JP2003525650A - 回転可能に取り付けられた片寄らせたエンドエフェクタを有する外科用器具及びその使用方法 - Google Patents

回転可能に取り付けられた片寄らせたエンドエフェクタを有する外科用器具及びその使用方法

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JP2003525650A
JP2003525650A JP2000583415A JP2000583415A JP2003525650A JP 2003525650 A JP2003525650 A JP 2003525650A JP 2000583415 A JP2000583415 A JP 2000583415A JP 2000583415 A JP2000583415 A JP 2000583415A JP 2003525650 A JP2003525650 A JP 2003525650A
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ヨーン,インバエ
ヨーン,サミユエル・シー
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ヨーン,インバエ
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    • A61B2017/2944Translation of jaw members

Abstract

(57)【要約】 解剖学的組織を手術するための器具は少なくとも1つのシャフトを有するバレルを含む。端部はシャフトから片寄らされている。挿入位置においては、エンドエフェクタはバレルの遠位端でバレルの直径寸法の範囲内に制限されている。挿入後、エンドエフェクタはバレルの直径寸法を越えて延びて組織を操作することができる大きな作業範囲を与えるように操作されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は内視鏡手術(endoscopic surgery)及び解放手術
(open surgery)のための方法及び装置に関するものであり、更に
特定的には、軸線から片寄らされている(offset)外科用装置(surg
ical device)の種々のエンドエフェクタ(end effecto
rs)及びこれらのエンドエフェクタを操作する方法に関する。
【0002】 (関連した技術の検討) 解放手術及び内視鏡手術の両方において種々の工程が達成される。一般に、多
数の工程は種々の手術器具(operating instruments)を
要求する。「解放手術」とは、外科医が相対的に大きい切開(incision
)により手術部位へのアクセスを得る手術を指し、「内視鏡手術」とは、1つ以
上のポータル(portals)を介して手術部位へのアクセスを得、該ポータ
ルを通して内視鏡が手術部位を見るために導入されそして該ポータルを通して、
鉗子(forceps)、カッター、針保持器(needle holders
)、焼灼器(cauterizers)等のような「エンドエフェクタ」を有す
る器具が手術部位に導入される最小に侵襲性の手術を指す。
【0003】 内視鏡処置(endoscopic procedure)の遂行は、典型的
には、ポータルスリーブ(portal sleeve)内に配置されたトロカ
ール(trocar)のような栓子(obturator)を含む穿通器具(p
enetrating instrument)を使用して解剖学的腔(ana
tomical cavity)の壁を通して1つ以上の穿刺部位(punct
ure sites)を創ることを含む。穿通器具が解剖学的腔へと穿通した後
、栓子は抜き取られて所定の場所にスリーブを残して、内視鏡(endosco
pes)、挟み(scissors)、鉗子、針保持器等のような器具を解剖学
的腔に導入するための腔壁におけるポータルを形成する。
【0004】 器具の遠位端における種々のエンドエフェクタは、器具の近位端に配置された
制御装置を使用して外科医により操作される。もちろん、行われる工程に依存し
て種々の路を通してエンドエフェクタを運動させることが望ましい。従来は、こ
れは内視鏡器具の全体の端部を運動させることにより達成されていた。しかしな
がら、最近は、単一の内視鏡器具に複数のエンドエフェクタを設けて穿刺部位の
の数を最小にし、かくして内視鏡手術と関連した危険及び治癒時間を減少させる
ことが提唱された。本出願人の同時出願された継続中の“Suturing I
nstrument with Multiple Rotatably Mo
unted Offset End Effectors and Metho
d of Using the Same”と題する米国特許出願第08/84
7254号、及び“Surgical Instrument with Mu
ltiple Rotatably Mounted Offset Need
le Holders and Method of Using the S
ame”と題する米国特許出願第08/847189号参照。これらの開示は参
照により本明細書に組み込まれる。
【0005】 複数のエンドエフェクタが単一の内視鏡装置に組み込まれるとき、必ずしも全
体の装置を動かすことなくエンドエフェクタをお互いに対して個々に運動させる
ことが望ましい。また、単一のエンドエフェクタ装置においてすら、全体の内視
鏡装置を再配置する(repositioning)ことなく、手術工程中弧等
のような所定の路を通してエンドエフェクタを運動させることもしばしば望まし
い。
【0006】 もちろん、各穿刺部位の寸法を最小にすることもまた一般に望ましい。更に、
広い範囲の組織寸法に対する手術を可能とするために、エンドエフェクタ間の広
い範囲の相対的運動を与えることが望ましい。これらの目的、最小の数/小さい
寸法の穿刺及び広い範囲の相対的運動は見かけ上は相反する。従来の装置は上記
目的を達成しなかった。
【0007】 米国特許第5582617号は、装置のバレルの直径の範囲内の位置から直径
の外側の位置まで運動することができるエンドエフェクタを有する内視鏡器具を
開示している。しかしながら、この装置はバレルの軸線に対して横断方向の軸線
及びバレルの軸線と同じ空間を占める軸線の回りに回動し(pivot)なけれ
ばならず、かくして、開示された機能を達成するために複雑な運動及び連結を必
要とする。従ってこの装置は広い範囲の用途に対する大きな作業範囲にわたり利
用することができるエンドエフェクタを提供するには至らない。
【0008】 (発明の要約) 従って、本発明の主たる目的は先行技術の上記した欠点を克服しそして外科用
器具及び内視鏡手術を含む手術の方法を改良することである。
【0009】 本発明の目的は大きな作業範囲及び小さな挿入直径を有する内視鏡装置を提供
することでもある。
【0010】 本発明の更に他の目的は、解剖学的組織を手術するために所定の路を通してエ
ンドエフェクタを運動させるように操作可能な器具により単一穿刺部位を通して
多数の処置を行うことにより、内視鏡処置において解剖学的組織に対する手術工
程(operative steps)を行うために必要な穿刺部位の数を最小
にすることである。
【0011】 本発明は、一般に、バレルと、該バレルを通って延びているシャフトと、該シ
ャフトに取り付けられたエンドエフェクタとを含む解剖学的組織を手術するため
の器具において特徴付けられる。エンドエフェクタは接続部材によりシャフトの
長手方向軸線から片寄らされていて(offset)、エンドエフェクタがバレ
ルの直径寸法の外側にある路を通って運動することを許容する。挿入中、エンド
エフェクタは、シャフトを回転させることにより又はシャフト及びエンドエフェ
クタを軸方向方式(axial manner)においてバレル内に引っ張り込
む(draw into)ことにより外科用器具の直径寸法の範囲内に配置され
ることができる。
【0012】 本発明の他の目的は、添付図面に関して採用された好ましい態様の以下の説明
から明らかになるであろう。図面において、いくつかの数字の各々における同様
な部品は同じ参照番号により示される。
【0013】 (好ましい態様の詳細な説明) 本発明の外科用器具は、いかなるタイプの解剖学的腔におけるいかなるタイプ
の解剖学的組織も手術するのに利用することができ、従って本器具はラパロスコ
ピー(laparoscopy)のような内視鏡処置におけるポータルスリーブ
と共に使用することについて以下に説明するが、該器具は解放手術において使用
することができ、そして静脈及び動脈のような小さな腔へのアクセス及び腹(a
bdomen)のような大きな腔へのアクセスを与えるカテーテル及び他の小さ
な及び大きい直径の管状又は中空の円筒形部材と共に使用することができる。
【0014】 本発明の第1の好ましい態様に従う器具が図1において30で示されており、
そして円筒形バレル又は外側シャフト32を含み、該円筒形バレル又は外側シャ
フト32はその中に規定された細長い通路を有する。ドライバ40はバレル32
内に受け入れられるシャフトを含む。シャフトは図4に示されたように、管状外
側部材42内に配置された管状内側部材44から構成される。しかしながら、シ
ャフトは単一管状部材(singular tubular member)、
中実部材(solid member)又は他の適当な構成であることができる
。ドライバ40はアーム51A及び51Bも有しており、アーム51A及び51
Bはエンドエフェクタ50と内側部材44の遠位端(distal end)と
の間の接続部材として働く。カム表面52A及び52Bがそれぞれアーム51A
及び51B上に形成されている。エンドエフェクタ50は、針保持器、鉗子、ク
ランプ(clamp)、焼灼器、クリップアプリケータ(clip appli
cator)等のようないかなる適当なタイプのエンドエフェクタであってもよ
い。この好ましい態様では、エンドエフェクタ50はそれぞれアーム51A及び
51Bに配置されたジョー部材50A及び50Bを具備する鉗子ジョー(for
ceps jaws)である。アーム51A及び51Bは、シャフトから横断方
向に、好ましくは垂直に延びている。やはり図4に示されているように、フラン
ジ46が外側部材42の近位端(proximal end)に形成されて、カ
ラー55を外側部材42に軸線方向に固定する(fix axially)。
【0015】 図1に示されたように、バレル32は細長い管状部材であって、患者の体腔内
に配置されるために遠位端において遠位で終わっており(terminatin
g distally)そして患者の外で配置されるために近位端において近位
で終わっている(temination proximally)細長い管状部
材である。図3に示されたように、バレル32は、バレル32を通って長手方向
に延びている複数のチャンネル38a−dを含む。ドライバ40のシャフトは3
8d内に回転可能に取り付けられている。バレル32は、腹腔(abdomin
al cavity)内に導入されるべき1つ以上の追加の器具を受け入れるた
めの追加のチャンネルを有することができ又はバレル32はより少数のチャンネ
ルを有することができる。開口70がアーム51Aに形成されていて内側部材4
4の内側と連通している。これは内側部材44を通して追加のチャンネルが規定
されることを可能とする。
【0016】 複数の光透過性繊維39のような1つ以上の光透過性要素が必要に応じてバレ
ル32を通って長手方向に延びている。しかしながら、光透過性繊維は省くこと
ができ、そして適当なスペーサ等によりチャンネル38a−d間に空隙空間(v
oid space)を規定することができる。光透過性要素は操作チャンネル
(operating channels)38a−dの1つ以上に制限される
(confined)こともできる。操作チャンネル38a−dはバレル32を
通って長手方向に延びている薄肉の管状スリーブにより形成され、光透過性繊維
39はスリーブとバレル32との間の空間に配置されている。或いは、チャンネ
ル38a−dはスリーブなしでバレル32内で規定されてバレル12の外径断面
寸法を更に減少させることができる。例えば、光透過性繊維39はバレル32内
に動かないように(rigidly)配列されそして固定されて(secure
d)チャンネル38a−dを規定することができ、そしてバレル32の内表面は
チャンネル38a−dの1つ以上の、周囲の又は円周のセグメント(perip
heral or circumferential segments)を規
定することができる。光透過性繊維39は、近位光源(示されていない)から遠
位端に光を伝送して体腔内の照明を与えるように設計される。バレル32はその
近位端に既知の方式で光源に接続するための光結合器(light coupl
er)を有することができる。図3において点線で示されたように、引っ込める
ことができる円筒形外装(retractable cylindrical
sheath)57をバレル32の上に配置してポータルスリーブ等を通して挿
入中にエンドエフェクタ50を遮蔽しそして保護することもできそして挿入後近
位に(proximally)引っ込められる(retracted)ことがで
きる。いかなるタイプの構造もエンドエフェクタ50を保護するのに使用するこ
とができる。
【0017】 内側部材44及び外側部材42は、この態様ではバレル32の軸線の中心から
片寄っている(offset)チャンネル38d内に実質的に配置されている。
上記したように、内側部材44を通るチャンネルは51Aにおいて形成された開
口70を通して器具の近位端と連通している。このチャンネルは器具の挿入、吸
引(aspiration)、洗浄(irrigation)等のために使用す
ることができる。
【0018】 図2Aは、ドライバ40を回転させてエンドエフェクタ50を挿入位置又は一
時的に留まる位置(parked position)に配置しているときの器
具30の遠位端を略図で示す。この位置では、アーム51A及び51B及びエン
ドエフェクタ50は遠位端から見てバレル32の直径寸法の範囲内に含まれる。
外装57又は他の構造はエンドエフェクタ50がこの位置にあるとき使用するこ
とができる。これは、器具30がシーリング要素を有する標準ポータルスリーブ
を通して挿入されることを許容する。しかしながら、器具30の遠位端が解剖学
的腔に挿入された後、ドライバ40のシャフトは例えば図2Bに示された位置に
いずれかの方向に回転させられる。この位置では、エンドエフェクタ50はバレ
ル32の直径の外側に位置づけられている。エンドエフェクタ50の運動の路は
、図2A及び図2Bにおいて矢印により示されたように相対的に広い弧状路(a
rcuate path)である。これは縫合装置、鉗子、ステープラー(st
apler)、クランプ等であることができるエンドエフェクタ50の操作を容
易にする。
【0019】 エンドエフェクタ50の制御は、近位制御装置60を操作することにより外科
医により達成されうる。図1に示されたように、好ましい態様の近位制御装置6
0はハウジング79から延びている挟み型ハンドル62及び64を含み、これら
のハンドルはお互いの方に向けて回動させる(pivoted)ことができ、そ
れによりエンドエフェクタ50、この態様ではジョー部材50A及び50Bを運
動させることができる。ボタン66がハンドル62及び64の回転軸の近くに設
けられている。ボタン66を押すと(depressing)、ハンドル62及
び64はドライバ40から脱係合し(disengage)そしてハンドル62
及び64を図1において矢印Aにより示されたように回転軸のまわりに同時に(
in concert)回転させることを可能とする。これは手術中外科医が所
望の方式でハンドル62及び64を方向づけることを可能とする。
【0020】 図5A及び5Bは、ハンドル62及び64をドライバ40にカップリングさせ
る内部機構を示す。作動部材72はシャフト71に回転可能に配置されておりそ
してドライバ40の外側部材42上のカラー55と係合しているギア部分74を
有する。作動部材72は、シャフト71に軸方向に固定されており(fixed
axially)、そしてギア部分74の反対側に形成された半径方向に延び
ているのこ歯状の(serrated)歯73を有する。ハンドル62もシャフ
ト71に回転可能に取り付けられておりそしてシャフト71に対して滑り可能で
ある。ハンドル62はハウジング79の内表面に形成された突起により軸方向位
置(axial position)において固定されている。ハンドル62は
、シャフト71のまわりに配置されている頂部部分においてその各側に半径方向
に延びているのこ歯状の歯75を有する。シャフト71は心棒(stem)78
に取り付けられておりそして普通はばね76により図5Aにおいて右方にバイア
スされて(biased)のこ歯状の歯73をのこ歯状の歯75と係合するよう
に押圧し、かくして作動部材72及びハンドル62の相対的位置を固定する。ハ
ンドル64はシャフト71に回転可能に取り付けられておりそしてシャフト71
に軸上に固定されている。のこ歯状の歯77が、シャフト70を取り囲んでいる
頂部部分においてハンドル64の各側に形成されており、そしてのこ歯状の歯7
7は普通はハウジング79の内表面に形成された歯と係合するようにばね76に
よりバイアスされて、バレル32に対してハンドル64の位置を固定する。この
状態で、ハンドル62はドライバ40の外側部材42にカップリングさせられて
おりそしてハンドル64は所定の位置に固定されている。ハンドル64に向けて
ハンドル62を押圧すると、外側部材42をフランジ52A及び52B(図4参
照)の上を運動させてジョー50A及び50Bを閉じるであろう。
【0021】 シャフト71がボタン66を押すことにより図5Bに示されたように左に押圧
されると、のこ歯状の歯77はのこ歯状の歯75に係合してハンドル62及び6
4の相対的位置を固定し、そしてのこ歯状の歯73はのこ歯状の歯75から脱係
合させられてハンドル62をドライバ40から脱係合させる。これはハンドル6
2及び64の組を同時に所望の方向に回転させることを可能とする。
【0022】 上記したように、カム表面52A及び52Bはそれぞれアーム51A及び51
Bの外側表面に形成されている。ハンドル62がハンドル64に向けて押圧され
ると、外側部材42はカム表面52A及び52Bの上で遠位に移動して(mov
es distally)、ジョー部材50A及び50Bを閉じられた位置へと
お互いの方に向けて移動させる。カム表面52A及び52Bは、脚部(legs
)51A及び52Bにおいて規定された曲がった部分により又は脚部51A及び
51Bに取り付けられているか又は脚部51A及び51Bに形成されている別個
の要素により形成されることができる。ハンドル62及び64の解放は、ジョー
部材50A及び50Bをアーム51A及び51Bの弾性バイアス(resili
ent bias)により開位置(open position)に戻らせる。
ロック突起63及び65がそれぞれハンドル62及び64に配置されており(図
1参照)そしてのこ歯状にされていてインターロックしそしてハンドル62及び
64の位置をジョー部材50A及び50Bの所望の位置に対応する状態に維持さ
せることを可能とする。ロック突起63及び65は所望によりそれらがインター
ロックしない位置に回動させることができる。さらに、ハンドル62及び64は
離れるようにバイアスされる(biased apart)ことができ又は外側
部材44は所望の操作特性に依存して遠位に又は近位にバイアスさせることがで
きる。
【0023】 画像を遠位端から近位端に伝送するための光学繊維又はCCDデバイスを使用
する光学内視鏡(optical endoscope)のような既知の光学観
測装置(optical observation device)を、他の要
素の作動の観測を可能とするために例えばチャンネル38bに挿入することがで
きる。チャンネル38a及び38cは吸引装置(suction device
)、洗浄装置(irrigation device)又は他の適当な器具の操
作チャンネルとして使用することができる。
【0024】 使用に際しては、ドライバ40が図2Aに示された位置にある間に、器具30
は既知の技術を使用して体腔に挿入される。この態様では、エンドエフェクタ5
0は対向した把持(grasping)ジョー部材50A及び50B並びに組織
を選択的に操作しそして切断するのに使用することができる切断部分53(図3
参照)を有する鉗子装置である。しかしながら、エンドエフェクタ50は、焼灼
装置、クランプ、ステープラー、クリップアプリケータ等のようなていかなる所
望の器具であってもよく、そしてピックアップ、噴霧、切断、凝集、縫合するた
め、クリップを施すため又は組織に対する他の操作を達成するために使用するこ
とができる。
【0025】 この態様では、ドライバ40及び他の操作チャンネルを含む全体の器具30を
挿入するのに1つだけの穿刺を形成する必要がある。また、挿入中、エンドエフ
ェクタ50を含むドライバ40の全体は、バレル32の直径寸法の範囲内の保護
された位置(本明細書では「一時的に留まる」位置又は「挿入」位置と呼ぶこと
がある)に配置される。
【0026】 近位制御装置60を把持することにより、器具30の遠位端は解剖学的腔の壁
に配置されたポータルスリーブを通って手術部位に案内される。ポータルスリー
ブは、トロカールのような取り出し可能な栓子によって穿刺部位を創る技術を包
含する適当な穿通技術(penetrating technique)を使用
して解剖学的腔壁に配置させることができ、そして所望により、器具の挿入及び
取り出し期間中気腹(pneumoperitoneum)の損失を防止するた
めに、弁ハウジングを含むことができる。内視鏡処置の可視化は、チャンネル3
8a−dの未使用のチャンネルに組み入れられた慣用の内視鏡又は他の穿刺部位
に配置された第2のポータルスリーブを通して解剖学的腔内に別個に配置された
慣用の内視鏡を使用して達成することができる。
【0027】 手術処置中のいかなる点においても、チャンネル38a又は38cは、洗浄も
しくは吸引のために使用することができ、又は縫合材料等を保持するための空間
として、又は鉗子、切断部材及び内視鏡のような他の医療器具の導入のためのポ
ータルとして働くことができる。また、チャンネル38dは、ドライバ40のそ
れを通る通路を利用することにより洗浄、吸引等のために使用することができる
。ノブ48はギア等によってシャフトにカップリングされ、かくしてノブ48の
回転はドライバ40に回転を付与するであろう。また、ボタン49は外科医によ
り押されるとノブ48のロックされた状態を解放する。かくしてノブ48の回転
は、組織を触診する(manipulating tissue)ため又は他の
操作を行うためにエンドエフェクタ50を弧状路(arcuate path)
を通して移動させる。また、ドライバ40がバレル32に対して所定の位置にロ
ックされた状態で、器具30全体をその長手方向軸線のまわりに回転させること
によりエンドエフェクタ50を運動させることができる。
【0028】 図4Bは、回動するジョー部材50A及び50Bを有する変更された(mod
ified)ドライバを示す。図4Dはノッチが形成されている外側部材42を
有する変更されたドライバを示す。柔軟な内側部材44は外側部材44に対して
近位及び遠位に移動して組織又は他の目的物をノッチにおいて把持することがで
きる。これらの変更されたドライバは上記した装置と同様な方式で操作すること
ができる。
【0029】 図4Eは、鉤付き部材(hooked member)41及び鉤部材41に
対して遠位及び近位に移動することができるスライディングキーパ(slidi
ng keeper)43を含む針保持器を有する器具30の遠位端を示す。キ
ーパ43が図5Fに示された閉位置に遠位に前進させられると、針は把持される
ことができる。図4Gは同様な装置を示す。しかしながら、鉤部材41は外向き
に開いている。図4Hはキーパ43が引っ込められている(withdrawn
)開位置を示す。図4Kは図4Cに示されたような構成の針保持器を有する器具
30の遠位端を示す。図4Lは同様な構成を示す。しかしながら図4Lにおいて
は外側部材42のノッチは外向きに開いている。
【0030】 第1の好ましい態様のアーム51A及び51B並びにエンドエフェクタ50は
、上記したとおりシャフトを回転させることにより挿入位置へ及び挿入位置から
運動させられる。しかしながら、図6A及び6Bに示された第2の好ましい態様
では、アーム51A及び51Bの少なくとも一部は弾性材料又は形状記憶材料か
ら作られる。図6A及び6Bに示されたように、ノブ48はバレル32に形成さ
れたスロットS1に沿って遠位及び近位方向に滑ることができて、ドライバ40
をバレル32の長手方向軸線に沿って移動させる。
【0031】 駆動装置40にノブ48をカップリングさせる内部機構は図7に示される。ス
ロットS1はバレル32の円周(circumference)の部分に形成さ
れる。また、スロットS2はドライバ40の外側部材42の円周の不部分に形成
される。ギア61はスロットS1及びS2を通って延びておりそしてノブ48の
内表面及びドライバ40の内側部材44の外表面に形成されたギア歯と噛み合わ
される。突起67がノブ48に形成されそして突起69が内側部材44に形成さ
れてギア61を内側部材44に対して横断方向位置に維持しそしてノブ48及び
内側部材44の相対的線状位置を固定する。ボタン49がノブ48に形成された
穴を通って延びておりそしてその端部に配置されたロッキング部材47を有する
。ボタン49は普通はばね45によって図7において上向きにバイアスされて、
ロッキング部材47をバレル32の内表面に形成されたトレッド又は歯と係合さ
せる。
【0032】 ドライバ40を近位方向に滑らせるために、外科医はボタン49が図7におい
て点線により示された位置に達するまで図7において下向きにボタン49を押す
。これはロッキング部材47を降下させることによりノブをロック解除し(un
lock)そしてボタン49の下方部分を外側部材42に対して押圧することに
よりノブ48を外側部材42カップリングさせる。次いで、押し下げられた位置
にボタン49を保持しながら、外科医は、例えば、図6Aに示された位置から図
6Bに示された位置にノブ48を近位に滑らせる。内側部材44は、ノブ48及
び内側部材42をカップリングさせる突起67及び69並びにギア61の故に、
ノブ48と共に遠位に運動するであろう。また、外側部材42はノブ48と内側
部材44と共に遠位に運動するであろう。何故ならばボタン49は外側部材42
の外表面に対して押圧されているからである。もちろん、ボタン49と外側部材
42との摩擦接触は、接触表面にトレッド等を設けることにより必要に応じて調
節することができる。また、すべての部材の寸法及び許容差は円滑な且つ正確な
方法で上記した運動を与えるように調節することができる。もちろん、この態様
は、内側部材44に対して外側部材42を運動させるための第1の態様と同じ制
御装置を使用することができる。このような場合に、ボタン66は、ノブ48が
遠位に動かされて外側部材42が自由に運動することを許容するとき、押される
べきである。
【0033】 近位方向におけるノブ48の運動はエンドエフェクタ50をバレル32へと引
っ張るであろう。アーム51A及び51Bの少なくとも一部は弾性であるか又は
形状記憶特性を有するので、その曲がった部分はまっすぐに伸びて(strai
ghten out)、エンドエフェクタ50が少なくとも部分的に図6Bにお
いて点線により示されたようにバレル32のチャンネル38d内に引っ張り込ま
れることを可能とする。器具30がエンドエフェクタ50がバレル32の直径寸
法以内に含まれる図6Bに示された状態にある間は、器具30の挿入は容易に達
成することができる。もちろん、この態様は複数のシャフトに複数のエンドエフ
ェクタを有する装置に関して利用することができる。また、ノブ48を遠位方向
に運動させて、エンドエフェクタ50を図5Aに示された位置のような操作位置
(operative position)に同様な方式で配置することもでき
る。
【0034】 エンドエフェクタ50が操作位置にある状態で、ノブ48を回転させて、ドラ
イバ40を回転させそして図2A及び2Bに示された態様と同様な弧状路を通し
てエンドエフェクタ50を運動させることができる。シャフトを回転させるため
に、外科医は点線により示された位置にボタン49を押し下げてロッキング部材
47をバレル32から離れるように且つボタン49の下方部分を外側部材42と
接触させるように運動させる。これはノブ48をロック解除してその回転を許容
する。ボタン49を押し下げられた位置に保持している間、ノブ48を回転させ
る。これはギア61を回転させ、これにより内側部材44が回転させられる。外
側部材42はノブ48と同じ角速度で回転することができそして内側部材と共に
回転する必要はない。
【0035】 図4Cは第2の態様で使用するのに適当な変更されたドライバ50の遠位端を
示す。このドライバ50も弾性材料又は形状記憶特性材料から構成されておりそ
して角度のある遠位端を有するシャフトを有する。ドライバ50がバレル42に
引っ張り込まれるとき、ドライバ50は図6A及び6Bに示された装置と同様に
まっすぐに伸びる。
【0036】 図9は、アーム部材51Aが内側部材44にカップリングされそしてアーム部
材51Bが外側部材42にカップリングされている変更されたドライバ40の遠
位端を示す。内側部材42と外側部材44との間の相対的回転はジョー部材50
A及び50Bを開かせたり閉じさせたりする。呼応した回転はエンドエフェクタ
を運動させるであろう。
【0037】 器具30の片手の操作を可能とするために、針ドライバ40の運動は自動的に
達成することができる。特に、単にハンドル62及び64を1回又は多数回強く
握ること(squeezing)又は解放すること(releasing)によ
り、針ドライバ40のシャフトの所望の回転及び単一の操作又は多重縫合(mu
ltiple stitches)のために必要なジョーの開閉操作を行わせる
方式で、ハンドル62及び64を針ドライバ40にカップリングさせることがで
きる。ハンドル62及び64を針ドライバ40にカップリングさせる機構は、上
記した縫合機能(stitching functions)又は他の適当な運
動のいずれでも達成するように設計することができる。このような自動機構は、
外科医の疲労を最小にしそして操作エラーの可能性を減少させることにより縫合
を容易にする。例えば、ハンドルを1つ以上のエンドエフェクタにカップリング
させて、単にハンドルを強く握ること及び解放することにより所望の処置を達成
することができる。ハンドルを締め付けると、ピックアップ及び切断、ピックア
ップ及びクリッピング、ピックアップ及びステープリング、癒着の消散(lys
is of adhesion)又は他の所望の処置又は処置の組み合わせを行
うことができる。
【0038】 好ましい態様においてエンドエフェクタを動かすための機構は、これらの機能
を行うのに使用することができる機構のタイプの単なる例示である。例えば上記
した継続中の米国特許出願に開示されたように、例えば、ピストルグリップ(p
istol grips)又はU字形部材を使用してエンドエフェクタの運動を
行うことができる。
【0039】 本発明は、エンドエフェクタが鉗子、ジョー及び切断部材を有するとき、組織
を操作しそして切断するのに使用することができる。また、例えば、クリップア
プリケータ及び切断部材をエンドエフェクタとして設けて、ピックアップ及びク
リッピング、ピックアップ及び切断、ピックアップ及び縫合又は癒着の消散処置
を可能とすることができる。いかなるエンドエフェクタも、コネクタ97により
電源にカップリングされることにより、単極又は双極焼灼電極(unipola
r or bipolar.cautery electrode)として使用
することができる。更に、全体のエンドエフェクタを、エンドエフェクタの構成
にかかわりなく、組織を突く(push)ため又は分離するのに使用することが
できる。
【0040】 本発明の構成部品は1人の患者の使用のための再使用又は廃棄のための滅菌(
sterilization)を可能とするために適当な医療銘柄材料から作る
ことができる。構成部品はコストを減少させるために種々の構成及び材料の多数
の部品から作ることができる。本発明は、縫合器具を通る流体の流れ及び医療装
置を制御するために種々の弁、ストップコック(stop cocks)及びシ
ールを有することができる。開示された態様の特徴を組み合わせることもできる
【0041】 本発明は詳細において多くの変更(variations、modifica
tions and changes)に付されるので、上記した又は添付図面
に示されたすべての主題事項は説明のためであって、特許請求の範囲により規定
される本発明の範囲を制限又は限定するものでないと解釈されることを意図する
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の好ましい態様を示す。
【図2A】 遠位端から見た第1の好ましい態様を示す。
【図2B】 遠位端から見た第1の好ましい態様を示す。
【図3】 第1の好ましい態様の遠位端の斜視図である。
【図4A】 バレルから取り外されたドライバを示す。
【図4B】 変更されたドライバの遠位端を示す。
【図4C】 変更されたドライバの遠位端を示す。
【図4D】 変更されたドライバの遠位端を示す。
【図4E】 開位置における変更されたジョーを有する好ましい態様の遠位端を示す。
【図4F】 閉位置における変更されたジョーを有する好ましい態様の遠位端を示す。
【図4G】 閉位置における他の変更されたジョーを有する好ましい態様の遠位端を示す。
【図4H】 開位置における他の変更されたジョーを有する好ましい態様の遠位端を示す。
【図4K】 他の変更されたジョーを有する好ましい態様の遠位端を示す。
【図4L】 他の変更されたジョーを有する好ましい態様の遠位端を示す。
【図5A】 図2の線5−5に沿って取った第1の好ましい態様の近位制御装置の内部機構
を示す。
【図5B】 図2の線5−5に沿って取った第1の好ましい態様の近位制御装置の内部機構
を示す。
【図6A】 第2の好ましい態様を示す。
【図6B】 第2の好ましい態様を示す。
【図7】 第2の好ましい態様の回転及び滑り機構の断面図である。
【図8】 変更された外側部材の遠位端を示す。
【図9】 他の変更されたドライバを示す。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠位端と近位端を有する細長い中空バレルと; 該バレルの少なくとも一部を通って延びているシャフト、該シャフトの遠位端
    に配置された接続部材、及び該接続部材に配置されたエンドエフェクタを含んで
    成るドライバとを具備し、該エンドエフェクタは該シャフトの長手方向軸線から
    片寄っている長手方向軸線を有しており; 該シャフトは、該エンドエフェクタが該バレルの直径寸法以内に含まれる第1
    位置と、該エンドエフェクタの少なくとも一部が該バレルの直径寸法を越えて延
    びている第2位置との間で、該接続部材を運動させるように該バレル内に可動に
    取り付けられている、 ことを特徴とする解剖学的組織に対する処置を行うための外科用装置。
  2. 【請求項2】 該シャフトは、該バレルの長手方向軸線に実質的に平行な第
    1軸線の回りに回転するように該バレルに取り付けられている請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 該接続部材は該シャフトの遠位端から横断方向に延びている
    アームを具備する請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 該アームはアーム部材の対を具備し、そして該エンドエフェ
    クタはそれぞれ該アーム部材の自由端に配置されたジョー部材の対及び該ジョー
    部材をお互いの方に向けて及びお互いから遠ざかるように運動させるための手段
    を具備する請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 該シャフトは該バレルに対して軸線方向に滑り可能であり、
    そして該接続部材の少なくとも一部は弾性材料及び形状記憶材料の1つから作ら
    れており、それにより、該シャフトが該バレルに対して近位方向に滑らされると
    き、該アーム及び該エンドエフェクタが該バレルの操作チャンネル内に引っ張ら
    れること及び該バレルの直径寸法の範囲内に含まれることを可能とする請求項1
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 該シャフトの遠位端が弾性材料及び形状記憶材料の1つから
    作られておりそして該シャフトの該遠位端は自然の位置において角度をなしてい
    る請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 該アームが該シャフトから垂直に延びている請求項3に記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 遠位端と近位端を有する細長い中空バレルと; 該バレルの少なくとも一部を通って延びているシャフト、該シャフトの遠位端
    から垂直に延びている接続部材、及び該接続部材に配置されたエンドエフェクタ
    を含んで成るドライバとを具備し; 該シャフトは、該エンドエフェクタが該バレルの直径寸法の範囲内に含まれる
    第1位置と、該エンドエフェクタの少なくとも一部が該バレルの直径寸法を越え
    て延びている第2位置との間で、該接続部材を運動させるように該バレル内に運
    動可能に取り付けられている、 ことを特徴とする解剖学的組織に対する処置を行うための外科用装置。
  9. 【請求項9】 該シャフトは、該バレルの長手方向軸線に実質的に平行な第
    1軸線の回りに回転するように該バレルに取り付けられている請求項8に記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 該アームはアーム部材の対を具備し、そして該エンドエフ
    ェクタはそれぞれ該アーム部材の自由端に配置されたジョー部材の対及び該ジョ
    ー部材をお互いの方に向けて及びお互いから遠ざかるように運動させるための手
    段を具備する請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 該シャフトは該バレルに対して軸線方向に滑り可能であり
    、そして該接続部材の少なくとも一部は弾性材料及び形状記憶材料の1つから作
    られており、それにより、該シャフトが該バレルに対して近位方向に滑らされる
    とき、該アーム及び該エンドエフェクタが該バレルの操作チャンネル内に引っ張
    られること及び該バレルの直径寸法の範囲内に含まれることを可能とする請求項
    8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 該シャフトの遠位端が弾性及び形状の1つから作られてい
    る請求項8に記載の装置。
  13. 【請求項13】 解剖学的組織に対する外科処置を行う方法であって、 バレルを有する内視鏡装置を解剖学的組織に近い区域に導入し、そして ドライバで該組織を手術する工程を含み、該ドライバは、該バレルの少なくと
    も一部を通って延びているシャフトと、該シャフトの遠位端から延びている接続
    部材と、該接続部材に配置されておりそして該シャフトの長手方向軸線から片寄
    っている長手方向軸線を有するエンドエフェクタと含んで成ることを特徴とする
    方法。
  14. 【請求項14】 該手術工程が該シャフトを回転させることを含む請求項1
    3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 該導入工程中、該シャフトは該エンドエフェクタ及び該接
    続部材が完全に該バレルの直径寸法の範囲内に含まれるような位置にある請求項
    13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 該手術工程が該バレルを回転させることを含む請求項13
    に記載の方法。
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