JP2004021333A - Collaboration enterprise selection method and system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,企業間で共働するコラボレーションに際して、コンピュータシステムを用いて適宜なコラボレーション相手を選定する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
企業が共働する“コラボレーション”として、これまでは部品や資材等の購入業務に対する販売業務といった受発注の関係が一般的であった。こういった関係を有する企業同士を「コラボレーション企業」とするならば、例えばこのコラボレーション企業の選定を行う場合のほとんどは、機械部品や電気・電子部品等の量産部品をどのサプライヤ企業からの購入とするか(或いはどの企業から受注するか)を選択する場合が多かったことになる。前記のように単に商品・サービスの受発注の関係のみでコラボレーションの関係がくくられる場合、企業の過去の取引内容や実績を考慮してコラボレーション企業の選定を行うとすれば、比較的安定した商品の品質や価格、或いは納期遵守状況を確保することが可能であった。
【0003】
一方、昨今では、ソフトウェア構築の外注や各種業務のアウトソーシングが積極的に行われたり、或いはコンサルティング市場が活発化する状況が出現した。例えばある企業がソフトウェア構築を外注したとすれば、その発注企業と受注企業とはこのソフトウェアが完成し納入されるまでのプロセスで、作業の進捗状況や方針の再確認あるいは修正に起因するコミュニケーションを少なからず交わすことが多い。つまり、商品を発注し、一方でそれを受注して納入するだけといった、基本的に受発注に際して商品とその対価が交換されるだけの従来通りの流れではないコラボレーションが増えているのである。
【0004】
そこで、このような新たなコラボレーションに対応するため、コラボレーション企業の業務プロセスの良し悪しを評価し、その結果により、これから行われるコラボレーション作業の品質等を予測する手法が提案されている。例えば、米カーネギーメロン大学が開発した「能力成熟度モデル(CMM)」では、所定の開発プロセスや開発体制を遵守できているかどうかという基準で、ソフトウェア開発会社をコラボレーション企業として段階評価する手法が提案されている。
【0005】
このような手法によれば、コラボレーションする作業が新規の要素を含み、過去の実績データだけを活用するのみでは、今回コラボレーション作業の品質等を予測することが難しい状況下においても、発注の結果えられる成果物の品質や納期等をある程度確保することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来手法には改善の余地が残されていた。すなわち、業務プロセスの良好なコラボレーション企業を選定したとしても、何らかの問題を起こした事例が少なからず存在した点である。この問題の多くは、コラボレーション企業の間、すなわち発注側企業と受注側企業との間で、業務プロセスの親和性が乏しいことに起因していた。つまり、発注側企業と受注側企業とについて、業務プロセスをそれぞれ単独で評価すると優れた業務プロセスである場合でも、双方の業務プロセスが異なる場合には、円滑で効率的な業務遂行と成果物の品質や納期とを確保することが容易でなかったのである。
【0007】
例えば、発注側の業務プロセスによれば、受注側企業と最低週一度の会議を開催し十分なコミュニケーションを取るような業務プロセスであったとする。また、一方、受注側の業務プロセスによれば、発注側から作業内容に関する指示を書面で貰いそれに従い作業を行い、不明な点も定型フォーマットの書面によりコミュニケーションを取ることによりミスコミュニケーションを無くすといった業務プロセスであったとする。この場合、どちらの業務プロセスであっても、ミスコミュニケーションを無くす業務プロセスという観点からは、良いプロセスである。しかし、発注側企業の業務プロセスと受注側企業の業務プロセスは大きくその形態を異にしており、プロセスの流れや契機が互いに噛み合わずにミスコミュニケーションによる問題を引き起こす可能性が高いのである。
【0008】
そこで本発明はこのような従来の課題に着目してなされたもので、適切なコラボレーション相手を選定可能なコラボレーション企業選定方法およシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の方法は、企業間で共働するコラボレーションに際して、コンピュータシステムを用いて適宜なコラボレーション相手を選定する方法であって、前記コンピュータシステムが、コラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力装置より受付けるステップと、業務処理のプロセスに関する情報を企業毎に関連づけて格納したデータベースに対し、前記企業選定要求が含む属性情報を照合して、該当する業務プロセス情報を抽出するステップと、抽出した業務プロセス情報をコラボレーション企業間で対照し、その一致度を判定するステップと、前記判定した一致度に応じてコラボレーション企業の親和性を判定するステップと、前記親和性の判定結果を出力装置に出力するステップと、を含むことを特徴とする。
【0010】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄及び図面により明らかにされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
前記コラボレーション企業選定方法において、前記業務プロセス情報が含む、業務上行われる情報交換の形態、その情報交換の頻度、業務上の報告を行う契機または条件、製品・サービスの開発中における仕様変更の方式または条件、の少なくともいずれかの情報について、コラボレーション企業間で対照し、各情報についての一致度を認識することとできる。
【0012】
また、前記コラボレーション企業選定方法において、前記一致度を認識するに際し、対照する業務プロセス情報間での一致項目毎にポイントを加算し、そのポイント数をそのまま或いは一致項目毎に設定した重み付けに応じて修正し、当該ポイント数に基づき親和性の判定処理を実行することとできる。
【0013】
更に、企業間で共働するコラボレーションに際して、適宜なコラボレーション相手を選定するコンピュータシステムであって、コラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力装置より受付ける手段と、業務処理のプロセスに関する情報を企業毎に関連づけて格納したデータベースに対し、前記企業選定要求が含む属性情報を照合して、該当する業務プロセス情報を抽出する手段と、抽出した業務プロセス情報をコラボレーション企業間で対照し、その一致度を認識する手段と、前記認識した一致度に応じてコラボレーション企業の親和性を判定する手段と、前記親和性の判定結果を出力装置に出力する手段と、を含むことを特徴とするコラボレーション企業選定システムをなすこととする。
【0014】
また、前記コラボレーション企業選定システムにおいて、前記業務プロセス情報が含む、業務上行われる情報交換の形態、その情報交換の頻度、業務上の報告を行う契機または条件、製品・サービスの開発中における仕様変更の方式または条件、の少なくともいずれかの情報について、コラボレーション企業間で対照し、各情報についての一致度を認識する手段を備えることとできる。
【0015】
更に、前記コラボレーション企業選定システムにおいて、前記一致度を認識するに際し、対照する業務プロセス情報間での一致項目毎にポイントを加算し、そのポイント数をそのまま或いは一致項目毎に設定した重み付けに応じて修正し、当該ポイント数に基づき親和性の判定処理を実行する手段を備えることとできる。
【0016】
また、企業間で共働するコラボレーションに際して、適宜なコラボレーション相手を選定する方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、コラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力装置より受付けるステップと、業務処理のプロセスに関する情報を企業毎に関連づけて格納したデータベースに対し、前記企業選定要求が含む属性情報を照合して、該当する業務プロセス情報を抽出するステップと、抽出した業務プロセス情報をコラボレーション企業間で対照し、その一致度を認識するステップと、前記認識した一致度に応じてコラボレーション企業の親和性を判定するステップと、前記親和性の判定結果を出力装置に出力するステップと、を含むことを特徴とするコラボレーション企業選定プログラムをなすこととする。
【0017】
更に、前記コラボレーション企業選定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体をなすこととする。
【0018】
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態におけるコラボレーション企業選定システム100の構成例を示す図であり、図2は本実施形態におけるコラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部130の構成例を示す図である。本実施形態においては、ソフトウェア開発についてコラボレーション企業を選定する状況を想定して説明を行う。勿論、本実施形態だけに本発明の適用範囲は限定されず、企業間でコラボレーションが行われる様々な状況に適用可能である。図に示すコラボレーション企業選定システム100(以下、システム100とする)は、入力部101、出力部102、過去実績評価部110、コラボレーション企業業務プロセス評価部120、コラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部130から構成されるコンピュータシステムである。
【0019】
前記入力部101は、キーボード、マウス、音声認識装置、スキャナ等の様々なデータ入力手段が適用可能である。また、前記したキーボード等のコンピュータシステム付帯のコンソールのみならず、ネットワークを介して結ばれたコンソール又は端末であってもよく、システム100に適合するものであればどのような入力手段であってもよい。また、出力部102は、モニタ、プリンタ、音声合成装置、ネットワークへの出力手段等のいずれのデータ出力手段であっても良い。
【0020】
システム100は、演算手段105として前記過去実績評価部110、コラボレーション企業業務プロセス評価部120、およびコラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部130を備えている。過去実績評価部110は、コラボレーションの相手となることが想定または指定された企業(以下、“コラボレーション企業”とする)について、実績データベース111から該当する企業の過去の取引実績や納入状況等の実績データを取得し、所定の基準データあるいは入力部101において指定された条件と比較してその評価を行う。
【0021】
コラボレーション企業業務プロセス評価部120(以下、プロセス評価部120とする)は、前記した能力成熟度モデル(CMM)と類似の機能を備えるものである。企業毎の業務プロセスデータが格納されているプロセス評価用データベース121において、コラボレーション企業についての業務プロセスデータを取得し、所定の開発プロセスや開発体制を遵守できているかどうかについてその良し悪しを評価する機能を備える。前記業務プロセスデータについての詳細は後述する。
【0022】
なお、前記過去実績評価部110、プロセス評価部120を示したが、必要に応じて省略するとしても良く、コラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部130のみを備えてコラボレーション企業の選定を行うことも可能である。
【0023】
コラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部130(以下、親和性評価部130とする)は、図2に示す構成となっている。親和性評価部130は、業務プロセスデータ獲得手段131、業務プロセスデータベース132、および親和性評価手段133から構成される。業務プロセスデータ獲得手段131は、前記入力部101から送られる企業毎の業務プロセスデータを適宜受け付けて、出力部102にこのデータを適宜配信しながら、業務プロセスデータを獲得する。ここで獲得された業務プロセスデータは、業務プロセスデータベース132に格納される。
【0024】
親和性評価部130は、入力部101から業務プロセスの親和性に関する評価開始指示(企業選定要求)を受け付けた際には、親和性評価手段133を起動させる。起動された親和性評価手段133は、業務プロセスデータベース132から、コラボレーション企業(例:発注側企業および受注側企業)の業務プロセスデータを読み出し、本発明のコラボレーション企業選定方法を実現するアルゴリズムに従って、コラボレーション企業間における業務プロセスの親和性を評価するのである。業務プロセス間の親和性を評価した結果は、出力部102に配信される。
【0025】
なお、業務プロセスの親和性を評価する状況としては、発注企業と受注企業といった一対一の状況のみならず、複数企業と複数企業とが1つの業務についてコラボレーションする状況にも適用可能であるのは言うまでもない。この場合、各企業毎に親和性を評価してそれらの結果を統合するか、或いは適宜な企業を選択する評価を下すなどの処理を行えばいいのである。
【0026】
図3は本実施形態における業務プロセスデータ301の構成例を示す図である。業務プロセスデータ301は業務プロセスデータベース132において例えば企業毎に格納されているデータである。このデータ301は「X社の新規開発スタイル」、「Y社の大規模開発スタイル」といったように企業別、また企業の中で採用されている業務種類毎(例:開発スタイル別)に複数格納されるとしてもよい。業務プロセスデータ301は、それを必要とする時点で該当企業に問い合わせて取得するとしてもよいが、予め取得しておいて業務プロセスデータベース132に格納しておくとデータ処理効率が良好となる。
【0027】
図に示すように業務プロセスデータ301は、プロジェクトライフサイクルデータ302と仕様凍結タイミングデータ311とから構成される。プロジェクトライフサイクルデータ302は、ソフトウェアの新規開発といった、コラボレーションの対象となる各プロジェクトにおけるフェーズ毎の情報を格納する、複数のフェーズデータ303からなる。つまり、1つのプロジェクトの処理が段階的に、つまりフェーズの連なりとして認識されているのである。
【0028】
このフェーズデータ303は、作業内容データ304と、期間データ305と、情報交換形態データ306、情報交換頻度データ307および希望優先順位データ308の複数のセットと、仕様変更方式データ309と、報告指標データ310とから構成される。
【0029】
作業内容データ304は、例えばソフトウェア開発における「要件獲得」、「設計」、「プログラム」、「テスト」といった予め定めておいた項目からフェーズ毎に作業内容が指定されたデータである。つまり、第1フェーズのフェーズデータ303では「要件獲得」がその作業内容となり、第2フェーズのフェーズデータ303では「設計」がその作業内容となるといった具合である。勿論、このフェーズデータ303と作業内容データ304との関係は固定されたものではなく、第1フェーズの作業内容を「設計」としたり、第2フェーズの作業内容を「テスト」とするなど任意に設定できる。
【0030】
期間データ305は、属するフェーズの開始時期と終了時期との情報を含むものである。このデータ305は、プロジェクト全体の期間中でどの位フェーズが進行したならば当該フェーズが開始されまた終了するのかといった相対的な指示情報であっても良い。また、前記開始・終了時期を日付や時間などで指定した絶対的な指示情報であっても良い。
【0031】
情報交換形態データ306は、業務上行われる情報交換の形態を示すデータである。例えば、企業毎、プロジェクト毎、或いはフェーズ毎に業務を遂行する上で予め定めたコミュニケーションの形式を表している。情報交換形態データ306としては、「会議」、「文書で交換」、「グループウェア」、「TV会議」、等々があげられる。
【0032】
また、情報交換頻度データ307は、前記情報交換形態データが示す「会議」などの情報交換がどの程度行われるのかを示すデータである。ここでは「随時」、「毎日」、「週1回」、「月1回」、などの形式で設定できる。これら情報交換形態データ306と情報交換頻度データ307とが対をなすことで情報交換のやり方を示している。情報交換形態データ306および情報交換頻度データ307とのセット情報は、希望優先順位を関係付けた上で複数登録することも出来る。この希望優先順位は希望優先順位データ308に含ませる。
【0033】
仕様変更方式データ309は、例えばソフトウェアの仕様がコラボレーション企業間で決定された後、つまり仕様凍結後において、その仕様変更を行うとすれば、値増しや納期延期といった付帯条件が実行されるのか否かを示すデータである。ここでは「ペナルティなし」および「ペナルティなし」として、その付帯条件の有無を示している。
【0034】
各フェーズにおいて業務がある程度進行する度にその状況報告をコラボレーション企業間で行うのが普通である。そこで報告指標データ310では、この報告を実行する契機(指標)を「ドキュメント頁数」、「プログラムステップ数」、「テスト消化件数」、「設計変更回数」等として設定している。このデータも、各フェーズ毎に複数登録することを可能とする。
【0035】
仕様凍結タイミングデータ311は、プロジェクトライフサイクル(フェーズの集まり)の中で、どの段階で仕様を凍結するかを示すデータである。このデータは「第2フェーズ完了時」のように相対的に指定しても良いし、「○月△日」のように絶対的に指定しても良い。
【0036】
なお、上記の実績データベース111、プロセス評価用データベース121、および業務プロセスデータベース132は、それぞれ別々の記憶装置に設けられて各個独立のデータベースとして機能するとしてもよいし、ネットワークを通じて適宜組み合わせたり或いは1つの記憶装置に集約して設けてもよい。
【0037】
また、システム100は、過去実績評価部110、プロセス評価部120、および親和性評価部130を、一体に備えているとしてもよいし、ネットワークを介して利用可能に結ばれた別装置が備えるものとしてもよい。
【0038】
更に、システム100となる装置としては、サーバコンピュータは勿論のこと、本発明のコラボレーション企業選定方法を実現できる演算機能および入出力機能を備えている装置であればいずれのものでもよい。例えばサーバコンピュータ以外に、ラップトップタイプを含む一般のパーソナルコンピュータ、ネットワーク接続可能な携帯端末、PDA、ゲーム機、デジタルTVなどコンピュータチップを備えるいずれの機器でもよい。
【0039】
図4は本実施形態におけるコラボレーション企業選定方法のアルゴリズム例を示す図である。次に、本実施形態のコラボレーション企業選定方法の具体的な処理手順について説明する。例えば本実施形態におけるコラボレーション企業選定システム100を用いて、ある企業の担当者がコラボレーション企業の選定を行うとする。この場合、その担当者はシステム100の前記入力部101に対応するコンソールを用いて、想定するコラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力する。
【0040】
図5は本実施形態における属性情報の入力画面例を示す図である。図に示す属性情報の入力画面500は、前記企業選定要求の入力を待ち受けるインターフェイスとなる。ここでは、コラボレーション対象となる企業および業務プロセスについて各種情報を入力可能となっている。例えば、「システム開発」といった業種501、具体的に企業が決まっている場合の企業名502、「SE100人以上」、「一部上場」などといった企業に求める企業規模503、「○○資格30人以上」などといった資格保持者数504、「大型案件取引あり」といった過去の取引実績505、および「納期遅れ無し」といった納入状況506等のコラボレーション企業の属性情報が含まれる。
【0041】
また、業務プロセスに関する属性情報として、図3に関して既に説明した各種情報、つまり、業務プロセス内容507、フェーズナンバー508、作業内容509、情報交換形態510、情報交換頻度511、希望優先順位512、仕様変更方式513、報告指標514、および仕様凍結タイミング515がこの画面500で指定出来る。
【0042】
図5の例で言えば、システム開発をメインに行うSE100人以上の企業であって、過去に大型案件の取引実績があって、しかも納期遅れが無い企業をコラボレーション企業のターゲットと指定されている。また、業務プロセスとしては、新規開発スタイルにおける設計からテストにいたる作業内容について、文書による情報交換を毎日行う方式を備え、仕様変更に伴っては何らかのペナルティを課すものを指定している。また、プロセス進行中の種々の報告は開発対象プログラムにおける開発プログラムステップ数ごとに行われるとし、仕様凍結は設計完了時となっている。
【0043】
システム100では、以上のように画面500にて入力された属性情報を企業選定要求として入力部101を介して受け付けて、演算手段105に送る。システム100の演算手段105は、前記業務プロセスデータベース132に対し、受け付けた企業選定要求が含む属性情報を照合させ、該当する業務プロセスデータを抽出する。この業務プロセスデータの抽出は、コラボレーション企業として想定される受注側の企業について行われることが想定できるが、システム100が発注側の企業についての業務プロセスデータを認識していない場合にはここでの処理において同様に取得する。或いは、第三者が発注側企業と受注側企業との組合せを選定したい場合には、システム100が得た前記属性情報に基づき、発注側企業および受注側企業の業務プロセスデータを抽出する。
【0044】
システム100は、コラボレーション対象となりうる企業(発注側企業と受注側企業)の業務プロセスデータの対を業務プロセスデータベース132において選択した(ステップ401および402)ならば、これを親和性評価部130における親和性評価手段133に送る。親和性評価手段133では、そのうち、例えば作業内容データ304(図3参照)が一致するフェーズデータ303に着目する(ステップ403、404および405)。つまり、例えば図5の画面500で指定された「新規開発スタイル」についての業務プロセスデータを、受発注企業間で適切に対照するために、対をなす業務プロセスデータの各々から同じ作業内容に対応するフェーズを選択するのである。
【0045】
続いて、同じ作業内容に対応するフェーズの対(複数対複数、或いは1対複数の場合も想定可能)について、そのフェーズデータ(業務プロセスデータ)が含む、情報交換形態データ306、情報交換頻度データ307、仕様変更方式データ309、報告指標データ310、の少なくともいずれかのデータに関する対照処理を行ってその一致度を認識する。
【0046】
図6は本実施形態における属性項目と付与ポイントとの設定テーブル例1を示す図であり、図7は本実施形態における属性項目と付与ポイントとの設定テーブル例2を示す図である。親和性評価手段133は、図6に示すテーブル600を参照し、前記情報交換形態データ306らの一致/不一致に応じてポイントを加算し、該当するフェーズデータ303や業務プロセスデータ301毎に記憶しておく。例えば、“情報交換形態データ306”がコラボレーション企業間で一致したならば、属性項目601の“情報交換形態”の欄に対応するポイント欄602を参照してポイントを“5”加算することになる。以下、情報交換形態データ以外のデータについても同様に、その一致/不一致に応じたポイント加算処理を行う。
【0047】
また、他の形態として、属性が完全に一致する場合と、近似する場合と、不一致の場合とで加算するポイント数を加減する状況も想定出来る。図7に示すテーブル700において前記情報交換形態について言えば、例えば「会議」と「TV会議」とはIT技術介在の有無があるにせよ、人が一同に会してコミュニケーションを図るという点では情報交換の形態は類似するとし、この場合、“属性近似”として“2”ポイントを加算する。このテーブル700は、属性項目701毎に、属性完全一致ポイント欄702及び属性近似ポイント欄703が関係づけされている。
【0048】
ただし、情報の一致/不一致に応じたポイント加算を行う本実施形態のみに本発明の適用範囲は限定されず、コラボレーション企業間で業務プロセスデータが含む情報の全項目または一部の項目について全て一致した場合のみ、親和性があると判定してコラボレーション企業選定を行うとしてもよい。
【0049】
上述の一致/不一致の認識およびポイント加算処理は、例えば、情報交換形態〜報告指標〜仕様変更方式といった順序で段階的に行うとしてもよい。図4に示すアルゴリズム例におけるステップ406〜410では、情報交換形態と報告指標に関して処理を行った後、該当フェーズが仕様凍結後のフェーズが否かを判定し、仕様凍結後のフェーズであれば、仕様変更方式に関する処理を行うとしている。なお、図中で示す“親和性評価”の語には、前記した一致/不一致の認識やポイント加算の処理の意が含まれるものとする。
【0050】
フェーズデータ303毎に上記ポイント加算処理を実行し(ステップ410)、この処理を業務プロセスデータ301が含む全ての作業内容データ304について行う。この処理結果に、希望優先順位データ308を反映させて補正を加えることも可能である。つまり、希望優先順位が高いもの同士ほどポイントの加点を多くするといった重み付けをすればよいのである。フェーズ同士の親和性は、情報交換形態、報告指標、および仕様変更方式の各々の親和性評価結果を総合するか、或いは予め設定された重み付けを行いて加算処理すれば良い。
【0051】
ここまでの処理が完了したならば(ステップ411)、ひとまず業務プロセスデータ全体の親和性評価(ステップ412)処理を実施し、業務プロセス同士の親和性を評価する。ここでは、各作業内容毎に算出されたフェーズの親和性評価結果を、予め設定された重み付けに従って加算処理する処理を行う。この業務プロセス同士の親和性評価を、ステップ401および402で選択された全ての業務プロセスデータについて実行したならば(ステップ413)、最良の親和性を備える業務プロセスの組合せを選定する(アルゴリズムでは最適業務プロセスと最大親和性の決定(ステップ414)として示す)。
【0052】
このステップにおいては、ステップ412において算定された各業務プロセス毎のポイント(“親和性評価結果”と言える)の中で最大のものを抽出する。これにより、ある発注側企業にとってもっとも業務プロセスの親和性が良好な受注側企業を選定できるのである。もちろん、これは複数企業と複数企業との組合せにおいても選定処理可能である。
【0053】
図8は本実施形態における結果出力画面例1を示す図であり、図9は本実施形態における結果出力画面例2、図10は本実施形態における結果出力画面例3を示す図である。上で述べてきたように、業務プロセス毎、そして企業毎に業務プロセスの一致/不一致を認識し、それによりコラボレーション企業間の親和性を評価した結果は、前記出力部(出力装置)102に出力され、コラボレーション企業の選定に供されることとなる。
【0054】
前記属性情報の入力画面500において、コラボレーション企業を個別指定せずに属性情報に基づく検索の結果、複数企業が選択された場合や、或いは個別に複数の企業を指定した場合には、結果出力画面800において示すように、想定コラボレーション企業801が複数となる。この想定コラボレーション企業801のそれぞれについて、上述したコラボレーション企業選定の処理を実行した結果が、親和性の判定結果802である。ここでは各企業の得た前記ポイントとそれに応じて判定されたレベルとが示され、最高レベル企業803に下線表示を行って明示する。更に、各企業ごとに選定アドバイス804を表示する。レベル5で最高ポイントを獲得した企業“株式会社C”については、「最適です」といった選定アドバイスが関係づけされる。
【0055】
一方、前記属性情報の入力画面500において、コラボレーション企業を個別指定せずに属性情報に基づく検索の結果、1つの企業のみが選択された場合や、或いは個別に1つの企業のみを指定した場合には、結果出力画面900において示すように、想定コラボレーション企業901が単数となる。この想定コラボレーション企業901について、上述したコラボレーション企業選定の処理を実行した結果が、親和性の判定結果902である。ここでは前記企業901の得た前記ポイントとそれに応じて判定されたレベルとが示される。更に、この判定結果に応じた選定アドバイス903を表示する。例えばレベル3で10ポイントを獲得した“A株式会社”については、「本来ならコラボレーションは見送るべき」旨の選定アドバイスが関係づけされる。
【0056】
他方、コラボレーション企業を、発注あるいは受注といった一方の側からのみの視点で親和性の評価を行わず、コラボレーション企業として互いに組み合わせると好適である企業同士を選定する状況も考えられる。この場合、前記属性情報の入力画面500において個別指定された複数企業、または同画面500で指定された属性情報に応じて検索された複数企業についてそれぞれなされた親和性評価の結果を画面1000にて示す。
【0057】
この画面1000には、想定コラボレーション企業群1001について、上述したコラボレーション企業選定の処理を実行した、親和性の判定結果1002が示される。ここでは前記各企業1001の得た前記ポイント(またはそれに応じて判定されたレベル)が、コラボレーションの組合せに応じてマトリックス表示される。例としては受注側と発注側とでマトリックスの縦軸と横軸を構成する。図中の例では、C社とF社との親和性が“18ポイント”で最高となっており、このマトリックス枠1003を例えばハイライト表示して明示する。
【0058】
この画面1000では更に、前記判定結果1002に基づくアドバイス1004を示す。例えば前記マトリックス中で最もよい組合せとなった「発注側:C社、受注側:F社」の組合せに関して最適の組合せである旨のアドバイスを提示し、他に「発注側:C社、受注側:E社」の組合せも高い親和性を示して適切な組合せとなりうることを提示している。以上のようにコラボレーション企業間の親和性は判定され、適宜な出力形態をもって利用者に提示されることとなる。
【0059】
本発明の実施の形態によれば、次の効果を奏する。
業務プロセスの親和性が良好なコラボレーション企業を選定し、円滑で効率的な業務遂行と成果物の品質や納期とを確保することを容易にする。これにより、適切なコラボレーション企業を選定することができ、コラボレーションするプロジェクトが問題を起こす確率を最小化することにもつながる。
【0060】
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、適切なコラボレーション相手を選定可能なコラボレーション企業選定方法を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるコラボレーション企業選定システムの構成例を示す図である。
【図2】本実施形態におけるコラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部の構成例を示す図である。
【図3】本実施形態における業務プロセスデータの構成例を示す図である。
【図4】本実施形態におけるコラボレーション企業選定方法のアルゴリズム例を示す図である。
【図5】本実施形態における属性情報の入力画面例を示す図である。
【図6】本実施形態における属性項目と付与ポイントとの設定テーブル例1を示す図である。
【図7】本実施形態における属性項目と付与ポイントとの設定テーブル例2を示す図である。
【図8】本実施形態における結果出力画面例1を示す図である。
【図9】本実施形態における結果出力画面例2を示す図である。
【図10】本実施形態における結果出力画面例3を示す図である。
【符号の説明】
100 コラボレーション企業選定システム
101 入力部
102 出力部
105 演算手段
110 過去実績評価部
120 コラボレーション企業業務プロセス評価
121 プロセス評価用データベース
130 コラボレーション企業間業務プロセス親和性評価部
131 業務プロセスデータ獲得部
132 業務プロセスデータベース
133 業務プロセス間親和性評価部
301 業務プロセスデータ
302 プロジェクトライフサイクルデータ
303 フェーズデータ
304 作業内容データ
305 期間データ
306 情報交換形態データ
307 情報交換頻度データ
308 希望優先順位データ
309 仕様変更方式データ
310 報告指標データ
311 仕様凍結タイミングデータ
500 属性情報の入力画面
600、700 属性項目と付与ポイントとの設定テーブル
800、900、1000 結果出力画面[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of selecting an appropriate collaborating partner using a computer system in collaboration between companies.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION
Until now, as a “collaboration” in which companies cooperate, an order-receiving relationship such as a sales operation for a purchase operation of parts and materials has been generally used. If companies that have such a relationship are referred to as “collaboration companies”, for example, in most cases when selecting this collaboration company, it is necessary to purchase mass-produced parts such as mechanical parts and electric / electronic parts from any supplier company. In many cases, it is necessary to select (or from which company to receive an order). As described above, if the relationship of collaboration is created only by the relationship of ordering of products and services, if the selection of the collaboration company is performed in consideration of the past transaction contents and results of the company, a relatively stable product It was possible to secure the quality, price, or delivery date compliance status.
[0003]
On the other hand, in recent years, a situation has emerged in which outsourcing of software construction and outsourcing of various operations are actively performed, or the consulting market is activated. For example, if a company outsources software construction, the ordering company and the ordering company can communicate during the process of completing and delivering the software due to reconfirmation or revision of work progress and policies. They often exchange not a little. In other words, there has been an increase in the number of collaborations, such as ordering a product and receiving and delivering the product, which is basically not the usual flow of simply exchanging the product and its price when ordering.
[0004]
Therefore, in order to cope with such a new collaboration, there has been proposed a method of evaluating the quality of a business process of a collaboration company and predicting the quality and the like of the future collaboration work based on the result. For example, Carnegie Mellon University's “Capacity Maturity Model (CMM)” proposes a method of evaluating a software development company as a collaborative company based on whether or not a specified development process and development system can be observed. Have been.
[0005]
According to such a method, the collaborative work includes new elements, and even if it is difficult to predict the quality of the collaborative work this time using only the past performance data, the order result can be obtained. It is possible to ensure the quality and delivery date of the deliverables to some extent.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, there is room for improvement in the above-mentioned conventional method. In other words, even if a collaboration company with a good business process was selected, there were quite a few cases that caused some problems. Most of this problem has been caused by poor affinity of business processes between collaboration companies, that is, between the ordering company and the order receiving company. In other words, even if the business processes of the ordering company and the order receiving company are excellent when evaluated independently, if the two business processes are different, smooth and efficient business execution and product It was not easy to ensure quality and delivery.
[0007]
For example, it is assumed that the business process on the ordering side is a business process in which a meeting is held at least once a week with the order receiving company and sufficient communication is performed. On the other hand, according to the business process on the order receiving side, the order receiving side receives written instructions on the contents of work, performs the work in accordance with it, and eliminates miscommunication by communicating any unknown points in a fixed format document. Suppose it was a process. In this case, whichever business process is a good process from the viewpoint of a business process that eliminates miscommunication. However, the business process of the ordering company and the business process of the ordering company differ greatly in form, and there is a high possibility that the process flows and opportunities do not mesh with each other and cause problems due to miscommunication.
[0008]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a collaboration company selection method and system capable of selecting an appropriate collaboration partner.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
A method of the present invention for achieving the above object is a method of selecting an appropriate collaborating partner using a computer system in collaboration between corporations, wherein the computer system has attribute information or collaboration content of a collaboration company. Receiving the company selection request including the attribute information from the input device; and collating the attribute information included in the company selection request with a database storing information on business processing processes in association with each company. Extracting the process information, comparing the extracted business process information among the collaboration companies, and determining the degree of matching thereof, and determining the affinity of the collaboration company according to the determined degree of matching. Outputs the affinity judgment result to the output device. Characterized in that it comprises the steps of, a.
[0010]
In addition, the problems disclosed by the present application and the solution thereof will be clarified by the description of the embodiments of the invention and the drawings.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
At least the following will be made clear by the description in this specification.
In the collaboration company selection method, the business process information includes a form of information exchange performed on a business, a frequency of the information exchange, an opportunity or condition for reporting on a business, a method of changing specifications during development of a product / service or At least one of the conditions can be compared between the collaboration companies, and the degree of coincidence of each information can be recognized.
[0012]
Further, in the collaboration company selection method, upon recognizing the degree of coincidence, a point is added to each of the matching items between the business process information to be compared, and the number of points is used as it is or according to the weight set for each of the matching items. After the correction, the affinity determination processing can be executed based on the number of points.
[0013]
Further, a computer system for selecting an appropriate collaborating partner at the time of collaborating between companies, a means for receiving a company selection request including attribute information of the collaboration company or attribute information of the collaboration content from the input device, Means for extracting attribute information included in the enterprise selection request with respect to a database storing information on the process in association with each company, and extracting the relevant business process information. In contrast, the method includes: means for recognizing the degree of matching, means for determining affinity of the collaboration company according to the recognized degree of matching, and means for outputting the determination result of the affinity to an output device. A unique collaboration company selection system
[0014]
Further, in the collaboration company selection system, the business process information includes a form of information exchange performed on a business, a frequency of the information exchange, an opportunity or condition for performing a business report, a change in specifications during development of a product / service. There may be provided a means for comparing the information of at least one of the method and the condition between the collaboration companies and recognizing the degree of coincidence of each information.
[0015]
Further, in the collaboration company selection system, upon recognizing the degree of coincidence, a point is added for each matching item between business process information to be compared, and the number of points is used as it is or according to a weight set for each matching item. It may be provided with means for correcting and executing affinity determination processing based on the number of points.
[0016]
In addition, in the case of collaboration between companies, a program for causing a computer to execute a method of selecting an appropriate collaboration partner is input, and a company selection request including the attribute information of the collaboration company or the attribute information of the collaboration content is input. Accepting from the device, collating attribute information included in the company selection request against a database storing information on business process processes associated with each company, and extracting corresponding business process information. Comparing the business process information between the collaboration companies and recognizing the degree of coincidence; determining the affinity of the collaboration company in accordance with the recognized degree of coincidence; and outputting the affinity determination result to an output device. And the step of And it is made to collaboration company selection program.
[0017]
Further, a computer-readable recording medium storing the collaboration company selection program is provided.
[0018]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of a collaboration
[0019]
As the
[0020]
The
[0021]
The collaboration company business process evaluation unit 120 (hereinafter, referred to as the process evaluation unit 120) has a function similar to the capability maturity model (CMM) described above. A function for acquiring business process data about a collaboration company in the
[0022]
Although the past
[0023]
The inter-collaboration business process affinity evaluation unit 130 (hereinafter, referred to as the affinity evaluation unit 130) has a configuration shown in FIG. The
[0024]
The
[0025]
The situation in which the affinity of business processes is evaluated can be applied not only to a one-to-one situation such as an ordering company and an order receiving company, but also to a situation in which a plurality of companies and a plurality of companies collaborate on one business. Needless to say. In this case, it is only necessary to evaluate the affinity for each company and integrate the results, or perform a process such as making an evaluation to select an appropriate company.
[0026]
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of the
[0027]
As shown in the figure, the
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The information exchange form data 306 is data indicating the form of information exchange performed on business. For example, it indicates a predetermined communication format for executing a business for each company, each project, or each phase. Examples of the information exchange form data 306 include “meeting”, “exchange with document”, “groupware”, “TV meeting”, and the like.
[0032]
The information
[0033]
The specification
[0034]
In each phase, the status report is usually made between the collaborating companies each time the work progresses to some extent. Therefore, in the
[0035]
The specification
[0036]
The performance database 111, the
[0037]
Further, the
[0038]
Further, as the apparatus to be the
[0039]
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an algorithm of the collaboration company selection method according to the present embodiment. Next, a specific processing procedure of the collaboration company selection method of the present embodiment will be described. For example, it is assumed that a person in charge of a certain company selects a collaboration company using the collaboration
[0040]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of an input screen for attribute information according to the present embodiment. The attribute
[0041]
Further, as the attribute information relating to the business process, various types of information already described with reference to FIG. 3, that is, the business process content 507, the phase number 508, the work content 509, the
[0042]
In the example of FIG. 5, a company that is mainly engaged in system development and has at least 100 SEs and that has a history of dealing with large projects in the past and has no delay in delivery is designated as a target of the collaboration company. . The business process is provided with a system in which information is exchanged every day in writing about the contents of work from design to test in the new development style, and a process that imposes some penalty with specification changes is specified. Further, it is assumed that various reports during the progress of the process are made for each development program step number in the development target program, and the specification is frozen when the design is completed.
[0043]
In the
[0044]
If a pair of business process data of a company that can be a collaboration target (an ordering company and an order receiving company) is selected in the business process database 132 (steps 401 and 402), the
[0045]
Subsequently, for a pair of phases corresponding to the same work content (a plurality of pairs or a one-to-multiple case can be assumed), information exchange form data 306 and information exchange frequency data included in the phase data (business process data) 307, the specification
[0046]
FIG. 6 is a diagram illustrating a setting table example 1 of attribute items and grant points according to the present embodiment, and FIG. 7 is a diagram illustrating a setting table example 2 of attribute items and grant points according to the present embodiment. The affinity evaluation means 133 refers to the table 600 shown in FIG. 6, adds points according to the match / mismatch of the information exchange form data 306, and stores the points for each
[0047]
Further, as another form, a situation can be assumed in which the number of points to be added is adjusted depending on whether the attributes are completely matched, approximate, or mismatched. Regarding the information exchange mode in the table 700 shown in FIG. 7, for example, “meeting” and “TV meeting” are information in that people meet and communicate with each other regardless of whether or not IT technology is involved. Assuming that the exchange modes are similar, in this case, "2" points are added as "attribute approximation". In this table 700, an attribute perfect
[0048]
However, the scope of the present invention is not limited only to the present embodiment in which points are added according to the match / mismatch of information, and all or some of the items of information included in the business process data between the collaboration companies are all the same. Only when this is done, it may be determined that there is affinity, and a collaboration company may be selected.
[0049]
The above-described matching / mismatch recognition and point addition processing may be performed stepwise in the order of, for example, information exchange mode, report index, and specification change method. In steps 406 to 410 in the algorithm example shown in FIG. 4, after processing is performed on the information exchange mode and the report index, it is determined whether or not the corresponding phase is a phase after the specification is frozen. It is said that processing related to the specification change method will be performed. Note that the term “affinity evaluation” shown in the figure includes the meaning of the recognition / mismatch recognition and point addition processing described above.
[0050]
The point addition processing is executed for each phase data 303 (step 410), and this processing is performed for all work
[0051]
When the processes up to this point are completed (step 411), the process of evaluating the affinity of the entire business process data (step 412) is first performed to evaluate the affinity between the business processes. Here, a process of adding the affinity evaluation result of the phase calculated for each work content according to a preset weight is performed. When the affinity evaluation between the business processes is executed for all the business process data selected in steps 401 and 402 (step 413), a combination of business processes having the best affinity is selected (optimum in the algorithm). Determination of business process and maximum affinity (shown as step 414)).
[0052]
In this step, the largest point among the points (which can be said to be “affinity evaluation results”) for each business process calculated in step 412 is extracted. As a result, it is possible to select the order receiving company that has the best affinity for the business process for a certain order receiving company. Of course, this can be selected even in a combination of a plurality of companies and a plurality of companies.
[0053]
FIG. 8 is a diagram illustrating a result output screen example 1 in the present embodiment, FIG. 9 is a diagram illustrating a result output screen example 2 in the embodiment, and FIG. 10 is a diagram illustrating a result output screen example 3 in the embodiment. As described above, the result of recognizing the match / mismatch of the business process for each business process and for each company and thereby evaluating the affinity between the collaboration companies is output to the output unit (output device) 102. This will be used to select a collaboration company.
[0054]
In the attribute
[0055]
On the other hand, in the attribute
[0056]
On the other hand, there may be a situation in which the collaboration companies are not evaluated for affinity only from one side such as order placement or order reception, and companies that are suitable to be combined with each other as collaboration companies are selected. In this case, the results of the affinity evaluation performed for each of the plurality of companies individually designated on the attribute
[0057]
This
[0058]
The
[0059]
According to the embodiment of the present invention, the following effects can be obtained.
Select a collaboration company with a good affinity for business processes to facilitate smooth and efficient business execution and ensure the quality and delivery of deliverables. This will help you select the right collaboration company and minimize the likelihood that your collaborative project will cause problems.
[0060]
As described above, the embodiment of the present invention has been specifically described based on the embodiment. However, the present invention is not limited to this, and can be variously changed without departing from the gist of the invention.
[0061]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a collaboration company selection method capable of selecting an appropriate collaboration partner.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of a collaboration company selection system according to an embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration example of a business process affinity evaluation unit between collaboration companies in the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of business process data according to the embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an algorithm of a collaboration company selection method according to the embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing an example of an attribute information input screen according to the embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a setting table example 1 of attribute items and grant points according to the embodiment.
FIG. 7 is a diagram illustrating a setting table example 2 of attribute items and grant points according to the embodiment.
FIG. 8 is a diagram illustrating a result output screen example 1 according to the present embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a result output screen example 2 in the embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing a result output screen example 3 in the embodiment.
[Explanation of symbols]
100 Collaboration Company Selection System
101 Input unit
102 Output unit
105 arithmetic means
110 Past Performance Evaluation Department
120 Collaboration Enterprise Business Process Evaluation
121 Process Evaluation Database
130 Business Process Affinity Evaluation Department between Collaboration Companies
131 Business Process Data Acquisition Unit
132 Business process database
133 Business Process Affinity Evaluation Department
301 Business process data
302 Project life cycle data
303 Phase data
304 Work content data
305 period data
306 Information exchange form data
307 Information exchange frequency data
308 Desired priority data
309 Specification change method data
310 Report index data
311 Specification freeze timing data
500 Attribute information input screen
600, 700 Setting table of attribute items and grant points
800, 900, 1000 Result output screen
Claims (8)
前記コンピュータシステムが、コラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力装置より受付けるステップと、
業務処理のプロセスに関する情報を企業毎に関連づけて格納したデータベースに対し、前記企業選定要求が含む属性情報を照合して、該当する業務プロセス情報を抽出するステップと、
抽出した業務プロセス情報をコラボレーション企業間で対照し、その一致度を認識するステップと、
前記認識した一致度に応じてコラボレーション企業の親和性を判定するステップと、
前記親和性の判定結果を出力装置に出力するステップと、
を含むことを特徴とするコラボレーション企業選定方法。A method of selecting an appropriate collaboration partner using a computer system when collaborating between companies,
A step in which the computer system receives, from the input device, a company selection request including the attribute information of the collaboration company or the attribute information of the collaboration content;
A step of comparing attribute information included in the company selection request with a database storing information on business process processes in association with each company, and extracting relevant business process information;
Collating the extracted business process information between the collaborating companies and recognizing the degree of matching;
Determining the affinity of the collaboration company according to the recognized degree of matching;
Outputting the affinity determination result to an output device;
A collaboration company selection method characterized by including:
コラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力装置より受付ける手段と、
業務処理のプロセスに関する情報を企業毎に関連づけて格納したデータベースに対し、前記企業選定要求が含む属性情報を照合して、該当する業務プロセス情報を抽出する手段と、
抽出した業務プロセス情報をコラボレーション企業間で対照し、その一致度を認識する手段と、
前記認識した一致度に応じてコラボレーション企業の親和性を判定する手段と、
前記親和性の判定結果を出力装置に出力する手段と、
を含むことを特徴とするコラボレーション企業選定システム。A computer system for selecting an appropriate collaboration partner when collaborating between companies,
Means for receiving, from the input device, a company selection request including the attribute information of the collaboration company or the attribute information of the collaboration content;
Means for extracting attribute information included in the company selection request against a database storing information on business process processes in association with each company, and extracting relevant business process information;
A means for comparing the extracted business process information between collaboration companies and recognizing the degree of matching,
Means for determining the affinity of the collaboration company according to the recognized degree of matching;
Means for outputting the affinity determination result to an output device,
A collaboration company selection system characterized by including:
コラボレーション企業の属性情報またはコラボレーション内容の属性情報を含む企業選定要求を入力装置より受付けるステップと、
業務処理のプロセスに関する情報を企業毎に関連づけて格納したデータベースに対し、前記企業選定要求が含む属性情報を照合して、該当する業務プロセス情報を抽出するステップと、
抽出した業務プロセス情報をコラボレーション企業間で対照し、その一致度を認識するステップと、
前記認識した一致度に応じてコラボレーション企業の親和性を判定するステップと、
前記親和性の判定結果を出力装置に出力するステップと、
を含むことを特徴とするコラボレーション企業選定プログラム。A program for causing a computer to execute a method of selecting an appropriate collaboration partner when collaborating between companies,
Accepting a company selection request including attribute information of a collaboration company or attribute information of collaboration content from an input device;
A step of comparing attribute information included in the company selection request with a database storing information on business process processes in association with each company, and extracting relevant business process information;
Collating the extracted business process information between the collaborating companies and recognizing the degree of matching;
Determining the affinity of the collaboration company according to the recognized degree of matching;
Outputting the affinity determination result to an output device;
A collaboration company selection program characterized by including:
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