JP2004020718A - Optical switch module - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光スイッチモジュールに関するものであり、特に、高速・大容量の信号を伝送する光通信システムにおいて複数の入力ポートと複数の出力ポートとの間で光信号の伝送先を切り替えるための光偏向素子を備えた光スイッチモジュールの小型化のための構成に特徴のある光スイッチモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の通信需要の飛躍的な増大に伴い、波長の異なる複数の信号光を多重化することで一本の光ファイバで伝送する波長多重化(WDM:Wavelength Division Mutiplex)技術と相まって高速且つ大容量化が進んでいるが、基幹通信ネットワークにおける光ファイバ網のハードウエアのインフラを構築するために、伝播光を高速に切換える光スイッチの開発が求められている。
【0003】
この様な光スイッチとしては、コリメートされた伝播光を電気光学効果または電気音響効果により偏向させることにより光路を切換える構造の光スイッチが用いられるが、この光スイッチはスラブ型の光導波路とハイブリッド的に組み合わされて光スイッチモジュールを構成する。
【0004】
ここで、図7を参照して、従来の光スイッチモジュールを説明する。
図7参照
図7は、従来の光スイッチモジュールの概略的平面図であり、光入力側と光出力側とは対称的に構成されている。
まず、光偏向素子51,55としては、プリズム状電極52,53,56,57を多段に構成したものであり、図においては2段構成としており、且つ、夫々のプリズム状電極52,53,56,57を点対称的に組み合わせることによって偏向角の偏向方向を任意にしている。
【0005】
この光入力側の光偏向素子51と光出力側の光偏向素子55とをスラブ導波路構造の共通導波路54を介して対向させるとともに、光入力側の光偏向素子51の入力側には入力側光ファイバ60、個別導波路59、及び、二次元レンズ58が設けられ、一方、光出力側の光偏向素子55の出力側には出力側光ファイバ63、個別導波路62、及び、二次元レンズ61が配置された構成となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電気光学効果を用いた光偏向素子では、電気光学効果による光の偏向角が小さいため、64チャンネル以上などチャンネル数の多い光偏向素子アレイを構築する場合には、共通導波路54となるスラブ導波路の導波路長を100mm以上としなければならず、光スイッチモジュールが大型になるという問題がある。
【0007】
例えば、従来の光偏向素子においては、光偏向素子の駆動電圧を600Vとした場合でも偏向角度θは僅かに0.5°程度が得られるに過ぎず、大きな変位を得るためには長い光路を必要とすることになる。
【0008】
したがって、本発明は、光スイッチモジュールを小型化して、装置の省スペース化を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理的構成図であり、この図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1参照
上記の課題を解決するために、本発明は、複数の光信号6をそれぞれ個別にコリメートするコリメート部1、前記コリメート部1を通過した各光信号6の伝播方向を電気光学効果を利用して偏向する光偏向素子部2、及び、前記偏向された光信号6の伝播するスラブ型光導波路構造の共通導波路部3とを少なくとも基板上に一体化した光スイッチモジュールにおいて、前記共通導波路部3が前記偏向された光信号6の伝播する光路7を折り曲げる構造を有することを特徴とする。
【0010】
この様に、共通導波路部3に、偏向された光信号6の伝播する光路7を折り曲げる構造を設けて光信号6を折り曲げることによって、直線スラブ導波路に比べ導波路面積を小さくすることができ、それによって、光スイッチモジュールを小型化することができる。
また、外部に光信号6を取り出す際に光ファイバを用いる場合にも一方向から引き出すことが可能となり装置内の省スペース化を図ることができる。
【0011】
この場合の光路7を折り曲げる構造は、基板の端面を利用して基板の主面と平行な面内において光信号6の光路7を曲げるものであっても、或いは、基板の主面と垂直な面内において光信号6の光路7を曲げるものであっても良い。
但し、現在の製造技術による製造容易性の観点からは、基板の主面と平行な面内において光信号6の光路7を曲げる構造が望ましい。
【0012】
また、光路7を折り曲げる場合には、端面における全反射により光路7を曲げても良いし、或いは、端面に金属反射膜5を設け、金属反射により光路7を曲げても良いものである。
【0013】
また、光路7内に1/2波長板4を挿入することが望ましく、それによって、反射面におけるTEモードとTMモードの反射率の違いにより生じた偏光方向による強度差を補償することができる。
特に、金属反射膜5により光路7を曲げる場合に有効となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
ここで、図2乃至図4を参照して、本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールを説明する。
図2(a)及び(b)参照
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールの概略的平面図であり、また、図2(b)は、概略的断面図である。
この本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュール10は、石英基板11上に、下部クラッド層12、コア層13、及び、上部クラッド層14からなるスラブ型導波路構造の共通導波路部15及びコリメート部16をモノリシックに形成するとともに、共通導波路部15及びコリメート部16との間に光偏向素子アレイ34をハイブリッド的に集積化したものである。
【0015】
この場合の共通導波路部15の一端側には直角二等辺三角形からなる折り曲げ部が設けられており、この直角二等辺三角形の2つの端面が反射面17となる。
また、コリメート部16は、共通導波路部15と同じスラブ型導波路構造からなる二次元レンズ部と個別導波路とからなる。
【0016】
また、光偏向素子アレイ34は、例えば、NbドープSrTiO3 基板(図示を省略)上に、パルス・レーザ堆積法を用いて(Pb0.91La0.09)(Zr0.65Ti0.35)O3 からなるPLZT下部クラッド層31、及び、Pb(Zr0.52Ti0.48)O3 からなるPZTコア層32、及び、(Pb0.91La0.09)(Zr0.65Ti0.35)O3 からなるPLZT上部クラッド層33を順次堆積させたのち、PLZT上部クラッド層33上に複数のプリズム状電極35を設けたものである。
なお、図においては、図示を簡単にするために、プリズム状電極35は一段しか設けていないが、多段構成としても良いものである。
【0017】
この光スイッチモジュール10において、光ファイバ(図示を省略)を介して光信号をコリメート部16に入力し、入力側の光偏向素子アレイ34において、各プリズム状電極35に所定の電圧を印加することによって印加電圧に応じて光信号を偏光させる。
【0018】
偏光した光信号は、共通導波路部15を伝播し、反射面17で全反射により二度反射されたのち、出力側の光偏向素子アレイ34に入力して、各プリズム状電極35によってコリメート部16に垂直に入射するように再偏向され、コリメート部16を介して光ファイバ(図示を省略)へ出力される。
【0019】
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールの製造工程を説明する。
図3(a)及び(b)参照
図3(a)は平面図であり、図3(b)は図3(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った要部断面図である。
なお、図3(a)における五角形の光スイッチモジュール10は実際に形成されているものではなく、最終的に形成される光スイッチモジュールの面付けを示す図である。
【0020】
まず、石英基板11上に、CVD法を用いて、厚さが、例えば、15μmのSiO2 からなる下部クラッド層12、厚さが、例えば、7μmのGeドープSiO2 からなるコア層13、及び、厚さが、例えば、8μmのSiO2 からなる上部クラッド層14を順次積層させてスラブ型導波路を形成する。
【0021】
図4(c)参照
次いで、全面にレジストを塗布したのち、露光・現像することによって、図2(a)示す五角形状の共通導波路部15及び二次元レンズ及び個別導波路からなるコリメート部16の形状を有するレジストパターン18を形成する。
【0022】
図4(d)参照
次いで、レジストパターン18をマスクとしてCF4 +O2 或いはC3 H8 を原料ガスとして用いたRIE(反応性イオンエッチング)によって上部クラッド14層乃至下部クラッド層12をエッチングすることによって、共通導波路部15及びコリメート部16を形成する。
なお、図における符号19は、隣接する2つの共通導波路部15の端面を表す。
【0023】
図4(e)参照
次いで、レジストパターン18を除去したのち、再び全面にレジストを塗布したのち、露光・現像することによって、図3(a)示す光スイッチモジュール10に相当する五角形状のレジストパターン20を形成する。
【0024】
図4(f)参照
次いで、再び、レジストパターン20をマスクとして、フッ酸を用いてウェット・エッチングを行い、石英基板11の露出部をエッチングして分離溝21を形成することにより、各光スイッチモジュール10に分割する。
【0025】
以降は、レジストパターン20を除去したのち、共通導波路部15とコリメート部16との間に設けた凹部に、上述の光偏向素子アレイ34をマウントすることによって光スイッチモジュール10の基本構成が完成する。
【0026】
この様に、本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールにおいては、共通導波路部15に折り曲げ部を設けているので、直線共通導波路部とする場合に比べて導波路面積を小さくすることができ、それによって、光スイッチモジュール10を小型化することができる。
また、光信号の入出力を行う光ファイバ群を、光スイッチモジュール10の一方の端面側にのみ設ければ良いので、装置内の省スペース化を図ることができる。
【0027】
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態の光スイッチモジュールを説明するが、基本的な導波路構成は上記の第1の実施の形態と全く同様であるので、説明は簡単にする。
図5(a)及び(b)参照
図5(a)は、本発明の第2の実施の形態の光スイッチモジュールの概略的平面図であり、また、図5(b)は、概略的断面図である。
【0028】
この本発明の第2の実施の形態の光スイッチモジュールは、上述の第1の実施の形態における図4(f)の工程による基板分割後に、下部クラッド層12、コア層13、及び、上部クラッド層14からなるスラブ型導波路構造の共通導波路部15の二等辺三角形の頂角を含む部分ににダイシングソーを用いて挿入溝22を形成したのち、この挿入溝23にλ/2波長板23を挿入して接着剤で固定するとともに、共通導波路部15の折り曲げ部の端面にCuからなる金属反射膜24を設けたものである。
【0029】
なお、このλ/2波長板23は、λ/2波長板23の偏光軸に対してθだけ傾いた偏光軸の偏光光を入射した場合、λ/2波長板23の偏光軸に対し偏光軸が−θだけ回転した透過光が得られるものであり、ここでは、コリメート部16に対して入射させる光信号の偏光軸に対してその偏光軸が45°傾くようにλ/2波長板23を挿入する。
したがって、λ/2波長板23を透過した光は、偏光軸が2θ=90°回転されることなる。
【0030】
この本発明の第2の実施の形態の光スイッチモジュールにおいては、光ファイバ(図示を省略)を介して入射した光信号は、光偏向素子アレイ34によって所定角度だけ偏向されたのち、金属反射膜24によって反射される。
【0031】
この時、光信号の偏光軸は金属反射膜24による反射に際して90°回転されるが、金属反射膜24における反射率はTEモードとTMモードで異なるため、そのまま他方の金属反射面24で2度目の反射させた場合には、反射率の高い方のモードが90°回転して反射率の低い方のモードとなって入射するので、モードにより光の強度差が大きくなる。
【0032】
しかし、この第2の実施の形態の光スイッチモジュールにおいてはλ/2波長板23を光路中に設けているので、反射光は更に90°回転されることなり、他方の金属反射面24には反射率の高い方のモードの状態で入射することになるので、モードによる光の強度差を補償することができ、効率の低下を抑制することができる。
【0033】
なお、λ/2波長板23の許容入射角は結晶石英製波長板で2.5〜4.5°であり、また、ポリマ製波長板で9°程度であり、光偏向素子による偏光角θに比べて十分大きいので、所定の偏向角でλ/2波長板23に入射した場合にも、λ/2波長板として十分機能することになる。
【0034】
次に、図6を参照して、本発明の第3の実施の形態の光スイッチモジュールを説明するが、基本的な導波路構成は上記の第1の実施の形態と全く同様であるので、説明は簡単にする。
図6(a)及び(b)参照
図6(a)は、本発明の第3の実施の形態の光スイッチモジュールの概略的平面図であり、また、図6(b)は、概略的断面図である。
【0035】
この本発明の第3の実施の形態の光スイッチモジュールは、上述の第1の実施の形態における図4(f)の工程による基板分割後に、2つの光スイッチモジュール10の石英基板11を対向させ、対向面にλ/2波長板25を挿入して接着剤で貼り合わせたのち、ダイシングブレードを用いて共通導波路部15の端面を45°の角度に研削し、次いで、研磨することによって反射面26を形成して折り曲げ部としたものである。
【0036】
この場合も、λ/2波長板25を設けることによって、反射面26におけるTEモードとTMモードの反射率の違いに起因する出力の低下を補償することが可能になる。
【0037】
この本発明の第3の実施の形態の光スイッチモジュールにおいては、入力側ポートと出力側ポートを積層構造としているので、光スイッチモジュールの全体の面積をほぼ1/2に低減することができ、それによって、さらなる省スペース化が可能になる。
【0038】
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態の説明においては、光偏向素子アレイを構成する強誘電体として(Pb0.91La0.09)(Zr0.65Ti0.35)O3 (PLZT)及びPb(Zr0.52Ti0.48)O3 (PZT)を用いているが、組成比としては他の組成比のPLZT及びPZTを用いても良いものであり、さらには、SBT(SrBi2 Ta2 O9 )等の他の公知の強誘電体を用いても良いものである。
【0039】
また、上記各実施の形態においては、共通導波路を形成すスラブ型導波路をSiO2 /GeドープSiO2 /SiO2 で構成しているが他の誘電体の組み合わせて形成しても良いものであり、さらには、光偏向素子アレイと同様に強誘電体で構成しても良いものである。
【0040】
また、上記の第1の実施の形態においては、λ/2波長板を設けていないが、上記の第2の実施の形態と同様に金属反射膜を設けない場合にもλ/2波長板を設けても良いものである。
【0041】
また、上記の第3の実施の形態においては、反射面に金属反射膜を設けていないが、上記の第2の実施の形態と同様に金属反射膜を設けても良いものである。
【0042】
また、上記の第3の実施の形態においては、反射面における全反射を用いているため、TEモードとTMモードの反射率の差は小さいので、上記の第1の実施の形態と同様にλ/2波長板は省略しても良いものである。
【0043】
また、上記の第2の実施の形態においては、金属反射膜として、光通信に用いる赤外線に対する反射率の高いCuを用いているが、Cuに限られるものではなく、Al或いはAu等の他の金属反射膜を用いても良いものであり、特に、Auを用いた場合には酸化による反射率の低下を防止することができる。
【0044】
ここで、再び図1を参照して、改めて本発明の詳細な特徴を説明する。
再び図1参照
(付記1) 複数の光信号をそれぞれ個別にコリメートするコリメート部1、前記コリメート部1を通過した各光信号6の伝播方向を電気光学効果を利用して偏向する光偏向素子部2、及び、前記偏向された光信号6の伝播するスラブ型光導波路構造の共通導波路部3とを少なくとも基板上に一体化した光スイッチモジュールにおいて、前記共通導波路部3が前記偏向された光信号6の伝播する光路7を折り曲げる構造を有することを特徴とする光スイッチモジュール。
(付記2) 上記光路7を折り曲げる構造により、上記基板の端面を利用して前記基板の主面と平行な面内において光信号6の光路7を曲げることを特徴とする付記1記載の光スイッチモジュール。
(付記3) 上記光路7を折り曲げる構造により、上記基板の端面を利用して前記基板の主面と垂直な面内において光信号6の光路7を曲げることを特徴とする付記1記載の光スイッチモジュール。
(付記4) 上記端面における全反射により光路7を曲げることを特徴とする付記2または3に記載の光スイッチモジュール。
(付記5) 上記端面に金属反射膜5を設け、金属反射により光路7を曲げることを特徴とする付記2または3に記載の光スイッチモジュール。
(付記6) 上記偏向された光信号6の伝播する光路7内に1/2波長板4を挿入したことを特徴とする付記4または5に記載の光スイッチモジュール。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、共通導波路部に光信号を伝播する光路を折り曲げる構造を設けたので、直線スラブ型導波路に比べ導波路面積を小さくすることができ、それによって、光スイッチモジュールを小型化することができ、また、外部に光信号を取り出す際に光ファイバ群を用いる場合にも一方向から引き出すことが可能となり装置内の省スペース化が図れる。
【0046】
また、光路内にλ/2波長板を設けることによって、光路を折り曲げる際の反射におけるTEモードとTMモードの反射率の違いにより影響を低減することができ、上記の省スペース化と相まって、波長多重化光通信の普及・発展に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールの概略的構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールの途中までの製造工程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の光スイッチモジュールの図3以降の製造工程の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の光スイッチモジュールの概略的構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の光スイッチモジュールの概略的構成図である。
【図7】従来の光スイッチモジュールの概略的平面図である。
【符号の説明】
1 コリメート部
2 光偏向素子部
3 共通導波路部
4 1/2波長板
5 金属反射膜
6 光信号
7 光路
10 光スイッチモジュール
11 石英基板
12 下部クラッド層
13 コア層
14 上部クラッド層
15 共通導波路部
16 コリメート部
17 反射面
18 レジストパターン
19 端面
20 レジストパターン
21 分離溝
22 挿入溝
23 λ/2波長板
24 金属反射膜
25 λ/2波長板
26 反射面
31 PLZT下部クラッド層
32 PZTコア層
33 PLZT上部クラッド層
34 光偏向素子アレイ
35 プリズム状電極
51 光偏向素子
52 プリズム状電極
53 プリズム状電極
54 共通導波路
55 光偏向素子
56 プリズム状電極
57 プリズム状電極
58 二次元レンズ
59 個別導波路
60 入力側光ファイバ
61 二次元レンズ
62 個別導波路
63 出力側光ファイバ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical switch module, and more particularly to an optical switch for switching an optical signal transmission destination between a plurality of input ports and a plurality of output ports in an optical communication system for transmitting a high-speed and large-capacity signal. The present invention relates to an optical switch module characterized by a configuration for miniaturizing an optical switch module including an element.
[0002]
[Prior art]
With the dramatic increase in communication demand in recent years, a high-speed and large-capacity system is coupled with a wavelength division multiplexing (WDM) technology in which a plurality of signal lights having different wavelengths are multiplexed and transmitted through one optical fiber. However, in order to construct an optical fiber network hardware infrastructure in a backbone communication network, development of an optical switch that switches propagation light at high speed is required.
[0003]
As such an optical switch, an optical switch having a structure in which the optical path is switched by deflecting the collimated propagating light by an electro-optic effect or an electro-acoustic effect is used. To form an optical switch module.
[0004]
Here, a conventional optical switch module will be described with reference to FIG.
FIG. 7 is a schematic plan view of a conventional optical switch module, in which an optical input side and an optical output side are configured symmetrically.
First, as the
[0005]
The
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the light deflection element using the electro-optic effect, since the light deflection angle due to the electro-optic effect is small, the
[0007]
For example, in the conventional optical deflecting element, even when the driving voltage of the optical deflecting element is set to 600 V, the deflection angle θ is only about 0.5 °, and a long optical path is required to obtain a large displacement. You will need it.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to reduce the size of the optical switch module and save the space of the device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
FIG. 1 is a diagram showing the basic configuration of the present invention. Means for solving the problems in the present invention will be described with reference to FIG.
Referring to FIG. 1, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides a
[0010]
As described above, by providing a structure for bending the optical path 7 through which the deflected
Further, even when an optical fiber is used to extract the
[0011]
In this case, the structure for bending the optical path 7 may be one that bends the optical path 7 of the
However, from the viewpoint of easiness of manufacturing by the current manufacturing technology, a structure in which the optical path 7 of the
[0012]
When bending the optical path 7, the optical path 7 may be bent by total reflection on the end face, or the metal reflective film 5 may be provided on the end face, and the optical path 7 may be bent by metal reflection.
[0013]
In addition, it is desirable to insert the half-wave plate 4 in the optical path 7, so that the intensity difference due to the polarization direction caused by the difference in the reflectance between the TE mode and the TM mode on the reflection surface can be compensated.
This is particularly effective when the optical path 7 is bent by the metal reflection film 5.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Here, an optical switch module according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
2 (a) and 2 (b) are shown. FIG. 2 (a) is a schematic plan view of the optical switch module according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 (b) is a schematic sectional view. FIG.
The
[0015]
In this case, a bent portion formed of a right-angled isosceles triangle is provided at one end of the
In addition, the
[0016]
The light
In the figure, for simplicity of illustration, only one prism-
[0017]
In this
[0018]
The polarized optical signal propagates through the
[0019]
Next, a manufacturing process of the optical switch module according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
3 (a) and 3 (b) are shown. FIG. 3 (a) is a plan view, and FIG. 3 (b) is a cross-sectional view of a main part taken along a dashed line connecting AA 'in FIG. 3 (a). .
It is to be noted that the pentagonal
[0020]
First, a
[0021]
Referring to FIG. 4C, a resist is applied to the entire surface, and then exposed and developed to form a pentagonal
[0022]
Next, referring to FIG. 4D, the
[0023]
4E, the resist
[0024]
Referring to FIG. 4F, wet etching is performed again using hydrofluoric acid using the resist
[0025]
Thereafter, after the resist
[0026]
As described above, in the optical switch module according to the first embodiment of the present invention, since the bent portion is provided in the
In addition, since the optical fiber group for inputting and outputting optical signals only needs to be provided on one end face side of the
[0027]
Next, an optical switch module according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 5, but since the basic waveguide configuration is completely the same as that of the first embodiment, The explanation will be simple.
5 (a) and 5 (b) Reference FIG. 5 (a) is a schematic plan view of an optical switch module according to a second embodiment of the present invention, and FIG. 5 (b) is a schematic cross section. FIG.
[0028]
In the optical switch module according to the second embodiment of the present invention, the lower
[0029]
When the λ / 2
Therefore, the light transmitted through the λ / 2
[0030]
In the optical switch module according to the second embodiment of the present invention, an optical signal incident via an optical fiber (not shown) is deflected by a predetermined angle by an optical
[0031]
At this time, the polarization axis of the optical signal is rotated by 90 ° at the time of reflection by the
[0032]
However, in the optical switch module of the second embodiment, since the λ / 2
[0033]
Note that the allowable incident angle of the λ / 2
[0034]
Next, an optical switch module according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 6, but since the basic waveguide configuration is exactly the same as that of the first embodiment, The explanation will be simple.
6 (a) and 6 (b). FIG. 6 (a) is a schematic plan view of an optical switch module according to a third embodiment of the present invention, and FIG. 6 (b) is a schematic cross section. FIG.
[0035]
In the optical switch module according to the third embodiment of the present invention, the
[0036]
Also in this case, by providing the λ / 2
[0037]
In the optical switch module according to the third embodiment of the present invention, since the input side port and the output side port have a laminated structure, the entire area of the optical switch module can be reduced to almost half. Thereby, further space saving becomes possible.
[0038]
The embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the configurations described in the embodiments, and various modifications are possible.
For example, in the description of each of the above-described embodiments, (Pb 0.91 La 0.09 ) (Zr 0.65 Ti 0.35 ) O 3 (PLZT) and Pb Although (Zr 0.52 Ti 0.48 ) O 3 (PZT) is used, PLZT and PZT having other composition ratios may be used as the composition ratio. Further, SBT (SrBi 2 Ta) Other known ferroelectrics such as 2 O 9 ) may be used.
[0039]
Further, in each of the above embodiments, the slab type waveguide forming the common waveguide is formed of SiO 2 / Ge doped SiO 2 / SiO 2 , but may be formed by combining other dielectrics. Further, as in the case of the optical deflecting element array, a ferroelectric material may be used.
[0040]
Although the λ / 2 wavelength plate is not provided in the first embodiment, the λ / 2 wavelength plate may be used even when the metal reflection film is not provided as in the second embodiment. It may be provided.
[0041]
Further, in the third embodiment, the metal reflection film is not provided on the reflection surface, but a metal reflection film may be provided similarly to the second embodiment.
[0042]
Further, in the third embodiment, since the total reflection on the reflection surface is used, the difference between the reflectances in the TE mode and the TM mode is small, so that λ is equal to that in the first embodiment. The / 2 wavelength plate may be omitted.
[0043]
Further, in the second embodiment, Cu having a high reflectance to infrared rays used for optical communication is used as the metal reflection film. However, the present invention is not limited to Cu, and other metal such as Al or Au may be used. A metal reflective film may be used. In particular, when Au is used, a decrease in reflectance due to oxidation can be prevented.
[0044]
Here, referring to FIG. 1 again, the detailed features of the present invention will be described again.
1 again (Appendix 1) A
(Supplementary note 2) The optical switch according to
(Supplementary Note 3) The optical switch according to
(Supplementary Note 4) The optical switch module according to
(Supplementary Note 5) The optical switch module according to
(Supplementary note 6) The optical switch module according to Supplementary note 4 or 5, wherein a half-wave plate 4 is inserted into an optical path 7 through which the deflected
[0045]
【The invention's effect】
According to the present invention, since a structure for bending an optical path for propagating an optical signal is provided in the common waveguide section, the waveguide area can be reduced as compared with the linear slab type waveguide, thereby reducing the size of the optical switch module. In addition, when an optical fiber group is used to extract an optical signal to the outside, the optical signal can be extracted from one direction, and the space in the device can be saved.
[0046]
In addition, by providing a λ / 2 wavelength plate in the optical path, the influence due to the difference in the reflectance between the TE mode and the TM mode in the reflection when the optical path is bent can be reduced. It greatly contributes to the spread and development of multiplexed optical communication.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a basic configuration of the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of the optical switch module according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a manufacturing process of the optical switch module according to the first embodiment of the present invention halfway;
FIG. 4 is an explanatory diagram of manufacturing processes of the optical switch module according to the first embodiment of the present invention after FIG.
FIG. 5 is a schematic configuration diagram of an optical switch module according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of an optical switch module according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic plan view of a conventional optical switch module.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
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JP2019113752A (en) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 株式会社 オルタステクノロジー | Optical switching device, wavelength selection switch, and illumination device |
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2002
- 2002-06-13 JP JP2002172947A patent/JP2004020718A/en active Pending
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