JP2003524946A - 高データ速度の呼用の変更されたフィンガ割当てアルゴリズム - Google Patents

高データ速度の呼用の変更されたフィンガ割当てアルゴリズム

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    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity

Abstract

(57)【要約】 複数のフィンガを通路リストの復調通路に割当てる方法および通信システムであり、これは少なくとも1つのフィンガが存在するならば、そのフィンガは補足チャンネルをサポートしている復調通路に割当てられることを確実にする。その方法は任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かの決定を含んでいる。補足チャンネルを復調しているフィンガがないとき、考察中の通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かが決定される。考察中の通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするならば、最も弱いフィンガに関する信号通路の強度を決定する。通路の強度が最も弱いフィンガよりもその道路がある量だけ大きいならば、方法は補足チャンネルを有する通路へそのフィンガを再度割当てることを含んでおり、補足チャンネルを有する通路の強度が最も弱いフィンガプラスある値よりもある量だけ弱いならば、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のものであるか否かを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システム、特に多数の信号を受信できる通信システムにおける高
いデータ速度の呼用の改良されたフィンガ割当て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
次世代の無線ネットワークは、高いデータ速度の送信と中断のない接続を必要
とする多数のサービスを提供する。この次世代はしばしばCDMA無線システム
の“第3世代”と呼ばれる。サービス範囲は、テキストページング、2方向無線
接続、マイクロブラウザを使用するインターネット接続、2方向無線eメール容
量、と無線モデムの機能を含んでいる。CDMAセルラ電話システムは音声サー
ビスだけをサポートする通常のネットワークよりも非常に高いデータ容量を有す
る移動局(“MS”)と基地局(“BS”)のような無線通信装置間に信頼性の
ある無線リンクを与えるための能力を提供する。1例として、第3世代のCDM
A無線システムでは、(2Mbpsまでの)高いデータ速度の送信をサポートす
る無線リンクはインターネットアクセスのようなマルチメディアサービスを与え
るためにMSとBSとの間に設けられる。
【0003】 有効な第3世代の無線通信用の特に重要なCDMAシステムの特徴はソフト
ハンドオフであり、これはユーザへのサービスを中断せずにMSが1つのセルの
カバー区域から別のセルのカバー区域まで円滑に移動することを可能にする。ソ
フトハンドオフはMSと多数の基地局またはBSセクタ間で同時に通信を設定す
ることにより行われる。ソフトハンドオフでは、MSがサービスするBSのカバ
ー区域のエッジへ移動し、受信するBSの新しいカバー区域へ移動する。一時的
に、両方のBSセクタは同時にMSと通信する。MSがさらに受信するBSのカ
バー区域中へ移動すると、サーバBSはMSとの通信を停止する。この方法では
、ユーザがサーバセルから受信セルへ移動するときMSのユーザの通信は中断さ
れない。有効なソフトハンドオフアルゴリズムはリンク品質を維持し、容量に関
連するネットワークリソースを保持する重要な役目を行う。高速度データサービ
スをサポートする需要が増加するにつれて、ハンドオフアルゴリズムの効率を改
良する必要性はさらに重要になる。
【0004】 CDMA技術の基づく第3世代のシステムでは、高い効率のハンドオフアル
ゴリズムが新しい範囲のサービスをサポートするためのインフラストラクチャを
適切に与えるために不可欠である。CDMAシステムにおけるソフトハンドオフ
の通常のプロトコルは、CDMAセルラシステムを構成するための工業標準方式
IS−95、IS−95 A、IS−95 B(集合的に“IS−95 A/B
”という)において米国電気通信工業会により採択されている。IS−95 A
では見られないIS−95 B標準方式の新しい特徴は、補足コードチャンネル
、またはトラフィックチャンネル内の補足チャンネルを含んでいることである。
トラフィックチャンネルはユーザの音声とシグナリングトラフィックに使用され
るMSとBSとの間の通信路である。用語トラフィックチャンネルはBSからM
Sの順方向チャンネルと、MSからBSの逆方向チャンネルを含んでいる。
【0005】 符号分割多元アクセス(CDMA)セルラ電話システムでは、共通の周波数
帯域はシステムの全ての基地局との通信に使用される。共通の周波数帯域は移動
局と1以上のBSとの間の同時の通信を可能にする。共通の周波数帯域を占有す
る信号は高速度疑似雑音(PN)コードの使用に基づいて、拡散スペクトルCD
MA波形特性により受信局で弁別される。高速度PNコードは基地局と移動局か
ら送信される信号の変調のために使用される。異なるPNコードまたは時間がオ
フセットされるPNコードを使用する送信局は受信局で分離して受信されること
ができる信号を発生する。高速度PN変調はまた信号が幾つかの異なる伝播路に
わたって伝播する1つの送信局からの信号を受信局が受信することを可能にする
【0006】 幾つかの異なる伝播路を伝播する信号は、セルラチャンネルのマルチパス特
性により発生される。マルチパスチャンネルの1つの特徴は、チャンネルを通っ
て送信される信号によって導入された時間拡散である。例えば理想的なインパル
スがマルチパスチャンネルによって送信されるならば、受信された信号はパルス
流として現れる。別のマルチパスチャンネルの特徴は、チャンネルを通る各通路
が異なる減衰係数を生じることである。例えば、理想的なインパルスがマルチパ
スチャンネルで送信されるならば、受信された各パルス流は通常他の受信された
パルスとは異なる信号強度を有する。さらに別のマルチパスチャンネルの特徴は
、チャンネルを通る各通路によって信号に異なる位相が生じることである。例え
ば理想的なインパルスがマルチパスチャンネルによって送信されるならば、受信
された各パルス流は通常他の受信されたパルスとは異なる位相を有する。
【0007】 移動体無線チャンネルでは、マルチパスは、建物、木、自動車、人のような
環境中の障害物からの信号の反射によって生成される。一般的に、移動体無線チ
ャンネルはマルチパスを生成する構造の相対的な運動により時間変化するマルチ
パスチャンネルである。それ故、理想的なインパルスが時間変化するマルチパス
チャンネルによって送信されるならば、受信されたパルス流は理想的なインパル
スが送信された時間の関数として時間位置、減衰、位相に変化を生じる。
【0008】 チャンネルのマルチパス特性は、信号のフェーディングを生じる。フェーデ
ィングはマルチパスチャンネルの位相特性の結果生じるものである。マルチパス
ベクトルが破壊的に付加され、個々のベクトルよりも小さい受信された信号を生
じるときにフェードが生じる。例えば、正弦波が2つの通路を有するマルチチャ
ンネルを経て送信され、第1の通路がXdBの減衰係数と、Θラジアンの位相シ
フトを有する時間遅延δを有し、第2の通路がXdBの減衰係数と、Θ+Πラジ
アンの位相シフトを有する時間遅延δを有するならば、信号はチャンネルの出力
で受信されない。
【0009】 通常の無線電話システムにより使用されるアナログFM変調のような狭い帯
域の変調システムでは、無線チャンネルに多数の通路が存在することは深刻なマ
ルチパスフェーディングを生じる。しかしながら、広い帯域のCDMAについて
前述したように、異なる通路は復調処理で弁別されることができる。この弁別は
マルチパスフェーディングの厳格性を大きく減少するだけでなくCDMAシステ
ムに対して利点を与える。
【0010】 フェーディングの有害な影響はCDMAシステムの送信機パワーを制御する
ことにより緩和されることができる。BSとMSパワー制御のシステムは本出願
人による1991年10月8日の米国特許第5,056,109 号明細書(発明の名称“METHOD
AND APPARATUS FOR CONTROLLING TRANSMISSION POWER IN A CDMA CELLULAR MOB
ILE TELEPHONE SYSTEM”)に開示されている。さらに、マルチパスフェーディン
グの影響はソフトハンドオフプロセスを使用する多数の基地局との通信により減
少させることができる。ハンドオフプロセスは本出願人による1991年10月8日の
米国特許第5,101,501 号明細書(発明の名称“SOFT HANDOFF IN A CDMA CELLULA
R TELEPHONE SYSTEM”)に開示されている。米国特許第5,056,109 号および第5,
101,501 号明細書はここで参考文献とされる。
【0011】 拡散スペクトルシステムで多数の復調素子またはフィンガを割当てる方法は
、米国特許第5,490,65号明細書('165号特許明細書)に開示されており、この説
明はここで十分説明されているように実行される。したがって、背景情報と'165
号特許明細書との類似性は本発明で考慮される。'165号特許明細書は本発明の出
願人によるものである。
【0012】 '165号特許明細書では、サーチャ素子を使用するMSはアクティブ通信が設
定される各BSの各信号の公称上の到着時間近くの時間オフセットのウィンドウ
を走査する。MSとのアクティブ通信を有する基地局のセットはアクティブセッ
トと呼ばれる。各走査はパイロット信号強度、時間オフセット、対応するBSパ
イロットオフセットを有する測定通路のリストを生成する測定を行う。測定通路
は各信号の到着時間、信号強度、送信機指数のような対応するデータを有する。
サーチャ素子は情報を制御装置へ送る。制御装置は各測定通路の時間オフセット
を、フィンガにより現在復調されている通路の時間オフセットに一致しようとす
る。1つの測定通路に一致する復調通路が多数存在するならば、全てのフィンガ
またはその通路に割当てられた復調素子は、最強の信号強度の指示を有する復調
素子を除いて“フリー”とラベルを付けられる。測定通路に対応しない復調通路
が存在するならば、復調通路情報に基づく測定通路のエントリは測定通路のリス
トに追加される。
【0013】 次に制御装置は信号強度の順序で測定通路を検討し、最も強い信号強度の測
定通路が第1である。考察中の測定通路の対応するセクタの任意の通路に割当て
られた復調素子が存在しないならば、制御装置は以下の順序で復調素子を測定通
路に割当てようとする。割当てられていないまたは“フリー”のラベルを付けら
れた復調素子が存在するならば、復調素子はその測定通路に割当てられる。復調
素子がフリーではないならば、そのBSセクタからの唯一の復調通路ではない最
も弱い通路を有する復調素子は、それが存在するならば、測定通路に再度割当て
られる。最終的に、最初の2つのケースが復調素子を測定通路に割当てないなら
ば、最も弱い通路に割当てられた復調素子は、測定通路の信号強度が最も弱い復
調通路の信号強度よりも強いならば測定通路に再度割当てられる。このプロセス
は1つの再割当が行われるまで、または最後の基準が考察中の測定通路へ復調素
子を再度割当てなくなるまで継続する。
【0014】 前述の規則が現在の測定通路に対して復調素子を再度割当てないならば、制
御装置は信号強度の順序で再度測定通路を検討し、最も強い信号強度の測定通路
が最初である。測定通路が現在復調素子に割当てられていないならば、制御装置
は任意の割当てられていないまたは“フリー”のラベルを付けられた復調素子を
考察中の測定通路へ割当ててもよい。割当てられていない場合、または“フリー
”のラベルを付けられた復調素子が存在するならば、制御装置は測定通路が復調
通路よりも強いならば、測定通路と同一のBSセクタに割当てられる復調素子を
再度割当てる。測定通路が復調通路よりも強いならば、制御装置は2以上の割当
てられた復調素子を有する任意のBSセクタへ割当てられる最も弱い復調素子も
再度割当ててもよい。2つの前述した規則が一度再割当てを行うか、または再割
当ての両者の前述した規則が考察中の測定通路で失敗したならば、プロセスは再
度新しい走査で開始する。
【0015】 '165号特許明細書はBSとセクタダイバーシティを確実にするためこれらの
ステップを使用する。復調素子またはフィンガが再割当てされる毎に、データが
変調されない有限時間が経過する。それ故、'165号特許明細書に対する従来技術
は測定当りの復調素子の再割当て数を限定した。比較の比率は割当てのヒステリ
シスの生成のために使用され、したがって復調素子の過剰な再割当てを減少する
【0016】 BSは復調素子を割当てるため類似しているが複雑ではない方法を使用する
。各BSセクタは1つのMSから同一情報を受信するので、ダイバーシティを促
進するために最大の信号レベルの通路を犠牲にする必要はない。したがって、B
S方法は信号レベルにさらに厳密に基づき、MS方法に類似した測定当りの再割
当数を限定する。BSはまた復調素子の過剰な再割当を減少するためにヒステリ
シスを生成するため移動局と類似の比率を使用する。
【0017】 現在のIS−95B仕様下では、MSはそのアクティブセットで6つまでの
セクタを有してもよい。MSは任意または全てのこれらのセクタで高い速度でデ
ータを受信してもよい。しかしながらハードウェアの制限のために、MSはそれ
が検出する全ての通路を追跡するのに十分な復調フィンガをもたない可能性があ
る。それ故、高いデータ速度期間中のソフトハンドオフのMSは、'165号特許明
細書で説明されているようにフィンガ割当てアルゴリズム下で補足チャンネルで
送信している基地局を無視することができる。
【0018】 補足チャンネルは順方向または逆方向トラフィックチャンネルの選択部分で
あり、これはトラフィックチャンネルの基本コードチャンネルと、高いデータ速
度サービスを与えるために選択的に他の補足チャンネルを伴って動作する。基本
コードチャンネルはまたIS−95工業標準にしたがって規定され組織された1
次データ、2次データ、シグナリングおよびパワー制御情報の組合わせを伝送す
る順方向または逆方向トラフィックチャンネルの一部でもある。補足チャンネル
は1次データ、2次データ、またはその両者の組合わせを送信するが、シグナリ
ング情報を送信することはない。
【0019】 '165号特許明細書は、“音声専用”システムに関するものであり、それ故、
音声の会話に使用されるトラフィックチャンネルとは分離されたMSへ補足デー
タを与えてもよい補足チャンネルの追跡を開示していない。補足コードチャンネ
ルを追跡しないことによって、通信路がソフトハンドオフ中に一時的に切断され
るとき、または4ウェイハンドオフが生じるときに失われる可能性がある。以下
の例はその問題を示している。
【0020】 図5は、MSが通路の追跡に使用可能な3つのフィンガを有している4ウェ
イソフトハンドオフを示している。基地局A、B、C、Dは全てHDR呼におけ
るMSのアクティブセクタにある。フィンガ割当アルゴリズムは基地局A、B、
Cから最強の通路を選択し、これらは最強の信号を示すセルにあるのでフィンガ
と一致する。基地局Dが補足チャンネルを送信する唯一の局であるならば、MS
は補足チャンネルを復調せず、MSで無線リンクプロトコル(RLP)再同期を
生じる。
【0021】 MSがハンドオフ状態にあるとき、データは損失される可能性があり、ある
いは、通信の中断が生じる可能性があり、MSは通路の追跡に利用可能なYフィ
ンガを有し、補足チャンネルを送信しているBSセクタはMSにより受信される
最後の最強のパイロット信号から(Y+1)番目である。換言すると、MSが通
路の追跡に利用可能な例えば4個のフィンガを有し、補足チャンネルで送信する
基地局がMSにより受信される5番目に強いパイロットであるならば、補足チャ
ンネルは復調されず、情報は'165号特許明細書で示されている方法によりMSに
通信されない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
恐らくソフトハンドオフで補足チャンネルを失う問題を解決するため、ここで
説明されている本発明が提案される。本発明は、少なくとも1つのフィンガが存
在するならば、そのフィンガは補足チャンネルを送信しているセルに割当てられ
ることを確実にする。1以上のフィンガが既に補足チャンネルを復調しているな
らば、フィンガ割当てアルゴリズムは正常に進行する。本発明は'165号特許明細
書の図5A−5Dで示されているものに改良されたフィンガ割当てアルゴリズム
を与える。
【0023】 この明細書を通じて、用語“復調素子”と“フィンガ”は交換可能に使用さ
れる。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、通信システムは1以上の基地局と、それら1以上の基地局と
の間で通信信号を送信および受信する移動局と、移動局によって受信される通信
信号を復調するためフィンガを割当てる制御システムとを具備し、制御システム
は全てのフィンガが通信信号を復調するように割当てられた後、任意のフィンガ
が補足チャンネルで通信信号を復調しているか否かを決定する。制御システムは
、割当てられたフィンガに補足チャンネルで通信信号を現在復調しているものが
ないならば、補足チャンネルを復調するためにフィンガを再度割当てる。当業者
は前述の構造の必要な構成を理解するであろう。
【0025】 本発明はまた、複数のフィンガを割当て、それによって少なくとも1つのフ
ィンガが存在するならば、そのフィンガは補足チャンネルで送信しているセルま
たはセクタに割当てられることを確実にする方法に関する。この方法は複数のフ
ィンガまたは復調素子を有し、複数のフィンガを基地局からの複数の信号に割当
てる移動局または受信機を含んでいる。この方法は、基地局からの複数の信号を
最強の信号から最も弱い信号への順序で測定し、複数の各信号の測定通路のリス
トの電子表示を生成し、移動局により復調される信号に対応して復調通路のリス
トを測定通路のリストと整合させ、複数のフィンガのそれぞれが複数の信号の1
つに整合されるか否かを決定し、任意のフィンガが補足チャンネルを復調してい
るか否かを決定するステップを含んでいる。補足チャンネルを復調しているフィ
ンガがないとき、この方法はさらにフィンガにより復調されている復調通路を含
んだセルが補足チャンネルをサポートするか否かの決定を含んでいる。復調され
る復調通路を含んだセルが補足チャンネルをサポートするならば、この方法は復
調される復調通路の強度がその強度において最も弱いフィンガよりもある量だけ
大きいか否かを決定し、イエスであるならば、この方法は補足チャンネルをサポ
ートするセルから復調通路へ最も弱いフィンガを割当てる。補足チャンネルを有
する復調通路の強度が最も弱いフィンガよりもある量だけ大きくないならば、こ
の方法では最強の通路で開始する測定通路の新しい走査を開始する。
【0026】 既に補足チャンネルを復調しているフィンガが存在するとき、この方法は、
最も弱いフィンガの強度が復調通路の強度よりも少なくとも3dB弱いか否かを
問合わせる。イエスであるならば、この方法では、最も弱いフィンガが補足チャ
ンネルをサポートする唯一のものであるか否かを決定する。ノーであるならば、
この方法ではそのフィンガを復調通路に再度割当てる。イエスであるならば、こ
の方法では、その復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートする
か否かを尋ねる。イエスであるならば、この方法ではそのフィンガを復調通路に
再度割当てる。ノーであるならば、セクタは補足チャンネルをサポートせず、呼
が補足チャンネルによる高いデータ速度の呼であり、フィンガは補足チャンネル
を復調しないか否かを尋ねる。最も弱いフィンガの強度が復調通路よりも3dB
以下だけ弱いならば、この方法では前述の質問と同一質問、即ち呼が補足チャン
ネルによる高いデータ速度であり、フィンガは補足チャンネルを復調していない
か否かを決定する。
【0027】 呼が補足チャンネルを有する高いデータ速度でありフィンガが補足チャンネ
ルを復調しないか否かという質問である前述の2つの場合には、イエスであるな
らば、方法は通路リストにさらに通路が存在するか否かを決定する。通路リスト
にさらに通路が存在するならば、リスト上の次の最強の通路は検討している復調
通路として割当てられ、方法は前述したように再び継続する。ノーであるならば
、通路リストにほとんどの通路は存在せず、この方法は通路ダイバーシティのフ
ィンガの割当を続ける。補足データを有するHDR呼がフィンガによって復調さ
れるならば、この方法は通路ダイバーシティに対してフィンガを割当て続ける。
【0028】 それ故、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のものであ
り、セルが補足チャンネルをサポートするならば、フィンガは補足チャンネルを
有する測定通路Pに割当てられる。しかし、1例として移動局が3つしかフィン
ガまたは復調素子を有しておらず、4番目に強い測定通路である場合には、通路
Pは通常フィンガを割当てられなくてもよい。このようにして、本発明は、補足
チャンネルの情報が高いデータ速度の呼におけるソフトハンドオフ期間中に復調
素子により常に復調されることを確実にする。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴、目的、利点は図面を参照した以下の詳細な説明からさらに明白
になり、同一の参照符号は全体を通じて対応している。 図1乃至4は'165号特許明細書に記載されたものよりも優れた本発明による改
良されたフィンガ割当てアルゴリズムを示している。図1乃至4では、割当てに
利用可能な3つの復調素子またはフィンガが存在すると仮定している。フローチ
ャートにより示されているアルゴリズムおよび方法を動作する制御システムは示
されていない。このような制御システムはMS、BSまたはその両者に配備され
ることができる。制御システムによるここで説明され請求されている方法および
アルゴリズムの実行は当業者により理解されよう。
【0030】 本発明の多数の他の実施形態は図1乃至4の実行を考慮するとき容易に明白
になるであろう。例えば、復調素子の数は3以上でもよく、またはそれ以下でも
よい。それ故、図1乃至4は本発明を限定するものではなく、好ましい実施形態
として作用することを意味している。
【0031】 図1はサイクルを開始する。方法は最後のサイクル(ブロック80)で見られ
る測定通路のリストをクリアする(ブロック12)ことによって開始する(ブロッ
ク10)。通信が設定される第1のBSセクタはサーチプロセス(ブロック14)で
考察している第1のセクタとして設定される。サーチャ素子は考察中のセクタか
ら信号の予測された到着時間周辺の時間ウィンドウをサーチする(ブロック16)
。考察中のセクタのサーチから3つの最強の局部的な極大が決定される(ブロッ
ク18)。この例では、3つよりも多数の極大を発見することは、3つの復調素子
しか割当てに利用可能でないので効果がなく、復調素子が単一のBSセクタから
4番目に大きい測定通路に割当てられるケースはない。
【0032】 例示的な実施形態では、極大は時間において0.5チップ隔てられている測
定サンプルの使用に基づいてサーチウィンドウ内で発見される。もっと小さい測
定サンプルの分解能が使用されるならば、1つの信号路は1を超える異なるピー
クを生成する傾向がある。このようなシステムでは、異なるピークは復調素子割
当ての目的で、単一の極大を生成するために使用される。
【0033】 しきい値よりも強い信号強度を有する3つの各極大値は測定通路に付加され
る(ブロック20)。アクティブセットにさらにセクタが存在するならば(ブロッ
ク22)、アクティブセットの次のセクタは考察のために設定され(ブロック26)
、方法は考察中の新しいセクタ周辺の時間ウインドウをサーチし続け(ブロック
16)、方法は前述したように進行する。考察中のセクタがサーチされる最後のセ
クタであるならば、測定リストは完了される(ブロック22)。
【0034】 測定通路のセットが得られると、方法は図2に移行する(接続ブロック24)
。考察中の復調通路が“D”に設定される(ブロック32)。考察中の復調通路に
対応する復調素子のロック/アンロック状態がチェックされる(ブロック34)。
復調素子がアンロックであるならば、制御装置は復調素子の割当てを解除するか
、復調素子に“フリー”のラベルをつけてもよい(ブロック50)。このような場
合には、測定通路に一致する有効なデータは存在しない。考察中の復調通路に対
応するアクションが完了され、方法はさらに復調通路が存在するか否かの決定を
続ける(ブロック46)。イエスであるならば、“D”は次の復調通路として設定
され(ブロック48)、Dが先に概説したようにロック状態であるか否かが決定さ
れる(ブロック34)。
【0035】 考察中の復調素子が現在ロック状態であるならば(ブロック34)、方法は測
定通路のリストにおける類似の情報に対する復調通路の時間オフセットを整合さ
せようとする(ブロック36)。一般的に、各復調通路は少なくとも1つの測定通
路に一致する。換言すると、BSからの通路が復調されるのに十分な強度である
ならば、サーチャ素子により検出可能である。場合によって、サーチャ素子は通
路を見落とし、それ故、測定通路リストの復調通路に対応する測定通路に入らな
い。復調素子はサーチャ素子よりも正確に信号レベルと時間オフセットを評価す
る。それ故、この方法は復調素子が正確であり、このような通路が存在しないこ
とを仮定している。それ故、復調通路に対する測定通路のエントリがないならば
、復調通路に対応する測定通路のエントリが生成される(ブロック52)。考察中
の復調通路に対応するアクションが完了し、方法は考察している復調通路がさら
に存在するか否かを決定する(ブロック46)。イエスであるならば、“D”は次
の復調素子の通路として割当てられ(ブロック48)、方法はDがロック状態であ
るか否かを決定するために先に概説したように継続する(ブロック34)。
【0036】 考察中の復調通路に対応する測定通路が存在するならば、方法は考察中の復
調通路が特定の測定通路に一致する第1の復調通路であるか否かを決定する(ブ
ロック38)。考察中の復調通路が第1の復調通路であるならば、考察中の復調通
路に対応するアクションが完了し、方法は、前述したように考察する復調通路が
さらに存在するか否かを決定する(ブロック46)。
【0037】 考察中の復調通路が特定の測定通路に一致する第1の復調通路でないならば
、2つの復調素子は実質上同一の通路を復調している。このシナリオは共通の発
生である。各復調素子はそれにもともと割当てられた信号を追跡する。一般に時
間にわたる2つのマルチパス信号は1つの通路またはほぼ同一の通路に融合する
。ブロック38はこのような状態を識別する。考察中の復調通路が特定の測定通路
に一致する第1の復調通路ではないならば、最も強い信号レベルを有する復調通
路を決定する(ブロック40)。考察中の復調通路がさらに強い信号レベルを有す
るならば、同一の測定通路に一致する通路を有する先の復調素子は割当てを解除
されるかフリーのラベルを付けられる(ブロック42)。考察中の復調素子が先の
通路よりも弱いならば、考察中の復調通路に対応する復調素子は割当てを解除さ
れるかフリーのラベルを付けられる(ブロック44)。考察中の復調通路に対応す
るアクションが完了される。
【0038】 まだ考察されていない復調通路が存在するならば(ブロック46)、考察中の
次の復調通路が選択され(ブロック48)、プロセスは復調通路で反復される(ブ
ロック34等)。考察中の復調通路が考察される最後の復調通路であるならば、セ
ルダイバーシティを確実にするためのフィンガ割当てを割当てる方法が開始する
(ブロック54)。
【0039】 測定通路のセットを獲得し、復調通路を測定通路に整合させると、方法は図
3へ続く(ブロック54)。最強の信号レベルを有する測定通路が考察中に採用さ
れ、“P”として設定される(ブロック60)。Pを含むセルは“C”に設定され
、Pを含むセクタは“S”として設定される(ブロック60)。
【0040】 図3のアルゴリズムは少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルをサポー
トする通路を復調していることを確実にするためにできる限り多数のセルをカバ
ーすることに焦点を置いている。しかしながら、前述したように本発明の代わり
の構成はセクタと無関係にBSダイバーシティを強調する。
【0041】 アルゴリズムは測定リスト中の最強のリストにフィンガを割当てることによ
り開始する。復調素子が考察中のセルCに割当てられ(ブロック62)、さらに多
くの通路が通路リストに存在するならば(ブロック74)、方法はフィンガが何も
割当てられていない測定通路を含んだセルが発見されるまで(ブロック62)、最
強から開始され最も弱い通路まで行われる(ブロック62、74、70)。考察中の測
定通路が考察される最後の測定通路であり、フィンガは全てセルに割当てられる
ならば(ブロック62)、図4で示されているように通路ダイバーシティを実現す
るためのフィンガの割当てが開始する(ブロック94)。
【0042】 考察中の測定通路に対応する復調通路を有するフィンガが存在せず、フィン
ガが何も割当てられないならば(ブロック64)、割当てられないフィンガはその
通路に割当てられる(ブロック72)。通路リストにさらに通路が存在するならば
(ブロック74)、“P”は考察のための通路リストの2番目に強い通路として割
当てられ(ブロック70)、サイクルは継続する(ブロック62)。全てのフィンガ
が割当てられた後(ブロック64)、方法は各セルを復調する1より多くのフィン
ガが存在しないことを確実にするプロセスを開始する。最も弱いフィンガ“F”
(ブロック65)がフィンガを再割当てするか否かを決定するために最初に評価さ
れる。最も弱いフィンガのセルに割当てられる別のフィンガが存在するならば(
ブロック66)、他のフィンガは考察中の通路に再割当てされ(ブロック76)、サ
イクルは図1で再開される。
【0043】 最も弱いフィンガFのセルに割当てられるフィンガが他に存在せず(ブロッ
ク66)、さらにフィンガが存在するならば(ブロック69)、“F”は2番目に弱
いフィンガとして割当てられ(ブロック67)、Fのセルに他のフィンガが割当て
られているか否かを決定し(ブロック66)、前述したように進行する。このよう
にして、方法は各セルだけがそれを復調する単一のフィンガを有することを確実
にする。
【0044】 セルへのフィンガの二重の割当てが存在せず(ブロック66)、フィンガがさ
らに存在しないならば(ブロック69)、何等かのフィンガが既に補足チャンネル
を復調しているか否かが決定される(ブロック80)。既に補足チャンネルを復調
したフィンガが存在しないならば、通路Pを含むセクタ“S”が補足チャンネル
をサポートするか否かが決定される(ブロック82)。フィンガが既に補足チャン
ネルを復調しているならば(ブロック80)、比較のための復調通路の信号レベル
が考察中の測定通路の信号レベルより3dB以上弱いか否かが決定される(ブロ
ック68)。3dBデータは2つの同様に有効な通路間の過剰な再割当てを防止す
るためのヒステリシスウィンドウである。さらに大きい、あるいは小さいヒステ
リシスウィンドウはシステムの応用に応じて使用されることができる。
【0045】 最も弱いフィンガが少なくとも3dB測定通路よりも弱いならば、最も弱い
フィンガFが補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガであるか否かが決定
される(ブロック86)。
【0046】 ブロック80に戻ると、既に補足チャンネルをサポートするフィンガが存在し
ないならば、考察中の通路を含んでいるセクタSが補足チャンネルをサポートす
るか否かが決定される(ブロック82)。セルが補足チャンネルをサポートしない
ならば、前述したように最も弱いフィンガは少なくとも3dBだけPよりも少な
いか否かが決定される(ブロック68)。セルが補足チャンネルをサポートするな
らば(ブロック82)、最強の通路Pプラス異なる量デルタは最も弱いフィンガよ
りも大きいか否かが決定される(ブロック84)。イエスであるならば、比較のた
めの復調通路に対応するフィンガが考察中の測定通路に再度割当てられる(ブロ
ック76)。この再割当てはこのサイクルの唯一の再割当てであり、サイクルは図
1にわたって開始する(ブロック92)。割当ては割当てられていないフィンガが
存在するならば、それを復調通路のリスト中の他の全ての送信機インデックスと
は異なる対応する送信機インデックスを有する特定の測定通路へ割当てることを
含んでいる。割当てられていないフィンガの割当ては、少なくとも1つのフィン
ガが補足チャンネルで送信している送信機へ割当てられることを確実にするため
に、フィンガが補足チャンネルで情報を復調しているか否かに依存している。
【0047】 ブロック84に戻ると、通路Pプラス異なる量が最も弱いフィンガよりも大き
くないならば、ブロック76の再割当てはバイパスされ、図4で示されているよう
にセルダイバーシティを最大にするためにフィンガ再割当てアルゴリズムが実行
される(ブロック94)。セクタSが補足チャンネルをサポートするがフィンガは
現在補足チャンネルを復調していないとき、フィンガを通路Pに再割当てすると
きのしきい値を選択するためにデルタの値が操作されることができる。デルタは
+/−20dB以上の範囲であってもよい。
【0048】 ブロック68において説明を継続すると、比較に使用される最も弱いフィンガ
の信号レベルが考察中の測定通路の信号レベルよりも3dBを超える程度に弱い
ならば、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のものであるか
否かが決定される(ブロック86)。イエスであるならば、考察中の通路Pを含む
セクタが補足チャンネルをサポートするか否かが決定される(ブロック88)。ノ
ーであるならば、そのフィンガは通路Pに再度割当てられ(ブロック76)、サイ
クルは再度図1で開始する(ブロック92)。この場合、補足チャンネルをサポー
トするフィンガが存在しないが、通路Pを含んでいるセクタは補足チャンネルを
サポートし、データが補足チャンネルで送信され始めるならば、セクタはデータ
を処理するために復調される通路を既に有する。
【0049】 最も弱いフィンガが唯一の補足チャンネルをサポートするフィンガであるな
らば(ブロック86)、およびセクタが補足チャンネルをサポートするならば(ブ
ロック88)、プロセスはフィンガを考察中の通路Pに再度割当てるように進行し
(ブロック76)、サイクルは再開する(ブロック92)。
【0050】 ブロック86に戻ると、最も弱い信号レベルを有するフィンガが補足チャンネ
ルをサポートする唯一のフィンガであるならば、サイクルはブロック76に進み、
比較のために復調通路に対応するそのフィンガは考察中の通路Pに再度割当てら
れ(ブロック76)、その後サイクルが図1について開始する(ブロック92)。こ
のようにして、1よりも多数のフィンガ補足チャンネルをサポートしているなら
ば、最強のフィンガは通路Pに再度割当てられる。ブロック88に戻ると、考察中
の通路Pを含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートしないならば、高いデ
ータ速度の呼が補足チャンネルを使用するか否かおよび補足チャンネルを復調し
ないフィンガが存在するか否かが決定される(ブロック90)。補足チャンネルを
復調していないフィンガがさらに存在し、呼が補足情報を有するHDRであるな
らば、考慮されていない測定リストにはさらに通路が存在しなければならない。
それ故、方法は戻って通路リスト上の通路を測定し続け(ブロック74)、プロセ
スは前述したように進行する。ブロック90は通路の測定リストがフィンガを補足
チャンネルに割当てるあらゆる機会を利用するために消耗されることを確実にす
る。補足チャンネルを復調するフィンガが存在するならば(ブロック90)、測定
通路リストを再割当てしたり、またはそれを試験し続ける必要はなく、図4で示
されているようにセクタと通路ダイバーシティを最大にするためにフィンガ再割
当てアルゴリズムが実行される(ブロック94)。
【0051】 この手順の利点は、補足データが補足チャンネルで送信されているならば、
少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルで送信されているセルに割当てられ
ることである。図1乃至4の方法は最初に、図3でセルダイバーシティを最大に
し、図4でセクタおよび通路ダイバーシティに焦点を合せて補足チャンネルが常
に復調されることを確実にする。
【0052】 図4を参照すると、通路リスト中で最強の通路は“P”として設定され、P
を含んでいるセルは“C”として設定され、Pを含むセクタは“S”として設定
される(ブロック98)。セクタダイバーシティを最大にするために、フィンガが
通路Pを復調するように割当てられるか否かを決定する(ブロック106 )。イエ
スならば、方法は通路リストにさらに通路が存在するか否かを決定する(ブロッ
ク104 )。Pに割当てられるフィンガが存在しないならば、フィンガがフリーで
あるかまたは割当てられていないか否かを決定する(ブロック108 )。割当てら
れていないまたはフリーのフィンガが存在するならば、割当てられていないまた
はフリーのフィンガはPに割当てられ(ブロック102 )、考察中の測定通路に対
応するアクションは完了し、通路リストにさらに通路が存在するか否かが決定さ
れる(ブロック104 )。
【0053】 ブロック104 から、通路リストにさらに通路が存在するならば、プロセスは
次に強い測定通路に対して継続し、これは“P”として割当てられ、Pを含むセ
ルとして“C”を割当てる(ブロック100 )。付加的な測定通路が存在しないな
らば、フローは接続ブロック80により図1へ継続し、測定通路のリストをクリア
し、再サイクルする(ブロック12)。
【0054】 ブロック108 に戻ると、最強の通路がフィンガを割当てられた後、残りのフ
ィンガがないと、アルゴリズムは補足チャンネル上の任意のデータが復調される
ことを確実にする。最も弱いフィンガは“F”として割当てられる(ブロック11
0 )。最も弱いフィンガFがセルCに割当てられたか否かが決定される(ブロッ
ク112 )。イエスならば、最も弱いフィンガFが補足チャンネルを復調する唯一
のフィンガであるか否かが決定される(ブロック114 )。ブロック114 と116 は
補足チャンネルを復調する唯一のフィンガを除去されないことを確実にする。
【0055】 フィンガFがセルCを復調する唯一のフィンガであるならば、考察中の通路
Pを含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かが決定される(ブ
ロック116 )。セクタSが補足チャンネルをサポートしないならば、アルゴリズ
ムはフィンガを再割当てしないで、補足チャンネルの唯一の復調フィンガとして
フィンガFを維持する。その方法は図1で示されているように測定通路のリスト
をクリアし始める(ブロック12)。
【0056】 セクタSが補足チャンネルをサポートするならば(ブロック116 )、考慮さ
れているフィンガFは補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではない。フィ
ンガFが3dBだけPよりも弱いか否かが決定される(ブロック118 )。値3d
Bは例によって使用されるが、+/−20dBの範囲以上が、フィンガがブロッ
ク120 で再度割当てられるか否かに関してブロック118 の出力を変化するために
使用される。Fが3dBだけPよりも弱いならば、フィンガFは通路Pに再割当
てされ(ブロック120 )、測定通路のリストはクリアされる(ブロック80、12)
。フィンガFが3dBだけPよりも弱くないならば、再割当ては起こらず、測定
通路のリストはクリアされる(ブロック80、12)。
【0057】 図4のブロック112 に戻ると、最も弱いフィンガFが通路Pを含むセルへ割
当てられないならば、Fのセルに割当てられた別のフィンガが存在するか否かが
決定される(ブロック122 )。イエスであるならば、方法はブロック114 へ進み
、前述したように継続する。ノーならば、さらにフィンガが存在するか否かが決
定される(ブロック124 )。フィンガが存在しないならば、測定通路のリストは
クリアされ、サイクルは再度開始する(ブロック80、12)。さらにフィンガが存
在することがブロック124 により決定されるならば、フィンガ“F”は次に弱い
フィンガとして割当てられ(ブロック126 )、Fが通路Pを含むセルに割当てら
れるか否かの決定が継続し、ブロック112 から前述したように進行する。
【0058】 ブロック118 では、3dBのオフセットは2つの類似して有効な通路間に余
分の再割当てを阻止するためのヒステリシスウィンドウである。さらに大きいま
たはさらに小さいヒステリシスウィンドウはシステムの用途に応じて使用される
。このような3dB弱い通路が存在するならば、最も弱いこのような復調通路に
対応するフィンガは測定通路に再割当てされる(ブロック120 )。この再割当て
はこのサイクルの唯一の再割当てであり、フローは図1の新しいサイクルの開始
まで接続ブロック80を経て継続する。割当てられていないフィンガが存在するな
らば、割当ては、割当てられていないフィンガを復調通路のリストのその他の送
信機指数とは異なる対応する送信機指数を有する特定の測定通路に割当てること
を含んでいる。割当てられていないフィンガの割当てはフィンガが補足チャンネ
ルの情報を復調しているか否かに基づいており、少なくとも1つのフィンガが補
足チャンネルで送信している送信機に割当てられることを確実にする。
【0059】 このような3dB弱い通路が存在しないならば、残りの測定通路は考察中の
復調通路と同一方法で図4をフローする。それ故、このような通路が存在しない
ならば、即ち再割当てがこのサイクル中に生じないならば、フローはブロック12
0 から接続ブロック80を経て図1へ継続する。
【0060】 例により、図1乃至4の方法が図6のA乃至Cで示されている信号に基づい
て実行されることを仮定する。他のBSセクタは移動局に利用可能ではないと仮
定する。これらの復調素子が以下のように割当てられることを想定する。
【0061】 復調素子 時間オフセット 信号レベル ロック セクタ 1 t1 1 Y 6A 2 t2 2 N 6A 3 t3 3 Y 6A ここで、セクタは図6のA乃至Cの図面番号に対応している。例えば、図6のA
で示されている信号はセクタ6Aに対応する。図1から開始すると、測定リスト
はクリアされ、セクタ6Aはアクティブセットの一部として考察中の第1のセク
タとして設定される(ブロック10−14)。サーチャ素子は図6Aで示されている
ようにマルチパス信号をサーチし始め、以下のようにラベルを付けられる。
【0062】 通路ラベル 時間オフセット 信号レベル セクタ 300 t1010 6A 302 t1111 6A 304 t1212 6A 306 t1313 6A 通路304 は4つのレベルで最小であり、その下はしきい値ライン320 により示さ
れているようなしきい値レベルである。サーチャ素子は3つの極大値を発見する
(ブロック16−20)。それ故、このサイクルの測定通路のリストに付加される最
終データは以下のようになる。
【0063】 通路ラベル 時間オフセット 信号レベル セクタ 300 t1010 6A 302 t1111 6A 306 t1313 6A セクタ3Bは考察中の次のセクタとして設定される(ブロック22と26)。さら
に2つのエントリが以下のように測定通路のリストに付加される(ブロック16−
20)。
【0064】 通路ラベル 時間オフセット 信号レベル セクタ 308 t1414 6B 310 t1515 6B セクタ3Cは考察中の次のセクタとして設定される(ブロック22と26)。さら
に2つのエントリが以下のように測定通路のリストに付加される(ブロック16−
20)。
【0065】 通路ラベル 時間オフセット 信号レベル セクタ 312 t1616 6C 314 t1717 6C したがって測定通路のリストは完了し、フローは図2に継続する。
【0066】 図2は考察中の第1の通路であるように復調素子1の通路を設定することに
より開始する。復調通路1はロックされているので、復調通路は測定通路に一致
される(ブロック34−36)。この例では、t1 はほぼt10に等しく、したがって
復調通路1は測定通路300 に一致することを想定する。復調通路1は測定通路30
0 に一致する最初の復調通路であるので、プロセスは次の復調通路に対して継続
する(ブロック38と46)。
【0067】 復調通路2は考察中の復調通路として設定される(ブロック48)。復調通路
2がロックされないので、復調通路2はフリーのラベルを付けられる(ブロック
34および50)。プロセスは次の復調通路に継続する(ブロック46)。
【0068】 復調通路3は考察中の復調通路として設定される(ブロック48)。復調通路
3はロックされるので、復調通路は測定通路に一致される(ブロック34−36)。
この例では、t3 はほぼt10に等しく、したがって復調通路3は復調通路1のよ
うに測定通路300 に一致すると想定する。復調通路3は測定通路300 に一致する
第2の復調通路であるので、プロセスは2つの通路の振幅を比較する(ブロック
38と40)。この例ではA3 <A1 を想定し、それ故、復調素子3はフリーのラベ
ルを付けられる(ブロック44)。復調通路3は最後の復調通路であるので、図2
の機能は完了し、フローは図3に継続し、以下復調通路のリストを示す。 復調素子 時間オフセット 信号レベル ロック セクタ 1 t1 =t101 Y 6A フリー2 フリー3 以下は測定通路のリストである。 通路ラベル 時間オフセット 信号レベル セクタ 一致 300 t1010 6A 復調通路1 302 t1111 6A 306 t1313 6A 308 t1414 6B 310 t1515 6B 312 t1616 6C 314 t1717 6C A14が最強の信号レベルであると仮定すると、図3で示されているように方法は
考察中の測定通路“P”として測定通路308 を設定し、6Bを通路を含んでいる
セクタ“S”とし、“C”を通路Pを含んでいるセクタとして設定することによ
って開始する。この例では、セクタ6Bに割当てられる復調素子はなく、復調素
子またはフィンガ2はフリーである(ブロック62と64)。それ故、復調素子2は
測定通路308 に割当てられ、復調通路の新しいリストを以下に示す。
【0069】 復調素子 時間オフセット 信号レベル ロック セクタ 1 t1 1 Y 6A 2 t1414 Y 6B フリー3 A11が次に強い信号レベルであると仮定すると、測定通路302 は考察中の次の
測定通路であり、6Aはその通路を含んでいるセクタである(ブロック74と70)
。セクタ6Aに割当てられた復調素子が既に存在するので、測定通路310 は考察
中の次の測定通路として設定され、6Bはその通路を含んでいるセクタとして設
定され(ブロック62、74、70)、A15は次に強い信号レベルであると想定する。
このプロセスは測定通路300 と306 を経て継続し、A10とA13は信号強度の順序
で続いている。測定通路314 が考察中の通路であり、6Cがその通路を含んでい
るセクタであるとき、先のフリーな復調素子3は測定通路314 に割当てられる(
ブロック62、64、72)。測定通路312 は考察中の測定通路として設定され(ブロ
ック74および70)、復調通路3がセクタ6Cに割当てられるので、図3の機能は
完了し(ブロック62および74)、復調通路のリストを以下示す。
【0070】 復調素子 時間オフセット 信号レベル ロック セクタ 1 t1 1 Y 6A 2 t1414 Y 6B 3 t1717 Y 6C このシナリオでは、復調素子はこの点まで割当てられず、それによってさらに
通路およびセクタダイバーシティのためにフローは図4に継続する。測定通路30
8 はA14が最強の信号レベルであるので考察中の測定通路として再設定される(
ブロック98)。測定通路308 が復調素子2に割当てられるので、前述のA11が次
に強い信号通路であるので、プロセスは考察中の測定通路として測定通路302 で
継続する(ブロック108 、106 、104 、100 )。次に、A15が強度順で次である
ので、割当てられる測定通路は310 である。復調素子1は測定通路302 に再度割
当てられる。この割当てはこのサイクルのプロセスを終了する。測定通路は次の
サイクルでクリアされ(ブロック12)、復調通路のリストを以下示す。
【0071】 復調素子 時間オフセット 信号レベル ロック セクタ 1 t1111 Y 6A 2 t1414 Y 6B 3 t1717 Y 6C 一度、全てのフィンガが割当てられると(ブロック108 )、前述のセル割当て
にしたがって通路およびセクタのカバー区域を最大にする。補足チャンネルを復
調しているただ1つの復調素子(1、2または3)が存在するならば、本発明の
方法および装置は復調素子が補足チャンネルから除去されないことを確実にする
(ブロック114 、116 )。または、セルのセクタが補足チャンネルをサポートし
、フィンガFが考察中の通路Pよりも3dBだけ弱いならば、方法はフィンガF
を通路Pへ再度割当てる。このようにして、方法は補足チャンネルを復調する復
調素子の強度を最大にする。
【0072】 基地局の方法は移動局の方法よりも複雑ではない。移動局と異なって、多数
のセクタを有するBSは、類似のパワー制御情報が移動局から送信されないので
セクタダイバーシティに関係しない。基地局の方法は過剰な再割当てを防止しな
がら全ての利用可能な復調素子を最強の通路に割当てることに焦点を置いている
【0073】 本発明の実施形態の多数の明白な変形が存在する。好ましい実施形態の先の
説明は当業者が本発明を実行または使用することを可能にするために行わった。
これらの実施形態に対する種々の変形は当業者に容易に明白であり、ここで規定
されている一般原理は本発明の発明力を使用せずに他の実施形態に応用されるこ
とができる。したがって、本発明はここで示されている実施形態に限定されるこ
とを意図するものではなく、ここで説明した原理と優れた特性と一貫して最も広
い技術的範囲に従うことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図2】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図3】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図4】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図5】 4ウェイハンドオフ状態を示した図。
【図6】 3つの異なる基地局またはベースセクタに対するパイロット信号強度対時間を
示したグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 5K067 AA21 BB04 BB21 CC10 DD11 EE02 EE10 EE56 JJ11 JJ21 JJ31 JJ71 JJ76

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置で複数のフィンガを複数の信号に割当てる方法にお
    いて、 前記複数の信号を測定し、 前記複数の信号に対応する測定通路のリストを生成し、 復調通路のリストを前記測定通路のリストと整合させ、 前記複数のフィンガを前記測定通路のリスト中の通路へ割当て、 少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルを復調することを確実にするため
    に、任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに基づいてフィンガ
    を復調通路に再度割当てするステップを含んでいる方法。
  2. 【請求項2】 複数のフィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、 前記複数の信号を測定し、 前記複数の信号に対応する測定通路のリストを生成し、 復調通路のリストを前記測定通路のリストと整合させ、 通路の強度に基づいてセルダイバーシティを設定するために、前記複数のフィ
    ンガを前記測定通路のリストの通路へ割当て、 少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルを復調することを確実にするため
    に任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに基づいてフィンガを
    復調通路に再度割当て、 前記複数のフィンガを前記測定通路のリスト中の通路へ割当てて、通路ダイバ
    ーシティを設定するステップを含んでいる方法。
  3. 【請求項3】 割当てを解除されたフィンガが存在しないならば、特定のフ
    ィンガを前記特定の測定通路に再度割当てるステップをさらに含んでおり、前記
    再度割当てるステップは、 前記特定のフィンガの割当てを解除し、 前記特定のフィンガを前記特定の測定通路に割当て、少なくとも1つのフィン
    ガが存在するならば、それを補足チャンネルを送信している送信機へ割当てるこ
    とを確実にさせるステップを有する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記方法は高いデータ速度の呼中に行われる請求項1記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 フィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、 前記復調通路の測定リストを生成し、 前記フィンガを通路の強度に基づいて前記測定リスト中の前記復調リストに割
    当て、 考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられているフィンガが1
    よりも多く存在するならばフィンガを考察中の復調通路に再度割当て、 各セルが1つのフィンガに割当てられるならば、既に補足チャンネルを復調す
    るフィンガが存在しないならば、また考察中の前記復調通路を含むセクタが補足
    チャンネルをサポートするならば、フィンガを考察している前記復調通路へ再度
    割当てるステップを含んでいる方法。
  6. 【請求項6】 特定のフィンガの割当てを解除し、 前記フィンガを前記測定リスト上の前記既存の復調通路の1つに割当て、少な
    くとも1つのフィンガが存在するならば、それを補足チャンネルを送信している
    送信機へ割当てることを確実にさせるステップをさらに有する請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記方法は高いデータ速度の呼中に行われる請求項5記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 複数の信号通路を復調する移動体通信装置において、 1組の測定通路を復調する1組のフィンガと、 基地局からのパイロット信号の測定を行い1組の測定通路を生成し、測定通路
    をフィンガと整合させ、少なくとも1つのフィンガが存在するならば、それが補
    足チャンネルで送信しているソースへ割当てられることを確実にするために、任
    意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに応じて前記1組の測定通
    路へフィンガを割当てる制御システムとを具備している移動体通信装置。
  9. 【請求項9】 前記制御システムは、 割当てが解除されたフィンガが存在しないならば、特定のフィンガの割当てを
    解除し、 前記特定のフィンガを前記信号の特定のインスタンスに割当てる請求項8記載
    の移動体通信装置。
  10. 【請求項10】 前記特定のフィンガは前記信号のインスタンスの第1のセ
    ットからの前記信号の任意の他のインスタンスの信号強度よりも弱い信号強度を
    有する前記信号のインスタンスに割当てられる請求項9記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 前記特定のフィンガは前記信号の前記特定のインスタンス
    の前記信号強度よりも弱い信号強度を有する前記信号のインスタンスに対応する
    請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 信号の処理方法において、 信号の一連のエネルギレベルを測定し、 前記一連のエネルギレベルに基づいて前記信号の一連の電子表示を生成し、 順方向リンク信号のセットに対して前記一連の電子表示をサーチし、 各送信機に対する少なくとも1つの順方向リンク信号を含んでいる順方向リン
    ク信号のサブセットを復調し、前記少なくとも1つの順方向リンク信号は、前記
    送信機に関連している他の全ての順方向リンク信号の残りのセットよりも大きい
    信号強度を有し、 前記信号のインスタンスの前記第1のセットを前記信号のインスタンスの前記
    第2のセットに整合させ、割当てを解除されたフィンガが存在するならば、割当
    てを解除されたフィンガを前記信号のインスタンスの前記第2のセットからの前
    記信号のインスタンスの前記第1のセットからのあらゆる送信機指数とは異なる
    対応する送信機指数を有する前記信号の特定のインスタンスに割当て、この割当
    ては少なくとも1つのフィンガが存在するならばそれが補足チャンネルで送信し
    ているソースへ割当てられることを確実にするために補足チャンネルを復調して
    いるフィンガがあるか否かに基づいて行われるステップを含んでいる方法。
  13. 【請求項13】 前記方法は高いデータ速度の呼中に行われる請求項12記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 信号処理はコード決定多元アクセスの順方向リンク伝送中
    に行われる請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 1以上の基地局と、 前記1以上の基地局との間で通信信号の送信および受信を行う移動局と、 前記移動局により受信された通信信号を復調するためフィンガを割当て、全て
    の前記フィンガが通信信号を復調するために割当てられた後、任意のフィンガが
    補足チャンネルで通信信号を復調しているか否かを決定する制御システムとを具
    備し、 前記制御システムは、割当てられたフィンガ中に前記補足チャンネルで通信信
    号を復調しているものがないならば、フィンガを前記補足チャンネルを復調する
    ために再度割当てる通信システム。
  16. 【請求項16】 移動局において複数のフィンガを割当てる方法において、 複数の復調通路に対応する測定通路のリストを生成し、 通路の強度に基づいた測定通路のリストに対応してフィンガを復調通路に割当
    て、 フィンガが補足チャンネルを復調しているか否かを決定し、 補足チャンネルを復調する最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一
    のフィンガではないならば、補足チャンネルを復調する最も弱いフィンガではな
    いフィンガを通路に割当てるステップを含んでいる方法。
  17. 【請求項17】 補足チャンネルを復調するフィンガが存在しないならば、
    考察している通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かを
    決定し、前記セクタが補足チャンネルをサポートするならば、フィンガを前記セ
    クタの通路に再度割当てることをさらに含んでいる請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 フィンガを前記セクタの通路へ再度割当てる前に、通路の
    強度が予め定められたしきい値を超えているか否かを決定することをさらに含ん
    でいる請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 補足チャンネルを復調する最も弱いフィンガが補足チャン
    ネルを復調する唯一のフィンガではないか否かを決定する前に、最も弱いフィン
    ガが考察している通路よりも少なくとも3dB弱いか否かを決定するステップを
    さらに含んでいる請求項16記載の方法。
  20. 【請求項20】 最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一の
    フィンガである場合には、考察している通路を含んでいるセクタが補足チャンネ
    ルをサポートするか否かを決定するステップをさらに含んでいる請求項16記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 前記セクタが補足チャンネルをサポートする場合には、フ
    ィンガを考察中の前記通路へ再度割当て、それによって補足チャンネルの情報が
    高いデータ速度の呼のソフトハンドオフ中にフィンガによって常に復調されるこ
    とを確実にしている請求項21記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記セクタが補足チャンネルをサポートしない場合には、
    前記移動局が補足チャンネルを使用して高いデータ速度の呼であるか、また補足
    チャンネルを復調するフィンガが存在しないか否かを決定するステップをさらに
    含んでいる請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記高いデータ速度の呼において補足チャンネルを復調す
    るフィンガが存在しない場合には、測定通路の前記リストの残りの通路を考慮し
    続けることをさらに含んでいる請求項23記載の方法。
  24. 【請求項24】 1以上の基地局と、 前記1以上の基地局との間で通信信号の送信および受信を行い、前記1以上の
    基地局から受信された前記通信信号のインスタンスのセットを復調する複数のフ
    ィンガを有する移動局と、 前記フィンガを前記1以上の基地局から受信された前記通信信号の前記インス
    タンスのセットへ割当て、それによって、前記制御システムは1つの基地局が補
    足チャンネルで通信信号を送信している場合には、フィンガが前記補足チャンネ
    ルを復調するために割当てられていることを確実にする制御システムとを具備し
    ている通信システム。
  25. 【請求項25】 複数の基地局と、 前記複数の基地局と通信する移動局と、 復調通路の強度に基づいて前記複数の基地局から前記移動局へ送信される復調
    通路へフィンガを割当てる制御システムとを具備し、前記制御システムは、前記
    フィンガが補足チャンネルを復調している割当てられたフィンガの唯一のフィン
    ガであることの決定後に、補足チャンネルを送信している前記複数の基地局の1
    つへフィンガを再度割当てる通信システム。
  26. 【請求項26】 前記複数の基地局の1つへ再度割当てられた前記フィンガ
    は最も弱いフィンガである請求項25記載の通信システム。
  27. 【請求項27】 前記フィンガを再度割当てる前に、前記制御システムは通
    路を含むセクタが補足チャンネルをサポートするか否かを決定する請求項25記
    載の通信システム。
  28. 【請求項28】 前記フィンガを再度割当てる前で、セクタが補足チャンネ
    ルをサポートするか否かを決定した後、制御システムは考察している通路がしき
    い値よりも強いか否かを決定し、通路が少なくともしきい値である場合のみ、前
    記制御システムはフィンガを通路に再度割当てる請求項27記載の通信システム
  29. 【請求項29】 フィンガを複数の復調通路へ割当てる方法において、 前記復調通路の測定リストを生成し、 前記フィンガを通路強度に基づいて前記測定リスト中の復調通路に割当て、 以下の場合、即ち、 考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられるフィンガが1よ
    りも多く存在する場合、 考察している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポート
    し、各セルが1つのフィンガに割当てられている場合、 各セルには1つのフィンガが割当てられ、少なくとも1つのフィンガは既に
    補足チャンネルを復調し、最も弱いフィンガは補足チャンネルをサポートする唯
    一のフィンガではない場合、 各セルには1つのフィンガが割当てられ、少なくとも1つのフィンガは既に
    補足チャンネルを復調し、最も弱いフィンガは補足チャンネルをサポートする唯
    一のフィンガであり、考察中の前記復調通路を含んでいるセクタは補足チャンネ
    ルをサポートする場合には、 フィンガを考察中の復調通路に再度割当てるステップを含んでいる方法。
  30. 【請求項30】 さらに、前記フィンガを前記復調通路に割当て、それによ
    って前記測定リストに復調通路を含んでいる1つのセルに割当てられるフィンガ
    が1つ存在する請求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 さらに、考察している前記復調通路を含んでいるセクタが
    補足チャンネルをサポートし、考察している通路は最も弱いフィンガよりも大き
    いしきい値である場合、各セルが1つのフィンガに割当てられるならば、フィン
    ガを考察している復調通路に再度割当てる請求項29記載の方法。
  32. 【請求項32】 さらに、各セルには1つのフィンガが割当てられ、少なく
    とも1つのフィンガは既に補足チャンネルを復調し、最も弱いフィンガは少なく
    とも考察している通路よりも弱いしきい値であり、最も弱いフィンガが補足チャ
    ンネルをサポートする唯一のフィンガではない場合には、フィンガを考察してい
    る復調通路に再度割当てる請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 しきい値は約3dBである請求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 フィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、 前記復調通路の測定リストを生成し、 前記フィンガを通路強度に基づいて前記測定リスト中の復調通路に割当て、 以下の場合、即ち、 最も弱いフィンガが考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てら
    れ、最も弱いフィンガは補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではない場合
    、または、 最も弱いフィンガは考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てら
    れ、最も弱いフィンガは補足チャンネルを復調する唯一のフィンガであり、考察
    している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートする場合
    には、 フィンガを考察している復調通路に再度割当てるステップを含んでいる方法。
  35. 【請求項35】 さらに、前記復調通路に対するフィンガの割当ては1つの
    フィンガを各復調通路に割当てることを含んでいる請求項34記載の方法。
  36. 【請求項36】 考察している復調通路に再度割当てられたフィンガは最も
    弱いフィンガである請求項1、2、5、29または34のいずれか1項記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 複数のフィンガを複数の復調通路に割当てる方法において
    、 複数の復調通路に対応する測定通路のリストを生成し、 セルダイバーシティを設定するために通路の強度に基づいて前記複数のフィン
    ガを前記測定通路のリスト中の復調通路に割当て、 最も弱いフィンガから開始し、各フィンガのセルに割当てられたフィンガが多
    数存在するか否かを決定し、複数のフィンガが前記それぞれのフィンガのセルに
    割当てられる場合には、復調通路を新しいフィンガに再度割当て、 1つのフィンガが各セルに割当てられる場合には、任意のフィンガが補足チャ
    ンネルを復調しているか否かに基づいてフィンガを復調通路に再度割当てて少な
    くとも1つのフィンガが補足チャンネルを復調することを確実にし、フィンガの
    再割当てが行われない場合には、 通路ダイバーシティを設定するために前記複数のフィンガを前記測定通路中
    の復調通路へ割当て、 最も弱いフィンガが考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てら
    れ、最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではない場合
    、または最も弱いフィンガが考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当
    てられ、最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガであり、
    考察している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートする
    場合には、フィンガを考察している復調通路に再度割当てるステップを含んでい
    る方法。
  38. 【請求項38】 1つの再割当てが行われたならば、測定通路リストをクリ
    アし、フィンガの割当を再度開始する請求項37記載の方法。
  39. 【請求項39】 通路ダイバーシティを設定するために測定通路の前記リス
    ト中の復調通路へ前記フィンガを割当てた後、再度割当てられるフィンガがしき
    い値量だけ考察している前記通路よりも弱い場合にのみ、フィンガを考察中の前
    記通路へ再度割当てる請求項27記載の方法。
  40. 【請求項40】 しきい値量は約3dBである請求項37記載の方法。
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