmaceutical composition of the present invention, bisacodyl is represented by the following formula (1)
Embedded image

A compound represented by the formula (1), which acts directly on the intestinal mucosa to activate peristalsis, and is used as a defecation-promoting agent.
[0010]
Also, sennoside, another active ingredient, is represented by the following formula (2)
Embedded image

This compound also has the effect of stimulating the large intestine to activate peristaltic movement of the large intestine and promoting defecation in a natural state, and is used in the treatment of constipation. Examples of the sennoside salt include a calcium salt.
[0011]
The present invention achieves a more reliable cathartic effect which cannot be obtained by using each of them alone by combining and using two compounds which are both used for the purpose of treating constipation. In order to obtain such an effect, the mixing ratio of sennoside or a salt thereof to bisacodyl 1 is 0.5 to 10 and preferably 1 to 5 with respect to bisacodyl 1.
[0012]
Further, as the vitamins which are other active ingredients of the present invention, those which generally have an effect on the skin, for example, vitamin A, vitamin B ₁ , B ₂ , B ₆ , vitamin C, niacin, biotin, pantothenic acid Etc. can be used. Among them, preferred are a vitamins having a therapeutic effect in inflammatory dermatitis, etc. As specific examples, mention may be made of vitamins B ₂ and B _6.
[0013]
Amount of these vitamins (weight ratio) in the case of vitamin _{B 2,} to bisacodyl 1, preferably in the range of 0.05 to 20, more preferably from 0.1 to 1. Also, in the case of vitamin _{B 6,} to bisacodyl 1, preferably in the range from 0.1 to 100, more preferably from 0.2 to 5.
[0014]
The pharmaceutical composition of the present invention can be prepared by combining the above-mentioned three components with appropriate pharmaceutical additives to obtain a desired dosage form. Specific examples of the dosage form of the pharmaceutical composition of the present invention include tablets (including chewable tablets and effervescent tablets), capsules, soft capsules, pills, granules, fine granules, powders, powders, and chocolates. And liquid preparations for oral use, and known pharmaceutical additives suitable for these dosage forms can be used. Of these, enteric preparations are particularly preferred.
[0015]
Specific production examples of the pharmaceutical composition of the present invention include, for example, the following methods. That is, bisacodyl and sennoside or a salt thereof in an amount falling within the above range and a prescribed amount of vitamins are added with a formulation additive if necessary, and the mixture is mixed according to a conventional method until uniform. Pharmaceutical additives that can be used in production include excipients, binders, disintegrants, lubricants, stabilizers, surfactants, solubilizers, reducing agents, buffers, adsorbents, fluidizers Pharmaceutical additives that can be generally used for solid preparations, such as antistatic agents, antioxidants, sweeteners, flavoring agents, fresheners, coloring agents, flavoring agents, fragrances, and fragrances.
[0016]
Next, from this mixture, a commonly used granulation method, for example, a spray granulation method using a solution or dispersion containing water or an organic solvent, a stirring granulation method, a flow granulation method, a tumbling granulation method, The granulated powder is manufactured by a dry granulation method such as a wet granulation method such as a tumbling fluidized granulation method and a compaction granulation method using a powdery binder.
[0017]
When the intended dosage form is a granule, a fine granule or a powder, for example, the granulated powder is prepared as it is or by adjusting the particle size by pulverization or the like and, if necessary, sieving. can do. When the target dosage form is a tablet, the granulated powder obtained as described above is further mixed with formulation additives as necessary, and then compression-molded by a conventional method, and optionally coated by coating. Can be prepared. A capsule is produced by filling the above-mentioned granulated powder into a capsule using a capsule filling machine.
[0018]
The pharmaceutical composition of the present invention produced as described above is effectively used as a laxative for treating constipation. The dosage of this pharmaceutical composition varies depending on the degree of constipation, age and the like of the patient, but about 1 to 20 mg / day per adult as bisacodyl as an active ingredient, and about 3 to 50 mg / day as sennoside or a salt thereof per adult. The dose of vitamins is preferably about 2 to 100 mg / day, and oral administration may be performed once to three times a day.
[0019]
[Action]
The reason why the combination of bisacodyl and sennoside or a salt thereof in the pharmaceutical composition of the present invention can provide a more reliable laxative effect as a laxative, is due to the synergistic effect of exhibiting the same pharmacological action on the intestinal mucosa and to bisacodyl. It is presumed that the difference in the action point due to the unprecedented pharmacological action of sennoside is involved.
[0020]
In addition, it is considered that intestinal bacteria are involved in the reason that the incorporation of vitamins can promptly eliminate rough skin and pimples due to constipation. That is, it is known that vitamins such as vitamins B ₂ and B ₆ are produced by the intestinal bacterium Vichydus. At the time of constipation, it is presumed that the balance of the intestinal flora is disrupted and vitamin deficiency occurs.
[0021]
On the other hand, it has been reported that lipid peroxide is involved in the progression of pimples in humans, and that an abnormal increase in lipid peroxide leads to an increase in vitamin B ₂ consumption, and potential vitamin B ₂ It is also said to cause deficiency. Conversely, if the vitamins such as vitamin B ₂ is sufficiently increased lipid peroxide is inhibited, it is considered that it would be eventually enhance the effect of improving rough skin-rash.
[0022]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples and Test Examples, but the present invention is not limited to these Examples and the like.
[0023]
Test example 1
Effect of vitamins:
The therapeutic effect on rough skin symptoms of vitamin B ₂ and B _6, were examined by the following test method using mouse as an experimental animal. Incidentally, it is difficult to induce skin irritation associated with constipation experimental animals, and because there is no unified model, was studied by the action of vitamin B ₂ and B ₆ administration to dermatitis alone model. Table 1 shows the results of macroscopic observation of skin symptoms, and Table 2 shows the results of histopathological examination.
[0024]
<Test method>
a) subject animal 3-week-old Crj: CD-1 (ICR) male mice b) group configuration ▲ 1 ▼ normal diet - control group ▲ 2 ▼ vitamin _B 2, _{B 6} deficient diet - control group ▲ 3 ▼ Vitamin _{B 2} , _{B 6} deficient diet - vitamin _B 2, _{B 6} low-dose administration group ▲ 4 ▼ vitamin _B 2, _{B 6} deficient diet - vitamin _B 2, _B in ₆ dose group ▲ 5 ▼ vitamin _B 2, _{B 6} deficient diet - Vitamin B ₂ , B ₆ high dose administration group c) Test substance Vitamin B ₂ bulk powder, Vitamin B ₆ bulk powder d) Test drug Sodium carboxymethylcellulose, olive oil, croton oil e) Administration method Once a day for 9 consecutive days f) Dermatitis induction test substance Hair was removed 6 days later, and 7 days later, 20 µl of croton oil dissolved in olive oil was applied to each site g) Observation items Degree of dermatitis (right auricle and back skin), histopathology Examination (right pinna And back skin)
h) Observation 6, 12, 24, 48 hours after induction of dermatitis I) Evaluation criteria (i) Observation of skin symptoms (6, 12, 24, 48 hours after induction of dermatitis)
The results of macroscopic observation of the degree of dermatitis of the right auricle and back skin were scored according to the following criteria.
0 (no change) 1 (weak erythema)
2 (moderate erythema) 3 (strong erythema and edema)
(Ii) Histopathological examination (6, 12, 24, and 48 hours after induction of dermatitis)
The degree of neutrophil infiltration, edema, ulcer, and crust was examined microscopically and scored according to the following criteria.
0 (no change) 1 (weak erythema)
2 (moderate erythema) 3 (strong erythema and edema)
[0025]
<Test results>
Macroscopic observation of skin symptoms:
[Table 1]

From these results, it was found that the erythema scores of the back skin and the pinna tended to be lower as the dose of vitamin B ₂ or vitamin B ₆ increased.
[0026]
Histopathological examination:
[Table 2]

From these results, it was observed that the back skin and auricular cell infiltration and auricular edema tended to decrease as the dose of vitamin B ₂ or vitamin B ₆ increased.
[0027]
As the above results show, it was confirmed that oral administration of vitamin B ₂ and vitamin B ₆ is effective in improving skin symptoms in a croton oil-induced dermatitis model of vitamin B ₂ and vitamin B ₆ deficient mice. Was done. Therefore, it is determined that taking vitamin B ₂ and vitamin B ₆ at the same time when taking the constipation treatment is effective in improving skin symptoms.
[0028]
Example 1
(A) Preparation of central tablet A central tablet (uncoated tablet) having the composition shown in Table 3 below was prepared with a 5.5 mmφ, 4.5R punch at 55 mg per tablet. The tablet hardness was 2.8 kgf, and the disintegration time (test liquid; water) was 6 to 8 minutes.
[0029]
[Table 3]

[0030]
4.7 kg of these tablets were charged into a ventilated pan coating machine (Hicoather HCT-48; manufactured by Freund Corporation) and supplied with triethyl citrate / glycerin fatty acid at an air supply temperature of 50 ° C., a product temperature of 45 ° C. and a rotation speed of 16 rpm. While spraying a plasticizer solution of ester (35/20) at a spray speed of 20 g / min, hydroxypropyl methylcellulose acetate succinate (trade name: AS-MF, manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.) / Talc (mixing ratio: 10/6) Was sprayed at a rate of 58 g / min to perform dry coating to obtain 67 mg of enteric film tablets per tablet.
[0031]
(B) Preparation of sugar-coated tablet Each of the enteric-coated film tablets prepared in the above (a) was coated with 65% sucrose syrup using a breathable pan coating machine (Hicoeater HCT-48; manufactured by Freund Corporation). A sucrose layer (film) having a thickness of 5 mg and a film thickness of 48 μm was formed. Further, a smoothing layer of 35 mg per tablet was formed with an aqueous suspension composed of 10% kaolin, 10% calcium carbonate, 5% talc, 5% titanium oxide, 4% gum arabic powder and 40% sucrose. Finally, a coloring layer of 5 mg per tablet was formed using a 65% sucrose syrup to which a tar dye was added, and polished with wax to obtain an enteric sugar-coated tablet.
[0032]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION The pharmaceutical composition of this invention has a more reliable purgative effect compared with the conventional constipation treatment agents, such as a laxative. In addition, since the pharmaceutical composition of the present invention contains vitamins such as vitamins B ₂ and B ₆ in addition to the conventional laxatives, it can quickly eliminate rough skin and breakouts due to constipation. is there.
[0033]
Therefore, the pharmaceutical composition of the present invention can be widely used as a constipation drug having a therapeutic effect on rough skin and pimples due to constipation.
that's all

Claims

Pharmaceutical compositions comprising bisacodyl, sennoside or salts thereof and vitamins as active ingredients.

Vitamins vitamin B ₂ and / or pharmaceutical composition of the first of claims vitamin B _6.

3. The pharmaceutical composition according to claim 1, which is a laxative.