JP2004000134A - Production method of tangle flake sheet and tangle flake sheet, and production method of tangle flake sheet piece and tangle flake sheet piece - Google Patents

Production method of tangle flake sheet and tangle flake sheet, and production method of tangle flake sheet piece and tangle flake sheet piece Download PDF

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a tangle flake sheet which has little dispersion of degree of heating and little stickiness at time of eating, is conveniently handled, and can be used for various applications, and to provide a tangle flake sheet piece and production methods for them. <P>SOLUTION: The method for producing the tangle flake sheet comprises: the first step of obtaining a thin tangle flake piece 12 from a raw algae tangle; the second step of conveying gradually the thin tangle flake piece 12 made into a stream in piles of two or more sheets on a lower belt conveyor 21 using a heat-resistant belt 23 and spraying or spreading a binder and a moisturing liquid at an upstream side of an upper belt conveyor 22 on the thin tangle flake piece flake 12; and the third step of obtaining a strip-like tangle flake sheet 17 by piling two or more sheets from the tangle flake piece 12 made into in a stream by heating and processing by heating upper and lower compression plates 16 respectively mounted on the upper belt conveyor 22 and the lower belt conveyor 21. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はおにぎりや巻き寿司、汁椀用等多用途に使用可能なとろろ昆布シート、とろろ昆布シート片及びそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
昆布は栄養豊富でカロリーの低いアルカリ食品として古くより、食材として好んで食され、海から採取して乾燥させた昆布は出し用として、また、細かく或いは小片に切って甘辛く味付け加工された昆布はおかず用、おやつ用、珍味用として広く食されている。
しかし、既存のとろろ昆布は口の中でとろっと溶けて美味であるが、業務用、市販用を問わず、袋から適量を取りだそうとしても、とろろ昆布が簡単に千切れないため、多過ぎたり、少ないと何回も取り出す必要があり簡便性にかけ、汁碗に入れる、ご飯に載せる等用途が限定されていた。また、おにぎりに巻いて食べると美味であるが、巻き付けるのに時間と手間がかかり、取扱いに不便で簡便性に欠け、さらに時間の経過と共に水分を吸収して食する際に指や口の周りにとろろ昆布が付着して食べにくい等の欠点があった。そこで、薄過ぎて取り扱いに不便なとろろ昆布を何枚か積層して使用量毎のとろろ昆布シートにすることが考えられている。
例えば、乾燥昆布を希釈酢に浸漬して柔らかくした後、型枠を用いて重層し、圧縮してブロック状に固形化した後、圧縮面に沿って薄く切削して板状にしたおぼろ昆布はおにぎりや巻き寿司用として、また、圧縮面に交叉する面に沿って繊維を切る形で薄く切削したとろろ昆布は袋詰めされて汁椀用等として食されている。さらに、昆布薄片の積層方法としては、例えば特許文献1に、固定した受け台とその上方に位置した押さえ板の間に積層した昆布薄片を置き、加熱した押さえ板を油圧等を用いて下降させ、圧着させて板状のとろろ昆布を製造する方法が提案され、例えば特許文献2には、上下に配置した加圧ローラーの間をコンベアベルトに載せたおぼろ昆布薄片を通過させ、シート状のおぼろ昆布を製造する方法が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭61−58558号公報
【特許文献2】
特許第3065566号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし特許文献1に記載の方法はバッチ式であり、加熱圧着が終了し、押さえ板が上昇した後に初めて加熱圧着の結果が確認できるもので、生産性に欠け、また連続した品質確認ができないという難点があった。更に特許文献2の方法は、円筒状のローラーで挟まれているため、コンベアベルトの進行方向に対し、直交する線状に加熱され、積層された食材の厚さにバラツキが存在する場合、厚い部分は薄い部分に比較して余分に加熱されることになり、結果として部分的に加熱度合いにバラツキが発生し、加熱度合いのバラツキに応じた変色が発生するという問題があった。
本発明は係る事情に鑑みてなされたもので、連続した品質確認が可能で生産性が良く、加熱度合いのバラツキが少なく品質の良いとろろ昆布シート及びとろろ昆布シート片の製造方法、並びに食べる際のべたつきも少なく取扱いが簡便で、おにぎり、巻寿司、汁等、多用途に使用可能なとろろ昆布シート及びとろろ昆布シート片、上部に昆布以外の食材のトッピングされたとろろ昆布シート及びとろろ昆布シート片、中に昆布以外の食材のサンドされたとろろ昆布シート及びとろろ昆布シート片、表面に凹凸模様、装飾模様の付されたとろろ昆布シート及びとろろ昆布シート片を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う第1の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、原藻昆布を希釈酢を用いた漬け前液に浸漬し、型枠を用いて積層し、更に圧縮してブロック状に固形化し、該固形化した昆布ブロックを、圧縮面と交叉する面に沿って順次切削してとろろ昆布薄片を得る第1工程と、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を、耐熱性のベルトを用いた下ベルトコンベアによって徐々に搬送し、前記下ベルトコンベアの途中位置に設けられ、耐熱性のベルトを用いた上ベルトコンベアの上流側で前記とろろ昆布薄片に結着剤及び保湿液を噴霧あるいは塗布する第2工程と、前記上ベルトコンベアと前記下ベルトコンベアにそれぞれ設けられた上下の加熱圧縮板によって、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を加熱及び加圧成形して帯状のとろろ昆布シートを得る第3工程とを有している。
ここで原藻昆布とは海から取って来た昆布を乾燥させて適当な長さに切ったものであり、一般にとろろ昆布、おぼろ昆布等の原料として使用する。
第2工程において、2枚以上重ねて連続状態にするとは、1枚のとろろ昆布薄片の一部を重ねて(オーバーラップさせて)連続状態にする場合と、2枚以上積層したとろろ昆布薄片の一部を重ねて連続状態にする場合を含む。
とろろ昆布薄片に結着剤及び保湿液を噴霧あるいは塗布するのは、第1工程で昆布ブロックを切削して得られたとろろ昆布薄片は薄いため表面が乾燥して時間の経過と共に、例えば1日もするとバラバラとなり壊れ易くなるので、とろろ昆布薄片の乾燥化を防ぎしなやかさを持たせると同時に、2枚以上積層あるいは一部重なるとろろ昆布薄片同士を接着させるためである。ここで、結着剤とはとろろ昆布薄片同士を接着させる働きをするものをいい、例えばカルシウム塩、グルコマンナン及びセルロースのいずれか1又は2以上、あるいはとろろ昆布薄片同士を接着させる働きを有するものであれば他のものでもよい。結着剤としてカルシウム塩を使用するのは、カルシウム塩は、昆布に含まれ、空中の水分を吸って昆布のべたつきの原因となるアルギン酸ナトリウムをアルギン酸カルシウムに変えてゲル化し、昆布のべたつきを防ぐと共に保湿効果、結着剤の働きもするのである。また、カルシウム塩としては食用可能な塩化カルシウム又は乳酸カルシウムの塩が好ましく、特に水溶液が好ましい。
また、第2工程において、上ベルトコンベアの上流側とはとろろ昆布薄片が重ねられるあるいは積層される段階から上ベルトコンベアに挟まれる前までのことをいう。
また、第3工程で2枚以上積層され、程良い水分を保ったとろろ昆布薄片を上下の加熱圧縮板によって加熱及び加圧成形しているため、押圧部分に加熱度合いのバラツキが生じることの無いとろろ昆布シートができる。更に、上下の加熱圧縮板は上ベルトコンベアと下ベルトコンベアにそれぞれ設けられているため、下ベルトコンベアに移送され、加熱圧縮板から出てきたとろろ昆布シートの加熱及び加圧状態を直ぐにみることができ、直ぐに変更可能で、加熱及び加圧状態の理想的な製品とすることができる。これによって、適度に水分を含み、表面がゲル化したとろろ昆布薄片をロール状の加熱圧縮板で加熱圧縮した場合に発生する部分的な加熱度合いのバラツキと押圧状態のバラツキが解決できることとなった。
【0006】
第2の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、原藻昆布を希釈酢を用いた漬け前液に浸漬し、型枠を用いて重層し、更に圧縮してブロック状に固形化し、該固形化した昆布ブロックを、圧縮面と交叉する面に沿って順次切削してとろろ昆布薄片を得る第1工程と、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を、耐熱性のベルトを用いた下ベルトコンベアによって徐々に搬送し、前記下ベルトコンベアの途中位置に設けられ、耐熱性のベルトを用いた上ベルトコンベアの上流側で前記とろろ昆布薄片に保湿液を噴霧あるいは塗布する第2工程と、前記上ベルトコンベアと前記下ベルトコンベアにそれぞれ設けられた上下の加熱圧縮板によって、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を加熱及び加圧成形して帯状のとろろ昆布シートを得る第3工程とを有している。
ここで、とろろ昆布薄片を2枚以上重ねて連続状態にするとは、とろろ昆布薄片の全部を重ねて積層する場合、あるいは一部を重ねる場合の両方をいう。すなわち、1枚のとろろ昆布薄片の一部を重ねて(オーバーラップさせて)連続状態にする場合と、2枚以上積層したとろろ昆布薄片の一部を重ねて連続状態にする場合を含む。
【0007】
第3の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1及び第2の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で得られた前記とろろ昆布シートにアルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布してとろろ昆布以外の食材を載置した後、カルシウム塩溶液を噴霧あるいは塗布する第4工程と、前記食材の載置されたとろろ昆布シートを加熱及び/又は加圧する第5工程を有している。
第4工程において、アルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布するのは、アルギン酸ナトリウムは昆布のねばり成分であり、アルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布することによって表面に粘りをもたせ食材をとろろ昆布シートに接着させることができるからである。接着剤としてアルギン酸ナトリウム溶液を使用するので味が自然で良く、更にカルシウム塩溶液を噴霧あるいは塗布することによって、アルギン酸ナトリウムをアルギン酸カルシウムに変えてゲル化して食材を昆布表面に固定及び接着させ、その上更に加熱及び/又は加圧することによって、食材がとろろ昆布シートからはずれなくなる。加圧力は0.02〜2kgf/cmが好ましい。0.02kgf/cm未満だと、食材の接着が不足し、2kgf/cm以上だと押さえ過ぎて風合いも悪く不味くなる恐れがある。
ここで、加熱する温度は100〜200℃が好ましい。100℃未満であると食材の水分が蒸発せず、後に食材によっては腐敗する恐れがあり、200℃を超えると食材が焦げる恐れが有る。なお、加熱と加圧は両方してもよいし、片方だけでもよいし、加熱温度及び加熱時間、及び加圧力は載置する食材及び積層する昆布薄片の枚数によって、適宜調整し、場合によっては50〜100℃でもよい。
【0008】
第4の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1及び第2の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で得られた前記とろろ昆布シートに接着剤を噴霧あるいは塗布してとろろ昆布以外の食材を載置する第4工程と、前記食材の載置されたとろろ昆布シートを加熱及び/又は加圧する第5工程を有している。
接着剤は加圧あるいは加熱してとろろ昆布シートに食材を接着する働きを有し、食して害の無いものであればいずれでもよく、例えば、カルシウム塩、グルコマンナン、セルロース等の結着剤、ソルビット水溶液等の保湿剤、アルギン酸ナトリウム等いずれでも使用可能である。
【0009】
第5の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第2工程において、前記上ベルトコンベアの上流側で、前記とろろ昆布薄片に前記結着剤及び保湿液を噴霧あるいは塗布すると共に、アルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布して、とろろ昆布以外の食材を載置している。
とろろ昆布薄片に結着剤及び保湿液だけでなく、アルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布することによって、上に載置する食材がとろろ昆布薄片に更に確実に接着される。
【0010】
第6の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第2の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第2工程において、前記上ベルトコンベアの上流側で前記とろろ昆布薄片に前記保湿液を噴霧あるいは塗布した後に、とろろ昆布以外の食材を載置している。
第7の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第5及び第6の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第2工程において、前記とろろ昆布以外の食材が載置されたとろろ昆布薄片の上に更にとろろ昆布薄片を載置している。
更にとろろ昆布薄片を載置することによって、間に食材が挟まれたとろろ昆布シートができる。
【0011】
第8の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1、第2及び第7の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で得られたとろろ昆布シートに所定の凹凸模様を焼入れする第4工程を有している。
ここで、凹凸模様には文字や図柄の凹凸模様も含まれる。
第9の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1、第2及び第7の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片の上及び/又は下に、耐熱性材料からなって所定の凹凸模様又は打ち抜き模様が形成された薄い型板を配置している。
昆布薄片の上又は下あるいは両面に所定の凹凸模様又は打ち抜き模様が形成された薄い型板を配置し、加熱圧縮することによって、凹凸模様又は打ち抜き模様が形成されたとろろ昆布シートができる。
【0012】
第10の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第3〜第7の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記とろろ昆布以外の食材は粉状、粒状、又はシート状である。
第11の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第3及び第5の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記アルギン酸ナトリウム溶液は水溶液である。アルギン酸ナトリウム溶液が水溶液であるので、ねばりが強く接着剤の役目をする。
第12の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第3の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記カルシウム塩溶液は食用に使用可能な塩化カルシウム又は乳酸カルシウムの水溶液であり、昆布中あるいは塗布あるいは噴霧されたアルギン酸ナトリウムと反応してアルギン酸カルシウムとなり、昆布表面をゲル化して昆布のねばりを防ぐと同時に、とろろ昆布薄片あるいはとろろ昆布シート上の食材をとろろ昆布上に固定接着させる。
第13の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1〜第12の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記保湿液はソルビット水溶液である。水溶液であるため、カルシウム塩とも混合でき、混合液としても調整可能であり、また、噴霧あるいは塗布のどちらにも使用可能である。また、カルシウム塩と混合して反応することはない。
【0013】
第14の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1〜第13の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、前記加熱圧縮板による前記とろろ昆布薄片の加熱温度は100〜200℃であって、加圧力は0.02〜2kgf/cmとする。
温度が100℃未満であると、2枚以上重ねた昆布が接着しないし、200℃を超えると熱のため昆布が変性し、味が悪くなる。
また、加圧力が0.02kgf/cm未満であると圧が少なすぎて2枚以上重ねた昆布が接着しないし、2kgf/cmより大きいと出来上がった昆布製品の風合が悪く不味くなる。
温度及び圧については中に食材を挟んだ場合、上に食材を載せた場合、更に食材の種類によっても調整するが、本発明においては、上下のベルトコンベアで移送しながら、途中に設けられた加熱圧縮板で加熱圧縮をするので、とろろ昆布シートの加熱圧縮の結果も直ぐ分かり、調整も容易である。
【0014】
第15の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法は、第1〜第14の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法において、光沢及びコーティング剤を塗布あるいは噴霧する最終工程を有している。
ここで、光沢及びコーティング剤とは例えば、シェラック、ライスワックス等の食材の表面に光沢を与えると同時にコーティングする薬剤をいい、これによって、とろろ昆布シートに光沢を与えると同時に、上部に食材が載置されたとろろ昆布シートの場合には上部の食材の剥離防止となる。
【0015】
第16の発明に係るとろろ昆布シートは、2枚以上のとろろ昆布薄片が重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートであって、しかもとろろ昆布シートの上部に昆布以外の粉状、粒状、ペースト状、又はシート状の食材が載置されている。
第17の発明に係るとろろ昆布シートは、2枚以上のとろろ昆布薄片が積層重合されたとろろ昆布シートであって、しかもとろろ昆布シートの間に昆布以外の粉状、粒状、シート状、又は図形状の食材が挟み込まれている。
ここで、とろろ昆布シートの間とは、とろろ昆布シートを構成するとろろ昆布薄片ととろろ昆布薄片の間に食材が挟みこまれていることをいう。
第18の発明に係るとろろ昆布シートは、2枚以上のとろろ昆布薄片が重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートであって、しかも、その表面には凹凸模様が形成されている。
ここで、とろろ昆布シートの表面とは、上面のみ、下面のみ、両面の場合のいずれも含む。
第19の発明に係るとろろ昆布シート片の製造方法は、第1〜第15の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法によって製造されたとろろ昆布シートを、更に短冊状に切断している。
ここで、短冊状とは、例えば幅1〜150mm、長さ10〜200mmにカットすることである。短冊状に切断することにより、ふりかけ、味付け海苔風、おにぎり用、手巻き寿司用、ラーメンの具等の多用途の使用が可能となる。
第20の発明に係るとろろ昆布シート片の製造方法は、第1〜第15の発明に係るとろろ昆布シートの製造方法によって製造されたとろろ昆布シートを、四角形又はその他の形状に小片化している。
四角形又はその他の形状とは、四角形、三角形、その他の多角形、あるいは動物、人形、キャラクター、文字等、任意の形状を含む。用途に合わせて種種の形状にすることによって、使用用途が広がり、商品価値が高まる。
第21の発明に係るとろろ昆布シート片は、とろろ昆布薄片が2枚以上重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートを短冊状に切断し、小片化している。
とろろ昆布シート片は、短冊状に切断され小片化されているので、おにぎり、ふりかけ等にも使用できると共に、材料がとろろ昆布であるため吸湿性を有し、おにぎりに付けると表面の水分を吸って簡単に貼り付けることができる。
第22の発明に係るとろろ昆布シート片は、とろろ昆布薄片が2枚以上重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートを、四角形状又はその他の形状に小片化している。
四角形、三角形、多角形、キャラクター形状、文字状等の任意の形状にすることによって、使用範囲が広まり、商品価値が高まる。
第16、第18、第21、及び第22の発明において、とろろ昆布薄片が重ねて連続状態にされたとは、積層重合されたとろろ昆布薄片を連続状態にした場合又は1枚のとろろ昆布薄片に次のとろろ昆布薄片を重ねて連続状態にした場合の両方を含む。
第23の発明に係るとろろ昆布シート片は、第21及び第22の発明に係るとろろ昆布シート片において、前記小片化されたとろろ昆布シート片は密閉容器に収納されている。
密閉容器に収納する事によって、とろろ昆布シート片が時間の経過と共に乾燥してばらばらになるのを防ぎ、長期に渡って、しっとりとした美味しいとろろ昆布シート片を食することができる。
【0016】
また、従来のとろろ昆布は、とろろ昆布薄片を単に重ねてあるだけなので、短冊状あるいは任意の小片に切断しようとすると、粉になったり、バリバリに割れたりして任意の形状に切断することが困難であった。
本発明のとろろ昆布シートは、とろろ昆布薄片に保湿液を噴霧あるいは塗布すると共に、昆布中の、あるいは更に添加したアルギン酸ナトリウムによって、とろろ昆布薄片に程良い水分を保たせて積層し、更に、積層されたとろろ昆布薄片を上下の加熱圧縮板によって加熱及び/又は加圧成形して製造しているため、積層された昆布薄片が強固に密着したとろろ昆布シートが製造され、とろろ昆布シートを切断してもそれぞれのとろろ昆布薄片がばらばらになったり、粉になったり、バリバリに割れたりすることもなく、任意の形状に切断することが可能となった。
【0017】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法で形成される昆布ブロックの斜視図、図2は同昆布ブロックの製造工程のフロー図、図3は同昆布ブロックの製造型枠の斜視図、図4は本発明の第1の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造工程の説明図、図5はとろろ昆布薄片のオーバーラップ状態の説明図、図6(a)、(b)はそれぞれとろろ昆布シート製造装置の平面図及び正面図、図7は本発明の第2の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法を示す工程図、図8(a)、(b)はそれぞれとろろ昆布シートに模様を形成する型板の斜視図、図9(a)、(b)はそれぞれとろろ昆布シートに模様を形成する方法の説明図、図10(a)は味付け海苔風のとろろ昆布シート片、(b)はラーメンの具として使用するとろろ昆布シート片を示す説明図である。
【0018】
本発明の第1の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法について、以下に説明する。
(第1工程)
まず、図1に示す本実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法を用いて形成される昆布ブロック10の製造工程を図2のフロー図に基づいて説明する。海から採集し乾燥させた原藻昆布の束を希釈酢を使用した漬け前液(30mg/100ml前後)に0.5〜数分間浸漬することにより漬け前する(ステップ1)。この漬け前した原藻昆布の束を数時間から数日間室内に積載して静置して水分を浸潤させて柔らかく、かつ酸味が均一になるようにする(ステップ2)。室内に放置して自然に半乾燥させて切断し易くした原藻昆布を10〜20cmの長さに切断する(ステップ3)。
次に10〜20cmの長さに切断した昆布の表面に付着しているゴミや砂などを砂落とし装置によって除去する(ステップ4)。
切断し、ゴミや砂などを除去した昆布を計量機にて計量し、昆布ブロック1個分量(例えば60kg)に計り分ける(ステップ5)。
【0019】
計量した昆布を図1に示す固形化した昆布ブロック10の大きさである例えば縦400mm、横450mm、高さ500mmを内径とする型枠11内に充填して多数枚均一に重層する。この型枠11は図3に示すように正面が中央で左右に前開きでき、下部に設けられたレール14でステンレス又はしんちゅう製の底板13に積載された昆布塊を型枠外に移動可能になっている。また上部に設置された油圧シリンダー等のプレス機で型枠11内の昆布塊をプレスできるようになっている。
型枠11内に先ず昆布を8分目程入れ、上部のプレス機で仮圧縮し、圧縮して上部に隙間が空いた型枠11内に更に残りの昆布を入れ、再度圧縮した後、そのまま約5分間静置することにより半固形ブロックを得る(ステップ6)。型枠正面を開き下部に設置されたレール14で底板13上に積載された半固形ブロックを型枠外に移動し、昆布の上部にステンレス又はしんちゅう製の上板(図示しない)を置き上面から大型のプレス機により約150kgf/cmの圧力を加え本圧縮する(ステップ7)。上板と下板をボルト・ナットで固定して、圧縮状態を保持したまま、水分が均一化するようにまた、十分な結着が得られるように数日間静置(エージング)する(ステップ8)。上板、下板及びボルト・ナットを取外すことにより、図1に示すような縦400mm、横450mm、高さ200mmの昆布ブロック10を得る(ステップ9)。
【0020】
次に、図1に示す昆布ブロック10を、圧縮面P、P′と交叉する面Q、あるいはQ′が上面になるように、横転してQあるいはQ′面を切削面として図4に示す平面切削装置15に装填し、表面より例えば0.02〜0.04mm程度の厚さに薄板状に順次削り出すことにより、多数枚のとろろ昆布薄片12を得る。
0.02〜0.04mm程度の厚さに薄く切削し、繊維を切断しているので、口中でとろっと溶けるとろろ昆布薄片12ができることになる。
【0021】
(第2工程)
上記とろろ昆布薄片12の2〜3枚ずつを図6(a)、(b)に示すとろろ昆布シート製造装置20の下ベルトコンベア21のベルト23(以下、下ベルトともいう)上にオーバーラップするように載置する。載置の方法としては人が載置しても良いし、とろろ昆布薄片12の所定枚数をオーバーラップさせながら連続して載置する機械を用いてもよい。また、とろろ昆布薄片12を一度に載置する枚数は自由であるが、厚く切削した場合は1枚以上、薄く切削した場合は1枚だと破れて孔があいたりし易いので2枚以上、また、とろろ昆布薄片12の枚数が多い場合にはオーバーラップ部分が嵩高にならないように、図5に示すように重ね併せたとろろ昆布薄片12をずらして配置して上流側のとろろ昆布薄片12と下流側のとろろ昆布薄片12をなだらかにオーバーラップさせる。
【0022】
図4に示すように、載置されたとろろ昆布薄片12は下ベルトコンベア21によって連続的に徐々に搬送され、下ベルトコンベア21の途中位置に設けられ耐熱性のベルト24(以下、上ベルトともいう)を用いた上ベルトコンベア22と下ベルトコンベア21との間を通過させる。この上ベルトコンベア22に入る直前位置に結着剤の一例である塩化カルシウム水溶液やグルコマンナン、セルロースなどの懸濁液と保湿液の一例であるソルビット水溶液の混合液58を充填した噴霧機54によって下ベルトコンベア21上のとろろ昆布薄片12に混合液58を噴霧する。
ここで使用する結着剤の懸濁液は塩化カルシウム水溶液、グルコマンナン、セルロースのいずれか1を使用してもよいし、2以上を混合して使用してもよいし、結着剤の効果を有するものであれば、他のものを使用することも可能である。
(第3工程)
混合液58を噴霧されたとろろ昆布薄片12はそのまま下ベルトコンベア21によって搬送され、下ベルトコンベア21と上ベルトコンベア22にそれぞれ設けられた上下の加熱圧縮板16によって加熱及び加圧成形され、帯状のとろろ昆布シート17を得る。
【0023】
本実施の形態では、とろろ昆布薄片12の2、3枚ずつを下ベルトコンベア21に載置してとろろ昆布シート17を作ったが、載置するとろろ昆布薄片12の枚数は2〜10枚でも用途によって自由である。
また、本実施の形態では塩化カルシウム水溶液やグルコマンナン、セルロースなどの結着剤の懸濁液とソルビット水溶液の混合液58を充填した噴霧機54を上ベルトコンベア22の直前位置に置いて噴霧したが、上ベルトコンベア22の上流側であれば、どこでもよいし、噴霧機54を使用せず、混合液58を刷毛等で塗布する場合も本発明に含まれる。また、上記実施の形態においては、噴霧機54をとろろ昆布シート製造装置20の上流側に載置したが、とろろ昆布シート製造装置の上流側に噴霧機あるいは塗布装置を組み入れる場合も本発明方法に含まれる。
また、本実施の形態では塩化カルシウム水溶液やグルコマンナン、セルロースなどの結着剤の懸濁液とソルビット水溶液の混合液58を使用したが、保湿剤であるソルビット水溶液のみを先に噴霧し、塩化カルシウム水溶液やグルコマンナン、セルロースなどの結着剤の懸濁液は後の工程で噴霧してもよい。また、塩化カルシウム水溶液の代わりに乳酸カルシウム水溶液を使用してもよい。
【0024】
以下に、このとろろ昆布シート製造装置20について詳細に説明する。
図6(a)、(b)に示すように、とろろ昆布シート製造装置20は、水平配置された下ベルトコンベア21とこの上にある上ベルトコンベア22とを備えている。下ベルトコンベア21及び上ベルトコンベア22はそれぞれ、エンドレスの下ベルト23、上ベルト24と、前側の駆動プーリ25、26と、後ろ側の従動プーリ27、28とを有している。下ベルトコンベア21の駆動プーリ25及び従動プーリ27の両側のシャフトはそれぞれ軸受29、30を介して図示しない架台に固定されている。また、上ベルトコンベア22の駆動プーリ26及び従動プーリ28の両端のシャフトはそれぞれ軸受31、32を介して前記架台に固定されている。軸受30、32にはそれぞれのベルト23、24の緩みを防止するための図示しないベルト緊張手段が設けられている。前記したベルト23、24は耐熱性を有してしかも屈曲可能な材料の一例であるガラス繊維を織り込んで形成した布状ベルトからなっている。
【0025】
下ベルトコンベア21と上ベルトコンベア22を同期して動かす同期駆動機構33が設けられている。この同期駆動機構33は、無段減速モータ34の出力軸に歯車35とスプロケット36を取付け、このスプロケット36と駆動プーリ26のシャフトに設けられているスプロケット37とをチェーン38で連結する。そして、両端を図示しない軸受によって支持された軸に歯車35に噛合する歯車39及びこれと同軸上にスプロケット40を設け、このスプロケット40と駆動プーリ25のシャフトに設けられているスプロケット41とをチェーン42によって連結している。ここで、歯車35及び歯車39の歯数、スプロケット36、40の歯数、及びスプロケット37及びスプロケット41の歯数はそれぞれ同一である。これによって、無段減速モータ34が所定方向(図6(b)において時計方向)に回転すると、下ベルトコンベア21及び上ベルトコンベア22が同一の送り速度で同期運転をする。
【0026】
上ベルトコンベア22の上ベルト24と下ベルトコンベア21の下ベルト23が当接する位置の上下には加熱圧縮板16を構成する板状ヒータ43、44(電熱ヒータ)が向かい合って設けられている。下部の板状ヒータ43は固定状態で補助架台45上に載置されて、その直上をベルト23が通過し、上部の板状ヒータ44はベルト24に対して加熱圧縮板16(図4に示す)に設けられた押圧機構46を介して弾性的に押圧可能に設けられている。この押圧機構46は、板状ヒータ44を上から支持する支持板47と、支持板47の前後左右を押圧する弾性部材の一例である4本のコイルバネ48と、4本のコイルバネ48の押圧状態をそれぞれ独立に調製する調整ねじ49とを有している。これらの調整ねじ49は補助架台45上の4本の柱部材50を介して固定される上板部材51の所定位置に螺入している。そして、調整ねじ49の途中位置にはストッパー板52が設けられてその下部のコイルバネ48を押圧している。従って、調整ねじ49を回転させると、ストッパー板52が昇降し、下部のコイルバネ48の押圧状態が変わる。これによって、上下のベルト23、24の間を通過するとろろ昆布薄片12に対して、例えば0.02〜1kgf/cmの加圧力と、100〜200℃の温度を与えることができる。
また、板状ヒータ43、44がベルト23、24に接する部分の上流側及び下流側は丸くなって、ベルト23、24との抵抗を減少させている。
【0027】
とろろ昆布シート製造装置20の下ベルトコンベア21上に載置され、下ベルトコンベア21によって連続的に徐々に搬送されたとろろ昆布薄片12が、上下の板状ヒータ43、44の長さWを例えば3〜10秒で通過すると、上部の板状ヒータ44はとろろ昆布薄片12によって、上方に少し押し上げられると同時にとろろ昆布薄片12に例えば0.02〜1kgf/cmの加圧力と例えば100〜200℃の温度を与え、とろろ昆布薄片12内部の粘質物が圧出してとろろ昆布薄片12のオーバーラップ部分及び積層部分が接着し帯状のとろろ昆布シート17となる。ここで、上下の板状ヒータ43、44を通過してきたとろろ昆布シート17の加熱状態、押圧状態を見て、無段減速モータ34の駆動を調整して下ベルトコンベア21のとろろ昆布薄片12の送り速度を調整、また、上下の板状ヒータ43、44の温度を調整して加熱状態を調整し、押圧機構46のコイルバネ48の調整ねじ49を調整して押圧状態の調整をする。押圧状態、加熱状態が下ベルトコンベア21を通過してきたとろろ昆布シート17をみて直ぐ調節可能であるため、加熱し過ぎ、加熱不足等が直ぐ判断でき調節可能である。このため加熱及び押圧具合が理想状態のとろろ昆布シート17が得られると同時に昆布の無駄が避けられる。
【0028】
次に本発明の第2の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法について以下に説明する。
なお、第1の実施の形態の方法で使用していた装置と同一の構成要素については、同一の番号を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態において、第1工程、第2工程、第3工程は第1の実施の形態と同じなのでその説明は省略する。
(第4工程)
図7に示すように、第3工程で得られたとろろ昆布シート17に噴霧機59に入れたアルギン酸ナトリウム水溶液を噴霧し、下部に多数の小孔のあいた容器60に入った昆布以外の食材の一例である粉末の抹茶を振りかけ、さらに、カルシウム塩溶液の一例である塩化カルシウム水溶液を噴霧機61により噴霧して(あるいは刷毛等で塗布してもよい)前記アルギン酸ナトリウムをゲル化させることにより、トッピング材の一例である粉末の抹茶をとろろ昆布シート17上に固定及び接着する。
接着剤はアルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液を使用したが、加圧あるいは加熱してとろろ昆布シートに食材を接着させる働きを有し、食して害の無いものであればいずれでもよく、例えば、カルシウム塩、グルコマンナン、セルロー等の結着剤、ソルビット水溶液等の保湿剤、アルギン酸ナトリウム等いずれでも使用可能であるし、場合によっては、接着剤を何も使用しない場合も本発明に含まれる。
(第5工程)
上部に粉末抹茶が載置され、表面がアルギン酸カルシウムでゲル化したとろろ昆布シート17に例えば60〜150℃に熱したステンレス又はしんちゅう製の熱板62を1〜3秒間押圧することにより、とろろ昆布シート17に載置された粉末抹茶はとろろ昆布シート17に確実に接着され、粉末抹茶のトッピングされたとろろ昆布シートができることになる。ここで、熱板62は熱源を電気とする板状ヒータでもよいし、別に図示しない加熱機で加熱したものでもよい。
【0029】
更に抹茶が載置され、押圧及び加熱されたとろろ昆布シートに光沢及びコーティング剤の一例である例えば10〜50%のシェラック溶液を例えば0.1〜0.5ml噴霧する。これによって、とろろ昆布シートに光沢を与えると同時に、上部の抹茶の剥離防止となる。ここで、光沢及びコーティング剤としては、シェラックでなく例えば、ライスワックス等を使用してもよい。
本実施の形態ではとろろ昆布シートに載置する食材として粉末の抹茶を用いたが、とうがらし、青海苔、にんにく、生姜、紫蘇、ハーブ、あるいはチーズ等の食材の粉状、粒状、ペースト状、シート状、図形状に薄く切ったもの等の1種あるいは2種以上を混合したものを載置してもよい。また、とうがらし、青海苔、にんにく、生姜、紫蘇、ハーブ、あるいはチーズ等を他の食材と混ぜてペースト状としたもの、図形状に切ったもの、種々のものをトッピングすることが可能である。
チーズを載せる場合にはチーズがステンレス又はしんちゅう製の熱板にくっつくのをさけるために、チーズの上に紫蘇あるいは海苔等を載せてもよく、あるいは、別工程で作成したとろろ昆布シートあるいはとろろ昆布薄片を上に載せてとろろ昆布シートの間にチーズを挟んだとろろ昆布シートとしてもよい。
とろろ昆布シートの間に挟むのはチーズだけでなく、他の食材でもよく、これによって食材のサンドされたとろろ昆布シートができる。
この場合には、熱板62の加熱時間を2〜10秒間程にする、あるいは加熱温度を100〜200℃にする、あるいは押圧力をあげることによって食材をとろろ昆布シートに確実に接着させる。
【0030】
また、本実施の形態においては、熱板62で押圧したが、熱板を食材から離して単に加熱するだけでもよいし、熱板62の代わりに熱風の出るドライヤーで加熱のみしてもよい。あるいは熱板を熱せずに単に押圧板として用いて単に押圧してもよい。食材及び出来上がったとろろ昆布シートの味、衛生面等を考慮して加熱、押圧条件を適宜選択する。
また、本実施の形態においては、熱板62を単なるステンレス又はしんちゅう製の板としたが、キャラクターの模様入り、あるいは寿等の文字入りの加熱板とすることによって、加熱押圧した時にキャラクター模様、寿の文字等の焼き入れされたとろろ昆布シートができることになる。これは特に、食材の載置されていないとろろ昆布シート、あるいはとろろ昆布シートの間に食材が挟まれ、上部がとろろ昆布シートになったとろろ昆布シートに特に有効である。
また、熱板62を使用する代わりに食材を載置してカルシウム塩で上部をゲル化、あるいは食材をサンドしたとろろ昆布シートをとろろ昆布シート製造装置に再度通して、再度加熱圧着してもよい。また、とろろ昆布シート製造装置を2台設置して、食材を載置、あるいは食材をサンドしたとろろ昆布シートをとろろ昆布シート製造装置に通して、加熱押圧して、食材の載置あるいはサンドされたとろろ昆布シートを製造してもよい。この場合、下流側に設置するとろろ昆布シート製造装置は下ベルトコンベアを上流側のとろろ昆布シート製造装置と兼用することも可能である。
また、とろろ昆布シート製造装置を出てきた帯状のとろろ昆布シートに光沢及びコーティング剤を噴霧あるいは塗布することは自由である。
【0031】
次に本発明に係る第3の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法ついて以下に説明する。
第1、第2の実施の形態と同じ構成要素については、同一の番号を付してその詳細な説明は省略する。図8(a)、(b)はとろろ昆布に模様を形成する型板を示す図であり、図9(a)、(b)はとろろ昆布に模様を形成する方法を示す図である。
第3の実施の形態は、第1工程、第2工程は第1の実施の形態と同じなのでその説明は省略する。
第3工程において、とろろ昆布シート製造装置20の下ベルト23上に載置され、下ベルトコンベア21によって連続的に徐々に搬送されたとろろ昆布薄片12が、図9(a)に示すように、上下の板状ヒータ44、43に挟まれた区間Wを通過する際にとろろ昆布薄片12の上、又は図9(b)に示すように下に、図8に示す耐熱性材料からなって凹凸模様、又は打ち抜き模様が形成された薄い型板55、56を配置する。この凹凸模様は例えば、文字、動物、キャラクター等自由であり、図8(a)に示すように、型に文字が1つ彫られたものや、(b)に示すように、型に同模様が幾つも形成されたもの、異なる模様が幾つも形成されたもの等、板状とろろ昆布製品に入れたい模様を彫り抜くあるいは浮き上がらせたものである。
押圧機構46を調整して、上下の板状ヒータ44、43の間の区間Wで下ベルト23の上、上ベルト24の下のとろろ昆布薄片12の上面、又は下面あるいは両面に型板55の凹凸面が接触するように、とろろ昆布薄片12の上側、下側、又は両側に型板55を載置する。とろろ昆布薄片12が板状ヒータ43、44に加熱、押圧されながら板状ヒータ43、44間Wを通過することによって、とろろ昆布薄片12に型板55の凹凸模様が焼入れされる。ここで、凹模様の場合にはとろろ昆布薄片12に凸模様ができ、凸模様の場合にはとろろ昆布薄片12に凹模様ができる。とろろ昆布薄片12の上下に型板55を置いた場合にはとろろ昆布薄片12の両面に凹又は凸模様がつくことになる。
さらに、板状ヒータ43、44間を通過してきた帯状のとろろ昆布シート53の模様の状況も見て、押圧機構46、無段減速モータ34、上下の板状ヒータ44、43を調整して加熱状態及び押圧状態を調整する。
本実施の形態では型板を上下の板状ヒータ44、43の間にのみ置いたが、ベルトと共に最初からあるいはベルトの途中から型を置いてもよいし、ベルトコンベアのベルトに直接凹凸模様の形成されたベルトを使用してもよい。
【0032】
さらに2枚以上のとろろ昆布薄片12の間にとろろ昆布以外の例えば、青海苔、とうがらし、にんにく、生姜、抹茶、紫蘇、ハーブ等の粉状、粒状、ペースト状、シート状、図形状の食材を挟みこむ事によって、香り付け、味付け、あるいは新たな食感を提供することが可能である。さらに文字又は絵柄を切り抜いたシート状食材を2枚以上のとろろ昆布薄片12の間に挟みこむことによって、文字又は絵柄をとろろ昆布シートに浮かび上がらせることができる。
本実施の形態において、とろろ昆布薄片12にとろろ昆布以外の食材を挟みこむのは、とろろ昆布シート製造装置の上流側である下ベルトコンベア上で上ベルトコンベアに入る前にしたが、下流側でもよいし、あるいはとろろ昆布シート製造装置にとろろ昆布薄片を載置する前に入れてもよく、入れる時期は自由である。但し、とろろ昆布薄片に食材を載置あるいは挟む前に保湿液あるいは保湿液とカルシウム塩やグルコマンナン、セルロースなどの結着剤の混合液をとろろ昆布薄片に噴霧あるいは塗布して、とろろ昆布薄片と食材の接着を良くすると同時に時間の経過と共にとろろ昆布薄片が乾燥してばらばらになるのを防ぐ。更に、とろろ昆布薄片に食材を載置あるいは挟む前に保湿液あるいは保湿液とカルシウム塩やグルコマンナン、セルロースなどの結着剤の混合液の他にアルギン酸ナトリウム水溶液を噴霧あるいは塗布すると食材の接着がなお良くなり好ましい。さらにカルシウム塩を噴霧あるいは塗布することによって、アルギン酸ナトリウムをアルギン酸カルシウムにゲル化し、昆布が空気中の水分を吸ってねばつくのを防ぐと同時に食材を昆布に固定・接着させる。
間にとろろ昆布以外の食材の挟まったとろろ昆布薄片は加熱圧縮板により加熱圧縮され、上下のとろろ昆布が接着して香り付け、味付け、あるいは新たな食感のとろろ昆布シートあるいは文字あるいは絵模様の浮かびでたとろろ昆布シートを提供できることとなった。
ここで、カルシウム塩としては乳酸カルシウム水溶液等の水溶液を使用しても良いが、保湿液に混合する場合には固形あるいは粉末のものを使用しても良い。
【0033】
次に本発明に係る第4の実施の形態に係るとろろ昆布シート片の製造方法について以下に説明する。
第1、第2、第3の実施の形態と同じ構成要素については、同一の番号を付してその詳細な説明は省略する。
第4の実施の形態において、第1工程、第2工程、第3工程は第1、第2の実施の形態と同じなのでその説明は省略する。
(第4工程)
第3工程で製造された帯状のとろろ昆布シート17に任意の凹凸模様の形成された焼き板をあてて、凹凸模様を焼き入れして、凹凸模様の形成された帯状のとろろ昆布シート17を製造する。
【0034】
本実施の形態で得られた帯状のとろろ昆布シート17は図4及び図7に示すように、とろろ昆布シート製造装置20の下流側に設けられたシート切断装置18により所定長さに切断後、味付されてふりかけ用、お握り用、スナック用、巻き寿司用、吸い物用その他の板状とろろ昆布製品19となる。
ここで、例えば厚さ0.02〜2mm程度の帯状のとろろ昆布シート17をシート切断装置18を使用して、例えば幅10mm、長さ100mmの短冊状に切断後、味付けすると図10(a)に示すような味付け海苔風の板状とろろ昆布製品であるとろろ昆布シート片63ができる。
この切断装置は1つの切断装置で一度に幅1〜20mm、長さ10〜100mmに切断するシート切断装置を使用してもよいし、先ず所定長さに切断後、再度切断することによって、所要寸法のとろろ昆布シート片をつくってもよい。
また、図10(b)に示すように、厚さ0.02〜2mmの帯状のとろろ昆布シート17を例えば縦、横15mmの正方形に切断後小片化して味付けすると、厚さ0.02〜2mm、縦、横15mmの正方形のとろろ昆布シート片64ができ、ラーメン等のスープの具として使用できる。
さらに例えば厚さ1〜5mmの帯状のとろろ昆布シート17を例えば「A」、「B」、「C」等の文字に切り抜き装置を用いて切り抜くと、「A」、「B」、「C」等の文字形状のとろろ昆布シート片ができ、スープの具としても使用できる。
前記実施の形態では、帯状のとろろ昆布シートを切断後、味付けしたが、帯状のとろろ昆布シートを先に味付けした後、切断する場合も本発明方法に含まれるし、どの段階で味付けするかは自由であるし、味付けしない場合も本発明に含まれる。
更に、上記実施の形態では、短冊状の味付け海苔風、正方形のラーメンの具用、文字形状のとろろ昆布シート片について記載したが、とろろ昆布シート片をふりかけ用、巻き寿司用、あるいは三角形、多角形、あるいは動物、人形、キャラクター、文字等、任意の形状に切断あるいは切り抜く場合も本発明に含まれるし、その厚み、大きさについても自由である。任意の形状のとろろ昆布シート片を作る事によって、おにぎりに貼っても、お弁当の上に載せても、ラーメンその他のスープの具としても更には、贈答用にも使え、口に入れて速やかに溶けるとろろ昆布の新しい用途を提供できることとなった。
上記実施の形態においては、本発明方法で製造されたとろろ昆布シートを使用してとろろ昆布シート片を製造したが、本発明方法以外の方法で製造されたとろろ昆布シートを短冊状に切断して小片化、あるいは、四角形状又はその他の形状に小片化してとろろ昆布シート片を作成する場合も本発明方法に含まれる。
また、時間の経過と共に乾燥してばらばらになるとろろ昆布シート片を所定量ずつ密閉容器に入れることにより、長期保存が可能な商品となった。
【0035】
【発明の効果】
請求項1〜15記載のとろろ昆布シートの製造方法は、原藻昆布を、希釈酢からなる漬け前液に浸漬して柔らかくした昆布を積層して押圧して昆布ブロックを作り、この昆布ブロックの押圧面に直交する面を切削してとろろ昆布薄片を造り、2枚以上に重ねて連続状態にしたこのとろろ昆布薄片をベルトコンベアによって徐々に搬送しながら、結着剤及び/又は保湿液を噴霧あるいは塗布した後に、加熱及び押圧成形して帯状のとろろ昆布シートを製造するので、おにぎり用、巻寿司用、スナック用等に使用でき、さらに、汁用としても手指にべたつくことなく必要な枚数が取り出せ、簡便に使用しやすいとろろ昆布シートができる。また、おかきや餅に巻き付けたり、種種の食材(野菜、ハム、魚等)に巻付けたり、あるいはくるんで食することができ、非常に多用途に使用可能である。また、とろろ昆布シートであるため、汁碗に入れても即座にとけ、口中でとろっと溶けて美味である。
【0036】
また、上ベルトコンベアと下ベルトコンベアにそれぞれ設けられた加熱圧縮板でとろろ昆布薄片を加熱及び加圧しているため、部分的な加熱度合いと押圧状態のバラツキのないとろろ昆布シートを得ることができる。
特に請求項3〜6記載のとろろ昆布シートの製造方法及び請求項16記載のとろろ昆布シートは、とろろ昆布シートに例えば粉状、粒状、シート状の昆布以外の食材を載置してあるので、さらに、種々の味を楽しむことができるし、スナック、おやつ、おかず等としても楽しく食することができる。
【0037】
請求項7記載のとろろ昆布シートの製造方法及び請求項17記載のとろろ昆布シートはとろろ昆布シートの間に昆布以外の食材をサンドしてあるので、いろんな新しい食感のとろろ昆布シートを楽しむことができるし、用途も多用途となる。請求項8、9記載のとろろ昆布シートの製造方法及び請求項18記載のとろろ昆布シートはシートの表面に例えば「寿」の文字等、種々の模様が形成されているので、冠婚葬祭用、贈答用等にも適し、商品価値が高まり、用途も広くなった。請求項19、20記載のとろろ昆布シート片の製造方法及び請求項21〜23記載のとろろ昆布シート片は、請求項1〜15記載のとろろ昆布シートの製造方法によって製造された帯状のとろろ昆布シート、あるいは請求項16〜18記載のとろろ昆布シートを、更に短冊状、四角形又はその他の任意の形状に小片化しているので、ふりかけ、味付け海苔風、お結びに貼りつけたり、手巻き寿司に巻き付ける、ラーメンの具等とろろ昆布の用途が広くなった。
請求項23記載のとろろ昆布シート片は密閉容器に収納されているので、長期の保存が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法で形成される昆布ブロックの斜視図である。
【図2】同昆布ブロックの製造工程のフロー図である。
【図3】同昆布ブロックの製造型枠の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るとろろ昆布シートをとろろ昆布薄片から製造する工程の説明図である。
【図5】とろろ昆布薄片のオーバーラップ状態の説明図である。
【図6】(a)、(b)はそれぞれとろろ昆布シート製造装置の平面図及び正面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るとろろ昆布シートの製造方法を示す工程図である。
【図8】(a)、(b)はそれぞれとろろ昆布シートに模様を形成する型板の斜視図である。
【図9】(a)、(b)はそれぞれとろろ昆布シートに模様を形成する方法の説明図である。
【図10】(a)は味付け海苔風のとろろ昆布シート片、(b)はラーメンの具として使用するとろろ昆布シート片を示す説明図である。
【符号の説明】
10:昆布ブロック、11:型枠、12:とろろ昆布薄片、13:底板、14:レール、15:平面切削装置、16:加熱圧縮板、17:とろろ昆布シート、18:シート切断装置、19:板状とろろ昆布製品、20:とろろ昆布シート製造装置、21:下ベルトコンベア、22:上ベルトコンベア、23:下ベルト、24:上ベルト、25:駆動プーリ、26:駆動プーリ、27:従動プーリ、28:従動プーリ、29:軸受、30:軸受、31:軸受、32:軸受、33:同期駆動機構、34:無段減速モータ、35:歯車、36:スプロケット、37:スプロケット、38:チェーン、39:歯車、40:スプロケット、41:スプロケット、42:チェーン、43:板状ヒータ、44:板状ヒータ、45:補助架台、46:押圧機構、47:支持板、48:コイルバネ、49:調整ねじ、50:柱部材、51:上板部材、52:ストッパー板、53:とろろ昆布シート、54:噴霧機、55:型板、56:型板、58:混合液、59:噴霧機、60:容器、61:噴霧機、62:熱板、63:とろろ昆布シート片、64:とろろ昆布シート片
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tororo kelp sheet, tororo kelp sheet pieces that can be used for various purposes such as rice balls, sushi rolls, soup bowls, and a method for producing them.
[0002]
[Prior art]
Kombu is a nutrient-rich, low-calorie alkaline food that has long been a favorite food as food, and kelp collected from the sea and dried is used for serving, and kelp that has been cut into small or small pieces and tasted sweet and seasoned is Widely used for side dishes, snacks, and delicacies.
However, existing Tororo Kombu melts in the mouth and melts in the mouth and is delicious, but regardless of whether it is for business or commercial use, even if you try to take out an appropriate amount from the bag, the Tororo Kombu does not easily shred, If the amount is too large or too small, it has to be taken out many times, and the use is limited, such as putting it in a soup bowl or putting it on rice. In addition, it is delicious to roll it on rice balls, but it takes time and effort to wind it, it is inconvenient to handle and lacks convenience, and it absorbs moisture over time and eats around your fingers and mouth. There were drawbacks, such as the stickiness of the kelp and the difficulty in eating. Therefore, it has been considered to stack several pieces of kelp kelp that are too thin and inconvenient to handle to make a kelp sheet for each use amount.
For example, after immersing dried kelp in diluted vinegar to soften it, layer it using a formwork, compress it and solidify it in a block shape, then cut it thinly along the compressed surface into a plate-like ragged kelp. Tororo kelp, which is thinly cut in the form of cutting fibers along the plane intersecting with the compression surface, is used for rice balls and sushi rolls and is eaten for soup bowls and the like. Further, as a method for laminating kelp flakes, for example, in Patent Document 1, a kelp flake is laminated between a fixed receiving base and a holding plate located above the pedestal, and the heated holding plate is lowered using hydraulic pressure or the like, and pressed. A method of manufacturing a plate-shaped fragrant kelp has been proposed, for example, in Patent Document 2, a ragged kelp flake placed on a conveyor belt is passed between pressure rollers arranged vertically, and a sheet-shaped fragrant kelp is formed. Manufacturing methods have been proposed.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-61-58558
[Patent Document 2]
Japanese Patent No. 30655566
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the method described in Patent Document 1 is a batch method, in which the result of the heat compression bonding can be confirmed only after the completion of the heat compression bonding and the lifting of the holding plate, which lacks productivity and that continuous quality confirmation cannot be performed. There were drawbacks. Further, since the method of Patent Document 2 is sandwiched between cylindrical rollers, it is heated in a linear shape perpendicular to the traveling direction of the conveyor belt, and if there is a variation in the thickness of the laminated food material, the method is thick. The portion is heated excessively compared to the thin portion, and as a result, there is a problem that the degree of heating is partially varied, and discoloration corresponding to the variation in the degree of heating is generated.
The present invention has been made in view of the above circumstances, it is possible to continuously check the quality and good productivity, the method of manufacturing a good-quality kelp kelp sheet and a mellow kelp sheet piece with less variation in the heating degree and good quality, and when eating Easy to handle with little stickiness, rice balls, maki sushi, soup, etc., can be used for various purposes, such as tororo kelp sheet and tororo kelp sheet piece, topped with tororo kelp sheet and tororo kelp sheet pieces of ingredients other than kelp, It is an object of the present invention to provide a tororo kelp sheet and a tororo kelp sheet piece in which ingredients other than kelp are sandwiched, and a tororo kelp sheet and a tororo kelp sheet piece having an uneven pattern and a decorative pattern on the surface.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a method for manufacturing a tororo kelp sheet according to the first aspect of the present invention, wherein the original alga kelp is immersed in a pre-soak solution using diluted vinegar, laminated using a mold, further compressed and solidified into a block shape. The solidified kelp block is sequentially cut along a plane intersecting with the compression surface to obtain a thin kelp flake; Is gradually transferred by a lower belt conveyor using a belt, and is provided at an intermediate position of the lower belt conveyor, and a binder and a moisturizing liquid are applied to the thin kelp flakes on the upstream side of the upper belt conveyor using a heat-resistant belt. A second step of spraying or coating the kelp flakes in a continuous state by laminating two or more sheets by the upper and lower heating compression plates provided on the upper belt conveyor and the lower belt conveyor, respectively. And a third step of obtaining a strip of yam tangle sheet by press molding.
Here, the original algae kelp is obtained by drying kelp obtained from the sea and cutting it to an appropriate length, and is generally used as a raw material for mellow kelp, ragged kelp and the like.
In the second step, when two or more pieces are put into a continuous state, a part of one piece of the kelp flakes is overlapped (overlapping) to make a continuous state, or when two or more pieces of the kelp flakes are stacked, Includes the case where parts are overlapped to form a continuous state.
Spraying or applying a binder and a moisturizing liquid to the kelp flakes is because the kelp flakes obtained by cutting the kelp block in the first step are so thin that the surface dries and e.g. In this case, the fragrance of the kelp is prevented from drying and has a suppleness, and at the same time, the fragrance of the kelp is laminated or partially overlapped to bond the kelp flakes together. Here, the binder refers to a substance that has a function of bonding thin kelp flakes, for example, a substance that has a function of bonding any one or more of calcium salt, glucomannan and cellulose, or a fine kelp flake. If it is, another thing may be used. The reason for using calcium salt as a binder is that calcium salt is contained in kelp, which converts the sodium alginate that causes stickiness of kelp into calcium alginate and causes gelling, preventing the kelp from becoming sticky At the same time, it acts as a moisturizer and a binder. As the calcium salt, an edible calcium chloride or calcium lactate salt is preferable, and an aqueous solution is particularly preferable.
Further, in the second step, the upstream side of the upper belt conveyor refers to a period from a stage where the smelling kelp flakes are stacked or stacked to a stage before being sandwiched by the upper belt conveyor.
In addition, since two or more pieces of lamellar kelp that are laminated in the third step and keep moderate moisture are heated and pressed by the upper and lower heating and compression plates, there is no variation in the degree of heating in the pressed portion. Tororo kelp sheet is made. In addition, since the upper and lower heated compression plates are provided on the upper belt conveyor and the lower belt conveyor, respectively, the heating and pressurized state of the squid kelp sheet that has been transferred to the lower belt conveyor and has come out of the heated compression plate should be seen immediately. It can be changed immediately and can be an ideal product in a heated and pressurized state. As a result, it was possible to solve the variation in the degree of partial heating and the variation in the pressed state that occur when the roasted kelp flakes containing moderately moisture and having a gelled surface are heated and compressed by a roll-shaped heated compression plate. .
[0006]
The method for manufacturing a tororo kelp sheet according to the second invention is characterized in that a raw algae kelp is immersed in a pre-soak solution using diluted vinegar, layered using a mold, further compressed and solidified into a block, The first step of successively cutting the kelp block along the plane intersecting with the compression surface to obtain a thin kelp flake, and using the heat-resistant belt with the two pieces or more of the kelp kelp, which are continuously stacked. A second step of spraying or applying a moisturizing liquid to the thinned kelp flakes on the upstream side of the upper belt conveyor using a heat-resistant belt, which is gradually conveyed by the lower belt conveyor that has been provided, and is provided at an intermediate position of the lower belt conveyor. The upper and lower heating belts provided on the upper belt conveyor and the lower belt conveyor, respectively, heat and pressure-mold the thinner kelp flakes in a continuous state by stacking two or more sheets to form a belt-shaped melter. And a third step of obtaining a kelp sheet.
Here, the phrase “two or more pieces of the kelp kelp are put into a continuous state” means both the case where all the pieces of the kelp kelp are overlapped and the case where they are partially overlapped. That is, there are a case where a part of one piece of kelp kelp is overlapped (overlapping) to make a continuous state, and a case where two or more pieces of kelp kelp flakes are overlapped and made continuous.
[0007]
The method for producing a sorghum kelp sheet according to the third invention is the method for producing a sorghum kelp sheet according to the first and second inventions, wherein a sodium alginate solution is sprayed or sprayed on the sorghum kelp sheet obtained in the third step. After the foodstuffs other than the kelp are applied and placed, a fourth step of spraying or applying a calcium salt solution and a fifth step of heating and / or pressurizing the kelp sheet on which the food is placed are included. ing.
In the fourth step, the sodium alginate solution is sprayed or applied. Sodium alginate is a sticky component of the kelp, and the surface is made sticky by spraying or applying the sodium alginate solution so that the food material is adhered to the melted kelp sheet. Because it can be. Since the sodium alginate solution is used as the adhesive, the taste is natural and good.Moreover, by spraying or applying a calcium salt solution, the sodium alginate is changed to calcium alginate and gelled, and the foodstuff is fixed and adhered to the kelp surface, By further heating and / or pressurizing, the food material does not come off from the kelp sheet. Pressure is 0.02 to 2 kgf / cm 2 Is preferred. 0.02kgf / cm 2 If less than 2kgf / cm 2 If it is more than this, there is a risk that the texture will be too bad and unpleasant.
Here, the heating temperature is preferably 100 to 200 ° C. If the temperature is lower than 100 ° C., the water content of the food does not evaporate, and there is a risk that some foods will rot later. If the temperature exceeds 200 ° C., the foods may burn. In addition, both heating and pressurization may be performed, or only one of them may be performed, or the heating temperature and the heating time, and the pressing force may be appropriately adjusted depending on the food material to be placed and the number of kelp flakes to be laminated, and in some cases, It may be 50 to 100 ° C.
[0008]
The method for manufacturing a kelp sheet according to a fourth invention is the method for manufacturing a kelp sheet according to the first and second aspects, wherein an adhesive is sprayed or applied to the kelp sheet obtained in the third step. The method includes a fourth step of placing foods other than the kelp kelp and a fifth step of heating and / or pressurizing the kelp sheet on which the ingredients are placed.
The adhesive has a function of adhering the food material to the roasted kelp sheet by pressing or heating, and any adhesive may be used as long as it is harmless to eat, for example, a binding agent such as calcium salt, glucomannan, cellulose, Any of a humectant such as an aqueous sorbite solution, sodium alginate and the like can be used.
[0009]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the method for manufacturing a kelp sheet according to the first aspect, wherein, in the second step, the kelp sheet is bonded to the kelp sheet at an upstream side of the upper belt conveyor. Spray or apply the adhesive and moisturizing liquid, and spray or apply the sodium alginate solution, and place the ingredients other than the kelp kelp.
By spraying or applying not only a binder and a moisturizing liquid but also a sodium alginate solution to the melted kelp flakes, the food material placed thereon is more securely adhered to the melted kelp flakes.
[0010]
The method for manufacturing a kelp sheet according to a sixth invention is the method for manufacturing a kelp sheet according to the second invention, wherein, in the second step, the moisturizing liquid is applied to the kelp flakes upstream of the upper belt conveyor. After spraying or applying the ingredients, the ingredients other than the kelp kelp are placed.
The method for manufacturing a kelp sheet according to a seventh aspect of the present invention is the method for manufacturing a kelp kelp sheet according to the fifth and sixth aspects, wherein in the second step, the kelp kelp on which ingredients other than the kelp kelp are placed is placed. A thin kelp flake is placed on the flake.
Further, by placing the thinned kelp flakes, a kelp sheet with foodstuffs sandwiched therebetween can be obtained.
[0011]
According to an eighth aspect of the present invention, there is provided a method of manufacturing a kelp kelp sheet according to the first, second and seventh aspects, wherein the kelp kelp sheet obtained in the third step has a predetermined uneven pattern. And a fourth step of quenching.
Here, the uneven pattern includes an uneven pattern of characters and designs.
The method for manufacturing a kelp sheet according to a ninth invention is the method for manufacturing a kelp sheet according to the first, second, and seventh inventions, wherein the third step includes two or more sheets in a continuous state. A thin template made of a heat-resistant material and having a predetermined uneven pattern or punched pattern formed thereon is disposed above and / or below the thinned kelp flakes.
A thin mold plate having a predetermined uneven pattern or punched pattern formed on or below or on both sides of the kelp flakes is arranged and heated and compressed to form a melted kelp sheet having the uneven pattern or punched pattern formed.
[0012]
According to a tenth aspect of the present invention, there is provided a method of manufacturing a roasted kelp sheet according to any one of the third to seventh aspects, wherein the food material other than the roasted kelp sheet is in a powdery, granular, or sheet form.
An eleventh invention is directed to a method for producing a kelp sheet according to the third and fifth aspects, wherein the sodium alginate solution is an aqueous solution. Since the sodium alginate solution is an aqueous solution, it is strongly sticky and acts as an adhesive.
The method for manufacturing a kelp sheet according to a twelfth aspect is the method for manufacturing a kelp sheet according to the third aspect, wherein the calcium salt solution is an aqueous solution of edible calcium chloride or calcium lactate. Alternatively, it reacts with the applied or sprayed sodium alginate to form calcium alginate, gels the surface of the kelp to prevent stickiness of the kelp, and simultaneously fixes and adheres the ingredients on the kelp flakes or the kelp sheet to the kelp.
According to a thirteenth aspect of the present invention, there is provided a method of manufacturing a kelp sheet according to the first to twelfth aspects, wherein the moisturizing liquid is an aqueous sorbite solution. Since it is an aqueous solution, it can be mixed with a calcium salt, can be adjusted as a mixed solution, and can be used for both spraying and application. It does not react with calcium salts.
[0013]
According to a fourteenth aspect of the present invention, there is provided a method of manufacturing a kelp kelp sheet according to the first to thirteenth aspects, wherein the heating temperature of the kelp kelp flakes by the hot pressing plate is 100 to 200 ° C. And the pressing force is 0.02 to 2 kgf / cm 2 And
If the temperature is lower than 100 ° C., two or more kelp do not adhere, and if the temperature is higher than 200 ° C., the kelp is denatured due to heat and the taste becomes worse.
The pressing force is 0.02 kgf / cm 2 If it is less than 2 kgf / cm, the pressure will be too small and the kelp will not adhere to two or more 2 If it is larger, the texture of the resulting kelp product will be poor and unpalatable.
About the temperature and pressure, when the food is sandwiched in the middle, when the food is placed on the top, it is also adjusted according to the type of the food, but in the present invention, it is provided in the middle while transferring by the upper and lower belt conveyors Since the heat compression is performed by the heat compression plate, the result of the heat compression of the roasted kelp sheet is easily understood and the adjustment is easy.
[0014]
The method for producing a kelp sheet according to a fifteenth invention is the method for producing a kelp sheet according to the first to fourteenth inventions, comprising a final step of applying or spraying a gloss and a coating agent.
Here, the gloss and the coating agent refer to, for example, an agent that simultaneously coats the surface of the food material, such as shellac and rice wax, with a gloss. In the case of laid kelp kelp sheet, it prevents the upper foodstuffs from peeling off.
[0015]
The kelp sheet according to a sixteenth aspect of the present invention is a kelp sheet in which two or more kelp flakes are stacked and made into a continuous state, and a powdery, granular, or pasty material other than kelp is provided on the top of the kelp sheet. Or, a sheet-like food material is placed.
The melted kelp sheet according to the seventeenth invention is a melted kelp sheet obtained by laminating and polymerizing two or more melted kelp flakes, and between the melted kelp sheet is a powdery, granular, sheet, or figure other than kelp. Shaped food is sandwiched.
Here, “between the kelp sheets” means that the ingredients are sandwiched between the kelp flakes when the kelp sheet is constituted.
The eighteenth aspect of the invention relates to a kelp sheet in which two or more kelp flakes are stacked to form a continuous state, and furthermore, an uneven pattern is formed on the surface thereof.
Here, the surface of the tororo kelp sheet includes any of only the upper surface, only the lower surface, and both surfaces.
According to a nineteenth aspect of the present invention, in the method of manufacturing a kelp sheet piece, the kelp sheet manufactured by the kelp sheet manufacturing method of the first to fifteenth aspects is further cut into strips.
Here, the strip shape means, for example, cutting to a width of 1 to 150 mm and a length of 10 to 200 mm. By cutting into strips, it is possible to use for various purposes such as sprinkling, seasoned laver style, rice balls, hand-rolled sushi, ramen noodles and the like.
In a method of manufacturing a kelp sheet piece according to a twentieth aspect, the kelp sheet produced by the method of manufacturing a kelp sheet according to the first to fifteenth aspects is reduced to a square or other shape.
The square or other shape includes a square, a triangle, other polygons, or any shape such as an animal, a doll, a character, and a character. By adopting various shapes according to the use, the use is expanded and the commercial value is increased.
In the twenty-first aspect of the present invention, a piece of the kelp sheet obtained by laminating two or more pieces of kelp kelp into a continuous state is cut into strips and cut into small pieces.
Tororo kelp sheet pieces are cut into strips and cut into small pieces, so they can be used for rice balls and sprinkles, etc., and because they are made of tororo kelp, they have hygroscopic properties and absorb moisture on the surface when attached to rice balls. And can be easily pasted.
In the twenty-seventh embodiment of the tororo kelp sheet piece, two or more tororo kelp sheets are stacked and made into a continuous state, and the tororo kelp sheet is cut into a square shape or another shape.
By using an arbitrary shape such as a quadrangle, a triangle, a polygon, a character shape, and a character shape, the range of use is widened and the commercial value is increased.
In the sixteenth, the eighteenth, the twenty-first, and the twenty-second inventions, the fact that the melted kelp flakes are put into a continuous state is referred to as the case where the laminated polymerized kelp flakes are put into a continuous state or one piece of the melted kelp flakes. This includes both cases where the following squishy kelp slices are stacked and made continuous.
The roasted kelp sheet pieces according to a twenty-third aspect of the present invention are the roasted kelp sheet pieces according to the twenty-first and twenty-second aspects, wherein the reduced pieces of the roasted kelp sheet pieces are housed in a closed container.
By storing in a closed container, it is possible to prevent the roasted kelp sheet pieces from drying and falling apart with the passage of time, and to eat moist and delicious roasted kelp sheet pieces over a long period of time.
[0016]
In addition, conventional kelp kelp is made by simply laminating kelp kelp thin pieces, so if it is cut into strips or any small pieces, it can be cut into any shape by becoming powder or cracking It was difficult.
The roasted kelp sheet of the present invention is formed by spraying or applying a moisturizing liquid to the roasted kelp flakes and laminating the kelp flakes with sodium alginate in the kelp or by further adding sodium molybdenum so as to keep moderate moisture in the kelp flakes. Since the thinned kelp flakes are heated and / or pressed using upper and lower heating / compression plates to produce the kelp flakes, the kelp flakes are tightly adhered and the kelp kelp sheet is cut. However, it became possible to cut into any shape without breaking each of the thin pieces of kelp kelp into pieces, powder, and cracking.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings to provide an understanding of the present invention.
FIG. 1 is a perspective view of a kelp block formed by a method of manufacturing a kelp sheet according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a flowchart of a manufacturing process of the kelp block, and FIG. FIG. 4 is a perspective view of a production form, FIG. 4 is an explanatory view of a manufacturing process of a kelp sheet according to the first embodiment of the present invention, FIG. 5 is an explanatory view of an overlapping state of kelp flakes, and FIG. (B) is a plan view and a front view of a toro kelp sheet manufacturing apparatus, respectively, and FIG. 7 is a process diagram illustrating a method of manufacturing a taro kelp sheet according to a second embodiment of the present invention, FIGS. b) is a perspective view of a template for forming a pattern on the roasted kelp sheet, FIGS. 9 (a) and 9 (b) are explanatory diagrams of a method for forming a pattern on the roasted kelp sheet, and FIG. 10 (a) is a seasoned laver Kaze no Toro Kombu sheet pieces, (b) with ramen ingredients It is an explanatory view showing a yam kelp sheet pieces to use Te.
[0018]
A method for manufacturing a kelp sheet according to the first embodiment of the present invention will be described below.
(First step)
First, the manufacturing process of the kelp block 10 formed by using the method for manufacturing a kelp sheet according to the present embodiment shown in FIG. 1 will be described with reference to the flowchart of FIG. The bundle of dried seaweed kelp collected from the sea and dried is immersed in a pre-soak solution (about 30 mg / 100 ml) using diluted vinegar for 0.5 to several minutes before being soaked (step 1). The bundle of the original seaweed kelp that has been pickled is stacked in a room for several hours to several days and allowed to stand, so that moisture is infiltrated to make it soft and uniform in acidity (step 2). The algae kelp that has been left indoors and is naturally semi-dried and easily cut is cut into a length of 10 to 20 cm (step 3).
Next, dust, sand and the like adhering to the surface of the kelp cut to a length of 10 to 20 cm are removed by a sand remover (step 4).
The kelp that has been cut and from which dirt, sand, etc. have been removed is weighed with a weighing machine, and weighed into one kelp block (for example, 60 kg) (step 5).
[0019]
The weighed kelp is filled into a mold 11 having an inner diameter of, for example, 400 mm in length, 450 mm in width, and 500 mm in height, which is the size of the solidified kelp block 10 shown in FIG. As shown in FIG. 3, the form 11 can be opened frontward at the center in the left and right direction, and the kelp lump loaded on the stainless steel or brass bottom plate 13 can be moved out of the form by the rail 14 provided at the lower part. Has become. The kelp mass in the formwork 11 can be pressed by a press machine such as a hydraulic cylinder installed on the upper part.
First, the kelp is put into the mold 11 for about 8 minutes, temporarily compressed by the upper press machine, compressed, and the remaining kelp is further placed in the mold 11 having a gap at the upper portion, and then compressed again. A semi-solid block is obtained by standing for about 5 minutes (step 6). Open the front of the formwork, move the semi-solid block loaded on the bottom plate 13 out of the form by the rail 14 installed at the bottom, place a stainless steel or brass top plate (not shown) on the top of the kelp, and place it on the top. About 150kgf / cm by large press 3 Is applied and the main compression is performed (step 7). The upper plate and the lower plate are fixed with bolts and nuts, and are left standing (aging) for several days so as to equalize the moisture and obtain sufficient binding while maintaining the compressed state (step 8). ). By removing the upper plate, the lower plate, and the bolts and nuts, a kelp block 10 having a length of 400 mm, a width of 450 mm, and a height of 200 mm as shown in FIG. 1 is obtained (step 9).
[0020]
Next, the kelp block 10 shown in FIG. 1 is turned over such that the plane Q or Q 'intersecting with the compression planes P and P' is the upper surface, and the Q or Q 'plane is shown as a cutting plane in FIG. A large number of thin kelp flakes 12 are obtained by loading the flat cutting device 15 and sequentially shaving the surface into a thin plate shape having a thickness of, for example, about 0.02 to 0.04 mm.
Since the fibers are cut thinly to a thickness of about 0.02 to 0.04 mm and the fibers are cut, the kelp flakes 12 which melt in the mouth and melt are formed.
[0021]
(2nd process)
Each of two to three pieces of the above-mentioned tororo kelp flakes 12 are overlapped on a belt 23 (hereinafter, also referred to as a lower belt) of a lower belt conveyor 21 of a tororo kelp sheet manufacturing apparatus 20 shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b). As shown. As a mounting method, a person may be mounted, or a machine that continuously mounts a predetermined number of the thinned kelp flakes 12 while overlapping may be used. Also, the number of pieces of the tromel kelp slices 12 to be placed at one time is free, but if it is thickly cut, one or more pieces are used. In addition, when the number of the melted kelp flakes 12 is large, the overlapped melted kelp flakes 12 are displaced and arranged as shown in FIG. The mellow kelp slices 12 on the downstream side are gently overlapped.
[0022]
As shown in FIG. 4, the loaded kelp flakes 12 are continuously and gradually conveyed by a lower belt conveyor 21, and are provided at an intermediate position of the lower belt conveyor 21, and are provided with a heat-resistant belt 24 (hereinafter, also referred to as an upper belt). ) Using the upper belt conveyor 22 and the lower belt conveyor 21. Immediately before entering the upper belt conveyor 22, a sprayer 54 filled with a mixed solution 58 of a suspension of calcium chloride aqueous solution or glucomannan, cellulose as an example of a binder and a sorbite aqueous solution as an example of a moisturizing liquid is provided at a position immediately before entering the upper belt conveyor 22. The mixed liquid 58 is sprayed on the thinned kelp flakes 12 on the lower belt conveyor 21.
As the suspension of the binder used here, any one of an aqueous solution of calcium chloride, glucomannan, and cellulose may be used, or two or more may be used as a mixture, and the effect of the binder may be used. It is also possible to use another material as long as it has the following.
(3rd step)
The melted kelp flakes 12 sprayed with the mixed liquid 58 are conveyed by the lower belt conveyor 21 as they are, and heated and pressed by the upper and lower heating compression plates 16 provided on the lower belt conveyor 21 and the upper belt conveyor 22, respectively. The notororo kelp sheet 17 is obtained.
[0023]
In the present embodiment, two or three pieces of the kelp flakes 12 are placed on the lower belt conveyor 21 to form the kelp sheet 17, but when the kelp flakes 12 are placed, the number of the kelp flakes 12 is 2 to 10 pieces. It is free depending on the application.
In the present embodiment, a sprayer 54 filled with a mixed solution 58 of a suspension of a binder such as an aqueous solution of calcium chloride, glucomannan, or cellulose and an aqueous solution of sorbite is sprayed at a position immediately before the upper belt conveyor 22. However, the present invention also includes a case where the mixed liquid 58 is applied with a brush or the like without using the sprayer 54, as long as it is on the upstream side of the upper belt conveyor 22. Further, in the above-described embodiment, the sprayer 54 is mounted on the upstream side of the melted kelp sheet manufacturing apparatus 20. However, the case of incorporating a sprayer or a coating apparatus on the upstream side of the melted kelp sheet manufacturing apparatus is also included in the method of the present invention. included.
Further, in the present embodiment, a mixed solution 58 of an aqueous solution of calcium chloride, a suspension of a binder such as glucomannan or cellulose and an aqueous solution of sorbite was used. A suspension of a binder solution such as a calcium aqueous solution or glucomannan or cellulose may be sprayed in a later step. Further, an aqueous solution of calcium lactate may be used instead of the aqueous solution of calcium chloride.
[0024]
Hereinafter, the tororo kelp sheet manufacturing apparatus 20 will be described in detail.
As shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), the toro kelp sheet manufacturing apparatus 20 includes a lower belt conveyor 21 disposed horizontally and an upper belt conveyor 22 above the lower belt conveyor 21. Each of the lower belt conveyor 21 and the upper belt conveyor 22 has an endless lower belt 23, an upper belt 24, a front drive pulley 25, 26, and a rear driven pulley 27, 28. The shafts on both sides of the drive pulley 25 and the driven pulley 27 of the lower belt conveyor 21 are fixed to a stand (not shown) via bearings 29 and 30, respectively. The shafts at both ends of the drive pulley 26 and the driven pulley 28 of the upper belt conveyor 22 are fixed to the gantry via bearings 31 and 32, respectively. The bearings 30 and 32 are provided with belt tension means (not shown) for preventing the belts 23 and 24 from loosening. The belts 23 and 24 are made of a cloth belt formed by weaving glass fibers, which is an example of a heat-resistant and bendable material.
[0025]
A synchronous drive mechanism 33 that moves the lower belt conveyor 21 and the upper belt conveyor 22 in synchronization is provided. The synchronous drive mechanism 33 attaches a gear 35 and a sprocket 36 to an output shaft of a continuously variable reduction motor 34, and connects the sprocket 36 and a sprocket 37 provided on a shaft of the drive pulley 26 by a chain 38. A gear 39 meshing with a gear 35 and a sprocket 40 coaxially with the gear 35 are provided on a shaft supported at both ends by bearings (not shown). The sprocket 40 and a sprocket 41 provided on the shaft of the drive pulley 25 are combined with a chain. They are connected by 42. Here, the number of teeth of the gear 35 and the gear 39, the number of teeth of the sprockets 36 and 40, and the number of teeth of the sprocket 37 and the sprocket 41 are the same. As a result, when the continuously variable reduction motor 34 rotates in a predetermined direction (clockwise in FIG. 6B), the lower belt conveyor 21 and the upper belt conveyor 22 operate synchronously at the same feed speed.
[0026]
Plate heaters 43 and 44 (electric heaters) constituting the heating / compression plate 16 are provided above and below a position where the upper belt 24 of the upper belt conveyor 22 and the lower belt 23 of the lower belt conveyor 21 contact each other. The lower plate-like heater 43 is mounted on an auxiliary frame 45 in a fixed state, and the belt 23 passes directly above the lower plate-like heater 43, and the upper plate-like heater 44 is heated and compressed by the heating plate 16 (shown in FIG. ) Is provided so as to be able to be elastically pressed via a pressing mechanism 46 provided in (1). The pressing mechanism 46 includes a supporting plate 47 that supports the plate-shaped heater 44 from above, four coil springs 48 as an example of an elastic member that presses the front, rear, left, and right of the supporting plate 47, and a pressing state of the four coil springs 48. And an adjusting screw 49 for independently adjusting the adjustment screw. These adjustment screws 49 are screwed into predetermined positions of an upper plate member 51 fixed via four pillar members 50 on the auxiliary stand 45. A stopper plate 52 is provided at an intermediate position of the adjusting screw 49 and presses the coil spring 48 thereunder. Therefore, when the adjusting screw 49 is rotated, the stopper plate 52 moves up and down, and the pressing state of the lower coil spring 48 changes. As a result, for example, 0.02 to 1 kgf / cm is applied to the lamellar kelp flakes 12 passing between the upper and lower belts 23 and 24. 2 And a temperature of 100 to 200 ° C.
The upstream and downstream sides of the portions where the plate heaters 43 and 44 contact the belts 23 and 24 are rounded to reduce the resistance to the belts 23 and 24.
[0027]
The melted kelp flakes 12 placed on the lower belt conveyor 21 of the mellow kelp sheet manufacturing apparatus 20 and continuously conveyed by the lower belt conveyor 21 gradually reduce the length W of the upper and lower plate heaters 43 and 44, for example. After passing for 3 to 10 seconds, the upper plate-like heater 44 is slightly pushed upward by the squid kelp flakes 12 and, at the same time, the squid kelp flakes 12 are fed to the squid kelp flakes 12 by, eg, 0.02 to 1 kgf / cm 2 And a temperature of, for example, 100 to 200 ° C., and the viscous material inside the kelp flakes 12 is extruded, and the overlap portion and the lamination part of the kelp flakes 12 are adhered to form a belt-shaped kelp sheet 17. Here, the heating state and the pressing state of the roasted kelp sheet 17 that have passed through the upper and lower plate-like heaters 43 and 44 are checked, and the drive of the stepless reduction motor 34 is adjusted so that the roasted kelp flake 12 of the lower belt conveyor 21 is formed. The heating state is adjusted by adjusting the feed speed and the temperature of the upper and lower plate heaters 43 and 44, and the adjusting state of the pressing state is adjusted by adjusting the adjusting screw 49 of the coil spring 48 of the pressing mechanism 46. Since the pressing state and the heating state can be adjusted immediately by looking at the toro kelp sheet 17 that has passed through the lower belt conveyor 21, it is possible to immediately judge whether overheating or insufficient heating or the like is possible and to make adjustments. For this reason, the kelp sheet 17 in which the heating and pressing conditions are ideal is obtained, and at the same time, waste of kelp is avoided.
[0028]
Next, a method for manufacturing a tororo kelp sheet according to a second embodiment of the present invention will be described below.
Note that the same components as those of the device used in the method of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
In the second embodiment, the first step, the second step, and the third step are the same as those in the first embodiment, and a description thereof will be omitted.
(4th process)
As shown in FIG. 7, the aqueous solution of sodium alginate put in the sprayer 59 is sprayed on the squid kelp sheet 17 obtained in the third step, and the foodstuffs other than kelp in the container 60 having a large number of small holes at the bottom are sprayed. By sprinkling powdered green tea as an example, and further spraying an aqueous calcium chloride solution as an example of a calcium salt solution with a sprayer 61 (or applying it with a brush or the like) to gel the sodium alginate, A powdered matcha, which is an example of a topping material, is fixed and adhered on a toro kombu sheet 17.
As the adhesive, an aqueous solution of sodium alginate and an aqueous solution of calcium chloride were used.However, any material may be used as long as it has a function of adhering food materials to the melted kelp sheet by pressurizing or heating, and it is not harmful to eat. Any of salts, binders such as glucomannan and cellulose, humectants such as sorbite aqueous solution, sodium alginate and the like can be used. In some cases, the case where no adhesive is used is also included in the present invention.
(Fifth step)
The powdered green tea is placed on the upper part, and the surface is gelled with calcium alginate. A hot plate 62 made of stainless steel or brass heated to, for example, 60 to 150 ° C. is pressed on the kelp sheet 17 for 1 to 3 seconds. The powdered green tea placed on the kelp sheet 17 is securely adhered to the mellow kelp sheet 17 to form a mellow kelp sheet with the powdered green tea topped. Here, the heating plate 62 may be a plate-shaped heater using a heat source as electricity, or may be separately heated by a heater (not shown).
[0029]
Further, the green tea is placed, and the pressed and heated toro kombu sheet is sprayed with, for example, 0.1 to 0.5 ml of a shellac solution of, for example, 10 to 50%, which is an example of gloss and a coating agent. As a result, the glossy kelp sheet is given a luster and at the same time, the upper matcha is prevented from peeling. Here, as the gloss and the coating agent, for example, rice wax or the like may be used instead of shellac.
In the present embodiment, powdered matcha was used as a food material to be placed on the tororo kelp sheet, but powdered, granular, paste-like, sheet-like food materials such as pepper, green seaweed, garlic, ginger, shiso, herbs, or cheese. , Or a mixture of two or more kinds, such as sliced into a figure shape, may be placed. Also, it is possible to mix various kinds of toppings such as pepper, seaweed, garlic, ginger, perilla, herbs, cheese, etc., mixed with other ingredients to form a paste, cut into figures, or the like.
When putting cheese, you may put shiso or seaweed on the cheese to prevent the cheese from sticking to the hot plate made of stainless steel or brass. A kelp sheet may be placed on top of the kelp flakes with cheese sandwiched between the kelp sheets.
Not only cheese but also other ingredients may be sandwiched between the kelp sheets, which makes a kelp sheet sandwiched with ingredients.
In this case, the heating time of the hot plate 62 is set to about 2 to 10 seconds, the heating temperature is set to 100 to 200 ° C., or the pressing force is increased, so that the food material is securely adhered to the roasted kelp sheet.
[0030]
Further, in the present embodiment, the hot plate 62 is pressed, but the hot plate may be simply separated from the food and heated, or only the hot plate 62 may be heated with a drier that emits hot air. Alternatively, the hot plate may be simply pressed as a pressing plate without heating. Heating and pressing conditions are appropriately selected in consideration of the taste of the food and the finished tororo kelp sheet, hygiene, and the like.
Further, in the present embodiment, the heating plate 62 is merely a plate made of stainless steel or brass. , A turquoise kelp sheet with quenched characters such as Kotobuki. This is particularly effective for the roasted kelp sheet where no food material is placed, or the food material is sandwiched between the roasted kelp sheets and the upper portion becomes the mellow kelp sheet.
Alternatively, instead of using the hot plate 62, the food may be placed and the upper part may be gelled with a calcium salt, or the melted kelp sheet in which the food is sanded may be passed again through the melted kelp sheet manufacturing apparatus and heated and pressed again. . In addition, two sets of toro kelp sheet manufacturing equipment were installed, and the ingredients were placed, or the toro kelp sheet with the ingredients sandwiched was passed through a toro kelp sheet manufacturing apparatus, heated and pressed, and the ingredients were placed or sanded. You may also manufacture tororo kelp sheets. In this case, when installed on the downstream side, the roasted kelp sheet manufacturing apparatus can also use the lower belt conveyor as the upstream sided kelp kelp sheet manufacturing apparatus.
Further, it is free to spray or apply the gloss and the coating agent to the belt-shaped toro kelp sheet that has come out of the toro kelp sheet manufacturing apparatus.
[0031]
Next, a method for manufacturing a tororo kelp sheet according to a third embodiment of the present invention will be described below.
The same components as those in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted. FIGS. 8A and 8B are diagrams showing a template for forming a pattern on the kelp, and FIGS. 9A and 9B are diagrams showing a method for forming a pattern on the kelp.
In the third embodiment, the first step and the second step are the same as those in the first embodiment, and thus the description thereof will be omitted.
In the third step, as shown in FIG. 9 (a), the thinned kelp flakes 12 placed on the lower belt 23 of the kelp kelp sheet manufacturing apparatus 20 and continuously conveyed by the lower belt conveyor 21 gradually, as shown in FIG. When passing through a section W sandwiched between the upper and lower plate-like heaters 44 and 43, the heat-resistant material shown in FIG. Thin templates 55 and 56 on which patterns or punched patterns are formed are arranged. The concavo-convex pattern is, for example, a character, an animal, a character, or the like, and is free from a pattern in which one character is engraved as shown in FIG. 8A or a pattern as shown in FIG. This is a carved or embossed pattern that is desired to be put into a plate-shaped toro kelp product, such as one formed with a number of different shapes and one formed with a number of different patterns.
By adjusting the pressing mechanism 46, the upper surface of the lower belt 23, the upper surface, or the lower surface or both surfaces of the kelp flakes 12 under the upper belt 24 in the section W between the upper and lower plate-like heaters 44 and 43 are provided. The template 55 is placed on the upper side, lower side, or both sides of the kelp flakes 12 so that the uneven surface is in contact. By passing the W between the plate heaters 43 and 44 while being heated and pressed by the plate heaters 43 and 44, the concavo-convex pattern of the template 55 is quenched in the plate. Here, in the case of a concave pattern, a convex pattern is formed on the thin kelp flakes 12, and in the case of a convex pattern, a concave pattern is formed on the thin kelp flakes 12. When the template 55 is placed above and below the kelp flakes 12, a concave or convex pattern is formed on both sides of the kelp flakes 12.
Further, by watching the condition of the pattern of the band-shaped toro kelp sheet 53 passing between the plate heaters 43 and 44, the pressing mechanism 46, the stepless reduction motor 34, and the upper and lower plate heaters 44 and 43 are adjusted to heat. Adjust the state and pressing state.
In the present embodiment, the template is placed only between the upper and lower plate-shaped heaters 44 and 43, but the template may be placed from the beginning together with the belt or from the middle of the belt, or the uneven pattern may be directly formed on the belt of the belt conveyor. A formed belt may be used.
[0032]
Further, between two or more pieces of kelp kelp, other than kelp kelp, for example, powdery, granular, paste-like, sheet-like, and figure-like ingredients such as green seaweed, red pepper, garlic, ginger, matcha, perilla, herbs, etc. are sandwiched. By squeezing, it is possible to provide a flavor, a flavor, or a new texture. Furthermore, by inserting a sheet-shaped food material from which a character or a pattern has been cut out between two or more pieces of mellow kelp flakes 12, the letter or pattern can be made to emerge on the mellow kelp sheet.
In the present embodiment, the food ingredients other than the kelp kelp are inserted into the kelp kelp flakes 12 before entering the upper belt conveyor on the lower belt conveyor, which is the upstream side of the kelp kelp sheet manufacturing apparatus, but also on the downstream side. It is good, or it may be put before putting the squid kelp flakes on the squid kelp sheet manufacturing apparatus, and the slag may be put at any time. However, before placing or sandwiching food on the kelp flakes, spray or apply a moisturizer or a mixture of a moisturizer and a binder such as calcium salt, glucomannan, or cellulose to the kelp flakes, Improves the adhesion of ingredients and at the same time prevents the kelp flakes from drying and falling apart over time. In addition, before placing or sandwiching the food on the simmered kelp flakes, spraying or applying an aqueous sodium alginate solution in addition to a moisturizing solution or a mixture of a moisturizing solution and a binder such as calcium salt, glucomannan, or cellulose may result in adhesion of the food. It is still better and is preferable. Further, by spraying or applying a calcium salt, sodium alginate gels into calcium alginate, preventing the kelp from absorbing the moisture in the air and sticking, and at the same time, fixing and bonding the foodstuffs to the kelp.
The squid kelp flakes that are sandwiched with ingredients other than sorghum kelp are heated and compressed by a heating and compression plate, and the upper and lower sorghum kelp are adhered to give aroma, seasoning, or a new texture of the sorghum kelp sheet or text or picture pattern. It is now possible to provide floating kelp sheets.
Here, as the calcium salt, an aqueous solution such as an aqueous solution of calcium lactate may be used, but when mixed with a moisturizing liquid, a solid or powdery one may be used.
[0033]
Next, a method for manufacturing a tororo kelp sheet according to a fourth embodiment of the present invention will be described below.
The same components as those in the first, second, and third embodiments are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted.
In the fourth embodiment, the first step, the second step, and the third step are the same as those in the first and second embodiments, and thus description thereof will be omitted.
(4th process)
The grilled sheet having an arbitrary uneven pattern is applied to the belt-shaped torro kelp sheet 17 manufactured in the third step, and the uneven pattern is quenched to manufacture the belt-shaped torro kelp sheet 17 having the uneven pattern. I do.
[0034]
As shown in FIGS. 4 and 7, the strip-shaped kelp sheet 17 obtained in the present embodiment is cut to a predetermined length by a sheet cutting device 18 provided on the downstream side of the kelp sheet manufacturing apparatus 20, It is seasoned to give a sprinkle, rice ball, snack, rolled sushi, soup, and other plate-shaped toro kelp products 19.
Here, for example, a strip-shaped kelp sheet 17 having a thickness of about 0.02 to 2 mm is cut into strips having a width of 10 mm and a length of 100 mm using the sheet cutting device 18 and then seasoned. As shown in FIG. 5, a sheet-like piece 63 of a moromi kelp sheet, which is a seasoned laver-like moromi kelp product, is produced.
This cutting device may use a sheet cutting device that cuts to a width of 1 to 20 mm and a length of 10 to 100 mm at a time with one cutting device. You may make a piece of kelp sheet with the size of the squid.
Further, as shown in FIG. 10 (b), when the band-shaped torro kelp sheet 17 having a thickness of 0.02 to 2 mm is cut into, for example, 15 mm squares in length and width and then cut into small pieces and seasoned, the thickness becomes 0.02 to 2 mm. Then, a square kelp sheet piece 64 of 15 mm length and 15 mm width can be used as a soup ingredient such as ramen.
Further, for example, when the band-shaped toro kombu sheet 17 having a thickness of 1 to 5 mm is cut out into characters such as "A", "B", and "C" using a cutting device, "A", "B", and "C" are obtained. It can be used as a soup ingredient, as it has a letter-shaped kelp sheet piece.
In the above-described embodiment, the strip-shaped kelp sheet is cut and then seasoned.However, if the strip-shaped kelp sheet is seasoned first and then cut, it is included in the method of the present invention. The present invention includes a case where the food is free and is not seasoned.
Further, in the above-described embodiment, the strip-shaped seasoned seaweed style, the use of square ramen, and the letter-shaped torro kelp sheet pieces are described. The present invention includes the case of cutting or cutting out into an arbitrary shape such as a square, an animal, a doll, a character, a character, and the like, and the thickness and size thereof are also free. By making a piece of tororo kelp sheet of any shape, you can put it on rice balls, put it on a lunch box, use it as a ramen or other soup ingredient, even for gifts, put it in your mouth and quickly It is possible to provide a new use of tororo kelp that dissolves in water.
In the above embodiment, the roasted kelp sheet pieces were manufactured using the roasted kelp sheet manufactured by the method of the present invention.However, the roasted kelp sheet manufactured by a method other than the method of the present invention was cut into strips. The method of the present invention also includes a case where the pieces are made into small pieces, or into a quadrangular shape or another shape to prepare a piece of tororo kelp sheet.
In addition, by putting a predetermined amount of the tororo kelp sheet pieces into a closed container by drying over time, the product can be stored for a long time.
[0035]
【The invention's effect】
The method for producing a tororo kelp sheet according to claims 1 to 15, wherein the original seaweed kelp is immersed in a pre-dipping solution consisting of diluted vinegar, and softened kelp is laminated and pressed to form a kelp block. The surface perpendicular to the pressing surface is cut to make a thin kelp flake, and the binder and / or moisturizing liquid is sprayed while gradually transporting the thin kelp flakes made into a continuous state by laminating two or more pieces with a belt conveyor. Alternatively, after application, heating and pressing are performed to produce a strip-shaped toro kelp sheet, so it can be used for rice balls, maki sushi, snacks, etc. It is easy to use and easy to use. Further, it can be wrapped around oysters and rice cakes, wrapped around various kinds of foods (vegetables, hams, fish, etc.), or wrapped and eaten, and can be used for various purposes. In addition, since it is a mellow kelp sheet, it melts instantly even when placed in a soup bowl, and melts in the mouth and melts deliciously.
[0036]
Further, since the roasted kelp flakes are heated and pressed by the heating and compression plates provided on the upper belt conveyor and the lower belt conveyer, it is possible to obtain an all-round kelp sheet without partial heating degree and unevenness in the pressed state. .
In particular, the manufacturing method of the squid kelp sheet according to claims 3 to 6 and the sorghum kelp sheet according to claim 16 include, for example, powdery, granular, and food materials other than the kelp sheet in the smelling kelp sheet, Furthermore, various tastes can be enjoyed, and snacks, snacks, side dishes and the like can be enjoyed.
[0037]
The method for producing a kelp kelp sheet according to claim 7 and the kelp kelp sheet according to claim 17 have ingredients other than kelp sanded between the kelp kelp sheets, so that the kelp sheet with various new textures can be enjoyed. Yes, it can be used for many purposes. The method for producing a sorghum kelp sheet according to claims 8 and 9 and the sorghum kelp sheet according to claim 18 have various patterns formed on the surface of the sheet, such as, for example, the character of “juju”. Suitable for gifts, etc., the commercial value has increased, and the use has been widened. The manufacturing method of the squid kelp sheet pieces according to claims 19 and 20, and the smelling kelp sheet pieces according to claims 21 to 23 are strip-shaped kelp kelp sheets manufactured by the manufacturing method of the sorghum kelp sheet according to claims 1 to 15. Or, since the tororo kelp sheet according to claims 16 to 18 is further cut into strips, squares or other arbitrary shapes, sprinkled, seasoned laver style, stuck on a knot, or wound around a hand-rolled sushi, The applications of tororo kelp, such as ramen noodles, have expanded.
Since the tororo kelp sheet piece according to claim 23 is stored in a closed container, long-term storage has become possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a kelp block formed by a method for manufacturing a tororo kelp sheet according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart of a manufacturing process of the kelp block.
FIG. 3 is a perspective view of a manufacturing form of the kelp block.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a process for producing a kelp kelp sheet according to the first embodiment of the present invention from a kelp kelp flake.
FIG. 5 is an explanatory view of an overlapping state of the thinner kelp flakes.
FIGS. 6 (a) and (b) are a plan view and a front view, respectively, of an apparatus for manufacturing a tororo kelp sheet.
FIG. 7 is a process chart showing a method for manufacturing a tororo kelp sheet according to a second embodiment of the present invention.
8 (a) and 8 (b) are perspective views of a template for forming a pattern on a kelp sheet.
FIGS. 9 (a) and 9 (b) are illustrations of a method for forming a pattern on a kelp sheet.
FIG. 10 (a) is an explanatory view showing a seasoned laver-like kelp sheet piece, and FIG. 10 (b) is an explanatory view showing a sorghum kelp sheet piece used as a ramen noodle.
[Explanation of symbols]
10: Kelp block, 11: Formwork, 12: Tororo kelp flake, 13: Bottom plate, 14: Rail, 15: Plane cutting device, 16: Heated compression plate, 17: Tororo kelp sheet, 18: Sheet cutting device, 19: Plate-shaped toro kelp product, 20: toro kelp sheet manufacturing apparatus, 21: lower belt conveyor, 22: upper belt conveyor, 23: lower belt, 24: upper belt, 25: drive pulley, 26: drive pulley, 27: driven pulley , 28: driven pulley, 29: bearing, 30: bearing, 31: bearing, 32: bearing, 33: synchronous drive mechanism, 34: stepless reduction motor, 35: gear, 36: sprocket, 37: sprocket, 38: chain , 39: gear, 40: sprocket, 41: sprocket, 42: chain, 43: plate heater, 44: plate heater, 45: auxiliary frame, 46: pressing mechanism 47: Support plate, 48: Coil spring, 49: Adjusting screw, 50: Column member, 51: Upper plate member, 52: Stopper plate, 53: Toro kelp sheet, 54: Sprayer, 55: Template, 56: Template 58: mixed solution, 59: sprayer, 60: container, 61: sprayer, 62: hot plate, 63: toro kelp sheet piece, 64: toro kelp sheet piece

Claims (23)

原藻昆布を希釈酢を用いた漬け前液に浸漬し、型枠を用いて積層し、更に圧縮してブロック状に固形化し、該固形化した昆布ブロックを、圧縮面と交叉する面に沿って順次切削してとろろ昆布薄片を得る第1工程と、
2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を、耐熱性のベルトを用いた下ベルトコンベアによって徐々に搬送し、前記下ベルトコンベアの途中位置に設けられ、耐熱性のベルトを用いた上ベルトコンベアの上流側で前記とろろ昆布薄片に結着剤及び保湿液を噴霧あるいは塗布する第2工程と、
前記上ベルトコンベアと前記下ベルトコンベアにそれぞれ設けられた上下の加熱圧縮板によって、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を加熱及び加圧成形して帯状のとろろ昆布シートを得る第3工程とを有することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。
The original seaweed kelp is immersed in the pre-soak solution using diluted vinegar, laminated using a mold, further compressed and solidified into a block shape, and the solidified kelp block is placed along a surface intersecting with the compressed surface. 1st step to obtain the thin kelp flakes by cutting sequentially
Two or more pieces of the simmered kelp flakes in a continuous state are gradually conveyed by a lower belt conveyor using a heat-resistant belt, and provided at an intermediate position of the lower belt conveyor, using a heat-resistant belt. A second step of spraying or applying a binder and a moisturizer to the simmered kelp flakes on the upstream side of the belt conveyor,
The upper and lower heating and compression plates respectively provided on the upper belt conveyor and the lower belt conveyor heat and press-mold the thinner kelp flakes in a continuous state by stacking two or more sheets to obtain a belt-shaped kelp kelp sheet. A method for producing a roro kombu sheet, comprising three steps.
原藻昆布を希釈酢を用いた漬け前液に浸漬し、型枠を用いて重層し、更に圧縮してブロック状に固形化し、該固形化した昆布ブロックを、圧縮面と交叉する面に沿って順次切削してとろろ昆布薄片を得る第1工程と、
2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を、耐熱性のベルトを用いた下ベルトコンベアによって徐々に搬送し、前記下ベルトコンベアの途中位置に設けられ、耐熱性のベルトを用いた上ベルトコンベアの上流側で前記とろろ昆布薄片に保湿液を噴霧あるいは塗布する第2工程と、
前記上ベルトコンベアと前記下ベルトコンベアにそれぞれ設けられた上下の加熱圧縮板によって、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片を加熱及び加圧成形して帯状のとろろ昆布シートを得る第3工程とを有することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。
The original alga kelp is immersed in the pre-soak solution using diluted vinegar, layered using a mold, further compressed and solidified into a block shape, and the solidified kelp block is cut along a surface intersecting with the compressed surface. 1st step to obtain the thin kelp flakes by cutting sequentially
Two or more pieces of the simmered kelp flakes in a continuous state are gradually conveyed by a lower belt conveyor using a heat-resistant belt, and provided at an intermediate position of the lower belt conveyor, using a heat-resistant belt. A second step of spraying or applying a moisturizing liquid to the thinner kelp flakes on the upstream side of the belt conveyor,
The upper and lower heating and compression plates respectively provided on the upper belt conveyor and the lower belt conveyor heat and press-mold the thinner kelp flakes in a continuous state by stacking two or more sheets to obtain a belt-shaped kelp kelp sheet. A method for producing a roro kombu sheet, comprising three steps.
請求項1及び2のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で得られた前記とろろ昆布シートにアルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布してとろろ昆布以外の食材を載置した後、カルシウム塩溶液を噴霧あるいは塗布する第4工程と、前記食材の載置されたとろろ昆布シートを加熱及び/又は加圧する第5工程を有することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to any one of claims 1 and 2, wherein the alginate solution obtained by the third step is sprayed or applied with a sodium alginate solution to load foods other than the kelp sheet. After the placing, a fourth step of spraying or applying a calcium salt solution, and a fifth step of heating and / or pressurizing the roasted kelp sheet on which the food material is placed, characterized in that the method comprises: . 請求項1及び2のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で得られた前記とろろ昆布シートに接着剤を噴霧あるいは塗布してとろろ昆布以外の食材を載置する第4工程と、前記食材の載置されたとろろ昆布シートを加熱及び/又は加圧する第5工程を有することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to any one of claims 1 and 2, wherein an adhesive is sprayed or applied to the kelp sheet obtained in the third step, and a food material other than the kelp sheet is placed. And a fifth step of heating and / or pressurizing the roasted kelp sheet on which the food is placed. 請求項1記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第2工程における前記上ベルトコンベアの上流側で、前記とろろ昆布薄片に前記結着剤及び保湿液を噴霧あるいは塗布すると共に、アルギン酸ナトリウム溶液を噴霧あるいは塗布して、とろろ昆布以外の食材を載置することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for manufacturing a kelp sheet according to claim 1, wherein the binder and the moisturizing liquid are sprayed or applied to the kelp flakes on the upstream side of the upper belt conveyor in the second step, and a sodium alginate solution is applied. A method for producing a sheet of roro kelp, which comprises spraying or applying a food material other than toro kelp. 請求項2記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第2工程における前記上ベルトコンベアの上流側で、前記とろろ昆布薄片に前記保湿液を噴霧あるいは塗布した後に、とろろ昆布以外の食材を載置することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。3. The method for manufacturing a kelp sheet according to claim 2, wherein the moisturizing liquid is sprayed or applied to the kelp flakes on the upstream side of the upper belt conveyor in the second step, and then foodstuffs other than the kelp kelp are placed. A method for producing a roro kelp sheet. 請求項5及び6のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第2工程で、前記とろろ昆布以外の食材が載置されたとろろ昆布薄片の上に更にとろろ昆布薄片を載置することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for manufacturing a kelp sheet according to any one of claims 5 and 6, wherein the kelp flakes are further placed on the kelp flakes on which foods other than the kelp kelp are placed in the second step. And a method for producing a roro kelp sheet. 請求項1、2、及び7のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で得られたとろろ昆布シートに所定の凹凸模様を焼入れする第4工程を有することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to any one of claims 1, 2, and 7, further comprising a fourth step of quenching a predetermined uneven pattern on the kelp sheet obtained in the third step. Characteristic is the method of manufacturing the roro kelp sheet. 請求項1、2、及び7のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記第3工程で、2枚以上重ねて連続状態にした前記とろろ昆布薄片の上及び/又は下に、耐熱性材料からなって所定の凹凸模様又は打ち抜き模様が形成された薄い型板を配置することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to any one of claims 1, 2, and 7, wherein in the third step, two or more pieces of kelp kelp are superposed and / or placed in a continuous state. And a thin template formed of a heat-resistant material and having a predetermined concavo-convex pattern or punched pattern formed thereon is provided. 請求項3〜7のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記とろろ昆布以外の食材は粉状、粒状、又はシート状であることを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to any one of claims 3 to 7, wherein the food material other than the kelp sheet is in a powdery, granular, or sheet form. 請求項3及び5のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記アルギン酸ナトリウム溶液は水溶液であることを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a roasted kelp sheet according to any one of claims 3 and 5, wherein the sodium alginate solution is an aqueous solution. 請求項3記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記カルシウム塩溶液は塩化カルシウム又は乳酸カルシウムの水溶液であることを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to claim 3, wherein the calcium salt solution is an aqueous solution of calcium chloride or calcium lactate. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記保湿液はソルビット水溶液であることを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a roasted kelp sheet according to any one of claims 1 to 12, wherein the moisturizing liquid is an aqueous sorbite solution. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、前記加熱圧縮板による前記とろろ昆布薄片の加熱温度は100〜200℃であって、加圧力は0.02〜2kgf/cmであることを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a kelp sheet according to any one of claims 1 to 13, wherein the heating temperature of the kelp flakes by the heating and compression plate is 100 to 200 ° C, and the pressing force is 0.02 to 2 kgf. / Cm 2 , a method for producing a roro kombu sheet. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法において、光沢及びコーティング剤を塗布あるいは噴霧する最終工程を有することを特徴とするとろろ昆布シートの製造方法。The method for producing a roasted kelp sheet according to any one of claims 1 to 14, further comprising a final step of applying or spraying a gloss and a coating agent. 2枚以上のとろろ昆布薄片が重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートであって、しかも上部に昆布以外の粉状、粒状、シート状の食材が載置されていることを特徴とするとろろ昆布シート。A tororo kelp sheet in which at least two pieces of tororo kelp flakes are stacked to form a continuous state, and powdery, granular, and sheet-like ingredients other than kelp are placed on top of the tororo kelp sheet. Sheet. 2枚以上のとろろ昆布薄片が積層重合されたとろろ昆布シートであって、しかも間に昆布以外の粉状、粒状、ペースト状、シート状、又は図形状の食材が挟み込まれていることを特徴とするとろろ昆布シート。A kelp sheet made by laminating two or more kelp kelp laminations, and characterized by the fact that powdery, granular, paste-like, sheet-like, or figure-shaped ingredients other than kelp are sandwiched therebetween. Tororo kelp sheet. 2枚以上のとろろ昆布薄片が重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートであって、しかも、その表面には凹凸模様が形成されていることを特徴とするとろろ昆布シート。A mellow kelp sheet comprising two or more mellow kelp flakes that are stacked to form a continuous state, and further having an uneven pattern formed on the surface thereof. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法によって製造されたとろろ昆布シートを、更に短冊状に切断することを特徴とするとろろ昆布シート片の製造方法。A method for producing a piece of roasted kelp sheet, further comprising cutting the roasted kelp sheet produced by the method for producing a kelted kelp sheet according to any one of claims 1 to 15 into strips. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のとろろ昆布シートの製造方法によって製造されたとろろ昆布シートを、四角形又はその他の形状に小片化することを特徴とするとろろ昆布シート片の製造方法。A method for producing a piece of roasted kelp sheet, comprising cutting a piece of roasted kelp sheet produced by the method for producing a kelted kelp sheet according to any one of claims 1 to 15 into a square or other shape. とろろ昆布薄片が2枚以上重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートを短冊状に切断し、小片化したことを特徴とするとろろ昆布シート片。A rolled kelp sheet is characterized by being cut into strips of a rolled kelp sheet made by laminating two or more pieces of kelp kelp into a continuous state. とろろ昆布薄片が2枚以上重ねて連続状態にされたとろろ昆布シートを、四角形状又はその他の形状に小片化したことを特徴とするとろろ昆布シート片。A tororo kelp sheet piece characterized in that a tororo kelp sheet in which two or more tororo kelp slices are stacked and made into a continuous state is cut into a square shape or another shape. 請求項21及び22のいずれか1項に記載のとろろ昆布シート片において、前記小片化されたとろろ昆布シート片は密閉容器に収納されていることを特徴とするとろろ昆布シート片。23. The roasted kelp sheet piece according to any one of claims 21 and 22, wherein the fragmented roasted kelp sheet piece is housed in a closed container.
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