JP2003532512A - 圧縮空気フィルタリング用のフィルタ装置 - Google Patents

圧縮空気フィルタリング用のフィルタ装置

Info

Publication number
JP2003532512A
JP2003532512A JP2001532890A JP2001532890A JP2003532512A JP 2003532512 A JP2003532512 A JP 2003532512A JP 2001532890 A JP2001532890 A JP 2001532890A JP 2001532890 A JP2001532890 A JP 2001532890A JP 2003532512 A JP2003532512 A JP 2003532512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter device
inlet
flow rate
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001532890A
Other languages
English (en)
Inventor
ヨヘン フランツ
ギュンター ゲバウア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Festo SE and Co KG
Original Assignee
Festo SE and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Festo SE and Co KG filed Critical Festo SE and Co KG
Publication of JP2003532512A publication Critical patent/JP2003532512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/42Auxiliary equipment or operation thereof
    • B01D46/44Auxiliary equipment or operation thereof controlling filtration
    • B01D46/446Auxiliary equipment or operation thereof controlling filtration by pressure measuring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0084Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours provided with safety means
    • B01D46/0086Filter condition indicators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/42Auxiliary equipment or operation thereof
    • B01D46/44Auxiliary equipment or operation thereof controlling filtration
    • B01D46/46Auxiliary equipment or operation thereof controlling filtration automatic

Abstract

(57)【要約】 本発明は、圧縮空気をフィルタリングするためのフィルタ装置に関する。本発明の装置は、導入されたフィルタ装置(6)の汚染の程度を検出可能な検出手段(24)を備える。検出手段(4)は、フィルタ装置(6)における圧力差を検出する圧力差センサ装置(25)と流量を検出する流量センサ装置(26)とを備える。更に、検出された圧力差値と流量値とを組み合わせて、フィルタ装置(6)の汚染の程度に関連する、所定の閾値と比較されるべき状態値を生成する電子的評価装置(27)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、インレットとアウトレットとの間に延在する主要流体ダクトであっ
て、作動時に圧縮空気が通過して流れるところのフィルタ手段によって、インレ
ット流れ部とアウトレット流れ部とに分割された主要流体ダクトを備えた、圧縮
空気フィルタリング用のフィルタ装置に関する。
【0002】 このタイプのフィルタ装置は、例えば、譲受人の「Pneumatic−Ka
talog 97/98」の第9.3/15−1頁において開示されているよう
に、一般に、インレットとアウトレットとを有する主要本体と、そこに取外し可
能に取り付けられた管状のフィルタシェルとを備えたハウジングを備える。主要
本体とフィルタシェルとの間に規定された空間には、取替え可能な、且つ好まし
くはカートリッジ状のフィルタ手段が密閉されており、そのフィルタ手段によっ
て、インレットとアウトレットとの間に延在する主要流体ダクトが、インレット
と連結したインレット流れ部と、アウトレットと連結したアウトレット流れ部と
に分割されている。インレットを経由して供給される圧縮空気は、フィルタ手段
を通じて流れることによって浄化され、不純物を取り除かれる。このようなフィ
ルタ手段は、圧縮空気供給システムにおいて、圧縮空気を処理するために圧倒的
なまでに用いられており、それは、通常、調節装置や給油装置といった更なる構
成要素を含み得る、いわゆるサービスユニットの一部として利用されている。
【0003】 使用されているフィルタ手段が過度に汚染された場合、関連した圧縮空気供給
システムに接続された機械及び装置を、機能的な障害を伴うことなく更に作動さ
せるためには、取替えが必要となる。この点において、フィルタ手段の洗浄又は
取替えを行うための正しい時点を見出すことが問題となる。譲受人は、主要流体
ダクトのインレット流れ部とアウトレット流れ部との間の圧力低下に基づいて問
題の時点を見出す方法について承知しているが、この測定方法は、極めて不正確
である。
【0004】 従って、本発明の一つの目的は、冒頭で述べたようなタイプのフィルタ装置で
あって、フィルタ手段の取替え又は洗浄の適切な時点を確実に見出すことができ
るようなフィルタ装置を提供することである。 この目的を達成するために、フィルタ装置は、フィルタ手段の汚染の程度を認
識するための手段を備える。この手段は、インレット流れ部とアウトレット流れ
部との間の圧力差を検出する圧力差センサ手段と、更に、主要流体ダクトにおけ
る流量を検出する流量センサ手段とを備える。更に、該汚染の程度を認識するた
めの手段は、所定の閾値との比較のために、検出された圧力差データと流量デー
タとを関連付けて、フィルタ手段の汚染の程度に関する条件値を生成するための
電子的評価手段を備える。
【0005】 従って、使用中のフィルタ手段の汚染の程度を認識するための手段は、主要流
体ダクトのインレット流れ部とアウトレット流れ部との間の圧力差と、主要流体
ダクト内の瞬間的な流量との両方を処理し、それぞれの検出された値が、電子的
評価手段において関連付けられて、汚染の程度に関する条件値が生成され、その
結果、その条件値を所定の閾値と比較することが可能となる。比較処理は、原則
として、例えば、所定の参照表との比較により外部で行われるようにしても良い
が、しかしながら、この処理も、電子的評価手段において実行されることが好ま
しい。このために、電子的評価手段は、比較手段を備えていても良い。
【0006】 圧力差と流量の両方を考慮に入れることによって、現在の作動状態を反映した
、汚染の程度を見出すことが可能となる。この場合、所定の流量に応じて、圧力
差が変化することも考慮に入れられる。汚染の程度を認識するために圧力差のみ
が利用されるとしたら、この圧力差は、汚染の程度の一定の特徴を示すために、
不変に設定された流量との関連において用いられることが可能なことは明らかで
ある。しかしながら、流量の設定値が、一つの圧力差閾値に対してのみ当てはま
る場合、圧縮空気供給ネットワークの作動中に、負荷をオン又はオフに切り替え
ることによって、流量に変化が生じると、これは、結果的に、誤ったデータをも
たらしてしまう。流量を追加的に考慮に入れることにより、流量に関わらず、汚
染の臨界程度に達したことを知ることが可能となる。
【0007】 本発明の更なる有益な発展形は、従属クレームにおいて規定されている。 電子的評価手段は、少なくとも一つのタイプのフィルタ手段に適用する閾値を
記憶するためのメモリを備えることが好ましい。フィルタ装置が、一つの単一特
定のタイプのフィルタ手段と共に用いられるようにのみ設計されている場合には
、閾値は、この一つのタイプのフィルタ手段に応じて設定されれば良い。この代
わりに、複数の異なるタイプのフィルタ手段のためにメモリ手段に記憶すること
も可能であり、この場合には、選択手段が設けられ、この選択手段によって、実
際に取り付けられたフィルタ手段のタイプに従って、そのタイプに特定の閾値選
択が可能とされる。これは、例えば、手動設定を用いることにより、特に、スイ
ッチ装置及び/又はポテンショメータ装置を用いることにより、確実に行うこと
ができる。しかしながら、フィルタ装置が、検出手段を付加的に備え、この検出
手段が、現在取り付けられているフィルタ手段のタイプを認識するための手段を
有すると共に、フィルタ手段タイプ特定電気検出信号を生成することが可能にさ
れた設計の方が、より効果的である。この場合、その電気信号は、閾値のタイプ
特定選択のために評価手段において用いられても良い。検出手段は、例えば、フ
ィルタ手段に設けられた起動手段を備えても良く、この起動手段は、フィルタ手
段が検出信号を生成するために取り付けられた時、ハウジング上のセンサ手段と
直接又は間接的に協働するようにしても良い。
【0008】 汚染の程度を認識するための手段が、主要流体ダクトのインレット流れ部内の
インレット圧力を検出するセンサ手段を付加的に備えた場合、フィルタ装置は、
更により普遍的な作動を可能にする。この場合、見出されたインレット圧力値は
、瞬間的な条件値を見出すために、電子的評価手段において考慮される。更に、
この場合、汚染の程度の臨界値を見出すために、現在の圧力状態も、又、考慮に
入れられ、その結果、メモリ手段において、各場合のインレット圧力に応じて、
異なる閾値が、一つ以上のタイプのフィルタ手段のためのメモリ手段に記憶され
るというような構成が可能となる。この場合の異なる閾値は、インレット圧力に
応じて、選択手段を用いて選択されることが可能である。
【0009】 必要に応じて適応させることができるように、又は更なるタイプのフィルタ手
段について個々に特定の閾値を選択することができるように、それぞれ一つのフ
ィルタ手段に対して、閾値を多様に設定することができれば効果的である。 フィルタ装置は、更に、汚染の程度の現在の条件値、及び/又は一つのフィル
タ手段に関して閾値に達したこと又はそれを越えたことを表示する表示手段を備
えても良い。それらの表示は、例えば、視覚的又は聴覚的なものにすることが可
能であり、及び/又は電気表示信号の出力を含むことも可能である。この場合、
電気表示信号は、必要に応じて処理されるようにしても良い。それぞれのフィル
タ手段に対する閾値は、より具体的には、閾値特性曲線又は閾値特性曲線セット
の形式であっても良い。
【0010】 必要であれば、更に、所定の閾値を流量に関係なく最大圧力差の値の形式にす
ることも可能である。これは、例えば、有益な作動がもはや不可能な状態に相当
する。 評価手段は、フィルタ装置の外部に設けることが可能である。しかしながら、
大きさをコンパクトにするために、評価手段をフィルタ装置、又はフィルタ装置
を内部に備えた圧縮空気供給装置の直接の構成要素とする設計を用いることが好
ましい。いずれの場合にも、評価手段は、ある一定の機械又は装置の作動体系を
制御する制御手段内に統合されても良い。
【0011】 以下において、付随の図面を参照に、本発明を詳細に説明する。 フィルタ装置1は、例えば、ブロック状の主要本体2、その底側に固定された
ビーカー状のフィルタシェル3、及び主要本体2の上部に配置されたヘッドピー
ス4からなるハウジングで構成される。
【0012】 主要本体2とともに、フィルタシェル3は、フィルタスペース5の境界を画定
し、該フィルタスペース5にはカートリッジ状のフィルタ手段6が交換可能な方
式で収納されている。 フィルタ手段6は、管状の構造で、主要本体2の底部に取り付けられ、そこに
取り外し自在に連結されている。取付けには、本実施例では、取付けねじ7が用
いられる。取付ねじ7は、フィルタ手段6の中央のスペース8を通して下から挿
入され、フィルタ手段6に下からディスク12で押圧し、その上端が主要本体2
に軸方向に結合された取付部13の雌ねじにねじ込み固定される。後者は、本実
施例では、別部品として主要本体2に取り付けられ、スリーブ状の形をしている
【0013】 フィルタ装置1は、当該フィルタ装置1を貫通する主要流体ダクト14を有し
、主要流体ダクト14はインレット15とアウトレット16とを備え、両者は主
要本体2の外側面で互いに反対側にある面に設けられることが好ましい。インレ
ット15とアウトレット16には、詳細には示さないが、接続手段が設けられ、
該接続手段は外部機器に繋がる流体ダクトとの脱着できる接続を可能にしている
。フィルタ装置1には、作動中に圧縮空気が流れ、その空気は上述の流体ダクト
によってインレット15に供給され、アウトレット16から排出される。
【0014】 フィルタ手段6は、主要流体ダクト14に配置され、フィルタ手段6は主要流
体ダクト14をインレット15と連結したインレット流れ部17とアウトレット
16と連結したアウトレット流れ部18とに分割している。インレット流れ部1
7は、フィルタ手段6の外周からフィルタスペース5に延びる一方、アウトレッ
ト流れ部18はフィルタ手段6のスペース8と連通する。従って、到達した圧縮
空気は、外側からフィルタ手段6を通ってフィルタスペース5の内部に流入し、
スペース8とアウトレット流れ部18を通ってアウトレットへ出て行く。フィル
タ手段6を通って流れるときに、圧縮空気はフィルタリングされて汚染物が除か
れ、汚染物はフィルタ手段6に留められる。
【0015】 流れの方向は逆にすることもできる。原則的に空気の流れの方向は、用いられ
るフィルタ手段6のタイプ次第である。 フィルタ装置1は、圧縮空気供給システムまたはネットワーク内のあるポイン
トに置かれ、圧縮空気を準備するための供給装置と呼んでもよい。上述のように
それは孤立した装置として利用してよい。しかしながら、一つかそれ以上の他の
供給装置に連結した使用が可能で、例えば、調節装置及び/あるいは給油装置と
ともに、サービスユニットとして別の装置にモジュールで連結することができる
。別の供給装置を、上述の流体ラインの代わりにインレット15とアウトレット
16を有する外側面に連結することができる。
【0016】 汚染物を保持するため、フィルタ手段6のフィルタ孔は徐々に詰まりフィルタ
手段6は劣化する。適切な時期に、そしてフィルタ手段6を通る圧縮空気の流量
がまだ充分な間に、即ち、単位時間につきフィルタ手段を通過する空気量が、具
体的には圧縮空気ネットワークに接続された負荷に依存した量である臨界的な量
を下回って低減する前に、フィルタ手段6を洗浄するか清潔な新しいフィルタ手
段6と交換する必要がある。このことより必要なフィルタ手段6の取り外しは、
フィルタシェル3と取付けねじ7を取り外し、その後フィルタ手段6をフィルタ
手段の長手方向の軸に一致する取り外し方向22に沿って下へ引き抜くことで行
われる。その後の新しいフィルタ手段の取付けは逆方向に行われ、フィルタ手段
6の取付方向21は、取り外し方向22に逆で、上に向いている。
【0017】 フィルタ手段6の交換あるいは、洗浄に適した時期を見つけるために、フィル
タ装置にはフィルタ手段6の汚染の程度を認識するための手段が設けられており
、以下では簡単のために認識手段24と呼ばれる。図6も参照すると、認識手段
24は、主要流体ダクト14のインレット流れ部17とアウトレット流れ部18
との間の圧力差Δpを検出する圧力差センサ手段25と、さらに、主要流体ダク
ト14の流量を検出する流量センサ手段26とからなることが分かる。なおその
上、認識手段24は、電子的評価手段27を備え、該電子的評価手段27では、
検出された圧力差データと流量データが関連付けられてフィルタ手段6の汚染の
程度に関連した条件値”Z”が生成され、メモリ手段28に格納されている閾値
”G”と比較される。表示手段32もまた電子的評価手段27に属し、表示手段
32は、現在の検出された条件値及び/あるいは各フィルタの閾値への到達また
は超過を表示することができる。表示は視覚的及び/あるいは聴覚的とすること
ができるが、この場合、電子的制御手段31で更に処理され得る電気表示信号3
3の出力を伴う。
【0018】 蓄積された閾値は条件値と同じベースで、即ち圧力差と流量に関する値を含む
ように形成される。 圧力差センサ手段25は、本発明の実施例では、インレット流れ部で得られる
インレット圧力値p1とアウトレット流れ部18で得られるアウトレット圧力値
2とを検出し、それらをもとに、圧力差Δp=p1−p2を求めるように設計さ
れている。この圧力差Δpは、丁度関連する流量qのように、電子的評価手段2
7のプロセスまたは論理ネットワーク34内で現在の条件値”Z”を生成するた
めに関連付けられる。インレット圧力値p1は、そのような関連付けの際、独立
に考慮されることが好ましい。各インレット圧力センサ手段35の機能は、たと
え別のセンサ手段をまた設けることができるとしても、単に圧力差センサ手段2
5から取られる。
【0019】 本実施例では、圧力差センサ手段25はヘッドピース4の内部に収納されてい
る。それは、プリント回路基板36の形式の支持プレート36に取り付けられる
ことが好ましく、主要本体2の上に据え付けられるヘッドピース4のフロア部分
37の内側に配置される。内部流体ダクトが設けられた、圧力差センサ手段25
の方向変換部38あるいはバッフルは、フロア部分37を通って主要本体2内で
延在する2個の接続ダクト42に密封状態で嵌合され、そのような接続ダクトの
一つは、インレット流れ部17に接続されている一方、もう一つはアウトレット
流れ部18に接続されている。これは、圧力信号が圧力差センサ手段25に伝わ
ることを意味している。従って、圧力差センサ手段25は主要本体2の外部に有
利な方法で配置されていてもよい。
【0020】 ヘッドピース4のフロア部分37の上に取り付けられたカバー部43は、圧力
差センサ手段25が保護された状態で確実に収納されるようにする。 流量センサ手段26は、本発明の本実施例では、主要流体ダクト14のインレ
ット流れ部17に収納されている。もっとも、主要流体ダクト14の他の場所に
配置されるか、あるいはフィルタ装置1に別個に取り付けられるような形に設計
されてもよい。一体化された設計は、最も単純な接続によるコンパクトな寸法を
可能にする。
【0021】 フィルタ装置1が、一つの特別なタイプのフィルタ手段と、一つの予め定めら
れたインレット圧力p1を用いた操作に対してのみ設計されている場合は、関連
する閾値”G”が閾値特性曲線または関数の形でメモリ手段28の中に格納され
ることが可能である。そのような閾値特性曲線”b”が図7に例として点線で示
されており、許容し得る圧力差Δpを流量qの関数として示している。図7は、
フィルタが詰まっていないときの各タイプのフィルタ手段6に設定される条件値
特性曲線”a”を示す。結合手段34内で得られた条件値”Z”は、それ故に、
フィルタ手段6が詰まっていないときには、この条件値特性曲線上にあり、その
曲線上を流量に依存した状態で二重矢印44に沿って移動する。
【0022】 評価手段27は、比較手段45を備え、該比較手段45では、現在検出された
条件値”Z”がメモリ手段28に格納されている閾値”G”と比較される。その
ときに検出された条件値が領域A内にある限り、図7ではこの領域は閾値特性曲
線”b”の真下の範囲にあるが、フィルタ装置1の操作が正常に行われる。しか
し、このとき、表示手段32がチェックの目的で比較用に関連する閾値”G”に
ついての情報を提供しても良い。しかしながら、現在検出された条件値”Z”が
閾値特性曲線”b”に到達するか、あるいは、閾値特性曲線”b”を超えてその
上に存在する禁止領域Bに入ったときにだけ、表示信号33が表示手段32によ
って出力されるようなシステムとすると一層好都合である。
【0023】 現在の条件値を検出する間及び蓄積された閾値の範囲内で、汚染の程度の認識
に圧力差Δpと現在の流量qの間の依存状態が考慮されるので、操作により生じ
る現状の流量とは無関係に、非常に信頼性のある情報を供給することができる。
もし、例えば、閾値として一つの圧力差の値だけが流量とは無関係に与えられる
と、それは明らかに予め定められた、より大きい容量の流れに関して適切になる
ことができ、より小さい容量の流れについては余りにも大きいので、閾値を超え
たことの認識が非常に遅れてしまうのである。それにもかかわらず、閾値を最大
圧力差Δpmaxの形式で流量とは無関係に付加的に設けても適切となり得る。
この場合、この最大圧力差は、全ての操作条件において、フィルタ手段のそれ以
上の操作が不適切であるという閾値領域を示す。
【0024】 フィルタ装置1は、本実施例では、変動するインレット圧力p1を伴う操作用
に設計されるが、広範囲の閾値特性のセットをメモリ手段28に蓄積することが
可能であり、該メモリ手段は各インレット圧力又は選択されたインレット圧力に
対する適切な閾値特性曲線を有している。そのような場合、評価手段27には選
択手段46が設けられることが都合良く、それを用いて圧力に依存した正しい閾
値特性曲線を選択することができる。インレット圧力に依存した選択は、手動で
行ってもよいが自動が好ましく、第1選択信号47は、後者の場合、インレット
圧力センサ手段35から引き出され、選択手段46に供給される。
【0025】 特別なアプリケーションに依存したやり方で、フィルタ装置を異なるタイプの
フィルタ手段6、即ち、異なる全体のサイズ、異なる構造、異なる細かさのフィ
ルタ孔のあるフィルタ手段で作動させることができる。認識手段24は、汚染の
程度の検出中に異なるフィルタ手段のタイプを考慮するように設計されている。
これは、例えば、フィルタ装置で使用され得る全てのフィルタ手段のタイプに対
する閾値を、好ましくは閾値特性曲線セットの形式で、メモリ手段28に格納す
ることにより行われる。その際、選択手段46は、各タイプに特有の閾値選択を
行うのに用いられるように設計される。この目的のために、選択手段46は、手
動で操作されるように設計することができる。また、選択手段46は、例えば、
スイッチ装置、及び/あるいはポテンショメータ装置を備えてることができ、そ
れらを用いて所要の予備的な選択が例えば工場内でまたはユーザー自身によって
行われる。しかしながら、本実施例におけるような構造を備えることが実質的に
はより好都合である。その場合には、各タイプに特有の選択は第2電気選択信号
48によりなされる。第2電気選択信号48は後で詳述する検出手段52により
生成される。検出手段52には、現在取り付けられているフィルタ手段のタイプ
を識別するための手段が設けられている。
【0026】 フィルタ手段のタイプに依存する閾値に関連して、よく知られた種類のインレ
ット圧力依存の閾値特性曲線をメモリ手段28に格納しても良いのは明らかであ
る。 本実施例では、最後に、電子的評価手段27は電子的予備選択手段53を備え
、該予備選択手段53により、各フィルタ手段に対する閾値を変動可能な形式で
セットすることができ、その後の、例えば、新しいタイプのフィルタ手段に対す
る適応が可能にされている。
【0027】 評価手段24は、原則として、フィルタ装置1の外部に取り付けられ、適切な
通信手段によって圧力差センサ手段25、流量センサ手段26及び検出手段52
と通信する。実質的によりコンパクトで確実な配列が本実施例に示されており、
その場合、評価手段27はフィルタ装置1の直接の構成要素の形式である。評価
手段27は、フィルタ装置1のハウジングに好ましくは取り外し自在に取り付け
られた通信モジュール54の中に配置されている。そのようなモジュール54は
、フィルタ装置のハウジング及び該ハウジング内に収納された電子部品に接続す
るための第1インタフェース55と、外部の電子的制御手段31に接続するため
の第2インタフェース56とを有する。この制御手段31は、メモリ・プログラ
マブル制御手段(SPS)としてよく、供給ネットワークに接続された負荷の機
械的な操作順序を制御する。また、この制御手段中では表示信号33が考慮され
る。
【0028】 電子的評価手段27は、フィルタ装置の永久的な一体部品の形式として設計さ
れることもできる。もし、フィルタ装置1がサービスユニットのモジュール部品
の形であるならば、評価手段27はそのサービスユニットの中の異なる位置また
は他のサービスダイアフラムのうちの一つの上か中に配設されることができる。
最後に、評価手段27はサービスユニットの孤立したモジュールの構成要素とす
ることもできる。
【0029】 評価手段27は、制御の目的でサービスユニットの他のサービス装置の電子部
品に接続することができる。それは内部データバス上に置くことができる。なお
その上、評価手段27は、図示されていないが、フィールドバスステーションを
備えていても良く、この場合、評価手段27は、制御手段31とシリアル信号で
通信することができ、信号とデータ交換が両方向に可能となる。
【0030】 フィルタ装置1の上述の手段52は、本実施例では、現在取り付けられている
フィルタ手段6のタイプを識別し、検出されたフィルタ手段のタイプに依存する
検出信号を生成することができるような構造を有し、その検出信号は本実施例で
は選択手段46に第2選択信号48として供給される。その上、検出手段52は
、フィルタ装置1におけるフィルタ手段の存在の有無を検出することができ、こ
こでもまた検出結果に基づいた少なくとも一つの電気検出信号を生成することが
できる。ここで、検出手段52とフィルタ手段6の汚染の程度を認識するための
認識手段24は必ずしも同時に存在する必要はなく、これらはフィルタ装置1に
単独及び互いに独立して設けられるということに注目すべきである。しかしなが
ら、電子的評価手段27は、前記認識手段24が存在しないときでも存在するこ
とが好ましく、この場合、認識手段は少なくとも生成された検出信号を評価でき
るように上述の設計より”簡略な”形で設けられることができる。なおその上、
検出手段52に接続された電子的評価手段27の通信上の接続と設置は、認識手
段24に関してこれまでに述べたことに同様としてよい。
【0031】 実施例において、検出手段52は、取り付けられたフィルタ手段6又は取り付
けられるべきフィルタ手段に設けられた起動手段57を有し、この起動手段57
は、少なくともフィルタ手段が取り付けられた時、更に処理され得る検出信号を
生成するために、ハウジング上のセンサ手段58と直接又は間接的に協働する。
実施例では、起動手段57とセンサ手段58とが間接的に協働する可能な設計が
示されており、それらの間には、重要な構成要素として、ハウジングに固定され
たセンサ手段58に対して、フィルタ手段6の取付方向21及び取外し方向22
に移動可能なプランジャ63を備えた特殊な手段62が配置されている。
【0032】 実施例では、プランジャ63は、主要本体上の摺動材に沿って軸方向に案内さ
れるが、この目的で、本体は、長形のプランジャ・ソケット64を備える。プラ
ンジャ・ソケット64は、フィルタスペース5に向かって開口すると共に、主要
流体ダクト14のアウトレット流れ部8に通じて延在している。プランジャは、
フィルタ空間5からプランジャ・ソケット64へと挿入されるが、そのプランジ
ャのヘッドピース4近傍の端部は、末端壁65によって密閉されている。これは
、特別な密閉処置を取らなくても、主要流体ダクト内を流れる圧力媒体が、プラ
ンジャ・ソケット64を利用して、プランジャを通じて漏れ出ることが防止され
ることを意味する。
【0033】 組立の際、プランジャ63を挿入した後で、取付部が適所に置かれ、それによ
ってプランジャ63が、フィルタ空間5に滑り込むことが防止される。プランジ
ャ63とフィルタ装置1のハウジングとの間で作用するリターン・スプリング手
段66によって、プランジャ63は、最も適切に初期位置へと付勢される。この
初期位置とは、フィルタ手段6が取り外された時に、プランジャ63がとる位置
である。そこで、プランジャ63は、フィルタ空間5に向かう力で、取付部13
に対して付勢されるが、しかしながら、フィルタ空間5に向かって、一つ以上の
軸方向に延びた駆動部67が、同時に、取付部を通じて延在する。駆動部67は
、図1において示されたように、羽状に構成されても良い。
【0034】 センサ手段58は、プランジャ63の摺動範囲に配置され、実施例では、壁6
5の近傍に設けられている。その結果、センサ手段58は、プランジャ・ソケッ
ト64の連結した端部の軸方向前方に、又そこから離れて配置されている。セン
サ手段58は、ヘッドピース4の内部に位置付けられ、圧力差センサ手段25を
備えた支持板36に固定され得る。図示されていないが、電気線を介して、セン
サ手段58は、評価手段27と接続されている。図示された実施例では、センサ
手段58は、磁気によって起動されるセンサ手段として、例えば、いわゆるリー
ド・スイッチの形式で設計されている。
【0035】 作動手段68は、プランジャ63上に設けられており、その作動手段は、プラ
ンジャ63が動く時、プランジャ63によって引っ張られて行く。図示された実
施例では、作動手段68は、プランジャ63の、ヘッド・ピース4近傍の端部に
配設された永久磁石手段として設計されている。
【0036】 実施例では、起動手段57は、フィルタ手段6の、取付方向21に向いた端面
上に設けられた作動面72によって構成されている。フィルタ手段6を取り付け
ると、その作動面72は、プランジャ63の駆動部67を押し付け、プランジャ
・ソケット64におけるリターン・スプリング手段66の力に対抗して、プラン
ジャ63をヘッド・ピース4の方向へ移動させる。この時、永久磁石作動手段6
8は、磁場を検出するセンサ手段58に近づく方へと引き付けられ、遅くともフ
ィルタ手段6が所望の最終位置に到達したときに直ちに、電気検出信号を生成す
る。この検出信号は、制御手段61が、圧縮空気ネットワークに接続された負荷
装置の作動を開始するように、制御手段61に対して、フィルタ手段6が正確に
取り付けられたことを確認するための確認信号として機能しても良い。
【0037】 上述の磁気検出の代わりに、例えば、光学的な設計のように、物理的な接触を
伴わずに作動する他の検出システムを設けることが可能である。更に、プランジ
ャ63とセンサ手段との間の機械的協働も考えられるが、この場合、それは、例
えば、機械スイッチの形式をとっても良い。
【0038】 更なる設計においては、フィルタ手段6に設けられた起動手段57が、ハウジ
ングに据え付けられたセンサ手段58と、それらの間に付加的な信号送信手段を
配置する必要無しに、直接的に協働する。 フィルタ手段6が無くても、検出信号が生成されるように設計することは、も
ちろん可能である。それによって、一方では、フィルタ手段を取り外した後も、
また他方では、フィルタ手段が取り付けられた状態でも、個別の検出信号を生成
することが可能となる。これは、本実施例では、永久磁石作動手段68の移動の
経路に沿って、それぞれ異なる地点に、複数の磁場反応センサを配置することに
よって確実にすることが可能である。同様に、複数段階のスイッチ又は複数の個
々の機械スイッチを取り付けることも可能である。
【0039】 上述のように、検出手段52は、又、現在取り付けられているフィルタ手段の
タイプを具体的に認識することができるように設計されることが可能である。そ
して、対応する検出信号は、フィルタ手段6の有無を確認する単純な確認信号と
して、又そのフィルタタイプに関連した開始段階のための確認信号として利用さ
れることが可能である。この検出機能は、例えば、異なるフィルタタイプによっ
て、プランジャ63の移動の大きさを異ならせることにより、そしてプランジャ
63のストロークに応じて信号を生成することにより実行されても良い。
【0040】 プランジャ63の異なるストロークを確実にするための極めて簡単な方法は、
個々のフィルタ手段6に設けられた作動面72を異なる様式で配置すること、及
び/又はその作動面72をそれぞれ異なるように設計することである。このよう
に、作動面72を、取付方向21及び取り外し方向22に対して、それぞれ異な
るように位置付け、またそれぞれのフィルタ手段6の取付状態において見られる
ように、つまり、主要本体2からより大きい又はより小さい距離で位置付けるこ
とが可能である。そして、プランジャ63は、フィルタ手段のタイプによって、
より短い又はより長い距離を、ヘッドピース4に向かって移動する。適切に配置
された個々のセンサから構成された、又は複数の段階のセンサ機能を有するセン
サ手段58を用いることにより、対応するフィルタ手段6のタイプを問題なく確
認することが可能となる。言い換えれば、作動手段68及びセンサ手段58は、
何らかの適切な位置検出手段として設計されることが可能であり、高度に信頼で
きる位置検出装置となり得るアナログ変位測定装置を用いても良い。
【0041】 起動手段57は、必ずしもフィルタ手段6上に直接据え付けられる必要はない
。又、それぞれのフィルタ手段6における異なる配置も考えられる。例えば、タ
イプによって異なる全長を有するフィルタ手段6に関して、起動手段57を取付
けねじ7に組み込むことも可能である。このため、センサ手段を起動させるため
に用いられ得る、フィルタ手段6のタイプによって決まる取付ネジ7のねじりの
深さが異なる。いずれの場合にも、信号伝達手段62を含むことにより、問合せ
領域における水分又はゲージ圧が過度にならないという利点が提供されるため、
その結果、特別な保護措置は何も必要とされない。
【0042】 起動手段57、又はそれによって起動される作動手段72の位置の問合せは、
上述の基本原理に基づいて、多くのバリエーションで実行されることが可能であ
るが、ここでは、例として2,3の可能な手段についてのみ示す。例えば、直接
起動される、あるいはレバーの助けを借りて機械的に起動される一つ以上のマイ
クロスイッチを備えることが可能である。この場合、側面から接近可能なマイク
ロスイッチを利用することが可能である。又、検出されるべきフィルタ手段6の
数に等しい複数の切替位置を有するスライド・スイッチを用いることも可能であ
り、更に、バネ接触スイッチを用いることも可能である。
【0043】 位置の光学的問合せが採用される場合には、分岐した光電子検出器又は三角測
量原理が利用されても良い。 更に、位置の問合せは、プランジャ63の端部に関連してのみ行われる必要は
なく、その長手方向に沿ったいかなる箇所においても行われることが可能である
。このような設計は、特に、プランジャ63に設けられた作動手段68が、末端
壁の外側に配置されたセンサ手段から十分に離れて移動することができないよう
に、リターン・スプリング手段66がプランジャの前方に配置され、プランジャ
の端面及び末端壁65に対して付勢されるような場合に推薦されるべき設計であ
る。
【0044】 上述の措置は、そのような措置が実際に必要な場合にのみ実行されるように、
必要な点検及び洗浄間隔を自動的に表示するフィルタ装置を、必要な時に生産可
能であることを意味する。外部制御手段との通信のために、特に、赤外線又は無
線の伝達を含む、周知の通信手段が利用されても良い。それによって、現在使用
されているフィルタ手段6の汚染の程度、即ち耐用年数を、遠隔計測によって確
認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフィルタ装置の好ましい実施例を分解斜視図で示した
図である。
【図2】 図1のフィルタ装置を、図1及び図3の切断線II−IIに沿って
切断した縦断面図である。
【図3】 図1における矢印IIの方向から見たフィルタ装置の横立面図であ
る。
【図4】 図1の切断線IV−IVに沿って切断した、切断面が図2の断面図
に対して直角なフィルタ装置の更なる縦断面図を示した図である。
【図5】 図1における矢印Vの方向から見た、つまりフィルタ装置を上方か
ら見た図である。
【図6】 電子的評価手段の有益な設計を説明するために、フィルタ装置を極
めて図式的に示した図である。
【図7】 フィルタ手段の汚染の程度を認識するための手段の働きを示したグ
ラフであり、圧力低下△pが、流量qに対して曲線で示されており、一方では、
フィルタ手段が新しい状態の時の条件値曲線を曲線“a”で、他方では、設定閾
値を表す閾値を曲線“b”で表したものである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月29日(2001.10.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲバウア ギュンター ドイツ連邦共和国 73728 エスリンゲン オベレ ボイタウ 1 Fターム(参考) 4D058 NA01 NA04 PA01 SA16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インレット(15)とアウトレット(16)との間に延在する
    主要流体ダクト(14)であって、作動時に圧縮空気が通過して流れるところの
    フィルタ手段(6)によって、インレット流れ部(17)とアウトレット流れ部
    (18)とに分割された主要流体ダクト(14)を備えた、圧縮空気フィルタリ
    ング用のフィルタ装置であって、 フィルタ手段(6)の汚染の程度を認識するための手段(24)を有し、 該手段(24)は、 インレット流れ部(17)とアウトレット流れ部(18)との間の圧力差を検
    出する圧力差センサ手段(25)と、 更に、主要流体ダクト(14)における流量を検出する流量センサ手段(26
    )と、 を備え、該手段(24)は、更に、 該検出された圧力差データと流量データとを関連付けて、所定の閾値と比較す
    るための、フィルタ手段(6)の汚染の程度を示す条件値を生成する電子的評価
    手段(27)を備えたことを特徴とするフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記評価手段(27)は、求められた前記条件値と前記所定の
    閾値との比較を実行する比較手段(45)を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記評価手段(27)は、少なくとも1つのフィルタ手段に適
    用する閾値を保持するメモリ手段(28)を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ手段(28)には、複数の異なるタイプのフィルタ
    手段に適用する複数の閾値が格納されており、特定のタイプの閾値を選択するた
    めの選択手段(46)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のフィ
    ルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段(46)は、手動で操作できるものであり、例え
    ば、スイッチ装置及び/又はポテンショメータ装置を備えたことを特徴とする請
    求項4に記載のフィルタ装置。
  6. 【請求項6】 現在取り付けられているフィルタ手段のタイプを識別するため
    の手段を有する検出手段(52)があり、この検出手段が、前記選択手段(46
    )で前記特定のタイプの閾値として利用されるフィルタ手段タイプ特定電気検出
    信号を生成することを特徴とする請求項4または5に記載のフィルタ装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段(52)は、前記フィルタ手段(6)のための起
    動手段(57)を有しており、該起動手段(57)は、前記フィルタ手段(6)
    が取り付けられた際に、ハウジングにおけるセンサ手段(58)と直接的に又は
    間接的に協働して、検出信号を生成することを特徴とする請求項6に記載のフィ
    ルタ装置。
  8. 【請求項8】 センサ手段(58)が、例えば、機械スイッチの形として、機
    械的に作動され、或いは、センサ手段(58)が、例えば、光学的に又は磁気的
    に作動される、物理的接触なしで作動するものであることを特徴とする請求項7
    に記載のフィルタ装置。
  9. 【請求項9】 フィルタ手段(6)の汚染の程度を認識するための手段(24
    )は、前記主要流体ダクト(14)のインレット流れ部(17)におけるインレ
    ット圧力値を検出するインレット圧力センサ手段(35)を有し、検出されたイ
    ンレット圧力値が現在の条件値を求める際に前記電子的評価手段(27)におい
    て考慮されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のフィルタ装置。
  10. 【請求項10】 メモリ手段(28)には、1つ以上のフィルタ手段のタイプ
    夫々に適用する異なる閾値であって、前記インレット圧力に依存したものが保持
    され、これらの閾値は、前記インレット圧力に応じて、選択手段(46)を用い
    て選別され得るようにしたことを特徴とする請求項9に記載のフィルタ装置。
  11. 【請求項11】 予備選択手段(53)があり、該予備選択手段(53)がフ
    ィルタ手段(6)に適用する種々の閾値の予備決定をできるようにしていること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のフィルタ装置。
  12. 【請求項12】 現在の条件値を表示するため、及び/又は夫々の前記フィル
    タ手段(6)に適用する前記閾値が到達されたこと又は超過されたことを表示す
    るための表示手段(32)があることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに
    記載のフィルタ装置。
  13. 【請求項13】 特定のフィルタ手段に適用する閾値が、インレット流れ部特
    性曲線又は閾値特性曲線セットの形式であることを特徴とする請求項1〜12の
    いずれかに記載のフィルタ装置。
  14. 【請求項14】 更に、与えられた閾値が、流量に依存する最大圧力微分値の
    形式であることを特徴とする請求項1〜13いずれかに記載のフィルタ装置。
  15. 【請求項15】 評価手段(27)が、前記フィルタ装置(6)、或いは、フ
    ィルタ装置(6)を備えた圧縮空気供給装置の直接の構成要素の形式で構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のフィルタ装置。
  16. 【請求項16】 前記評価手段(27)が、メモリ・プログラマブル制御手段
    (SPS)等としての制御手段(31)と接続されていることを特徴とする請求
    項1〜15のいずれかに記載のフィルタ装置。
JP2001532890A 1999-10-28 2000-10-05 圧縮空気フィルタリング用のフィルタ装置 Pending JP2003532512A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19951962A DE19951962A1 (de) 1999-10-28 1999-10-28 Filtergerät zum Filtern von Druckluft
DE19951962.5 1999-10-28
PCT/EP2000/009747 WO2001030484A1 (de) 1999-10-28 2000-10-05 Filtergerät zum filtern von druckluft

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003532512A true JP2003532512A (ja) 2003-11-05

Family

ID=7927182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001532890A Pending JP2003532512A (ja) 1999-10-28 2000-10-05 圧縮空気フィルタリング用のフィルタ装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6703937B1 (ja)
EP (1) EP1229989B1 (ja)
JP (1) JP2003532512A (ja)
AT (1) ATE270576T1 (ja)
DE (2) DE19951962A1 (ja)
DK (1) DK1229989T3 (ja)
WO (1) WO2001030484A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105652A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社豊田自動織機 エアジェット織機のフィルタ目詰まり検出装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10260784A1 (de) * 2002-12-23 2004-07-01 Daimlerchrysler Ag Verfahren zur Überwachung des Verschmutzungsgrades einer Filtereinrichtung
US6993414B2 (en) * 2003-12-18 2006-01-31 Carrier Corporation Detection of clogged filter in an HVAC system
US7731456B2 (en) * 2005-10-07 2010-06-08 Nordson Corporation Dense phase pump with open loop control
FR2908326B1 (fr) * 2006-11-10 2009-01-09 Lab Sa Sa Procede de gestion du decolmatage d'un filtre a manches
DE102008054878B4 (de) * 2008-12-18 2010-12-23 Kaeser Kompressoren Gmbh Filterelement und Druckluftfilter zum Abscheiden von Fremdstoffen aus einem Druckluftstrom
US20110185895A1 (en) * 2010-02-03 2011-08-04 Paul Freen Filter apparatus and method of monitoring filter apparatus
AT11332U3 (de) * 2010-03-25 2011-04-15 Avl List Gmbh Verfahren zum automatischen betreiben eines messgerätes für die partikelmessung in gasen
US9183723B2 (en) 2012-01-31 2015-11-10 Cleanalert, Llc Filter clog detection and notification system
US9186609B2 (en) 2012-01-31 2015-11-17 Cleanalert, Llc Filter clog sensing system and method for compensating in response to blower speed changes
US9101871B2 (en) * 2012-04-20 2015-08-11 International Business Machines Corporation Filter systems
US9279780B2 (en) 2012-04-30 2016-03-08 Cummins Filtration Ip, Inc. Filters, filter assemblies, filter systems and methods for identifying installation of qualified filter elements
DE102012016041B4 (de) 2012-08-14 2017-01-05 Festo Ag & Co. Kg Filtergerät zum Filtern von Druckluft
CN205090507U (zh) * 2015-09-30 2016-03-16 飞利浦(中国)投资有限公司 空气净化设备
TWM523072U (zh) * 2016-01-29 2016-06-01 淨聯科技有限公司 智慧氣體清淨器
US10987617B2 (en) * 2016-04-05 2021-04-27 Hamilton Sundstrand Corporation Pressure detection system immune to pressure ripple effects
DE102018211902A1 (de) * 2018-07-17 2020-01-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Überwachen einer Komponente und Kraftstoffsystem
CN113350919B (zh) * 2021-07-12 2024-04-23 安图实验仪器(郑州)有限公司 体外诊断检测设备用空气过滤装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4751501A (en) * 1981-10-06 1988-06-14 Honeywell Inc. Variable air volume clogged filter detector
DE4230180A1 (de) * 1992-09-09 1994-03-10 Eberspaecher J Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung des Beladungszustands von Partikelfiltern
BR9609953A (pt) * 1995-08-04 1999-02-02 Donaldson Co Inc Indicador de restrição para purificadores de ar
US5606311A (en) * 1995-08-30 1997-02-25 General Motors Corporation Air filter diagnostic
JPH09206536A (ja) * 1996-02-07 1997-08-12 Ngk Insulators Ltd 集塵装置におけるフィルタの逆洗方法
DE19607740A1 (de) * 1996-02-29 1997-09-04 Gessner & Co Gmbh Verfahren zur Steuerung von Filtrationsanlagen
AUPN968996A0 (en) * 1996-05-06 1996-05-30 Vision Products Pty Ltd Filter integrity monitoring system
SE9603612D0 (sv) * 1996-10-03 1996-10-03 Siemens Elema Ab Metod för funktionskontroll av filter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105652A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社豊田自動織機 エアジェット織機のフィルタ目詰まり検出装置
JP7263767B2 (ja) 2018-12-27 2023-04-25 株式会社豊田自動織機 エアジェット織機のフィルタ目詰まり検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
ATE270576T1 (de) 2004-07-15
WO2001030484A1 (de) 2001-05-03
DE19951962A1 (de) 2001-05-03
EP1229989A1 (de) 2002-08-14
DK1229989T3 (da) 2004-08-30
EP1229989B1 (de) 2004-07-07
US6703937B1 (en) 2004-03-09
DE50007023D1 (de) 2004-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003532512A (ja) 圧縮空気フィルタリング用のフィルタ装置
US6645277B1 (en) Filtering apparatus for filtering compressed air
US4795428A (en) Therapeutic suction device
US4040042A (en) Exhaust apparatus and monitoring circuit therefor
KR930002543B1 (ko) 반복 리베팅장치
JPS62217932A (ja) 真空掃除機の光学表示・機能監視装置
KR100699468B1 (ko) 특히 디젤엔진용인, 차량 연료여과기 내에서 분리된 물을 자동으로 배출하는 장치
EP1154149B1 (en) Integrated fuel pump and fuel filter
KR100741001B1 (ko) 전형적으로 디젤엔진용의, 차량 연료필터 내에 축적된 물을 자동으로 배출하는 개량된 장치
EP1255478B1 (en) A device for controlling the level of a liquid in a boiler of a coffee machine
JP2008507649A (ja) 負圧を生成する装置
JPH05101864A (ja) 物品の圧着を制御するための装置及び方法
WO2008020224A1 (en) A water draining system for a fuel filter
US5964326A (en) Apparatus for bleeding and refilling hydraulic brake system
CN110074722A (zh) 一种吸尘器
GB2206292A (en) Water treatment
WO1997008528A2 (en) Fuel cap leakage tester
EP3385971A1 (en) Electronic pressure switch
WO2001042693A2 (en) Pressure relief valve detection and monitoring device and system
GB2321206A (en) Testing of and detecting leakage in painting apparatus
EP0863278A3 (en) System for controlling pump operation
DE20313289U1 (de) Trockenlaufschutz
EP0191055A4 (en) METHOD AND DEVICE FOR DETECTING LEAKS IN PRESSURE FLUID SYSTEMS.
US20040197196A1 (en) Vacuum producing device
EP1116938A1 (en) Multifunctional filter for waterworks with pressure and flow rate sensors