JP2004026497A - Method and apparatus for compressed storage of wastes, and container - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、広くは、家庭または事業所から排出されたプラスチックごみ等の廃棄物の分別・資源化処理等に関するものであり、特に、その保管・運搬効率の向上をねらいとした廃棄物の圧縮収容方法及び圧縮収容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭または事業所から排出された再資源化が可能な資源化ごみ(例えば、ペットボトル、プラスチックフィルムやトレー等のプラスチックごみ及び缶)は、ごみ収集車により回収されて、分別・資源化プラントへ運搬されて分別・資源化処理が行われる。通常、分別・資源化ラインは毎日稼動して、回収された資源化ごみを平均処理するように設計されているが、資源化ごみの回収は毎日実施されず、週1回〜3回の頻度で行われることも多い。そのため、1週間分、または、2〜4日分のごみを貯留することが可能な大容積の貯留スペース(一般的に、ピットと呼ばれている)が必要となっている。
【0003】
また、焼却ごみ(例えば、食物残渣等の厨芥物)も含めた都市ごみについて、ごみの運搬効率を上げるために、ごみ収集車で回収された都市ごみを都市近郊に設置した運搬中継基地まで運搬して大型のごみコンテナに詰め替えてから、コンテナ運搬車や船等によりごみ処理場へと運搬させることも行われているが、このような運搬中継基地についても、都市ごみの収集時間や頻度と大型コンテナの運搬時間や頻度等が違うためコンテナの貯留スペースが必要となっている。
【0004】
これらの問題に対応するための技術として、ごみを充填したコンテナをスタッカクレーンにより立体保管棚に貯留する自動倉庫システムがある(例えば、特許文献1参照。)。また、その自動倉庫システムを分別・資源化プラントのピットの代替として用いたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
また、運搬中継基地において、ごみをコンテナに充填させる際に、圧縮装置(以下、コンパクタと呼ぶ)を用いてごみを圧縮して収容することが行われており、コンテナの一側部に蓋板が脱着可能なように係止ピン等のロック機構により固定されており、コンテナ内にごみを圧縮収容する際は、蓋板がコンパクタと結合して押し込み板として使用され、コンテナ内へのごみの圧縮が終了すると、蓋板をコンテナの側面に位置決め停止させてから、コンパクタ側に取付けられた作動機構により、係止ピン等のロック機構を作動させ、再度、蓋板を付けるというコンテナ圧縮収容システムが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−12013号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平10−218304号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平8−40505号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、プラスチックごみ等の廃棄物の排出量が年々増加しており、分別・資源化プラント等で必要なごみの貯留スペースは増大してきている。特に、かさ密度が小さいプラスチックごみの場合は深刻である。
【0010】
一方、収集車の収集効率(収集車の走行距離や収集時間)の観点から、プラスチックごみ等の排出地である都市近郊に分別・資源化プラント等を建設することが望ましいが、建設可能な土地・敷地面積が限られている。
【0011】
上記のような状況に対応するためには、プラスチックごみ等の貯留効率や運搬効率等を向上させることが必要であるが、前記特許文献3に記載のコンテナ圧縮収容システムをプラスチックごみ等に適用しようとすると、以下の点から貯留効率や運搬効率等の面で問題がある。
【0012】
すなわち、前記特許文献3に記載のコンテナ圧縮収容システムでは、コンテナの蓋板を脱着構造にしてコンパクタの押し込み板としても用いるようにしているために、コンテナ及びコンパクタの構造が複雑で、その操作手順も煩雑であるとともに、コンテナ入口部の間口面積を大きくできないこと及び脱着式の蓋が圧縮中にコンテナ内に落下する恐れがあるので押し込み板がコンテナ内部に奥深く入り込めないことから、スプリングバックのあるプラスチックごみ等をコンテナ内に迅速に押し込むことができない。したがって、プラスチックごみ等の効率的な貯留や運搬を行うことが難しい。
【0013】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、プラスチックごみ等の廃棄物の効率的な貯留や運搬を行うことができ、排出地に近い都市部のように敷地面積が限られた土地でも分別・資源化プラントの建設を可能とする廃棄物の圧縮収容方法及び圧縮収容装置を提供することを目的としている。
【0014】
また、本発明は、プラスチックごみ等の廃棄物を圧縮収容するのに適するとともに、その収容物を効率的に排出することを可能とするコンテナを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は下記の特徴を有している。
【0016】
[1]廃棄物を、入口部に開閉扉を有するコンテナの内部に、押し込み板を有する圧縮装置で圧縮して収容する廃棄物の圧縮収容方法であって、 コンテナの入口部と圧縮装置の押し込み板の押し込み面が対向するようにコンテナを圧縮装置に対して配置する配置工程と、コンテナの外部に設置されている扉開閉機構によってコンテナ入口部の開閉扉を開く扉開放工程と、前記押し込み板を前記コンテナの内部に向けて前進させることにより、前記押し込み板の押し込み面の前方に供給された廃棄物を前記コンテナの内部に圧縮して収容する圧縮収容工程と、前記押し込み板の押し込み面を前記コンテナの内部に一旦前進させてから前記コンテナの外部に後退させた後に、前記扉開閉機構によって前記コンテナの入口部の開閉扉を閉じる扉閉鎖工程とを有することを特徴とする廃棄物の圧縮収容方法。
【0017】
[2]廃棄物がプラスチックごみであることを特徴とする前記[1]記載の廃棄物の圧縮収容方法。
【0018】
[3]入口部に開閉扉を有するコンテナに廃棄物を収容するための廃棄物の圧縮収容装置であって、押し込み面が前記コンテナの入口部に対向するように配置された押し込み板を有し、当該押し込み板の前方に供給される廃棄物を押し込み面で前進させて前記コンテナの内部に圧縮して収容する圧縮装置と、前記押し込み板の前方に廃棄物を供給する廃棄物供給機構と、前記コンテナの外部に設置され、前記コンテナの入口部の開閉扉を開閉する機構であって、前記コンテナの内部に一旦前進させた前記押し込み板が前記コンテナの外部に後退した後に、前記コンテナの入口部の開閉扉を閉じる扉開閉機構とを備えていることを特徴とする廃棄物の圧縮収容装置。
【0019】
[4]コンテナの入口部の開閉扉がスライド式扉であることを特徴とする前記[3]記載の廃棄物の圧縮収容装置。
【0020】
[5]廃棄物がプラスチックごみであることを特徴とする前記[3]または[4]記載の廃棄物の圧縮収容装置。
【0021】
[6]スライド式扉からなる第1の開閉扉と、前記第1の開閉扉に対向して設けられた第2の開閉扉とを備えたことを特徴とするコンテナ。
【0022】
[7]回転式扉であるとともに、その扉面の一部がスライドすることによってスライド式扉にもなる開閉扉を備えたことを特徴とするコンテナ。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の廃棄物の圧縮収容方法及び圧縮収容装置の一実施形態を以下に説明する。
【0024】
なお、この実施形態は、資源化ごみ及び焼却ごみを含めた廃棄物全般に適用可能であるが、以下の説明は、かさ密度が小さいために特に問題となるプラスチックごみの場合を例にして述べる。
【0025】
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る廃棄物の圧縮収容方法及び圧縮収容装置を分別資源化施設に組み入れたものであり、図1がその側面図、図2がその上面図である。図3は、その際に使用されるコンテナの構造を示す図であり、図4は、制御装置の構成を示す図である。そして、図5、図6、図7は、詳細な動作手順を示す動作工程図である。
【0026】
図1及び図2において、ごみ収集車1で収集されてきたプラスチックごみWは、プラットホーム2から受入れホッパー3へと投下される。受入れホッパー3へ投下されたプラスチックごみWは、受入れホッパー3の下方に位置する圧縮室4bに投入され、コンパクタ4が作動することにより、ピストン4aと押し込み板4cによってコンテナ5の内部に圧縮されながら押し込まれて収容される。
【0027】
なお、コンテナ5は、当初、空の状態で立体保管棚7に保管されており、スタッカクレーン8、昇降リフタ付きコンベア10、受入れコンベア9等の搬送機構を介して、コンパクタ4近傍に搬送され、コンテナロック・解除機構42(図4)によってコンパクタ4と連結固定される。一方、コンパクタ4の圧縮室4bには、コンテナ5が連結されていない時に投下されたプラスチックごみWの流出を抑えるために、コンテナ5と連結する側に昇降式スライドゲート6が設けられている。昇降式スライドゲート6は、油圧または電動駆動シリンダ等のコンパクタ昇降式スライドゲート開閉機構41により開閉される。
【0028】
そして、プラスチックごみWが圧縮収納されたコンテナ5は、受入れコンベア9及び昇降リフタ付きコンベア10等の搬送機構を介して、スタッカクレーン8によって立体保管棚7に保管される。
【0029】
立体保管棚7に保管されたコンテナ5は、その後、スタッカクレーン8及び搬出コンベア21等の搬送機構を介して、プラスチックごみWの排出口へと搬出される。排出口には分別資源化ラインが隣接しており、排出口へ搬出されたコンテナ5から、圧縮収容されていたプラスチックごみWが、排出ピストン22により、分別資源化ラインの供給ホッパー23に排出される。この時、昇降式スライド扉5aと下開き式扉5bの両方が開いた状態でスライド扉5a側から排出ピストン22を押し込み、下開き式扉5b側からごみを排出する。排出が終了したコンテナ5は、再度、スタッカクレーン8及び搬出コンベア21等の搬送機構を介して、立体保管棚7に保管される。
【0030】
図3に、上記において用いられるコンテナ5の構造を示す。図3(a)が縦断面図、(b)が正面図である。コンテナ5は、コンパクタ4との連結側が入口部で、そこに昇降式スライド扉5aが設けられており、反対側の分別資源化ライン側が出口部で、そこに下開き式扉5bが設けられている。
【0031】
昇降式スライド扉5aは、上下方向にスライドすることで、ほぼコンテナ断面積の全面に近い広さで開閉するような構造となっており、プラスチックごみWをコンパクタ4で圧縮収容する際には、コンパクタ4の近傍に固定設置されている昇降式スライド扉開閉機構43aによって開閉され、プラスチックごみWを排出ピストン22により排出する際には、排出ピストン22の近傍に固定設置されている昇降式スライド扉開閉機構43bによって開閉される。なお、昇降式スライド扉5aの下部は、閉じ易いようにテーパー形状となっている。
【0032】
一方、下開き式扉5bは、コンテナ上部に設けられた扉回転軸5fを中心にして回転することで、ほぼコンテナ断面積の全面に近い広さで開閉するような構造となっており、コンパクタ4で圧縮収容する際やスタッカクレーン8やコンベア9等による搬送中及び立体保管棚7での保管中は開閉しないようにロックアーム5dとロックアーム回転軸5eからなるロック機構5cにより固定されるようになっている。そして、プラスチックごみWを排出ピストン22により排出する際には、排出ピストンの近傍に固定設置されている下開き式扉ロック・解除機構46と下開き式扉開閉機構47により開閉される。
【0033】
このような開閉扉を有するコンテナ5にプラスチックごみWを圧縮収容する際の詳細な動作手順を以下に述べる。
【0034】
まず、図5(a)に示すように、コンテナ5が保管されている立体保管棚7から空のコンテナ5が、スタッカクレーン8、受入れコンベア9及びスタッカクレーン8と受入れコンベア9の高低さを埋めて受渡しを行う昇降リフタ付きコンベア10等の搬送機構を介してコンパクタ4の近傍まで搬送され、コンテナロック・解除機構42によりコンパクタ4と連結される。
【0035】
そして、図5(b)に示すように、コンパクタ4の昇降式スライドゲート6がコンパクタ昇降式スライドゲート開閉機構41によって開かれ、開閉扉式コンテナ5の昇降式スライド扉5aがコンテナ昇降式スライド扉開閉機構43aによって開かれる。
【0036】
次に、図5(c)に示すように、ピストン4aが作動して、ピストン4aの先端に設けられた押し込み板4cが、油圧シリンダからなるピストン駆動機構44により往復動することで、ごみ収集車1より投入されたプラスチックごみWがコンテナ5に圧縮されながら押し込まれる。この押し込み板4cの押し込み面4dの大きさ及び形状は、スライド扉を開いた時の開口の大きさ及び形状にほぼ対応している。なお、ピストン4aの押し込みストロークは、コンパクタ制御装置33により、押し込み回数や、ピストン油圧圧力検出センサ45から推定した押し込み反力の条件から可変制御することで圧縮時間の短縮化と圧縮の効率化を図っている。
【0037】
例えば、コンテナ5内にプラスチックごみが少ない状態で,押し込み回数が少ないか、押し込み反力が小さい条件の時は、押し込みストロークを長く取り、プラスチックごみをコンテナ5の奥側まで圧縮するようにする。コンテナ5内のプラスチックごみが多くなってきた状態で、押し込み回数が多いか、押し込み反力が大きい条件の時は、押し込みストロークを短く取り、短時間で効率的な圧縮動作をするように調整されている。プラスチックごみの圧縮特性として、押し込み板4c付近のプラスチックごみは十分に押し込み圧力が伝達されるが、押し込み板4cより遠ざかった地点は、押し込み圧力が伝達されないために、効率的に圧縮ができないので、コンテナ5の出口側に収容されるプラスチックごみは、可能な限りピストン4aの押し込みストロークを長く取って押し込んでおくほうが効率的である。また、コンテナ5へのプラスチックごみWの収容量を検出するには、押し込み反力の状態をピストン4aに取り付けたピストン油圧圧力検出センサ45から推定するか、または、連結しているコンテン5の重量をロードセル等で計量することで行う。
【0038】
そして、プラスチックごみWがコンテン5に満杯になると、以下の手順によって、コンテナ5の昇降式スライド扉5aが閉じられる。
【0039】
まず、図6(d)に示すように、ピストン4aを伸ばして、押し込み面4dが一旦コンテナ5の内部に入る位置まで押し込み板4cを前進させて圧縮動作を行う。
【0040】
その後、図6(e)に示すように、ピストン4aを縮めて、押し込み面4dがコンテナ5の昇降式スライド扉5aの位置に来るまで押し込み板4cを後退させて停止する。この時、圧縮されたプラスチックごみWは、押し込み板4cが後退するにつれて若干復元して、押し込み板4cへ復元反力を発生させるが、押し込み板4cが後退することで、押し込み面4dに対する反力は小さくなる。押し込み板4cによって圧縮した時のコンテナ5内のプラスチックごみの圧力分布を図8(a)に、押し込み板4cが後退した時のコンテナ5内のプラスチックごみの圧力分布を図8(b)に示す。図8(b)に示すように、押し込み板4cが後退した時にできた空間のプラスチックごみの圧力は非常に小さくなっている。
【0041】
次に、図6(f)に示すように、コンテナ昇降式スライド扉開閉機構43aにより、コンテナ5の昇降式スライド扉5aが押し込み面4dに沿って閉じられる。この時、前述のように、押し込み面4d周辺のプラスチックごみの圧力が小さくなっており、押し込み面4dに発生するプラスチックごみの復元反力は小さくなっているので、容易に昇降式スライド扉5aを閉めることができる。しかも、昇降式スライド扉5aの先端がテーパー形状となっているので、一層容易に閉めることができる。なお、押し込み面4dと昇降式スライド扉5aとの摩擦力を低減するために、押し込み面4dにナイロン樹脂やフッ素樹脂等の自己潤滑特性を有し摺動特性に優れたエンジニアリングプラスチック等を貼ってもよい。
【0042】
コンテナ5の昇降式スライド扉5aが閉じられると、図7(g)に示すように、コンテナ5は、コンパクタ4との連結状態が解除され、再度、受入れコンベア9、昇降リフタ付きコンベア10等の搬送機構を介して、スタッカクレーン8によって立体保管棚7に保管される。また、コンパクタ4の昇降式スライドゲート6もコンパクタ昇降式スライドゲート開閉機構41によって閉じられる。
【0043】
そして、図7(h)に示すように、昇降式スライドゲートの働きにより、次のコンテナが搬送されるまでの間も、プラスチックごみWを受入れホッパー3及び圧縮室5bに貯留され、図5(a)からの次のサイクルが開始される。
【0044】
なお、受入れホッパー3でのみ貯留するようにすれば、図7(g)に示す状態で押し込み板4cの動作を終了して、次のサイクル動作を開始するようにすることで、昇降式スライドゲート6がなくても装置を構成することが可能である。
【0045】
このように、本発明の一実施形態においては、コンパクタ4の近傍に固定設置されている昇降式スライド扉開閉機構43aによって、コンテナ5の入口部に設けた昇降式スライド扉5aを開閉するとともに、コンテナ5の昇降式スライド扉5aを閉める際に、コンパクタ4の押し込み面4dをコンテナ5内部まで一旦前進させてから昇降式スライド扉5aの位置まで後退させて停止させた後に、押し込み面4dに沿って昇降式スライド扉5aを閉じるので、コンパクタ4やコンテナ5の構造がシンプルで、その操作手順も簡潔であるとともに、コンテナ5の入口部の開口面積も大きくできることから、大きな圧縮が必要であるプラスチックごみをコンテナ5内に迅速に押し込んで圧縮収納することができる。したがって、効率的で信頼性の高いプラスチックごみの貯留や運搬を行うことができる。
【0046】
また、コンテナ5は、昇降式スライド扉5aからなる開閉扉を有するため、プラスチックごみ等を圧縮収容するのに適する。さらに、昇降式スライド扉5aに対向する位置に下開き式扉5bを有するため、ごみの排出時に両扉を開状態にし、一方からごみを押して他方から排出することにより効率的なごみ排出が可能となる。
【0047】
本発明の他の実施形態を以下に説明する。この実施形態は、本発明を焼却ごみの運搬中継基地に適用した場合である。
【0048】
図9が、この実施形態における運搬中継基地の説明図であり、図10がその運搬中継基地における処理フロー図である。図11及び図12は、その際に使用されるコンテナの構造を示す図である。
【0049】
図9及び図10に示すように、運搬中継基地においては、焼却ごみを収集してきたごみ収集車51をごみ収集車受入場2に受け入れ、収集してきた焼却ごみをコンパクタ53に投入してコンテナ55に圧縮収容し、そのコンテナ55をコンテナ保管棚54に一時保管する。その後、一時保管されていたコンテナ55をコンテナ保管棚54から取り出し、中継輸送車56(10t大型車)で焼却場や処理場に搬送する。
【0050】
その際、コンテナ55の一方を中継輸送車56に連結して搬送すること等から、焼却ごみを収容し排出するための開閉扉は、コンテナ55の片側にのみ設けられていることが望ましい。したがって、この実施形態におけるコンテナ55は、図11及び図12に示すような構造となっている。図11が側面図、図12が正面図である。
【0051】
図11及び図12に示すように、コンテナ55は片側に開閉扉55aを備えており、反対側の外面に中継輸送車56に連結用のアームロック用フック55iを備えている。
【0052】
そして、開閉扉55aは、下開きの回転式扉55bであるとともに、回転式扉55bの扉面が上下方向にスライドして昇降スライド式扉55cにもなるようになっている。
【0053】
下開き回転式扉55bは、扉が閉じた状態を図11(a)に、扉が開いた状態を図11(b)に示すように、コンテナ本体上部のヒンジ55dによってコンテナ本体に繋がれ、ヒンジ55dを中心にして回転することで、コンテナ断面積の全面の広さで開閉するようになっている。そして、コンテナ保管棚54での保管中や中継搬送車による搬送中に開閉しないように、ロックアーム55fとロックアーム回転軸55g及び止め金具55hとからなるロック機構55eにより固定されるようになっている。
【0054】
一方、昇降スライド式扉55cは、扉が閉じた状態を図12(a)に、扉が開いた状態を図12(b)に示すように、回転式扉55bの扉面のほぼ全面が上下方向にスライドするようになっているものであり、これによりほぼコンテナ断面積の全面に近い広さで開閉できるようになっている。なお、昇降スライド式扉55cの下部は、閉じ易いようにテーパー形状となっている。
【0055】
このような開閉扉55aを有するコンテナ55に焼却ごみを圧縮収容する際には、下開き回転式扉55bが閉じた状態で、昇降スライド式扉55cを上方にスライドして開き、コンパクタ53を用いて焼却ごみYをコンテナ55内に圧縮収容する。その際、コンパクタ53の押し込み面をコンテナ55の内部に一旦前進させてからコンテナ55の外部に後退させた後、昇降スライド式扉55cを下方にスライドして閉じる。これによって、焼却ごみYを迅速に圧縮収容することができる。
【0056】
そして、圧縮収容されている焼却ごみを焼却場等でコンテナ55から排出する際には、昇降スライド式扉55cが閉じた状態で、下開き回転式扉55bを開き、コンテナ55に圧縮収容されている焼却ごみYを排出する。これによって、焼却ごみYを迅速に排出することができる。
【0057】
このようにして、この実施形態においては、下開き回転式扉55bと昇降スライド式扉55cを兼用した開閉扉55aを有するコンテナ55を用いて、焼却ごみをコンテナ55に圧縮収容する際には昇降スライド式扉55cを使用し、焼却ごみをコンテナ55から排出する際には昇降スライド式扉55cを使用するようにしているので、焼却ごみの運搬中継基地に関しても効率的な焼却ごみの貯留や運搬及び排出を行うことができる。
【0058】
なお、この実施形態は、焼却ごみの運搬中継基地を対象にしたものであるが、資源化ごみの分別資源化施設において、コンテナへの圧縮収容とコンテナからの排出を同一の開閉扉を用いなくてはいけない配置になっている場合にも有効であることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】
本発明の廃棄物の圧縮収納方法及び圧縮収納装置は、廃棄物をコンテナに圧縮収納する際に、コンテナの外部に設置された扉開閉機構によってコンテナ入口部に設けられた開閉扉を開閉するとともに、コンテナ入口部の開閉扉を閉める時に、圧縮装置の押し込み板の押し込み面をコンテナ内部まで一旦前進させてから開閉扉の位置まで後退させて停止させた後に、押し込み面に沿って開閉扉を閉じるようにしたので、コンパクタやコンテナに複雑な構造が不要であるとともに、コンテナ入口部の開口面積を大きく取ることが可能となり、効率的で信頼性の高い廃棄物の貯留や運搬を行うことができる。
【0060】
その結果、排出地に近い都市部のように敷地面積が限られた土地でも廃棄物の分別・資源化プラント等の建設が可能となる。
【0061】
また、本発明のコンテナは、スライド式扉からなる開閉扉を有するため、プラスチックごみ等を圧縮収容するのに適するとともに、スライド式扉に対向する位置に第2の開閉扉を有するため、ごみの排出時に両扉を開状態にし、一方からごみを押して他方から排出することにより効率的なごみ排出が可能となる。
【0062】
さらに、本発明のコンテナは、回転式扉とスライド式扉を兼用した開閉扉を有するため、焼却ごみ等の効率的な圧縮収容、保管及び排出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプラスチックごみの圧縮収容方法及び圧縮収容装置を分別資源化施設に組み入れたものの側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るプラスチックごみの圧縮収容方法及び圧縮収容装置を分別資源化施設に組み入れたものの正面図である。
【図3】本発明の一実施形態において用いるコンテナの構造図である。
【図4】本発明の一実施形態における制御装置の構成図である。
【図5】本発明の一実施形態においてコンテナへ圧縮収容する際の動作工程図である。
【図6】本発明の一実施形態においてコンテナへ圧縮収容する際の動作工程図である。
【図7】本発明の一実施形態においてコンテナへ圧縮収容する際の動作工程図である。
【図8】コンテナ内におけるプラスチックごみの圧力分布図である。
【図9】本発明の他の実施形態の説明図である。
【図10】本発明の他の実施形態における処理フロー図である。
【図11】本発明の他の実施形態において用いるコンテナの側面図である。
【図12】本発明の他の実施形態において用いるコンテナの正面図である。
【符号の説明】
1 ごみ収集車
2 プラットホーム
3 受入れホッパー
4 コンパクタ
4a ピストン
4b 圧縮室
4c 押し込み板
4d 押し込み面
5 コンテナ
5a 昇降式スライド扉
5b 下開き式扉
5c ロック機構
5d ロックアーム
5e ロックアーム回転軸
5f 扉回転軸
6 昇降式スライドゲート
7 立体保管棚
8 スタッカクレーン
9 受入れコンベア
10 昇降リフタ付きコンベア
21 搬出コンベア
22 排出ピストン
23 供給ホッパー
41 コンパクタ昇降式スライドゲート開閉機構
42 コンテナロック・解除機構
43a、43b 昇降式スライド扉開閉機構
44 ピストン駆動機構
45 ピストン油圧圧力検出センサ
46 下開き式扉ロック・解除機構
47 下開き式扉開閉機構
51 ごみ収集車
52 ごみ収集車受入場
53 コンパクタ
54 コンテナ保管棚
55 コンテナ
55a 開閉扉
55b 下開き回転式扉
55c 昇降スライド式扉
55d ヒンジ
55e ロック機構
55f ロックアーム
55g ロックアーム回転軸
55h 止め金具
55i 止め金具
55i アームロック用フック
56 中継輸送車
W プラスチックごみ
Y 焼却ごみ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates generally to the separation and recycling of waste such as plastic waste discharged from homes and business establishments, and more particularly to the compression of waste with the aim of improving storage and transport efficiency. The present invention relates to an accommodation method and a compression accommodation device.
[0002]
[Prior art]
Recyclable waste (for example, plastic waste such as plastic bottles, plastic films and trays and cans) discharged from homes or offices is collected by a garbage truck and sent to a separation and recycling plant. It is transported and separated and recycled. Normally, the separation / recycling line is designed to operate every day to average the amount of collected garbage, but the collection of garbage is not carried out every day, and once to three times a week. Often done in. Therefore, a large-volume storage space (generally called a pit) capable of storing garbage for one week or two to four days is required.
[0003]
In addition, in order to improve the efficiency of transporting garbage, including incinerated garbage (eg, kitchen waste such as food residues), municipal garbage collected by garbage trucks is transported to a transfer station located near the city. Garbage can be refilled into large-sized garbage containers and then transported to a garbage disposal site by container trucks or ships. Container transportation space is required because the transportation time and frequency of large containers are different.
[0004]
As a technique for addressing these problems, there is an automatic warehouse system in which a container filled with refuse is stored in a three-dimensional storage shelf by a stacker crane (for example, see Patent Document 1). Further, there is a system that uses the automatic warehouse system as a substitute for a pit of a sorting / recycling plant (for example, see Patent Document 2).
[0005]
Also, at the transfer station, when filling the container with garbage, the garbage is compressed and stored using a compression device (hereinafter referred to as a compactor), and a lid plate is provided on one side of the container. Is fixed by a lock mechanism such as a locking pin so that it can be attached and detached.When compressing and storing garbage in the container, the lid plate is combined with the compactor and used as a pushing plate, and the garbage in the container is When the compression is completed, the lid plate is positioned and stopped on the side of the container, and then the locking mechanism such as the locking pin is operated by the operating mechanism attached to the compactor side, and the lid plate is attached again, which is a container compression and storage system. Is known (for example, refer to Patent Document 3).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-8-12013
[0007]
[Patent Document 2]
JP-A-10-218304
[0008]
[Patent Document 3]
JP-A-8-40505
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in recent years, the amount of waste such as plastic waste has been increasing year by year, and the storage space for waste required in a sorting / recycling plant has been increasing. In particular, the case of plastic waste having a low bulk density is serious.
[0010]
On the other hand, from the viewpoint of collection efficiency of collection vehicles (running distance and collection time of collection vehicles), it is desirable to construct a sorting / recycling plant near the city where plastic waste is discharged.・ Site area is limited.
[0011]
In order to cope with the above situation, it is necessary to improve the storage efficiency and transportation efficiency of plastic waste and the like, but the container compression and storage system described in
[0012]
That is, in the container compression housing system described in
[0013]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and can efficiently store and transport waste such as plastic garbage. It is an object of the present invention to provide a method and apparatus for compressing and storing waste, which enables construction of a separation / recycling plant even on limited land.
[0014]
Another object of the present invention is to provide a container which is suitable for compressively storing waste such as plastic refuse, and which can efficiently discharge the waste.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has the following features.
[0016]
[1] A method of compressing and storing waste in a container having a door having an opening / closing door at an entrance portion by compressing the waste with a compression device having a pushing plate, wherein the container entrance portion and the compression device are pushed in. An arranging step of arranging the container with respect to the compression device such that a pushing surface of the plate faces each other, a door opening step of opening an opening / closing door at a container entrance by a door opening / closing mechanism installed outside the container, Advancing toward the inside of the container, a compression housing step of compressing and housing the waste supplied in front of the pressing surface of the pressing plate inside the container, and a pressing surface of the pressing plate. A door that closes an opening / closing door at an entrance of the container by the door opening / closing mechanism after being once advanced inside the container and then retracted outside the container. And a method for compressing and storing waste.
[0017]
[2] The method for compressing and storing waste according to [1], wherein the waste is plastic waste.
[0018]
[3] A waste compression and storage device for storing waste in a container having an opening / closing door at an entrance, comprising a pushing plate arranged so that a pushing surface faces an entrance of the container. A compression device for advancing the waste supplied in front of the pushing plate on the pushing surface and compressing and storing the waste inside the container; and a waste supply mechanism for supplying waste in front of the pushing plate, A mechanism installed outside the container to open and close an opening / closing door at an entrance of the container, wherein the push plate once advanced inside the container is retracted outside the container, and then the entrance of the container is opened. And a door opening / closing mechanism for closing an opening / closing door of the unit.
[0019]
[4] The compression storage device for waste according to [3], wherein the opening / closing door at the entrance of the container is a sliding door.
[0020]
[5] The apparatus for compressing and storing waste according to [3] or [4], wherein the waste is plastic waste.
[0021]
[6] A container comprising: a first opening / closing door formed of a sliding door; and a second opening / closing door provided to face the first opening / closing door.
[0022]
[7] A container characterized by being provided with an opening / closing door which is a revolving door and which also becomes a sliding door by sliding a part of the door surface.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the method and apparatus for compressing and storing waste of the present invention will be described below.
[0024]
This embodiment can be applied to all kinds of waste including recyclable waste and incinerated waste, but the following description will be made by taking as an example the case of plastic waste which is particularly problematic due to low bulk density. .
[0025]
1 and 2 show a method for compressing and storing waste according to an embodiment of the present invention and a compressing and storing apparatus incorporated in a sorting and recycling facility. FIG. 1 is a side view thereof, and FIG. 2 is a top view thereof. It is. FIG. 3 is a diagram showing a structure of a container used at that time, and FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a control device. FIGS. 5, 6, and 7 are operation process diagrams showing detailed operation procedures.
[0026]
In FIG. 1 and FIG. 2, the plastic waste W collected by the waste collection vehicle 1 is dropped from a
[0027]
Note that the
[0028]
Then, the
[0029]
The
[0030]
FIG. 3 shows the structure of the
[0031]
The elevating
[0032]
On the other hand, the bottom-opening
[0033]
A detailed operation procedure when compressing and storing the plastic waste W in the
[0034]
First, as shown in FIG. 5 (a),
[0035]
Then, as shown in FIG. 5B, the lifting / lowering
[0036]
Next, as shown in FIG. 5C, the
[0037]
For example, when there is little plastic refuse in the
[0038]
When the plastic waste W fills the
[0039]
First, as shown in FIG. 6 (d), the
[0040]
Thereafter, as shown in FIG. 6 (e), the
[0041]
Next, as shown in FIG. 6 (f), the elevating
[0042]
When the elevating
[0043]
Then, as shown in FIG. 7 (h), the plastic refuse W is received and stored in the
[0044]
If the storage is performed only in the
[0045]
As described above, in one embodiment of the present invention, the
[0046]
Further, since the
[0047]
Another embodiment of the present invention will be described below. This embodiment is a case where the present invention is applied to a transportation relay base for incinerated waste.
[0048]
FIG. 9 is an explanatory diagram of the transport relay base in this embodiment, and FIG. 10 is a processing flowchart in the transport relay base. FIG. 11 and FIG. 12 are views showing the structure of the container used at that time.
[0049]
As shown in FIGS. 9 and 10, at the transport transfer base, a refuse collection vehicle 51 that has collected incineration waste is received in the garbage collection
[0050]
At this time, since one of the
[0051]
As shown in FIGS. 11 and 12, the
[0052]
The opening /
[0053]
As shown in FIG. 11 (a) when the door is closed and FIG. 11 (b) when the door is open, the lower
[0054]
On the other hand, as shown in FIG. 12A, a state in which the door is closed is shown in FIG. 12A, and almost the entire door surface of the
[0055]
When compressing and storing incineration waste in the
[0056]
Then, when discharging the incinerated waste housed in a compressed state from the
[0057]
As described above, in this embodiment, when the incinerated waste is compressed and stored in the
[0058]
In addition, this embodiment is intended for a transportation relay base for incinerated garbage, but in a resource separation facility for recycling garbage, compression storage into a container and discharge from the container are performed without using the same opening and closing door. Needless to say, it is also effective in the case where the arrangement is not allowed.
[0059]
【The invention's effect】
The method and apparatus for compressing and storing waste of the present invention, when compressing and storing waste in a container, open and close a door provided at the container entrance by a door opening and closing mechanism installed outside the container. When closing the opening / closing door at the container entrance, the pushing surface of the push plate of the compression device is once advanced to the inside of the container, then retracted to the position of the opening / closing door and stopped, and then the opening / closing door is closed along the pushing surface. As a result, a complicated structure is not required for the compactor or the container, and the opening area of the container entrance can be increased, so that the waste can be efficiently stored and transported with high reliability. .
[0060]
As a result, it is possible to construct a waste separation / recycling plant and the like even on land with a limited site area, such as an urban area near the discharge area.
[0061]
In addition, the container of the present invention has an opening / closing door composed of a sliding door, so that it is suitable for compressing and housing plastic dust and the like, and has a second opening / closing door at a position facing the sliding door, so that the By opening both doors at the time of discharge, pushing waste from one side and discharging the waste from the other, efficient waste can be discharged.
[0062]
Furthermore, since the container of the present invention has an opening / closing door which also serves as a rotary door and a sliding door, efficient compression storage, storage and discharge of incinerated refuse and the like are possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a method for storing and compressing plastic waste according to an embodiment of the present invention, which is incorporated in a sorting and recycling facility.
FIG. 2 is a front view of a method for storing and compressing plastic waste according to an embodiment of the present invention, which is incorporated in a sorting and recycling facility.
FIG. 3 is a structural diagram of a container used in an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a configuration diagram of a control device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an operation process diagram when compressed and stored in a container in one embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an operation process diagram when compressed and stored in a container in one embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an operation process diagram when compressed and stored in a container according to an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a pressure distribution diagram of plastic waste in a container.
FIG. 9 is an explanatory diagram of another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a processing flowchart in another embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a side view of a container used in another embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a front view of a container used in another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 garbage truck
2 platform
3 Receiving hopper
4 compactor
4a piston
4b compression chamber
4c Press-in board
4d press surface
5 containers
5a Elevating slide door
5b Bottom opening door
5c Lock mechanism
5d lock arm
5e Lock arm rotation axis
5f Door rotation axis
6 Elevating slide gate
7 Three-dimensional storage shelves
8 Stacker crane
9 Receiving conveyor
10 Conveyor with lifter
21 Unloading conveyor
22 Discharge piston
23 Supply hopper
41 Compactor lifting slide gate opening and closing mechanism
42 Container lock / release mechanism
43a, 43b Elevating slide door opening and closing mechanism
44 Piston drive mechanism
45 Piston hydraulic pressure detection sensor
46 Bottom opening door lock / release mechanism
47 Bottom opening door opening / closing mechanism
51 Garbage truck
52 garbage truck acceptance
53 compactor
54 Container Storage Shelf
55 containers
55a door
55b Bottom opening revolving door
55c lifting slide door
55d hinge
55e lock mechanism
55f lock arm
55g lock arm rotation shaft
55h clasp
55i clasp
55i arm lock hook
56 Relay transport vehicle
W plastic waste
Y Incineration waste
Claims (7)
コンテナの入口部と圧縮装置の押し込み板の押し込み面が対向するようにコンテナを圧縮装置に対して配置する配置工程と、
コンテナの外部に設置されている扉開閉機構によってコンテナ入口部の開閉扉を開く扉開放工程と、
前記押し込み板を前記コンテナの内部に向けて前進させることにより、前記押し込み板の押し込み面の前方に供給された廃棄物を前記コンテナの内部に圧縮して収容する圧縮収容工程と、
前記押し込み板の押し込み面を前記コンテナの内部に一旦前進させてから前記コンテナの外部に後退させた後に、前記扉開閉機構によって前記コンテナの入口部の開閉扉を閉じる扉閉鎖工程と
を有することを特徴とする廃棄物の圧縮収容方法。A method for compressing and storing waste, in which a waste is compressed and stored by a compression device having a pushing plate inside a container having an opening / closing door at an entrance portion,
An arranging step of arranging the container with respect to the compressing device such that an inlet portion of the container and a pressing surface of a pressing plate of the compressing device face each other,
A door opening step of opening the opening / closing door at the container entrance by a door opening / closing mechanism installed outside the container;
A compressing and accommodating step of compressing and accommodating waste supplied in front of a pushing surface of the pushing plate by advancing the pushing plate toward the inside of the container;
Having the door closing step of closing the opening / closing door of the entrance portion of the container by the door opening / closing mechanism after the pushing surface of the pushing plate is once advanced inside the container and then retracted outside the container. Characterized by the method of compressing and storing waste.
押し込み面が前記コンテナの入口部に対向するように配置された押し込み板を有し、当該押し込み板の前方に供給される廃棄物を押し込み面で前進させて前記コンテナの内部に圧縮して収容する圧縮装置と、
前記押し込み板の前方に廃棄物を供給する廃棄物供給機構と、
前記コンテナの外部に設置され、前記コンテナの入口部の開閉扉を開閉する機構であって、前記コンテナの内部に一旦前進させた前記押し込み板が前記コンテナの外部に後退した後に、前記コンテナの入口部の開閉扉を閉じる扉開閉機構とを備えていることを特徴とする廃棄物の圧縮収容装置。A waste compression storage device for storing waste in a container having an opening / closing door at an entrance portion,
A pushing plate having a pushing surface opposed to an entrance of the container, wherein waste supplied in front of the pushing plate is advanced by the pushing surface to be compressed and accommodated in the container; A compression device;
A waste supply mechanism for supplying waste in front of the pushing plate;
A mechanism installed outside the container to open and close an opening / closing door at an entrance of the container, wherein the push plate once advanced inside the container is retracted outside the container, and then the entrance of the container is opened. And a door opening / closing mechanism for closing an opening / closing door of the section.
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- 2003-03-06 JP JP2003059480A patent/JP2004026497A/en active Pending
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