【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ店において、稼働しているパチンコ台又はパチスロ台の台数を検出するパチンコ台等の稼働台数検出システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、パチンコ店においては、今後の機種導入等の参考にするために、調査員により、自店や近隣の他の店舗での利用客のパチンコ台等の利用状況、すなわちどのような種類のパチンコ台等がどのくらい稼働しているかを調査し、その調査結果を分析・検討することが一般に行われている。そのような調査は、自店については１時間ごとに、他店については概ね２時間ごとに調査しているのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような調査は、通常、同一の調査員により一定の基準を持って繰り返し行われるとは限らず、またアルバイトによる場合もあることから、それぞれの調査員の性格や体調等により、調査結果に差が生ずると考えられ、調査結果そのものが正確であるとはいえない。
【０００４】
また、自店での稼働台に関するデータ（以下、単に稼働台データという）は比較的信頼できるとしても、他店での稼働台データは信頼できるとは言い難い。すなわち、他店についての調査は、３〜５軒の店について行われ、最初に調査する店から最後に調査する店まで順次調査するもので、人間の流れの変動が大きい昼間１１：３０〜１２：００、夕方５：３０〜６：００の間等を含めて開店後の１０：１５頃から閉店の１０：００頃までの間に一日数回行われる。この時間割で計測するとして、最初と最後とのどちらが有利であるかははっきりしないが、最初の調査する店と最後の調査する店との間３０分程度のタイムラグあり、このタイムラグにより人間の流れが大きく変わるおそれがある。そのため、それらの調査結果は、比較検討するための資料としては十分に正確であるとはいえないと考えられる。
【０００５】
そこで、発明者は、複数の店舗について調査する場合にタイムラグをできだけなくすことを模索し、そのために起こり得る問題を考え、リスクは最小限にし、メリットは最大限に広げるというコンセプトから、本発明を開発するに至ったものである。
【０００６】
この発明は、人手を介さずに、全店舗についてほぼ同一時刻に同一条件で、瞬時に稼働台の台数を、光学的にチェックすることができる稼働台カウントシステムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、パチンコ台又はパチスロ台の実稼働台数を検出するパチンコ台等の稼働台数検出カウントシステムであって、前記パチンコ台のハンドルグリップ部を回してパチンコ玉を発射する時又は入賞口にパチンコ玉が入った時、あるいはパチスロ台のコイン投入時又はスタートボタン操作時に光を発する発光源に対し一端部を対向させ採光可能とされる光ファイバーケーブルと、この光ファイバーケーブルの他端部であって集められたものに対して対向して設けられるＣＣＤカメラと、このＣＣＤカメラにより撮影された画像を受け前記光ファイバーケーブルを通じて光が出ていることを検出し、その光が出ている光ファイバーケーブルの数をカウントし、そのカウント数をパチンコ台又はパチスロ台の稼働台数とする計数手段とを備えることを特徴とする。ここで、「発光源」は、実稼働時（パチンコ台のハンドルグリップ部を回してパチンコ玉を発射する時又は入賞口にパチンコ玉が入った時、あるいはパチスロ台のコイン投入時又はスタートボタン操作時）に何らかの光を発するものであり、例えば朝立ち上げたときにデモ画面として光を発するものは除かれる。
【０００８】
このシステムによれば、各パチンコ台のハンドルグリップ部を回してパチンコ玉を発射する時、パチスロ台のコイン投入時、スタートボタン操作時、又は入賞口にパチンコ玉が入った時に光を発する発光源が発する光を光ファイバーケーブルを通じてＣＣＤカメラに取り込めるようにすることで、そのパチンコ台等が稼働しているか否かを即座に検出することができる。
【０００９】
つまり、パチンコ台等に１：１に対応する光ファイバーケーブルの他端部が光を発しているか否かを検出するだけで、実稼働台数を検出することができる。よって、電気的手段をパチンコ台等に設けることなく、光ファイバーケーブルの一端部をパチンコ台等に取り付けるだけで、店内の実稼働台数を検出できる。
【００１０】
請求項２に記載のように、前記計数手段は、パチンコ台又はパチスロ台の種類ごとに稼働台数をカウントする構成とすることが望ましい。
【００１１】
このようにすれば、単に稼働台数をカウントするだけでなく、パチンコ台等の種類ごとに稼働台数をカウントするので、どのような種類のパチンコ台等が人気があるかなどを簡単に調査することが可能となる。つまり、検出稼働台データを機種選定の基準とすることができる。
【００１２】
請求項３に記載のように、前記店舗端末は、複数の他店舗の店舗端末がインターネットを通じて接続される中央データベースに接続され、相互に稼働台データの交換ができるように構成されていることが望ましい。
【００１３】
このようにすれば、複数の店舗間において、実稼働台数についての稼働台データの交換が可能になり、自店の稼働台データだけでなく、近隣の他店の稼働台データを有効に活用することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【００１５】
図１は本発明の一実施の形態であるパチンコ台等の稼働台数検出システムを示す概略構成図、図２は前記システムに用いられる検出装置の概略構成図である。
【００１６】
本発明に係る稼働台数カウントシステムは、パチンコ台の稼働台数を検出するもので、その基本的構成は、図１に示すとおりである。すなわち、パチンコ店内の各パチンコ台１に対し、それのハンドルグリップ部分１ａを、パチンコ玉を発射するために回した時又は入賞口にパチンコ玉が入った時に発光（点灯）する豆電球や発光ダイオードなどの発光源２の光（例えばオレンジ色光や赤色光）を検出することで、そのパチンコ台１が稼働状態にあるか非稼働状態であるかを判断し、その結果に基づきパチンコ台１の実稼働台数をカウントするものである。
【００１７】
パチンコ台１の裏側において、光ファイバーケーブル３（例えば直径１ｍｍ程度）の一端部において前記発光源２が発する光を受光し、パチンコ台１とは離れた他の場所に設けた検出装置４において、前記光ファイバーケーブル３の他端部を、１ケ所で確認できるように、例えば検出台数分を６００本程度の束にして固定する。
【００１８】
前記光ファイバーケーブル３の一端部は、光を検知させるためにパチンコ台１の裏側にある隙間にクッション材（例えばスポンジ）を詰めて移動不能に固定される。この固定状態において、パチンコ台１が稼働すると、前記発光源２が光を発し、その光が、光ファイバーケーブル３の一端部に入光される。これにより、光ファイバーケーブル３を利用し、１台づつ全てのパチンコ台１からの光を、１ケ所で確認できることになる。
【００１９】
また、前記検出装置４においては、図２（ａ）に示すように、ケーシング４ａの一側に光ファイバーケーブル３の他端部の束が固定され、その他端部の束に対向するように（それらの軸線とＣＣＤカメラ５の撮像部５ａの軸線が一致するように）前記ケーシング４ａの他側にＣＣＤカメラ５が設けられている。なお、光ファイバーケーブル３の一端部から光が入射していれば、他端部が発光することになるが、その状態を図２（ｂ）に示す。なお、本例では断面円形状になるように光ファイバーケーブル３の他端部を束ねているが、束ねられた状態の断面形状は必ずしも図２（ｂ）に示すように断面円形状である必要はない。
【００２０】
前記光ファイバーケーブル３の束に対し、ＣＣＤカメラ５の撮像部５ａを向かい合わせに設置し、そのＣＣＤカメラ５にて前記光ファイバーケーブル３の他端部の束を撮影する。ＣＣＤカメラ５は、それの撮像信号が同軸ケーブル６を通じて店舗端末７に送られる。
【００２１】
この店舗端末７において、映像処理が施され、映像として認識され、いずれの光ファイバーケーブル３の端部が発光しているかを、光の発光場所で判定し、設置場所や機種名称が識別できるデータ処理専用のホストコンピュータ１１に転送するように構成されている。
【００２２】
また、前記ホストコンピュータ１１は、取り込まれた稼働台データ（稼働台数や機種名称）を自店のデータバンク１２のほか、図３に示すように、インターネット１３を通じて、中央サーバー１４（ファイルサーバー）のデータベース１４ａにも記録されるようになっている。これによって、前記中央データベース１４ａに各店舗間で、データ登録及びデータ閲覧が可能なるように構成されている。
【００２３】
続いて、各パチンコ店に設置される店舗端末７及びそれらを統括する中央サーバー１４（中央データベース１４ａ）での制御の流れについて説明する。
＜店舗端末側のメインフロー＞
図４に示すように、スタートすると、まず、初期化され（ステップＳ１）、運転モードであるか、設定モードであるかが判定される（ステップＳ２）。
【００２４】
運転モードである場合には直ちに、設定モードである場合には実稼働台数をカウントするための各種の条件についての設定（ステップＳ３）を行ってから、指定時間（一定時間）が経過したか否かを判定する（ステップＳ４）。
【００２５】
設定モードにおいては、１カ所ずつランダムに発光して行くので、それらの識別化のために、次の表１に示すように、発光した所から順番にＮｏ．１，ＮＯ．２，・・・とラベルＮＯ及びラベル名称を、オペレータが登録していく。登録が終了すると、座標データは保存される。
【００２６】
【表１】
指定時間経過後、発光判定（すなわち、現時点で実際に稼働しているパチンコ台はどれであるかの判定）を行い（ステップＳ５）、その後、店舗端末７のディスプレイ上に発光回数及び現状態を表示する表示要求があるか否かを判定する（ステップＳ６）。
【００２７】
表示要求があれば、表示要求を作成して（ステップＳ７）、ディスプレイ上に表示した後、終了であるか否かを判定する（ステップＳ８）。一方、表示要求がなければ、直ちにステップＳ８に移行して、終了であるか否かを判定する。そして、終了であれば、終了操作を実行し、終了でなければ、ステップＳ４に戻り、ステップＳ４〜Ｓ７の判定を繰り返すことになる。
＜店舗端末における発光判定＞
前記ステップＳ５における発光判定（点灯判定）は、ＣＣＤカメラ５より光ファイバーケーブル３の他端部（束）の画像を取り込み、画像解析により各パチンコ台１の発光状態であるか消灯状態であるかを判定するもので、最終的に発光回数及び現状態について演算処理され、例えば後述の表１に示すような事項がディスプレイ上に表示される。
【００２８】
図５に示すように、まず、ＣＣＤカメラ５に対し画像取り込みコマンドが発行され（ステップＳ１１）、ＣＣＤカメラ５から画像（撮像信号）が店舗端末７に入力され（ステップＳ１２）、その入力された画像に対し画像加工処理が行われる（ステップＳ１３）。
【００２９】
その後、各パチンコ台１（光ファイバーケーブル３の他端部）について発光状態であるか否かが判定され（ステップＳ１４）、発光状態であれば、続けて前回も発光状態であったか否かが判定され（ステップＳ１５）、前回も発光状態であれば、発光状態（稼働状態）が継続していると考えられるので、発光中の処理を実行する（ステップＳ１６）一方、前回発光状態でなければ、新たに稼働を開始したと考えられるので、発光カウントを１だけ加算し（ステップＳ１７）、ステップＳ１６に移行し、発光中（点灯中）の処理を実行する。そして、その後、全パチンコ台について発光判定が終了したか否かを判定する（ステップＳ１８）。すなわち、発光判定は、店内のすべてのパチンコ台１に対して順次行われ、すべてのパチンコ台に１について発光判定が終了するまで行われる。また、パチンコ台１の稼働状態では、各ファイバー３の断面が任意のタイミングで複数点滅を繰り返すが、発光時間は数秒であるが、次回発光までの間が１分間以内であれば、連続しているものとして判断する。ラベルＮＯ及びラメベル名称のほか、各発光源の時間帯（３０分）毎の発光時間及び運転時間中のトータル発光時間を表示する（表１参照）。後述するように、これらのデータは、中央サーバー１４（中央データベース１４ａ）からの要求に応じて転送される。
【００３０】
ステップＳ１４で発光状態でなれば、消灯中の処理を実行し（ステップＳ１７）、直ちにステップＳ１８に移行して、全パチンコ台について発光判定が終了か否かが判定される。
【００３１】
全パチンコ台について発光判定が終了していれば、ステップＳ１９に移行し、現状態（現在の発光状態）・発光カウント（値）を保存し、リターンする一方、全パチンコ台について発光判定が終了していなければ、ステップＳ１４に戻り、前記処理を繰り返す。
＜店舗端末側の中央サーバーの要求に対する応答処理＞
図６に示すように、店舗端末７側は、中央データベース１４ａ（ＤＢ）からの巡回待ちの状態にあり、中央データベース１４ａからのデータ要求、すなわち登録データの要求があると（ステップＳ２１）、中央データベース１４ａに現状態・発光カウンタ値を登録する（ステップＳ２２）。
【００３２】
それから、データバンク１２ａにおいて発光カウント値を減算処理、すなわちすでに中央データベース１４ａに登録した発光カウンタ値を減算し（ステップＳ２３）、リターンする。
＜店舗端末側での他店のデータの閲覧＞
図７に示すように、店舗端末７側は、中央データベース１４ａからの巡回待ちの状態にあり、まず、他店のデータ閲覧の要求があるか否かが判定され（ステップＳ３１）、他店データ閲覧の要求があれば、中央データベース１４ａに対し他店データ要求を発行する（ステップＳ３２）。これにより、中央データベース１４ａから他店データが送られてくるので（ステップＳ３３）、要求データ（他店データ）がディスプレイ上に表示され（ステップＳ３４）、終了する一方、他店データ閲覧の要求がなければ、そのまま終了する。
＜中央サーバーのメインフロー＞
中央データベース１４ａ（中央サーバー１４）は、一定時間ごとに各パチンコ店を巡回し、稼働台についての登録データを取得する。そして、各店舗からのデータ要求（他店データの閲覧要求）があれば、要求データを送信する。
【００３３】
図８に示すように、スタートすると、まず、初期化され（ステップ４１）、それから指定時間経過したか否かが判定される（ステップＳ４２）。
【００３４】
指定時間経過していれば、Ｎ店目接続を実行する（ステップＳ４３）一方、経過していなければ、経過するまでこの判定を繰り返す。ここで、Ｎ＝１，２，・・・・（正の整数）で、加盟点数に等しい数であり、１から順に実行される。
【００３５】
Ｎ店目接続実行後、接続がＯＫであるか否かが判定され（ステップＳ４４）、ＯＫであれば、各パチンコ店に対し登録データ（その店舗における稼働台データ）を要求する（ステップＳ４５）一方、ＯＫでなければ、接続エラー処理を実行し（ステップＳ４６）、ステップＳ４２に戻る。
【００３６】
登録データ要求を実行すると、その店舗から登録データが送られてくるので、そのデータを受信する（ステップＳ４７）。それから、それを中央データベース１４ａに、それへの登録するために、登録データ（現状態及び発光カウント）を送る（ステップＳ４８）。
【００３７】
続いて、他店データ要求であるか否かが判定され（ステップＳ４９）、他店データ要求があれば、要求データ（他店データ）を作成し（ステップＳ５０）、その要求データを店舗に送信し（ステップＳ５１）、終了か否かを判定する（ステップＳ５２）。一方、他店データ要求がなければ、ステップＳ５２に直ちに移行する。そして、ステップＳ５２の判定で終了であれば、そのまま終了し、終了でなければ、ステップＳ４２に戻り、前述した処理Ｓ４２〜Ｓ５１を繰り返す。
【００３８】
この場合、細分化された詳細な稼働台データを、データバンク極秘用とホームページ閲覧専用それぞれに選別して、有線にて出力し、データバンク１２への蓄積は社外秘、ホームベージ閲覧は加盟店との契約の内容で閲覧のエリアが変わるそれぞれのＰＡＳＳで自由にアクセス可能としている。すなわち、図１に示すように、データ閲覧用ホームページにおいて閲覧のエリアを差別化するために、一般用やＶＩＰ用のほか、Ａ〜Ｇの８段階にランク分けしている。
【００３９】
前記実施の形態においては、パチンコ台に適用した例について説明しているが、パチスロ台にも適用することができる。この場合には、実稼働時の検出は、パチスロ台のコイン投入時又はスタートボタン操作時に発光する発光源が発する光を光ファイバーケーブルを通じてＣＣＤカメラに取り込むことによって行うことになる。
【００４０】
また、パチンコ店の閉店後に外部より侵入して、パチンコ台等の制御プログラムを記憶するメモリ（ＲＯＭ）を取り替える等の不正行為が行われる場合には、パチンコ台等の扉を開ける行為が必要であり、扉を開けると、防犯などの外来光源によりパチンコ台等の内部の光の状態が変化するので、前述したように光ファイバーケーブルの一端部を配置しておくことで、その変化が、光ファイバーケーブルを介してＣＣＤカメラで映像信号として取り出されることなる。よって、開店後に店舗端末によってその変化を検知することで、不正行為を検出することもできる。
【００４１】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【００４２】
請求項１の発明は、各パチンコ台のハンドルグリップ部を回してパチンコ玉を発射する時又は入賞口にパチンコ玉が入った時、あるいはパチスロ台のコイン投入時又はスタートボタン操作時に発光する発光源が発する光を光ファイバーケーブルを通じてＣＣＤカメラに取り込み、店舗端末にて発光判定をするようにしているので、パチンコ台に電気的な検出手段を設けることなく、店舗内のいずれのパチンコ台が稼働しているかを即座に光学的に検出することができる。よって、実稼働台数などを簡単に検出することが可能となる。すなわち、人手を介さずに、全店舗について同一時刻に同一条件で、瞬時に稼働台の台数を、光学的にチェックすることができる。
【００４３】
請求項２に記載のように、店舗端末が、単に実稼働台数をカウントするだけでなく、パチンコ台又はパチスロ台の種類ごとに稼働台数をカウントするようにすれば、どのような種類のパチンコ台が人気があるかなどを簡単に判断することが可能となる。
【００４４】
請求項３に記載のように、前記店舗端末を、複数の他店舗の店舗端末がインターネットを通じて接続される中央データベースに接続し、相互に稼働台データの交換ができるように構成すれば、複数の店舗間において、稼働台データの交換が可能になり、自店の稼働台データだけでなく、他店の稼働台データを有効に活用することも実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態であるパチンコ台の稼働台数検出システムを示す概略構成図である。
【図２】図２（ａ）は前記システムに用いられる検出装置の概略構成図、図２（ｂ）は光ファイバーケーブルの他端部を束ねた状態を示す説明図である。
【図３】中央データベースと各店舗端末との関係を示す説明図である。
【図４】パチンコ店の端末側のメインフローチャート図である。
【図５】端末側の発光判定のフローチャート図である。
【図６】端末側の中央データベースの要求に対する応答処理を示すフローチャート図である。
【図７】端末側の他店閲覧のフローチャート図である。
【図８】中央データベース側のメインフローチャート図である。
【符号の説明】
１ パチンコ台
１ａ ハンドグリップ部分
２ 発光源
３ 光ファイバーケーブル
４ 検出装置
５ ＣＣＤカメラ
５ａ 撮像部
７ 店舗端末
１１ ホストコンピュータ
１２ データバンク
１３ インターネット
１４ 中央サーバー
１４ａ 中央データベース[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for detecting the number of operating pachinko machines or the like for detecting the number of pachinko machines or pachislot machines operating in a pachinko parlor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, at pachinko parlors, in order to refer to the introduction of models in the future, the surveyor asked the pachinko parlors how to use pachinko machines at their own stores and other nearby stores, that is, what kind of pachinko machines It is common practice to investigate how much a pachinko machine or the like is operating and analyze and examine the results of the survey. At present, such a survey is conducted every hour for the own store and approximately every two hours for the other store.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, such surveys are not always conducted repeatedly by the same investigator with certain criteria, and may involve part-time work. It is thought that there will be differences in the results, and the survey results themselves cannot be said to be accurate.
[0004]
Further, even though data relating to operating tables in the own store (hereinafter simply referred to as operating table data) is relatively reliable, operating table data in other stores is hardly reliable. That is, the survey on other stores is performed on 3 to 5 stores, and the survey is conducted sequentially from the store to be investigated first to the store to be investigated last. 0:00, and from 5:30 to 6:00 in the evening, and several times a day from around 10:15 after opening to around 10:00 after closing. When measuring with this timetable, it is not clear whether the first or the last is more advantageous, but there is a time lag of about 30 minutes between the first surveyed store and the last surveyed store, and this time lag causes the flow of humans May change significantly. Therefore, these survey results are not considered to be sufficiently accurate as materials for comparative study.
[0005]
Accordingly, the inventor has sought to minimize the time lag when investigating a plurality of stores, considered possible problems, and minimized the risks and maximized the benefits of the present invention. Has been developed.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an operating table counting system that can instantaneously optically check the number of operating tables at substantially the same time and under the same conditions for all stores without manual intervention.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a system for counting the number of operating pachinko machines such as pachinko machines that detects the actual number of pachinko machines or pachinko slots, wherein the pachinko machines are turned when a pachinko ball is fired or a prize is won. When a pachinko ball enters the mouth, or when inserting a coin in the pachislot stand or operating the start button, one end is opposed to the light emitting source that emits light and it is possible to take light, and the other end of this optical fiber cable A CCD camera provided to face the collected object, and an image taken by the CCD camera, detecting that light is emitted through the optical fiber cable, and an optical fiber cable emitting the light. Counting means for counting the number of machines, and using the counted number as the number of operating pachinko machines or pachislot machines. Characterized in that it comprises. Here, the "light emission source" is used during actual operation (when turning the handle grip of the pachinko machine to fire a pachinko ball, when a pachinko ball enters the winning opening, or when inserting a coin in the pachislot machine or operating the start button) ) That emits some light at the time, for example, those that emit light as a demonstration screen when started up in the morning are excluded.
[0008]
According to this system, a light emitting source that emits light when a pachinko ball is fired by turning a handle grip portion of each pachinko machine, a coin is inserted in a pachislot machine, a start button is operated, or a pachinko ball enters a winning opening. By allowing the light emitted by the camera to be captured by the CCD camera through the optical fiber cable, it is possible to immediately detect whether or not the pachinko machine is operating.
[0009]
That is, it is possible to detect the actual number of machines only by detecting whether the other end of the optical fiber cable corresponding to the pachinko machine or the like emits light. Therefore, the actual number of machines in the store can be detected simply by attaching one end of the optical fiber cable to the pachinko machine or the like without providing electric means on the pachinko machine or the like.
[0010]
As described in claim 2, it is desirable that the counting means be configured to count the number of operating machines for each type of pachinko machine or pachislot machine.
[0011]
In this way, the number of operating pachinko machines is counted, not just the number of operating pachinko machines, so it is easy to investigate what kind of pachinko machines are popular. Becomes possible. That is, the detection operating table data can be used as a basis for selecting a model.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, the store terminal is configured to be connected to a central database to which store terminals of a plurality of other stores are connected via the Internet, and to be able to mutually exchange operating table data. desirable.
[0013]
In this way, it is possible to exchange operating table data on the actual number of units operated between a plurality of stores, and effectively utilize not only operating table data of the own store but also operating table data of other nearby stores. be able to.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating a system for detecting the number of operating pachinko machines or the like according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a schematic configuration diagram of a detection device used in the system.
[0016]
The operating number counting system according to the present invention detects the operating number of pachinko machines, and its basic configuration is as shown in FIG. That is, for each pachinko machine 1 in a pachinko parlor, a miniature bulb or a light emitting diode that emits light (lights up) when the handle grip portion 1a thereof is turned to fire a pachinko ball or when a pachinko ball enters a winning opening. By detecting the light (e.g., orange light or red light) of the light emitting source 2, it is determined whether the pachinko machine 1 is in an operating state or a non-operating state, and based on the result, the actual state of the pachinko machine 1 is determined. It counts the number of operating units.
[0017]
On the back side of the pachinko machine 1, the light emitted from the light emitting source 2 is received at one end of an optical fiber cable 3 (for example, about 1 mm in diameter), and the detection device 4 is provided at another place apart from the pachinko machine 1. The other end portion of the optical fiber cable 3 is fixed in a bundle of, for example, about 600 detection units so that it can be confirmed at one place.
[0018]
One end of the optical fiber cable 3 is immovably fixed by filling a cushion material (for example, sponge) in a gap on the back side of the pachinko machine 1 in order to detect light. In this fixed state, when the pachinko machine 1 operates, the light emitting source 2 emits light, and the light enters one end of the optical fiber cable 3. As a result, light from all the pachinko machines 1 can be confirmed one by one using the optical fiber cable 3.
[0019]
In addition, in the detection device 4, as shown in FIG. 2A, a bundle at the other end of the optical fiber cable 3 is fixed to one side of the casing 4a, and is opposed to the bundle at the other end. The CCD camera 5 is provided on the other side of the casing 4a so that the axis of the CCD camera 5 coincides with the axis of the imaging unit 5a. Note that if light enters from one end of the optical fiber cable 3, the other end emits light. This state is shown in FIG. 2B. In this example, the other ends of the optical fiber cables 3 are bundled so as to have a circular cross section. However, the cross sectional shape of the bundled state does not necessarily need to be a circular cross section as shown in FIG. Absent.
[0020]
The imaging unit 5a of the CCD camera 5 is installed so as to face the bundle of the optical fiber cables 3, and the bundle of the other end of the optical fiber cable 3 is photographed by the CCD camera 5. The CCD camera 5 sends its imaging signal to the store terminal 7 through the coaxial cable 6.
[0021]
In the store terminal 7, the image processing is performed, the image processing is recognized, and the end of the optical fiber cable 3 that emits light is determined at the light emission location, and the data processing that can identify the installation location and the model name is performed. It is configured to transfer to a dedicated host computer 11.
[0022]
Further, the host computer 11 transmits the acquired operating table data (operating number and model name) to the central server 14 (file server) via the Internet 13 as shown in FIG. It is also recorded in the database 14a. Thus, the central database 14a is configured to allow data registration and data browsing between stores.
[0023]
Next, a description will be given of the flow of control in the shop terminals 7 installed in each pachinko parlor and the central server 14 (central database 14a) that controls them.
<Main flow on the store terminal side>
As shown in FIG. 4, when started, the initialization is first performed (step S1), and it is determined whether the operation mode is the operation mode or the setting mode (step S2).
[0024]
If the operation mode is set, and if the setting mode is set, various conditions for counting the actual number of operating units are set (step S3), and then a specified time (constant time) has elapsed. Is determined (step S4).
[0025]
In the setting mode, the light is emitted randomly one by one. Therefore, in order to identify them, as shown in the following Table 1, No. 1 is sequentially emitted from the light emitting place. 1, NO. The operator registers 2, 3,..., The label number and the label name. When the registration is completed, the coordinate data is saved.
[0026]
[Table 1]
After the lapse of the designated time, a light emission determination (that is, a determination of which pachinko machine is actually operating at the present time) is performed (step S5), and then the light emission frequency and the current state are displayed on the display of the shop terminal 7. It is determined whether there is a display request to display (step S6).
[0027]
If there is a display request, a display request is created (step S7), and after displaying on the display, it is determined whether or not to end (step S8). On the other hand, if there is no display request, the process immediately proceeds to step S8, and it is determined whether or not the process is to be ended. If it is finished, the ending operation is executed. If it is not finished, the process returns to step S4, and the determination of steps S4 to S7 is repeated.
<Light emission judgment at store terminal>
In the light emission determination (lighting determination) in step S5, an image of the other end (bundle) of the optical fiber cable 3 is fetched from the CCD camera 5, and image analysis is performed to determine whether each pachinko machine 1 is in the light emitting state or the light emitting state. In the determination, the number of light emission times and the current state are finally processed, and, for example, items shown in Table 1 described later are displayed on the display.
[0028]
As shown in FIG. 5, first, an image capture command is issued to the CCD camera 5 (step S11), an image (imaging signal) is input from the CCD camera 5 to the store terminal 7 (step S12), and the input is performed. Image processing is performed on the image (step S13).
[0029]
Thereafter, it is determined whether or not each pachinko machine 1 (the other end of the optical fiber cable 3) is in a light emitting state (step S14). If it is a light emitting state, it is subsequently determined whether or not the light emitting state was also last time. (Step S15) If the previous light emitting state is also present, it is considered that the light emitting state (operating state) is continuing, so that the process during the light emitting is executed (Step S16). Since the operation is considered to have started, the light emission count is incremented by 1 (step S17), the process proceeds to step S16, and the process during light emission (during lighting) is executed. Then, thereafter, it is determined whether or not the light emission determination has been completed for all the pachinko machines (step S18). That is, the light emission determination is sequentially performed on all the pachinko machines 1 in the store, and is performed until the light emission determination on all the pachinko machines 1 is completed. Further, in the operation state of the pachinko machine 1, the cross section of each fiber 3 repeats a plurality of blinks at an arbitrary timing. The light emission time is several seconds. It is judged that there is. In addition to the label NO and the name of the label, the light emission time of each light source for each time zone (30 minutes) and the total light emission time during the operation time are displayed (see Table 1). As described below, these data are transferred in response to a request from the central server 14 (central database 14a).
[0030]
If the light emission state is reached in step S14, the process of turning off the light is executed (step S17), and the process immediately proceeds to step S18 to determine whether the light emission determination has been completed for all the pachinko machines.
[0031]
If the light emission determination has been completed for all the pachinko machines, the process proceeds to step S19, where the current state (current light emission state) and the light emission count (value) are stored and the process returns. If not, the flow returns to step S14, and the above processing is repeated.
<Response processing to request from central server on store terminal side>
As shown in FIG. 6, the store terminal 7 is in a waiting state for patrol from the central database 14a (DB), and when there is a data request from the central database 14a, that is, a request for registered data (step S21), the central terminal 14a receives the data. The current state / light emission counter value is registered in the database 14a (step S22).
[0032]
Then, the light emission count value is subtracted in the data bank 12a, that is, the light emission counter value already registered in the central database 14a is subtracted (step S23), and the process returns.
<Viewing data of other stores on the store terminal>
As shown in FIG. 7, the store terminal 7 is in a waiting state for patrol from the central database 14a, and first, it is determined whether or not there is a request for browsing data of another store (step S31). If there is a browsing request, another store data request is issued to the central database 14a (step S32). As a result, since the other store data is sent from the central database 14a (step S33), the request data (other store data) is displayed on the display (step S34), and the process is terminated. If not, the process ends.
<Main flow of central server>
The central database 14a (central server 14) patrols each pachinko parlor at regular time intervals, and acquires registration data on operating tables. Then, if there is a data request (a request to browse other store data) from each store, the request data is transmitted.
[0033]
As shown in FIG. 8, when the process is started, the process is first initialized (step 41), and then it is determined whether or not a designated time has elapsed (step S42).
[0034]
If the specified time has elapsed, the N-th store connection is executed (step S43), while if not, this determination is repeated until the elapse. Here, N = 1, 2,... (Positive integer), which is a number equal to the number of affiliated points, and is executed sequentially from 1.
[0035]
After executing the Nth store connection, it is determined whether or not the connection is OK (step S44). If the connection is OK, the pachinko store requests registration data (operating stand data at the store) (step S45). On the other hand, if not OK, a connection error process is executed (step S46), and the process returns to step S42.
[0036]
When the registration data request is executed, the registration data is sent from the store, and the data is received (step S47). Then, the registration data (current state and light emission count) is sent to the central database 14a to register it (step S48).
[0037]
Subsequently, it is determined whether the request is another store data request (step S49). If there is another store data request, request data (other store data) is created (step S50), and the request data is transmitted to the store. Then (step S51), it is determined whether or not to end (step S52). On the other hand, if there is no other store data request, the process immediately proceeds to step S52. If it is determined in step S52 that the process is to be completed, the process is terminated as it is. If not, the process returns to step S42 to repeat the above-described processes S42 to S51.
[0038]
In this case, the detailed operating table data that has been subdivided is selected for data bank confidential and for home page browsing only, and output by wire. The data bank 12 is stored confidentially, and the home page browsing is performed with the member store. The access area can be freely accessed in each PASS whose viewing area changes depending on the contents of the contract. That is, as shown in FIG. 1, in order to differentiate the browsing area on the data browsing homepage, the data is classified into eight levels of A to G in addition to general and VIP.
[0039]
In the above embodiment, an example in which the present invention is applied to a pachinko machine is described, but the present invention can also be applied to a pachislot machine. In this case, the detection at the time of actual operation is performed by taking in the light emitted from the light emitting source that emits light when the coin is inserted into the pachislot stand or when the start button is operated, into the CCD camera through the optical fiber cable.
[0040]
In addition, in the case where a pachinko parlor enters the outside after the pachinko parlor is closed and an illegal act such as replacing a memory (ROM) for storing a control program of the pachinko parlor or the like is performed, it is necessary to open a door of the pachinko parlor or the like. Yes, when the door is opened, the state of light inside the pachinko machine etc. changes due to an external light source such as crime prevention, so by arranging one end of the optical fiber cable as described above, the change is And is taken out as a video signal by the CCD camera through the. Therefore, by detecting the change by the store terminal after opening the store, it is also possible to detect the fraud.
[0041]
【The invention's effect】
The present invention is implemented as described above, and has the following effects.
[0042]
The invention according to claim 1 is a light emitting source that emits light when a pachinko ball is fired by turning a handle grip portion of each pachinko machine, when a pachinko ball enters a winning opening, or when a coin is inserted in a pachislot machine or when a start button is operated. The light emitted by the camera is captured by a CCD camera through an optical fiber cable, and the light emission is determined at the store terminal.Therefore, any pachinko machine in the store can be operated without providing electric detection means on the pachinko machine. Can be immediately optically detected. Therefore, it is possible to easily detect the actual number of operating units and the like. That is, the number of operating units can be instantaneously optically checked at the same time and under the same conditions for all stores without manual intervention.
[0043]
What kind of pachinko machine, if the store terminal not only counts the actual number of machines operated but also counts the number of machines operated for each type of pachinko machine or pachislot machine as described in claim 2, It is possible to easily determine whether or not is popular.
[0044]
As described in claim 3, if the store terminals are connected to a central database to which store terminals of a plurality of other stores are connected through the Internet, and exchange of operating table data can be performed mutually, The exchange of operating table data between stores becomes possible, and not only the operating table data of the own store but also the operating table data of another store can be effectively utilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating a system for detecting the number of operating pachinko machines according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2A is a schematic configuration diagram of a detection device used in the system, and FIG. 2B is an explanatory diagram showing a state where the other end portions of the optical fiber cables are bundled.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a relationship between a central database and each store terminal.
FIG. 4 is a main flowchart of the terminal of the pachinko parlor.
FIG. 5 is a flowchart of light emission determination on the terminal side.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a response process to a request from the central database on the terminal side.
FIG. 7 is a flowchart of browsing another store on the terminal side.
FIG. 8 is a main flowchart on the central database side.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pachinko stand 1a Hand grip part 2 Light emitting source 3 Optical fiber cable 4 Detecting device 5 CCD camera 5a Imaging unit 7 Store terminal 11 Host computer 12 Data bank 13 Internet 14 Central server 14a Central database
