JP2004033859A

JP2004033859A - Suction vehicle

Info

Publication number: JP2004033859A
Application number: JP2002192471A
Authority: JP
Inventors: Shiyuuji Sawai; 沢井　秋司
Original assignee: Kato Works Co Ltd; Kato Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Kato Works Co Ltd; Kato Seisakusho Co Ltd
Priority date: 2002-07-01
Filing date: 2002-07-01
Publication date: 2004-02-05
Anticipated expiration: 2022-07-01
Also published as: JP4116344B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a suction vehicle which can always secure the smooth change-over operation of a four-way valve by preventing the sticking of dust to the valve. <P>SOLUTION: The suction vehicle 1 has a hopper 2, a dust collector 12 for cleaning contaminated air flowing from the hopper 2, a blower 10 for setting the hopper 2 in a vacuum condition, a silencer 14 as a water tank for collecting dust in air flowing through the blower 10 and for silencing, an exhaust conduit 34 which is connected to the silencer 14 and discharges air introduced into the silencer 14 outside, the four-way valve 40 interposed both between the dust collector 12 and the blower 10 and between the silencer 14 and the exhaust conduit 34 and changes over four channels by the rotation of a valve element 40b while sliding on the inner surface of a valve housing 40a, and a washing means 52 for washing off substances adherent to the sliding surface of the valve 40. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、汚泥、土砂、廃液等の産業廃棄物やその他の回収対象物を吸引回収する吸引車に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、吸引車は、汚泥、土砂、廃液等の産業廃棄物やその他の回収対象物を吸引回収するためのホッパおよび吸引機構が走行車体上に搭載されて成る。図３には、従来の吸引車における吸引回収機構の一例が概略的に示されている。図示のように、汚泥等の産業廃棄物を回収するためのホッパ（タンク）１０２にはサイクロン集塵器１０４が接続されている。また、このサイクロン集塵器１０４には、四方弁１０８を介して、ホッパ１０２内を真空状態に設定する例えばルーツブロワ方式の真空ポンプ（以下、ブロワという）１１０が接続されている。更に、ブロワ１１０の下流側には、ブロワ１１０を通って流れる空気の除塵および消音を行なう消音水槽（サイレンサ）１１４が設けられており、この水槽１１４は、四方弁１０８を介して、排気管１２０に接続されている。
【０００３】
四方弁１０８は、サイクロン集塵器１０４とブロワ１１０との間および水槽１１４と排気管１２０との間に共通に介在しており、弁体が弁ハウジングの内面と摺接しながら回転して４つの流路を切換える摺動弁である。具体的には、四方弁１０８は、ブロワ１１０の吸引力をホッパ１０２に作用させる吸引位置（図中の実線の位置）と、ブロワ１１０の吸引力を排気管１２０を通じて外気に作用させる排出位置（図中の一点鎖線の位置）と、中立位置（図中の破線の位置）とに切換えられるようになっている。
【０００４】
したがって、このような構成では、四方弁１０８を吸引位置（図中の実線の位置）に切換えた状態で、ブロワ１１０を駆動させると、ブロワ１１０の吸引力がホッパ１０２に作用し、ホッパ１０２に設けられた吸引管１００を通じて回収対象物を吸引することができる。吸引管１００から吸入された回収対象物のうち、比重が大きい固形物等の大部分（水あるいは湿潤物ではそのほぼ１００％）は、ホッパ１０２もしくはサイクロン集塵器１０４に貯留される。具体的には、比重が大きい固形物等がホッパ１０２内に貯留され、乾いた比重が小さい回収物であってホッパ１０２での補足が不可能であった粉塵等がサイクロン集塵器１０４によって捕捉される。その後、サイクロン集塵器１０４で除塵された空気は、ブロワ１１０の吸引力によりこのブロワ１１０内に導入された後、サイレンサ１１４で少量の極微粉塵が捕捉され、サイレンサ１１４の水槽により消音された状態の清浄な空気として排気管１２０から排気される。なお、図３には、吸引動作時の空気の流れ方向が矢印で示されている。
【０００５】
一方、四方弁１０８を排出位置（図中の一点鎖線の位置）に切換えた状態で、ブロワ１１０を駆動させると、排気管１２０を通じて外気がブロワ１１０内に吸引される。そして、この吸い込まれた外気は、水槽１１４およびサイクロン集塵器１０４を通じてホッパ１０２内へと送り込まれ、ホッパ１０２内に溜まった不要な汚水をホッパ１０２から排出させることができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、吸引動作時、サイクロン集塵器１０４を通ってブロワ１１０へと流れる空気中には、微量の粉塵が含まれている。このような微量の粉塵は、前述したように、四方弁１０８を通って、サイレンサ１１４で捕捉されるが、特に粉物類を吸引するような場合には、サイクロン集塵器１０４で回収しきれなかった粉塵が四方弁１０８の摺動面（弁体と弁ハウジングの内面との間の摺接部位）に付着し、四方弁１０８の弁切換動作が円滑に行なえなくなるといった不具合が発生する場合がある。特に、粉塵が四方弁１０８の摺動部に付着して固まってしまうと、四方弁１０８の切換操作が重くなり、最悪の場合、弁切換操作が不能となる場合も有り得る。
【０００７】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、四方弁に対する粉塵の固着を防止して、四方弁の円滑な切換操作を常に確保できる吸引車を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の吸引車は、回収対象物を吸引回収するために車体に搭載されたホッパと、前記ホッパ内から流れる汚れた空気を清浄化する集塵器と、前記ホッパ内を真空状態に設定するブロワと、前記ブロワを通って流れる空気の除塵および消音を行なう水タンクとしてのサイレンサと、前記サイレンサに接続され、サイレンサ内に導入された空気を外部に排気するための排気管と、前記集塵器と前記ブロワとの間および前記サイレンサと前記排気管との間に共通に介在し、弁体が弁ハウジングの内面と摺接しながら回転することで４つの流路を切換える四方弁と、前記四方弁の摺動面に付着した付着物を洗浄するための洗浄手段とを備えていることを特徴とする。この場合、前記洗浄手段は、前記サイレンサ内の水を洗浄水として前記四方弁と前記サイクロン集塵器との間の流路に流す洗浄用管路を備えていることが好ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
【００１０】
図１は本発明の一実施形態に係る吸引車１を示している。図示のように、吸引車１は、走行車体１７の後部に配置され且つ汚泥等の産業廃棄物を回収するためのホッパ（タンク）２を有している。キャブ（運転室）２２の後側には、ホッパ２との間に、吸引機構５０が設けられている。図２にも示されるように、吸引機構５０は、ホッパ２内から流れる汚れた空気を清浄化するサイクロン集塵器１２と、ホッパ２内を真空状態に設定する真空ポンプからなるブロワ（例えばルーツブロワ）１０と、ブロワ１０を通って流れる空気の除塵および消音を行なう消音水槽（サイレンサ）１４とを備えている。サイレンサ１４の上部には排気管３４が接続されている。また、サイクロン集塵器１２は、走行車体１７の幅方向に沿うホッパ２の一側方で、ホッパ２に隣接して配置されている。
【００１１】
ホッパ２の天井部には第１の吸気管２９の一端が接続されており、第１の吸気管２９の他端はサイクロン集塵器１２に接続されている。また、サイクロン集塵器１２は、第２の吸気管３０を介して、ブロワ１０の吸気口１０ａに接続されている。更に、サイレンサ１４は、接続管３２を介して、ブロワ１０の吐出口１０ｂに接続されている。
【００１２】
ホッパ２の後部ハッチ（後部開口）には、ここを開閉可能に閉じるドア部６が設けられている。ドア部６は、旋回軸２３を中心として旋回可能にホッパ２の後部ハッチに取り付けられている。具体的には、ホッパ２の後部ハッチ近傍に固定支持された旋回軸２３に対して、ドア部６の上部に固着されたブラケット２４が回動可能に取り付けられている。
【００１３】
ドア部６の両側部に固着されたブラケット２１，２１には、ホッパ２の左右側壁に固定されたドア開閉用の油圧シリンダ２０，２０のロッド部がそれぞれ固定されている。したがって、ドア開閉シリンダ２０，２０のロッド部を伸縮させれば、ドア部６を旋回軸２３を中心に旋回させることができる。
【００１４】
ドア部６の下部中央には吸引管６０が設けられている。この吸引管６０は、ドア部６を貫通して延びており、その一端側がホッパ２内に向けて突出し、外部に突出するその他端側の端部に開閉バルブを有している。この場合、ホッパ２内に突出する吸引管６０の一端側は、吸引力を強力に得て且つホッパ２内の堆積物によって吸引が妨げられないように、ホッパ２の上方まで延びている。なお、吸引車１の側部には、吸引機構５０等の動作を制御するための各種の操作スイッチが設置された操作パネル７０が設けられている。
【００１５】
図２に明確に示されるように、第２の吸引管３０の途中および排気管３４の途中には、これらに共通の四方弁４０が介挿されている。四方弁４０は、４つのポートを有する弁ハウジング４０ａと、弁ハウジング４０ａ内で１つの軸を中心に回転可能な弁体４０ｂとから成る。また、四方弁４０の各ポートにはそれぞれ、サイレンサ１４に接続された排気管３４の第１の管部３４ａと、外気に向けて開口する排気管３４の第２の管部３４ｂと、サイクロン集塵器１２に接続された第２の吸引管３０の第１の管部３０ａと、ブロワ１０に接続された第２の吸引管３０の第２の管部３０ｂとが接続されている。そして、四方弁４０は、弁体４０ｂが弁ハウジング４０ａの内面と摺接しながら回転することにより、これら４つの管部３０ａ，３０ｂ，３４ａ，３４ｂを通じたエアーの流れを切換える。具体的には、四方弁４０は、ブロワ１０の吸引力をホッパ２に作用させる吸引位置（図中の実線の位置）と、ブロワ１０の吸引力を排気管３４を通じて外気に作用させる排出位置（図中の一点鎖線の位置）と、中立位置（図中の破線の位置）とに切換えられるようになっている。
【００１６】
また、本実施形態における吸引機構５０には、四方弁４０の摺動面（弁体４０ｂと弁ハウジング４０ａの内面との間の摺接部位）に付着した粉塵等を洗浄するための洗浄手段が設けられている。具体的には、この洗浄手段は、サイレンサ１４と第２の吸引管３０の第１の管部３０ａとを接続し且つサイレンサ１４内の水を洗浄水として四方弁４０とサイクロン集塵器１２との間の流路に流す洗浄用管路５２と、洗浄用管路５２の途中に介挿され且つ洗浄用管路５２を通じて第１の管部３０ａに供給される洗浄水の流量を調整するための調整弁５６と、洗浄用管路５２の途中に介挿され且つサイレンサ１４からの水を濾過するフィルタ５４とを備えている。また、オペレータが調整弁５６を容易に操作することができるように、調整弁５６の弁開度を制御するための操作部が操作パネル７０（図１参照）上に設けられている。
【００１７】
次に、上記構成の吸引車１の作用について説明する。
【００１８】
まず、四方弁４０を吸引位置（図中の実線の位置）に切換えた状態で、ブロワ１０を駆動させると、ブロワ１０の吸引力がホッパ２に作用し、ホッパ２に設けられた吸引管６０を通じて回収対象物を吸引することができる。吸引管６０から吸入された回収対象物のうち、比重が大きい固形物等の大部分（水あるいは湿潤物ではそのほぼ１００％）は、ホッパ２もしくはサイクロン集塵器１２に貯留される。具体的には、比重が大きい固形物等がホッパ２内に貯留され、乾いた比重が小さい回収物であってホッパ２での補足が不可能であった粉塵等がサイクロン集塵器１２によって捕捉される。その後、サイクロン集塵器１２で除塵された空気は、ブロワ１０の吸引力によりこのブロワ１０内に導入された後、サイレンサ１４で少量の極微粉塵が捕捉され、サイレンサ１４の水槽により消音された状態の清浄な空気として排気管３４から排気される。なお、図２には、吸引動作時の空気の流れ方向が矢印で示されている。
【００１９】
また、このような吸引動作時においては、ブロワ１０の吸引力（吸引力によって形成される管路内の負圧作用）により、サイレンサ１４内の水が、洗浄用管路５２を通じて吸引され、調整弁５６の開度に応じた流量で、第２の吸引管３０の第１の管部３０ａ内に導入される。そして、第１の管部３０ａ内に導入された洗浄水は、ブロワ１０の吸引作用により霧状となって四方弁４０へと流れ（その流れ方向が図中に破線の矢印で示されている）、四方弁４０の摺動面（弁体４０ｂと弁ハウジング４０ａの内面との間の摺接部位）を洗浄しながら再びサイレンサ１４内へと戻される。なお、四方弁４０の摺動面に粉塵等が付着している場合、その粉塵等は、前記洗浄水によって洗い流された後、ブロワ１０を通って、サイレンサ１４内へと移動される。
【００２０】
一方、四方弁４０を排出位置（図中の一点鎖線の位置）に切換えた状態で、ブロワ１０を駆動させると、排気管３４を通じて外気がブロワ１０内に吸引される。そして、この吸い込まれた外気は、サイレンサ１４およびサイクロン集塵器１２を通じてホッパ２内へと送り込まれ、ホッパ２内に溜まった不要な汚水をホッパ２から排出させることができる。
【００２１】
以上説明したように、本実施形態の吸引車１は、四方弁４０の摺動面に付着した付着物を洗浄するための洗浄手段を備えている。したがって、サイクロン集塵器１２で回収しきれなかった粉塵が四方弁４０の摺動面に付着しても、これを前記洗浄手段によって容易に除去することができるため、四方弁４０に対する粉塵の固着を防止して、四方弁４０の円滑な切換操作を常に確保することができる。
【００２２】
特に、本実施形態において、前記洗浄手段は、サイレンサ１４内の水を洗浄水として四方弁４０とサイクロン集塵器１２との間の流路に流す洗浄用管路５２を備え、既存のサイレンサ１４およびサイレンサ１４内の水を有効利用しているため、洗浄手段の付加に伴う設置スペースの増大を大幅に抑えることができるとともに、四方弁４０へと供給した洗浄水を再びサイレンサ１４に戻す水循環を実現して、常に一定量の洗浄水を確保しているため、洗浄水の補給が不要となり、ランニングコストを大幅に節約できる。
【００２３】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、四方弁４０とサイクロン集塵器１２との間にある第２の吸引管路３０の第１の管路３０ａに洗浄用管路５２を接続し、第１の管路３０ａを通じて洗浄水を四方弁４０へと流すようにしているが、四方弁４０自体に洗浄用管路５２を接続し、洗浄用管路５２から四方弁４０に対して直接に洗浄水を供給しても良い。また、第１の管路３０ａに対する洗浄用管路５２の開口方向（洗浄水の導入方向）は、図２に示されるような方向に限らず、任意の方向に設定することができる。また、サイレンサ１４とは別個の水タンクを設け、この水タンクから洗浄用管路５２を通じて四方弁４０に洗浄水を供給しても良い。
【００２４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の吸引車によれば、四方弁に対する粉塵の固着を防止して、四方弁の円滑な切換操作を常に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）は本発明の一実施形態に係る吸引車の平面図、（ｂ）は（ａ）の吸引車の側面図、（ｃ）は（ａ）の吸引車の背面図である。
【図２】図１の吸引車における吸引回収機構の概略構成図である。
【図３】従来の吸引車における吸引回収機構の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
１…吸引車
２…ホッパ
１０…ブロワ
１２…集塵器
１４…サイレンサ
３４…排気管
４０…四方弁
４０ａ…弁ハウジング
４０ｂ…弁体
５２…洗浄用管路[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a suction vehicle that suctions and collects industrial waste such as sludge, earth and sand, and waste liquid and other objects to be collected.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In general, a suction vehicle is provided with a hopper and a suction mechanism for suctioning and collecting industrial waste such as sludge, earth and sand, and waste liquid and other objects to be collected, mounted on a traveling vehicle body. FIG. 3 schematically shows an example of a suction and recovery mechanism in a conventional suction wheel. As shown, a cyclone dust collector 104 is connected to a hopper (tank) 102 for collecting industrial waste such as sludge. The cyclone dust collector 104 is connected via a four-way valve 108 to, for example, a roots blower type vacuum pump (hereinafter, referred to as a blower) 110 for setting the inside of the hopper 102 to a vacuum state. Further, on the downstream side of the blower 110, a silencer tank (silencer) 114 for dust removal and silencing of air flowing through the blower 110 is provided. The water tank 114 is connected to the exhaust pipe 120 through a four-way valve 108. It is connected to the.
[0003]
The four-way valve 108 is commonly interposed between the cyclone dust collector 104 and the blower 110 and between the water tank 114 and the exhaust pipe 120. The four-way valve 108 rotates while sliding on the inner surface of the valve housing, and the four-way valve 108 rotates. This is a sliding valve that switches the flow path. Specifically, the four-way valve 108 has a suction position at which the suction force of the blower 110 acts on the hopper 102 (the position indicated by the solid line in the figure) and a discharge position at which the suction force of the blower 110 acts on the outside air through the exhaust pipe 120 ( The position can be switched between a position indicated by a dashed line in the figure) and a neutral position (the position indicated by a broken line in the figure).
[0004]
Therefore, in such a configuration, when the blower 110 is driven in a state where the four-way valve 108 is switched to the suction position (the position indicated by the solid line in the drawing), the suction force of the blower 110 acts on the hopper 102, The object to be collected can be sucked through the provided suction tube 100. Most of the objects to be collected sucked from the suction pipe 100, such as solid matter having a large specific gravity (almost 100% of water or wet matter), are stored in the hopper 102 or the cyclone dust collector 104. Specifically, solid matter having a large specific gravity is stored in the hopper 102, and dust and the like which are dried and collected with a small specific gravity and cannot be captured by the hopper 102 are captured by the cyclone dust collector 104. Is done. After that, the air removed by the cyclone dust collector 104 is introduced into the blower 110 by the suction force of the blower 110, and then a small amount of ultrafine dust is captured by the silencer 114 and silenced by the water tank of the silencer 114. Exhausted from the exhaust pipe 120 as clean air. In FIG. 3, the direction of air flow during the suction operation is indicated by arrows.
[0005]
On the other hand, when the blower 110 is driven in a state where the four-way valve 108 is switched to the discharge position (the position indicated by the one-dot chain line in the figure), outside air is sucked into the blower 110 through the exhaust pipe 120. Then, the sucked outside air is sent into the hopper 102 through the water tank 114 and the cyclone dust collector 104, and unnecessary wastewater accumulated in the hopper 102 can be discharged from the hopper 102.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, during the suction operation, a small amount of dust is contained in the air flowing to the blower 110 through the cyclone dust collector 104. As described above, such a small amount of dust is captured by the silencer 114 through the four-way valve 108, but when the dust is particularly sucked, the dust can be completely collected by the cyclone dust collector 104. The dust that has not been deposited may adhere to the sliding surface of the four-way valve 108 (sliding contact portion between the valve body and the inner surface of the valve housing), causing a problem that the valve switching operation of the four-way valve 108 cannot be performed smoothly. is there. In particular, if dust adheres to the sliding portion of the four-way valve 108 and solidifies, the switching operation of the four-way valve 108 becomes heavy, and in the worst case, the valve switching operation may not be possible.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a suction vehicle that can prevent dust from sticking to a four-way valve and can always ensure a smooth switching operation of a four-way valve. It is in.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a suction vehicle of the present invention includes a hopper mounted on a vehicle body for sucking and collecting an object to be collected, a dust collector for purifying dirty air flowing from inside the hopper, and A blower that sets the inside of the hopper to a vacuum state, a silencer as a water tank that removes dust and mutes the air flowing through the blower, and a device that is connected to the silencer and exhausts air introduced into the silencer to the outside. And the exhaust pipe, the dust collector and the blower, and the silencer and the exhaust pipe. The valve body rotates while sliding on the inner surface of the valve housing. And a cleaning means for cleaning the deposits on the sliding surface of the four-way valve. In this case, it is preferable that the washing means includes a washing pipe for flowing water in the silencer as washing water into a flow path between the four-way valve and the cyclone dust collector.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
FIG. 1 shows a suction wheel 1 according to one embodiment of the present invention. As shown in the figure, the suction vehicle 1 has a hopper (tank) 2 disposed at a rear portion of the traveling vehicle body 17 and for collecting industrial waste such as sludge. A suction mechanism 50 is provided behind the cab (operating cab) 22 between the cab 2 and the hopper 2. As shown in FIG. 2, the suction mechanism 50 includes a blower (for example, a roots blower) including a cyclone dust collector 12 for purifying dirty air flowing from inside the hopper 2 and a vacuum pump for setting the inside of the hopper 2 to a vacuum state. ) 10 and a silencer tank (silencer) 14 for removing dust and silencing air flowing through the blower 10. An exhaust pipe 34 is connected to an upper portion of the silencer 14. Further, the cyclone dust collector 12 is arranged on one side of the hopper 2 along the width direction of the traveling vehicle body 17 and adjacent to the hopper 2.
[0011]
One end of a first suction pipe 29 is connected to the ceiling of the hopper 2, and the other end of the first suction pipe 29 is connected to the cyclone dust collector 12. The cyclone dust collector 12 is connected to an intake port 10a of the blower 10 via a second intake pipe 30. Further, the silencer 14 is connected to the discharge port 10b of the blower 10 via the connection pipe 32.
[0012]
The rear hatch (rear opening) of the hopper 2 is provided with a door portion 6 that can open and close the rear hatch (rear opening). The door unit 6 is attached to a rear hatch of the hopper 2 so as to be pivotable about a pivot shaft 23. Specifically, a bracket 24 fixed to an upper portion of the door unit 6 is rotatably attached to a pivot shaft 23 fixed and supported near the rear hatch of the hopper 2.
[0013]
Rod portions of hydraulic cylinders 20, 20 for opening and closing doors, which are fixed to the left and right side walls of the hopper 2, are fixed to brackets 21, 21 fixed to both side portions of the door portion 6, respectively. Therefore, if the rod portions of the door opening / closing cylinders 20 and 20 are expanded and contracted, the door portion 6 can be turned around the turning shaft 23.
[0014]
A suction pipe 60 is provided at the lower center of the door section 6. The suction pipe 60 extends through the door portion 6, and has one end protruding into the hopper 2 and an open / close valve at the other end protruding outside. In this case, one end of the suction pipe 60 protruding into the hopper 2 extends to a position above the hopper 2 so as to obtain a strong suction force and not to hinder the suction by deposits in the hopper 2. An operation panel 70 provided with various operation switches for controlling the operation of the suction mechanism 50 and the like is provided on a side portion of the suction wheel 1.
[0015]
As clearly shown in FIG. 2, a common four-way valve 40 is interposed in the middle of the second suction pipe 30 and the middle of the exhaust pipe 34. The four-way valve 40 includes a valve housing 40a having four ports, and a valve body 40b rotatable about one axis in the valve housing 40a. Each port of the four-way valve 40 has a first pipe portion 34a of the exhaust pipe 34 connected to the silencer 14, a second pipe portion 34b of the exhaust pipe 34 opening to the outside air, and a cyclone collecting port. The first pipe section 30a of the second suction pipe 30 connected to the dust container 12 and the second pipe section 30b of the second suction pipe 30 connected to the blower 10 are connected. The four-way valve 40 switches the flow of air through the four pipe portions 30a, 30b, 34a, and 34b as the valve body 40b rotates while sliding on the inner surface of the valve housing 40a. Specifically, the four-way valve 40 includes a suction position (a position indicated by a solid line in the drawing) where the suction force of the blower 10 acts on the hopper 2 and a discharge position (a position where the suction force of the blower 10 acts on the outside air through the exhaust pipe 34). The position can be switched between a position indicated by a dashed line in the figure) and a neutral position (the position indicated by a broken line in the figure).
[0016]
Further, the suction mechanism 50 in the present embodiment includes a cleaning unit for cleaning dust and the like adhered to the sliding surface of the four-way valve 40 (the sliding contact portion between the valve body 40b and the inner surface of the valve housing 40a). Is provided. More specifically, this cleaning means connects the silencer 14 and the first pipe portion 30a of the second suction pipe 30 and uses the water in the silencer 14 as cleaning water and the four-way valve 40 and the cyclone dust collector 12 To adjust the flow rate of the washing water which is inserted in the middle of the washing pipe 52 and which is supplied to the first pipe portion 30a through the washing pipe 52. And a filter 54 that is interposed in the middle of the cleaning pipe line 52 and that filters water from the silencer 14. Further, an operation unit for controlling the opening degree of the adjustment valve 56 is provided on the operation panel 70 (see FIG. 1) so that the operator can easily operate the adjustment valve 56.
[0017]
Next, the operation of the suction wheel 1 having the above configuration will be described.
[0018]
First, when the blower 10 is driven in a state where the four-way valve 40 is switched to the suction position (the position indicated by the solid line in the drawing), the suction force of the blower 10 acts on the hopper 2 and the suction pipe 60 provided in the hopper 2 The collection target object can be sucked through the device. Most of the collected objects sucked from the suction pipe 60, such as solid matter having a large specific gravity (about 100% of water or wet matter), are stored in the hopper 2 or the cyclone dust collector 12. Specifically, solid matter having a large specific gravity is stored in the hopper 2, and dust collected from the hopper 2 which is a dried recovered material having a small specific gravity and which cannot be captured by the hopper 2 is captured by the cyclone dust collector 12. Is done. Thereafter, the air removed by the cyclone dust collector 12 is introduced into the blower 10 by the suction force of the blower 10, and then a small amount of ultrafine dust is captured by the silencer 14 and is silenced by the water tank of the silencer 14. Is exhausted from the exhaust pipe 34 as clean air. In FIG. 2, the direction of air flow during the suction operation is indicated by arrows.
[0019]
Further, during such a suction operation, the water in the silencer 14 is sucked through the cleaning pipe 52 by the suction force of the blower 10 (the negative pressure action in the pipe formed by the suction force), and the adjustment is performed. The second suction pipe 30 is introduced into the first pipe section 30a at a flow rate corresponding to the opening degree of the valve 56. Then, the washing water introduced into the first pipe portion 30a becomes a mist by the suction action of the blower 10 and flows to the four-way valve 40 (the direction of the flow is indicated by a dashed arrow in the drawing). ), The sliding surface of the four-way valve 40 (the sliding contact portion between the valve body 40b and the inner surface of the valve housing 40a) is washed and returned to the silencer 14 again. When dust or the like adheres to the sliding surface of the four-way valve 40, the dust or the like is washed away by the washing water and then moved through the blower 10 into the silencer 14.
[0020]
On the other hand, when the blower 10 is driven with the four-way valve 40 switched to the discharge position (the position indicated by the one-dot chain line in the figure), outside air is sucked into the blower 10 through the exhaust pipe 34. Then, the sucked outside air is sent into the hopper 2 through the silencer 14 and the cyclone dust collector 12, and unnecessary waste water accumulated in the hopper 2 can be discharged from the hopper 2.
[0021]
As described above, the suction wheel 1 of the present embodiment is provided with the cleaning means for cleaning the deposits on the sliding surface of the four-way valve 40. Therefore, even if dust that cannot be completely collected by the cyclone dust collector 12 adheres to the sliding surface of the four-way valve 40, the dust can be easily removed by the cleaning means. And smooth switching operation of the four-way valve 40 can always be ensured.
[0022]
In particular, in the present embodiment, the washing means includes a washing pipe 52 for flowing water in the silencer 14 as washing water into a flow path between the four-way valve 40 and the cyclone dust collector 12. In addition, since the water in the silencer 14 is effectively used, the increase in the installation space due to the addition of the cleaning means can be greatly suppressed, and the water circulation for returning the cleaning water supplied to the four-way valve 40 to the silencer 14 again is performed. As a result, since a constant amount of washing water is always secured, replenishment of washing water is not required, and running costs can be greatly reduced.
[0023]
It is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be variously modified without departing from the gist thereof. For example, in the embodiment described above, the cleaning pipe 52 is connected to the first pipe 30a of the second suction pipe 30 between the four-way valve 40 and the cyclone dust collector 12, and the first pipe is connected to the first pipe 30a. Although the washing water is caused to flow to the four-way valve 40 through the passage 30a, the washing pipe 52 is connected to the four-way valve 40 itself, and the washing water is supplied directly from the washing pipe 52 to the four-way valve 40. You may. Further, the opening direction of the washing pipe 52 with respect to the first pipe 30a (the direction in which the washing water is introduced) is not limited to the direction shown in FIG. 2 and can be set to any direction. Further, a water tank separate from the silencer 14 may be provided, and the washing water may be supplied from the water tank to the four-way valve 40 through the washing pipe 52.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the suction wheel of the present invention, it is possible to prevent dust from sticking to the four-way valve and to always ensure a smooth switching operation of the four-way valve.
[Brief description of the drawings]
1A is a plan view of a suction wheel according to an embodiment of the present invention, FIG. 1B is a side view of the suction wheel of FIG. 1A, and FIG. 1C is a rear view of the suction wheel of FIG. is there.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of a suction and recovery mechanism in the suction wheel of FIG.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram illustrating an example of a suction and recovery mechanism in a conventional suction wheel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Suction wheel 2 ... Hopper 10 ... Blower 12 ... Dust collector 14 ... Silencer 34 ... Exhaust pipe 40 ... Four-way valve 40a ... Valve housing 40b ... Valve body 52 ... Cleaning pipeline

Claims

A hopper mounted on the vehicle body to suck and collect the object to be collected,
A dust collector for purifying dirty air flowing from inside the hopper,
A blower for setting a vacuum state in the hopper;
A silencer as a water tank that removes dust and silences the air flowing through the blower,
An exhaust pipe connected to the silencer for exhausting air introduced into the silencer to the outside,
A four-way valve that is interposed in common between the dust collector and the blower and between the silencer and the exhaust pipe, and switches four flow paths by rotating while the valve body slides on the inner surface of the valve housing; ,
Cleaning means for cleaning the deposits on the sliding surface of the four-way valve,
A suction vehicle characterized by comprising:

2. The cleaning device according to claim 1, wherein the cleaning unit includes a cleaning pipe that flows water in the silencer as cleaning water into a flow path between the four-way valve and the cyclone dust collector. 3. Suction car.