JP2004018829A

JP2004018829A - Bitter taste inhibitor for mint flavor

Info

Publication number: JP2004018829A
Application number: JP2002180347A
Authority: JP
Inventors: Masaki Iso; 磯　雅樹; Toshitsugu Suzuki; 鈴木　寿嗣
Original assignee: T Hasegawa Co Ltd
Current assignee: T Hasegawa Co Ltd
Priority date: 2002-06-20
Filing date: 2002-06-20
Publication date: 2004-01-22

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bitter taste inhibitor effectively inhibiting bitter taste while it does not affect refreshing feeling of mint flavor, such as menthol, peppermint oil, and spearmint oil, etc., and mint flavor compositions compounded with the bitter taste inhibitor, and mint flavor powders. <P>SOLUTION: This bitter taste inhibitor for mint flavor contains an edible fat and oil as its effective component, and as an example, the method for inhibiting the bitter taste of the mint flavor is characterized by that a butter oil as the edible fat and oil is added to the mint flavor as a bitter taste inhibitor. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メントール、ペパーミントオイル、薄荷油、スペアミントオイルなどのミント系香料の苦味抑制剤に関する。更に詳しくは本発明は、苦味が抑制され、清涼感の増強されたミント系香料組成物およびミント系香料粉末に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、メントール、ペパーミントオイル、薄荷油、スペアミントオイルなどのミント系香料は、ヒトの表皮膜、特に口腔、鼻、喉に冷たい感じ及び／又は爽やかな感じを与える、いわゆる清涼剤としてキャンディー、ガム、菓子、歯磨、化粧品、医薬品等に幅広く用いられている。これらのミント系香料を多量に使用することにより清涼感は増強される反面、ミント系香料に由来する苦味が強くなり使用上の問題点があった。
【０００３】
ミント系香料に由来する苦味を抑制する方法としては、例えば、ジテルペン骨格を有する甘味配糖体を添加する方法（特公昭６１−６８０２号公報）、ジペプチト系甘味料を配合する方法（特開平２−１７７８７０号公報）、メントールにシス−メンテノールを添加して苦味を抑え清涼感を増強する方法（特公昭４８−８８１９号公報）、ガムベース、甘味料、メントールおよびＮ−置換−カルボキシアミドからなるチューインガム組成物（特開平３−５３８４９号公報）、メントールに特定量のアネトールを配合したサッカリン無配合歯磨組成物（特公昭５４−３１０４６号公報）、メントールとエタノールを特定の割合で配合した練歯磨（特開昭４９−１０１５４６号公報）、メントールとα−アミノ酸を含有する口腔用洗浄剤（特開昭５９−２９６１３号公報）、ミント系香料にポリゴジアールを添加する香味の改善方法（特開平７−１４５３９８号公報）などが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来提案されている方法ではミント系香料に由来する苦味を抑制する効果が不十分であったり、添加剤の香味が付与されるなど十分満足できるものではなかった。
【０００５】
従って、本発明の目的は、メントール、ペパーミントオイル、薄荷油、スペアミントオイルなどのミント系香料の苦味を効果的に抑制し、持続性のある清涼感を付与することができる苦味抑制剤および該苦味抑制剤を含有するミント系香料組成物を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上述の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、今回、ミント系香料に食用油脂、特にバターオイルを配合することにより、清涼感には何ら影響を及ぼさずに苦味を効果的に抑制することができることを見いだし本発明を完成するに至った。
【０００７】
かくして、本発明によれば、食用油脂、特にバターオイルを有効成分として含有することを特徴とするミント系香料の苦味抑制剤が提供される。
【０００８】
また本発明は、ミント系香料に、前記の苦味抑制剤を添加することを特徴とするミント系香料の苦味抑制方法を提供するものである。
【０００９】
さらに本発明は、前記の苦味抑制剤を、ミント系香料１重量部に対して０．０１〜３重量部添加してなるミント系香料組成物が提供される。
【００１０】
さらにまた本発明は、前記の苦味抑制剤、ミント系香料および粉末化基材を含有する水溶液を乾燥してなるミント系香料粉末を提供するものである。
【００１１】
またさらに本発明は、前記の苦味抑制剤、ミント系香料および粉末化基材を含有する水溶液を乾燥することを特徴とするミント系香料粉末の製造方法が提供される。
【００１２】
以下、本発明について更に詳細に説明する。
【００１３】
【発明の実施の形態】
本発明におけるミント系香料とは、清涼感を付与することができる香料成分であり、例えば、メントール、ペパーミントオイル、薄荷油、スペアミントオイルおよびそれらの２種以上の混合物である。
【００１４】
本発明は、食用油脂を有効成分として含有する上記のミント系香料の苦味抑制剤である。
【００１５】
食用油脂を具体的に示せば、例えば、大豆油、菜種油、パーム油、パーム核油、ヒマワリ油、綿実油、ヤシ油、落花生油、オリーブ油、ゴマ油、米ぬか油、サフラワー油などの植物油脂類およびそれらの硬化油；牛脂、ラードなどの動物脂類及びそれらの硬化油；バターオイルなどの乳脂類；中鎖脂肪酸トリグリセライド（ＭＣＴ）などを挙げることができ、これらを単独または２種以上併用して使用することができる。特にバターオイルがミント系香料の苦味を効果的に抑制でき好適である。
【００１６】
本発明は、ミント系香料に上述した食用油脂を配合してミント系香料組成物とすることができる。食用油脂はミント系香料１重量部に対して０．０１〜３重量部、好ましくは０．０４〜２重量部である。食用油脂の配合割合が０．０１重量部未満ではミント系香料の苦味を抑制する効果を発揮することができず、３重量部を超える範囲ではミント系香料の清涼感が抑えられ好ましくない。本発明のミント系香料組成物には、清涼感に影響を及ぼさない範囲で、通常使用されている、例えば、天然香料、合成香料、抗酸化剤などを適宜配合することができる。
【００１７】
本発明の苦味抑制剤に、ミント系香料および粉末化基材を含有する水溶液を乾燥して苦味の抑制されたミント系香料粉末とすることができる。かかる粉末化基材としては通常粉末化の際に使用されているものを用いることができ、例えば、砂糖、乳糖、ブドウ糖、水飴、還元水飴等の糖類；糖アルコール類；デキストリン等の各種デンプン分解物およびデンプン誘導体、デンプン、ゼラチン、アラビアガム等の天然ガム類、水溶性ヘミセルロース、脂肪酸モノグリセリド、脂肪酸ジグリセリド、脂肪酸トリグリセリド、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン、キラヤ抽出物などの乳化剤などを挙げることができ、これらを適宜組み合わせて使用することができる。
【００１８】
本発明のミント系香料粉末の製造法の好ましい一実施態様を示せば、例えば、まず水に前記した如き粉末化基材を溶解させ、それに前記した如きミント系香料および食用油脂を添加し、ホモミキサー、コロイドミル、高圧ホモジナイザー等を用いて混合処理を行い、得られる乳化物を真空乾燥、噴霧乾燥、凍結乾燥等の乾燥手段で乾燥することにより、ミント系香料の苦味が抑制され、清涼感のあるミント系香料粉末を得ることができる。
【００１９】
かくして得られる本発明のミント系香料組成物およびミント系香料粉末は、例えば、チューインガム、キャンディー、錠菓、菓子、ゼリーなどの菓子類；飲料、粉末飲料などの飲料類；口中清涼剤、洗口剤、歯磨剤などの口腔用組成物；医薬品類などに利用することができる。これら飲食品類、口腔用組成物、医薬品類などに配合される本発明のミント系香料組成物およびミント系香料粉末の使用量は、賦香品の種類、形態などにより異なるが、一般的には、賦香品１重量部に対して約０．０１〜約３重量部、好ましくは約０．０４〜約２重量部の範囲内で使用することができる。
【００２０】
次に実施例および参考例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
【００２１】
【実施例】
実施例１
水８００ｇにアラビアガム３００ｇを溶解し、９０℃で１５分間殺菌し、５０℃まで冷却した後、メントール１００ｇとバターオイル１００ｇを添加してＴＫホモジナイザー（特殊機化社製）で乳化する。その乳化液をスプレードライヤＬ−８型（大川原化工機社製）で噴霧乾燥し、メントールパウダー４５０ｇ（本発明品１）を得た。
【００２２】
実施例２
バターオイルの代わりに大豆油を使用する以外は実施例１と同様に処理してメントールパウダー４３０ｇ（本発明品２）を得た。
【００２３】
比較例１
水８００ｇにアラビアガム４００ｇを溶解し、９０℃で１５分間殺菌し、５０℃まで冷却した後、メントール１００ｇを添加してＴＫホモジナイザーで乳化する。その乳化液をスプレードライヤＬ−８型で噴霧乾燥し、メントールパウダー４５０ｇ（比較品１）を得た。
【００２４】
実施例３、４及び比較例２（ガムへの賦香例）
実施例１、２及び比較例１で調製した本発明品１、２及び比較品１のメントールパウダーを使用して、常法により高馬力ミキサーを使用して剪断混合、圧延し、下記表１の配合処方によりミントチューインガムを製造した。なお、表中の数字は重量部を示す。
【００２５】
【表１】

【００２６】
それぞれのミントチューインガムについて、よく訓練された１０名のパネラーにて、チューインガムの咀嚼中における経時的な清涼感及び苦味の変化を評価した。１０名のパネラーの平均的な評価結果を図１、２及び３に示す。なお、清涼感及び苦味の評価は、以下の評価基準に従って行った。
清涼感の強さ
非常に強い：５点
強い　　　：４点
普通　　　：３点
弱い　　　：２点
非常に弱い：１点
苦味の強さ
非常に強い　　　：２点
強い　　　　　　：１．５点
普通　　　　　　：１点
弱い　　　　　　：０．５点
ほとんど感じない：０点
図１、２及び３の結果から、本発明の苦味抑制剤を配合したメントールパウダーを添加したチューインガムは、ミント系香料の清涼感には何ら影響を及ぼさす、苦味を抑制していた。
【００２７】
【発明の効果】
本発明によれば、メントール、ペパーミントオイル、薄荷油、スペアミントオイルなどのミント系香料の清涼感には何ら影響を及ぼさずに苦味を効果的に抑制することができるミント系香料の苦味抑制剤を提供することができる。また、本発明の苦味抑制剤を配合したミント系香料組成物およびミント系香料粉末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明品１のメントールパウダーを添加したチューインガムの咀嚼中における清涼感、苦味の経時的な変化を示す図である。
【図２】本発明品２のメントールパウダーを添加したチューインガムの咀嚼中における清涼感、苦味の経時的な変化を示す図である。
【図３】比較品１のメントールパウダーを添加したチューインガムの咀嚼中における清涼感、苦味の経時的な変化を示す図である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bitterness inhibitor for mint-based flavors such as menthol, peppermint oil, light oil, and spearmint oil. More specifically, the present invention relates to a mint-based fragrance composition and a mint-based fragrance powder in which bitterness is suppressed and refreshing feeling is enhanced.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, mint-based fragrances such as menthol, peppermint oil, light oil, and spearmint oil have been used as so-called refreshing agents that give a cool and / or refreshing feeling to the human skin, especially the oral cavity, nose, and throat. Widely used in confectionery, toothpaste, cosmetics, pharmaceuticals, etc. By using these mint-based flavors in large amounts, the refreshing feeling is enhanced, but the bitterness derived from the mint-based flavors is increased and there is a problem in use.
[0003]
As a method of suppressing bitterness derived from mint flavor, for example, a method of adding a sweet glycoside having a diterpene skeleton (Japanese Patent Publication No. 61-6802) and a method of blending a dipeptite sweetener (Japanese Unexamined Patent Publication No. 177870), a method of adding cis-menthenol to menthol to suppress bitterness and enhance a refreshing feeling (Japanese Patent Publication No. 48-8819), comprising a gum base, a sweetener, menthol and an N-substituted-carboxamide. Chewing gum composition (JP-A-3-53849), saccharin-free dentifrice composition in which menthol is blended with a specific amount of anethole (JP-B-54-31046), toothpaste in which menthol and ethanol are blended in a specific ratio (JP-A-49-101546), an oral cleaner containing menthol and an α-amino acid (JP-A Sho-49-101546). 9-29613 JP), and improving the method of flavor (JP-A-7-145398) has been proposed the addition of polygodial the mint flavor.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned conventionally proposed methods are not sufficiently satisfactory, for example, the effect of suppressing the bitterness derived from the mint-based flavor is insufficient or the flavor of the additive is imparted.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to effectively suppress the bitterness of mint-based flavors such as menthol, peppermint oil, light oil, and spearmint oil, and to impart a sustained refreshing feeling and a bitterness inhibitor. An object of the present invention is to provide a mint-based fragrance composition containing an inhibitor.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies to solve the above-mentioned problems, and as a result, this time, by adding edible oils and fats, especially butter oil to mint-based flavors, it has an effect on bitterness without affecting the refreshing feeling at all. It has been found that the present invention can be effectively suppressed, and the present invention has been completed.
[0007]
Thus, according to the present invention, there is provided a bitterness suppressor for a mint-based flavor, comprising edible oil and fat, particularly butter oil, as an active ingredient.
[0008]
Further, the present invention provides a method for suppressing the bitterness of a mint-based flavor, which comprises adding the above-mentioned bitterness inhibitor to the mint-based flavor.
[0009]
Further, the present invention provides a mint-based flavor composition obtained by adding 0.01 to 3 parts by weight of the above-mentioned bitterness inhibitor to 1 part by weight of the mint-based flavor.
[0010]
Still further, the present invention provides a mint-based flavor powder obtained by drying an aqueous solution containing the above-mentioned bitterness suppressant, mint-based flavor and powdered base material.
[0011]
The present invention further provides a method for producing a mint-based flavor powder, comprising drying an aqueous solution containing the bitterness suppressant, the mint-based flavor, and the powdered base material.
[0012]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The mint-based fragrance in the present invention is a fragrance component capable of imparting a refreshing sensation, for example, menthol, peppermint oil, light oil, spearmint oil, and a mixture of two or more thereof.
[0014]
The present invention is the above-mentioned bitterness suppressor for mint-based flavors, which contains edible oil and fat as an active ingredient.
[0015]
Edible oils and fats, for example, soybean oil, rapeseed oil, palm oil, palm kernel oil, sunflower oil, cottonseed oil, coconut oil, peanut oil, olive oil, sesame oil, rice bran oil, vegetable oils such as safflower oil and Animal fats such as beef tallow and lard and their hardened oils; milk fats such as butter oil; medium chain fatty acid triglyceride (MCT); and the like, alone or in combination of two or more. Can be used. In particular, butter oil is suitable because it can effectively suppress the bitterness of the mint flavor.
[0016]
In the present invention, the edible oil and fat described above is blended with the mint-based flavor to obtain a mint-based flavor composition. The edible fat is 0.01 to 3 parts by weight, preferably 0.04 to 2 parts by weight, based on 1 part by weight of the mint flavor. If the blending ratio of the edible fat is less than 0.01 part by weight, the effect of suppressing the bitterness of the mint flavor cannot be exhibited, and if it exceeds 3 parts by weight, the refreshing feeling of the mint flavor is suppressed, which is not preferable. The mint-based fragrance composition of the present invention may appropriately contain, for example, a natural fragrance, a synthetic fragrance, an antioxidant, and the like, as long as the mint-based fragrance composition does not affect the refreshing sensation.
[0017]
An aqueous solution containing the mint-based flavor and the powdered base material can be dried to give a mint-based flavored powder with suppressed bitterness. As such a powdered substrate, those usually used in powdering can be used, for example, sugars such as sugar, lactose, glucose, starch syrup, reduced starch syrup; sugar alcohols; various starch degradation such as dextrin; Products and starch derivatives, starch, gelatin, natural gums such as gum arabic, water-soluble hemicellulose, fatty acid monoglyceride, fatty acid diglyceride, fatty acid triglyceride, sucrose fatty acid ester, polyglycerin fatty acid ester, lecithin, emulsifiers such as Kiraya extract, etc. And these can be used in appropriate combination.
[0018]
In a preferred embodiment of the method for producing a mint-based flavor powder of the present invention, for example, first, the powdered base material as described above is dissolved in water, and the mint-based flavor and edible fat or oil as described above are added thereto. Mixing is performed using a mixer, colloid mill, high-pressure homogenizer, etc., and the resulting emulsion is dried by a drying means such as vacuum drying, spray drying, freeze drying, etc., thereby suppressing the bitterness of the mint-based flavor and providing a refreshing feeling. Mint-based fragrance powder can be obtained.
[0019]
The mint-based fragrance composition and the mint-based fragrance powder of the present invention thus obtained are, for example, confectionery such as chewing gum, candy, tablet confectionery, confectionery and jelly; beverages such as beverages and powdered beverages; And oral compositions such as dentifrices and dentifrices; and pharmaceuticals. The amount of the mint-based fragrance composition and mint-based fragrance powder of the present invention to be added to these foods and drinks, oral compositions, pharmaceuticals, and the like varies depending on the type and form of the flavoring product, but is generally used. It can be used in an amount of about 0.01 to about 3 parts by weight, preferably about 0.04 to about 2 parts by weight, per part by weight of the flavoring product.
[0020]
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples and reference examples.
[0021]
【Example】
Example 1
After dissolving 300 g of gum arabic in 800 g of water, sterilizing at 90 ° C. for 15 minutes, cooling to 50 ° C., adding 100 g of menthol and 100 g of butter oil and emulsifying with a TK homogenizer (manufactured by Tokushu Kika Co., Ltd.). The emulsion was spray-dried with a spray dryer L-8 (Okawara Kakoki Co., Ltd.) to obtain 450 g of menthol powder (Product 1 of the present invention).
[0022]
Example 2
The same treatment as in Example 1 was carried out except that soybean oil was used instead of butter oil, to obtain 430 g of menthol powder (product 2 of the present invention).
[0023]
Comparative Example 1
400 g of gum arabic is dissolved in 800 g of water, sterilized at 90 ° C. for 15 minutes, cooled to 50 ° C., and 100 g of menthol is added and emulsified with a TK homogenizer. The emulsion was spray-dried with a spray dryer Model L-8 to obtain 450 g of menthol powder (comparative product 1).
[0024]
Examples 3 and 4 and Comparative Example 2 (Example of perfuming gum)
Using the menthol powders of the

present invention products

1, 2 and comparative product 1 prepared in Examples 1 and 2 and Comparative Example 1, shear-mixing and rolling were carried out by a conventional method using a high horsepower mixer, and the following Table 1 Mint chewing gum was produced according to the formulation. The numbers in the table indicate parts by weight.
[0025]
[Table 1]

[0026]
For each mint chewing gum, ten well-trained panelists evaluated the changes in the cooling sensation and bitterness over time during chewing of the chewing gum. The average evaluation results of ten panelists are shown in FIGS. The evaluation of the refreshing sensation and the bitterness was performed according to the following evaluation criteria.
Strength of refreshing feeling Very strong: 5 points strong: 4 points Normal: 3 points weak: 2 points Very weak: 1 point
Intensity of bitterness Very strong: 2 points strong: 1.5 points Normal: 1 point weak: 0.5 point Almost no feeling: 0 point From the results of FIGS. Chewing gum to which menthol powder containing an inhibitor was added suppressed bitterness, which had no effect on the refreshing sensation of the mint-based flavor.
[0027]
【The invention's effect】
According to the present invention, a mint-based flavor bitter suppressor that can effectively suppress bitterness without affecting the refreshing sensation of mint-based flavors such as menthol, peppermint oil, light oil, and spearmint oil at all. Can be provided. In addition, a mint flavor composition and a mint flavor powder containing the bitterness suppressant of the present invention can be provided.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing the change over time in the refreshing sensation and the bitterness during chewing of a chewing gum to which menthol powder of the product 1 of the present invention has been added.
FIG. 2 is a graph showing the change over time in the refreshing sensation and bitterness of a chewing gum to which menthol powder of the present invention 2 is added during chewing.
FIG. 3 is a graph showing the change over time in the refreshing sensation and bitterness during chewing of chewing gum to which menthol powder of Comparative product 1 has been added.

Claims

A bitterness suppressor for mint-based flavors, comprising edible oils and fats as an active ingredient.

2. The bitterness suppressor according to claim 1, wherein the edible fat is butter oil.

A method for suppressing the bitterness of a mint-based flavor, comprising adding the bitterness inhibitor according to claim 1 to a mint-based flavor.

A mint-based flavor composition comprising the bitterness inhibitor according to claim 1 or 2 in an amount of 0.01 to 3 parts by weight per 1 part by weight of the mint-based flavor.

A mint-based flavor powder obtained by drying an aqueous solution containing the bitterness suppressant according to claim 1, a mint-based flavor, and a powdered base material.

A method for producing a mint-based flavoring powder, comprising drying an aqueous solution containing the bitterness suppressant according to claim 1, a mint-based flavoring, and a powdered base material.