JP2004028738A - Hazardous substance concentration measuring device - Google Patents

Hazardous substance concentration measuring device Download PDF

Info

Publication number
JP2004028738A
JP2004028738A JP2002184189A JP2002184189A JP2004028738A JP 2004028738 A JP2004028738 A JP 2004028738A JP 2002184189 A JP2002184189 A JP 2002184189A JP 2002184189 A JP2002184189 A JP 2002184189A JP 2004028738 A JP2004028738 A JP 2004028738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harmful substance
atmosphere
concentration measuring
measuring device
substance concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002184189A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Chisato Tsukahara
塚原 千幸人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002184189A priority Critical patent/JP2004028738A/en
Publication of JP2004028738A publication Critical patent/JP2004028738A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hazardous substance concentration measuring device for immediately measuring on site without requiring pretreatment. <P>SOLUTION: A device 10 measuring a concentration of a hazardous substance in atmosphere 100 which generates NO<SB>2</SB>through decomposition is provided with a detection agent having a carrier carrying a discoloring reagent in which the color thereof changes in reaction with NO<SB>2</SB>, a transparent and colorless detection tube 14 filled with the detection agent, graduations 14a provided on the detection tube 14 along with a longitudinal direction thereof, a thermal decomposition device 13 decomposing the hazardous substance in the atmosphere 100, a suction pump 15 circulating the hazardous substance decomposed by the thermal decomposition device 13 in the detection tube 14, a flow meter 12 adjusting an amount of air in the atmosphere 100 circulating by the thermal decomposition device 13, a timer 16, a pressure nanometer 17, and valves 18a and 18b, and so on. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有害物質の濃度を現場で簡便に測定できる有害物質濃度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
有害物質を取り扱う作業現場においては、作業現場の雰囲気中の有害物質のガス濃度を把握する必要がある。このため、例えば、ヒドラジンの作業現場雰囲気中の濃度を計測する場合には、従来、例えば、一定量の雰囲気を採取して水中に通過させて、雰囲気中のヒドラジンを水に溶解させて捕集した後、当該水を分析室に持ち帰って液体クロマトグラフ等により分析していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来法では、採取したサンプルに対して前処理等を行う必要があるため、作業現場で分析することができないばかりか、測定結果を得るまでに時間を要してしまい、即応性がなかった。
【0004】
このようなことから、本発明は、前処理することなく現場で即時に測定することができる有害物質濃度測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、第一番目の発明による有害物質濃度測定装置は、分解によりNO2 を発生する有害物質の雰囲気中の濃度を測定する装置であって、NO2 と反応して変色する変色試薬を担体に担持させた検知剤と、前記検知剤を充填された無色透明の検知管と、前記雰囲気中の前記有害物質を分解させる分解手段と、前記分解手段で分解された前記有害物質を前記検知管内に流通させる流通手段とを備えていることを特徴とする。
【0006】
第二番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目の発明において、前記分解手段に流通させる前記雰囲気の流量を調整する流量調整手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
第三番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記検知管が着脱自在に保持されていることを特徴とする。
【0008】
第四番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記検知管の長手方向に沿って目盛りが設けられていることを特徴とする。
【0009】
第五番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記分解手段が、前記雰囲気を加熱して前記有害物質を熱分解させる熱分解手段であることを特徴とする。
【0010】
第六番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記変色試薬が、オルトトリジンまたはN,N−ジフェニルベンジジンであることを特徴とする。
【0011】
第七番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記有害物質が、ヒドラジン、ジメチルヒドラジン、アンモニア、トリメチレントリニトロアミン、ジフェニルアミン、硝酸モノメチルアミン、1,2−プロピレングリコールジナイトレートのうちの少なくとも一種を含むものであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による有害物質濃度測定装置の実施の形態を図1,2を用いて以下に説明する。図1は、有害物質濃度測定装置の概略構成図、図2は、図1の有害物質濃度測定装置の検量線のグラフである。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
図1に示すように、作業現場の雰囲気100を採取する吸引管11は、流量計12を介して石英管13aの一端側に連結している。石英管13aの周囲は、電気ヒータ13bで包囲されている。電気ヒータ13bには、熱電対13cが設けられている。熱電対13cは、温度調整器13dの入力部に接続されている。温度調整器13dの出力部は、電気ヒータ13bに接続している。
【0014】
つまり、温度調整器13dは、熱電対13cからの信号に基づき、電気ヒータ13bの加熱温度を調整することにより、石英管13aを所定の温度に維持することができるようになっているのである。このような石英管13a、電気ヒータ13b、熱電対13c、温度調整器13d等により、本実施の形態では熱分解手段である熱分解装置13を構成している。
【0015】
前記石英管13aの他端側は、耐食性や耐熱性を有する無色透明のガラス等からなる着脱自在なカートリッジ式の検知管14の一端側に連結している。検知管14の内部には、オルトトリジンやN,N−ジフェニルベンジジン等のようにNO2 と反応して変色する変色試薬をシリカゲル等の担体に担持させた検知剤が充填されている。検知管14の近傍には、当該検知管14の長手方向に沿って目盛り14aが設けられている。
【0016】
前記検知管14の他端側は、吸引ポンプ15に接続されている。吸引ポンプ15には、タイマ16が接続されており、当該タイマ16の作動により、吸引ポンプ15の作動時間を調整することができるようになっている。なお、図1中、17は圧力計、18a,18bはバルブである。
【0017】
なお、本実施の形態では、前記吸引ポンプ15等により流通手段を構成し、吸引管11,流量計12、タイマ16、圧力計17、バルブ18a,18b等により流量調整手段を構成している。
【0018】
このような本実施の形態にかかる有害物質濃度測定装置10を使用して、例えば、作業現場雰囲気中の有害物質であるヒドラジンの濃度を測定する場合には、熱分解装置13の電気ヒータ13bを作動して石英管13aを所定の温度(約 250〜400℃程度)に加熱すると共に吸引ポンプ15を作動すると、吸引管11から雰囲気100が吸入され、流量計12及びバルブ18aを介して熱分解装置13の石英管13a内に流入し、所定の温度(約300℃程度)にまで加熱されて、含有するヒドラジンが熱分解してNO2 を生成する。
【0019】
上記雰囲気100は、NO2 を含むヒドラジンの分解ガスと共に検知管14内に流入し、上記NO2 が前記検知剤の変色試薬と反応することにより、当該検知剤を変色させた後(例えば、変色試薬がオルトトリジンの場合には検知剤が白色から黄橙色(ニトロソオルトトリジン)に変色し、変色試薬がN,N−ジフェニルベンジジンの場合には検知剤が白色から青色(N,N−ジニトロソジフェニルベンジジン)に変色する。)、バルブ18bを介して吸引ポンプ15から外部に排出される。
【0020】
このような雰囲気100の吸引をバルブ18a,18bで所定の流量(約50〜100cm3 N/min程度)となるように流量計12で確認しながら、タイマ16により一定時間(約15〜60分程度)行うと、吸引した雰囲気100中のヒドラジンの濃度が高いほど、検知管14の変色長が長くなるので、図2に示すように、雰囲気100中のヒドラジンの濃度と検知管14の変色長との関係を予め求めた検量線に基づいて、当該検知管14の変色長を目盛り14aで測定することにより、雰囲気100中のヒドラジンの濃度を測定することができる。
【0021】
したがって、本実施の形態の有害物質濃度測定装置10によれば、採取した雰囲気100に対して煩雑な前処理を行うことなく簡単な装置構造でヒドラジンの濃度を迅速に測定することができるので、前処理することなく現場で即時に測定することができる。
【0022】
なお、上記有害物質としては、ヒドラジンを始めとして、ジメチルヒドラジン、アンモニア、トリメチレントリニトロアミン、ジフェニルアミン、硝酸モノメチルアミン、1,2−プロピレングリコールジナイトレートのうちの少なくとも一種を含むものが挙げられるが、分解によりNO2 を発生する有害物質であれば、本実施の形態の場合と同様にして適用することができる。
【0023】
また、変色試薬としては、オルトトリジンやN,N−ジフェニルベンジジン以外でも、NO2 と反応して変色するものであれば、本実施の形態の場合と同様にして適用することができる。
【0024】
【発明の効果】
第一番目の発明による有害物質濃度測定装置は、分解によりNO2 を発生する有害物質の雰囲気中の濃度を測定する装置であって、NO2 と反応して変色する変色試薬を担体に担持させた検知剤と、前記検知剤を充填された無色透明の検知管と、前記雰囲気中の前記有害物質を分解させる分解手段と、前記分解手段で分解された前記有害物質を前記検知管内に流通させる流通手段とを備えていることから、採取した雰囲気に対して煩雑な前処理を行うことなく簡単な装置構造で有害物質の濃度を迅速に測定することができるので、前処理することなく現場で即時に測定することができる。
【0025】
第二番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目の発明において、前記分解手段に流通させる前記雰囲気の流量を調整する流量調整手段を備えているので、定量測定の容易化を図ることができる。
【0026】
第三番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記検知管が着脱自在に保持されているので、使用した検知管を新たな検知管と交換することが容易にでき、作業効率を向上させることができる。
【0027】
第四番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記検知管の長手方向に沿って目盛りが設けられているので、定量測定の容易化を図ることができる。
【0028】
第五番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記分解手段が、前記雰囲気を加熱して前記有害物質を熱分解させる熱分解手段であるので、有害物質からNO2 を発生させることが容易にできる。
【0029】
第六番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記変色試薬が、オルトトリジンまたはN,N−ジフェニルベンジジンであるので、測定の容易化を図ることができる。
【0030】
第七番目の発明による有害物質濃度測定装置は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記有害物質が、ヒドラジン、ジメチルヒドラジン、アンモニア、トリメチレントリニトロアミン、ジフェニルアミン、硝酸モノメチルアミン、1,2−プロピレングリコールジナイトレートのうちの少なくとも一種を含むものであるので、上述した効果が最も発現されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による有害物質濃度測定装置の実施の形態の概略構成図である。
【図2】図1の有害物質濃度測定装置の検量線のグラフである。
【符号の説明】
10 有害物質濃度測定装置
11 吸引管
12 流量計
13 熱分解装置
13a 石英管
13b 電気ヒータ
13c 熱電対
13d 温度調整器
14 検知管
14a 目盛り
15 吸引ポンプ
16 タイマ
17 圧力計
18a,18b バルブ
100 雰囲気
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a harmful substance concentration measuring device capable of easily measuring the concentration of harmful substances on site.
[0002]
[Prior art]
In a work site handling harmful substances, it is necessary to grasp the gas concentration of the harmful substance in the atmosphere of the work site. For this reason, for example, when measuring the concentration of hydrazine in the atmosphere of a work site, conventionally, for example, a certain amount of atmosphere is collected and passed through water, and hydrazine in the atmosphere is dissolved in water and collected. After that, the water was taken back to the analysis room and analyzed by liquid chromatography or the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional method as described above, since it is necessary to perform pre-treatment and the like on the collected sample, not only cannot it be analyzed at the work site, but also it takes time to obtain the measurement result, There was no responsiveness.
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to provide a harmful substance concentration measurement device that can be measured immediately on site without performing pretreatment.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The harmful substance concentration measuring device according to the first invention for solving the above-mentioned problem is a device for measuring the concentration in the atmosphere of a harmful substance which generates NO 2 by decomposition, and reacts with NO 2. A detection agent in which a discoloring reagent that changes color is supported on a carrier, a colorless and transparent detection tube filled with the detection agent, a decomposition unit that decomposes the harmful substance in the atmosphere, and the decomposition unit that is decomposed by the decomposition unit. And a distribution means for causing the harmful substance to flow in the detection tube.
[0006]
The harmful substance concentration measuring device according to a second invention is characterized in that, in the first invention, a flow rate adjusting means for adjusting a flow rate of the atmosphere flowing through the decomposition means is provided.
[0007]
The harmful substance concentration measuring device according to a third invention is characterized in that, in the first or second invention, the detection tube is detachably held.
[0008]
A harmful substance concentration measuring apparatus according to a fourth invention is characterized in that, in any one of the first to third inventions, a scale is provided along a longitudinal direction of the detection tube.
[0009]
The harmful substance concentration measuring device according to a fifth invention is the thermal decomposition means according to any one of the first to fourth inventions, wherein the decomposition means heats the atmosphere to thermally decompose the harmful substance. It is characterized by the following.
[0010]
A harmful substance concentration measuring apparatus according to a sixth invention is characterized in that, in any one of the first to fifth inventions, the discoloring reagent is ortho-tolidine or N, N-diphenylbenzidine.
[0011]
The harmful substance concentration measuring apparatus according to a seventh invention is the harmful substance concentration measuring apparatus according to any one of the first to sixth inventions, wherein the harmful substance is hydrazine, dimethylhydrazine, ammonia, trimethylenetrinitroamine, diphenylamine, monomethylamine nitrate. , 1,2-propylene glycol dinitrate.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of a harmful substance concentration measuring apparatus according to the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 is a schematic configuration diagram of the harmful substance concentration measuring device, and FIG. 2 is a graph of a calibration curve of the harmful substance concentration measuring device of FIG. Note that the present invention is not limited to the following embodiments.
[0013]
As shown in FIG. 1, a suction pipe 11 for sampling the atmosphere 100 at the work site is connected to one end of a quartz tube 13a via a flow meter 12. The periphery of the quartz tube 13a is surrounded by an electric heater 13b. The electric heater 13b is provided with a thermocouple 13c. The thermocouple 13c is connected to the input of the temperature controller 13d. The output of the temperature controller 13d is connected to the electric heater 13b.
[0014]
In other words, the temperature adjuster 13d can maintain the quartz tube 13a at a predetermined temperature by adjusting the heating temperature of the electric heater 13b based on the signal from the thermocouple 13c. In the present embodiment, the quartz tube 13a, the electric heater 13b, the thermocouple 13c, the temperature controller 13d, and the like constitute a thermal decomposition device 13 which is a thermal decomposition means.
[0015]
The other end of the quartz tube 13a is connected to one end of a detachable cartridge type detection tube 14 made of colorless and transparent glass having corrosion resistance and heat resistance. The inside of the detection tube 14 is filled with a detection agent in which a color-changing reagent such as ortho-tolidine or N, N-diphenylbenzidine that changes color by reacting with NO 2 is supported on a carrier such as silica gel. A scale 14 a is provided near the detection tube 14 along the longitudinal direction of the detection tube 14.
[0016]
The other end of the detection tube 14 is connected to a suction pump 15. A timer 16 is connected to the suction pump 15, and the operation time of the suction pump 15 can be adjusted by the operation of the timer 16. In FIG. 1, 17 is a pressure gauge, and 18a and 18b are valves.
[0017]
In the present embodiment, a flow means is constituted by the suction pump 15 and the like, and a flow rate adjusting means is constituted by the suction pipe 11, the flow meter 12, the timer 16, the pressure gauge 17, the valves 18a and 18b, and the like.
[0018]
When the concentration of hydrazine, which is a harmful substance in the atmosphere of a work site, is measured using the harmful substance concentration measuring apparatus 10 according to the present embodiment, for example, the electric heater 13b of the thermal decomposition apparatus 13 is turned on. When the quartz tube 13a is operated to heat the quartz tube 13a to a predetermined temperature (about 250 to 400 ° C.) and the suction pump 15 is operated, the atmosphere 100 is sucked from the suction tube 11 and thermally decomposed via the flow meter 12 and the valve 18a. The hydrazine flows into the quartz tube 13a of the device 13, is heated to a predetermined temperature (about 300 ° C.), and the hydrazine contained therein is thermally decomposed to generate NO 2 .
[0019]
The atmosphere 100, flows into the sensing tube 14 along with the decomposition gas of hydrazine containing NO 2, by which the NO 2 reacts with discoloration reagent of the sensing agent, after discolor the detection agent (e.g., discoloration When the reagent is ortho-tolidine, the detector changes its color from white to yellow-orange (nitroso-ortho-tolidine), and when the reagent is N, N-diphenylbenzidine, the detector changes from white to blue (N, N-dinitrosodiphenylbenzidine) ), And is discharged from the suction pump 15 to the outside via the valve 18b.
[0020]
While the suction of the atmosphere 100 is checked by the flow meter 12 at a predetermined flow rate (approximately 50 to 100 cm 3 N / min) by the valves 18 a and 18 b, a predetermined time (about 15 to 60 minutes) is measured by the timer 16. 2), the higher the concentration of hydrazine in the sucked atmosphere 100, the longer the discoloration length of the detection tube 14 becomes. Therefore, as shown in FIG. The hydrazine concentration in the atmosphere 100 can be measured by measuring the discoloration length of the detection tube 14 on the scale 14a based on a calibration curve obtained in advance.
[0021]
Therefore, according to the harmful substance concentration measuring device 10 of the present embodiment, the concentration of hydrazine can be quickly measured with a simple device structure without performing a complicated pretreatment on the collected atmosphere 100. It can be measured immediately on site without pre-processing.
[0022]
The harmful substances include those containing at least one of hydrazine, dimethylhydrazine, ammonia, trimethylenetrinitroamine, diphenylamine, monomethylamine nitrate, and 1,2-propylene glycol dinitrate. However, any harmful substance that generates NO 2 by decomposition can be applied in the same manner as in the present embodiment.
[0023]
Further, as a color-changing reagent, other than ortho-tolidine and N, N-diphenylbenzidine, any color-changing reagent that reacts with NO 2 to change color can be applied in the same manner as in the present embodiment.
[0024]
【The invention's effect】
The harmful substance concentration measuring apparatus according to the first invention is an apparatus for measuring the concentration of harmful substances that generate NO 2 by decomposition in an atmosphere, in which a discoloring reagent that changes color by reacting with NO 2 is supported on a carrier. Detecting agent, a colorless and transparent detection tube filled with the detection agent, a decomposition means for decomposing the harmful substance in the atmosphere, and flowing the harmful substance decomposed by the decomposition means into the detection tube. Since it is equipped with a circulation means, the concentration of harmful substances can be quickly measured with a simple device structure without performing complicated pretreatment on the collected atmosphere, so on-site without pretreatment It can be measured immediately.
[0025]
The harmful substance concentration measuring device according to the second invention, in the first invention, includes a flow rate adjusting means for adjusting the flow rate of the atmosphere to be passed through the decomposition means, thereby facilitating quantitative measurement. Can be.
[0026]
The harmful substance concentration measuring device according to the third invention is the device according to the first or second invention, wherein the detection tube is detachably held, so that the used detection tube is replaced with a new detection tube. Can be easily performed, and work efficiency can be improved.
[0027]
The harmful substance concentration measuring device according to the fourth invention is characterized in that, in any one of the first to third inventions, a scale is provided along a longitudinal direction of the detection tube, thereby facilitating quantitative measurement. Can be planned.
[0028]
The harmful substance concentration measuring device according to a fifth invention is the thermal decomposition means according to any one of the first to fourth inventions, wherein the decomposition means heats the atmosphere to thermally decompose the harmful substance. Therefore, NO 2 can be easily generated from harmful substances.
[0029]
The harmful substance concentration measuring apparatus according to a sixth aspect of the present invention is the harmful substance concentration measuring apparatus according to any one of the first to fifth aspects, wherein the color change reagent is ortho-tolidine or N, N-diphenylbenzidine, thereby facilitating the measurement. be able to.
[0030]
The harmful substance concentration measuring apparatus according to a seventh invention is the harmful substance concentration measuring apparatus according to any one of the first to sixth inventions, wherein the harmful substance is hydrazine, dimethylhydrazine, ammonia, trimethylenetrinitroamine, diphenylamine, monomethylamine nitrate. , 1,2-propylene glycol dinitrate, so that the above-described effects are most exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an embodiment of a harmful substance concentration measuring device according to the present invention.
FIG. 2 is a graph of a calibration curve of the harmful substance concentration measuring device of FIG.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 10 Harmful substance concentration measuring device 11 Suction tube 12 Flow meter 13 Pyrolyzer 13a Quartz tube 13b Electric heater 13c Thermocouple 13d Temperature regulator 14 Detector tube 14a Scale 15 Suction pump 16 Timer 17 Pressure gauge 18a, 18b Valve 100 Atmosphere

Claims (7)

分解によりNO2 を発生する有害物質の雰囲気中の濃度を測定する装置であって、
NO2 と反応して変色する変色試薬を担体に担持させた検知剤と、
前記検知剤を充填された無色透明の検知管と、
前記雰囲気中の前記有害物質を分解させる分解手段と、
前記分解手段で分解された前記有害物質を前記検知管内に流通させる流通手段と
を備えていることを特徴とする有害物質濃度測定装置。
An apparatus for measuring a concentration of a harmful substance which generates NO 2 by decomposition in an atmosphere,
A detection agent in which a color changing reagent that changes color by reacting with NO 2 is supported on a carrier;
A colorless and transparent detection tube filled with the detection agent,
Decomposition means for decomposing the harmful substance in the atmosphere;
A circulating means for circulating the harmful substance decomposed by the decomposing means into the detection tube.
請求項1において、
前記分解手段に流通させる前記雰囲気の流量を調整する流量調整手段を備えている
ことを特徴とする有害物質濃度測定装置。
In claim 1,
A harmful substance concentration measuring device comprising a flow rate adjusting means for adjusting a flow rate of the atmosphere flowing through the decomposition means.
請求項1または請求項2において、
前記検知管が着脱自在に保持されている
ことを特徴とする有害物質濃度測定装置。
In claim 1 or claim 2,
The harmful substance concentration measuring device, wherein the detection tube is detachably held.
請求項1から請求項3のいずれかにおいて、
前記検知管の長手方向に沿って目盛りが設けられている
ことを特徴とする有害物質濃度測定装置。
In any one of claims 1 to 3,
A harmful substance concentration measuring device, wherein a scale is provided along a longitudinal direction of the detection tube.
請求項1から請求項4のいずれかにおいて、
前記分解手段が、前記雰囲気を加熱して前記有害物質を熱分解させる熱分解手段である
ことを特徴とする有害物質濃度測定装置。
In any one of claims 1 to 4,
The harmful substance concentration measuring device, wherein the decomposition means is a thermal decomposition means for heating the atmosphere to thermally decompose the harmful substance.
請求項1から請求項5のいずれかにおいて、
前記変色試薬が、オルトトリジンまたはN,N−ジフェニルベンジジンである
ことを特徴とする有害物質濃度測定装置。
In any one of claims 1 to 5,
The harmful substance concentration measuring device, wherein the discoloring reagent is ortho-tolidine or N, N-diphenylbenzidine.
請求項1から請求項6のいずれかにおいて、
前記有害物質が、ヒドラジン、ジメチルヒドラジン、アンモニア、トリメチレントリニトロアミン、ジフェニルアミン、硝酸モノメチルアミン、1,2−プロピレングリコールジナイトレートのうちの少なくとも一種を含むものである
ことを特徴とする有害物質濃度測定装置。
In any one of claims 1 to 6,
The harmful substance concentration measurement, wherein the harmful substance contains at least one of hydrazine, dimethylhydrazine, ammonia, trimethylenetrinitroamine, diphenylamine, monomethylamine nitrate, and 1,2-propylene glycol dinitrate. apparatus.
JP2002184189A 2002-06-25 2002-06-25 Hazardous substance concentration measuring device Pending JP2004028738A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002184189A JP2004028738A (en) 2002-06-25 2002-06-25 Hazardous substance concentration measuring device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002184189A JP2004028738A (en) 2002-06-25 2002-06-25 Hazardous substance concentration measuring device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004028738A true JP2004028738A (en) 2004-01-29

Family

ID=31180163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002184189A Pending JP2004028738A (en) 2002-06-25 2002-06-25 Hazardous substance concentration measuring device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004028738A (en)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2513385C (en) Method and system for creating a mercury halide standard for use in testing a mercury analyzer system
US9885696B2 (en) System for analyzing mercury
Breuninger et al. The dynamic chamber method: trace gas exchange fluxes (NO, NO 2, O 3) between plants and the atmosphere in the laboratory and in the field
US3870468A (en) Nitrogen dioxide analysis
JPH07318555A (en) Total organic carbon meter
US3464797A (en) Instrument for determining ozone
JP2004028738A (en) Hazardous substance concentration measuring device
JP5228144B2 (en) Low temperature combustion analysis and measurement system using metal catalyst effect
CN109212579B (en) Method for measuring effective decay constant and radium concentration in water by open-loop two-stage method
US3996005A (en) Detection and measurement of NO2 and O3
JP2010044034A (en) Fluorine analysis method and fluorine analysis system
JP2007263814A (en) Combustion type water quality measuring instrument
US10060890B2 (en) Gas chromatograph intermediate processing apparatus and gas chromatograph
JP2001330543A (en) Concentration measuring method and concentration measuring instrument for two kind of mixed gas
Peters et al. Development of a new LOPAP instrument for the detection of O3 in the atmosphere
JP6719051B2 (en) Chlorine compound indicator
JP2002355024A5 (en)
Tang et al. Evaluation of microvolume regenerated cellulose (RC) microdialysis fibers for the sampling and detection of ammonia in air
EP2462434A1 (en) Apparatus for determining the residual quantity of polluting agents in a gas mixture and process for determining such quantity
Bearman et al. A new environmental monitor for nitrogen dioxide, ozone and aldehydes
EP1438579A2 (en) Continuous on-line carbon analyzer
US6921196B2 (en) Device and method for testing a material
RU2153158C1 (en) Process of preparation of calibration steam-and-gas mixtures
JP2002277360A (en) Device for evaluating mixing hazard, and sample container used therefor
JPS61194358A (en) Apparatus for measuring moisture and oxygen in ammonia

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040727

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060410

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060509

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123