JP2004020734A - 建物 - Google Patents
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Abstract
【課題】建物本体の外面を利用しながら、変化に富むと共に宣伝効果を期待できるようにする。
【解決手段】建物本体B1の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部Dを設けてある建物において、ディスプレイ部Dは、建物本体B1の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネル3に形成してある。
【選択図】 図1
【解決手段】建物本体B1の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部Dを設けてある建物において、ディスプレイ部Dは、建物本体B1の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネル3に形成してある。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物本体の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部(例えば、LED)を設けてある建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の建物としては、図9に示すように、外部から見やすい建物本体B1の外壁等に、前記発光型ディスプレイ部Dを固定して、例えば、ニュースやコマーシャル、テレビ放送等を映し出すように構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の建物によれば、発光型ディスプレイ部は、建物本体の外壁等に固定されたままであるから、表現手法としては、映像上の変化をつけるのみに限られ、所謂「街頭テレビ」と同様の利用の仕方となり、大きな宣伝効果を期待し難かった。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、建物本体の外面を利用しながら、変化に富むと共に宣伝効果の高い建物を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、建物本体の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部を設けてある建物において、前記ディスプレイ部は、前記建物本体の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネルに形成してあるところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、前記ディスプレイ部は、前記建物本体の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネルに形成してあるから、可動パネルを建物本体の外面に沿って移動させるに伴って、前記ディスプレイ部も移動し、従来のように限られた位置で映像表現しているのに比べて、建物本体の外面をより広く使用しながら映像表現することが可能となる。
前記ディスプレイ部の移動パターンに関しては、移動させながら映像を映し出す方式や、移動と停止を繰り返しながら映し出す方式等、さまざまな対応が考えられる。そして、観客の数や、観客の位置に合わせて、前記ディスプレイ部の位置を上下左右の適切な位置に移動させて、映像を映し出す等の使い方も可能で、より観易い状態での映像提供を叶えることができる。
その結果、ディスプレイ部の位置の変化、及び、映像内容の変化を共に利用しながら、より幅広い映像表現を叶えることが可能となり、人の目を引きつけ易くすることができる。従って、宣伝効果も高くなるわけであるが、この宣伝効果は、前記ディスプレイ部で映し出される内容そのものに対するものの他、上述のような変化に富んだ映像表現が実演される当該建物自体の宣伝効果の向上にもつながる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、サービスを提供自在なサービス実演部(例えば、ステージや展示場等)を前記建物本体に設け、前記サービス実演部を前記建物本体の外部から観賞自在な開口部を、前記可動パネルの移動経路中で前記建物本体の外面に臨む状態に設けてあるところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記開口部を覆う状態に前記可動パネルを位置させたり、その位置から上下左右の何れかに可動パネルを移動させるといった事が可能となる。
前記サービス実演部で新車の展示案内イベント等を実施するのを例に挙げて説明すると、サービス実演部上で準備を行ったり、スタンバイする状態にあっては、前記可動パネルを、前記開口部を覆う状態に位置させておくことで、観客からは目隠しできると共に、その時に、例えば、前記ディスプレイ部に、前記新車に関係した映像を映し出しておき、やがて、可動パネルを移動させながら、実際の新車の姿を見せてプレゼンテーションを始める等の、継ぎ目のない演出を行うことができる。その場合、観客は、サービス実演部方向にあるディスプレイ部を注視したまま、引き続いて行われるプレゼンテーションを視点を移動させずに観賞することができ、観客を催しに引き込んで新車の魅力をより理解しやすくすることができる作用がある。
また、別の対応としては、サービス実演部上の新車を、前記ディスプレ部にアップ画像として映し出して、実演をより迫力のあるものにすることも可能である。
以上のような各状況を切り替えて、前記サービス実演部での提供サービスをより効率よく観客に伝えることができる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記可動パネルを前記建物本体の外面に沿って移動駆動させるパネル駆動装置は、前記開口部が前記可動パネルで遮られる第一状態と、前記開口部が前記可動パネルで遮られない第二状態とに前記可動パネルを移動させることで切替駆動自在に構成してあるところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項2の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記パネル駆動装置を切換操作するだけで、自動的に、前記第一状態と第二状態とに切り替えることが可能となり、より少ない人員で稼働させることができると共に、洗練されたサービスの実演を提供することが可能となる。
【0011】
請求項4の発明の特徴構成は、前記サービス実演部は、前記建物本体の側部に前記開口部を形成したステージであるところにある。
【0012】
請求項4の発明の特徴構成によれば、請求項2又は3の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記開口部を覆う状態に前記可動パネルを位置させたり、その位置から上下左右の何れかに可動パネルを移動させることによって、前記ステージでの演奏等のイベントに対する演出効果を倍増することが可能となる。
例えば、ステージ上の準備を行っている状態や、スタンバイする状態にあっては、前記可動パネルを、前記開口部を覆う状態に位置させておくことで、所謂「緞帳」としての目隠し効果が期待できると共に、その時に、例えば、前記ディスプレイ部に、前記ステージ上で演奏する人に関係した映像を映しだしておき、やがて、可動パネルを移動させながら、実際の演奏者がその姿を見せながら生演奏が始まる等の、継ぎ目のない演出を行うことができる。また、ステージ上の段取り替えの時も同様に、生演奏に続いて可動パネルを閉める状態に移動させ、ディスプレイ上では、あたかも演奏が続いているがごとくの映像を映し出すことで継ぎ目のない演出が可能となる。何れにしても、観客は、ステージ方向にあるディスプレイ部又は演奏者を注視したまま、視点を移動させずに引き続いてイベントを観賞することができ、観客を催しに引き込んで演奏者の魅力をより理解しやすくすることができる作用がある。
また、別の対応としては、ステージ上の演奏者を、前記ディスプレ部にアップ画像として映し出して、実演をより迫力のあるものにすることも可能である。
即ち、前記可動パネルを緞帳代わりに使用できながら、ステージ上でのイベントの演出効果を倍増させることが可能となる。
【0013】
請求項5の発明の特徴構成は、前記開口部に手摺りを設け、前記第一状態においては前記手摺りを前記サービス実演部側に引退させ、前記第二状態においては前記手摺りを前記ステージ前方へ突出させる手摺り出退機構を設けてあるところにある。
【0014】
請求項5の発明の特徴構成によれば、請求項2〜4の何れかの発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記第一状態(開口部が可動パネルで遮られる状態)においては、手摺りが引退しているから、前記可動パネルの移動の邪魔にならないように位置させておくことができると共に、前記第二状態(開口部が前記可動パネルで遮られない状態)においては、手摺りがステージ前方へ突出するから、前記ステージ上をより広く使用することが可能となる。
即ち、手摺りの機能(例えば、転落防止)を果たしながら、可動パネルの移動を阻害することなく、ステージ上での実演時には、より低いスペースを使用できるようにすると言った課題を、一度に叶えることができるものである。
【0015】
請求項6の発明の特徴構成は、前記ディスプレイ部の移動範囲に予め仮想表示画面を想定しておき、前記ディスプレイ部での画面表示は、前記仮想表示画面上での前記ディスプレイ部の位置する部分に該当する画面表示とする画面制御機構を設けてあるところにある。
【0016】
請求項6の発明の特徴構成によれば、請求項1〜5の何れかの発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記ディスプレイ部より広い範囲の仮想表示画面(例えば、建物本体の壁一面すべて)に相当する画面表示を、前記ディスプレイ部でその一部を表示しながら移動させる方法で順次行い、想定した全体像を認識することが可能となる。
従って、前記仮想表示画面全域を一度に表示する大型のディスプレイ部を用意しなくても、前記仮想表示画面に表示させたい映像を、局部的に表示する前記ディスプレイ部が移動しながら全体を表示して行くことで、観客の頭の中で認識することができ、装置のコストダウンを図ることが可能となる。
また、前記仮想表示画面に表示させたい映像の全体を認識するためには、前記ディスプレイ部の動向を見守っておく必要があるから、それだけ、観客を引きつける作用が働き、宣伝効果も向上するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0018】
図1〜3は、本発明の建物の一例であるビルBを示すものである。
前記ビルBは、公園Pに面して建てられた縦長形状の建造物で、複数階からなる構造である。
そして、前記ビルBの二階部分は、建物本体B1の前記公園P側に向く面に、開口部1を備えたステージ(サービス実演部の一例)Sが設けられている。
また、建物本体B1の前記公園P側に向く面には、縦方向にガイドレール2が固定してあり、このガイドレール2に沿って上下にスライド移動自在に可動パネル3が設けられている。
また、前記可動パネル3を上下にスライド駆動させるための昇降駆動装置(パネル駆動装置の一例)4が、ビルBの四階部分に設けられている。
【0019】
前記ステージSは、例えば、コンサートや各種発表会、各種展示会等、さまざまなサービスを実演するのに使用できるプレゼンテーション空間として構成してあり、建物本体B1の公園P側面の二階部分のほぼ全域を前記開口部1として形成してある。
そして、ステージSの床前端部分F1は、前記可動パネル3が下降したときに位置できるように構成してある。また、この床前端部分F1には、図4、図5に示すように、可動式の手摺り5が設けてある。
この手摺り5は、複数の支柱部5aと、それら各支柱部5aを連結する手摺り棒部5bとからなる手摺り本体5Aを設けると共に、前記一体の手摺り本体5Aを、ステージSの前後方向に出退駆動自在な油圧シリンダ駆動方式の出退駆動装置(手摺り出退機構に相当)6を設けて構成してある。
前記各支柱部5aの基端部、及び、前記出退駆動装置6は、それぞれ、床Fに形成した埋め込みよう溝部7に埋設状態に設けられている。
そして、前記出退駆動装置6の引退駆動に伴っては、前記手摺り本体5Aは、ステージ前端からステージ内側へ引退するため、下降してくる前記可動パネル3と干渉するのを防止できる。この引退した状態を第一状態という。
また、前記出退駆動装置6の突出駆動に伴っては、前記手摺り本体5Aは、床前端部分F1まで突出するから、ステージを広く使用することができる。この状態を第二状態という。尚、この第二状態においては、前記可動パネル3がステージS部分まで下降すると相互干渉するため、これを防止する機構として、前記可動パネル3が、ステージS部分に下降する場合には、前記出退駆動装置6は、自動的に前記第一状態となるように、前記昇降駆動装置4と連動するように構成されている。
【0020】
前記可動パネル3は、建物本体B1とほぼ同じ巾寸法に形成してあり、前記床前端部分F1上に下端部が載置される状態においては、前記開口部1を、全面的に閉塞できるように高さ寸法を設定してある。
また、可動パネル3は、図4に示すように、その上端部の左右両端部分に、一端を前記昇降駆動装置4に連結した一対の昇降用ワイヤ8の他端が、それぞれ連結してある。そして、前記昇降駆動装置4を巻き取り駆動させることによって、滑車9を経由して下方に延びる昇降用ワイヤ8は上昇し、それに伴って前記可動パネル3を三階部分まで引き上げることができる。即ち、可動パネル3は、本実施形態の場合、2階から3階の範囲にわたってスライド移動することができるように構成してある。
尚、前記可動パネル3の公園側のほぼ全面にわたって、LEDで構成した発光型ディスプレイ部Dが形成してある。このディスプレイ部Dへの電気の供給や、音声映像等の情報の伝達は、図には示さないが、ケーブルを介して接続された建物内の送電設備、及び、音声映像情報送信手段からの操作によって実施され、任意の映像をディスプレイ部D上に映し出すことができるものである。また、音声に関しては、可動パネル3の下端部両脇に埋め込まれたスピーカ10によって出力されるように構成してある。
【0021】
前記昇降駆動装置4は、前述の通り、4階部分に設けられているが、昇降駆動装置4の表面側部分を覆う状態に、アルミルーバ11が設けてあるから(図1、図2参照)、公園側からは目立ち難くしてある。
【0022】
当該実施形態のビルBにおいては、前記可動パネル3や、ステージS等をさまざまな使用法で利用してサービスの提供を図ることができるが、その例について説明する。
【0023】
[1] 前記ステージSは、使用しない状態で、前記可動パネル3のディスプレイ部Dに映像を映し出して情報を提供する。
この場合、必ずしも、可動パネル3は、昇降駆動させる必要はないが、例えば、図6に示すように、観客の数や、観客の位置に応じて、ディスプレイ部Dの高さを調整することができる。高い位置にセットすると、遠くからでもディスプレイ部Dの表示を観易くなり、広範囲に観客が存在するときには好ましい(図6(ロ)参照)。低い位置にセットすると、比較的、ビルB近傍に観客が存在する場合に見易くなる(図6(イ)参照)。また、前記ステージSを可動パネル3で覆う状態にすることで、ステージSでの動きが観客側に目隠しされるから、例えば、次の催しの用意等をスムースに実施できる。
[2] 前記ディスプレイ部Dに映像を写しながら、可動パネル3を上下昇降移動を繰り返す。
この場合、ディスプレイ部Dが動いていることによって観客の目を引く効果がある。
[3] 前記[2]と同様に、映像を写しながら上下昇降移動を繰り返す。但し、映し出す映像は、図7に示すように、例えば、「A」と言う文字を表示させるとして、予め、三階と四階部分を合わせた仮想表示画面11を想定し(図7(イ)参照)、ディスプレイ部Dでの表示は、仮想表示画面11上でのディスプレイ部Dの位置する部分に該当する画面表示とするものである(図7(ロ)〜(ニ)参照)。このように実施するには、例えば、前記昇降駆動装置4の駆動状態からディスプレイ部Dの位置を出し、その位置に見合った画像表示指示を与える等の手法によりディスプレイ部Dの表示画像をコントロールする画面表示機構(不図示)を前記音声映像情報送信手段と共に設けておく必要がある。
従って、上下移動する部分的な表示から、前記仮想表示画面11での全体表示を認識することができる。
この表示方法によれば、ディスプレイ部Dそのものは、大型にしなくても、それ以上の大きな範囲の仮想表示画面に対応した映像を映し出すことが可能となる。
[4] ステージS上での実演と、ディスプレイ部Dとの映像との両方を取り入れる方法で、ステージSでの実演の前後に、可動パネル3を二階部分に下げておき、ディスプレイ部D上に実演に関係した映像を映し出す。実演時には、可動パネル3を三階部分に上げて、そのまま実演状態を拡大した画面表示を行ったり、もしくは、ディスプレイ部Dの表示を中止する。
この表示方法によれば、実演中のみならず、その前後のディスプレイ部Dによる映像表示も、実演の延長線として感じやすく、演出効果をつけやすいメリットがある。
【0024】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0025】
〈1〉 前記発光型ディスプレイ部は、先の実施形態では、LEDによるものを説明したが、この形式に限るものではなく、例えば、プラズマディスプレイや、液晶ディスプレイ等で構成してあってもよく、それらを含めて、発光型ディスプレイ部という。
〈2〉 前記パネル駆動装置は、先の実施形態では可動パネルを上下方向にのみ移動させる昇降駆動装置を説明したが、これに限るものではなく、例えば、上下左右方向に移動させるものであってもよい。また、パネル駆動装置は、可動パネル3とは別体に設けたものを説明したが、例えば、可動パネル3と一体的に構成してあるものであってもよい。この場合、建物本体B1にガイド部材12を形成しておき、そのガイド部材12に沿って可動パネル3が自走して行く形態を採用することができる。その結果、図8に示すように、建物本体B1の壁面を、上下左右に、ディスプレイ部Dを自由に移動駆動させながら画面表示させることが可能となる。
〈3〉 当該建物は、先の実施形態では、ステージや手摺りを備えたものを説明したが、必ずしもそれらを備えていなくてもよく、少なくとも、ディスプレイ部Dを建物本体B1の外面に沿って移動させる構成が備えてあればよい。
〈4〉 前記サービス実演部は、先の実施形態で説明したステージに限るものではなく、例えば、展示スペース等であってもよい。
【0026】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビルの正面図
【図2】ビルの側面視断面図
【図3】ビルの側面視断面図
【図4】ビルの2〜4階部分を示す正面説明図
【図5】手摺りを示す要部斜視図
【図6】ディスプレイ部の位置を示す説明図
【図7】ディスプレイ部の表示状況を示す概念斜視図
【図8】別実施形態の建物を示す正面図
【図9】従来の建物を示す正面図
【符号の説明】
1 開口部
3 可動パネル
4 パネル駆動装置
5 手摺り
6 手摺り出退機構
B1 建物本体
D 発光型ディスプレイ部
S サービス実演部
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物本体の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部(例えば、LED)を設けてある建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の建物としては、図9に示すように、外部から見やすい建物本体B1の外壁等に、前記発光型ディスプレイ部Dを固定して、例えば、ニュースやコマーシャル、テレビ放送等を映し出すように構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の建物によれば、発光型ディスプレイ部は、建物本体の外壁等に固定されたままであるから、表現手法としては、映像上の変化をつけるのみに限られ、所謂「街頭テレビ」と同様の利用の仕方となり、大きな宣伝効果を期待し難かった。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、建物本体の外面を利用しながら、変化に富むと共に宣伝効果の高い建物を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、建物本体の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部を設けてある建物において、前記ディスプレイ部は、前記建物本体の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネルに形成してあるところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、前記ディスプレイ部は、前記建物本体の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネルに形成してあるから、可動パネルを建物本体の外面に沿って移動させるに伴って、前記ディスプレイ部も移動し、従来のように限られた位置で映像表現しているのに比べて、建物本体の外面をより広く使用しながら映像表現することが可能となる。
前記ディスプレイ部の移動パターンに関しては、移動させながら映像を映し出す方式や、移動と停止を繰り返しながら映し出す方式等、さまざまな対応が考えられる。そして、観客の数や、観客の位置に合わせて、前記ディスプレイ部の位置を上下左右の適切な位置に移動させて、映像を映し出す等の使い方も可能で、より観易い状態での映像提供を叶えることができる。
その結果、ディスプレイ部の位置の変化、及び、映像内容の変化を共に利用しながら、より幅広い映像表現を叶えることが可能となり、人の目を引きつけ易くすることができる。従って、宣伝効果も高くなるわけであるが、この宣伝効果は、前記ディスプレイ部で映し出される内容そのものに対するものの他、上述のような変化に富んだ映像表現が実演される当該建物自体の宣伝効果の向上にもつながる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、サービスを提供自在なサービス実演部(例えば、ステージや展示場等)を前記建物本体に設け、前記サービス実演部を前記建物本体の外部から観賞自在な開口部を、前記可動パネルの移動経路中で前記建物本体の外面に臨む状態に設けてあるところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記開口部を覆う状態に前記可動パネルを位置させたり、その位置から上下左右の何れかに可動パネルを移動させるといった事が可能となる。
前記サービス実演部で新車の展示案内イベント等を実施するのを例に挙げて説明すると、サービス実演部上で準備を行ったり、スタンバイする状態にあっては、前記可動パネルを、前記開口部を覆う状態に位置させておくことで、観客からは目隠しできると共に、その時に、例えば、前記ディスプレイ部に、前記新車に関係した映像を映し出しておき、やがて、可動パネルを移動させながら、実際の新車の姿を見せてプレゼンテーションを始める等の、継ぎ目のない演出を行うことができる。その場合、観客は、サービス実演部方向にあるディスプレイ部を注視したまま、引き続いて行われるプレゼンテーションを視点を移動させずに観賞することができ、観客を催しに引き込んで新車の魅力をより理解しやすくすることができる作用がある。
また、別の対応としては、サービス実演部上の新車を、前記ディスプレ部にアップ画像として映し出して、実演をより迫力のあるものにすることも可能である。
以上のような各状況を切り替えて、前記サービス実演部での提供サービスをより効率よく観客に伝えることができる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記可動パネルを前記建物本体の外面に沿って移動駆動させるパネル駆動装置は、前記開口部が前記可動パネルで遮られる第一状態と、前記開口部が前記可動パネルで遮られない第二状態とに前記可動パネルを移動させることで切替駆動自在に構成してあるところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項2の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記パネル駆動装置を切換操作するだけで、自動的に、前記第一状態と第二状態とに切り替えることが可能となり、より少ない人員で稼働させることができると共に、洗練されたサービスの実演を提供することが可能となる。
【0011】
請求項4の発明の特徴構成は、前記サービス実演部は、前記建物本体の側部に前記開口部を形成したステージであるところにある。
【0012】
請求項4の発明の特徴構成によれば、請求項2又は3の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記開口部を覆う状態に前記可動パネルを位置させたり、その位置から上下左右の何れかに可動パネルを移動させることによって、前記ステージでの演奏等のイベントに対する演出効果を倍増することが可能となる。
例えば、ステージ上の準備を行っている状態や、スタンバイする状態にあっては、前記可動パネルを、前記開口部を覆う状態に位置させておくことで、所謂「緞帳」としての目隠し効果が期待できると共に、その時に、例えば、前記ディスプレイ部に、前記ステージ上で演奏する人に関係した映像を映しだしておき、やがて、可動パネルを移動させながら、実際の演奏者がその姿を見せながら生演奏が始まる等の、継ぎ目のない演出を行うことができる。また、ステージ上の段取り替えの時も同様に、生演奏に続いて可動パネルを閉める状態に移動させ、ディスプレイ上では、あたかも演奏が続いているがごとくの映像を映し出すことで継ぎ目のない演出が可能となる。何れにしても、観客は、ステージ方向にあるディスプレイ部又は演奏者を注視したまま、視点を移動させずに引き続いてイベントを観賞することができ、観客を催しに引き込んで演奏者の魅力をより理解しやすくすることができる作用がある。
また、別の対応としては、ステージ上の演奏者を、前記ディスプレ部にアップ画像として映し出して、実演をより迫力のあるものにすることも可能である。
即ち、前記可動パネルを緞帳代わりに使用できながら、ステージ上でのイベントの演出効果を倍増させることが可能となる。
【0013】
請求項5の発明の特徴構成は、前記開口部に手摺りを設け、前記第一状態においては前記手摺りを前記サービス実演部側に引退させ、前記第二状態においては前記手摺りを前記ステージ前方へ突出させる手摺り出退機構を設けてあるところにある。
【0014】
請求項5の発明の特徴構成によれば、請求項2〜4の何れかの発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記第一状態(開口部が可動パネルで遮られる状態)においては、手摺りが引退しているから、前記可動パネルの移動の邪魔にならないように位置させておくことができると共に、前記第二状態(開口部が前記可動パネルで遮られない状態)においては、手摺りがステージ前方へ突出するから、前記ステージ上をより広く使用することが可能となる。
即ち、手摺りの機能(例えば、転落防止)を果たしながら、可動パネルの移動を阻害することなく、ステージ上での実演時には、より低いスペースを使用できるようにすると言った課題を、一度に叶えることができるものである。
【0015】
請求項6の発明の特徴構成は、前記ディスプレイ部の移動範囲に予め仮想表示画面を想定しておき、前記ディスプレイ部での画面表示は、前記仮想表示画面上での前記ディスプレイ部の位置する部分に該当する画面表示とする画面制御機構を設けてあるところにある。
【0016】
請求項6の発明の特徴構成によれば、請求項1〜5の何れかの発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記ディスプレイ部より広い範囲の仮想表示画面(例えば、建物本体の壁一面すべて)に相当する画面表示を、前記ディスプレイ部でその一部を表示しながら移動させる方法で順次行い、想定した全体像を認識することが可能となる。
従って、前記仮想表示画面全域を一度に表示する大型のディスプレイ部を用意しなくても、前記仮想表示画面に表示させたい映像を、局部的に表示する前記ディスプレイ部が移動しながら全体を表示して行くことで、観客の頭の中で認識することができ、装置のコストダウンを図ることが可能となる。
また、前記仮想表示画面に表示させたい映像の全体を認識するためには、前記ディスプレイ部の動向を見守っておく必要があるから、それだけ、観客を引きつける作用が働き、宣伝効果も向上するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0018】
図1〜3は、本発明の建物の一例であるビルBを示すものである。
前記ビルBは、公園Pに面して建てられた縦長形状の建造物で、複数階からなる構造である。
そして、前記ビルBの二階部分は、建物本体B1の前記公園P側に向く面に、開口部1を備えたステージ(サービス実演部の一例)Sが設けられている。
また、建物本体B1の前記公園P側に向く面には、縦方向にガイドレール2が固定してあり、このガイドレール2に沿って上下にスライド移動自在に可動パネル3が設けられている。
また、前記可動パネル3を上下にスライド駆動させるための昇降駆動装置(パネル駆動装置の一例)4が、ビルBの四階部分に設けられている。
【0019】
前記ステージSは、例えば、コンサートや各種発表会、各種展示会等、さまざまなサービスを実演するのに使用できるプレゼンテーション空間として構成してあり、建物本体B1の公園P側面の二階部分のほぼ全域を前記開口部1として形成してある。
そして、ステージSの床前端部分F1は、前記可動パネル3が下降したときに位置できるように構成してある。また、この床前端部分F1には、図4、図5に示すように、可動式の手摺り5が設けてある。
この手摺り5は、複数の支柱部5aと、それら各支柱部5aを連結する手摺り棒部5bとからなる手摺り本体5Aを設けると共に、前記一体の手摺り本体5Aを、ステージSの前後方向に出退駆動自在な油圧シリンダ駆動方式の出退駆動装置(手摺り出退機構に相当)6を設けて構成してある。
前記各支柱部5aの基端部、及び、前記出退駆動装置6は、それぞれ、床Fに形成した埋め込みよう溝部7に埋設状態に設けられている。
そして、前記出退駆動装置6の引退駆動に伴っては、前記手摺り本体5Aは、ステージ前端からステージ内側へ引退するため、下降してくる前記可動パネル3と干渉するのを防止できる。この引退した状態を第一状態という。
また、前記出退駆動装置6の突出駆動に伴っては、前記手摺り本体5Aは、床前端部分F1まで突出するから、ステージを広く使用することができる。この状態を第二状態という。尚、この第二状態においては、前記可動パネル3がステージS部分まで下降すると相互干渉するため、これを防止する機構として、前記可動パネル3が、ステージS部分に下降する場合には、前記出退駆動装置6は、自動的に前記第一状態となるように、前記昇降駆動装置4と連動するように構成されている。
【0020】
前記可動パネル3は、建物本体B1とほぼ同じ巾寸法に形成してあり、前記床前端部分F1上に下端部が載置される状態においては、前記開口部1を、全面的に閉塞できるように高さ寸法を設定してある。
また、可動パネル3は、図4に示すように、その上端部の左右両端部分に、一端を前記昇降駆動装置4に連結した一対の昇降用ワイヤ8の他端が、それぞれ連結してある。そして、前記昇降駆動装置4を巻き取り駆動させることによって、滑車9を経由して下方に延びる昇降用ワイヤ8は上昇し、それに伴って前記可動パネル3を三階部分まで引き上げることができる。即ち、可動パネル3は、本実施形態の場合、2階から3階の範囲にわたってスライド移動することができるように構成してある。
尚、前記可動パネル3の公園側のほぼ全面にわたって、LEDで構成した発光型ディスプレイ部Dが形成してある。このディスプレイ部Dへの電気の供給や、音声映像等の情報の伝達は、図には示さないが、ケーブルを介して接続された建物内の送電設備、及び、音声映像情報送信手段からの操作によって実施され、任意の映像をディスプレイ部D上に映し出すことができるものである。また、音声に関しては、可動パネル3の下端部両脇に埋め込まれたスピーカ10によって出力されるように構成してある。
【0021】
前記昇降駆動装置4は、前述の通り、4階部分に設けられているが、昇降駆動装置4の表面側部分を覆う状態に、アルミルーバ11が設けてあるから(図1、図2参照)、公園側からは目立ち難くしてある。
【0022】
当該実施形態のビルBにおいては、前記可動パネル3や、ステージS等をさまざまな使用法で利用してサービスの提供を図ることができるが、その例について説明する。
【0023】
[1] 前記ステージSは、使用しない状態で、前記可動パネル3のディスプレイ部Dに映像を映し出して情報を提供する。
この場合、必ずしも、可動パネル3は、昇降駆動させる必要はないが、例えば、図6に示すように、観客の数や、観客の位置に応じて、ディスプレイ部Dの高さを調整することができる。高い位置にセットすると、遠くからでもディスプレイ部Dの表示を観易くなり、広範囲に観客が存在するときには好ましい(図6(ロ)参照)。低い位置にセットすると、比較的、ビルB近傍に観客が存在する場合に見易くなる(図6(イ)参照)。また、前記ステージSを可動パネル3で覆う状態にすることで、ステージSでの動きが観客側に目隠しされるから、例えば、次の催しの用意等をスムースに実施できる。
[2] 前記ディスプレイ部Dに映像を写しながら、可動パネル3を上下昇降移動を繰り返す。
この場合、ディスプレイ部Dが動いていることによって観客の目を引く効果がある。
[3] 前記[2]と同様に、映像を写しながら上下昇降移動を繰り返す。但し、映し出す映像は、図7に示すように、例えば、「A」と言う文字を表示させるとして、予め、三階と四階部分を合わせた仮想表示画面11を想定し(図7(イ)参照)、ディスプレイ部Dでの表示は、仮想表示画面11上でのディスプレイ部Dの位置する部分に該当する画面表示とするものである(図7(ロ)〜(ニ)参照)。このように実施するには、例えば、前記昇降駆動装置4の駆動状態からディスプレイ部Dの位置を出し、その位置に見合った画像表示指示を与える等の手法によりディスプレイ部Dの表示画像をコントロールする画面表示機構(不図示)を前記音声映像情報送信手段と共に設けておく必要がある。
従って、上下移動する部分的な表示から、前記仮想表示画面11での全体表示を認識することができる。
この表示方法によれば、ディスプレイ部Dそのものは、大型にしなくても、それ以上の大きな範囲の仮想表示画面に対応した映像を映し出すことが可能となる。
[4] ステージS上での実演と、ディスプレイ部Dとの映像との両方を取り入れる方法で、ステージSでの実演の前後に、可動パネル3を二階部分に下げておき、ディスプレイ部D上に実演に関係した映像を映し出す。実演時には、可動パネル3を三階部分に上げて、そのまま実演状態を拡大した画面表示を行ったり、もしくは、ディスプレイ部Dの表示を中止する。
この表示方法によれば、実演中のみならず、その前後のディスプレイ部Dによる映像表示も、実演の延長線として感じやすく、演出効果をつけやすいメリットがある。
【0024】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0025】
〈1〉 前記発光型ディスプレイ部は、先の実施形態では、LEDによるものを説明したが、この形式に限るものではなく、例えば、プラズマディスプレイや、液晶ディスプレイ等で構成してあってもよく、それらを含めて、発光型ディスプレイ部という。
〈2〉 前記パネル駆動装置は、先の実施形態では可動パネルを上下方向にのみ移動させる昇降駆動装置を説明したが、これに限るものではなく、例えば、上下左右方向に移動させるものであってもよい。また、パネル駆動装置は、可動パネル3とは別体に設けたものを説明したが、例えば、可動パネル3と一体的に構成してあるものであってもよい。この場合、建物本体B1にガイド部材12を形成しておき、そのガイド部材12に沿って可動パネル3が自走して行く形態を採用することができる。その結果、図8に示すように、建物本体B1の壁面を、上下左右に、ディスプレイ部Dを自由に移動駆動させながら画面表示させることが可能となる。
〈3〉 当該建物は、先の実施形態では、ステージや手摺りを備えたものを説明したが、必ずしもそれらを備えていなくてもよく、少なくとも、ディスプレイ部Dを建物本体B1の外面に沿って移動させる構成が備えてあればよい。
〈4〉 前記サービス実演部は、先の実施形態で説明したステージに限るものではなく、例えば、展示スペース等であってもよい。
【0026】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビルの正面図
【図2】ビルの側面視断面図
【図3】ビルの側面視断面図
【図4】ビルの2〜4階部分を示す正面説明図
【図5】手摺りを示す要部斜視図
【図6】ディスプレイ部の位置を示す説明図
【図7】ディスプレイ部の表示状況を示す概念斜視図
【図8】別実施形態の建物を示す正面図
【図9】従来の建物を示す正面図
【符号の説明】
1 開口部
3 可動パネル
4 パネル駆動装置
5 手摺り
6 手摺り出退機構
B1 建物本体
D 発光型ディスプレイ部
S サービス実演部
Claims (6)
- 建物本体の外面に、画像を表示自在な発光型ディスプレイ部を設けてある建物であって、
前記ディスプレイ部は、前記建物本体の外面に沿って移動自在に取り付けてある可動パネルに形成してある建物。 - サービスを提供自在なサービス実演部を前記建物本体に設け、前記サービス実演部を前記建物本体の外部から観賞自在な開口部を、前記可動パネルの移動経路中で前記建物本体の外面に臨む状態に設けてある請求項1に記載の建物。
- 前記可動パネルを前記建物本体の外面に沿って移動駆動させるパネル駆動装置は、前記開口部が前記可動パネルで遮られる第一状態と、前記開口部が前記可動パネルで遮られない第二状態とに前記可動パネルを移動させることで切替駆動自在に構成してある請求項2に記載の建物。
- 前記サービス実演部は、前記建物本体の側部に前記開口部を形成したステージである請求項2又は3に記載の建物。
- 前記開口部に手摺りを設け、前記第一状態においては前記手摺りを前記サービス実演部側に引退させ、前記第二状態においては前記手摺りを前記ステージ前方へ突出させる手摺り出退機構を設けてある請求項2〜4の何れか一項に記載の建物。
- 前記ディスプレイ部の移動範囲に予め仮想表示画面を想定しておき、前記ディスプレイ部での画面表示は、前記仮想表示画面上での前記ディスプレイ部の位置する部分に該当する画面表示とする画面制御機構を設けてある請求項1〜5の何れか一項に記載の建物。
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