JP2004034740A - Steering device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操舵部材の操作に応じて転舵輪を転舵する車両用操舵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
この種の操舵装置として、操舵部材の操作量に対する転舵輪の転舵量を可変する転舵比可変機構を備え、車両が悪路を走行しているときに、転舵比を小さい側に、すなわちクイック側に変更する操舵装置がある(例えば特開昭60−131366号公報参照)。
また、車両が凹凸路等の悪路を走行するときに、転舵比を大きい側に、すなわちダル側に変更する操舵装置がある(例えば特開平11−227622号公報参照)。
【0003】
しかしながら、これらの操舵装置では、例えば車速等にかかわらず一律に転舵比を変更するので、車両挙動が乱れ易いという問題がある。
一方、視認性が悪いとき、および視認性が良いものの運転者の覚醒度が低いときに、ドライバによる操舵とは無関係に操舵トルクを付与するトルク付与制御を実行する操舵装置がある(例えば特開2001−151137号公報参照)。
しかしながら、この操舵装置では、操舵部材の操作反力が変更されるのみであり、車両自体の持つ舵取り特性に何らの変更も与えないので、操安性(操縦安定性)の向上度合いが少ない。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、前方の道路状況等に応じて確実に操安性を向上することができる車両用操舵装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、操舵部材の操舵に応じて転舵輪を転舵させる舵取り機構を備える車両用操舵装置において、操舵部材の操作量に対する転舵輪の転舵量の比を可変する転舵比可変手段と、車両前方の道路状況を検出するための道路状況検出手段と、少なくとも車速を含む車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、道路状況検出手段および走行状態検出手段からの信号に基づいて転舵比可変手段により転舵比を変更させる制御部とを備えることを特徴とするものである。本発明では、車両前方の道路状況(例えば視認性乃至路面状況)と車速を考慮して、転舵比を変更するので、確実に操縦安定性を向上することができる。
【0006】
また、本発明は、請求項2のように、上記制御部が、検出される車速から転舵比を決定するためのデータマップを道路状況が悪いときおよび良いときにそれぞれ対応して備えていても良いし、請求項3のように、上記制御部が、検出される車速から転舵比を決定するための演算式を道路状況が悪いときおよび良いときにそれぞれ対応して備えていても良く、これらの場合、予め準備したデータマップや演算式を用いて、道路状況に応じた転舵比を実現することができる。
【0007】
また、本発明は、請求項4のように、上記道路状況検出手段は、車両前方の道路の視認性の良否を検出するための視認性検出手段と、車両前方の道路の路面状態を検出するための路面状態検出手段とを含み、視認性検出手段および走行状態検出手段からの信号に基づいて転舵比可変手段により転舵比を変更させるための視認性重視モード、並びに路面状態検出手段および走行状態検出手段からの信号に基づいて転舵比可変手段により転舵比を変更させるための路面状況重視モードの何れかの一方を選択することのできるモード選択手段を備え、制御部は、モード選択手段により選択されたモードに基づいて転舵比を変更させる場合がある。
【0008】
例えば、雨の状態を視認性不良の状態ととらえるとすると、障害物を車両の進行方向の比較的近い位置でしか視認できず、この障害物を早急に迂回しなければならないのでクイックな操舵が好ましいと考えられる。一方、雨の状態をタイヤがスリップし易い路面不良の状態ととらえるとすると、操舵部材の操作に対して転舵輪があまり過敏に応答しないダルな(鈍い)操舵が好ましいと考えられる。そこで、本発明では、例えば運転者が、視認性か路面状況のどちらを重視するかのモードを選択し、選択されたモードに応じて転舵比を制御するようにした。
【0009】
また、本発明は、請求項5のように、上記道路状況検出手段により検出される道路状況が悪いときに、走行状態検出手段により検出される車速信号に所定の処理を施して制御部に与える場合がある。この場合、例えば視認性が良いときと悪いときとで、共通のデータマップ或いは共通の演算式を用いて転舵比を求めることも可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、本車両用操舵装置は、ステアリングホイール等の操舵部材1から舵取り用の左右の転舵輪5への操舵伝達系30を備え、操舵部材1と転舵輪5との機械的な結合をなくした、いわゆるステア・バイ・ワイヤ(SBW)システムとして構成されている。本車両用操舵装置では、操舵部材1の例えば回転操作に応じて駆動される操舵用アクチュエータ2の動作を、ハウジング3に支持された操舵軸4の車幅方向の直線運動に変換し、この操舵軸4の直線運動を左右の転舵輪5の転舵運動に変換する操舵を達成する。
【0011】
操舵用アクチュエータ2は、例えばブラシレスモータ等の電動モータを含む構成である。この電動モータの駆動力(出力軸の回転力)は、操舵軸4に関連して設けられた運動変換機構(例えばボールねじ機構)により、操舵軸4の軸方向(車幅方向)の直線運動に変換される。この操舵軸4の直線運動は、操舵軸4の両端から突出して設けられたタイロッド6に伝達され、さらにタイロッド6を介してキングピンPに連結されたナックルアーム7の回動を引き起こす。これにより、ナックルアーム7に支持された車輪5の転舵が達成される。操舵軸4、タイロッド6およびナックルアーム7などにより、舵取り機構の転舵輪5を転舵するための舵取り機構が構成されている。
【0012】
操舵部材1は、車体に対して回転自在に支持されたステアリングシャフト8に連結されている。このステアリングシャフト8には、操舵部材1に操作反力を与えるための反力用アクチュエータ9が付設されている。反力用アクチュエータ9には、ステアリングシャフト8と一体の出力シャフトを有するブラシレスモータ等の電動モータ等を含む。
ステアリングシャフト8の操舵部材1とは反対側の端部には、渦巻きばね等からなる弾性部材10が連結されている。この弾性部材10は、反力アクチュエータ9が操舵部材1にトルクを付加していないときに、その弾性力によって操舵部材1を直進操舵位置に復帰させる。
【0013】
操舵部材1の操作入力値を検出するために、ステアリングシャフト8に関連して、操舵部材1の操作角を検出するための操作角センサ11が設けられている。また、ステアリングシャフト8には、操舵部材1に加えられるトルクを検出するためのトルクセンサ12が設けられている。一方、操舵軸4に関連して、舵取り用の転舵輪5の転舵角を検出するための転舵角検出センサ13が設けられている。
【0014】
操作角センサ11、トルクセンサ12および転舵角センサ13は、マイクロコンピュータを含む構成の制御部としての制御装置14に接続されている。この制御装置14には、さらに、車速を検出するための車速センサ15と、視認性検出手段としてのフォグランプスイッチ16とが接続されている。
制御装置14は、検出操作角、トルクセンサ12によって検出される操作トルクおよび車速センサ15によって検出される車速に基づいて、操舵部材2の操作方向と逆方向の適当な反力が発生されるように、駆動回路18を介して反力用アクチュエータ9を制御する。
【0015】
制御装置14では、車速から転舵比を決定するための、車速−転舵比のデータマップとして、図2に示すように、通常マップA(図2で実線で示す。)と、通常マップAよりも転舵比を低くされるマップB(図2で破線で示す。)と、通常マップAよりも転舵比を高くされるマップC(図2で一点鎖線で示す。)を選択的に用いて、転舵比を決定するようにしている。
すなわち、制御装置14は、走行状態検出センサとしての車速センサ15によって検出される車速(以下「検出車速」という)、および視認性検出手段としてのフォグランプスイッチ16のオン/オフに基づいて検出される視認性の良否に応じて、好ましい転舵比マップを選択し、選択されたマップを用いて車速に応じた転舵比を設定する。
【0016】
このように、本実施の形態では、操舵部材1の操作量に対する転舵輪5の転舵量の比(転舵比)を可変するための転舵比可変手段が、制御装置14の実行プログラムによりソフト的に達成されている。
一方で、操作角センサ11によって検出される操作角(以下「検出操作角」という)、および転舵角センサ13によって検出される転舵角(以下「検出転舵角」という)を入力し、検出操作角および上記設定された転舵比により、目標転舵角を求め、上記検出転舵角が目標転舵角に近づくように、駆動回路19を介して操舵用アクチュエータ2をフィードバック制御する。
【0017】
図3は制御装置14により実行される転舵比決定のためのルーチン処理について説明するためのフローチャートである。図3を参照して、フォグランプスイッチ16がオフに操作されているときは、視認性が良いと判断し(ステップS1にてNO)、通常マップAを用いて、車速に応じた転舵比を設定する(ステップS2)。
一方、フォグランプスイッチ16がオンに操作されているときは、視認性が悪いと判断する(ステップS1にてYES)。このように視認性が悪いと判断された場合は、車速に応じて選択されるマップA,B又はCを用いて転舵比が設定される。
【0018】
具体的には、低速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V1未満(V<V1:V1は例えば20km)と遅いときには(ステップS3にてYES)、通常マップAよりも低い転舵比特性を持つマップBを用いて転舵比が設定される(ステップS4)。
また、中速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V1以上で且つ所定速度V2以下(V1≦V≦V2:V2は例えば時速60km)であるときには(ステップS5にてYES)、通常マップAを用いて転舵比が設定される(ステップS6)。
【0019】
また、高速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V2を超える(V2<V)ときには(ステップS5にてNO)、通常マップAより高い転舵比特性を持つマップCを用いて転舵比が設定される(ステップS7)。
以上のように本実施の形態によれば、視認性が悪いものの中速走行しているときや、視認性が良いときには、通常の転舵比としておく。
また、視認性が悪くて近距離の視界しか得られないときで且つ低速走行しているときには、転舵比を小さい側とし、クイックな操舵を達成することで、迅速な障害物回避を可能とする。このようにクイックな操舵としても、低速走行時は車両の挙動を不安定にするおそれがない。
【0020】
また、視認性が悪いものの高速走行しているときには、転舵比を大きい側とし、ダルな操舵を達成することで、高速走行時の車両の操縦安定性を確保する。
次いで、図4〜図6は本発明の別の実施の形態を示している。
図4を参照して、本実施の形態が図1の実施の形態と異なるのは、視認性検出手段としてのフォグランプスイッチ16に代えて、路面状態検出手段としてのワイパースイッチ17が制御装置14に接続されると共に、制御装置14では、ワイパースイッチ17のオンに操作されているときに、路面状態の不良を検出する点である。
【0021】
制御装置14では、車速から転舵比を決定するための、車速−転舵比のデータマップとして、図5に示すように、通常マップA(図5で実線で示す。)と、通常マップAよりも転舵比を高くされるマップD(図5で一点鎖線で示す。)と、このマップDよりも転舵比をさらに高くされるマップE(図5で破線で示す。)を選択的に用いて、転舵比を決定するようにしている。
図6は制御装置14により実行される転舵比決定のためのルーチン処理について説明するためのフローチャートである。図6を参照して、ワイパースイッチ17がオフに操作されているときは、路面状態が良いと判断し(ステップT1にてNO)、通常マップAを用いて、検出車速Vに応じた転舵比を設定する(ステップT2)。
【0022】
一方、ワイパースイッチ17がオンに操作されているときは、降雨により路面状態が悪いと判断する(ステップT1にてYES)。
このように路面状態が悪いと判断された場合でも、低速走行時、すなわち検出検出車速Vが所定速度V1未満(V<V1:V1は例えば20km)と低いときには(ステップT3にてYES)、通常マップAを用いて転舵比を設定する(ステップST2)。
【0023】
路面状態が悪いと判断された場合で、且つ中速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V1以上で所定速度V2以下(V1≦V≦V2:V2は例えば時速60km)であるときには(ステップT3にてNOで、且つステップT4にてYES)、通常マップAよりも高い転舵比特性を持つマップDを用いて転舵比が設定される(ステップT5)。
路面状態が悪いと判断された場合で、且つ高速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V2を超える(V2<V)ときには(ステップT3にてNOで、且つステップS4にてNO)、マップDよりさらに高い転舵比特性を持つマップEを用いて転舵比が設定される(ステップT6)。
【0024】
本実施の形態によれば、路面状態が悪いものの低速走行しているときや、路面状態が良いときには、通常の転舵比としておく。
また、路面状態が悪く且つ中速走行しているときには、転舵比を大きい側とし、ダルな操舵を達成することで、車両の操縦安定性を確保する。また、路面状態が悪くしかも高速走行しているときには、転舵比をさらに大きい側とし、よりダルな操舵を達成することで、高速走行時の車両の操縦安定性を確保する。
【0025】
次いで、図7および図8は本発明のさらに別の実施の形態を示している。図7を参照して、本実施の形態が図1や図4の実施の形態と異なるのは、視認性検出手段としてのフォグランプスイッチ16および路面状態検出手段としてのワイパースイッチ17の双方が制御装置14に接続され、また、視認性重視モードか路面状態重視モードかを選択するためのモード選択スイッチ20が制御装置14に接続されている点である。
【0026】
図8を参照して、本実施の形態では、ドライバ(運転者)によって選択されたモードが読み込まれ(ステップP1)、視認性重視モードが選択されている場合は(ステップP2にてYES)、視認性重視モードに入り(ステップP3)、路面状態重視モードが選択されている場合は(ステップP2でNO)、路面状態重視モードに入る(ステップP4)。
視認性重視モードでは、図3に示す流れと同様の流れで、視認性および車速に基づき転舵比が設定される。また、路面状態重視モードでは、図6に示す流れと同様の流れで、路面状態および車速に基づき転舵比が設定される。
【0027】
次いで、図9は本発明のさらに別の実施の形態を示している。図9を参照して、本実施の形態が図3の実施の形態と異なるのは、図3では、ステップS2,S4,S6およびS7において、それぞれマップA,マップB,マップAおよびマップCに基づいて転舵比を決定したが、本実施の形態では、ステップS2,S4,S6およびS7において、それぞれ演算式K1(V),K2(V),K1(V)およびK3(V)に基づいて転舵比を決定するようにした点である。本実施の形態においても、図3の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。図6や図8の実施の形態においても、同様にマップに代えて演算式を用いるようにしても良い。
【0028】
次いで、図10は本発明のさらに別の実施の形態を示している。本実施の形態が図9の実施の形態と異なるのは、図9の実施の形態では、複数の演算式K1(V),K2(V)およびK3(V)を用いたが、本実施の形態では、視認性が良好であるときに対応する通常の演算式K1(V)のみを用いて演算する点である。
図10を参照して、フォグランプスイッチ16がオフに操作されているときは、視認性が良いと判断し(ステップR1にてNO)、通常の演算式K1(V)を用いて、検出車速に応じた転舵比を設定する(ステップR2)。
【0029】
一方、フォグランプスイッチ16がオンに操作されているときは、視認性が悪いと判断する(ステップR1にてYES)。
このように視認性が悪いと判断され且つ低速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V1未満(V<V1:V1は例えば20km)と低いときには(ステップR3にてYES)、検出車速VをV/G(Gは予め設定される定数)で置き換えた(ステップR4)後、通常の演算式K1(V)を用いて、検出車速に応じた転舵比を設定する(ステップR2)。
【0030】
また、視認性が悪いと判断され、且つ中速走行時、すなわち検出車速Vが所定速度V1以上で所定速度V2以下(V1≦V≦V2:V2は例えば時速60km)であるときには(ステップR5にてYES)、通常の演算式K1(V)を用いて、検出車速に応じた転舵比を設定する(ステップR2)。
また、視認性が悪いと判断され、且つ高速走行時、すなわち検出車速Vが、V2<Vであるときには(ステップR5にてNO)、検出車速VをV・H(Hは予め設定される定数)で置き換えた(ステップR6)後、通常の演算式K1(V)を用いて、検出車速に応じた転舵比を設定する(ステップR2)。
【0031】
本実施の形態によれば、記憶しておく演算式が単一で良いので、制御装置14の構造を簡素化することができる。なお、図9や図10の演算式を用いる態様は図6や図8の実施の形態にも適用することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施の形態では、転舵比可変手段を制御装置14の実行プログラムによりソフト的に達成したが、これに限らず、操舵部材1と転舵輪5の間に遊星ギヤ機構その他の差動伝達機構を含む機械的な連結を行う操舵伝達系を介在させ、この差動伝達機構により転舵比可変手段をハード的に構成するようにしても良い。この場合、例えば、差動伝達機構の1要素の回転や停止を電動モータにより制御することで転舵比を変更することができる。
【0032】
また、上記の路面状態検出手段としては、ワイパースイッチ17の他、雨滴センサ、道路設備(インフラ)側情報を用いることができる。また、上記の視認性検出手段としては、上記のフォグランプスイッチ16の他、道路設備(インフラ)側情報又は車両搭載カメラの画像処理情報を用いることができる。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】図1の車両用操舵装置において、車速−転舵比のマップを示すグラフ図である。
【図3】図1の車両用操舵装置の転舵比設定プロセスを示すフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。
【図5】図4の車両用操舵装置において、車速−転舵比のマップを示すグラフ図である。
【図6】図4の車両用操舵装置の転舵比設定プロセスを示すフローチャートである。
【図7】本発明のさらに別の実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。
【図8】図7の車両用操舵装置におけるモード選択のフローチャートである。
【図9】本発明のさらに別の実施の形態の転舵比設定プロセスを示すフローチャートである。
【図10】本発明のさらに別の実施の形態の転舵比設定プロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 操舵部材
2 操舵用アクチュエータ
4 操舵軸
5 転舵輪
8 ステアリングシャフト
9 反力用アクチュエータ
11 操作角センサ
12 トルクセンサ
13 転舵角センサ
14 制御装置(制御部)
15 車速センサ
16 フォグランプスイッチ(視認性検出手段。道路状況検出手段)
17 ワイパースイッチ(路面状態検出手段。道路状況検出手段)
A〜E マップ(データマップ)
V 検出車速(検出される車速)
K1(V),K2(V),K3(V) 演算式[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle steering device that steers steered wheels in response to an operation of a steering member.
[0002]
2. Description of the Related Art
As a steering device of this type, a steering ratio variable mechanism that varies a steering amount of a steered wheel with respect to an operation amount of a steering member is provided, and when the vehicle is traveling on a rough road, the steering ratio is reduced, That is, there is a steering device that changes to the quick side (for example, see Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-131366).
Further, there is a steering device that changes the steering ratio to a larger side, that is, a dull side when the vehicle travels on a rough road such as an uneven road (for example, see Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-227622).
[0003]
However, these steering devices have a problem that the vehicle behavior is easily disturbed because the steering ratio is uniformly changed regardless of, for example, the vehicle speed.
On the other hand, there is a steering device that executes a torque applying control that applies a steering torque independently of steering by a driver when visibility is low, and when visibility is good but the driver's awakening degree is low (for example, see Japanese Patent Application Laid-Open Publication No. H11-163873). 2001-151137).
However, in this steering device, only the operation reaction force of the steering member is changed, and the steering characteristics of the vehicle itself are not changed at all. Therefore, the degree of improvement in steering (steering stability) is small.
[0004]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a vehicular steering apparatus that can surely improve the steerability in accordance with a road condition ahead or the like.
[0005]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
In order to achieve the above object, an invention according to
[0006]
Further, according to the present invention, the control unit includes a data map for determining a steering ratio from the detected vehicle speed in a case where the road condition is poor and a case where the road condition is good. Alternatively, as in
[0007]
Further, according to the present invention, the road condition detecting means detects the visibility of the road ahead of the vehicle and a road surface state of the road ahead of the vehicle. A road surface state detecting means, and a visibility emphasis mode for changing a turning ratio by a turning ratio variable means based on signals from the visibility detecting means and the running state detecting means, and a road surface state detecting means and The control unit includes a mode selection unit that can select any one of a road surface condition emphasis mode for changing a turning ratio by a turning ratio variable unit based on a signal from the traveling state detection unit. The turning ratio may be changed based on the mode selected by the selection unit.
[0008]
For example, if the condition of rain is regarded as a state of poor visibility, an obstacle can be recognized only at a position relatively close to the traveling direction of the vehicle, and quick steering is required because the obstacle must be detoured immediately. It is considered preferable. On the other hand, if it is assumed that the rainy state is a road surface state in which the tires easily slip, dull (dull) steering in which the steered wheels do not respond too sensitively to the operation of the steering member is considered preferable. Therefore, in the present invention, for example, the driver selects a mode in which the visibility or the road surface condition is prioritized, and controls the steering ratio according to the selected mode.
[0009]
Further, according to the present invention, when the road condition detected by the road condition detecting means is poor, the vehicle speed signal detected by the traveling state detecting means is subjected to predetermined processing and given to the control unit. There are cases. In this case, for example, when the visibility is good and when the visibility is poor, the turning ratio can be obtained by using a common data map or a common arithmetic expression.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a schematic diagram showing a schematic configuration of a vehicle steering system according to an embodiment of the present invention. Referring to FIG. 1, the vehicle steering system includes a steering transmission system 30 from a
[0011]
The
[0012]
The
An
[0013]
In order to detect an operation input value of the
[0014]
The
The
[0015]
The
That is, the
[0016]
As described above, in the present embodiment, the turning ratio variable means for changing the ratio of the turning amount of the turning
On the other hand, an operation angle detected by the operation angle sensor 11 (hereinafter, referred to as “detected operation angle”) and a steering angle detected by the steering angle sensor 13 (hereinafter, referred to as “detected steering angle”) are input, The target steering angle is obtained from the detected operation angle and the set steering ratio, and the
[0017]
FIG. 3 is a flowchart for explaining a routine process for determining a turning ratio, which is executed by the
On the other hand, when the
[0018]
Specifically, when the vehicle is traveling at a low speed, that is, when the detected vehicle speed V is as low as less than a predetermined speed V1 (V <V1: V1 is, for example, 20 km) (YES in step S3), a steering ratio characteristic lower than that of the normal map A is obtained. The turning ratio is set using the map B that is provided (step S4).
When the vehicle is running at medium speed, that is, when the detected vehicle speed V is equal to or higher than the predetermined speed V1 and equal to or lower than the predetermined speed V2 (V1 ≦ V ≦ V2: V2 is, for example, 60 km / h) (YES in step S5), the normal map A is displayed. The turning ratio is set by using (Step S6).
[0019]
When the vehicle is traveling at high speed, that is, when the detected vehicle speed V exceeds the predetermined speed V2 (V2 <V) (NO in step S5), the turning ratio is determined using a map C having a turning ratio characteristic higher than that of the normal map A. It is set (step S7).
As described above, according to the present embodiment, a normal steering ratio is set when the vehicle is traveling at medium speed with poor visibility or when visibility is good.
Also, when visibility is poor and only a short distance field of view can be obtained, and when traveling at low speed, the steering ratio is set to the small side and quick steering is achieved, enabling quick obstacle avoidance. I do. Thus, even when the steering is quick, there is no possibility that the behavior of the vehicle becomes unstable during low-speed running.
[0020]
In addition, when the vehicle is traveling at high speed although visibility is low, the steering ratio is set to a large value, and the steering is dullly achieved, thereby ensuring the steering stability of the vehicle during high speed traveling.
4 to 6 show another embodiment of the present invention.
Referring to FIG. 4, the present embodiment is different from the embodiment of FIG. 1 in that a
[0021]
As shown in FIG. 5, the
FIG. 6 is a flowchart for explaining a routine process for determining a turning ratio, which is executed by the
[0022]
On the other hand, when the
Thus, even when it is determined that the road surface condition is bad, when the vehicle is running at low speed, that is, when the detected vehicle speed V is lower than the predetermined speed V1 (V <V1: V1 is, for example, 20 km) (YES in step T3), the vehicle is normally operated. A turning ratio is set using map A (step ST2).
[0023]
When it is determined that the road surface condition is bad and when the vehicle is traveling at medium speed, that is, when the detected vehicle speed V is equal to or higher than the predetermined speed V1 and equal to or lower than the predetermined speed V2 (V1 ≦ V ≦ V2: V2 is, for example, 60 km / h) (step T3) (NO in step T4 and YES in step T4), the turning ratio is set using a map D having a turning ratio characteristic higher than that of the normal map A (step T5).
When it is determined that the road surface condition is bad and when the vehicle is traveling at high speed, that is, when the detected vehicle speed V exceeds the predetermined speed V2 (V2 <V) (NO in step T3 and NO in step S4), map D The turning ratio is set using a map E having a still higher turning ratio characteristic (step T6).
[0024]
According to the present embodiment, when the vehicle is traveling at a low speed although the road surface condition is poor, or when the road surface condition is good, the normal steering ratio is set.
Further, when the road surface condition is poor and the vehicle is traveling at a medium speed, the steering ratio is set to the large side, and the steering stability of the vehicle is ensured by achieving the dull steering. Also, when the road surface condition is poor and the vehicle is traveling at high speed, the steering ratio is set to a larger value to achieve more durable steering, thereby ensuring the steering stability of the vehicle at high speed traveling.
[0025]
7 and 8 show still another embodiment of the present invention. Referring to FIG. 7, the present embodiment is different from the embodiments of FIGS. 1 and 4 in that both a
[0026]
Referring to FIG. 8, in the present embodiment, the mode selected by the driver (driver) is read (step P1), and if the visibility-oriented mode is selected (YES in step P2), The mode is placed in the visibility-oriented mode (step P3). If the road surface-oriented mode is selected (NO in step P2), the road state-oriented mode is entered (step P4).
In the visibility-oriented mode, the turning ratio is set based on the visibility and the vehicle speed in a flow similar to the flow shown in FIG. In the road surface state emphasis mode, the turning ratio is set based on the road surface state and the vehicle speed in a flow similar to the flow shown in FIG.
[0027]
Next, FIG. 9 shows still another embodiment of the present invention. Referring to FIG. 9, the present embodiment is different from the embodiment of FIG. 3 in that maps A, B, A and C are provided in steps S2, S4, S6 and S7 in FIG. The steering ratio is determined based on the calculation formulas K1 (V), K2 (V), K1 (V) and K3 (V) in steps S2, S4, S6 and S7, respectively. This is to determine the steering ratio. In this embodiment, the same operation and effect as those of the embodiment of FIG. 3 can be obtained. In the embodiments of FIGS. 6 and 8, similarly, an arithmetic expression may be used instead of the map.
[0028]
Next, FIG. 10 shows still another embodiment of the present invention. This embodiment is different from the embodiment of FIG. 9 in that a plurality of arithmetic expressions K1 (V), K2 (V) and K3 (V) are used in the embodiment of FIG. The aspect is that the calculation is performed using only the normal calculation formula K1 (V) corresponding to the case where the visibility is good.
Referring to FIG. 10, when
[0029]
On the other hand, when the
As described above, when the visibility is determined to be poor and the vehicle is traveling at low speed, that is, when the detected vehicle speed V is lower than the predetermined speed V1 (V <V1: V1 is, for example, 20 km) (YES in step R3), the detected vehicle speed V is set to V After / G (G is a preset constant) (step R4), the steering ratio according to the detected vehicle speed is set using the normal arithmetic expression K1 (V) (step R2).
[0030]
Also, when it is determined that the visibility is poor and the vehicle is traveling at medium speed, that is, when the detected vehicle speed V is equal to or higher than the predetermined speed V1 and equal to or lower than the predetermined speed V2 (V1 ≦ V ≦ V2: V2 is, for example, 60 km / h) (step R5) YES), a turning ratio corresponding to the detected vehicle speed is set using the normal arithmetic expression K1 (V) (step R2).
When it is determined that visibility is low and the vehicle is traveling at high speed, that is, when the detected vehicle speed V is V2 <V (NO in step R5), the detected vehicle speed V is set to V · H (H is a preset constant). ) (Step R6), the steering ratio according to the detected vehicle speed is set using the normal arithmetic expression K1 (V) (step R2).
[0031]
According to the present embodiment, since only one arithmetic expression needs to be stored, the structure of the
The present invention is not limited to the above embodiments. For example, in each of the above embodiments, the turning ratio variable means is achieved in a software manner by the execution program of the
[0032]
As the road surface condition detecting means, a raindrop sensor and road facility (infrastructure) side information can be used in addition to the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a schematic configuration of a vehicle steering system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a graph showing a vehicle speed-steering ratio map in the vehicle steering system shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a flowchart illustrating a steering ratio setting process of the vehicle steering system in FIG. 1;
FIG. 4 is a schematic diagram showing a schematic configuration of a vehicle steering system according to another embodiment of the present invention.
5 is a graph showing a vehicle speed-steering ratio map in the vehicle steering system shown in FIG. 4;
FIG. 6 is a flowchart illustrating a steering ratio setting process of the vehicle steering system in FIG. 4;
FIG. 7 is a schematic diagram showing a schematic configuration of a vehicle steering system according to still another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart of mode selection in the vehicle steering system of FIG. 7;
FIG. 9 is a flowchart showing a steering ratio setting process according to still another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a flowchart showing a steering ratio setting process according to still another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
15
17 Wiper switch (road surface condition detecting means; road condition detecting means)
A to E map (data map)
V detected vehicle speed (detected vehicle speed)
K1 (V), K2 (V), K3 (V) Formula
Claims (5)
操舵部材の操作量に対する転舵輪の転舵量の比を可変する転舵比可変手段と、
車両前方の道路状況を検出するための道路状況検出手段と、
少なくとも車速を含む車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
道路状況検出手段および走行状態検出手段からの信号に基づいて転舵比可変手段により転舵比を変更させる制御部とを備えることを特徴とする車両用操舵装置。In a vehicle steering device including a steering mechanism that steers a steered wheel according to steering of a steering member,
Turning ratio variable means for changing the ratio of the turning amount of the steered wheels to the operation amount of the steering member,
Road condition detecting means for detecting a road condition in front of the vehicle;
Traveling state detection means for detecting a traveling state of the vehicle including at least the vehicle speed,
A steering unit for changing a steering ratio by a steering ratio variable unit based on signals from the road condition detection unit and the traveling state detection unit.
視認性検出手段および走行状態検出手段からの信号に基づいて転舵比可変手段により転舵比を変更させるための視認性重視モード、並びに路面状態検出手段および走行状態検出手段からの信号に基づいて転舵比可変手段により転舵比を変更させるための路面状況重視モードの何れかの一方を選択することのできるモード選択手段を備え、
制御部は、モード選択手段により選択されたモードに基づいて転舵比を変更させることを特徴とする車両用操舵装置。The road condition detecting means according to claim 1, 2 or 3, wherein the road condition detecting means detects visibility of a road ahead of the vehicle, and a road surface condition for detecting a road surface state of a road ahead of the vehicle. Detecting means,
Based on the visibility-oriented mode for changing the turning ratio by the turning ratio variable means based on the signals from the visibility detecting means and the running state detecting means, and based on the signals from the road surface state detecting means and the running state detecting means. A mode selection unit that can select one of road surface condition emphasis modes for changing the steering ratio by the steering ratio variable unit,
The control unit changes the steering ratio based on the mode selected by the mode selection unit.
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US8301343B2 (en) | 2007-05-02 | 2012-10-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle behavior control device |
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2002
- 2002-06-28 JP JP2002190771A patent/JP2004034740A/en active Pending
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