JP2004013846A - Automatic estimation device - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To create an estimate on a product (deliverables) over a wide range of an optical shaped article, a paper laminate shaped article, an inspection tool and the like on the basis of various kinds of data (supplied matter). <P>SOLUTION: This automatic estimating device M1 comprises a requested matter information input means M2 for selecting and specifying contents of the deliverables N1 from a menu, a supplied matter content input means M3 for selecting and specifying contents of the supplied matter N2 from the menu, a manufacturing process determining means M4 for determining a manufacturing process on the basis of the specific deliverables N1 and the supplied matter N2, a basic condition input means M5 for inputting or selecting the necessary number of pieces of information such as physical features of the contents of the manufacture-requested matter, and a basic scale conversion digitalizing means M6 for converting the necessary number of pieces of information into the basic scale, and digitalizing the same, and an estimate N3 is created on the basis of a numerical value obtained by the basic scale conversion digitalizing means M6. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の製作依頼品（成果物）候補の中から１つを選択し、その製作依頼に際して支給できるデータ等（支給物）候補の中から１つを選択することによって直ちに見積りを作成することができる自動見積り装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
製品のコストを自動的に見積るシステムを構築して、製品開発に役立てる技術が開発されている。かかるシステムの例としては、特開２００１−１０１２８４号公報に記載の「製品製造の見積り方法及びその装置並びに記憶媒体」の発明等がある。この公報に記載の技術においては、３次元ＣＡＤから見積りに必要なパラメータを取得する見積り要素抽出手段と、このパラメータに基づいて加工工程を設定する工程設定手段と、この加工工程ごとの加工工数を見積る工数見積り手段と、この加工工数に加工レートを乗算し材料費を加えてコストを算出するコスト見積り手段と、見積られた加工工数及び算出されたコストに基づいて律速要因を評価分析するコスト分析手段と、加工工程を変化させてコストシミュレーションを実行し、コストへの感度を分析し、最適製法、最適工程設計を支援するコストシミュレーション手段とを有するものである。これによって、製品開発の上流段階で設計者が自らシミュレーションを行って、コストや工数を試算することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかるシステムを実際の客先相手の見積りに使用しようとすると、算出に使用できるデータは３次元ＣＡＤのデータに限られ、デザインスケッチ、図面、モックアップモデル、クレイモデル等を元にしては見積りを算出することができない。また、コストを見積る製品も狭い範囲の製品に限られ、光造形品、紙積層造形品、試作金型、検査治具等の広い範囲にわたる製品の見積りを要求する客先のニーズに応えることができない。
【０００４】
そこで、本発明は、３次元ＣＡＤのデータのみならず、デザインスケッチ、図面、モックアップモデル、クレイモデル等を元にして、光造形品、紙積層造形品、試作金型、検査治具等の広い範囲にわたる製品の見積りを作成することができる自動見積り装置を提供することを課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明にかかる自動見積り装置を図１の模式図を参照して説明する。この自動見積り装置Ｍ１は、見積り対象となる成果物Ｎ１の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物Ｎ１を選択する依頼品情報入力手段Ｍ２と、前記製作依頼による支給物Ｎ２として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段Ｍ３と、前記依頼品情報入力手段Ｍ２と前記支給物内容入力手段Ｍ３によってそれぞれ特定された前記成果物Ｎ１と前記支給物Ｎ２とから製作工程を決定する製作工程決定手段Ｍ４と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段Ｍ５と、前記基本条件入力手段Ｍ５で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物Ｎ２から種々の成果物Ｎ１を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段Ｍ６とを具備し、前記基本スケール変換数値化手段Ｍ６によって得た数値から見積りＮ３を作成するものである。
【０００６】
かかる構成を有する自動見積り装置Ｍ１においては、成果物Ｎ１の内容と支給物Ｎ２の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段Ｍ４によって決定される。一方、基本条件入力手段Ｍ５によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。入力または選択された必要数の情報は、基本スケール変換数値化手段Ｍ６によって基本スケールに変換され、さらに数値化される。
【０００７】
ここで、「基本スケール」とは、種々の支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにするためのスケールであり、発明者の長年の実務経験に基づいて種々の支給物と種々の成果物の組み合わせの各工程について割り出されたものである。
【０００８】
そして、この数値から見積りＮ３が作成される。このように、工程ごとに経験則に基づいて設定された基本スケールによって、種々の支給物と成果物の組み合わせについて見積りを作成できるようになった。
【０００９】
このようにして、３次元ＣＡＤのデータのみならず、デザインスケッチ、図面、モックアップモデル、クレイモデル等を元にして、光造形品、紙積層造形品、試作金型、検査治具等の広い範囲にわたる製品の見積りを作成することができる自動見積り装置となる。
【００１０】
請求項２の発明にかかる自動見積り装置は、見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、前記製作工程決定手段で決定された製作工程及び前記基本スケール変換数値化手段によって得た数値から工数及び納期を計算するものである。
【００１１】
かかる構成を有する自動見積り装置においては、成果物の内容と支給物の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段によって決定される。一方、基本条件入力手段によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。これらの入力または選択された必要数の情報は基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されてさらに数値化される。そして、製作工程決定手段で決定された製作工程及び基本スケール変換数値化手段によって得られた数値から工数及び納期が計算される。
【００１２】
このようにして、３次元ＣＡＤのデータのみならず、デザインスケッチ、図面、モックアップモデル、クレイモデル等の支給物を元にして、光造形品、紙積層造形品、試作金型、検査治具等の広い範囲にわたる成果物（製品）の見積りの基礎となる工数及び納期を計算することができる自動見積り装置となる。
【００１３】
請求項３の発明にかかる自動見積り装置は、見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、前記製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式を選択し、前記基本スケール数値化手段によって得た数値から各工程ごとに工数及び納期を計算し、該計算された工数及び納期から見積りを作成するものである。
【００１４】
かかる構成を有する自動見積り装置においては、成果物の内容と支給物の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段によって決定される。一方、基本条件入力手段によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。これらの入力または選択された必要数の情報は基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されてさらに数値化される。また、製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式が選択される。そして、基本スケール変換数値化手段によって得た数値から各工程ごとに工数及び納期が計算され、計算された工数及び納期から見積りが作成される。
【００１５】
このように、各工程ごとに用いられる計算式を選択して基本スケール数値化手段によって得た数値から工数及び納期が計算されるので、より正確な工数及び納期の計算結果が得られる。この工数及び納期から見積りが作成されるので、より実際に近い見積りを作成することができる。
【００１６】
このようにして、より正確な見積りを作成することができる自動見積り装置となる。
【００１７】
請求項４の発明にかかる自動見積り装置は、見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段と、前記製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式を選択してロードする計算式選択ロード手段と、前記基本スケール変換数値化手段によって得た数値から前記計算式選択ロード手段によってロードされた前記計算式を用いて各工程ごとに工数及び納期を計算する工数納期計算手段と、全製作工程について計算された工数及び納期から見積りを作成する見積り作成手段とを具備するものである。
【００１８】
かかる構成を有する自動見積り装置においては、成果物の内容と支給物の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段によって決定され、それらの製作工程で用いられる計算式が計算式選択ロード手段によって選択されてロードされる。一方、基本条件入力手段によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。
【００１９】
これらの入力または選択された必要数の情報は基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されてさらに数値化される。この数値が上記でロードされた計算式を用いて工数納期計算手段によって、各工程ごとに工数及び納期が計算される。そして、全製作工程について計算された工数及び納期から見積り作成手段によって見積りが作成される。このように、工程ごとに経験則に基づいて設定された基本スケールによって、種々の支給物と成果物の組み合わせについて見積りを作成できるようになった。
【００２０】
請求項５の発明にかかる自動見積り装置は、請求項１乃至請求項４のいずれか１つの構成において、前記基本条件入力手段において入力される前記製作依頼品内容の物理的特徴は、前記製作依頼品内容の寸法データ（Ｘ，Ｙ，Ｚ及び厚みｔ）であるものである。
【００２１】
これによって、製作依頼品内容の物理的特徴として製作依頼品の大きさと厚みを表す寸法データが必要数の情報の一部として入力され、基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されさらに数値化されて、ロードされた計算式を用いて工数納期計算手段によって、各工程ごとに工数及び納期が計算される。
【００２２】
このようにして、製作依頼品内容の物理的特徴として製作依頼品の大きさと厚みを表す寸法データが入力されることによって、工数及び納期の計算が実施され、見積りが作成される。
【００２３】
請求項６の発明にかかる自動見積り装置は、請求項１乃至請求項５のいずれか１つの構成において、顧客ＩＤとパスワードを入力するＩＤ・パスワード入力手段を付加して、インターネットを介して前記各手段を用いて顧客とやり取りをすることによって見積りを作成するものである。
【００２４】
ここで、ＩＤ・パスワード入力手段による入力は見積り作成操作の最初の段階で行っても良いし、最後の方に入力するようにしても良い。特定の顧客の情報を表示または検索する場合のみ、顧客ＩＤとパスワードの入力を要求するようになっている。即ち、インターネットで自動見積り装置のサイトにアクセスすれば、顧客ＩＤとパスワードを入力しなくても、自動見積り装置の各手段が順次作動するので、顧客は顧客のパソコンの画面に表示される指示にしたがってデータを入力していけば自動的に見積りが作成される。
【００２５】
このようにして、インターネットで自動見積り装置のサイトにアクセスするだけで、容易に自動見積り作成を実施することができる自動見積り装置となる。
【００２６】
請求項７の発明にかかる自動見積り装置は、請求項１乃至請求項６のいずれか１つの構成において、前記見積りを顧客ごとにデータベースに登録する見積り登録手段と、前記見積り登録手段に登録された見積りの中から発注しようとする見積りを検索する見積り検索手段と、見積り品名と見積り内容（見積りの詳細情報）を入力する見積り品名内容入力手段と、前記見積り品名及び前記見積り内容を前記見積りに追加して発注用見積りを作成する発注用見積り作成手段とを追加したものである。
【００２７】
これによって、作成された見積りは見積り登録手段によって顧客ごとにデータベースに登録されるので、顧客は以前登録した見積りの中から発注しようとする見積りを見積り検索手段によって検索して、見積り品名内容入力手段によって見積り品名及び見積り内容を入力する。そして、発注用見積り作成手段によってこれらの見積り品名及び見積り内容を追加した発注用見積りが作成される。この発注用見積りをＥメール等で自動見積り装置を有する成果物製造元（メーカー）へ送信することによって、本格的な価格交渉が始まることになる。
【００２８】
このように、最初の見積りを１度登録してさらに見積り品名及び見積り内容を入力して発注用見積りのフォームを変えることによって、発注する見積りを間違えることがなくなる。また、過去の見積りを見積り検索手段で順次検索することによって、過去の見積りを閲覧することができる。
【００２９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図２は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置のメインルーチンを示すフローチャートである。図３は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「既存見積り一覧」のサブルーチンを示すフローチャートである。図４は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「見積り表示」のサブルーチンを示すフローチャートである。図５は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「新規見積り」のサブルーチンを示すフローチャートである。図６は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「見積り計算」のサブルーチンを示すフローチャートである。図７は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「見積り登録」のサブルーチンを示すフローチャートである。図８は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「新規顧客登録」のサブルーチンを示すフローチャートである。図９乃至図２７は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【００３０】
まず、本実施の形態の自動見積り装置における自動処理の流れについて、図２を参照して説明する。ここでは、インターネットを利用して顧客のパソコンから自動見積り装置を形成するコンピュータへアクセスして処理を進める場合について説明する。
【００３１】
ステップＳ１でインターネット内の本実施の形態の自動見積り装置のサイトにアクセスすると、顧客ＩＤとパスワードの入力を要求する画面が表れる（ステップＳ２）。ここで、入力した場合にはステップＳ３の判定がＹＥＳとなって、ステップＳ４でデータベースに顧客ＩＤとパスワードが組になって記憶され、ステップＳ５へ進む。この顧客ＩＤとパスワードの入力を行わせるハードウェア及びソフトウェアがＩＤ・パスワード入力手段に相当する。
【００３２】
入力しない場合にはステップＳ３の判定がＮＯとなって、直接ステップＳ５へ進んで次処理として何をするかが判定される。既存見積り一覧のボタンを画面上でクリックした場合には、ステップＳ８へ進んで既存見積り一覧のサブルーチンへ入り、新規見積りのボタンを画面上でクリックした場合には、ステップＳ６へ進んで新規見積りのサブルーチンへ入る。終了のボタンを画面上でクリックした場合には、ステップＳ９で自動見積りの処理を終了する。
【００３３】
次に、既存見積り一覧のサブルーチンについて、図３を参照して説明する。ステップＳ８で既存見積り一覧のサブルーチンに入ると、まず顧客ＩＤをデータベースに記憶しているか否かが判定される（ステップＳ１０）。この判定がＮＯならば画面上で顧客に顧客ＩＤを入力してもらい（ステップＳ１１）、その顧客ＩＤから顧客を検索して特定する（ステップＳ１２）。ステップＳ１０の判定がＹＥＳであれば直接ステップＳ１２へ進んで、データベースに記憶されている顧客ＩＤから顧客を検索して特定する。
【００３４】
そして、特定された顧客についてこれまでに登録済の見積りがあるかどうかがデータベースにおいて検索され（ステップＳ１３）、登録済の見積りの一覧が顧客のパソコンのディスプレイに表示される（ステップＳ１４）。一覧の中に見積りの内容を閲覧したいと思うものがある場合には、その見積もりの「閲覧」のボタンをクリックすれば、ステップＳ１５の判定がＹＥＳとなり、見積り表示のサブルーチンに入ってその見積りの内容が顧客のパソコンのディスプレイに表示される（ステップＳ１６）。この一連の処理を行わせるハードウェア及びソフトウェアが見積り検索手段に相当する。ステップＳ１５の判定がＮＯの場合には見積り表示のサブルーチンに入らずに、次の処理をどうするかが判定される（ステップＳ１７）。
【００３５】
「閲覧続行」のボタンがクリックされれば、ステップＳ１４に戻って再び登録済の見積りの一覧が顧客のパソコンのディスプレイに表示される。「閲覧終了」のボタンがクリックされれば、ステップＳ１８で既存見積り一覧のサブルーチンから抜けて、図２のステップＳ５へ戻る。
【００３６】
次に、見積り表示のサブルーチンについて、図４を参照して説明する。ステップＳ１６で見積り表示のサブルーチンに入ると見積りの内容が顧客のパソコンのディスプレイに表示され、次の処理の入力が求められる（ステップＳ１９）。ここで表示されるのは、図２３，図２４に示される仮見積りではなく、その仮見積りが図５のステップＳ４５で見積り登録された概算見積りである（図２５の画面５１，図２６の画面５２）。仮見積りと概算見積りを比較してみると、見積り番号も仮見積り番号から正式の見積り番号になっており、御社名、御部署名、御担当者名も匿名でなく正式の名前が表示され、見積り有効期限も書き込まれている。さらに、表の品名と内容も具体的に書き込まれている。
【００３７】
そして、ステップＳ２０で次の処理が判定されて、画面５２の「閲覧終了（ＴＯＰ　ＰＡＧＥ）」のボタン５６がクリックされていればステップＳ２５で見積り表示のサブルーチンから抜けて、図３のステップＳ１７へ移行する。また、「削除」のボタン５５がクリックされていれば表示されていた見積りのデータがステップＳ２４でデータベースから削除され、ステップＳ２５で見積り表示のサブルーチンから抜けて、図３のステップＳ１７へ移行する。
【００３８】
また、「発注／正式見積り依頼」のボタン５４がクリックされていれば表示されていた見積りのデータが正式見積り番号とともに再び表示され、その下にコメント記入欄が表示される（ステップＳ２１）。この表示を行うハードウェア及びソフトウェアが、発注用見積り作成手段に相当する。顧客は、コメント・連絡事項を入力して、次の処理を入力する。コメント・連絡事項の例としては「見積り依頼します。デザインスケッチは宅配便でお送りすれば宜しいですか？ＦＡＸでも宜しいでしょうか？」等である。
【００３９】
次の処理が「送信」であった場合はステップＳ２２の判定がＹＥＳとなるので、本実施の形態の自動見積り装置を所有しているメーカーにメールを送信して（ステップＳ２３）、正式な見積りを依頼して価格交渉に入ることになる。その後、ステップＳ２５で見積り表示のサブルーチンから抜けて、図３のステップＳ１７へ移行する。さらに、「既存見積り一覧」のボタン５３がクリックされた場合は、図３のステップＳ８のサブルーチンへ移行する。
【００４０】
次に、図１のステップＳ６の新規見積りのサブルーチンについて、図５を参照して説明する。ステップＳ６の新規見積りのサブルーチンに入ると、まず見積りＮｏ．が付与される（ステップＳ７）。ここで付与されるのは仮のＮｏ．で、新規見積りがされるごとにＮ＝Ｎ＋１で自動的に１ずつ増えていく。次に物検索がされて、製品製造のデータとして使用可能な支給物と製品として製造可能な成果物がデータベースから検索されて（ステップＳ２６）、顧客のパソコンのディスプレイにそれぞれプルダウンメニューとして一覧表示される（ステップＳ２７）。
【００４１】
以下、支給物としてデザインスケッチを、成果物として光造形品を選択した場合を例として表示される画面の模式図を参照しながら説明していく。図９の画面１は支給物のプルダウンメニュー２を表示したものである。支給物としてＩＧＥＳデータ、ＳＴＥＰデータ、２Ｄ図面データ、Ｐｒｏ／Ｅデータ等のＣＡＤデータだけでなく、紙に書いた図面、さらにはモックアップモデルやクレイモデルをも使用することができ、顧客の選択の幅が大きくなって非常に使い勝手が良くなっている。
【００４２】
このプルダウンメニュー２の表示と支給物の選択を行わせるハードウェアとソフトウェアが、図１の支給物内容入力手段Ｍ３に相当する。ここで顧客は上述したようにデザインスケッチ３を選択しており、「次へ」のボタン４をクリックすることによって成果物の選択画面へ移行する。なお、作業を中止したい場合やもう一度やり直したい場合には、各画面に設けられている「ＴＯＰ　ＰＡＧＥ」のボタン５をクリックすれば良い。
【００４３】
図１０に示される画面６は見積り対象となる成果物のプルダウンメニュー７を表示したものである。成果物としてもＩＧＥＳデータ、Ｐｒｏ／Ｅデータ等のＣＡＤデータ、光造形品、紙積層造形品、さらには試作金型や検査治具まで製作依頼することができ、選択の幅が大きくなって非常に使い勝手が良くなっている。
【００４４】
このプルダウンメニュー７の表示と成果物の選択を行わせるハードウェアとソフトウェアが、図１の依頼品情報入力手段Ｍ２に相当する。ここで顧客は上述の如く光造形品８を選択しており、「次へ」のボタン９をクリックすることによって、図５のステップＳ２８の処理を終了して、選択された支給物と成果物との組み合わせから、データベースより組み合わせの「品種」が検索される（ステップＳ２９）。
【００４５】
検索された品種から、支給物を成果物とするための一連の工程が検索される（ステップＳ３０）。この品種検索と工程設計検索の操作を行うハードウェアとソフトウェアが、図１の製作工程決定手段Ｍ４に相当する。
【００４６】
ここで、品種検索と工程設計検索の２段のステップに分けているのは単にプログラムが冗長になるのを防ぐためであり、選択された支給物と成果物との組み合わせから、直接データベースより支給物を成果物とするための一連の工程を検索するようにしても良い。検索された一連の工程は順序にしたがって一覧表示される（ステップＳ３１）。この例では、図１１の画面１０のようになるが、「番号１」の工程「基本難易度設定」は成果物の概要（Ｘ，Ｙ，Ｚ方向の寸法及び厚みｔ等）を知るためのもので、どのような支給物と成果物の組み合わせの場合にも設定される。
【００４７】
続いて、各工程の工数と納期を算出するための基本スケールの入力が行なわれる。基本スケールの入力は画面１０の各工程に付いている「設定」のボタンＢ１〜Ｂ６をクリックすることによって、当該工程の基本スケールの入力画面が表示される。ボタンＢ１をクリックすると、図１２の画面１１のような画面が表れて、まず基本難易度についての基本スケールから入力していくことになる。始めに成果物のＸ方向の概略寸法をｍｍ単位で、入力ボックス１２に入力する。Ｘ方向とは３次元方向の中で寸法が最も大きい方向であり、以下Ｙ方向、Ｚ方向と寸法が小さくなっていく。したがって、Ｙ方向の概略寸法を入力ボックス１３に入力し、画面１１をスクロールして図１３の画面１４として、Ｚ方向の概略寸法を入力ボックス１５に入力する。この例では、Ｘ，Ｙ，Ｚ方向とも１００ｍｍとなっているが、成果物の形状によって様々な概略寸法が入力される。
【００４８】
次に、成果物の基本肉厚ｔを入力ボックス１６に入力する。これで、成果物の概略寸法についての入力は終わったので、続いて成果物の形状の複雑さを示す基本スケールを入力する。画面１４をさらにスクロールして図１４の画面１５を表示させ、形状の例として挙げられている物品とその解説文を参照しながらさらにスクロールしていって、最も近い形状をクリックして選択する。この例では、図１５の画面１８まで合わせて１０種類の形状が表示されるが（７種類については図示省略している。）、図１４の最も単純な形状１６が選択されている。これによって、成果物の形状の複雑さを示す基本スケールが入力されたことになる。
【００４９】
これで基本難易度設定の基本スケールの入力は全て終了したので、再度確認の後、図１５の「確定」のボタン２０をクリックすると、図１１の加工工程一覧の画面１０に戻って、基本難易度設定の工程の未定／済みの欄が「済」になっている。このようにして、全ての工程の未定／済みの欄が「済」になった時点で、基本スケールの入力が完了して見積り計算ができる状態になる。そこで、次の工程の基本スケールの入力を行うが、本実施の形態においては上から順に設定ボタンＢ１〜Ｂ６をクリックして工程順に行うこととするが、これに限られず工程順でなく基本スケールの入力を行っても良く、とにかく全ての工程の未定／済みの欄を「済」とすれば良い。
【００５０】
次に、設定ボタンＢ２をクリックすると、図１６の画像処理の基本スケールの入力画面２１が表示される。本実施の形態における支給物はデザインスケッチであるので例２２，２３，２４のいずれも該当せず、さらに画面２１をスクロールした画面に表示される。そこで表示されたデザインスケッチの例をクリックして図示しない「確定」ボタンをクリックすると、図１１の加工工程一覧の画面１０に戻って、２番目の画像処理の工程の未定／済みの欄が「済」になっている。
【００５１】
次に、設定ボタンＢ３をクリックすると、図１７の３Ｄモデリングの基本スケールの入力画面２５が表示される。まず、外観面については例２７を選択し、続いて画面２５をスクロールして図１８の画面２８、図１９の画面３１を表示して製品の裏面の構造の複雑さについて例２９，３０，３２，３３，３４の中から選択する。ここでは、図１８の画面２８から例３０をクリックして選択し、図１９の画面３１の「確定」ボタン３５をクリックすると、図１１の加工工程一覧の画面１０に戻って、３番目の３Ｄモデリングの工程の未定／済みの欄が「済」になっている。
【００５２】
次に、設定ボタンＢ４をクリックすると、図２０の光造形用データ処理の基本スケールの入力画面３７が表示される。ここでは、成果物の光造形における特殊性について、図２０の画面３７の例３８，３９，４０，４１、図２１の画面４２の例４３，４４の中から選択する。ここでは、図２０の画面３７の例３９をクリックして選択し、図２１の画面４２の「確定」ボタン４５をクリックすると、図１１の加工工程一覧の画面１０に戻って、４番目の光造形用データ処理の工程の未定／済みの欄が「済」になっている。
【００５３】
次に、設定ボタンＢ５をクリックすると、光造形の基本スケールの入力画面が表示される。ここでは、成果物の数を入力するだけなので画面の図示は省略している。そして、画面中の「確定」ボタンをクリックすると、図１１の加工工程一覧の画面１０に戻って、５番目の光造形の工程の未定／済みの欄が「済」になっている。
【００５４】
次に、設定ボタンＢ６をクリックすると、図２２の光造形品仕上げの基本スケールの入力画面４６が表示される。ここでは、光造形品の仕上げの程度について例４７，４８，…の中から選択する。この例では、例４７をクリックして選択し、図示しない「確定」ボタンをクリックすると、図１１の加工工程一覧の画面１０に戻って、６番目の光造形品仕上げの工程の未定／済みの欄が「済」になっている。
【００５５】
以上で、画面１０の全工程の未定／済みの欄が「済」になったので、基本スケールの入力が完了したことになる。この状態になって初めて画面１０の下部に「次へ」のボタンが表示されるので、このボタンをクリックして次の処理に移行する。なお、各画面において数値の入力または例の選択によって基本スケールが入力されると、長年の経験に基づいた変換式によって入力された基本スケールは直ちに数値化される。これらの入力／選択処理を行わせるハードウェア及びソフトウェアが図１の基本条件入力手段Ｍ５に相当し、入力された基本スケールを数値化するハードウェア及びソフトウェアが図１の基本スケール数値化手段Ｍ６に相当する。
【００５６】
図５に戻って、ステップＳ３２で基本条件入力完了したか否かが判定されるが、これが画面１０の全工程の未定／済みの欄が「済」になって「次へ」のボタンがクリックされたか否かに対応する。この判定がＮＯのうちはステップＳ３３へ進んで工程選択を行うが、これが画面１０の設定ボタンＢ１〜Ｂ６のいずれかをクリックすることに対応する。工程が選択されるとデータベースからその工程の基本条件入力画面と数値への変換式が検索されて（ステップＳ３４）、基本スケール設定画面が顧客のパソコンのディスプレイに表示され（ステップＳ３５）、数値入力または表示された複数の例からの選択によって基本スケール設定（入力）操作が行なわれる（ステップＳ３６）。この基本スケール設定画面の一例が、上述した図１２〜図２２の各画面である。
【００５７】
ここでもし数値入力ボックスに文字を入力する等の妥当でない操作を行うと、ステップＳ３７の判定がＮＯとなって入力不適切表示がされ（ステップＳ３８）、再入力を要求してステップＳ３１の画面１０へ戻る。ステップＳ３７の判定がＹＥＳであればそのままステップＳ３１の画面１０へ戻り、当該工程の未定／済みの欄が「済」となる。このようにして、全ての工程について基本スケール設定（入力）操作が完了して「次へ」のボタンがクリックされると、ステップＳ３２の判定がＹＥＳとなってステップＳ３９へ進み、顧客ＩＤがデータベースに記憶されているか否かが判定される。
【００５８】
この判定がＹＥＳであれば、顧客ＩＤから顧客情報（御社名、御部署名、御担当者名等）を検索して後述する仮見積りを表示する際にともに表示する。そして、ステップＳ４１で見積り計算のサブルーチンに入る。ステップＳ３９の判定がＮＯであれば、そのまま見積り計算のサブルーチンに入り、後述する手順で計算した仮見積りが顧客のパソコンのディスプレイに表示される（ステップＳ４２）。
【００５９】
表示される仮見積りの例を、図２３の画面４９と図２４の画面５０に示す。この例では顧客ＩＤが記憶されていなかったため、顧客情報（御社名、御部署名、御担当者名）は全て匿名になっている。見積り金額は２２７，０００円で、納期（必要稼動日数）は７日となっている。また、仮見積り第９７１号の番号９７１は図５のステップＳ７のＮに相当する。この仮見積りをデータベースに登録するなら「登録をする」のいずれかのボタンをクリックし、破棄するなら「ＴＯＰ　ＰＡＧＥ」のボタンをクリックする。
【００６０】
これらの操作は、図５のステップＳ４３の次の処理をどうするかの判定に対応している。破棄を選択した場合にはステップＳ４４で仮見積りを破棄して、ステップＳ４６で図２のステップＳ５に戻り、登録を選択した場合にはステップＳ４５で見積り登録のサブルーチンに入って登録をしてからステップＳ４６で図２のステップＳ５に戻る。この見積りを登録する処理を行わせるハードウェアとソフトウェアが、見積り登録手段に相当する。
【００６１】
次に、図５のステップＳ４１の見積り計算のサブルーチンの内容について、図６を参照して説明する。ステップＳ４１で見積り計算のサブルーチンに入ると、まず支給物から成果物に至るまでの工程の検索を行う。即ち、先に説明した図１１の画面１０のデータはデスクトップに保存されていないので、再度データベースを検索して全工程を構築しなおす必要がある（ステップＳ４７）。次に、工数と納期を計算する工程を設定して（ステップＳ４８）、その工程の計算式をデータベースから選択してロードする（ステップＳ４９，５０）。この処理を行うハードウェア及びソフトウェアが、図１の計算式選択ロード手段Ｍ７に相当する。
【００６２】
実際の計算式の例を説明すると、本実施の形態では使用されないが、紙積層造形における造形用紙の使用量の計算式は次式（１）で与えられる。
【００６３】
紙積層造形用紙使用量（ｍ）＝（（（基本難易度設定［Ｘ］＋２５）×（（基本難易度設定［Ｚ］＋２０）÷０．１１）／１０００＋ロス分３ｍ）×紙積層造形前処理［Ｌ］）を超える最小の整数　　　……　（１）
【００６４】
また、同じく本実施の形態では使用されないが、射出成形金型製作工程における計算式の例として、入力された「ゲート」項目の基本スケールより成形体の大きさを求める式として、「ダイレクトゲートまたはそれに準じて中央にゲートあり」の基本スケールの場合には、成形体の大きさｘ，ｙは次式（２）で与えられる。また、工作の手間を計算に盛り込むための係数ｒｔは次式（３）で与えられる。なお、ＢＸ，ＢＹ，ＢＺは前の計算で求められた数値である。
【００６５】
ｘ＝ＢＸとＢＹのうち長い方，ｙ＝ＢＸとＢＹのうち短い方　……　（２）
ｒｔ＝３．０　……　（３）
【００６６】
そして、成形体の大きさに基づいてモールドベースの大きさｍｘ，ｍｙ，ｍｚを次式（４），（５），（６）で推測し、体積Ｖを次式（７）によって算出し、係数ｒｔを用いて経験則によって得られた換算式により基本工数を算出する。
【００６７】
ｍｘ＝（ｘ×１．２）×０．１　　　　　……　（４）
ｍｙ＝（ｙ×１．２＋１００）×０．１　……　（５）
ｍｚ＝（ＢＺ×２）×０．１　　　　　　……　（６）
Ｖ＝ｍｘ×ｍｙ×ｍｚ　　　　　……　（７）
【００６８】
図６に戻って、ステップＳ５０で計算式をロードした後、ステップＳ３６で入力された基本スケールのうちロードした計算式に用いられる基本スケールをデータベースから検索する（ステップＳ５１）。そして、上式（１）〜（７）でその一部の一例を示したように、その基本スケールを数値化したものがロードした計算式に用いられて工数・納期の計算が実行される（ステップＳ５２）。この計算を実行するハードウェア及びソフトウェアが、図１の工数納期計算手段Ｍ８に相当する。
【００６９】
次に、この工程で材料を使用しているか否かが判定され（ステップＳ５３）、この判定がＹＥＳの場合には、材料が何かを選択し（ステップＳ５４）、その材料に用いられる計算式を選択して（ステップＳ５５）ロードする（ステップＳ５６）。そして、ステップＳ３６で入力された基本スケールのうちロードした計算式に用いられる基本スケールをデータベースから検索して（ステップＳ５７）、使われる材料の量が計算される（ステップＳ５８）。例えば、上述した紙積層造形における造形用紙の使用量の計算式（１）の如くにである。
【００７０】
そして、ステップＳ４７で検索した全工程について計算が完了したか否かが判定される（ステップＳ５９）。この判定がＹＥＳになるまでステップＳ４８からの処理が繰り返される。また、ステップＳ５３の判定がＮＯの場合には材料についての計算をせずにステップＳ５９の判定が行なわれる。ステップＳ５９の判定がＹＥＳになったらステップＳ６０へ進み、図５のステップＳ４１のサブルーチンを抜けて仮見積りを表示する（ステップＳ４２）。ここで、仮見積りを作成して表示するハードウェア及びソフトウェアが、図１の見積り作成手段Ｍ９に相当する。
【００７１】
次に、ステップＳ４５の見積り登録のサブルーチンの内容を図７を参照して説明する。ステップＳ４５で見積り登録のサブルーチンに入ると、まずステップＳ４２で仮見積りを表示した顧客のＩＤがデータベースに記憶されているか否かが判定される（ステップＳ６１）。この判定がＮＯであればステップＳ６２で新規顧客登録のサブルーチンに入る。そして、ステップＳ６３で顧客情報（御社名、御部署名、御担当者名等）の検索を行う。ステップＳ６１における判定がＹＥＳであれば直接ステップＳ６３へ進んで顧客情報の検索を行い、続いて見積りの品名・内容の入力を行う（ステップＳ６４）。この入力を行わせるハードウェア及びソフトウェアが、見積り品名内容入力手段に相当する。
【００７２】
本実施の形態の成果物は光造形品であるから、品名としては「ＡＸ−０１試作部品」、内容としては「形状確認用・デザイン検討用モデル」が入力される。（図２５，図２６に示されるように、画面５１，５２が表示されるときに表の「品名」、「内容」の欄にそれぞれこれらの入力された事項が表示される。また、御社名、御部署名、御担当者名も匿名でなく、具体的な名前が表示される。）
【００７３】
そして、ステップＳ６５で登録するか否かの判定を行い、ＹＥＳであればステップＳ６６で見積り登録処理を行って、図４のステップＳ１６の見積り表示のサブルーチンへ飛び、ステップＳ６５の判定がＮＯであれば何もせずにステップＳ６８から見積り登録のサブルーチンを抜けてさらに図５のステップＳ４６から新規見積りのサブルーチンを抜けて、図２のステップＳ５へ戻る。
【００７４】
次に、ステップＳ６２の新規顧客登録のサブルーチンの内容について、図８及び図２７を参照して説明する。ステップＳ６２で新規顧客登録のサブルーチンに入ると、顧客登録画面が表示される（ステップＳ６９）。具体的には、図２７の画面５７のような画面である。そこで、画面の指示にしたがって社名、部署名、担当者名、郵便番号、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、Ｅメールアドレスの顧客情報を入力し（ステップＳ７０）、この入力が妥当であるならば（ステップＳ７１の判定がＹＥＳ）、ステップＳ７３で顧客ＩＤとパスワードを発行してステップＳ７４でこの顧客ＩＤとパスワードを上記の顧客情報と組にして顧客登録を行う。そして、ステップＳ７５で顧客ＩＤと確認の意味で顧客情報を添付して顧客登録が完了した旨のメールを上記のＥメールアドレスに送信して、ステップＳ７６でサブルーチンを抜けて図７のステップＳ６３へ移行する。
【００７５】
顧客情報の入力が妥当でなければ（ステップＳ７１の判定がＮＯ）、ステップＳ７２で入力不適切表示をして、ステップＳ６９へ戻ってやり直しとなる。
【００７６】
このように、本実施の形態の自動見積り装置においては、インターネットを介して自動見積り装置のサイトにアクセスすれば、後は画面の指示にしたがって入力、選択、クリックを行っていくだけで、新規の見積りを作成したり、過去に登録した見積りを閲覧したり、発注したりすることができる。しかも、長年の製品製作の経験則から割り出した基本スケールという物差しを各工程ごとに入力させて、この基本スケールを経験則に基づいて数値化し、この数値を一般式及び経験式に当てはめて工数、納期、そして見積りを算出しているので、広い範囲の支給物と成果物の組み合わせに対応することができる。
【００７７】
本実施の形態においては、支給物としてデザインスケッチを、成果物として光造形品を選択した場合について説明したが、支給物としては他にもＩＧＥＳデータ、ＳＴＥＰデータ、２Ｄ図面データ、Ｐｒｏ／Ｅデータ等のＣＡＤデータや、紙に書いた図面、さらにはモックアップモデルやクレイモデルをも使用することができ、成果物としてもＩＧＥＳデータ、Ｐｒｏ／Ｅデータ等のＣＡＤデータ、紙積層造形品、さらには試作金型や検査治具まで製作依頼することができる。
【００７８】
また、図１は請求項１の内容の理解を助けるために描いた模式的なクレーム対応図であり、各手段の構造や配置は必ずしもこれに限定されるものではない。
【００７９】
自動見積り装置のフローチャートや表示画面についても、本実施の形態に限定されるものではない。
【００８０】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１の発明にかかる自動見積り装置Ｍ１は、見積り対象となる成果物Ｎ１の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物Ｎ１を選択する依頼品情報入力手段Ｍ２と、前記製作依頼による支給物Ｎ２として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段Ｍ３と、前記依頼品情報入力手段Ｍ２と前記支給物内容入力手段Ｍ３によってそれぞれ特定された前記成果物Ｎ１と前記支給物Ｎ２とから製作工程を決定する製作工程決定手段Ｍ４と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段Ｍ５と、前記基本条件入力手段Ｍ５で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物Ｎ２から種々の成果物Ｎ１を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段Ｍ６とを具備し、前記基本スケール変換数値化手段Ｍ６によって得た数値から見積りＮ３を作成するものである。
【００８１】
かかる構成を有する自動見積り装置Ｍ１においては、成果物Ｎ１の内容と支給物Ｎ２の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段Ｍ４によって決定される。一方、基本条件入力手段Ｍ５によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。入力または選択された必要数の情報は、基本スケール変換数値化手段Ｍ６によって基本スケールに変換され、さらに数値化される。
【００８２】
ここで、「基本スケール」とは、種々の支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにするためのスケールであり、発明者の長年の実務経験に基づいて種々の支給物と種々の成果物の組み合わせの各工程について割り出されたものである。
【００８３】
そして、この数値から見積りＮ３が作成される。このように、工程ごとに経験則に基づいて設定された基本スケールによって、種々の支給物と成果物の組み合わせについて見積りを作成できるようになった。
【００８４】
このようにして、３次元ＣＡＤのデータのみならず、デザインスケッチ、図面、モックアップモデル、クレイモデル等を元にして、光造形品、紙積層造形品、試作金型、検査治具等の広い範囲にわたる製品の見積りを作成することができる自動見積り装置となる。
【００８５】
請求項２の発明にかかる自動見積り装置は、見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、前記製作工程決定手段で決定された製作工程及び前記基本スケール変換数値化手段によって得た数値から工数及び納期を計算するものである。
【００８６】
かかる構成を有する自動見積り装置においては、成果物の内容と支給物の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段によって決定される。一方、基本条件入力手段によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。これらの入力または選択された必要数の情報は基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されてさらに数値化される。そして、製作工程決定手段で決定された製作工程及び基本スケール変換数値化手段によって得られた数値から工数及び納期が計算される。
【００８７】
このようにして、３次元ＣＡＤのデータのみならず、デザインスケッチ、図面、モックアップモデル、クレイモデル等の支給物を元にして、光造形品、紙積層造形品、試作金型、検査治具等の広い範囲にわたる成果物（製品）の見積りの基礎となる工数及び納期を計算することができる自動見積り装置となる。
【００８８】
請求項３の発明にかかる自動見積り装置は、見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、前記製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式を選択し、前記基本スケール数値化手段によって得た数値から各工程ごとに工数及び納期を計算し、該計算された工数及び納期から見積りを作成するものである。
【００８９】
かかる構成を有する自動見積り装置においては、成果物の内容と支給物の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段によって決定される。一方、基本条件入力手段によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。これらの入力または選択された必要数の情報は基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されてさらに数値化される。また、製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式が選択される。そして、基本スケール変換数値化手段によって得た数値から各工程ごとに工数及び納期が計算され、計算された工数及び納期から見積りが作成される。
【００９０】
このように、各工程ごとに用いられる計算式を選択して基本スケール数値化手段によって得た数値から工数及び納期が計算されるので、より正確な工数及び納期の計算結果が得られる。この工数及び納期から見積りが作成されるので、より実際に近い見積りを作成することができる。
【００９１】
このようにして、より正確な見積りを作成することができる自動見積り装置となる。
【００９２】
請求項４の発明にかかる自動見積り装置は、見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段と、前記製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式を選択してロードする計算式選択ロード手段と、前記基本スケール変換数値化手段によって得た数値から前記計算式選択ロード手段によってロードされた前記計算式を用いて各工程ごとに工数及び納期を計算する工数納期計算手段と、全製作工程について計算された工数及び納期から見積りを作成する見積り作成手段とを具備するものである。
【００９３】
かかる構成を有する自動見積り装置においては、成果物の内容と支給物の内容がそれぞれのメニューから選択されて特定されると、その組み合わせに応じた製作工程が製作工程決定手段によって決定され、それらの製作工程で用いられる計算式が計算式選択ロード手段によって選択されてロードされる。一方、基本条件入力手段によって製作依頼品内容の物理的特徴（例えば大きさ）、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報が入力または選択される。
【００９４】
これらの入力または選択された必要数の情報は基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されてさらに数値化される。この数値が上記でロードされた計算式を用いて工数納期計算手段によって、各工程ごとに工数及び納期が計算される。そして、全製作工程について計算された工数及び納期から見積り作成手段によって見積りが作成される。このように、工程ごとに経験則に基づいて設定された基本スケールによって、種々の支給物と成果物の組み合わせについて見積りを作成できるようになった。
【００９５】
請求項５の発明にかかる自動見積り装置は、請求項１乃至請求項４のいずれか１つの構成において、前記基本条件入力手段において入力される前記製作依頼品内容の物理的特徴は、前記製作依頼品内容の寸法データ（Ｘ，Ｙ，Ｚ及び厚みｔ）であるものである。
【００９６】
これによって、製作依頼品内容の物理的特徴として製作依頼品の大きさと厚みを表す寸法データが必要数の情報の一部として入力され、基本スケール変換数値化手段によって基本スケールに変換されさらに数値化されて、ロードされた計算式を用いて工数納期計算手段によって、各工程ごとに工数及び納期が計算される。
【００９７】
このようにして、製作依頼品内容の物理的特徴として製作依頼品の大きさと厚みを表す寸法データが入力されることによって、工数及び納期の計算が実施され、見積りが作成される。
【００９８】
請求項６の発明にかかる自動見積り装置は、請求項１乃至請求項５のいずれか１つの構成において、顧客ＩＤとパスワードを入力するＩＤ・パスワード入力手段を付加して、インターネットを介して前記各手段を用いて顧客とやり取りをすることによって見積りを作成するものである。
【００９９】
ここで、ＩＤ・パスワード入力手段による入力は見積り作成操作の最初の段階で行っても良いし、最後の方に入力するようにしても良い。特定の顧客の情報を表示または検索する場合のみ、顧客ＩＤとパスワードの入力を要求するようになっている。即ち、インターネットで自動見積り装置のサイトにアクセスすれば、顧客ＩＤとパスワードを入力しなくても、自動見積り装置の各手段が順次作動するので、顧客は顧客のパソコンの画面に表示される指示にしたがってデータを入力していけば自動的に見積りが作成される。
【０１００】
このようにして、インターネットで自動見積り装置のサイトにアクセスするだけで、容易に自動見積り作成を実施することができる自動見積り装置となる。
【０１０１】
請求項７の発明にかかる自動見積り装置は、請求項１乃至請求項６のいずれか１つの構成において、前記見積りを顧客ごとにデータベースに登録する見積り登録手段と、前記見積り登録手段に登録された見積りの中から発注しようとする見積りを検索する見積り検索手段と、見積り品名と見積り内容（見積りの詳細情報）を入力する見積り品名内容入力手段と、前記見積り品名及び前記見積り内容を前記見積りに追加して発注用見積りを作成する発注用見積り作成手段とを追加したものである。
【０１０２】
これによって、作成された見積りは見積り登録手段によって顧客ごとにデータベースに登録されるので、顧客は以前登録した見積りの中から発注しようとする見積りを見積り検索手段によって検索して、見積り品名内容入力手段によって見積り品名及び見積り内容を入力する。そして、発注用見積り作成手段によってこれらの見積り品名及び見積り内容を追加した発注用見積りが作成される。この発注用見積りをＥメール等で自動見積り装置を有する成果物製造元（メーカー）へ送信することによって、本格的な価格交渉が始まることになる。
【０１０３】
このように、最初の見積りを１度登録してさらに見積り品名及び見積り内容を入力して発注用見積りのフォームを変えることによって、発注する見積りを間違えることがなくなる。また、過去の見積りを見積り検索手段で順次検索することによって、過去の見積りを閲覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の自動見積り装置の基本構成を示す模式図である。
【図２】図２は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図３】図３は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「既存見積り一覧」のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図４】図４は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「見積り表示」のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図５】図５は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「新規見積り」のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図６】図６は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「見積り計算」のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図７】図７は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「見積り登録」のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図８】図８は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置の「新規顧客登録」のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図９】図９は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１０】図１０は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１１】図１１は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１２】図１２は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１３】図１３は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１４】図１４は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１５】図１５は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１６】図１６は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１７】図１７は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１８】図１８は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図１９】図１９は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２０】図２０は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２１】図２１は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２２】図２２は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２３】図２３は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２４】図２４は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２５】図２５は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２６】図２６は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【図２７】図２７は本発明の実施の形態にかかる自動見積り装置において実際の操作の際に顧客のパソコンのディスプレイに表れる画面の模式図である。
【符号の説明】
Ｍ１　自動見積り装置
Ｍ２　依頼品情報入力手段
Ｍ３　支給物内容入力手段
Ｍ４　製作工程決定手段
Ｍ５　基本条件入力手段
Ｍ６　基本スケール変換数値化手段
Ｎ１　成果物
Ｎ２　支給物
Ｎ３　見積り[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, an estimate is created immediately by selecting one from a plurality of production request (product) candidates and selecting one from data (supply) candidates that can be provided at the time of the production request. The present invention relates to an automatic estimating device that can perform the estimation.
[0002]
[Prior art]
A technology has been developed for constructing a system for automatically estimating the cost of a product, which is useful for product development. As an example of such a system, there is the invention of "a method for estimating product manufacturing, a device therefor, and a storage medium" described in JP-A-2001-101284. In the technology described in this publication, estimation element extraction means for obtaining parameters necessary for estimation from three-dimensional CAD, process setting means for setting a processing step based on the parameters, and processing man-hours for each processing step Estimated man-hour estimating means, cost estimating means for multiplying the machining man-hour by the machining rate and adding the material cost to calculate the cost, and cost analysis for evaluating and analyzing the rate-limiting factor based on the estimated man-hour and the calculated cost And a cost simulation means for executing a cost simulation by changing a processing step, analyzing sensitivity to cost, and supporting an optimal manufacturing method and an optimal process design. As a result, the designer can perform a simulation by himself at an upstream stage of product development, and estimate costs and man-hours.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when trying to use such a system for estimating actual customers, the data that can be used for calculation is limited to 3D CAD data, and based on design sketches, drawings, mockup models, clay models, etc. Unable to calculate estimate. In addition, cost estimation products are limited to a narrow range of products, and can meet the needs of customers who require a wide range of products such as optical molding products, paper additive manufacturing products, prototype molds, inspection jigs, etc. Can not.
[0004]
Therefore, the present invention is based on not only three-dimensional CAD data but also design sketches, drawings, mock-up models, clay models, etc., based on optical molding, paper laminate molding, prototype molds, inspection jigs, and the like. It is an object of the present invention to provide an automatic estimating apparatus capable of creating an estimate for a product over a wide range.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The automatic estimating apparatus according to the first aspect of the present invention will be described with reference to the schematic diagram of FIG. The automatic estimating apparatus M1 inputs the requested product information of the product N1 to be estimated, from the menu, by selecting the contents of the requested product information of the product N1 to be selected, from the menu. Means M2, supplied goods content input means M3 for selecting the contents of a data model to be provided as a supplied product N2 from the menu, from the menus, the requested product information input means M2, and the supplied contents input means A production process determining means M4 for determining a production process from the deliverable N1 and the supplied product N2 respectively specified by M3, a plurality of modeled characteristic shapes with physical characteristics of the content of the production request product and commentary And / or selection from past cases, inputting or selecting the required number of information among the number of products, finishing conditions and materials The information of the required number input or selected by the means M5 and the basic condition input means M5 is converted into the man-hours of various processes for obtaining various products N1 from the selected supply N2 on a common scale. A basic scale conversion numerical conversion means M6 for converting the basic scale into a basic scale which can be calculated and converting the basic scale into a numerical value, and forming an estimate N3 from the numerical value obtained by the basic scale conversion numerical conversion means M6 It is.
[0006]
In the automatic estimating apparatus M1 having such a configuration, when the content of the deliverable N1 and the content of the supplied product N2 are selected and specified from respective menus, the manufacturing process according to the combination is determined by the manufacturing process determining means M4. Is done. On the other hand, the basic condition input means M5 selects the physical characteristics (for example, size) of the contents of the production request product, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations, and / or selection from past cases, the number of productions, and finishing. The required number of information is input or selected from the conditions and materials. The input or selected required number of information is converted into a basic scale by the basic scale conversion numerical conversion means M6, and further converted into a numerical value.
[0007]
Here, the “basic scale” is a scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from various supplies to be calculated on a common scale. It has been determined for each step of the combination of various supplies and various deliverables based on experience.
[0008]
Then, an estimate N3 is created from this numerical value. As described above, it is possible to create estimates for various combinations of supplies and deliverables based on the basic scale set based on empirical rules for each process.
[0009]
In this way, based on not only 3D CAD data but also design sketches, drawings, mock-up models, clay models, etc., a wide range of stereolithographic products, laminated paper products, prototype molds, inspection jigs, etc. It is an automatic estimating device that can create an estimating product for a wide range.
[0010]
The automatic estimating apparatus according to the invention of claim 2 is a request for selecting, from among the menu items, the contents of the production request product information of the product to be estimated, from the menu, to select the menu publication product that is closest to the production request product. Product information input means, supplied goods content input means for selecting the contents of a data model to be provided as a product provided by the production request from among those listed on a menu, and the requested product information input means and the supplied content contents input means. A production process determining means for determining a production process from the specified deliverables and the supplied materials, a physical feature of the production request product content, a selection from a plurality of modeled feature shapes with commentary, and / or Or basic condition input means for inputting or selecting information on a required number of selections, production numbers, finishing conditions, and materials from past cases, and inputting the basic conditions The required number of information entered or selected in the column is converted into a basic scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply to be calculated on a common scale. And a basic scale conversion digitizing means for digitizing the basic scale, wherein the man-hour and delivery date are calculated from the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means and the numerical value obtained by the basic scale conversion digitizing means. It is.
[0011]
In the automatic estimating apparatus having such a configuration, when the content of the deliverable and the content of the supplied product are selected and specified from the respective menus, the manufacturing process according to the combination is determined by the manufacturing process determining means. On the other hand, by means of basic condition input means, physical characteristics (eg, size) of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, number of productions, finishing conditions , Required information of the material is input or selected. The information on the input or the selected required number is converted into a basic scale by a basic scale conversion numerical conversion means and further converted into a numerical value. Then, the man-hours and the delivery date are calculated from the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means and the numerical values obtained by the basic scale conversion quantifying means.
[0012]
In this way, based on the supplied materials such as design sketches, drawings, mock-up models, clay models, etc., not only three-dimensional CAD data, but also optical molding products, paper additive manufacturing products, prototype molds, inspection jigs. It becomes an automatic estimating device that can calculate the man-hour and the delivery date, which are the basis for estimating the product (product) over a wide range such as.
[0013]
An automatic estimating apparatus according to the third aspect of the present invention provides a request for selecting, from among menus, the contents of a production request product of a product to be estimated, from the menu, to select a menu publication product that is closest to the production request product. Product information input means, supplied goods content input means for selecting the contents of a data model to be provided as a product provided by the production request from among those listed on a menu, and the requested product information input means and the supplied content contents input means. A production process determining means for determining a production process from the specified deliverables and the supplied materials, a physical feature of the production request product content, a selection from a plurality of modeled feature shapes with commentary, and / or Or basic condition input means for inputting or selecting information on a required number of selections, production numbers, finishing conditions, and materials from past cases, and inputting the basic conditions The required number of information entered or selected in the column is converted into a basic scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply to be calculated on a common scale. A basic scale conversion numerical value converting means for numerically converting the basic scale, and selecting a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means, from the numerical value obtained by the basic scale numerical converting means. The man-hour and delivery date are calculated for each process, and an estimate is created from the calculated man-hour and delivery date.
[0014]
In the automatic estimating apparatus having such a configuration, when the content of the deliverable and the content of the supplied product are selected and specified from the respective menus, the manufacturing process according to the combination is determined by the manufacturing process determining means. On the other hand, by means of basic condition input means, physical characteristics (eg, size) of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, number of productions, finishing conditions , Required information of the material is input or selected. The information on the input or the selected required number is converted into a basic scale by a basic scale conversion numerical conversion means and further converted into a numerical value. Also, a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means is selected. Then, the man-hour and the delivery date are calculated for each process from the numerical values obtained by the basic scale conversion quantifying means, and an estimate is created from the calculated man-hour and delivery date.
[0015]
As described above, since the man-hour and the delivery date are calculated from the numerical values obtained by the basic scale quantification means by selecting the calculation formula used for each process, more accurate calculation results of the man-hour and the delivery date are obtained. Since the estimate is created from the man-hours and the delivery date, a more realistic estimate can be created.
[0016]
In this way, an automatic estimating apparatus that can create a more accurate estimate is provided.
[0017]
An automatic estimating apparatus according to the invention according to claim 4 is a request for selecting a menu-listed product that most closely resembles the requested-to-produce product from the contents of the requested-to-produce product information of the product to be estimated. Product information input means, supplied goods content input means for selecting the contents of a data model to be provided as a product provided by the production request from among those listed on a menu, and the requested product information input means and the supplied content contents input means. A production process determining means for determining a production process from the specified deliverables and the supplied materials, a physical feature of the production request product content, a selection from a plurality of modeled feature shapes with commentary, and / or Or basic condition input means for inputting or selecting information on a required number of selections, production numbers, finishing conditions, and materials from past cases, and inputting the basic conditions The required number of information entered or selected in the column is converted into a basic scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply to be calculated on a common scale. Basic scale conversion numerical conversion means for converting the basic scale into a numerical value, calculation formula selection load means for selecting and loading a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means, From the numerical values obtained by the conversion means, the man-hour and delivery date calculation means for calculating the man-hour and the delivery date for each process using the calculation formula loaded by the calculation formula selection loading means, and from the man-hours and delivery date calculated for all the manufacturing processes. And an estimate creating means for creating an estimate.
[0018]
In the automatic estimating apparatus having such a configuration, when the content of the deliverable and the content of the supplied material are selected and specified from the respective menus, the manufacturing process corresponding to the combination is determined by the manufacturing process determining means, and The calculation formula used in the manufacturing process is selected and loaded by the calculation formula selection loading means. On the other hand, by means of basic condition input means, physical characteristics (eg, size) of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, number of productions, finishing conditions , Required information of the material is input or selected.
[0019]
The information on the input or the selected required number is converted into a basic scale by a basic scale conversion numerical conversion means and further converted into a numerical value. The man-hour and delivery date are calculated for each process by the man-hour delivery time calculation means using the calculation formula loaded with the numerical value as described above. Then, an estimate is created by the estimate creating means from the man-hours and delivery dates calculated for all the manufacturing processes. As described above, it is possible to create estimates for various combinations of supplies and deliverables based on the basic scale set based on empirical rules for each process.
[0020]
According to a fifth aspect of the present invention, in the automatic estimating apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the physical characteristics of the contents of the production request input by the basic condition input means are the production request. This is the dimension data (X, Y, Z and thickness t) of the product content.
[0021]
As a result, dimensional data representing the size and thickness of the requested product are input as a part of the necessary number of information as physical characteristics of the requested product content, and are converted to the basic scale by the basic scale conversion quantifying means and further converted to numerical values. Then, the man-hour and delivery date are calculated for each process by the man-hour delivery time calculation means using the loaded calculation formula.
[0022]
In this way, by inputting the dimension data representing the size and thickness of the production request product as physical characteristics of the production request product content, the man-hours and the delivery date are calculated, and an estimate is created.
[0023]
An automatic estimating apparatus according to a sixth aspect of the present invention is the automatic estimating apparatus according to any one of the first to fifth aspects, further comprising an ID / password input unit for inputting a customer ID and a password. The quotation is created by interacting with the customer using a means.
[0024]
Here, the input by the ID / password input means may be performed at the first stage of the estimate creation operation, or may be input at the end. Only when displaying or searching for information on a specific customer, the customer is required to enter a customer ID and password. That is, if the user accesses the site of the automatic estimating apparatus via the Internet, each unit of the automatic estimating apparatus operates sequentially without inputting the customer ID and password, so that the customer can follow the instructions displayed on the screen of the customer's personal computer. Therefore, as you enter data, an estimate is automatically created.
[0025]
In this way, an automatic estimating apparatus that can easily execute automatic estimating simply by accessing the site of the automatic estimating apparatus on the Internet.
[0026]
According to a seventh aspect of the present invention, in the automatic quotation apparatus according to any one of the first to sixth aspects, the quotation registration unit registers the quotation in a database for each customer, and the quotation registration unit registers the quotation with the quotation registration unit. A quote search means for searching for a quote to be ordered from a quote, a quote product name content input means for inputting a quote product name and quote content (detailed quote information), and adding the quote product name and the quote content to the quote And an order estimate creating means for creating an order estimate.
[0027]
As a result, the created quote is registered in the database for each customer by the quote registering means, and the customer searches for the quote to be ordered from the previously registered quotes by the quote searching means, and enters the quote product name content input means. Enter the name of the quote and the contents of the quote. Then, the order estimate creating means creates an order estimate to which the quoted product name and the quote content are added. By transmitting the quote for ordering to a product manufacturer (manufacturer) having an automatic estimating device by e-mail or the like, full-scale price negotiations will be started.
[0028]
In this way, by registering the first quote once, and further inputting the name of the quote and the details of the quote and changing the form of the quote for ordering, the quote to be ordered will not be mistaken. Also, past estimates can be browsed by sequentially searching for past estimates by the estimation search means.
[0029]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 2 is a flowchart showing a main routine of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 3 is a flowchart showing a subroutine of “existing estimate list” of the automatic estimation device according to the embodiment of the present invention. FIG. 4 is a flowchart showing a subroutine "estimate display" of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 5 is a flowchart showing a subroutine "new estimation" of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 6 is a flowchart showing a subroutine "estimate calculation" of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 7 is a flowchart showing a subroutine "estimate registration" of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 8 is a flowchart showing a subroutine of "new customer registration" of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention. FIGS. 9 to 27 are schematic diagrams of screens appearing on the display of the customer's personal computer at the time of actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
[0030]
First, the flow of automatic processing in the automatic estimating apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. Here, a case will be described in which a process is performed by accessing a computer forming an automatic estimation device from a customer's personal computer using the Internet.
[0031]
When the site of the automatic estimating apparatus according to the present embodiment is accessed on the Internet in step S1, a screen for requesting the input of a customer ID and a password appears (step S2). Here, when the input is made, the determination in step S3 becomes YES, and in step S4 the customer ID and the password are stored in the database as a set, and the process proceeds to step S5. The hardware and software for inputting the customer ID and password correspond to ID / password input means.
[0032]
If no input is made, the determination in step S3 is NO, and the process directly proceeds to step S5 to determine what to do as the next process. If the button of the existing estimate list is clicked on the screen, the process proceeds to step S8 to enter the subroutine of the existing estimate list, and if the button of the new estimate is clicked on the screen, the process proceeds to step S6 and the new estimate is performed. Enter the subroutine. If the end button is clicked on the screen, the automatic estimation process ends in step S9.
[0033]
Next, a subroutine of the existing estimate list will be described with reference to FIG. When the subroutine of the existing estimate list is entered in step S8, it is first determined whether or not the customer ID is stored in the database (step S10). If this determination is NO, the customer is asked to enter the customer ID on the screen (step S11), and the customer is searched for and specified from the customer ID (step S12). If the determination in step S10 is YES, the process directly proceeds to step S12, and the customer is searched for and specified from the customer ID stored in the database.
[0034]
Then, the database is searched to see if there is a registered quote for the specified customer (step S13), and a list of registered quotes is displayed on the display of the customer's personal computer (step S14). If there is any item in the list for which the user wants to view the contents of the estimate, the user clicks the "Browse" button for the estimate, and the determination in step S15 becomes YES. The content is displayed on the display of the customer's personal computer (step S16). The hardware and software that perform this series of processing correspond to the estimation search means. If the determination in step S15 is NO, the next processing is determined without entering the estimation display subroutine (step S17).
[0035]
If the "Continue Browsing" button is clicked, the process returns to step S14, where a list of registered quotes is again displayed on the display of the customer's personal computer. If the button of "end browsing" is clicked, the process exits from the existing estimate list subroutine in step S18 and returns to step S5 in FIG.
[0036]
Next, the estimate display subroutine will be described with reference to FIG. When the subroutine of estimate display is entered in step S16, the contents of the estimate are displayed on the display of the customer's personal computer, and the input of the next process is requested (step S19). What is displayed here is not the tentative estimate shown in FIGS. 23 and 24, but the approximate estimate registered in step S45 in FIG. 5 (the screen 51 in FIG. 25 and the screen in FIG. 26). 52). When comparing the preliminary estimate and the approximate estimate, the estimate number is also the official estimate number from the temporary estimate number, and the company name, department name, contact person name is not anonymous but the official name is displayed, The estimated expiration date is also written. In addition, the product name and contents of the table are also specifically written.
[0037]
Then, the next processing is determined in step S20, and if the "viewing end (TOP PAGE)" button 56 on the screen 52 is clicked, the process exits the estimate display subroutine in step S25 and proceeds to step S17 in FIG. Transition. If the "delete" button 55 is clicked, the displayed estimate data is deleted from the database in step S24, the process exits the estimate display subroutine in step S25, and proceeds to step S17 in FIG.
[0038]
If the "order / formal estimate request" button 54 is clicked, the displayed estimate data is displayed again together with the official estimate number, and a comment entry field is displayed below it (step S21). The hardware and software for performing this display correspond to an order estimate creating unit. The customer enters a comment / message and enters the next process. An example of a comment or message is "Request a quote. Is it OK to send design sketches by courier or FAX?"
[0039]
If the next processing is "send", the determination in step S22 is YES, so an e-mail is sent to the manufacturer who owns the automatic estimating apparatus of the present embodiment (step S23), and a formal estimating is performed. To start price negotiations. Thereafter, the process exits from the estimate display subroutine in step S25 and proceeds to step S17 in FIG. Further, when the button 53 of “existing estimate list” is clicked, the process proceeds to a subroutine of step S8 in FIG.
[0040]
Next, the new estimation subroutine in step S6 in FIG. 1 will be described with reference to FIG. When entering the new estimation subroutine of step S6, the estimation No. Is given (step S7). The provisional No. is assigned here. Then, every time a new estimate is made, the value automatically increases by one at N = N + 1. Next, a product search is performed, and a supply that can be used as product manufacturing data and a product that can be manufactured as a product are searched from the database (step S26), and are listed as pull-down menus on the display of the personal computer of the customer. (Step S27).
[0041]
Hereinafter, a description will be given with reference to a schematic diagram of a screen displayed as an example in a case where a design sketch is provided as a supply item and a stereolithography product is selected as a deliverable. The screen 1 in FIG. 9 displays a pull-down menu 2 of the supply. Not only CAD data such as IGES data, STEP data, 2D drawing data, Pro / E data, etc., but also drawings written on paper, as well as mockup models and clay models, can be used as the supplied items. Has become very wide and the usability has become very good.
[0042]
The hardware and software for displaying the pull-down menu 2 and selecting the supply correspond to the supply content input means M3 in FIG. Here, the customer has selected the design sketch 3 as described above, and clicks the “next” button 4 to shift to a product selection screen. If the user wants to cancel the work or start over again, he or she can click the “TOP PAGE” button 5 provided on each screen.
[0043]
A screen 6 shown in FIG. 10 displays a pull-down menu 7 of a product to be estimated. As a result, CAD data such as IGES data and Pro / E data, stereolithography products, paper additive manufacturing products, as well as prototype molds and inspection jigs can be requested, and the range of choices is very large. It is easier to use.
[0044]
The hardware and software for displaying the pull-down menu 7 and selecting the product correspond to the requested product information input unit M2 in FIG. Here, the customer has selected the stereolithography product 8 as described above, and by clicking the “next” button 9, terminates the processing of step S28 in FIG. Is searched from the database (step S29).
[0045]
A series of steps for making the supplied product a product is retrieved from the retrieved varieties (step S30). The hardware and software for performing the operation of the product type search and the process design search correspond to the manufacturing process determining means M4 in FIG.
[0046]
Here, the two steps of the product search and the process design search are simply performed to prevent the program from becoming redundant, and are directly supplied from the database based on the combination of the selected supply and deliverable. A series of steps for making a product into a product may be searched. A series of searched steps are displayed in a list according to the order (step S31). In this example, the screen is as shown in the screen 10 of FIG. 11, but the process “basic difficulty setting” of “number 1” is used for knowing the outline of the product (dimensions in X, Y, Z directions, thickness t, etc.). It is set for any combination of deliverables and deliverables.
[0047]
Subsequently, a basic scale for calculating the man-hours and the delivery date of each process is input. The input of the basic scale is performed by clicking the “setting” buttons B1 to B6 attached to the respective steps on the screen 10, and the input screen of the basic scale of the relevant step is displayed. When the button B1 is clicked, a screen such as the screen 11 in FIG. 12 appears, and the user first inputs the basic difficulty level from the basic scale. First, the approximate size of the product in the X direction is entered in the input box 12 in units of mm. The X direction is the direction having the largest dimension among the three-dimensional directions, and the dimension is reduced in the Y and Z directions. Therefore, the approximate dimensions in the Y direction are input to the input box 13 and the screen 11 is scrolled to the screen 14 in FIG. In this example, the dimensions are 100 mm in both the X, Y, and Z directions, but various schematic dimensions are input depending on the shape of the product.
[0048]
Next, the basic thickness t of the product is input to the input box 16. Now that the input of the approximate dimensions of the product has been completed, a basic scale indicating the complexity of the shape of the product is input. The screen 14 is further scrolled to display the screen 15 in FIG. 14, and the user further scrolls while referring to the article and the description sentence as an example of the shape, and clicks and selects the closest shape. In this example, ten types of shapes are displayed up to the screen 18 in FIG. 15 (the seven types are not shown), but the simplest shape 16 in FIG. 14 is selected. As a result, the basic scale indicating the complexity of the shape of the product is input.
[0049]
This completes the input of the basic scale for setting the basic difficulty level, and after confirming again, clicking the “OK” button 20 in FIG. 15 returns to the processing step list screen 10 in FIG. The column of “undetermined / completed” of the degree setting process is “completed”. In this way, when the undetermined / completed fields of all the processes become “completed”, the input of the basic scale is completed and the estimation can be calculated. Therefore, the basic scale of the next process is input. In the present embodiment, the setting buttons B1 to B6 are clicked in order from the top and the process is performed in the process order. However, the present invention is not limited to this. May be input. Anyway, the column of undecided / finished of all the steps may be set to “done”.
[0050]
Next, when the setting button B2 is clicked, an input screen 21 for the basic scale of the image processing of FIG. 16 is displayed. Since the supply in the present embodiment is a design sketch, none of Examples 22, 23, and 24 is applicable, and the display is displayed on a screen obtained by scrolling the screen 21. If the user clicks on the displayed example of the design sketch and clicks the “OK” button (not shown), the screen returns to the processing step list screen 10 in FIG. 11 and the “undecided / completed” column of the second image processing step is displayed as “ Done ".
[0051]
Next, when the setting button B3 is clicked, an input screen 25 for the basic scale of the 3D modeling shown in FIG. 17 is displayed. First, the example 27 is selected for the external appearance, and then the screen 25 is scrolled to display the screen 28 of FIG. 18 and the screen 31 of FIG. , 33, and 34. Here, when the example 30 is clicked and selected from the screen 28 in FIG. 18 and the “OK” button 35 in the screen 31 in FIG. 19 is clicked, the screen returns to the processing step list screen 10 in FIG. The column of “undetermined / completed” of the modeling process is “completed”.
[0052]
Next, when the setting button B4 is clicked, an input screen 37 of the basic scale of the data processing for stereolithography shown in FIG. 20 is displayed. Here, the specialty in the stereolithography of the product is selected from the examples 38, 39, 40, and 41 of the screen 37 in FIG. 20 and the examples 43 and 44 of the screen 42 in FIG. Here, clicking on the example 39 on the screen 37 in FIG. 20 to select it, and clicking on the “OK” button 45 on the screen 42 in FIG. 21 returns to the processing step list screen 10 in FIG. The column of “undetermined / completed” of the process of modeling data processing is “completed”.
[0053]
Next, when the setting button B5 is clicked, an input screen for the basic scale of the optical molding is displayed. Here, the illustration of the screen is omitted because only the number of deliverables is input. Then, when the "confirm" button in the screen is clicked, the screen returns to the processing step list screen 10 in FIG. 11, and the "undetermined / finished" column of the fifth stereolithography process is set to "finished".
[0054]
Next, when the setting button B6 is clicked, an input screen 46 for the basic scale of the optically shaped product finish of FIG. 22 is displayed. Here, the degree of finishing of the optically formed product is selected from Examples 47, 48,. In this example, if the user clicks on Example 47 to select it and clicks a “confirm” button (not shown), the screen returns to the processing step list screen 10 in FIG. The column is "Done".
[0055]
As described above, since the columns of “undetermined / completed” of all processes on the screen 10 are “completed”, the input of the basic scale is completed. Only when this state is reached, a “Next” button is displayed at the bottom of the screen 10. Clicking this button moves to the next process. When a basic scale is input on each screen by inputting a numerical value or selecting an example, the basic scale input by a conversion formula based on many years of experience is immediately digitized. The hardware and software for performing these input / selection processes correspond to the basic condition input means M5 in FIG. 1, and the hardware and software for digitizing the input basic scale are used for the basic scale numerical means M6 in FIG. Equivalent to.
[0056]
Returning to FIG. 5, it is determined in step S32 whether the input of the basic conditions has been completed. However, this is indicated in the "Undetermined / completed" field of all the processes on the screen 10, and the "next" button is clicked. It corresponds to whether it was done. If this determination is NO, the process proceeds to step S33 to select a process, which corresponds to clicking one of the setting buttons B1 to B6 on the screen 10. When a process is selected, a basic condition input screen of the process and a conversion formula into a numerical value are retrieved from the database (step S34), a basic scale setting screen is displayed on the display of the customer's personal computer (step S35), and the numerical value is input. Alternatively, a basic scale setting (input) operation is performed by selecting from a plurality of displayed examples (step S36). One example of the basic scale setting screen is each screen of FIGS. 12 to 22 described above.
[0057]
Here, if an invalid operation such as inputting a character in the numerical value input box is performed, the determination in step S37 is NO and an improper input is displayed (step S38), a re-input is requested, and the screen in step S31 is displayed. Return to 10. If the determination in the step S37 is YES, the process returns to the screen 10 in the step S31, and the “undecided / completed” column of the process becomes “completed”. In this way, when the basic scale setting (input) operation is completed for all the processes and the "next" button is clicked, the determination in step S32 becomes YES, the process proceeds to step S39, and the customer ID is stored in the database. It is determined whether or not it is stored in the.
[0058]
If this determination is YES, customer information (company name, department name, name of person in charge, etc.) is searched from the customer ID and displayed together with the provisional estimate described later. Then, in step S41, a subroutine for estimation calculation is entered. If the determination in step S39 is NO, the process directly enters the estimate calculation subroutine, and the temporary estimate calculated in the procedure described later is displayed on the display of the customer's personal computer (step S42).
[0059]
Examples of the displayed temporary estimate are shown on a screen 49 in FIG. 23 and a screen 50 in FIG. In this example, since the customer ID is not stored, the customer information (your company name, your department name, the name of the person in charge) is all anonymous. The estimated price is 227,000 yen and the delivery date (required operating days) is 7 days. Further, the number 971 of the provisional estimate No. 971 corresponds to N in step S7 in FIG. To register this temporary estimate in the database, click any button of "Register", and to discard it, click the button of "TOP PAGE".
[0060]
These operations correspond to the determination of what to do next to step S43 in FIG. If the discard is selected, the provisional estimate is discarded in step S44, and the process returns to step S5 in FIG. 2 in step S46. If the registration is selected, the subroutine of the estimate registration is entered in step S45 and registered. In step S46, the process returns to step S5 in FIG. The hardware and software for performing the process of registering the estimate correspond to the estimate registration unit.
[0061]
Next, the contents of the estimation calculation subroutine in step S41 in FIG. 5 will be described with reference to FIG. When the estimation calculation subroutine is entered in step S41, first, a search for processes from the supplied material to the deliverable is performed. That is, since the data of the screen 10 of FIG. 11 described above is not stored on the desktop, it is necessary to search the database again to reconstruct all the processes (step S47). Next, a process for calculating the man-hour and the delivery date is set (step S48), and a calculation formula of the process is selected from the database and loaded (steps S49 and S50). The hardware and software for performing this processing correspond to the calculation formula selection loading unit M7 in FIG.
[0062]
Explaining an example of an actual calculation formula, it is not used in the present embodiment, but a calculation formula of a usage amount of the forming paper in the paper additive manufacturing is given by the following formula (1).
[0063]
Paper additive manufacturing paper consumption (m) = (((Basic difficulty setting [X] +25) × ((Basic difficulty setting [Z] +20) ÷ 0.11) / 1000 + loss 3m) × Before paper additive manufacturing Minimum integer exceeding processing [L]) (1)
[0064]
Also, although not used in the present embodiment, as an example of a calculation formula in the injection molding die manufacturing process, as a formula for calculating the size of the molded body from the basic scale of the input “gate” item, “direct gate or In the case of the basic scale of "there is a gate at the center in accordance with that," the size x, y of the compact is given by the following equation (2). Further, a coefficient rt for incorporating the labor of the work into the calculation is given by the following equation (3). Note that BX, BY, and BZ are numerical values obtained in the previous calculation.
[0065]
x = BX and BY, the longer one, y = BX and BY, the shorter one (2)
rt = 3.0 (3)
[0066]
Then, based on the size of the molded body, the sizes mx, my, and mz of the mold base are estimated by the following equations (4), (5), and (6), and the volume V is calculated by the following equation (7): The basic man-hour is calculated by a conversion formula obtained by an empirical rule using the coefficient rt.
[0067]
mx = (x × 1.2) × 0.1 (4)
my = (y × 1.2 + 100) × 0.1 (5)
mz = (BZ × 2) × 0.1 (6)
V = mx × my × mz (7)
[0068]
Returning to FIG. 6, after the calculation formula is loaded in step S50, the basic scale used for the loaded calculation formula among the basic scales input in step S36 is searched from the database (step S51). Then, as shown by an example of a part of the above equations (1) to (7), the calculation of the man-hour and the delivery date is executed by using the numerical formula of the basic scale used in the loaded calculation formula ( Step S52). The hardware and software for executing this calculation correspond to the man-hour delivery date calculation means M8 in FIG.
[0069]
Next, it is determined whether or not a material is used in this step (step S53). If this determination is YES, a material is selected (step S54), and a calculation formula used for the material is selected. Is selected (step S55) and loaded (step S56). Then, the basic scale used in the loaded calculation formula among the basic scales input in step S36 is searched from the database (step S57), and the amount of material used is calculated (step S58). For example, as in the above-described calculation formula (1) of the amount of modeling paper used in the above-described paper additive manufacturing.
[0070]
Then, it is determined whether the calculation has been completed for all the processes searched in step S47 (step S59). The processing from step S48 is repeated until this determination becomes YES. If the determination in step S53 is NO, the determination in step S59 is made without calculating the material. If the determination in step S59 is YES, the process proceeds to step S60, and the process exits the subroutine of step S41 in FIG. 5 and displays a tentative estimate (step S42). Here, the hardware and software for creating and displaying the temporary estimate correspond to the estimate creating means M9 in FIG.
[0071]
Next, the contents of the estimate registration subroutine in step S45 will be described with reference to FIG. When entering the estimate registration subroutine in step S45, it is first determined in step S42 whether or not the ID of the customer who has displayed the tentative estimate is stored in the database (step S61). If this determination is NO, a subroutine for new customer registration is entered in step S62. Then, in step S63, a search for customer information (company name, department name, person in charge, etc.) is performed. If the determination in step S61 is YES, the process directly proceeds to step S63 to search for customer information, and then inputs the name and content of the quote (step S64). The hardware and software for making this input correspond to the estimated product name content input means.
[0072]
Since the product of this embodiment is an optically formed product, "AX-01 prototype part" is input as the product name, and "shape confirmation / design study model" is input as the content. (As shown in FIGS. 25 and 26, when the screens 51 and 52 are displayed, these input items are displayed in the columns of “item name” and “contents” of the table. , The name of the department and the name of the person in charge are not anonymous, but the specific name is displayed.)
[0073]
Then, in step S65, it is determined whether or not to register. If YES, the estimation registration process is performed in step S66, and the process jumps to the estimation display subroutine in step S16 in FIG. 4, and if the determination in step S65 is NO. If nothing is done, the process exits the estimate registration subroutine from step S68, further exits the new estimate subroutine from step S46 in FIG. 5, and returns to step S5 in FIG.
[0074]
Next, the contents of the new customer registration subroutine in step S62 will be described with reference to FIGS. When a new customer registration subroutine is entered in step S62, a customer registration screen is displayed (step S69). Specifically, it is a screen like the screen 57 of FIG. Then, according to the instructions on the screen, the customer information such as company name, department name, person in charge, postal code, address, telephone number, FAX number, and e-mail address is entered (step S70). In step S73, the customer ID and password are issued, and in step S74, the customer ID and password are combined with the customer information to register the customer. Then, in step S75, the customer ID and the customer information for the purpose of confirmation are attached, and a mail indicating that the customer registration is completed is transmitted to the above-mentioned e-mail address. Transition.
[0075]
If the input of the customer information is not appropriate (NO in step S71), an improper input is displayed in step S72, and the process returns to step S69 and starts over.
[0076]
As described above, in the automatic estimating apparatus of the present embodiment, if the user accesses the site of the automatic estimating apparatus via the Internet, the user simply inputs, selects, and clicks according to the instructions on the screen, and obtains a new estimate. You can create a quotation, view previously registered quotes, and place orders. In addition, a rule called a basic scale calculated from years of experience in product manufacturing is entered for each process, and this basic scale is quantified based on empirical rules. Since the delivery date and estimate are calculated, it is possible to handle a wide range of combinations of supplies and deliverables.
[0077]
In the present embodiment, a case has been described in which a design sketch is selected as a supply item and an optically-molded product is selected as a deliverable. However, other IGES data, STEP data, 2D drawing data, and Pro / E data are also provided as a supply item. CAD data, such as CAD data, drawings written on paper, mockup models and clay models can also be used. CAD data such as IGES data and Pro / E data, paper additive manufacturing products, Can request the production of prototype molds and inspection jigs.
[0078]
FIG. 1 is a schematic diagram corresponding to claims drawn to facilitate understanding of the contents of claim 1, and the structure and arrangement of each means are not necessarily limited thereto.
[0079]
The flowchart and display screen of the automatic estimating device are not limited to the present embodiment.
[0080]
【The invention's effect】
As described above, the automatic estimating apparatus M1 according to the first aspect of the present invention approximates the contents of the production request information of the product N1 to be estimated to the production request product among the items listed in the menu. Requested product information input means M2 for selecting a menu publication product N1; supplied goods content input means M3 for selecting the contents of a data model to be provided as a supplied product N2 from the production request from among those listed on a menu; A production process determination unit M4 for determining a production process from the deliverable N1 and the supply N2 specified by the product information input unit M2 and the supply content input unit M3, respectively, and physical characteristics of the production request product content , Selection from multiple modeled features with explanations and / or selection from past cases, production quantities, finishing conditions, materials required The basic condition input means M5 for inputting or selecting the above information and the required number of information input or selected by the basic condition input means M5 are used to obtain various products N1 from the selected supply N2. And a basic scale conversion numerical conversion means M6 for converting the man-hours of various processes into a basic scale that allows calculation on a common scale, and converting the basic scale into a numerical value. An estimate N3 is created from the obtained numerical values.
[0081]
In the automatic estimating apparatus M1 having such a configuration, when the content of the deliverable N1 and the content of the supplied product N2 are selected and specified from respective menus, the manufacturing process according to the combination is determined by the manufacturing process determining means M4. Is done. On the other hand, the basic condition input means M5 selects the physical characteristics (for example, size) of the contents of the production request product, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations, and / or selection from past cases, the number of productions, and finishing. The required number of information is input or selected from the conditions and materials. The input or selected required number of information is converted into a basic scale by the basic scale conversion numerical conversion means M6, and further converted into a numerical value.
[0082]
Here, the “basic scale” is a scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from various supplies to be calculated on a common scale. It has been determined for each step of the combination of various supplies and various deliverables based on experience.
[0083]
Then, an estimate N3 is created from this numerical value. As described above, it is possible to create estimates for various combinations of supplies and deliverables based on the basic scale set based on empirical rules for each process.
[0084]
In this way, based on not only 3D CAD data but also design sketches, drawings, mock-up models, clay models, etc., a wide range of stereolithographic products, laminated paper products, prototype molds, inspection jigs, etc. It is an automatic estimating device that can create an estimating product for a wide range.
[0085]
The automatic estimating apparatus according to the invention of claim 2 is a request for selecting, from among the menu items, the contents of the production request product information of the product to be estimated, from the menu, to select the menu publication product that is closest to the production request product. Product information input means, supplied goods content input means for selecting the contents of a data model to be provided as a product provided by the production request from among those listed on a menu, and the requested product information input means and the supplied content contents input means. A production process determining means for determining a production process from the specified deliverables and the supplied materials, a physical feature of the production request product content, a selection from a plurality of modeled feature shapes with commentary, and / or Or basic condition input means for inputting or selecting information on a required number of selections, production numbers, finishing conditions, and materials from past cases, and inputting the basic conditions The required number of information entered or selected in the column is converted into a basic scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply to be calculated on a common scale. And a basic scale conversion digitizing means for digitizing the basic scale, wherein the man-hour and delivery date are calculated from the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means and the numerical value obtained by the basic scale conversion digitizing means. It is.
[0086]
In the automatic estimating apparatus having such a configuration, when the content of the deliverable and the content of the supplied product are selected and specified from the respective menus, the manufacturing process according to the combination is determined by the manufacturing process determining means. On the other hand, by means of basic condition input means, physical characteristics (eg, size) of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, number of productions, finishing conditions , Required information of the material is input or selected. The information on the input or the selected required number is converted into a basic scale by a basic scale conversion numerical conversion means and further converted into a numerical value. Then, the man-hours and the delivery date are calculated from the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means and the numerical values obtained by the basic scale conversion quantifying means.
[0087]
In this way, based on the supplied materials such as design sketches, drawings, mock-up models, clay models, etc., not only three-dimensional CAD data, but also optical molding products, paper additive manufacturing products, prototype molds, inspection jigs. It becomes an automatic estimating device that can calculate the man-hour and the delivery date, which are the basis for estimating the product (product) over a wide range such as.
[0088]
An automatic estimating apparatus according to the third aspect of the present invention provides a request for selecting, from among menus, the contents of a production request product of a product to be estimated, from the menu, to select a menu publication product that is closest to the production request product. Product information input means, supplied goods content input means for selecting the contents of a data model to be provided as a product provided by the production request from among those listed on a menu, and the requested product information input means and the supplied content contents input means. A production process determining means for determining a production process from the specified deliverables and the supplied materials, a physical feature of the production request product content, a selection from a plurality of modeled feature shapes with commentary, and / or Or basic condition input means for inputting or selecting information on a required number of selections, production numbers, finishing conditions, and materials from past cases, and inputting the basic conditions The required number of information entered or selected in the column is converted into a basic scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply to be calculated on a common scale. A basic scale conversion numerical value converting means for numerically converting the basic scale, and selecting a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means, from the numerical value obtained by the basic scale numerical converting means. The man-hour and delivery date are calculated for each process, and an estimate is created from the calculated man-hour and delivery date.
[0089]
In the automatic estimating apparatus having such a configuration, when the content of the deliverable and the content of the supplied product are selected and specified from the respective menus, the manufacturing process according to the combination is determined by the manufacturing process determining means. On the other hand, by means of basic condition input means, physical characteristics (eg, size) of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, number of productions, finishing conditions , Required information of the material is input or selected. The information on the input or the selected required number is converted into a basic scale by a basic scale conversion numerical conversion means and further converted into a numerical value. Also, a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means is selected. Then, the man-hour and the delivery date are calculated for each process from the numerical values obtained by the basic scale conversion quantifying means, and an estimate is created from the calculated man-hour and delivery date.
[0090]
As described above, since the man-hour and the delivery date are calculated from the numerical values obtained by the basic scale quantification means by selecting the calculation formula used for each process, more accurate calculation results of the man-hour and the delivery date are obtained. Since the estimate is created from the man-hours and the delivery date, a more realistic estimate can be created.
[0091]
In this way, an automatic estimating apparatus that can create a more accurate estimate is provided.
[0092]
An automatic estimating apparatus according to the invention according to claim 4 is a request for selecting a menu-listed product that most closely resembles the requested-to-produce product from the contents of the requested-to-produce product information of the product to be estimated. Product information input means, supplied goods content input means for selecting the contents of a data model to be provided as a product provided by the production request from among those listed on a menu, and the requested product information input means and the supplied content contents input means. A production process determining means for determining a production process from the specified deliverables and the supplied materials, a physical feature of the production request product content, a selection from a plurality of modeled feature shapes with commentary, and / or Or basic condition input means for inputting or selecting information on a required number of selections, production numbers, finishing conditions, and materials from past cases, and inputting the basic conditions The required number of information entered or selected in the column is converted into a basic scale that enables the man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply to be calculated on a common scale. Basic scale conversion numerical conversion means for converting the basic scale into a numerical value, calculation formula selection load means for selecting and loading a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means, From the numerical values obtained by the conversion means, the man-hour and delivery date calculation means for calculating the man-hour and the delivery date for each process using the calculation formula loaded by the calculation formula selection loading means, and from the man-hours and delivery date calculated for all the manufacturing processes. And an estimate creating means for creating an estimate.
[0093]
In the automatic estimating apparatus having such a configuration, when the content of the deliverable and the content of the supplied material are selected and specified from the respective menus, the manufacturing process corresponding to the combination is determined by the manufacturing process determining means, and The calculation formula used in the manufacturing process is selected and loaded by the calculation formula selection loading means. On the other hand, by means of basic condition input means, physical characteristics (eg, size) of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, number of productions, finishing conditions , Required information of the material is input or selected.
[0094]
The information on the input or the selected required number is converted into a basic scale by a basic scale conversion numerical conversion means and further converted into a numerical value. The man-hour and delivery date are calculated for each process by the man-hour delivery time calculation means using the calculation formula loaded with the numerical value as described above. Then, an estimate is created by the estimate creating means from the man-hours and delivery dates calculated for all the manufacturing processes. As described above, it is possible to create estimates for various combinations of supplies and deliverables based on the basic scale set based on empirical rules for each process.
[0095]
According to a fifth aspect of the present invention, in the automatic estimating apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the physical characteristics of the contents of the production request input by the basic condition input means are the production request. This is the dimension data (X, Y, Z and thickness t) of the product content.
[0096]
As a result, dimensional data representing the size and thickness of the requested product are input as a part of the necessary number of information as physical characteristics of the requested product content, and are converted to the basic scale by the basic scale conversion quantifying means and further converted to numerical values. Then, the man-hour and delivery date are calculated for each process by the man-hour delivery time calculation means using the loaded calculation formula.
[0097]
In this way, by inputting the dimension data representing the size and thickness of the production request product as physical characteristics of the production request product content, the man-hours and the delivery date are calculated, and an estimate is created.
[0098]
An automatic estimating apparatus according to a sixth aspect of the present invention is the automatic estimating apparatus according to any one of the first to fifth aspects, further comprising an ID / password input unit for inputting a customer ID and a password. The quotation is created by interacting with the customer using a means.
[0099]
Here, the input by the ID / password input means may be performed at the first stage of the estimate creation operation, or may be input at the end. Only when displaying or searching for information on a specific customer, the customer is required to enter a customer ID and password. That is, if the user accesses the site of the automatic estimating apparatus via the Internet, each unit of the automatic estimating apparatus operates sequentially without inputting the customer ID and password, so that the customer can follow the instructions displayed on the screen of the customer's personal computer. Therefore, as you enter data, an estimate is automatically created.
[0100]
In this way, an automatic estimating apparatus that can easily execute automatic estimating simply by accessing the site of the automatic estimating apparatus on the Internet.
[0101]
According to a seventh aspect of the present invention, in the automatic quotation apparatus according to any one of the first to sixth aspects, the quotation registration unit registers the quotation in a database for each customer, and the quotation registration unit registers the quotation with the quotation registration unit. A quote search means for searching for a quote to be ordered from a quote, a quote product name content input means for inputting a quote product name and quote content (detailed quote information), and adding the quote product name and the quote content to the quote And an order estimate creating means for creating an order estimate.
[0102]
As a result, the created quote is registered in the database for each customer by the quote registering means, and the customer searches for the quote to be ordered from the previously registered quotes by the quote searching means, and enters the quote product name content input means. Enter the name of the quote and the contents of the quote. Then, the order estimate creating means creates an order estimate to which the quoted product name and the quote content are added. By transmitting the quote for ordering to a product manufacturer (manufacturer) having an automatic estimating device by e-mail or the like, full-scale price negotiations will be started.
[0103]
In this way, by registering the first quote once, and further inputting the name of the quote and the details of the quote and changing the form of the quote for ordering, the quote to be ordered will not be mistaken. Also, past estimates can be browsed by sequentially searching for past estimates by the estimation search means.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a basic configuration of an automatic estimating apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a main routine of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing a subroutine of “existing estimate list” of the automatic estimation device according to the embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a flowchart illustrating a subroutine of “estimate display” of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing a subroutine of “new estimation” of the automatic estimation apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a subroutine of “estimate calculation” of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart showing a subroutine of “estimate registration” of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart showing a “new customer registration” subroutine of the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 15 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer at the time of actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 18 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 22 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 23 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 25 is a schematic diagram of a screen displayed on a display of a personal computer of a customer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a customer's personal computer at the time of an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a schematic diagram of a screen appearing on a display of a personal computer of a customer during an actual operation in the automatic estimating apparatus according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
M1 automatic estimating device
M2 Requested product information input means
M3 Provided goods input means
M4 production process decision means
M5 Basic condition input means
M6 Basic scale conversion digitization means
N1 deliverables
N2 supply
N3 estimate

Claims (7)

見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、
前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、
前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、
前記製作依頼品内容の物理的特徴、複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、
前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、
前記基本スケール変換数値化手段によって得た数値から見積りを作成することを特徴とする自動見積り装置。Requested product information input means for selecting the contents of the production requested product information of the product to be quoted from the menu, and selecting a menu publication product that is most similar to the production requested product,
Provided goods content input means for selecting the contents of the data model to be provided as the provided goods by the production request from among those listed on the menu,
A manufacturing process determining unit that determines a manufacturing process from the deliverable and the supplied product specified by the requested product information input unit and the supplied product content input unit,
Basic conditions for inputting or selecting information on the physical characteristics of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes and / or selection from past cases, production number, finishing conditions, and the necessary number of materials. Input means;
A basic scale that enables the required number of information input or selected by the basic condition input means to be calculated on a common scale in man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply. And a basic scale conversion numerical conversion means for converting the basic scale into a numerical value.
An automatic estimating apparatus, wherein an estimate is created from a numerical value obtained by the basic scale conversion numerical conversion means. 見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、
前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、
前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、
前記製作依頼品内容の物理的特徴、複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、
前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、
前記製作工程決定手段で決定された製作工程及び前記基本スケール数値化手段によって得た数値から工数及び納期を計算することを特徴とする自動見積り装置。Requested product information input means for selecting the contents of the production requested product information of the product to be quoted from the menu, and selecting a menu publication product that is most similar to the production requested product,
Provided goods content input means for selecting the contents of the data model to be provided as the provided goods by the production request from among those listed on the menu,
A manufacturing process determining unit that determines a manufacturing process from the deliverable and the supplied product specified by the requested product information input unit and the supplied product content input unit,
Basic conditions for inputting or selecting information on the physical characteristics of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes and / or selection from past cases, production number, finishing conditions, and the necessary number of materials. Input means;
A basic scale that enables the required number of information input or selected by the basic condition input means to be calculated on a common scale in man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply. And a basic scale conversion numerical conversion means for converting the basic scale into a numerical value.
An automatic estimating apparatus for calculating a man-hour and a delivery date from the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means and the numerical value obtained by the basic scale quantifying means. 見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、
前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、
前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、
前記製作依頼品内容の物理的特徴、複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、
前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段とを具備し、
前記製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式を選択し、前記基本スケール数値化手段によって得た数値から各工程ごとに工数及び納期を計算し、該計算された工数及び納期から見積りを作成することを特徴とする自動見積り装置。Requested product information input means for selecting the contents of the production requested product information of the product to be quoted from the menu, and selecting a menu publication product that is most similar to the production requested product,
Provided goods content input means for selecting the contents of the data model to be provided as the provided goods by the production request from among those listed on the menu,
A manufacturing process determining unit that determines a manufacturing process from the deliverable and the supplied product specified by the requested product information input unit and the supplied product content input unit,
Basic conditions for inputting or selecting information on the physical characteristics of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes and / or selection from past cases, production number, finishing conditions, and the necessary number of materials. Input means;
A basic scale that enables the required number of information input or selected by the basic condition input means to be calculated on a common scale in man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply. And a basic scale conversion numerical conversion means for converting the basic scale into a numerical value.
Select a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determining means, calculate man-hours and delivery time for each process from the numerical value obtained by the basic scale quantification means, from the calculated man-hours and delivery time An automatic estimating device for creating an estimate. 見積り対象となる成果物の製作依頼品情報の内容を、メニューに掲載されたなかから、最も前記製作依頼品に近似するメニュー掲載成果物を選択する依頼品情報入力手段と、
前記製作依頼による支給物として提供するデータ・モデルの内容をメニューに掲載されたなかから選択する支給物内容入力手段と、
前記依頼品情報入力手段と前記支給物内容入力手段によってそれぞれ特定された前記成果物と前記支給物とから製作工程を決定する製作工程決定手段と、
前記製作依頼品内容の物理的特徴、解説文付きの複数のモデル化した特徴形状からの選択及び／または過去の事例からの選択、製作個数、仕上げ条件、材料のうち必要数の情報を入力または選択する基本条件入力手段と、
前記基本条件入力手段で入力または選択された前記必要数の情報を、前記選択された支給物から種々の成果物を得るための様々な工程の工数を共通の尺度で計算できるようにする基本スケールに変換して、該基本スケールを数値化する基本スケール変換数値化手段と、
前記製作工程決定手段で決定された製作工程で用いられる計算式を選択してロードする計算式選択ロード手段と、
前記基本スケール変換数値化手段によって得た数値から前記計算式選択ロード手段によってロードされた前記計算式を用いて各工程ごとに工数及び納期を計算する工数納期計算手段と、
全製作工程について計算された工数及び納期から見積りを作成する見積り作成手段と
を具備することを特徴とする自動見積り装置。Requested product information input means for selecting the contents of the production requested product information of the product to be quoted from the menu, and selecting a menu publication product that is most similar to the production requested product,
Provided goods content input means for selecting the contents of the data model to be provided as the provided goods by the production request from among those listed on the menu,
A manufacturing process determining unit that determines a manufacturing process from the deliverable and the supplied product specified by the requested product information input unit and the supplied product content input unit,
Enter the information on the physical characteristics of the contents of the production request, selection from a plurality of modeled characteristic shapes with explanations and / or selection from past cases, the number of products, finishing conditions, and the required number of materials among the materials. Basic condition input means to be selected,
A basic scale that enables the required number of information input or selected by the basic condition input means to be calculated on a common scale in man-hours of various processes for obtaining various products from the selected supply. To a basic scale conversion numerical value conversion means for converting the basic scale into a numerical value,
Calculation formula selection loading means for selecting and loading a calculation formula used in the manufacturing process determined by the manufacturing process determination means,
Man-hour delivery time calculation means for calculating the man-hour and delivery time for each process using the calculation formula loaded by the calculation formula selection loading means from the numerical value obtained by the basic scale conversion digitizing means,
An automatic estimating apparatus comprising: an estimating means for estimating an estimate from man-hours and delivery dates calculated for all manufacturing processes. 前記基本条件入力手段において入力される前記製作依頼品内容の物理的特徴は、前記製作依頼品内容の寸法データ（Ｘ，Ｙ，Ｚ及び厚みｔ）であることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１つに記載の自動見積り装置。The physical characteristic of the contents of the requested product input in the basic condition input means is dimensional data (X, Y, Z and thickness t) of the requested contents of the production. Item 6. The automatic estimating device according to any one of Items 4. 顧客ＩＤとパスワードを入力するＩＤ・パスワード入力手段を付加して、インターネットを介して前記各手段を用いて顧客とやり取りをすることによって見積りを作成することを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか１つに記載の自動見積り装置。6. An estimate is created by adding an ID / password input unit for inputting a customer ID and a password and communicating with the customer using the respective units via the Internet. The automatic estimating device according to any one of the above. 前記見積りを顧客ごとにデータベースに登録する見積り登録手段と、
前記見積り登録手段に登録された見積りの中から発注しようとする見積りを検索する見積り検索手段と、
見積り品名と見積り内容（見積りの詳細情報）を入力する見積り品名内容入力手段と、
前記見積り品名及び前記見積り内容を前記見積りに追加して発注用見積りを作成する発注用見積り作成手段と
を追加したことを特徴とする請求項１乃至請求項６のうちいずれか１つに記載の自動見積り装置。Quote registration means for registering the quote in a database for each customer,
A quote search means for searching for a quote to be ordered from the quotes registered in the quote registration means,
A quote product name content input means for inputting the quote product name and the quote content (detailed information of the quote);
7. An order estimate creating means for adding the estimate product name and the estimate content to the estimate to create an order estimate, and further comprising: an order estimate creating means. Automatic estimation device.
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220129830A1 (en) * 2020-10-26 2022-04-28 Canon Kabushiki Kaisha System, control method, and storage medium

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