JP2003523571A - ポータブル電子機器のオーディオコントローラ - Google Patents

ポータブル電子機器のオーディオコントローラ

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JP2003523571A
JP2003523571A JP2001560770A JP2001560770A JP2003523571A JP 2003523571 A JP2003523571 A JP 2003523571A JP 2001560770 A JP2001560770 A JP 2001560770A JP 2001560770 A JP2001560770 A JP 2001560770A JP 2003523571 A JP2003523571 A JP 2003523571A
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Abstract

(57)【要約】 ラップトップ型及びノートブック型デジタルコンピュータのための、圧縮されたデジタルオーディオ記録データを再生するためのオーディオコントローラ(18)。コントローラ(18)は、コンピュータシステム(10)のドライブ(20,22)上に記録されているオーディオデータファイルを横断及びアクセスするためのドライブインタフェースを有する。コントローラに結合されたファンクションキーは、ユーザが、所望のオーディオデータを含むドライブ(20,22)にアクセスすることを許容する。デコーダ回路(56)は、オーディオデータをデコードし、デコードされたオーディオデータストリームを生成する。データストリームはコントローラ(18)によってアナログ信号に変換され、コンピュータシステム(10)のオーディオサブシステムに送られる。コントローラ(18)は、コンピュータシステム(10)が例えば省電力モード又はオフのときのように非活性状態のときに都合良く動作し、そしてコンピュータシステム(10)がオン又は活性状態のときは通過モードで動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーディオ記録データを再生するためのポータブル機器に関し、よ
り詳しくは、圧縮されたデジタルオーディオ記録データを再生するための機器に
関する。具体的には、本発明の適用範囲は、MP3デジタルオーディオファイル
の再生であり、特に、ポータブルコンピュータで使用されるものであるが、他の
使用例もここでは考えられる。
【0002】
【従来の技術】
最近は、MP3と称される圧縮オーディオデジタル記録フォーマットに従って
圧縮されたオーディオ記録データを再生するためのポータブル機器が各種ある。
これらの機器は大きく分けて二つに分類され、一つの分類は、MP3圧縮デジタ
ルオーディオ記録データを電子的ソリッドステートメモリに記録するものであり
、もう一つの分類は、圧縮されたデジタルオーディオデータを、コンパクトディ
スク(“CD”)プレーヤ等の電気・機械装置を用いて後で再生するために、ま
たはデジタルコンピュータのハードディスクドライブ上に記録するものである。
【0003】 電子的ソリッドステートメモリ、即ちフラッシュメモリを用いた、MP3圧縮
デジタルオーディオ記録データを再生するためのポータブル機器は、約10曲分
の曲目を記録することができる。アドインメモリカードを使用すれば、そのよう
な機器は、全部で約20曲分の曲目を保持することができる。電子的ソリッドス
テートメモリ内にMP3圧縮デジタルオーディオ記録データを記録しているこれ
らのMP3再生機器は、比較的電力の消費は少ない。したがって、そのようなM
P3再生機器は、それが蓄積することができる限られた数の曲目を、バッテリを
交換することなく又は再充電することなく、長時間の再生を提供するものである
【0004】 限られた曲目数しか記録できない容量しか持っていないことに加えて、電子的
ソリッドステートメモリ内に圧縮デジタルオーディオ記録データを記録するポー
タブルMP3プレーヤのもう一つの特徴は、そのメモリへの曲目のローディング
に関する不便さである。一般的に、そのようなMP3プレーヤは、MP3圧縮デ
ジタルオーディオ記録データをパーソナルコンピュータのハードディスク上に先
ず最初にダウンロード又はコピーし、その次に、MP3圧縮デジタルオーディオ
記録データをパーソナルコンピュータからポータブルMP3プレーヤに転送しな
ければならない。これらの操作は、単にコンパクトディスク(“CD”)をCD
プレーヤに挿入すること、又はハードディスクドライブ又はデジタルコンピュー
タのCDドライブから直接MP3圧縮デジタルオーディオ記録データを再生する
ことの簡単さとは対照的である。
【0005】 電子・機械装置を用いて再生するための圧縮デジタルオーディオ記録データを
保有するMP3プレーヤは、電子的ソリッドステートメモリ内に圧縮デジタルオ
ーディオ記録データを記録したポータブルMP3プレーヤよりも、より多くの曲
目を記録することができる。例えば、100曲又は100曲以上を記録すること
ができる。しかしながら、電子・機械装置を用いたMP3プレーヤは、通常、か
なりの量の電力を消費する。したがって、電子・機械装置を用いて曲目を再生す
るポータブルプレーヤは、バッテリの交換又は再充電が必要となる前に、例えば
1時間と云うような、比較的短い時間しか再生することができない。
【0006】 ラップトップ型又はノートブック型コンピュータで使用されるバッテリは、通
常、放電し切るまでに、数時間動作可能である。明らかな通り、ラップトップ型
又はノートブック型コンピュータは、コンピュータのCD-ROM又はハードデ
ィスクドライブの何れかを用いて、MP3圧縮デジタルオーディオ記録データを
再生することができる。発明の名称が「ポータブルコンピュータのための低電力
CD−ROMプレーヤ」で、1998年8月19日付出願の米国特許出願番号第
09/136,207号(現在の特許番号は、_________)は、その開
示内容全体が本明細書に援用されるべきものであり、その明細書は、従来のラッ
プトップ型又はノートブック型コンピュータが、単に通常の音楽CDを再生する
とき、如何に必ずしも必要でない大きな量の電気エネルギーを消費するかについ
て記載している。そのような過度の電気エネルギー消費は、ワードプロセッシン
グ及びスプレッドシート分析等のマイクロプロセッサの集中的作業を実行する際
に本来供給されなければならないラップトップ型又はノートブック型コンピュー
タのバッテリ電力を浪費するものである。上述米国出願‘207号で提案された
解決手段は、ポータブル機器へのメインパワーがオフのときに動作するようにな
ったものである。米国特許出願‘207号の発明では、CD−ROMがオーディ
オ用サブシステムに接続され(メインパワーがオフのとき)、その結果、過度の
バッテリ浪費又はポータブルコンピュータをブートアップすることなく、CDの
再生が可能となる。
【0007】
【発明の概要】
したがって、本発明の一つの目的は、コンピュータシステムへのメインパワー
がオフのとき、圧縮デジタルオーディオ記録データを再生するためのラップトッ
プ型又はノートブック型デジタルコンピュータを提供することである。本発明の
もう一つの目的は、圧縮デジタルオーディオ記録データを実際上消費電力が小さ
い従来のポータブルMP3プレーヤに記録するためのラップトップ型又はノート
ブック型デジタルコンピュータを提供することである。
【0008】 一つの実施例として、本発明は、システムCPUとオーディオデータを記録す
るためのドライブとを有したコンピュータサブシステムを具備し、オーディオフ
ァイルを再生するようになったコンピュータシステムを提供するものである。そ
のコンピュータシステムはまた、ドライブから選択的にオーディオデータにアク
セスするためのドライブインタフェースと、オーディオデータを記録するための
メモリとからなるオーディオコントローラを有する。好ましくは、コントローラ
は、電力が前記コンピュータサブシステムに供給されていないときに、オーディ
オデータにアクセス、記録、再生するようになっている。
【0009】 もう一つの実施例では、本発明は、システムCPUとオーディオデータを記録
するためのドライブとを有するコンピュータサブシステムを具備したコンピュー
タシステムが非活性状態のとき、オーディオデータを再生するようになったコン
ピュータシステムを提供する。ドライブからオーディオデータに選択的にアクセ
スするためのドライブインタフェースと、オーディオデータをデコードしデコー
ド信号を発生するデコーダ回路とを具備するオーディオコントローラが提供され
る。コントローラは、前記コンピュータサブシステムが非活性状態のとき、オー
ディオデータを検索し、オーディオデータをデコードするためにドライブにアク
セスするようになっている。
【0010】 方法の形態では、本発明は、コンピュータシステムが非活性状態のときに、該
コンピュータシステム内のオーディオファイルを再生するための方法を提供し、
該方法は、もしコンピュータシステムのメインCPUが非活性状態なら、オーデ
ィオコントローラを活性化する過程と、所望のオーディオデータを選択する過程
と、前記選択されたオーディオデータからオーディオデータストリームを生成す
る過程とを具備する。
【0011】 以下の説明は、好適実施例について行われるが、当業者であれば、本発明がこ
れらの好適実施例に限定されるものではないことは理解できるであろう。むしろ
、本発明はその好適実施例よりも広いものであり、添付の特許請求の範囲によっ
てのみその範囲の限定がなされるものである。
【0012】 以下、本発明の好適実施例を添付図面を参照しながら説明することとする。全
図面を通して、同一番号及び符号は同一の要素、部材を示すものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1−4は、本発明によるMP3オーディオコントローラの好適実施例を示す
。概要として、本発明は、記録されているMP3ファイルを再生するように構成
されたMP3オーディオコントローラ18に関するものである。本実施例におい
て、本発明によるMP3コントローラは、コンピュータシステム10(例えば、
ポータブルラップトップ型コンピュータ)内に一体的に組み込まれることを目的
としたものであり、該コントローラは、コンピュータシステムの電源をオンにす
る必要なく、必要なロジックにより、コンピュータ内に記録されているMP3フ
ァイルの選択、検索、再生を行うようになっている。本明細書において、不活性
と云う用語は、メインパワーが供給されていない状態(即ち、オフ状態)、また
はシステムがスリープ状態(パワーマネイジメント機能として定義されるような
)を意味するものと定義される。したがって、本発明は、MP3オーディオファ
イルを再生するとき、非常に多くの電力消費の軽減をもたらす。
【0014】 図1は、本発明によるMP3コントローラ18を具備したコンピュータシステ
ム10がオン状態のときを示す。一般的に、コンピュータ10は、システムCP
U12、コアロジックチップセット14、ハードディスクドライブ(HDD)2
0、CD−ROMドライブ(CD)22、及びスピーカシステム24に接続され
たオーディオサブシステム(図面には“オーディオIC”と記入)16を具備す
る。システム10にメインパワーが供給されているとき(すなわち、コンピュー
タがオンのとき)、MP3コントローラはMP3ファイルの再生を制御しないこ
とが好ましい。なぜならば、そのような機能は、通常、CPU12とMP3デコ
ーダ(典型的にはソフトウェア処理)で処理されるからである。したがって、シ
ステムがオンのとき、MP3コントローラ18は、ドライブ20及び/又は22
とCPUとの間の命令に対してはトランスペアレントな状態、即ち、このコント
ローラを単に通過するのみである。図面上、ドライブ20と22はそれぞれハー
ドディスクドライブ装置とCD−ROMドライブ装置を示すものとして示されて
いるが、当業者に公知の如何なるドライブ機構(例えば、RAMドライブ、DV
Dドライブ、バックアップ用ドライブ等)を、本発明の範囲から逸脱することな
く、これらのドライブ20及び/又は22と置き換えることができる。
【0015】 上とは反対に、システムがオフのときは、図2に示すように、本発明のMP3
コントローラは、CPU12、CPUチップセット14、オーディオサブシステ
ム16を動作させることなく、その中に記録されているMP3ファイルを直接再
生するために、操作者がドライブ20及び/又は22を横断(traverse)するこ
とができるように動作する。そのために、図面に示されるように、システムパワ
ーは、コントローラ18とドライブ20,22だけに供給される必要がある。
【0016】 図3のシステムブロック図は、本発明のMP3コントローラを備えたコンピュ
ータシステムのより詳しい図である。図示のように、CPU12とコアロジック
チップセット14(図面には従来の“ノースブリッジ”及び“サウスブリッジ”
I/Oチップセットとして示されている)は、SMバスとIDEバスの両方を用
いてコントローラ18と接続される。従来技術において理解される通り、コント
ローラ18をSMバスに接続することにより、ユーザがコントローラ18へプロ
グラム可能とする。コントローラ18はまた、IDEバスによりドライブ20及
び/又は22と接続される。以下においてより詳細に説明される通り、コントロ
ーラ18は、組込式オーディオDAC ICを含むことができ、または、解凍さ
れたMP3ファイルを外部オーディオDAC26に送り出すようにすることがで
きる。外部オーディオDAC26は、一体型コンピュータシステム10及び/又
はオーディオIC16のサブセットの一部として含まれても構わない。何れにし
ても、変換されたオーディオファイルは、スピーカシステム24にオーディオ信
号を提供するために(増幅器28で)増幅される。さらに、上で述べた通り、コ
ントローラ18は、ドライブ20,22からMP3ファイルを読み出すためにこ
れらを制御するようになっている。そのために、ユーザがドライブ上のディレク
トリ構造にアクセスできるように、外部LCDディスプレイ30が設けられるこ
とが好ましい。LCDディスプレイは、ドライブ20及び22から(コントロー
ラ18を介して)ディレクトリ情報を受け、その情報をファイル名/位置として
表示する。同様に、LCDディスプレイは、コントローラ18の現在のステータ
ス情報を表示することが好ましく、このことは以下に、より詳しく説明する。L
CDディスプレイ30の使用は、コントローラ18が適当なLCDディスプレイ
ドライバ回路に適応しなければならないことを意味する。しかしながら、コンピ
ュータ10がLCDディスプレイ34とLCDドライバ回路32を有する場合に
は、コントローラ18は直接これらと結合されるようにしても構わない。
【0017】 図4は、本発明によるMP3コントローラ18の詳細なブロック図である。概
要として、コントローラ18は、内部プロセッサ48、メモリ50,52、ID
Eバスインタフェース54、SMバスインタフェース42、及びMP3デコーダ
回路56を有する。コントローラ18の全体的機能は、ドライブ20,22の横
断を可能とし、ユーザに所望のMP3ファイルの選択を許容し、MP3ファイル
を解凍し、そして(外部増幅器及びスピーカシステムによって再生されるように
)デジタル又はアナログの何れかの信号を出力させることである。図4に示され
ているそれぞれの要素は、以下で説明される。
【0018】 プロセッサ48は、ドライブ20,22へのアクセス,横断,検索コマンドを
含む一般的なI/O機能を制御するために設けられる。好適実施例においては、
MP3ファイルを再生するために、ユーザがコントローラ18及びドライブ20
,22を操作できるように、外部ファンクションキー66が設けられている。フ
ァンクションキーは、再生、一時停止、早送り、巻き戻し、次トラック、前トラ
ック、スキャンその他(またはそれらの組合せ)の機能のキーを含むことができ
る。好適実施例においては、本発明のコントローラ18はディレクトリ構造の横
断及びファイルの検索が可能なので、メニュー(MENU)及び入力(ENTE
R)ファンクションキー66を含むことが好ましい。コントローラ18は、ファ
ンクションキー66によって発生したコマンドを解釈し、プロセッサ46へのコ
マンドを発生させるためのファンクションキーインタフェース46を有する。M
P3ファイルの検索及び再生のための命令は、フラッシュメモリ52に記録され
る。これらの命令は、メモリ52内に常駐する、ユーザによるプログラムが可能
なファームウェアであることが好ましい。ファンクションキーへの操作に基づき
、プロセッサ48はメモリ52から命令を受ける。MP3データを含むドライブ
と連絡するために、スレーブIDEインタフェース54が設けられている。ファ
ンクションキーによってユーザコマンドが発生すると、プロセッサ48は、ディ
レクトリ構造の横断を開始するために、ドライブの一つを制御するようにスレー
ブIDEインタフェースに命令を発する。MP3ファイルが記録されているディ
レクトリ構造は、固定化されてもよく(例えば、ディレクトリはユーザによって
特定され且つフラッシュメモリ52内に記憶されてもよい)、または、コントロ
ーラがユーザにドライブ上の全てのディレクトリ及びファイルを横断することを
許容してもよい。ユーザがあるMP3ファイルを一旦選択し、そのファイルを(
例えば、再生ファンクションキーを押すことにより)再生することを望むと、プ
ロセッサ48はスレーブIDEインタフェース54に対して、ドライブからその
ファイルを検索するように命令する。一旦ファイル選択が得られると、ディスク
の動きを最小限とするために、そのファイルがRAMメモリ50に転送されるこ
とが好ましい。最も好ましいのは、図示のように、オーディオファイルを記録す
るともに、プロセッサ48によって使用された命令及び/又はプログラムパラメ
ータを一時的に記録するためのデュアルポートSRAM50を含むことである。
オーディオファイルがメモリ50内に一旦ロードされると、そのデータはMP3
デコーダ回路56へ送られる。
【0019】 デコーダ回路56は、ストリームオーディオデコーダ58、バッファメモリ6
0、内部オーディオDAC62又は外部オーディオDAC26と接続されるDA
Cインタフェース64の何れかを有する。ストリームオーディオデコーダ58は
、メモリ50からストリーム化されたオーディオデータを受け、そこに記憶され
ているデコーダアルゴリズムに従ってデータをデコードする。これに代えて,デ
コーダアルゴリズムは、フラッシュメモリ52内に記憶され、コントローラの活
性化に基づきメモリ50にロードされ、そしてデコーダ58に供給されるように
しても構わない。何れの方法でも、ユーザがデコードアルゴリズムを更新/変更
できるようにすることが好ましい。したがって、メモリ52又はデコーダは、デ
コーダアルゴリズムの最新化可能なものを記録できることが好ましい。好ましい
実施例では、デコーダ58は、MP3オーディオファイルデコーダである。デコ
ーダ58によって発生した出力データは、解凍されたデジタルオーディオデータ
であり、PCMフォーマットデータような一般的デジタルオーディオフォーマッ
トからなっていても構わない。デコーダは、解凍されたデータを、ファーストイ
ンファーストアウト(FIFO)バッファ60に出力する。コントローラ18が
内部DACを備えていれば、バッファ60からのデータはDAC62に送られる
。DAC62は、アナログオーディオ信号を発生し、この信号は次に増幅器28
に送られ、スピーカシステム(図示せず)に出力される。これに代わるものとし
て、外部DACがコンピュータシステムに接続可能(例えば、オーディオICの
一部として)であれば、デコーダが適当なインタフェース64を有していればよ
い。インタフェース64はメモリ60からデジタルデータを受け、外部DACと
電気的に接続される。同様に、外部DACはアナログオーディオ信号を発生し、
この信号は増幅器28及びスピーカシステムに供給される。
【0020】 上で簡単に説明した通り、コントローラは、該コントローラ18がコンピュー
タシステムのSMバスと通信できるようにするために、SMバスインタフェース
42を有することが好ましい。SMバスは、システムがオンのとき、ファンクシ
ョンキーコマンドをシステム14,12に通過させるために設けられ、このバス
はまた、フラッシュメモリ内の記録内容をアップグレード又は書き換えるために
、コントローラ18のフラッシュメモリ52にアクセスするために用いられる。
コマンドが一度インタフェース46に送られると、該コマンドは、処理のために
プロセッサ48に連絡される。コントローラ18はまたLCDインタフェース5
7を有することが好ましく、このLCDインタフェース57はSMバス(レジス
タブロック44を介して)と、プロセッサ48に接続される。こうすることによ
り、LCDインタフェース57は、ファンクションキーを介したユーザのアクシ
ョンとプロセッサのステータスの両方を表わす信号を発生させることができる。
プロセッサステータスには、全体動作ステータス(例えば、ファイルローディン
グ、解凍、ファイル不在等)と特別な動作パラメータ(例えば、エラーステータ
ス、装置の故障等)を含むことができる。さらに、ディレクトリのツリー構造、
ファイル名等を含むドライブデータを表示することが好ましい。さらに、MP3
ファイルは、典型的には、タイトル、曲名等を表わすIDタグを含むことが好ま
しい。LCDインタフェース57は、このタグデータを読み出し且つ表示するよ
うにすることが好ましい。したがって、LCDインタフェース57は、プロセッ
サ48が発生したそのようなドライブデータを表示するようになっていることが
好ましい。
【0021】 コントローラ18は、コントローラの回路をクロック制御し、クロック制御さ
れた装置(ドライブ20,22)とクロック制御されたバス(例えば、IDEバ
ス)を通して通信を行うために、内部クロック機構40を有する。例えば、プロ
セッサ48、デコーダ58及びオーディオDAC62へ供給されるクロックと異
ならせるためには、一つ以上のクロック周波数が典型的には要求されることが当
業者には理解される。クロック機構は、好ましくは、図示のように、設定された
クリスタルによってクロックされるPLLタイマを有する。
【0022】 上で説明した通り、好適実施例のコントローラ18は、システム10がオフの
とき、圧縮オーディオファイルを再生するように動作する。そのためには、コン
トローラ18は、ユーザがファンクションキーの一つを押すことにより活性化さ
れることが好ましい。すなわち、ファンクションキー66の何れか一つを押すこ
とにより、システムパワーがコントローラ18に供給される。この事象が起きる
と、パワーがコントローラ18の各要素とドライブ20及び/又は22に供給さ
れる。さらに、もしシステム10がオンであるなら、本発明のコントローラはス
イッチ68を有する。スイッチ68は、コントローラ18をIDEバスから切り
離すように動作し(図3に示すように)、それにより、ドライブ20,22及び
オーディオサブシステム16に対してトランスペアレントな状態にする。
【0023】 コントローラ18は、MP3オーディオファイルのための従来の記録メディア
であるハードディスクドライブ20とCD−ROMドライブ22の何れとも動作
可能であることが好ましい。したがって、ファンクションキー66は、CD−R
OMドライブのための操作キーである、EJECT,FF/SCAN−FF,R
W/SCAN−RW,PLAY,PAUSE,STOP,MENU,ENTER
等のキーを有することが好ましい。
【0024】 図5A及び図5Bは、本発明によるもう一つの実施例であるコンピュータシス
テム10’を示す。図1及び図2の実施例と同様に、本実施例は、コンピュータ
システム10’に組み入れられたMP3コントローラ18’を有する。しかしな
がら、本実施例では、コントローラ18’は、外部MP3プレーヤ70と動作可
能になっている。図5Aは、システムの要素であるCPU12’,コアロジック
チップ14’,オーディオIC16’,ドライブ20’及び/又は22’にパワ
ーが供給されているときのシステム10’を示す。システムがオンのときは、ド
ライブ20’又は22’の何れかに記録されているMP3オーディオファイルは
、外部装置70に転送することができる。外部MP3プレーヤは、MP3ファイ
ルが記録されたCDを読み出すためのCDプレーヤ72、及び/又は一時的にM
P3ファイルを記録するための内部メモリ74を有する。前述の実施例と同様に
、コントローラ18’は、パワーがオンのとき、システム10’に対してトラン
スペアレントであることが好ましい。図5Bにおいて、システムの構成要素はオ
フ又は非活性の状態である。コントローラ18’は、MP3ファイルを解凍し、
その解凍されたデータを外部プレーヤ74に送出する。これに代えて、コントロ
ーラ18’は、圧縮されたデータを外部プレーヤ74に送ることができ、ここで
、データはプレーヤ74により、適当なオーディオフォーマットに解凍される。
外部装置70は、コントローラ18’に(システム10’を介して)接続される
従来のI/Oインタフェース(図示せず)を有することが好ましい。例えば、コ
ントローラ18’とプレーヤ74は、従来のRS232(シリアル接続)、US
B、及び/又はそれらの間でコマンドの交換及びデータの転送を行うTCP/I
P通信手段を有していても構わない。解凍されたファイルは、外部プレーヤ70
のメモリ74内に記憶させることができる。
【0025】 コントローラ18’は前述実施例のコントローラ18と同様の構成要素を有す
るが、コントローラ18’がファンクションキー66とファンクションキーイン
タフェース46を有する必要がない点で異なる。その理由は、ポータブルプレー
ヤ70はそのような機能を通常それ自体が有しているからである。同様に、もし
、ポータブルプレーヤ70がドライブディレクトリ構造及びファイルを表示する
ことができる適当なディスプレイを具えているならば、コントローラ18’がデ
ィスプレイ表示機能を有する必要はない。
【0026】 上述した通り、本発明の目的を達成したポータブル電子機器のためのオーディ
オコントローラが開示された。当業者であれば、いろいろな変更・改変が可能で
あることが分かるであろう。例えば、本発明のコントローラ18及び18’は、
MP3オーディオフォーマットに関連して説明してきたが、コントローラ18及
び18’がオーディオデータの特定のフォーマットとは無関係であり、MP3フ
ォーマットデータに限られず、如何なる形式のオーディオデータでも受け入れ、
再生し、及び/又は解凍することができる汎用オーディオコントローラと見るべ
きである。
【0027】 他の変更も可能である。例えば、図3及び図4のコントローラ18は、IDE
バスに対して結合(又は、切り離し)されるものとして示され且つ説明されてい
るが、当業者であれば、コントローラがシステム10のバス構造の違いに依存し
て、他のバスインタフェース技術を用いることができることが分かるであろう。
例えば、コントローラ18は、SCSIドライブを制御するように改変してもよ
く、また、SCSIプロトコルに従ってコマンド及びデータ交換をするためのS
CSIインタフェースを有しても構わない。同様に、コントローラ18に、従来
のネットワークにおけるリモートシステム(図示せず)と通信するための、従来
のネットワークプロトコル(例えば、TCP/IP等)を適用することが望まし
いかも知れない。
【0028】 更に他の改変も可能である。本発明のコントローラ18は、システム10がオ
フのとき、オーディオデータをデコードするためのデコーダ回路56を有するも
のとして述べた。しかしながら、MP3のようなオーディオファイルは、例えば
システム10がオンのとき、デコードされ、ドライブ20及び/又は22上にデ
コードされたフォーマットで記録できることが考えられる。もしデコードされた
(解凍された)データがコントローラ18によってアクセスされると、このデー
タは、メモリ50内に蓄積され、直接、オーディオDAC62又はオーディオD
ACインタフェース64に供給される。換言すれば、そのようなデータにはデコ
ード処理が必要なく、コントローラ18はデコードされたデータを直接再生する
。当業者であれば、さらに多数の変更、改変が可能であるこが分かるであろう。
そのような変更、改変は本発明の範囲内のものであり、特許請求の範囲によって
のみその範囲が限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による一実施例の、MP3デジタルオーディオファイルを受け
且つ再生するようになった、オン状態のポータブル装置のブロック図である。
【図2】 図2は、本発明による一実施例の、MP3デジタルオーディオファイルを受け
且つ再生するようになった、オフ状態のポータブル装置のブロック図である。
【図3】 図3は、本発明による図1及び図2の装置のより詳細なブロック図である。
【図4】 図4は、本発明による図1及び図2のMP3オーディオコントローラの詳細な
ブロック図である。
【図5A】 図5Aは、本発明によるもう一つの実施例の、MP3デジタルオーディオファ
イルを受け且つ再生するようになった、そして外部MP3デコーダ装置を利用し
た、オン状態のポータブル装置を示すブロック図である。
【図5B】 図5Bは、本発明によるもう一つの実施例の、MP3デジタルオーディオファ
イルを受け且つ再生するようになった、そして外部MP3デコーダ装置を利用し
た、オン状態のポータブル装置を示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/216,853 (32)優先日 平成12年7月7日(2000.7.7) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/650,515 (32)優先日 平成12年8月29日(2000.8.29) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 チャン, レジニア アメリカ合衆国, カリフォルニア州 94024, ロス アルトス, プラトウ アヴェニュー 1548

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオファイルを再生するようになったコンピュータシ
    ステムであって、該コンピュータシステムは、 システムCPUとオーディオデータを記録するドライブとを有したコンピュー
    タサブシステムと、 前記ドライブから前記オーディオデータを選択的にアクセスするためのドライ
    ブインタフェースと、前記オーディオデータを記録するためのメモリとを有し前
    記コンピュータサブシステムが非活性状態のとき、前記オーディオデータにアク
    セスし、記録し、再生するようになっているオーディオコントローラと、 を具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記オー
    ディオコントローラは更に、前記オーディオデータを受け、解凍されたオーディ
    オデータストリームを出力するデコーダ回路を有することを特徴とするコンピュ
    ータシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、前記デコ
    ーダ回路は更に、前記解凍されたオーディオデータストリームを受け、アナログ
    オーディオ信号を生成するデジタル/アナログ回路を有することを特徴とするコ
    ンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、前記デコ
    ーダ回路は更に、前記解凍されたオーディオデータストリームの一時蓄積のため
    のバッファメモリを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコンピュータシステムにおいて、前記バッ
    ファメモリはファーストインファーストアウト(FIFO)メモリであることを
    特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コン
    トローラは更に、前記オーディオデータストリームを外部デジタル/アナログ変
    換回路にインタフェース接続するためのインタフェース回路を有し、また、前記
    コンピュータサブシステムは更に、前記インタフェースから前記解凍されたデー
    タストリームを受けるための前記外部デジタル/アナログ変換回路を有すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コン
    トローラは更に、前記ドライブに関連したディレクトリ及びファイル情報データ
    を表示するためのLCDディスプレイに対する信号を発生するためのLCDイン
    タフェース57を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コン
    トローラは更に、複数のファンクションキーと動作可能なファンクションキーイ
    ンタフェースを有し、前記ファンクションキーは、前記ファンクションキーイン
    タフェースを通して、前記コントローラに対してユーザコマンドを発生すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コン
    トローラは更に、前記ドライブ及び前記デコーダ回路の動作を制御するためのプ
    ロセッサを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コ
    ントローラは更に、前記ドライブ及び前記デコーダ回路を制御するための前記プ
    ロセッサによって用いられるデータ及びコマンドを記録するためのフラッシュメ
    モリを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コ
    ントローラは更に、SMバスに沿ってコマンド及びデータの交換を行うSMバス
    インタフェースを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ド
    ライブ上の前記オーディオデータはディレクトリ内にファイルとして記録され、
    前記コントローラは更に、ユーザが前記ドライブを横断し、所望のディレクトリ
    及びファイルを選択することを許容するようになっていることを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記オ
    ーディオデータは更にタイトルを表すタグデータを有し、前記コントローラは更
    に、前記コントローラによって前記オーディオデータがアクセスされたとき、前
    記タグデータを表示するためのディスプレイインタフェースを有することを特徴
    とするコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コ
    ントローラは更に、前記コンピュータサブシステムへ前記パワーが供給されたと
    き、前記コントローラを非動作状態に切り換え、また前記コンピュータサブシス
    テムへのパワーの供給がされていないとき、前記コントローラを動作状態に切り
    換えるためのスイッチを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ド
    ライブは、IDEバスで動作するようになったハードディスクドライブ又はCD
    −ROMドライブからなることを特徴とするコンピュータシステム。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ド
    ライブはIDEドライブからなり、前記ドライブインタフェースは前記コントロ
    ーラと前記ドライブとの間でコマンド及びデータの交換を行うためのIDEドラ
    イブインタフェースを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  17. 【請求項17】 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、前記オ
    ーディオデータはMP3オーディオデータからなり、前記デコーダ回路は、MP
    3オーディオデータデコーダからなることを特徴とするコンピュータシステム。
  18. 【請求項18】 コンピュータシステムが非活性状態のとき、オーディオデ
    ータを再生するようになったコンピュータシステムであって、該システムは、 システムCPUとオーディオデータを記録するためのドライブとを有するコン
    ピュータサブシステムと、 前記ドライブから前記オーディオデータを選択的にアクセスするためのドライ
    ブインタフェースと、前記オーディオデータをデコードし、デコードされたオー
    ディオデータを生成するためのデコード回路とを有し、前記コンピュータサブシ
    ステムが非活性状態のとき、前記オーディオデータを検索し前記オーディオデー
    タをデコードするために、前記ドライブにアクセスするようになっているオーデ
    ィオコントローラと、 を具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    デコーダ回路は更に、前記デコードされたオーディオデータを受け、アナログオ
    ーディオ信号を生成するデジタル/アナログ回路を有することを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    デコーダ回路は更に、前記デコードされたオーディオデータを一時的に蓄積する
    バッファメモリを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  21. 【請求項21】 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、前記コ
    ントローラは更に、前記デコードされたオーディオデータを外部デジタル/アナ
    ログ変換回路とインタフェース接続するためのデジタル/アナログインタフェー
    スを有し、そして前記コンピュータサブシステムは更に、前記インタフェースか
    ら前記デコードされたデータを受けるための前記外部デジタル/アナログ変換回
    路を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    コントローラは更に、前記ドライブに関連したディレクトリ及びファイル情報デ
    ータを表示するためのLCDディスプレイに対する信号を発生するためのLCD
    インタフェース57を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  23. 【請求項23】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    コントローラは更に、複数のファンクションキーと動作可能なファンクションキ
    ーインタフェースを有し、前記ファンクションキーは、前記ファンクションキー
    インタフェースを通して、前記コントローラに対してユーザコマンドを発生する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    コントローラは更に、前記ドライブ及び前記デコーダ回路の動作を制御するため
    のプロセッサを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    コントローラは更に、前記ドライブ及び前記デコーダ回路を制御するための前記
    プロセッサによって用いられるデータ及びコマンドを記録するためのフラッシュ
    メモリを有し、前記コマンド及びデータは、前記ファンクションキーの一つの活
    性化に応じて、前記プロセッサに供給されることを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  26. 【請求項26】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    コントローラは更に、SMバスに沿ってコマンド及びデータの交換を行うSMバ
    スインタフェースを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  27. 【請求項27】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    ドライブ上の前記オーディオデータはディレクトリ内にファイルとして記録され
    、前記コントローラは更に、前記ドライブを横断し、所望のディレクトリ及びフ
    ァイルをユーザが選択することを許容させるようになっていることを特徴とする
    コンピュータシステム。
  28. 【請求項28】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    オーディオデータは更にタイトルを表すタグデータを有し、前記コントローラは
    更に、前記コントローラによって前記オーディオデータがアクセスされたとき、
    前記タグデータを表示するためのディスプレイインタフェースを有することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  29. 【請求項29】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    コントローラは更に、前記コンピュータサブシステムへ前記パワーが供給された
    とき、前記コントローラを非動作状態に切り換え、また前記コンピュータサブシ
    ステムへのパワーの供給がされていないとき、前記コントローラを動作状態に切
    り換えるためのスイッチを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  30. 【請求項30】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    ドライブは、IDEバスで動作するようになったハードディスクドライブ又はC
    D−ROMドライブからなることを特徴とするコンピュータシステム。
  31. 【請求項31】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    ドライブはIDEドライブからなり、前記ドライブインタフェースは前記コント
    ローラと前記ドライブとの間でコマンド及びデータの交換を行うためのIDEド
    ライブインタフェースを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  32. 【請求項32】 請求項18に記載のコンピュータシステムにおいて、前記
    オーディオデータはMP3オーディオデータからなり、前記デコーダ回路は、M
    P3オーディオデータデコーダからなることを特徴とするコンピュータシステム
  33. 【請求項33】 請求項18に記載のコンピュータシステムであって、更に
    、前記オーディオデータを記録するためのメモリを具備することを特徴とするコ
    ンピュータシステム。
  34. 【請求項34】 コンピュータシステム内のオーディオファイルを、該コン
    ピュータシステムが非活性状態のときに再生するための方法であって、該方法は
    、 コンピュータシステムのメインCPUが非活性状態ならば、オーディオコント
    ローラを活性化する過程と、 所望のオーディオデータを選択する過程と、 前記選択されたオーディオデータからオーディオデータストリームを生成する
    過程と、 を具備することを特徴とするオーディオファイル再生方法。
  35. 【請求項35】 請求項34の記載の再生方法であって、更に、 前記選択されたオーディオデータをデコードし、デコードされたオーディオデ
    ータストリームを生成する過程を、具備することを特徴とするオーディオファイ
    ル再生方法。
  36. 【請求項36】 請求項34に記載の再生方法であって、更に、 前記オーディオデータストリームからアナログオーディオ信号を生成する過程
    を、具備することを特徴とするオーディオファイル再生方法。
  37. 【請求項37】 請求項34に記載の再生方法であって、更に、 前記選択されたオーディオデータを、前記オーディオコントローラに関連した
    メモリ内に記録する過程を、具備することを特徴とするオーディオファイル再生
    方法。
  38. 【請求項38】 請求項34に記載の再生方法であって、更に、 前記オーディオデータにアクセスするために前記コンピュータシステムのドラ
    イブを制御する過程と、 前記オーディオデータを検索するために前記ドライブを制御する過程と、 を具備することを特徴とするオーディオファイル再生方法。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載の方法であって、更に、 前記所望のオーディオデータの位置を特定するために前記ドライブを横断する
    過程を、具備することを特徴とするオーディオファイル再生方法。
  40. 【請求項40】 請求項34に記載の方法であって、更に、 前記オーディオデータに関する情報を表示する過程を、具備することを特徴と
    するオーディオファイル再生方法。
  41. 【請求項41】 請求項34に記載の方法であって、更に、 前記コントローラをSMバスを介して前記CPUに結合する過程を、具備する
    ことを特徴とするオーディオファイル再生方法。
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