JP2004038803A - 書店放送の活用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】書店・出版社ともに、書店内放送を広告媒体として有効に活用する仕組みを提供すること。
【解決手段】書店20との契約の元に、出版元31から宣伝広告の依頼を受け付け、放送データを作成して契約書店21,22,23・・にインターネット配信する。契約書店21、22、23・・の広告実績を元に一定の割合で各書店へ広告費を配分する。配信をインターネットを通して配信することにより、低コストで、書店ごとに違う番組を提供することができるのである。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書店で流す店内放送を広告媒体とみなし、この媒体をスポンサー(出版社)に販売し、その収益を書店に還元する書店放送の活用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来多くの書店では、BGMとしての音楽をCDや有線放送などの媒体を通して流していた。あるいは全く流していない書店もあった。
また、出版社が書店における放送で自社の書籍・雑誌の宣伝をする場合、書籍宣伝用の有線放送・FM放送での広告という手段をとっていたが、これらの放送を流すことによって書店が収入を得るものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、書店では多いところでは毎日数万の顧客に放送を聞かせながら、その放送を広告媒体として収益を得る仕組みはなかった。
また出版社が書店における放送で自社の書籍・雑誌の宣伝をしたいと考えても、書籍宣伝用の有線放送・FM放送での広告という手段しかなく、それらはどこの書店でどのぐらいの人数の顧客に対して放送されているかも分からなかった。
【0004】
書籍宣伝用の有線放送・FM放送は設備投資・維持費が大きく、一方、書店の放送は自主的放送に任されていたため放送数も少なく、結果として広告費はその宣伝効果に対して高額なものとなっていた。
【0005】
また、書籍宣伝用の有線放送・FM放送は、1つの放送チャンネルで流しているため、書店によって放送内容を変えるということは出来なかった。
このため、出版社は、自社の望む書店・地域で対象を絞った広告放送を行うことが出来なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、出版元は宣伝を希望する書籍を特定して、その特性に適合する契約書店を契約書店リストから選択し事業本部に対して宣伝申し込みをし、事業本部では出版元の上記申し込みに応じて契約書店に応じた放送データを複数種類制作し事業本部のHP上に掲載して契約書店にインターネット配信可能とし、その後契約書店はインターネットを通じて上記の放送データをダウンロードして店内に放送し、一方事業本部は出版元からの広告費を、一定の条件のもとで契約書店に配当するのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す説明図であり、図2は本発明の第2実施形態を示す説明図である。
図1の第1実施形態は、契約書店の各支店又はフランチャイズ形式の書店の場合を示している。図において、符号10は、宣伝広告媒体をインターネット配信する事業本部である。この事業本部10は出版元31との契約により、この出版元31の新刊本等の書籍の宣伝広告の音声による制作を行う。
【0008】
これは、書店が日常的に店内に流しているBGM(バックグランドミュージック)を利用するもので、この音楽の間に必要な書籍情報をナレーションとして挿入して、例えば30分間の音楽ファイルとして編集する。
このとき、BGMの間に挿入する書籍情報としては、新刊本等に関する情報、例えば本のあらすじ、著者の略歴等であり、ナレーションを著者の肉声としても良い。
【0009】
一方、書店本部20とそれぞれの各支店又はフランチャイズ契約をしている契約書店21,22,23・・はコンピュータ端末機(図示せず)を有している。そして、上記事業本部10の制作した音楽ファイルは上記事業本部10のHP(ホームページ)11に掲載される。
【0010】
次に、上記のように構成した本実施形態の作用を説明する。
まず、事業本部10が上記のように放送データである音楽ファイルを編集しHP11上に掲載する。その後、各支店又は契約書店21,22,23・・が自店の端末機を操作して、事業本部10のHP11へアクセスする。そこで、必要なHP11内の放送開始ボタンをクリックすると、契約書店21,22,23・・の端末機にダウンロードされる。
このダウンロードの後、上記音楽ファイルを指定するとその内容が自動的に各支店又は契約書店内のスピーカを通して店内の顧客へ放送されるのである。
【0011】
上記のように書籍情報を店内に放送することで、顧客への書籍情報の提供が有効に行われる。すなわち、書店に集う多くの顧客は書籍に強い関心があり、自らが求めている書籍を探すと共に、それ以外の書籍も見ながら過ごしている。また、店内には軽いBGMが流れているため、この音楽にのせて新刊本等に関する宣伝広告情報が店内に流れれば関心のある顧客は直ちにこの本を求めるであろう。
【0012】
また、出版元31では、自社の書籍が書店内で宣伝されるのため販売の促進につながる上に、インターネット上の番組制作、運営、管理などの業務を業務本部10が行うことにより容易に書店への販促ができる。
上記のように、本実施形態によれば、メッセージしたい内容が即時性、同報性を有するため、顧客51に上質で均一なサービスを提供することができると共に、書店にとっては書籍の販売量の増加が見込まれることになる。
【0013】
また、外部の顧客41(見込み客)は、事業本部10のHP11にアクセスして、自己のメッセージを書き込むことができ、これを契約書店内の放送を通じての店内の顧客へメッセージすることができる。
このように、書籍に対する顧客の反応を即座に取りこみ活かすことができ、さらには顧客の意見を参考にして新たなサービスを提供することも可能である。
【0014】
なお、上記の実施形態では、出版元と書店本部を1社として説明したが、これに限らず、両者とも複数であって差し支えない。
【0015】
図2の第2実施形態は、契約書店が各支店又はフランチャイズ形式でなく、それぞれが独立した書店の場合である。なお、上記第1実施形態と同様の部分は説明を省略する。
図において、事業本部10は出版元31との契約により、出版元31の新刊本等の書籍の宣伝のための音楽ファイルを作成し、上記第1実施形態と同様に契約書店61,62,63・・に配信する。
【0016】
この実施形態によれば、事業本部10は各々の契約書店61,62,63・・と個別に契約を結び、各書店の状況にあった音楽ファイルを作成する。
すなわち、書店の立地条件、顧客層の階層、年代等に伴って変化する書籍の需要に対応して、情報の内容を作成していく。
【0017】
上記実施形態において、宣伝費用は、出版元31が事業本部10へ支払い、このなかからある一定割合が、契約書店21,22,23・・,61,62,63・・の顧客51,52,53・・の割合に応じて、契約書店21,22,23・・,61,62,63・・に支払われるのである。したがって、契約書店21,22,23・・,61,62,63・・には、書籍の販売量の増加が見込まれると共に、広告費も収入となるのである。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、書店の店内放送を媒体として活用することで広告収入を得ることができる上に、自然な形態で顧客の対象に応じた適切な書籍情報を提供できるため書籍の販売量が増加する。
また、出版元は書籍毎の特性を生かした宣伝広告を行うことができ、明確な対効果費用を割り出して宣伝戦略を立てたり、統括的に宣伝を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す説明図
【図2】本発明の第2実施形態を示す説明図
【符号の説明】
10  事業本部
11  HP(ホームページ)
20  書店本部
21、22、23  契約書店
31、32、33  出版元
41  顧客
51、52、53  顧客
61、62、63  契約書店

Claims (1)

  1. 出版元は宣伝を希望する書籍を特定して、その特性に適合する契約書店を契約書店リストから選択し事業本部に対して宣伝申し込みをし、
    事業本部は出版元の上記申し込みに応じて契約書店に応じた放送データを複数種類制作して、事業本部のHP上に掲載して契約書店にインターネット配信可能とし、
    その後、契約書店はインターネットを通じて上記の放送データをダウンロードして店内に放送し、
    一方、事業本部は出版元からの広告費を一定の条件のもとで契約書店に配当する書店放送の活用方法。
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