JP2004012919A - 情報表示装置 - Google Patents

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JP2004012919A
JP2004012919A JP2002167545A JP2002167545A JP2004012919A JP 2004012919 A JP2004012919 A JP 2004012919A JP 2002167545 A JP2002167545 A JP 2002167545A JP 2002167545 A JP2002167545 A JP 2002167545A JP 2004012919 A JP2004012919 A JP 2004012919A
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Naoya Koga
古賀 直哉
Yasuyoshi Endo
遠藤 泰義
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】各種情報が表示されるモニタの画像表示方法に操作上、外観上のわかり易さ、馴染み易さを与えることのできる情報表示装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る情報表示装置は、モニタ16に対して画像信号を出力しモニタ16に画像を表示させる表示制御手段31、34と、モニタ16に表示された画像の一部を選択するための選択手段6、20とを有している。表示制御手段31,34は、選択手段6、20により選択可能なスクロールダイヤル53を表示させ、選択手段6、20により選択されたスクロールダイヤル53の選択箇所に応じてスクロールダイヤル53を回転表示させるとともに、モニタ16に表示された画像をスクロール表示させる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両に搭載されて運転者に各種情報を呈示する情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カーナビゲーションシステムの普及等に代表されるような車両の情報化を背景として、液晶等のモニタが車載される機会が非常に多くなってきている。そのようなモニタには、カーナビゲーション用の地図画像のみならず、TV放送、オーディオ機器関連情報、交通情報、電話番号情報、車載カメラによる撮影映像等の各種の画像が切り替えて表示されることもあり、運転者はモニタを窓口として集約された各種情報を把握し、運転その他の操作を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように様々な画像がモニタに切り替えて表示される場合、その画像のソースや目的をも超えて表示に統一感が与えられていたとは必ずしも言い難く、特にモニタに表示される画像が運転者に何らかの操作を要求するものである場合には、運転者がその画像固有の操作方法を覚えていなければ操作に戸惑って、結局は目的を達し得ないこともあった。
【0004】
特にモニタがこれまでのようにナビゲーション装置、オーディオ装置等のある機能を有する機器の共通の表示装置として使用されるのではなく、ナビゲーション機能もオーディオ機能も有する汎用性のあるコンピュータの表示装置として使用される場合には、アプリケーション上で表示の統一感を図っておくことが望ましい。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、各種情報が表示されるモニタの画像表示方法に操作上、外観上のわかり易さ、馴染み易さを与えることのできる情報表示装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、モニタに対して画像信号を出力し前記モニタに画像を表示させる表示制御手段と、前記モニタに表示された画像の一部を選択するための選択手段とを有し、前記表示制御手段は、前記選択手段により選択可能なスクロールダイヤルを表示させ、前記選択手段により選択された前記スクロールダイヤルの選択箇所に応じて前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画像をスクロール表示させる情報表示装置であることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報表示装置において、前記選択手段が、前記モニタ上のタッチ位置より選択された画面を判断するタッチパネルであり、前記表示制御手段は、前記スクロールダイヤルを回転させるように前記タッチパネルが擦られた場合に、擦られた方向に前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画面を前記方向にスクロール表示させることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の情報表示装置において、前記選択手段が、前記モニタ上のタッチ位置より選択された画面を判断するタッチパネルであり、前記表示制御手段は、前記タッチパネルにより前記スクロールダイヤルの端部がタッチされた場合に、タッチされた端部方向に前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画面を前記方向にスクロール表示させることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の情報表示装置において、前記選択手段が、前記モニタに表示されるカーソルを操作する操作部であり、前記表示制御手段は、前記カーソルにより前記スクロールダイヤルの端部がクリックされた場合に、クリックされた端部方向に前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画面を前記方向にスクロール表示させることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報表示装置において、前記表示制御手段が、前記モニタに表示されている画像の範囲を示すポジションバーを前記スクロールダイヤルの側方に表示させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は、本発明に係る情報表示装置としての車載型パーソナルコンピュータを示している。このコンピュータ1は、2DINのサイズを有して車両のダッシュボードに設置可能であり、その正面にはオープン/クローズキー2と、ディスプレイキー3と、チルトキー4と、スタンバイキー5と、操作ボタン6a〜6eと、コネクタ7と、カードスロット8と、USBポート9と、CD、DVD等のデジタルディスクが挿入されるディスク挿入口10と、ディスクイジェクトボタン11と、音量調整つまみ12と、ミュートボタン13とが設けられている。
【0013】
オープン/クローズキー2が操作されると、本体部14に収納されていたディスプレイ部15が前方にスライドした後に起立して、図2に示すように液晶モニタ16が現れる。モニタ16の起立角度はチルトキー4により調整可能であり、モニタ16の下方には操作ボタン17a〜17dが設けられている。また、この状態でオープン/クローズキー2が操作されると、ディスプレイ部15が上記とは逆の過程を経て本体部14に収納される。モニタ16には後述のように各種画像が表示されるが、ディスプレイキー3は、後述するDVDビデオ用及びTV画面用のアプリケーションではワイド/ノーマル切り替え、カーナビゲーション用のアプリケーションでは無効、その他のアプリケーションではモニタ16の表示をスクリーンセーバーに切り替える。
【0014】
このコンピュータ1の内部回路は、図3に示すように概略構成されている。操作ボタン6a〜6e(同図においては「操作ボタン6」と記載)の操作情報は、そのボタン操作の状態を判定するキーマイコン18を介してデータ変換部19に入力される。操作ボタン17a〜17d、チルトキー4、スタンバイキー5等の他のボタンの操作情報も、キーマイコン18を介してデータ変換部19に入力されるが、図3においては図示を省略している。
【0015】
一方、モニタ16には画面上の所定位置の押下げを検知するためのタッチキーセンサ20が設けられ、その押下げの情報はキーマイコン21を介してデータ変換部19に入力される。このタッチキーセンサ20は、画面上の指の接触位置(タッチ位置)を検知できればどのような方式を用いたものであってもよく、一般的に用いられる抵抗膜式タッチパネルの他、超音波式、光学式、静電容量式、電磁誘導式等の方式を用いたものであってもよい。
【0016】
また、データ変換部19には、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)を実現するために必要な情報、例えばETC(Electronic Toll Collection System)信号や、ナビゲーション機能の実現に必要なGPS信号、車速パルス、そしてVICS用のFM多重信号等が入力され、これらの入力信号についてローカルバス22に転送するための必要なデータ変換が行われる。データ変換部19にはデータ通信用のコネクタ7がモデム23を介して接続され、コネクタ7に携帯電話やPHSが接続されてデータ通信が行われる場合にはデータ変換部19は送受信データのデータ変換処理を実行する。
【0017】
カードスロット8はPCMCIAバス変換部24に接続され、PCMCIAバス変換部24はカードスロット8に挿入されたPCカード等の記録媒体に記録されたデータをローカルバス22に転送するためのデータ変換を行う。なお、このカードスロット8に通信カードを挿入して利用することも可能である。
【0018】
USBポート9はUSBバス変換部25に接続され、USBバス変換部25はUSBポート9より転送されるデータをローカルバス22に転送するためのデータ変換を行う。
【0019】
ディスク挿入口10に挿入されたデジタルディスクは、ディスクドライブ26及びROMデコーダ27により構成されるディスクメカモジュール28のそのディスクドライブ26にてデータが読み取られ、読み取られたデータがROMデコーダ27にてデコードされる。ROMデコーダ27にはATAPI/ローカルバス変換部29が接続され、ATAPI/ローカルバス変換部29はローカルバス22及びスイッチ部30に接続されている。このATAPI/ローカルバス変換部29は、ROMデコーダ27より出力されるATAPIの出力をローカルバス形式に変換する。
【0020】
この回路を統合制御するCPU31は、フラッシュメモリ32に記憶されたOS(例えばマイクロソフト社のWindows CE(登録商標))及びカーナビゲーション用、DVDビデオ再生用、音楽再生用、電子メール用等の各種アプリケーションを実行する。フラッシュメモリ32に対する各種アプリケーションプログラムの記憶は、例えばディスクメカモジュール28にプログラムが記録されたディスクをセットすることにより行われ、そのフラッシュメモリ32とは別途に本回路にはワークメモリとしてRAM33が設けられている。また、フラッシュメモリ32にブートローダーのみを記憶させ、OSやアプリケーションをRAM33に記憶させる構成としても良い。なお、フラッシュメモリ32やRAM33の代わりにハードディスクドライブ等を用いても良い。
【0021】
CPU31が上記カーナビゲーション用のアプリケーションを実行するときには、ディスクメカモジュール28に装填されたDVDROMディスクより地図データが読み取られ、CPU31により自車位置や走行経路の演算等が行われ、これらのデータがATAPI/ローカルバス変換部29を経て又は直接的にローカルバス22に送出されてこれに接続されたグラフィックチップ34に転送される。グラフィックチップ34は、送られてきたデータを画像処理用のRAM35とともに地図描画用に処理してモニタ16にRGB信号として出力し、これによりモニタ16には地図、自車位置、走行経路等が表示される。
【0022】
CPU31がDVDビデオ再生用のアプリケーションを実行するときには、ディスクドライブ26において読み取られたDVDビデオディスクのデータ信号がROMデコーダ27を経て出力され、そのうちの映像信号はMPEGデコーダ36、ビデオエンコーダ37、スイッチ部38を介してモニタ16に動画像として出力される。一方、音声信号は、ATAPI/ローカルバス変換部29、ローカルバス22、オーディオDSP39、D/A変換部40、スイッチ部30,41及びアンプ42を介してスピーカー43より出力される。なお、スイッチ部38にはTVチューナー44及びアンテナ45が接続され、モニタ16にTV放送を映し出すときにはモニタ16のコンポジット側の入力がスイッチ部38によりビデオエンコーダ37からTVチューナ44に切り替えられる。また、スイッチ部41にはAM/FMチューナ46及びTVチューナ44が接続され、スピーカー43にラジオ放送を流すときにはアンプ42の入力がスイッチ部41によりスイッチ部30からAM/FMチューナ46に切り替えられ、スピーカー43にTV放送の音声を流すときにはアンプ42の入力がスイッチ部41によりTVチューナ44に切り替えられる。なお、スピーカ−43やアンプ42は車載用パーソナルコンピュータ1の外部に設けても良い。
【0023】
CPU31が音楽再生用のアプリケーション(ここでは、マイクロソフト社のWindows Media Player)を実行するときには、例えばDVDディスク若しくはCDディスクに記録されたオーディオ圧縮ファイル(MP3等)又はDVDディスクに記録された音楽データが、ATAPI/ローカルバス変換部29及びローカルバス22を経てオーディオDSP39に送られる。オーディオDSP39ではデータの伸張等の適宜の処理が行われ、このデータがさらにD/A変換部40、スイッチ部30,41及びアンプ42を経てスピーカー43により出力される。また、CDディスクに記録された音楽データが再生されるときには、スイッチ部30がD/A変換部40からATAPI/ローカルバス変換部29に切り替えられ、ATAPI/ローカルバス変換部29の出力がスイッチ部30,41及びアンプ42を経てスピーカー43により出力される。
【0024】
つぎに、このコンピュータ1のモニタ16の表示について説明する。以下で説明する各表示は、主にCPU31、フラッシュメモリ32、RAM33、グラフィックチップ34及びRAM35により制御されている。
【0025】
オープン/クローズキー2を操作してディスプレイ部15を使用状態とし、コンピュータ1を起動させると、ディスプレイ部15のモニタ16にはまず図4に示す時計画面50が現れて現在時刻及び年月日が表示される。この状態でスタンバイキー5が押されると、モニタ16には図5に示すスタートメニュー画面51が表示され、以降、そのスタンバイキー5の操作ごとに時計画面50の表示とスタートメニュー画面51の表示とが繰り返される。
【0026】
スタートメニュー画面51はコンピュータ1が有している機能を選択するための画面であり、このスタートメニュー画面51には各機能に対応したアプリケーションを起動するためのアイコン52a〜52lと、画面左端に位置するスクロールダイヤル53と、スクロールダイヤル53の右側に位置するポジションバー54とが設けられている。
【0027】
スクロールダイヤル53は円盤状又は円環状を呈し、その左側の一部のみが表示されて他の部分が画面51の地の領域55により隠されている。モニタ16上でこのスクロールダイヤル53の上部又は下部を指でタッチするか、スクロールダイヤル53をあたかも回転させるかのように上方又は下方に指で擦ると、スクロールダイヤル53は画面上で上方(矢印A方向)又は下方(矢印A’方向)に回転表示され、これに伴いスタートメニュー画面51の内容が上下にスクロールする。すなわち、例えば図5(a)に示す状態でスクロールダイヤル53を下方に回転させ、スタートメニュー画面51を下方にスクロールさせると、スクロール可能な範囲における現在のスクロール位置を示すポジションバー54のインジケータ56が同図(b)に示すように下降し、画面上部に表示されていたアイコン52a〜52cが消失して新たなアイコン52j〜52lが画面下部に表示される。なお、図示を省略したリモコン(コントローラ、操作部)の操作キーを操作してスクロールダイヤル53の上部又は下部をクリックした場合も同様である。また、リモコンに回転可能なダイヤルを設け、これを回転させるとスクロールダイヤル53が回転表示され、画面がスクロールするようにしても良い。
【0028】
スタートメニュー画面51においてアイコン52aが選択されると、モニタ16には図6に示すラジオ画面57が表示される。このラジオ画面57には、画面中央よりもやや左側に配置された円環状のベースリング58と、ベースリング58に沿ってその周囲に設けられたサテライトボタン59a〜59iとが表示されている。ラジオ画面57が表示されるとスピーカー43からはラジオ放送が流れ、画面右側のスペースには受信放送局と受信周波数とが表示される。
【0029】
ベースリング58の内部には、受信している放送局についての静止画や動画、又は音声に対応して変化する映像等が表示される情報表示部が形成されており、図6においては受信放送局のマスコットが表示されている。なお、ベースリング58はモニタ16の長手方向に延びる楕円形状あるいは矩形状であっても良く、後述する各種アプリケーションの場合も同様である。
【0030】
サテライトボタン59a〜59iは、ラジオ画面57において可能な操作をアイコンを用いて示し、機能ごとに左右に分けて配置されている。右側のサテライトボタン群には、チューニングに関するボタンが集められ、オートストアあるいはプリセットスキャンを行うサテライトボタン59a(AS/PSボタン)と、チューニングモードを切り換えるサテライトボタン59b(T.MODEボタン)と、チャンネルの切替えを行うサテライトボタン59c,59d(チャンネル切替ボタン)とが設けられている。一方、左側のサテライトボタン群には、他の機能に関するボタンが集められ、ベースリング58の内部に表示される画像を切り替えるサテライトボタン59e(画像切替ボタン)と、ラジオ放送局のホームページアドレス一覧を表示させるサテライトボタン59f(放送局HPボタン)と、FM文字多重放送を表示させるサテライトボタン59g(文字ボタン)と、受信周波数を道路交通情報に合わせるサテライトボタン59h(IRSボタン)と、FM/AMのバンドを切り替えるサテライトボタン59i(バンド切替ボタン)とが設けられている。
【0031】
これらのサテライトボタン59a〜59iは、モニタ16を指先で直接タッチすることにより選択操作(この場合は機能実行)することができるほか、リモコンの操作キーを操作して画面中のカーソルを動かすことにより選択操作することができる。画面中のカーソルとは、例えばカーソルがある位置のサテライトボタンが反転表示されたり拡大表示されたりすることにより認識することが可能なもので、以降の説明においても画像の一部、あるいはアイコン等を選択あるいはクリックする際にはこのタッチパネル方式とカーソル方式との双方が用いられ得る。カーソル方式によりサテライトボタン59a〜59iの選択を行う場合には、リモコンの操作キーを左右方向に操作することによって機能ごとに区分けされたサテライト群を選択し、この操作キーを上下方向に操作を行うことによってサテライト群内のサテライトボタンの選択を行う。カーソル方式では、サテライトボタンの選択後にリモコンの実行キーを押下することによって選択されたボタンの機能が実行される。
【0032】
ラジオ画面57の下部には、第一のタブとしてのリストボタン60が表示されている。このリストボタン60がクリックされると(すなわち、指でモニタ16がタッチされると、以下同様)、図7に示すようにリストボタン60は画面上部に向けて移動するとともに、このリストボタン60に続く表示幕61が引き上げられるように順次露出表示されて、図8に示すように表示幕61が完全に表示される。表示幕61が完全に表示された状態でリストボタン60がクリックされると、表示幕61が引き下ろされるようにして画面下部に退出消去され、再度図6に示すような画面表示となる。
【0033】
ラジオ画面57の上部には第二のタブとしてリストチェンジボタン62が表示されている。図6においてはそのリストチェンジボタン62の表示が「放送局リスト」となっているが、「放送局リスト」と表示された状態でリストボタン60がクリックされると、表示幕61には放送局のリストが表示される。
【0034】
図8に示すように、表示幕61には、放送局名及び周波数が組になって縦方向に並んで表示されており、この放送局名及び周波数はフラッシュメモリ32等に組ごとに記憶されている。表示幕61の左端にはスクロールダイヤル63が、その右側にはポジションバー64が表示されるが、これらの機能は上記図5(a)のスタートメニュース画面51におけるスクロールダイヤル53及びポジションバー54と同様であるので説明を省略する。表示幕61が表示されている状態でリストチェンジボタン62がクリックされると、リストチェンジボタン62の表示が「放送局リスト」から「プリセットリスト」へと変わり、リストボタン60が画面下部に向けて移動するとともに表示幕61が引き下ろされるように順次退出消去される。そして、リストボタン60が画面下部に達すると、今度はリストボタン60が再度画面上部に向けて移動するとともに、図9に示すようにプリセットリストが表示された新たな表示幕65が引き上げられるように順次露出表示される。表示幕65にはプリセットチャンネルに対応した放送局がリスト表示され、スクロールダイヤル66及びポジションバー67(それぞれスクロールダイヤル63及びポジションバー64と同様)が表示されている。プリセットリストは、ユーザが登録した任意の放送局と周波数とが組になって配列されたものであり、フラッシュメモリ32等に記憶されている。
【0035】
なお、図6に示す状態でリストチェンジボタン62をクリックすると、その表示が「放送局リスト」から「プリセットリスト」に変更されるが、この状態でリストボタン60をクリックすることにより、表示幕61を経ることなく直接図9の画面(表示幕65)に至ることができる。また、ここではリストチェンジボタンは画面上部右側のみならず画面上部左側にも用意されており、そのリストチェンジボタン68を操作してもリストチェンジボタン62を操作したと同様の結果が得られる。
【0036】
ところで、ディスプレイ部15の操作ボタン17c(戻るボタン)を操作するとモニタ16の表示が前画面に戻り、操作ボタン17a(スタートボタン)を操作するとスタートメニュー画面51に戻るが、このようにスタートメニュー画面51に戻った状態でアイコン52bが選択されると、モニタ16には図10に示すメディアプレーヤー画面69が表示される。
【0037】
メディアプレーヤー画面69は、上記Windows Media Playerによる音楽再生用の画面であり、このメディアプレーヤー画面69には、画面中央よりもやや左側に配置されたベースリング70と、ベースリング70に沿ってその周囲に設けられたサテライトボタン71a〜71gとが表示されている。メディアプレーヤー画面69の画面右側のスペースには、現在再生している(又は再生しようとしている)曲目等が表示され、画面右下にはプレイタイム(再生経過時間)が表示される。
【0038】
ベースリング70の内部には、その再生している(又は再生しようとしている)曲についてのアルバムジャケットやプロモーション映像等が表示される。サテライトボタン71a〜71gは左右のサテライトボタン群に分けて配置され、右側のサテライトボタン群には基本的操作及び画像効果に関するボタンが、左側のサテライトボタン群には特殊再生に関するボタンが集められている。具体的には、右側のサテライトボタン群には、ベースリング70の内部に表示される画像を切り替えるサテライトボタン71a(画像切替ボタン)と、再生/一時停止用のサテライトボタン71bと、頭出し(早送り)用のサテライトボタン71cと、頭出し(巻戻し)用のサテライトボタン71dとが設けられている。一方、左側のサテライトボタン群には、スキャン再生用のサテライトボタン71eと、リピート再生用のサテライトボタン71fと、ランダム再生用のサテライトボタン71gとが設けられている。
【0039】
メディアプレーヤー画面69の下部には、リストボタン72が表示されている。このリストボタン72がクリックされると、リストボタン72は画面上部に向けて移動するとともに、このリストボタン72に続く表示幕73が引き上げられるように順次露出表示される(図11、図12)。メディアプレーヤー画面69の上部左右にはリストチェンジボタン74,75が表示され、このリストチェンジボタン74又はリストチェンジボタン75がクリックされるとリストチェンジボタン74における表示が「MAIN SLOT」から「CARD SLOT」に変更され、例えば図10に示す状態でリストチェンジボタン74における表示が「CARD SLOT」に変更されるとモニタ16には図13に示す画面が表示され、図12に示す状態でリストチェンジボタン74における表示が「CARD SLOT」に変更されるとモニタ16には表示幕73が退出消去された後に新たな表示幕76が露出表示された図14に示す画面が表示される。
【0040】
なお、リストチェンジボタン74における「MAIN SLOT」、「CARD SLOT」の表示は、ディスク挿入口10に挿入されたデジタルディスクとカードスロット8に挿入されたPCカードのいずれの記録媒体についての情報かを区別している。また、表示幕73にはスクロールダイヤル77及びポジションバー78が、表示幕76にはスクロールダイヤル79及びポジションバー80がそれぞれ表示され、例えば図12においてリスト表示されている「ショパン全集1」はアルバムのタイトルなので、そのリスト項目ボタン82をクリックするとアルバムに含まれる詳細な曲名が同図と同様にリスト表示される。
【0041】
スタートメニュー画面51においてアイコン52gが選択されると、モニタ16には図15に示すメール画面83が表示される。このメール画面83には、画面中央部に配置されたベースリング84と、ベースリング84に沿ってその周囲に設けられたサテライトボタン85a〜85dとが表示されている。また、メール画面83の下部にはリストボタン86が表示され、上部左右にはリストチェンジボタン87,88が表示され、リストチェンジボタン87又はリストチェンジボタン88がクリックされると、カーソルの位置するサテライトボタンが変化する。同図においては、受信箱のサテライトボタン85cがカーソルにより選択されており、この状態でリストボタン86をクリックすると表示幕89が露出表示されて受信箱にあるメールがリスト表示され(図16)、例えばリスト項目ボタン90をクリックするとこれに対応するメールの内容が表示される(図17)。
【0042】
表示幕89においては、その中央にメールがリスト表示されるとともに、画面左側にはスクロールダイヤル91及びポジションバー92が、画面右側には送受信ボタン93、新規メールボタン94及び並べ替えボタン95が表示されている。この画面において送受信ボタン93がクリックされると、図18に示すようにメールの送受信が行われ、新規メールボタン94がクリックされると、図19に示すようにメール作成画面が表示され、このメール作成画面で件名、宛先又は本文のいずれかの欄がクリックされると、図20に示すように文字入力のためのキーボード画面が表示される。
【0043】
スタートメニュー画面51においてアイコン52hが選択されると、モニタ16には図21に示す電話画面96が表示される。この電話画面96には、画面中央よりもやや左側に配置されたベースリング97と、ベースリング97に沿ってその周囲に設けられたサテライトボタン98a〜98eとが表示され、画面右側のスペースには電話番号等のデータ入力用のテンキーボタン99が表示されている。
【0044】
サテライトボタン98a〜98eは、通話の基本操作に関するサテライトボタン群とテンキーボタン99による入力をクリアするためのサテライトボタン98e(クリアボタン)とに分けて配置され、サテライトボタン群は、回線接続用のサテライトボタン98aと、回線切断用のサテライトボタン98bと、短縮ダイアル用のサテライトボタン98cと、リダイアル用のサテライトボタン98dとからなる。
【0045】
電話画面96の下部には、リストボタン100が表示され、上部左右にはリストチェンジボタン101,102が表示されている。リストチェンジボタン101又はリストチェンジボタン102がクリックされると、リストチェンジボタン101における表示が「番号リスト」、「発信履歴」、「着信履歴」と変更され、リストボタン100のクリックにより現れるそれぞれの表示に対応した表示幕103,104,105は、図22、図23、図24に示すようになっている。
【0046】
図22に示す表示幕103においては、画面中央に電話番号のリストボタンが、その右側には選択されているリストボタンに対応する登録者の写真等及び電話番号が表示される。この実施の形態では、各リストボタンには登録者の氏名と固定電話、携帯電話の別が表示されている。そのリストボタンの左側にはスクロールダイヤル106及びポジションバー107と、50音別インデックス108とが表示されている。
【0047】
図23に示す表示幕104においては、画面中央に発信履歴のリストボタンが、その右側には選択されているリストボタンに対応する登録者の写真等及び電話番号が表示される。各リストボタンには、発信日時と発信先の氏名並びに固定電話、携帯電話の別が表示されている。そのリストボタンの左側にはスクロールダイヤル109及びポジションバー110が表示されている。
【0048】
図24に示す表示幕105においては、画面中央に着信履歴のリストボタンが、その右側には選択されているリストボタンに対応する登録者の写真等及び電話番号が表示される。各リストボタンには、着信日時と発信元の氏名並びに固定電話、携帯電話の別が表示されている。そのリストボタンの左側にはスクロールダイヤル111及びポジションバー112が表示されている。この画面において、例えばリスト項目ボタン113がクリックされると表示幕105が消失して図25に示すような画面となり、ここでサテライトボタン98aをクリックすると遠藤氏の固定電話(図24参照)に電話がかけられる。
【0049】
スタートメニュー画面51においてアイコン52iが選択されると、モニタ16には図26に示すスケジューラー画面114が表示される。このスケジューラー画面114には、画面中央部に配置されたベースリング115と、ベースリング115に沿ってその周囲に設けられたサテライトボタン116a〜116cとが表示されている。また、スケジューラー画面114の下部にはリストボタン117が表示され、上部左右にはリストチェンジボタン118,119が表示され、リストチェンジボタン118又はリストチェンジボタン119がクリックされるとカーソルの位置するサテライトボタンが変化する。同図においては、カレンダー(月リスト)のサテライトボタン116aがカーソルにより選択されており、この状態でリストボタン117をクリックすると図27に示すように表示幕120が露出表示される。
【0050】
表示幕120には、その月から翌月にかけてのカレンダーと、スクロールダイヤル121及びポジションバー122が表示される。カレンダーの各日付における四角形のマーク123は、その日に入っている予定に合わせて付されており、同図の画面において例えば24日がクリックされると図28に示す新たな表示幕124が表示され、24日の詳細な予定が示される。表示幕124には、中央に予定リストが、その左側にスクロールダイヤル125、ポジションバー126及び日付インデックス127が、その右側に新規予定、新規予約入力用のボタン128,129が設けられ、この表示幕124は、スケジューラー画面114において日リストのサテライトボタン116bが選択された状態でリストボタン117がクリックされても表示される。
【0051】
スケジューラー画面114において直近リストのサテライトボタン116cが選択された状態でリストボタン117がクリックされると、図29に示す表示幕130が表示される。この表示幕130には、中央に現在から直近までの6件の予定をリスト表示させることが可能であり、その左側にスクロールダイヤル131及びポジションバー132が、その右側に新規予定、新規予約入力用のボタン133,134が設けられている。この画面において例えば「打ち合わせ」と記されたリスト項目ボタン135をクリックすると、図30に示すように「打ち合わせ」の詳細が表示される。
【0052】
スタートメニュー画面51においてアイコン52lが選択されると、モニタ16には図31に示すアドレス帳画面136が表示される。このアドレス帳画面136には、画面中央部に配置されたベースリング137と、ベースリング137に沿ってその周囲に設けられたサテライトボタン138a〜138eとが表示されている。また、アドレス帳画面136の下部にはリストボタン139が表示され、上部左右にはリストチェンジボタン140,141が表示され、リストチェンジボタン140又はリストチェンジボタン141がクリックされるとカーソルの位置するサテライトボタンが変化する。同図においては、電話番号リストのサテライトボタン138cがカーソルにより選択されており、この状態でリストボタン139をクリックすると図32に示すように表示幕142が露出表示される。
【0053】
表示幕142では、電話番号情報が登録されている人の氏名がその中央にリスト表示され、例えば図においてはリスト項目ボタン143が選択されているとともに、その右側に対応する人物の写真等が付されたアイコン144が表示されている。ここでは、アイコン144には「TEL」のマークが付記されているが、これは同人物については氏名等の他に電話番号情報が登録されていることを意味し、もしメールアドレス情報も登録されていれば「@」のマークが、住所情報も登録されていれば「〒」のマークが、URLの情報も登録されていれば「URL」のマークがアイコン144に付記される。この表示幕142の画面左側には、スクロールダイヤル145、ポジションバー146及び50音別インデックス147が表示されている。
【0054】
表示幕142においてリストボタン143がクリックされると、図33に示すようにリスト項目ボタン143についての詳細な情報が新たな表示幕148に表示される。この表示幕148には、スクロールダイヤル149及びポジションバー150とともにデータ項目が表示され、同図においては氏名、氏及びそのフリガナ、名及びそのフリガナ、並びにグループの項目のみが表示されているが、スクロールダイヤル149により画面を下方にスクロールすることによって「自宅住所」、「会社名」、「会社住所」、「自宅TEL」、「携帯TEL」、「メール1」、「メール2」、「メール3」、「URL」等の各種項目が表示される。なお、アドレス帳画面136においてサテライトボタン138c以外の他のサテライトボタンを選択したときにも表示幕142と同様の表示幕が表示され、その表示幕においてリスト項目ボタンをクリックすると表示幕148と同様の表示幕を表示させることができる。
【0055】
以上説明した以外にも、スタートメニュー画面51には他のアイコンが用意されているが、他のアイコンではモニタ16を一杯に使った表示が優先されることも多いため、必ずしもベースリングやサテライトボタン等は表示されない。例えばスタートメニュー画面においてアイコン52dが選択された場合には、モニタ16には図34に示すようにTV放送画面151が表示され、このとき操作ボタン17b(メニューボタン)が操作されると画面下部には図35に示すようなツールバー152が表示される。また、スタートメニュー画面においてアイコン52fが選択された場合には、モニタ16には図36に示すようにインターネット画面153が表示され、このとき操作ボタン17b(メニューボタン)が操作されると画面下部には図37に示すようなツールバー154が表示される。さらに、スタートメニュー画面においてアイコン52kが選択された場合には、モニタ16には図38に示すようなカーナビゲーション画面155が表示される。
【0056】
以上説明したように、本発明に係る情報表示装置において、表示幕を表示させる場合には表示幕を引き上げるように順次露出表示させ、表示幕を消去させる場合には表示幕を引き下げるように順次退出消去させることとしたので、幕の開閉という一般ユーザが馴染み易い画面切り替え方法を用いることができ、異なる画面を表示させる際の外観上のわかり易さ、面白さをユーザに与えることが可能となる。
【0057】
また、各アプリケーションの情報が表示される情報表示部が形成されるベースリングと、このベースリングの周囲に設けられたサテライトボタンとを基本構成として、各アプリケーションの操作画面が形成されているので、アプリケーションの種類に拘わらずに操作画面上の統一感を図ることが可能となり、操作性を向上させることができる。
【0058】
サテライトボタンが機能ごとに区分けられて配置されているので、ユーザがサテライトボタンの機能を配置位置から容易に把握することができ、さらに、リモコンの操作キーを左右に操作することにより機能ごとに区分けされたサテライトボタン群を選択し、上下に操作することによりサテライトボタン群内のサテライトボタンを選択することができるので、目的の機能を備えたサテライトボタンを感覚的に選び出すことができ容易にサテライトボタンの選択を行うことができる。さらに、操作キーの操作により選択されたサテライトボタンは、拡大表示されたり反転表示されたりするので、視覚的に選択項目を確認することができ、操作性を一層向上させることが可能となる。
【0059】
また、スクロールダイヤルを操作することによりスクロールダイヤルを回転表示させつつ画面をスクロールさせるので、視覚的に表示範囲の切り替え操作を行うことができるとともに、スクロールダイヤルをあたかも回転させるかのようにして擦ることによって、ダイヤルを回転させながらモニタ16に表示される画面をスクロールさせているような感覚をユーザに与えることができるので、操作上、外観上の馴染みやすさを生じさせることが可能となる。
【0060】
なお、本発明は上述した形態に限られるものではなく、例えばリストチェンジボタンのクリックにより既に表示されている表示幕を新たな表示幕にすり替える際には、既に表示されている表示幕を一旦下方に退出消去させた後に新たな表示幕を下方から露出表示させるのではなく、既に表示されている表示幕を瞬時に消去させて新たな表示幕を瞬時に表示させることとしてもよい。すなわち、図8の表示幕61について言えば、それが表示幕65に変えられる際には表示幕61が引き下ろされるようにして一旦下方に退出消去したが、このように表示幕61を引き下ろされるように退出消去させた後に表示幕65を引き上げるようにして順次露出表示させるのではなく、リストチェンジボタン62(又はリストチェンジボタン68)がクリックされた瞬間に表示幕の内容が変更されるようにしてもよい。
【0061】
あるいは、既に表示されている表示幕を瞬時に消去させ、新たな表示幕を全体的に徐々に浮き上がらせるように表示させてもかまわない。これを上記表示幕61及び表示幕65に適用するならば、まず表示幕61を瞬時に消去させて、そのときに見えるはずの図6に示す画面(ラジオ画面57)の手前に新しい表示幕65の画像を透過率80〜100%程度で重ねて表示させる(透過率100%であれば表示幕65は完全に見えず、透過率80%程度であれば表示幕65は薄く見える。)。その後、順次透過率を下げていくことにより表示幕65が徐々に現れ、最終的には透過率を0%とすることによりラジオ画面57のベースリング58、サテライトボタン59a〜59i等が完全に見えなくなり、モニタ16には図9に示す画面が表示される。このようにいわゆるアルファブレンドの手法を使うことによって、モニタ16の表示において視覚的な演出を高めることが可能で、一例として透過率が高いときにはその時間的変化率を大きく、そして透過率が低くなるほど時間的変化率を小さくすることによって、表示を見る者が新しい表示幕が見えだしてから(あるいははっきりし出してから)の変化を容易に認識することができるようになり、その見映えが非常に優れたものとなる。さらに、既に表示されている表示幕を消去させる際にも、上述したアルファブレンドの手法を用いて徐々に画面から消えていくように消去させてもよい。なお、新しい表示幕を奥側に表示し、その手前側に重ねて表示された背景画面を透過率0〜100%に上げていくようにしても同様の効果が得られる。
【0062】
また、表示幕が表示されていないときにリストボタンをクリックして、表示幕を下方から引き上げるように露出表示し、再度リストボタンをクリックすることにより表示幕を下方へ引き下ろされるようにして退出消去させるものとして説明を行ったが、表示幕は瞬時に表示したり瞬時に消去したりしても良く、また、上述したアルファブレンドの手法を用いて徐々に表示させたり徐々に消去したりしても良い。
【0063】
さらにまた、表示幕の表示および消去、新たな表示幕の表示についての幕の引き上げ、引き下げ、瞬時表示、瞬時消去、アルファブレンドの手法を用いた表示及び消去等といった各種表示方法を任意に組み合わせても良い。
【0064】
【発明の効果】
本発明に係る画像表示装置は、以上説明したように、スクロールダイヤルを操作することによりスクロールダイヤルを回転表示させつつ画面をスクロールさせるので、視覚的に表示範囲の切り替え操作を行うことができ、さらに、スクロールダイヤルをあたかも回転させるかのようにして擦ることによって、スクロールダイヤルを回転させながらモニタに表示される画面をスクロールさせているような感覚をユーザに与えることができるので、操作上、外観上の馴染みやすさを生じさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報表示装置を示した正面図である。
【図2】本発明に係る情報表示装置の本体部とディスプレイ部とを示した正面図である。
【図3】本発明に係る情報表示装置の内部回路を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示された時計表示画面を示した図である。
【図5】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたスタートメニュー画面を示した図であり、(a)はスタートメニュー画面の上側に位置するアイコンを示した図であり、(b)はスタートメニュー画面の下側に位置するアイコンを示した図である。
【図6】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたラジオ画面を示した図である。
【図7】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたラジオ画面において、表示幕が引き上げられるように順次露出表示される様子を示した図である。
【図8】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたラジオ画面において、放送局リストを示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図9】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたラジオ画面において、プリセットリストを示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図10】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメディアプレーヤー画面(MAIN SLOT)を示した図である。
【図11】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメディアプレーヤー画面において、表示幕が引き上げられるように順次露出表示される様子を示した図である。
【図12】本発明に係る情報表示装置のディスプレイ部に表示されたメディアプレーヤー画面において、MAIN SLOTの情報(アルバムタイトル)を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図13】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメディアプレーヤー画面(CARD SLOT)を示した図である。
【図14】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメディアプレーヤー画面において、CARD SLOTの情報(アルバムタイトル)を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図15】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメール画面を示した図である。
【図16】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメール画面において、受信箱の内容を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図17】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメール画面において、メールの内容を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図18】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメール画面において、メールの送受信が行われている様子を示した図である。
【図19】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたメール作成画面を示した図である。
【図20】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたキーボード画面を示した図である。
【図21】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示された電話画面を示した図である。
【図22】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示された電話画面において、電話番号リストの内容を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図23】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示された電話画面において、発信履歴の内容を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図24】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示された電話画面において、着信履歴の内容を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図25】図24に示した表示幕のリストボタンをクリックすることによりデイスプレイ部に表示された電話画面を示した図である。
【図26】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたスケジューラー画面を示した図である。
【図27】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたスケジューラー画面において、カレンダーを示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図28】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたスケジューラー画面において、日リストを示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図29】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたスケジューラー画面において、直近リストを示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図30】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたスケジューラー画面において、スケジュールの詳細内容を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図31】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたアドレス帳画面を示した図である。
【図32】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたアドレス帳画面において、電話番号リストを示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図33】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたアドレス帳画面において、リスト者の各種情報を示す表示幕が表示された画面を示した図である。
【図34】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたTV放送画面を示した図である。
【図35】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたTV放送画面において、ツールバーが表示された画面を示した図である。
【図36】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたインターネット画面を示した図である。
【図37】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたインターネット画面において、ツールバーが表示された画面を示した図である。
【図38】本発明に係る情報表示装置のデイスプレイ部に表示されたナビゲーション画面を示した図である。
【符号の説明】
1 車載用パーソナルコンピュータ(情報表示装置)
6 操作ボタン(選択手段)
8 カードスロット(読取機構)
9 USBボート(読取機構)
15 ディスプレイ部(モニタ)
16 ディスプレイ(モニタ)
18、21 キーマイコン(選択手段)
20 タッチキーセンサ(選択手段)
28 DVDメカモジュール(読取機構)
31 CPU(表示制御手段)
34 グラフィックチップ(表示制御手段)
60、72、86、100、117、139 リストボタン(第一のタブ)
61、65、73、76、89、103、104、105、120、124、130、142、148 表示幕
62、68、74、75、87、88、101、102、118、119、140、141 リストチェンジボタン(第二のタブ)
63、77、79、91、106、109、111、121、125、131、145、149 スクロールダイヤル
64、78、80、92、107、110、112、122、126、132、146、150 ポジションバー
99 テンキーボタン

Claims (5)

  1. モニタに対して画像信号を出力し前記モニタに画像を表示させる表示制御手段と、前記モニタに表示された画像の一部を選択するための選択手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記選択手段により選択可能なスクロールダイヤルを表示させ、前記選択手段により選択された前記スクロールダイヤルの選択箇所に応じて前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画像をスクロール表示させることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記選択手段は、前記モニタ上のタッチ位置より選択された画面を判断するタッチパネルであり、前記表示制御手段は、前記スクロールダイヤルを回転させるように前記タッチパネルが擦られた場合に、擦られた方向に前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画面を前記方向にスクロール表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記選択手段は、前記モニタ上のタッチ位置より選択された画面を判断するタッチパネルであり、前記表示制御手段は、前記タッチパネルにより前記スクロールダイヤルの端部がタッチされた場合に、タッチされた端部方向に前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画面を前記方向にスクロール表示させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記選択手段は、前記モニタに表示されるカーソルを操作する操作部であり、前記表示制御手段は、前記カーソルにより前記スクロールダイヤルの端部がクリックされた場合に、クリックされた端部方向に前記スクロールダイヤルを回転表示させるとともに、前記モニタに表示された画面を前記方向にスクロール表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記モニタに表示されている画像の範囲を示すポジションバーを前記スクロールダイヤルの側方に表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報表示装置。
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