JP2004007171A - Transmission apparatus, reception terminal and program - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送装置、受信端末およびプログラムに関し、特に、IP(インターネットプロトコル:internet protocol)ネットワークにおいて、特定のサービスに係るUDP(ユーザ データグラム プロトコル:user datagramprotocol)パケットを伝送する伝送装置、受信端末およびプログラムに関する。
【0002】
本明細書において、特定のサービスとは、リアルタイム型映像・音声サービスなどのように、データ中にビット誤りが生じても、その程度がわずかであれば、そのビット誤りがそのサービスの提供にほとんど影響を与えないサービスをいう。
【0003】
また、本明細書において、特定のサービスに係るUDPパケットとは、上記リアルタイム型映像・音声サービスなどの特定のサービスに係るデータを伝送するUDPパケットをいう。
【0004】
【従来の技術】
IPネットワークにおけるトランスポート層のプロトコルとしては、一般に、TCP(Transmission control protocol)が用いられているが、通信の信頼性よりも通信の高速性を重視するサービス(たとえば、リアルタイム型映像・音声サービスなど。)を提供する場合には、通常、UDPが用いられている。
【0005】
UDPは、通信の信頼性よりも通信の高速性を重視するプロトコルであるため、通信の信頼性を高める手段をほとんど有しないが、このUDPにおいては、通信の信頼性を高める唯一の手段としてチェックサムが用いられている。
ここで、チェックサムとは、UDPが取り扱うパケット(以下、「UDPパケット」という。)のヘッダ(すなわち、UDPヘッダ)に付加される誤り検出符号をいう。
【0006】
以下、このチェックサムを用いた誤りの検出について説明する。
UDPにおいては、送信側は、送信するUDPパケットを用いてチェックサムを計算し、計算したチェックサムをこのUDPパケットに付加する。
【0007】
これに対し、受信側は、受信したUDPパケットを用いてチェックサムを計算し、計算したチェックサムを上記送信側が付加したチェックサムと比較し、両者が相違すれば、送信されたUDPパケットにおいて伝送中にビット誤りが生じたと判断する。
【0008】
送信側で付加されたチェックサムが、送信側が送信したUDPパケットに基づくチェックサムであるのに対し、受信側で計算したチェックサムが、受信側が受信したUDPパケットに基づくチェックサムであるため、相違の原因は、チェックサムの計算の基の相違、すなわち、送信したUDPパケットと受信したUDPパケットとの相違にあると考えられるからである。
【0009】
以上説明したように、UDPにおいては、チェックサムを用いることにより、UDPパケットにおけるビット誤りを検出できる。このため、従来、IPネットワークを介してUDPパケットを受信した受信端末は、通信の高速性を図る一方で、わずかながらでも通信の信頼性を高めるべく、チェックサムを用いて、受信したUDPパケットに1ビットでもビット誤りを検出した場合には、ビット誤りが存在する1つのUDPパケット全体をアプリケーションに渡すことなく破棄していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、1ビットのビット誤りが存在する場合に、このビット誤りが存在する1つのUDPパケット全体をアプリケーションに渡すことなく破棄することとすると、1ビットのビット誤りが1パケット分、すなわち、数十バイト〜数百バイト(数百ビットから数千ビット)の情報欠落を引き起すこととなる。
【0011】
したがって、上記従来の受信端末では、たとえば、リアルタイム映像が出力される場合にはフレームの欠落、リアルタイム音声が出力される場合にはノイズの混入などが、数ビットのビット誤りのために引き起されるという問題が生じていた。すなわち、上記従来の受信端末には、1ビットのビット誤りのためにサービス品質の著しい低下が生じるという問題があった。
【0012】
一方、リアルタイム型の音声・映像などにおいては、非圧縮のデータはもちろんのこと、MPEG(Motion Picture Experts Group)を代表とする圧縮技術を用いたデータにおいても、データ中の数ビットのビット誤りは、通常の人間に対しては、知覚出来ないほどのきわめて小さな影響しか与えないことが分かっている。
【0013】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、トランスポート層のプロトコルとしてUDPを採用するIPネットワークにおいて、提供するサービスの内容に応じてサービス品質の向上を図ることのできる伝送装置、受信端末およびプログラムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により、解決される。
【0015】
すなわち、請求項1に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを伝送する装置であって、
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する、送出部と、を備えることを特徴とする伝送装置である。
【0016】
請求項2に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを伝送する装置であって、
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力する、誤り検出部と、
前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する、送出部と、を備えることを特徴とする伝送装置である。
【0017】
請求項3に記載の発明は、前記分別部は、前記入力されたUDPパケットのUDPデータに含まれるRTP(リアルタイム トランスポート プロトコル)ヘッダや前記入力されたUDPパケットのUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いて、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の伝送装置である。
【0018】
請求項4に記載の発明は、前記特定のサービスに係るUDPパケットは、リアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の伝送装置である。
【0019】
請求項5に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを受信する端末であって、
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す、送出部と、を備えることを特徴とする受信端末である。
【0020】
請求項6に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを受信する端末であって、
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力する、誤り検出部と、
前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す、送出部と、を備えることを特徴とする受信端末である。
【0021】
請求項7に記載の発明は、前記分別部は、前記入力されたUDPパケットのUDPデータに含まれるRTP(リアルタイム トランスポート プロトコル)ヘッダや前記入力されたUDPパケットのUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いて、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の受信端末である。
【0022】
請求項8に記載の発明は、前記特定のサービスに係るUDPパケットは、リアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであることを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の受信端末である。
【0023】
請求項9に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを伝送する装置に、
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する受信ステップと、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する分別ステップと、
符号生成部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する符号生成ステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する送出ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
【0024】
請求項10に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを伝送する装置に、
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する受信ステップと、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する分別ステップと、
誤り検出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力する誤り検出ステップと、
符号生成部が、前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する符号生成ステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する送出ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
【0025】
請求項11に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを受信する端末に、
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する受信ステップと、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する分別ステップと、
符号生成部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する符号生成ステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す送出ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
【0026】
請求項12に記載の発明は、IP(インターネット プロトコル)パケットを受信する端末に、
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、と、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力するステップと、
誤り検出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力するステップと、
符号生成部が、前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力するステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す送出ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
【0027】
請求項13に記載の発明は、前記分別ステップにおいて、前記分別部は、前記入力されたUDPパケットのUDPデータに含まれるRTP(リアルタイム トランスポート プロトコル)ヘッダや前記入力されたUDPパケットのUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いて、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別することを特徴とする請求項9〜請求項12のいずれか1項に記載のプログラムである。
【0028】
請求項14に記載の発明は、前記特定のサービスに係るUDPパケットは、リアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであることを特徴とする請求項9〜求項13のいずれか1項に記載のプログラムである。
【0029】
本発明は、リアルタイム型映像・音声サービスなどの特定のサービスに係るデータを伝送するUDPパケットを、受信端末において破棄されない形に訂正する。
したがって、本発明によれば、受信端末は、従来、数ビットのビット誤りを理由に破棄していた映像・音声データを利用する。
また、本発明によれば、受信端末は、リアルタイム型映像・音声サービスなどの特定のサービス以外のサービスに係るデータを伝送するUDPパケットにビット誤りがあれば、このUDPパケットを従来と同様、アプリケーションに渡すことなく破棄する。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
[第1の通信システム例]
図3は、本発明の第1または第2の実施の形態に係る伝送装置を用いた通信システム例を示す図である。
【0032】
図中の1は送信端末、2はIPネットワーク、3は伝送装置、4は受信端末を表している。
この第1の通信システム例は、IPネットワーク上でリアルタイム型映像・音声サービスを行うためのプロトコルとして、UDPべ−スのプロトコルを用いる。
【0033】
図3の送信端末1は、リアルタイム型映像・音声データをそれぞれあらかじめ定められた圧縮方法で圧縮した後、これら圧縮したデータ(以下、「UDPデータ」という。)のチェックサムを計算する。
【0034】
送信端末1は、たとえば、UDPパケットを16ビットの複数のフィールドに区切り、この複数のフィールドを用いて1の補数和を計算し、この計算した1の補数和について1の補数を計算することにより、チェックサムを計算する(したがって、この例においては、チェックサムは、上記1の補数となる。)。
【0035】
送信端末1は、当該計算したチェックサムや宛先ポート番号(宛先ポート番号とは、複数のアプリケーションの中から、各アプリケーションをそれぞれ識別する番号であり、各アプリケーションは、それぞれ異なった宛先ポート番号を使用する。)などを記載したUDPヘッダをUDPデータに付与して、UDPパケットを生成する。
【0036】
図7(a)は、このようにして生成されたUDPパケットを示す図である。なお、図7(a)において、RTP(Real−time Transport Protocol:映像・音声データをリアルタイムに送受信するためプロトコルであり、送信側ではタイムスタンプを付けてパケットを送信し、受信側ではタイムスタンプを基に再生の同期をとったり遅延の大きいパケットを廃棄したりする。)によるタイムスタンプを記載したRTPヘッダは、UDPデータ中に含まれる。
【0037】
送信端末1は、このUDPパケットをIPデータにし、このIPデータにIPヘッダを付与して、IPパケットを生成する。図7(b)は、このようにして生成されたIPパケットを示す図である。
【0038】
ここで、送信端末1が、図7(b)のIPパケットにおけるIPヘッダにおいて、宛先IPアドレスとして、受信端末のIPアドレスを記載できることはもちろんであるが、送信端末1は、受信端末4の所属するマルチキャストグループアドレスも、IPヘッダにおいて当該宛先IPアドレスとして記載できる。
【0039】
したがって、図3の通信システム例においては、説明を簡単にするため受信端末4を1台としているが、本発明においては、受信端末4を複数台とすることもできる。
【0040】
なお、図7(b)においては、IPバージョン4におけるIPパケットを示したが、本発明は、IPバージョン4におけるIPパケットに限られるものではない。したがって、本発明は、IPバージョン6におけるIPパケットにも適用可能である。
【0041】
以上のようにして、IPパケットを生成した送信端末1は、IPパケットを受信端末4宛てに送信する。
送信端末1から送信されたIPパケットは、IPネットワーク2を経由して、伝送装置3に受信される。
【0042】
IPネットワーク2に使用する物理的媒体としては、IEEE802.3やIEEE802.11などの、IPパケットを伝送可能な任意の有線または無線の伝送方式を用いることができる。
【0043】
送信端末1から送信されたIPパケットを受信した伝送装置3は、後記図1に記載の第1の実施の形態に係る伝送装置3−1または後記図2に記載の第2の実施の形態に係る伝送装置3−2によって実現することができる。伝送装置3は、受信したIPパケットに対して図1または図2に記載の処理をし、当該処理されたIPパケットを受信端末4に送信する。
【0044】
伝送装置3から送信されたIPパケットを受信した受信端末4は、入力されたIPパケットを再構成することにより、UDPパケットを復元し、復元したUDPパケットを当該UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す。
【0045】
そして、受信端末4の各アプリケーションは、渡されたUDPパケットを用いて、映像・音声の再生などを行う。なお、この再生などは、RTPヘッダにおけるタイムスタンプに基づいて行われる。
【0046】
図1は、第1の実施の形態に係る伝送装置3−1の構成および第1の実施の形態に係る伝送装置3−1における処理を説明する図である。第1の実施の形態に係る伝送装置3−1は、図1に記載のように、受信部と、分別部と、符号生成部と、送出部とを備えている。
【0047】
伝送装置3−1の受信部は、送信端末1から送信されたIPパケットをIPネットワーク2を介して受信する。伝送装置3−1の受信部は、この受信したIPパケットを、IEEE802.3やIEEE802.11などの伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成することにより、上記UDPパケットに復元する。そして、伝送装置3−1の受信部は、この復元したUDPパケットを分別部へ出力する。
【0048】
伝送装置3−1の分別部は、受信部が出力するUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるかどうかを分別する。そして、伝送装置3−1の分別部は、当該分別の結果、入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであれば当該UDPパケットを符号生成部へ出力し、当該UDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットでなければ当該UDPパケットを送出部へ出力する。
【0049】
なお、伝送装置3−1の分別部は、図7(a)のUDPパケットにおける、UDPデータに含まれるRTPヘッダやUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いることにより、あるUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送しているUDPパケットであるか否かを分別することができる。
【0050】
伝送装置3−1の符号生成部は、分別部が出力する映像・音声サービスに係るUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算する。
【0051】
そして、伝送装置3−1の符号生成部は、入力されたUDPパケットのUDPヘッダにおけるチェックサムを再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケット(すなわち、このUDPパケットのUDPヘッダに記載されているチェックサムは、伝送装置3−1の符号生成部が再計算したチェックサムである。)を出力する。
【0052】
伝送装置3−1の送出部は、分別部が出力するリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送しているUDPパケット以外のUDPパケットと符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、受信端末4に送信する。
【0053】
第1の実施の形態に係る伝送装置3−1は、リアルタイム型映像・音声に係るUDPパケットのチェックサムを符号生成部において再計算し、この再計算したチェックサムを、送信端末1がUDPパケット送信前に計算してUDPヘッダに記載したチェックサムと取り替える。
【0054】
したがって、第1の実施の形態に係る伝送装置3−1によれば、送信端末1が送信したUDPパケットは、送信端末1と伝送装置3−1との間でビット誤りが発生しても、伝送装置3−1と受信端末4との間でビット誤りが発生しない限り、受信端末4において破棄されることなく処理される。
【0055】
よって、第1の実施の形態に係る伝送装置3−1によれば、従来に比べて、受信端末4は、高品質な映像・音声を出力できる。
【0056】
図2は、第2の実施の形態に係る伝送装置3−2の構成および第2の実施の形態に係る伝送装置3−2における処理を説明する図である。
【0057】
第2の実施の形態に係る伝送装置3−2は、誤り検出部を有する点で第1の実施の形態に係る伝送装置3−1と相違する。
伝送装置3−2の受信部は、送信端末1から送信されたIPパケットをIPネットワーク2を介して受信する。伝送装置3−2の受信部は、この受信したIPパケットを、IEEE802.3やIEEE802.11などの伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成することにより、上記UDPパケットに復元する。そして、伝送装置3−2の受信部は、この復元したUDPパケットを分別部へ出力する。
【0058】
伝送装置3−2の分別部は、受信部が出力するUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるかどうかを分別する。そして、伝送装置3−2の分別部は、当該分別の結果、入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであれば当該UDPパケットを符号生成部へ出力し、当該UDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットでなければ当該UDPパケットを送出部へ出力する。
【0059】
なお、伝送装置3−2の分別部は、図7(a)のUDPパケットにおける、UDPデータに含まれるRTPヘッダやUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いることにより、あるUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるか否かを分別することができる。
【0060】
伝送装置3−2の誤り検出部は、分別部が出力する映像・音声サービスに係るUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算する。そして、伝送装置3−2の誤り検出部は、前記計算したチェックサムと、送信端末1がUDPパケット送信前に計算してUDPヘッダに記載したチェックサムとを比較し、誤りがあると判断されたUDPパケットについては符号生成部に出力し、誤りがないと判断されたUDPパケットについては送出部に出力する。
【0061】
伝送装置3−2の符号生成部は、誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算する。そして、伝送装置3−2の符号生成部は、入力されたUDPパケットのUDPヘッダに含まれるチェックサムを前記符号生成部において再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケット(すなわち、このUDPパケットのUDPヘッダに記載されているチェックサムは、伝送装置3−2の符号生成部が再計算したチェックサムである。)を出力する。
【0062】
伝送装置3−2の送出部は、符号生成部が出力するUDPパケット、分別部が出力するリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケット以外のUDPパケット、および誤り検出部が出力する誤りがないと判断されたUDPパケットを入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、受信端末4に送信する。
【0063】
第2の実施の形態に係る伝送装置3−2は、リアルタイム型映像・音声に係るUDPパケットのチェックサムを符号生成部において再計算し、この再計算したチェックサムを、送信端末1がUDPパケット送信前に計算してUDPヘッダに記載したチェックサムと取り替える。
【0064】
したがって、第2の実施の形態に係る伝送装置3−2によれば、送信端末1が送信したUDPパケットは、送信端末1と伝送装置3−2との間でビット誤りが発生しても、伝送装置3−2と受信端末4との間でビット誤りが発生しない限り、受信端末4において破棄されることなく処理される。
【0065】
よって、第2の実施の形態に係る伝送装置3−2によれば、従来に比べて、受信端末4は、高品質な映像・音声を出力できる。
【0066】
また、第2の実施の形態に係る伝送装置3−2によれば、第1の実施の形態に係る伝送装置3−1と異なり、符号生成部はビット誤りのあるUDPパケットのみを入力され、このビット誤りのあるUDPパケットのチェックサムのみを入れ替える。
【0067】
したがって、第2の実施の形態に係る伝送装置3−2によれば、符号生成部の処理量を低減できるため、リアルタイム型映像・音声サービスにおいて低遅延処理を実現できる。
【0068】
[第2の通信システム例]
図6は、本発明の第3または第4の実施の形態に係る受信端末を用いた通信システムを示す図である。
【0069】
図中の1は送信端末、2はIPネットワーク、5は受信端末を表している。
この第2の通信システム例も、第1の通信システム例と同様に、IPネットワーク上でリアルタイム型映像・音声サービスを行うためのプロトコルとして、UDPべ−スのプロトコルを用いる。
【0070】
図6の送信端末1は、リアルタイム型映像・音声データをそれぞれあらかじめ定められた圧縮方法で圧縮した後、これら圧縮したデータ(以下、「UDPデータ」という。)のチェックサムを計算する。
【0071】
送信端末1は、たとえば、UDPパケットを16ビットの複数のフィールドに区切り、この複数のフィールドを用いて1の補数和を計算し、この計算した1の補数和についての1の補数を計算することにより、チェックサムを計算する(したがって、この例においては、チェックサムは、上記1の補数となる。)。
【0072】
送信端末1は、当該計算したチェックサムや宛先ポート番号などを記載したUDPヘッダをUDPデータに付与して、UDPパケットを生成する。
【0073】
図7(a)は、このようにして生成されたUDPパケットを示す図である。なお、図7(a)において、RTPによるタイムスタンプを記載したRTPヘッダは、UDPデータ中に含まれる。
【0074】
送信端末1は、このUDPパケットを複数のIPデータに分割し、このIPデータにIPヘッダを付与して、IPパケットを生成する。図7(b)は、このようにして生成された各IPパケットを示す図である。
【0075】
ここで、送信端末1が、図7のIPパケットにおけるIPヘッダにおいて、宛先IPアドレスとして、受信端末のIPアドレスを記載できることはもちろんであるが、送信端末1は、受信端末5の所属するマルチキャストグループアドレスも、IPヘッダにおいて当該宛先IPアドレスとして記載できる。
【0076】
したがって、図6の通信システム例においては、説明を簡単にするため受信端末5を1台としているが、本発明においては、受信端末5を複数台とすることもできる。
【0077】
なお、図7(b)においては、IPバージョン4におけるIPパケットを示したが、本発明は、IPバージョン4におけるIPパケットに限られるものではない。したがって、本発明は、IPバージョン6におけるIPパケットにも適用可能である。
【0078】
以上のようにして、IPパケットを生成した送信端末1は、IPパケットを受信端末5宛てに送信する。
送信端末1から送信されたIPパケットは、IPネットワーク2を経由して、受信端末5に受信される。
【0079】
IPネットワーク2に使用する物理的媒体としては、IEEE802.3やIEEE802.11などの、IPパケットを伝送可能な任意の有線または無線の伝送方式を用いることができる。
【0080】
送信端末1から送信されたIPパケットを受信した受信端末5は、後記図4に記載の第3の実施の形態に係る受信端末5−1または後記図5に記載の第4の実施の形態に係る受信端末5−2によって実現することができる。
【0081】
図4は、第3の実施の形態に係る受信端末5−1の構成および第3の実施の形態に係る受信端末5−1における処理を説明する図である。
第3の実施の形態に係る受信端末5−1は、図4に記載のように、受信部と、分別部と、符号生成部と、送出部とを備えている。
【0082】
受信端末5−1の受信部は、送信端末1から送信されたIPパケットをIPネットワークを介して受信する。受信端末5−1の受信部は、この受信したIPパケットを、IEEE802.3やIEEE802.11などの伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成することにより、上記UDPパケットに復元する。そして、受信端末5−1の受信部は、この復元したUDPパケットを分別部へ出力する。
【0083】
伝送装置5−1の分別部は、受信部が出力するUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるかどうかを分別する。そして、伝送装置5−1の分別部は、当該分別の結果、入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであれば当該UDPパケットを符号生成部へ出力し、当該UDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットでなければ当該UDPパケットを送出部へ出力する。
【0084】
なお、受信端末5−1の分別部は、図7(a)のUDPパケットにおける、UDPデータに含まれるRTPヘッダやUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いることにより、あるUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるか否かを分別することができる。
【0085】
受信端末5−1の符号生成部は、分別部が出力する映像・音声サービスに係るUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算する。そして、受信端末5−1の符号生成部は、入力されたUDPパケットのUDPヘッダに含まれるチェックサムを再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケット(すなわち、このUDPパケットのUDPヘッダに記載されているチェックサムは、受信端末5−1の符号生成部が再計算したチェックサムである。)を出力する。
【0086】
受信端末5−1の送出部は、符号生成部が出力するUDPパケットおよび分別部が出力するリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送しているUDPパケット以外のUDPパケットを入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す。
【0087】
そして、受信端末5−1の各アプリケーションは、渡されたUDPパケットを用いて、映像・音声の再生などを行う。なお、この再生などは、RTPヘッダにおけるタイムスタンプに基づいて行われる。
【0088】
第3の実施の形態に係る受信端末5−1は、リアルタイム型映像・音声に係るUDPパケットのチェックサムを符号生成部において再計算し、この再計算したチェックサムを、送信端末1がUDPパケット送信前に計算してUDPヘッダに記載したチェックサムと取り替える。
【0089】
したがって、第3の実施の形態に係る受信端末5−1は、送信端末1と受信端末5−1との間で、送信端末1が送信したUDPパケットにビット誤りが発生しても、当該ビット誤りのあるUDPパケットを破棄することなく処理する。
【0090】
よって、第3の実施の形態に係る受信端末5−1は、従来に比べて、高品質な映像・音声を出力できる。
【0091】
図5は、第4の実施の形態に係る受信端末5−2の構成および第4の実施の形態に係る受信端末5−2における処理を説明する図である。
【0092】
第4の実施の形態に係る受信端末5−2は、誤り検出部を有する点で第3の実施の形態に係る受信端末5−1と相違する。
受信端末5−2の受信部は、送信端末1から送信されたIPパケットをIPネットワークを介して受信する。受信端末5−2の受信部は、この受信したIPパケットを、IEEE802.3やIEEE802.11などの伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成することにより、上記UDPパケットに復元する。そして、受信端末5−2の受信部は、この復元したUDPパケットを分別部へ出力する。
【0093】
伝送装置5−2の分別部は、受信部が出力するUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるかどうかを分別する。そして、伝送装置5−2の分別部は、当該分別の結果、入力されたUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであれば当該UDPパケットを符号生成部へ出力し、当該UDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットでなければ当該UDPパケットを送出部へ出力する。
【0094】
なお、受信端末5−2の分別部は、図7(a)のUDPパケットにおける、UDPデータに含まれるRTPヘッダやUDPヘッダに含まれる宛先ポート番号などを用いることにより、あるUDPパケットがリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケットであるか否かを分別することができる。
【0095】
受信端末5−2の誤り検出部は、分別部が出力する映像・音声サービスに係るUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算する。そして、受信端末5−2の誤り検出部は、UDPデータを用いて計算したチェックサムと、UDPヘッダのチェックサムとを比較し、誤りがあると判断されたUDPパケットについては符号生成部に出力し、誤りがないと判断されたUDPパケットについては送出部に出力する。
【0096】
受信端末5−2の符号生成部は、誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、この入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算する。そして、受信端末5−2の符号生成部は、入力されたUDPパケットのUDPヘッダに含まれるチェックサムを前記符号生成部において再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケット(すなわち、このUDPパケットのUDPヘッダに記載されているチェックサムは、受信端末5−2の符号生成部が再計算したチェックサムである。)を出力する。
【0097】
受信端末5−2の送出部は、符号生成部が出力するUDPパケット、分別部が出力するリアルタイム型映像・音声サービスに係るデータを伝送するUDPパケット以外のUDPパケット、および誤り検出部が出力する誤りがないと判断されたUDPパケットを入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す。
【0098】
そして、受信端末5−2の各アプリケーションは、渡されたUDPパケットを用いて、映像・音声の再生などを行う。なお、この再生などは、RTPヘッダにおけるタイムスタンプに基づいて行われる。
【0099】
第4の実施の形態に係る受信端末5−2は、リアルタイム型映像・音声に係るUDPパケットのチェックサムを符号生成部において再計算し、この再計算したチェックサムを、送信端末1がUDPパケット送信前に計算してUDPヘッダに記載したチェックサムと取り替える。
【0100】
したがって、第4の実施の形態に係る受信端末5−2は、送信端末1と受信端末5−2との間で、送信端末1が送信したUDPパケットにビット誤りが発生しても、当該ビット誤りのあるUDPパケットを破棄することなく処理する。
【0101】
よって、第4の実施の形態に係る受信端末5−2は、従来に比べて、高品質な映像・音声を出力できる。
【0102】
また、第4の実施の形態に係る受信端末5−2においては、第3の実施の形態に係る受信端末5−1と異なり、符号生成部は、ビット誤りのあるUDPパケットのみを入力され、このビット誤りのあるUDPパケットのチェックサムのみを入れ替える。
【0103】
したがって、第4の実施の形態に係る伝送装置5−2によれば、符号生成部の処理量を低減できるため、リアルタイム型映像・音声サービスにおいて低遅延処理を実現できる。
【0104】
なお、上記第1〜第4の実施の形態においては、特定のサービスがリアルタイム型映像・音声サービスである場合の、伝送装置の実施の形態および受信端末の実施の形態について説明したが、本発明に係る特定のサービスは、リアルタイム型映像・音声サービスに限られない。
【0105】
したがって、本発明に係る特定のサービスは、「データ中にビット誤りが生じても、その程度がわずかであれば、そのビット誤りがそのサービスの提供にほとんど影響を与えないサービス」であれば何でもよい。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リアルタイム型映像・音声サービスなどの特定のサービスに係るデータを伝送するUDPパケットは、受信端末において破棄されることなく処理される。
【0107】
したがって、本発明によれば、リアルタイム型映像・音声サービスなどの特定のサービスを提供する場合に、従来に比べて、高品質な映像・音声を受信端末において出力できる。
【0108】
また、本発明によれば、リアルタイム型映像・音声サービスなどの特定のサービス以外のサービスに係るデータを伝送するUDPパケットは、ビット誤りがあれば、従来と同様、受信端末において破棄される。
【0109】
よって、本発明によれば、トランスポート層のプロトコルとしてUDPを採用するIPネットワークにおいて、提供するサービスの内容に応じてサービス品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る伝送装置3−1の構成および第1の実施の形態に係る伝送装置3−1における処理を説明する図である。
【図2】第2の実施の形態に係る伝送装置3−2の構成および第2の実施の形態に係る伝送装置3−2における処理を説明する図である。
【図3】本発明の第1または第2の実施の形態に係る伝送装置を用いた通信システム例を示す図である。
【図4】第3の実施の形態に係る受信端末5−1の構成および第3の実施の形態に係る受信端末5−1における処理を説明する図である。
【図5】第4の実施の形態に係る受信端末5−2の構成および第4の実施の形態に係る受信端末5−2における処理を説明する図である。
【図6】本発明の第3または第4の実施の形態に係る受信端末を用いた通信システム例を示す図である。
【図7】UDPパケットおよびIPパケットのフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 送信端末
2 IPネットワーク
3 伝送装置
3−1 伝送装置
3−2 伝送装置
4 受信端末
5 受信端末
5−1 受信端末
5−2 受信端末[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a transmission device, a reception terminal, and a program, and more particularly, to a transmission device and a reception terminal for transmitting a UDP (User Datagram Protocol) packet related to a specific service in an IP (Internet Protocol) network. And about the program.
[0002]
In the present specification, a specific service means that even if a bit error occurs in data, such as a real-time video / audio service, if the degree of the bit error is small, the bit error hardly affects the provision of the service. A service that has no effect.
[0003]
In this specification, a UDP packet related to a specific service refers to a UDP packet transmitting data related to a specific service such as the real-time video / audio service.
[0004]
[Prior art]
In general, TCP (Transmission Control Protocol) is used as a transport layer protocol in an IP network, but a service that emphasizes high-speed communication rather than high reliability (for example, real-time video / audio service, etc.) )), UDP is usually used.
[0005]
Since UDP is a protocol that emphasizes high-speed communication over communication reliability, it has almost no means for improving communication reliability. However, in this UDP, it is checked as the only means for improving communication reliability. Sam is used.
Here, the checksum refers to an error detection code added to a header (that is, a UDP header) of a packet handled by UDP (hereinafter, referred to as a “UDP packet”).
[0006]
Hereinafter, error detection using the checksum will be described.
In UDP, the transmitting side calculates a checksum using a UDP packet to be transmitted, and adds the calculated checksum to the UDP packet.
[0007]
On the other hand, the receiving side calculates the checksum using the received UDP packet, compares the calculated checksum with the checksum added by the transmitting side, and if the two are different, transmits the checksum in the transmitted UDP packet. It is determined that a bit error has occurred.
[0008]
The checksum added on the transmitting side is a checksum based on the UDP packet transmitted by the transmitting side, whereas the checksum calculated on the receiving side is a checksum based on the UDP packet received by the receiving side. Is considered to be due to a difference in the basis of the checksum calculation, that is, a difference between the transmitted UDP packet and the received UDP packet.
[0009]
As described above, in UDP, a bit error in a UDP packet can be detected by using a checksum. For this reason, conventionally, a receiving terminal that has received a UDP packet via an IP network uses a checksum to generate a high-speed communication while using a checksum to slightly increase the reliability of the communication. When a bit error is detected even for one bit, the entire UDP packet having the bit error is discarded without being passed to the application.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, if there is a one-bit error, if the entire UDP packet having the one-bit error is discarded without being passed to the application, the one-bit error is equivalent to one packet, that is, several tens of bits. This will cause a loss of information of one byte to several hundred bytes (several hundred bits to several thousand bits).
[0011]
Therefore, in the above-mentioned conventional receiving terminal, for example, when real-time video is output, a frame is lost, and when real-time audio is output, noise is mixed. Problem had arisen. In other words, the conventional receiving terminal has a problem that the service quality is significantly reduced due to a 1-bit error.
[0012]
On the other hand, in real-time audio / video, etc., not only uncompressed data, but also data using a compression technique represented by MPEG (Motion Picture Experts Group), several bit errors in the data can be reduced. However, it has been found that it has very little effect on normal human beings, which cannot be perceived.
[0013]
In view of such circumstances, the present invention provides a transmission device, a reception terminal, and a program capable of improving the service quality according to the content of a service to be provided in an IP network employing UDP as a transport layer protocol. The purpose is to provide.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-mentioned object is achieved by the means described in the claims.
[0015]
That is, the invention according to
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and a checksum of the input UDP packet is calculated. A code generation unit that replaces the checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet.
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet output by the code generation unit are input, each of the input UDP packets is converted into an IP packet, and the IP packet is transmitted. , A transmission unit.
[0016]
The invention according to claim 2 is an apparatus for transmitting an IP (Internet Protocol) packet,
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is calculated using a predetermined error detection code, and the calculated checksum and the reception unit An error detection unit that compares a checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received in
The UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit is input, the checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and the check of the input UDP packet is performed. A code generation unit that replaces the sum from a pre-calculated checksum on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet;
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet output by the code generation unit, and an error-free UDP packet output by the error detection unit are input. A transmission unit for converting each UDP packet into an IP packet and transmitting the IP packet.
[0017]
According to a third aspect of the present invention, the classification unit includes a destination port number included in an RTP (Real Time Transport Protocol) header included in UDP data of the input UDP packet and a UDP header of the input UDP packet. The transmission device according to
[0018]
The invention according to claim 4 is characterized in that the UDP packet relating to the specific service is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. A transmission device according to
[0019]
The invention according to
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and a checksum of the input UDP packet is calculated. A code generation unit that replaces the checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet.
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet output by the code generation unit are input, and each of the input UDP packets is described in a UDP header of each UDP packet. And a sending unit that passes the destination port number to each application identified by the destination port number.
[0020]
The invention according to claim 6 is a terminal for receiving an IP (Internet Protocol) packet,
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is calculated using a predetermined error detection code, and the calculated checksum and the reception unit An error detection unit that compares a checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received in
The UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit is input, the checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and the check of the input UDP packet is performed. A code generation unit that replaces the sum from a pre-calculated checksum on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet;
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet output by the code generation unit, and an error-free UDP packet output by the error detection unit are input. And a sending unit that passes each UDP packet to each application identified by the destination port number described in the UDP header of the UDP packet.
[0021]
According to a seventh aspect of the present invention, the classification unit includes a destination port number included in an RTP (Real Time Transport Protocol) header included in UDP data of the input UDP packet and a UDP header of the input UDP packet. The receiving terminal according to
[0022]
The invention according to claim 8 is characterized in that the UDP packet relating to the specific service is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. A receiving terminal according to
[0023]
According to a ninth aspect of the present invention, there is provided an apparatus for transmitting an IP (Internet Protocol) packet,
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. A receiving step to output;
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If there is, a discriminating step of outputting the UDP packet to a postscript code generation unit, and outputting the UDP packet to a postscript transmission unit if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service;
A code generation unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, recalculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and A code generation step of replacing the checksum of the UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiver with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet;
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet that is output by the code generation unit, converts each of the input UDP packets into an IP packet, and And a transmission step of transmitting a packet.
[0024]
The invention according to claim 10 provides an apparatus for transmitting an IP (Internet Protocol) packet,
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. A receiving step to output;
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If there is, a discriminating step of outputting the UDP packet to a postscript code generation unit, and outputting the UDP packet to a postscript transmission unit if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service;
An error detection unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, calculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and calculates the calculated checksum. And a checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit, and outputs a UDP packet having an error to the code generating unit, and outputs a UDP packet having no error to the transmitting unit. A detecting step;
The code generation unit receives the UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit, recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and A code generation step of replacing the checksum of the generated UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet; ,
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet that is output by the code generation unit, and an error-free UDP packet that is output by the error detection unit; And a sending step of sending each of the input UDP packets to an IP packet and sending the IP packet.
[0025]
The invention according to claim 11 provides a terminal for receiving an IP (Internet Protocol) packet,
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. A receiving step to output;
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If there is, a discriminating step of outputting the UDP packet to a postscript code generation unit, and outputting the UDP packet to a postscript transmission unit if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service;
A code generation unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, recalculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and A code generation step of replacing the checksum of the UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiver with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet;
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet that is output by the code generation unit, and converts each of the input UDP packets into a UDP header of the UDP packet; And a sending step to be passed to each application identified by the destination port number described in (1).
[0026]
According to a twelfth aspect of the present invention, a terminal for receiving an IP (Internet Protocol) packet includes:
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. Output,
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. Outputting the UDP packet to the code generation unit described later, if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service, outputting the UDP packet to a transmission unit described below;
An error detection unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, calculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and calculates the calculated checksum. And comparing a checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit, outputting a UDP packet having an error to the code generating unit and outputting a UDP packet having no error to the transmitting unit. When,
The code generation unit receives the UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit, recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and Replacing the checksum of the UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet;
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet that is output by the code generation unit, and an error-free UDP packet that is output by the error detection unit; And transmitting the input UDP packet to each application identified by the destination port number described in the UDP header of the UDP packet.
[0027]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the classifying step, the classifying unit includes an RTP (real-time transport protocol) header included in the UDP data of the input UDP packet and a UDP header of the input UDP packet. The method according to any one of claims 9 to 12, wherein whether or not the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service is determined using the included destination port number or the like. Program.
[0028]
The invention according to claim 14 is characterized in that the UDP packet relating to the specific service is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. A program according to
[0029]
The present invention corrects a UDP packet transmitting data relating to a specific service such as a real-time video / audio service so that the packet is not discarded at the receiving terminal.
Therefore, according to the present invention, the receiving terminal uses the video / audio data that has been conventionally discarded due to a bit error of several bits.
Further, according to the present invention, if there is a bit error in a UDP packet transmitting data relating to a service other than a specific service such as a real-time video / audio service, the receiving terminal transmits the UDP packet to an application as in the related art. Discard without passing to.
[0030]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0031]
[Example of First Communication System]
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a communication system using the transmission device according to the first or second embodiment of the present invention.
[0032]
In the figure, 1 is a transmitting terminal, 2 is an IP network, 3 is a transmitting device, and 4 is a receiving terminal.
This first communication system example uses a UDP-based protocol as a protocol for providing a real-time video / audio service on an IP network.
[0033]
The transmitting
[0034]
For example, the transmitting
[0035]
The transmitting
[0036]
FIG. 7A shows a UDP packet generated in this manner. In FIG. 7A, RTP (Real-time Transport Protocol) is a protocol for transmitting and receiving video and audio data in real time. A packet is transmitted with a time stamp on the transmitting side, and the time stamp is transmitted on the receiving side. An RTP header describing a time stamp based on the synchronization of reproduction or discarding a packet with a large delay is included in the UDP data.
[0037]
The transmitting
[0038]
Here, it goes without saying that the transmitting
[0039]
Therefore, in the example of the communication system of FIG. 3, the number of the receiving terminals 4 is one in order to simplify the description, but in the present invention, the number of the receiving terminals 4 may be plural.
[0040]
Although FIG. 7B shows an IP packet in IP version 4, the present invention is not limited to an IP packet in IP version 4. Therefore, the present invention is also applicable to IP packets in IP version 6.
[0041]
As described above, the transmitting
The IP packet transmitted from the transmitting
[0042]
As a physical medium used for the IP network 2, any wired or wireless transmission method capable of transmitting IP packets, such as IEEE802.3 or IEEE802.11, can be used.
[0043]
The
[0044]
The receiving terminal 4 that has received the IP packet transmitted from the
[0045]
Then, each application of the receiving terminal 4 performs reproduction of video and audio using the transferred UDP packet. The reproduction is performed based on the time stamp in the RTP header.
[0046]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of the transmission device 3-1 according to the first embodiment and a process in the transmission device 3-1 according to the first embodiment. As illustrated in FIG. 1, the transmission device 3-1 according to the first embodiment includes a reception unit, a classification unit, a code generation unit, and a transmission unit.
[0047]
The receiving unit of the transmission device 3-1 receives the IP packet transmitted from the transmitting
[0048]
The classification unit of the transmission device 3-1 receives the UDP packet output from the reception unit, and classifies whether the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. Then, the classification unit of the transmission device 3-1 outputs the UDP packet to the code generation unit as a result of the classification, if the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service. If the UDP packet is not a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service, the UDP packet is output to the transmitting unit.
[0049]
The discriminating unit of the transmission device 3-1 uses the RTP header included in the UDP data and the destination port number included in the UDP header in the UDP packet of FIG. It is possible to determine whether or not the packet is a UDP packet transmitting data relating to the video / audio service.
[0050]
The code generation unit of the transmission device 3-1 receives the UDP packet related to the video / audio service output from the classification unit and recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code. I do.
[0051]
Then, the code generation unit of the transmission device 3-1 replaces the checksum in the UDP header of the input UDP packet with the recalculated checksum, and writes the replaced UDP packet (that is, the description in the UDP header of this UDP packet). The checked sum is a checksum recalculated by the code generation unit of the transmission device 3-1.)
[0052]
The transmission unit of the transmission device 3-1 receives a UDP packet other than a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service output by the classification unit and a UDP packet output by the code generation unit. Each input UDP packet is converted into an IP packet and transmitted to the receiving terminal 4.
[0053]
The transmission device 3-1 according to the first embodiment recalculates a checksum of a UDP packet relating to real-time video / audio in the code generation unit, and the transmitting
[0054]
Therefore, according to the transmission device 3-1 according to the first embodiment, the UDP packet transmitted by the
[0055]
Therefore, according to the transmission device 3-1 according to the first embodiment, the receiving terminal 4 can output high-quality video and audio as compared with the related art.
[0056]
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of a transmission device 3-2 according to the second embodiment and a process in the transmission device 3-2 according to the second embodiment.
[0057]
The transmission device 3-2 according to the second embodiment is different from the transmission device 3-1 according to the first embodiment in having an error detection unit.
The receiving unit of the transmission device 3-2 receives the IP packet transmitted from the transmitting
[0058]
The classification unit of the transmission device 3-2 receives the UDP packet output from the reception unit, and classifies whether the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. Then, the classification unit of the transmission device 3-2 outputs the UDP packet to the code generation unit if the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service as a result of the classification. If the UDP packet is not a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service, the UDP packet is output to the transmitting unit.
[0059]
Note that the classification unit of the transmission device 3-2 uses the RTP header included in the UDP data and the destination port number included in the UDP header in the UDP packet of FIG. It is possible to discriminate whether or not the packet is a UDP packet transmitting data relating to the video / audio service.
[0060]
The error detection unit of the transmission device 3-2 receives the UDP packet related to the video / audio service output by the classification unit, and calculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code. . Then, the error detection unit of the transmission device 3-2 compares the calculated checksum with the checksum calculated by the transmitting
[0061]
The code generation unit of the transmission device 3-2 receives the UDP packet determined to have an error in the error detection unit, and recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code. I do. Then, the code generation unit of the transmission device 3-2 replaces the checksum included in the UDP header of the input UDP packet with the checksum recalculated by the code generation unit, and outputs the replaced UDP packet (that is, The checksum described in the UDP header of the UDP packet is a checksum recalculated by the code generation unit of the transmission device 3-2.)
[0062]
The transmission unit of the transmission device 3-2 outputs a UDP packet output by the code generation unit, a UDP packet other than a UDP packet transmitted by the classification unit that transmits data relating to the real-time video / audio service, and an error detection unit. UDP packets determined to be free of errors are input, and each of the input UDP packets is converted into an IP packet and transmitted to the receiving terminal 4.
[0063]
The transmission device 3-2 according to the second embodiment recalculates the checksum of a UDP packet relating to real-time video / audio in the code generation unit, and the transmitting
[0064]
Therefore, according to the transmission device 3-2 according to the second embodiment, even if a bit error occurs between the
[0065]
Therefore, according to the transmission device 3-2 according to the second embodiment, the receiving terminal 4 can output high-quality video and audio as compared with the related art.
[0066]
Further, according to the transmission device 3-2 according to the second embodiment, unlike the transmission device 3-1 according to the first embodiment, the code generation unit receives only a UDP packet having a bit error, and Only the checksum of the UDP packet having this bit error is replaced.
[0067]
Therefore, according to the transmission device 3-2 according to the second embodiment, the processing amount of the code generation unit can be reduced, so that low-delay processing can be realized in a real-time video / audio service.
[0068]
[Example of second communication system]
FIG. 6 is a diagram showing a communication system using the receiving terminal according to the third or fourth embodiment of the present invention.
[0069]
In the figure, 1 indicates a transmitting terminal, 2 indicates an IP network, and 5 indicates a receiving terminal.
As in the first communication system example, the second communication system example uses a UDP-based protocol as a protocol for performing a real-time video / audio service on an IP network.
[0070]
The transmitting
[0071]
For example, the transmitting
[0072]
The transmitting
[0073]
FIG. 7A shows a UDP packet generated in this manner. In FIG. 7A, an RTP header in which a time stamp by RTP is described is included in the UDP data.
[0074]
The transmitting
[0075]
Here, it goes without saying that the transmitting
[0076]
Therefore, in the example of the communication system of FIG. 6, one receiving
[0077]
Although FIG. 7B shows an IP packet in IP version 4, the present invention is not limited to an IP packet in IP version 4. Therefore, the present invention is also applicable to IP packets in IP version 6.
[0078]
As described above, the transmitting
The IP packet transmitted from the transmitting
[0079]
As a physical medium used for the IP network 2, any wired or wireless transmission method capable of transmitting IP packets, such as IEEE802.3 or IEEE802.11, can be used.
[0080]
The receiving
[0081]
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration of the receiving terminal 5-1 according to the third embodiment and a process in the receiving terminal 5-1 according to the third embodiment.
The receiving terminal 5-1 according to the third embodiment includes a receiving unit, a classification unit, a code generation unit, and a transmission unit, as illustrated in FIG.
[0082]
The receiving unit of the receiving terminal 5-1 receives the IP packet transmitted from the transmitting
[0083]
The classification unit of the transmission device 5-1 receives the UDP packet output from the reception unit, and classifies whether the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. Then, the classification unit of the transmission device 5-1 outputs the UDP packet to the code generation unit as a result of the classification, if the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service. If the UDP packet is not a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service, the UDP packet is output to the transmitting unit.
[0084]
The sorting unit of the receiving terminal 5-1 uses the RTP header included in the UDP data and the destination port number included in the UDP header in the UDP packet of FIG. It is possible to discriminate whether or not the packet is a UDP packet transmitting data relating to the video / audio service.
[0085]
The code generation unit of the receiving terminal 5-1 receives the UDP packet related to the video / audio service output by the classification unit and recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code. I do. Then, the code generation unit of the receiving terminal 5-1 replaces the checksum included in the UDP header of the input UDP packet with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet (that is, the UDP header of this UDP packet). Is a checksum recalculated by the code generation unit of the receiving terminal 5-1.).
[0086]
The sending unit of the receiving terminal 5-1 receives a UDP packet output by the code generating unit and a UDP packet other than the UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service output by the classifying unit. Each UDP packet is transferred to each application identified by the destination port number described in the UDP header of each UDP packet.
[0087]
Then, each application of the receiving terminal 5-1 performs reproduction of video and audio using the passed UDP packet. The reproduction is performed based on the time stamp in the RTP header.
[0088]
The receiving terminal 5-1 according to the third embodiment recalculates the checksum of the UDP packet relating to the real-time video / audio in the code generation unit, and the transmitting
[0089]
Therefore, even if a bit error occurs in the UDP packet transmitted by the transmitting
[0090]
Therefore, the receiving terminal 5-1 according to the third embodiment can output higher quality video and audio than before.
[0091]
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of the receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment and a process in the receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment.
[0092]
The receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment differs from the receiving terminal 5-1 according to the third embodiment in having an error detection unit.
The receiving unit of the receiving terminal 5-2 receives the IP packet transmitted from the transmitting
[0093]
The classification unit of the transmission device 5-2 receives the UDP packet output from the reception unit, and classifies whether the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to a real-time video / audio service. Then, the classification unit of the transmission device 5-2 outputs the UDP packet to the code generation unit as a result of the classification, if the input UDP packet is a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service. If the UDP packet is not a UDP packet transmitting data relating to the real-time video / audio service, the UDP packet is output to the transmitting unit.
[0094]
The discriminating unit of the receiving terminal 5-2 uses the RTP header included in the UDP data and the destination port number included in the UDP header in the UDP packet of FIG. It is possible to discriminate whether or not the packet is a UDP packet transmitting data relating to the video / audio service.
[0095]
The error detection unit of the receiving terminal 5-2 receives the UDP packet related to the video / audio service output by the classification unit, and calculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code. . Then, the error detection unit of the receiving terminal 5-2 compares the checksum calculated using the UDP data with the checksum of the UDP header, and outputs a UDP packet determined to have an error to the code generation unit. Then, the UDP packet determined to be free from errors is output to the transmitting unit.
[0096]
The code generation unit of the receiving terminal 5-2 receives the UDP packet determined to have an error by the error detection unit, and recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code. I do. Then, the code generation unit of the receiving terminal 5-2 replaces the checksum included in the UDP header of the input UDP packet with the checksum recalculated by the code generation unit, and outputs the replaced UDP packet (that is, this UDP packet). The checksum described in the UDP header of the UDP packet is a checksum recalculated by the code generation unit of the receiving terminal 5-2.)
[0097]
The sending unit of the receiving terminal 5-2 outputs a UDP packet output by the code generation unit, a UDP packet other than a UDP packet transmitted by the classification unit that transmits data relating to the real-time video / audio service, and an error detection unit. The UDP packets determined to be free of errors are input, and each of the input UDP packets is passed to each application identified by the destination port number described in the UDP header of each UDP packet.
[0098]
Then, each application of the receiving terminal 5-2 performs reproduction of video and audio using the transferred UDP packet. The reproduction is performed based on the time stamp in the RTP header.
[0099]
The receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment recalculates a checksum of a UDP packet relating to real-time video / audio in the code generation unit, and the transmitting
[0100]
Therefore, even if a bit error occurs in the UDP packet transmitted by the
[0101]
Therefore, the receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment can output higher quality video and audio than before.
[0102]
Also, in the receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment, unlike the receiving terminal 5-1 according to the third embodiment, the code generation unit receives only a UDP packet having a bit error, Only the checksum of the UDP packet having the bit error is replaced.
[0103]
Therefore, according to the transmission device 5-2 according to the fourth embodiment, since the processing amount of the code generation unit can be reduced, low delay processing can be realized in a real-time video / audio service.
[0104]
In the first to fourth embodiments, the embodiment of the transmission apparatus and the embodiment of the receiving terminal when the specific service is a real-time video / audio service has been described. Is not limited to the real-time video / audio service.
[0105]
Therefore, the specific service according to the present invention may be any service that is "even if a bit error occurs in data, if the degree is small, the bit error hardly affects the provision of the service". Good.
[0106]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a UDP packet transmitting data relating to a specific service such as a real-time video / audio service is processed without being discarded at a receiving terminal.
[0107]
Therefore, according to the present invention, when a specific service such as a real-time video / audio service is provided, a higher quality video / audio can be output at the receiving terminal than before.
[0108]
Further, according to the present invention, a UDP packet transmitting data relating to a service other than a specific service such as a real-time video / audio service is discarded at a receiving terminal as in the related art if there is a bit error.
[0109]
Therefore, according to the present invention, in an IP network employing UDP as a transport layer protocol, the quality of service can be improved in accordance with the content of a service to be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a transmission device 3-1 according to a first embodiment and a process in the transmission device 3-1 according to the first embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of a transmission device 3-2 according to a second embodiment and a process in the transmission device 3-2 according to the second embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a communication system using a transmission device according to the first or second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration of a receiving terminal 5-1 according to a third embodiment and a process in the receiving terminal 5-1 according to the third embodiment.
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of a receiving terminal 5-2 according to a fourth embodiment and a process in the receiving terminal 5-2 according to the fourth embodiment.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of a communication system using a receiving terminal according to the third or fourth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing a frame configuration of a UDP packet and an IP packet.
[Explanation of symbols]
1 sending terminal
2 IP network
3 Transmission equipment
3-1 Transmission device
3-2 Transmission device
4 receiving terminal
5 receiving terminal
5-1 Receiving terminal
5-2 Receiving terminal
Claims (14)
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する、送出部と、
を備えることを特徴とする伝送装置。A device for transmitting IP (Internet Protocol) packets,
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and a checksum of the input UDP packet is calculated. A code generation unit that replaces the checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet.
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet output by the code generation unit are input, each of the input UDP packets is converted into an IP packet, and the IP packet is transmitted. , A sending unit,
A transmission device comprising:
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力する、誤り検出部と、
前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する、送出部と、
を備えることを特徴とする伝送装置。A device for transmitting IP (Internet Protocol) packets,
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is calculated using a predetermined error detection code, and the calculated checksum and the reception unit An error detection unit that compares a checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received in step 1 with a UDP packet having an error to a code generation unit, and outputs a UDP packet without an error to a transmission unit;
The UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit is input, the checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and the check of the input UDP packet is performed. A code generation unit that replaces the sum from a pre-calculated checksum on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet;
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet output by the code generation unit, and an error-free UDP packet output by the error detection unit are input. A sending unit that converts each UDP packet into an IP packet and sends the IP packet;
A transmission device comprising:
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す、送出部と、
を備えることを特徴とする受信端末。A terminal that receives IP (Internet Protocol) packets,
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and a checksum of the input UDP packet is calculated. A code generation unit that replaces the checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet.
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet output by the code generation unit are input, and each of the input UDP packets is described in a UDP header of each UDP packet. A sending unit to be passed to each application identified by the destination port number
A receiving terminal comprising:
IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、受信部と、
前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する、分別部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力する、誤り検出部と、
前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する、符号生成部と、
前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す、送出部と、
を備えることを特徴とする受信端末。A terminal that receives IP (Internet Protocol) packets,
Reconstructing an IP packet received via the IP network in accordance with a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and outputting the restored UDP packet to a classification unit described later. Department and
A UDP packet output by the receiving unit is input, and it is determined whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If the UDP packet is a UDP packet related to a specific service, the UDP packet is determined. A classification unit that outputs the packet to a code generation unit described below, and outputs the UDP packet to a transmission unit described below unless the UDP packet is a UDP packet related to a specific service;
A UDP packet related to a specific service output by the classification unit is input, a checksum of the input UDP packet is calculated using a predetermined error detection code, and the calculated checksum and the reception unit An error detection unit that compares a checksum calculated in advance on the transmission side of the IP packet received in step 1 with a UDP packet having an error to a code generation unit, and outputs a UDP packet without an error to a transmission unit;
The UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit is input, the checksum of the input UDP packet is recalculated using a predetermined error detection code, and the check of the input UDP packet is performed. A code generation unit that replaces the sum from a pre-calculated checksum on the transmission side of the IP packet received by the reception unit with the recalculated checksum, and outputs the replaced UDP packet;
A UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet output by the code generation unit, and an error-free UDP packet output by the error detection unit are input. A sending unit that delivers each UDP packet to each application identified by the destination port number described in the UDP header of each UDP packet;
A receiving terminal comprising:
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する受信ステップと、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する分別ステップと、
符号生成部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する符号生成ステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する送出ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。For devices that transmit IP (Internet Protocol) packets,
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. A receiving step to output;
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If there is, a discriminating step of outputting the UDP packet to a postscript code generation unit, and outputting the UDP packet to a postscript transmission unit if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service;
A code generation unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, recalculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and A code generation step of replacing the checksum of the UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiver with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet;
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet that is output by the code generation unit, converts each of the input UDP packets into an IP packet, and A sending step of sending a packet;
A program characterized by executing
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する受信ステップと、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する分別ステップと、
誤り検出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力する誤り検出ステップと、
符号生成部が、前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する符号生成ステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットをそれぞれIPパケットにし、当該IPパケットを送出する送出ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。For devices that transmit IP (Internet Protocol) packets,
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. A receiving step to output;
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If there is, a discriminating step of outputting the UDP packet to a postscript code generation unit, and outputting the UDP packet to a postscript transmission unit if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service;
An error detection unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, calculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and calculates the calculated checksum. And a checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit, and outputs a UDP packet having an error to the code generating unit, and outputs a UDP packet having no error to the transmitting unit. A detecting step;
The code generation unit receives the UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit, recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and A code generation step of replacing the checksum of the generated UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet; ,
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet that is output by the code generation unit, and an error-free UDP packet that is output by the error detection unit; Sending each of the input UDP packets to an IP packet, and sending the IP packet;
A program characterized by executing
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する受信ステップと、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力する分別ステップと、
符号生成部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力する符号生成ステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと前記符号生成部が出力するUDPパケットとを入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す送出ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。Terminals that receive IP (Internet Protocol) packets
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. A receiving step to output;
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. If there is, a discriminating step of outputting the UDP packet to a postscript code generation unit, and outputting the UDP packet to a postscript transmission unit if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service;
A code generation unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, recalculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and A code generation step of replacing the checksum of the UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiver with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet;
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit and a UDP packet that is output by the code generation unit, and converts each of the input UDP packets into a UDP header of the UDP packet; Sending to each application identified by the destination port number described in
A program characterized by executing
受信部が、IPネットワークを介して受信したIPパケットを伝送メディア毎にあらかじめ定められた方法に従い再構成してUDP(ユーザ データグラム プロトコル)パケットを復元し、当該復元したUDPパケットを後記分別部へ出力する、と、
分別部が、前記受信部が出力するUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであるかどうかを分別し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットであれば当該UDPパケットを後記符号生成部へ出力し、当該UDPパケットが特定のサービスに係るUDPパケットでなければ当該UDPパケットを後記送出部へ出力するステップと、
誤り検出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて計算し、当該計算したチェックサムと、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムとを比較し、誤りがあるUDPパケットは符号生成部に出力し、誤りがないUDPパケットは送出部に出力するステップと、
符号生成部が、前記誤り検出部において誤りがあると判断されたUDPパケットを入力され、当該入力されたUDPパケットのチェックサムをあらかじめ定められた誤り検出符号を用いて再計算し、当該入力されたUDPパケットのチェックサムを、前記受信部で受信したIPパケットの送信側においてあらかじめ計算されたチェックサムから、当該再計算したチェックサムに入れ替え、当該入れ替え後のUDPパケットを出力するステップと、
送出部が、前記分別部が出力する特定のサービスに係るUDPパケットでないUDPパケットと、前記符号生成部が出力するUDPパケットと、前記誤り検出部が出力する誤りのないUDPパケットと、を入力され、これら入力された各UDPパケットを当該各UDPパケットのUDPヘッダに記載されている宛先ポート番号が識別する各アプリケーションに渡す送出ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。Terminals that receive IP (Internet Protocol) packets
A receiving unit reconstructs an IP packet received via the IP network according to a predetermined method for each transmission medium to restore a UDP (User Datagram Protocol) packet, and sends the restored UDP packet to a sorting unit described later. Output,
A classification unit receives a UDP packet output by the reception unit, classifies whether the input UDP packet is a UDP packet related to a specific service, and determines whether the UDP packet is a UDP packet related to a specific service. Outputting the UDP packet to the code generation unit described later, if the UDP packet is not a UDP packet related to a specific service, outputting the UDP packet to a transmission unit described below;
An error detection unit is input with a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, calculates a checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and calculates the calculated checksum. And comparing a checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit, outputting a UDP packet having an error to the code generating unit and outputting a UDP packet having no error to the transmitting unit. When,
The code generation unit receives the UDP packet determined to be erroneous by the error detection unit, recalculates the checksum of the input UDP packet using a predetermined error detection code, and Replacing the checksum of the UDP packet from the checksum calculated in advance on the transmitting side of the IP packet received by the receiving unit with the recalculated checksum, and outputting the replaced UDP packet;
A sending unit that receives a UDP packet that is not a UDP packet related to a specific service output by the classification unit, a UDP packet that is output by the code generation unit, and an error-free UDP packet that is output by the error detection unit; Sending each input UDP packet to each application identified by the destination port number described in the UDP header of the UDP packet;
A program characterized by executing
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002159332A JP2004007171A (en) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | Transmission apparatus, reception terminal and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002159332A JP2004007171A (en) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | Transmission apparatus, reception terminal and program |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004007171A true JP2004007171A (en) | 2004-01-08 |
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ID=30429147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002159332A Withdrawn JP2004007171A (en) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | Transmission apparatus, reception terminal and program |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7301928B2 (en) | 2004-06-09 | 2007-11-27 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Wireless packet transfer apparatus and method |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002159332A patent/JP2004007171A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7301928B2 (en) | 2004-06-09 | 2007-11-27 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Wireless packet transfer apparatus and method |
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