JP2004019383A - Door stopper - Google Patents

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JP2004019383A
JP2004019383A JP2002179476A JP2002179476A JP2004019383A JP 2004019383 A JP2004019383 A JP 2004019383A JP 2002179476 A JP2002179476 A JP 2002179476A JP 2002179476 A JP2002179476 A JP 2002179476A JP 2004019383 A JP2004019383 A JP 2004019383A
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shaft
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JP2002179476A
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Ichiro Nakajima
中嶋　一郎
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Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
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Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a door stopper without interfering therewith and inconspicuous in appearance. <P>SOLUTION: The door stopper is inserted in a barrel hole section 101 of a hinge 100 from the upper part thereof so as to make it as a hinge barrel of the hinge 100 and, at the same time, the door stopper includes a barrel bar 10 projecting a barrel upper section 10a from the barrel hole section 101 in the insertion state, through-holes 11a and 12a through which the barrel upper section 10a of the barrel bar 10 passes and a first arm 11 and a second arm 12 projected in different directions with forming positions of the through-holes 11a and 12a as the centers. A contact section 13 to the door is equipped with an arm end side of the first arm 11, and the contact section 13 to a wall is equipped with an arm end side of the second arm 12. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、蝶番によって、この蝶番の軸を中心に回動可能に備え付けられて、建物の開放部を開放可能に閉塞する扉の開き角度を規制するために用いられる戸当たり具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
蝶番によって、この蝶番の軸を中心に回動可能に備え付けられて、建物の開放部を開放可能に閉塞する扉の開き角度を規制する戸当たり具として、床に設けられて扉の所定の開き位置において扉に突き当てられるものがある。
【０００３】
また、扉における蝶番による組み付け側と反対の側の上部に設けられて、扉の所定の開き位置において壁に突き当てられるものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、これら従来の戸当たり具はいずれも外観上目立つ難があった。
【０００５】
また、前者の床設置タイプのものは、設置位置によっては、歩行や掃除などの邪魔となる。
【０００６】
さらに、いずれのタイプのものも、扉の開き角度の規制を、必要に応じて可変させることができなかった。
【０００７】
そこでこの発明は、邪魔にならず、外観上目立たず、さらに、扉の開き角度の規制を、必要に応じて可変させることができる戸当たり具の提供を目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項１記載の発明にあっては、戸当たり具が、蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる軸棒と、
前記軸棒の軸上部の通される貫通穴と、この貫通穴の形成位置を中心にそれぞれ異なる向きに突き出す第一アーム及び第二アームとを有していると共に、
この第一アームのアーム端側に扉への当接部が備えられ、かつ、この第二アームのアーム端側に壁への当接部が備えられていることを特徴としている。
【０００９】
かかる構成によれば、蝶番の軸を抜き出し、この蝶番の軸に替えてこの蝶番の軸穴部に軸棒を入れ込み、あるいはまた、蝶番上部の義星を取り外し、この義星の納まっていたスペースに軸棒を入れ込んで、この軸棒を蝶番の軸の全部又は一部とさせた状態から、この軸棒の軸上部を貫通穴に通すことにより、蝶番の上部にこの蝶番を利用して戸当たり具を備え付けさせることができる。第一アームと第二アームは貫通穴の形成位置を中心にそれぞれ異なる向きに突き出されていることから、この第一アームの当接部が扉に突き当たり、かつ、第二アームの当接部が壁に突き当たる位置から先に、扉は開き出されることがない。かかる戸当たり具は、蝶番を利用して、かつ、蝶番の機能を損なわせることなく取り付けられることから、邪魔にならず、かつ、外観上も目立たない。
【００１０】
また、請求項２記載の発明にあっては、戸当たり具が、蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる主軸棒と、
この主軸棒との間に間隔を開け、かつ、この主軸棒とほぼ平行をなすように、主軸棒の軸上部に対して連接部を介して下端側を連接されて扉の開放先側に配される副軸棒と、
前記副軸棒の通される貫通穴と、この貫通穴の形成位置を中心にそれぞれ異なる向きに突き出す第一アーム及び第二アームとを有していると共に、
この第一アームのアーム端側に扉への当接部が備えられ、かつ、この第二アームのアーム端側に壁への当接部が備えられていることを特徴としている。
【００１１】
かかる構成によれば、蝶番の軸を抜き出し、この蝶番の軸に替えてこの蝶番の軸穴部に主軸棒を入れ込み、あるいはまた、蝶番上部の義星を取り外し、この義星の納まっていたスペースに主軸棒を入れ込んで、この主軸棒を蝶番の軸の全部又は一部とさせた状態から、副軸棒を貫通穴に通すことにより、蝶番の上部にこの蝶番を利用して戸当たり具を備え付けさせることができる。かかる第一アームおよび第二アームは、前記副軸棒に貫通穴の形成箇所において支持されることから、第一アームと第二アームとの連接位置と蝶番の軸との間に形成される間隔により、第一アームおよび第二アームのアーム端側に設けられる前記当接部を、扉の所望の開き位置において、この扉または壁に適切に当接させることができる。また、この連接位置と当接部との間において第一アーム、第二アームに十分な長さを確保させることができる。また、第一アームと第二アームは貫通穴の形成位置を中心にそれぞれ異なる向きに突き出されていることから、この第一アームの当接部が扉に突き当たり、かつ、第二アームの当接部が壁に突き当たる位置から先に、扉は開き出されることがない。かかる戸当たり具は、蝶番を利用して、かつ、蝶番の機能を損なわせることなく取り付けられることから、邪魔にならず、かつ、外観上も目立たない。
【００１２】
また、請求項３記載の発明にあっては、戸当たり具が、蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる軸棒と、
一端部に設けられた貫通穴に前記軸棒の軸上部を通してこの軸棒に回動可能に組み合わされると共に、他端部に扉への当接部を備えた第一アームと、
一端部に設けられた貫通穴に前記軸棒の軸上部を通してこの軸棒に第一アームの上方又は下方において回動可能に組み合わされると共に、他端部に壁への当接部を備えた第二アームとを備えており、
第一アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部が設けられていると共に、
第二アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部が設けられており、
この第一アームの隣り合う突部間に第二アームの突部を噛み合わせるように入れ込ませて第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とが接し合わされていることを特徴としている。
【００１３】
かかる構成によれば、蝶番の軸を抜き出し、この蝶番の軸に替えてこの蝶番の軸穴部に軸棒を入れ込んでこの軸棒を蝶番の軸とさせた状態から、あるいはまた、蝶番上部の義星を取り外し、この義星の納まっていたスペースに軸棒を入れ込んで、この軸棒を蝶番の軸の全部又は一部とさせた状態から、この軸棒の軸上部を第一アームの貫通穴に通し、かつ、この軸棒の軸上部を第二アームの貫通穴に通すことにより、蝶番の上部にこの蝶番を利用して戸当たり具を備え付けさせることができる。かかる戸当たり具は、蝶番を利用して、かつ、蝶番の機能を損なわせることなく取り付けられることから、邪魔にならず、かつ、外観上も目立たない。
【００１４】
また、このように備え付けられた戸当たり具を構成する第一アームと第二アームは、前記軸棒を中心として回動可能となっていると共に、この第一アームの隣り合う突部間に第二アームの突部を噛み合わせるように入れ込ませて第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とを接し合わさせるようになっていることから、第一アームと第二アームとのなす角度を変えることにより、扉の開き角度を所望の角度に規制することができる。
【００１５】
すなわち、第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とを前記のように噛み合わせた状態から、この第一アーム及び第二アームのうちの上方に位置される方を前記軸棒に沿って上方に移動させてこの噛み合わせを解いた後、第一アームと第二アームとのなす角度を変えて再びこの第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とを前記のように噛み合わせることにより、この第一アームと第二アームとの組み合わせ状態を変更後の角度で安定的に維持させることができる。
【００１６】
また、請求項４記載の発明にあっては、戸当たり具が、蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる主軸棒と、
この主軸棒との間に間隔を開け、かつ、この主軸棒とほぼ平行をなすように、主軸棒の軸上部に対して連接部を介して下端側を連接されて扉の開放先側に配される副軸棒と、
一端部に設けられた貫通穴に前記副軸棒を通してこの副軸棒に回動可能に組み合わされると共に、他端部に扉への当接部を備えた第一アームと、
一端部に設けられた貫通穴に前記副軸棒を通してこの副軸棒に第一アームの上方又は下方において回動可能に組み合わされると共に、他端部に壁への当接部を備えた第二アームとを備えており、
第一アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて隣り合う突部との間に間隔を開けて二以上の突部が設けられていると共に、
第二アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて隣り合う突部との間に間隔を開けて二以上の突部が設けられており、
この第一アームの隣り合う突部間に第二アームの突部を噛み合わせるように入れ込ませて第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とが接し合わされていることを特徴としている。
【００１７】
かかる構成によれば、蝶番の軸を抜き出し、この蝶番の軸に替えてこの蝶番の軸穴部に主軸棒を入れ込み、あるいはまた、蝶番上部の義星を取り外し、この義星の納まっていたスペースに主軸棒を入れ込んで、この主軸棒を蝶番の軸の全部又は一部とさせた状態から、副軸棒を第一アームの貫通穴に通し、かつ、この副軸棒を第二アームの貫通穴に通すことにより、蝶番の上部にこの蝶番を利用して戸当たり具を備え付けさせることができる。かかる戸当たり具は、蝶番を利用して、かつ、蝶番の機能を損なわせることなく取り付けられることから、邪魔にならず、かつ、外観上も目立たない。かかる第一アームおよび第二アームは、前記副軸棒に貫通穴の形成箇所において支持されることから、第一アームと第二アームとの連接位置と蝶番の軸との間に形成される間隔により、第一アームおよび第二アームのアーム端側に設けられる前記当接部を、扉の所望の開き位置において、この扉または壁に適切に当接させることができる。また、この連接位置と当接部との間において第一アーム、第二アームに十分な長さを確保させることができる。
【００１８】
また、このように備え付けられた戸当たり具を構成する第一アームと第二アームは、前記副軸棒を中心として回動可能となっていると共に、この第一アームの隣り合う突部間に第二アームの突部を噛み合わせるように入れ込ませて第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とを接し合わさせるようになっていることから、第一アームと第二アームとのなす角度を変えることにより、扉の開き角度を所望の角度に規制することができる。
【００１９】
すなわち、第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とを前記のように噛み合わせた状態から、この第一アーム及び第二アームのうちの上方に位置される方を前記副軸棒に沿って上方に移動させてこの噛み合わせを解いた後、第一アームと第二アームとのなす角度を変えて再びこの第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とを前記のように噛み合わせることにより、この第一アームと第二アームとの組み合わせ状態を変更後の角度で安定的に維持させることができる。
【００２０】
また、請求項５記載の発明にあっては、請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具における第一アームの当接部が、この第一アームにネジ部をねじ込ませたアジャスト軸体のネジ部側と反対の端部に備え付けられた当接体によって構成してあると共に、
第二アームの当接部が、この第一アームにネジ部をねじ込ませたアジャスト軸体のネジ部側と反対の端部に備え付けられた当接体によって構成してあることを特徴としている。
【００２１】
かかる構成によれば、アジャスト軸体を螺進退させて、このアジャスト軸体のネジ部のねじ込み寸法を変えることにより、当接部の位置を調整することができ、壁面からの蝶番の軸側の突き出し寸法などに応じて、扉の所望の開き位置において、第一アームの当接部が扉に、第二アームの当接部が壁にそれぞれ適切に突き当たるようにすることができる。
【００２２】
また、請求項６記載の発明にあっては、請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具における第一アームの当接部が扉に備えられるキャッチャー体に吸着する磁石又は磁石を備えて構成されていると共に、
第二アームの当接部が壁に備えられるキャッチャー体に吸着する磁石又は磁石を備えて構成されていることを特徴としている。
【００２３】
かかる構成によれば、所望の扉の開き位置において、戸当たり具によってこの扉の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置における扉の開いた状態を、前記キャッチャー体への当接部の吸着により維持させることができる。
【００２４】
また、請求項７記載の発明にあっては、請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具における第一アームの当接部が扉に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁性体又は磁性体を備えて構成されていると共に、第二アームの当接部が壁に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁性体又は磁性体を備えて構成されていることを特徴としている。
【００２５】
かかる構成によれば、所望の扉の開き位置において、戸当たり具によってこの扉の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置における扉の開いた状態を、前記キャッチャー体の当接部への吸着により維持させることができる。
【００２６】
また、請求項８記載の発明にあっては、請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具における第一アームの当接部が、この第一アームに回転可能に備え付けられた当接体によって構成してあると共に、
第二アームの当接部が、この第二アームに回転可能に備え付けられた当接体によって構成してあり、
前記第一アームの当接体における少なくとも扉への当接部分が扉に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁石により構成されていると共に、
前記第二アームの当接体における少なくとも壁への当接部分が壁に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁石により構成されており、
これらの当接体を回転させることにより、これらキャッチャー体にこれら当接体が反発するようにしてあることを特徴としている。
【００２７】
かかる構成によれば、所望の扉の開き位置において、戸当たり具によってこの扉の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置において前記キャッチャー体と当接部とを反発させてこの扉の開き方向への運動エネルギーを減衰させて勢い良く戸当たり具に扉および壁が突き当たらないようにすることができる。
【００２８】
また、請求項９記載の発明にあっては、請求項６、請求項７又は請求項８記載の戸当たり具における磁石がゴム磁石であることを特徴としている。
【００２９】
かかる構成によれば、磁石自体によっても扉の開き方向への運動エネルギーを減衰させることができると共に、この扉の開き方向への反復運動によって早期に磁石が痛んだり、割れたりしないようにすることができる。
【００３０】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【００３１】
この実施の形態にかかる戸当たり具は、蝶番１００によって、この蝶番１００の軸を中心に回動可能に備え付けられて、建物の開放部を開放可能に閉塞する扉１０４（ドア）の開き角度を規制するように用いられるものである。より具体的には、かかる戸当たり具は、かかる蝶番１００を利用して備え付けられて、かかる扉１０４の開き角度を規制するように用いられるものである。
【００３２】
（第一実施例）
図１ないし図１４は、かかる戸当たり具の一例を示している。
【００３３】
ここで、図１は、壁１０５と扉１０４の要部と一緒に、分離したかかる戸当たり具を構成する各部材を表しており、図２は、蝶番１００にかかる戸当たり具を備え付けさせた状態を示している。また、図３は、蝶番１００に戸当たり具を備え付けさせた状態において扉１０４を開いていない状態を、図４は、図３の状態から開き出された扉１０４が戸当たり具によって開き出しを規制された状態を、それぞれ示している。
【００３４】
また、図５ないし図７は、戸当たり具を構成する第一アーム１１を、図８ないし図１０は、戸当たり具を構成する第二アーム１２を、それぞれ示している。
【００３５】
また、図１１ないし図１４は、戸当たり具を構成する当接部１３の変更例をそれぞれ理解しやすいように示した構成図である。
【００３６】
この実施例にかかる戸当たり具は、
（１）軸棒１０と、
（２）第一アーム１１と、
（３）第二アーム１２とから構成されている。
【００３７】
（軸棒１０）
軸棒１０は、蝶番１００の軸となるように蝶番１００の軸穴部１０１に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部１０１より軸上部１０ａを突き出させるように構成してある。
【００３８】
すなわち、かかる軸棒１０は、戸当たり具の取り付けに利用される蝶番１００の軸よりも長くなるように構成されている。
【００３９】
図示の例では、旗蝶番１００を利用して戸当たり具を取り付けるようにしている。
【００４０】
具体的には、蝶番１００の上下の義星１０２を取り外し、蝶番１００の軸（心棒などとも称される。）を蝶番１００の軸穴部１０１（管などとも称される。）から抜き出させた後、この蝶番１００の軸穴部１０１に軸棒１０を上部から差し入れると共に、この蝶番１００の下部に義星１０２を再び取り付けることにより、この軸棒１０が蝶番１００の軸となるようにする。すなわち、この軸棒１０によって蝶番１００の一対のはね１０３、１０３をこの軸棒１０によって組み付け合わせ直して、この軸棒１０が蝶番１００の軸となるようにする。
【００４１】
そして、このように蝶番１００の軸と交換された軸棒１０の軸上部１０ａを利用して、前記第一アーム１１と第二アーム１２とを後述のように組み付けることにより、既設の蝶番１００を利用して戸当たり具が取り付けられる。
【００４２】
蝶番１００の軸穴部１０１への蝶番１００の上部側の義星１０２のねじ込み寸法が大きい場合には、この上部側の義星１０２を取り外し、この義星１０２の入り込んでいたスペースを利用して軸棒１０を入れ込むようにすることもできる。この場合には、軸棒１０は短くて済むことになる。
【００４３】
（第一アーム１１）
第一アーム１１は、一端部に設けられた貫通穴１１ａに前記軸棒１０の軸上部１０ａを通してこの軸棒１０に回動可能に組み合わされると共に、他端部に扉１０４への当接部１３を備えた構成となっている。
【００４４】
かかる第一アーム１１は、前記貫通穴１１ａに前記軸棒１０の軸上部１０ａを通すことにより、扉１０４の開放先側に配される。
【００４５】
図示の例では、かかる第一アーム１１は、平面視の状態において、Ｌ字形をなすように構成されている。そして、この第一アーム１１は、かかるＬ字の屈曲内側を扉１０４における扉１０４の開き出し時にこの扉１０４の開放先側に向けられる面側に向けるようにして扉１０４の開放先側に配されるようになっている。
【００４６】
これにより、第一アーム１１の自由端（具体的には、当接部１３が設けられる他端部）に設けられる前記当接部１３のみが、扉１０４の所望の開き位置において、この扉１０４に当接されるようになっている。
【００４７】
すなわち、図示の例では、扉１０４の当接部１３は、第一アーム１１の自由端部における第一アーム１１の屈曲内側となる側にある側部に設けられている。
【００４８】
図示の例では、かかる当接部１３は、後述するアジャスト軸体１３ａを介して、この第一アーム１１の自由端部（つまり他端部）に備え付けられると共に、一方の端面で扉１０４に突き当たる短寸の円柱状をなす当接体１３’によって構成されている。
【００４９】
また、この第一アーム１１の貫通穴１１ａを巡る穴周辺部分には、この貫通穴１１ａを巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部１１ｂ、１１ｂ…が設けられている。
【００５０】
図示の例では、第一アーム１１は第二アーム１２の上方に配されるようになっている。そして、かかる突部１１ｂは、このように配される第一アーム１１の下面側に設けられている。
【００５１】
二以上の突部１１ｂ、１１ｂ…は、隣り合う突部１１ｂとの間の間隔をほぼ等しくするように形成されている。
【００５２】
また、各突部１１ｂ、１１ｂ…はそれぞれ、平坦な上面と、前記貫通穴１１ａの穴軸を通る仮想の放射線に沿った両側面とを有するように構成されており、この貫通穴１１ａから離れるに従って、この貫通穴１１ａの周回方向における突部１１ｂの幅を次第に広くする形状を持つように構成されている。
【００５３】
そして、各突部１１ｂ、１１ｂ…は、いずれも、ほぼ同寸、同形をなすように構成されている。図示の例にあっては、かかる突部１１ｂは、前記貫通穴１１ａを巡る穴周辺部分に８カ所設けられている。
【００５４】
（第二アーム１２）
第二アーム１２は、一端部に設けられた貫通穴１２ａに前記軸棒１０の軸上部１０ａを通してこの軸棒１０に第一アーム１１の上方又は下方において回動可能に組み合わされると共に、他端部に壁１０５への当接部１３を備えた構成となっている。
【００５５】
かかる第二アーム１２も、前記貫通穴１２ａに前記軸棒１０の軸上部１０ａを通すことにより、扉１０４の開放先側に配される。
【００５６】
図示の例では、かかる第二アーム１２も、平面視の状態において、Ｌ字形をなすように構成されている。そして、この第二アーム１２は、かかるＬ字の屈曲内側を壁１０５側に向けるようにして扉１０４の開放先側に配されるようになっている。
【００５７】
これにより、第二アーム１２の自由端（具体的には、当接部１３が設けられる他端部）に設けられる前記当接部１３のみが、壁１０５に当接されるようになっている。
【００５８】
すなわち、図示の例では、壁１０５への当接部１３は、第二アーム１２の自由端部における第二アーム１２の屈曲内側となる側にある側部に設けられている。
【００５９】
図示の例では、かかる当接部１３は、後述するアジャスト軸体１３ａを介して、この第二アーム１２の自由端部（つまり他端部）に備え付けられると共に、一方の端面で壁１０５に突き当たる短寸の円柱状をなす当接体１３’によって構成されている。
【００６０】
また、この第二アーム１２の貫通穴１２ａを巡る穴周辺部分には、この貫通穴１２ａを巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部１２ｂ、１２ｂ…が設けられている。
【００６１】
図示の例では、第二アーム１２は第一アーム１１の下方に配されるようになっている。そして、かかる突部１２ｂは、このように配される第二アーム１２の上面側に設けられている。
【００６２】
二以上の突部１２ｂ、１２ｂ…は、隣り合う突部１２ｂとの間の間隔をほぼ等しくするように形成されている。
【００６３】
また、各突部１２ｂ、１２ｂ…はそれぞれ、平坦な上面と、前記貫通穴１２ａの穴軸を通る仮想の放射線に沿った両側面とを有するように構成されており、この貫通穴１２ａから離れるに従って、この貫通穴１２ａの周回方向における突部１２ｂの幅を次第に広くする形状を持つように構成されている。
【００６４】
そして、各突部１２ｂ、１２ｂ…は、いずれも、ほぼ同寸、同形をなすように構成されている。図示の例にあっては、かかる突部１２ｂは、前記貫通穴１２ａを巡る穴周辺部分に８カ所設けられている。
【００６５】
さらに、この第二アーム１２の突部１２ｂは、第一アーム１１の突部１１ｂとも、ほぼ同寸、同形をなすように構成されている。
【００６６】
これにより、第一アーム１１の隣り合う突部１１ｂ、１１ｂ間には、それぞれ、第二アーム１２の突部１２ｂを上方から受け入れるこの第二アーム１２の突部１２ｂの外郭形状に倣った内郭形状を備えた凹部１１ｃが形成されると共に、第二アーム１２の隣り合う突部１２ｂ、１２ｂ間には、それぞれ、第一アーム１１の突部１１ｂを下方から受け入れるこの第一アーム１１の突部１１ｂの外郭形状に倣った内郭形状を備えた凹部１２ｃが形成されている。
【００６７】
すなわち、第一アーム１１と第二アーム１２とは、第一アーム１１の隣り合う突部１１ｂ、１１ｂ間に第二アーム１２の突部１２ｂを噛み合わせるように入れ込ませて第一アーム１１の穴周辺部分と第二アーム１２の穴周辺部分とを接し合わさせるようにして組み合わされる。
【００６８】
（機能）
蝶番１００の軸を抜き出し、この蝶番１００の軸に替えてこの蝶番１００の軸穴部１０１に軸棒１０を入れ込んでこの軸棒１０を蝶番１００の軸とさせた状態から、この軸棒１０の軸上部１０ａを第一アーム１１の貫通穴１１ａに通し、かつ、この軸棒１０の軸上部１０ａを第二アーム１２の貫通穴１２ａに通すことにより、蝶番１００の上部にこの蝶番１００を利用して戸当たり具を備え付けさせることができる。かかる戸当たり具は、蝶番１００を利用して、かつ、蝶番１００の機能を損なわせることなく取り付けられることから、邪魔にならず、かつ、外観上も目立たない。
【００６９】
また、このように備え付けられた戸当たり具を構成する第一アーム１１と第二アーム１２は、前記軸棒１０を中心として回動可能となっていると共に、この第一アーム１１の隣り合う突部１１ｂ、１１ｂ間に第二アーム１２の突部１２ｂを噛み合わせるように入れ込ませて第一アーム１１の穴周辺部分と第二アーム１２の穴周辺部分とを接し合わさせるようになっていることから、第一アーム１１と第二アーム１２とのなす角度を変えることにより、扉１０４の開き角度を所望の角度に規制することができる。
【００７０】
すなわち、第一アーム１１の穴周辺部分と第二アーム１２の穴周辺部分とを前記のように噛み合わせた状態から、この第一アーム１１及び第二アーム１２のうちの上方に位置される方を前記軸棒１０に沿って上方に移動させてこの噛み合わせを解いた後、第一アーム１１と第二アーム１２とのなす角度を変えて再びこの第一アーム１１の穴周辺部分と第二アーム１２の穴周辺部分とを前記のように噛み合わせることにより、この第一アーム１１と第二アーム１２との組み合わせ状態を変更後の角度で安定的に維持させることができる。
【００７１】
例えば、第一アーム１１と第二アーム１２とが９０度の角度をなすように両者を組み合わせておくことにより、扉１０４が９０度開いた位置で、第一アーム１１の当接部１３が扉１０４に突き当たり、かつ、この第一アーム１１の当接部１３への扉１０４の突き当たりによって第二アーム１２の当接部１３が壁１０５に突き当たるようにすることができ、これにより、９０度を越えて扉１０４が開かないように規制することができる。（図４）
【００７２】
なお、かかる戸当たり具は、典型的には、扉１０４を支持する蝶番１００のいずれか一つを利用して備え付けるようにして用いられるが、二以上の蝶番１００にそれぞれ戸当たり具を備え付けるようにして用いても構わない。
【００７３】
（当接部１３）
また、図示の例にあっては、第一アーム１１の当接部１３が、この第一アーム１１にネジ部１３ｂをねじ込ませたアジャスト軸体１３ａのネジ部１３ｂ側と反対の端部に備え付けられた当接体１３’によって構成してあると共に、
第二アーム１２の当接部１３が、この第一アーム１１にネジ部１３ｂをねじ込ませたアジャスト軸体１３ａのネジ部１３ｂ側と反対の端部に備え付けられた当接体１３’によって構成してある。
【００７４】
図示の例にあっては、アジャスト軸体１３ａは、一端側にネジ部１３ｂを、他端側に球状頭部１３ｃを有するように構成されている。
【００７５】
そして、図示の例にあっては、かかる第一アーム１１の自由端部（つまり、他端部）に形成されたネジ穴１１ｄにこのアジャスト軸体１３ａのネジ部１３ｂをねじ込ませると共に、球状頭部１３ｃを短寸の円柱状をなす当接部１３の当接面側と反対の端面側からこの当接部１３内に埋め込ませるようにして、この第一アーム１１の自由端部にかかる当接部１３を備え付けさせている。
【００７６】
また、第二アーム１２の自由端部（つまり、他端部）に形成されたネジ穴１２ｄにアジャスト軸体１３ａのネジ部１３ｂをねじ込ませると共に、球状頭部１３ｃを短寸の円柱状をなす当接部１３の当接面側と反対の端面側からこの当接部１３内に埋め込ませるようにして、この第二アーム１２の自由端部にかかる当接部１３を備え付けさせている。
【００７７】
これにより、この実施の形態にあっては、アジャスト軸体１３ａを螺進退させて、このアジャスト軸体１３ａのネジ部１３ｂのねじ込み寸法を変えることにより、当接部１３の位置を調整することができ、壁１０５面からの蝶番１００の軸側の突き出し寸法などに応じて、扉１０４の所望の開き位置において、第一アーム１１の当接部１３が扉１０４に、第二アーム１２の当接部１３が壁１０５にそれぞれ適切に突き当たるようにすることができる。
【００７８】
（バリエーション１）
第一アーム１１の当接部１３が扉１０４に備えられるキャッチャー体１４に吸着する磁石１５又は磁石１５を備えて構成されていると共に、
第二アーム１２の当接部１３が壁１０５に備えられるキャッチャー体１４に吸着する磁石１５又は磁石１５を備えて構成されているようにしておくこともできる。
【００７９】
例えば、図１１に示されるように、短寸の円柱状をなす当接部１３の一方の端面に、円板状をなす磁石１５を備え付けさせ、この磁石１５により当接部１３の当接面を形成するようにする。それと共に、磁性体からなるプレート状をなすキャッチャー体１４を扉１０４および壁１０５における所望の扉１０４に開き位置において当接部１３が突き当たる扉１０４および壁１０５の部位に取り付けるようにする。
【００８０】
このようにしておけば、所望の扉１０４の開き位置において、戸当たり具によってこの扉１０４の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置における扉１０４の開いた状態を、前記キャッチャー体１４への当接部１３の吸着により維持させることができる。
【００８１】
（バリエーション２）
第一アーム１１の当接部１３が扉１０４に備えられる磁石１５製のキャッチャー体１４に吸着される磁性体１６又は磁性体１６を備えて構成されていると共に、
第二アーム１２の当接部１３が壁１０５に備えられる磁石１５製のキャッチャー体１４に吸着される磁性体１６又は磁性体１６を備えて構成されているようにしておくこともできる。
【００８２】
例えば、図１２に示されるように、短寸の円柱状をなす当接部１３の一方の端面に、円板状をなす磁性体１６を備え付けさせ、この磁性体１６により当接部１３の当接面を形成するようにする。それと共に、磁石１５からなるプレート状をなすキャッチャー体１４を扉１０４および壁１０５における所望の扉１０４に開き位置において当接部１３が突き当たる扉１０４および壁１０５の部位に取り付けるようにする。
【００８３】
このようにしておけば、所望の扉１０４の開き位置において、戸当たり具によってこの扉１０４の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置における扉１０４の開いた状態を、前記キャッチャー体１４の当接部１３への吸着により維持させることができる。
【００８４】
（バリエーション３）
第一アーム１１の当接部１３が、この第一アーム１１に回転可能に備え付けられた当接体１３’によって構成してあると共に、
第二アーム１２の当接部１３が、この第二アーム１２に回転可能に備え付けられた当接体１３’によって構成してあり、
前記第一アーム１１の当接体１３’における少なくとも扉１０４への当接部１３分が扉１０４に備えられる磁石１５製のキャッチャー体１４に吸着される磁石１５により構成されていると共に、
前記第二アーム１２の当接体１３’における少なくとも壁１０５への当接部１３分が壁１０５に備えられる磁石１５製のキャッチャー体１４に吸着される磁石１５により構成されており、
これらの当接体１３’を回転させることにより、これらキャッチャー体１４にこれら当接体１３’が反発するようにしておくこともできる。
【００８５】
例えば、図１３に示すように、第一アーム１１と当接体１３’および第二アーム１２と当接体１３’とを、この当接体１３’に球状頭部１３ｃを埋め込ませた軸体１７を中心に回転可能なように組み付け合わさせる。
【００８６】
それと共に、当接体１３’の一面に、この当接体１３’の回転中心を挟んだ一方側の磁極と他方側の磁極とが互いに異極となるように、二つの磁極面１８、１８を区分して備えたプレート状をなす磁石１５を備え付けさせ、この磁石１５によって当接面を構成させる。
【００８７】
そしてさらに、磁石１５からなるプレート状をなすキャッチャー体１４を扉１０４および壁１０５における所望の扉１０４に開き位置において当接部１３が突き当たる扉１０４および壁１０５の部位に取り付けるようにする。そして、このキャッチャー体１４における当接部１３に備え付けられた磁石１５の一方磁極面１８が接する部位の磁極と、当接部１３に備え付けられた磁石１５の他方磁極面１８が接する部位の磁極とが異極となるように、このキャッチャー体１４にも二つの磁極面１８、１８を備えさせる。
【００８８】
このようにしておけば、所望の扉１０４の開き位置において、戸当たり具によってこの扉１０４の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置において前記キャッチャー体１４と当接部１３とを反発させてこの扉１０４の開き方向への運動エネルギーを減衰させて勢い良く戸当たり具に扉１０４および壁１０５が突き当たらないようにすることができる。
【００８９】
具体的には、当接部１３の磁石１５の一方磁極面１８とキャッチャー体１４の一方磁極面１８とを同極にしておけば、かかる減衰効果を生じさせることができる。（図１４）
【００９０】
これに対して、当接部１３の磁石１５の一方磁極面１８とキャッチャー体１４の一方磁極面１８とを異極にしておけば、当接部１３とキャッチャー体１４とを吸着させ合わせて、所望の開き位置での扉１０４の開き状態を維持させることができる。（図１３）
【００９１】
（その他）
以上に説明した磁石１５をゴム磁石としておけば、磁石１５自体によっても扉１０４の開き方向への運動エネルギーを減衰させることができると共に、この扉１０４の開き方向への反復運動によって早期に磁石１５が痛んだり、割れたりしないようにすることができる。
【００９２】
（第二実施例）
図１５ないし図２８は、かかる戸当たり具の他の一例を示している。
【００９３】
ここで、図１５は、壁１０５と扉１０４の要部と一緒に、分離したかかる戸当たり具を構成する各部材を表しており、図１６は、蝶番１００にかかる戸当たり具を備え付けさせた状態を示している。また、図１７は、蝶番１００に戸当たり具を備え付けさせた状態において扉１０４を開いていない状態を、図１８は、図１７の状態から開き出された扉１０４が戸当たり具によって開き出しを規制された状態を、それぞれ示している。
【００９４】
また、図１９ないし図２１は、戸当たり具を構成する第一アーム２２を、図２２ないし図２４は、戸当たり具を構成する第二アーム２３を、それぞれ示している。
【００９５】
また、図２５ないし図２８は、戸当たり具を構成する当接部１３の変更例をそれぞれ理解しやすいように示した構成図である。
【００９６】
この実施例にかかる戸当たり具は、
（１）主軸棒２０と、
（２）副軸棒２１と、
（３）第一アーム２２と、
（４）第二アーム２３とから構成されている。
【００９７】
（主軸棒２０）
主軸棒２０は、蝶番１００の軸となるように蝶番１００の軸穴部１０１に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部１０１より軸上部２０ａを突き出させるように構成してある。
【００９８】
すなわち、かかる主軸棒２０は、戸当たり具の取り付けに利用される蝶番１００の軸よりも長くなるように構成されている。
【００９９】
図示の例では、旗蝶番１００を利用して戸当たり具を取り付けるようにしている。
【０１００】
具体的には、蝶番１００の上下の義星１０２を取り外し、蝶番１００の軸（心棒などとも称される。）を蝶番１００の軸穴部１０１（管などとも称される。）から抜き出させた後、この蝶番１００の軸穴部１０１に主軸棒２０を上部から差し入れると共に、この蝶番１００の下部に義星１０２を再び取り付けることにより、この主軸棒２０が蝶番１００の軸となるようにする。すなわち、この主軸棒２０によって蝶番１００の一対のはね１０３、１０３をこの主軸棒２０によって組み付け合わせ直して、この主軸棒２０が蝶番１００の軸となるようにする。
【０１０１】
蝶番１００の軸穴部１０１への蝶番１００の上部側の義星１０２のねじ込み寸法が大きい場合には、この上部側の義星１０２を取り外し、この義星１０２の入り込んでいたスペースを利用して主軸棒２０を入れ込むようにすることもできる。この場合には、主軸棒２０は短くて済むことになる。
【０１０２】
（副軸棒２１）
副軸棒２１は、前記主軸棒２０との間に間隔を開け、かつ、この主軸棒２０とほぼ平行をなすように、主軸棒２０の軸上部２０ａに対して連接部２１ａを介して下端側を連接されて扉１０４の開放先側に配されるように構成してある。
【０１０３】
そして、この副軸棒２１を利用して、前記第一アーム２２と第二アーム２３とを後述のように組み付けることにより、既設の蝶番１００を利用して戸当たり具が取り付けられる。
【０１０４】
（第一アーム２２）
第一アーム２２は、一端部に設けられた貫通穴２２ａに前記副軸棒２１を通してこの副軸棒２１に回動可能に組み合わされると共に、他端部に扉１０４への当接部２４を備えた構成となっている。
【０１０５】
かかる第一アーム２２は、前記貫通穴２２ａに前記副軸棒２１を通すことにより、扉１０４の開放先側に配される。
【０１０６】
図示の例では、かかる第一アーム２２は、平面視の状態において、長方形の板状をなすように構成されている。
【０１０７】
かかる第一アーム２２は、前記副軸棒２１に一端部を支持されることから、蝶番１００の軸と第一アーム２２の一端部との間に形成される間隔により、その自由端（具体的には、当接部２４が設けられる他端部）に設けられる前記当接部２４を、扉１０４の所望の開き位置において、この扉１０４に適切に当接させるように位置づけることができるようになっている。
【０１０８】
図示の例では、かかる当接部２４は、後述するアジャスト軸体２４ａを介して、この第一アーム２２の自由端部（つまり他端部）に備え付けられると共に、一方の端面で扉１０４に突き当たる短寸の円柱状をなす当接体２４’によって構成されている。
【０１０９】
また、この第一アーム２２の貫通穴２２ａを巡る穴周辺部分には、この貫通穴２２ａを巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部２２ｂ、２２ｂ…が設けられている。
【０１１０】
図示の例では、第一アーム２２は第二アーム２３の上方に配されるようになっている。そして、かかる突部２２ｂは、このように配される第一アーム２２の下面側に設けられている。
【０１１１】
二以上の突部２２ｂ、２２ｂ…は、隣り合う突部２２ｂとの間の間隔をほぼ等しくするように形成されている。
【０１１２】
また、各突部２２ｂ、２２ｂ…はそれぞれ、平坦な上面と、前記貫通穴２２ａの穴軸を通る仮想の放射線に沿った両側面とを有するように構成されており、この貫通穴２２ａから離れるに従って、この貫通穴２２ａの周回方向における突部２２ｂの幅を次第に広くする形状を持つように構成されている。
【０１１３】
そして、各突部２２ｂ、２２ｂ…は、いずれも、ほぼ同寸、同形をなすように構成されている。図示の例にあっては、かかる突部２２ｂは、前記貫通穴２２ａを巡る穴周辺部分に８カ所設けられている。
【０１１４】
（第二アーム２３）
第二アーム２３は、一端部に設けられた貫通穴２３ａに前記副軸棒２１を通してこの副軸棒２１に第一アーム２２の上方又は下方において回動可能に組み合わされると共に、他端部に壁１０５への当接部２４を備えた構成となっている。
【０１１５】
かかる第二アーム２３も、前記貫通穴２３ａに前記副軸棒２１を通すことにより、扉１０４の開放先側に配される。
【０１１６】
図示の例では、かかる第二アーム２３も、平面視の状態において、長方形の板状をなすように構成されている。
【０１１７】
かかる第二アーム２３は、前記副軸棒２１に一端部を支持されることから、蝶番１００の軸と第一アーム２２の一端部との間に形成される間隔により、その自由端（具体的には、当接部２４が設けられる他端部）に設けられる前記当接部２４を、扉１０４の所望の開き位置において、壁１０５に適切に当接させるように位置づけることができるようになっている。
【０１１８】
図示の例では、かかる当接部２４は、後述するアジャスト軸体２４ａを介して、この第二アーム２３の自由端部（つまり他端部）に備え付けられると共に、一方の端面で壁１０５に突き当たる短寸の円柱状をなす当接体２４’によって構成されている。
【０１１９】
また、この第二アーム２３の貫通穴２３ａを巡る穴周辺部分には、この貫通穴２３ａを巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部２３ｂ、２３ｂ…が設けられている。
【０１２０】
図示の例では、第二アーム２３は第一アーム２２の下方に配されるようになっている。そして、かかる突部２３ｂは、このように配される第二アーム２３の上面側に設けられている。
【０１２１】
二以上の突部２３ｂ、２３ｂ…は、隣り合う突部２３ｂとの間の間隔をほぼ等しくするように形成されている。
【０１２２】
また、各突部２３ｂ、２３ｂ…はそれぞれ、平坦な上面と、前記貫通穴２３ａの穴軸を通る仮想の放射線に沿った両側面とを有するように構成されており、この貫通穴２３ａから離れるに従って、この貫通穴２３ａの周回方向における突部２３ｂの幅を次第に広くする形状を持つように構成されている。
【０１２３】
そして、各突部２３ｂ、２３ｂ…は、いずれも、ほぼ同寸、同形をなすように構成されている。図示の例にあっては、かかる突部２３ｂは、前記貫通穴２３ａを巡る穴周辺部分に８カ所設けられている。
【０１２４】
さらに、この第二アーム２３の突部２３ｂは、第一アーム２２の突部２２ｂとも、ほぼ同寸、同形をなすように構成されている。
【０１２５】
これにより、第一アーム２２の隣り合う突部２２ｂ、２２ｂ間には、それぞれ、第二アーム２３の突部２３ｂを上方から受け入れるこの第二アーム２３の突部２３ｂの外郭形状に倣った内郭形状を備えた凹部２２ｃが形成されると共に、第二アーム２３の隣り合う突部２３ｂ、２３ｂ間には、それぞれ、第一アーム２２の突部２２ｂを下方から受け入れるこの第一アーム２２の突部２２ｂの外郭形状に倣った内郭形状を備えた凹部２３ｃが形成されている。
【０１２６】
すなわち、第一アーム２２と第二アーム２３とは、第一アーム２２の隣り合う突部２２ｂ、２２ｂ間に第二アーム２３の突部２３ｂを噛み合わせるように入れ込ませて第一アーム２２の穴周辺部分と第二アーム２３の穴周辺部分とを接し合わさせるようにして組み合わされる。
【０１２７】
（機能）
蝶番１００の軸を抜き出し、この蝶番１００の軸に替えてこの蝶番１００の軸穴部１０１に主軸棒２０を入れ込みこの主軸棒２０を蝶番１００の軸とさせた状態から、副軸棒２１を第一アーム２２の貫通穴２２ａに通し、かつ、この副軸棒２１を第二アーム２３の貫通穴２３ａに通すことにより、蝶番１００の上部にこの蝶番１００を利用して戸当たり具を備え付けさせることができる。かかる戸当たり具は、蝶番１００を利用して、かつ、蝶番１００の機能を損なわせることなく取り付けられることから、邪魔にならず、かつ、外観上も目立たない。
【０１２８】
また、このように備え付けられた戸当たり具を構成する第一アーム２２と第二アーム２３は、前記主軸棒２０を中心として回動可能となっていると共に、この第一アーム２２の隣り合う突部２２ｂ、２２ｂ間に第二アーム２３の突部２３ｂを噛み合わせるように入れ込ませて第一アーム２２の穴周辺部分と第二アーム２３の穴周辺部分とを接し合わさせるようになっていることから、第一アーム２２と第二アーム２３とのなす角度を変えることにより、扉１０４の開き角度を所望の角度に規制することができる。
【０１２９】
すなわち、第一アーム２２の穴周辺部分と第二アーム２３の穴周辺部分とを前記のように噛み合わせた状態から、この第一アーム２２及び第二アーム２３のうちの上方に位置される方を前記副軸棒２１に沿って上方に移動させてこの噛み合わせを解いた後、第一アーム２２と第二アーム２３とのなす角度を変えて再びこの第一アーム２２の穴周辺部分と第二アーム２３の穴周辺部分とを前記のように噛み合わせることにより、この第一アーム２２と第二アーム２３との組み合わせ状態を変更後の角度で安定的に維持させることができる。
【０１３０】
例えば、第一アーム２２と第二アーム２３とが９０度の角度をなすように両者を組み合わせておくことにより、扉１０４が９０度開いた位置で、第一アーム２２の当接部２４が扉１０４に突き当たり、かつ、この第一アーム２２の当接部２４への扉１０４の突き当たりによって第二アーム２３の当接部２４が壁１０５に突き当たるようにすることができ、これにより、９０度を越えて扉１０４が開かないように規制することができる。（図１８）
【０１３１】
なお、かかる戸当たり具は、典型的には、扉１０４を支持する蝶番１００のいずれか一つを利用して備え付けるようにして用いられるが、二以上の蝶番１００にそれぞれ戸当たり具を備え付けるようにして用いても構わない。
【０１３２】
（当接部２４）
また、図示の例にあっては、第一アーム２２の当接部２４が、この第一アーム２２にネジ部２４ｂをねじ込ませたアジャスト軸体２４ａのネジ部２４ｂ側と反対の端部に備え付けられた当接体２４’によって構成してあると共に、
第二アーム２３の当接部２４が、この第一アーム２２にネジ部２４ｂをねじ込ませたアジャスト軸体２４ａのネジ部２４ｂ側と反対の端部に備え付けられた当接体２４’によって構成してある。
【０１３３】
図示の例にあっては、アジャスト軸体２４ａは、一端側にネジ部２４ｂを、他端側に球状頭部２４ｃを有するように構成されている。
【０１３４】
そして、図示の例にあっては、かかる第一アーム２２の自由端部（つまり、他端部）に形成されたネジ穴２２ｄにこのアジャスト軸体２４ａのネジ部２４ｂをねじ込ませると共に、球状頭部２４ｃを短寸の円柱状をなす当接部２４の当接面側と反対の端面側からこの当接部２４内に埋め込ませるようにして、この第一アーム２２の自由端部にかかる当接部２４を備え付けさせている。
【０１３５】
また、第二アーム２３の自由端部（つまり、他端部）に形成されたネジ穴２３ｄにアジャスト軸体２４ａのネジ部２４ｂをねじ込ませると共に、球状頭部２４ｃを短寸の円柱状をなす当接部２４の当接面側と反対の端面側からこの当接部２４内に埋め込ませるようにして、この第二アーム２３の自由端部にかかる当接部２４を備え付けさせている。
【０１３６】
これにより、この実施の形態にあっては、アジャスト軸体２４ａを螺進退させて、このアジャスト軸体２４ａのネジ部２４ｂのねじ込み寸法を変えることにより、当接部２４の位置を調整することができ、壁１０５面からの蝶番１００の軸側の突き出し寸法などに応じて、扉１０４の所望の開き位置において、第一アーム２２の当接部２４が扉１０４に、第二アーム２３の当接部２４が壁１０５にそれぞれ適切に突き当たるようにすることができる。
【０１３７】
（バリエーション１）
第一アーム２２の当接部２４が扉１０４に備えられるキャッチャー体２５に吸着する磁石２６又は磁石２６を備えて構成されていると共に、
第二アーム２３の当接部２４が壁１０５に備えられるキャッチャー体２５に吸着する磁石２６又は磁石２６を備えて構成されているようにしておくこともできる。
【０１３８】
例えば、図２５に示されるように、短寸の円柱状をなす当接部２４の一方の端面に、円板状をなす磁石２６を備え付けさせ、この磁石２６により当接部２４の当接面を形成するようにする。それと共に、磁性体２７からなるプレート状をなすキャッチャー体２５を扉１０４および壁１０５における所望の扉１０４に開き位置において当接部２４が突き当たる扉１０４および壁１０５の部位に取り付けるようにする。
【０１３９】
このようにしておけば、所望の扉１０４の開き位置において、戸当たり具によってこの扉１０４の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置における扉１０４の開いた状態を、前記キャッチャー体２５への当接部２４の吸着により維持させることができる。
【０１４０】
（バリエーション２）
第一アーム２２の当接部２４が扉１０４に備えられる磁石２６製のキャッチャー体２５に吸着される磁性体２７又は磁性体２７を備えて構成されていると共に、
第二アーム２３の当接部２４が壁１０５に備えられる磁石２６製のキャッチャー体２５に吸着される磁性体２７又は磁性体２７を備えて構成されているようにしておくこともできる。
【０１４１】
例えば、図２６に示されるように、短寸の円柱状をなす当接部２４の一方の端面に、円板状をなす磁性体２７を備え付けさせ、この磁性体２７により当接部２４の当接面を形成するようにする。それと共に、磁石２６からなるプレート状をなすキャッチャー体２５を扉１０４および壁１０５における所望の扉１０４に開き位置において当接部２４が突き当たる扉１０４および壁１０５の部位に取り付けるようにする。
【０１４２】
このようにしておけば、所望の扉１０４の開き位置において、戸当たり具によってこの扉１０４の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置における扉１０４の開いた状態を、前記キャッチャー体２５の当接部２４への吸着により維持させることができる。
【０１４３】
（バリエーション３）
第一アーム２２の当接部２４が、この第一アーム２２に回転可能に備え付けられた当接体２４’によって構成してあると共に、
第二アーム２３の当接部２４が、この第二アーム２３に回転可能に備え付けられた当接体２４’によって構成してあり、
前記第一アーム２２の当接体２４’における少なくとも扉１０４への当接部２４分が扉１０４に備えられる磁石２６製のキャッチャー体２５に吸着される磁石２６又は磁石２６を備えて構成されていると共に、
前記第二アーム２３の当接体２４’における少なくとも壁１０５への当接部２４分が壁１０５に備えられる磁石２６製のキャッチャー体２５に吸着される磁石２６又は磁石２６を備えて構成されており、
これらの当接体２４’を回転させることにより、これらキャッチャー体２５にこれら当接体２４’が反発するようにしておくこともできる。
【０１４４】
例えば、図２７に示すように、第一アーム２２と当接体２４’および第二アーム２３と当接体２４’とを、この当接体２４’に球状頭部２４ｃを埋め込ませた軸体を中心に回転可能なように組み付け合わさせる。
【０１４５】
それと共に、当接部２４の一面に、この当接部２４の回転中心を挟んだ一方側の磁極と他方側の磁極とが互いに異極となるように、二つの磁極面２９、２９を区分して備えたプレート状をなす磁石２６を備え付けさせ、この磁石２６によって当接面を構成させる。
【０１４６】
そしてさらに、磁石２６からなるプレート状をなすキャッチャー体２５を扉１０４および壁１０５における所望の扉１０４に開き位置において当接部２４が突き当たる扉１０４および壁１０５の部位に取り付けるようにする。そして、このキャッチャー体２５における当接部２４に備え付けられた磁石２６の一方磁極面２９が接する部位の磁極と、当接部２４に備え付けられた磁石２６の他方磁極面２９が接する部位の磁極とが異極となるように、このキャッチャー体２５にも二つの磁極面２９、２９を備えさせる。
【０１４７】
このようにしておけば、所望の扉１０４の開き位置において、戸当たり具によってこの扉１０４の開き角度を規制させることができると共に、この開き位置において前記キャッチャー体２５と当接部２４とを反発させてこの扉１０４の開き方向への運動エネルギーを減衰させて勢い良く戸当たり具に扉１０４および壁１０５が突き当たらないようにすることができる。
【０１４８】
具体的には、当接部２４の磁石２６の一方磁極面２９とキャッチャー体２５の一方磁極面２９とを同極にしておけば、かかる減衰効果を生じさせることができる。（図２８）
【０１４９】
これに対して、当接部２４の磁石２６の一方磁極面２９とキャッチャー体２５の一方磁極面２９とを異極にしておけば、当接部２４とキャッチャー体２５とを吸着させ合わせて、所望の開き位置での扉１０４の開き状態を維持させることができる。（図２７）
【０１５０】
（その他）
以上に説明した磁石２６をゴム磁石としておけば、磁石２６自体によっても扉１０４の開き方向への運動エネルギーを減衰させることができると共に、この扉１０４の開き方向への反復運動によって早期に磁石２６が痛んだり、割れたりしないようにすることができる。
【０１５１】
【発明の効果】
この発明にかかる戸当たり具によれば、既設の蝶番を利用して、この蝶番の上方に備え付けさせることができることから、歩行や掃除などの邪魔にならず、かつ、外観上目立たない状態で、扉の開き角度の規制をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第一実施例にかかる戸当たり具の分離斜視図
【図２】同備え付け状態を示す斜視図
【図３】同備え付け状態を示す平面図
【図４】同備え付け状態を示す平面図
【図５】図６におけるＡ−Ａ線断面図
【図６】第一アーム１１の底面図
【図７】図６におけるＢ−Ｂ線断面図
【図８】図９におけるＣ−Ｃ線断面図
【図９】第二アーム１２の平面図
【図１０】図９におけるＤ−Ｄ線断面図
【図１１】当接部１３とキャッチャー体１４とを示す斜視構成図
【図１２】当接部１３とキャッチャー体１４とを示す斜視構成図
【図１３】当接部１３とキャッチャー体１４とを示す斜視構成図
【図１４】当接部１３とキャッチャー体１４とを示す斜視構成図
【図１５】第二実施例にかかる戸当たり具の分離斜視図
【図１６】同備え付け状態を示す斜視図
【図１７】同備え付け状態を示す平面図
【図１８】同備え付け状態を示す平面図
【図１９】第一アーム２２の側面図
【図２０】第一アーム２２の底面図
【図２１】図２０におけるＥ−Ｅ線断面図
【図２２】第二アーム２３の平面図
【図２３】第二アーム２３の側面図
【図２４】図２２におけるＦ−Ｆ線断面図
【図２５】当接部２４とキャッチャー体２５とを示す斜視構成図
【図２６】当接部２４とキャッチャー体２５とを示す斜視構成図
【図２７】当接部２４とキャッチャー体２５とを示す斜視構成図
【図２８】当接部２４とキャッチャー体２５とを示す斜視構成図
【符号の説明】
１００　蝶番
１０１　軸穴部
１０４　扉
１０５　壁
１０　軸棒
１０ａ　軸上部
１１　第一アーム
１２　第二アーム
１１ａ、１２ａ　貫通穴
１３　当接部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a door stop which is rotatably provided around a hinge axis by a hinge and is used to regulate an opening angle of a door which removably closes an opening of a building.
[0002]
[Prior art]
The hinge is provided so as to be rotatable about the axis of the hinge, and is provided on the floor as a door stop that regulates the opening angle of the door that removably closes the opening of the building. There is something striking the door in position.
[0003]
Some doors are provided on the upper side of the door on the side opposite to the side where the hinge is attached, and are brought into contact with the wall at a predetermined opening position of the door.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, all of these conventional door stoppers have had a difficulty in being noticeable in appearance.
[0005]
Also, the former floor-installed type obstructs walking and cleaning depending on the installation position.
[0006]
Further, in any type, the regulation of the opening angle of the door cannot be changed as required.
[0007]
Therefore, an object of the present invention is to provide a door stop which is not obstructive, is inconspicuous in appearance, and is capable of varying the opening angle of the door as required.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the invention according to claim 1, the door stop is inserted from above into a hinge shaft hole so as to be a hinge shaft, and in this inserted state, the shaft hole is inserted. A shaft rod that protrudes the upper part of the shaft more,
Along with a through hole through which the upper part of the shaft passes, and a first arm and a second arm that protrude in different directions around the formation position of the through hole,
The first arm is provided with a contact portion to the door on the arm end side, and the second arm is provided with a contact portion to the wall on the arm end side.
[0009]
According to such a configuration, the hinge shaft is pulled out, a shaft rod is inserted into the hinge hole of the hinge in place of the hinge shaft, or the upper right hinge star is removed, and the space where the right star is housed is removed. By inserting the shaft into the hinge shaft and making the shaft all or part of the hinge shaft, by passing the shaft upper part of this shaft through the through hole, the hinge is used at the upper part of the hinge. A door stop can be provided. Since the first arm and the second arm are projected in different directions around the position where the through hole is formed, the contact portion of the first arm abuts on the door, and the contact portion of the second arm is The door is not opened beyond the point where it hits the wall. Since such a door stop is attached using a hinge and without impairing the function of the hinge, it is not obstructive and is not noticeable in appearance.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, the door stop is inserted from above into the shaft hole of the hinge so as to be a hinge shaft, and in this inserted state, the shaft upper portion protrudes from the shaft hole. A spindle rod,
The lower end of the main shaft is connected to the upper part of the main shaft through a connecting portion so as to be spaced substantially from the main shaft and substantially parallel to the main shaft. And the countershaft that is
Along with a through hole through which the counter shaft passes, and a first arm and a second arm that protrude in different directions around the formation position of the through hole,
The first arm is provided with a contact portion to the door on the arm end side, and the second arm is provided with a contact portion to the wall on the arm end side.
[0011]
According to such a configuration, the hinge shaft is pulled out, the spindle shaft is inserted into the hinge shaft hole in place of the hinge shaft, or the upper right hinge star is removed, and the space in which the right star is housed is removed. The main shaft is inserted into the hinge shaft, and the main shaft is used as the whole or a part of the hinge shaft. Then, the counter shaft is passed through the through hole, and the hinge is used at the upper part of the hinge by using the hinge. Can be provided. Since the first arm and the second arm are supported by the counter shaft bar at the location where the through-hole is formed, the space formed between the joint position between the first arm and the second arm and the hinge shaft is formed. Thereby, the contact portions provided on the arm end sides of the first arm and the second arm can be appropriately brought into contact with the door or the wall at a desired open position of the door. Also, the first arm and the second arm can secure a sufficient length between the connection position and the contact portion. In addition, since the first arm and the second arm are projected in different directions around the position where the through hole is formed, the contact portion of the first arm abuts on the door, and the contact of the second arm. The door is not opened beyond the point where the part hits the wall. Since such a door stop is attached using a hinge and without impairing the function of the hinge, it is not obstructive and is not noticeable in appearance.
[0012]
According to the third aspect of the present invention, the door stop is inserted from above into the shaft hole of the hinge so as to be a hinge shaft, and in this inserted state, the shaft upper portion protrudes from the shaft hole. Axle,
A first arm having a through hole provided at one end thereof rotatably combined with the shaft through the shaft upper portion of the shaft, and having a contact portion to the door at the other end;
A through-hole provided at one end of the shaft is rotatably combined with the shaft through a shaft upper portion of the shaft above or below the first arm, and has a contact portion with a wall at the other end. With two arms,
Around the hole surrounding the through hole of the first arm, two or more protrusions are provided at intervals in the direction surrounding the through hole,
Around the hole surrounding the through hole of the second arm, two or more protrusions are provided at intervals in the direction around the through hole,
The protrusions of the second arm are inserted between adjacent protrusions of the first arm so as to mesh with each other, so that the hole peripheral portion of the first arm and the hole peripheral portion of the second arm are in contact with each other. And
[0013]
According to such a configuration, the hinge shaft is pulled out, replaced with the hinge shaft, a shaft rod is inserted into the hinge shaft hole, and the hinge rod is used as the hinge shaft, or the hinge upper portion. Remove the prosthesis, insert the shaft into the space where the prosthesis was housed, and make this shaft all or part of the hinge shaft. By passing the upper portion of the shaft through the through hole of the second arm, the hinge can be provided at the upper portion of the hinge using the hinge. Since such a door stop is attached using a hinge and without impairing the function of the hinge, it is not obstructive and is not noticeable in appearance.
[0014]
Further, the first arm and the second arm constituting the door stop provided in this manner are rotatable about the shaft bar, and the first arm and the second arm are arranged between the adjacent protrusions of the first arm. Since the protrusions of the two arms are inserted so as to mesh with each other, and the hole periphery of the first arm and the hole periphery of the second arm are brought into contact with each other, the first arm and the second arm , The opening angle of the door can be restricted to a desired angle.
[0015]
That is, from the state where the peripheral portion of the hole of the first arm and the peripheral portion of the hole of the second arm are engaged as described above, the upper one of the first arm and the second arm is set to the shaft rod. After disengaging this mesh by moving it upward, the angle between the first arm and the second arm is changed and the hole around the first arm and the hole around the second arm are moved again. Thus, the combined state of the first arm and the second arm can be stably maintained at the changed angle.
[0016]
In the invention according to claim 4, the door stop is inserted from above into the shaft hole of the hinge so as to be a hinge shaft, and in this inserted state, the upper part of the shaft projects from the shaft hole. A spindle rod,
The lower end of the main shaft is connected to the upper part of the main shaft through a connecting portion so as to be spaced substantially from the main shaft and substantially parallel to the main shaft. And the countershaft that is
A first arm having a through-hole provided at one end thereof rotatably combined with the counter shaft through the counter shaft, and having a contact portion with the door at the other end;
A second hole having a contact portion with a wall at the other end portion, which is rotatably combined above or below the first arm with the sub shaft rod through the through hole provided at one end portion; Arm and
Around the hole surrounding the through hole of the first arm, two or more protrusions are provided with an interval between adjacent protrusions in the direction surrounding the through hole,
Around the hole surrounding the through hole of the second arm, two or more protrusions are provided at intervals between adjacent protrusions in the direction surrounding the through hole,
The protrusions of the second arm are inserted between adjacent protrusions of the first arm so as to mesh with each other, so that the hole peripheral portion of the first arm and the hole peripheral portion of the second arm are in contact with each other. And
[0017]
According to such a configuration, the hinge shaft is pulled out, the spindle shaft is inserted into the hinge shaft hole in place of the hinge shaft, or the upper right hinge star is removed, and the space in which the right star is housed is removed. After the main shaft is inserted into the hinge shaft, the main shaft is made all or a part of the hinge shaft, the counter shaft is passed through the through hole of the first arm, and the sub shaft is inserted into the second arm. By passing through the through hole, the hinge can be used to attach a door stop to the upper part of the hinge. Since such a door stop is attached using a hinge and without impairing the function of the hinge, it is not obstructive and is not noticeable in appearance. Since the first arm and the second arm are supported by the counter shaft bar at the location where the through-hole is formed, the space formed between the joint position between the first arm and the second arm and the hinge shaft is formed. Thereby, the contact portions provided on the arm end sides of the first arm and the second arm can be appropriately brought into contact with the door or the wall at a desired open position of the door. Also, the first arm and the second arm can secure a sufficient length between the connection position and the contact portion.
[0018]
Further, the first arm and the second arm which constitute the door stop device provided in this manner are rotatable around the counter shaft bar, and are provided between adjacent protrusions of the first arm. Since the protrusions of the second arm are inserted so as to mesh with each other, and the peripheral portion of the hole of the first arm and the peripheral portion of the hole of the second arm are brought into contact with each other, the first arm and the second arm , The opening angle of the door can be regulated to a desired angle.
[0019]
That is, from the state where the peripheral portion of the hole of the first arm and the peripheral portion of the hole of the second arm are engaged as described above, the upper one of the first arm and the second arm is referred to as the sub shaft. After moving upward along the rod to disengage this engagement, the angle formed between the first arm and the second arm is changed, and the peripheral portion of the hole of the first arm and the peripheral portion of the hole of the second arm are again formed. By engaging as described above, the combined state of the first arm and the second arm can be stably maintained at the changed angle.
[0020]
Also, in the invention according to claim 5, the contact portion of the first arm in the door stop according to claim 1, 2, 3, or 4 has a threaded portion on the first arm. And the abutting body provided at the end opposite to the screw side of the adjusting shaft body into which is screwed.
The contact portion of the second arm is characterized in that it is constituted by a contact member provided at an end of the adjusting shaft having the threaded portion screwed into the first arm, the end being opposite to the screw portion side.
[0021]
According to this configuration, the position of the abutting portion can be adjusted by screwing the adjusting shaft body back and forth and changing the screwing dimension of the screw portion of the adjusting shaft body. Depending on the size of the protrusion, the contact portion of the first arm can properly contact the door, and the contact portion of the second arm can properly contact the wall at a desired open position of the door.
[0022]
In the invention according to claim 6, the contact portion of the first arm in the door stopper according to claim 1, 2, 3, or 4 is attracted to a catcher body provided on the door. And a magnet or a magnet
The contact portion of the second arm includes a magnet or a magnet that is attracted to a catcher body provided on the wall.
[0023]
According to this configuration, at the desired opening position of the door, the opening angle of the door can be restricted by the door stop, and the open state of the door at this opening position is determined by the contact portion with the catcher body. Can be maintained by adsorption.
[0024]
Also, in the invention according to claim 7, a magnet catcher in which the contact portion of the first arm in the door stop according to claim 1, 2, 3, or 4 is provided on the door. A magnetic body or a magnetic body that is attracted to the body, and a contact portion of the second arm is configured to include a magnetic body or a magnetic body that is attracted to a magnet catcher body provided on a wall. It is characterized by having.
[0025]
According to this configuration, at the desired opening position of the door, the opening angle of the door can be regulated by the door stop, and the open state of the door at this opening position is set to the contact portion of the catcher body. Can be maintained by adsorption.
[0026]
Further, in the invention according to claim 8, the contact portion of the first arm in the door stop according to claim 1, 2, 3, or 4 can be rotated by the first arm. While being constituted by the contact body provided in
The contact portion of the second arm is constituted by a contact member rotatably provided on the second arm,
At least a contact portion of the contact portion of the first arm to the door is constituted by a magnet that is attracted to a magnet catcher body provided in the door,
At least a contact portion of the contact portion of the second arm to the wall is constituted by a magnet which is attracted to a magnet catcher body provided on the wall,
By rotating these abutting members, the abutting members repel these catcher members.
[0027]
According to this configuration, at the desired opening position of the door, the opening angle of the door can be restricted by the door stop, and the catcher body and the contact portion are repelled at the opening position to repel the door. The kinetic energy in the opening direction can be attenuated so that the door and the wall do not bump against the door stop.
[0028]
According to a ninth aspect of the present invention, the magnet in the door stop according to the sixth, seventh or eighth aspect is a rubber magnet.
[0029]
According to this configuration, the kinetic energy in the opening direction of the door can be attenuated by the magnet itself, and the magnet is prevented from being damaged or broken early by the repetitive movement in the opening direction of the door. Can be.
[0030]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, typical embodiments of the present invention will be described.
[0031]
The door stop according to this embodiment is provided by a hinge 100 so as to be rotatable about the axis of the hinge 100, and adjusts an opening angle of a door 104 (door) that opensably closes an opening of a building. It is used to regulate. More specifically, such a door stop is provided using the hinge 100 and is used to regulate the opening angle of the door 104.
[0032]
(First embodiment)
1 to 14 show an example of such a door stop.
[0033]
Here, FIG. 1 shows the members constituting the separated door stop together with the main part of the wall 105 and the door 104, and FIG. 2 shows the door stop provided on the hinge 100. The state is shown. 3 shows a state in which the door 104 is not opened in a state where the hinge 100 is provided with a door stop, and FIG. 4 shows a state in which the door 104 opened from the state in FIG. Each state is regulated.
[0034]
5 to 7 show a first arm 11 constituting a door stop, and FIGS. 8 to 10 show a second arm 12 constituting a door stop.
[0035]
FIG. 11 to FIG. 14 are configuration diagrams each showing a modified example of the abutment portion 13 constituting the door stop so as to be easily understood.
[0036]
The door stop according to this embodiment is:
(1) a shaft rod 10;
(2) a first arm 11;
(3) The second arm 12 is provided.
[0037]
(Axle rod 10)
The shaft rod 10 is inserted into the shaft hole 101 of the hinge 100 from above so as to be the axis of the hinge 100, and the shaft upper portion 10 a protrudes from the shaft hole 101 in this inserted state.
[0038]
That is, the shaft rod 10 is configured to be longer than the shaft of the hinge 100 used for attaching the door stop.
[0039]
In the illustrated example, the door stop is attached using the flag hinge 100.
[0040]
Specifically, the artificial stars 102 above and below the hinge 100 are removed, and the axis of the hinge 100 (also referred to as a mandrel or the like) is extracted from the shaft hole 101 (also referred to as a tube or the like) of the hinge 100. After that, the shaft rod 10 is inserted into the shaft hole 101 of the hinge 100 from above, and the artificial star 102 is attached again to the lower part of the hinge 100 so that the shaft 10 becomes the axis of the hinge 100. I do. That is, the pair of springs 103, 103 of the hinge 100 is reassembled with the shaft 10 so that the shaft 10 becomes the axis of the hinge 100.
[0041]
Then, the first arm 11 and the second arm 12 are assembled using the shaft upper portion 10a of the shaft bar 10 replaced with the shaft of the hinge 100 as described below, so that the existing hinge 100 is attached. A door stop is attached using it.
[0042]
When the screw size of the artificial star 102 on the upper side of the hinge 100 into the shaft hole 101 of the hinge 100 is large, the artificial star 102 on the upper side is removed, and the space in which the artificial star 102 has entered is used. The shaft 10 may be inserted. In this case, the shaft rod 10 can be shortened.
[0043]
(First arm 11)
The first arm 11 is rotatably combined with the shaft rod 10 through a shaft upper portion 10a of the shaft rod 10 through a through hole 11a provided at one end, and has a contact portion 13 with a door 104 at the other end. Is provided.
[0044]
The first arm 11 is disposed on the opening destination side of the door 104 by passing the upper shaft portion 10a of the shaft rod 10 through the through hole 11a.
[0045]
In the illustrated example, the first arm 11 is configured to have an L-shape when viewed in a plan view. The first arm 11 is arranged on the opening end side of the door 104 such that the inside of the L-shaped bend is directed to the surface of the door 104 facing the opening end side of the door 104 when the door 104 is opened. It is supposed to be.
[0046]
As a result, only the contact portion 13 provided at the free end of the first arm 11 (specifically, the other end at which the contact portion 13 is provided) is located at the desired open position of the door 104. To be abutted.
[0047]
That is, in the illustrated example, the abutting portion 13 of the door 104 is provided on the side of the free end of the first arm 11 that is on the side inside the bend of the first arm 11.
[0048]
In the illustrated example, the contact portion 13 is provided on a free end portion (that is, the other end portion) of the first arm 11 via an adjustment shaft 13a described later, and abuts on the door 104 at one end surface. It is constituted by a short cylindrical contact member 13 ′.
[0049]
The first arm 11 is provided with two or more protrusions 11b, 11b,... At intervals around the through hole 11a around the through hole 11a.
[0050]
In the illustrated example, the first arm 11 is arranged above the second arm 12. The projection 11b is provided on the lower surface side of the first arm 11 arranged as described above.
[0051]
The two or more protrusions 11b are formed so that the intervals between adjacent protrusions 11b are substantially equal.
[0052]
Each of the projections 11b, 11b,... Is configured to have a flat upper surface and both side surfaces along a virtual ray passing through the hole axis of the through hole 11a, and separate from the through hole 11a. Accordingly, the width of the protrusion 11b in the circumferential direction of the through hole 11a is gradually increased.
[0053]
Each of the protrusions 11b, 11b,... Is configured to have substantially the same size and shape. In the example shown in the figure, eight such protrusions 11b are provided around the hole surrounding the through hole 11a.
[0054]
(Second arm 12)
The second arm 12 is rotatably combined above or below the first arm 11 with the shaft 10 through a shaft upper portion 10a of the shaft 10 through a through hole 12a provided at one end. And a contact portion 13 for contacting the wall 105.
[0055]
The second arm 12 is also disposed on the opening destination side of the door 104 by passing the upper shaft portion 10a of the shaft rod 10 through the through hole 12a.
[0056]
In the illustrated example, the second arm 12 is also configured to have an L-shape in a plan view. The second arm 12 is arranged on the opening destination side of the door 104 such that the inside of the L-shaped bent faces toward the wall 105.
[0057]
Thus, only the contact portion 13 provided at the free end of the second arm 12 (specifically, the other end where the contact portion 13 is provided) comes into contact with the wall 105. .
[0058]
That is, in the illustrated example, the contact portion 13 to the wall 105 is provided on a side portion on the side of the free end portion of the second arm 12 that is inside the bend of the second arm 12.
[0059]
In the illustrated example, the contact portion 13 is provided on a free end portion (that is, the other end portion) of the second arm 12 via an adjustment shaft 13a described later, and abuts against the wall 105 at one end surface. It is constituted by a short cylindrical contact member 13 ′.
[0060]
Further, two or more protrusions 12b, 12b,... Are provided around the hole surrounding the through hole 12a of the second arm 12 at intervals in the direction surrounding the through hole 12a.
[0061]
In the illustrated example, the second arm 12 is arranged below the first arm 11. The protrusion 12b is provided on the upper surface side of the second arm 12 arranged as described above.
[0062]
The two or more protrusions 12b are formed so that the intervals between adjacent protrusions 12b are substantially equal.
[0063]
Are formed so as to have a flat upper surface and both side surfaces along a virtual ray passing through the hole axis of the through hole 12a, and separate from the through hole 12a. Accordingly, the projection 12b is formed so as to gradually increase the width of the projection 12b in the circumferential direction of the through hole 12a.
[0064]
Each of the protrusions 12b, 12b,... Is configured to have substantially the same size and shape. In the example shown in the figure, eight such protrusions 12b are provided around the hole surrounding the through hole 12a.
[0065]
Further, the protrusion 12b of the second arm 12 is configured to have substantially the same size and the same shape as the protrusion 11b of the first arm 11.
[0066]
Thereby, between the adjacent protrusions 11b, 11b of the first arm 11, the inner contour following the outer shape of the protrusion 12b of the second arm 12, which receives the protrusion 12b of the second arm 12 from above, respectively. A recess 11c having a shape is formed, and between the adjacent protrusions 12b, 12b of the second arm 12, the protrusion of the first arm 11 receives the protrusion 11b of the first arm 11 from below. A recess 12c having an inner contour following the outer contour of 11b is formed.
[0067]
That is, the first arm 11 and the second arm 12 are inserted between the adjacent protrusions 11b, 11b of the first arm 11 so as to mesh with the protrusion 12b of the second arm 12, and The hole peripheral portion and the hole peripheral portion of the second arm 12 are combined so as to be in contact with each other.
[0068]
(function)
The shaft of the hinge 100 is pulled out, the shaft 10 is inserted into the shaft hole 101 of the hinge 100 in place of the shaft of the hinge 100, and the shaft 10 is used as the shaft of the hinge 100. The upper part 10a of the shaft is passed through the through hole 11a of the first arm 11, and the upper part 10a of the shaft 10 is passed through the through hole 12a of the second arm 12, so that the hinge 100 can be used above the hinge 100. Then, a door stop can be provided. Since such a door stop is attached using the hinge 100 and without impairing the function of the hinge 100, the door stop does not obstruct the appearance and does not stand out in appearance.
[0069]
Further, the first arm 11 and the second arm 12 constituting the door stop provided in this manner are rotatable about the shaft rod 10 and are adjacent to the first arm 11. The projecting portion 12b of the second arm 12 is inserted between the portions 11b, 11b so as to mesh with each other, so that the peripheral portion of the hole of the first arm 11 and the peripheral portion of the hole of the second arm 12 are brought into contact with each other. Therefore, by changing the angle between the first arm 11 and the second arm 12, the opening angle of the door 104 can be restricted to a desired angle.
[0070]
In other words, from the state where the peripheral portion of the hole of the first arm 11 and the peripheral portion of the hole of the second arm 12 are engaged as described above, the one positioned above the first arm 11 and the second arm 12 Is displaced upward along the shaft rod 10 to disengage the engagement, and then the angle formed between the first arm 11 and the second arm 12 is changed so that the portion around the hole of the first arm 11 and the second By engaging the peripheral portion of the hole of the arm 12 as described above, the combined state of the first arm 11 and the second arm 12 can be stably maintained at the changed angle.
[0071]
For example, when the first arm 11 and the second arm 12 are combined so that they form an angle of 90 degrees, the contact portion 13 of the first arm 11 is 104, and the contact of the door 104 with the contact 13 of the first arm 11 allows the contact 13 of the second arm 12 to strike the wall 105, thereby reducing the 90 degrees. The door 104 can be restricted so as not to open. (FIG. 4)
[0072]
Note that such a door stop is typically used by using any one of the hinges 100 that support the door 104, but two or more hinges 100 are each provided with a door stop. You may use it.
[0073]
(Abutment part 13)
In the illustrated example, the abutting portion 13 of the first arm 11 is provided at an end of the adjusting shaft 13a in which the screw portion 13b is screwed into the first arm 11, opposite to the screw portion 13b side. Abutment body 13 ′,
The contact portion 13 of the second arm 12 is constituted by a contact member 13 ′ provided at an end of the adjustment shaft 13 a having the screw portion 13 b screwed into the first arm 11, opposite to the screw portion 13 b side. It is.
[0074]
In the illustrated example, the adjustment shaft body 13a is configured to have a screw portion 13b at one end and a spherical head 13c at the other end.
[0075]
In the illustrated example, the screw portion 13b of the adjusting shaft 13a is screwed into a screw hole 11d formed at the free end (that is, the other end) of the first arm 11, and the spherical head is formed. The portion 13c is embedded in the contact portion 13 from the end surface side opposite to the contact surface side of the short cylindrical contact portion 13 so as to contact the free end of the first arm 11. A contact portion 13 is provided.
[0076]
The screw portion 13b of the adjusting shaft 13a is screwed into a screw hole 12d formed at the free end (that is, the other end) of the second arm 12, and the spherical head 13c is formed into a short cylindrical shape. The contact portion 13 is provided on the free end of the second arm 12 so as to be embedded in the contact portion 13 from the end surface side opposite to the contact surface side of the contact portion 13.
[0077]
Thus, in the present embodiment, the position of the contact portion 13 can be adjusted by screwing and retracting the adjusting shaft 13a and changing the screwing dimension of the screw portion 13b of the adjusting shaft 13a. The contact portion 13 of the first arm 11 contacts the door 104 at the desired opening position of the door 104, and the contact of the second arm 12 The parts 13 can appropriately abut against the wall 105, respectively.
[0078]
(Variation 1)
The contact portion 13 of the first arm 11 includes a magnet 15 or a magnet 15 that is attracted to a catcher body 14 provided on the door 104, and
The contact portion 13 of the second arm 12 may be configured to include the magnet 15 or the magnet 15 that is attracted to the catcher body 14 provided on the wall 105.
[0079]
For example, as shown in FIG. 11, one end surface of a short cylindrical contact portion 13 is provided with a disk-shaped magnet 15, and the contact surface of the contact portion 13 is provided by the magnet 15. Is formed. At the same time, the catcher body 14 in the form of a plate made of a magnetic material is attached to the door 104 and the wall 105 where the abutting portion 13 abuts on the door 104 and the wall 105 at the desired open position.
[0080]
By doing so, at the desired opening position of the door 104, the opening angle of the door 104 can be regulated by the door stopper, and the open state of the door 104 at this opening position is determined by the catcher body 14 It can be maintained by the suction of the contact portion 13 to the contact.
[0081]
(Variation 2)
The contact portion 13 of the first arm 11 includes a magnetic body 16 or a magnetic body 16 that is attracted to a catcher body 14 made of a magnet 15 provided on the door 104, and
The contact portion 13 of the second arm 12 may be configured to include the magnetic body 16 or the magnetic body 16 that is attracted to the catcher body 14 made of the magnet 15 provided on the wall 105.
[0082]
For example, as shown in FIG. 12, one end surface of the short cylindrical contact portion 13 is provided with a disk-shaped magnetic body 16, and the magnetic body 16 contacts the contact portion 13. A contact surface is formed. At the same time, the plate-shaped catcher body 14 made of the magnet 15 is attached to the door 104 and the wall 105 where the contact portion 13 abuts on the door 104 and the desired opening 104 of the wall 105 at the open position.
[0083]
By doing so, at the desired opening position of the door 104, the opening angle of the door 104 can be regulated by the door stopper, and the open state of the door 104 at this opening position is determined by the catcher body 14 Can be maintained by adsorption to the contact portion 13.
[0084]
(Variation 3)
The contact portion 13 of the first arm 11 is constituted by a contact member 13 ′ rotatably provided on the first arm 11,
A contact portion 13 of the second arm 12 is constituted by a contact body 13 ′ rotatably provided on the second arm 12;
At least a portion of the contact portion 13 ′ of the first arm 11 that contacts the door 104 is constituted by the magnet 15 that is attracted to the catcher body 14 made of the magnet 15 provided on the door 104.
At least a contact portion 13 of the contact member 13 ′ of the second arm 12 with the wall 105 is constituted by a magnet 15 attracted to a catcher body 14 made of a magnet 15 provided on the wall 105,
By rotating these abutting members 13 ′, the abutting members 13 ′ can repel the catcher body 14.
[0085]
For example, as shown in FIG. 13, a shaft body in which a first arm 11 and a contact body 13 ', a second arm 12 and a contact body 13', and a spherical head 13c is embedded in the contact body 13 '. 17 so as to be rotatable.
[0086]
At the same time, the two magnetic pole faces 18, 18 are arranged on one surface of the contact body 13 'such that the magnetic pole on one side and the magnetic pole on the other side of the rotation center of the contact body 13' are mutually different. The plate 15 is provided with a plate-like magnet 15 provided separately, and the magnet 15 forms a contact surface.
[0087]
Further, the plate-shaped catcher body 14 made of the magnet 15 is attached to the door 104 and the wall 105 at a position where the contact portion 13 abuts on the door 104 and the desired opening 104 of the wall 105 at the open position. In the catcher body 14, the magnetic pole at the portion where the one magnetic pole surface 18 of the magnet 15 provided on the contact portion 13 is in contact, and the magnetic pole at the portion where the other magnetic pole surface 18 of the magnet 15 provided on the contact portion 13 is in contact This catcher body 14 is also provided with two magnetic pole faces 18 so that the magnetic poles have different polarities.
[0088]
By doing so, the opening angle of the door 104 can be regulated by the door stop at the desired opening position of the door 104, and the catcher body 14 and the contact portion 13 are repelled at the opening position. Thus, the kinetic energy in the opening direction of the door 104 is attenuated, and the door 104 and the wall 105 can be prevented from vigorously hitting the door stop.
[0089]
Specifically, if the one pole face 18 of the magnet 15 of the contact portion 13 and the one pole face 18 of the catcher body 14 have the same polarity, such a damping effect can be produced. (FIG. 14)
[0090]
On the other hand, if the one magnetic pole surface 18 of the magnet 15 of the contact portion 13 and the one magnetic pole surface 18 of the catcher body 14 have different polarities, the contact portion 13 and the catcher body 14 are attracted to each other, The open state of the door 104 at the desired open position can be maintained. (FIG. 13)
[0091]
(Other)
If the magnet 15 described above is a rubber magnet, the kinetic energy of the door 104 in the opening direction can be attenuated by the magnet 15 itself, and the magnet 15 can be quickly moved by the repetitive movement of the door 104 in the opening direction. But it doesn't hurt or crack.
[0092]
(Second embodiment)
15 to 28 show another example of such a door stop.
[0093]
Here, FIG. 15 shows the members constituting the separated door stop together with the main parts of the wall 105 and the door 104, and FIG. 16 shows the door stop attached to the hinge 100. The state is shown. 17 shows a state in which the door 104 is not opened when the hinge 100 is provided with a door stop, and FIG. 18 shows a state in which the door 104 opened from the state in FIG. Each state is regulated.
[0094]
19 to 21 show the first arm 22 constituting the door stop, and FIGS. 22 to 24 show the second arm 23 constituting the door stop.
[0095]
Further, FIGS. 25 to 28 are configuration diagrams showing modified examples of the contact portion 13 constituting the door stop so as to be easily understood.
[0096]
The door stop according to this embodiment is:
(1) a spindle rod 20;
(2) counter shaft rod 21,
(3) a first arm 22;
(4) The second arm 23 is provided.
[0097]
(Spindle bar 20)
The main shaft 20 is inserted from above into the shaft hole 101 of the hinge 100 so as to be the axis of the hinge 100, and in this inserted state, the shaft upper portion 20a is projected from the shaft hole 101.
[0098]
That is, the main shaft bar 20 is configured to be longer than the shaft of the hinge 100 used for attaching the door stop.
[0099]
In the illustrated example, the door stop is attached using the flag hinge 100.
[0100]
Specifically, the artificial stars 102 above and below the hinge 100 are removed, and the axis of the hinge 100 (also referred to as a mandrel or the like) is extracted from the shaft hole 101 (also referred to as a tube or the like) of the hinge 100. After that, the main shaft 20 is inserted into the shaft hole 101 of the hinge 100 from above, and the artificial star 102 is attached to the lower portion of the hinge 100 again, so that the main shaft 20 becomes the axis of the hinge 100. I do. That is, the pair of springs 103, 103 of the hinge 100 is reassembled by the spindle 20 by the spindle 20, so that the spindle 20 becomes the axis of the hinge 100.
[0101]
When the screw size of the artificial star 102 on the upper side of the hinge 100 into the shaft hole 101 of the hinge 100 is large, the artificial star 102 on the upper side is removed, and the space in which the artificial star 102 has entered is used. The main shaft 20 may be inserted. In this case, the main shaft 20 can be shortened.
[0102]
(Counter shaft 21)
The counter shaft bar 21 is spaced from the main shaft bar 20 at the lower end via a connecting portion 21a with respect to the upper shaft portion 20a of the main shaft bar 20 so as to be substantially parallel to the main shaft bar 20. Are connected to each other and arranged on the opening destination side of the door 104.
[0103]
Then, the first arm 22 and the second arm 23 are assembled using the counter shaft rod 21 as described later, and the door stop is attached using the existing hinge 100.
[0104]
(First arm 22)
The first arm 22 is rotatably combined with the sub-shaft bar 21 through the sub-shaft bar 21 through a through hole 22a provided at one end, and has a contact portion 24 with the door 104 at the other end. Configuration.
[0105]
The first arm 22 is disposed on the opening side of the door 104 by passing the counter shaft 21 through the through hole 22a.
[0106]
In the illustrated example, the first arm 22 is configured to have a rectangular plate shape when viewed in a plan view.
[0107]
Since the one end of the first arm 22 is supported by the counter shaft rod 21, its free end (specifically, the distance between the axis of the hinge 100 and one end of the first arm 22) is determined. The contact portion 24 provided at the other end where the contact portion 24 is provided) can be positioned so as to appropriately contact the door 104 at a desired open position of the door 104. Has become.
[0108]
In the illustrated example, the contact portion 24 is provided on a free end portion (that is, the other end portion) of the first arm 22 via an adjustment shaft 24a described later, and abuts on the door 104 at one end surface. It is constituted by a short cylindrical contact member 24 '.
[0109]
The first arm 22 is provided with two or more projections 22b, 22b,... At intervals around the through hole 22a in the direction around the through hole 22a.
[0110]
In the illustrated example, the first arm 22 is arranged above the second arm 23. The projection 22b is provided on the lower surface side of the first arm 22 arranged as described above.
[0111]
The two or more protrusions 22b are formed so that the intervals between adjacent protrusions 22b are substantially equal.
[0112]
Are formed so as to have a flat upper surface and both side surfaces along a virtual ray passing through the hole axis of the through hole 22a, and separate from the through hole 22a. Accordingly, the width of the protrusion 22b in the circumferential direction of the through hole 22a is gradually increased.
[0113]
Each of the protrusions 22b, 22b,... Is configured to have substantially the same size and shape. In the illustrated example, eight such protrusions 22b are provided at the periphery of the hole surrounding the through hole 22a.
[0114]
(Second arm 23)
The second arm 23 passes through the through hole 23a provided at one end of the second arm 23 and is rotatably combined with the counter shaft 21 so as to be rotatable above or below the first arm 22. The structure includes a contact portion 24 for contacting the reference numeral 105.
[0115]
The second arm 23 is also arranged on the opening destination side of the door 104 by passing the counter shaft 21 through the through hole 23a.
[0116]
In the illustrated example, the second arm 23 is also configured to have a rectangular plate shape in a plan view.
[0117]
Since one end of the second arm 23 is supported by the countershaft bar 21, its free end (specifically, the distance between the axis of the hinge 100 and one end of the first arm 22) is determined. The contact portion 24 provided at the other end where the contact portion 24 is provided can be positioned so as to appropriately contact the wall 105 at a desired open position of the door 104. ing.
[0118]
In the illustrated example, the contact portion 24 is provided on a free end portion (that is, the other end portion) of the second arm 23 via an adjustment shaft 24a described later, and abuts against the wall 105 at one end surface. It is constituted by a short cylindrical contact member 24 '.
[0119]
Further, two or more protrusions 23b, 23b,... Are provided around the hole around the through hole 23a of the second arm 23 at intervals in the direction around the through hole 23a.
[0120]
In the illustrated example, the second arm 23 is arranged below the first arm 22. The protrusion 23b is provided on the upper surface side of the second arm 23 arranged as described above.
[0121]
The two or more projections 23b are formed so that the intervals between adjacent projections 23b are substantially equal.
[0122]
Are formed so as to have a flat upper surface and both side surfaces along a virtual ray passing through the hole axis of the through hole 23a, and separate from the through hole 23a. Therefore, the width of the protrusion 23b in the circumferential direction of the through hole 23a is gradually increased.
[0123]
Each of the projections 23b, 23b,... Is configured to have substantially the same size and shape. In the example shown in the figure, eight such projections 23b are provided around the hole surrounding the through hole 23a.
[0124]
Further, the protrusion 23b of the second arm 23 is configured to have substantially the same size and shape as the protrusion 22b of the first arm 22.
[0125]
Thereby, between the adjacent projections 22b, 22b of the first arm 22, the inner contour following the outer shape of the projection 23b of the second arm 23, which receives the projection 23b of the second arm 23 from above, respectively. A recess 22c having a shape is formed, and between the adjacent protrusions 23b, 23b of the second arm 23, the protrusion of the first arm 22 receives the protrusion 22b of the first arm 22 from below. A recess 23c having an inner contour following the outer contour of 22b is formed.
[0126]
That is, the first arm 22 and the second arm 23 are inserted between the adjacent projections 22b, 22b of the first arm 22 so as to mesh with the projections 23b of the second arm 23, and The hole peripheral portion and the hole peripheral portion of the second arm 23 are combined so as to be in contact with each other.
[0127]
(function)
The axis of the hinge 100 is extracted, the main shaft 20 is inserted into the shaft hole 101 of the hinge 100 instead of the axis of the hinge 100, and the sub-shaft 21 is moved from the state where the main shaft 20 is used as the axis of the hinge 100. By passing through the through hole 22a of the one arm 22 and passing the coaxial rod 21 through the through hole 23a of the second arm 23, a door stop is provided on the upper part of the hinge 100 using the hinge 100. Can be. Since such a door stop is attached using the hinge 100 and without impairing the function of the hinge 100, the door stop does not obstruct the appearance and does not stand out in appearance.
[0128]
In addition, the first arm 22 and the second arm 23 constituting the door stop provided in this manner are rotatable about the main shaft 20 and are adjacent to the first arm 22. The projecting portion 23b of the second arm 23 is inserted between the portions 22b and 22b so as to mesh with each other, so that the hole peripheral portion of the first arm 22 and the hole peripheral portion of the second arm 23 come into contact with each other. Therefore, by changing the angle between the first arm 22 and the second arm 23, the opening angle of the door 104 can be restricted to a desired angle.
[0129]
In other words, from the state where the peripheral portion of the hole of the first arm 22 and the peripheral portion of the hole of the second arm 23 are engaged with each other, Is displaced upward along the counter shaft rod 21 to disengage the engagement. Then, the angle formed between the first arm 22 and the second arm 23 is changed, and the hole peripheral portion of the first arm 22 and the second By engaging the peripheral portion of the hole of the second arm 23 as described above, the combined state of the first arm 22 and the second arm 23 can be stably maintained at the changed angle.
[0130]
For example, by combining the first arm 22 and the second arm 23 so as to form an angle of 90 degrees, the abutting portion 24 of the first arm 22 can be opened at the position where the door 104 is opened 90 degrees. 104, and the abutment of the door 104 against the abutment 24 of the first arm 22 allows the abutment 24 of the second arm 23 to abut against the wall 105, thereby reducing 90 degrees. The door 104 can be restricted so as not to open. (FIG. 18)
[0131]
Note that such a door stop is typically used by using any one of the hinges 100 that support the door 104, but two or more hinges 100 are each provided with a door stop. You may use it.
[0132]
(Abutment part 24)
In the illustrated example, the abutting portion 24 of the first arm 22 is provided at an end of the adjusting shaft 24a, in which the screw portion 24b is screwed into the first arm 22, opposite to the screw portion 24b side. Abutment body 24 ′,
The contact portion 24 of the second arm 23 is constituted by a contact member 24 ′ provided at the end of the adjusting shaft 24 a having the screw portion 24 b screwed into the first arm 22, opposite to the screw portion 24 b side. It is.
[0133]
In the illustrated example, the adjustment shaft 24a is configured to have a threaded portion 24b at one end and a spherical head 24c at the other end.
[0134]
In the illustrated example, the screw portion 24b of the adjusting shaft 24a is screwed into a screw hole 22d formed in the free end (that is, the other end) of the first arm 22, and the spherical head is formed. The portion 24c is embedded in the contact portion 24 from the end surface side opposite to the contact surface side of the short cylindrical contact portion 24 so as to contact the free end of the first arm 22. A contact portion 24 is provided.
[0135]
The screw portion 24b of the adjusting shaft 24a is screwed into a screw hole 23d formed at the free end (that is, the other end) of the second arm 23, and the spherical head 24c is formed into a short cylindrical shape. The contact portion 24 is provided on the free end of the second arm 23 so as to be embedded in the contact portion 24 from the end surface side opposite to the contact surface side of the contact portion 24.
[0136]
Thus, in this embodiment, the position of the contact portion 24 can be adjusted by screwing and retracting the adjusting shaft 24a and changing the screwing dimension of the screw portion 24b of the adjusting shaft 24a. The contact portion 24 of the first arm 22 contacts the door 104 at the desired opening position of the door 104, and the contact of the second arm 23 The parts 24 can appropriately abut the wall 105 respectively.
[0137]
(Variation 1)
The contact portion 24 of the first arm 22 includes a magnet 26 or a magnet 26 that is attracted to a catcher body 25 provided on the door 104, and
The contact portion 24 of the second arm 23 may be configured to include a magnet 26 or a magnet 26 that is attracted to a catcher body 25 provided on the wall 105.
[0138]
For example, as shown in FIG. 25, one end surface of a short cylindrical contact portion 24 is provided with a disk-shaped magnet 26, and the contact surface of the contact portion 24 is provided by the magnet 26. Is formed. At the same time, the plate-shaped catcher body 25 made of the magnetic material 27 is attached to the door 104 and the wall 105 at the position where the contact portion 24 abuts on the door 104 and the desired door 104 at the open position.
[0139]
By doing so, the opening angle of the door 104 can be regulated by the door stop at the desired opening position of the door 104, and the open state of the door 104 at this opening position is determined by the catcher body 25. It can be maintained by the suction of the contact part 24 to the contact.
[0140]
(Variation 2)
The contact portion 24 of the first arm 22 includes a magnetic body 27 or a magnetic body 27 that is attracted to a catcher body 25 made of a magnet 26 provided on the door 104, and
The contact portion 24 of the second arm 23 may be configured to include a magnetic body 27 or a magnetic body 27 that is attracted to a catcher body 25 made of a magnet 26 provided on the wall 105.
[0141]
For example, as shown in FIG. 26, one end surface of a short cylindrical contact portion 24 is provided with a disk-shaped magnetic body 27, and the magnetic body 27 contacts the contact section 24. A contact surface is formed. At the same time, the plate-like catcher body 25 made of the magnet 26 is attached to the door 104 and the wall 105 where the contact portion 24 abuts at a desired position of the door 104 and the wall 105 at the open position.
[0142]
By doing so, the opening angle of the door 104 can be regulated by the door stop at the desired opening position of the door 104, and the open state of the door 104 at this opening position is determined by the catcher body 25. Can be maintained by adsorption to the contact portion 24.
[0143]
(Variation 3)
The contact portion 24 of the first arm 22 is constituted by a contact member 24 ′ rotatably provided on the first arm 22,
The contact portion 24 of the second arm 23 is constituted by a contact member 24 ′ rotatably provided on the second arm 23,
At least a contact portion 24 of the contact member 24 ′ of the first arm 22 to the door 104 is provided with a magnet 26 or a magnet 26 attracted to a catcher body 25 made of a magnet 26 provided on the door 104. Along with
At least a contact portion 24 of the contact member 24 ′ of the second arm 23 to the wall 105 is provided with a magnet 26 or a magnet 26 that is attracted to a catcher body 25 made of a magnet 26 provided on the wall 105. Yes,
By rotating these abutting members 24 ′, the abutting members 24 ′ can repel the catcher body 25.
[0144]
For example, as shown in FIG. 27, a shaft body in which a first arm 22 and a contact body 24 'and a second arm 23 and a contact body 24' are embedded, and a spherical head 24c is embedded in the contact body 24 '. To be rotatable around the center.
[0145]
At the same time, the two magnetic pole surfaces 29, 29 are divided on one surface of the contact portion 24 such that the magnetic pole on one side and the magnetic pole on the other side of the rotation center of the contact portion 24 are different from each other. A plate-like magnet 26 is provided, and the magnet 26 forms a contact surface.
[0146]
Furthermore, the plate-like catcher body 25 made of the magnet 26 is attached to a portion of the door 104 and the wall 105 where the contact portion 24 abuts on the door 104 and the desired opening 104 of the wall 105 at the open position. In the catcher body 25, a magnetic pole at a portion where one magnetic pole surface 29 of the magnet 26 provided on the contact portion 24 is in contact, and a magnetic pole at a portion where the other magnetic pole surface 29 of the magnet 26 provided on the contact portion 24 is in contact. The catcher body 25 is also provided with two magnetic pole faces 29, 29 so that the magnetic poles have different polarities.
[0147]
By doing so, the opening angle of the door 104 can be regulated by the door stop at the desired opening position of the door 104, and the catcher body 25 and the contact portion 24 are repelled at this opening position. Thus, the kinetic energy in the opening direction of the door 104 is attenuated, and the door 104 and the wall 105 can be prevented from vigorously hitting the door stop.
[0148]
Specifically, if the one magnetic pole surface 29 of the magnet 26 of the contact portion 24 and the one magnetic pole surface 29 of the catcher body 25 have the same polarity, such a damping effect can be produced. (FIG. 28)
[0149]
On the other hand, if the one magnetic pole surface 29 of the magnet 26 of the contact portion 24 and the one magnetic pole surface 29 of the catcher body 25 have different polarities, the contact portion 24 and the catcher body 25 are attracted to each other, The open state of the door 104 at the desired open position can be maintained. (FIG. 27)
[0150]
(Other)
If the magnet 26 described above is a rubber magnet, the kinetic energy in the opening direction of the door 104 can be attenuated by the magnet 26 itself, and the magnet 26 can be quickly moved by the repetitive movement of the door 104 in the opening direction. But it doesn't hurt or crack.
[0151]
【The invention's effect】
According to the door stop according to the present invention, it is possible to use the existing hinge and to install it above the hinge, so that it does not hinder walking or cleaning, and is inconspicuous in appearance, The opening angle of the door can be regulated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a door stop according to a first embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing the same mounting state.
FIG. 3 is a plan view showing the same mounting state.
FIG. 4 is a plan view showing the mounting state of the same.
FIG. 5 is a sectional view taken along line AA in FIG. 6;
FIG. 6 is a bottom view of the first arm 11.
FIG. 7 is a sectional view taken along line BB in FIG. 6;
8 is a sectional view taken along line CC in FIG. 9;
FIG. 9 is a plan view of the second arm 12.
FIG. 10 is a sectional view taken along line DD in FIG. 9;
FIG. 11 is a perspective configuration diagram showing an abutting portion 13 and a catcher body 14.
FIG. 12 is a perspective configuration diagram showing an abutting portion 13 and a catcher body 14.
FIG. 13 is a perspective configuration diagram showing an abutting portion 13 and a catcher body 14.
FIG. 14 is a perspective configuration diagram showing an abutment portion 13 and a catcher body 14.
FIG. 15 is an exploded perspective view of a door stop according to a second embodiment.
FIG. 16 is a perspective view showing the same mounting state.
FIG. 17 is a plan view showing the same mounting state.
FIG. 18 is a plan view showing the mounted state.
FIG. 19 is a side view of the first arm 22.
20 is a bottom view of the first arm 22. FIG.
21 is a sectional view taken along line EE in FIG. 20;
FIG. 22 is a plan view of a second arm 23;
23 is a side view of the second arm 23. FIG.
FIG. 24 is a sectional view taken along line FF in FIG. 22;
FIG. 25 is a perspective configuration diagram showing an abutting portion 24 and a catcher body 25.
FIG. 26 is a perspective configuration diagram showing an abutting portion 24 and a catcher body 25;
FIG. 27 is a perspective view showing a contact portion 24 and a catcher body 25.
FIG. 28 is a perspective configuration diagram showing an abutting portion 24 and a catcher body 25.
[Explanation of symbols]
100 hinge
101 Shaft hole
104 door
105 wall
10 shaft rod
10a Upper shaft
11 First arm
12 Second arm
11a, 12a Through hole
13 Contact section

Claims (9)

蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる軸棒と、前記軸棒の軸上部の通される貫通穴と、この貫通穴の形成位置を中心にそれぞれ異なる向きに突き出す第一アーム及び第二アームとを有していると共に、
この第一アームのアーム端側に扉への当接部が備えられ、かつ、この第二アームのアーム端側に壁への当接部が備えられていることを特徴とする戸当たり具。A shaft rod that is inserted from above into a hinge shaft hole so as to be a hinge shaft, and a shaft that projects the shaft upper part from the shaft hole in this inserted state, and a through hole through which the shaft upper part of the shaft passes. Along with having a first arm and a second arm that protrude in different directions around the formation position of the through hole,
A door stop, wherein a contact portion to a door is provided on an arm end side of the first arm, and a contact portion to a wall is provided on an arm end side of the second arm. 蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる主軸棒と、
この主軸棒との間に間隔を開け、かつ、この主軸棒とほぼ平行をなすように、主軸棒の軸上部に対して連接部を介して下端側を連接されて扉の開放先側に配される副軸棒と、
前記副軸棒の通される貫通穴と、この貫通穴の形成位置を中心にそれぞれ異なる向きに突き出す第一アーム及び第二アームとを有していると共に、
この第一アームのアーム端側に扉への当接部が備えられ、かつ、この第二アームのアーム端側に壁への当接部が備えられていることを特徴とする戸当たり具。A spindle rod that is inserted from above into a hinge shaft hole so as to be a hinge shaft, and that protrudes the shaft upper part from the shaft hole in this inserted state,
The lower end of the main shaft is connected to the upper part of the main shaft through a connecting portion so as to be spaced substantially from the main shaft and substantially parallel to the main shaft. And the countershaft that is
Along with a through hole through which the counter shaft passes, and a first arm and a second arm that protrude in different directions around the formation position of the through hole,
A door stop, wherein a contact portion to a door is provided on an arm end side of the first arm, and a contact portion to a wall is provided on an arm end side of the second arm. 蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる軸棒と、一端部に設けられた貫通穴に前記軸棒の軸上部を通してこの軸棒に回動可能に組み合わされると共に、他端部に扉への当接部を備えた第一アームと、
一端部に設けられた貫通穴に前記軸棒の軸上部を通してこの軸棒に第一アームの上方又は下方において回動可能に組み合わされると共に、他端部に壁への当接部を備えた第二アームとを備えており、
第一アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部が設けられていると共に、
第二アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて間に間隔を開けて二以上の突部が設けられており、
この第一アームの隣り合う突部間に第二アームの突部を噛み合わせるように入れ込ませて第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とが接し合わされていることを特徴とする戸当たり具。A shaft rod which is inserted from above into a shaft hole of the hinge so as to be a hinge shaft, and in which the shaft upper portion protrudes from the shaft hole in this inserted state, and a shaft of the shaft rod which is inserted into a through hole provided at one end. A first arm that is rotatably combined with the shaft through the upper portion and has a contact portion with the door at the other end;
A through-hole provided at one end of the shaft is rotatably combined with the shaft through a shaft upper portion of the shaft above or below the first arm, and has a contact portion with a wall at the other end. With two arms,
Around the hole surrounding the through hole of the first arm, two or more protrusions are provided at intervals in the direction surrounding the through hole,
Around the hole surrounding the through hole of the second arm, two or more protrusions are provided at intervals in the direction around the through hole,
The protrusions of the second arm are inserted between adjacent protrusions of the first arm so as to mesh with each other, so that the hole peripheral portion of the first arm and the hole peripheral portion of the second arm are in contact with each other. And the door stop. 蝶番の軸となるように蝶番の軸穴部に上部から差し入れられると共に、この差し入れ状態において軸穴部より軸上部を突き出させる主軸棒と、
この主軸棒との間に間隔を開け、かつ、この主軸棒とほぼ平行をなすように、主軸棒の軸上部に対して連接部を介して下端側を連接されて扉の開放先側に配される副軸棒と、
一端部に設けられた貫通穴に前記副軸棒を通してこの副軸棒に回動可能に組み合わされると共に、他端部に扉への当接部を備えた第一アームと、
一端部に設けられた貫通穴に前記副軸棒を通してこの副軸棒に第一アームの上方又は下方において回動可能に組み合わされると共に、他端部に壁への当接部を備えた第二アームとを備えており、
第一アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて隣り合う突部との間に間隔を開けて二以上の突部が設けられていると共に、
第二アームの貫通穴を巡る穴周辺部分には、この貫通穴を巡る向きにおいて隣り合う突部との間に間隔を開けて二以上の突部が設けられており、
この第一アームの隣り合う突部間に第二アームの突部を噛み合わせるように入れ込ませて第一アームの穴周辺部分と第二アームの穴周辺部分とが接し合わされていることを特徴とする戸当たり具。A spindle rod that is inserted from above into a hinge shaft hole so as to be a hinge shaft, and that protrudes the shaft upper part from the shaft hole in this inserted state,
The lower end of the main shaft is connected to the upper part of the main shaft through a connecting portion so as to be spaced substantially from the main shaft and substantially parallel to the main shaft. And the countershaft that is
A first arm having a through-hole provided at one end thereof rotatably combined with the counter shaft through the counter shaft, and having a contact portion with the door at the other end;
A second hole having a contact portion with a wall at the other end portion, which is rotatably combined above or below the first arm with the sub shaft rod through the through hole provided at one end portion; Arm and
Around the hole surrounding the through hole of the first arm, two or more protrusions are provided with an interval between adjacent protrusions in the direction surrounding the through hole,
Around the hole surrounding the through hole of the second arm, two or more protrusions are provided at intervals between adjacent protrusions in the direction surrounding the through hole,
The protrusions of the second arm are inserted between adjacent protrusions of the first arm so as to mesh with each other, so that the hole peripheral portion of the first arm and the hole peripheral portion of the second arm are in contact with each other. And the door stop. 第一アームの当接部が、この第一アームにネジ部をねじ込ませたアジャスト軸体のネジ部側と反対の端部に備え付けられた当接体によって構成してあると共に、
第二アームの当接部が、この第一アームにネジ部をねじ込ませたアジャスト軸体のネジ部側と反対の端部に備え付けられた当接体によって構成してあることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具。The contact portion of the first arm is constituted by a contact member provided at an end opposite to the screw portion side of the adjusting shaft body in which the screw portion is screwed into the first arm,
The contact portion of the second arm is constituted by a contact member provided at an end opposite to the screw portion side of the adjusting shaft body in which the screw portion is screwed into the first arm. The door stop according to claim 1, 2, 3, or 4. 第一アームの当接部が扉に備えられるキャッチャー体に吸着する磁石又は磁石を備えて構成されていると共に、
第二アームの当接部が壁に備えられるキャッチャー体に吸着する磁石又は磁石を備えて構成されていることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具。The contact portion of the first arm is configured to include a magnet or a magnet that is attracted to a catcher body provided on the door,
5. The door according to claim 1, wherein the contact portion of the second arm is provided with a magnet or a magnet that is attracted to a catcher body provided on the wall. Hit tool. 第一アームの当接部が扉に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁性体又は磁性体を備えて構成されていると共に、
第二アームの当接部が壁に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁性体又は磁性体を備えて構成されていることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具。The contact portion of the first arm is configured to include a magnetic body or a magnetic body that is attracted to a magnet catcher body provided in the door, and
The contact portion of the second arm is provided with a magnetic material or a magnetic material that is attracted to a catcher body made of magnet provided on the wall, and is configured. The door stop according to claim 4. 第一アームの当接部が、この第一アームに回転可能に備え付けられた当接体によって構成してあると共に、
第二アームの当接部が、この第二アームに回転可能に備え付けられた当接体によって構成してあり、
前記第一アームの当接体における少なくとも扉への当接部分が扉に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁石により構成されていると共に、
前記第二アームの当接体における少なくとも壁への当接部分が壁に備えられる磁石製のキャッチャー体に吸着される磁石により構成されており、
これらの当接体を回転させることにより、これらキャッチャー体にこれら当接体が反発するようにしてあることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の戸当たり具。The contact portion of the first arm is constituted by a contact body rotatably provided on the first arm,
The contact portion of the second arm is constituted by a contact member rotatably provided on the second arm,
At least a contact portion of the contact portion of the first arm to the door is constituted by a magnet that is attracted to a magnet catcher body provided in the door,
At least a contact portion of the contact portion of the second arm to the wall is constituted by a magnet which is attracted to a magnet catcher body provided on the wall,
The door stop according to claim 1, 2 or 3, wherein the contact body is repelled to the catcher body by rotating the contact body. Utensils. 磁石がゴム磁石であることを特徴とする請求項６、請求項７又は請求項８記載の戸当たり具。9. The door stop according to claim 6, wherein the magnet is a rubber magnet.
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