JP2004037808A

JP2004037808A - Tacky adhesive label for printing

Info

Publication number: JP2004037808A
Application number: JP2002194376A
Authority: JP
Inventors: Mikio Toyoda; 豊田　幹夫; Yoshiharu Namikawa; 南川　義治; Hiroshi Koyama; 小山　博; Takashi Hashimoto; 橋本　尚
Original assignee: Dynic Corp; Taihei Paper Manufacturing
Current assignee: Dynic Corp; Taihei Paper Manufacturing
Priority date: 2002-07-03
Filing date: 2002-07-03
Publication date: 2004-02-05

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a tacky adhesive label for printing which can be printed with all kinds of liquid inks, enables printing, peels smoothly from each other even in the absence of separators and prevents the migration of the components of printing surfaces to tacky adhesive layers. <P>SOLUTION: The tacky adhesive label for printing is obtained by forming the tacky adhesive layer on one surface of a base material sheet, coating another surface with an ink fixing component for the liquid ink at 0.01 to 20 g/m<SP>2</SP>, and further forming a printing surface coated with the tacky adhesive release component of a non-silicone-based polymer of 0.05 to 10 g/m<SP>2</SP>. Also, the label is formed with the printing surface coated with a macromolecular dispersing agent having tacky adhesive releasability and liquid ink fixability in combination of 0.01 to 20 g/m<SP>2</SP>. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面に水系、または非水系の液状インキで印刷乃至印字が可能で、裏面に粘着層を有する印字用粘着ラベルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
フィルムで梱包された商品やプラスチックで成型された商品等に貼り付けられるラベルは、上質紙、コート紙、または再生紙などの基材シートからなり、表面に値段が印字され裏面は粘着（感圧接着）加工が施されている。ラベルのデザインによっては商品名やバーコードなどもともに印刷されている。印刷手段としては、オフセットやグラビアなどの特殊印刷、熱転写印刷など多岐に渡っている。また粘着ラベル用紙を１コマ分ずつ自動送りしながら、ロットリング式の捺印スタンプで液状インキにより値段を捺印し、簡易に貼付けできるようにしたオートラベラーやハンドラベラーも、スーパーマーケットなどでは汎用されている。いずれも、粘着ラベル用紙の多くはロールに巻かれて、表面（ロールの外面）が印刷面、裏面（ロールの内面）は粘着加工が施されている。
【０００３】
かかる粘着ラベル用紙は、相互間が粘着してロールの巻き解しが困難になることを防止するため、従来、粘着面にはセパレータ（剥離紙またはプラスチックシート）が重ね合わされていた。仮にセパレータなしでロールの巻きにすると、粘着面に印刷面の成分（印刷インキを吸収する加工がなされている）が移行したり、甚だしいときには紙自体を引き裂いてしまう。そのためセパレータを設け、ロールの巻き解しながら印刷乃至は貼付時にセパレータは剥がされて、廃棄されている。このように廃棄されてしまうセパレータは、分量的、コスト的には粘着ラベル用紙そのものと同程度である。これを使用せずにすめば資源、コストの節約に資するところが大きい。
【０００４】
例えば特公昭６０−３０３５５号公報には、粘着テープなどに使用される剥離処理剤が開示されている。かかる剥離処理剤で粘着ラベル用紙の表面（印刷面）を処理すれば、裏面による粘着が抑制されるのでセパレータの必要性はなくなるが、剥離処理剤によって印刷インキがはじかれてしまい、印刷ができない。一方、溶融型熱転写のインクリボンを使う熱転写プリンタによって印字が可能な粘着ラベルが市販されている。この粘着ラベルは、基材シートの一面に粘着層が形成されており、もう一方の面に溶融型熱転写インクの受容層が形成されており、その受容層が粘着層との粘着性能を弱める働きを持つように構成されている。そのため、液状インキでは巧く印刷できない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記のごとく、セパレータを必要としない粘着ラベルで、水性インキ、非水性インキ、または油性インキといった液状インキで印刷でき、さらにスーパーマーケットなどで使用可能な、適度の粘着力を有するものは存在しない。
【０００６】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、あらゆる液状インキで印刷、印字ができ、セパレータなしでも相互間がスムーズに剥離し、印刷面の成分が粘着層に移行することがない印字用粘着ラベルを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するためになされた本発明の印字用粘着ラベルは、基材シートの一面に粘着層が形成されており、もう一方の面に液状インキ用のインキ定着成分を０．０１〜２０ｇ／ｍ^２塗工し、さらに非シリコーン系ポリマーの粘着剥離成分を０．０５〜１０ｇ／ｍ^２塗工した印刷面が形成されている。
【０００８】
印字用粘着ラベルは、基材シートの一面に粘着層が形成されており、もう一方の面に、粘着剥離効果を有しかつ液状インキ用のインキ定着成分を０．０１〜２０ｇ／ｍ^２塗工した印刷面が形成されていてもよい。
【０００９】
上記したインキ定着成分の塗工量は、溶媒等を除いた実質的な有効成分として基材シート上に残存する量であり、その量が０．０１ｇ／ｍ^２以下であるとインキの吸収が不十分となり、印字の滲み、太さの不均一等の印字品質不良を生じてしまうこともある。インキ定着成分の塗工量を２０ｇ／ｍ^２以上にしてもそれ以上の効果は得られず、経済面から無駄である。
【００１０】
粘着剥離成分が、固形分で０．０５ｇ／ｍ^２以下であると剥離性能が不十分となり、インキ定着成分が粘着面に移行する傾向がみられる。粘着剥離成分の重量比が固形分で１０ｇ／ｍ^２以上であるとインキ定着成分の働きが相対的に弱まり、インキの吸収が不十分となり乾燥性が悪くなる。
【００１１】
尚、印刷面におけるインキ定着成分と非シリコーン系ポリマーの粘着剥離成分とは、断面方向に明確な層状となっているものではなく、また均質分散しているものでもない。インキ定着成分による凹凸の凹部乃至はインキ定着成分の微細欠落部位に微細な粘着剥離成分が存在するものである。
【００１２】
好ましくは、この印字用粘着ラベルに、５〜２００μｍの凹凸の型押し加工が施されている。かかる凹凸によって、粘着層が印刷面に粘着しているときに微細空隙が残存しているため、剥離しやすくなるので、剥離力の調整が可能となる。５μｍ以下では型押し加工の効果がなく、２００μｍ以上では、凹凸の斜面へインキが定着しにくく、また、裏面の接着剤の接着力が弱く、表移りして、ラベル表面に移行する傾向にある。
【００１３】
この印字用粘着ラベルは、通常、印刷面を外に向け、その上に粘着層が接してロールに巻かれる。
【００１４】
インキ定着成分は印字に使用する液状インクと親和性のある成分である。インキ定着成分が白色顔料または（および）体質顔料とバインダー成分を含むものであることが好ましい。顔料とバインダーによって、液状インクを吸収しやすいポーラスな印刷面を形成する。白色顔料は多孔性で、鮮明なインク発色を可能とするシリカ、アルミナ及びアルミナ水和物、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、ニ酸化チタン、水酸化マグネシウムである。バインダーとしては、ポリビニルアルコールおよびその誘導体、カゼイン、デンプン及びデンプン誘導体、スチレン−ブタジエン−アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体を使用する。
【００１５】
インキ定着成分はカチオン系界面活性剤でもよい。液状インキがアニオン系の色素を含むときに好ましい。カチオン系界面活性剤の具体的な例は、第１〜第３脂肪族アミン塩やテトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベンジンアンモニウム塩、アルキルアミン塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩の第４級アンモニウム塩、メタクリル酸４級アンモニウム塩ポリマー、ポリエチレンイミン第４級アンモニウム塩である。カチオン系界面活性剤の塗工量は０．０１〜５ｇ／ｍ^２が好ましい。
【００１６】
インキ定着成分はアニオン系界面活性剤でもよい。液状インキがアニオン系の色素を含むときに好ましい。アニオン系界面活性剤の具体的な例は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステル等のアニオン界面活性剤である。アニオン系界面活性剤の塗工量は０．０１〜５ｇ／ｍ^２が好ましい。
【００１７】
インキ定着成分が、高分子分散剤であるソルスパース（登録商標、アビシア株式会社製）３０００、ソルスパース９０００、ソルスパース１７０００、ソルスパース２８０００の各単体または混合物でもよい。液状インキが非水性または油性であるときに好ましい。インキ定着成分は、いずれかのソルスパースを単独で塗工、複数のソルスパースを重ね塗工、または複数のソルスパースの混合物を塗工したものであってもよい。かかる高分子分散剤は、その成分や組成が製造メーカーから明かされていないが、概ねポリエステル系化合物、脂肪族ポリエステル系化合物の成分が含まれているものと解され、インキの染料、顔料成分の表面に化学結合し、長鎖部を外にして定着するという特性を持つものである。
【００１８】
この高分子分散剤をインキ定着成分として塗工し、さらに非シリコーン系ポリマーの粘着剥離成分を塗工して、印刷面を形成してもよい。この場合、高分子分散剤を０．０１〜５ｇ／ｍ^２塗工することで、非水性または油性の系統の液状インキに対して優れたインキ吸収性能が再現性よく得られている。
【００１９】
この高分子分散剤は、粘着剥離性と、液状インキの定着性とを有する。そのため、この高分子分散剤をインキ定着成分として塗工し、粘着剥離成分を塗工することなく、印刷面を形成してもよい。この場合、高分子分散剤を０．０１〜２０ｇ／ｍ^２塗工すると、非水性または油性の系統の液状インキに対して優れたインキ吸収性能が再現性よく得られる。
【００２０】
粘着剥離成分は、非シリコーン系ポリマーが好ましく、長鎖アルキルイソシアネートのペンダントを持つエチレン−ビニルアルコール共重合ポリマーまたはポリテトラフッ化エチレンが特に好ましい。尚、粘着剥離成分としては、滑り特性からシリコーン系ポリマーが考えられるが、液状インクが吸収されにくいので好ましくない。さらにシリコーン系ポリマーが、重なり合っている粘着層に移行（マイグレーション）して、粘着層自体の粘着性能が劣化してしまうとい不都合が生じる。
【００２１】
ロールに巻かれた印字用粘着ラベル１にあっては、図１（Ｂ）に示すように、粘着層５がロールの幅方向ｗの中央部に形成されていることが好ましい。このように両端部に粘着層がない構成とすることでロールの側部から粘着剤がはみ出して互いに融着し、剥離しにくくなることを防ぐことができる。
【００２２】
さらに、ロールに巻かれた印字用粘着ラベルにあっては、同じく図１（Ｂ）に示すように、長手方向に、定間隔を置いてミシン目７が設けられていることが好ましい。このミシン目によって、ロール上で商品価格等を印字したラベルを簡単に１枚ずつに切り分けることができる。特に連続的な捺印スタンプなど簡易な印字具を使用する場合には便利である。
【００２３】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態の印字用粘着ラベルは以下のとおりである。
【００２４】
基材シートとして上質紙を用意する。尚、基材シートとしてはこの他、合成紙、アート紙、コート紙、不織布、ＰＰ（ポリプロピレン）フィルムやＰＥ（ポリエチレン）フィルムやＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）フィルムのようなプラスチックシートなどが使用できる。ロールに巻かれた基材シート巻き解しながら、以下の塗工を行い、完成した印字用粘着ラベルをロールに巻きとってゆく。
【００２５】
先ず、片面に、シリカ、スチレン−ブタジエン−アクリル酸エステル、メタクリ酸エステル共重合樹脂、ポリビニルアルコールからなる液を、固形成分が所定量となるように、バーコート、エアーナイフコート、ブレードコート、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、リバースロールコート、ファウンテンコート、スリットダイコートのような塗工設備にて塗工する。これを乾燥すると多孔質なインキ定着成分が形成される。さらにこの上に、粘着剥離成分を形成するため、例えばステアリルイソシアネート基を側鎖に持つエチレン−ビニルアルコール共重合ポリマーのトルエン溶液を固形成分が所定量となるようにバーコート、エアーナイフコート、ブレードコート、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、リバースロールコート、ファウンテンコート、スリットダイコートのような塗工設備にて塗工する。これを乾燥して、インキ定着成分と粘着剥離成分が共存する印刷面が形成される。
【００２６】
次いでもう一方の片面に粘着剤を塗工する。粘着剤は感圧接着剤とも称し、通常に使用されるもので、例えばアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤である。接着剤を、ブレードコーター、バーコーター、ダイコーター、コンマコーター、グラビアコーターのような公知の塗工設備にて塗工する。
【００２７】
この印字用ラベルは、ロールを巻解しながら、例えばインクジェットプリンタ、捺印スタンプ、タンポ印刷、プロッター印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷など、水性インキ、非水性インキ、または油性インキといった液状インキを使うものであれば、印字、印刷が可能である。
【００２８】
尚、粘着層がロールの幅方向の中央部に形成されている印字用粘着ラベルは、図１（Ａ）に示すように、幅広の基材シート１０に粘着層５をロールの幅ｗより若干狭い幅で複数縞状に塗布しておき、印刷面３を形成した後に、粘着層がない部分９をカッタ７で切り分ける。すると、中央部に粘着層が形成されている印字用粘着ラベル１が完成する。ミシン目８（図１（Ｂ）参照）を入れる場合にはカッタ７で切り分ける前に入れる。
【００２９】
【実施例】
以下、本発明を適用した印字用ラベルを試作し、使用試験をした実施例を詳細に説明する。
【００３０】
印字用ラベルの試作に先立ち、粘着層を形成する粘着剤の塗工液、インキ定着成分の塗工液、および粘着剥離成分の塗工液を調製した。
【００３１】
粘着剤の塗工液は、以下のようにして調製した。
【００３２】
（粘着剤の塗工液の調製）
アクリル粘着剤（ＰＥ−１１５Ｅ；日本カーバイド工業製）８５重量部、架橋剤（ＣＫ−１０１；日本カーバイド工業製）１．５重量部、トルエン１５重量部を混合して、粘着剤の塗工液を調整した。この塗工液は、その塗工量が１０〜３０ｇ／ｍ^２（乾燥分）であることが好ましく、１５〜２５ｇ／ｍ^２であると一層好ましい。
【００３３】
インキ定着成分の塗工液は、以下のようにして調製した。この塗工液は白色顔料および体質顔料とバインダーとを含む定着成分系として調製され、必要に応じて、消泡剤、蛍光染料、着色顔料、紫外線吸収剤等を配合してもよいものである。具体的には、以下のようにして調製した。
【００３４】
（インキ定着成分：その塗工液の調製例１）
アセタール化ポリビニルアルコール（アセタール化度５０ｍｏｌ）５０重量部、シリカゲル（平均粒径１２μｍ）１０重量部、第４級アンモニウム塩高分子化合物（シャロール；第一工業製薬製）の３０重量部、水４０重量部を混合して、インキ定着成分の塗工液を調製した。この塗工液は、塗工量が５〜２０ｇ／ｍ^２であることが好ましいが、一層好ましい量である１０〜１５ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００３５】
（インキ定着成分：その塗工液の調製例２）
酸化デンプン（ＳＫ−２０；日本コーンスターチ社製）２重量部、スチレン−アクリル系共重合体（荒川化学社製）０．５重量部、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ１１７；クラレ社製）７．５重量部、水９０重量部を混合して、インキ定着成分の塗工液を調製した。この塗工液は、塗工量が５〜２０ｇ／ｍ^２であることが好ましいが、一層好ましい量である１０〜１５ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００３６】
（インキ定着成分：その塗工液の調製例３）
脂肪族アルキル第４級アンモニウム（カチオゲンＥＳＬ−９；第一工業製薬社製）１０％（重量比）のイソプロピルアルコール溶液であるカチオン系界面活性剤をインキ定着成分の塗工液として用いた。この塗工液は、前記のコーターを適宜使用して塗工量０．０１〜５ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００３７】
（インキ定着成分：その塗工液の調製例４）
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム（ハイテノール；第一工業製薬社製）１０％（重量比）のイソプロピルアルコール溶液であるアニオン系界面活性剤をインキ定着成分の塗工液として用いた。この塗工液は、前記のコーターを適宜使用して塗工量０．０１〜５ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００３８】
（インキ定着成分：その塗工液の調製例５）
ソルスパース３０００、９０００、１７０００および２８０００のいずれかの高分子分散剤１０％（重量比）のトルエン溶液をインキ定着成分の塗工液として用いた。この塗工液は、前記のコーターを適宜使用して０．０１〜５ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００３９】
粘着剤剥離成分の塗工液を、以下のようにして、調製した。
【００４０】
（粘着剤剥離成分：その塗工液の調製例ａ）
粘着剥離成分として、直鎖アルキルイソシアネートのエチレン−ビニルアルコール共重合ポリマー（ピーロイル１０５０；一方社製）１０％（重量比）のトルエン溶液を粘着剤剥離成分の塗工液として用いた。この塗工液は、前記のコーターを適宜使用して、０．０５〜１０ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００４１】
（粘着剤剥離成分：その塗工液の調製例ｂ）
ポリテトラフッ化エチレン（ＡＧ７３０；旭硝子社製）の１０％（重量比）の水溶液を粘着剤剥離成分の塗工液として用いた。この塗工液は、前記のコーターにて、０．０５〜１０ｇ／ｍ^２に塗工される。
【００４２】
実施例１〜１４は、得られた粘着剤の塗工液と、インキ定着成分の塗工液と、粘着剤剥離成分の塗工液とを用いて、表１のように、印字用粘着ラベルを試作した例である。
【００４３】
得られた印字用粘着ラベルの品質を評価するため、実際に印字したときの発色濃度の濃淡の良否、インキ吸収性の良否、印字のシャープさの良否、剥離性の良否について検討した。さらに、６０℃　９０％ＲＨで保存後の粘着力の低下の良否、保存安定性の良否について検討した。
【００４４】
これらの品質評価の各項目につき、非常に優れ実用可能であったものを◎、優れ実用可能であったものを○、やや劣るものを△、非常に劣り実用性が欠如していたものを×とする４段階で評価した。
【００４５】
【表１】

【００４６】
表１から明らかなように、いずれの印字用粘着ラベルとも各項目の品質評価が優れていた。
【００４７】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明を適用した印字用粘着ラベルは、あらゆる液状インキで印刷、印字ができ、対象物に対しては十分な粘着性を持つ一方でセパレータなしでも相互間がスムーズに剥離し、印刷面の成分が粘着層に移行することがない。この印字用粘着ラベルは、セパレータを必要としないので、原材料の必要量を従来の二分の一に減らすことができ、資源、コストの節約になる。さらに運搬、保存コストの節約になる。使用後は必ず捨てられるセパレータがないことにより、産業廃棄物を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用する印字用粘着ラベルの製造工程を説明する図である。
【符号の説明】
１は印字用粘着ラベル、３は印刷面、５は粘着層、７はカッタ、８はミシン目、１０は基材シートである。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pressure-sensitive adhesive label for printing, which can be printed or printed on the front surface with an aqueous or non-aqueous liquid ink and has a back surface with an adhesive layer.
[0002]
[Prior art]
Labels affixed to film-packed products or plastic molded products consist of a base sheet such as high-quality paper, coated paper, or recycled paper. Bonding) processing is applied. Depending on the design of the label, the product name and barcode are also printed. There are a wide variety of printing means, such as special printing such as offset and gravure, and thermal transfer printing. Auto labels and hand labelers, which automatically print adhesive label papers one frame at a time and print the price with a liquid ink using a lot ring-type stamp so that they can be easily pasted, are also widely used in supermarkets and the like. In each case, most of the adhesive label paper is wound around a roll, and the front surface (the outer surface of the roll) is printed, and the back surface (the inner surface of the roll) is subjected to adhesive processing.
[0003]
Conventionally, a separator (release paper or plastic sheet) has been superposed on the adhesive surface of such an adhesive label paper in order to prevent the rolls from being unwound due to mutual adhesion. If the roll is wound without a separator, the components of the printing surface (the process of absorbing the printing ink) are transferred to the adhesive surface, and in extreme cases, the paper itself is torn. Therefore, a separator is provided, and the separator is peeled off at the time of printing or pasting while unwinding the roll, and is discarded. The amount of such discarded separators is comparable in quantity and cost to the adhesive label paper itself. If it is not used, it greatly contributes to resource and cost savings.
[0004]
For example, Japanese Patent Publication No. 60-30355 discloses a release treatment agent used for an adhesive tape or the like. If the surface (printing surface) of the pressure-sensitive adhesive label paper is treated with such a releasing agent, the necessity of a separator is eliminated because the adhesive on the back surface is suppressed, but the printing ink is repelled by the releasing agent and printing cannot be performed. . On the other hand, an adhesive label that can be printed by a thermal transfer printer using an ink ribbon of a fusion type thermal transfer is commercially available. This pressure-sensitive adhesive label has a pressure-sensitive adhesive layer formed on one surface of a base material sheet, and a receiving layer of a melt-type thermal transfer ink formed on the other surface, and the receiving layer acts to weaken the adhesive performance with the pressure-sensitive adhesive layer. It is configured to have. Therefore, printing cannot be performed well with liquid ink.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, there is no adhesive label which does not require a separator, which can be printed with a liquid ink such as an aqueous ink, a non-aqueous ink, or an oil-based ink, and which can be used in a supermarket or the like and has an appropriate adhesive strength.
[0006]
The present invention has been made in view of such a situation, and printing and printing can be performed with any liquid ink, the printing can be smoothly separated without a separator, and the components on the printing surface do not transfer to the adhesive layer. The purpose of the present invention is to provide a self-adhesive label.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the adhesive label for printing of the present invention has an adhesive layer formed on one surface of a base sheet and 0.01 to 20 g of an ink fixing component for liquid ink on the other surface. / M ² , and further, 0.05 to 10 g / m ^{2 of a} non-silicone polymer adhesive release component is applied to form a printed surface.
[0008]
The pressure-sensitive adhesive label for printing has a pressure-sensitive adhesive layer formed on one surface of a substrate sheet, and has an adhesive release effect on the other surface and is coated with an ink fixing component for liquid ink in an amount of 0.01 to 20 g / m ^2. An engineered printing surface may be formed.
[0009]
The coating amount of the ink fixing component described above is an amount remaining on the base sheet as a substantial active ingredient excluding the solvent and the like. If the amount is 0.01 g / m ² or less, the absorption of the ink is reduced. Insufficient printing quality may cause poor printing quality such as blurring of printing and uneven thickness. Even if the coating amount of the ink fixing component is 20 g / m ² or more, no further effect can be obtained, and this is wasteful from the economical point of view.
[0010]
If the pressure-sensitive adhesive release component is 0.05 g / m ² or less in terms of solid content, the release performance becomes insufficient, and the ink fixing component tends to migrate to the pressure-sensitive adhesive surface. When the weight ratio of the adhesive release component is 10 g / m ² or more in terms of solid content, the function of the ink fixing component is relatively weakened, the absorption of the ink is insufficient, and the drying property is deteriorated.
[0011]
Note that the ink fixing component and the non-silicone polymer adhesive release component on the printing surface do not form a clear layer in the cross-sectional direction, nor are they homogeneously dispersed. Fine adhesive peeling components are present in the concave and convex portions due to the ink fixing component or in the fine missing portions of the ink fixing component.
[0012]
Preferably, the pressure-sensitive adhesive label for printing has been subjected to embossing with unevenness of 5 to 200 μm. Such irregularities leave fine voids when the adhesive layer is adhered to the printing surface, so that the adhesive layer can be easily peeled, so that the peeling force can be adjusted. When the thickness is 5 μm or less, the effect of embossing is not obtained. When the thickness is 200 μm or more, the ink is hardly fixed to the slope of the unevenness, and the adhesive strength of the adhesive on the back surface is weak, and the adhesive tends to transfer to the label surface. .
[0013]
The adhesive label for printing is usually wound around a roll with the printing surface facing out and an adhesive layer thereon.
[0014]
The ink fixing component is a component having an affinity for the liquid ink used for printing. It is preferable that the ink fixing component contains a white pigment or (and) an extender pigment and a binder component. The pigment and the binder form a porous printing surface that easily absorbs the liquid ink. The white pigments are porous, silica, alumina and alumina hydrate, calcium carbonate, aluminum hydroxide, titanium dioxide, and magnesium hydroxide, which enable clear ink coloring. As the binder, polyvinyl alcohol and its derivatives, casein, starch and starch derivatives, styrene-butadiene-acrylate and methacrylate copolymers, and ethylene-vinyl acetate copolymer are used.
[0015]
The ink fixing component may be a cationic surfactant. It is preferable when the liquid ink contains an anionic dye. Specific examples of the cationic surfactant include primary to tertiary aliphatic amine salts, tetraalkylammonium salts, trialkylbenzine ammonium salts, alkylamine salts, quaternary ammonium salts of polyethylenepolyamine fatty acid amide salts, and methacrylic acid. Acid quaternary ammonium salt polymer, polyethyleneimine quaternary ammonium salt. The coating amount of the cationic surfactant is preferably 0.01 to 5 g / m ² .
[0016]
The ink fixing component may be an anionic surfactant. It is preferable when the liquid ink contains an anionic dye. Specific examples of the anionic surfactant include anionic surfactants such as polyoxyalkylene alkyl ether sulfate ammonium salt and polyoxyalkylene alkyl ether phosphate. The coating amount of the anionic surfactant is preferably 0.01 to 5 g / m ² .
[0017]
The ink fixing component may be a single or a mixture of Solsperse (registered trademark, manufactured by Avicia Co., Ltd.) 3000, Solsperse 9000, Solsperse 17000, and Solsperse 28000 which are polymer dispersants. It is preferred when the liquid ink is non-aqueous or oily. The ink fixing component may be one coated with any of the sparses, multi-coated with a plurality of sparses, or coated with a mixture of a plurality of sparses. Such a polymer dispersant, although its components and compositions have not been disclosed by the manufacturer, are generally understood to include polyester-based compounds, components of aliphatic polyester-based compounds, dyes of ink, pigment components of the ink It has the property of chemically bonding to the surface and fixing with the long chain part outside.
[0018]
This polymer dispersant may be applied as an ink fixing component, and further a non-silicone polymer adhesive release component may be applied to form a printed surface. In this case, by applying the polymer dispersant in an amount of 0.01 to 5 g / m ² , excellent ink absorption performance with good reproducibility is obtained for a non-aqueous or oil-based liquid ink.
[0019]
This polymer dispersant has adhesive release properties and liquid ink fixing properties. Therefore, this polymer dispersant may be applied as an ink fixing component, and a printing surface may be formed without applying an adhesive release component. In this case, when the polymer dispersant is applied in an amount of 0.01 to 20 g / m ² , excellent ink absorption performance can be obtained with good reproducibility for a non-aqueous or oil-based liquid ink.
[0020]
The adhesive release component is preferably a non-silicone polymer, and particularly preferably an ethylene-vinyl alcohol copolymer having a pendant long-chain alkyl isocyanate or polytetrafluoroethylene. Incidentally, as the adhesive release component, a silicone-based polymer can be considered from the sliding property, but it is not preferable because the liquid ink is hardly absorbed. Further, the silicone-based polymer migrates to the overlapping pressure-sensitive adhesive layers, causing a problem that the pressure-sensitive adhesive performance of the pressure-sensitive adhesive layer itself is deteriorated.
[0021]
In the printing pressure-sensitive adhesive label 1 wound on a roll, as shown in FIG. 1B, it is preferable that the pressure-sensitive adhesive layer 5 is formed at the center of the roll in the width direction w. By adopting a configuration in which the adhesive layers are not provided at both end portions in this manner, it is possible to prevent the adhesive from protruding from the side portions of the rolls, fusing together, and making it difficult to peel off.
[0022]
Further, in the adhesive label for printing wound on a roll, it is preferable that perforations 7 are provided at regular intervals in the longitudinal direction as shown in FIG. By the perforations, labels on which the product price and the like are printed on the roll can be easily cut one by one. This is particularly convenient when a simple printing tool such as a continuous stamp is used.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The printing adhesive label according to the preferred embodiment of the present invention is as follows.
[0024]
A high quality paper is prepared as a base sheet. In addition, as the base sheet, synthetic paper, art paper, coated paper, nonwoven fabric, plastic sheets such as PP (polypropylene) film, PE (polyethylene) film, and PET (polyethylene terephthalate) film can be used. The following coating is performed while unwinding the substrate sheet wound on the roll, and the completed adhesive label for printing is wound on a roll.
[0025]
First, on one side, a liquid consisting of silica, styrene-butadiene-acrylate, methacrylate copolymer resin, and polyvinyl alcohol was coated with a bar coat, an air knife coat, a blade coat, and a roll so that the solid component became a predetermined amount. Coating is performed with coating equipment such as a coat, gravure coat, comma coat, reverse roll coat, fountain coat, and slit die coat. When this is dried, a porous ink fixing component is formed. Furthermore, in order to form an adhesive release component thereon, for example, a toluene solution of an ethylene-vinyl alcohol copolymer having a stearyl isocyanate group in a side chain is coated with a bar coat, an air knife coat, and a blade so that the solid component becomes a predetermined amount. Coating is performed with coating equipment such as a coat, a roll coat, a gravure coat, a comma coat, a reverse roll coat, a fountain coat, and a slit die coat. This is dried to form a printing surface in which the ink fixing component and the adhesive release component coexist.
[0026]
Then, the other side is coated with an adhesive. The pressure-sensitive adhesive is also referred to as a pressure-sensitive adhesive and is commonly used, for example, an acrylic pressure-sensitive adhesive or a rubber-based pressure-sensitive adhesive. The adhesive is applied by a known coating equipment such as a blade coater, a bar coater, a die coater, a comma coater, and a gravure coater.
[0027]
This label for printing, while unwinding the roll, for example, ink jet printer, stamping stamp, tampo printing, plotter printing, offset printing, gravure printing, screen printing, flexographic printing, etc., aqueous ink, non-aqueous ink, or oil-based ink Printing and printing are possible as long as a liquid ink is used.
[0028]
As shown in FIG. 1A, the adhesive label for printing in which the adhesive layer is formed at the center in the width direction of the roll has the adhesive layer 5 slightly wider than the width w of the roll on a wide base sheet 10. A plurality of stripes are applied in a narrow width, and after forming the printing surface 3, the portion 9 having no adhesive layer is cut by the cutter 7. Then, the adhesive label for printing 1 in which the adhesive layer is formed at the center is completed. When a perforation 8 (see FIG. 1B) is to be inserted, it is inserted before cutting by the cutter 7.
[0029]
【Example】
Hereinafter, an example in which a printing label to which the present invention is applied is prototyped and subjected to a use test will be described in detail.
[0030]
Prior to the trial production of a printing label, a coating solution of an adhesive for forming an adhesive layer, a coating solution of an ink fixing component, and a coating solution of an adhesive release component were prepared.
[0031]
The coating solution for the pressure-sensitive adhesive was prepared as follows.
[0032]
(Preparation of adhesive liquid)
85 parts by weight of an acrylic pressure-sensitive adhesive (PE-115E; manufactured by Nippon Carbide Industry), 1.5 parts by weight of a cross-linking agent (CK-101; manufactured by Nippon Carbide Industry), and 15 parts by weight of toluene are mixed to form a coating solution for the pressure-sensitive adhesive. Was adjusted. The coating amount of this coating liquid is preferably 10 to 30 g / m ² (dry matter), and more preferably 15 to 25 g / m ² .
[0033]
The coating solution for the ink fixing component was prepared as follows. This coating liquid is prepared as a fixing component system containing a white pigment and an extender pigment and a binder, and may optionally contain an antifoaming agent, a fluorescent dye, a coloring pigment, an ultraviolet absorber, and the like. . Specifically, it was prepared as follows.
[0034]
(Ink fixing component: Preparation example 1 of the coating liquid)
50 parts by weight of acetalized polyvinyl alcohol (acetalization degree: 50 mol), 10 parts by weight of silica gel (average particle size: 12 μm), 30 parts by weight of a quaternary ammonium salt polymer compound (Shalol; manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku), and 40 parts by weight of water The parts were mixed to prepare a coating liquid for the ink fixing component. The coating amount of the coating liquid is preferably 5 to 20 g / m ² , but is more preferably 10 to 15 g / m ² .
[0035]
(Ink fixing component: Preparation example 2 of the coating liquid)
2 parts by weight of oxidized starch (SK-20; manufactured by Nippon Cornstarch), 0.5 part by weight of a styrene-acrylic copolymer (manufactured by Arakawa Chemical), 7.5 parts by weight of polyvinyl alcohol (PVA117; manufactured by Kuraray), 90 parts by weight of water was mixed to prepare a coating liquid for an ink fixing component. The coating amount of the coating liquid is preferably 5 to 20 g / m ² , but is more preferably 10 to 15 g / m ² .
[0036]
(Ink fixing component: Preparation example 3 of the coating liquid)
A cationic surfactant, which is a 10% (weight ratio) isopropyl alcohol solution of an aliphatic alkyl quaternary ammonium (Katiogen ESL-9; manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.), was used as a coating liquid for the ink fixing component. This coating liquid is applied to a coating amount of 0.01 to 5 g / m ² by appropriately using the above-mentioned coater.
[0037]
(Ink fixing component: Preparation example 4 of the coating liquid)
An anionic surfactant which was a 10% (weight ratio) isopropyl alcohol solution of ammonium polyoxyalkylene alkyl ether sulfate (HITENOL; manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.) was used as a coating liquid for the ink fixing component. This coating liquid is applied to a coating amount of 0.01 to 5 g / m ² by appropriately using the above-mentioned coater.
[0038]
(Ink fixing component: Preparation example 5 of the coating liquid)
A toluene solution containing 10% (by weight) of a polymer dispersant selected from Solsperse 3000, 9000, 17000 and 28000 was used as a coating solution for the ink fixing component. This coating liquid is applied to 0.01 to 5 g / m ² using the above-mentioned coater as appropriate.
[0039]
A coating solution for the adhesive release component was prepared as follows.
[0040]
(Adhesive release component: Preparation example a of the coating liquid)
As a pressure-sensitive adhesive release component, a toluene solution of 10% (weight ratio) of an ethylene-vinyl alcohol copolymer of linear alkyl isocyanate (Pyroyl 1050; manufactured by One Corporation) was used as a coating liquid for the pressure-sensitive adhesive release component. This coating liquid is applied at 0.05 to 10 g / m ² using the above-mentioned coater as appropriate.
[0041]
(Adhesive release component: Preparation example b of the coating liquid)
A 10% (weight ratio) aqueous solution of polytetrafluoroethylene (AG730; manufactured by Asahi Glass Co., Ltd.) was used as a coating liquid for the adhesive release component. This coating liquid is applied at 0.05 to 10 g / m ² by the above-mentioned coater.
[0042]
Examples 1 to 14 used the obtained pressure-sensitive adhesive coating liquid, ink fixing component coating liquid, and pressure-sensitive adhesive release component coating liquid as shown in Table 1 to obtain a printing pressure-sensitive adhesive label. This is an example of prototype production.
[0043]
In order to evaluate the quality of the obtained pressure-sensitive adhesive label for printing, the quality of the color density, the quality of the ink absorption, the quality of the sharpness of the printing, and the quality of the releasability of the actual printing were examined. Furthermore, the quality of the decrease in the adhesive strength after storage at 60 ° C. and 90% RH and the quality of the storage stability were examined.
[0044]
Regarding each item of these quality evaluations, ◎ indicates that it was very excellent and practical, を indicates that it was excellent and practical, △ indicates that it was slightly inferior, and × indicates that it was very poor and lacked practicality. Was evaluated in four steps.
[0045]
[Table 1]

[0046]
As is clear from Table 1, the quality evaluation of each item was excellent in all of the adhesive labels for printing.
[0047]
【The invention's effect】
As described in detail above, the adhesive label for printing to which the present invention is applied can be printed and printed with any liquid ink, and has sufficient adhesiveness to an object, but has a smooth mutual space without a separator. And the components on the printed surface do not migrate to the adhesive layer. Since the adhesive label for printing does not require a separator, the required amount of raw materials can be reduced to one half of the conventional amount, and resources and costs can be saved. Furthermore, transportation and storage costs are saved. Since there is no separator that is always discarded after use, industrial waste can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a production process of a pressure-sensitive adhesive label for printing to which the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
1 is an adhesive label for printing, 3 is a printing surface, 5 is an adhesive layer, 7 is a cutter, 8 is a perforation, and 10 is a base sheet.

Claims

An adhesive layer is formed on one surface of the base sheet, and the other surface is coated with 0.01 to 20 g / m ^{2 of} an ink fixing component for a liquid ink. An adhesive label for printing, wherein a printing surface coated with 0.05 to 10 g / m ² is formed.

An adhesive layer is formed on one surface of the base sheet, and a printed surface is formed on the other surface, which has an adhesive release effect and is coated with 0.01 to 20 g / m ^{2 of} an ink fixing component for liquid ink. An adhesive label for printing characterized by being made.

3. A pressure-sensitive adhesive label for printing according to claim 1, wherein the pressure-sensitive adhesive label for printing according to claim 1 or 2 has been subjected to embossing of 5-200 [mu] m.

The pressure-sensitive adhesive label for printing according to any one of claims 1 to 3, wherein the printing surface faces outward or inward, and the pressure-sensitive adhesive layer is wound thereon in contact with the pressure-sensitive adhesive layer. .

5. The adhesive label for printing according to claim 1, wherein the ink fixing component contains a white pigment and / or an extender pigment and a binder component.

The adhesive label for printing according to claim 1, wherein the ink fixing component is a cationic surfactant.

The pressure-sensitive adhesive label according to claim 1, wherein the ink fixing component is an anionic surfactant.

5. The ink dispersant according to claim 1, wherein the ink fixing component is at least one polymer dispersant selected from Solsperse (registered trademark, manufactured by Abisia Corporation) 3000, Solsperse 9000, Solsperse 17000, and Solsperse 28000. The adhesive label for printing described in Crab.

The adhesive label for printing according to claim 1, 3, or 4, wherein the adhesive release component is an ethylene-vinyl alcohol copolymer having a pendant long-chain alkyl isocyanate or polytetrafluoroethylene.

The pressure-sensitive adhesive label for printing according to claim 4, wherein the pressure-sensitive adhesive layer is formed at the center in the width direction of the roll.

An adhesive label for printing, wherein perforations are provided at regular intervals in the longitudinal direction of the adhesive label for printing wound on the roll according to claim 4.