JP2004034861A - Heavy duty vehicle having low vehicle height - Google Patents

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JP2004034861A
JP2004034861A JP2002196074A JP2002196074A JP2004034861A JP 2004034861 A JP2004034861 A JP 2004034861A JP 2002196074 A JP2002196074 A JP 2002196074A JP 2002196074 A JP2002196074 A JP 2002196074A JP 2004034861 A JP2004034861 A JP 2004034861A
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vehicle
seat
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low
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Minoru Ouchi
大内 稔
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a heavy duty vehicle having low vehicle height and with a large output engine and large-size tires. <P>SOLUTION: A driver's seat 4 and an occupant's seat 5 are arranged in a front part of a front wheel tire house 3, and a power pack 7 integrating a radiator, an intercooler 8, a transmission 10, and the engine 9 is arranged in a central part of vehicle width by dividing a section between the driver's seat 4 and the occupant's seat 5 into two parts in a front part of a vehicle body. Engine auxiliary machines 14 such as an air cleaner 15, a cooling fan 16, and a muffler 17 are arranged on a roadway side in a rear part of the driver's seat 4. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低車高でフロントエンジンを配置することができる重車両に関するものであり、特に、大出力エンジン及び大型タイヤを装備した低車高の重車両に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来から使用されている重車両の一種としての装甲車では、図6(a)〜(c)に示すようなフロントエンジン車両と呼ばれる形式の車両と、図7(a)〜(c)に示すようなミッドエンジン車両と呼ばれる形式の車両が使用されている。これらの車両では、パワーパックと呼ばれるエンジン、トランスミッション、熱交換機(ラジエター、インタクーラ等)を一体化したユニットが用いられており、図6(b)、(c)に示すようにフロントエンジン車両では、タイヤハウスの内側に操縦席及び乗員席とパワーパックとが配置された構成となっている。また、図7(b)、(c)に示すようにミッドエンジン車両では、タイヤハウスの内側に操縦席と乗員席とを配置し、その後方にパワーパックが配置された構成となっている。
【0003】
フロントエンジン車両ではパワーパックとして、エンジンとトランスミッションとが直列型のパワーパックが用いられており、ミッドエンジン車両でパワーパックとして、エンジンとトランスミッションとが並列に配されたコの字型のパワーパックが用いられている。
【0004】
フロントエンジン車両では、車幅を保安基準内である2.5m以下の車幅に制限してタイヤ及びエンジンを大きくしようとした時には、タイヤハウスの内側のスペースが狭くなり、タイヤハウスの内側に操縦席及び乗員席とパワーパックとを共に配置するスペースが得られなくなる。このため、タイヤ及びエンジンを大きくしようとする時には、保安基準を超えた車幅の車両にする必要があった。
【0005】
ミッドエンジン車両では、車幅を保安基準内の2.5m以下の車幅に制限してタイヤを大きくしようとした時には、タイヤハウスの内側に操縦席と乗員席とを共に配置するためのスペースが得られなくなる。また、エンジンを大きくして搭載する場合には、後部室がパワーパックによって占領され後部室内が圧迫された車両となる。
【0006】
また、重車両の車両構造として一般車両として使用されているトラックやバスの構造を用いた場合についてみると、トラックの場合には、図8(a)〜(c)に示すようにエンジンの上部に操縦席、乗員席が配置される構成となり、車高が高い車両構造となってしまう。バスの場合には、図9(a)〜(c)に示すようにタイヤハウスの前に操縦席を配置し後部にエンジンを配置した構成となり、車高が高くしかも進入角が小さくて不整地での走行ができない車両構造となる。
このため、重車両において保安基準の車幅内であって、しかも低車高の構造を得ることができず、問題となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、保安基準の車幅内であっても低車高の構造を持った重車両を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の事項を備えた本願各請求項に係わる発明により効果的に達成される。
即ち、請求項1に係わる発明は、前輪のタイヤハウス前部に配した操縦席及び乗員席と、前記操縦席と乗員席間を含む車幅中央部に配したパワーパックとを備えてなることを特徴とする低車高の重車両にある。
【0009】
この発明では、操縦席及び乗員席を前輪のタイヤハウス前部に配するとともに、パワーパックを操縦席と乗員席間を含む車幅中央部に配したことにより、保安基準の車幅内においても低車高の重車両を得ることができる。しかも、軽量・コンパクトな車両として構成することもできる。
【0010】
このため、低車高で軽量・コンパクトであるにも係わらず、フロントエンジン車両とすることで後部室のスペースを大きく設定することができるようになる。また、乗員席と前記後部室とを繋げて構成することもでき、乗員が乗員席と後部室間を行き来することもできるようになる。更に、重車両としてファミリー構成が容易となり、各種構成の車両のベース車両として適用できるようになる。
ファミリー構成としては、対空及び対地用装輪戦闘車、偵察警戒車、装甲戦闘車、対戦車火器搭載車、多目的戦闘車、装輪榴弾砲、装輪MLRS(多連装ロケットシステム)、弾薬補給車、指揮通信車、その他の戦闘車両等を構成することができる。
【0011】
また、重車両における車軸数としては、3軸の車両や4軸の車両を問わず必要な車軸数を備えた車両とすることができるが、緊急展開性を高めて機動性を向上させ、しかも不整地時の走行でも操縦安定性を保つためには、3軸の車両又は4軸の車両として重車両を構成することが望ましい。
【0012】
請求項2に係わる発明は、請求項1の事項に加えて、低車高の重車両に装備するタイヤが大型タイヤである事項を限定した低車高の重車両にある。
この発明では、重車両において大型タイヤを用いているので、不整地や軟弱地での走行、登坂を安定して行うことができる。大型タイヤとしては、タイヤ径が大きなタイヤであって、しかもタイヤ幅が大きなタイヤを使用することができる。このため、車両重量や積載量の増大に伴なってタイヤに加わる負荷が増大しても、適正な状態でタイヤ負荷能力を発揮させることができる。また、不整地や軟弱地においても確実に安定した状態で走行や登坂等を行うことができる。
【0013】
しかも、操縦席及び乗員席を前輪のタイヤハウス前部に配するとともにタイヤハウスの内側にパワーパックを配しているので、大型タイヤを用いたとしてもタイヤハウスの内側に余裕を持ってパワーパックを配置することができる。また、パワーパックとして大型のエンジン等を用いても十分に同パワーパックをタイヤハウスの内側に配置することができる。
【0014】
請求項3に係わる発明は、請求項1又は2の事項に加えて、パワーパック側部にエンジン補機類を配した事項を限定した低車高の重車両にある。
この発明では、マフラ、冷却ファン、エアクリーナなどのエンジン補機類をパワーパック側部に配しているので、操縦席、乗員席、パワーパック及びエンジン補機類の配置構成を整然とした状態で配することができる。
【0015】
このため、パワーパックの脱着、エンジン補機類の点検作業が容易に行うことができるようになる。操縦席及び乗員席の構成も容易に設計することができるようになる。また、冷却ファンをエンジンの側部に配することができるので、冷却風の流れ方向も車両前面から広範囲に亘って供給することができ、効率的な冷却システムの構築が可能となる。更に、エンジン補機類をパワーパック側部の車道側に配することによって、騒音源を車道側に配することができ、歩行者側に対する走行騒音の低減を図ることができる。
【0016】
請求項4に係わる発明は、請求項1〜3の事項に加えて、操縦席及び乗員席が個別に構成されてなる事項を限定した低車高の重車両にある。
この発明では、前輪のタイヤハウスの前部に配した操縦席及び乗員席を個別に構成するもので、操縦席及び乗員席の構成としては、ハッチタイプやウインドタイプの構成をそれぞれ採用することができる。このため、運転者及び乗員それぞれの視界を良好に保つための構成を採用することができると共に、操縦席及び乗員席を個別に構成するハッチやウインドの交換作業を容易に行うことができるようになる。
【0017】
また、個別に構成した乗員席から後部室に乗員が移動したり、乗員席から後部室内を見渡せるように構成することもできる。
【0018】
請求項5に係わる発明は、請求項1〜4のいずれかの事項に加えて、低車高の重車両が戦闘車両である事項を限定した低車高の重車両にある。
この発明では、戦闘車両として低車高の重車両を用いているので、緊急展開が重要視される戦闘様相において軽量・コンパクトで車幅2.5m以内の戦闘車両として使用することができる。また、火砲、ロケット発射を搭載することで車体重量が増加した場合であっても、大型のタイヤを用いることによって適正な状態でタイヤ負荷能力を発揮させた状態で走行等を行うことができる。このため、機動性、不整地や軟弱地での走行、登坂等も可能な戦闘車両としてその能力を遺憾なく発揮させることができる。
【0019】
戦闘車両としては、対空及び対地用装輪戦闘車、偵察警戒車、装甲戦闘車、対戦車火器搭載車、多目的戦闘車、装輪榴弾砲、装輪MLRS(多連装ロケットシステム)、弾薬補給車、指揮通信車等の車両として使用することができる。
【0020】
【発明の実施形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。本実施形態では、重車両として装甲車を例に挙げて説明するが、本発明の重車両としては、装甲車に限定されず、例えば、対空及び対地用装輪戦闘車、偵察警戒車、装甲戦闘車、対戦車火器搭載車、多目的戦闘車、装輪榴弾砲、装輪MLRS(多連装ロケットシステム)、弾薬補給車、指揮通信車等にも適用できるものであり、重車両の使用用途に応じては、産業用車両や土木建設車両として使用される特殊車両としても使用することができるものである。
【0021】
図1〜図5は、本発明の実施例における構成についての説明図である。図1(a)〜(c)には、重車両の側面図、正面図の概略断面図、及び平面図の概略断面図を示している。図2には、重車両の内部構造を示した斜視図を示している。図3には重車両の後部室の概略図を示し、図4、5には操縦席と乗員席の構成を重車両の斜視図とともに示している。
【0022】
図1、2で示すように、前輪タイヤハウス3の前部に操縦席4と乗員席5が配されている。ラジエータとインタークーラ8、トランスミッション10、エンジン9等を一体化したパワーパック7が車体の前部において、操縦席4と乗員席5間を二分する形で車幅の中央部に配置されている。
【0023】
エンジン9からの出力は、パワーラインを通って独立懸架の各車輪を個別に駆動することができる。車輪としては大型タイヤ2が用いられ、図2に示すように車軸が4軸のものや図4に示すように3軸のものを使用することができる。
後部室18への開閉扉としては車体後部に形成することができるが、図4に示すように車軸を3軸としたときには、後輪とその前の車輪間に後部室18への開閉扉23を設けることもできる。また、後部室18の側部に燃料タンク13を配して、後部室18を広く構成することもできる。
【0024】
大型タイヤとしては、ランフットタイヤのようなパンクしても走行できるタイヤが使用され、高扁平率のタイヤが用いられている。大型で高扁平率のタイヤを用いても、操縦席4及び乗員席5が前輪のタイヤハウス3の前部に設けているため、保安基準の車幅(2.5m)内で本願発明の重車両を製造することができる。しかも、大型タイヤのタイヤハウス内側には、大型のパワーパック7を配置するスペースを確保することができる。
【0025】
図2に示すように、パワーパック7の側部にエアークリーナ15、冷却ファン16、マフラ17等のエンジン補機類14が配置されており、エンジン補機類14は操縦席4の後部で車道側に配設されている。エンジン補機類14の配置位置を車道側とすることによって、マフラ17等の排気ガスやエンジン9からの騒音は車道側に排出され、歩道側に対する走行騒音の低減や排気ガスが排出されるのを防止することができる。また、エンジン9に対する冷却も直列配置のエンジン前部から冷却することができるので効率的な冷却システムを構築することができる。
【0026】
操縦席4、乗員席5、パワーパック7及びエンジン補機類14をコンパクトにまとめて配置することができ、しかもパワーパック7を車体の前部に配置することができるので、図3に車両の後部から見た後部室18内を示しているように、後部室18内のスペースを広く形成することができる。しかも、乗員席5と後部室18とを繋げて構成することもでき、乗員が乗員席5と後部室18間を移動することもできるようになる。
【0027】
図4に示すように、操縦席4及び乗員席5をハッチタイプ20で構成することも、図5に示すように、操縦席4及び乗員席5をウインドタイプ21で構成することもできる。しかも、どちらのタイプで構成したとしても、操縦席4及び乗員席5を個別に構成することができるので、操縦席4及び乗員席5からの視界を広く取るように構成することができる。
【0028】
また、本願発明の重車両では車体の天井22を平らに構成することができるので、車体天井22に各種火器を容易に搭載することができるようになる。後部室18の天井を取り除いてその場所に火器類や弾薬箱等を搭載することもできる。このときには、後部室18の天井を除いた低い位置に火器類を搭載することができるので、火器類を搭載した重車両の車高を低く押えることができる。
【0029】
このように、操縦席4及び乗員席5が前輪のタイヤハウス3の前部に設け、しかもパワーパックをタイヤハウスの内側に配した構成を備えた新規な重車両の構成により、重車両としては各種装備等に変化を持たせバリエーションに富んだ重車両として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略図である。
【図2】本発明の実施例における重車両の内部斜視図である。
【図3】本発明の実施例における後部室の斜視図である。
【図4】本発明の実施例における車体構成図である。
【図5】本発明の実施例における他の車体構成図である。
【図6】従来例におけるフロントエンジン車両の概略図である。
【図7】従来例におけるミッドエンジン車両の概略図である。
【図8】トラックの概略図である。
【図9】バスの概略図である。
【符号の説明】
1   重車両
2   タイヤ
3   前輪タイヤハウス
4   操縦席
5   乗員席
6   車体
7   パワーパック
8   ラジエータとインタクーラ
9   エンジン
10   トランスミッション
11   パワーライン
12   バッテリ
13   燃料タンク
14   エンジン補機類
15   エアクリーナ
16   冷却ファン
17   マフラ
18   後部室
20   ハッチタイプ
21   ウインドタイプ
22   車体天井
23   開閉扉
31   重車両
32   タイヤ
33   前輪タイヤハウス
34   操縦席
35   乗員席
36   車体
37   パワーパック
41   トラック
42   タイヤ
43   前輪タイヤハウス
44   操縦席
45   乗員席
46   車体
47   パワーパック
51   バス
52   タイヤ
53   前輪タイヤハウス
54   操縦席
56   車体
57   パワーパック
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a heavy vehicle capable of disposing a front engine at a low vehicle height, and particularly to a low vehicle height heavy vehicle equipped with a large output engine and large tires.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An armored vehicle as a type of heavy vehicle conventionally used includes a vehicle of a type called a front engine vehicle as shown in FIGS. 6A to 6C and a vehicle as shown in FIGS. 7A to 7C. A type of vehicle called a mid-engine vehicle is used. In these vehicles, a unit called a power pack, in which an engine, a transmission, and a heat exchanger (radiator, intercooler, etc.) are integrated, is used. In a front engine vehicle, as shown in FIGS. The driver's seat, the passenger seat, and the power pack are arranged inside the tire house. As shown in FIGS. 7B and 7C, the mid-engine vehicle has a configuration in which a cockpit and a passenger seat are arranged inside a tire house, and a power pack is arranged behind the seat.
[0003]
In a front engine vehicle, a power pack in which an engine and a transmission are connected in series is used as a power pack.In a mid engine vehicle, a U-shaped power pack in which an engine and a transmission are arranged in parallel is used. Used.
[0004]
For front engine vehicles, when trying to enlarge the tires and engine by limiting the vehicle width to a vehicle width of 2.5 m or less, which is within the safety standards, the space inside the tire house becomes narrow, and the inside of the tire house is steered. The space for arranging the seat and the passenger seat together with the power pack cannot be obtained. For this reason, when trying to increase the size of the tires and the engine, it is necessary to make the vehicle wider than the security standard.
[0005]
For mid-engine vehicles, when trying to increase the tire size by limiting the vehicle width to 2.5m or less within the safety standards, there is space for both the cockpit and passenger seats inside the tire house. No longer available. When the engine is mounted in a large size, the rear compartment is occupied by the power pack and the rear compartment is squeezed.
[0006]
When a truck or bus structure used as a general vehicle is used as a vehicle structure of a heavy vehicle, in the case of a truck, as shown in FIGS. The driver's seat and the occupant seat are arranged at the same time, resulting in a vehicle structure having a high vehicle height. In the case of a bus, the cockpit is arranged in front of the tire house and the engine is arranged at the rear as shown in FIGS. 9A to 9C, and the vehicle height is high, the approach angle is small, and the ground is uneven. The vehicle structure cannot be run on the road.
For this reason, it has not been possible to obtain a structure of a heavy vehicle that is within the vehicle width of the security standard and that is low in height.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described conventional situation, and an object of the present invention is to provide a heavy vehicle having a structure with a low vehicle height even within a vehicle width of a security standard.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The above object is effectively achieved by the invention according to each claim of the present application having the following matters.
That is, the invention according to claim 1 includes a driver's seat and a passenger seat arranged in front of a tire house of a front wheel, and a power pack arranged in a central portion of a vehicle width including a space between the driver's seat and the passenger seat. A heavy vehicle having a low vehicle height.
[0009]
According to the present invention, the cockpit and the passenger seat are arranged at the front of the front wheel tire house, and the power pack is arranged at the center of the vehicle width including the space between the cockpit and the passenger seat. A heavy vehicle with a low height can be obtained. In addition, the vehicle can be configured as a lightweight and compact vehicle.
[0010]
For this reason, the rear engine space can be set to be large by using a front engine vehicle despite the low vehicle height, light weight, and compactness. Further, the passenger seat and the rear compartment can be connected to each other, so that the occupant can move between the passenger seat and the rear compartment. Further, the family configuration is facilitated as a heavy vehicle, and the vehicle can be applied as a base vehicle for vehicles having various configurations.
Families include anti-aircraft and anti-ground wheeled vehicles, reconnaissance patrol vehicles, armored combat vehicles, anti-tank firearms, multipurpose combat vehicles, wheeled howitzers, wheeled MLRSs (multiple rocket systems), and ammunition resupply vehicles. , A command and communication vehicle, and other battle vehicles.
[0011]
In addition, the number of axles in a heavy vehicle can be a vehicle having a required number of axles regardless of a three-axle vehicle or a four-axle vehicle. In order to maintain steering stability even when traveling on uneven terrain, it is desirable to configure a heavy vehicle as a three-axis vehicle or a four-axis vehicle.
[0012]
The invention according to claim 2 is, in addition to the features of claim 1, a low-vehicle heavy vehicle in which the tires mounted on a low-vehicle heavy vehicle are limited to large tires.
According to the present invention, since large tires are used in heavy vehicles, traveling on uneven or soft terrain and climbing uphill can be performed stably. As the large tire, a tire having a large tire diameter and a large tire width can be used. For this reason, even if the load applied to the tire increases with an increase in the vehicle weight or the load capacity, the tire load capability can be exhibited in an appropriate state. In addition, it is possible to perform traveling, climbing a slope, and the like in a reliably stable state even on uneven or soft terrain.
[0013]
In addition, the driver's seat and the passenger seat are located in front of the front wheel tire house and the power pack is located inside the tire house, so even if large tires are used, there is enough room inside the tire house. Can be arranged. Even if a large engine or the like is used as the power pack, the power pack can be sufficiently arranged inside the tire house.
[0014]
The invention according to claim 3 is, in addition to the features of claim 1 or 2, a low-height heavy vehicle in which the items in which engine accessories are arranged on the side of the power pack are limited.
In the present invention, the engine accessories such as the muffler, the cooling fan, and the air cleaner are arranged on the side of the power pack, so that the cockpit, the passenger seat, the power pack, and the engine accessories are arranged in an orderly manner. can do.
[0015]
For this reason, attachment / detachment of a power pack and inspection work of engine accessories can be easily performed. The configurations of the cockpit and the passenger seat can also be easily designed. Further, since the cooling fan can be arranged on the side of the engine, the flow direction of the cooling air can be supplied over a wide range from the front of the vehicle, so that an efficient cooling system can be constructed. Further, by arranging the engine accessories on the side of the road on the side of the power pack, the noise source can be disposed on the side of the road, and it is possible to reduce running noise on the pedestrian side.
[0016]
The invention according to claim 4 is, in addition to the features of claims 1 to 3, a low-height heavy vehicle in which the cockpit and the passenger seat are individually configured.
According to the present invention, the cockpit and the passenger seat arranged at the front of the tire house for the front wheels are individually configured. As the configuration of the cockpit and the passenger seat, a hatch type or a window type configuration may be adopted. it can. For this reason, it is possible to adopt a configuration for maintaining good visibility of each of the driver and the occupant, and to easily replace a hatch and a window that individually configure the cockpit and the occupant seat. Become.
[0017]
Further, it is also possible to configure so that the occupant can move from the individually configured passenger seat to the rear room, or can overlook the rear room from the passenger seat.
[0018]
The invention according to claim 5 is, in addition to the features of any one of claims 1 to 4, a heavy vehicle having a low vehicle height that limits the matter that the heavy vehicle having a low vehicle height is a fighting vehicle.
According to the present invention, since a heavy vehicle having a low vehicle height is used as a fighting vehicle, the vehicle can be used as a fighting vehicle that is lightweight and compact and has a vehicle width of 2.5 m or less in a fighting mode in which urgent deployment is important. Also, even if the weight of the vehicle body is increased by mounting a gun or a rocket launch, it is possible to perform traveling or the like in a state where the tire load capacity is properly exhibited by using a large tire. For this reason, it is possible to demonstrate its ability as a fighting vehicle capable of mobility, running on uneven or soft terrain, climbing hills, and the like.
[0019]
Combat vehicles include anti-aircraft and anti-ground wheeled combat vehicles, reconnaissance patrol vehicles, armored combat vehicles, anti-tank firearm-equipped vehicles, multipurpose combat vehicles, wheeled howitzers, wheeled MLRSs (multiple rocket systems), and ammunition supply vehicles. Can be used as a vehicle such as a command and communication vehicle.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the accompanying drawings. In the present embodiment, an armored vehicle will be described as an example of a heavy vehicle. However, the heavy vehicle of the present invention is not limited to an armored vehicle, and may be, for example, an anti-aircraft and ground-based wheeled fighting vehicle, a reconnaissance patrol vehicle, and an armored fighting vehicle. It can also be applied to anti-tank weapons equipped vehicles, multi-purpose combat vehicles, wheeled howitzers, wheeled MLRS (multiple rocket systems), ammunition supply vehicles, command and communication vehicles, etc., depending on the use of heavy vehicles Can be used as a special vehicle used as an industrial vehicle or a civil construction vehicle.
[0021]
FIG. 1 to FIG. 5 are explanatory diagrams of a configuration in an embodiment of the present invention. 1A to 1C are a schematic cross-sectional view of a side view, a front view, and a plan view of a heavy vehicle. FIG. 2 is a perspective view showing the internal structure of the heavy vehicle. FIG. 3 is a schematic view of the rear compartment of the heavy vehicle, and FIGS. 4 and 5 show the configurations of the cockpit and the passenger seat together with a perspective view of the heavy vehicle.
[0022]
As shown in FIGS. 1 and 2, a cockpit 4 and an occupant seat 5 are arranged at the front of the front wheel tire house 3. A power pack 7 in which a radiator and an intercooler 8, a transmission 10, an engine 9 and the like are integrated is disposed at the front of the vehicle body in the center of the vehicle width so as to bisect the cockpit 4 and the passenger seat 5.
[0023]
The output from the engine 9 can individually drive each independently suspended wheel through a power line. As the wheel, a large tire 2 is used, and a wheel having four axles as shown in FIG. 2 or a wheel having three axles as shown in FIG. 4 can be used.
The opening / closing door for the rear compartment 18 can be formed at the rear of the vehicle body. However, when the axle has three axes as shown in FIG. 4, the opening / closing door 23 for the rear compartment 18 is provided between the rear wheel and the front wheel. Can also be provided. Also, the rear chamber 18 can be made wider by disposing the fuel tank 13 on the side of the rear chamber 18.
[0024]
As the large tire, a tire that can run even when punctured, such as a runfoot tire, is used, and a tire having a high aspect ratio is used. Even if a large and high oblate tire is used, the driver's seat 4 and the passenger seat 5 are provided in front of the tire house 3 of the front wheels, so that the weight of the present invention is kept within the vehicle width (2.5 m) of the security standard. Vehicles can be manufactured. Moreover, a space for disposing the large power pack 7 can be secured inside the tire house of the large tire.
[0025]
As shown in FIG. 2, engine accessories 14 such as an air cleaner 15, a cooling fan 16 and a muffler 17 are arranged on the side of the power pack 7. It is arranged on the side. By arranging the engine accessories 14 on the roadway side, exhaust gas such as the muffler 17 and noise from the engine 9 are discharged to the roadway side, thereby reducing running noise on the sidewalk side and discharging exhaust gas. Can be prevented. Further, since the cooling for the engine 9 can be performed from the front of the engine arranged in series, an efficient cooling system can be constructed.
[0026]
The cockpit 4, the passenger seat 5, the power pack 7, and the engine accessories 14 can be compactly arranged together, and the power pack 7 can be arranged at the front of the vehicle body. As shown in the rear chamber 18 as viewed from the rear, the space in the rear chamber 18 can be made wider. In addition, the occupant seat 5 and the rear room 18 can be connected to each other, so that the occupant can move between the occupant seat 5 and the rear room 18.
[0027]
As shown in FIG. 4, the cockpit 4 and the occupant seat 5 can be constituted by a hatch type 20, and as shown in FIG. 5, the cockpit 4 and the occupant seat 5 can be constituted by a window type 21. In addition, regardless of the type, the cockpit 4 and the occupant seat 5 can be configured separately, so that the field of view from the cockpit 4 and the occupant seat 5 can be widened.
[0028]
Further, in the heavy vehicle of the present invention, the ceiling 22 of the vehicle body can be configured to be flat, so that various firearms can be easily mounted on the vehicle body ceiling 22. The ceiling of the rear compartment 18 can be removed, and firearms, ammunition boxes, and the like can be mounted at that location. At this time, since the firearms can be mounted at a low position excluding the ceiling of the rear room 18, the height of the heavy vehicle equipped with the firearms can be kept low.
[0029]
As described above, the cockpit 4 and the passenger seat 5 are provided at the front of the tire house 3 of the front wheels, and the power pack is arranged inside the tire house. It can be used as a heavy vehicle with many variations by changing various equipment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an internal perspective view of the heavy vehicle according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a rear chamber in the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a configuration diagram of a vehicle body according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is another vehicle body configuration diagram in the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a schematic view of a front engine vehicle in a conventional example.
FIG. 7 is a schematic view of a conventional mid-engine vehicle.
FIG. 8 is a schematic diagram of a track.
FIG. 9 is a schematic diagram of a bus.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 heavy vehicle 2 tire 3 front wheel tire house 4 cockpit 5 passenger seat 6 body 7 power pack 8 radiator and intercooler 9 engine 10 transmission 11 power line 12 battery 13 fuel tank 14 engine accessories 15 air cleaner 16 cooling fan 17 muffler 18 rear Room 20 Hatch type 21 Wind type 22 Body ceiling 23 Opening / closing door 31 Heavy vehicle 32 Tire 33 Front wheel tire house 34 Pilot seat 35 Passenger seat 36 Body 37 Power pack 41 Truck 42 Tire 43 Front wheel tire house 44 Pilot seat 45 Passenger seat 46 Body 47 Power pack 51 bus 52 tire 53 front wheel tire house 54 cockpit 56 body 57 power pack

Claims (5)

前輪のタイヤハウス前部に配した操縦席及び乗員席と、
前記操縦席と乗員席間を含む車幅中央部に配したパワーパックと、
を備えてなることを特徴とする低車高の重車両。
A cockpit and a passenger seat arranged in front of the front wheel tire house,
A power pack arranged in the center of the vehicle width including the cockpit and the passenger seat,
A heavy vehicle having a low vehicle height, comprising:
前記低車高の重車両に装備するタイヤが大型タイヤであることを特徴とする請求項1記載の低車高の重車両。The heavy vehicle having a low vehicle height according to claim 1, wherein the tire mounted on the heavy vehicle having a low vehicle height is a large tire. 前記パワーパック側部にエンジン補機類を配したことを特徴とする請求項1又は2記載の低車高の重車両。3. A heavy vehicle having a low vehicle height according to claim 1, wherein engine accessories are arranged on a side portion of the power pack. 前記操縦席及び乗員席が個別に構成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の低車高の重車両。The low-height heavy vehicle according to any one of claims 1 to 3, wherein the cockpit and the passenger seat are configured separately. 前記低車高の重車両が戦闘車両であることを特徴とす請求項1〜4のいずれかに記載の低車高の重車両。The low-height heavy vehicle according to any one of claims 1 to 4, wherein the low-height heavy vehicle is a battle vehicle.
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