JP2004000139A - レタス葉球を調理するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球等の葉菜の食用部分と茎等廃棄部分を自動的に分離すること。
【解決手段】アイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の構造の野菜を外葉(FE)の葉芯(C)の根元を葉球(TS)から切断し(II)、外葉(FE)の上部をスライスし(III)、切断された外葉(FE)の葉芯及び細片(F′)を分離し(IV)、茎部(TS)を切り離して(V)中央の食用部(B、B1、B2)を収集する手順で処理する処理装置を開発した。
【選択図】 図1
【解決手段】アイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の構造の野菜を外葉(FE)の葉芯(C)の根元を葉球(TS)から切断し(II)、外葉(FE)の上部をスライスし(III)、切断された外葉(FE)の葉芯及び細片(F′)を分離し(IV)、茎部(TS)を切り離して(V)中央の食用部(B、B1、B2)を収集する手順で処理する処理装置を開発した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の結球構造、すなわち葉が密集し重なり合った野菜を調理するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レタスを切り揃えるための装置は、既に知られている(フランス特許出願第8912414号)。すなわち、細断状態で包装して調製されたサラダの袋詰めを作る用意ができた状態でレタス葉球を収集するために、外周葉を取り除くための装置である。
【0003】
このプロセスは、取り除かれる外周葉が広がっている種類のあらゆるレタスには全く適している。
【0004】
支持部上にレタスを固定し、支持部によってレタス葉球をカッターの前で回転させる。カッターは葉をその根元で切断し、外周葉は手作業の介入を必要とすることなく自然に落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この公知のプロセス及びこの公知の装置は、葉が密集し重なり合った、アイスバーグレタスとして知られる種類のレタスには適さない。
【0006】
実際、外葉を公知の方法でその根元において切断しても、葉が密集して重なり合っているということは、これらの葉がレタス葉球上にとどまり、それらを取り除くには手作業の介入が必要であるということを意味する。
【0007】
本発明の目的は、アイスバーグレタスなど、葉が重なり合い密集したレタス葉球やその他の野菜を、すぐ使えるサラダ用に細断できるように調理するための方法及び装置を提供することである。
【0008】
【発明を解決するための手段】
この目的のため、本発明によれば、外葉の葉芯(太い葉脈)の根元を葉球から切断し、外葉の先端をスライスし、切断された外葉の葉芯及び細片を除去し、茎部を切り取り中央の食用部を収集することを特徴とする方法が提案される。
【0009】
葉を最初にその根元において、次いで葉の先端部或いは中間部すなわち赤道面において切断し切り取るというこの二重の作業(この作業はいかなる順序で行なってもよく、また、同時に行なうこともできる)は、外周層から葉を剥がし、場合によって、葉が自然に除去できるようにしたり、或いは、単にこするだけ、または指や同様の部材を用いたり空気噴射を用いたりして葉を処理することによって葉が簡単に除去できるようにする。空気噴射は外周葉を捉えてレタス葉球の中央部から分離し、食用部のみを残す。
【0010】
外周層の外葉は、その根元から、葉芯を実質的に半径方向に通って切断される。葉の先端或いは中間或いは葉の上端における切断は、実質的に半径方向において行なわれ、接線方向においてではない。この切断が、たとえ葉球の下層の食用部の葉に至るまでに貫通しても、この種のレタス又は野菜の葉は非常に密集し重なり合っているため、この切断により次に続く作業が妨げられることはない。特に、食用部の葉は根元から切断されていないため、これら食用部の葉の落下を引き起こすことはない。その安全性の余地は、実際、茎のまわりに散在する葉脈の厚みの故に、レタス頂部の位置よりも根元の位置のほうが大きい。
【0011】
外葉の先端を切断することにより、葉の細片を作ることができ、これらの細片は、ある程度互いにくっつき合ったまま残っていても、容易に除去でき、特に、外周層の重なり合った葉によって形成された外被を開いてくれる。
【0012】
好ましくは、外葉の根元及び外周葉の先端を切断する際、レタス葉球をカッターに対して回転させる。
【0013】
葉球を外周の非食用葉を取り除く準備をした後、茎部を切断し葉球を分割する。茎部は支持部にとりつけられたまま残され、一方、葉球の使用可能な部分は除去される。
【0014】
切断された葉の細片及び切断された葉芯は機械的手段、好ましくは送風によって除去される。送風噴射流は、切断と同時に葉の部分を開くことができるように、切断部材の近傍で、処理される葉球に導かれる。
【0015】
葉芯および葉の切りくず或いは細片を取り除くこの作業は、切開部及び切断部を作った後で行なってもよい。
【0016】
レタス葉球の葉芯がピンクに変わった場合には、まず、外側の葉を取り除き、次に、この剥いた葉球を、その茎のまわりの中核部のみを残して主要部を分離できるように、切断し、次いでその中核部から葉芯を切断除去することが実用上好ましい。このようにして切断されなかった中心の食用部と同様の方法で中核部を処理することができ、中核部の有用部が収集される。
【0017】
続いて、葉球の使用可能な部分、その使用可能な部分全体あるいは主要部と、中核部は、サラダ用細片を作るために切断される。
【0018】
外周葉及び茎部を切断しスライスする各種作業は、好ましくは、一箇所に吊り下げた状態で行なわれる。葉球は、支持部に取り付けられて支持部上に保持され、支持部は、各種作業の間、葉球を茎によって保持する。
【0019】
本発明は、さらに、上記プロセスを実施するための装置に関する。この装置は、特に、葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の結球構造の野菜を調理するために設計され、支持部を有し、この支持部の各々は、調理されるレタス葉球を受け、異なるワークステーション間でこれを搬送する。この装置は、
− カッターを備え、カッターの前を支持部に搭載されたレタス葉球が通過するように構成された、外葉の葉芯の根元を切断するステーションと、
− 外葉の先端をスライスするためのカッターを備えた、外葉の先端を切断するステーションと、
− 支持部によって搬送される葉球が前を通過するように構成された、切断された葉を取り除く除去ステーションと、
− 茎部のまわりで葉球をスライスして葉球を茎部から分離して茎部を残すカッターを備えた茎部切断ステーション
とを有することを特徴とする。
【0020】
他の特徴によれば、この装置は、切断された葉を取り除くための、空気噴射を提供する装置、特に送風機を有している。
【0021】
別の特徴によれば、この装置は、結球を子午線面に沿って、或いはレタス葉球の軸に略直角に切断するための横断カット或いはスライスステーションを有している。このステーションは、外葉が取り除かれるステーションの下流側に配置される。
【0022】
この装置は、レタス葉球を、位置決めの時点から、茎部から切り離されて細断し包装する用意ができるまで、葉球を完全に自動的に処理することを可能とする。
【0023】
外周葉の根元及び先端を切断するために用いられるカッターは、回転ディスクであることが好ましく、レタス葉球はその軸のまわりに回転しながらカッターの前に供給される。
【0024】
他の特徴によれば、茎部が切断されるステーションは、尖頭ブレードを有するカッターを備えている。レタス葉球が支持部によって搬送され正しい位置に到着し外周葉が取り除かれると、レタス葉球に回転動作を行なわせながらこのカッターは茎部の高さでレタスを突き刺す。これにより、茎部とレタス葉球が分離される。
【0025】
他の特徴によれば、本発明の装置は、
− * 外周部のまわりに分散配置されて、調理される葉球を固定するための部材を備えるとともに、
* 葉芯及び葉を切断し取り除くための部材を備えたワークステーションの前で回転するカルーセルと、
− * 廃棄される廃棄物と、
* 回収される優良部
のための容器とを有している。
【0026】
好ましくは、レタス葉球は、支持部から吊り下げられた姿勢で搬送され、茎部が切り離されると、分離された葉球は落下して回収することができ、茎部は支持部に取り付けられたまま残され、廃棄することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の方法および装置を、添付図面に概略的に示した実施例を参照してより詳細に説明する。
【0028】
図1に示すように、本発明は、葉が密集し重なり合ったレタス葉球を調製する方法に関する。寒さに耐える能力によりアイスバーグレタスとして知られるこの種のレタスは、非常に抵抗力の強い品種のレタスであり、数多くの国で広く用いられている。
【0029】
この種のレタス葉球TSは、茎部Tに接続する主要部Aからなり、これは、尾部Qをもつ主要部Aの丸まった部分の端部において終わっている。
【0030】
主要部は、葉芯Cによって尾部Q或いは茎部Tに接続する外葉FEに包囲されたボール状である。
【0031】
外葉FEは、他の葉同様、1層以上重なり合って巻いている。
【0032】
外葉FEは、主要部Aを保護している。外葉は、実際、消費に適さず、レタスの食用部である中央部Bのみを残して取り除かなくてはならない。
【0033】
レタスの食用部(B)を調理するプロセスを、各種作業に分解して以下に説明する。
【0034】
第1の作業(I)では、レタス葉球TSは、固定手段によって支持部1に固定される。詳細には示さないが、非常に概略的にいえば、固定手段は、尾部Qに挿入されるつめ部2からなっている。このように、葉球は、異なるワークステーション間を搬送する用意ができた状態で支持部1に取り付けられ、場合によっては、その自軸を中心に回転される。
【0035】
図1の各部分では、レタス葉球TSは、支持部1から吊り下げられた姿勢で示されている。この姿勢は、必ずしも垂直である必要はない。支持部1が装置内でどのように動作するかによって、外側に傾斜していてもよい。しかしながら、葉球TSを支持部1の下方に垂直姿勢或いは多少傾斜させて配置することは、各種部分を落下させるために有用である。
【0036】
葉球TSが支持部1上に配置されると、外葉FEの葉芯Cは、第2の作業(II)において、尾部Qの近傍で、葉芯の根元においてその葉芯を通してスライスする円形カッターによって切断される。葉球TSの軸ZZに対するこの円形の切断は、カッター3と葉球TSの相対的な回転移動の結果として得られる。この相対的回転移動の間、好ましくは、葉球TSを、カッター3の前で回転させる。
【0037】
葉芯Cの根元をスライスした後、外葉の底部を、切開部I1、I2を作ることにより、1つ以上の円形ラインにそって切り離す(III)。これらの切開部は、切開部I1、I2を作るカッター5を用いて、外葉の先端近傍で、或いは赤道面に沿って作られる。
【0038】
切開部をレタスの先端近傍に作る場合には、切開部I2のような外周切開部ではなく何本かのラインに沿った放射状の切開部を作ることも可能である。
【0039】
外葉に切開部を作り、葉芯の根元を切断した後、葉球TSは、圧縮空気噴射6にさらされる。この空気噴射は、葉芯の根元において、切開部の一方或いは他方と同じ高さに、あるいは赤道面の切開部I2または頭部近傍の切開部I1に沿って導かれ、葉の切りくず及び葉芯F´、Cを吹き飛ばし、これらを部分Bから除去する。噴射6のこの動作は、葉球TSの自軸まわりの回転と連動して行なわれることが望ましい。
【0040】
連続して示されているこれら3つの作業(II)、(III)、(IV)は、1つの作業に組み合わせてもよい。その場合には、カッター3による葉芯Cの切断と、カッター4による葉球先端における切開あるいはカッター5による赤道面における切開と、噴射動作6をすべて同時に行なう。圧縮空気噴射6を放出するノズルは、たとえばカッター4またはカッター5に並列配置され、これにより、切開部を作りながら外葉の切りくずF´及び葉芯Cを徐々に除去することができる。
【0041】
このステップ(IV)の後、レタス葉球の中央部Bは、支持部1に取り付けられたまま残されている。
【0042】
多くの場合、この中央部はそのまま用いられてもよい。この目的のため、最終ステップ(V)において、葉球は、カッター7により切断される。このカッターは、茎部Tに沿った切開部を作り、茎部を中央部Bから切り離す。中央部は茎部から分離される。この作業の最後に、茎部Tは、支持部1のつめ部2を開くことにより排出される。
【0043】
外葉を取り除く作業(IV)の最後に得られる中央部Bが、第2層の葉の葉芯がピンクに変色しているためにそのままでは使用できない場合には、ステップ(IV続き)に対応する中間作業を行なわなければならない。
【0044】
この目的のため、カッター8を用いて中央部Bに切開部を作る。このカッターは、支持部1に接続する茎部を囲み、新たな外葉の層の葉芯C´の根元に対応する中核部B2のみを残して中央部B1を切離すものである。これらの葉芯C´は、葉芯Cと同様にして、あらたなステップにおいて中心部B2とカッター9との間の相対的回転を行ないながらカッター9により切断される。葉芯C´は、中核部B2を残して取り除かれる。
【0045】
つぎに、この中核部B2は、部分Bをそのまま残すステップIVと同様にして茎部Tから分離される。これら2つの同様の作業には、同じカッター7が用いられる。
【0046】
基本的に、この作業(V)の最後には、中央部Bを回収する代わりに、中核部B2のみが収集される。主要部B1は、ステップ(IV続き)においてすでに収集されている。
【0047】
ステップ(IV続き)において行なわれるピンクの葉芯C´を取り除くプロセスは、一緒に処理される一群のレタス葉球TSに対しての全体的決定に基づいて制御される。実際問題として、第2層の葉の内側の葉芯C´は、個別にはピンクに変わらない。この現象は、成長と貯蔵の問題に起因するものであり、独立して折々に生じるものではなく、一群全体に影響を及ぼす現象である。このような状況下では、一群のレタス葉球を処理する前に、その一群に対してどのプロセスを適用するか、すなわち、第1層の外葉のみを取り除くのか、第1層の葉と第2層の葉とを取り除いて中核部で仕上げるかの決定がなされる。
【0048】
図2は、上述した方法を実施するための装置を動作させるための一例を示している。この装置は、カルーセル100からなり、このカルーセルの周辺部には、ピンを備えた支持部101と、機械的に開閉するつめ部102の形の固定手段が設けられている。
【0049】
レタス葉球は、支持部に連結された図示しないピンに、葉球を手作業で突き刺すことにより簡単に搭載される。このとき、つめ部102は開放されている。カルーセルがローディングステーション110を離れると、つめ部102は、レタス葉球の尾部のまわりで閉じ、つづく作業に備えてこれをしっかりと保持する。つめ部は、プロセスの最後までは、レタス葉球から切断された茎部を解放するために開くことはない。
【0050】
本実施例においては、カルーセル100は、8組の器具を有しており、各々は支持部101及びつめ部102を含んでいる。カルーセルは、段階的あるいは連続的に回転(矢印R)することにより、レタス葉球の調製に関与する作業を実行する異なるワークステーション110〜117間で、レタス葉球を搭載したこれら複数組の器具を搬送する。
【0051】
支持部101は、システム全体としてカルーセルの全回転の間、或いは相対的回転(矢印S)が必要なステーションのみにおいて、自軸ZZまわりに回転駆動される。この回転は、支持部101上に搭載されリングギアと噛合するピニオンにより、或いは、実行される作業に応じて所定の回転を生じさせる、各ステーションに備えた共働ドライブによって作動される。これらの各種機械的手段については、詳細には説明しない。
【0052】
同様に、ステーションにおける器具は、レタス葉球に実施される一連の作業に応じて、アイドルモードに置くことができる。
【0053】
装置全体は、制御パネル130から制御され、この制御パネルは、特に、実施される作業についての設定を入力することを可能とする。
【0054】
支持部101は、その軸ZZが垂直あるいは好ましくは下方に傾斜して配置された状態でカルーセル100に搭載され、これにより、レタス結球TSは吊り下げた姿勢で取り付けられる。これは作業を簡単にし、特に、細片および切断された側部の切りくずならびに食用部B、B1、B2を簡単に分離して、それらを容器内、或いはコンベヤベルト上に落下させ、排出することを可能とする。
【0055】
ステーション110〜117について以下に詳細に説明する。
【0056】
供給ステーション110は、レタス葉球TSを支持部110上に配置することを可能とする。レタスは、バスケットに入れて供給されるか、或いは、コンベヤ120によって搬送される。オペレーターがレタスをひとつずつ支持部101に載せてゆくが、これは自動的に行なうことが好ましい。つめ部102は、レタス葉球TSの尾部が支持部101に対して押しつけられるとすぐに、尾部のまわりで閉じる。つめ部102は、外部作用及び特にカッターの影響下で、レタス葉球が支持部によって回転駆動されるあいだに外れる虞れがないようにして設けられる。
【0057】
第2のステーション111は、図示の装置においては、アイドルモードにある。ステーション112などの、図示されている下流側のステーションのうちの1つに集められているツールのどれかをこのステーションに収容してもよい。
【0058】
ステーション112では、外葉FEは、その根元において、レタス葉球の尾部の近傍で、カッター103によって切断される。別のカッター104によりレタス葉球の先端近傍で外葉に切開部I1を作り、および/または、カッター105を用いて、実質的に赤道面において外葉の中央部に切開部I2を作る。カッター103、104、105は、固定されていることが望ましい。例えば、これらのカッターは回転ディスクであり、その正面で、各レタス葉球TSが支持部101によって駆動される。
【0059】
他の変形例では、1つのカッターがこれら3つのカッター103、104、105の機能を実行するために用いられ、順次これらのカッター103、104、105の役目を果たす。一般に、2つの切開部I1、I2のうちの1つを作れば充分であり、2つ同時には必要ない。
【0060】
他の変形例では(図3)、外葉を切断しスライスするためのカッター104aは、U字形であり、外葉を、葉球の「軸」(双方向矢印C)を通る「直径」面でスライスする。刃のカッティングエッジは、葉球105の外形を貫通した傾斜線によって示されている。カッター104aを作動させるメカニズムは、図示しない。これは、例えば空気圧機構である。
【0061】
ステーション112には、さらに、外葉の切断された葉芯及び細片を除去するための装置106が備えられている。この部材106は、1つあるいは数個の弾性をもつ指状体であり、切開部を作った後、葉球の回転とともに、外葉はこの部材に対してこすりつけられる。しかしながら、この装置106は、空気噴射を送出する送風機であることが望ましい。この送風機106は、単にスペースの理由で、図2においてカッター103、104、105から離れて右側に図示されているが、外葉を分離するために切開部を作る際に外葉によって形成された包被を開き切断された葉を持ち上げてカッターの仕事を支援するために、カッターのうちの1つのわきに直接配置することが望ましい。除去された切れ端は、容器131内に落下する。
【0062】
説明したとおり、カッター103を、葉芯に切れ目を入れるためにステーション111に設置して、外葉FEを、ステーション112において切開部I1或いはI2に沿って取り除くようにしてもよい。この場合には、切断された葉芯も含めて、外葉の全体層をステーション112において除去する。
【0063】
ステーション113は、カッター108を用いて、外葉をはがした中央部Bに切断部を作り、主要部B1を後に残す。主要部B1は、容器132に収集され、部分B2或いは中核部は、尾部がついた状態で、支持部に取り付けられたまま残される。このステーションは、レタス葉球TSの葉芯がピンクに変色していなければ用いられることはない。
【0064】
ステーション114は、ピンクの葉芯を取り除く必要がある場合に、レタス葉球が通過する113に続く。ステーション114は、ピンクの葉芯をその根元近傍で切断するカッター109を有している。部分B2を取り除く際、切断された葉芯C´は、尾部によって固定された部分B2(中核部)から簡単に除去される。この中核部は、支持部101に取り付けられたまま残される。
【0065】
葉球の部分B2は、カッター109の前で回転する。切断された葉芯C´は、容器133内に落下する。
【0066】
ステーション115は、アイドルモードのステーション113及び114を通過した中央部B全体、もしくは、ピンクの葉芯を取り除いた部分B2を受け取る。ステーション115は、尖頭ブレードを備えたカッターと、部分B或いはB2を回転させながらその根元にこのカッターを突き刺して茎部Tからこの部分BまたはB2を分離するメカニズムを有している。部分B或いはB2は、容器134内に落下し、茎部は、支持部101のつめ部102に取り付けられたまま残される。
【0067】
ステーション116では、支持部101のつめ部102を開く命令により茎部Tが排出される。茎部は、容器135内に落下する。
【0068】
ステーション117は、空いている。上述したように、上流側の他のステーションのツールを異なるレイアウトで配置する場合に、用いることができる。
【0069】
収集された部分B、B1、B2は、レタス葉球の有用な部分を構成している。次にこれらの部分は、図示しない装置内で細断される(矢印Xによって示す排出)。
【0070】
上述したように、カルーセル100は、連続的に回転し、ステーション110において人手による搬入作業に充分な低速である。ステーション112、113、114、115で実施される様々な切断作業は、カルーセル100を回転させながら行なわれ、レタス葉球を取り付けた支持部101も、カッター103〜109の前を通過する際に、必要に応じ回転する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により提案される方法の各段階を示す図である。
【図2】本発明により提案される、アイスバーグ種のレタス葉球を調理するための装置の概略図である。
【図3】外葉に切開部を作るために用いられるカッターの変形例を示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の結球構造、すなわち葉が密集し重なり合った野菜を調理するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レタスを切り揃えるための装置は、既に知られている(フランス特許出願第8912414号)。すなわち、細断状態で包装して調製されたサラダの袋詰めを作る用意ができた状態でレタス葉球を収集するために、外周葉を取り除くための装置である。
【0003】
このプロセスは、取り除かれる外周葉が広がっている種類のあらゆるレタスには全く適している。
【0004】
支持部上にレタスを固定し、支持部によってレタス葉球をカッターの前で回転させる。カッターは葉をその根元で切断し、外周葉は手作業の介入を必要とすることなく自然に落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この公知のプロセス及びこの公知の装置は、葉が密集し重なり合った、アイスバーグレタスとして知られる種類のレタスには適さない。
【0006】
実際、外葉を公知の方法でその根元において切断しても、葉が密集して重なり合っているということは、これらの葉がレタス葉球上にとどまり、それらを取り除くには手作業の介入が必要であるということを意味する。
【0007】
本発明の目的は、アイスバーグレタスなど、葉が重なり合い密集したレタス葉球やその他の野菜を、すぐ使えるサラダ用に細断できるように調理するための方法及び装置を提供することである。
【0008】
【発明を解決するための手段】
この目的のため、本発明によれば、外葉の葉芯(太い葉脈)の根元を葉球から切断し、外葉の先端をスライスし、切断された外葉の葉芯及び細片を除去し、茎部を切り取り中央の食用部を収集することを特徴とする方法が提案される。
【0009】
葉を最初にその根元において、次いで葉の先端部或いは中間部すなわち赤道面において切断し切り取るというこの二重の作業(この作業はいかなる順序で行なってもよく、また、同時に行なうこともできる)は、外周層から葉を剥がし、場合によって、葉が自然に除去できるようにしたり、或いは、単にこするだけ、または指や同様の部材を用いたり空気噴射を用いたりして葉を処理することによって葉が簡単に除去できるようにする。空気噴射は外周葉を捉えてレタス葉球の中央部から分離し、食用部のみを残す。
【0010】
外周層の外葉は、その根元から、葉芯を実質的に半径方向に通って切断される。葉の先端或いは中間或いは葉の上端における切断は、実質的に半径方向において行なわれ、接線方向においてではない。この切断が、たとえ葉球の下層の食用部の葉に至るまでに貫通しても、この種のレタス又は野菜の葉は非常に密集し重なり合っているため、この切断により次に続く作業が妨げられることはない。特に、食用部の葉は根元から切断されていないため、これら食用部の葉の落下を引き起こすことはない。その安全性の余地は、実際、茎のまわりに散在する葉脈の厚みの故に、レタス頂部の位置よりも根元の位置のほうが大きい。
【0011】
外葉の先端を切断することにより、葉の細片を作ることができ、これらの細片は、ある程度互いにくっつき合ったまま残っていても、容易に除去でき、特に、外周層の重なり合った葉によって形成された外被を開いてくれる。
【0012】
好ましくは、外葉の根元及び外周葉の先端を切断する際、レタス葉球をカッターに対して回転させる。
【0013】
葉球を外周の非食用葉を取り除く準備をした後、茎部を切断し葉球を分割する。茎部は支持部にとりつけられたまま残され、一方、葉球の使用可能な部分は除去される。
【0014】
切断された葉の細片及び切断された葉芯は機械的手段、好ましくは送風によって除去される。送風噴射流は、切断と同時に葉の部分を開くことができるように、切断部材の近傍で、処理される葉球に導かれる。
【0015】
葉芯および葉の切りくず或いは細片を取り除くこの作業は、切開部及び切断部を作った後で行なってもよい。
【0016】
レタス葉球の葉芯がピンクに変わった場合には、まず、外側の葉を取り除き、次に、この剥いた葉球を、その茎のまわりの中核部のみを残して主要部を分離できるように、切断し、次いでその中核部から葉芯を切断除去することが実用上好ましい。このようにして切断されなかった中心の食用部と同様の方法で中核部を処理することができ、中核部の有用部が収集される。
【0017】
続いて、葉球の使用可能な部分、その使用可能な部分全体あるいは主要部と、中核部は、サラダ用細片を作るために切断される。
【0018】
外周葉及び茎部を切断しスライスする各種作業は、好ましくは、一箇所に吊り下げた状態で行なわれる。葉球は、支持部に取り付けられて支持部上に保持され、支持部は、各種作業の間、葉球を茎によって保持する。
【0019】
本発明は、さらに、上記プロセスを実施するための装置に関する。この装置は、特に、葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の結球構造の野菜を調理するために設計され、支持部を有し、この支持部の各々は、調理されるレタス葉球を受け、異なるワークステーション間でこれを搬送する。この装置は、
− カッターを備え、カッターの前を支持部に搭載されたレタス葉球が通過するように構成された、外葉の葉芯の根元を切断するステーションと、
− 外葉の先端をスライスするためのカッターを備えた、外葉の先端を切断するステーションと、
− 支持部によって搬送される葉球が前を通過するように構成された、切断された葉を取り除く除去ステーションと、
− 茎部のまわりで葉球をスライスして葉球を茎部から分離して茎部を残すカッターを備えた茎部切断ステーション
とを有することを特徴とする。
【0020】
他の特徴によれば、この装置は、切断された葉を取り除くための、空気噴射を提供する装置、特に送風機を有している。
【0021】
別の特徴によれば、この装置は、結球を子午線面に沿って、或いはレタス葉球の軸に略直角に切断するための横断カット或いはスライスステーションを有している。このステーションは、外葉が取り除かれるステーションの下流側に配置される。
【0022】
この装置は、レタス葉球を、位置決めの時点から、茎部から切り離されて細断し包装する用意ができるまで、葉球を完全に自動的に処理することを可能とする。
【0023】
外周葉の根元及び先端を切断するために用いられるカッターは、回転ディスクであることが好ましく、レタス葉球はその軸のまわりに回転しながらカッターの前に供給される。
【0024】
他の特徴によれば、茎部が切断されるステーションは、尖頭ブレードを有するカッターを備えている。レタス葉球が支持部によって搬送され正しい位置に到着し外周葉が取り除かれると、レタス葉球に回転動作を行なわせながらこのカッターは茎部の高さでレタスを突き刺す。これにより、茎部とレタス葉球が分離される。
【0025】
他の特徴によれば、本発明の装置は、
− * 外周部のまわりに分散配置されて、調理される葉球を固定するための部材を備えるとともに、
* 葉芯及び葉を切断し取り除くための部材を備えたワークステーションの前で回転するカルーセルと、
− * 廃棄される廃棄物と、
* 回収される優良部
のための容器とを有している。
【0026】
好ましくは、レタス葉球は、支持部から吊り下げられた姿勢で搬送され、茎部が切り離されると、分離された葉球は落下して回収することができ、茎部は支持部に取り付けられたまま残され、廃棄することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の方法および装置を、添付図面に概略的に示した実施例を参照してより詳細に説明する。
【0028】
図1に示すように、本発明は、葉が密集し重なり合ったレタス葉球を調製する方法に関する。寒さに耐える能力によりアイスバーグレタスとして知られるこの種のレタスは、非常に抵抗力の強い品種のレタスであり、数多くの国で広く用いられている。
【0029】
この種のレタス葉球TSは、茎部Tに接続する主要部Aからなり、これは、尾部Qをもつ主要部Aの丸まった部分の端部において終わっている。
【0030】
主要部は、葉芯Cによって尾部Q或いは茎部Tに接続する外葉FEに包囲されたボール状である。
【0031】
外葉FEは、他の葉同様、1層以上重なり合って巻いている。
【0032】
外葉FEは、主要部Aを保護している。外葉は、実際、消費に適さず、レタスの食用部である中央部Bのみを残して取り除かなくてはならない。
【0033】
レタスの食用部(B)を調理するプロセスを、各種作業に分解して以下に説明する。
【0034】
第1の作業(I)では、レタス葉球TSは、固定手段によって支持部1に固定される。詳細には示さないが、非常に概略的にいえば、固定手段は、尾部Qに挿入されるつめ部2からなっている。このように、葉球は、異なるワークステーション間を搬送する用意ができた状態で支持部1に取り付けられ、場合によっては、その自軸を中心に回転される。
【0035】
図1の各部分では、レタス葉球TSは、支持部1から吊り下げられた姿勢で示されている。この姿勢は、必ずしも垂直である必要はない。支持部1が装置内でどのように動作するかによって、外側に傾斜していてもよい。しかしながら、葉球TSを支持部1の下方に垂直姿勢或いは多少傾斜させて配置することは、各種部分を落下させるために有用である。
【0036】
葉球TSが支持部1上に配置されると、外葉FEの葉芯Cは、第2の作業(II)において、尾部Qの近傍で、葉芯の根元においてその葉芯を通してスライスする円形カッターによって切断される。葉球TSの軸ZZに対するこの円形の切断は、カッター3と葉球TSの相対的な回転移動の結果として得られる。この相対的回転移動の間、好ましくは、葉球TSを、カッター3の前で回転させる。
【0037】
葉芯Cの根元をスライスした後、外葉の底部を、切開部I1、I2を作ることにより、1つ以上の円形ラインにそって切り離す(III)。これらの切開部は、切開部I1、I2を作るカッター5を用いて、外葉の先端近傍で、或いは赤道面に沿って作られる。
【0038】
切開部をレタスの先端近傍に作る場合には、切開部I2のような外周切開部ではなく何本かのラインに沿った放射状の切開部を作ることも可能である。
【0039】
外葉に切開部を作り、葉芯の根元を切断した後、葉球TSは、圧縮空気噴射6にさらされる。この空気噴射は、葉芯の根元において、切開部の一方或いは他方と同じ高さに、あるいは赤道面の切開部I2または頭部近傍の切開部I1に沿って導かれ、葉の切りくず及び葉芯F´、Cを吹き飛ばし、これらを部分Bから除去する。噴射6のこの動作は、葉球TSの自軸まわりの回転と連動して行なわれることが望ましい。
【0040】
連続して示されているこれら3つの作業(II)、(III)、(IV)は、1つの作業に組み合わせてもよい。その場合には、カッター3による葉芯Cの切断と、カッター4による葉球先端における切開あるいはカッター5による赤道面における切開と、噴射動作6をすべて同時に行なう。圧縮空気噴射6を放出するノズルは、たとえばカッター4またはカッター5に並列配置され、これにより、切開部を作りながら外葉の切りくずF´及び葉芯Cを徐々に除去することができる。
【0041】
このステップ(IV)の後、レタス葉球の中央部Bは、支持部1に取り付けられたまま残されている。
【0042】
多くの場合、この中央部はそのまま用いられてもよい。この目的のため、最終ステップ(V)において、葉球は、カッター7により切断される。このカッターは、茎部Tに沿った切開部を作り、茎部を中央部Bから切り離す。中央部は茎部から分離される。この作業の最後に、茎部Tは、支持部1のつめ部2を開くことにより排出される。
【0043】
外葉を取り除く作業(IV)の最後に得られる中央部Bが、第2層の葉の葉芯がピンクに変色しているためにそのままでは使用できない場合には、ステップ(IV続き)に対応する中間作業を行なわなければならない。
【0044】
この目的のため、カッター8を用いて中央部Bに切開部を作る。このカッターは、支持部1に接続する茎部を囲み、新たな外葉の層の葉芯C´の根元に対応する中核部B2のみを残して中央部B1を切離すものである。これらの葉芯C´は、葉芯Cと同様にして、あらたなステップにおいて中心部B2とカッター9との間の相対的回転を行ないながらカッター9により切断される。葉芯C´は、中核部B2を残して取り除かれる。
【0045】
つぎに、この中核部B2は、部分Bをそのまま残すステップIVと同様にして茎部Tから分離される。これら2つの同様の作業には、同じカッター7が用いられる。
【0046】
基本的に、この作業(V)の最後には、中央部Bを回収する代わりに、中核部B2のみが収集される。主要部B1は、ステップ(IV続き)においてすでに収集されている。
【0047】
ステップ(IV続き)において行なわれるピンクの葉芯C´を取り除くプロセスは、一緒に処理される一群のレタス葉球TSに対しての全体的決定に基づいて制御される。実際問題として、第2層の葉の内側の葉芯C´は、個別にはピンクに変わらない。この現象は、成長と貯蔵の問題に起因するものであり、独立して折々に生じるものではなく、一群全体に影響を及ぼす現象である。このような状況下では、一群のレタス葉球を処理する前に、その一群に対してどのプロセスを適用するか、すなわち、第1層の外葉のみを取り除くのか、第1層の葉と第2層の葉とを取り除いて中核部で仕上げるかの決定がなされる。
【0048】
図2は、上述した方法を実施するための装置を動作させるための一例を示している。この装置は、カルーセル100からなり、このカルーセルの周辺部には、ピンを備えた支持部101と、機械的に開閉するつめ部102の形の固定手段が設けられている。
【0049】
レタス葉球は、支持部に連結された図示しないピンに、葉球を手作業で突き刺すことにより簡単に搭載される。このとき、つめ部102は開放されている。カルーセルがローディングステーション110を離れると、つめ部102は、レタス葉球の尾部のまわりで閉じ、つづく作業に備えてこれをしっかりと保持する。つめ部は、プロセスの最後までは、レタス葉球から切断された茎部を解放するために開くことはない。
【0050】
本実施例においては、カルーセル100は、8組の器具を有しており、各々は支持部101及びつめ部102を含んでいる。カルーセルは、段階的あるいは連続的に回転(矢印R)することにより、レタス葉球の調製に関与する作業を実行する異なるワークステーション110〜117間で、レタス葉球を搭載したこれら複数組の器具を搬送する。
【0051】
支持部101は、システム全体としてカルーセルの全回転の間、或いは相対的回転(矢印S)が必要なステーションのみにおいて、自軸ZZまわりに回転駆動される。この回転は、支持部101上に搭載されリングギアと噛合するピニオンにより、或いは、実行される作業に応じて所定の回転を生じさせる、各ステーションに備えた共働ドライブによって作動される。これらの各種機械的手段については、詳細には説明しない。
【0052】
同様に、ステーションにおける器具は、レタス葉球に実施される一連の作業に応じて、アイドルモードに置くことができる。
【0053】
装置全体は、制御パネル130から制御され、この制御パネルは、特に、実施される作業についての設定を入力することを可能とする。
【0054】
支持部101は、その軸ZZが垂直あるいは好ましくは下方に傾斜して配置された状態でカルーセル100に搭載され、これにより、レタス結球TSは吊り下げた姿勢で取り付けられる。これは作業を簡単にし、特に、細片および切断された側部の切りくずならびに食用部B、B1、B2を簡単に分離して、それらを容器内、或いはコンベヤベルト上に落下させ、排出することを可能とする。
【0055】
ステーション110〜117について以下に詳細に説明する。
【0056】
供給ステーション110は、レタス葉球TSを支持部110上に配置することを可能とする。レタスは、バスケットに入れて供給されるか、或いは、コンベヤ120によって搬送される。オペレーターがレタスをひとつずつ支持部101に載せてゆくが、これは自動的に行なうことが好ましい。つめ部102は、レタス葉球TSの尾部が支持部101に対して押しつけられるとすぐに、尾部のまわりで閉じる。つめ部102は、外部作用及び特にカッターの影響下で、レタス葉球が支持部によって回転駆動されるあいだに外れる虞れがないようにして設けられる。
【0057】
第2のステーション111は、図示の装置においては、アイドルモードにある。ステーション112などの、図示されている下流側のステーションのうちの1つに集められているツールのどれかをこのステーションに収容してもよい。
【0058】
ステーション112では、外葉FEは、その根元において、レタス葉球の尾部の近傍で、カッター103によって切断される。別のカッター104によりレタス葉球の先端近傍で外葉に切開部I1を作り、および/または、カッター105を用いて、実質的に赤道面において外葉の中央部に切開部I2を作る。カッター103、104、105は、固定されていることが望ましい。例えば、これらのカッターは回転ディスクであり、その正面で、各レタス葉球TSが支持部101によって駆動される。
【0059】
他の変形例では、1つのカッターがこれら3つのカッター103、104、105の機能を実行するために用いられ、順次これらのカッター103、104、105の役目を果たす。一般に、2つの切開部I1、I2のうちの1つを作れば充分であり、2つ同時には必要ない。
【0060】
他の変形例では(図3)、外葉を切断しスライスするためのカッター104aは、U字形であり、外葉を、葉球の「軸」(双方向矢印C)を通る「直径」面でスライスする。刃のカッティングエッジは、葉球105の外形を貫通した傾斜線によって示されている。カッター104aを作動させるメカニズムは、図示しない。これは、例えば空気圧機構である。
【0061】
ステーション112には、さらに、外葉の切断された葉芯及び細片を除去するための装置106が備えられている。この部材106は、1つあるいは数個の弾性をもつ指状体であり、切開部を作った後、葉球の回転とともに、外葉はこの部材に対してこすりつけられる。しかしながら、この装置106は、空気噴射を送出する送風機であることが望ましい。この送風機106は、単にスペースの理由で、図2においてカッター103、104、105から離れて右側に図示されているが、外葉を分離するために切開部を作る際に外葉によって形成された包被を開き切断された葉を持ち上げてカッターの仕事を支援するために、カッターのうちの1つのわきに直接配置することが望ましい。除去された切れ端は、容器131内に落下する。
【0062】
説明したとおり、カッター103を、葉芯に切れ目を入れるためにステーション111に設置して、外葉FEを、ステーション112において切開部I1或いはI2に沿って取り除くようにしてもよい。この場合には、切断された葉芯も含めて、外葉の全体層をステーション112において除去する。
【0063】
ステーション113は、カッター108を用いて、外葉をはがした中央部Bに切断部を作り、主要部B1を後に残す。主要部B1は、容器132に収集され、部分B2或いは中核部は、尾部がついた状態で、支持部に取り付けられたまま残される。このステーションは、レタス葉球TSの葉芯がピンクに変色していなければ用いられることはない。
【0064】
ステーション114は、ピンクの葉芯を取り除く必要がある場合に、レタス葉球が通過する113に続く。ステーション114は、ピンクの葉芯をその根元近傍で切断するカッター109を有している。部分B2を取り除く際、切断された葉芯C´は、尾部によって固定された部分B2(中核部)から簡単に除去される。この中核部は、支持部101に取り付けられたまま残される。
【0065】
葉球の部分B2は、カッター109の前で回転する。切断された葉芯C´は、容器133内に落下する。
【0066】
ステーション115は、アイドルモードのステーション113及び114を通過した中央部B全体、もしくは、ピンクの葉芯を取り除いた部分B2を受け取る。ステーション115は、尖頭ブレードを備えたカッターと、部分B或いはB2を回転させながらその根元にこのカッターを突き刺して茎部Tからこの部分BまたはB2を分離するメカニズムを有している。部分B或いはB2は、容器134内に落下し、茎部は、支持部101のつめ部102に取り付けられたまま残される。
【0067】
ステーション116では、支持部101のつめ部102を開く命令により茎部Tが排出される。茎部は、容器135内に落下する。
【0068】
ステーション117は、空いている。上述したように、上流側の他のステーションのツールを異なるレイアウトで配置する場合に、用いることができる。
【0069】
収集された部分B、B1、B2は、レタス葉球の有用な部分を構成している。次にこれらの部分は、図示しない装置内で細断される(矢印Xによって示す排出)。
【0070】
上述したように、カルーセル100は、連続的に回転し、ステーション110において人手による搬入作業に充分な低速である。ステーション112、113、114、115で実施される様々な切断作業は、カルーセル100を回転させながら行なわれ、レタス葉球を取り付けた支持部101も、カッター103〜109の前を通過する際に、必要に応じ回転する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により提案される方法の各段階を示す図である。
【図2】本発明により提案される、アイスバーグ種のレタス葉球を調理するための装置の概略図である。
【図3】外葉に切開部を作るために用いられるカッターの変形例を示す図である。
Claims (17)
- 葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球、或いは同様の結球構造の野菜を調理する方法において、
複数の外葉(FE)の葉芯(C)の根元を葉球(TS)から切離し(II)、
前記外葉(FE)の先端をスライスし(III)、
こうして切断された外葉(FE)の葉芯及び細片(F´)を除去し(IV)、
茎部(TS)を切り離して中央の食用部(B、B1、B2)を収集する(V)ことを特徴とする結球野菜を調理する方法。 - 実質的に赤道面において、前記外葉(FE)の先端部を切断する(III、I2)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記外葉(FE)の先端部を、前記葉球(TS)の先端近傍で切断する(III、I1)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記外葉の葉芯及び前記細片(C、F´)を、葉球(TS)上に送風する(6)ことにより除去する(IV)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 調理される前記葉球(TS)を、切断部材(3、4、5、8、9)及び送風機(6)の前で回転させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記外葉(FE)の葉芯から根元を切断するとともに前記葉の先端を切断し、その同じ作業中に、葉球(B)上に送風することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記葉球(TS)は、吊り下げた状態で調理されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記外葉(FE)の葉芯を取り除いた後であって、前記茎部(T)を切断する前に、
茎部(T)の周囲に中核部(B2)を残して、主要部(B1)を除去できるように、前記葉球を、新たな層の外葉の葉芯(C´)の根元のまわりで切断し、
これら葉芯(C´)を切断し、前記中核部(B2)から除去することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記茎部(T)を切断して中央部(B)或いは前記茎部のまわりの前記中核部(B2)を取り除くことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 葉が密集し重なり合ったアイスバーグ種のレタス葉球、 或いは同様の結球構造の野菜を調理するための装置であって、請求項1〜9のいずれかに記載の方法を実施するための装置であり、調理されるレタス葉球を受け、異なるワークステーション間でそれらを搬送する支持部を有する装置においてカッター(103)を備え、前記カッターの前を前記支持部に搭載されたレタス葉球が通過するように構成された、外葉の葉芯の根元を切断するステーション(112)と、
前記外葉の先端をスライスするためのカッターを備えた、外葉の先端部を切断するステーション(112)と、
支持部によって搬送される葉球が前を通過するように構成された、切断された葉を取り除く除去ステーションと、
茎部(T)のまわりで葉球(TS)をスライスして前記葉球をそこから分離して茎部を残すカッターを備えた茎部切断ステーション
とを有することを特徴とする、葉が密集し重なり合ったレタス葉球、或いは同様の結球構造の野菜を調理するための装置。 - 前記支持部(101)上にピンクの葉芯からなる中核部(B2)のみを残して主要部(B)を切り取るために、前記外葉(FE)をはがした葉球の主要部(B)を横切ってスライスするステーション(113)と、
ピンクの葉芯を切り取るためのステーション(114)とを有することを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 切断された葉を除去するための空気噴射装置(106)を有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記外葉の葉芯の根元を切断するためのカッター(103、109)と、前記外葉を切断するためのカッター(104、105)と、中核部(B2)を切断するためのカッター(109)は、回転ディスクであることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 切断ステーション(113、114)は、固定位置にカッター(103〜109)を備え、レタス葉球を搭載した前記支持部(101)は、前記カッターの前で回転することを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 茎部切断ステーション(115)は、茎部のまわりでレタス葉球を突き刺すように平行移動を制御される尖頭ブレードを有するカッター(107)と、前記葉球を前記カッターに対して回転させる回転駆動手段とを有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 外周部のまわりに分散配置されて、調理される葉球を固定するための部材(101,102)を備えるとともに、
葉芯及び葉を切断し取り除くための部材(103〜109)を備えたワークステーション(110〜117)の前で回転するカルーセル(100)と、
廃棄される廃棄物(F、C´)と、
収集される優良部(B、B1、B2)
のための容器(135〜135)とを有することを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 前記外葉をスライスするためのU字形カッター(104a)を有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
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