JP2003531413A - 電子知的財産管理システム - Google Patents

電子知的財産管理システム

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JP2003531413A
JP2003531413A JP2001513052A JP2001513052A JP2003531413A JP 2003531413 A JP2003531413 A JP 2003531413A JP 2001513052 A JP2001513052 A JP 2001513052A JP 2001513052 A JP2001513052 A JP 2001513052A JP 2003531413 A JP2003531413 A JP 2003531413A
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マシュー コリンズ,クレイトン
ブルース デイビス,スティーブン
ウィリエン ジェスカ,ジュディー
フランシス モウルカーズ,マイケル
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 コンピュータベースのシステムは、企業において知的財産関連文書と、知的財産権を確保するための自動化プロセスを管理する。発明者、ビジネス管理者、知的財産弁理士などのユーザは、共通のデータベースまたは同様のレポジトリで文書を電子的に作成、保存および共有することができる。かかる関係者のインプットの組み合わせは、特許保護を求める否か、どこの国で求めるか、発行済み特許をどのくらいの期間有効に維持するかの決定および他の保護関連決定で考慮することができる。ユーザは文書の変換または再構築や願書の作成および出願のための自動化プロセスを開始できる。たとえば、発明記録をフィールド毎に特許出願草案にフォーマットすることができる。出願の手続は追跡でき、アクションは自動的に開始できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔関連出願のクロスリファレンス〕 1999年7月21日に出願された米国仮特許出願番号第60/144,889号、名称「電子
知的財産管理システム」の出願日をここに主張し、その明細書を参照により全体
として本書に組み込む。 〔発明の背景〕発明の分野 本発明は、全体として構造化された電子文書作成および共有に関し、さらに詳
しくは、知的財産関連の電子文書のシームレスな作成、共有、追跡、アーカイブ
(archiving)、および管理と、知的財産権を確保するためのコンピュータ(comp
uter implemented process)実装プロセスに関する。関連技術の説明 研究開発活動に従事する企業は、一般に特許保護を求めることにより自分たち
の所有技術を保護する。企業の知的財産権はまた、非特許関連技術文書および商
標が関わることが多い。非開示協定その他契約文書も関わることが多い。
【0002】 特許プロセスは一般に、発明の内容を記述する発明開示を記述する1人以上の
発明者で始まる。企業はそのために、発明者が発明の記述のみでなく、発明のタ
イトル、発明前の技術の状態を記述する背景情報、技術、技術の種類または製品
による発明の規定、および発明者の氏名、住所および国籍などの個人情報も記入
することができるスペースまたは領域を含む発明開示書式を与える。特許プロセ
スの次のステップは一般に、発明が特許保護を求めるに値するか否かの決定が関
わる。代理人(弁理士)、発明者、管理者または同様の発明の内容に関連する責
任を持つ企業職員が一般にこの決定に参加する。特許保護を求めることが決定さ
れると、企業職員、すなわち社内弁理士または外部法律事務所の弁理士が発明の
開示を見直し、その情報を用いて特許出願を作成し出願する。出願すると、弁理
士は出願した政府機関(特許庁)とやりとりする。弁理士は一般にコンピュータ
実装ドケッティングシステム(docketing system)を使って特許庁を通じた特許
出願の進捗を追跡する。弁理士および技術管理者が利用できる他のコンピュータ
ツールには、特許庁および他者の維持する特許データベースを検索したり、見つ
かった特許文書を表示したりするための検索ツールが含まれる。検索ツールはハ
イパーテキスト概念を用いて、現在、ワールド・ワイド・ウェブと呼ばれるグロ
ーバル・ハイパーメディア・ネットワークを介してアクセス可能なデータベース
を検索することができる。
【0003】 ドケッティングシステム、検索ツールその他コンピュータツールは一般に、実
質的あるいは手続的法務ガイダンスやビジネスインプットを弁理士や企業職員に
与えて特許プロセスを自動化あるいは簡易化するものではない。さらに、かかる
ツールは、ビジネス決断を下すことが主な責務であるビジネス管理者および他の
非弁理士にとっては限定された有用さである。このような人たちは一般に、弁理
士または法務スタッフから得る情報に依存する。また、このような特許志向ツー
ルは、知的財産と企業の製品または戦略との関係などの関連する知的財産情報の
概観の多くを与えず、かえって、特許および特許出願に狭く焦点を当てる。
【0004】 特許出願および維持において弁理士その他を助ける規定ベースのシステムが提
案されている。たとえば、Iwai他に発行された米国特許第5,175,681号は、その
国の規定に従った特許出願が行えるよう特許保護を望む国の規定を適用し、かか
る各出願の実行中に何らかの行動が必要になるとユーザに警告するコンピュータ
実装システムを記述する。このようなシステムは、従来のドケッティングシステ
ムの基本的追跡能力上に拡張することができるが、特許プロセス全体にとって重
要な他の要素を考慮しない。
【0005】 決定が少なくとも部分的に知的財産の件に基づく企業組織のさまざまな個人が
、知的財産情報を共有し、発明や関連特許文書の作成で協力し、発明開示および
他技術文書の作成から特許出願および追跡までかかる情報の流れを合理化できる
ことが望ましい。さらに、知的財産の各種タイプを、このような個人や企業にと
っての利益を強化する方法で関連させることが望ましい。本発明はこれらの問題
および短所その他に以下に述べる方法で対処する。 〔発明の概要〕 ある側面においては、本発明は、企業の知的財産関連文書を管理するためのシ
ステム、コンピュータ実装方法およびコンピュータプログラム製品に関連する。
技術者、弁理士およびビジネス管理者などの知的財産に利害関係を持つシステム
のユーザ(関係者)は、データベースまたは同様のレポジトリ(repository)の
文書を電子的に作成、保存、および共有することができる。特許、ライセンス、
非開示協定および商標などの各種タイプの知的財産に関連する文書は、それらが
関連する共通技術の下にリンク付けあるいはグループ化することができる。そし
てユーザは、たとえば、ユーザがシステムで発見した特許出願、発明記録または
技術報告書の内容に関連する非開示協定またはライセンス契約がないか判断する
ことができる。
【0006】 別の側面においては、本発明は、特許、ライセンス、非開示協定および商標登
録などの各種タイプの知的財産を持つ企業の所有技術を保護するためのプロセス
に関連する。科学者やエンジニアなどの技術者は、技術報告書や発明開示などの
技術的文書を著作し、特許保護を求めるか否か、どの国で求めるか、発行された
特許をどのくらい有効に維持するか、その他保護関連決定について考慮できるイ
ンプットを提供することができる。ビジネス管理者、弁理士、ジョイントベンチ
ャー企業やライセンシーなどのその他関係者は同様に、アクセスを許可された全
関係者間で文書を共有できるため、同じ文書に基づいてこれら決定にインプット
を与えることができる。たとえば管理者の場合、その管理者に報告する技術者が
作成した文書への管理者のアクセスを制定する許可を管理することができる。
【0007】 ある発明の特許保護について選択すると、弁理士は発明記録を特許出願草案に
フォーマットする自動化プロセスを開始することができる。発明記録には、発明
者氏名や住所、発明のタイトル、発明の概要などのフィールドに整理された情報
が含まれるため、これらフィールドの情報は特許出願テンプレートの対応するフ
ィールドにフィールド毎にコピーすることができる。発明者情報などは、宣言、
譲渡その他特許出願の一部として要求される正式文書の必須フィールドにコピー
することができる。
【0008】 発明記録文書を発明出願文書に転換できるだけでなく、本発明のさらに別の側
面によると、ユーザ(関係者)は、レポジトリに保存されたあるタイプの文書か
ら選択した情報を検索し他のタイプの文書にコピーすることもできる。たとえば
、ビジネス管理者は技術報告書の情報を企業メモその他ビジネス文書にコピーす
ることができる。レポジトリに保存される文書タイプには、技術報告書、発明記
録、特許出願およびビジネス文書を含むことができる。上述の通り、同じ技術に
関連する各種タイプの文書を、ハイパーテキストまたは同様のリンク概念を用い
てリンクすることができる。
【0009】 前記の全般説明および以下の詳細な説明の両方が例示的な説明のみであり、請
求する発明を限定するものではないことが理解される。 〔詳細な説明〕 添付の図面は、本発明の1つ以上の実施例を示し、書面の説明と共に本発明の
原理を説明する。可能なかぎり、図面全体を通じて、ある実施例の同一または同
様の要素の参照には同じ参照番号を用いる。
【0010】 以下は、本発明の1つ以上の図解例のより詳細な説明である。図解例で例証さ
れるように、本発明は知的財産文書の管理および出願のための企業ドライバとし
てビジネス、法務、マーケティング、および製品戦略の実施により知的財産権を
確保するためのビジネスプロセスを強化する。選択された画面ショットは、シス
テムの代表的なモジュール設計、柔軟性および機能性の要素と、ここで利用され
る方法論の適用に関連するプロセス改善を示す。
【0011】 図1に示すように、本発明のある側面では、資産関係者の少なくとも次の3つ
のタイプ(科学者またはエンジニアなどの技術者12、ビジネス管理者14、お
よび弁理士などの代理人16)による複合インプットに対応するビジネス企業に
おける知的財産関連文書10および関連資産の管理に関与する。その他関係者(s
takeholder)、すなわち、資産に利害を持つか、その職務が資産に関与する個人
またはビジネス法人も寄与することができる。以下の説明で明らかになるように
、このシステムは、所有技術を説明する文書がそれ以降の行動の基礎になるとい
う意味において、発明主導または技術主導である。本書において、「発明」とい
う用語はいかなる法的結論を意味するものではなく、むしろ全体として特定の所
有技術または新規と考えられる技術例を指す。
【0012】 図2に示すように、文書10は少なくとも次のタイプを含む。技術報告18、
発明記録20、出願および発行された特許を含む特許文書22、およびビジネス
文書24。これらの文書のタイプは技術志向ビジネスに関与する人物には周知で
あるが、以下の簡単な説明が有益であろう。技術報告とは一般に、科学者または
エンジニアが企業内で使用するため作成する、その科学者またはエンジニアが作
業した技術、実験、プロセス、装置またはシステムを記述した文書である。発明
記録とは、かかる個人が潜在的に特許可能と考えるあるものを説明することがで
きるより構造化された文書である。特許文書は、書面の本文および図面と共に特
許出願を構成する正式文書を含み、さらに発行された特許を含む。特許文書はま
た、特許庁または同様の政府機関との通信を含むことができる。簡単にするため
図示しないが、商標および著作権登録、非開示協定およびライセンスなどのその
他のタイプの知的財産関連文書10も含まれる。
【0013】 以下にさらに詳細に述べるように、文書10は、技術者12、ビジネス管理者
14および弁理士16などの企業の関係者間で電子的にアクセスおよび共有可能
となるような方法で保存される。発明記録20などのあるタイプの文書10の1
つを、ハイパーテキストまたは文書検索および取り出しシステムで用いられる広
範囲な同様に周知のリンク概念のいずれかを使って、特許文書22などの別のタ
イプの文書10の1つにリンクすることができる。(図2において、リンクは文
書10間の線で表す。)このリンクによって、たとえば契約または事業計画など
のビジネス文書24を見直しているビジネス管理者14が、契約、事業計画その
他ビジネス24が関連するのと同じ技術に関連するほかのタイプのビジネス文書
10へのリンクをたどることができるようになる。同様に、特許出願に責任を負
う弁理士が、関連する発明記録20、技術報告18、およびビジネス文書24へ
のリンクをたどることができる。以下にさらに詳細に説明するように、場合によ
りユーザはあるタイプの文書10を別のタイプの文書10に変換することができ
る。(この変換または再構築プロセスを、図2において異なるタイプの文書10
のグループ間の両方向矢印によって表す。)以下に説明するように、この変換が
高度に自動化される場合も、ユーザのインタラクションや、コピー・アンド・ペ
ースト(copy-and-paste)またはドラッグ・アンド・ドロップ(drag-and-drop)
・オペレーションなどのマニュアルの編集が多い場合もある。
【0014】 上述の文書管理を実現するためのシステムを図3に示す。このシステムまたは
少なくともその一部はビジネス企業内にあるか、企業に関連する関係者がアクセ
ス可能である。例示的関係者(ユーザ)ワークステーション26、28、30、
および32をネットワーク接続34を介して、一般にサーバと呼ばれるタイプの
好適な汎用コンピュータ36に接続する。文書10(図1−2)を保存するレポ
ジトリ38はリレーショナルデータベースで、その物理的保存媒体はハードディ
スクドライブ40である。ワークステーション26、28、30および32は、
ネットワーク接続34を介してコンピュータ36と通信できる好適なコンピュー
タまたは端末である。レポジトリ38はこのように中心に位置させて図示するが
、他の実施例では1つ以上のコンピュータの間に分散させることができる。この
例では、ワークステーション26および28は、たとえば発明に関与する発明者
とみなされる技術者のものである。ワークステーション26または28を用いて
、技術報告、発明開示、特許出願その他の文書10を作成する技術者は、技術者
がアクセスを許されたレポジトリ(repository)38のあらゆる文書10にアク
セスすることができる。この例ではワークステーション30は企業で働くか関係
を持ち、技術検討に対してビジネス検討として先行技術で認識されているビジネ
ス戦略、マーケティング、財務その他検討事項に基づく意思決定インプットを行
うビジネス管理者その他の人物のものである。ワークステーション30を用いて
、技術者の作業をレビューする管理者が、たとえば企業がある技術をその企業に
有利に利用できるか否かを決定するため、管理者がアクセスを許されたレポジト
リ38のあらゆる文書10にアクセスすることができる。同様に、この例のワー
クステーション32は企業で働く弁理士その他代理人のものである。ワークステ
ーション32を使って、弁理士は技術文書にアクセスし、これを用いて特許出願
を作成し、特許出願の遂行と発行済み特許の維持を管理することができる。管理
者、技術者および弁理士は一般に1つの企業内の物理的に異なる場所で作業して
いるため、ワークステーション26、28、30および32を当業で周知の好適
なネットワーク方法で互いにそしてコンピュータ36から離して設置することが
できる。この実施例ではわかりやすいように4台を図示しているが、システムは
このようなワークステーションをあらゆる好適な数で設けることができる。
【0015】 コンピュータ36はさらに、好適なプロセッサ42、ネットワークインターフ
ェース44、リムーバブルディスクドライブ46およびメインメモリ48を含む
。わかりやすいようにこれらの要素のみ図示するが、コンピュータ36は他のタ
イプのメモリやキーボードおよびマウスからコマンドを受け、ビジュアル出力を
ビデオモニタに送るインターフェースなど、サーバに一般に含まれる他のハード
ウェアおよびソフトウェア要素を含む。プロセッサ42はわかりやすいように単
一プロセッサとして図示するが、その機能は物理的に共に設置されているか互い
に離れている複数の処理装置に分散させることができる。メモリ48も単一ユニ
ットとして示すが、同様に各種タイプの複数のメモリから構成することができる
。リムーバブルディスクドライブ46は、CD−ROM光ディスク媒体(レコー
ダブル、リライタブルその他好適なタイプ)、磁気ディスクまたはテープ媒体を
用いるタイプ、その他リムーバブルデータ記録媒体の好適なタイプでよい。
【0016】 本発明の実施例では、次のソフトウェア要素がシステムに含まれる。1つ以上
のフォーマッタ50、1つ以上の検索エンジン52、1つ以上のレポートジェネ
レータ54、1つ以上の文書エントリシステム56、1つ以上のドケッティング
システム58、および1つ以上のアクセス管理システム60。これらソフトウェ
ア要素は図示のためメモリ48に常駐するように描かれるが、本発明の関連する
技術に熟練する人は、コンピュータ36の実際のオペレーションでは、このよう
な要素は同時あるいは全体としてメモリ48に実際に常駐しなくてもよいことを
理解している。一般にサーバに含まれているがわかりやすいように図3に示さな
いオペレーティングシステムなどのソフトウェア要素もある。このような人はま
た、本発明の必要なソフトウェア要素を具現化する好適なソフトウェアコードを
市販ソースから書き込んで取得したり、あるいは提供したりすることも容易にで
きる。ソフトウェアコードは、VISUAL BASIC FOR APPLICATIONS (VBA)などの好
適な言語で書き、Oracle CorporationのORACLEデータベース、Microsoft
CorporationのSQL SERVER、VERISIGNまたはENTRUST
などのデジタル署名ツールなどの市販のソフトウェア要素を組み込むことができ
る。ソフトウェアは、MICROSOFT WORD、WORDPERFECT
などの標準的ワードプロセッシングおよび文書作成ツールやMICROSOFT
EXCELなどの表計算ツールへのフックを含むことができる。上述のソフト
ウェア要素のユーザインターフェース側面は性質としてグラフィックであり、ウ
ェブブラウザおよびウィンドウの概念を利用することができる。このようなウェ
ブベース機能をサポートするコードは、拡張可能マークアップ言語(XML)、
ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)および本発明の関連する技術
に習熟した人に周知の同様の言語で書くことができる。これらソフトウェア要素
のいずれかまたはすべてを、リムーバブルディスクドライブ46が読み取り可能
な媒体にあらゆる好適な組み合わせで記録することができる。ある実施例では、
本発明は市販用のこのような媒体に記録され、従来の方法でコンピュータ36に
ロードされたとき、コンピュータ36に本書に説明する方法またはそのサブセッ
トを実行させることができるプログラム製品として特徴付けることができる。
【0017】 オペレーションでは、上述のソフトウェア要素は互いと組み合わせて動作し、
互いに統合して本書に説明する機能を生成することができる。たとえば、文書エ
ントリシステム56は、専用ソフトウェアコードと市販ワードプロセッシングツ
ールの部分を組み合わせて、ユーザが文書10を作成、編集し、レポジトリ38
にそれを保存し、レポジトリ38から取り出せるようにできる。アクセス制御シ
ステム60は、各ユーザがコンピュータシステムのスーパーユーザによって本質
的に従来の方法で付与された権限に基づき、個々の文書10へのユーザアクセス
を制限する。たとえば、ある科学者が作成した発明記録20(図2)へのアクセ
スを、その技術者の監督にかかわる仕事を持つか、文書が関連する技術の責任に
関与する管理者に制限することができる。検索エンジン52によって、ユーザは
キーワードその他検索基準に対応して特定の文書10を検索することができる。
このような検索エンジンは当業で周知であり、市販されている。検索エンジン5
2は、文書エントリシステム56やフォーマッタ50などの他の要素と組み合わ
せて動作することや統合することができる。このような検索を可能にすることに
加えて、検索エンジン52によってユーザはリンクをたどることにより文書から
文書へ移動することができる。
【0018】 当業では周知のように、ブラウザはリンクを強調することでハイパーテキスト
文書を表示し、ユーザはマウスまたは同様のポインティングデバイスを使ってこ
れをクリックし、起動することができる。レポートジェネレータ54によってユ
ーザは、ユーザが作業しているか、検索エンジン52その他の手段を用いて見つ
けた文書10を表示して印刷することができる。ドケッティングシステム58は
、出願準備、係属中の特許出願の手続および発行済み特許の維持の状態を追跡し
、行動を取らなければならないときに弁理士その他職員に警告する従来のドケッ
ティング機能を含む。これはまた、以下に詳細に述べるように、弁理士が特定の
国の要件に従って特許出願を行い、そして手続することを助ける規定ベースの機
能を含む。フォーマッタ50によってユーザは、上記の文書変換プロセスを実行
することができる。たとえば、技術者は技術報告18を発明記録20に変換する
プロセスを開始することができる。同様に、弁理士は、発明記録20を特許出願
草案に変換するプロセスを開始することができる。フォーマッタ50のこの機能
をドケッティングシステム58と組み合わせるか統合して、弁理士その他のユー
ザが特許出願の作成および出願プロセスを開始することができる。フォーマッタ
50が願書そのものを作成する一方、ドケッティングシステム58は出願日その
他ドケッティング関連情報を特許出願文書および弁理士から受け取る。このよう
なソフトウェア要素すべてをシステムのユーザ間で共有し、ユーザが個人の許さ
れた範囲で文書10へのアクセスを共有することができる。
【0019】 図4は、あるタイプの文書を別のタイプのさらに詳細な文書に変換するプロセ
スを示す。変換には、フィールド毎の文書の再構築またはフォーマッティングが
関与し、第1の文書のフィールドの情報を第2の文書のフィールドにコピーする
。文書作成および管理に関連するフィールド概念は当業でよく理解されている。
フィールドは、実際はソフトウェア構造で、テキスト、図面またはより複雑なオ
ブジェクトを挿入してから、フィールド毎に操作することができる。個々のフィ
ールドを検索し、たとえば他の文書のフィールドと比較することができる。文書
のグループの特定のフィールドの情報を分析することにより統計を集めることが
できる。
【0020】 図示の例では、技術報告62を発明記録64に変換またはフォーマットし、こ
れを後に特許出願66にフォーマットする。この例では、科学者などの技術者が
、技術的成果のタイトル、テキスト記述と記述のアブストラクトを記入すること
で技術報告62を作成しており、文書はデジタル署名または同様の手段を入力す
る者によって完成であると示されたと想定する。技術報告62のタイトルフィー
ルド68中のテキストを発明記録64の同様のタイトルフィールド70にコピー
する。アブストラクトフィールド72のテキストを発明記録64の同様のフィー
ルド74にコピーする。記述フィールド76のテキストを同様のフィールド78
にコピーする。科学者は発明記録76を編集して自分を発明者と特定する情報を
発明者情報フィールド80に追加することができる。科学者はまた、フィールド
82に電子署名を追加して自分を文書の著者として認証し、発明記録64を完成
であることを示し、特許出願の基礎形成の用意ができる。別の科学者は、フィー
ルド82または同様のフィールドに電子署名を追加して自身を発明の証人として
認証することができる。VERISIGNやENTRUSTとして知られるもの
などの市販例を代表とする電子署名技術は、当業にはよく理解される。科学者そ
の他許可された関係者は同一文書にアクセスできるため、2人以上の科学者が技
術報告62および発明記録64の作成で協力できることに注意する。
【0021】 後におそらく、弁理士、ビジネス管理者、その他関係者が個人的にあるいは協
調して、発明記録64を見直し、特許保護を求めるか否かを決定する。特許保護
を求める場合、弁理士は発明記録64を特許出願66に変換またはフォーマット
するプロセスを開始することができる。特許出願は一般に書面の明細書と宣言書
84のような1つ以上の正式文書を含む。譲渡書類も出願書類の一部と考えるこ
とができる。タイトルフィールド70のテキストを書面の明細書のタイトルフィ
ールド86と宣言書84のフィールド88にコピーする。発明者情報フィールド
80のテキストを宣言書84のフィールド88にコピーする。アブストラクトフ
ィールド74のテキストをアブストラクトフィールド92にコピーする。記述フ
ィールド78のテキストを詳細な説明フィールド94にコピーする。弁理士は特
許出願66を編集して、背景、概要、請求の範囲フィールド96、98および1
00のようなフィールドが特許出願66を作成する文書(発明記録64など)に
存在しない場合、それぞれテキストを追加することができる。弁理士はコピーし
たフィールドのテキストを編集し、発明者が書いたことを必要に応じて改定する
ことができる。図示していないが、電子署名フィールドを発明者、弁理士または
他の関係者のために設けて、願書が完成(すなわち、出願の「サインオフ」)し
て出願の用意ができたことを示すことができる。特許庁その他当局により電子出
願が許される場合、システムが出願することもできる。上述のフィールドは例示
のみであって、出願書には、図面の追加を含むより多くのフィールド、より少な
いフィールド、または他のフィールドを設けることができることに注意する。
【0022】 同様の自動化方法で、システムはこのような願書自体の一部であるサポート文
書を作成するだけでなく、手続中に提出する文書や出願に先立つ関連文書を作成
することもできる。たとえば、特許庁が発行する指令に対応する定型文書を自動
的に作成し、タイトル、シリアル番号、発明者などで出願を特定することができ
る。システムは、レポジトリに保存した該当文書からこのような文書やこのよう
な文書の定型部分(すなわち、見出しなど)を記入するのに必要な発明者、タイ
トルその他情報を取り出すことができる。
【0023】 各種タイプの特許出願が知られており、願書に必要なフォーマットは国(また
はヨーロッパなどの地域)により異なる。たとえば、米国に出願する願書には他
の国または特許協力条約出願制度を介して国際的に出願する願書とやや異なるフ
ォーマットが必要になる。弁理士その他特許出願の作成および出願を担当する者
は、願書を作成する国、地域または出願システムを入力することができる。これ
に対してシステムは自動的にフォーマットを調整し、その国、地域または出願シ
ステムの要件に合わせる。
【0024】 システムはどの国、地域および出願制度のために特許出願を作成するか、どの
ようなタイプの出願をするかの決定を自動化することができる。ビジネス企業は
しばしばあらかじめ定義された、またはデフォルトの出願戦略を持つ。たとえば
、企業経営陣に与えられた特定の例外がなければ、ある技術に関連する発明の特
許出願は、他の技術に関連する出願がされる国とは異なるある国グループに出願
されるビジネス決定を行うことができる。発明者も、技術が市場または潜在的市
場を持つ国を特定することができるため、インプットを行うことができる。発明
者は、発明記録64を作成して、情報を出願準備段階を通じて移動させる時に報
告に直接このインプットを行うことができる。同様に、システムは、たとえば、
ビジネス戦略が特に付与された例外がなければ、第1出願は常に米国の仮出願で
あるため、作成する出願が米国仮出願であると決定することができる。
【0025】 ビジネスおよび発明者戦略に加えて、法的出願検討事項がある。たとえば、経
営陣がある国に出願することを決定するが、出願が適用される法律または規則に
よるとタイムリーと考えられない場合がある。ドケッティングシステム58の1
つの機能がこのような規定の適用である。このような場合、特許出願プロセスイ
ニシエータ(フォーマッタ50とドケッティングシステム58との組み合わせ機
能で定義)が、ビジネス戦略に優先する法的規定により、望ましい出願が阻害さ
れることを認識し、弁理士、ビジネス管理者その他関係者に警告する。
【0026】 システムは、ビジネス規定セット、法的規定セット、これよりそれぞれB戦略
およびL戦略と呼ぶ企業出願戦略、および法的出願戦略を知的財産資産のために
組み込む。B戦略は、製品、サンプル、ライセンスまたは市場などの企業のビジ
ネスに関連する問題から導かれるもので、法によるL戦略は知的財産(IPA)
資産保護取得の必要性を開始するプロセスドライバとして作用し、市場、ビジネ
ス、法律、技術または製品戦略などの企業の特定の戦略に基づく。このシステム
によって、企業は特許法の規定に基づく「法的」規定とは別に企業のニーズと目
標を反映させた知的財産文書および技術文書の出願に関連する出願戦略を確立さ
せることができる。L戦略をB戦略に結びつけて、最も効率的で出来る限りタイ
ムリーに法務部門が文書を提出しこれら出願を完了させる順序などの出願周辺の
優先順位を確立させる。これら2つの戦略はプロセスの主たるドライバである。
【0027】 発明者は、特許出願が出願された事実を電子メール(eメール)で知らされ、
出願が各国で遂行されるにつれその進捗を同様に知らされる。管理者などの他の
関係者は同様に、特許出願、発行済み特許、商標出願および登録その他知的財産
の進捗または状態を知らされる。
【0028】 複数の特許出願を平行して複数の国、地域または出願システムに出願する準備
は、先願の謄本などサポート文書取得が関与することが多い。指定国での出願プ
ロセスの開始に対応して、システムは全指定国での出願を完了するために必要と
なる文書その他アイテムのチェックリストを編纂することができる。たとえば、
5カ国が先願の謄本を必要とするとシステムが判断した場合、システムはパラリ
ーガルその他職員に5部注文する必要があると通知することができる。システム
はこれらのアイテムを別個でなく単一注文として共に取得することができる。こ
れにより、知的財産スタッフが5カ国それぞれに個々に対応する必要がなくなり
、スタッフがこれら対応の作成に費やす時間を節約することになる。
【0029】 特許出願準備、出願および手続を管轄する規則を、Unified Modeling Languag
e (UML)で書かれた活動図を使って説明および作成することができる。この
ようなUML活動図スクリプトの作成および実行に好適な活動処理エンジン(A
PE)を特許出願管理ソフトウェア(図3のドケッティングシステム58など)
に含めることができる。本発明が関連する技術に習熟する者はUMLに精通し、
市販ソースから作成、取得できるか、このようなエンジンを提供して上述のソフ
トウェアと統合することができる。APEによって、弁理士などのユーザが、グ
ラフィックアイコンで表すビルディングブロックまたはコンポーネントを使って
フローチャート状の図を構築することができる。ドラッグ・アンド・ドロップ・
オペレーションなどの標準的ウィンドウ概念を用いてユーザはエンジンが提供す
る多数のコンポーネントから選択し、これらを連結して活動図のオペレーション
やフローを定義することができる。このような活動図の一部の例として、ユーザ
は「特許出願カバーページ作成」オペレーションを表すアイコンを「発明者署名
取得」オペレーションを表すアイコンにつなげることができる。APEがスクリ
プトのこの部分を実行する時、システムは、たとえば発明のタイトル、発明者氏
名、特許出願カバーページに通常含まれる情報を取り出し、カバーページ文書を
生成してから、たとえば弁理士の事務所に願書に署名するため来るよう求めるe
メールを送ることにより、発明者の署名を取得するプロセスを開始する。これは
図示目的のためのみの非常に直線的な例だが、当業者は、特許出願プロセスの全
段階を管轄する複雑な活動図を設けられることを認識する。実際、商標出願作成
および手続と非開示協定、ライセンスその他文書の作成を含む他の知的財産活動
開始に同じ活動図概念を適用することができる。活動図は、知的財産のあるアイ
テムがどのように処理および管理されるかを、直観的で理解しやすい方法でビジ
ネス管理者などの許された関係者に伝えることに注意する。たとえば、法務アシ
スタントは特定の活動またはイベントで「ヘルプ」メニューオプションを選択し
、これに対してシステムが(アイコンの1つを強調することなどによって)その
イベントまたは活動のその時の出願プロセス中のポイント、出願プロセスの次の
ステップ、および/またはある活動またはイベントをいつ、何をなぜ完了しなけ
ればならないかについての教育的ヒントを示す活動図を表示する。
【0030】 願書作成および遂行ステップに直接関連しないが、発明者が発明記録64を作
成する時、その発明がどのくらい長く各国に市場を持つと考えるかを指定するこ
ともできる。たとえば、発明者はある国または国のグループで発明の市場が5年
しか続かず、別の国またはグループではその発明の市場が10年継続し、いずれ
の国でも15年続く市場はないと考えることがある。この情報を、ドケッティン
グシステム50を介して継続料支払い段階まで伝えることができる。ある国の発
行済み特許の継続料の支払い時期がきたら、システムは市場が引き続き存続する
と考えられるか判断し、存続しない場合、継続料を支払わないことができる。こ
の自動継続機能により、企業が多くの国に大量の特許ポートフォリオを持ってい
る場合、潜在的に相当な金額を節約することができる。
【0031】 自動継続料機能と同様、特許出願を追求しないか、明示的に出願を放棄する決
定の実行を自動化する機能を含むことができる。決定の実行方法は、各国、地域
または出願システムでの出願の状態で決まる。たとえば、願書がある国、地域ま
たは出願システムでまだ出願されていない場合、弁理士または他に許された関係
者による出願放棄の指示入力が、かかる出願作成開始の将来の指示に優先または
これを無効にする。出願がある国で既に係属中になっており、出願維持のため年
金を支払う場合は、このような指示によってシステムに次の年金の支払いを(自
動的に生成された年金を支払わないようにとの外国提携法律事務所への連絡など
により)行わせない。指示を受けた時に、特許を継続させる前に特許庁その他政
府当局の発行した未決定アクションに対して応答を提出しなければならない場合
、システムは応答の提出をやめるか、かかる応答を作成しないよう弁理士宛の通
知を作成することができる。放棄を実現するため必要な場合、システムは特許庁
その他当局に提出する出願を明示的に放棄する文書を自動的に生成することによ
って、このような指示に対応することができる。
【0032】 特許出願作成に加えて、弁理士または他の許された関係者は、他の知的財産関
連プロセスを上述のソフトウェア要素の管理下で開始することができる。たとえ
ば、企業の環境法遵守担当の弁理士は、企業の製品の1つの見本を要求してこれ
を試験できるようにするプロセスを開始することができる。同様に、ビジネス管
理者も見込み客に与える製品見本を所望する場合がある。見本が要求された場合
、その作業の実行責任者はeメールによって要求を通知される。他に開始できる
知的財産プロセスには、商標登録または特許あるいは商標検索の実行、弁理士に
非開示協定を草案させる申請の作成が含まれる。文書が自動的に生成できるタイ
プのものである場合、システムがそれを行う。文書または他の要求が弁理士のイ
ンプットを必要とするタイプの場合、システムはその要求をeメールを通じて弁
理士に通知し、弁理士が要求された作業を実行するため見直す必要のある事件に
関連する文書に弁理士を向ける。
【0033】 関係者(stakeholder)が文書10の表示に対応して知的財産プロセスを開始す
ることが予想される。たとえば、ビジネス管理者は特許出願を見直し、ある発明
については商標が望ましいと決定することがある。管理者は商標クリアランス検
索の注文または商標登録願書作成のプロセスを開始することができる。同様に、
ビジネス管理者は見込み提携相手または顧客に発明を提示したいと望む場合があ
る。キーワード検索を実行し、存在するリンクをたどることにより、管理者はシ
ステムを使って非開示協定その他協定が見込み提携相手との間にあるかを判断す
ることができる。好適な協定がない場合、管理者はたとえば、好適な非開示協定
を作成することを要求できる。要求に対応して作成された文書は、関係者にプロ
セス開始を求めた文書とはタイプが異なることに注意する。たとえば、特許出願
の表示では、商標出願または非開示協定の開始を求める。
【0034】 以下に上述のシステムが実行するプロセスまたは方法をまとめる。図5Aに示
すように、ステップ102で関係者が自分のワークステーションでシステムにロ
グインしそのような情報が記録にない場合、自分自身を特定する氏名、住所、国
籍その他個人情報などの情報を入力する。情報が以前入力されていてシステムの
記録にある場合、その関係者はそれを確認するよう求められる。科学者、エンジ
ニアその他技術者である関係者については、システムは自動的にこの個人情報を
取り出して発明記録と特許出願に彼らを発明者と指名してコピーする。ステップ
104で、技術者は技術文書をシステムに入力することができる。文書が発明記
録である場合、入力した情報には技術的成果の説明だけでなく、発明者が特許保
護が望ましいと考える国と、各国で発行済み特許を維持しなければならない期間
を示す情報も含めることができる。文書は許された関係者全員で共有されるため
、文書作成には2人以上の者が協力することができる。ステップ106で、発明
者と証人の署名を発明開示および特許出願に追加することができる。ステップ1
08で、関係者はシステムに保存された文書の検索および表示ができる。これら
ステップはどのような好適な順序で実行することもできるため、関係者はいつで
も文書の検索および表示ができることを認識しなければならない。関係者は、技
術者、ビジネス管理者、弁理士その他企業に雇われているか提携している人物で
よい。検索にはキーワード検索もリンクされた文書のナビゲートも含まれる。ス
テップ110で、弁理士、ビジネス管理者その他特許出願作成および手続を担当
する関係者はこの作業を開始することができる。特許出願作成および手続を例と
して示したが、商標出願作成および手続、非開示協定作成、ライセンス契約作成
および製品サンプリングを含むその他の知的財産関連プロセスも開始できること
に注意する。ステップ112で、発行済み特許の維持を管理することができる。
システムは継続料の支払期限を整理する。継続料がある国で支払期限となると、
システムは発明者その他がその国での発明の予想有用ライフスパンに関して提供
した情報に基づき、支払うべきか決定することができる。
【0035】 図5Bは、出願作成および遂行管理プロセス(ステップ110)をさらに詳細
に示す。ステップ114で、弁理士その他関係者は、たとえば発明開示文書を見
直し、これに基づいて特許出願を行うべきか決定することによりプロセスを開始
する。ステップ116で、この者は願書を作成する国(または地域または出願制
度)を選択する。この選択は、ビジネス戦略および法的検討事項に応じて全体ま
たは部分的に自動化することができる。仮出願か正規出願かなどの作成する出願
のタイプに関する決定も、ビジネス戦略および法的検討事項に応じて行うことが
できる。ステップ118で、システムは特許出願を作成する発明開示をフォーマ
ットまたは再構築する。情報を出願フォーマットを規定する各国の法律または規
則にしたがってフィールド毎にコピーすることができる。ステップ120で、弁
理士は出願を編集し、たとえば請求の範囲その他必要なセクションを追加するこ
とができる。発明者および弁理士の署名は、特許庁その他当局がかかる署名を認
める場合はデジタル署名フォーマットで、またはシステムを印刷できる出願用紙
上に従来のフォーマットで(「ハードコピー」)取得することができる。ステッ
プ122で、郵送によるマニュアルまたは従来の方法か、特許庁その他当局が電
子出願を認める場合は自動的に出願される。ステップ124で、発明者その他出
願あるいはその基となる技術の関係者はeメールで出願を通知される。システム
は同様に、特許庁からの通知の受領などのプロセスの他のステップの発生を通知
する。ステップ126でシステムは出願日を記載し、各国の将来のアクションの
期限を計算し、他の従来のドケッティング機能を実行する。このステップも、各
出願の手続中に応答日の事件整理を必要とする特許庁の連絡の受領に対応する。
上述のように、これらのステップはいかなる順序でも実行することができる。た
とえば、出願書類の作成および出願に関連するステップは、企業が別の企業から
係属特許出願または発行済み特許出願を得ているかもしれないという理由で、あ
る出願または特許については企業内で実行されないこともあることに注意する。
【0036】 上述のように、システムは本発明が関連する技術に習熟する者がよく知ってい
る従来のウィンドウ概念にしたがって上記方法を簡易化するグラフィック・ユー
ザ・インターフェース(GUI)を持つ。言い換えると、図6−18に示すよう
に、システムはユーザ(関係者)のワークステーションにウィンドウフォーマッ
トで画面を表示する。図示の画面は上記方法のステップの一部を図示するための
例としてのみ示すもので、システムは代替画面および追加画面を表示することが
できる。ウィンドウ概念は当業者にとって周知なため、ユーザがこれら画面とイ
ンタラクトする方法は本書では詳細に述べない。たとえば、マウスその他ポイン
ティングデバイスを用いてボタン、タブ、スクロールバー、チェックボックスな
どなんらかのグラフィック要素を「クリック」または起動することなどのよく知
られた概念については述べない。
【0037】 図6は、科学者またはエンジニアなどの技術者で、自分が書いたであろう技術
文書に関して発明者とみなされることの多い者が、ユーザ名とパスワードを入力
することにより(図示せず)システムにログインする時、表示される発明者情報
画面を示す。表示される画面のセットは、ユーザがどのようなタイプの関係者で
あるかで決まる。たとえば、技術者は弁理士とは異なる画面セットとインタラク
トする。GUIのこの側面はデスクトップまたはワークスペースと呼ばれること
がある。技術者は弁理士とは異なるデスクトップまたはワークスペースとインタ
ラクトする。ビジネス管理者は、さらに異なるデスクトップとインタラクトする
。図6に関して、図6に示される情報は特許出願のため発明者から必要になる情
報に特に向けられているため、弁理士は異なるタイプの当初画面を提示され、自
分自身を特定する。ユーザが情報を入力した後、システムは検証ウィンドウを表
示して、ユーザに情報が正しいことを検証するよう求めることに注意する。上記
のように、入力した発明者情報を、発明記録および特許出願文書の自動作成を含
む後の多数のステップに用いる。検証によって、情報が正確であり、後のステッ
プで再入力する必要がないばかりか、ストレージから取り出して依存できるよう
にする。
【0038】 図7は、1以上の特許出願において発明者とみなされる技術者のために表示さ
れるマスターレベルのデスクトップ画面を示す。デスクトップは、技術者に「発
明報告」(発明記録とも呼ばれる)、「事件文書」、「願書」および「証明すべ
き」発明報告へアクセスできるようにする。これら見出しの下に一覧された項目
のいずれかをクリックすることに対応して、システムはその項目に関係する情報
を取り出す。そしてユーザがそれらについて、以下に詳しく述べる作業を行う。
発明報告などの新しい項目を作成するには、ユーザは「ファイル」プルダウンメ
ニューの下の「新規」(図示せず)オプションを選択することができる。これに
対応して、システムは新しい発明報告番号を生成し、それを画面に表示する。
【0039】 図8は、技術者または同様のユーザ向けに表示することができる個人用ワーク
スペース画面を示す。システムはユーザの好みにしたがってあらかじめ構成し、
図7に示すものではなくこのタイプのデスクトップを提示することができる。個
人用ワークスペースは、3個のペーン(pane)が横に並んだフォーマットで「発
明報告」、「グローバル・ワークスペース」および「マイ・ドキュメント」とい
うラベルのついたフォルダを示す。あるいは、ユーザはペーンを他のペーンの上
か下に構成したり、斜めに並べたり、サイズを変更したり、他のあらゆる好適な
方法で操作することができる。グローバル・ワークスペースは、ユーザの同僚な
ど他者の作業に対し、ユーザがアクセスを許された範囲でアクセスできるように
する。
【0040】 図9は、ユーザが図8の画面で「グローバル・ワークスペース」フォルダをク
リックし、「発明報告」をクリックしてから発明報告を検索するのに対応してシ
ステムが表示することのできる画面を示す。検索ウィンドウ(図示せず)が「発
明報告」のクリックに対応して表示され、システムがユーザの入力したキーワー
ドなどの基準に対して検索を実行した。グローバル・ワークスペース・メニュー
は右側のペーンに表示され、検索結果は左側のペーンに表示される。
【0041】 図10はシステムがユーザの発明報告選択に対して表示することのできる画面
を示す。この画面によって、ユーザは発明報告についてデータを入力したり取り
出したりする「データ・エントリ」または関連する技術的ライトアップを入力し
たりレビューしたりする「発明報告」を選択することができる。図示の画面は、
「データ・エントリ」下のこのオプションをユーザが選択することに対して表示
される「書誌情報」画面である。この画面で、ユーザは発明者氏名や関連する個
人情報、発明が企業の定義する技術分類にどのように適合するかを述べる情報、
発明のタイトル、証人氏名、日付、その他発明報告に従来含まれるこれらのライ
ンに沿った情報を入力することができる。画面によってまた、ユーザが化学構造
などの複雑な物体を含む図面、写真、ビデオ、表、公式を発明報告に関連させる
ことができる。
【0042】 図11は、ユーザが図10の画面の「データ・エントリ」オプションの下の「
発明報告」オプションを選択することに対して表示される画面を示す。この画面
の右側のペーンは、発明の日付、最初の開示の日付その他発明報告に従来含まれ
る情報などの詳細な発明データを表示する。このペーンは、MICROSOFT
WORDなどのワードプロセッシングプログラムによって駆動される。
【0043】 図12は、ユーザが図10の画面の「データ・エントリ」オプションの下の「
明細書」オプションを選択することに対して表示される画面を示す。この画面の
右側の各ペーンは、ユーザがテキストを入力できる発明報告のフィールドを表す
。右上のペーンは「発明の紹介」のフィールドを表す。右下のペーンは「発明の
技術的分野」のフィールドである。他のフィールドには、「詳細な説明」、「提
案された請求の範囲」、「アブストラクト」が含まれる。各ペーンに入力したテ
キストは発明報告文書のフィールドと関連付けられる。上述のように、フィール
ドはそれぞれ検索エンジンによって対処可能で、当業者が一般に個々に操作可能
なフィールドに整理する電子文書と関連させる他の特質を有する。
【0044】 図13は弁理士のデスクトップ画面を示す。このデスクトップは、弁理士と技
術者(発明者)は実行するタスクとアクセスする文書に関してニーズが異なるた
め、上述の発明者のデスクトップとは異なることに注意する。図示の通り、弁理
士は「トゥ・ドゥ」アイコン、「検索」アイコン、「係属ドケット」アイコン、
および各種の特定ドケット、特許出願、個別文書のアイコンを提示される。例示
のデスクトップは特許に焦点を当てているが、デスクトップには商標、協定その
他弁理士が担当する他の形式の知的財産も含めることができるのに注意する。本
発明のこのような実施例では、企業のある所有技術に関連するすべての特許、技
術報告、ビジネス文書、商標の間の関係など、異なるタイプの知的財産文書の関
係をグラフィックに示す画面を設けることができる。
【0045】 図14は、「トゥ・ドゥ」アイコンの選択に対して弁理士に表示される画面を
示す。図示の例では、弁理士は、付与された特許の検証と分割特許出願の必要を
知らされる。
【0046】 図15は、「検索」アイコンを選択してから「ドケット番号」タブを選択する
ことに対して弁理士に表示される画面を示す。図示の画面は弁理士にドケット番
号の入力を求める。他のタブを選択することにより、弁理士は他の基準に基づい
て事件を検索することができる。
【0047】 図16は、弁理士が図15の画面に示す「全ドケット」タブを選択してから左
側ペーンに表示されるドケットの1つを選択することに対して表示される画面を
示す。右上のペーンはそのドケットと関連する特許出願を表示する。右下のペー
ンは、暫定特許出願、譲渡書類の提出、返却はがきの受領、特許出願と遂行にお
いて一般に発生する他のアクションなどのドケットに関係して起こったアクショ
ンを表示する。右側ペーンのいずれかの項目のクリックに対して、システムは関
連する文書または弁理士が作業する必要のある他の情報を取り出す。
【0048】 図17は、弁理士が図15の画面に示す「関連ドケット」タブを選択すること
に対して表示される画面を示す。ドケットはアイコンによってグラフィックに表
示され、ドケット間の関係はアイコン間の線によってグラフィックに表示される
。ドケットアイコンのクリックに対して、システムが選択したドケットに関係あ
る文書その他情報を取り出す。
【0049】 図18に示す画面は図17に外観が似ているが、ドケットではなく特許出願に
関連する。弁理士は、たとえば特許出願を表すデスクトップアイコンをクリック
することによりこのような画面に到達することができる。この画面で出願はアイ
コンによってグラフィックに表示され、特許出願の関係はアイコン間の線で表さ
れる。
【0050】 上述の画面は、ユーザが上記の方法を実行するためにシステムを使ってインタ
ラクトできるGUI画面の単なる例である。他の画面を設けてユーザが開始する
他のアクションを収容することができる。好適なGUI画面の設計と使用法は本
発明が関連する技術に習熟した者の能力内である。
【0051】 システムは、各種知的財産資産(IPA)エンティティのためのモジュール設
計、「どこでもスタート、データ1回入力」方法、報告または文書「ビルド・オ
ペレーション」を開始した時のみ(スキャンインしない限り)文書が存在すると
いう概念に特徴付けられる。これらの方法すべてによって、システムのユーザは
、証人署名メモ記録、技術報告、発明文書開示のような技術文書などの開始文書
のホストから、あるいは正式な発明開示がない場合は出願から直接作り上げたか
抽出したデータから各種「文書」を作成する柔軟性を得ることができる。
【0052】 本発明の上記実施例は本発明が構造化知的財産関連文書の企業内での作成、共
有、使用をどのように簡易化するか、特許庁その他政府機関へ提出する該当文書
の作成、特許、商標その他知的財産項目の遂行と管理に関連するアクションの追
跡およびドケッティング、発明者、ビジネス管理者、弁理士および他関係者と企
業職員との通信を含む、知的財産権を確保するためのコンピュータ実装の高度自
動化方法の提供方法を示す。
【0053】 上記説明は、弁理士、ビジネス管理者および技術者などの関係者であるシステ
ムのユーザに言及するが、ユーザには秘書やパラリーガルなど、このような関係
者や企業全体に代わってシステムとインタラクトする企業のスタッフを含むこと
ができる。
【0054】 本発明の範囲または精神から逸脱せずに本発明に各種修正およびバリエーショ
ンが可能なことは当業者には明白である。本発明の他の実施例は、本書に開示す
る発明の明細書と実際を考慮すれば当業者にとって明らかである。明細書および
例は例示としてのみ考慮され、発明の真の範囲および精神は請求の範囲によって
示されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ビジネス企業の知的財産に関連するリンクされた文書セットに影響するプロセ
スにおける技術者、ビジネス管理者および代理人(弁理士)からのインプットの
寄与を示す。
【図2】 文書変換プロセスを示し、ビジネス企業の共通所有技術に関連する文書のリン
クも示す。
【図3】 基礎となる所有技術の技術者、ビジネス管理者、代理人(弁理士)その他関係
者間での知的財産関連文書の共有と使用のためのコンピュータベースシステムの
ブロック図である。
【図4】 あるタイプの文書を別のタイプの文書にフォーマットあるいは構造化する変換
プロセスの基礎となる概念を示す。
【図5A】 システムを使用するための方法を示すフロー図である。
【図5B】 方法のステップをさらに詳細に示す別のフロー図である。
【図6】 発明者情報画面を示す。
【図7】 発明者デスクトップ画面を示す。
【図8】 別の発明者デスクトップ画面を示す。
【図9】 検索結果画面を示す。
【図10】 発明報告書誌情報画面を示す。
【図11】 発明報告発明データエントリ画面を示す。
【図12】 発明報告明細書データエントリ画面を示す。
【図13】 弁理士デスクトップ画面を示す。
【図14】 「トゥ・ドゥ」画面を示す。
【図15】 ドケット番号検索画面を示す。
【図16】 関連所見および活動のあるドケットディスプレイ画面を示す。
【図17】 関連ドケット画面のグラフィック図を示す。
【図18】 関連特許出願画面のグラフィック図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 デイビス,スティーブン ブルース アメリカ合衆国,ルイジアナ 37660,プ レイン ディーリング,スティル ハウス ロード (72)発明者 ジェスカ,ジュディー ウィリエン アメリカ合衆国,テネシー 37662−5075, キングスポート,アンドーバー コート 443 (72)発明者 モウルカーズ,マイケル フランシス アメリカ合衆国,テキサス 77429,サイ プレス,シークレット フォレスト コー ト 12706

Claims (123)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの汎用コンピューター処理ユニットとデータ
    格納レポジトリを有する計算システムおよびデータ通信ネットワークを有し、企
    業が互いに隔たって配置された、技術者、代理人およびビジネス管理者をそれと
    関係づけ、かつネットワークの接続を経由して前記計算システムがそれらの人々
    には電子的にアクセス可能である、ビジネス企業用の知的財産権管理システムで
    あって、 前記計算システムが、 技術者が著作した技術文書を前記計算システムに登録し、該技術文書が前記レ
    ポジトリに格納されるようにし、前記技術文書を特徴付ける情報を入力し、かつ
    前記技術者を特定する情報を入力するための情報入力システムであって、前記技
    術文書に入力される情報が個々に操作可能なフィールドに編成されているものと
    、 前記技術者、代理人及びビジネス管理者のうち許可された人々を含む関係者が
    前記レポジトリに格納された文書にアクセスし、それを閲覧し、編集し及び作成
    できるようにする文書共有システムと、 前記関係者の前記許可された人に文書へのアクセス、閲覧、編集及び作成を制
    限するためのアクセス管理システムと; ある技術文書を完成品として指定する手段と、代理人から受領した入力に応じ
    て選択された技術文書を選択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマ
    ットする手段とを含む特許出願管理システムであって、前記特許出願が前記レポ
    ジトリに格納されるものと、を含むようにプログラムされている、ビジネス企業
    のための知的財産権管理システム。
  2. 【請求項2】 前記文書共有システムは、多数の技術者により著作される文
    書を作成するための複数の技術者の協同作業と、電子署名を介して前記技術者に
    より作成された前記技術文書の信憑性を現すことを可能にする、請求項1に記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 前記文書共有システムは、別の技術者に、前記技術者により
    著作された前記文書を閲覧し、前記技術文書での発明の開示の証人であることの
    表示を付加することを可能にする、請求項1に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記表示は、前記別の技術者の電子署名である、請求項3に
    記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記アクセス管理システムは、前記技術者により開発された
    技術の管理に責任を有する前記企業の管理者に、前記技術者により著作された前
    記レポジトリの技術文書にアクセスして閲覧することを許可し、他の管理者には
    前記技術文書へのアクセスと閲覧を許可しない、請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記特許出願管理システムは、電子メールを介して特許出願
    の状況を前記管理者に自動的に報告する、請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記特許出願管理システムは、電子メールを介して関係者に
    技術文書の状況を自動的に報告する発明記録管理システムを含む、請求項5に記
    載のシステム。
  8. 【請求項8】 選択された技術文書をフィールドを単位として選択された特
    許出願の型式にフォーマットする前記手段は、前記技術者を特定する前記個人情
    報の部分を、発明者を特定する前記特許出願のフィールドにコピーする、請求項
    1に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 技術文書を完成品として指定する前記手段は、前記技術者の
    電子署名を含む、請求項1に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 技術文書を完成品として指定する前記手段はまた、前記レ
    ポジトリに格納された前記技術文書の以前の版と訂正を削除する、請求項1に記
    載のシステム。
  11. 【請求項11】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段はまた、
    前記記憶部に記憶された前記特許出願の以前の版と訂正を削除する、請求項1に
    記載のシステム。
  12. 【請求項12】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段は、著作
    された発明の記載を含む明細書類と、発明者の身元証明書を含む補助文書の双方
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段は、前記
    明細書類に前記代理人が特許請求の範囲を記入する手段を含む、請求項12に記
    載のシステム。
  14. 【請求項14】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段は、前記
    特許出願を申請する一つまたはそれ以上の一群の国を選択する手段を含む、請求
    項1に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記特許出願管理システムは、一つまたはそれ以上の特許
    事務所における出願前の作業を追跡観察し管理する手段をさらに含む、請求項1
    に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記特許出願管理システムは、一つまたはそれ以上の特許
    事務所における出願後の作業を追跡観察し管理する手段をさらに含む、請求項1
    に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 出願後の作業を追跡観察し管理する前記手段は、各々の国
    において特許を維持する最長の期間を選択する手段を含む、請求項16に記載の
    システム。
  18. 【請求項18】 前記特許出願管理システムは、ドケットの関係を図式的に
    描く手段を含む、請求項1に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記特許出願管理システムは、出願の関係を図式的に描く
    手段を含む、請求項1に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングをビジネス戦略に応じて開始する手段を含む、請求項1に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングを法的戦略に応じて開始する手段を含む、請求項1に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングをマーケティング戦略に応じて開始する手段を含む、請求項1に記載のシス
    テム。
  23. 【請求項23】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングを製品戦略に応じて開始する手段を含む、請求項1に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前記特許出願管理システムは、作業予定図表に応じて動作
    する、請求項1に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 知的財産権管理のためのコンピューターが実行するビジネ
    ス企業用の方法であって、 前記コンピューターシステムのレポジトリに格納された、技術者が著作した技
    術文書に関係する情報であって、個々に操作可能なフィールドに編成され、前記
    技術文書の特徴付けと前記技術者を特定する個人情報を含む情報を、コンピュー
    ターシステムに入力し、 許可された、技術者、代理人および前記企業のビジネス管理者を含む関係者に
    前記レポジトリに記憶された文書への、アクセス、閲覧および編集を可能にし、 前記関係者の前記許可された人々の文書への、アクセス、閲覧、編集および作
    成を制限し、 ある技術文書を完成品として指定し、かつ代理人から受領した入力に応じて選
    択された技術文書を選択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマット
    し、前記特許出願を前記レポジトリに記憶する、段階からなる方法。
  26. 【請求項26】 関係者による前記レポジトリに記憶された文書の、アクセ
    ス、閲覧および編集を可能にする前記段階は、多数の技術者により著作された文
    書を作成するために共同作業し、電子署名を介して前記技術者達に作成された前
    記技術文書の信憑性を現すことを、複数の技術者が出来るようにする、請求項2
    5に記載の方法。
  27. 【請求項27】 関係者による前記レポジトリに記憶された文書の、アクセ
    ス、閲覧および編集を可能にする前記段階は、別の技術者が前記技術者により著
    作された前記文書を閲覧し、前記別の技術者が前記技術文書での発明の開示の証
    人であることの表示を付加できるようにする、請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記表示は、前記別の技術者の電子署名である、請求項2
    7に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記関係者の前記許可された人々の文書への、アクセス、
    閲覧、編集および作成を制限する前記段階は、前記技術者により開発される技術
    の管理に責任を有する前記企業の管理者が、前記技術者により著作された前記レ
    ポジトリの技術文書にアクセスして閲覧することを許可するが、他の管理者には
    前記技術文書にアクセスして閲覧することを許可しない、請求項25に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、電子メールを
    介して特許出願の状況を前記管理者に自動的に報告する、請求項29に記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、電子メールを
    介して特許出願の状況を関係者に自動的に報告する、請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】 選択された技術文書を選択された特許出願の型式にフィー
    ルドごとにフォーマットする前記段階は、前記技術者を特定する前記個人情報の
    一部を、発明者を特定する前記特許出願のフィールドへコピーすることを含む、
    請求項25に記載の方法。
  33. 【請求項33】 技術文書を完成品として指定する前記段階は、前記技術者
    の電子署名の入力を含む、請求項25に記載の方法。
  34. 【請求項34】 技術文書を完成品として指定する前記段階はまた、前記レ
    ポジトリに記憶された前記技術文書の以前の版と訂正を削除する、請求項25に
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記段階はまた、
    前記レポジトリに記憶された前記特許出願の以前の版と訂正の削除を含む、請求
    項25に記載の方法。
  36. 【請求項36】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記段階は、著作
    された発明の記載を含む明細書類と、発明者の身元証明書を含む補助文書の双方
    を含む特許出願を作成することを含む、請求項25に記載の方法。
  37. 【請求項37】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記段階は、前記
    代理人が前記明細書類への特許請求の範囲を記入することを含む、請求項36に
    記載の方法。
  38. 【請求項38】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記段階は、前記
    特許出願を申請する一つまたはそれ以上の一群の国を選択することを含む、請求
    項25に記載の方法。
  39. 【請求項39】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、一つまたはそ
    れ以上の特許事務所における出願前の作業の追跡観察と管理を含む、請求項25
    に記載の方法。
  40. 【請求項40】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、一つまたはそ
    れ以上の特許事務所における出願後の作業の追跡観察と管理を含む、請求項25
    に記載の方法。
  41. 【請求項41】 出願後の作業を追跡観察し管理する前記段階は、各々の国
    において特許を維持する最長の期間の選択を含む、請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、ドケットの関
    係の図式的な描写を含む、請求項25に記載の方法。
  43. 【請求項43】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、出願の関係の
    図式的な描写を含む、請求項25に記載の方法。
  44. 【請求項44】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、知的財産権資
    産のファイリングをビジネス戦略に応じて開始する手段を含む、請求項25に記
    載の方法。
  45. 【請求項45】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、知的財産権資
    産のファイリングを法的戦略に応じて開始する手段を含む、請求項25に記載の
    方法。
  46. 【請求項46】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、知的財産権資
    産のファイリングをマーケティング戦略に応じて開始する手段を含む、請求項2
    5に記載の方法。
  47. 【請求項47】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、知的財産権資
    産のファイリングを製品戦略に応じて開始する手段を含む、請求項25に記載の
    方法。
  48. 【請求項48】 特許出願のプロセスを管理する前記段階は、作業予定図表
    に応じて実行される、請求項25に記載の方法。
  49. 【請求項49】 データ格納レポジトリ付きの計算システムおよびデータ通
    信ネットワークを有するビジネス企業が、互いに隔たって配置された、技術者、
    代理人およびビジネス管理者をそれと関係づけ、かつネットワークの接続を経由
    して前記計算システムがそれらの人々には電子的にアクセス可能であるビジネス
    企業の知的財産権管理用のコンピュータープログラム製品であって、 前記コンピュータープログラム製品が、 技術者が著作した技術文書を前記計算システムに登録し、前記技術文書が前記
    レポジトリに格納されるようにし、前記技術文書を特徴づける情報を入力し、か
    つ前記技術者を特定する情報を入力するための情報入力システムであって、前記
    技術文書に入力される情報が個々に操作可能なフィールドに編成されているもの
    と、 前記技術者、代理人及びビジネス管理者のうち許可された人々を含む関係者が
    前記レポジトリに記憶された文書にアクセスし、それを閲覧し、編集し及び作成
    できるようにする文書共有システムと、 前記関係者の前記許可された人に文書への、アクセス、閲覧、編集及び作成を
    制限するためのアクセス管理システムと; ある技術文書を完成品として指定する手段と、代理人から受領した入力に応じ
    て選択された技術文書を選択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマ
    ットする手段とを含む特許出願管理システムであって、前記特許出願が前記レポ
    ジトリに格納されるものと、を担持するコンピューターが使用可能なデータ媒体
    からなる、ビジネス企業のための知的財産権管理用のコンピュータープログラム
    製品。
  50. 【請求項50】 前記文書共有システムは、多数の技術者により著作された
    文書を作成するための複数の技術者の協同作業と、電子署名を介して前記技術者
    により作成された前記技術文書の信憑性を現すことを可能にする、請求項49に
    記載のコンピュータープログラム製品。
  51. 【請求項51】 前記文書共有システムは、別の技術者に、前記技術者によ
    り著作された前記文書を閲覧し、前記技術文書での発明の開示の証人であること
    の表示を付加することを可能にする、請求項49に記載のコンピュータープログ
    ラム製品。
  52. 【請求項52】 前記表示は、前記別の技術者の電子署名である、請求項5
    1に記載のコンピュータープログラム製品。
  53. 【請求項53】 前記アクセス管理システムは、前記技術者により開発され
    た技術の管理に責任を有する前記企業の管理者に前記技術者により著作された前
    記レポジトリの技術文書にアクセスして閲覧することを許可し、他の管理者には
    前記技術文書へのアクセスと閲覧を許可しない、請求項49に記載のコンピュー
    タープログラム製品。
  54. 【請求項54】 前記特許出願管理システムは、電子メールを介して特許出
    願の状況を前記管理者に自動的に報告する、請求項53に記載のコンピューター
    プログラム製品。
  55. 【請求項55】 前記特許出願管理システムは、電子メールを介して関係者
    に技術文書の状況を自動的に報告する発明記録管理システムを含む、請求項53
    に記載のコンピュータープログラム製品。
  56. 【請求項56】 選択された技術文書をフィールドを単位として選択された
    特許出願の型式にフォーマットする前記手段は、前記技術者を特定する前記個人
    情報の部分を発明者を特定する前記特許出願のフィールドにコピーする、請求項
    49に記載のコンピュータープログラム製品。
  57. 【請求項57】 技術文書を完成品として指定する前記手段は、前記技術者
    の電子署名を含む、請求項49に記載のコンピュータープログラム製品。
  58. 【請求項58】 技術文書を完成品として指定する前記手段はまた、前記レ
    ポジトリに格納された前記技術文書の以前の版と訂正を削除する、請求項49に
    記載のコンピュータープログラム製品。
  59. 【請求項59】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段はまた、
    前記レポジトリに格納された前記特許出願の以前の版と訂正を削除する、請求項
    49に記載のコンピュータープログラム製品。
  60. 【請求項60】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段は、著作
    された発明の記載を含む明細書類と、発明者の身元証明書を含む補助文書の双方
    を含む、請求項49に記載のコンピュータープログラム製品。
  61. 【請求項61】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段は、前記
    明細書類に前記代理人が特許請求の範囲を記入する手段を含む、請求項60に記
    載のコンピュータープログラム製品。
  62. 【請求項62】 代理人から受領した入力に応じて選択された技術文書を選
    択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする前記手段は、前記
    特許出願を申請する一つまたはそれ以上の一群の国を選択する手段を含む、請求
    項49に記載のコンピュータープログラム製品。
  63. 【請求項63】 前記特許出願管理システムは、一つまたはそれ以上の特許
    事務所における出願前の作業を追跡観察し管理する手段をさらに含む、請求項4
    9に記載のコンピュータープログラム製品。
  64. 【請求項64】 前記特許出願管理システムは、一つまたはそれ以上の特許
    事務所における出願後の作業を追跡観察し管理する手段をさらに含む、請求項4
    9に記載のコンピュータープログラム製品。
  65. 【請求項65】 出願後の作業を追跡観察し管理する前記手段は、各々の国
    において特許を維持する最長の期間を選択する手段を含む、請求項64に記載の
    コンピュータープログラム製品。
  66. 【請求項66】 前記特許出願管理システムは、ドケットの関係を図式的に
    描く手段を含む、請求項49に記載のコンピュータープログラム製品。
  67. 【請求項67】 前記特許出願管理システムは、出願の関係を図式的に描く
    手段を含む、請求項49に記載のコンピュータープログラム製品。
  68. 【請求項68】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングをビジネス戦略に応じて開始する手段を含む、請求項49に記載のコンピュ
    ータープログラム製品。
  69. 【請求項69】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングを法的戦略に応じて開始する手段を含む、請求項49に記載のコンピュータ
    ープログラム製品。
  70. 【請求項70】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングをマーケティング戦略に応じて開始する手段を含む、請求項49に記載のコ
    ンピュータープログラム製品。
  71. 【請求項71】 前記特許出願管理システムは、知的財産権資産のファイリ
    ングを製品戦略に応じて開始する手段を含む、請求項49に記載のコンピュータ
    ープログラム製品。
  72. 【請求項72】 前記特許出願管理システムは、作業予定図表に応じて動作
    する、請求項49に記載のコンピュータープログラム製品。
  73. 【請求項73】 ビジネス企業用の知的財産権管理システムであって、 知的財産権資産の文書化と保全のプロセスの状況を追跡するための手段を含む
    知的財産権管理システムと、 知的財産権のプロセスを現す作業予定であって、前記プロセスの作業を現すア
    イコンと、作業の間のプロセスの流れを現すアイコンを有し、前記作業予定は図
    表で前記プロセスの前記状況を表す作業予定を電子的に表示する表示手段を含む
    グラフィカルユーザーインターフェースとを有する管理システム。
  74. 【請求項74】 知的財産権管理のためのコンピューターが実行するビジネ
    ス企業用の方法であって、 知的財産権資産の文書化と保全のプロセスの状況を電子的に追跡し、 知的財産権のプロセスを現す作業予定であって、前記プロセスの作業を現すア
    イコンと、作業の間のプロセスの流れを現すアイコンとを有し、前記作業予定は
    図表で前記プロセスの前記状況を表す作業予定を電子的に表示する段階を有する
    方法。
  75. 【請求項75】 ビジネス企業の知的財産権管理用のコンピュータープログ
    ラム製品であって、 知的財産権資産の文書化と保全のプロセスの状況を追跡するための手段を含む
    知的財産権管理システムと、 知的財産権のプロセスを現す作業予定であって、前記プロセスの作業を現すア
    イコンと、作業の間のプロセスの流れを現すアイコンとを有し、前記作業予定は
    図表で前記プロセスの前記状況を表す作業予定を電子的に表示する表示手段を含
    むグラフィカルユーザーインターフェースを担持する、コンピューターが使用可
    能な媒体を有する製品。
  76. 【請求項76】 ビジネス企業用の知的財産権管理システムであって、 知的財産権のプロセスを現し、前記プロセスの作業を現すアイコンと作業の間
    のプロセスの流れを現すアイコンとを有する作業予定を、ユーザーの入力に応じ
    て電子的に構築する機動手段を含み、前記作業のシーケンスが政府の知的財産権
    部局を通して知的財産権資産を保全するプロセスを規定する、グラフィカルユー
    ザーインターフェースと、 前記作業予定を実行して、前記プロセスの流れに従って前記政府の知的財産権
    部局に対する、各々の手続が前記作業予定の作業に対応するものである手続を連
    続して開始するためのプロセス手段を含む知的財産権管理システムとを有するシ
    ステム。
  77. 【請求項77】 ビジネス企業用の知的財産権管理の方法であって、 そのシーケンスが政府の知的財産権部局を通して知的財産権資産を保全するプ
    ロセスを規定する、知的財産権のプロセスを現し、前記プロセスの作業を現すア
    イコンと作業の間のプロセスの流れを現すアイコンとからなる作業予定を、ユー
    ザーの入力に応じて電子的に構築し、 前記作業予定を実行して、前記プロセスの流れに従って前記政府の知的財産権
    部局に対する、各々の手続が前記作業予定の作業に対応するものである手続を連
    続して開始することを有する方法。
  78. 【請求項78】 ビジネス企業の知的財産権管理用のコンピュータープログ
    ラム製品であって、 知的財産権のプロセスを現し、前記プロセスの作業を現すアイコンと作業の間
    のプロセスの流れを現すアイコンとを有する作業予定を、ユーザーの入力に応じ
    て電子的に構築する機動手段を含み、前記作業のシーケンスが政府の知的財産権
    部局を通して知的財産権資産を保全するプロセスを規定する、グラフィカルユー
    ザーインターフェースと、 前記作業予定を実行して、前記プロセスの流れに従って前記政府の知的財産権
    部局に対する、各々の活動が前記作業予定の作業に対応するものである手続を連
    続して開始するためのプロセス手段を含む知的財産権管理システムとを担持する
    、コンピューターが使用可能な媒体を有する製品。
  79. 【請求項79】 少なくとも一つの汎用コンピューター処理ユニットとデー
    タ格納レポジトリを有する計算システムを有し、複数の文書が前記レポジトリに
    格納可能であり、前記文書が、技術報告、発明の記録、特許出願及びビジネス文
    書を含み、発明の記録と特許出願の情報は個々に検索可能でかつ操作可能なフィ
    ールドに編成されているビジネス企業用の知的財産権管理システムであって、 ユーザーに前記レポジトリに記憶された文書のフィールドを検索して前記レポ
    ジトリに格納された文書を閲覧、編集できるようにする文書閲覧システムと、 前記ユーザーの制御の下に選択された型式の文書の少なくとも一つのフィール
    ドの情報を、技術報告、発明の記録、特許出願およびビジネス文書を構成する一
    群の型式から前記型式の他の一つの文書にコピーするための文書フォーマットシ
    ステムとを、含むように前記計算システムがプログラムされているシステム。
  80. 【請求項80】 前記文書閲覧システムが、代理人から受領した入力に応じ
    て発明の記録を選択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする
    文書フォーマットシステムを含む、請求項79に記載のシステム。
  81. 【請求項81】 前記文書閲覧システムが、前記技術者、代理人および業務
    管理者の許可された人々のみに、前記レポジトリに格納された文書へのアクセス
    と閲覧が出来るようにする、請求項79に記載のシステム。
  82. 【請求項82】 前記文書閲覧システムは、ある個人に、別の個人により著
    作された文書を閲覧し、前記別の個人が前記個人により著作された発明の記録の
    証人であることの表示を付加することを可能にする文書共有システムを含む、請
    求項79に記載のシステム。
  83. 【請求項83】 前記表示は、電子署名である、請求項82に記載のシステ
    ム。
  84. 【請求項84】 発明の記録の著作者により開発された技術の管理に責任を
    有する前記企業の管理者に、前記著作者により著作された前記レポジトリの発明
    の記録にアクセスして閲覧することを許可し、他の管理者には前記発明の記録へ
    のアクセスと閲覧を許可しないアクセス管理システムをさらに含む、請求項79
    に記載のシステム。
  85. 【請求項85】 ビジネス企業のためにコンピューターが実行する知的財産
    権管理の方法であって、複数の文書が前記記憶部に記憶可能であるデータ記憶部
    を有する計算システムであって、前記文書が、技術報告、発明の記録、特許出願
    及びビジネス文書を含み、発明の記録と特許出願の情報は個々に検索可能でかつ
    操作可能なフィールドに編成されている計算システムを前記企業が有し、前記方
    法が、 ユーザーの管理の下に前記記憶部の文書のフィールドを検索、閲覧および編集
    し、 ユーザーの管理の下に技術報告、発明の記録、特許出願およびビジネス文書を
    構成する一群の型式から前記型式の他の一つの文書に、選択された型式の文書の
    少なくとも一つのフィールドの情報をコピーする段階を有する方法。
  86. 【請求項86】 前記検索、閲覧および編集する段階は、代理人から受領し
    た入力に応じて発明の記録を選択された特許出願の型式にフィールドごとに自動
    的にフォーマットする、請求項85に記載の方法。
  87. 【請求項87】 前記検索、閲覧および編集する段階が、前記技術者、代理
    人および業務管理者の許可された人々のみに、前記記憶部に記憶された文書への
    アクセスと閲覧が出来るようにする、請求項85に記載の方法。
  88. 【請求項88】 前記検索、閲覧および編集する段階は、ある個人に、別の
    個人により著作された文書を閲覧し、前記別の個人が前記個人により著作された
    発明の記録の証人であることの表示を付加することを可能にすることを含む、請
    求項85に記載の方法。
  89. 【請求項89】 前記表示は、電子署名である、請求項88に記載の方法。
  90. 【請求項90】 発明の記録の著作者により開発された技術の管理に責任を
    有する前記企業の管理者に、前記著作者により著作された前記レポジトリの発明
    の記録にアクセスして閲覧することを許可し、他の管理者には前記発明の記録へ
    のアクセスと閲覧を許可しない段階をさらに含む、請求項85に記載の方法。
  91. 【請求項91】 レポジトリ付きの計算システムを有するビジネス企業用の
    、複数の文書が記憶可能な知的財産権管理のためのコンピュータープログラム製
    品であって ユーザーに前記レポジトリに格納された文書のフィールドを検索して前記レポ
    ジトリに格納された文書を閲覧、編集できるようにする文書閲覧システムと、 前記ユーザーの制御の下に選択された型式の文書の少なくとも一つのフィール
    ドの情報を、技術報告、発明の記録、特許出願およびビジネス文書を構成する一
    群の型式から前記型式の他の一つの文書に、コピーするための文書フォーマット
    システムとを、担持するコンピューターが使用可能なデータ媒体を有するプログ
    ラム製品。
  92. 【請求項92】 前記文書閲覧システムが、代理人から受領した入力に応じ
    て発明の記録を選択された特許出願の型式にフィールドごとにフォーマットする
    文書フォーマットシステムを含む、請求項91に記載のコンピュータープログラ
    ム製品。
  93. 【請求項93】 前記文書閲覧システムが、前記技術者、代理人および業務
    管理者の許可された人々のみに、前記レポジトリに格納された文書へのアクセス
    と閲覧が出来るようにする、請求項91に記載のコンピュータープログラム製品
  94. 【請求項94】 前記文書閲覧システムは、ある個人に、別の個人により著
    作された文書を閲覧し、前記別の個人が前記個人により著作された発明の記録の
    証人であることの表示を付加することを可能にする文書共有システムを含む、請
    求項91に記載のコンピュータープログラム製品。
  95. 【請求項95】 前記表示は、電子署名である、請求項94に記載のコンピ
    ュータープログラム製品。
  96. 【請求項96】 発明の記録の著作者により開発された技術の管理に責任を
    有する前記企業の管理者に、前記著作者により著作された前記レポジトリの発明
    の記録にアクセスして閲覧することを許可し、他の管理者には前記発明の記録へ
    のアクセスと閲覧を許可しないアクセス管理システムをさらに含む、請求項91
    に記載のコンピュータープログラム製品。
  97. 【請求項97】 少なくとも一つの汎用コンピューター処理ユニットとデー
    タ格納レポジトリを有する計算システムを有し、各々の文書が複数の知的財産権
    の型式のうちの一つである知的財産権に関する複数の文書が前記レポジトリに格
    納可能である、企業用の知的財産権管理システムであって、前記計算システムが
    、 ユーザーが前記レポジトリに格納された文書のフィールドを検索して前記レポ
    ジトリに格納された文書を選択、閲覧、編集できるようにする文書閲覧システム
    と、 ユーザーが選択した知的財産権の型式に関する知的財産権のプロセスを開始す
    るための、ユーザーの入力とユーザーが選択した文書に応じて動作可能な知的財
    産権のプロセス開始器であって、前記ユーザーに選択された前記知的財産権のプ
    ロセスが前記ユーザーが選択した文書の型式とは異なる知的財産権の型式である
    ものと、を含むようにプログラムされているシステム。
  98. 【請求項98】 前記計算システムは、前記知的財産権の型式の少なくとも
    一つにより保護可能である前記企業の専有物の表示と、前記専有技術に関する前
    記レポジトリに格納された各々の文書との間のリンクを含むようにさらにプログ
    ラムされている、請求項97に記載のシステム。
  99. 【請求項99】 前記知的財産権の型式は、発明と許諾契約とからなる、請
    求項97に記載のシステム。
  100. 【請求項100】 前記知的財産権の型式は、発明と非開示契約とからなる
    、請求項97に記載のシステム。
  101. 【請求項101】 前記知的財産権の型式は、発明と商標とからなる、請求
    項97に記載のシステム。
  102. 【請求項102】 前記知的財産権の型式は、発明、商標、非開示契約と許
    諾契約とからなる、請求項97に記載のシステム。
  103. 【請求項103】 前記知的財産権のプロセス開始器は、ユーザーが選択し
    た複数の国において特許出願の準備を開始し、各々の国の法制に応じて前記国の
    全てで出願申請に必要な各々の型式の項目の全部を決定する、請求項97に記載
    のシステム。
  104. 【請求項104】 各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つであ
    る知的財産権に関係する複数の文書を格納可能なレポジトリ付きの計算システム
    を有するビジネス企業である、企業用のコンピューターが実行する知的財産権管
    理の方法であって、 前記レポジトリに記憶された文書のフィールドの検索、閲覧および編集をユー
    ザーに可能にし、 ユーザーに選択された知的財産権のプロセスがユーザーが選択した文書の型式
    とは異なる知的財産権の型式のものである、ユーザーが選択した知的財産権の型
    式に関するプロセスを、ユーザーの入力とユーザーが選択した文書に応じて開始
    する、 段階からなる方法。
  105. 【請求項105】 前記知的財産権の型式の少なくとも一つにより前記企業
    が保護可能な専有技術の表示と、前記専有技術に関する前記レポジトリに記憶さ
    れた各々の文書との間に存在するリンクであって、リンクのユーザーが認識可能
    な専有技術に関する文書の表示の提供をさらに含む、請求項104に記載の方法
  106. 【請求項106】 前記知的財産権の型式は、発明と許諾契約とからなる、
    請求項104に記載の方法。
  107. 【請求項107】 前記知的財産権の型式は、発明と非開示契約とからなる
    、請求項104に記載の方法。
  108. 【請求項108】 前記知的財産権の型式は、発明と商標とからなる、請求
    項104に記載の方法。
  109. 【請求項109】 前記知的財産権の型式は、発明、商標、非開示契約と許
    諾契約とからなる、請求項104に記載の方法。
  110. 【請求項110】 前記開始の段階は、ユーザーが選択した複数の国におい
    て特許出願の準備を開始し、各々の国の法制に応じて前記国の全てで出願申請に
    必要な各々の型式の項目の全部の決定を含むこと特徴とする、請求項104に記
    載の方法。
  111. 【請求項111】 各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つであ
    る知的財産権に関係する複数の文書を格納可能なレポジトリ付きの計算システム
    を有するビジネス企業である、企業の知的財産権管理用のコンピュータープログ
    ラム製品であって、 前記レポジトリに記憶された文書のフィールドの検索と、前記レポジトリに記
    憶された文書の選択、閲覧および編集をユーザーに可能にする文書閲覧システム
    と、 ユーザーが選択した知的財産権の型式に関する知的財産権のプロセスを開始す
    るための、ユーザーの入力とユーザーが選択した文書に応じて動作可能な知的財
    産権のプロセス開始器であって、前記ユーザーに選択された前記知的財産権のプ
    ロセスが前記ユーザーが選択した文書の型式とは異なる知的財産権の型式である
    ものと、を担持するコンピューターが使用可能なデータ媒体を有する、コンピュ
    ータープログラム製品。
  112. 【請求項112】 前記計算システムは、前記知的財産権の型式の少なくと
    も一つにより保護可能である前記企業の専有物の表示と、前記専有技術に関する
    前記記憶部に記憶された各々の文書との間の、リンクを含むようにさらにプログ
    ラムされている、請求項111に記載のコンピュータープログラム製品。
  113. 【請求項113】 前記知的財産権の型式は、発明と許諾契約とからなる、
    請求項112に記載のコンピュータープログラム製品。
  114. 【請求項114】 前記知的財産権の型式は、発明と非開示契約とからなる
    、請求項112に記載のコンピュータープログラム製品。
  115. 【請求項115】 前記知的財産権の型式は、発明と商標とからなる、請求
    項112に記載のコンピュータープログラム製品。
  116. 【請求項116】 前記知的財産権の型式は、発明、商標、非開示契約と許
    諾契約とからなる、請求項112に記載のコンピュータープログラム製品。
  117. 【請求項117】 前記知的財産権のプロセス開始器は、ユーザーが選択し
    た複数の国において特許出願の準備を開始し、各々の国の法制に応じて前記国の
    全てで出願申請に必要な各々の型式の項目の全部を決定する、請求項112に記
    載のコンピュータープログラム製品。
  118. 【請求項118】 少なくとも一つの汎用コンピューター処理ユニットとデ
    ータ格納レポジトリを有する計算システムを有し、各々の文書が複数の知的財産
    権の型式のうちの一つである知的財産権に関する複数の文書が前記レポジトリに
    格納可能である、企業用の知的財産権管理システムであって、前記計算システム
    が、 経営的入力、法的入力および技術的入力に応じて複数の特許出願の準備を開始
    する手段を含む特許出願管理システムであって、前記技術的入力は技術に関係し
    、前記経営的入力は前記技術に関する出願申請を行う複数の一群の国を規定し、
    前記法的入力は出願の準備が開始されたときに出願申請が法的に可能な前記一群
    の国の部分集合を規定し、 前記システムは、出願申請が法的に可能な前記複数の特許出願の各々の少なく
    とも一部を作成する、 ことを含むようにプログラムされているシステム。
  119. 【請求項119】 各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つであ
    る知的財産権に関係する複数の文書を格納可能なレポジトリ付きの計算システム
    を有するビジネス企業である、企業用のコンピューターが実行する知的財産権管
    理の方法であって、 経営的入力、法的入力および技術的入力であって、前記技術的入力は技術に関
    係し、前記経営的入力は前記技術に関する出願申請を行う複数の一群の国を規定
    し、前記法的入力は出願の準備が開始されたときに出願申請が法的に可能な前記
    一群の国の部分集合を規定するものに応じて複数の特許出願の準備を開始し、 出願申請が法的に可能な前記複数の特許出願の各々の少なくとも一部を作成す
    る、段階を有する方法。
  120. 【請求項120】 各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つであ
    る知的財産権に関係する複数の文書を格納可能なレポジトリ付きの計算システム
    を有するビジネス企業である、企業の知的財産権管理用のコンピュータープログ
    ラム製品であって、該コンピュータープログラム製品が、 少なくとも一つの汎用コンピューター処理ユニットとデータ格納レポジトリを
    有し、各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つである知的財産権に関
    する複数の文書が前記レポジトリに格納可能な計算システムであって、 経営的入力、法的入力および技術的入力に応じて複数の特許出願の準備を開始
    する手段を含む特許出願管理システムであって、前記技術的入力は技術に関係し
    、前記経営的入力は前記技術に関する出願申請を行う複数の一群の国を規定し、
    前記法的入力は出願の準備が開始されたときに出願申請が法的に可能な前記一群
    の国の部分集合を規定し、 前記システムは、出願申請が法的に可能な前記複数の特許出願の各々の少なく
    とも一部を作成することを含むようにプログラムされている計算システムを、 担持するコンピューターが使用可能なデータ媒体を有するコンピュータープロ
    グラム製品。
  121. 【請求項121】 少なくとも一つの汎用コンピューター処理ユニットとデ
    ータ格納レポジトリを有し、各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つ
    である知的財産権に関する複数の文書が前記レポジトリに格納可能である計算シ
    ステムであって、前記計算システムが、 複数の国の各々で登録された特許権の維持を管理する維持手段を含む特許出願
    管理システムであって、前記維持手段が各々の国で前記特許権が維持されるべき
    期間の長さを規定する維持戦略を受け、 前記維持手段が各々の国における維持費支払期限を記録し、前記国での前記特
    許権を維持すべき期間が経過した場合は前記維持費を支払わないようにして、前
    記国で支払期限が到来した維持費の通知に応答すること、 を含むようにプログラムされているシステム。
  122. 【請求項122】 各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つであ
    る知的財産権に関係する複数の文書を格納可能なレポジトリ付きの計算システム
    を有するビジネス企業である、企業用のコンピューターが実行する知的財産権管
    理の方法であって、 維持手段が各々の国で前記特許権が維持されるべき期間の長さを規定する維持
    戦略を受けて、複数の国の各々で登録された特許権の維持を管理し、 各々の国における維持費支払期限を記録し、 前記国での前記特許権を維持すべき期間が経過した場合は前記維持費を支払わ
    ないようにして、前記国で支払期限が到来した維持費の通知に応答する、段階か
    らなる方法。
  123. 【請求項123】 各々の文書が複数の知的財産権の型式のうちの一つであ
    る知的財産権に関係する複数の文書を格納可能なレポジトリ付きの計算システム
    を有する企業である、企業の知的財産権管理用のコンピュータープログラム製品
    であって、該プログラム製品が、 複数の国の各々で登録された特許権の維持を管理する維持手段を含む特許出願
    管理システムであって、前記維持手段が各々の国で前記特許権が維持されるべき
    期間の長さを規定する維持戦略を受け、 前記維持手段が各々の国における維持費支払期限を記録し、前記国での前記特
    許権を維持すべき期間が経過した場合は前記維持費を支払わないようにして、前
    記国で支払期限が到来した維持費の通知に応答することと、を有するプログラム
    製品。
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