JP2004007155A

JP2004007155A - Program recording and reproducing apparatus

Info

Publication number: JP2004007155A
Application number: JP2002159101A
Authority: JP
Inventors: Takashi Matsumoto; 松本　隆史; Takeshi Nagao; 長尾　健
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-05-31
Filing date: 2002-05-31
Publication date: 2004-01-08

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a program recording and reproducing device capable of controlling the partial erasure or non-erasure of a program in order to ensure the vacant capacity of a recording medium at a program recording and reproducing part. <P>SOLUTION: This program recording and reproducing apparatus is provided with a program recording and reproducing part 20 for recording and reproducing contents, a user operating part 21 for inputting user instruction information, an operation history memory 23 for storing the operation history information of the user operation, an erasure judging part 24 for judging the erasable region of the contents based on the operation history information, and an erasure editing part 25 for erasing the erasable region of the contents based on the judgement result of the erasure judging part 24. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスク等を用いデジタル放送を録画再生する番組録画再生装置に関し、特に録画された番組の消去等の編集機能を有する番組録画再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、映像や音声等の各種情報信号をデジタル化して信号処理する技術がめざましく進歩し、これに伴い、既存のアナログテレビジョン放送に代わるデジタル放送システムの開発が盛んに行なわれている。一方、デジタル放送システムの実用化とともに、これらのデジタル放送による番組を、ハードディスク装置（Ｈａｒｄ　Ｄｉｓｃ　Ｄｅｖｉｃｅ、以下、ＨＤＤと呼ぶ。）やＤＶＤ−ＲＡＭ等にデジタル形式で記録する番組録画再生装置も実用化されている。従来は、ビデオカセットレコーダ（Ｖｉｄｅｏ　ＣａｓｓｅｔｔｅＲｅｃｏｒｄｅｒ、以下、ＶＣＲと呼ぶ。）としてアナログ形式で磁気テープ上に放送番組を録画する方式であったが、ＨＤＤなどディスク状記録媒体のめざましい記録容量の増加により、番組の映像や音声等をデジタルデータとして録画することが可能となった。このため、例えば、テレビジョン受像機や、セットトップボックスにＨＤＤを内蔵し、番組の録画再生をも可能なデジタル放送受信機も実用化されている。
【０００３】
このような、ＨＤＤを内蔵したデジタル放送受信機では、従来のＶＣＲと比較して、例えば、時間をずらしたようにして番組視聴ができるタイムシフト的な番組再生や、高速に番組を選択する高速番組サーチなどが可能となり、番組の録画再生機能が向上している。しかし、ＶＣＲは持ち運び可能なビデオカセットに録画するのに対して、ＨＤＤは、通常、装置内に固定されて使用され、取り替えて別の番組を録画するというような利用は考慮されていない。また、近年のＨＤＤには、長時間の番組録画が可能となっているが、無限時間の録画ができるわけではなく、視聴した番組をそのままの状態で録画を続ければ、すぐに残容量がなくなってしまう。よって、ユーザは、適宜、不必要となった番組を消去する必要があり、ユーザはこのような番組消去を行なうため、手間のかかる操作をしなければならないという課題があった。
【０００４】
このような課題を解決するため、ユーザにとって最も不要な番組から順に消去する事ができる番組録画再生装置が提案されている（例えば、特開２００１−１０１７９３号公報）。すなわち、このような番組録画再生装置は、録画された複数の各番組に対して重要度を設け、装置内に設定したメモリにそれぞれの番組に対応する重要度を記憶し、番組の録画時において、ＨＤＤの空き容量が不足するとき、ＨＤＤに録画された番組の内、重要度の低い番組から順に消去する機能を備えている。また、このような重要度は、ユーザの視聴履歴に基づいて決定され、さらに、視聴履歴は、ユーザがその番組を視聴した回数や、視聴してからの期間などに基づいて決定される。これにより、全く視聴する予定のない番組等が消去され、視聴する可能性の高い番組が消去されずにＨＤＤに残され、ＨＤＤの空き領域を有効に利用することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のように、番組毎の重要度により番組消去を行なう手法では、番組の一部のみを残して消去したい場合や、逆に、番組の一部を消去したい場合、ユーザ操作により不可能ではないが、手間のかかる操作が必要となる。すなわち、例えば、番組の一部のみを残して消去したい場合として、野球放送でのお気に入り選手の打席のみを保存しておきたい場合などがある。また、番組の一部を消去したい場合としては、例えば、コマーシャル部分のみを消去したい場合などがある。
【０００６】
このように、従来例のような手法では、番組単位で消去することで空き容量を確保するため、ユーザが必要、あるいは不必要な番組内の細部までの編集には対応しておらず、このような番組細部まで編集するには、ユーザによる操作が必要であった。
【０００７】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、ハードディスク装置等のランダムアクセス可能な記録媒体の空き容量を確保するため、ユーザの操作履歴に基づいて番組内の部分的な消去、非消去の制御をも可能とし、きめ細かな空き容量の編集制御を行なうことができる番組録画再生装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の番組録画再生装置は、番組を構成するコンテンツを録画再生する番組録画再生部と、ユーザの操作によるユーザの指示情報を入力するユーザ操作部と、ユーザ操作部から入力されたユーザの指示情報に基づき番組録画再生部への録画再生を行なった、ユーザ操作の操作履歴情報を記憶する操作履歴メモリと、操作履歴メモリに記憶した操作履歴情報に基づいて、番組録画再生部に録画したコンテンツの消去領域を判定する消去判定手段と、消去判定手段の判定結果に基づき、録画したコンテンツの消去領域を削除する消去編集手段と、番組録画再生部、ユーザ操作部、操作履歴メモリ、消去判定手段、および消去編集手段に対しての制御、およびデータ処理を行なう制御手段とを具備した構成である。
【０００９】
さらに、本発明の番組録画再生装置は、上記番組録画再生部が、ランダムアクセス可能な記録媒体を有し、ランダムアクセス可能な記録媒体にコンテンツを記録することにより録画する構成である。
【００１０】
この構成により、番組録画再生部の記録媒体の空き容量を確保するため、ユーザの操作履歴に基づいて番組内の部分的な消去、非消去の制御を行なうことが可能となる。すなわち、操作履歴メモリに記憶された操作履歴情報は、ユーザが録画再生に関して行なった操作の情報であり、これらの操作はユーザの番組、およびその番組内の関心がある部分と相関関係がある。このようなユーザ嗜好とユーザ操作の相関関係を利用することで、再生した回数などの利用と比べて、より細かなユーザ嗜好を検出することが可能である。このように、ユーザの操作履歴に基づいて番組内の部分的な消去、非消去など、きめ細かな制御を行なうことが可能な番組録画再生装置を提供することができる。
【００１１】
さらに、本発明の番組録画再生装置は、上記操作履歴情報が、少なくとも、番組録画再生部への「早送り」、「巻戻し」、および「スキップ」操作のいずれか一つによる操作履歴情報とした構成である。
【００１２】
この構成により、ユーザが行なった「早送り」、「巻戻し」、および「スキップ」のいずれかの操作に基づいて番組の不要部分を判定することができ、その判定に基づいて不要部分を削除できるため、番組単位での削除のみでなく、必要に応じて、番組内の部分的な削除、非削除ができ、よりきめ細かな消去制御を行なうことができる。
【００１３】
また、本発明の番組録画再生装置は、さらに、操作履歴メモリに記憶した操作履歴情報に基づいて、番組録画再生部に録画したコンテンツの非再生領域を判定する非再生判定手段と、非再生判定手段の判定結果に基づき、非再生領域を除いた領域のコンテンツを再生するように番組録画再生部に指令する編集手段とを具備した構成である。
【００１４】
この構成により、ユーザの操作履歴に基づいて番組内の部分的な再生、非再生の制御を、さらに、行なうことが可能となる。すなわち、操作履歴メモリに記憶された操作履歴情報は、ユーザが録画再生に関して行なった操作の情報であり、これらの操作はユーザの番組、およびその番組内の関心がある部分と相関関係がある。このようなユーザ嗜好とユーザ操作の相関関係を利用することで、再生した回数などの利用と比べて、より細かなユーザ嗜好を検出することが可能である。このように、ユーザの操作履歴に基づいて番組内の部分的な再生、非再生など、きめ細かな制御による番組再生をも可能な番組録画再生装置を提供することができる。
【００１５】
さらに、本発明の番組録画再生装置は、上記操作履歴情報が、少なくとも、番組録画再生部への「早送り」、「巻戻し」、および「スキップ」操作のいずれか一つによる操作履歴情報とした構成である。
【００１６】
この構成により、ユーザが行なった「早送り」、「巻戻し」、および「スキップ」のいずれかの操作に基づいて番組の不要部分を判定することができ、その判定に基づいて不要部分を表示せずに再生することができるため、必要に応じて、番組内の部分的な再生制御を行なうことができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による番組録画再生装置の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【００１８】
（実施の形態１）
図１は、本発明の実施の形態１である番組録画再生装置の概要を示したブロック図である。本実施の形態１では、デジタル放送を受信し、コンテンツとしての映像や音声を出力するとともに、受信したコンテンツを録画し、再生して視聴可能なデジタル放送に対応した番組録画再生装置の例を挙げて説明する。
【００１９】
図１において、受信部１０は、アンテナ１１で受信したデジタル放送電波に対し復調処理等を行ない、映像データや音声データ、および番組に関する情報である情報データを生成する。また、受信部１０は、制御手段２２からの指令により、それぞれの受信に関する処理を行なう。
【００２０】
受信部１０において、チューナ１２は、アンテナ１１で受信したデジタル放送電波に対して復調処理や誤り訂正処理等を施し、トランスポートストリームとして出力する。また、チューナ１２は、目的の放送を受信するように制御手段２２から指令される。チューナ１２からのトランスポートストリームは、分離部１３に供給される。分離部１３は、このトランスポートストリームからパケット分離し、目的とする番組のパケット単位のデータを抽出し、映像パケット、音声パケット、および受信する放送に関した情報を有する情報データに分離して出力する。映像パケット、および音声パケットは、それぞれ映像デコーダ１５、音声デコーダ１４に供給される。映像デコーダ１５は、供給された映像パケットをデコード処理し、これにより映像データが復元される。映像データは、後述する合成部１７を介して映像出力部１８に供給される。また、音声デコーダ１４は、供給された音声パケットをデコード処理し、これにより音声データが復元される。音声データは、音声出力部１９に供給される。また、番組表作成部１６は、管理情報メモリ２７に保存された番組に関する情報等から番組表画像データ等を作成し、この番組表画像データ等を合成部１７に供給する。また、管理情報メモリ２７には、分離部１３より分離されたトランスポートストリームに含まれる情報データから制御手段２２により抽出された、番組に関する情報等を記憶している。
【００２１】
受信部１０からの映像データ、および音声データは、映像出力部１８、音声出力部１９に供給され、さらにそれらは、番組録画再生部２０にも供給される。映像出力部１８は、この映像データをモニタ等に表示できる映像信号に変換し、装置本体の内部、あるいは外部のモニタ等を駆動する。音声出力部１９は、この音声データをスピーカ等駆動できる音声信号に変換し、装置本体の内部、あるいは外部のスピーカ等を駆動する。このようにして、目的の番組の映像、音声等のコンテンツがモニタ、およびスピーカより提示され、ユーザは、希望するコンテンツを視聴できる。
【００２２】
なお、本番組録画再生装置は、モニタ、およびスピーカが装置本体と一体化されたテレビ受像機の形態であっても、一体化されておらず外部接続するＳＴＢ（Ｓｅｔ　Ｔｏｐ　Ｂｏｘ）と呼ばれるセットトップボックスの形態であっても、またモニタ、およびスピーカが一体化されておらず、さらに番組の録画再生を主体としたビデオレコーダの形態であってもよい。
【００２３】
また、制御手段２２は、ユーザ操作部２１からのユーザの指示情報に応じて、受信に関する制御を行なうとともに、番組の録画再生を行なう番組録画再生部２０、および以下で説明する消去判定部２４、消去編集部２５、容量管理部２６をも制御する。また、管理情報メモリ２７には、番組に関する情報等を記憶するとともに、番組録画再生に関する情報の記憶や、制御手段２２の各種処理、および制御のための作業用メモリとしても利用される。
【００２４】
番組録画再生部２０は、受信部１０において受信した番組のコンテンツ等を録画し、録画された番組のコンテンツ等を再生する。番組録画再生部２０は、制御手段２２からの「録画」指令により、映像出力部１８に供給された映像データ、および音声出力部１９に供給された音声データを、番組録画再生部２０の内部に設置されたハードディスク装置等のランダムアクセス可能な記録媒体に記録することにより、番組の録画を行なう。なお、映像データ等を記録する記録媒体として、ハードディスク装置の他、ＤＶＤ−ＲＡＭ、半導体メモリ等があるが、以下、番組録画再生部２０は、記録媒体としてハードディスク装置（Ｈａｒｄ　Ｄｉｓｃ　Ｄｅｖｉｃｅ、以下、ＨＤＤと呼ぶ。）を内蔵したものとして説明する。また、番組録画再生部２０は、制御手段２２からの「再生」指令により、映像出力部１８、および音声出力部１９に再生する映像データ、および音声データを供給でき、これによって録画した番組のコンテンツを再生し、その番組の視聴を可能としている。
【００２５】
なお、番組録画再生部２０は、デコーダで復元された映像データ等を録画再生するものとして説明するが、例えば、トランスポートストリームの形態や、映像パケット等の形態でデジタル録画し、再生するような番組録画再生部であってもよい。
【００２６】
さらに、番組録画再生部２０は、制御手段２２から上記以外の動作についても指令され、番組録画再生部２０は、それに従った動作を行なう。例えば、番組録画再生部２０は、制御手段２２からの「早送り」指令により高速に再生しながら番組の早送りを行ない、制御手段２２からの「巻戻し」指令により高速に再生しながら番組の巻戻しを行ない、制御手段２２からの「停止」指令により番組再生の停止を行なうなど、録画再生以外の動作も可能である。また、このような番組録画再生部２０の動作は、ユーザ操作部２１から入力されるユーザからの指示に基づいて実行される。
【００２７】
操作履歴メモリ２３は、このような、ユーザ操作部２１からの番組録画再生部２０の動作に関しての、ユーザにより指示された各操作の履歴情報を記憶するためのメモリである。すなわち、ユーザがユーザ操作部２１より、通常の「再生」、「早送り」再生、「巻戻し」再生、「スキップ」、「停止」などの指示を行なったとき、制御手段２２は、それらの開始時刻、終了時刻等を、それぞれの録画済みの番組毎に、操作履歴メモリ２３へ書き込む。このようにして、操作履歴メモリ２３は、番組毎に、「再生」、「早送り」、「巻戻し」、「スキップ」などの操作の開始時刻、終了時刻等を記憶する。なお、ここでの開始時刻、終了時刻等の時刻とは、ユーザがその番組を再生等の操作をした時刻ではなく、それぞれの番組を録画した時、コンテンツとともに記録されたタイムコード（ＴｉｍｅＣｏｄｅ、以下、ＴＣと呼ぶ。）で表現される時刻であり、録画された個々の番組内での時間的な位置を示す時刻である。
【００２８】
消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶されたユーザによる各操作の開始ＴＣ、終了ＴＣ等に基づいて、番組録画再生部２０に録画済みの番組中から、消去予定とする消去領域を判定する。また、後述する容量管理部２６からの番組録画再生部２０の空き容量に関する情報や、ユーザからの消去指示等に基づいて、制御手段２２が消去する必要があると判断したとき、消去判定部２４は、消去領域に関する情報を消去編集部２５に通知する。なお、消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶した操作履歴情報に基づいて、番組録画再生部２０に録画したコンテンツの消去領域を判定する消去判定手段として機能する。
【００２９】
消去編集部２５は、制御手段２２から、番組録画再生部２０の空き容量を確保するための消去指令を受け取ると、消去判定部２４の消去領域に関する情報を参照して、番組録画再生部２０内のＨＤＤに記録された録画済みの所定部分を消去領域として消去する。なお、消去編集部２５は、消去判定部２４の消去領域に関する判定結果に基づき、録画したコンテンツの消去領域を削除する消去編集手段として機能する。
【００３０】
また、容量管理部２６は、番組録画再生部２０内のＨＤＤに対して録画された記録済みの領域、および記録されていない空き領域を管理し、空き領域や、空き容量に関する情報を消去編集部２５に通知する。なお、容量管理部２６は、番組録画再生部２０の空き容量を管理する容量管理手段として機能する。
【００３１】
以上、本実施の形態１の番組録画再生装置は、受信部１０により受信したコンテンツをモニタ等に表示させるとともに、それらのコンテンツを録画再生する機能を有する。さらに、本番組録画再生装置は、ユーザが再生に関して行なった操作の情報に基づいて、録画済み記録領域での視聴する可能性が低いと判定された領域を消去し、番組録画再生部２０内におけるＨＤＤの空き容量の確保を可能としている。
【００３２】
以下、本実施の形態１の番組録画再生装置は、このような構成とすることにより、容易にＨＤＤの空き容量確保を可能とする動作について説明する。
【００３３】
なお、本実施の形態１の番組録画再生装置では、番組を録画する記録媒体としてＨＤＤなど、磁気テープと比較して、ランダムアクセスが可能な記録媒体を想定している。すなわち、ユーザは、録画済みの番組に対して、磁気テープを利用したＶＣＲ等では操作が面倒、かつ時間を要した早送りや、巻戻しの操作が、本番組録画再生装置では、インデックス検索と呼ばれるようなランダムアクセスを利用して、容易かつ高速、さらに映像を再生しながら行なうことができる。また、ＶＣＲでの、映像を再生せず、かつ時間を要した早送りや巻戻しの操作が、本番組録画再生装置では、「スキップ」操作により瞬時に行なうことができる。以下、本発明の番組録画再生装置における、「早送り」や「巻戻し」の操作は、映像を高速に再生しながら再生位置を変える操作とし、また「スキップ」の操作は、映像を再生せずに瞬時に再生位置を変える操作として説明する。なお、「早送り」や「巻戻し」の操作において、映像を高速に再生するとき、操作の開始時は再生の速度を遅くし、徐々に速度を上げて高速となるような再生方法を用いることにより、ユーザが操作し易い「早送り」や「巻戻し」の機能が実現できる。
【００３４】
このように、ＨＤＤのようなランダムアクセスが可能な記録媒体を利用することにより、ＶＣＲ等に比べて、ユーザは、「早送り」、「巻戻し」、「スキップ」の操作機能をより頻繁に使用することが考えられる。
【００３５】
図２は、本実施の形態１における番組再生時のユーザ操作の一例を示す図である。ここでは、ユーザが、録画済みの番組に対してその番組を再生するような場合を例示し、そのとき、ユーザが番組再生に関して行なった操作、およびその操作に関しての履歴情報を示している。
【００３６】
図２の（ａ）は、このような場合を想定した、番組再生時のユーザ操作の一例である。ここでは、ユーザが、タイムコード（以下、ＴＣと呼ぶ。）「００：００：００：００」に開始しＴＣ「０１：００：００：００」に終了する「番組Ａ」を、開始時点から終了時点まで再生した、例を挙げている。また、図２（ａ）における、「早送り」再生、および通常の「再生」は、ユーザが「番組Ａ」を再生中に行なった操作の一例を示している。
【００３７】
図２の（ａ）において、ユーザは「番組Ａ」の再生を開始し、再生された番組をモニタ等より視聴する。このとき、ユーザは、容易に、興味のない部分を「早送り」等の操作によって高速に視聴しながら飛ばして行くことができる。例えば、スポーツ番組を録画し、後程再生して視聴するような場合、ユーザは「早送り」の画面を参照しながら興味のあるハイライト部分のみを通常の「再生」にして視聴するようなことが可能である。すなわち、図２の（ａ）において、通常の「再生」の部分は、ユーザが興味ありと推定される内容部分、「早送り」再生の部分は、ユーザが興味なしと推定される内容部分を示している。
【００３８】
このような録画済みの番組をユーザが再生して視聴する利用形態において、制御手段２２は、ユーザによる「早送り」再生の開始ＴＣや終了ＴＣ、すなわち各タイムコードを検出し、それぞれの操作に対して操作履歴メモリ２３に書き込む。
【００３９】
図２の（ｂ）は、操作履歴メモリ２３に記憶された操作履歴情報の一例である。操作履歴メモリ２３には、再生された番組区分と、その番組の再生に対してユーザが行なった操作、およびその操作の開始ＴＣ、終了ＴＣ等が記憶される。例えば、ユーザが番組区分として「番組Ａ」を図２の（ａ）のように視聴する。このとき、ユーザの操作に従って、操作履歴メモリ２３には、図２の（ｂ）に示すような情報が記憶される。すなわち、その「番組Ａ」のＴＣが「００：００：００：００」から「００：１６：４６：５０」までの部分は「早送り」の操作、ＴＣが「００：１６：４６：５０」から「００：２８：５０：５０」までの部分は通常の「再生」、というようにユーザが再生したときの操作履歴が順次記憶される。このように、操作履歴メモリ２３には、ユーザによって操作された時のＴＣ等の情報が記憶され、例えばユーザにより「早送り」された部分の情報を、ユーザが不要としている不要部分として判定するのに利用される。
【００４０】
以上のように、番組録画再生部２０のＨＤＤの空き容量が十分ある場合は、ユーザの指示により順次番組が録画され、ユーザは録画した番組を再生して視聴し、制御手段２２は、再生時のユーザの操作に関する情報を操作履歴情報として操作履歴メモリ２３に書き込む。
【００４１】
しかし、番組録画再生部２０のＨＤＤに順次番組が録画されることで、ＨＤＤの空き容量が所定の容量以下となったとき、容量管理部２６は、空き容量が不足したことを制御手段２２に通知する。この通知により、制御手段２２は、例えば、容量の不足に関する提示画面データを作成し、この空き容量の不足に関する情報を番組表作成部１６、合成部１７、映像出力部１８を経由してユーザに通知する。ユーザはこの通知を受け、ユーザ操作部２１より、消去に関する指示を行なう。制御手段２２は、ユーザの消去指示を受け、消去編集部２５に消去指令を通知する。消去編集部２５は、このとき消去判定部２４の判定結果に基づいて不要な録画領域を削除する。
【００４２】
図３は、容量の不足に関する提示画面の一例を示した図である。図３で示した例では、ユーザに対して、通常の画面上に容量不足通知画面８０を提示することにより、容量不足が生じてきたこと、および消去編集を促す内容を通知している。また、ユーザは、このような通知を受けることにより、ユーザ操作部２１より、消去に関する指示を行なう。
【００４３】
図４は、録画済みの記録領域に対しての消去編集用画面の一例を示した図である。すなわち、図３で示したようにユーザが容量の不足に関する通知を受けた後、ユーザは、図４で示すように、録画済みの記録領域を消去、編集するための情報の通知を受け、これに基づいてユーザは消去に関する指示を行なう。ここでは、容量の不足に関する情報をユーザに提示するとともに、ユーザが「早送り」により飛び越した部分のＴＣ情報、および飛び越し部分の代表画面等をも提示する例を示している。消去編集用画面９０は、番組中の不要部分と判定した情報を提示する不要判定部分情報提示部９１、ユーザが行なった操作分類に含まれる代表画面を提示する代表画面提示部９２、およびＨＤＤの不要部分を自動的に消去するための自動編集選択部９３により構成されている。これにより、ユーザは、不要判定部分情報提示部９１に提示された「早送り」部分、および代表画面提示部９２の画面を参照しながら、番組内での不要と思われる部分を確認する。また、ユーザは、削除してもよい部分を、ユーザ操作部２１から指示入力し、その指示内容が不要判定部分情報提示部９１の削除対象選択の欄に表示される。このように、ユーザは、不要と思われる番組の部分を確認しながら、順次消去可能である。また、自動編集選択部９３のように、自動消去編集入力ボタン等を表示し、ボタンクリック等で自動消去等も可能としている。この場合、例えば、自動消去編集の指示により、消去判定部２４より通知された消去領域、すなわち、操作履歴メモリ２３に記憶されているそれぞれの「早送り」再生した部分を消去する。
【００４４】
このように、ユーザ指示や、操作履歴メモリ２３に記憶された情報に基づく自動処理により、番組の不要部分の消去が行なわれ、その結果、空き容量が増加し、次に録画するための空き領域が確保される。
【００４５】
なお、以上の説明では、消去判定部２４は、「早送り」された部分を、不要部分として判定する例を挙げて説明した。しかし、ユーザによっては、一度再生して視聴した部分は消去してもよく、「早送り」の部分は後で視聴するために残しておきたいと考える場合もあり得る。このような場合が生じる可能性もあるため、例えば、図４の消去編集用画面９０において、「早送り」を削除対象とするのに変えて、「再生」を削除対象とするような、削除対象を反転させる機能を有した反転判定手段を追加すればより効果がある。
【００４６】
図５は、番組の不要部分の消去が行なわれ、次に録画する空き容量を確保したときの状態を示した図である。図５の（ａ）は、図２の（ａ）で示した不要部分が消去された後の録画領域の一例を示した図であり、この録画領域については、消去されていないため再生可能である。また、図２の（ａ）で示した不要部分は、新たな空き領域として利用される。また、図５の（ｂ）は、番組の不要部分が消去された後、操作履歴メモリ２３に記憶されている操作履歴情報の一例である。
【００４７】
以上のように、本番組録画再生装置は、ユーザが番組の再生に関して行なった操作の情報、すなわち操作履歴情報を記憶する操作履歴メモリ２３、操作履歴メモリ２３に記憶した操作履歴情報に基づいて視聴する可能性が低いと推定される領域を判定する消去判定部２４、および消去判定部２４の判定結果に基づいて番組録画再生部２０内のＨＤＤの不要部分を消去する消去編集部２５を有する。消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶した「早送り」に関する情報を利用し、「早送り」再生を行なった部分がユーザにとって不要な部分と判定する。この判定結果に基づいて、消去編集部２５が番組録画再生部２０内のＨＤＤの不要部分を消去することにより、ＨＤＤの空き領域を確保することができる。
【００４８】
なお、以上の説明では、本発明の動作を理解しやすくするため、ユーザにとって不要な部分と判定する一例として、操作履歴メモリ２３に記憶した「早送り」に関する情報を利用し、ユーザが「早送り」を行なった部分を削除の対象とするような動作例を挙げて説明した。しかし、このような「早送り」に関する情報だけでなく、例えば、「巻戻し」や「スキップ」などの操作をさらに利用して、よりきめ細かい判定が可能である。以下、本発明の実施の形態１である番組録画再生装置における、ユーザの操作履歴を利用した他の動作例について説明する。
【００４９】
図６は、本実施の形態１におけるユーザ操作の他の例を示す図であり、「早送り」再生後に「巻戻し」再生が行なわれた場合のユーザ操作、および不要部分判定の例を示している。
【００５０】
ここでは、ユーザが番組の再生を開始し、興味のない部分として「早送り」再生し、「早送り」再生後一旦「巻戻し」再生を行なった後、再度通常の「再生」を行なった場合を示している。このようなユーザ操作により、操作履歴メモリ２３には、操作履歴情報として「再生」、「早送り」に加えて「巻戻し」に関する情報が記憶される。また、ユーザがこのような操作を行なった場合、ユーザは「早送り」再生中に興味のある部分を発見し、「早送り」で進んだ分だけ「巻戻し」再生により興味ある部分の先頭画面まで、逆戻りしたと推定できる。すなわち、消去判定部２４は、「早送り」の後、「巻戻し」再生が行なわれた場合は、「巻戻し」部分をユーザにとって興味ある部分と判定することで、より精度よく録画領域の不要部分の判定ができる。消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶された「早送り」、および「巻戻し」に関する情報を利用し、ユーザにとって不要な部分を判定するため、「早送り」再生を行なった部分から「巻戻し」再生を行なった部分を差し引いた部分を不要な部分と判定することで、このような場合のより精度よい不要部分の判定が可能となる。
【００５１】
図６の例では、ＴＣが「００：２４：５０：５０」から「００：３５：１０：５０」までは「早送り」再生が行なわれ、ＴＣが「００：３５：１０：５０」から「００：３２：０５：００」まで「巻戻し」再生が行なわれている。このような場合には、消去判定部２４は、「巻戻し」再生部分を差し引いた、ＴＣが「００：２４：５０：５０」から「００：３２：０５：００」までを不要部分として判定する。
【００５２】
図７は、さらに、本実施の形態１におけるユーザ操作の他の例を示した図であり、「早送り」再生後に、短時間しか通常の「再生」が行なわれず、再度「早送り」再生が行なわれた場合のユーザ操作、および不要部分の判定の例を示している。
【００５３】
ここでは、ユーザが番組の再生を開始し、興味のない部分として「早送り」再生し、「早送り」再生後一旦短い期間通常の「再生」を行なった後、再度「早送り」再生を行なった場合を示している。このようなユーザ操作により、操作履歴メモリ２３には、操作履歴情報として「再生」、「早送り」に関する情報が記憶される。また、ユーザがこのような操作を行なった場合、ユーザは「早送り」再生中に興味のある部分を発見し、通常の「再生」を行なったが再生した結果興味のない部分と判り、再度「早送り」により興味のない部分を飛ばして再生したと推定できる。すなわち、消去判定部２４は、「早送り」と、「早送り」との間での短い期間通常の「再生」が行なわれても、このような短期間の通常の「再生」は、ユーザにとって興味のなかった部分と見做し、通常の「再生」前後の「早送り」は連続したものとして判定することで、より精度よく録画領域の不要部分の判定ができる。消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶した「早送り」、および通常の「再生」に関する情報を利用し、ユーザにとって不要な部分を判定するため、「早送り」と、「早送り」との間にて所定時間以下の通常の「再生」が行なわれた部分も、「早送り」部分と同様に不要な部分と判定することで、このような場合のより精度よい不要部分の判定が可能となる。
【００５４】
図７の例では、ＴＣが「００：２８：５０：５０」から「００：３２：０５：００」までは「早送り」再生が行なわれ、ＴＣが「００：３２：０５：００」から「００：３２：０５：１５」までは通常の「再生」が所定以下の期間行なわれ、その後再度ＴＣが「００：３２：０５：１５」から「００：３５：１０：５０」まで「早送り」再生が行なわれている。このような場合には、消去判定部２４は、通常の「再生」部分も含めて、ＴＣが「００：２８：５０：５０」から「００：３５：１０：５０」までを不要部分として判定する。
【００５５】
図８は、さらに、本実施の形態１におけるユーザ操作の他の例を示した図であり、通常の「再生」停止後に「スキップ」が行なわれた場合のユーザ操作、および不要部分の判定の例を示している。
【００５６】
ここでは、ユーザが番組の再生を開始して通常の「再生」により視聴し、一旦「再生」を停止した後、「スキップ」の操作を行ない、その後再度「再生」を行なった場合を示している。このようなユーザ操作により、操作履歴メモリ２３には、操作履歴情報として「再生」、および「スキップ」に関する情報が記憶される。また、ユーザがこのような操作を行なった場合、時間的に未来方向へスキップした部分については、ユーザが興味のない部分を飛ばしたと推定できる。また、時間的に過去方向へスキップした部分については、ユーザが興味のある部分を再度視聴したと推定できる。すなわち、消去判定部２４は、通常の「再生」停止後に、未来方向へのスキップの操作がなされた場合、この操作期間は、ユーザにとって興味のなかった部分として判定することで、より精度よく録画領域の不要部分の判定ができる。また、逆に、消去判定部２４は、通常の「再生」停止後に、過去方向へのスキップの操作がなされた場合、この操作期間は、ユーザにとって興味のある部分として判定することで、より精度よく録画領域の必要な部分の判定ができる。
【００５７】
図８の例では、通常の「再生」中、ＴＣが「００：２２：５０：５０」に「再生」を停止し、ＴＣが「００：２２：５０：５０」から「００：３０：０５：００」まで未来方向への「スキップ」が行なわれ、ＴＣが「００：３０：０５：００」から再度「再生」が行なわれている。このような場合には、消去判定部２４は、ＴＣが「００：２２：５０：５０」から「００：３０：０５：００」までを不要部分として判定する。また、通常の「再生」中、ＴＣが「００：４６：１０：５０」に「再生」を停止し、ＴＣが「００：４６：１０：５０」から「００：３８：２５：００」まで過去方向への「スキップ」が行なわれ、ＴＣが「００：３８：２５：００」から再度「再生」が行なわれている。このような場合には、消去判定部２４は、ＴＣが「００：３８：２５：００」から「００：４６：１０：５０」までを不要部分とせず、必要な部分として判定する。
【００５８】
また、以上の説明では、ユーザにとって不要な部分と判定するために、操作履歴メモリ２３に記憶した「早送り」、「再生」、「スキップ」などに関する操作履歴情報を利用して判定し、このように判定した不要部分を、削除の対象とするような動作例を挙げて説明した。このような不要部分は、さらに、ユーザにより設定可能とすることもできる。
【００５９】
図９は、さらに、本実施の形態１におけるユーザ操作の他の例を示した図であり、ユーザが通常の「再生」中に不要部分を設定可能とした場合のユーザ操作、および不要部分を設定する例を示している。
【００６０】
例えば、ユーザは、ユーザ操作部２１を利用し、ユーザの指令により番組再生中において不要な番組の一部を設定することも可能である。ユーザは、番組を視聴しながら、消去してもよいと判断した部分の開始と、終了位置を、ユーザ操作部２１から指令する。この指令に基づいて、制御手段２２は、ユーザ指令による不要部分の開始ＴＣと、終了ＴＣを操作履歴メモリ２３に書き込む。消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶したユーザ指令による不要部分を判定し、空き領域が少なくなったとき、ユーザの指令、あるいは自動的にこのようなユーザ指令による不要部分を含めて消去することができる。
【００６１】
図９の例では、ユーザは通常の「再生」を行ないながら、ＴＣが「００：２４：５０：５０」に、例えばユーザ操作部２１の削除ボタンを押すことで不要部分の開始位置を指令し、ＴＣが「００：３２：０５：００」にユーザ操作部２１の削除ボタンを押すことで不要部分の終了位置を指令している。このような操作により、操作履歴メモリ２３には、ユーザ指令による不要部分の開始ＴＣと終了ＴＣとが記憶され、消去判定部２４は、操作履歴メモリ２３に記憶したユーザ指令による不要部分を判定する。
【００６２】
さらに、ユーザ操作部２１から上記以外のユーザ設定を可能とすることもできる。例えば、番組の途中で通常の再生が停止された場合には、その停止以降の部分をユーザが事前の設定により不要と、操作履歴メモリ２３に設定する。消去判定部２４は、この操作履歴メモリ２３に記憶した上記停止以降の部分を、不要と判定する。このようなユーザによる不要部分の設定により、消去予定の消去領域をより簡易に設定できる。すなわち、例えば、ユーザが番組の視聴を開始し、しばらく視聴した結果その番組は興味ない番組と判り、その番組の再生を停止するような場合がある。このような場合の対応として、番組の途中で「停止」の操作がなされた場合は、「停止」以降の録画部分を不要部分とするような機能がユーザによりあらかじめ設定可能とするモードを設けておく。ユーザは、このようなモードを選択することで、上記のように番組途中で「停止」操作をしたとき、容易にユーザ指令による不要部分の設定が可能となる。また、このようなモードが設定された場合、制御手段２２が、ユーザ操作部２１からの「再生」、および「停止」操作を操作履歴メモリ２３に書き込むとともに、「停止」操作のＴＣから番組の終了ＴＣまで不要部分とする情報を操作履歴メモリ２３に書き込むようにすることで実現できる。
【００６３】
また、以上の説明では、ユーザが一度再生したときの操作履歴を挙げて説明した。しかし、ユーザは、一つの番組を何度も再視聴することがある。このような場合には、例えば、再視聴の操作履歴も操作履歴メモリ２３に記憶するようにすればよい。また、不要部分の消去を行なうとき、消去判定部２４が、これらの操作履歴情報全てを参照し、例えば、各視聴時において常に「再生」の操作を行なった部分のみを消去対象としない未消去部分と判定し、消去指示時に、消去編集部２５が、この未消去部分を残して消去するような動作により、何度も再視聴するような場合にも対応可能となる。
【００６４】
なお、以上の説明では、ユーザにとって不要な部分と判定するために、操作履歴メモリ２３に記憶した「早送り」、「再生」、「スキップ」などに関する操作の履歴情報を利用して判定した不要部分を、削除の対象とするような動作例を挙げて説明した。このような履歴情報は、ハードディスクの空き容量の確保に利用できることに加えて、より利便性の高い番組再生に利用することも可能である。
【００６５】
例えば、ユーザは、録画した番組の中で特に興味のある番組に対しては何度も再生を繰り返して視聴すると推定できる。このとき、ユーザは、番組中の不要な部分のみを飛ばして再生し、視聴することで、より利便性が高まる場合がある。このような場合とし、例えば、番組内に挿入されるコマーシャル部分のみを飛ばして視聴したい場合などが挙げられる。本発明の操作履歴メモリ２３に記憶した操作の履歴情報は、このような再生時における視聴制御にも利用することが可能である。
【００６６】
すなわち、ユーザは、最初の再生時において、不必要な部分を「早送り」再生により飛ばして視聴する。これにより、操作履歴メモリ２３にはユーザが不要とする不要部分の情報が、操作履歴情報として記憶される。また、ユーザは、２回目以降の再生時において、例えば、ユーザ操作部２１から飛び越し再生を指令することで、不要部分を飛び越し、ユーザの興味ある部分のみを再生することが可能となり、番組再生における利便性の向上にも利用できる。
【００６７】
すなわち、本番組録画再生装置において、番組録画再生部２０に録画したコンテンツの飛び越し操作をする非再生領域を、判定する非再生判定手段と、非再生判定手段の判定結果に基づき、非再生領域を除いた領域のコンテンツを再生するように前記番組録画再生部２０に指令する編集手段とを設けることにより、このようなユーザの興味ある部分のみを再生する番組録画再生装置が実現できる。
【００６８】
また、ユーザが一度番組を再生し、その番組を途中で停止し、時間をおいた後、その停止位置から再生してその番組の続きを視聴するような場合がある。このような場合、特に長らく時間をおいて続きを視聴するような場合には、前回視聴した部分の記憶が薄れてしまう。このとき、前回視聴した部分を早送りダイジェストとして再生し、その後、続き部分を通常に再生することで、ユーザは、前回視聴した部分の内容を思い出す事ができる。すなわち、このような番組再生を可能とするダイジェスト再生手段を設けることでも、番組録画再生装置の利便性を向上させることができる。本番組録画再生装置は、操作履歴メモリ２３に記憶した、操作履歴情報を利用して、このような前回視聴した番組部分をダイジェスト再生する場合も、ユーザの操作履歴に基づいたダイジェスト再生とすることにより利便性を高めることができる。
【００６９】
図１０は、このような、ダイジェスト再生を行なった場合のユーザ操作の一例を示した図である。
【００７０】
図１０において、ユーザは、ＴＣが「００：００：００：００」から「００：４８：０５：００」まで、まず番組を再生する。このとき、ユーザは、興味のない部分は「早送り」により飛ばして再生する。ユーザは、時間をおいた後、その停止位置、すなわちＴＣが「００：４８：０５：００」から再生してその番組の続きを視聴する。このとき、ダイジェスト再生の機能により、前回視聴した部分をダイジェスト再生する。図１０は、ユーザが以上のような操作を行なう場合を例示している。図１０に示すように、本番組録画再生装置において、ダイジェスト再生部分においても、ユーザが「早送り」操作した部分を除いてダイジェスト再生することにより、ユーザの興味ある部分のみをダイジェスト再生することが可能となり、番組再生における利便性の向上に利用できる。
【００７１】
図１１は、ダイジェスト再生におけるユーザ操作の他の例を示した図である。
【００７２】
図１１では、ユーザが最初に番組再生したとき、図６での操作例と同様に、ユーザは興味ない部分を「早送り」再生し、その「早送り」再生中に興味のある部分を発見し、「早送り」で進んだ分だけ「巻戻し」再生により興味ある部分の先頭画面まで、逆戻りしたと推定できるような場合を示している。すなわち、本番組録画再生装置において、「早送り」の後、「巻戻し」再生が行なわれた場合は、この「巻戻し」部分をユーザにとって特に興味ある部分として再生する。すなわち、ダイジェスト再生時においても、この特に興味ある部分のみ、遅く再生することで、ユーザは、この部分をより鮮明に思い出すことができる。
【００７３】
図１１では、ダイジェスト再生において、このような「巻戻し」部分のみ３倍速でダイジェスト再生し、他の部分はこれよりも高速な６倍速でダイジェスト再生した場合の例を挙げている。このような動作を行なうことでも、番組再生における利便性の向上に利用できる。
【００７４】
以上説明したように、本発明の実施の形態１である番組録画再生装置は、ユーザが番組の再生に関して行なった操作の情報、すなわち操作履歴情報を記憶する操作履歴メモリ２３、操作履歴メモリ２３に記憶した操作の情報に基づいて視聴する可能性が低いと推定される録画済み領域を判定する消去判定部２４、および消去判定部２４の判定結果に基づいて番組録画再生部２０内の記録媒体の不要部分を消去する消去編集部２５を有する。
【００７５】
本番組録画再生装置は、このような構成とすることで、ユーザが再生に関して行なった操作の情報に基づいて不要部分を消去し、番組録画再生部２０内の記録媒体の空き容量を確保できる。これにより、番組単位で消去を行なうのではなく、ユーザが必要、あるいは不必要な番組内の細部までのきめ細かい編集を行ないながら、ハードディスク等の記録媒体の空き容量を確保することが可能である。
【００７６】
（実施の形態２）
図１２は、本発明の実施の形態２である番組録画再生装置の構成を示したブロック図である。本実施の形態２では、実施の形態１と同様の動作を行なうが、映像パケット、音声パケット等を復元する処理や、番組を録画再生、および再生時のユーザ操作を管理、編集する処理などは、プログラムに従って実行するプロセッサによる制御、および処理により行なわれるところが、実施の形態１と異なっている。また、番組の録画再生を行なう番組録画再生部が、デジタル記録方式を利用した構成とする、一例を挙げて説明する。
【００７７】
図１２において、チューナ１２は、アンテナ１１で受信したデジタル放送電波に対して復調処理や誤り訂正処理等を施し、トランスポートストリームとして出力する。また、チューナ１２は、後述するＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）３８からの指令により目的の放送を選局する。
【００７８】
ＴＳデコーダ４３は、ＣＰＵ３８の指令に従って、トランスポートストリーム（ＴＳ）からパケット分離し、パケット単位のデータを抽出して、映像パケット、音声パケット、および情報データとしてデータバス４１に供給する。映像パケット、音声パケットは、データバス４１を介して、先入れ先出し処理を行なうメモリであるＦＩＦＯ４５、ＦＩＦＯ４４にそれぞれ供給される。ＦＩＦＯ４５、ＦＩＦＯ４４は、映像パケット、音声パケットを固定レートのストリームに変換して出力する。さらに、固定レートの映像パケット、音声パケットは、それぞれ映像デコーダ１５、音声デコーダ１４に供給される。
【００７９】
映像デコーダ１５は、映像パケットをデコード処理し、これにより、映像データが復元される。映像データは、後述する合成部１７を介して映像出力部１８に供給される。映像出力部１８は、映像データをモニタ等に表示できる映像信号に変換し、装置本体の内部、あるいは外部のモニタ等を駆動する。なお、番組表等を表示するためのユーザ提示画像データは、ビデオメモリであるＶＲＡＭ４６に書き込まれる。番組表等のユーザへの情報提示をする場合には、ユーザ提示画像データがＶＲＡＭ４６から読み出され、合成部１７で映像データと合成、あるいはユーザ提示画像データの選択が行なわれ出力される。これにより、番組表などがモニタ等に表示される。音声デコーダ１４は、音声パケットをデコード処理し、これにより、音声データが復元される。音声データは、音声出力部１９に供給される。音声出力部１９は、音声データをスピーカ等駆動できる音声信号に変換し、装置本体の内部、あるいは外部のスピーカ等を駆動する。
【００８０】
以上、チューナ１２、ＴＳデコーダ４３、ＦＩＦＯ４５、ＦＩＦＯ４４、映像デコーダ１５、音声デコーダ１４、ＶＲＡＭ４６、および合成部１７により、受信部が構成される。
【００８１】
番組録画再生部２０は、ＣＰＵ３８からの「録画」指令により、受信したデジタル放送電波からの所望番組のコンテンツをデジタル記録する。本実施の形態２では、番組録画再生部２０が、ヨーロッパで策定されたＤＶＢ（ＤｉｇｉｔａｌＶｉｄｅｏ　Ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ）規格での規定による、ＩＥＥＥ１３９４等のデジタルインターフェースを介してトランスポートストリームと接続する方式に基づき、番組の録画再生を行なう構成例を挙げて説明する。すなわち、ＴＳデコーダ４３から、受信したトランスポートストリームＴＳが出力され、このトランスポートストリームＴＳは、デジタルインターフェースであるデジタルＩ／Ｆ４７に供給される。デジタルＩ／Ｆ４７は、トランスポートストリームＴＳから記録しようとする一部のストリーム、すなわちパーシャルトランスポートストリームＰ―ＴＳを選択し、パーシャルトランスポートストリームＰ―ＴＳを番組録画再生部２０に供給する。番組録画再生部２０は、一連のデータ群で構成されるパーシャルトランスポートストリームＰ―ＴＳを、番組録画再生部２０内に設置したハードディスク装置（以下、ＨＤＤと呼ぶ。）等のランダムアクセス可能な記録媒体に記録する。また、番組録画再生部２０は、ＣＰＵ３８からの「再生」指令により、ＨＤＤから一連のデータ群で構成されるパーシャルトランスポートストリームＰ―ＴＳを読み出す。読み出したパーシャルトランスポートストリームＰ―ＴＳは、デジタルＩ／Ｆ４７、および受信部を介して、映像データ、および音声データに復元され、これらのデータは、映像出力部１８、および音声出力部１９に供給される。これによって録画した番組のコンテンツを再生し、その番組の視聴が可能となる。
【００８２】
ＣＰＵ３８は、本番組録画再生装置の内部全体の制御や、受信や再生したストリームの復元に関する処理、およびユーザの指示に基づいた処理などを行なうプロセッサである。ＣＰＵ３８は、機械読み取り可能な記録媒体としてのプログラムメモリ３９に記憶されたプログラムを順次読み取って、映像パケット等の復元に関する処理の制御、番組録画再生部２０の各種の操作に関する処理の制御、およびユーザへの情報を提示する画像データの作成や制御するための処理等を行なう。さらに、ＣＰＵ３８は、プログラムに従って、ユーザ操作部２１からのユーザの指示情報に応じて選局操作、番組表の表示、番組の録画再生、あるいはＨＤＤの記録領域の消去編集に関する処理などユーザの指示に応じた各部の制御をも行なう。メモリ３７は、このような制御、処理の作業用メモリとして使用される。以上、ＣＰＵ３８とプログラムメモリ３９とにより、本番組録画再生装置の各制御、およびその制御に伴う処理を行なう制御手段３２が構成される。また、制御のための指令や、処理のための低速データ転送等は、制御バス４２を経由して、ＣＰＵ３８と各部との間で行なわれる。
【００８３】
また、本実施の形態２での番組録画再生装置は、実施の形態１と同様に、操作履歴メモリ２３を有することを特徴としている。操作履歴メモリ２３は、実施の形態１と同様に、ユーザ操作部２１からの番組録画再生部２０の動作に関しての、ユーザにより指示された各操作の履歴情報を記憶するためのメモリである。すなわち、ユーザがユーザ操作部２１より、通常の「再生」、「早送り」再生、「巻戻し」再生、「スキップ」、「停止」などの指示を行なったとき、ＣＰＵ３８は、それらの開始タイムコード（以下、ＴＣと呼ぶ。）、終了ＴＣ等を、それぞれの録画済みの番組毎に、操作履歴メモリ２３へ書き込む。このようにして、操作履歴メモリ２３は、番組毎に、「再生」、「早送り」、「巻戻し」、「スキップ」などの操作の開始ＴＣ、終了ＴＣ等を記憶する。
【００８４】
以上のように構成された本実施の形態２の番組録画再生装置は、デジタル放送を受信し、映像パケット等を復元して映像、音声を出力する処理を行なうとともに、受信した番組をデジタル録画再生する機能を有する。さらに、本実施の形態２の番組録画再生装置は、ＣＰＵ３８が、プログラムメモリ３９に記録された消去編集に関する処理を行なうためのプログラムを、読み出し実行することで、消去編集に関する処理を行なうことを特徴としている。
【００８５】
プログラムメモリ３９は、ＨＤＤの記録領域の消去編集に関する処理を行なうため、ＣＰＵ３８が、プログラムを読み込み実行することで、操作履歴メモリ２３に記憶した操作履歴情報に基づいて、番組録画再生部２０に録画したコンテンツの消去領域を判定する消去判定手段、消去判定手段の消去領域に関する判定結果に基づき、録画したコンテンツの消去領域を削除する消去編集手段、番組録画再生部２０の空き容量を管理する容量管理手段、として機能する消去編集機能プログラムを有している。
【００８６】
以下、本実施の形態２の番組録画再生装置は、このような構成とすることにより、ＣＰＵ３８が、プログラムメモリ３９に記憶された消去編集に関する消去編集機能プログラムに従って実行することで、容易にＨＤＤの空き容量確保を可能とする動作について説明する。
【００８７】
図１３は、ＣＰＵ３８がプログラムメモリ３９に記憶されたプログラムに従って処理を実行するとき、ＨＤＤの記録領域の消去編集に関する処理を実行する手順を示すフローチャートである。
【００８８】
図１３において、例えば、プログラム中のメインプログラム等から、ＨＤＤの記録領域の消去編集に関する処理の消去編集機能プログラムが呼び出されることで、記録領域の消去編集に関する処理が開始される。
【００８９】
ステップ１００では、ＣＰＵ３８は、番組録画再生部２０の空き容量を管理する容量管理手段として機能し、番組録画再生部２０内のＨＤＤの録画されていない空き領域を検出、確認し、現在の空き容量を計算する。
【００９０】
ステップ１０１では、ＣＰＵ３８は、空き容量の計算結果より、空き容量が所定の容量以下であるかどうかを判定する。空き容量が、所定の容量以下でない場合は、ＣＰＵ３８は、消去編集に関する処理を終了する。空き容量が、所定の容量以下である場合は、ＣＰＵ３８は、ステップ１０２の処理に進む。
【００９１】
ステップ１０２では、ＣＰＵ３８は、操作履歴メモリ２３に記憶された、番組再生時のユーザ操作に関する操作履歴情報を読み出す。
【００９２】
ステップ１０３では、ＣＰＵ３８は、操作履歴メモリ２３に記憶した操作履歴情報に基づいて、番組録画再生部２０に録画したコンテンツの消去領域を判定する消去判定手段として機能する。ＣＰＵ３８は、読み出した操作履歴情報に基づいて、番組中の消去してもよいと推定する不要部分を判定する。不要部分の判定については、例えば、図２、図６、図７、図８、および図９を参照して説明したような、ユーザ操作に基づく方法で判定を行ない、この判定に基づき消去領域をさらに判定する。
【００９３】
ステップ１０４では、ＣＰＵ３８は、ユーザに対して、ＨＤＤの容量が不足してきたことを通知し、さらに、不要部分、すなわち消去領域と判定した番組部分の情報を提示する。ＣＰＵ３８は、例えば、図３、および図４を参照して説明したような画像データを作成し、ユーザにＨＤＤの容量が不足であること、および消去領域と判定した内容の提示を行なう。
【００９４】
ステップ１０５では、ＣＰＵ３８は、ユーザから、ＨＤＤの消去に関する指示を入力する。
【００９５】
ステップ１０６では、ＣＰＵ３８は、ユーザ操作部２１から入力されたユーザによる消去指示に応じて消去領域を消去する消去編集手段として機能する。ＣＰＵ３８は、不要部分と判定した各番組部分において、ユーザの消去指示に従って消去領域と指示された領域を消去する。
【００９６】
以上のような各ステップの処理により、消去編集方法が実行され、本番組録画再生装置においても、ユーザが再生に関して行なった操作の情報に基づいて、録画済み領域での視聴する可能性が低いと判定された領域を消去し、番組録画再生部２０内におけるＨＤＤの空き容量の確保が可能となる。
【００９７】
以上説明したように、本実施の形態２の番組録画再生装置は、ＣＰＵ３８がプログラムメモリ３９に記憶されたプログラムを読み取り実行する。これにより、本実施の形態２の番組録画再生装置は、ユーザ操作に関する情報をそれぞれの録画済みの番組毎に操作履歴メモリ２３へ書き込む機能を有するとともに、操作履歴メモリ２３に記憶した操作履歴情報に基づいて、番組録画再生部２０に録画したコンテンツの消去領域を判定する消去判定手段としての機能、ユーザ操作部２１から入力されたユーザによる消去指示に応じて消去領域を消去する消去編集手段としての機能、番組録画再生部２０の空き容量を管理する容量管理手段としての機能をも有している。
【００９８】
本番組録画再生装置は、このような構成とすることによっても、実施の形態１と同様に、ユーザが再生に関して行なった操作の情報に基づいて不要部分を消去し、番組録画再生部２０内の記録媒体の空き容量を確保できる。これにより、番組単位で消去を行なうのではなく、ユーザが必要、あるいは不必要な番組内の細部までのきめ細かい編集を行ないながら、ハードディスク等の記録媒体の空き容量を確保することが可能である。
【００９９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の番組録画再生装置は、コンテンツを録画再生する番組録画再生部と、ユーザ指示情報を入力するユーザ操作部と、ユーザ操作の操作履歴情報を記憶する操作履歴メモリと、操作履歴情報に基づき、コンテンツの消去領域を判定する消去判定手段と、消去判定手段の判定結果に基づき、コンテンツの消去領域を削除する消去編集手段と、上記番組録画再生部、上記ユーザ操作部、上記操作履歴メモリ、上記消去判定手段、および上記消去編集手段の制御およびデータ処理を行なう制御手段とを具備している。本発明の番組録画再生装置は、このような構成とすることで、ユーザが再生に関して行なった操作の情報に基づいて不要部分を消去し、番組録画再生部内の記録媒体の空き容量を確保できる。これにより、本番組録画再生装置において、ハードディスク等の記録媒体の空き容量を確保するため、番組内の部分的な消去や、非消去の制御が可能である。従って、ユーザが必要、あるいは不必要とする番組内細部までのきめ細かい空き容量の編集を可能とした番組録画再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１である番組録画再生装置の概要を示したブロック図
【図２】（ａ）は、本発明の実施の形態１における番組再生時のユーザ操作の一例を示す図
（ｂ）は、同、番組再生時の操作履歴メモリ２３に記憶される操作履歴情報の一例を示す図
【図３】本発明の実施の形態１における容量の不足に関する提示画面の一例を示す図
【図４】本発明の実施の形態１における録画済みの記録領域に対しての消去編集用画面の一例を示す図
【図５】（ａ）は、本発明の実施の形態１における不要部分が消去された後の、録画領域の一例を示す図
（ｂ）は、同、操作履歴メモリ２３に記憶されている操作履歴情報の一例を示す図
【図６】本発明の実施の形態１におけるユーザ操作の他の例を示す図
【図７】本発明の実施の形態１におけるユーザ操作のさらに他の例を示す図
【図８】本発明の実施の形態１におけるユーザ操作のさらに他の例を示す図
【図９】本発明の実施の形態１におけるユーザ操作のさらに他の例を示す図
【図１０】本発明の実施の形態１におけるダイジェスト再生時のユーザ操作の一例を示す図
【図１１】本発明の実施の形態１におけるダイジェスト再生時のユーザ操作の他の例を示す図
【図１２】本発明の実施の形態２である番組録画再生装置の構成を示したブロック図
【図１３】本発明の実施の形態２における消去編集に関する処理を実行する手順を示すフローチャート
【符号の説明】
１０　受信部
１１　アンテナ
１２　チューナ
１３　分離部
１４　音声デコーダ
１５　映像デコーダ
１６　番組表作成部
１７　合成部
１８　映像出力部
１９　音声出力部
２０　番組録画再生部
２１　ユーザ操作部
２２，３２　制御手段
２３　操作履歴メモリ
２４　消去判定部
２５　消去編集部
２６　容量管理部
２７　管理情報メモリ
３７　メモリ
３８　ＣＰＵ
３９　プログラムメモリ
４１　データバス
４２　制御バス
４３　ＴＳデコーダ
４４，４５　ＦＩＦＯ
４６　ＶＲＡＭ
４７　デジタルＩ／Ｆ
８０　容量不足通知画面
９０　消去編集用画面
９１　不要判定部分情報提示部
９２　代表画面提示部
９３　自動編集選択部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a program recording / reproducing apparatus for recording / reproducing a digital broadcast using a hard disk or the like, and more particularly to a program recording / reproducing apparatus having an editing function such as erasing a recorded program.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, a technology for digitizing various information signals such as video and audio and performing signal processing has been remarkably advanced, and accordingly, a digital broadcasting system which replaces existing analog television broadcasting has been actively developed. On the other hand, along with the practical use of digital broadcasting systems, a program recording / reproducing apparatus for recording these digital broadcast programs in a digital format on a hard disk device (hereinafter, referred to as an HDD), a DVD-RAM, or the like has also been commercialized. Have been. Conventionally, a broadcast cassette recorder (Video Cassette Recorder, hereinafter referred to as VCR) has been a method of recording a broadcast program on a magnetic tape in an analog format. However, due to a remarkable increase in the recording capacity of a disk-shaped recording medium such as an HDD, It has become possible to record video and audio of programs as digital data. For this reason, for example, digital broadcast receivers that incorporate a HDD in a television receiver or a set-top box and are capable of recording and reproducing programs have also been put to practical use.
[0003]
Such a digital broadcast receiver having a built-in HDD, compared to a conventional VCR, for example, has a time-shifted program reproduction function that allows the user to view a program at a staggered time, and a high-speed program for selecting a program at a high speed. Program search and the like have become possible, and the recording and playback function of programs has been improved. However, while the VCR records on a portable video cassette, the HDD is usually fixed in the apparatus and used, and the use of replacing and recording another program is not considered. In recent years, HDDs can record programs for a long time, but they cannot record for an infinite amount of time. If recording of a viewed program is continued as it is, the remaining capacity quickly runs out. Would. Therefore, it is necessary for the user to appropriately delete unnecessary programs, and there is a problem that the user has to perform a troublesome operation to perform such program deletion.
[0004]
In order to solve such a problem, there has been proposed a program recording / reproducing apparatus capable of sequentially erasing programs most unnecessary for a user (for example, JP-A-2001-101793). That is, such a program recording / playback apparatus assigns importance to each of a plurality of recorded programs, stores the importance corresponding to each program in a memory set in the apparatus, and stores the importance when recording the program. When the free space of the HDD is insufficient, a function is provided for erasing the programs recorded on the HDD in order of importance. Such importance is determined based on the viewing history of the user, and the viewing history is determined based on the number of times the user has viewed the program, the period since the viewing, and the like. As a result, a program or the like that is not scheduled to be viewed at all is erased, and a program that is likely to be viewed is left in the HDD without being erased, so that the free space of the HDD can be effectively used.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of deleting a program based on the importance of each program as in the conventional example, when a user wants to delete only a part of a program or conversely, deletes a part of a program, the user cannot operate the program. Although it is not possible, it requires a complicated operation. That is, for example, there is a case in which only a part of a program is to be deleted and deleted, and only a turn at bat of a favorite player in baseball broadcasting is to be stored. As a case where a part of a program is to be deleted, for example, there is a case where only a commercial part is to be deleted.
[0006]
As described above, in the method as in the conventional example, since the free space is secured by erasing each program, the user does not cope with the editing of the details necessary or unnecessary in the program. In order to edit such program details, a user operation is required.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems. In order to secure the free space of a randomly accessible recording medium such as a hard disk device, the present invention has been made based on a partial operation in a program based on a user's operation history. It is an object of the present invention to provide a program recording / reproducing apparatus which can perform erasure and non-erasure control and can perform fine edit control of free space.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a program recording / reproducing apparatus according to the present invention includes a program recording / reproducing section for recording / reproducing contents constituting a program, a user operation section for inputting user instruction information by a user operation, and a user operation section. An operation history memory for storing operation history information of a user operation that has been recorded and reproduced on the program recording and reproduction unit based on user instruction information input from the user, and a program based on the operation history information stored in the operation history memory An erasing determination unit that determines an erasing area of the content recorded in the recording and reproducing unit; an erasing and editing unit that deletes the erasing region of the recorded content based on the determination result of the erasing determining unit; a program recording and reproducing unit; a user operation unit; This is a configuration including control means for controlling the operation history memory, the erasure determination means, and the erasure editing means, and performing data processing.
[0009]
Further, the program recording / reproducing apparatus of the present invention is configured such that the program recording / reproducing section has a recording medium that can be randomly accessed, and records content by recording the content on a recording medium that can be accessed randomly.
[0010]
With this configuration, it is possible to control partial deletion and non-deletion of the program based on the operation history of the user in order to secure the free space of the recording medium of the program recording / reproducing unit. That is, the operation history information stored in the operation history memory is information on operations performed by the user regarding recording and reproduction, and these operations have a correlation with the user's program and a portion of interest in the program. By using such a correlation between the user preference and the user operation, it is possible to detect a more detailed user preference as compared with the use such as the number of times of reproduction. As described above, it is possible to provide a program recording / reproducing apparatus capable of performing fine control such as partial deletion or non-deletion in a program based on a user's operation history.
[0011]
Further, in the program recording / reproducing apparatus of the present invention, the operation history information is at least operation history information of any one of “fast-forward”, “rewind”, and “skip” operations to the program recording / reproducing unit. Configuration.
[0012]
With this configuration, the unnecessary portion of the program can be determined based on one of the “fast-forward”, “rewind”, and “skip” operations performed by the user, and the unnecessary portion can be deleted based on the determination. Therefore, not only deletion in program units, but also partial deletion or non-deletion in a program can be performed as required, and more detailed deletion control can be performed.
[0013]
Further, the program recording / reproducing apparatus of the present invention further comprises a non-reproduction determining means for determining a non-reproduction area of the content recorded in the program recording / reproducing unit based on the operation history information stored in the operation history memory, Editing means for instructing the program recording / playback unit to play back the content in the area excluding the non-playback area based on the determination result of the means.
[0014]
With this configuration, it is possible to further control the partial reproduction and non-reproduction of the program based on the operation history of the user. That is, the operation history information stored in the operation history memory is information on operations performed by the user regarding recording and reproduction, and these operations have a correlation with the user's program and a portion of interest in the program. By using such a correlation between the user preference and the user operation, it is possible to detect a more detailed user preference as compared with the use such as the number of times of reproduction. As described above, it is possible to provide a program recording / reproducing apparatus capable of reproducing a program by fine control such as partial reproduction and non-reproduction in the program based on the operation history of the user.
[0015]
Further, in the program recording / reproducing apparatus of the present invention, the operation history information is at least operation history information of any one of “fast-forward”, “rewind”, and “skip” operations to the program recording / reproducing unit. Configuration.
[0016]
With this configuration, the unnecessary portion of the program can be determined based on one of the “fast-forward”, “rewind”, and “skip” operations performed by the user, and the unnecessary portion is displayed based on the determination. Since the reproduction can be performed without the need, partial reproduction control within the program can be performed as needed.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a program recording / reproducing apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0018]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a block diagram showing an outline of a program recording / playback apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. In the first embodiment, an example of a program recording / reproducing apparatus which receives a digital broadcast, outputs video and audio as content, records the received content, reproduces the received content, and supports the digital broadcast will be described. Will be explained.
[0019]
In FIG. 1, a receiving unit 10 performs demodulation processing and the like on a digital broadcast wave received by an antenna 11 to generate video data, audio data, and information data that is information on a program. Further, the receiving unit 10 performs a process related to each reception in accordance with a command from the control unit 22.
[0020]
In the receiving unit 10, the tuner 12 performs demodulation processing, error correction processing, and the like on the digital broadcast wave received by the antenna 11, and outputs the result as a transport stream. Further, the tuner 12 is instructed by the control means 22 to receive a target broadcast. The transport stream from the tuner 12 is supplied to the separation unit 13. The separating unit 13 separates packets from the transport stream, extracts data in units of packets of a target program, and separates and outputs the data into video packets, audio packets, and information data having information on a broadcast to be received. . The video packet and the audio packet are supplied to the video decoder 15 and the audio decoder 14, respectively. The video decoder 15 decodes the supplied video packet, whereby the video data is restored. The video data is supplied to a video output unit 18 via a synthesizing unit 17 described below. Further, the audio decoder 14 decodes the supplied audio packet, thereby restoring the audio data. The audio data is supplied to the audio output unit 19. Further, the program guide creating unit 16 creates program guide image data and the like from information on programs stored in the management information memory 27 and supplies the program guide image data and the like to the synthesizing unit 17. Further, the management information memory 27 stores information related to programs extracted by the control unit 22 from information data included in the transport stream separated by the separation unit 13.
[0021]
The video data and the audio data from the receiving unit 10 are supplied to a video output unit 18 and an audio output unit 19, and they are also supplied to a program recording / reproducing unit 20. The video output unit 18 converts the video data into a video signal that can be displayed on a monitor or the like, and drives an internal monitor or an external monitor of the apparatus body. The audio output unit 19 converts the audio data into an audio signal that can drive a speaker or the like, and drives an internal or external speaker or the like of the apparatus main body. In this way, the content such as the video and audio of the target program is presented from the monitor and the speaker, and the user can view the desired content.
[0022]
It should be noted that the present program recording / reproducing apparatus is a set top called STB (Set Top Box) which is not integrated but externally connected, even in the form of a television receiver in which a monitor and a speaker are integrated with the apparatus main body. It may be in the form of a box, or may be in the form of a video recorder in which a monitor and a speaker are not integrated, and which is mainly for recording and reproducing programs.
[0023]
In addition, the control unit 22 controls the reception in accordance with the user's instruction information from the user operation unit 21, and performs a program recording / reproducing unit 20 for recording / reproducing a program, and an erasing determination unit 24 described below. The erasure editing unit 25 and the capacity management unit 26 are also controlled. The management information memory 27 stores information related to programs and the like, and is also used as storage for storing information related to program recording and reproduction, and as a work memory for various processes and control of the control unit 22.
[0024]
The program recording / reproducing unit 20 records the content of the program received by the receiving unit 10 and reproduces the content of the recorded program. The program recording / reproducing unit 20 stores the video data supplied to the video output unit 18 and the audio data supplied to the audio output unit 19 into the program recording / reproducing unit 20 in response to the “recording” command from the control unit 22. The program is recorded by recording it on a randomly accessible recording medium such as an installed hard disk device. Note that, in addition to a hard disk device, a DVD-RAM, a semiconductor memory, and the like are available as recording media for recording video data and the like. Hereinafter, the program recording / reproducing unit 20 will be described as a hard disk device (Hard Disc Device, hereinafter referred to as an HDD) as a recording medium. ) Will be described. The program recording / reproducing unit 20 can supply video data and audio data to be reproduced to the video output unit 18 and the audio output unit 19 in response to a “reproduce” command from the control unit 22, whereby the content of the recorded program can be supplied. , And the program can be viewed.
[0025]
The program recording / reproducing unit 20 is described as recording and reproducing the video data and the like restored by the decoder. For example, the program recording / reproducing unit 20 digitally records and reproduces the data in the form of a transport stream or a video packet. It may be a program recording / playback unit.
[0026]
Further, the program recording / reproducing section 20 is also instructed by the control means 22 for operations other than those described above, and the program recording / reproducing section 20 performs operations in accordance therewith. For example, the program recording / playback unit 20 fast-forwards the program while playing back at high speed according to a “fast-forward” command from the control unit 22, and rewinds the program while playing back at high speed according to a “rewind” command from the control unit 22. The operation other than the recording / reproduction is also possible, for example, by stopping the reproduction of the program by the "stop" command from the control means 22. The operation of the program recording / reproducing unit 20 is executed based on an instruction from the user input from the user operation unit 21.
[0027]
The operation history memory 23 is a memory for storing history information of each operation instructed by the user regarding the operation of the program recording / reproduction unit 20 from the user operation unit 21. That is, when the user gives an instruction such as normal “play”, “fast-forward” playback, “rewind” playback, “skip”, and “stop” from the user operation unit 21, the control unit 22 The time, end time, and the like are written to the operation history memory 23 for each recorded program. In this way, the operation history memory 23 stores the start time, end time, and the like of operations such as “play”, “fast forward”, “rewind”, and “skip” for each program. Here, the time such as the start time and the end time is not the time when the user performs an operation such as reproduction of the program, but the time code (TimeCode, hereinafter) recorded together with the content when each program was recorded. , TC.), Which is a time indicating a temporal position in each recorded program.
[0028]
The erasure determination unit 24 determines an erasure area to be erased from among programs already recorded in the program recording / reproduction unit 20 based on the start TC, end TC, etc. of each operation by the user stored in the operation history memory 23. I do. When the control unit 22 determines that the erasure is necessary based on information on the free space of the program recording / reproducing unit 20 from the capacity management unit 26 to be described later or an erasure instruction from the user, the erasure determination unit 24 Notifies the erasure editing unit 25 of information about the erasure area. The erasure determination unit 24 functions as an erasure determination unit that determines an erasure area of the content recorded in the program recording / reproduction unit 20 based on the operation history information stored in the operation history memory 23.
[0029]
When the erasure editing unit 25 receives from the control unit 22 an erasure command for securing the free space of the program recording / playback unit 20, the erasure editing unit 25 refers to the information on the erasure area of the erasure determination unit 24, and The recorded predetermined portion recorded on the HDD is erased as an erasure area. The erasing / editing unit 25 functions as an erasing / editing unit that deletes the erasing region of the recorded content based on the determination result on the erasing region by the erasing determining unit 24.
[0030]
Further, the capacity management unit 26 manages a recorded area and an unrecorded free area recorded on the HDD in the program recording / reproducing unit 20 and deletes the free area and information on the free capacity by the editing unit. Notify 25. The capacity management unit 26 functions as a capacity management unit that manages the free space of the program recording / playback unit 20.
[0031]
As described above, the program recording / reproducing apparatus according to the first embodiment has a function of displaying the content received by the receiving unit 10 on a monitor or the like, and recording and reproducing the content. Further, the present program recording / reproducing apparatus deletes an area determined to be unlikely to be viewed in the recorded recording area on the basis of information on an operation performed by the user for reproduction. It is possible to secure the free space of the HDD.
[0032]
Hereinafter, the operation of the program recording / reproducing apparatus of the first embodiment having such a configuration to easily secure the free space of the HDD will be described.
[0033]
In the program recording / reproducing apparatus of the first embodiment, a recording medium that can be accessed randomly is assumed as a recording medium for recording a program, as compared with a magnetic tape, such as an HDD. That is, for the recorded program, the operation of fast forward or rewind, which is troublesome and takes time in a VCR or the like using a magnetic tape, for a recorded program is called an index search in the present program recording and reproducing apparatus. Utilizing such random access, it can be performed easily and at high speed while further reproducing the video. In addition, this program recording / reproducing apparatus can instantaneously perform a time-consuming fast-forward or rewind operation without reproducing a video in the VCR by the "skip" operation. Hereinafter, in the program recording / playback apparatus of the present invention, the operation of “fast-forward” or “rewind” is an operation of changing the playback position while playing back a video at high speed, and the operation of “skip” does not play back the video. The operation will be described as an operation for instantaneously changing the reproduction position. When playing the video at high speed in the operation of “fast forward” or “rewind”, use a playback method that slows down the playback speed at the start of the operation and gradually increases the speed to increase the speed. Thereby, the functions of “fast-forward” and “rewind” that can be easily operated by the user can be realized.
[0034]
As described above, by using a recording medium that can be randomly accessed such as an HDD, the user can use the operation functions of “fast forward”, “rewind”, and “skip” more frequently than a VCR or the like. It is possible to do.
[0035]
FIG. 2 is a diagram showing an example of a user operation at the time of reproducing a program according to the first embodiment. Here, a case where the user reproduces a recorded program from a recorded program is illustrated, and at this time, the operation performed by the user for reproducing the program and the history information regarding the operation are shown.
[0036]
FIG. 2A shows an example of a user operation at the time of reproducing a program, assuming such a case. Here, the user starts a “program A” which starts at time code (hereinafter referred to as TC) “00: 00: 00: 00” and ends at TC “01: 00: 00: 00” from the start time. An example is given in which playback is performed up to the end point. Also, “fast-forward” reproduction and normal “reproduction” in FIG. 2A show examples of operations performed by the user during reproduction of “program A”.
[0037]
In FIG. 2A, the user starts reproduction of “Program A” and views the reproduced program on a monitor or the like. At this time, the user can easily skip an uninteresting part while watching it at high speed by an operation such as “fast forward”. For example, when a sports program is recorded and then played back and viewed later, the user may refer to the “fast-forward” screen and view only the highlight part of interest with normal “playback”. It is possible. That is, in FIG. 2A, a normal “playback” portion indicates a content portion that the user is presumed to be interested in, and a “fast-forward” playback portion indicates a content portion that the user is presumed to be uninteresting. ing.
[0038]
In a usage mode in which the user plays back and views the recorded program, the control unit 22 detects a start TC and an end TC of “fast-forward” playback by the user, that is, detects each time code, and responds to each operation. To the operation history memory 23.
[0039]
FIG. 2B is an example of operation history information stored in the operation history memory 23. The operation history memory 23 stores the reproduced program categories, the operations performed by the user for the reproduction of the programs, and the start TC and end TC of the operations. For example, the user views “program A” as a program category as shown in FIG. At this time, information as shown in FIG. 2B is stored in the operation history memory 23 according to the operation of the user. That is, the part of the “program A” from “00: 00: 00: 00” to “00: 16: 46: 50” is an operation of “fast forward”, and TC is “00: 16: 46: 50”. From "00: 28: 50: 50", operation histories when the user plays back, such as normal "playback", are sequentially stored. As described above, the operation history memory 23 stores information such as TC at the time of operation by the user, and determines, for example, information of a portion "fast-forwarded" by the user as an unnecessary portion that the user does not need. Used for
[0040]
As described above, when there is sufficient free space in the HDD of the program recording / reproducing unit 20, the programs are sequentially recorded in accordance with a user's instruction, and the user reproduces and views the recorded program. Is written in the operation history memory 23 as operation history information.
[0041]
However, when programs are sequentially recorded on the HDD of the program recording / playback unit 20 and the free space of the HDD falls below a predetermined capacity, the capacity management unit 26 notifies the control unit 22 of the lack of free space. Notice. In response to this notification, the control unit 22 creates, for example, presentation screen data regarding the shortage of the capacity, and transmits the information regarding the shortage of the free space to the user via the program table creation unit 16, the synthesis unit 17, and the video output unit 18. Notice. Upon receiving this notification, the user issues an instruction regarding erasure from the user operation unit 21. The control unit 22 receives the user's deletion instruction and notifies the deletion editing unit 25 of the deletion instruction. At this time, the deletion editing unit 25 deletes an unnecessary recording area based on the determination result of the deletion determination unit 24.
[0042]
FIG. 3 is a diagram showing an example of a presentation screen regarding a shortage of capacity. In the example shown in FIG. 3, the user is notified of the fact that the capacity shortage has occurred and the content urging the user to delete and edit by presenting the capacity shortage notification screen 80 on the normal screen. In addition, by receiving such a notification, the user issues an instruction regarding erasure from the user operation unit 21.
[0043]
FIG. 4 is a diagram showing an example of a screen for erasing and editing a recorded recording area. That is, as shown in FIG. 3, after the user is notified of the lack of capacity, as shown in FIG. 4, the user is notified of information for erasing and editing the recorded recording area. , The user gives an instruction regarding erasure. Here, an example is shown in which the user is presented with information regarding the lack of capacity and also presents TC information of a portion where the user jumped by “fast forward”, a representative screen of the jumping portion, and the like. The erasure editing screen 90 includes an unnecessary determination portion information presenting section 91 for presenting information determined as an unnecessary part in the program, a representative screen presenting section 92 for presenting a representative screen included in the operation classification performed by the user, and an HDD. It comprises an automatic edit selection unit 93 for automatically deleting unnecessary parts. Thus, the user confirms a part which is considered unnecessary in the program while referring to the “fast-forward” part presented on the unnecessary determination part information presentation part 91 and the screen of the representative screen presentation part 92. In addition, the user inputs an instruction on a portion that may be deleted from the user operation unit 21, and the content of the instruction is displayed in a deletion target selection column of the unnecessary determination part information presentation unit 91. As described above, the user can sequentially delete programs while checking portions of the program which are considered unnecessary. Also, as in the automatic edit selection unit 93, an automatic delete edit input button or the like is displayed, and automatic deletion or the like can be performed by clicking a button or the like. In this case, for example, the deletion area notified by the deletion determination unit 24 in response to the automatic deletion editing instruction, that is, the respective “fast-forward” reproduced parts stored in the operation history memory 23 are deleted.
[0044]
As described above, the unnecessary portion of the program is deleted by the automatic processing based on the user's instruction and the information stored in the operation history memory 23. As a result, the free space is increased, and the free space for the next recording is increased. Is secured.
[0045]
In the above description, an example has been described in which the erasure determination unit 24 determines a part that has been “fast-forwarded” as an unnecessary part. However, some users may want to delete the part that has been reproduced and viewed once, and may want to keep the “fast forward” part for later viewing. Since such a case may occur, for example, in the erasing / editing screen 90 in FIG. 4, instead of “fast-forward” as a deletion target, “reproduction” is a deletion target. It is more effective to add a reversal determination means having a function of reversing.
[0046]
FIG. 5 is a diagram showing a state in which an unnecessary portion of a program is deleted and a free space for recording next is secured. FIG. 5A is a diagram showing an example of the recording area after the unnecessary portion shown in FIG. 2A has been deleted. This recording area has not been deleted and can be reproduced. is there. The unnecessary portion shown in FIG. 2A is used as a new free space. FIG. 5B shows an example of the operation history information stored in the operation history memory 23 after the unnecessary portion of the program is deleted.
[0047]
As described above, the present program recording / reproducing apparatus performs viewing and listening on the basis of information on the operation performed by the user regarding the reproduction of the program, that is, the operation history memory 23 storing the operation history information, and the operation history information stored in the operation history memory 23. The program includes an erasure determination unit 24 that determines an area that is estimated to be unlikely to be deleted, and an erasure editing unit 25 that erases an unnecessary portion of the HDD in the program recording / reproduction unit 20 based on the determination result of the erasure determination unit 24. The erasure determination unit 24 uses the information on “fast-forward” stored in the operation history memory 23 and determines that the part where the “fast-forward” playback is performed is unnecessary for the user. Based on the determination result, the erasing / editing unit 25 erases unnecessary portions of the HDD in the program recording / reproducing unit 20, so that an empty area of the HDD can be secured.
[0048]
In the above description, in order to make the operation of the present invention easy to understand, as an example of determining that the part is unnecessary for the user, the information on “fast forward” stored in the operation history memory 23 is used, and the user performs “fast forward”. In the above description, an example of the operation in which the part where the processing has been performed is set as a deletion target has been described. However, it is possible to make a more detailed determination by further utilizing not only the information on “fast-forward” but also operations such as “rewind” and “skip”. Hereinafter, another operation example using the operation history of the user in the program recording / playback apparatus according to the first embodiment of the present invention will be described.
[0049]
FIG. 6 is a diagram illustrating another example of the user operation according to the first embodiment, showing an example of the user operation when “rewind” playback is performed after “fast forward” playback, and an example of unnecessary portion determination. I have.
[0050]
Here, it is assumed that the user starts reproduction of the program, performs "fast forward" reproduction as an uninteresting part, performs "rewind" reproduction once after "fast forward" reproduction, and then performs normal "reproduction" again. Is shown. By such a user operation, information relating to “rewind” in addition to “playback” and “fast forward” is stored in the operation history memory 23 as operation history information. In addition, when the user performs such an operation, the user finds a part of interest during the “fast forward” playback, and proceeds to the first screen of the part of interest by the “rewind” playback by the amount of the “fast forward” playback. , It can be estimated that it has returned. That is, when “rewind” playback is performed after “fast-forward”, the erasure determination unit 24 determines the “rewind” portion as a portion of interest to the user, thereby eliminating the need for a recording area with higher accuracy. Part can be determined. The erasure determination unit 24 uses the information on “fast-forward” and “rewind” stored in the operation history memory 23 to determine a part unnecessary for the user. By determining the part obtained by subtracting the part where the "return" reproduction is performed as an unnecessary part, it is possible to determine the unnecessary part with higher accuracy in such a case.
[0051]
In the example of FIG. 6, "fast-forward" playback is performed from TC "00: 24: 50: 50" to "00: 35: 10: 50", and TC is changed from "00: 35: 10: 50" to "00: 35: 10: 50". "Rewind" reproduction is performed until "00: 32: 05: 00". In such a case, the erasure determination unit 24 determines the part from TC “00: 24: 50: 50” to “00: 32: 05: 00” as an unnecessary part after subtracting the “rewind” reproduction part. I do.
[0052]
FIG. 7 is a diagram showing another example of a user operation according to the first embodiment. After “fast-forward” playback, normal “playback” is performed only for a short time, and “fast-forward” playback is performed again. 9 shows an example of a user operation in a case where the user has made an error and a determination of an unnecessary part.
[0053]
Here, when the user starts reproduction of the program, performs “fast-forward” reproduction as an uninteresting part, performs normal “reproduction” once for a short period after “fast-forward” reproduction, and then performs “fast-forward” reproduction again Is shown. By such a user operation, information relating to “play” and “fast forward” is stored in the operation history memory 23 as operation history information. In addition, when the user performs such an operation, the user finds a part of interest during “fast-forward” playback, performs normal “playback”, but finds that the part is not interesting as a result of playback, and again “ By "fast forward", it can be estimated that a part that is not interesting is skipped and reproduced. That is, even if normal “playback” is performed for a short period between “fast-forward” and “fast-forward”, the erasure determination unit 24 is not interested in such short-time normal “playback” for the user. It is considered that there is no portion, and by determining that “fast-forward” before and after normal “reproduction” is continuous, unnecessary portions of the recording area can be more accurately determined. The erasure determination unit 24 uses the information on “fast-forward” stored in the operation history memory 23 and information on normal “playback” to determine a part unnecessary for the user. It is also possible to determine the unnecessary part with higher accuracy in such a case by determining that the part where the normal "playback" is performed for a predetermined time or less is an unnecessary part like the "fast forward" part. .
[0054]
In the example of FIG. 7, "fast-forward" playback is performed from TC "00: 28: 50: 50" to "00: 32: 05: 00", and TC is changed from "00: 32: 05: 00" to "00: 32: 05: 00". Until 00: 32: 05: 15, normal “playback” is performed for a predetermined period or less, and then TC is again “fast-forwarded” from “00: 32: 05: 15” to “00: 35: 10: 50”. Reproduction is taking place. In such a case, the erasure determination unit 24 determines the TC from “00: 28: 50: 50” to “00: 35: 10: 50” including the normal “playback” part as an unnecessary part. I do.
[0055]
FIG. 8 is a diagram showing another example of the user operation according to the first embodiment. The user operation when “skip” is performed after the normal “playback” is stopped, and the determination of the unnecessary part An example is shown.
[0056]
Here, a case is shown in which the user starts reproduction of a program, watches the program by normal “reproduction”, temporarily stops “reproduction”, performs “skip” operation, and then performs “reproduction” again. I have. By such a user operation, information relating to “play” and “skip” is stored in the operation history memory 23 as operation history information. In addition, when the user performs such an operation, it can be estimated that the part that the user is not interested in has been skipped in the part temporally skipped in the future direction. In addition, it can be estimated that the user has watched the part of interest again for the part temporally skipped in the past direction. That is, when a skip operation in the future direction is performed after the normal “playback” is stopped, the erasure determination unit 24 determines that the operation period is a part that is not of interest to the user, thereby enabling more accurate recording. Unnecessary parts of the area can be determined. Conversely, when the operation of skipping in the past direction is performed after the normal “playback” is stopped, the erasure determination unit 24 determines this operation period as a part that is interesting to the user, thereby increasing the accuracy. It is often possible to determine a necessary part of the recording area.
[0057]
In the example of FIG. 8, during normal “playback”, the TC stops “playback” at “00: 22: 50: 50”, and the TC changes from “00: 22: 50: 50” to “00:30:05”. 0:00 ”,“ skip ”in the future direction is performed, and“ playback ”is performed again from TC“ 00: 30: 05: 00 ”. In such a case, the erasure determination unit 24 determines that TC is “00: 22: 50: 50” to “00: 30: 05: 00” as an unnecessary part. During normal “playback”, TC stops “playback” at “00: 46: 10: 50”, and TC stops at “00: 46: 10: 50” to “00: 38: 25: 00”. “Skip” in the past direction is performed, and “reproduction” is performed again from TC “00: 38: 25: 00”. In such a case, the erasure determination unit 24 determines that the portion from TC “00: 38: 25: 00” to “00: 46: 10: 50” is not an unnecessary portion but a necessary portion.
[0058]
In the above description, in order to determine a portion unnecessary for the user, the determination is made using the operation history information on “fast-forward”, “play”, “skip”, and the like stored in the operation history memory 23. In the above description, an example of the operation in which the unnecessary portion determined as described above is targeted for deletion has been described. Such unnecessary portions may be further settable by the user.
[0059]
FIG. 9 is a diagram showing another example of the user operation according to the first embodiment. The user operation when the user can set an unnecessary portion during normal “playback” and the unnecessary operation are described. An example of setting is shown.
[0060]
For example, the user can use the user operation unit 21 to set a part of an unnecessary program during program reproduction according to an instruction from the user. While viewing the program, the user instructs, from the user operation unit 21, the start and end positions of the part that is determined to be deleted. Based on this command, the control unit 22 writes the start TC and the end TC of the unnecessary part according to the user command into the operation history memory 23. The erasure determination unit 24 determines an unnecessary portion according to a user command stored in the operation history memory 23, and when a vacant area is reduced, erasure including a user command or automatically including such an unnecessary portion according to the user command is performed. can do.
[0061]
In the example of FIG. 9, the user instructs the start position of the unnecessary part by pressing the delete button of the user operation unit 21 to “00: 24: 50: 50” while performing the normal “playback”. , TC instructs the end position of the unnecessary part by pressing the delete button of the user operation unit 21 at “00: 32: 05: 00”. By such an operation, the start TC and the end TC of the unnecessary part according to the user command are stored in the operation history memory 23, and the deletion determination unit 24 determines the unnecessary part according to the user command stored in the operation history memory 23. .
[0062]
Further, user settings other than those described above can be enabled from the user operation unit 21. For example, when the normal reproduction is stopped in the middle of the program, the part after the stop is set in the operation history memory 23 as unnecessary by the user in advance. The deletion determination unit 24 determines that the part after the stop stored in the operation history memory 23 is unnecessary. By setting the unnecessary portion by the user, the erasure area to be erased can be set more easily. That is, for example, there is a case where the user starts viewing a program and, after watching the program for a while, determines that the program is not interesting and stops reproducing the program. In order to cope with such a case, if a "stop" operation is performed in the middle of a program, a mode is provided in which a function such that a recording portion after the "stop" is made unnecessary can be set in advance by a user. deep. By selecting such a mode, the user can easily set an unnecessary portion by a user command when the “stop” operation is performed during the program as described above. When such a mode is set, the control unit 22 writes the “play” and “stop” operations from the user operation unit 21 into the operation history memory 23, and reads the program from the TC of the “stop” operation. This can be realized by writing information as an unnecessary portion until the end TC in the operation history memory 23.
[0063]
In the above description, the operation history when the user has played back once has been described. However, a user may re-view a program many times. In such a case, for example, the operation history of re-viewing may be stored in the operation history memory 23. When erasing an unnecessary portion, the erasure determination unit 24 refers to all of these pieces of operation history information, and, for example, does not delete only the portion where the “play” operation has been performed at each viewing. It is determined that the part is a part, and when the erasing instruction is given, the erasing / editing unit 25 deletes the unerased part while erasing, so that it is possible to cope with the case of re-viewing many times.
[0064]
In the above description, in order to determine the unnecessary portion for the user, the unnecessary portion determined using the operation history information on “fast-forward”, “play”, “skip”, etc. stored in the operation history memory 23 is described. Has been described with reference to an example of operation to be deleted. Such history information can be used not only for securing free space on the hard disk, but also for more convenient program reproduction.
[0065]
For example, it can be estimated that the user views a program of particular interest among recorded programs by repeatedly playing back the program. At this time, the user may skip the unnecessary part in the program to reproduce and view the program, thereby increasing the convenience in some cases. As such a case, for example, there is a case where it is desired to skip and watch only the commercial part inserted in the program. The operation history information stored in the operation history memory 23 of the present invention can also be used for such viewing control during reproduction.
[0066]
That is, at the time of the first reproduction, the user skips unnecessary portions by “fast-forward” reproduction to view. As a result, information on unnecessary portions that the user does not need is stored in the operation history memory 23 as operation history information. Also, at the time of the second or subsequent reproduction, the user can, for example, instruct the interim reproduction from the user operation unit 21 to skip unnecessary parts and reproduce only the parts that the user is interested in. It can also be used to improve convenience.
[0067]
That is, in the present program recording / reproducing apparatus, a non-reproduction area for performing a jump operation of the content recorded in the program recording / reproducing unit 20 is determined based on the determination result of the non-reproduction determination means and the non-reproduction determination means. By providing an editing means for instructing the program recording / reproducing unit 20 to reproduce the content of the removed area, a program recording / reproducing apparatus that reproduces only a portion of interest to the user can be realized.
[0068]
Further, there is a case where the user plays back the program once, stops the program halfway, waits a while, and then plays back from the stop position to watch the continuation of the program. In such a case, particularly when the viewer watches the continuation after a long time, the memory of the previously viewed part is lost. At this time, by playing back the previously viewed part as a fast-forward digest and then playing back the subsequent part normally, the user can recall the contents of the previously viewed part. In other words, the convenience of the program recording / playback apparatus can be improved by providing a digest playback unit that enables such program playback. The present program recording / playback apparatus uses the operation history information stored in the operation history memory 23 to perform digest playback of such a previously viewed program portion as digest playback based on the user's operation history. Thereby, convenience can be improved.
[0069]
FIG. 10 is a diagram showing an example of a user operation when such a digest reproduction is performed.
[0070]
In FIG. 10, the user first reproduces a program from TC of “00: 00: 00: 00” to “00: 48: 05: 00”. At this time, the user skips the part that he is not interested in by "fast forward" and reproduces it. After a while, the user plays back the program from the stop position, that is, TC is “00: 48: 05: 00”, and watches the continuation of the program. At this time, the digest playback function plays back the previously viewed portion in a digest. FIG. 10 illustrates a case where the user performs the above operation. As shown in FIG. 10, in the present program recording / playback apparatus, even in the digest playback part, it is possible to perform digest playback of only the part that the user is interested in by performing digest playback excluding the part where the user has performed “fast forward” operation. And can be used to improve the convenience in reproducing the program.
[0071]
FIG. 11 is a diagram illustrating another example of a user operation in digest reproduction.
[0072]
In FIG. 11, when the user plays the program for the first time, the user performs “fast-forward” playback of an uninteresting part, and finds an interesting part during the “fast-forward” playback, similar to the operation example in FIG. 6. This shows a case where it is estimated that the player has returned to the top screen of the part of interest by "rewind" reproduction by the amount advanced by "fast forward". That is, in the present program recording / reproducing apparatus, when "rewind" reproduction is performed after "fast forward", the "rewind" part is reproduced as a part that is particularly interesting to the user. That is, even during the digest reproduction, the user can recall this part more clearly by reproducing only the particularly interesting part later.
[0073]
FIG. 11 shows an example in which digest playback is performed at 3 × speed only in such a “rewind” portion, and digest playback is performed at 6 × speed, which is higher than the “rewind” portion. Performing such an operation can also be used to improve the convenience in reproducing the program.
[0074]
As described above, the program recording / reproducing apparatus according to the first embodiment of the present invention stores information on operations performed by a user regarding program reproduction, that is, operation history memory 23 and operation history memory 23 for storing operation history information. An erasure determination unit 24 that determines a recorded area that is estimated to be less likely to be viewed based on the stored operation information, and a recording medium in the program recording / reproduction unit 20 based on the determination result of the erasure determination unit 24. It has an erasure editing unit 25 for erasing unnecessary parts.
[0075]
With this configuration, the present program recording / reproducing apparatus can erase unnecessary portions based on information on operations performed by the user for reproduction, and secure the free space of the recording medium in the program recording / reproducing section 20. As a result, it is possible to secure the free space of a recording medium such as a hard disk while performing detailed editing of a necessary or unnecessary program in detail, instead of performing erasing on a program basis.
[0076]
(Embodiment 2)
FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of a program recording / playback apparatus according to Embodiment 2 of the present invention. In the second embodiment, operations similar to those in the first embodiment are performed, but processing for restoring video packets, audio packets, and the like, processing for recording and reproducing programs, and processing for managing and editing user operations at the time of reproduction are performed. This embodiment is different from the first embodiment in that control is performed by a processor and processing executed according to a program. Also, an example will be described in which a program recording / reproducing unit that records and reproduces a program uses a digital recording method.
[0077]
In FIG. 12, a tuner 12 performs demodulation processing, error correction processing, and the like on digital broadcast radio waves received by an antenna 11, and outputs the result as a transport stream. The tuner 12 selects a target broadcast in accordance with an instruction from a CPU (Central Processing Unit) 38 described later.
[0078]
The TS decoder 43 separates packets from the transport stream (TS) in accordance with a command from the CPU 38, extracts data in units of packets, and supplies the data to the data bus 41 as video packets, audio packets, and information data. The video packet and the audio packet are supplied via a data bus 41 to FIFOs 45 and 44, which are memories for performing first-in first-out processing. The FIFO 45 and the FIFO 44 convert video packets and audio packets into fixed-rate streams and output the streams. Further, the fixed-rate video packets and audio packets are supplied to the video decoder 15 and the audio decoder 14, respectively.
[0079]
The video decoder 15 decodes the video packet, whereby the video data is restored. The video data is supplied to a video output unit 18 via a synthesizing unit 17 described below. The video output unit 18 converts the video data into a video signal that can be displayed on a monitor or the like, and drives a monitor or the like inside or outside the apparatus main body. It should be noted that user-presented image data for displaying a program table or the like is written in the VRAM 46 as a video memory. When presenting information such as a program guide to the user, the user-presented image data is read from the VRAM 46, and is synthesized with the video data by the synthesizing unit 17, or the user-presented image data is selected and output. Thereby, a program table or the like is displayed on a monitor or the like. The audio decoder 14 decodes the audio packet, whereby audio data is restored. The audio data is supplied to the audio output unit 19. The audio output unit 19 converts audio data into an audio signal that can be driven by a speaker or the like, and drives an internal or external speaker or the like of the apparatus main body.
[0080]
As described above, the tuner 12, the TS decoder 43, the FIFO 45, the FIFO 44, the video decoder 15, the audio decoder 14, the VRAM 46, and the combining unit 17 constitute a receiving unit.
[0081]
The program recording / reproducing unit 20 digitally records the content of the desired program from the received digital broadcast wave in response to a “recording” command from the CPU 38. In the second embodiment, the program recording / reproducing unit 20 is configured to connect a program to a transport stream via a digital interface such as IEEE1394 according to the DVB (Digital Video Broadcasting) standard established in Europe. A description will be given of a configuration example for performing recording and reproduction. That is, the received transport stream TS is output from the TS decoder 43, and the transport stream TS is supplied to the digital I / F 47, which is a digital interface. The digital I / F 47 selects a partial stream to be recorded from the transport stream TS, that is, the partial transport stream P-TS, and supplies the partial transport stream P-TS to the program recording / playback unit 20. The program recording / reproducing unit 20 records the partial transport stream P-TS composed of a series of data groups at random access to a hard disk device (hereinafter referred to as an HDD) installed in the program recording / reproducing unit 20. Record on the medium. Further, the program recording / playback unit 20 reads a partial transport stream P-TS composed of a series of data groups from the HDD in response to a “playback” command from the CPU 38. The read partial transport stream P-TS is restored to video data and audio data via the digital I / F 47 and the receiving unit, and these data are supplied to the video output unit 18 and the audio output unit 19 Is done. As a result, the content of the recorded program can be reproduced and the program can be viewed.
[0082]
The CPU 38 is a processor that performs overall control of the program recording / playback apparatus, processing relating to restoration of a received or played stream, processing based on user instructions, and the like. The CPU 38 sequentially reads a program stored in a program memory 39 as a machine-readable recording medium, controls processing relating to restoration of video packets and the like, controls processing relating to various operations of the program recording / reproducing unit 20, and controls the user. Processing for creating and controlling image data for presenting information to the user. Further, the CPU 38 responds to a user's instruction such as a channel selection operation, a program guide display, a program recording / playback, or a process related to erasing and editing of a recording area of the HDD in accordance with a user's instruction information from the user operation unit 21 according to a program. The control of each part according to it is also performed. The memory 37 is used as a working memory for such control and processing. As described above, the CPU 38 and the program memory 39 constitute the control means 32 for performing each control of the present program recording / reproducing apparatus and the processing accompanying the control. Also, commands for control, low-speed data transfer for processing, and the like are performed between the CPU 38 and each unit via the control bus 42.
[0083]
Further, the program recording / reproducing apparatus according to the second embodiment is characterized in that it has an operation history memory 23 as in the first embodiment. The operation history memory 23 is a memory for storing history information of each operation instructed by the user with respect to the operation of the program recording / reproduction unit 20 from the user operation unit 21 as in the first embodiment. That is, when the user gives an instruction such as normal “playback”, “fast forward” playback, “rewind” playback, “skip”, “stop” or the like from the user operation unit 21, the CPU 38 (Hereinafter referred to as TC), end TC, and the like are written in the operation history memory 23 for each recorded program. In this way, the operation history memory 23 stores the start TC, end TC, and the like of operations such as “play”, “fast forward”, “rewind”, and “skip” for each program.
[0084]
The program recording / reproducing apparatus according to the second embodiment configured as described above receives digital broadcasting, restores video packets and the like to output video and audio, and digitally records and reproduces the received program. It has a function to do. Further, the program recording / reproducing apparatus according to the second embodiment is characterized in that CPU 38 performs a process related to erasure editing by reading and executing a program for performing a process related to erasure editing recorded in program memory 39. And
[0085]
The program memory 39 performs processing related to erasing and editing of the recording area of the HDD. When the CPU 38 reads and executes the program, the program is recorded in the program recording / reproducing unit 20 based on the operation history information stored in the operation history memory 23. Erasing determining means for determining the erasing area of the recorded content, erasing and editing means for deleting the erasing area of the recorded content, and capacity management for managing the free space of the program recording / reproducing unit 20 based on the erasing area of the erasing determining means. And an erasing / editing function program functioning as a means.
[0086]
Hereinafter, the program recording / playback apparatus according to the second embodiment has the above-described configuration, and the CPU 38 executes the program according to the erasure editing function program related to the erasure editing stored in the program memory 39, thereby easily storing the HDD. The operation for securing the free space will be described.
[0087]
FIG. 13 is a flowchart showing a procedure for executing processing relating to erasing and editing of the recording area of the HDD when the CPU 38 executes the processing according to the program stored in the program memory 39.
[0088]
In FIG. 13, for example, a process related to erasing / editing of a recording area is started by calling an erasing / editing function program of a process relating to erasing / editing of a recording area of an HDD from a main program in the program.
[0089]
In step 100, the CPU 38 functions as a capacity management unit for managing the free space of the program recording / reproducing unit 20, detects and confirms the unrecorded free area of the HDD in the program recording / reproducing unit 20, and checks the current free space. Is calculated.
[0090]
In step 101, the CPU 38 determines from the calculation result of the free space whether the free space is equal to or less than a predetermined capacity. If the free space is not equal to or smaller than the predetermined space, the CPU 38 terminates the processing related to erasure editing. If the free space is equal to or smaller than the predetermined space, the CPU 38 proceeds to the process of step 102.
[0091]
In step 102, the CPU 38 reads out operation history information relating to a user operation during program reproduction, which is stored in the operation history memory 23.
[0092]
In step 103, the CPU 38 functions as an erasure determination unit that determines an erasure area of the content recorded in the program recording / reproduction unit 20 based on the operation history information stored in the operation history memory 23. Based on the read operation history information, the CPU 38 determines an unnecessary part in the program that is estimated to be deleted. For the determination of the unnecessary portion, for example, the determination based on the user operation as described with reference to FIGS. 2, 6, 7, 8, and 9 is performed, and the erasure area is determined based on the determination. Judge further.
[0093]
In step 104, the CPU 38 notifies the user that the capacity of the HDD is running short, and further presents information on an unnecessary portion, that is, a program portion determined to be an erasure area. The CPU 38 creates image data as described with reference to FIGS. 3 and 4, for example, and presents to the user that the capacity of the HDD is insufficient and that the content has been determined to be the erasure area.
[0094]
In step 105, the CPU 38 inputs an instruction related to erasing the HDD from the user.
[0095]
In step 106, the CPU 38 functions as an erasure editing unit for erasing the erasure area in accordance with a user's erasure instruction input from the user operation unit 21. The CPU 38 erases the area designated as the erasure area according to the user's erasure instruction in each program part determined to be an unnecessary part.
[0096]
With the processing of each step as described above, the erasing / editing method is executed, and in the present program recording / reproducing apparatus, based on the information on the operation performed by the user regarding the reproduction, the possibility of viewing in the recorded area is low. The determined area is deleted, and the free space of the HDD in the program recording / reproducing unit 20 can be secured.
[0097]
As described above, in the program recording / playback apparatus of the second embodiment, the CPU 38 reads and executes the program stored in the program memory 39. As a result, the program recording / playback apparatus according to the second embodiment has a function of writing information about a user operation to the operation history memory 23 for each recorded program, and stores the information in the operation history information stored in the operation history memory 23. A function as an erasing determination unit for determining an erasing region of the content recorded in the program recording / reproducing unit 20 based on the erasing editing unit for erasing the erasing region in response to a user's erasing instruction input from the user operation unit 21; It also has a function as a capacity management means for managing the free space of the program recording / playback unit 20.
[0098]
With this configuration, the present program recording / reproducing apparatus also eliminates unnecessary portions based on information on operations performed by the user for reproduction, as in the first embodiment. Free space of the recording medium can be secured. As a result, it is possible to secure the free space of a recording medium such as a hard disk while performing detailed editing of a necessary or unnecessary program in detail, instead of performing erasing on a program basis.
[0099]
【The invention's effect】
As described above, the program recording / playback apparatus of the present invention includes a program recording / playback unit that records and plays back content, a user operation unit that inputs user instruction information, and an operation history memory that stores operation history information of user operations. Erasing determination means for determining the erasing area of the content based on the operation history information; erasing and editing means for deleting the erasing area of the content based on the determination result of the erasing determining means; , The operation history memory, the erasure determination means, and a control means for controlling the erasure editing means and performing data processing. With such a configuration, the program recording / reproducing apparatus of the present invention can erase unnecessary portions based on information on operations performed by the user for reproduction, and secure the free space of the recording medium in the program recording / reproducing unit. As a result, in the present program recording / playback apparatus, it is possible to control partial deletion or non-deletion of a program in order to secure a free space in a recording medium such as a hard disk. Therefore, it is possible to provide a program recording / reproducing apparatus which enables a user to edit a free space in detail, which is necessary or unnecessary, to details in a program.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an outline of a program recording / playback apparatus according to a first embodiment of the present invention;
FIG. 2A is a diagram illustrating an example of a user operation during program reproduction according to Embodiment 1 of the present invention;
FIG. 3B is a diagram showing an example of operation history information stored in the operation history memory 23 during program playback.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a presentation screen regarding insufficient capacity in the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an example of an erasure editing screen for a recorded recording area according to Embodiment 1 of the present invention;
FIG. 5A is a diagram illustrating an example of a recording area after an unnecessary portion has been deleted according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 3B is a diagram showing an example of operation history information stored in the operation history memory 23 in the same manner.
FIG. 6 is a diagram showing another example of a user operation according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing still another example of the user operation in the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing still another example of the user operation in the first embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing still another example of a user operation according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a user operation at the time of digest reproduction according to Embodiment 1 of the present invention;
FIG. 11 is a diagram showing another example of a user operation at the time of digest reproduction according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of a program recording / playback apparatus according to a second embodiment of the present invention;
FIG. 13 is a flowchart showing a procedure for executing processing relating to erasure editing according to the second embodiment of the present invention;
[Explanation of symbols]
10 Receiver
11 Antenna
12 Tuner
13 Separation unit
14 Audio decoder
15 Video decoder
16 Program guide creation unit
17 Synthesizing unit
18 Video output section
19 Audio output unit
20 Program recording and playback unit
21 User operation unit
22, 32 control means
23 Operation history memory
24 Erasure judgment unit
25 Erasing Editing Department
26 Capacity management unit
27 Management information memory
37 memory
38 CPU
39 Program memory
41 Data bus
42 Control bus
43 TS decoder
44,45 FIFO
46 VRAM
47 Digital I / F
80 Insufficient capacity notification screen
90 Erase edit screen
91 Unnecessary judgment partial information presentation unit
92 Representative screen presentation section
93 Automatic edit selection section

Claims

A program recording / reproducing unit for recording / reproducing contents constituting the program,
A user operation unit for inputting instruction information of the user by a user operation,
An operation history memory that stores operation history information of a user operation that has performed recording and reproduction on the program recording and reproduction unit based on the instruction information of the user input from the user operation unit,
Based on the operation history information stored in the operation history memory, erasure determination means for determining an erasure area of the content recorded in the program recording and playback unit,
Based on the determination result of the erasure determination means, erasure editing means for deleting the erasure area of the recorded content,
Control means for controlling the program recording / reproducing unit, the user operation unit, the operation history memory, the erasure determination means, and the erasure editing means, and performing data processing; Playback device.

2. The program recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein the program recording / reproducing unit has a recording medium that can be randomly accessed, and records the content by recording the content on the recording medium that can be accessed randomly.

2. The operation history information according to claim 1, wherein the operation history information is at least one of “fast-forward”, “rewind”, and “skip” operations to the program recording / playback unit. 3. The program recording / playback apparatus according to claim 2.

4. The program recording / playback apparatus according to claim 3, wherein the "fast-forward" and "rewind" operations are performed while the program is being played back at high speed.

5. The program recording / reproducing apparatus according to claim 4, wherein the "fast-forward" and "rewind" operations slow down the reproduction speed at the start and gradually increase the speed to reproduce at a high speed.

The program recording / reproducing apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein the operation history memory stores the operation history information for each reproduction of a program.

The program according to any one of claims 1 to 6, wherein the deletion editing unit deletes the deletion area in response to a deletion instruction input by the user from the user operation unit. Recording and playback device.

The program recording / reproducing apparatus according to any one of claims 1 to 7, further comprising:
Comprising capacity management means for managing the free space of the program recording and playback unit,
The program recording / reproducing apparatus, wherein the capacity management means instructs the erasure editing means to delete the erasure area when the free space becomes equal to or less than a predetermined capacity.

9. The program recording / reproducing apparatus according to claim 8, wherein the erasure editing means deletes the erasure area in response to a command to delete the erasure area from the capacity management means.

A processor that executes according to a program,
A program memory for storing a program for operating the processor,
A program for operating the processor,
2. The program according to claim 1, wherein the program includes an erasure editing function program that causes the processor to function as the erasure determination unit and the erasure editing unit when the processor reads and executes the program. 3. The program recording / playback apparatus according to claim 2.

11. The operation history information according to claim 10, wherein the operation history information is at least one of a "fast forward", a "rewind", and a "skip" operation to the program recording / playback unit. Program recording and playback device.

12. The program recording / playback apparatus according to claim 11, wherein the "fast-forward" and "rewind" operations are performed while playing back a program at high speed.

13. The program recording / reproducing apparatus according to claim 12, wherein the "fast-forward" and "rewind" operations reduce the reproduction speed at the start and gradually increase the reproduction speed to perform high-speed reproduction.

The program recording / playback apparatus according to any one of claims 10 to 13, wherein the operation history memory stores the operation history information for each reproduction of a program.

The program according to any one of claims 10 to 14, wherein the deletion editing unit deletes the deletion area in response to a deletion instruction input by the user from the user operation unit. Recording and playback device.

The program recording / playback apparatus according to any one of claims 10 to 15, further comprising:
A program for causing the processor to function as capacity management means for managing the free space of the program recording / playback unit;
The program recording / reproducing apparatus, wherein the capacity management means instructs the erasure editing means to delete the erasure area when the free space becomes equal to or less than a predetermined capacity.

17. The program recording / reproducing apparatus according to claim 16, wherein said erasure editing means deletes said erasure area in response to a command to delete said erasure area from said capacity management means.

The deletion determination unit may determine, based on the operation history information stored in the operation history memory, a portion other than a content portion where a normal “playback” operation has been performed, as the deletion region to be an unnecessary portion. 18. The program recording and reproducing apparatus according to claim 1, wherein

The erasure determination unit, based on the operation history information stored in the operation history memory, other than the content portion where the normal "play" operation has been performed, while determining as the erasure area as an unnecessary portion,
18. The image processing apparatus according to claim 1, further comprising: an inversion determination unit that functions to determine the content part on which the normal "play" operation has been performed as the erasure area as the unnecessary part. A program recording / playback apparatus according to any one of the preceding claims.

2. The method according to claim 1, wherein the deletion determination unit determines, based on the operation history information stored in the operation history memory, a content portion on which a "fast-forward" operation has been performed as the deletion area to be an unnecessary portion. 18. The program recording / playback apparatus according to any one of claims 1 to 17.

The erasure determination unit may perform the “rewind” operation after performing the “fast-forward” operation based on the operation history information stored in the operation history memory. The performed content portion is not regarded as an unnecessary portion, and the content portion on which the "fast-forward" operation has been performed other than the content portion on which the "rewind" operation has been performed is determined as the erasure area as the unnecessary portion. The program recording / reproducing apparatus according to any one of claims 1 to 17, wherein

The erasure determination unit performs a normal “play” operation after performing a “fast-forward” operation based on the operation history information stored in the operation history memory, and then performs a “fast-forward” operation again. If the time at which the "play" operation is performed is equal to or less than a predetermined time, the content portion at which the "play" operation is performed is added to the content portion at which the "fast-forward" operation is performed. 18. The program recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein the program recording / reproducing apparatus determines the unnecessary area as the erasure area.

The erasure determination unit performs a “skip” operation after performing a normal “playback” operation based on the operation history information stored in the operation history memory, and then performs the “playback” operation again. The program according to any one of claims 1 to 17, wherein, when the content is deleted, the content part on which the "skip" operation is performed is determined as the erasure area as an unnecessary part. Recording and playback device.

The erasure determination means may perform the “stop” operation if a “stop” operation is performed after a normal “playback” operation is performed based on the operation history information stored in the operation history memory. 18. The program recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein a part of the content after the execution is determined as the erasure area which is regarded as an unnecessary part.

The erasure determination means may perform the “stop” operation if the “stop” operation is performed after the normal “playback” operation is performed in accordance with an instruction from the user input from the user operation unit. 25. The program recording / reproducing apparatus according to claim 24, wherein the content part after the step (c) is performed is determined as the erasure area as the unnecessary part.

The program recording / reproducing apparatus according to any one of claims 18 to 25, wherein the control unit notifies the user of information of the erasure area as the unnecessary part in advance.

The program recording / reproducing apparatus according to claim 8 further comprises:
Non-playback determination means for determining a non-playback area of the content recorded in the program recording and playback unit based on the operation history information stored in the operation history memory,
Editing means for instructing the program recording / playback unit to play back the content in an area excluding the non-playback area based on the determination result of the non-playback determination means. .

The editing unit instructs the program recording / playback unit to play back the content in an area excluding the non-playback area in response to a non-playback instruction from the user input from the user operation unit. A program recording / playback apparatus according to claim 27.

28. The operation history information according to claim 27, wherein the operation history information is at least one of "fast forward", "rewind", and "skip" operations to the program recording / playback unit. A program recording / playback apparatus according to claim 28.

30. The program recording / playback apparatus according to claim 29, wherein the "fast-forward" and "rewind" operations are performed while playing back the program at high speed.

The non-reproduction determination unit determines, based on the operation history information stored in the operation history memory, a portion other than a content portion on which a normal “reproduction” operation has been performed, as the non-reproduction area. 31. The program recording / playback apparatus according to any one of items 27 to 30.

The non-playback determination means, based on the operation history information stored in the operation history memory, determines a portion other than the content portion where a normal “playback” operation has been performed as the non-playback region,
31. The apparatus according to claim 27, further comprising: an inversion determination unit that functions to determine the content portion on which the normal "playback" operation has been performed as the non-playback area. 3. The program recording / playback apparatus according to claim 1.

28. The non-playback determining unit determines a content portion on which a "fast-forward" operation has been performed as the non-playback area based on the operation history information stored in the operation history memory. 31. The program recording / reproducing apparatus according to claim 30.

The non-reproduction determining means performs the “rewind” operation when a “fast rewind” operation is performed and then a “rewind” operation is performed based on the operation history information stored in the operation history memory. Is not determined as the non-reproduction area, and the content part on which the "fast-forward" operation is performed other than the content part on which the "rewind" operation is performed is determined as the non-reproduction area. The program recording / reproducing apparatus according to any one of claims 27 to 30, wherein:

The program recording / playback apparatus according to any one of claims 27 to 34, further comprises:
When watching from the continuation where the previous reproduction was stopped, there is a digest reproduction means for performing digest reproduction of the previously reproduced part,
The program recording / playback apparatus, wherein the digest playback means performs the digest playback of the content in an area excluding the non-playback area.

36. The digest playback unit according to claim 35, wherein the digest playback unit determines, based on the operation history information stored in the operation history memory, a content portion where a "fast forward" operation has been performed as the non-playback area. Program recording and playback device.

The digest playback unit performs a “fast-forward” operation based on the operation history information stored in the operation history memory, and then performs a “rewind” operation when a “rewind” operation is performed. Determining, as the non-playback area, the content part on which the "fast-forward" operation has been performed other than the content part on which the "rewind" operation has been performed, without setting the performed content part as the non-playback area; 36. The program recording / playback apparatus according to claim 35, wherein:

A method for erasing and editing a program recording / playback apparatus that performs recording / playback of the program by recording / playing back a content constituting a program on a randomly accessible recording medium,
Inputting the user's instruction information by a user's operation;
Based on the input instruction information of the user, recorded and played back on the recording medium, storing operation history information of user operation,
Detecting the free space of the recording medium;
Based on the stored operation history information, determining an erasure area of the content recorded on the recording medium,
Deleting the erased area of the recorded content based on the determination result of the erased area,
When the free space becomes equal to or smaller than a predetermined capacity, the erasing area of the recorded content is deleted based on the determination result of the erasing area.

A program recording / reproducing unit for recording / reproducing the program by recording / reproducing the contents constituting the program on a randomly accessible recording medium;
A user operation unit for inputting instruction information of the user by a user operation,
An operation history memory that stores operation history information of a user operation, which performs recording and reproduction on the program recording and reproduction unit based on the instruction information of the user input from the user operation unit,
A processor that executes programmatically;
A program memory for storing the program for operating the processor,
The program of a program recording and playback device provided with:
To the processor,
Detecting the free space of the recording medium;
Determining whether the free space is less than or equal to a predetermined capacity;
When determining that the free space is equal to or less than the predetermined capacity,
Based on the stored operation history information, determining an erasure area of the content recorded on the recording medium,
Deleting the erased area of the recorded content based on the determination result of the erased area,
The program to be executed.

A machine-readable recording medium storing the program according to claim 39.