JP2004035102A - プラスチックケース - Google Patents

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JP2004035102A
JP2004035102A JP2002198957A JP2002198957A JP2004035102A JP 2004035102 A JP2004035102 A JP 2004035102A JP 2002198957 A JP2002198957 A JP 2002198957A JP 2002198957 A JP2002198957 A JP 2002198957A JP 2004035102 A JP2004035102 A JP 2004035102A
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JP
Japan
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plate
plastic case
case
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folding lines
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JP2002198957A
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Ikuko Chiba
千葉 郁子
Eiji Kodama
児玉 栄司
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

【課題】自立性を持たせることによって陳列時の制限をなくすことができるピローケース状のプラスチックケースを提供する。
【解決手段】対向する一対の前面板11及び後面板12を直線状折曲げ線21を介してケース上下方向に連接し、前記前面板及び後面板の両側縁に内方に湾曲させた円弧状折曲げ線23,24を介して外部側面板14及び内部側面板15をそれぞれ連接し、該内部側面板の反折曲げ線側端縁15aを前面板の円弧状折曲げ線に対応した凸形湾曲形状に形成し、前記外部側面板の反折曲げ線側端縁は、その上部14aを後面板の円弧状折曲げ線に対応した凸形湾曲形状に形成するとともに、その下部14bを後面板の円弧状折曲げ線に対応した位置より延出させて脚片16を形成した。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックケースに関し、詳しくは、化粧品等の小物を収納した状態で展示販売するのに適したプラスチックケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、小さな物品を収納するためのケース(箱)として、1枚のプラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成したプラスチックケースが広く用いられている。このようなプラスチックケースとして、ケース前面及び後面を外側に湾曲させた、いわゆるピローケース状のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなピローケース状のものは、そのままでは自立性を有していないため、店頭で陳列販売を行うときには、吊り下げ片を設けて吊り下げ状態で陳列したり、専用の支持台を使用して陳列したりするようにしていた。このため、陳列場所や陳列状態に制限があった。
【0004】
そこで本発明は、自立性を持たせることによって陳列時の制限をなくすことができるピローケース状のプラスチックケースを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のプラスチックケースは、対向する一対の前面板及び後面板を直線状折曲げ線を介してケース上下方向に連接し、前記前面板及び後面板の両側縁に内方に湾曲させた円弧状折曲げ線を介して外部側面板及び内部側面板をそれぞれ連接し、該内部側面板の反折曲げ線側端縁を前面板の円弧状折曲げ線に対応した凸形湾曲形状に形成し、前記外部側面板の反折曲げ線側端縁は、その上部を後面板の円弧状折曲げ線に対応した凸形湾曲形状に形成するとともに、その下部を後面板の円弧状折曲げ線に対応した位置より延出させて脚片を形成したことを特徴としている。さらに、前記前面板と後面板との連接部間に、直線状折曲げ線を介して幅狭の天面板及び底面板がそれぞれ設けられていることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明のプラスチックケースの第1形態例を示すもので、図1はプラスチックケースの展開図、図2は組立て後のプラスチックケースの断面側面図、図3は組立て後のプラスチックケースの斜視図である。このプラスチックケースは、所定形状に打ち抜かれ、所定位置に折曲げ線を設けた一枚のプラスチックシート1を、前記折曲げ線に沿って所定方向に折曲げるとともに、糊代片を接着することによって箱状に組立てられるものである。
【0007】
前記プラスチックシート1には、直線状折曲げ線21を介して前面板11と後面板12とが上下方向に連接しており、前面板11の下部側には直線状折曲げ線22を介して糊代片13が設けられている。さらに、前面板11及び後面板12の両側縁には、前面板11及び後面板12の内方に湾曲した凹状の円弧状折曲げ線23,24を介して外部側面板14及び内部側面板15がそれぞれ設けられている。
【0008】
前記内部側面板15の反折曲げ線側端縁15aは、前記前面板両側縁の円弧状折曲げ線23に対応した凸形湾曲形状に形成されており、ケース組立時に、この端縁15aが円弧状折曲げ線23の内側に沿うようにしている。一方、前記外部側面板14の反折曲げ線側端縁については、その上部14aは、後面板両側縁の円弧状折曲げ線24に対応した凸形湾曲形状に形成されており、ケース組立時に、この端縁上部14aが円弧状折曲げ線24の外側に沿うようにしている。
【0009】
そして、外部側面板14の反折曲げ線側端縁下部14bは、後面板両側縁の円弧状折曲げ線24に対応した位置より外側に延出させて一対の脚片16を形成しており、この脚片16の下縁16aが、ケース組立時における前面板11及び後面板12の下端接地部、本例では直線状折曲げ線22の両端部から後方に突出するにしている。
【0010】
このプラスチックシート1は、各折曲げ線を同一方向、例えば図1において全ての折曲げ線を谷折りとし、後面板12の下端部と糊代片13とを接着するとともに、内部側面板15を折り曲げてから、その外面に重なるように外部側面板14を折り曲げることにより、図2,図3に示すように、前面板11及び後面板12が外側に膨らんだ状態の、いわゆるピローケース状プラスチックケース10となり、該ケースの下部後方に前記脚片16が突出した状態となる。このようにして脚片16を後方に突出させることにより、商品を収納した状態のプラスチックケース10を前面板11及び後面板12の下端接地部とこの脚片16とで自立させることができる。
【0011】
図4乃至図6は、本発明のプラスチックケースの第2形態例を示すもので、図4はプラスチックケースの展開図、図5は組立て後のプラスチックケースの断面側面図、図6は組立て後のプラスチックケースの斜視図である。なお、前記第1形態例に示したプラスチックケースと同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0012】
本形態例に示すプラスチックケースは、前面板11と後面板12との連接部間、すなわち、前面板上縁と後面板上縁との間に、直線状折曲げ線31a、31bを介して幅狭の天面板31を形成するとともに、前面板下縁と後面板下縁との間に、直線状折曲げ線32aを介して幅狭の底面板32をそれぞれ形成し、この底面板32と前記糊代片13とを接着するようにしたものであって、前記第1形態例に示したプラスチックケースよりも大きな商品を収納できるようにしている。
【0013】
また、前記外部側面板14及び内部側面板15の上下両端縁には、天面板31及び底面板32の幅寸法に対応した直線部33がそれぞれ設けられている。これにより、内部側面板15の端縁15aが円弧状折曲げ線23の内側に沿うようになり、前記外部側面板14の端縁上部14aが円弧状折曲げ線24の外側に沿うようになる。
【0014】
さらに、外部側面板14の端縁下部14bは、前記同様に、後面板両側縁の円弧状折曲げ線24に対応した位置より外側に延出して脚片16をそれぞれ形成しており、この脚片16の下縁16aが、ケース組立時の下端接地部となる底面板32の両端部から後方に突出する状態となる。したがって、本例に示すプラスチックケースにおいても、底面板32の幅寸法(奥行き寸法)が小さい場合でも、脚片16によってプラスチックケースを自立させることができる。
【0015】
このように、脚片16をケース本体部分の側面板から延出させた状態で一体形成することにより、所定位置に折曲げ線を設けた所定形状のプラスチックシートを、通常のピローケース状プラスチックケースと同様に、各折曲げ線に沿って折り曲げるとともに糊代片13を接着して組み立てるするだけで自立性を有するピローケース状のプラスチックケースを得ることができる。したがって、化粧品等の商品を収納したピローケース状プラスチックケースを、それ自身で自立させることが可能となり、商品陳列時の制限がなくなるので、通常の箱形の商品と同様にして陳列販売することができる。また、脚片16における下縁16aを後方が上昇するように形成することにより、プラスチックケースを後方に傾斜させた状態で自立させることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプラスチックケースによれば、自立させるための脚片をケース本体部分の側面板から延出させた状態で一体形成したので、通常のピローケース状プラスチックケースと同様に組み立てるするだけで自立性を有するピローケース状のプラスチックケースを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチックケースの第1形態例を示す展開図である。
【図2】組立て後のプラスチックケースの断面側面図である。
【図3】組立て後のプラスチックケースの斜視図である。
【図4】本発明のプラスチックケースの第2形態例を示す展開図である。
【図5】組立て後のプラスチックケースの断面側面図である。
【図6】組立て後のプラスチックケースの斜視図である。
【符号の説明】
1…プラスチックシート、10…ピローケース状プラスチックケース、11…前面板、12…後面板、13…糊代片、14…外部側面板、15…内部側面板、16…脚片、21,22…直線状折曲げ線、23,24…円弧状折曲げ線、31…天面板、32…底面板

Claims (2)

  1. 対向する一対の前面板及び後面板を直線状折曲げ線を介してケース上下方向に連接し、前記前面板及び後面板の両側縁に内方に湾曲させた円弧状折曲げ線を介して外部側面板及び内部側面板をそれぞれ連接し、該内部側面板の反折曲げ線側端縁を前面板の円弧状折曲げ線に対応した凸形湾曲形状に形成し、前記外部側面板の反折曲げ線側端縁は、その上部を後面板の円弧状折曲げ線に対応した凸形湾曲形状に形成するとともに、その下部を後面板の円弧状折曲げ線に対応した位置より延出させて脚片を形成したことを特徴とするプラスチックケース。
  2. 前記前面板と後面板との連接部間に、直線状折曲げ線を介して幅狭の天面板及び底面板がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載のプラスチックケース。
JP2002198957A 2002-07-08 2002-07-08 プラスチックケース Pending JP2004035102A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079561A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Fuji Seal International Inc ブリスター容器

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