JP2004040723A - アクセスサービス網構築システム及びアクセスサービス網構築方法 - Google Patents

アクセスサービス網構築システム及びアクセスサービス網構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】要求サービス度に応じた伝送を行い、しかもシステム規模を抑えた網を構築する。
【解決手段】ISP/VPNへのコアネットワークを経由してのアクセスサービスにおいて、加入者端末収容エッジノード2は、加入者端末からの要求に基づく要求サービス識別子をMPLSのインナーラベルに設定し、かつ上記コアネットワークでの伝送優先度をMPLSのアウターラベルに設定し、対抗してサービス提供サーバを収容するサービス側エッジノード4は、加入者端末エッジノードへの伝送サービス識別子をMPLSのインナーラベルに設定し、かつコアネットワークでの伝送優先度をMPLSのアウターラベルに設定して、伝送路を形成するようにした。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加入者端末と、ISP(Internet Service Provider)またはVPN(Virtual Private Network)の間のパケットデータ転送サービスを提供する、ISP/VPNアクセスサービス網の構築に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ISP/VPNアクセスサービス網の構築は、加入者端末と、加入者端末を収容するエッジノードの間のプロトコルとしてPPPoE(PPP over Ethernet(登録商標))を使用し、加入者端末を収容するエッジノードと、ISP/VPNのアクセスポイントと接続するエッジノードの間のプロトコルとしてL2TP(Layer2 Tunneling Protocol)を使用している。(以下、従来技術Aと呼ぶ)
【0003】
図5に従来のシステム構成の例を示す。
図において、12は加入者端末、13は加入者端末を収容するエッジノード(以下、加入者端末収容エッジノードと呼ぶ)、14はISP/VPNアクセスサービス網内に設置されるRADIUSサーバ、15はISP/VPNのアクセスポイントに接続するエッジノード(以下、ISP/VPN接続エッジノードと呼ぶ)、16は加入者収容端末が接続を希望するISP/VPN、27はISP/VPNアクセスサービス網を構成するコアノードである。
【0004】
次に動作について説明する。
加入者端末12がISP/VPN16に接続する場合、加入者端末12が加入者端末収容エッジノード13に接続要求メッセージを送信する。
加入者端末収容エッジノード13は、接続要求メッセージを受信すると、接続要求メッセージに示される加入者識別情報からどのISP/VPN接続エッジノードに接続する必要があるかを判定するために、RADIUSサーバ14に問い合わせを行う。
RADIUSサーバ14は、接続要求メッセージに示される加入者識別情報からどのISP/VPN接続エッジノードに接続する必要があるかを判定した結果を、加入者端末収容エッジノード13に応答として返す。
RADIUSサーバ14からの応答を受けて、加入者端末収容エッジノード13は、ISP/VPN接続エッジノード15との間でL2TPセッションを確立するための手順を実行し、L2TPセッションを確立する。
加入者端末収容エッジノード13とISP/VPN接続エッジノード15との間にL2TPセッションが確立した後に、加入者端末12とISP/VPN16の間で送受信されるIPパケットを、加入者端末収容エッジノード13とISP/VPN接続エッジノード15の間で送受信されるL2TPパケットにカプセル化して転送する。
【0005】
上記の他の関連する従来技術として、IP−VPN網内部でQoS指定可能な転送サービスを実現する方式として、特開2001−189754号公報(以下、従来技術Bと呼ぶ)と特開2001−237876号公報(以下、従来技術Cと呼ぶ)が存在する。いずれも、QoSサーバ(もしくは、ポリシサーバ)が、IPアドレスを含むIPヘッダ内容に基づき転送対象IPパケットをどの様に転送する必要があるかを、ネットワークを構成する各ルータに対して設定することで、QoS付転送サービスを実現する方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術AによりISP/VPNアクセスサービス網を構築した場合、加入者端末12とISP/VPN16の間で送受信されるIPパケットが、加入者端末収容エッジノード13とISP/VPN接続エッジノード15の間で送受信されるL2TPパケットにカプセル化して転送されるため、加入者端末12とISP/VPN16の間の転送サービスとしてベストエフォート型の転送サービスしか提供することができず、QoSパラメータを指定した転送サービス提供を行うことができないという課題がある。
【0007】
QoSパラメータを指定した転送サービス提供を行うために、従来技術B,従来技術CをISP/VPNアクセスサービス網構築に適用する場合、以下の様な課題が存在する。
先ず、加入者端末台数増加に対するスケーラビリティが良くない。
即ち、従来技術Cを用いてQoS保証付ISP/VPNアクセスサービス網を構築する場合、個々の加入者端末用の設定をQoSサーバがコアノードに対しても行い、コアノードでのパケット転送処理において、個々の加入者端末用の設定情報内容を元にどの様な転送処理を行うかを決定する必要がある。コアノードには複数のエッジノードのトラフィックが集約されるので、コアノードでは、ISP/VPNアクセスサービス網全体で収容する加入者端末数に比例した設定データを管理する必要が生じる。このため、ISP/VPNアクセスサービス網全体で収容可能な加入者端末数が、コアノードの処理能力によって大きく制約を受けることとなる。
従来技術Bを用いてQoS保証付ISP/VPNアクセスサービス網を構築する場合も、同様の問題がある。即ち、従来技術Bの記述には、コアノードに対する設定を無くすることも可能と書かれているが、コアノードに対する設定無しでQoS保証付サービスを提供するためには、コアノードの各インタフェースの帯域が、コアノードが転送すべきトラフィックの帯域に比較して充分大きいことが必要となり、ネットワークの帯域を効率的に利用することができなくなるため、実際の運用ではコアノードに対する設定が必要になると考えられる。
【0008】
また、従来技術B,Cに記述される、QoSサーバ/ポリシサーバが、IPアドレスを含むIPヘッダ内容に基づき転送対象IPパケットをどの様に転送する必要があるかを各ルータに対して設定する方式で、ISP/VPNアクセスサービス網でのQoSサービスを提供する場合を検討する。この場合、加入者端末がISP/VPNに接続する時点で、加入者端末に割り当てるIPアドレスを決定する機構が、加入者端末に割り当てたIPアドレスをQoSサーバ/ポリシーサーバに対して通知する。そして、QoSサーバ/ポリシーサーバが、通知されたIPアドレス情報とQoS指定内容を元にネットワーク内のどのルータを経由してパケットを転送するかを判断し、ネットワークの各ルータに対して設定を行う必要がある。ISP/VPNアクセスサービス網の加入者端末数が増えるに従って、単位時間あたりの加入者端末の接続/切断回数増えることが予想され、それに伴いQoSサーバ/ポリシーサーバでの処理がボトルネックになることが懸念されるが、従来技術B,CにはQoSサーバの処理能力を高めるための方法については言及がない。複数台のQoSサーバを用いて分散処理を行うことでQoSサーバの処理能力を高めることが考えられるが、QoSサーバが行うルータへの設定内容を決定する処理では、ISP/VPNアクセスサービス網のネットワークトポロジと各インタフェースで利用可能な帯域の情報を使用する必要があるが、この情報へのアクセスがボトルネックとなり処理能力を高めることが困難であると考えられる。
【0009】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ISP/VPNアクセスサービス網において、加入者端末が利用する転送サービスのQoSパラメータ内容を、必要に応じて加入者端末が動的に指定可能とし、かつ加入者端末台数に対してスケーラブルなシステムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアクセスサービス網構築システムは、インターネット・サービス・プロバイダまたはバーチャル・プライベート・ネットワークへのコアネットワークを経由してのアクセスサービスにおいて、
加入者端末収容エッジノードは、加入者端末からの要求に基づく要求サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定し、かつ上記コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定し、
対抗してサービス提供サーバを収容するサービス側エッジノードは、加入者端末エッジノードへの伝送サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定し、かつコアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定して、伝送路を形成するようにした。
【0011】
また更に、加入者端末収容エッジノードまたはサービス側エッジノードは、サービス帯域が変化すると必要に応じてコアネットワークのコアノードに帯域変更を要求し、コアノードは、対応して帯域を変更するようにした。
【0012】
この発明に係るアクセスサービス網構築方法は、インターネット・サービス・プロバイダまたはバーチャル・プライベート・ネットワークへのコアネットワークを経由してのアクセスサービスにおいて、
加入者端末収容エッジノードは、加入者端末からの要求に基づく要求サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定する第1のステップと、コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定する第2のステップと、
対抗してサービス提供サーバを収容するサービス側エッジノードは、加入者端末エッジノードへの伝送サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定する第3のステップと、コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定する第4のステップと、を備えた。
【0013】
また更に、加入者端末収容エッジノードまたはサービス側エッジノードは、サービス帯域が変化すると必要に応じてコアネットワークのコアノードに帯域変更を要求する第5のステップを、
コアノードは、対応して帯域を変更する第6のステップを、備えた。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明のISP/VPNアクセスサービス網構築システムを実現するISP/VPNアクセスサービス網の構成例を図1に基づいて説明する。
図1において、1は加入者端末、2は本発明の重要構成要素である、サービスを実現するための機能を備えた加入者端末収容エッジノード、3はISP/VPNアクセスサービス網内に設置されるRADIUSサーバ、4は同じく本発明の重要要素であるサービス機能を備えたISP/VPN接続エッジノード、5は加入者収容端末が接続を希望するISP/VPN、6はISP/VPNアクセスサービス網を構成するコアノードである。
【0015】
本発明のISP/VPNアクセスサービス網構築方法は、加入者端末1とISP/VPN5の間のIPパケット転送のために、MPLS(Muliprotocal Label Switching)のtwo level stack技術を用いる。即ち、加入者端末収容エッジノード2(以下ノードAと呼ぶ)は、ISP/VPN接続エッジノード4(以下ノードBと呼ぶ)との間に、図1に表記される1対(A→B方向とB→A方向)のtwo level stackLSPを設定する。そして、加入者端末1とISP/VPN5の間で送受信されるIPパケットを、inner labelとouter labelの2段のMPLSラベルを付与してノードAとノードBの間で転送する。outer labelに対応するノードAとノードBの間のLSPは、AとBの組に対してノードA→ノードB方向とノードB→ノードA方向にそれぞれ一本ずつ、もしくは、接続先ISP/VPNに対してノードA→ノードB方向とノードB→ノードA方向にそれぞれ一本ずつ設定する。inner labelに対応するノードAとノードBの間のLSPは、加入者端末1とISP/VPN5の間の接続に対して、ノードA→ノードB方向とノードB→ノードA方向にそれぞれ一本ずつ設定する。
【0016】
MPLSのtwo level stack技術を用いることで、コアノード6はouter labelに基づくパケット転送処理を行えばよいこととなり、outer labelに対応するLSPに関するQoSパラメータのみを管理すればよく、個々の加入者端末に関するQoSパラメータを管理する必要はなくなる。ある加入者端末に関するQoSパラメータは、その加入者端末を収容する加入者端末収容エッジノード2と、その加入者端末がISP/VPNに接続するために使用するISP/VPN接続エッジノード4のみが管理すればよい。これにより、加入者端末数が増えた場合でも、コアノード6で管理すべき設定データ量は両端のエッジノードの組合せ分のみの伝送管理をすればよいので、端末毎の管理が必要なく、従って伝送管理量は増えず、コアノードにおけるスケーラビリティの制約は生じない。
【0017】
図2は、図1の構成における新規要素である加入者端末エッジノードと、同じく新規要素であるサービス側のISP/VPNエッジノードの発明部分を示す図である。図において、21は両端間での情報重要度を指定するインナー・ラベル(inner label)値と、コアノードを経由するコアネットワークにおける伝送重要度を設定するアウタアー・ラベル(outer label)値を決定する回路である。また201の物理層、202のデータリンク層、203のPPPoE 層、204のネットワーク層、205のトランスポート層、及び206のアプリケーション層のうちで本実施の形態では、PPPoE層203を210のMPLS層とし、このうちMPLS outer label層211、inner label層212の値をインナー・ラベル値・アウタアー・ラベル値決定回路21で設定する。
また図3(a)は加入者端末エッジノード2の実施の形態1に係る動作を示すフロー図であり、図3(b)はISP/VPNエッジノード4の動作を示すフロー図である。更に図4は、加入者端末1とISP/VPNサーバ間のデータ授受時のシーケンスを示す図である。
【0018】
加入者端末が、ISP/VPNアクセスサービス網に対してあるISP/VPNへの接続を要求してきた場合の接続処理の流れは以下の通りである。
加入者端末収容エッジノード2とISP/VPN接続エッジノード4の間には、加入者端末収容エッジノード2→ISP/VPN接続エッジノード4方向のLSPであるLSP1と、ISP/VPN接続エッジノード4→加入者端末収容エッジノード2方向のLSPであるLSP2が、予め設定されているものとする。
加入者端末1は、加入者端末収容エッジノード2に対して、接続先ISP/VPNと転送サービスで使用するQoSパラメータ内容を特定するために必要な情報を含んだ接続要求メッセージを送信し、特定のISP/VPNへの接続を要求する。
加入者端末収容エッジノード2は、加入者端末1から受信した接続要求メッセージの内容を解析し、接続先ISP/VPNがどこであるかと、転送サービスで使用するQoSパラメータ内容を判定し、どのISP/VPN接続エッジノード4を利用して、加入者端末にISP/VPNアクセスサービスを提供するかを決定する。同時に、加入者端末収容エッジノード2とISP/VPN接続エッジノード4の間に設定されるLSP(two level stack LSPのouter labelに対応するLSP)の中でどのLSP(以下LSP1と呼ぶ)をデータ転送サービスに使用するかも決定する。
【0019】
加入者端末収容エッジノード2は、LSP1のQoSパラメータを、加入者端末1が要求するQoSパラメータを収容可能な値に変更するためのMPLSシグナリングメッセージを送信する。このMPLSシグナリングメッセージに、ISP/VPN接続エッジノード4から加入者端末収容エッジノード2方向へのデータ転送で使用するQoSパラメータと、ISP/VPN接続エッジノード4が加入者端末1宛のパケットを送信する際に使用するinner label値を示すパラメータを含める。(図4の(7))
コアノード6は、加入者端末収容エッジノード2からMPLSシグナリングメッセージを受信すると、LSP1のQoSパラメータを指定される内容に変更するための処理を行い、ISP/VPN接続エッジノード4へMPLSシグナリングメッセージを送信する。
【0020】
ISP/VPN接続エッジノード4は、コアノード6からMPLSシグナリングメッセージを受信すると、LSP1のQoSパラメータを変更するための処理を行い、加入者端末1宛のパケットを送信する際に使用するinner label値を保存する。そして、LSP1と対になる、ISP/VPN接続エッジノード4から加入者端末収容エッジノード2方向へのデータ転送に使用されるMPLS LSP(two level stack LSPのouter labelに対応するLSP、以下LSP2と呼ぶ)のQoSパラメータ値を、MPLSシグナリングメッセージに示される、ISP/VPN接続エッジノード4から加入者端末収容エッジノード2方向へのデータ転送で使用するQoSパラメータを収容可能な値に変更するためのMPLSシグナリングメッセージを、加入者端末収容エッジノード2へ送信する。このMPLSシグナリングメッセージに、加入者端末収容エッジノード2がISP/VPN宛のパケットを送信する際に使用するinner label値を示すパラメータを含める。(図4の(9))
【0021】
コアノード6は、ISP/VPN接続エッジノード4からMPLSシグナリングメッセージを受信すると、LSP2のQoSパラメータを指定される内容に変更するための処理を行い、加入者端末収容エッジノード2へMPLSシグナリングメッセージを送信する。
加入者端末収容エッジノード2は、コアノード6からMPLSシグナリングメッセージを受信すると、LSP2のQoSパラメータを変更するための処理を行い、加入者端末1からISP/VPN方向のパケットを送信する際に使用するinner label値を保存する。
上記方式では、加入者端末を直接収容する加入者端末収容エッジノード2が、加入者端末1のISP/VPNへの接続/切断をトリガとして、加入者端末収容エッジノード−コアノード−ISP/VPN接続エッジノード間でのMPLSシグナリング処理を行い、MPLSシグナリング処理の中で、QoSパラメータを実現可能な経路決定と、加入者収容端末とISP/VPN間の論理回線に対して、加入者端末が指定するQoSサービスを提供するためのルータ設定を行うので、加入者端末がISP/VPNに接続する際の経路決定処理とルータ設定処理がネットワーク内ルータ間で分散的に行われて、QoSサーバ/ポリシーサーバで集中的に処理を行う場合よりも加入者端末数増加に対するスケーラビリティがよい。
【0022】
加入者端末1とISP/VPN5の間でのパケット転送処理の流れは、以下の通りである。加入者端末収容エッジノード2が加入者端末1からパケットを受信した時に、どの加入者収容端末−ISP/VPN間接続用のパケットかを判定し、加入者収容端末−ISP/VPN間接続に対応するouter label相当のLSPとinner label値を決定し、加入者収容端末−ISP/VPN間接続に対応したQoS転送処理を行ってコアノード6へ転送する。
コアノード6は、加入者端末収容エッジノード2からパケットを受信すると、outer labelの値に基づくQoS転送処理を行って、ISP/VPN接続エッジノード4へパケットを転送する。
ISP/VPN接続エッジノード4は、コアノード6からパケットを受信すると、inner labelの値を元にどの加入者収容端末−ISP/VPN間接続用のパケットかを判定し、転送先ISP/VPNを決定し、加入者収容端末−ISP/VPN間接続に対応したQoS転送処理を行ってISP/VPN5へ転送する。
【0023】
ISP/VPN接続エッジノード4は、ISP/VPN5からパケットを受信すると、送信元ISP/VPNとパケット内フィールドの情報を元にどの加入者収容端末−ISP/VPN間接続用のパケットかを判定し、加入者収容端末−ISP/VPN間接続に対応するouter label相当のLSPとinner label値を決定し、加入者収容端末−ISP/VPN間接続に対応したQoS転送処理を行ってコアノード6へ転送する。
コアノード6は、ISP/VPN接続エッジノード4からパケットを受信すると、outer labelの値に基づくQoS転送処理を行って、加入者端末収容エッジノード2へパケットを転送する。
加入者端末収容エッジノード2は、コアノード6からパケットを受信すると、inner labelの値に基づき転送先加入者端末を判定し、加入者端末へパケットを転送する。
上記方式では、加入者端末収容エッジノードとISP/VPN接続エッジノード間は、MPLSのtwo level stackという任意のレイヤ2プロトコルメッセージを転送可能な接続方式を使用しているので、加入者端末と加入者端末収容エッジノード間の接続方式として、任意のレイヤ2プロトコルメッセージを転送可能な接続方式(例 PPPoE)を使用することで、L2−VPNへのアクセスサービス網を対象とした場合にもQoSサービスを提供可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、両端のエッジノードではマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに優先度を設定し、コアネットワークでの伝送優先度をアウターラベルに設定するので、端末側の優先度による直接的な影響を防いで容易にコアノード内での伝送が行われ、かつユーザサービスを確保できる効果がある。
【0025】
また更に、アウターラベルを変更することで、木目細かく優先度を変えてユーザサービスを制御できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるISP/VPNアクセスサービス網の構成例を示す図である。
【図2】実施の形態1における加入者端末収容エッジノードと、ISP/VPN接続エッジノードの構成を示す図である。
【図3】実施の形態1における加入者端末収容エッジノードと、ISP/VPN接続エッジノードの動作を示すフロー図である。
【図4】実施の形態1におけるISP/VPNアクセスサービス網のシーケンスを示す図である。
【図5】従来のISP/VPNアクセスサービス網の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 加入者端末、2 加入者端末収容エッジノード、4 ISP/VPN接続エッジノード、5 ISPネットワーク/VPNネットワーク、6 コアノード、21 インナー・ラベル値/アウター・ラベル値決定回路、210 MPLS層、211 MPLS outer label層、212 MPLS inner label層。

Claims (4)

  1. インターネット・サービス・プロバイダまたはバーチャル・プライベート・ネットワークへのコアネットワークを経由してのアクセスサービスにおいて、
    加入者端末収容エッジノードは、加入者端末からの要求に基づく要求サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定し、かつ上記コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定し、
    対抗してサービス提供サーバを収容するサービス側エッジノードは、上記加入者端末エッジノードへの伝送サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定し、かつ上記コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定して、伝送路を形成するようにしたことを特徴とするアクセスサービス網構築システム。
  2. 加入者端末収容エッジノードまたはサービス側エッジノードは、サービス帯域が変化すると必要に応じてコアネットワークのコアノードに帯域変更を要求し、該コアノードは、対応して帯域を変更するようにしたことを特徴とする請求項1記載のアクセスサービス網構築システム。
  3. インターネット・サービス・プロバイダまたはバーチャル・プライベート・ネットワークへのコアネットワークを経由してのアクセスサービスにおいて、
    加入者端末収容エッジノードは、加入者端末からの要求に基づく要求サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定する第1のステップと、
    上記コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定する第2のステップと、
    対抗してサービス提供サーバを収容するサービス側エッジノードは、上記加入者端末エッジノードへの伝送サービス識別子をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのインナーラベルに設定する第3のステップと、
    上記コアネットワークでの伝送優先度をマルチプロトコル・ラベル・スイッチングのアウターラベルに設定する第4のステップと、を備えたことを特徴とするアクセスサービス網構築方法。
  4. 加入者端末収容エッジノードまたはサービス側エッジノードは、サービス帯域が変化すると必要に応じてコアネットワークのコアノードに帯域変更を要求する第5のステップを、
    上記コアノードは、対応して帯域を変更する第6のステップを、備えたことを特徴とする請求項3記載のアクセスサービス網構築方法。
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