JP2003525005A - 電気エネルギを含む区別できない短寿命の商品を取引するための仮想立会場 - Google Patents

電気エネルギを含む区別できない短寿命の商品を取引するための仮想立会場

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JP2003525005A
JP2003525005A JP2001530175A JP2001530175A JP2003525005A JP 2003525005 A JP2003525005 A JP 2003525005A JP 2001530175 A JP2001530175 A JP 2001530175A JP 2001530175 A JP2001530175 A JP 2001530175A JP 2003525005 A JP2003525005 A JP 2003525005A
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エドワード ジー キャザレット
タイチョミール テネフ
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オートメーティド パワー エクスチェンジ インク
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    • H02J3/008Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks involving trading of energy or energy transmission rights
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電気グリッドのスケジュール、輻輳管理、補助的サービス、計測、及び請求書の清算を最適化する短寿命で区別できない電気製品の取引手法を提供すること。 【解決手段】特定の実施例は、各々が少なくとも二つのノードのノード集合体を含む少なくとも一つの交流電力網を含む電力グリッドからなる短寿命で区別できない商品を取引するための方法と装置を含む。その方法は、マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップと、各々が関連するマーケット間隔を有する確定オーダの確定オーダ集合体を維持するステップとを含む。各マーケット間隔は、製品タイプと、ロケーションと、少なくとも一つの時間間隔を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、一つ以上の交流電力網からなるグリッドに適用される取引電力に関
する短寿命で区別できない商品の取引に関する。
【0002】
【従来の技術】
本明細書において、区別できない商品とはその商品が数量により厳密に取引さ
れる商品をいう。区別できない商品の単一ユニットは、その商品の他のユニット
とは区別できない。電力線で送り出された1キロワット時の60Hz交流電力は、同
時に同一場所に同一線上で送り出された別の1キロワット時のものとは区別でき
ない。短寿命で区別できない商品とは、その存在が非常に短寿命な区別できない
商品である。発電、ネットワーク帯域幅、飛行機の座席及びラッシュアワ時のフ
リーウエイの入口料金投入口が、すべて短時間しか存在しない区別できない商品
の例である。これとは対照的に、組立ラインの始動ロットは、内容において広く
相違する有形の結果を生み出すので、短寿命で区別できる商品の例である。
【0003】 交流電力技術の発明以来ずっと、米国及び他の多くの国では、かなりの距離を
隔てて交流電力を共用する能力から利益を得てきた。この交流電力技術は、莫大
な価値があることがわかっている。しかしながら、交流電力網の管理と制御は、
基本的な問題を有している。この管理と制御の問題を検討する前に、電力配分の
基本的物理的特性を幾つか考察することが重要である。
【0004】 交流電力網とは、ネットワーク全体としてその全域に渡って本質的に一定の周
波数と一様な位相で機能することがわかるように制御される、交流発電機と電力
線上の交流電力負荷とを接続する電線網である。位相のずれは、移相装置によっ
て補償されて、交流電力網の全域に一様な位相特性を与える。周波数のずれは発
電機で補償される。周波数の変化は、一般に、負荷と発電された電力との間のば
らつきによって生じる。この補償により、交流電力網を通じて運用上本質的に一
定の周波数と一様な位相が提供されるという効果が生じる。米国、カナダ、メキ
シコ、及び他の数カ国の交流電力の配電周波数は60Hzであり、他の数カ国では50
Hzである。状況によっては、電力は2相送電方式で配電される。他の特定の場合
は、電力は3相送電方式で配電される。
【0005】 本発明で使用されるグリッドとは、相違する交流電力網のノード間又は単一の
交流電力網のノード間においてエネルギを転送できる一つ以上の交流電力網およ
び直流電力線を有する電力系統をいう。
【0006】 都市、発電機などは交流電力網のノードとして作用する。特定のノードは、実
際二つ以上の発電機又は負荷を有することも出来る。バスは、ノードのこの局所
設備を局所的に接続する。高電圧交流送電線は、交流電力網の主たる負荷センタ
における都市と発電機の間で電力を転送する。例として、米国においては、カナ
ダのブリティッシュコロンビアから北部メキシコに下りかつロッキ山脈を越える
いわゆる西部諸州調達協議会を含む交流電力網がある。テキサスには、ケベック
の一部を除く米国とカナダの他の地域を本質的に含む別の交流電力網がある。こ
れらの三つの交流電力網は、共に直流電力線で接続され北部米国グリッドを形成
する。これらは、交流では接続されない。これらは、非同期である。つまり、こ
れらは、米国、カナダ、及び北部メキシコ全域に渡って周波数又は位相に関して
同期していない。
【0007】 発電が、短寿命で区別できないことは、容易にわかる。1キロワットは、別の
ものと同様に合理的に扱われ、相対的に短時間しか持続しない。電力の送電もま
た短寿命で区別できないとわかる。通常、電力の送電は、交流電力網のノードの
間で交流送電線により行われる。さらに、直流電力線は、単一交流電力網または
別個交流電力網のノードのいずれかの特定ノードを接続するのに使用される。
【0008】 電力貯蔵の持続時間は、一般的に制限される。通常使用されている貯蔵システ
ムは、水を丘の上の貯蔵現場までポンプで吸い上げ、必要な時までそれを保存す
る。必要時に、これは、一つ以上のタービンに重力により供給されて発電が行わ
れる。経済的理由からこのようなシステムは、非常に長期間電力を貯蔵するため
には使用されず、多くは一日か二日のみである。なお、このようなシステムへの
電力のインターフェイス点は、短寿命で区別できない。
【0009】 大電力(メガワット以上)を必然的に含む電力線の間では、電力スイッチング
は、通常行われない。交流電力スイッチングの現在の例には、放送無線システム
における増幅器とアンテナ給電の間におけるスイッチングがあるが、一般的には
メガワットの何分の一にしか過ぎない。しかしながら、このようなシステム構成
要素がいつか大電力線を扱えるようになると、このようなスイッチのインターフ
ェイスを通過して電力網に流れる電力は、依然として短寿命で区別できないもの
である。
【0010】 交流電力配分システムは、直流電力、ガス、水、油伝送システムのような他の
流れに基づくシステムとは、幾つかの基本的物理的特徴により区別される。交流
電力網は、発電と負荷の変化が略光の速度でこのようなネットワーク全域にわた
って伝搬する点において、ガス、水、油、及び他の流体流の分配システムと相違
する。発電と電力負荷の効果は、実際上、同時に交流電力網全域に生じる。
【0011】 交流電力網の全域に渡る周波数と位相の安定性により、電力における変化は、
重ね合わせの効果を有する。これにより、ネットワークのいずれの電力線上で搬
送される電力も、本質的にネットワーク上の発電機と負荷の一次関数であること
が保証されている。さらに、電力線の経路が二つのノードと接続される場合には
、その経路によって搬送される第一ノードの電力は、前述の一次関数に関係付け
られるように、第二ノードで発電される電力によって相殺される。
【0012】 これらの交流電力網は、安全範囲で作動するので、このネットワークの構成が
変わらない場合には、流れのパターンは、相当程度予測することができる。全国
電気信頼性協議会は、北部米国信頼性協議会ウェブサイトwww.nerc.com上で取得
できる転送分布係数という数集合のシステムを計算して、どのように電力が各種
電力線全域にわたり配分されるかを示している。これは、転送の方向がノード1
―ノード2からノード2―ノード1に変化する時、符号を変化させる入力数量の一
次関数である。このような関数は、ノードに対して歪対称である。
【0013】 直流網の場合、ある点から他の点への電力の供給は直接制御できる。これは交
流電力網上ではできない。すべての電力線が、前述の転送分布係数及び特定ノー
ドでの発電と負荷によって概ね固定割合で影響を受けることが、交流電力網の特
徴である。
【0014】 例として、交流電力がワシントン州のボネビル電力公社からサンフランシスコ
に送られる時、その幾らかは直接経路を経由し、その幾らかはアイダホ経由でア
リゾナに行き、南部カリフォルニアから北部カリフォルニアに逆流する。南部カ
リフォルニアから北部カリフォルニアへの流れには問題があるので、ボネビル電
力公社からサンフランシスコに搬送できるものには制限がある。
【0015】 交流電力網の場合、このネットワークのいずれかで電力を入力し、このネット
ワークのどこかで負荷によって取り出す回数は、無制限であることがわかる。し
かしながら、結局、このネットワークの容量には、限界がある。ネットワークの
特定電力線又は電力線の集合体によっては、他のものより先に消耗してしまうの
で、この制約された流れ要素は、電力産業にとって大きな問題である。一般的に
、この電力線は、これに関連した電力線負荷容量または変圧器容量制限によって
制限できる。なお、複数の変圧器を関係させてもよいし、異なる変圧器が異なる
変圧器容量制限を有していてもよい。これらの制限された流れ要素は、フローゲ
ートと呼ばれる。この数年、フローゲートの重要性は、ウエブサイトからダウン
ロードできるフローゲートの影響を推定するモデルの構築に責任を有するNERCの
行動を通じて、高まり始めた。
【0016】 特定の交流電力網のフローゲートとは、本発明においては少なくとも一つの電
力線の集合体をいい、その合計最大安全負荷容量は、ネットワークの輻輳要素と
して作用して、このネットワークの二つ以上のノード間の交流電力供給を制約す
る。
【0017】 すべての電力線は、最大安全負荷容量を有しているので、一種のフローゲート
と考えることが出来る。しかしながら、特定の交流電力網の履歴的輻輳分析によ
り、ほんの少数のフローゲートがほとんどすべての輻輳問題の原因となることが
わかっている。このようなフローゲートを、本発明においては有効フローゲート
と称する。
【0018】 特定のフローゲート全域にわたる関連した交流電力の転送は、前述した重ね合
わせの効果により、付加的である。したがって、経路で100メガワットを送ると
き、その送電はフローゲートに10%の衝撃度を与え、フローゲートに10メガワッ
トを加えるかもしれない。第二発電機は、そのフローゲートに5%の衝撃度を与
えるかもしれない。第二発電機で100メガワットを発電するとフローゲートに5加
えることになろう。
【0019】 図1は、従来技術に見られるような当時の交流電力技術に基づいた典型的な交
流電力網を示す。このネットワークは、それぞれ10、20、30、40、50、60,70、
80、90、100、110、120で示された12のノードを含んでいる。
【0020】 交流送電線12は、ノード10とノード20の間を連結する。送電線14は、ノード10
とノード40の間を連結する。送電線22は、ノード20とノード30の間を連結する。
送電線32は、ノード30とノード40の間を連結する。送電線42は、ノード40とノー
ド120の間を連結する。送電線44は、ノード40とノード60の間を連結する。送電
線46は、ノード40とノード50の間を連結する。送電線52は、ノード50とノード11
0の間を連結する。送電線54は、ノード50とノード60の間を連結する。送電線56
は、ノード50とノード70の間を連結する。送電線62は、ノード60とノード110の
間を連結する。送電線64は、ノード60とノード70の間を連結する。送電線82は、
ノード80とノード120の間を連結する。送電線92は、ノード90とノード120の間を
連結する。送電線94は、ノード90とノード110の間を連結する。送電線96は、ノ
ード90とノード100の間を連結する。送電線102は、ノード100とノード110の間を
連結する。送電線112は、ノード110とノード120の間を連結する。
【0021】 フローゲートA210は、ネットワーク上の制約である。これらの送電線が、この
最大安全負荷容量を越えると容易に過負荷となる送電容量制限を有している点に
おいて、送電線32、34、42は、合計最大安全負荷容量によってフローゲートA210
によって制約を受けている。
【0022】 フローゲートB220は、ネットワーク上の制約である。送電線42、44は、フロー
ゲートB220によって制約を受けている。山の峠のようなシステムの幾つかの重要
な接続点における近接性のようなシステム制限があるため、この送電線もまた合
計最大安全負荷容量によって制約を受ける。
【0023】 フローゲートC230は、ネットワーク上の制約である。送電線52、62は、合計最
大安全負荷容量までフローゲートC230によって制約を受ける。
【0024】 図2は、従来技術に開示されている図1の典型的な交流電力網の各種ノードの各
バスに関するフローゲートの集合体の各フローゲートの関連交流電力関数の表を
示す。
【0025】 バス1は、局所的にはノード10のすべての設備を接続する。バス2は、局所的に
はノード20のすべての設備を接続する。バス3は、局所的にはノード30のすべて
の設備を接続する。バス4は、局所的にはノード40のすべての設備を接続する。
バス5は、局所的にはノード50のすべての設備を接続する。バス6は、局所的には
ノード60のすべての設備を接続する。
【0026】 バス7は、局所的にはノード70のすべての設備を接続する。バス8は局所的には
ノード80のすべての設備を接続する。バス9は、局所的にはノード90のすべての
設備を接続する。バス10は、局所的にはノード100のすべての設備を接続する。
バス11は、局所的にはノード110のすべての設備を接続する。バス12は、局所的
にはノード120のすべての設備を接続する。
【0027】 なお、これらのノードの設備は、該当するバスによって連結されているが、発
電容量と負荷容量に関してしばしば大きく変化する。例として、都市は、発電量
よりもはるかに交流電力をしばしば消費する。別の例として、グランドクーリー
ダムのような主力水力発電ダムのノードの場合、消費量よりもはるかに交流電力
を発電する傾向がある。
【0028】 なお、転送できる最大電力量は、発電ノードにおける電力量であるので、各種
バスの関連交流電力関数は、すべて1の小数である。さらに、この交流電力関数
の一部は、負である。バス10は、その電力関数については、厳密にゼロである。
これは、本質的に、関連関数を計算するための基準ノードとして作用する。
【0029】 次に、電力と送電の歴史的マーケットについて考える。種々さまざまな歴史的
かつ技術的理由から、電力が長く商品マーケットの対象に対する例外であったこ
とは注目すべきである。電力産業が規制緩和されたにもかかわらす、取引を交渉
しかつ実行する買主と売主になる資格は依然として厳しく制限されている。この
制限に関するこれまでの議論は、信頼性に絡んでいる。
【0030】 米国では、連邦エネルギ規制委員会(FERC)は、一層有益にマーケットを調整
して信頼性を促進するために地域送電機構(RTOs)の発展を要求した(Docket
No. RM99-2-00 issued May 13, 1999)。
【0031】 電力産業は、マーケットの開放に反対して、商品の中央集権的発送方法を利用
して発電を管理してきた長い歴史がある。中央集権的な送電方法は、上下に一本
化された独占企業からなる産業に適していた。今までのRTO構想への伝統的アプ
ローチは、中央管理をできるだけ維持する一方、競合的な卸売り業者と小売業者
へのアクセスを開放することであった。この結果、価格は乱高下し、清算が議論
され、同時ベースの需要と供給を調和させることが困難となった。基本的な問題
は、関係者が共通の所有権又は目的を有しない場合、中央集権的発送方法はうま
く働かないということである。
【0032】 RTOsは、信頼性、地域警備協力、及び緊急オペレータの介入に総合的に焦点
をあてるという特定の本質的技術的機能を有する。RTOsは、スケジュール、輻
輳管理、補助的サービス提供、計測、請求、及び清算の分野に問題を抱えている
。本明細書において、補助的サービスは、しばしば、発電に関係する。発電設備
は、オペレータの要求によりリアルタイムで提供できるように生産能力の一部を
確保し、かつネットワークのバランスをサポートして、確保された生産能力によ
り急速に取り組める緊急要求事項を扱うであろう。なお、これらの問題のすべて
が、短寿命の区別できない電気製品、または短寿命の区別できない電気製品を必
然的に含む処理の経済的結果に関係することに留意すべきである。
【0033】 交流電力転送が今日どのように管理されているかについて考える。送電権が検
討され、そして契約経路として知られるネットワーク内の二点間の転送に関して
交渉される。このような考えは、これらの交流電力網の前述した物理的特徴に反
する。何故なら、いずれのノードにおける発電又は負荷の変化も、ネットワーク
のすべての送電線に本質的に一次効果を与え、その結果、ある程度ネットワーク
内のすべてのフローゲートに強い影響を与えるからである。
【0034】 送電を計画するこの契約経路システムにより交流電力網を介する特定の直接経
路の送電権が予約される。これは、この直接経路を構成する各電力線の送電線所
有者の各々から送電権を購入することによってなされる。この直接経路から離れ
た有効フローゲートで生じるある制約が、実際、その直接経路の送電容量を制限
することがしばしば起こる。
【0035】 この契約経路システムは、天然ガスの場合に選択したであろうネットワークを
通して経路をたどるよう交流電力の方向づけをするという可能性を生じる。バル
ブを切り替えることによって、仮想的に交流電力を交流電力網を通じて特定進路
に向けることができる。この契約経路システムは、単一経路を予約しさえすれば
よいので概念上さらに容易であると考えられたので、提案された。契約経路アプ
ローチに関する基本的問題は、送電に対する契約経路配置が、実際交流電力網に
流れる電力の進路と一致しないことである。
【0036】 今日の契約経路は、先着順優先計画に基づく。この結果、リセール能力が非常
に制限される。例として、交流電力網の三つのノードA、B、Cを考える。ある当
事者が、AからBへの送電権を買いかつBからCへの送電権を買ったと仮定する。契
約経路アプローチを使うと、契約経路は、付加的でないので、これは、AからCへ
の送電権を所有するということを意味しない。AからB及びBからCへの送電権を有
していても、AからCへの送電権を有することにならない。AからCへ搬送するため
には、AからCへの個別の送電権を購入しなければならない。これは、組み合わさ
れた経路内でトリガされるであろう二つの個別の経路内に、ある満足されないフ
ローゲートの制約が存在するからである。そこで、伝統的マーケットである契約
に基づくマーケットでは、AからBへの送電権を購入しても、その価値は、AからB
へエネルギを移動させるのみである。
【0037】 今日、別の経路に影響すると言う理由から、一つの経路の流れを制限する幾つ
かの特別のアプローチが存在する。これらのアプローチは、交流電力網の物理的
特徴を無視する。これは、特定の経路が過度に制約を受けると、補償するために
明らかに不適切な契約経路全域に渡ってカットが発行される、他の経路の幾つか
が実際に制約を受ける状況をもたらす。フローゲートがあふれ、補償するために
明らかに不適切な経路全域に渡る送電を禁じるので、セントラルオペレータが、
機能する。
【0038】 別の代替アプローチは、発電機コスト及び買主の優先順位のすべてを数学的最
適化計画に取り入れて、最適な流れを計算することである。この代替アプローチ
は、重大な不利益を有する。商業マーケットでは、人々にすべてのコストを明示
することはかなり困難である。ほとんどの人は、このことに消極的である。さら
に、そのようなコストは頻繁に変わる。負荷は、消費者と非消費者の間の優先順
位を明示しなければならないが、このことは途方もなく大きな情報負担となる。
彼らがこれを実行出来るまたは実行する可能性は極端に少ない。まず明示しそう
もない。たとえそれを実行したとしても、この情報のすべてはそれを収集するセ
ントラルオペレータにとって途方もなく大きな負担となる。
【0039】 このような代替アプローチの場合、人々が電力を消費し、そして配電装置の電
源を入切する場合、制御する装置とシステムに関わるすべての関係者の間で双方
向のコミュニケーションが必要となる。確実なコミュニケーションの必要レベル
と直接制御システムを提供することは、不可能であるということが判明している
。さらに、人々は、彼らのビジネスライフの管理をセントラルオペレータにまか
せることを好まない。
【0040】 産業における別のアプローチは、ペンシルバニア、ニュージャージィ、及びメ
リーランドに対する、局所的価格と呼ばれるシステムを開発したPJMと呼ばれる
電力融通方式である。これは中央集権的配電方法である。しかしながら、ローカ
ルフローモデルはその中に埋もれている。これは、電力配分マトリックスに基づ
く一貫した解決策を得るために、発電機、関連装置、及び設備の幾つかの中央管
理をサポートする。
【0041】 このアプローチは、少なくとも他の中央管理計画が直面するものと同じ問題を
抱えている。交流電力転送を最適化するために、このようなシステムが取得また
は使用する詳細情報の数量は、非常に限られている。電力ユーザは、再びオプシ
ョンに盲目的になる。関係者は、何が最も有益に働くか決められない。セントラ
ルオペレータは、関係者に指示を与える。このような状況が最適であると想像す
るのは難しい。
【0042】 NERCは、フローゲートに取り組む方法をある程度開発した。これは、NERC取引
予約及びスケジュール自己決定作業チームによって1998年11月に配布された”Di
scussion Paper on Aligning Transmission Reservations and Energy Schedule
s to Actual Flows”という表題の文書で検討されている。このチームは、電力
産業をFLOWBAT方式と呼ぶ輻輳フローゲートの実際の使用に基づいて送電を予約
し計画するシステムに移行することを提案した。この提案は、需要が供給を超え
る場合、フローゲート容量を割り当てる問題点に取り組んでいないという重大な
問題を有する。この問題に言及していないことによって、彼らは、先着順に割り
当てるという現在の慣行を継続するように思える。中央集権的計画について前述
した欠点は、このアプローチにも関係する。
【0043】 NERCは、並列経路の試みに関する一般協定(GAPP)も支持してきた。GAPPは、
一送電供給者が、第二送電供給者に対して、第一送電供給者によって承認された
取引が原因となって生じた第二送電供給者のシステムに生じる並列電力フローを
補償するシステムである。GAPPは、この場合、取引関係者関数(TPFs)と呼ば
れる分布関数に基づいている。これらの分布関数は、フローゲートというより送
電経路に関する。GAPPは、実際の電力フローに関係する送電利用者によって支払
われた補償の調達を試みる。しかしながら、GAPPは、厳密には事後清算制度であ
る。これは、収益を再分配するためだけに現在の契約経路計画を変更する。これ
は、不足した送電容量を割り当てる試みはしない。
【0044】 要約すると、必要なものは、電気グリッドのスケジュール、輻輳管理、補助的
サービス、計測、及び請求書の清算を最適化する短寿命で区別できない電気製品
の取引手法である。さらに、必要なものは、交流電力網の物理的特徴に従った交
流送電マーケットシステムである。さらに、送電権は、有効フローゲートによっ
て圧倒的に制約を受けるので、制約された送電の各々についての有効フローゲー
トへの影響がある理由を説明することが必要である。電力グリッドの正しい運用
を自動的に保証する発電権と送電権をタイムリで、確実に、効率的に取引するた
めの方式及び手法が必要である。
【0045】
【課題を解決するための手段】
特定の実施例は、少なくとも従来技術に関して検討された要求事項及び必要事
項を満たしている。
【0046】 特定の実施例は、各々が少なくとも二つのノードからなるノード集合体を含む
少なくとも一つの交流電力網を含む電力グリッドの短寿命で区別できない商品を
取引する方法と装置を含む。この方法は、マーケット間隔からなるマーケット間
隔集合体を維持するステップと、各々が関連マーケット間隔を有する確定オーダ
からなる確定オーダ集合体を維持するステップを含む。各マーケット間隔は、製
品タイプ、ロケーション、及び少なくとも一つの時間間隔を含む。各マーケット
間隔は、好ましくは本質的にマーケット間隔の時間間隔の間存在する特定のロケ
ーションにおける特定の製品タイプ、即ち短寿命で区別できない商品に対するマ
ーケットを定義する。
【0047】 各確定オーダは、関連するマーケット間隔を有し、かつ希望売値確定オーダ及
び指値確定オーダを含む集合体の構成要素である。マーケット間隔集合体の各マ
ーケット間隔に対する関連マーケット状態は、マーケット間隔の時間間隔の間マ
ーケット間隔のロケーションでマーケット間隔の製品タイプのマーケット価格を
有する。
【0048】 マーケット間隔の製品タイプは、エネルギ及び交流電源転送を含む。エネルギ
製品タイプを有するマーケット間隔のロケーションは、交流電力網のノード集合
体の一つのノードである。交流電力転送の製品タイプを有するマーケット間隔の
ロケーションは、第一交流電力網のノード集合体の第一ノードから第一交流電力
網のノード集合体の第二ノードまでである。
【0049】 さらに、特定の実施例は、関連するマーケット間隔がロケーションで異なる、
または製品タイプで異なる、各々が関連マーケット間隔を有する複数の確定オー
ダを有する確定オーダを含む。このような実施例により、複合オーダの処理が可
能になるので、エネルギをこの電力の送電権と共に発注することができる。
【0050】 さらに、特定の実施例は、フローゲート集合体をさらに含む電力グリッド内に
交流電力網を含む。フローゲート集合体の各フローゲートに対しては、少なくと
も交流電力転送の製品タイプとフローゲートのロケーションを有する一つのマー
ケット間隔が存在する。好ましくは、本実施例は、交流電力網の物理的特徴に合
わせたフローゲートを横切る交流電力転送に対する取引機構を有する。なお、さ
らにこれらの各マーケット間隔は、短寿命で区別できない商品に対するマーケッ
トであり、交流電力転送は時間間隔の間フローゲートを横切って行われることに
留意すべきである。
【0051】 さらに別の実施例は、第一交流電力網の第一ノードから第二交流電力網の第二
ノードまでの少なくとも一つの直流電力線からなる直流電力線集合体をさらに含
む電力グリッドを含む。さらに製品タイプの集合体は、直流電力転送を含む。直
流電力転送の製品タイプを有するマーケット間隔は、直流電力線と同じロケーシ
ョンを有する。好ましくは、本実施例は、追加の短寿命で区別できない商品、即
ち特定の時間間隔の間特定の直流電力線上で行われる直流電力転送に対するマー
ケットを提供する。
【0052】 特定の実施例は、マーケット間隔がウインドウ時間間隔内においてのみ有効な
ウインドウ時間間隔を各マーケット間隔がさらに含む場合を含む。マーケット間
隔のウインドウ時間間隔は、マーケット間隔集合体の各マーケット間隔に対する
マーケット間隔に含まれる時間間隔以前に生じる。好ましくは、このような実施
例は、製品が存在する前にマーケット間隔の短寿命で区別できない商品の取引を
提供するのが有利である。このことにより、取引が電力グリッドの発電と送電の
資源を計画する前に確実に完了する。
【0053】 さらに、特定の実施例は、ウインドウ時間間隔と複数の時間間隔を含むマーケ
ット間隔を含む。マーケット間隔の複数の時間間隔は、互いに重ならない。マー
ケット間隔のウインドウ時間間隔は、マーケット間隔集合体の各マーケット間隔
に対するマーケット間隔に含まれる各時間間隔以前に生じる。好ましくは、この
ような実施例は、一日の最大使用時間のような時間間隔の集合体での取引を提供
することが有利である。
【0054】 さらに別の特定の実施例は、リアルタイムを確立するステップを含む。リアル
タイムは、短寿命で区別できない商品が存在する時間の基準である。さらに確定
オーダ集合体を維持するステップは、どの確定オーダがリアルタイムに基づいて
ウインドウ時間間隔にもはやないことを決定するステップと、リアルタイムがウ
インドウ時間間隔にもはや含まれない場合、これらの確定オーダを除去するステ
ップとを含む。このような実施例は、これらのウインドウ時間間隔の外側を通過
するマーケット間隔に対する取引を除去することが好ましい。
【0055】 特定の実施例は、確定オーダ集合体から合意した契約を作成する契約するステ
ップを含む。さらに確定オーダ集合体から合意した契約を作成するために、契約
するステップは、合意価格を形成するため価格に関する第一マーケット間隔に対
する第一希望売値確定オーダと第一指値確定オーダを決定するステップと、合意
数量を計算するステップと、第一指値確定オーダと第一希望売値確定オーダに関
する合意数量に対する合意価格の第一マーケット間隔に対する合意契約を作成す
るステップとを含む。好ましくは、本実施例は、電力グリッドの短寿命で区別で
きない商品に対する仮想立会場の確定オーダに基づいて契約を作成するステップ
をサポートするのがよい。
【0056】 さらに、特定の実施例は、確定オーダ集合体を維持するステップと、さらに確
定オーダ集合体から第一指値確定オーダと第一希望売値確定オーダのうちの少な
くとも一つを除去するステップとを含む。このような実施例は、それらが合意契
約によって制約されているのでもはや無効となっている指値と希望売値を除去す
るステップをサポートするのが好ましい。
【0057】 さらに、特定の実施例は、第一指値確定オーダを含む複数の確定オーダを含む
確定オーダから、第一指値確定オーダを除去するステップを含む。好ましくは、
このような実施例は、第一指値確定オーダを含む複数の確定オーダを含む確定オ
ーダから第一指値確定オーダを除去するステップをサポートするのがよい。さら
に、別の特定の実施例は、第一希望売値確定オーダを含む複数の確定オーダを含
む確定オーダから第一希望売値確定オーダを除去するステップを含む。好ましく
は、本実施例は、第一希望売値確定オーダを含む複数の確定オーダを含む確定オ
ーダから第一希望売値確定オーダを除去するステップをサポートするのがよい。
【0058】 さらに、特定の実施例は、認証された顧客の認証された顧客の集合体を維持す
るステップを含む。確定オーダ集合体の各確定オーダは、認証された顧客の集合
体のオーダ顧客を含む。確定オーダ集合体を維持するステップは、さらに認証さ
れた第一顧客からオーダメッセージを受け取るステップと、認証された第一顧客
から受け取ったオーダメッセージを処理するステップと、受け取って処理したオ
ーダメッセージを認証された第一顧客としてオーダ顧客に関する確定オーダとし
て確定オーダ集合体に挿入するステップとを有する。このような実施例は、認証
された顧客から受け取ったオーダメッセージから確定オーダ集合体に確定オーダ
の受け取り、処理、及び挿入を提供することが好ましい。
【0059】 さらに、特定の実施例は、第一指値確定オーダと合意契約の第一希望売値確定
オーダ通知のオーダ顧客を送ることを含ませるために、確定オーダ集合体から合
意契約を作成する契約を延長するステップを含むことが好ましい。
【0060】 特定の実施例は、マーケット間隔に対する指値確定オーダ及びマーケット間隔
に対する希望売値確定オーダに基づいて、マーケット集合体の各マーケット間隔
に対する関連したマーケット価格を計算するために、マーケット間隔に対するマ
ーケット集合体を維持することを延長するステップを含むことが好ましい。好ま
しくは、本実施例は、このマーケット間隔に対する指値と希望売値オーダに基づ
いて、有効なマーケット間隔に対する現在のマーケット価格を計算するステップ
をサポートするのがよい。
【0061】 さらなる特定の実施例の場合は、マーケット間隔集合体のマーケット間隔はさ
らに容量オプションタイプを含んでいてもよい。容量オプションタイプを含む関
連した第一マーケット間隔に関する確定オーダは、さらに容量オプション価格を
有する。合意価格を形成するため、価格に関する前述の関連した第一マーケット
間隔に関する第一希望売値確定オーダに合意する第一マーケット間隔に対する第
一指値確定オーダを決定するステップは、容量オプション価格に関する決定ステ
ップも含む。価格に関する合意量を計算するステップは、さらに容量オプション
価格に関する計算ステップを含む。合意数量の合意価格のマーケット間隔に対す
る合意契約を作成するステップは、合意容量オプション価格を含む。本実施例は
、電力グリッドにおける短寿命で区別できない商品の容量オプション契約を提供
するのが好ましい。
【0062】 さらに、特定の実施例の場合は、容量オプションタイプを含む各マーケット間
隔に対しては、関連するマーケット状態は、関連した容量オプションマーケット
価格をさらに含む。マーケット間隔集合体を維持するステップは、マーケット間
隔に対する指値オーダ及び希望売値オーダに基づいて容量オプションタイプを含
む各マーケット間隔の関連する容量オプションマーケット価格を計算するステッ
プをさらに含む。好ましくは、このような実施例は、このマーケット間隔に対す
る指値オーダ及び希望売値オーダに基づいて有効な容量オプションマーケット間
隔の現在のマーケット容量オプション価格を計算するステップをサポートする。
【0063】 好ましくは、特定の実施例は、連結コンピュータ読み取り可能記憶装置を有す
る少なくとも一つのコンピュータを含む計算システムによって実行したプログラ
ムオペレーションシステムに含まれるプログラムコード区分として本発明で検討
したステップをサポートするのがよい。全てのプログラムコード区分が、同じ命
令実行ファミリに属する必要はなく、それらは、複数のコンピュータで実行され
るプログラムコード区分を含むことが好ましい。好ましくは、計算システムは、
顧客コンピュータ集合体とネットワークによって連結されたサーバシステムをさ
らに含むことができる。好ましくは、ネットワークを特定顧客コンピュータと継
続的に又は散発的に結合してもよい。サーバシステムは、アクセス可能連結コン
ピュータ記憶装置を有する少なくとも一つのサーバコンピュータを含む。さらな
る特定の実施例では、好ましくは、サーバシステムは、各々が連結アクセス可能
コンピュータ記憶装置を有する、ネットワークに連結された複数のサーバコンピ
ュータを含む。さらに、特定の実施例では、サーバシステムは、短寿命で区別で
きない商品に対する各種仮想立会場の一部又は全部を維持する冗長プログラムコ
ード区分をサポートする。
【0064】 特定実施例は、短寿命で区別できない商品を取引する方法及び装置を含む。こ
の方法は、マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップと、各々
が関連するマーケット間隔を有する確定オーダの確定オーダ集合体を維持するス
テップを含む。各マーケット間隔は、製品タイプ、ロケーション、及び少なくと
も一つの時間間隔を含む。好ましくは、各マーケット間隔は、特定ロケーション
における、本質的にマーケット間隔の時間間隔の間存在する、即ち短寿命で区別
できない商品である特定製品タイプのマーケットを定義する。
【0065】 各確定オーダは、関連マーケット間隔を有していて、希望売値確定オーダ及び
指値確定オーダを含む集合体の構成要素である。マーケット間隔集合体の各マー
ケット間隔の関連するマーケット状態は、マーケット間隔の時間間隔の間マーケ
ット間隔のロケーションでマーケット間隔の製品タイプのマーケット価格を有す
る。
【0066】 好ましくは、特定の実施例は、連結コンピュータ読み取り可能記憶装置を有す
る少なくとも一つのコンピュータを含む計算システムによって実行されるプログ
ラムオペレーションシステムに含まれるプログラムコード区分として本発明にお
いて検討されたステップをサポートする。
【0067】 本発明のこれら及び他の利点は、以下の詳細な説明を読みかつ図面の各図を検
討することにより容易に明らかとなろう。
【0068】
【発明を実施するための形態】
図3Aは、特定の実施例に従った関連するマーケット状態を有する確定オーダと
マーケット間隔を含む仮想立会場1000を示す。
【0069】 仮想立会場1000は、各々が関連するマーケット状態及び確定オーダを有するマ
ーケット間隔の集合体を有する。マーケットは、製品タイプ及びロケーションを
含む。マーケットにおける取引は、マーケット間隔1100、1120、1140、1160に関
して行われる。マーケットの各マーケット間隔は、マーケット製品タイプと、マ
ーケットロケーションと、間隔終端を有するカレンダ表とを含む。マーケット間
隔のマーケット状態は、マーケット間隔の時間間隔の間マーケット間隔ロケーシ
ョンでのマーケット間隔の製品タイプに対するマーケット価格を有する。
【0070】 さらなる特定の実施例の場合、確定オーダは、マーケット間隔の製品タイプの
数量、即ちマーケット間隔の製品タイプの価格を含む。確定オーダは、指値オー
ダか希望売値確定オーダである。
【0071】 さらなる特定の実施例の場合、仮想立会場は、少なくとも一つの交流電力網を
含む電力グリッドの短寿命で区別できない商品を取引するステップをサポートす
る。各交流電力網は、少なくとも二つのノードからなるノード集合体をさらに含
む。さらなる特定の実施例の場合、マーケット間隔集合体のマーケット間隔の製
品タイプは、エネルギと交流電力転送とを有する製品タイプの集合体の構成要素
である。さらなる特定の実施例の場合、エネルギ製品タイプを有するマーケット
間隔のロケーションは、電力グリッドに含まれる交流電力網のノード集合体の第
一ノードである。さらなる特定の実施例の場合、交流電力転送の製品タイプを有
するマーケット間隔のロケーションは、電力グリッドに含まれる交流電力網の第
一ノードから第一交流電力網の第二ノードである。
【0072】 図3Bは、特定の実施例に従った製品タイプ、ロケーション、及び時間間隔を含
むマーケット間隔を示す。製品タイプは、特定の実施例の場合、短寿命で区別で
きない商品を含む。さらなる特定の実施例の場合、すべての製品タイプは短寿命
で区別できない商品である。
【0073】 特定の実施例の場合、ロケーションは、単一のノードである。特定の実施例の
場合、ノードを、地理的に特定しても良い。特定の実施例の場合、ノードの集合
体と各電力線が第一ノードから第二ノードに向かう電力線の集合体の両方を含む
ネットワークにおけるノードに関してノードは特定されるかもしれない。なお、
本発明において使用される電力線という用語は、直線のみを意味するものではな
い。特定の実施例の場合、潜在的に別個のネットワークのノードを接続する特別
な電力線をさらに含む一つ以上のネットワークのグリッドに含まれるネットワー
クのノードにより、ノードを特定しても良い。
【0074】 さらなる特定の実施例の場合、ロケーションは、さらに第一ノードから第二ノ
ードへの転移又は転送をいう。これまで検討したように、ネットワークにおける
このような転移は、第一ノードと第二ノードとの間の電力線に対応する。
【0075】 図3Cは、特定の実施例に従った複数の時間間隔をさらに含む図3Bに示されたマ
ーケット間隔に対する改良を示す。この図で、二つの時間間隔が、一例として示
されている。特定の実施例の場合、三つ以上の時間間隔を、一つのマーケット間
隔に含ませても良い。さらなる特定の実施例の場合、複数の時間間隔の各々は、
マーケット間隔の他の内在する時間間隔と時間的に重ならない。
【0076】 図4は、特定の実施例に従った短寿命で区別できない商品を取引する仮想立会
場の方法に対するステップのフローチャートを示す。
【0077】 オペレーション2000は、このフローチャートのステップを開始する。矢印2002
は、オペレーション2000からオペレーション2004への実行の流れを示す。オペレ
ーション2004は、マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持する。矢印2006
は、オペレーション2004からオペレーション2008への実行を示す。オペレーショ
ン2008は、このフローチャートのステップを終了する。
【0078】 矢印2020は、オペレーション2000を開始してからオペレーション2022までの実
行の流れを示す。オペレーション2022は、確定オーダの確定オーダ集合体を維持
する。矢印2024は、オペレーション2022からオペレーション2008への実行を示す
。オペレーション2008は、このフローチャートのステップを終了する。
【0079】 特定の実施例の場合、これらのオペレーションは、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータ上の連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区
分によってサポートされている。
【0080】 本明細書において、コンピュータという用語は、命令設定コンピュータ、推論
コンピュータ、アナログコンピュータを含む装置、及びこれらの基本的種類のコ
ンピュータの集合体をいう。また、コンピュータには、その構成に一つ以上のコ
ンピュータを組み入れた情報機器も含まれる。このような情報機器は、物理的に
個別の装置であってもよいし、また他の装置に実際に一体化させてもよいし、ま
た一人以上の人間からなる物理的な移動環境に実際に一体化させてもよい。
【0081】 本明細書において、命令処理コンピュータ及び推論コンピュータを含む特定の
コンピュータは、以下、命令と称するものを保持するコンピュータ読み取り可連
結されている能記憶装置を含む。命令設定コンピュータに関して本発明で使用す
る命令は、このような命令コンピュータの情報管理状態転移をいう。実行された
現在の個別の命令又はその集合体及びその内部状態に基づいて、命令処理コンピ
ュータは、命令処理コンピュータの将来の状態を決定する。なお、この命令は、
命令処理コンピュータによって直接実行させてもよいし、または命令処理コンピ
ュータによって解釈的に実行させてもよい。
【0082】 推論コンピュータに関して本発明で使用される命令とは、提供された命令によ
って指示された推論コンピュータの推論基準に基づいて、コンピュータの将来の
状態を推論するために使用される推論コンピュータに提供される情報のことをい
う。このような推論基準は、特定の場合には推論コンピュータに内在させてもよ
いし、又は推論コンピュータによって読み出し又は書き込みの両方ができる連結
コンピュータアクセス可能記憶装置に存在させてもよい。なお、推論コンピュー
タは、制約規則、パターン認識テンプレート、フラクタルパターンテンプレート
、及びファジィ論理述語構造要素と、ホーン文節述語の各種形式とを実行する装
置を含むが、これに限定されない。
【0083】 本発明で使用されるアナログコンピュータは、アナログ回路装置に直接連結さ
れる装置を含むが、これに限定されない。本発明で使用されるこのようなアナロ
グ回路装置は、無線周波数IFステージ、光ファイバ通信システムに埋め込まれた
レーザのような光電子インターフェイス、オーディオ/ビデオパターン認識回路
装置、オーディオ/ビデオ出力装置を含むが、これらに限定されない。本発明で
使用されるアナログコンピュータは、人間に対する音響インターフェース、フロ
ーゲートに関する交流電力転送の契約に対する視聴覚識別ポータル、長距離通信
で使用される符号化/複号化機構、及び合意契約の記録装置に対するインターフ
ェースを含むが、これらに限定されない。
【0084】 本発明で使用されるプログラムコード区分とは、プログラムコード区分が存在
するコンピュータ読み出し可能記憶装置に連結されたコンピュータに対して実行
可能な形式又は推論的に指示する形式の命令のことをいう。なお、特定の実施例
では、プログラムコード区分は、命令処理コンピュータの固有の実行可能命令で
もよい。特定の他の実施例の場合、プログラムコード区分は、命令処理コンピュ
ータの解釈的に実行された命令でもよい。
【0085】 図5Aは、特定の実施例に従った確定オーダ集合体の確定オーダ1200を示す。
【0086】 確定オーダ1200は、マーケット間隔集合体の関連する1300マーケット間隔1100
−Nを有する。マーケット間隔集合体は、特定の実施例では個別に維持される。
特定の実施例の場合、確定オーダ集合体とマーケット間隔集合体を維持すること
は結合されている。
【0087】 各確定オーダ1200は、関連する1300マーケット間隔1100−Nの指値オーダ1312
、または関連する1300マーケット間隔1100−Nの希望売値確定オーダ1314のいず
れかであるオーダータイプ集合体1310の構成要素をさらに含んでいる。
【0088】 図5Bは、さらなる特定の実施例に従った確定オーダ集合体の確定オーダ1200の
図5Aの改良を示す。
【0089】 図5Aに示されるように、確定オーダ1200は、マーケット間隔集合体の関連する
1300マーケット間隔1100−Nを有する。マーケット間隔集合体は、特定の実施例
の場合個別に維持される。特定の実施例では、確定オーダ集合体とマーケット間
隔集合体を維持することが結合されている。
【0090】 図5Aに示したように、各確定オーダ1200は、関連した1300マーケット間隔1100
−Nの指値オーダ1312、または関連する1300マーケット間隔1100−Nの希望売値確
定オーダ1314のいずれかであるオーダータイプ集合体1310の構成要素をさらに含
んでいる。
【0091】 さらなる特定の実施例の場合、確定オーダは、関連する1300マーケット間隔11
00−Nの製品タイプ1110−Nの数量1322を含んでいてもよい1320。
【0092】 さらなる特定の実施例の場合、確定オーダは、関連する1300マーケット間隔11
00−Nの製品タイプ1110−Nの価格1332を含んでいてもよい1330。
【0093】 図6Aは、特定の実施例に従ったエネルギ製品タイプのマーケット間隔に対する
図3Bの改良を示す。マーケット間隔の製品タイプ1110は、さらに、エネルギ製品
タイプ1110として記載されている。ロケーション1112は、電力グリッドに含まれ
る交流電力網の第一ノードである。
【0094】 図6Bは、特定の実施例に従った交流電力転送の製品タイプのマーケット間隔に
対する図3Bの改良を示す。マーケット間隔の製品タイプ1110は、さらに、エネル
ギ製品タイプ1110として記載されている。ロケーション1112は、電力グリッドに
含まれる第一交流電力網の第一ノードから第一交流電力網の第二ノードまでであ
る。なお、ロケーションの形状は、第一交流電力網の第一ノードと第一交流電力
網の第二ノードとの間の電力線である。
【0095】 図6Cは、特定の実施例に従った交流電力転送の製品タイプのマーケット間隔に
対する図6Bの改良を示す。マーケット間隔の製品タイプ1110は、エネルギ製品タ
イプ1110として記載されている。ロケーション1112は、電力グリッドに含まれる
第一交流電力網のフローゲート集合体のフローゲートである。なお、フローゲー
トは、一つ以上の送電線全域に渡る輻輳制約を表すことができ、第二ノードの説
明に対して特定の第一ノードを持たなくともよい。
【0096】 図7は、特定の実施例に従った各々が関連するマーケット間隔を有する少なく
とも二つの確定オーダを有する確定オーダ1200を示す。
【0097】 確定オーダ1200−1は、マーケット間隔集合体の関連する1300−1マーケット間
隔1100−N-1を有する。確定オーダ1200−1は、関連する1300マーケット間隔1100
−N−1の指値オーダ1312、または関連する1300マーケット間隔1100−N−1の希望
売値確定オーダ1314のいずれかであるオーダータイプ集合体1310−1の構成要素
をさらに含んでいる。
【0098】 確定オーダ1200−2は、マーケット間隔集合体の関連する1300−2マーケット間
隔1100−N-2を有する。確定オーダ1200−2は、関連する1300マーケット間隔1100
−N−2の指値オーダ1312、または関連する1300マーケット間隔1100−N−2の希望
売値確定オーダ1314のいずれかであるオーダータイプ集合体1310−2の構成要素
をさらに含んでいる。
【0099】 確定オーダ1200−3は、マーケット間隔集合体の関連する1300−3マーケット間
隔1100−N―3を有する。確定オーダ1200−3は、関連する1300マーケット間隔110
0−N−3の指値オーダ1312、または関連した1300マーケット間隔1100−N−3の希
望売値確定オーダ1314のいずれかであるオーダータイプ集合体1310−3の構成要
素をさらに含んでいる。
【0100】 さらなる特定の実施例の場合、確定オーダを有する確定オーダー数に特定の制
限はない。さらに他の特定の実施例の場合、確定オーダを有する確定オーダー数
には制限がある。
【0101】 特定の実施例の場合、確定オーダ内の複数の確定オーダの関連するマーケット
間隔は、同じ製品タイプを共用する。特定の実施例の場合、確定オーダ内の複数
の確定オーダの関連するマーケット間隔は同じロケーションを共用する。
【0102】 特定の実施例の場合、確定オーダ内の複数の確定オーダの関連するマーケット
間隔は、製品タイプが相違する。特定の実施例の場合、確定オーダ内の複数の確
定オーダの関連するマーケット間隔は、ロケーションが相違する。
【0103】
【従来の技術】において述べたように、交流電力網の物理的特徴は、電力グリ
ッドに含まれる各交流電力網がフローゲートのフローゲート集合体をさらに含む
ことを示している。各フローゲートロケーションが、交流電力網の関連する第一
ノードから交流電力網の関連する第二ノードまでであるのか、または制約された
送電線の集合体の場合であるのかは、フローゲート指示子によって示される。ノ
ード1からノード2までの交流電力転送は、フローゲート集合体の各フローゲート
に対して、本質的にはノード1からノード2までの数量の関連する線形、歪対称関
数としてフローゲートを横切る交流電力転送の数量を生じる。フローゲート集合
体の各フローゲートに対して、フローゲートロケーションに関する交流電力転送
の製品タイプのマーケット間隔集合体において少なくとも一つのマーケット間隔
が存在する。
【0104】 特定の実施例の場合、関連するマーケット間隔に対する交流電力転送の製品タ
イプに関する確定オーダ集合体の各確定オーダは、さらに、数量を含む。さらな
る特定の実施例の場合、第一ノードから第二ノードまでの交流電力転送の製品タ
イプの確定オーダは、フローゲートの関連するマーケット間隔に対する確定オー
ダをさらに含む。そのフローゲートの発注数量は、フローゲート集合体の各フロ
ーゲートに対する、本質的には第一ノードから第二ノードまでの数量の関連する
線形、歪対称関数である。
【0105】 なお、さらなる特定の実施例の場合、フローゲートの交流電力転送の各確定オ
ーダに関連する価格が存在する。さらなる特定の実施例の場合、第一ノードから
第二ノードまでの交流電力転送に関連する価格が存在する。
【0106】 図8Aは、特定の実施例に従った直流電力線のマーケット間隔を示す。特定の実
施例の場合、電力グリッドは、第一交流電力網の第一ノードから第二交流電力網
の第二ノードまでの直流電力線のロケーションにおいて少なくとも一つの直流電
力線の直流電力線集合体をさらに含む。製品タイプ集合体は、直流電力転送をさ
らに含む。直流電力線集合体の各直流電力線に対し、直流電力線のロケーション
としてのロケーションに関して、直流電力転送の製品タイプを有する少なくとも
一つの関連するマーケット間隔が存在する。
【0107】 図8Bは、マーケット間隔が、特定の実施例に従ってウインドウ時間間隔内のみ
で有効であるウインドウ時間間隔をさらに含む図3Bのマーケット間隔1200を示す
。マーケット間隔のウインドウ時間間隔は、各マーケット間隔に対してマーケッ
ト間隔に含まれる時間間隔の前に完全に発生する。
【0108】 図8Cは、特定の実施例に従ったウインドウ時間間隔と複数の時間間隔を含む図
8Bのマーケット間隔1200を示す。各時間間隔は、他の時間間隔に重ならない。ウ
インドウ時間間隔は、各時間間隔の前に生じる。
【0109】 図9Aは、リアルタイムを確立するための図4のオペレーション2000の詳細なフ
ローチャートを示す。リアルタイムは、関連するマーケット間隔を有する確定オ
ーダを有効にするために、ウインドウ時間間隔がリアルタイムを含んでいる否か
を決定するために使用される時間的基準である。
【0110】 矢印2040は、最初のオペレーション2000からオペレーション2042までの実行の
流れを示す。オペレーション2042は、リアルタイムを確立する。矢印2044は、オ
ペレーション2042からオペレーション2046までの実行を示す。オペレーション20
46は、このフローチャートのステップを終了する。
【0111】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0112】 図9Bは、関連するマーケット間隔に対するウインドウが通過した場合、確定オ
ーダ集合体から確定オーダを除去するか否かを決定するステップに対する図4の
オペレーション2022の詳細なフローチャートを示す。
【0113】 矢印2060は、最初のオペレーション2022からオペレーション2062までの実行の
流れを示す。オペレーション2062は、リアルタイムが確定オーダ集合体の確定オ
ーダのマーケット間隔のウインドウ時間間隔に含まれるか否かを決定する。矢印
2064は、オペレーション2062からオペレーション2066までの実行を示す。オペレ
ーション2066は、リアルタイムが確定オーダの関連するマーケット間隔のウイン
ドウ時間間隔に含まれない時は常に確定オーダ集合体から確定オーダを除去する
。矢印2068は、オペレーション2066からオペレーション2070までの実行を示す。
オペレーション2070は、このフローチャートのステップを終了する。
【0114】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0115】 図10Aは、確定オーダ集合体から合意契約を作成するための契約ステップに対
する図4のオペレーション2000の詳細なフローチャートを示す。
【0116】 矢印2090は、オペレーション2000からオペレーション2092までの実行の流れを
示す。オペレーション2092は、確定オーダ集合体から合意契約を作成するために
契約を実行する。矢印2094は、オペレーション2092からオペレーション2096まで
の実行を示す。オペレーション2096は、このフローチャートのステップを終了す
る。
【0117】 特定の実施例の場合、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商
品に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピ
ュータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区
分によってサポートされる。
【0118】 図10Bは、確定オーダ集合体から合意契約を作成するための契約ステップに対
する図10Aのオペレーション2092の詳細なフローチャートを示す。
【0119】 矢印2110は、オペレーション2092からオペレーション2112までの実行の流れを
示す。オペレーション2112は、合意価格を作成する価格に関して、第一マーケッ
ト間隔に対して第一希望売値確定オーダに一致する第一マーケット間隔に対して
、第一指値オーダを決定する。矢印2114は、オペレーション2112からオペレーシ
ョン2116までの実行を示す。オペレーション2116は、第一指値オーダ及び第一希
望売値確定オーダに基づいて合意価格でのマーケット間隔に対する合意数量を計
算する。矢印2118は、オペレーション2116からオペレーション2120までの実行を
示す。オペレーション2120は、第一オーダが価格に関して第一希望売値確定オー
ダに一致する時は常に、合意数量に対する合意価格でマーケット間隔に対する合
意契約を作成する。矢印2122は、オペレーション2120からオペレーション2124ま
での実行を示す。オペレーション2124は、このフローチャートのステップを終了
する。
【0120】 特定の実施例では、すべての確定オーダがそれに関連する価格を有しているわ
けではない。交流電力網のノード1からノード2までの交流電力転送を考える。交
流電力網は、三つのフローゲートを有すると仮定する。ノード1からノード2まで
の交流電力転送に対する確定オーダは、フローゲート集合体の各フローゲートに
対する関連数量の確定オーダを含んでいてもよい。フローゲートの各確定オーダ
は、それぞれのフローゲートの価格を含んでいてもよい。合意数量は、フローゲ
ートの関連する数量及び価格に基づいて計算される。他の特定の実施例では、す
べての確定オーダは、それに関する価格を有する。
【0121】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0122】 図11Aは、確定オーダ集合体から第一指値及び第一希望売値確定オーダを除去
するステップに対する図4のオペレーション2022の詳細なフローチャートを示す
【0123】 矢印2140は、最初のオペレーション2022からオペレーション2142までの実行の
流れを示す。オペレーション2142は、確定オーダ集合体から第一指値オーダを除
去する。矢印2144は、オペレーション2142からオペレーション2146までの実行を
示す。オペレーション2146は、このフローチャートのステップを終了する。
【0124】 矢印2150は、最初のオペレーション2022からオペレーション2152までの実行の
流れを示す。オペレーション2152は、確定オーダ集合体から第一希望売値オーダ
を除去する。矢印2154は、オペレーション2152からオペレーション2146までの実
行の流れを示す。オペレーション2146は、このフローチャートのステップを終了
する。
【0125】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0126】 図11Bは、第一指値確定オーダが、最初、第二確定オーダを含む複数の確定オ
ーダに含まれている場合、実施例に従って、複数の確定オーダから第一指値確定
オーダを除去するステップに対する図11Aのオペレーション2142の詳細なフロー
チャートを示す。
【0127】 矢印2170は、最初のオペレーション2142からオペレーション2172までの実行の
流れを示す。オペレーション2172は、確定オーダ集合体から第一指値確定オーダ
を取り除き、確定オーダから第一指値確定オーダを除去するステップを有する。
矢印2174は、オペレーション2172からオペレーション2176までの実行を示す。オ
ペレーション2176は、このフローチャートのステップを終了する。
【0128】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0129】 図11Cは、第一希望売値確定オーダが、最初、第二確定オーダを含む複数の確
定オーダに含まれている場合、実施例に従って、複数の確定オーダから第一希望
売値確定オーダを除去するステップに対する図11Aのオペレーション2152の詳細
なフローチャートを示す。
【0130】 矢印2190は、最初のオペレーション2152からオペレーション2192までの実行の
流れを示す。オペレーション2192は、確定オーダから第一希望売値確定オーダを
除去する。矢印2194は、オペレーション2192からオペレーション2196までの実行
を示す。オペレーション2196は、このフローチャートのステップを終了する。
【0131】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0132】 図12Aは、認証された顧客の認証された顧客の集合体を維持するステップに対
する図4のオペレーション2000の詳細なフローチャートを示す。
【0133】 矢印2210は、最初のオペレーション2000からオペレーション2212までの実行の
流れを示す。オペレーション2212は、認証された顧客の認証された顧客の集合体
を維持する。矢印2214は、オペレーション2212からオペレーション2216までの実
行を示す。オペレーション2216は、このフローチャートのステップを終了する。
【0134】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0135】 図12Bは、確定オーダ集合体の確定オーダのそれぞれがオーダ顧客を含む場合
、特定の実施例に従って、認証された顧客からオーダメッセージを受け取り、処
理し、そしてそれを確定オーダ集合体に挿入するステップに対する図4のオペレ
ーション2022の詳細なフローチャートを示す。
【0136】 矢印2230は、最初のオペレーション2022からオペレーション2232までの実行の
流れを示す。オペレーション2232は、認証された顧客の集合体の認証された顧客
の第一顧客からオーダメッセージを受け取って、認証された第一顧客から受け取
ったオーダメッセージを作成する。矢印2234は、オペレーション2232からオペレ
ーション2236までの実行を示す。オペレーション2236は、認証された第一顧客か
ら受け取ったオーダメッセージを処理して、認証された第一顧客から第一処理オ
ーダを作成する。矢印2238は、オペレーション2236からオペレーション2240まで
の実行を示す。オペレーション2240は、認証された第一顧客から第一処理オーダ
を確定オーダ集合体に挿入して、確定オーダ集合体に含まれるオーダ顧客として
認証された第一顧客を含む確定オーダを作成する。矢印2242は、オペレーション
2240からオペレーション2244までの実行を示す。オペレーション2244は、このフ
ローチャートのステップを終了する。
【0137】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0138】 図13は、特定の実施例に従って、確定オーダと、関連するマーケット状態を有
するマーケット間隔とを含み、認証された顧客の認証された顧客の集合体をさら
に含む図3Aに示された仮想立会場1000の改良を示す。
【0139】 図3Aに示されるように、仮想立会場機構1000は、各々が関連するマーケット状
態を有するマーケット間隔の集合体と、確定オーダとを有する。マーケットは、
製品タイプとロケーションとを含む。マーケットにおける取引は、マーケット間
隔1100、1120、1140、1160に関して行われる。マーケットの各マーケット間隔は
、マーケット製品タイプと、マーケットロケーションと、間隔終端を有するカレ
ンダ表とを含む。マーケット間隔のマーケット状態は、マーケット間隔の時間間
隔の間、マーケット間隔ロケーションにおけるマーケット間隔の製品タイプのマ
ーケット価格を有する。
【0140】 図3Aに示されるように、さらなる特定の実施例では、確定オーダは、マーケッ
ト間隔の製品タイプの数量、即ち、マーケット間隔の製品タイプの価格を含む。
確定オーダは、指値確定オーダか希望売値確定オーダのいずれかである。
【0141】 この図は、認証された顧客を有する認証された顧客の集合体も示す。特定の実
施例では、認証された顧客は、人間を含むが、これに限定されない。さらなる特
定の実施例では、認証された顧客は、企業体をさらに含むが、これに限定されな
い。さらなる特定の実施例では、認証された顧客には、さらに、仮想立会場に関
する取引において彼らを代理する、認証された顧客によって授権された代理人が
含まれる。さらなる特定の実施例では、認証された顧客には、さらに、仮想立会
場に関する取引において彼らを代理する、認証された顧客によって授権されたソ
フトウェア代理人コンピュータ上で実行するソフトウェア代理人が、含まれる。
【0142】 図3Aに示されるように、さらなる特定の実施例では、仮想立会場は、少なくと
も一つの交流電力網を含む電力グリッドの短寿命で区別できない商品の取引をサ
ポートする。各交流電力網は、少なくとも二つのノードのノード集合体をさらに
含む。さらに、特定の実施例では、マーケット間隔集合体のマーケット間隔の製
品タイプは、エネルギ及び交流電力転送を有する製品タイプ集合体の構成要素で
ある。さらなる特定の実施例では、エネルギ製品タイプを有するマーケット間隔
のロケーションは、電力グリッドに含まれる交流電力網のノード集合体の第一ノ
ードである。さらなる特定の実施例では、交流電力転送の製品タイプを有するマ
ーケット間隔のロケーションは、電力グリッドに含まれる第一交流電力網の第一
ノードから第一交流電力網の第二ノードまでである。
【0143】 図14は、特定の実施例に従って、仮想立会場を必然的に含む対話方式に基づい
て認証された顧客の集合体と計算システムとの間の対話方式をサポートするステ
ップに対する計算システム3000の簡略化されたシステムブロックを示す。
【0144】 計算システム3000は、コンピュータ読み取り可能記憶装置3026に連結3024され
た少なくとも一つのコンピュータ3020を有する。計算システム3000とコンピュー
タ3020との間の通信及び対話方式は、矢印3022によって示されている。このよう
な通信及び対話方式3022は、特定の実施例の場合、無線物理的トランスポート層
を含む種々の通信技術を使用することができる。特定の実施例の場合、通信及び
対話方式3022は、無線物理的トランスポート層を使用してもよい。
【0145】 なお、特定の実施例の場合、これらの当事者、即ち人間3100、企業体3120、代
理人3140、およびソフトウェア代理人3160は、それぞれ、矢印3102、3122、3142
、3182によって示されるメッセージを使用して計算システム3000と通信する。特
定の実施例の場合、このようなメッセージは、矢印3102、3122、3142、3182の内
の一つ以上によって示される無線物理的トランスポート層を使用してもよい。特
定の実施例の場合、このようなメッセージは、矢印3102、3122、3142、3182の内
の一つ以上によって示される無線物理的トランスポート層を使用してもよい。こ
のようなメッセージは、さらなる特定の実施例の場合、身体信号を使用してもよ
い。このようなメッセージは、さらに、手信号を使用してもよい。他の実施例の
このようなメッセージは、メッセージの音響信号を使用してもよい。さらに他の
実施例のこのようなメッセージは、人間の言語で言語メッセージを使用してもよ
い。
【0146】 図15は、さらなる特定の実施例に従って、図14の系統図として計算システム30
00の改良を示す。この計算システムは、顧客コンピュータ集合体とネットワーク
3200に連結されたサーバシステム3500とを有する。
【0147】 顧客コンピュータ集合体は、認証された顧客1400が動作させる(3192)少なくと
も一つの顧客コンピュータ3600を有する。さらなる特定の実施例の場合、顧客コ
ンピュータ2610は、顧客3100である人間が動作させる(3104)。さらに他の特定の
実施例の場合、顧客コンピュータ2620は、顧客3120である企業体が動作させる(3
124)。さらに他の特定の実施例の場合、顧客コンピュータ2630は顧客3140である
授権代理人が動作させる(3144)。認証された顧客は、第一当事者によって授権さ
れた代理人によって代理されている交流電力転送の契約に対しては、その第一当
事者のために行動する。
【0148】 サーバシステム3500は、ネットワーク3200に連結された少なくとも一つのサー
バコンピュータ3520を含む。ネットワーク3200は、3602、3612、3622、3632、36
42をそれぞれ顧客コンピュータ3600、3610、3620、3630,3640にさらに連結する
。ネットワーク3200は、顧客コンピュータとサーバシステム3500の少なくとも一
つのサーバコンピュータ3520との間で少なくとも通信をサポートする。本明細書
において、ネットワークという用語は、ローカルエリアネットワーク(LANs)
のみならずワイドエリアネットワーク(WANs)をも含む。本発明において使用
されるネットワークサポート通信は、アナログ通信プロトコルとデジタル通信プ
ロトコルを含むが、これらに限定されるものではない。本発明において使用され
るネットワークサポート通信は、メッセージ通過プロトコル及びパケットベース
プロトコルをさらに含むが、これらに限定されるものではない。本発明において
使用されるネットワークサポート通信は、TCP/IPを含む通信プロトコルをさらに
含むが、これに限定されるものではない。本発明において使用されるネットワー
クサポート通信は、インターネットをサポートする通信プロトコルをさらに含む
が、これに限定されるものではない。本発明において使用されるネットワークサ
ポート通信は、ワールドワイドウェブをサポートする通信プロトコルをさらに含
むが、これに限定されるものではない。
【0149】 さらなる特定の実施例の場合、顧客1400が動作させる(3104)連結3614コンピュ
ータ読み取り可能記憶装置3616を有する顧客コンピュータ3610は、さらに、コン
ピュータ読み取り可能記憶装置3606に連結されている(3194)。さらに、特定の実
施例の場合、連結3644コンピュータ読み取り可能記憶装置3646を有する顧客コン
ピュータ3640は、顧客3160であるソフトウェア代理人が動作させる(3164)。さら
に他の特定の実施例の場合、連結3194は、各種の個人的な最適化及びショートカ
ットを提供し、顧客1400によって使用されるマクロスタイル機能及び標準契約形
式を含むが、これに限定されるものではない。
【0150】 さらに他の特定の実施例の場合、サーバシステム3500は、コンピュータ読み取
り可能記憶装置3526に連結された(3524)少なくとも一つのサーバコンピュータ35
20を含む。
【0151】 図16は、それぞれの確定オーダに対する合意契約の通知された指値と希望売値
顧客に対する図10Aのオペレーション2092の詳細なフローチャートを示す。
【0152】 矢印2270は、最初のオペレーション2092からオペレーション2272までの実行を
示す。オペレーション2272は、第一指値確定オーダから抽出されて指値認証され
た顧客を形成する。矢印2274は、オペレーション2272からオペレーション2276ま
での実行を示す。オペレーション2276は、希望売値確定オーダから抽出されて希
望売値認証された顧客を形成する。矢印2278は、オペレーション2276からオペレ
ーション2280までの実行を示す。オペレーション2280は、合意契約に基づく指値
契約メッセージを指値顧客に送る。矢印2282は、オペレーション2280からオペレ
ーション2284までの実行を示す。オペレーション2284は、合意契約に基づく希望
売値契約メッセージを希望売値顧客に送る。矢印2286は、オペレーション2284か
らオペレーション2288までの実行を示す。オペレーション2288は、このフローチ
ャートのステップを終了する。
【0153】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0154】 図17Aは、マーケット間隔集合体の各マーケット間隔に対するマーケット価格
を計算するステップに対する図4のオペレーション2004の詳細なフローチャート
を示す。
【0155】 矢印2310は、最初のオペレーション2004からオペレーション2312までの実行の
流れを示す。オペレーション2312は、マーケット間隔に対する確定オーダ集合体
の指値確定オーダ及びマーケット間隔に対する確定オーダ集合体の希望売値確定
オーダに基づいて、マーケット間隔集合体の各マーケット間隔に対する関連マー
ケット価格を計算する。矢印2314は、オペレーション2312からオペレーション23
16までの実行を示す。オペレーション2316は、このフローチャートのステップを
終了する。
【0156】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0157】 図17Bは、容量オプションタイプ1118をさらに含むマーケット間隔1100の図3B
の改良を示す。特定の実施例では、容量オプションは、規制された安全な制限の
範囲内で交流電力網の動作パラメータを維持するために、ネットワークオペレー
タに実時間資源を提供する交流電力網の補助サービスであることが判る。他の特
定の実施例では、仮想立会場で取引されている短寿命で区別できない商品を生産
設備から急速に増加させるために、認証された顧客が、容量オプションを使用し
てもよい。
【0158】 図17Cは、容量オプション価格1342をさらに含む(1340)図5Bの確定オーダの改
良を示す。特定の実施例では、容量オプションを取引して短寿命で区別できない
商品の数量分の予約ができる。このような予約は、価格と、容量オプション価格
と、さらに購入の適正価格を含む。容量オプション契約の合意においては、売主
は、容量オプション価格の収益を保証するのみで、買主は(スケジュールの制約
に従って)リアルタイムにまたは概ねその時間で容量の数量を買う権利を取得す
る。買主がオプション付きの容量を買う方を選ぶ場合は、契約ですでに合意した
価格で行われる。それから売主は、合意価格で実際の購入数量から追加の収益を
あげる。
【0159】 特定の実施例では、仮想立会場は、少なくとも一つの交流電力網を含む電力グ
リッドに適用され、容数量オプションは、スピニング及び非スピニング資源とし
てしばしば知られているものを含めて様々な発電オプションに対して存在できる
。スピニング資源は、しばしば、すでに動作速度で回転しているタービン発電機
であるので、短時間でオンラインに載せることが出来る。非スピニング資源には
、依然として動作率と同じまたはそれよりはるか下にあるタービンが含まれる。
このようなタービンは、動作速度に達するまで15〜30分かかることが多い。これ
らの動作の相違は、部分的には、このような容量オプション機能の使用を案内す
るスケジュールの制約による。
【0160】 図18Aは、関連する容量オプションマーケット間隔に対する希望売値オーダを
有する指値オーダ契約を決定する図10Bのオペレーション2112の詳細なフローチ
ャートを示す。
【0161】 矢印2330は、最初のオペレーション2112からオペレーション2332までの実行を
示す。オペレーション2332は、合意容量オプション価格を作成するために、容量
オプション価格に関して第一マーケット間隔に対する第一希望売値確定オーダに
一致する、第一マーケット間隔に対する第一指値確定オーダを決定する。矢印23
34は、オペレーション2332からオペレーション2336までの実行を示す。オペレー
ション2336は、このフローチャートのステップを終了する。
【0162】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0163】 図18Bは、合意オプション数量を計算する図10Bのオペレーション2116の詳細な
フローチャートを示す。
【0164】 矢印2350は、最初のオペレーション2116からオペレーション2352までの実行の
流れを示す。オペレーション2352は、第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定
オーダに基づく合意価格及び合意容量オプション価格でのマーケット間隔に対す
る合意オプション数量を計算する。矢印2354は、オペレーション2352からオペレ
ーション2356までの実行を示す。オペレーション2356は、このフローチャートの
ステップを終了する。
【0165】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0166】 図18Cは、第一指値オーダが価格及びオプション価格に関して第一希望売値オ
ーダと一致する時は常に、合意数量の合意価格及び合意オプション価格で合意契
約を作成するステップに対する図10Bのオペレーション2120の詳細なフローチャ
ートを示す。
【0167】 矢印2370は、最初のオペレーション2120からオペレーション2372までの実行の
流れを示す。オペレーション2372は、第一指値確定オーダが価格及びオプション
価格に関して第一希望売値確定オーダと一致する時は常に、合意数量の合意価格
及び合意オプション価格でマーケット間隔に対する合意契約を作成する。矢印23
74は、オペレーション2372からオペレーション2376までの実行を示す。オペレー
ション2376は、このフローチャートのステップを終了する。
【0168】 特定の実施例では、これらのオペレ−ションは、、短寿命で区別できない商品
に対する仮想立会場をサポートする計算システム内の少なくとも一つのコンピュ
ータの連結コンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラムコード区分
によってサポートされる。
【0169】 図19Aは、特定の実施例に従って図3A、13、17Bに示されているマーケット間隔
1100に関連するマーケット状態1102を示す。
【0170】 特定の実施例の場合、マーケット状態1102は、価格1102−1を含む。さらなる
特定の実施例の場合、マーケット状態1102が、図17Bに示されている容量オプシ
ョンタイプ1118を含むマーケット間隔1100に関連する場合、マーケット状態1102
は、容量オプション価格1102−2をさらに含んでもよい。
【0171】 図19Bは、容量オプション1118を含む図17Bに示されるマーケット間隔の図19A
に示されるマーケット状態1102に対して、容量オプション価格1102−2を計算す
る図17Aのオペレーション2004の詳細なフローチャートを示す。
【0172】 矢印2390は、最初のオペレーション2004からオペレーション2392までの実行の
流れを示す。オペレーション2392は、マーケット間隔に対する確定オーダ集合体
の指値確定オーダと、マーケット間隔に対する確定オーダ集合体の希望売値確定
オーダとに基づいて、各マーケット間隔の関連する容量オプションマーケット価
格を計算する。矢印2394は、オペレーション2392からオペレーション2396までの
実行を示す。オペレーション2396は、このフローチャートのステップを終了する
【0173】 図20は、特定の実施例に従って、顧客1400と、セッション部3300、当事者部33
20およびマーケット部3340を維持するステップを有する仮想立会場との間の対話
方式を管理する方法を示す。
【0174】 さらなる特定の実施例の場合、セッション部3300を維持するステップは、次の
ステップを有する:顧客2190からオーダ要求メッセージ3302を受け取るステップ
。受け取ったオーダ要求メッセージ3322を当事者部3320に送って当事者部に対す
る転送されたオーダ要求メッセージを作成するステップ。確定オーダ要求メッセ
ージ及び確定オーダ要求メッセージに対する関連顧客リストメッセージに基づい
て受取通知メッセージを受け取るステップ(3324)。受け取った受取通知メッセー
ジ及び確定オーダ要求メッセージに対する関連顧客リストを処理して、確定オー
ダ要求メッセージに対する同報通信最新メッセージを作成するステップ。同報通
信最新メッセージ3304を関連顧客リストの各顧客2190に送るステップ。
【0175】 さらなる特定の実施例の場合、当事者部3320を維持するステップは、次のステ
ップを有する:セッション部から転送オーダ要求メッセージ3302を受け取るステ
ップ。当事者データベース3330を維持する3332。受け取った転送オーダ要求メッ
セージを承認するステップ。受け取った転送オーダ要求メッセージを承認した時
は常に確定オーダ要求メッセージに応答するステップ。
【0176】 さらなる特定の実施例の場合、当事者データベースを維持するステップは、次
のステップを有する:受け取った転送オーダ要求メッセージ3332を当事者データ
ベース3330に付け加えるステップ。受け取った転送オーダ要求メッセージが確定
すると、受け取った転送オーダ要求メッセージに基づいてセッションデータベー
スを調査する(3324)及び(3322)ことが必要になるステップ。
【0177】 さらなる特定の実施例の場合、確定メッセージに応答するステップは、下記の
機能を実行する当事者部を有する:確定オーダ要求メッセージに基づく受取通知
メッセージ3324をセッション部3300に送るステップ。確定オーダ要求メッセージ
に対する関連顧客リストをアセンブルして、確定オーダ要求メッセージに対する
関連顧客リストメッセージをセッション部3300に送るステップ(3324)。マーケッ
トオーダ要求メッセージ3342を確定オーダ要求メッセージに基づいてマーケット
部3340に送るステップ。
【0178】 さらなる特定の実施例の場合、マーケット部3340を維持するステップは、下記
の機能を実行するステップを有する:マーケットオーダ要求メッセージ3342を受
け取る。有効無効に関わらず関連マーケット状態を有するマーケット間隔を有す
るマーケット部データベース3350を維持するステップ(3352)。有効マーケット間
隔のマーケット状態は、未定買いポジションの合計と未定売りポジションの合計
とを有するステップ。
【0179】 さらなる特定の実施例の場合、マーケット部データベース3350を維持するステ
ップは、下記の機能を実行するステップを有する:受け取ったマーケットオーダ
要求メッセージ3342に基づいて少なくとも一つのマーケット間隔3352のマーケッ
ト状態を更新するステップ。未定買いポジションの合計と少なくとも一つのマー
ケット間隔に対する未定売りポジションの合計とを一致させるステップ。マーケ
ット間隔を閉じるステップ。
【0180】 さらなる特定の実施例の場合、仮想取引機構データベースは、仮想取引機構に
よりマーケット構成及び当事者構成に対する読取専用データベース3360を有する
。特定の実施例の場合、清算及びスケジュールデータベースは、仮想取引機構に
よって直接アクセスされない。
【0181】 図21は、さらなる特定の実施例に従って、図15の系統図として計算システム30
00を改良したものを示す。この計算システムは、顧客コンピュータ集合体と、ネ
ットワーク3200に連結されたサーバシステム3500とを有する。
【0182】 図15に示したように、顧客コンピュータ集合体は、認証された顧客1400によっ
て動作する(3192)少なくとも一つの顧客コンピュータ3600を有する。さらなる特
定の実施例の場合、顧客コンピュータ2610は、顧客3100である人間が動作させる
(3104)。さらに他の特定の実施例の場合、顧客コンピュータ2620は、顧客3120で
ある企業体が動作させる(3124)。さらに他の特定の実施例の場合、顧客コンピュ
ータ2630は、顧客3140である授権代理人が動作させる(3144)。認証された顧客は
、交流電力転送の契約に対して第一当事者のために行動するために、第一当事者
によって授権された代理人によって代理されている。
【0183】 図15に示されたように、サーバシステム3500は、ネットワーク3200に連結され
た少なくとも一つのサーバコンピュータ3520を含む。ネットワーク3200は、さら
に顧客コンピュータ3600、3610、3620、3630、3640にそれぞれ連結される(3602
、3612、3622、3632、3642)。ネットワーク3200は、顧客コンピュータとサーバ
システム3500の少なくとも一つのサーバコンピュ−タ3520の間の通信を少なくと
もサポートする。本明細書において、ネットワークという用語は、ローカルエリ
アネットワーク(LANs)のみならずワイドエリアネットワーク(WANs)をも意
味する。本発明において使用されるネットワークサポート通信は、アナログ通信
プロトコル及びデジタル通信プロトコルを含むが、これらに限定されるものでは
ない。本発明において使用されるネットワークサポート通信は、メッセージ通過
プロトコル及びパケットベースプロトコルをさらに含むが、これら限定されるも
のではない。本発明において使用されるネットワークサポート通信は、TCP/IPを
含む通信プロトコルをさらに含むが、これらに限定されるものではない。本発明
において使用されるネットワークサポート通信は、インターネットをサポートす
る通信プロトコルをさらに含むが、これに限定されるものではない。本発明にお
いて使用されるネットワークサポート通信は、ワールドワイドウェブをサポート
する通信プロトコルをさらに含むが、これに限定されない。
【0184】 図15に示されているように、さらなる特定の実施例では、連結された(3614)コ
ンピュータ読み取り可能記憶装置3616を有する顧客コンピュータ3610は、コンピ
ュータ読み取り可能記憶装置3606にさらに連結されている(3194)顧客1400が、動
作させる(3104)。さらなる特定の実施例では、連結された3644コンピュータ読み
取り可能記憶装置3646を有する顧客コンピュータ3640は、顧客3160であるソフト
ウェア代理人が、動作させる(3164)。さらに他の特定の実施例では、連結3194は
、各種の個人的な最適化及びショートカットを提供し、顧客1400によって使用さ
れるマクロスタイル機能及び標準契約形式を含むが、これらに限定されるもので
はない。
【0185】 さらに他の特定の実施例の場合、サーバシステム3500は、コンピュータ読み取
り可能記憶装置3526に連結された(3524)少なくとも一つのサーバコンピュータ35
20を含む。
【0186】 図15に示されているように、サーバシステム2500は、ネットワーク3200に連結
された3528サーバコンピュータ3520を含む。さらなる特定の実施例の場合、サー
バシステム3500は、ネットワーク3200に連結された3538サーバコンピュータ3530
を含む。さらなる特定の実施例の場合、サーバシステム3500は、ネットワーク32
00に連結された3548サーバコンピュータ3540を含む。さらなる特定の実施例の場
合、サーバシステム3500は、ネットワーク3200に連結された3558サーバコンピュ
ータ3550を含む。なお、さらに他の実施例では、さらに多数のサーバコンピュー
タをネットワークに連結させてもよい。
【0187】 図15に示されたように、ネットワーク3200は、さらに、顧客コンピュータ3600
、3610、3620、3630、3640にそれぞれ連結される(3602、3612、3622、3632、364
2)。ネットワーク3200は、顧客コンピュータとサーバシステム3500の少なくとも
一つのサーバコンピュ−タ3520の間の通信を少なくともサポートする。本明細書
において、ネットワークという用語は、ローカルエリアネットワーク(LANs)
のみならずワイドエリアネットワーク(WANs)をも意味する。本発明において
使用されるネットワークサポート通信は、アナログ通信プロトコルと共にデジタ
ル通信プロトコルを含むが、これらに限定されるものではない。本発明において
使用されるネットワークサポート通信は、メッセージ通過プロトコル及びパケッ
トベースプロトコルをさらに含むが、これらに限定されるものではない。本発明
において使用されるネットワークサポート通信は、TCP/IPを含む通信プロトコル
をさらに含むが、これに限定されるものではない。本発明において使用されるネ
ットワークサポート通信は、インターネットをサポートする通信プロトコルをさ
らに含むが、これに限定されるものではない。本発明において使用されるネット
ワークサポート通信は、ワールドワイドウェブをサポートする通信プロトコルを
さらに含むが、これに限定されるものではない。
【0188】 図15に示されているように、さらなる特定の実施例では、連結された(3614)コ
ンピュータ読み取り可能記憶装置3616を有する顧客コンピュータ3610は、コンピ
ュータ読み取り可能記憶装置3606にさらに連結されている(3194)顧客3100が動作
させる(3104)。さらなる特定の実施例では、連結された(3644)コンピュータ読み
取り可能記憶装置3646を有する顧客コンピュータ3640は、顧客3160であるソフト
ウェア代理人が動作させる(3164)。さらに、他の特定の実施例では、連結3194は
、各種の個人的な最適化及びショートカットを提供し、顧客3190によって使用さ
れるマクロスタイル機能及び標準契約形式を含むが、それに限定されるものでは
ない。
【0189】 図15に示されているように、さらに、他の特定の実施例では、サーバシステム
3500は、コンピュータ読み取り可能記憶装置3526に連結された(3524)少なくとも
一つのサーバコンピュータ3520を含む。さらなる特定の実施例では、サーバシス
テム3500は、コンピュータ読み取り可能記憶装置3526に連結された(3534)サーバ
コンピュータ3530を含む。さらなる特定の実施例では、サーバシステム3500は,
コンピュータ読み取り可能記憶装置3546に連結された(3544)サーバコンピュータ
3540を含む。さらに、特定の実施例では、サーバシステム3500は、コンピュータ
読み取り可能記憶装置3556に連結された(3554)サーバコンピュータ3550を含む。
【0190】 なお、さらなる特定の実施例では、サーバコンピュータ連結コンピュータ読み
取り可能記憶装置は、読み書きアクセス可能記憶装置を含んでいてもよい。なお
、さらなる特定の実施例では、読み書きアクセス可能記憶装置は、少なくと一つ
の大容量装置を含んでいてもよい。さらなる特定の実施例では、大容量装置は、
ディスクドライブを含んでいてもよい。特定の実施例では、大容量装置は、ファ
イル管理システムを使用してアクセスされる。特定の実施例では、大容量装置は
、データベースとしてアクセスされる。
【0191】 特定の実施例は、関連したメッセージ通信アドレスを有するサーバコンピュー
タを含むサーバコンピュータを有する確実な配電システムとインターフェースで
接続する顧客コンピュータメッセージアドレスを有する顧客コンピュータを動作
させる方法を含む。この方法は、ログイン手続きと、確実な配電システムへの出
力メッセージに対するメッセージ構成手続きと、確実な配電システムからの入力
メッセージに対するメッセージ分析手続きとを含む。
【0192】 さらなる特定の実施例では、ログイン手続きは、配電システムのコンピュータ
の集合体のメッセージ通信アドレスリストと、第一ログインメッセージと、ログ
インプロトコルとを維持して、次のことを実行する。 a. サーバシステムの第一サーバコンピュータが選択され、第一ログインメッセ
ージが第一サーバコンピュータの関連アドレスに送信される。 b. 第一受取通知メッセージを第一サーバコンピュータのメッセージアドレスか
ら受け取った場合、ログイン手続きはログインプロトコルの実行に進む。 c. ログインプロトコルが、第一サーバコンピュータに関して実行できなかった
時は常に、又は �受取通知メッセージを所定の時間以内に第一サーバコンピュータから受け取
らなかった時は常に、又は �サーバシステムにおけるログインが試みられなかったサーバコンピュータが
ある時は常に、
【0193】 �第一サーバコンピュータが、サーバシステムの残りのサーバコンピュータ
から選択され、これらのオペレ−ションは、繰り返される。 d. ログインプロトコルが第一サーバコンピュータに関して実行できた時は常に
、第一サーバコンピュータは、接続コンピュータを指定する。
【0194】 さらなる特定の実施例の場合、配電システムへの出力メッセージに対するメッ
セージ構成手続きは下記のステップを有する:メッセージフォーマットリストを
維持するステップ。第一メッセージフォーマットの選定を決定するステップ。第
一メッセージフォーマットを使用して海外向けメッセージを作成するステップ。
海外向けメッセージを接続コンピュータに送るステップ。
【0195】 さらなる特定の実施例の場合、配電システムからの入力メッセージに対するメ
ッセージ分析手続きは下記のステップを有する:接続コンピュータからのメッセ
ージを受け取るステップ。受け取ったメッセージを確定して有効受取メッセージ
を作成するステップ。
【0196】 特定の実施例は、オブジェクトクラス構造サポートメッセージパッシングを使
用する。各メッセージはメッセージタイプと少なくとも一つのメッセージ分野と
を有する。各メッセージパッシングオブジェクトは、未知メッセージタイプを扱
うステップと、未知メッセージ分野を扱うステップとを有する。
【0197】 さらなる特定の実施例の場合、第二オブジェクトによって第一オブジェクトか
ら受け取られたメッセージに対して未知メッセージタイプを扱うステップは、未
知受取メッセージタイプを表示しかつ受け取られたメッセージを参照する応答メ
ッセージを第二オブジェクトに送る第一オブジェクトを有する。
【0198】 さらなる特定の実施例の場合は、第二オブジェクトによって受け取られたメッ
セージの未知メッセージ分野を扱うステップは、第二オブジェクトによって受け
取られたメッセージの他の分野を扱うステップを有する。
【0199】 特定の実施例は、認証された顧客から確認メッセージを受け取るステップとグ
ループ状態を維持するステップとを含む、幾つかのコンピュータ上で動作する少
なくとも一つの処理グループを含む集合体の信頼できる配電システムを動作させ
る方法を採用する。各処理グループコンピュータは、メッセージ通信アドレスを
所有する。処理グループのコンピュータは、とりわけ、仮想同期メッセージ通信
システムと通信する。
【0200】 さらなる特定の実施例の場合、認証された顧客からの確認メッセージは、処理
グループを動作するコンピュータの第一集合体の一つのコンピュータで受け取ら
れる。受け取られると、受け取ったコンピュータは、認証された顧客からコンピ
ュータの第一集合体のすべてのコンピュータに確認メッセージを同報通信する。
【0201】 さらなる特定の実施例の場合、処理グループのコンピュータの第一集合体の各
コンピュータ上のグループ状態を維持するステップは、下記のステップを有する
。各コンピュータが、認証された顧客からの確認メッセージを処理してグループ
状態候補を作成する。各コンピュータが、仮想同期グループ状態候補メッセージ
を他のコンピュータに同報通信する。各コンピュータが、他のコンピュータの仮
想同期グループ状態候補メッセージを受け取る。各コンピュータが、受け取った
仮想同期グループ状態候補メッセージ及び自己の仮想同期グループ状態候補を分
析して新しいグループ状態を作成する。
【0202】 特定の実施例は、メッセージパッシング並行オブジェクトに対するメッセージ
通信システムを使用する。そのインスタンスは、各コンピュータが、ABCASTプロ
トコル及びGBCASTプロトコルを有するコンピュータの集合体に属する制御装置を
処理するコンピュータ上にある。ABCASTプロトコルは、コンピュータ集合体のコ
ンピュータにわたるオブジェクトインスタンスの間でメッセージを通信するのに
使用される原子同報通信プロトコルである。GBCASTプロトコルは、コンピュータ
集合体のコンピュータの制御装置の間でメッセージを通信するための世界的同報
通信プロトコルである。
【0203】 特定の実施例は、少なくとも仮想同時性をサポートするメッセージ通信プロト
コルを介して互いに通信するコンピュータの処理グループ内で実行するオブジェ
クトクラス構造を採用する。オブジェクトクラス構造の各オブジェクトの各イン
スタンスは、各処理グループコンピュータ上で読み取るオブジェクトインスタン
スクローンを有する。
【0204】 さらなる特定の実施例の場合、各オブジェクトインスタンスが、他のオブジェ
クトインスタンスとメッセージの送受信を行い、かつ各オブジェクトインスタン
スクローンが、同じオブジェクトインスタンスの他のオブジェクトインスタンス
クローンにメッセージで通信しても良い。
【0205】 さらなる特定の実施例の場合、各オブジェクトクラスは、状態の集合体の構成
要素である状態を所有する。各オブジェクトクラス状態の各インスタンスは、原
始イベントとして変化する。各オブジェクトクラスのすべての活動は、原始イベ
ントとして発生する。原子イベントをメッセージ受け取りによってトリガさせて
も良い。オブジェクトインスタンスクローンにおける状態変化により、状態変化
メッセージの、同じオブジェクトインスタンスの他のオブジェクトインスタンス
クローンへの送信が、トリガされる。
【0206】 特定の実施例の場合、並行計算実体が、弾性オブジェクトインスタンス状態を
格納するために使用される2進ファイルへのアクセス権を有する場合、それは、
コンピュータの処理グループの各コンピュータ上に存在する。それは、トランザ
クションとして2進ファイルへの更新を実行する。2進ファイルの格納は、テーブ
ルオブジェクトに体系付けられる。各テーブルオブジェクトは、一組の記録から
なる。
【0207】 図22は、特定の実施例に従って、特定のエネルギマーケットに対する1時間単
位の時間間隔に基づくマーケット間隔を有するオーダスクリーンを示す顧客コン
ピュータ上で動作する認証された顧客ユーザインターフェイスの図を示す。
【0208】 特定の実施例の場合、顧客表示スクリーン4000は、多数の関連マーケット間隔
のマーケット状態を対話方式で示す。さらなる特定の実施例の場合、顧客表示ス
クリーン4000は、カレンダ4030に強調表文字で示されるような1998年11月11日に
連続する時間間隔4004に対し、同じ製品タイプ4004とロケーション4002を共有す
るマーケット間隔のマーケット状態を示す。
【0209】 「マーケット時間の終端時(Market Time Hour Ending :ST)」と名付けられ
た列4006は、イリノイ販売領域4002における1時間当たりのエネルギマーケット4
004を示す、1から24までの入力を有する一連の行を有する。「3」で終わる時間4
008により表示されている行を考えよう。この行は、エネルギ製品タイプ、イリ
ノイ販売領域ロケーション、及び1998年11月11日3:00に終わる時間間隔を有す
るマーケット間隔のマーケット状態を表示する。メガワット当たりのドル単位で
の現在のマーケット価格4010は、「12.96」である。ネットメガワットでの契約
持ち高4012は、「12.00」である。ネットメガワットでの未定の持ち高4014は、
「13.00」である。ネットメガワットでの合計持ち高4016は、「25.00」で、これ
はこのマーケット間隔に対する契約及び未定の持ち高の合計である。ネットメガ
ワット時における最高指値数量4018は、「26.98」である。メガワット時当たり
のドル単位での最高指値価格4020は、「11.71」である。ネットメガワット時で
の最高希望売値数量4022は、「38.84」である。メガワット時当たりのドル単位
での最高希望売値価格4024は、「14.21」である。
【0210】 図23は、特定の実施例に従って、特定のエネルギマーケットに対する1日単位
の最大時間間隔に基づくマーケット間隔に対するオーダスクリーンを示す顧客コ
ンピュータ上で動作する認証された顧客ユーザインターフェイスの図を示す。
【0211】 特定の実施例の場合、顧客表示スクリーン4100は、多数の関連マーケット間隔
のマーケット状態を対話方式で示す。さらなる特定の実施例の場合、顧客表示ス
クリーン4100は、カレンダ4130に強調表示で示されるような1998年11月7日〜199
8年11月24日までの連続する時間間隔4104に対して、同じ製品タイプ4104及びロ
ケーション4102を共用するマーケット間隔のマーケット状態を示す。11/12/1998
の行を考えよう。
【0212】 「マーケット時間の終端日 (Market Time Day Ending)」と名付けられた列は
、イリノイ販売領域4102における1日分の最大エネルギマーケット4104を示す、1
1/07/1998〜11/23/1998の入力を有する一連の行を有する。
【0213】 メガワット当たりのドル単位での現在のマーケット価格4110は、「16.72」で
ある。ネットメガワットでの契約持ち高4112は、「10.00」である。ネットメガ
ワットでの未定の持ち高4114は、「0.00」である。ネットメガワットでの合計持
ち高4116は、「10.00」で、これはそのマーケット間隔に対する契約及び未定の
持ち高の合計である。ネットメガワット時での最高指値数量4118は、「25.50」
である。メガワット時当たりのドル単位での最高指値価格4120は、「20.61」で
ある。ネットメガワット時での最高希望売値数量4122は、「35.50」である。メ
ガワット時当たりのドル単位での最高希望売値価格4124は、「23.28」である。
【0214】 図24は、特定の実施例に従って、特定のフローゲートマーケットに対する1時
間単位の時間間隔に基づくマーケット間隔に対するオーダスクリーンを示す顧客
コンピュータ上で動作する認証された顧客ユーザインターフェイスの図を示す。
【0215】 表示情報4200は、特定のフローゲート又は均圧線を選択することが出来る、分
野4202を含む各種分野を含む。この分野のすぐ下にあるのは、商品タイプを特定
する分野(この場合は「1時間分フローゲート (Hourly Flowgate)」)である。4
210によって示された列は、現在のマーケット価格を表示する。右側の列は、す
でに承認された商品の数量を示す。ボックス4206は、二つの列の成分をポインタ
で指す。左の成分は、オークション指値数量を表示し、右の成分は、各行の単位
数量の指値価格を表示している。なお、各行は、他のマーケット間隔から独立し
て取引する別個のマーケット間隔を表示する。
【0216】 特定の実施例の場合、顧客表示スクリーン4200は、多数の関連マーケット間隔
のマーケット状態を対話方式で示す。さらなる特定の実施例の場合、顧客表示ス
クリーン4200は、カレンダ4230に強調表示で示されるような1999年5月10日に連
続する時間間隔に対し、同じ製品タイプ4204及びロケーション4202を共有するマ
ーケット間隔のマーケット状態を示す。
【0217】 「マーケット時間の終端時(Merket Time Hour Ending: DT)」と示されてい
る列は、1〜24までの入力を有する一連の行を有し、フローゲートロケーション
「COCOPP_7_装置1」4202における1時間当たりの交流電力転送マーケット4204を
示す。「3」で終わる時間4208と示される行を考えよう。この行は、交流電力転
送製品タイプ、フローゲート4202ロケーション、及び1999年5月10日1:00に終わ
る時間間隔を有するマーケット間隔のマーケット状態を表示する。メガワット時
当たりのドル単位での現在のマーケット価格4210は、「0.00」である。ネットメ
ガワットでの契約持ち高4212は、「0.00」である。ネットメガワットでの未定の
持ち高4214は、「0.00」である。ネットメガワットでの合計持ち高4216は「0.00
」で、これはそのマーケット間隔に対する契約及び未定の持ち高の合計である。
契約フロー4224は、「0.00」である。未定のフロー4226は、「0.00」である。合
計フロー4228は、「0.00」である。
【0218】 前述の実施例は、単なる例示であり、添付の請求項の範囲を制限することを意
味するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に示される当時の交流電力技術に基づく典型的交流電力網を
示す。
【図2】従来技術に開示された図1の典型的な交流電力網の各種ノードの各バ
スにおけるフローゲートの集合体の各フローゲートに対する関連した交流電力関
数の表を示す。
【図3A】特定の実施例に従った関連するマーケット状態を有する確定オーダ
とマーケット間隔を含む仮想立会場1000を示す。
【図3B】特定の実施例に従った製品タイプ、ロケーション、及び時間間隔を
含むマーケット間隔を示す。
【図3C】特定の実施例に従った複数の時間間隔をさらに含む図3Bに示された
マーケット間隔に対する改良を示す。
【図4】特定の実施例に従った短寿命で区別できない商品を取引する仮想立会
場を実行する方法のオペレーションのフローチャートを示す。
【図5A】特定の実施例に従った確定オーダ集合体の確定オーダ1200を示す。
【図5B】さらなる特定の実施例に従った確定オーダ集合体の確定オーダ1200
の図5Aの改良を示す。
【図6A】特定の実施例に従ったエネルギ製品タイプのマーケット間隔に対す
る図3Bの改良を示す。
【図6B】特定の実施例に従った交流電力転送の製品タイプのマーケット間隔
に対する図3Bの改良を示す。
【図7】特定の実施例に従った各々が関連するマーケット間隔を有する少なく
とも二つの確定オーダを有する確定オーダ1200を示す。
【図8A】 特定の実施例に従った直流電力線のマーケット間隔を示す。
【図8B】 特定の実施例に従ったウインドウ時間間隔内のみマーケット間隔
が有効であるウインドウ時間間隔をさらに含む図3Bのマーケット間隔1200を示す
【図8C】 特定の実施例に従ったウインドウ時間間隔と複数の時間間隔を含
む図8Bのマーケット間隔1200を示す。
【図9A】 リアルタイムを確立するための図4のオペレーション2000の詳細
なフローチャートを示す。
【図9B】 関連するマーケット間隔に対するウインドウが通過した場合確定
オーダ集合体から確定オーダを除去するか否かを決定するステップに対する図4
のオペレーション2022の詳細なフローチャートを示す。
【図10A】 確定オーダ集合体から合意契約を作成するための契約ステップ
に対する図4のオペレーション2000の詳細なフローチャートを示す。
【図10B】 確定オーダ集合体から合意契約を作成するための契約ステップ
に対する図10Aのオペレーション2092の詳細なフローチャートを示す。
【図11A】 確定オーダ集合体から第一指値及び第一希望売値確定オーダを
除去する図4のオペレーション2022の詳細なフローチャートを示す。
【図11B】 第一指値確定オーダが、最初、第二確定オーダを含む複数の確
定オーダに含まれている場合、実施例に従って、複数の確定オーダから第一指値
確定オーダを除去する図11Aのオペレーション2142の詳細なフローチャートを示
す。
【図11C】 第一希望売値確定オーダが、最初、第二確定オーダを含む複数
の確定オーダに含まれている場合、実施例に従って、複数の確定オーダから第一
希望売値確定オーダを除去する図11Aのオペレーション2152の詳細なフローチャ
ートを示す。
【図12A】 認証された顧客の認証された顧客の集合体を維持するステップ
に対する図4のオペレーション2000の詳細なフローチャートを示す。
【図12B】 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが、オーダ
顧客を含んでいて、特定の実施例に従って、認証された顧客からオーダメッセー
ジを受け取り、処理して、それを確定オーダ集合体に挿入する図4のオペレーシ
ョン2022の詳細なフローチャートを示す。
【図13】 特定の実施例に従って、確定オーダと、関連するマーケット状態
を有するマーケット間隔とを含み、認証された顧客をさらに含む図3Aに示された
仮想立会場1000の改良を示す。
【図14】 特定の実施例に従って、仮想立会場を必然的に含む対話方式に基
づいて認証された顧客の集合体と計算システムとの間の対話方式をサポートする
計算システム3000の簡略化されたシステムブロックを示す。
【図15】 さらなる特定の実施例に従って、図14の系統図として計算システ
ム3000の改良を示す。この計算システムは、顧客コンピュータ集合体とネットワ
ーク3200に連結されたサーバシステム3500とを有する。
【図16】 それぞれの確定オーダに対する合意契約の通知された指値と希望
売値顧客に対する図10Aのオペレーション2092の詳細なフローチャートを示す。
【図17A】 マーケット間隔集合体の各マーケット間隔に対するマーケット
価格を計算する図4のオペレーション2004の詳細なフローチャートを示す。
【図17B】 容量オプションタイプ1118をさらに含むマーケット間隔1100の
図3Bの改良を示す。
【図17C】 容量オプション価格1342をさらに含む1340図5Bの確定オーダの
改良を示す。
【図18A】 関連した容量オプションマーケット間隔に対する希望売値オー
ダを有する指値オーダ契約を決定する図10Bのオペレーション2112の詳細なフロ
ーチャートを示す。
【図18B】 合意オプション数量を計算する図10Bのオペレーション2116の
詳細なフローチャートを示す。
【図18C】 第一指値オーダが価格及びオプション価格に関して第一希望売
値オーダと一致する時は常に、合意数量の合意価格及び合意オプション価格で合
意契約を作成する図10Bのオペレーション2120の詳細なフローチャートを示す。
【図19A】 特定の実施例に従って、図3A、13、17Bに示されているように
マーケット間隔1100に関連するマーケット状態1102を示す。
【図19B】 容量オプション1118を含む図17Bに示されたマーケット間隔に
対する図19Aに示されたマーケット状態1102に対する容量オプション価格1102−2
を計算する図17Aのオペレーション2004の詳細なフローチャートを示す。
【図20】 特定の実施例に従って、顧客1400と、セッション部3300、当事者
部3320及びマーケット部3340を維持する仮想立会場との間の対話方式を管理する
方法を示す。
【図21】 さらなる特定の実施例に従って、図15の系統図として計算システ
ム3000の改良を示す。
【図22】 さらなる特定の実施例に従って、特定のエネルギマーケットに対
する1時間単位の時間間隔に基づくマーケット間隔を有するオーダスクリーンを
示す顧客コンピュータ上で動作する認証された顧客ユーザインターフェイスの図
を示す。
【図23】 さらなる特定の実施例に従って、特定のエネルギマーケットに対
する1日単位の最大時間間隔に基づくマーケット間隔に対するオーダスクリーン
を示す顧客コンピュータ上で動作する認証された顧客ユーザインターフェイスの
図を示す。
【図24】 特定の実施例に従って、特定のフローゲートマーケットに対する
1時間単位の時間間隔に基づくマーケット間隔に対するオーダスクリーンを示す
顧客コンピュータ上で動作する認証された顧客ユーザインターフェイスの図を示
す。
【符号の説明】
210 フローゲートA 220 フローゲートB 230 フローゲートC 1200、1210、1220、1240、1250 確定オーダ 1000 仮想立会場 1100、1120、1140、1160 マーケット間隔 1102、1122、1142、1162 マーケット状態 1110 製品タイプ 1112 ロケーション 1114 時間間隔 1114−1 第一時間間隔 1114−2 第二時間間隔 1400 顧客 3100 人間 3120 企業体 3140 代理人 3160 ソフトウェア代理人 3180 ソフトウェア代理人コンピュータ 3000 計算システム 3020 コンピュータ 3026 コンピュータ読み取り可能記憶装置 3100 人間 3120 企業体 3140 代理人 3160 ソフトウェア代理人 3500 サーバシステム 3520 サーバコンピュータ 3606、3616、3626、3636、3646、3526 コンピュータ読み取り可能記憶装置 3600、3610、3620、3630、3640 顧客コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA Fターム(参考) 5G066 AA05 AE09 HA17 HB02 HB13

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つのノードから成るノード集合体をそれぞれ含む少なくとも一つの
    交流電力網を含む電力グリッドの短寿命で区別できない商品を取引する方法であ
    って、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップと、 関連するマーケット間隔をそれぞれ有する確定オーダから成る確定オーダ集合
    体を維持するステップと、 を有し、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが、当該関連するマーケッ
    ト間隔に対する指値確定オーダと当該関連するマーケット間隔に対する希望売値
    確定オーダとを有するオーダタイプ集合体に属するオーダタイプを含み、 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、製品タイプと
    、ロケーションと、時間間隔とを含み、 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれの当該製品タイプ
    が、エネルギと交流電力転送とを含む製品タイプ集合体の構成要素であり、 当該エネルギ製品タイプを有する当該マーケット間隔集合体のマーケット間隔
    の当該ロケーションが、当該電力グリッドに含まれる交流電力網の当該ノード集
    合体の当該ノードのうちの第一ノードであり、 当該交流電力転送エネルギの製品タイプを有する当該マーケット間隔集合体の
    マーケット間隔の当該ロケーションが、当該電力グリッドに含まれる第一交流電
    力網の当該ノード集合体の当該ノードのうちの第一ノードから、当該第一交流電
    力網の当該ノード集合体の当該ノードのうちの第二ノードまでである方法。
  2. 【請求項2】 当該確定オーダが、当該関連するマーケット間隔をそれぞれ有する多数の確定オ
    ーダを含んでいてもよく、 当該多数の確定オーダが、 ロケーションが相違するマーケット間隔に対する多数の確定オーダと、 製品タイプが相違するマーケット間隔に対する多数の確定オーダと、 を含む前記集合体の中の少なくとも一つをさらに有していてもよい請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 当該電力グリッドに含まれる交流電力網が、フローゲートから成るフローゲー
    ト集合体をさらに含み、各フローゲートロケーションが、当該交流電力網の関連
    する第一ノードから当該交流電力網の関連する第二ノードまでであり、 当該フローゲート集合体の当該フローゲート毎に、当該フローゲートロケーショ
    ンを有する交流電力転送の製品タイプの当該マーケット間隔集合体に少なくとも
    一つの関連するマーケット間隔が、存在する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 当該電力グリッドが、さらに、第一交流電力網の第一ノードから第二交流電力網
    の第二ノードまでの当該直流電力線のロケーションで、少なくとも一つの直流電
    力線から成る直流電力線集合体を含み、 当該製品タイプ集合体が、さらに、直流電力転送を含み、 当該直流電力線集合体の各直流電力線に対して、直流電力転送の製品タイプを
    有する少なくとも一つの関連するマーケット間隔が存在し、当該ロケーションが
    当該直流電力線の当該ロケーションとしてのものである請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 各マーケット間隔が、当該マーケット間隔がウインドウ時間間隔内にのみ有効で
    ある当該ウインドウ時間間隔をさらに含み、 当該マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該マーケット間隔集合体の
    当該マーケット間隔毎に当該マーケット間隔に含まれる当該時間間隔の前に完全
    に発生する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の第一間隔が、第一時間間隔と
    当該第一時間間隔に重ならない第二時間間隔とを含んでいてもよく、 当該マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該第一マーケット間隔に
    対する当該関連した第一時間間隔の前に完全に発生し、 当該第一マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該第一マーケット間
    隔に対する当該関連する第二時間間隔の前に完全に発生する請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 リアルタイムを確立するステップをさらに有し、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップが、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダの当該関連するマーケット間隔の当該
    ウインドウ時間間隔に当該リアルタイムが含まれているか否かを決定するステッ
    プと、 当該確定オーダの当該関連するマーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔に当
    該リアルタイムが含まれていない時は常に、当該確定オーダ集合体から当該確定
    オーダを除去するステップと、 を含む請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 当該確定オーダ集合体から合意契約を作成するための契約ステップをさらに有し
    、 前記契約ステップが、 価格に関して、当該第一マーケット間隔に関連する第一希望売値確定オーダに
    一致する当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の第一マーケット間隔
    に関する第一指値確定オーダを決定して、合意価格を作成するステップと、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて当該合意価格
    で当該第一マーケット間隔に対する合意数量を計算するステップと、 当該価格に関して、当該第一指値確定オーダが当該第一希望売値確定オーダに
    一致する時は常に、当該合意数量の当該合意価格で当該第一マーケット間隔に対
    する当該合意契約を作成するステップと、 を含む請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップが、 当該確定オーダ集合体から当該第一指値確定オーダを除去するステップと、 当該確定オーダ集合体から当該第一希望売値確定オーダを除去するステップと
    を含む集合体の中の少なくとも一つをさらに含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 当該第一指値確定オーダが、第二確定オーダをさらに含む確定オーダに含まれ、 当該確定オーダ集合体から当該第一指値確定オーダを除去するステップが、当
    該確定オーダから当該第一指値確定オーダを除去するステップを含む請求項9に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 当該第一希望売値確定オーダが、第二確定オーダをさらに含む確定オーダに含ま
    れ、 当該確定オーダ集合体から当該第一希望売値確定オーダを除去するステップが
    、当該確定オーダから当該第一希望売値確定オーダを除去するステップを含む請
    求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 認証された顧客の認証された顧客の集合体を維持するステップをさらに有し、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが、当該認証された顧客の
    集合体のオーダ顧客を含み、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップが、 当該認証された顧客の集合体の当該認証された顧客の第一のものからオーダメ
    ッセージを受け取って当該認証された第一顧客から受け取ったオーダメッセージ
    を作成するステップと、 当該認証された第一顧客から当該受取オーダメッセージを処理して当該認証さ
    れた第一顧客から第一処理オーダを作成するステップと、 当該認証された第一顧客から当該第一処理オーダを当該確定オーダ集合体に挿
    入して、当該確定オーダ集合体に含まれる当該オーダ顧客として当該認証された
    第一顧客を含む確定オーダを作成するステップをさらに含む請求項8に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 当該確定オーダ集合体から当該合意契約を作成する契約ステップが、 当該第一指値確定オーダから抽出し、指値認証された顧客を作成するステップ
    と、 当該希望売値確定オーダから抽出し、希望売値認証された顧客を作成するステ
    ップと、 当該合意契約に基づいて指値契約メッセージを当該指値顧客に送るステップと
    、 当該合意契約に基づいて希望売値契約メッセージを当該希望売値顧客に送るス
    テップとをさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔が、当該マーケット間隔時間間
    隔内において当該マーケット間隔ロケーションで当該マーケット間隔の製品タイ
    プに対するマーケット価格を有する関連するマーケット状態を有し、 マーケット間隔の当該マーケット間隔集合体を維持するステップが、当該マー
    ケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該指値確定オーダ及び当該マーケ
    ット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該希望売値確定オーダに基づいて、
    当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれの当該関連したマー
    ケット価格を計算するステップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔が、容量オプションタイプをさ
    らに含んでいてもよく、 当該容量オプションタイプを含む当該関連するマーケット間隔の第一マーケッ
    ト間隔を有する当該確定オーダ集合体の当該確定オーダが、容量オプション価格
    をさらに含み、 価格に関して当該第一マーケット間隔に対する当該第一希望売値確定オーダに
    一致する当該第一マーケット間隔に対する当該第一指値確定オーダを決定して当
    該合意価格を形成するステップが、 容量オプション価格に関する当該第一マーケット間隔に対する当該第一希望売
    値確定オーダに一致する当該第一マーケット間隔に対する当該第一指値確定オー
    ダを決定して合意容量オプション価格を形成するステップを含み、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて、当該合意価
    格で当該マーケット間隔に対する合意数量を計算するステップが、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて、当該合意価
    格及び当該合意容量オプション価格で当該マーケット間隔に対する合意オプショ
    ン数量を計算するステップを含み、 当該合意価格及び当該合意数量の当該合意オプション価格で当該マーケット間
    隔に対する当該合意契約を作成するステップが、 当該第一指値確定オーダが当該価格及び当該オプション価格に関して当該第一
    希望売値確定オーダに一致する時は常に、当該合意価格及び当該合意数量に対す
    る当該合意オプション価格で当該マーケット間隔に対する当該合意契約を作成す
    るステップを含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 当該容量オプションタイプを含む当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間
    隔のそれぞれに対して、当該関連するマーケット状態が、関連する容量オプショ
    ンマーケット価格をさらに含み、 マーケット間隔の当該マーケット間隔集合体を維持するステップが、 当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該指値確定オーダ及び
    当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該希望売値確定オーダに
    基づいて、当該容量オプションタイプを含む各マーケット間隔の当該関連した容
    量オプションマーケット価格を計算するステップをさらに含む請求項15に記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 各々が少なくとも二つのノードのノード集合体を含む少なくとも一つの交流電力
    網を含む電力グリッドの短寿命で区別できない商品を取引する方法をサポートす
    る少なくとも一つのコンピュータに連結されたコンピュータ読み取り可能記憶装
    置に存在するプログラムコード区分を有するプログラムオペレーティングシステ
    ムにおいて、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分と、 各々が関連するマーケット間隔を有する確定オーダの確定オーダ集合体を維持
    するプログラムコード区分とを含み、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが、当該関連するマーケッ
    ト間隔に対する指値確定オーダ及び当該関連するマーケット間隔に対する希望売
    値確定オーダを有するオーダタイプ集合体に属するオーダタイプを含み、 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、製品タイプと
    、ロケーションと、時間間隔とを含み、 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、当該マーケッ
    ト間隔時間間隔の間当該マーケット間隔ロケーションで当該マーケット間隔の製
    品タイプのマーケット価格を有する関連するマーケット状態を有し、 当該マーケット間隔集合体の各マーケット間隔に対する当該製品タイプのそれ
    ぞれが、エネルギ及び交流電力転送を有する製品タイプ集合体の構成要素であり
    、 当該エネルギの製品タイプを有する当該マーケット間隔集合体のマーケット間
    隔の当該ロケーションが、当該電力グリッドに含まれる交流電力網の当該ノード
    集合体の当該ノードの第一ノードであり、 当該交流電力転送エネルギの製品タイプを有する当該マーケット間隔集合体の
    マーケット間隔の当該ロケーションが、当該電力グリッドに含まれる第一交流電
    力網の当該ノード集合体の第一ノードから当該第一交流電力網の当該ノード集合
    体の第二ノードまでであるプログラムオペレーティングシステム。
  18. 【請求項18】 当該確定オーダが、各々が当該関連するマーケット間隔を有して多数の確定オー
    ダを含んでいてもよく、 当該確定オーダが、 ロケーションに相違があるマーケット間隔に対する多数の確定オーダと、 製品タイプに相違があるマーケット間隔に対する多数の確定オーダとを含む集
    合体の中の少なくとも一つをさらに含む請求項17に記載のプログラムオペレーテ
    ィングシステム。
  19. 【請求項19】 当該電力グリッドに含まれる交流電力網が、各フローゲートロケーションが当該
    交流電力網の関連する第一ノードから当該交流電力網の関連する第二ノードまで
    であるフローゲートのフローゲート集合体をさらに含み、 当該フローゲート集合体の当該フローゲート毎に、当該フローゲートロケーシ
    ョンを有する交流電力転送の製品タイプの当該マーケット間隔集合体における少
    なくとも一つの関連するマーケット間隔が存在する請求項18に記載のプログラム
    オペレーティングシステム。
  20. 【請求項20】 当該電力グリッドが、第一交流電力網の第一ノードから第二交流電力網の第二ノ
    ードまで当該直流電力線のロケーションで少なくとも一つの直流電力線の直流電
    力線集合体をさらに含み、 当該製品タイプの集合体が直流電力転送をさらに含み、 当該直流電力線集合体の各直流電力線に対して、直流電力転送の製品タイプを
    有する少なくとも一つの関連するマーケット間隔があり、当該ロケーショが、当
    該直流電力線の当該ロケーションである請求項17に記載のプログラムオペレーテ
    ィングシステム。
  21. 【請求項21】 各マーケット間隔が、当該マーケット間隔が当該ウインドウ時間間隔の間のみ有
    効であるウインドウ時間間隔をさらに含み、 当該マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該マーケット間隔集合体
    の当該マーケット間隔のそれぞれに対する当該マーケット間隔に含まれる当該時
    間間隔の前に完全に発生する請求項17に記載のプログラムオペレーティングシス
    テム。
  22. 【請求項22】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の第一のものが、第一時間間隔
    と当該第一時間間隔に重ならない第二時間間隔を含んでもよく、 当該マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該第一マーケット間隔の
    当該関連した第一時間間隔の前に完全に発生し、 当該第一マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該第一マーケット間
    隔の当該関連した第二時間間隔の前に完全に発生する請求項21に記載のプログラ
    ムオペレーティングシステム。
  23. 【請求項23】 リアルタイムを確立するステップをサポートするプログラムコード区分をさらに
    含み、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分が、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダの当該関連するマーケット間隔の当該
    ウインドウ時間間隔に当該リアルタイムが含まれるか否かを決定するプログラム
    コード区分と、 当該確定オーダの当該関連するマーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔に当
    該リアルタイムが含まれていない時は、常に、当該確定オーダから当該確定オー
    ダを除去するステップをサポートするプログラムコード区分と、を含む請求項21
    に記載のプログラムオペレーティングシステム。
  24. 【請求項24】 当該確定オーダ集合体から合意契約を作成する契約ステップをサポートするプロ
    グラムコード区分をさらに有し、前記プログラムコード区分が、 価格に関して、当該第一マーケット間隔に関連する第一希望売値確定オーダに
    一致する当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の第一のものに関連す
    る第一指値確定オーダを決定して合意価格を形成するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分と、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて、当該合意価
    格で当該第一マーケット間隔に対する合意数量を計算するステップをサポートす
    るプログラムコード区分と、 当該第一指値オーダが価格に関して当該第一希望売値確定オーダに一致する時
    は常に当該合意数量の当該合意価格で当該第一マーケット間隔に対する当該合意
    契約を作成するステップをサポートするプログラムコード区分とを含む請求項17
    に記載のプログラムオペレーティングシステム。
  25. 【請求項25】 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当該
    プログラムコード区分が、 当該確定オーダ集合体から当該第一指値確定オーダを除去するステップをサポ
    ートするプログラムコード区分と、 当該確定オーダ集合体から当該第一希望売値確定オーダを除去するステップを
    サポートするプログラムコード区分とを含む、前記集合体の中の少なくとも一つ
    をさらに含む請求項24に記載のプログラムオペレーティングシステム。
  26. 【請求項26】 当該第一指値確定オーダが、第二確定オーダを含む確定的オーダに含まれ、 当該確定オーダ集合体から当該第一指値確定オーダを除去するステップをサポ
    ートする当該プログラムコード区分が、当該確定オーダから当該第一指値確定オ
    ーダを除去するステップをサポートするプログラムコード区分を含む請求項25に
    記載のプログラムオペレーティングシステム。
  27. 【請求項27】 当該第一希望売値確定オーダが、第二確定オーダを含む確定的オーダに含まれ、 当該確定オーダ集合体から当該第一希望売値確定オーダを除去するステップを
    サポートする当該プログラムコード区分が、当該確定オーダから当該第一希望売
    値確定オーダを除去するステップをサポートするプログラムコード区分を含む請
    求項25に記載のプログラムオペレーティングシステム。
  28. 【請求項28】 認証された顧客の認証された顧客の集合体を維持するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分をさらに含み、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが、当該認証された顧客の
    集合体のオーダ顧客を含み、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分が、 当該認証された顧客の集合体の当該認証された顧客の第一のものからオーダメ
    ッセージを受け取って、当該認証された第一顧客から受け取ったオーダメッセー
    ジを作成するステップをサポートするプログラムコード区分と、 当該認証された第一顧客から当該受け取ったオーダメッセージを処理して、第
    一処理オーダを作成するステップをサポートするプログラムコード区分と、 当該第一処理オーダを当該確定オーダ集合体に挿入するステップをサポートす
    るプログラムコード区分とをさらに含む請求項24に記載のプログラムオペレーテ
    ィングシステム。
  29. 【請求項29】 当該確定オーダ集合体から合意契約を作成する契約ステップをサポートする当該
    プログラムコード区分が、 当該第一指値確定オーダから抽出して、指値認証された顧客を形成するステッ
    プをサポートするプログラムコード区分と、 当該希望売値確定オーダから抽出して、希望売値認証された顧客を形成するス
    テップをサポートするプログラムコード区分と、 当該合意契約に基づく指値契約メッセージを当該指値顧客に送るステップをサ
    ポートするプログラムコード区分と、 当該合意契約に基づく希望売値契約メッセージを当該希望売値顧客に送るステ
    ップをサポートするプログラムコード区分とをさらに含む請求項28に記載のプロ
    グラムオペレーティングシステム。
  30. 【請求項30】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、当該マーケット
    間隔の時間間隔の間当該マーケット間隔ロケーションで当該マーケット間隔の製
    品タイプに対するマーケット価格を含む関連するマーケット状態を有し、 当該マーケット間隔の当該マーケット間隔集合体を維持するステップをサポー
    トする当該プログラムコード区分が、 当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該指値確定オーダ及び
    当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該希望売値確定オーダに
    基づいて各マーケット間隔に対する当該関連するマーケット価格を計算するステ
    ップをサポートするプログラムコード区分をさらに含む請求項24に記載のプログ
    ラムオペレーティングシステム。
  31. 【請求項31】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の少なくとも一つが、容量オプ
    ションタイプをさらに含んでいてもよく、 当該容量オプションタイプを含む当該関連するマーケット間隔の第一のものを
    有する当該確定オーダ集合体の当該確定オーダが容量オプションタイプをさらに
    含み、 価格に関して当該第一マーケット間隔に対する当該第一希望売値確定オーダに
    一致する当該第一マーケット間隔に対する当該第一指値確定オーダを決定して当
    該合意価格を形成するステップをサポートする当該プログラムコード区分が、 容量オプション価格に関して当該第一マーケット間隔に対する当該第一希望売
    値確定オーダに一致する当該第一マーケット間隔に対する当該第一指値確定オー
    ダを決定して当該合意容量オプション価格を形成するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分を含み、 当該第一指値確定オーダ及び当該第一希望売値確定オーダに基づいて当該合意
    価格で当該マーケット間隔に対する当該合意数量を計算するステップをサポート
    する当該プログラムコード区分が、 当該第一指値確定オーダ及び当該第一希望売値確定オーダに基づいて当該合意
    価格及び当該合意容量オプション価格で当該マーケット間隔に対する当該合意オ
    プション数量を計算するステップをサポートするプログラムコード区分を含み、 当該合意数量に対する当該合意価格及び当該合意オプション価格で当該マーケ
    ット間隔に対する当該合意契約を作成するステップをサポートする当該プログラ
    ムコード区分が、 当該第一指値確定オーダが価格及びオプション価格に関して当該第一希望売値
    確定オーダに一致する時は、常に、当該合意数量に対する当該合意価格及び当該
    合意オプション価格で当該マーケット間隔に対する当該合意契約を作成するステ
    ップをサポートする当該プログラムコード区分を含む請求項30に記載のプログラ
    ムオペレーティングシステム。
  32. 【請求項32】 当該容量オプションタイプを含む当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間
    隔毎に、当該関連するマーケット状態が、関連する容量オプションマーケット価
    格をさらに含み、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分が、 当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該指値確定オーダ及び
    当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該希望売値確定オーダに
    基づいて、当該容量オプションタイプを含む各マーケット間隔に対する当該関連
    する容量オプションマーケット価格を計算するステップをサポートするプログラ
    ムコード区分をさらに含む請求項31に記載のプログラムオペレーティングシステ
    ム。
  33. 【請求項33】 各々が少なくとも二つのノードのノード集合体を含む少なくとも一つの交流電力
    網を含む電力グリッドの短寿命で区別できない商品を取引する方法をサポートす
    る計算システムにおいて、 当該コンピュータの少なくとも一つに連結されたコンピュータ読み取り可能記
    憶装置に存在するプログラムコード区分を有するプログラムオペレーティングシ
    ステムをサポートする当該コンピュータ読み取り可能記憶装置に連結された少な
    くとも一つのコンピュータを有し、 当該プログラムオペレーティングシステムが、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分と、 各々が関連するマーケット間隔を有する確定オーダの確定オーダ集合体を維持
    するプログラムコード区分とを有し、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが、当該関連するマーケッ
    ト間隔に対する指値確定オーダと当該関連するマーケット間隔に対する希望売値
    確定オーダを有したオーダタイプ集合体に属するオーダタイプを含み、 当該マーケット間隔のそれぞれが、製品タイプと、ロケーションと、時間間隔
    とを含み、 当該マーケット間隔のそれぞれが、当該マーケット間隔の時間間隔の間当該マ
    ーケット間隔ロケーションで当該マーケット間隔の製品タイプに対するマーケッ
    ト価格を有する関連するマーケット状態を有し、 当該マーケット間隔集合体の各当該マーケット間隔の各当該製品タイプが、エ
    ネルギ及び交流電力転送を有した製品タイプ集合体の構成要素であり、 当該エネルギ製品タイプを有する当該マーケット間隔集合体のマーケット間隔
    の当該ロケーションが、当該電力グリッドに含まれる交流電力網の当該ノード集
    合体の当該ノードの第一のものであり、 当該交流電力転送エネルギの製品タイプを有する当該マーケット間隔集合体の
    マーケット間隔の当該ロケーションが、当該電力グリッドに含まれる第一交流電
    力網の当該ノード集合体の第一ノードから当該第一交流電力網の当該ノード集合
    体の第二ノードまでである計算システム。
  34. 【請求項34】 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダが、各々が当該関連するマーケット間隔
    を有する多数の確定オーダを有していてもよく、 当該多数の確定オーダが、 ロケーションで相違するマーケット間隔に対する多数の確定オーダと、 製品タイプで相違するマーケット間隔に対する多数の確定オーダとを有した集合
    体の少なくとも一つをさらに含む請求項33に記載の計算システム。
  35. 【請求項35】 当該電力グリッドに含まれる交流電力網がフローゲートのフローゲート集合体を
    さらに含み、各フローゲートロケーションが当該交流電力網の関連する第一ノー
    ドから当該交流電力網の関連する第二ノードまでであり、 当該フローゲート集合体の当該フローゲート毎に、当該フローゲートロケーショ
    ンを有する交流電力転送の製品タイプの当該マーケット間隔集合体の少なくとも
    一つの関連するマーケット間隔が存在する請求項34に記載の計算システム。
  36. 【請求項36】 当該電力グリッドが、第一交流電力網の第一ノードから第二交流電力網の第二ノ
    ードまでの当該直流電力線のロケーションで少なくとも一つの直流電力線の直流
    電力線集合体をさらに含み、 当該製品タイプ集合体が直流電力転送をさらに含み、 当該直流電力線集合体の各直流電力線に対して、直流電力転送の製品タイプを
    有する少なくとも一つの関連するマーケット間隔があり、当該ロケーションが当
    該直流電力線の当該ロケーションである請求項33に記載の計算システム。
  37. 【請求項37】 各マーケット間隔が、当該マーケット間隔が当該ウインドウ時間間隔内のみ有効
    であるウインドウ時間間隔をさらに含み、 当該マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該マーケット間隔集合体
    の当該マーケット間隔毎に当該マーケット間隔に含まれる当該時間間隔の前に完
    全に発生する請求項33に記載の計算システム。
  38. 【請求項38】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の第一のものが第一時間間隔及
    び当該第一時間間隔に重ならない第二時間間隔を含んでいてもよく、 当該マーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔が、当該第一マーケット間隔の
    当該関連する第一時間間隔の前に完全に発生する請求項37に記載の計算システム
  39. 【請求項39】 当該プログラムオペレーティングシステムが、 リアルタイムを確立するステップをサポートするプログラムコード区分をさら
    に含み、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分が、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダの当該関連するマーケット間隔の当該
    ウインドウ時間間隔に当該リアルタイムが含まれるか否かを決定するステップを
    サポートするプログラムコード区分と、 当該確定オーダの当該関連するマーケット間隔の当該ウインドウ時間間隔に当
    該リアルタイムが含まれない時は、常に、当該確定オーダから当該確定オーダを
    除去するステップをサポートするプログラムコード区分とをさらに含む請求項37
    に記載の計算システム。
  40. 【請求項40】 当該プログラムオペレーティングシステムが、 当該確定オーダ集合体から合意契約を作成する契約ステップをサポートするプ
    ログラムコード区分をさらに含み、前記プログラムコード区分が、 価格に関して、当該第一マーケット間隔に関連する第一希望売値確定オーダに
    一致する当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔の第一のものに関連す
    る第一指値確定オーダを決定して合意価格を形成するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分と、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて、当該合意価
    格で当該第一マーケット間隔に対する合意数量を計算するステップをサポートす
    るプログラムコード区分と、 当該第一指値確定オーダが価格に関して当該希望売値確定オーダに一致する時
    は、常に、当該合意数量の当該合意価格で当該第一マーケット間隔に対する当該
    合意契約を作成するステップをサポートするプログラムコード区分とをさらに含
    む請求項33に記載の計算システム。
  41. 【請求項41】 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当該
    プログラムコード区分が、 当該確定オーダ集合体から当該第一指値確定オーダを除去するステップをサポー
    トするプログラムコード区分と、 当該確定オーダ集合体から当該第一希望売値確定オーダを除去するステップを
    サポートするプログラムコード区分と、 を含む集合体の少なくとも一つをさらに含む請求項40に記載の計算システム。
  42. 【請求項42】 当該第一指値確定オーダが第二確定オーダを含む確定オーダに含まれ、 当該確定オーダ集合体から当該第一指値確定オーダを除去するステップをサポ
    ートする当該プログラムコード区分が、 当該確定オーダから当該第一指値確定オーダを除去するステップをサポートす
    るプログラムコード区分を含む請求項41に記載の計算システム。
  43. 【請求項43】 当該第一希望売値確定オーダが第二確定オーダを含む確定オーダに含まれ、 当該確定オーダ集合体から当該第一希望売値確定オーダを除去するステップを
    サポートする当該プログラムコード区分が、 当該確定オーダから当該第一希望売値確定オーダを除去するステップをサポー
    トするプログラムコード区分を含む請求項41に記載の計算システム。
  44. 【請求項44】 当該プログラムオペレーティングシステムが、認証された顧客の認証された顧客
    の集合体を維持するステップをサポートするプログラムコード区分をさらに含み
    、 当該確定オーダ集合体の当該確定オーダのそれぞれが当該認証された顧客の集
    合体のオーダ顧客を含み、 当該顧客オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分が、 当該認証された顧客の集合体の当該認証された顧客の第一のものからオーダメ
    ッセージを受け取って当該認証された第一顧客から受け取ったオーダメッセージ
    を作成するステップをサポートするプログラムコード区分と、 当該認証された第一顧客から当該受け取ったオーダメッセージを処理して第一
    処理オーダを作成するステップをサポートするプログラムコード区分と、 当該第一処理オーダを当該確定オーダ集合体に挿入するステップをサポートす
    るプログラムコード区分とをさらに含む請求項40に記載の計算システム。
  45. 【請求項45】 コンピュータ読み取り可能記憶装置及び顧客によって動作する各顧客コンピュー
    タに連結された顧客コンピュータの顧客コンピュータ集合体と、 連結されたコンピュータ読み取り可能記憶装置を有する少なくとも一つのサー
    バコンピュータを含むサーバシステムと、 当該顧客コンピュータ集合体の各顧客コンピュータ及び当該サーバシステムの
    当該サーバコンピュータの少なくとも一つに連結されたネットワークとをさらに
    含み、 認証された顧客の当該認証された顧客の集合体を維持するステップをサポート
    する当該プログラムコード区分が、当該サーバシステムの当該サーバコンピュー
    タの少なくとも第一のものの当該連結されたコンピュータ読み取り可能記憶装置
    に存在する請求項44に記載の計算システム。
  46. 【請求項46】 当該サーバシステムが、連結されたアクセス可能コンピュータ記憶装置を有する
    サーバコンピュータの冗長サーバ集合体をさらに含み、 当該冗長サーバ集合体の当該サーバコンピュータのそれぞれの当該連結された
    アクセス可能コンピュータ記憶装置が、認証された顧客の認証された顧客の集合
    体を維持する当該プログラムコード区分を冗長的にサポートする請求項45に記載
    の計算システム。
  47. 【請求項47】 当該冗長サーバ集合体の各当該サーバコンピュータの当該連結されたアクセス可
    能コンピュータ記憶装置が、集合体の内の少なくとも一つ有するプログラムコー
    ド区分を冗長的にサポートし、前記プログラムコード区分が、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分と、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分と、 当該確定オーダ集合体から合意契約を作成する契約ステップをサポートする当
    該プログラムコード区分とを含む請求項46に記載の計算システム。
  48. 【請求項48】 当該冗長サーバ集合体の各当該サーバコンピュータの当該連結されたアクセス可
    能コンピュータ記憶装置が、プログラムコード区分を冗長的にサポートし、前記
    プログラムコード区分が、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分と、 当該確定オーダの当該確定オーダ集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分と、 当該確定オーダ集合体から合意契約を作成する契約ステップをサポートする当該
    プログラムコード区分とを含む請求項47に記載の計算システム。
  49. 【請求項49】 連結されたアクセス可能コンピュータ記憶装置を有する当該サーバコンピュータ
    の当該冗長サーバ集合体が、確実に配電コンピュタシステムを実行する請求項48
    に記載の計算システム。
  50. 【請求項50】 当該確定オーダ集合体から当該合意契約を作成する契約ステップをサポートする
    当該プログラムコード区分が、 当該第一指値確定オーダから抽出して、指値認証された顧客を形成するステッ
    プをサポートするプログラムコード区分と、 当該確定オーダから抽出して、希望売値認証された顧客を形成するステップを
    サポートするプログラムコード区分と、 当該合意契約に基づいて指値契約メッセージを当該指値顧客に送るステップを
    サポートするプログラムコード区分と、 当該合意契約に基づいて希望売値契約メッセージを当該希望売値顧客に送るス
    テップをサポートするプログラムコード区分とをさらに含む請求項44に記載の計
    算システム。
  51. 【請求項51】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、当該マーケット
    間隔時間間隔の間当該マーケット間隔ロケーションで当該マーケット間隔の製品
    タイプのマーケット価格を有する関連するマーケット状態を有し、 当該プログラムコード区分が、マーケット間隔の当該マーケット間隔集合体を
    維持するステップをサポートし、前記プログラムコード区分が、 当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該指値確定オーダ及び
    当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該希望売値確定オーダに
    基づいて、各マーケット間隔に対する当該関連するマーケット価格を計算するス
    テップをサポートするプログラムコード区分をさらに含む請求項44に記載の計算
    システム。
  52. 【請求項52】 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔が、容量オプションタイプをさ
    らに含み、 当該容量オプションタイプを含む当該関連するマーケット間隔に対する第一の
    ものを有する当該確定オーダ集合体の当該確定オーダが、容量オプション価格を
    さらに有し、 価格に関して当該第一マーケット間隔に対する当該第一希望売値確定オーダに
    一致する当該第一マーケット間隔に対する当該第一指値確定オーダを決定し、当
    該合意価格を形成するステップをサポートする当該プログラムコード区分が、 容量オプション価格に関して当該第一マーケット間隔に対する当該第一希望売
    値確定オーダに一致する当該第一マーケット間隔に対する当該第一指値確定オー
    ダを決定して、合意容量オプション価格を形成するステップをサポートするプロ
    グラムコード区分を含み、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて当該合意価格
    で当該マーケット間隔に対する当該合意数量を計算するステップをサポートする
    当該プログラムコード区分が、 当該第一指値確定オーダ及び第一希望売値確定オーダに基づいて当該合意価格
    及び当該合意容量オプション価格で当該マーケット間隔に対する当該合意オプシ
    ョン数量を計算するステップをサポートするプログラムコード区分を含み、 当該合意数量の当該合意価格及び当該合意オプション価格で当該マーケット間
    隔に対する当該合意契約を作成するステップをサポートする当該プログラムコー
    ド区分が、 当該合意数量の当該合意価格及び当該合意オプション価格で当該マーケット間
    隔に対する当該合意契約を作成するステップをサポートする当該プログラムコー
    ド区分を含み、 当該第一指値確定オーダが、価格及びオプション価格に関して当該第一希望売
    値確定オーダに一致する請求項44に記載の計算システム。
  53. 【請求項53】 当該容量オプションタイプを含む当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間
    隔毎に、当該関連するマーケット状態が、関連する容量オプションマーケット価
    格をさらに含み、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートする当
    該プログラムコード区分が、 当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該指値確定オーダ及び
    当該マーケット間隔に対する当該確定オーダ集合体の当該希望売値確定オーダに
    基づいて、当該容量オプションタイプを含む各マーケット間隔に対する当該関連
    した容量オプションマーケット価格を計算するステップをサポートするプログラ
    ムコード区分をさらに含む請求項52に記載の計算システム。
  54. 【請求項54】 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップと、 確定オーダの確定オーダ集合体を維持し、各々が関連するマーケット間隔を有
    し、各々が当該マーケット間隔に対する指値確定オーダと、当該マーケット間隔
    に対する希望売値確定オーダとを有するオーダタイプ集合体の少なくとも一つ含
    むステップとを有する、短寿命で区別できない商品を取引する方法において、 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、製品タイプと
    、ロケーションと、時間間隔とを含む方法。
  55. 【請求項55】 短寿命で区別できない商品を取引する方法をサポートする少なくとも一つのコン
    ピュータに連結されたコンピュータ読み取り可能記憶装置に存在するプログラム
    コードを有するプログラムオペレーティングシステムにおいて、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分と、 確定オーダの確定オーダ集合体を維持するプログラムコード区分であって、各
    々が関連するマーケット間隔を有し、各々が当該マーケット間隔に対する指値確
    定オーダと、当該マーケット間隔に対する希望売値確定オーダとを有するオーダ
    タイプ集合体の少なくとも一つ含むプログラムコード区分とを有し、 当該マーケット間隔集合体の当該マーケット間隔のそれぞれが、製品タイプと
    、ロケーションと、時間間隔とを含むプログラムオペレーティングシステム。
  56. 【請求項56】 短寿命で区別できない商品を取引する方法をサポートする計算システムにおいて
    、 コンピュータの少なくとも一つに連結されたコンピュータ読み取り可能記憶装
    置に存在するプログラムコード区分を有したプログラムオペレーティングシステ
    ムをサポートする当該コンピュータ読み取り可能記憶装置に連結された少なくと
    も当該コンピュータの一つを有し、 当該プログラムオペレーティングシステムが、 マーケット間隔のマーケット間隔集合体を維持するステップをサポートするプ
    ログラムコード区分と、 確定オーダの確定オーダ集合体を維持するプログラムコード区分であって、各
    々が関連するマーケット間隔を有し、各々が当該マーケット間隔に対する指値確
    定オーダと、当該マーケット間隔に対する希望売値確定オーダとを有するオーダ
    タイプ集合体の少なくとも一つを含むプログラムコード区分とを有し、 当該マーケット間隔のそれぞれが、製品タイプと、ロケーションと、時間間隔
    とを含む計算システム。
JP2001530175A 1999-10-08 2000-08-16 電気エネルギを含む区別できない短寿命の商品を取引するための仮想立会場 Withdrawn JP2003525005A (ja)

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