JP2004007138A - 画像処理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

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Shunichiro Nonaka
野中 俊一郎
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Abstract

【課題】動画像から簡易に高画質の静止画像を得る。
【解決手段】撮影系1において動画像データM0を取得し、これを符号化することにより得られた動画像データM1を受信系2に送信する。静止画像をプリント出力する際には、静止画像復号化手段23において動画像データM1の一部を復号化し、動画像データM0により表される動画像を所定のサンプリング間隔でサンプリングしたフレームデータF0を得る。複数のフレームデータF0をフレームメモリ24に蓄積し、複数のフレームデータF0を正規化手段25において正規化して一の静止画像データS0を得、これをプリンタ27においてプリント出力する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画像から一の静止画像を得る画像処理方法および装置並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルビデオカメラの普及により、撮影した動画像をパソコンに取り込んで、動画像に対して編集や加工を自由に行うことができるようになっている。また、動画像を表す動画像データをデータベースに保管し、パソコンからネットワーク経由でデータベースにアクセスして、パソコンに動画像データをダウンロードすることもできる。しかしながら、動画像データはデータ容量が大きく、かつ動画像データはそれを再生してみるまでは内容が分からないため、静止画像と比較して取り扱いにくいという問題がある。
【0003】
このため、パソコンやデータベースに保管された動画像の内容を容易に理解できるようにするために、動画像に含まれるシーンを代表するフレームをサンプリングし、これを動画像データに付与する方法が提案されている(特開平9−233422号公報)。この方法によれば、動画像データに付与されたフレームを参照することにより動画像の内容を把握することができるため、動画像データの取り扱いを容易に行うことが可能となる。
【0004】
ここで、人間の視覚特性は、静止画像に対する場合よりも動画像に対する場合の方が解像度分解能が劣ることが知られている。このため、一般的に使用される静止画像の画素数と動画像の画素数とを比較すると、動画像の画素数の方がかなり少ないものとなっている。例えば、デジタルカメラにおいて得られる静止画像の画素数は1600画素×1200画素程度のものが多いのに対して、ビデオカメラにおいて得られる動画像の画素数は640画素×480画素程度であることが多い。
【0005】
また、動画像データは1秒間に30コマ程度の静止画像を次々と表示して被写体の動きを表現するため、動画像は静止画像と比較してデータ量が大きい。このため、動画像データの取り扱いを容易にするためには、動画像データを高圧縮率にて符号化する必要がある。しかしながら、符号化の際に圧縮率を大きくすると画像にノイズが生じやすい。
【0006】
したがって、動画像からサンプリングしたフレームはそれほど高画質のものではなく、とくにサンプリングしたフレームをプリント出力した場合には、観察に耐えうる十分な画質を有するプリント画像を得ることができないという問題がある。
【0007】
このため、撮影側に動画像を撮影して動画像データを得る動画像撮影装置と、静止画像を撮影して静止画像データを得る静止画像撮影装置を設置し、通信回線を介して撮影側と接続された受信装置において、動画像を受信しつつ受信装置側から静止画像取得の指示を行うことにより、撮影側の静止画像撮影装置により静止画像を撮影させて静止画像データを受信装置において受信するようにしたシステムが提案されている(特開平5−244553号公報)。このシステムによれば、動画像とともにプリント出力にも十分に耐えうる画質を有する静止画像を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記システムにおいては、撮影側において動画像撮影装置に加えて静止画像撮影装置を設置する必要がある。また、静止画像が必要な際には、撮影側と受信装置とを接続する必要があるため、静止画像の取得のために煩わしい操作を行う必要がある。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、動画像から高画質の静止画像を簡易に取得することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像処理方法は、静物を撮影することにより得られた動画像を所定のサンプリング間隔によりサンプリングして複数のフレームを取得し、
該複数のフレームを正規化して一の静止画像を取得することを特徴とするものである。
【0011】
「正規化」とは、例えば複数のフレームについて互いに対応する画素の平均値を算出することをいう。
【0012】
本発明による画像処理装置は、静物を撮影することにより得られた動画像を所定のサンプリング間隔によりサンプリングして複数のフレームを取得するフレーム取得手段と、
該複数のフレームを正規化して一の静止画像を取得する正規化手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
なお、本発明による画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、静物を撮影することにより得られた動画像が所定のサンプリング間隔によりサンプリングされて複数のフレームが取得され、サンプリングされた複数のフレームが正規化されて一の静止画像が得られる。ここで、サンプリングされた各フレームには、高圧縮化によるノイズが含まれているが、フレーム間におけるノイズの相関性は非常に低いものとなっている。このため、複数のフレームを正規化することにより得られる一の静止画像においては、個々のフレームに含まれるノイズが目立たなくなっている。したがって、静止画像を撮影するための装置を別途設ける必要なく、動画像からノイズのない高画質の静止画像を取得することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による画像処理装置を備えた画像送信システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による画像送信システムは、撮影系1において取得された動画像を表す動画像データM1を、インターネット等のネットワーク3を介して受信系2に送信するようにしたものである。
【0016】
撮影系1は、被写体を撮影して被写体の動画像を表す動画像データM0を取得するビデオカメラ11と、動画像データM0を符号化して符号化された動画像データM1を得る符号化手段12と、動画像データM1をネットワーク3に送信する通信インターフェース13とを備える。なお、本実施形態においては、動画像データM0は静物を撮影することにより得られたものとする。
【0017】
受信系2は、動画像データM1を受信する通信インターフェース21と、動画像データM1を復号化して動画像データM0を得る動画像復号化手段22と、動画像データM1の一部を復号化して、動画像データM0により表される動画像から所定のサンプリング間隔によりフレームデータF0をサンプリングする静止画像復号化手段23と、フレームデータF0を蓄積するフレームメモリ24と、複数(例えば30個)のフレームデータF0がフレームメモリ24に蓄積されると、蓄積された複数のフレームデータF0を読み出して、これらを正規化して静止画像データS0を得る正規化手段25と、動画像データM0により表される動画像および静止画像データS0により表される静止画像を表示するモニタ26と、静止画像データS0をプリント出力するプリンタ27と、動画像データM1を動画像復号化手段22および静止画像復号化手段23のいずれに入力するかを切り替える切り替えスイッチ28と、切り替えスイッチ28を切り替えるための入力を行う入力手段29とを備える。
【0018】
静止画像復号化手段23は、動画像データM0から所定のサンプリング間隔(例えば1/30秒)にてフレームをサンプリングするように、動画像データM1の一部を復号化してフレームデータF0を得る。
【0019】
正規化手段25は、複数のフレームデータF0によりそれぞれ表されるフレームにおいて互いに対応する画素における画素値を加算するとともに、フレームデータF0の数(ここでは30個)により除算することにより、複数のフレームデータF0を正規化して、一の静止画像を表す静止画像データS0を取得する。
【0020】
次いで、本実施形態の動作について説明する。図2は、本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、静止画像データS0をプリント出力する場合について説明する。まず、撮影系1において、ビデオカメラ11により被写体が撮影され、被写体を表す動画像データM0が取得される(ステップS1)。動画像データM0は符号化手段12により符号化されて符号化された動画像データM1が取得される(ステップS2)。動画像データM1は通信インターフェース13を介してネットワーク3経由で受信系2に送信される(ステップS3)。
【0021】
受信系2においては、通信インターフェース21により動画像データM1が受信される(ステップS4)。続いて、切り替えスイッチ28が静止画像復号化手段23側に切り替えられているか否かが判定され(ステップS5)、ステップS5が肯定されると、動画像データM1が静止画像復号化手段23に入力され、静止画像復号化手段23により動画像データM1の一部が復号化されてフレームデータF0が取得される(ステップS6)。フレームデータF0はフレームメモリ24に蓄積される(ステップS7)。
【0022】
そして、複数のフレームデータF0がフレームメモリ24に蓄積されると、正規化手段25により複数のフレームデータF0が正規化されて静止画像データS0が取得される(ステップS8)。静止画像データS0はプリンタ27においてプリント出力され(ステップS9)、処理を終了する。
【0023】
一方、ステップS5が否定されると、動画像データM1が動画像復号化手段22に入力され、動画像復号化手段22により動画像データM1が復号化されて動画像データM0が取得され(ステップS10)、モニタ26において再生され(ステップS11)、処理を終了する。
【0024】
このように、本実施形態においては、静物を撮影することにより得られた動画像データM0により表される動画像から複数のフレームをサンプリングして複数のフレームデータF0を得、これらを正規化することにより一の静止画像データS0を得るようにしたものである。ここで、サンプリングされたフレームデータにより表されるフレームには、符号化によるノイズが含まれているが、フレーム間におけるノイズの相関性は非常に低いものとなっている。このため、複数のフレームデータF0を正規化することにより得られる一の静止画像データS0により表される静止画像においては、個々のフレームに含まれるノイズが目立たなくなっている。したがって、静止画像を撮影するための装置を別途設ける必要なく、動画像からノイズのない高画質の静止画像をプリント出力することができる。
【0025】
なお、上記実施形態においては、静止画像データS0をプリンタ27によりプリント出力しているが、静止画像データS0をモニタ26に表示するようにしてもよい。
【0026】
また、上記実施形態においては、静止画像復号化手段23において動画像データM1を復号化してフレームデータF0を取得しているが、動画像復号化手段22において動画像データM1を復号化して動画像データM0を得、動画像データM0を所定のサンプリング間隔によりサンプリングしてフレームデータF0を得るようにしてもよい。
【0027】
また、上記実施形態においては、撮影系1において取得された動画像データM1をネットワーク3経由で受信系2に送信しているが、動画像データM1をメディアに記録してもよい。動画像データM1が記録されたメディアは、受信系2に渡され、ここでメディアから動画像データM1が読み出されて、上記実施形態と同様に復号化されて、動画像データM0およびフレームデータF0が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像処理装置を備えた画像送信システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1  撮影系
2  受信系
3  ネットワーク
11  ビデオカメラ
12  符号化手段
13,21  通信インターフェース
22  動画像復号化手段
23  静止画像復号化手段
24  フレームメモリ
25  正規化手段
26  モニタ
27  プリンタ
28  切り替えスイッチ
29  入力手段

Claims (3)

  1. 静物を撮影することにより得られた動画像を所定のサンプリング間隔によりサンプリングして複数のフレームを取得し、
    該複数のフレームを正規化して一の静止画像を取得することを特徴とする画像処理方法。
  2. 静物を撮影することにより得られた動画像を所定のサンプリング間隔によりサンプリングして複数のフレームを取得するフレーム取得手段と、
    該複数のフレームを正規化して一の静止画像を取得する正規化手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 静物を撮影することにより得られた動画像を所定のサンプリング間隔によりサンプリングして複数のフレームを取得する手順と、
    該複数のフレームを正規化して一の静止画像を取得する手順とを有する画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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