JP2003534072A - モイスト・ティッシュ・ディスペンサ - Google Patents
モイスト・ティッシュ・ディスペンサInfo
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- A47K10/38—Dispensers for paper towels or toilet-paper dispensing from a web, e.g. with mechanical dispensing means the web being rolled up with or without tearing edge
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Abstract
(57)【要約】
モイスト・ティッシュのディスペンサは、モイスト・ティッシュ・ロールの２つのハウジング部分で形成されるハウジング、階段状内表面構成配置を有するディスペンサ・スリット、を具備して提供される。ディスペンサは、使用のためハウジング部に取り付けられた支持体によって垂直または水平面上に配置される。
Description
【０００１】
（発明の背景）
本発明は、モイスト・ティッシュのディスペンサに関する。より詳しくは、本
発明はディスペンサ内に収容されたモイスト・ティッシュを効果的に密封して湿
潤に維持し、垂直、または水平面へディスペンサをしっかりと固定する手段を具
備するモイスト・ティッシュのディスペンサに関する。
発明はディスペンサ内に収容されたモイスト・ティッシュを効果的に密封して湿
潤に維持し、垂直、または水平面へディスペンサをしっかりと固定する手段を具
備するモイスト・ティッシュのディスペンサに関する。
【０００２】
予め湿潤化されたティッシュは、ティッシュペーパー、もしくはティッシュペ
ーパーに強度を付与する高分子繊維を含有してもよく、液体洗浄剤で湿潤化され
たティッシュペーパーのような高度に吸収性のあるシート材料から形成される。
洗浄剤は、薬剤、防臭剤、またはそれに類するものを含有してもよい。ティッシ
ュは湿潤であるので、ティッシュから流体が蒸発するのを防止するためにディス
ペンサの周囲の空気からティッシュを密閉する容器内に収容されなくてはならな
い。加えて、ディスペンサは、ユーザーが望みの量を簡単に取り分けることがで
きるように、ユーザーがモイスト・ティッシュを簡便に入手できるようにしなけ
ればならない。入手の簡便さの要求が、ディスペンサを開けることなく、モイス
ト・ティッシュの少なくとも一部分をユーザーが簡単に取り出せることをも要求
するので、密閉と入手の簡便さの供給は相反する判断基準を生じさせる。このよ
うに、露出されたティッシュは蒸発が最小化されるべきディスペンサ内に収容さ
れたモイスト・ティッシュからの蒸発を許容する手段を提供する。
ーパーに強度を付与する高分子繊維を含有してもよく、液体洗浄剤で湿潤化され
たティッシュペーパーのような高度に吸収性のあるシート材料から形成される。
洗浄剤は、薬剤、防臭剤、またはそれに類するものを含有してもよい。ティッシ
ュは湿潤であるので、ティッシュから流体が蒸発するのを防止するためにディス
ペンサの周囲の空気からティッシュを密閉する容器内に収容されなくてはならな
い。加えて、ディスペンサは、ユーザーが望みの量を簡単に取り分けることがで
きるように、ユーザーがモイスト・ティッシュを簡便に入手できるようにしなけ
ればならない。入手の簡便さの要求が、ディスペンサを開けることなく、モイス
ト・ティッシュの少なくとも一部分をユーザーが簡単に取り出せることをも要求
するので、密閉と入手の簡便さの供給は相反する判断基準を生じさせる。このよ
うに、露出されたティッシュは蒸発が最小化されるべきディスペンサ内に収容さ
れたモイスト・ティッシュからの蒸発を許容する手段を提供する。
【０００３】
ディスペンサが使用区域内に便利よく収容され得ることも望ましく、それは主
に生活区域の洗面所部分である。加えて、モイスト・ティッシュが全て使用され
た後にモイスト・ティッシュの新しい供給を挿入するためにディスペンサを開く
ことができるように、ディスペンサが再使用可能であることが望ましい。このよ
うに、ディスペンサはモイスト・ティッシュの新しい供給がディスペンサへ追加
された後に密閉されることが可能でなくてはならない。
に生活区域の洗面所部分である。加えて、モイスト・ティッシュが全て使用され
た後にモイスト・ティッシュの新しい供給を挿入するためにディスペンサを開く
ことができるように、ディスペンサが再使用可能であることが望ましい。このよ
うに、ディスペンサはモイスト・ティッシュの新しい供給がディスペンサへ追加
された後に密閉されることが可能でなくてはならない。
【０００４】
米国特許第５，８９７，０７４号は、２つの収容部で形成される円筒形ハウジ
ングを有するモイスト・ティッシュのディスペンサを開示している。各ハウジン
グ部はそれに取り付けられたアームを有する。アームは、ディスペンサを支持す
ることと、２つのハウジング部を一緒に密封してモイスト・ティッシュからの蒸
発を最小にすることの両方の機能を果たす。
ングを有するモイスト・ティッシュのディスペンサを開示している。各ハウジン
グ部はそれに取り付けられたアームを有する。アームは、ディスペンサを支持す
ることと、２つのハウジング部を一緒に密封してモイスト・ティッシュからの蒸
発を最小にすることの両方の機能を果たす。
【０００５】
米国特許第３，８３７，５９５号は、円筒形ハウジングの形状でのモイスト・
ティッシュ・ロールのディスペンサを開示している。円筒形ハウジングは、開口
円筒、及び円筒の開口部を閉じて密閉する１つまたはそれ以上の円形密封リムを
具備する。円筒は、モイスト・ティッシュがそこを通って取り出せるスロットを
具備する。モイスト・ティッシュのロールの入れ替えが望まれる時、１つ、また
は複数の密封リムは円筒から分離され、新しいモイスト・ティッシュのロールが
円筒へ配置され、そしてロールの末端部が円筒内のスロットを通って再び引き出
される。加えて、望ましい密封を達成して新しいロールからの水分の蒸発を防ぐ
ため、密封リムは適切に配置されなくてはならない。
ティッシュ・ロールのディスペンサを開示している。円筒形ハウジングは、開口
円筒、及び円筒の開口部を閉じて密閉する１つまたはそれ以上の円形密封リムを
具備する。円筒は、モイスト・ティッシュがそこを通って取り出せるスロットを
具備する。モイスト・ティッシュのロールの入れ替えが望まれる時、１つ、また
は複数の密封リムは円筒から分離され、新しいモイスト・ティッシュのロールが
円筒へ配置され、そしてロールの末端部が円筒内のスロットを通って再び引き出
される。加えて、望ましい密封を達成して新しいロールからの水分の蒸発を防ぐ
ため、密封リムは適切に配置されなくてはならない。
【０００６】
米国特許第４，２３５，３３３号は、洗面所の壁へ固定されなくてはならない
モイスト・ティッシュの取り分け装置を開示している。加えて、ティッシュがデ
ィスペンサから取り分けられる時、モイスト・ティッシュへの接触を許すために
、カバーは持ち上げられなくてはならない。カバーが持ち上げられる間、流体が
ティッシュから蒸発し、その結果として不適当に乾燥する。
モイスト・ティッシュの取り分け装置を開示している。加えて、ティッシュがデ
ィスペンサから取り分けられる時、モイスト・ティッシュへの接触を許すために
、カバーは持ち上げられなくてはならない。カバーが持ち上げられる間、流体が
ティッシュから蒸発し、その結果として不適当に乾燥する。
【０００７】
米国特許第３，３１０，３５３号は、モイスト・ティッシュのディスペンサを
開示している。ディスペンサは、丁番で一つに取り付けられた２つの部分から形
成される円筒形の構成配置を有する。ディスペンサの内部は、ディスペンサの出
口でのバネ付きプレート、もしくはモイスト・ティッシュが通過する追加の流体
の予備収容手段のどちらか一方で周囲の空気から密封される。
開示している。ディスペンサは、丁番で一つに取り付けられた２つの部分から形
成される円筒形の構成配置を有する。ディスペンサの内部は、ディスペンサの出
口でのバネ付きプレート、もしくはモイスト・ティッシュが通過する追加の流体
の予備収容手段のどちらか一方で周囲の空気から密封される。
【０００８】
それ故に、モイスト・ティッシュを空気から密封してティッシュの乾燥を防止
すると同時に、望ましい長さのティッシュの取り分けを許容するモイスト・ティ
ッシュのディスペンサを提供することは望ましいことであろう。加えて、ディス
ペンサを開くことなくティッシュの取り分けを許容するこのようなディスペンサ
を提供することは望ましいことであろう。その上、多様な場所においてモイスト
・ティッシュを取り分ける便利さを提供するため、水平、または垂直面上に、も
しくはそれに対して位置することが可能であるこのようなディスペンサを提供す
ることは望ましいことであろう。
すると同時に、望ましい長さのティッシュの取り分けを許容するモイスト・ティ
ッシュのディスペンサを提供することは望ましいことであろう。加えて、ディス
ペンサを開くことなくティッシュの取り分けを許容するこのようなディスペンサ
を提供することは望ましいことであろう。その上、多様な場所においてモイスト
・ティッシュを取り分ける便利さを提供するため、水平、または垂直面上に、も
しくはそれに対して位置することが可能であるこのようなディスペンサを提供す
ることは望ましいことであろう。
【０００９】
（発明の要約）
本発明は、密封され丁番で留められる手段によって一つに接合された２つのハ
ウジング部分を伴って形成され、そして、２つのハウジング部分はディスペンサ
の反対側端部に位置する２つの密封ラッチで一緒にしっかり固定されることが可
能である、モイスト・ティッシュ・ロールのモイスト・ティッシュ・ディスペン
サを提供する。ディスペンサは、水平面上にディスペンサを支持することを許容
する支持フランジを備える。ディスペンサは、ディスペンサが垂直面上に位置す
る壁面腕木によって支持されるのを許容する保持プレートを備える。少なくとも
１つの保持ラッチが任意にハウジング部へしっかりと固定される。１つ、または
複数の保持ラッチは、ディスペンサが開かれる時にハウジング部間の距離を制限
する機能を果たす。ディスペンサ内に収納されているティッシュの引き出し端部
は、２つのハウジング部分のフランジの継ぎ目によって画定されたスリット内に
配置される。取り分けられるティッシュがユーザーによってディスペンサ内のテ
ィッシュから分離されるのに先だってフランジの間を通過しなくてはならないよ
うに、フランジはスリットにおけるハウジング部の各々の上に設けられる。フラ
ンジは、階段面がディスペンサ内に位置しているティッシュのための密封手段を
提供するように、実質的にスリットの幅にそって延びてかみ合う階段面を具備し
、これによってティッシュからの過度の液体蒸発を防止する。密封ラッチは、し
っかりと固定された時、階段面を密封位置に維持する機能を果たす。密封ラッチ
が解放される時、ディスペンサは開くことができる。
ウジング部分を伴って形成され、そして、２つのハウジング部分はディスペンサ
の反対側端部に位置する２つの密封ラッチで一緒にしっかり固定されることが可
能である、モイスト・ティッシュ・ロールのモイスト・ティッシュ・ディスペン
サを提供する。ディスペンサは、水平面上にディスペンサを支持することを許容
する支持フランジを備える。ディスペンサは、ディスペンサが垂直面上に位置す
る壁面腕木によって支持されるのを許容する保持プレートを備える。少なくとも
１つの保持ラッチが任意にハウジング部へしっかりと固定される。１つ、または
複数の保持ラッチは、ディスペンサが開かれる時にハウジング部間の距離を制限
する機能を果たす。ディスペンサ内に収納されているティッシュの引き出し端部
は、２つのハウジング部分のフランジの継ぎ目によって画定されたスリット内に
配置される。取り分けられるティッシュがユーザーによってディスペンサ内のテ
ィッシュから分離されるのに先だってフランジの間を通過しなくてはならないよ
うに、フランジはスリットにおけるハウジング部の各々の上に設けられる。フラ
ンジは、階段面がディスペンサ内に位置しているティッシュのための密封手段を
提供するように、実質的にスリットの幅にそって延びてかみ合う階段面を具備し
、これによってティッシュからの過度の液体蒸発を防止する。密封ラッチは、し
っかりと固定された時、階段面を密封位置に維持する機能を果たす。密封ラッチ
が解放される時、ディスペンサは開くことができる。
【００１０】
（特定の実施態様の説明）
本発明のティッシュディスペンサは、比較的平坦な水平面、または比較的平坦
な垂直面上に配置されることが可能である。本発明のディスペンサは、２つのハ
ウジング部分で形成され、そしてモイスト・ティッシュのロールの収容と、保管
の間のモイスト・ティッシュ中の流体の蒸発の防止、によってそれを湿潤な状態
に維持することが可能である。加えて、本発明のディスペンサはディスペンサを
開くことなく所望の長さのティッシュを取り出すことを許容する。本発明のティ
ッシュ・ディスペンサは、各々がハウジング部分の１つの上にある２つのフラン
ジの位置によって画定されるティッシュ取り分けスリットを具備する。フランジ
は、少なくとも２つの階段で形成されるかみ合う階段部分を具備する。２つのハ
ウジング部分は、階段部分がかみ合う関係に位置する密封ラッチによって、密封
の関係において一つに接合される。任意で、ハウジング部分の１つに取付けられ
た少なくとも１つの保持ラッチは、ハウジング部分のもう一方へ剥離可能に取付
け可能であって停止の機構を備える。ディスペンサが開いた時でさえも、モイス
ト・ティッシュのロールがディスペンサ中に保持されるよう、保持ラッチはディ
スペンサが開いた時に２つのハウジング部分の間隔を制限する。保持ラッチは、
ディスペンサが垂直面に固定される時にのみ必要である。本発明のディスペンサ
において好ましく使用されるモイスト・ティッシュのロールは、厚紙等の変形可
能な材料で形成される開口円筒のような中央に位置する支持体アームの周りに巻
かれるよりむしろ、それ自体が固く巻かれたティッシュのロールを具備する。
な垂直面上に配置されることが可能である。本発明のディスペンサは、２つのハ
ウジング部分で形成され、そしてモイスト・ティッシュのロールの収容と、保管
の間のモイスト・ティッシュ中の流体の蒸発の防止、によってそれを湿潤な状態
に維持することが可能である。加えて、本発明のディスペンサはディスペンサを
開くことなく所望の長さのティッシュを取り出すことを許容する。本発明のティ
ッシュ・ディスペンサは、各々がハウジング部分の１つの上にある２つのフラン
ジの位置によって画定されるティッシュ取り分けスリットを具備する。フランジ
は、少なくとも２つの階段で形成されるかみ合う階段部分を具備する。２つのハ
ウジング部分は、階段部分がかみ合う関係に位置する密封ラッチによって、密封
の関係において一つに接合される。任意で、ハウジング部分の１つに取付けられ
た少なくとも１つの保持ラッチは、ハウジング部分のもう一方へ剥離可能に取付
け可能であって停止の機構を備える。ディスペンサが開いた時でさえも、モイス
ト・ティッシュのロールがディスペンサ中に保持されるよう、保持ラッチはディ
スペンサが開いた時に２つのハウジング部分の間隔を制限する。保持ラッチは、
ディスペンサが垂直面に固定される時にのみ必要である。本発明のディスペンサ
において好ましく使用されるモイスト・ティッシュのロールは、厚紙等の変形可
能な材料で形成される開口円筒のような中央に位置する支持体アームの周りに巻
かれるよりむしろ、それ自体が固く巻かれたティッシュのロールを具備する。
【００１１】
図１、及び図２を参照すると、ハウジング部２６及び２８から形成されるハウ
ジング２７を具備する本発明のディスペンサ１０は、周囲の空気３２からハウジ
ング２７内部を密封する後部丁番３０によって一つに接合される。ハウジング２
７の内部も、密封ラッチ３４及び３６によって外側の空気３２から密封される。
密封ラッチ３４及び３６は持ち上げられたバー２９及び３１上へ固定されて、そ
の結果空気３２及びディスペンサ２７内部の間のハウジング部２６及び２８の接
合線３８に沿って密封が達成される。ハウジング２６上のフランジ３７は、ハウ
ジング部２８上のフランジ３９に十分接近して保持されており、２つのフランジ
３７及び３９間に位置するモイスト・ティッシュ４０が一緒になって、その結果
、空気３２とディスペンサ１０の内部との間に効果的な密封が形成される。密封
もまた、フランジ３７及び３９の内側表面の階段状構成配置の手段によって達成
され、これは図４を参照して次に詳しく説明される。このように、ハウジング２
７の内部は、後部丁番３０、ハウジングの両側表面にそって延在する線３８にお
いて密封を形成する密封ラッチ３４及び３６、及び持ち上げられたバー２９及び
３１を具備する密封ラッチ手段、及びフランジ３７及び３９（図４）の階段状構
成配置及びモイスト・ティッシュ４０によって形成される密封、によって空気か
ら密封される。スロット４１はフランジ３７において形成されることができる。
スロット４１は、ユーザーがティッシュ４０の引き出し端部４３をハウジング２
７の内部から引き出すのに親指以外の指、及び／または親指を使用することがで
きるようにティッシュ４０の部分を露出させるので、ユーザーにとって有益であ
る。ティッシュ４０はティッシュ４０の幅を横切って延びる部分的スリットによ
って任意に分割することができる。
ジング２７を具備する本発明のディスペンサ１０は、周囲の空気３２からハウジ
ング２７内部を密封する後部丁番３０によって一つに接合される。ハウジング２
７の内部も、密封ラッチ３４及び３６によって外側の空気３２から密封される。
密封ラッチ３４及び３６は持ち上げられたバー２９及び３１上へ固定されて、そ
の結果空気３２及びディスペンサ２７内部の間のハウジング部２６及び２８の接
合線３８に沿って密封が達成される。ハウジング２６上のフランジ３７は、ハウ
ジング部２８上のフランジ３９に十分接近して保持されており、２つのフランジ
３７及び３９間に位置するモイスト・ティッシュ４０が一緒になって、その結果
、空気３２とディスペンサ１０の内部との間に効果的な密封が形成される。密封
もまた、フランジ３７及び３９の内側表面の階段状構成配置の手段によって達成
され、これは図４を参照して次に詳しく説明される。このように、ハウジング２
７の内部は、後部丁番３０、ハウジングの両側表面にそって延在する線３８にお
いて密封を形成する密封ラッチ３４及び３６、及び持ち上げられたバー２９及び
３１を具備する密封ラッチ手段、及びフランジ３７及び３９（図４）の階段状構
成配置及びモイスト・ティッシュ４０によって形成される密封、によって空気か
ら密封される。スロット４１はフランジ３７において形成されることができる。
スロット４１は、ユーザーがティッシュ４０の引き出し端部４３をハウジング２
７の内部から引き出すのに親指以外の指、及び／または親指を使用することがで
きるようにティッシュ４０の部分を露出させるので、ユーザーにとって有益であ
る。ティッシュ４０はティッシュ４０の幅を横切って延びる部分的スリットによ
って任意に分割することができる。
【００１２】
ハウジング部２８も、任意でハウジング部２８と一体に形成される保持ラッチ
４２及び４４を具備する。保持ラッチ４２及び４４は、アーム４６もしくは４８
、及びアーム４６もしくは４８よりわずかに幅広い末端部５０もしくは５２を具
備する。保持ラッチ４２及び４４は、ディスペンサ１０が構築される時に、端部
５０及び５２は開口部５４もしくは５６を通じて手で押し込めることができるよ
うに、従来の造型可能な塑性体組成物のような可塑性材料で形成されている。し
かし、末端部５０及び５２は十分に堅固なので、それらはディスペンサ１０がハ
ウジング部分２６及び２８を分離することによって開かれている時に、壁または
開口部５４もしくは５６によって保持される。このやり方で、保持ラッチ４２及
び４４を設計することによって、ハウジング部２６及び２８は、アーム４６及び
４８の長さによって画定される距離で分離されて、その結果、モイスト・ティッ
シュのロールはハウジング部２８から脱落することなくハウジング部２８内に位
置することができる。このように、保持ラッチ４２及び４４は効率良く、そして
衛生的な方法でディスペンサ１０にモイスト・ティッシュのロールを補充するこ
とを許容する重要な機能を果たす。保持ラッチ４２もしくは４４の１つだけが利
用可能であるということは理解されるべきである。しかし、２つの保持ラッチを
使用することが好ましい。保持ラッチ４２及び４４が、ハウジング部２８上に開
口部５４及び５６を配置する際にハウジング部２６と一体に形成されることがで
きるということもまた、理解されるべきである。空の時、またはモイスト・ティ
ッシュのロールを収容している時、保持ラッチ４２及び４４がハウジング部２６
及び２８を開位置に固定することのみが必要である。
４２及び４４を具備する。保持ラッチ４２及び４４は、アーム４６もしくは４８
、及びアーム４６もしくは４８よりわずかに幅広い末端部５０もしくは５２を具
備する。保持ラッチ４２及び４４は、ディスペンサ１０が構築される時に、端部
５０及び５２は開口部５４もしくは５６を通じて手で押し込めることができるよ
うに、従来の造型可能な塑性体組成物のような可塑性材料で形成されている。し
かし、末端部５０及び５２は十分に堅固なので、それらはディスペンサ１０がハ
ウジング部分２６及び２８を分離することによって開かれている時に、壁または
開口部５４もしくは５６によって保持される。このやり方で、保持ラッチ４２及
び４４を設計することによって、ハウジング部２６及び２８は、アーム４６及び
４８の長さによって画定される距離で分離されて、その結果、モイスト・ティッ
シュのロールはハウジング部２８から脱落することなくハウジング部２８内に位
置することができる。このように、保持ラッチ４２及び４４は効率良く、そして
衛生的な方法でディスペンサ１０にモイスト・ティッシュのロールを補充するこ
とを許容する重要な機能を果たす。保持ラッチ４２もしくは４４の１つだけが利
用可能であるということは理解されるべきである。しかし、２つの保持ラッチを
使用することが好ましい。保持ラッチ４２及び４４が、ハウジング部２８上に開
口部５４及び５６を配置する際にハウジング部２６と一体に形成されることがで
きるということもまた、理解されるべきである。空の時、またはモイスト・ティ
ッシュのロールを収容している時、保持ラッチ４２及び４４がハウジング部２６
及び２８を開位置に固定することのみが必要である。
【００１３】
図１及び図２に示されるように、本発明のディスペンサは、ディスペンサを壁
に保持する従来の壁面腕木（図には示さず）へ適合することができる保持プレー
ト５１及び５３を備えることができる。壁面腕木は、両方の保持プレート５１及
び５３を収納できるように、長さを伸張するＵ字型支持体であり得る。ディスペ
ンサ１０は、ディスペンサが水平面上に配置されるように、フランジ５５、５７
、５９及び６１を備えることができる。ディスペンサが垂直面上に配置される時
には、ティッシュの替えロールをディスペンサの外へ脱落させることなく追加が
できることから保持ラッチ４２及び４４は必要ではない。
に保持する従来の壁面腕木（図には示さず）へ適合することができる保持プレー
ト５１及び５３を備えることができる。壁面腕木は、両方の保持プレート５１及
び５３を収納できるように、長さを伸張するＵ字型支持体であり得る。ディスペ
ンサ１０は、ディスペンサが水平面上に配置されるように、フランジ５５、５７
、５９及び６１を備えることができる。ディスペンサが垂直面上に配置される時
には、ティッシュの替えロールをディスペンサの外へ脱落させることなく追加が
できることから保持ラッチ４２及び４４は必要ではない。
【００１４】
図３を参照すると、孔５４及び５６内に保持ラッチ４２及び４４を配置する前
の、ディスペンサ１０が完全に開いた状態が示される。図３に示されるように、
ハウジング部２６の内側表面６２、及びハウジング部２８の内側表面６４は、補
強隆起部６６を備える。表面６２及び６４の表面積全体よりむしろ狭い補強隆起
部６６の表面積と接触し、ディスペンサ１０内に収納されるモイスト・ティッシ
ュのロールが受ける表面摩擦が減少するようにするため、補強隆起部６６は表面
６２及び６４の上に延びる。図３に示されるように、ユーザーがティッシュロー
ルの引き出し端部をディスペンサ１０から掴んで引っ張るためフランジ３７の刻
み目３７ａへと伸展するユーザーの親指と協働するその他の指を配置できるよう
に、フランジ３９ａは孔３９ｂを備える。
の、ディスペンサ１０が完全に開いた状態が示される。図３に示されるように、
ハウジング部２６の内側表面６２、及びハウジング部２８の内側表面６４は、補
強隆起部６６を備える。表面６２及び６４の表面積全体よりむしろ狭い補強隆起
部６６の表面積と接触し、ディスペンサ１０内に収納されるモイスト・ティッシ
ュのロールが受ける表面摩擦が減少するようにするため、補強隆起部６６は表面
６２及び６４の上に延びる。図３に示されるように、ユーザーがティッシュロー
ルの引き出し端部をディスペンサ１０から掴んで引っ張るためフランジ３７の刻
み目３７ａへと伸展するユーザーの親指と協働するその他の指を配置できるよう
に、フランジ３９ａは孔３９ｂを備える。
【００１５】
図４を参照すると、フランジ３７及び３９もしくは３９ａに必要不可欠な階段
状表面形状が示される。フランジ３７は、３つの階段、６５、６３及び６７を具
備し、同時にフランジ３７はディスペンサ１０からモイスト・ティッシュが取り
分けられるために２つのフランジ３７及び３９間の曲がりくねった経路７０を画
定する階段６５、６３及び６７とかみ合う２つの階段６８及び６９を具備する。
階段６５、６３、６７、６８及び６９は、実質的に９０°回転して形成される。
フランジ３７及び３９は上記の方法により密封ラッチ３４及び３６によって図４
に示される位置に一緒に保持される。周囲の空気３２からディスペンサ１０の内
部を密封すると同時に、フランジ３７及び３９は、モイスト・ティッシュのその
間の通過を許容する所定の間隔で維持される。典型的には、階段６８及び６９と
階段６５、６３及び６７の間隔はモイスト・ティッシュ・シートの厚さの約２倍
から約４倍の間である。この階段構成配置は、フランジの間を通過したティッシ
ュがディスペンサ１０の内部へ引き戻されるのを防止する。
状表面形状が示される。フランジ３７は、３つの階段、６５、６３及び６７を具
備し、同時にフランジ３７はディスペンサ１０からモイスト・ティッシュが取り
分けられるために２つのフランジ３７及び３９間の曲がりくねった経路７０を画
定する階段６５、６３及び６７とかみ合う２つの階段６８及び６９を具備する。
階段６５、６３、６７、６８及び６９は、実質的に９０°回転して形成される。
フランジ３７及び３９は上記の方法により密封ラッチ３４及び３６によって図４
に示される位置に一緒に保持される。周囲の空気３２からディスペンサ１０の内
部を密封すると同時に、フランジ３７及び３９は、モイスト・ティッシュのその
間の通過を許容する所定の間隔で維持される。典型的には、階段６８及び６９と
階段６５、６３及び６７の間隔はモイスト・ティッシュ・シートの厚さの約２倍
から約４倍の間である。この階段構成配置は、フランジの間を通過したティッシ
ュがディスペンサ１０の内部へ引き戻されるのを防止する。
【００１６】
図５及び図６には、ディスペンサ１０の閉じた構成配置が示される。ハウジン
グ部２６及び２８は、ディスペンサ１０の側部において線７０及び７２にそって
一緒に密封される。密封は支持表面７８及び８０に接触するフランジ７４及び７
６のかみ合いによって達成される。このように、ディスペンサ１０の側部にそっ
たこの密封手段は、後方へ配置されたリビング丁番３０及びフランジ３７及び３
９（図４）の階段構成配置と協働して、モイスト・ティッシュのロールを収容す
るディスペンサ１０の内部を空気３２から密封する。
グ部２６及び２８は、ディスペンサ１０の側部において線７０及び７２にそって
一緒に密封される。密封は支持表面７８及び８０に接触するフランジ７４及び７
６のかみ合いによって達成される。このように、ディスペンサ１０の側部にそっ
たこの密封手段は、後方へ配置されたリビング丁番３０及びフランジ３７及び３
９（図４）の階段構成配置と協働して、モイスト・ティッシュのロールを収容す
るディスペンサ１０の内部を空気３２から密封する。
【００１７】
本発明のディスペンサに使用するモイスト・ティッシュのロールの好ましい構
成配置は、図７に示される。ロール８２は、モイスト・ティッシュのシート８３
からなり、ロール８２の中心８４に従来の中空円筒がないのでそれ自体の上に巻
かれる。シート８３の引き出し端部８６は、ディスペンサ１０から取り分けられ
る時、階段状のフランジ３７及び３９（図４）の間で延びる。
成配置は、図７に示される。ロール８２は、モイスト・ティッシュのシート８３
からなり、ロール８２の中心８４に従来の中空円筒がないのでそれ自体の上に巻
かれる。シート８３の引き出し端部８６は、ディスペンサ１０から取り分けられ
る時、階段状のフランジ３７及び３９（図４）の間で延びる。
【図１】 本発明のディスペンサの使用位置における実施態様の平面等測図
である。
である。
【図２】 図１のディスペンサの底面等測図である。
【図３】 図１及び図２のディスペンサの内側表面の等測図である。
【図４】 図１、図２及び図３のディスペンサのティッシュ取り分けスリッ
トにおいてフランジを密封するための階段面の部分横断面図である。
トにおいてフランジを密封するための階段面の部分横断面図である。
【図５】 図１、図２及び図３のディスペンサの側面図である。
【図６】 図５の線６−６にそっての横断面図である。
【図７】 本発明のディスペンサに伴って使用されるモイスト・ティッシュ
・ロールの好ましい構成配置の側面図である。
・ロールの好ましい構成配置の側面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，
ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ
Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ
，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，
ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ
Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ
，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，
ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，
ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ
Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＯ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ
，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，
ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，Ｉ
Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ
，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，
ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，Ｐ
Ｔ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ
，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，
ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ
(72)発明者 デウィット・ポール ジェイ．
アメリカ合衆国 カリフォルニア州，サン
タ・アナ，ソルト・エアー・ドライブ，
2181
(72)発明者 ウィリアムズ・バリー イー．
アメリカ合衆国 カリフォルニア州，サ
ン・クレメンテ，カール・バラータ，856
Claims (8)
- 【請求項１】 モイスト・ティッシュ・シートのロールを保管するよう形作
られ、一体に接合された第１ハウジング部及び第２ハウジング部からなる中空ハ
ウジングと、フランジを有する前記ハウジング部の各々と、前記ハウジング部が
閉じた状態にある時、前記ハウジングが前記ハウジングの周辺部にスリットを形
成するように互いに隣接して配置され、前記スリットに隣接して互いにかみ合っ
て前記モイスト・ティッシュ・シートの通路を形成する階段状内表面を有する前
記フランジの各々と、前記フランジの対向する側表面の各々に位置し、前記フラ
ンジを一体に接合する密封ラッチ手段と、対向する末端部表面を有する前記ハウ
ジング部の各々と、前記底部ハウジングを水平面または垂直面上に支持する手段
と、を有する、モイスト・ティッシュ・シートのロールを収容するディスペンサ
。 - 【請求項２】 一部開位置において前記ハウジング部を保持する保持ラッチ
手段を含む、請求項１に記載のディスペンサ。 - 【請求項３】 単一造型片を具備する、請求項１に記載のディスペンサ。
- 【請求項４】 前記フランジの少なくとも１つがスロットを具備する、請求
項１に記載のディスペンサ。 - 【請求項５】 前記モイスト・ティッシュ・シートのロールを保管するよう
形作られ、一体に接合された第１ハウジング部及び第２ハウジング部からなる中
空ハウジングと、フランジを有する前記ハウジング部の各々とが、前記ハウジン
グ部が閉じた状態にある時、前記フランジが前記ハウジングの周辺部にスリット
を形成するように互いに隣接して配置され、前記スリットに隣接して互いにかみ
合って前記モイスト・ティッシュ・シートの通路を形成する階段状内表面を有す
る前記フランジの各々と、前記フランジの対向する側表面の各々に位置し、前記
フランジを一体に接合する密封ラッチ手段と、対向する末端部表面を有する前記
ハウジング部の各々と前記底部ハウジングを水平面または垂直面上に支持する手
段と独立の支持コアが無くモイスト・ティッシュ・シート自体上に巻かれ、前記
ハウジング部内に置かれるモイスト・ティッシュ・シートのロールと、 を含むモイスト・ティッシュ・シートのロールを収容するディスペンサ。 - 【請求項６】 一部開位置において前記ハウジング部を保持する保持ラッチ
手段を含む、請求項５に記載のディスペンサ。 - 【請求項７】 単一造型片を具備する、請求項５に記載のディスペンサ。
- 【請求項８】 前記フランジの少なくとも１つがスロットを具備する、請求
項５に記載のディスペンサ。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/577,462 US6382552B1 (en) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | Moist tissue dispenser |
| US09/577,462 | 2000-05-24 | ||
| US09/579,401 US6446808B1 (en) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | Dispenser for moist tissue |
| US09/579,401 | 2000-05-25 | ||
| PCT/US2001/016813 WO2001089937A2 (en) | 2000-05-24 | 2001-05-23 | Dispenser for moist tissue |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003534072A true JP2003534072A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=27077246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001586138A Withdrawn JP2003534072A (ja) | 2000-05-24 | 2001-05-23 | モイスト・ティッシュ・ディスペンサ |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1283687A2 (ja) |
| JP (1) | JP2003534072A (ja) |
| KR (1) | KR20030001501A (ja) |
| CN (1) | CN1427689A (ja) |
| AU (1) | AU2001264912A1 (ja) |
| BR (1) | BR0111111A (ja) |
| CA (1) | CA2407883C (ja) |
| TW (1) | TW503092B (ja) |
| WO (1) | WO2001089937A2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| US20030111481A1 (en) * | 2001-12-14 | 2003-06-19 | Newman William Robert | Cartridge dispensing system and method |
| US6994292B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-02-07 | The Procter & Gamble Company | Dispensing apparatus for web material |
| US7428966B2 (en) | 2004-02-06 | 2008-09-30 | The Procter & Gamble Company | Kit for providing wound web materials and method for marketing the materials |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3837595A (en) | 1973-05-01 | 1974-09-24 | P Boone | Supplemental sheet-dispensing device for a toilet-tissue dispenser |
| US4235333A (en) | 1978-05-30 | 1980-11-25 | Philip Boone | Bathroom equipment |
| US5482223A (en) * | 1994-01-18 | 1996-01-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Reusable film canister and method of reusing a film canister |
| US5897074A (en) * | 1996-07-30 | 1999-04-27 | Nuway Corporation | Moist tissue dispenser having sealing arms |
-
2001
- 2001-05-23 AU AU2001264912A patent/AU2001264912A1/en not_active Abandoned
- 2001-05-23 CA CA002407883A patent/CA2407883C/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-05-23 JP JP2001586138A patent/JP2003534072A/ja not_active Withdrawn
- 2001-05-23 EP EP01939387A patent/EP1283687A2/en not_active Withdrawn
- 2001-05-23 CN CN01809060A patent/CN1427689A/zh active Pending
- 2001-05-23 WO PCT/US2001/016813 patent/WO2001089937A2/en not_active Application Discontinuation
- 2001-05-23 BR BR0111111-6A patent/BR0111111A/pt not_active Application Discontinuation
- 2001-05-23 KR KR1020027015376A patent/KR20030001501A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-05-29 TW TW090112517A patent/TW503092B/zh not_active IP Right Cessation
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |