JP2003522360A - 分散型メディアネットワーク及びメタデータサーバを含んだシステム - Google Patents
分散型メディアネットワーク及びメタデータサーバを含んだシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
分散型メディアネットワーク及びメタデータサーバからなるシステム及び動作の方法は、従来のメディアネットワークシステムに対し低コストで、効率的で、信頼性があり汎用性がある代替物を提供する。複数のメディアデータファイルサーバが、異なるメディアデータメディアファイルのための主又は代替データファイルサーバとして指定される。関連する又はリンクされたメディアデータファイルが、メディアネットワーク上で分散され、その結果、各メディアデータファイルサーバにおいて使用されるピーク帯域幅が低くなる。分散メディアネットワークの各サーバは、それがサービスしなければならないメディアデータファイルの機能及び範囲が制限されるため、より迅速かつ効率的に応答する。メディアデータファイルサーバは、クライアント機器に対して、低帯域幅メタデータを転送し、専用ネットワークサーバに同時にログインすることができるクライアントの数を大幅に増大させることができる。また、分散システムは、メディアデータ所有者に対し、彼らが制御及び維持管理するファイルを符号化し、掲示し又はサーバから除去することができるようにすることによって、彼らが所有するメディアデータファイルに対し、より多くの制御を提供する。また、分散型メディアネットワークの代替メディアデータファイルサーバは、主メディアデータファイルサーバの破局的エラー中に主ファイルサーバとしての役割を果たすことも可能であり、それによって、より信頼性のあるフォールトトレラントなメディアネットワークが実現される。
Description
【０００１】
本出願は、３５ Ｕ．Ｓ．Ｃ．１１９（ｅ）によって、２０００年２月４日に
提出された米国仮特許出願第６０／１８０，２４８号に対する優先権も主張する
。 本発明は、ネットワークメディアシステム、より詳細には、情報又はエンター
テイメントデータの配信のためのネットワークシステムに関する。
提出された米国仮特許出願第６０／１８０，２４８号に対する優先権も主張する
。 本発明は、ネットワークメディアシステム、より詳細には、情報又はエンター
テイメントデータの配信のためのネットワークシステムに関する。
【０００２】
一般に、ネットワークに接続された機器（デバイス）は、そのネットワークに
よりメディアデータにアクセスするように使用される。サーバ及びデータベース
は、ネットワーク化されたメディア機器によるすべての要求を処理し、その要求
されたメディアデータを配信する必要がある。メディアデータをコンピュータネ
ットワークによりメディア機器に配信するメディアシステムは、一般に、クライ
アント機器とサーバとデータベースとからなる。クライアント機器は、ネットワ
ークサーバにログインする。クライアントアプリケーションは、サーバに対して
データを要求する。サーバはデータベースと通信し、データベースが特定のデー
タファイルを検索するように要求する。データファイルはデータベースによって
検索され、サーバに送信される。サーバは、メディアデータをネットワークによ
ってクライアントに転送する。
よりメディアデータにアクセスするように使用される。サーバ及びデータベース
は、ネットワーク化されたメディア機器によるすべての要求を処理し、その要求
されたメディアデータを配信する必要がある。メディアデータをコンピュータネ
ットワークによりメディア機器に配信するメディアシステムは、一般に、クライ
アント機器とサーバとデータベースとからなる。クライアント機器は、ネットワ
ークサーバにログインする。クライアントアプリケーションは、サーバに対して
データを要求する。サーバはデータベースと通信し、データベースが特定のデー
タファイルを検索するように要求する。データファイルはデータベースによって
検索され、サーバに送信される。サーバは、メディアデータをネットワークによ
ってクライアントに転送する。
【０００３】
オーディオ、ビデオ及び動画グラフィックデータ等のメディアデータは、一般
に、大容量のデータファイルである。このようなデータをタイムリにクライアン
ト機器に送信するためには、かなりの容量のサーバ帯域幅が必要である。ネット
ワーク帯域幅コストは、メディアネットワークサーバを稼動し維持する総コスト
のかなりの割合となる可能性がある。メディアデータの連続したプログラミング
又は逐次的なマルチメディアプレゼンテーションには、追加のメディアデータに
対する複数の要求が必要である可能性がある。さらに、複数の機器が同時にネッ
トワークメディアサーバにアクセスすることがまた、追加のサーバ帯域幅が必要
となる一因となる。メディアデータに対する各要求により、サーバ帯域幅要求と
サーバ作業負荷とが増大する。メディアネットワークサーバは、ネットワークに
よってメディアデータを送信すると共に、複数のクライアントとデータベースと
の間のすべての通信を処理する。大容量のメディアデータファイルに対する要求
は、該要求によって総サーバ帯域幅の大部分を消費する場合、サーバとクライア
ントとの間の通信を制限し、それによって追加のクライアントがネットワークサ
ーバにログオンすることができなくなる。
に、大容量のデータファイルである。このようなデータをタイムリにクライアン
ト機器に送信するためには、かなりの容量のサーバ帯域幅が必要である。ネット
ワーク帯域幅コストは、メディアネットワークサーバを稼動し維持する総コスト
のかなりの割合となる可能性がある。メディアデータの連続したプログラミング
又は逐次的なマルチメディアプレゼンテーションには、追加のメディアデータに
対する複数の要求が必要である可能性がある。さらに、複数の機器が同時にネッ
トワークメディアサーバにアクセスすることがまた、追加のサーバ帯域幅が必要
となる一因となる。メディアデータに対する各要求により、サーバ帯域幅要求と
サーバ作業負荷とが増大する。メディアネットワークサーバは、ネットワークに
よってメディアデータを送信すると共に、複数のクライアントとデータベースと
の間のすべての通信を処理する。大容量のメディアデータファイルに対する要求
は、該要求によって総サーバ帯域幅の大部分を消費する場合、サーバとクライア
ントとの間の通信を制限し、それによって追加のクライアントがネットワークサ
ーバにログオンすることができなくなる。
【０００４】
このようなネットワーク化されたメディアデータシステムのオペレータは、メ
ディアネットワークシステムをピーク帯域幅要求の必要を満たすように設計する
ことにより、クライアントアプリケーション又は機器によって行われる要求が、
過度な遅延時間無しにタイムリにサービスされ配信されることを保証しなければ
ならない。システムオペレータは、自身のメディアネットワークのピーク使用量
をサービスするために必要なネットワーク帯域幅を購入しなければならない。大
量のクライアントによって同時にアクセスされるメディアシステムは、ほんの短
い期間に対して膨大な量の帯域幅を必要とする可能性がある。実際に、ピークネ
ットワーク使用量は、使用される総平均帯域幅のわずかな割合のみである可能性
がある。このため、かかるシステムの動作コストは、それほど頻繁には出入りが
ないメディアネットワークに対してさえ、非常に高くなる可能性がある。
ディアネットワークシステムをピーク帯域幅要求の必要を満たすように設計する
ことにより、クライアントアプリケーション又は機器によって行われる要求が、
過度な遅延時間無しにタイムリにサービスされ配信されることを保証しなければ
ならない。システムオペレータは、自身のメディアネットワークのピーク使用量
をサービスするために必要なネットワーク帯域幅を購入しなければならない。大
量のクライアントによって同時にアクセスされるメディアシステムは、ほんの短
い期間に対して膨大な量の帯域幅を必要とする可能性がある。実際に、ピークネ
ットワーク使用量は、使用される総平均帯域幅のわずかな割合のみである可能性
がある。このため、かかるシステムの動作コストは、それほど頻繁には出入りが
ないメディアネットワークに対してさえ、非常に高くなる可能性がある。
【０００５】
メディアネットワークシステムのオペレータは、それほど度々メディアネット
ワークによって送信されるメディアデータを所有することはない。メディアデー
タ所有者はしばしば、メディアデータの使用が制限されるように、ネットワーク
オペレータに対してメディアデータの使用を許諾することにより、メディア自体
又は関連する製品及びサービスの販売が促進されるようにする。メディアデータ
所有者は、一般に、ネットワーク配信に対して最適化されていないフォーマット
で生のメディアを有する。メディアデータは、ネットワークオペレータに送信さ
れ、デジタル化されネットワーク配信に最適化されたメディアフォーマットに符
号化されなければならない。次いで、データは、類別されデータベースに格納さ
れなければならない。システムオペレータは、メディアデータの類別と格納とに
かなりの時間とコストとを負う。述べたように、オーディオ、ビデオ及び動画グ
ラフィックスデータ等のメディアデータは、非常に大容量である可能性がある。
かかるデータの格納にはコストがかかり、かつ時間がかかる。
ワークによって送信されるメディアデータを所有することはない。メディアデー
タ所有者はしばしば、メディアデータの使用が制限されるように、ネットワーク
オペレータに対してメディアデータの使用を許諾することにより、メディア自体
又は関連する製品及びサービスの販売が促進されるようにする。メディアデータ
所有者は、一般に、ネットワーク配信に対して最適化されていないフォーマット
で生のメディアを有する。メディアデータは、ネットワークオペレータに送信さ
れ、デジタル化されネットワーク配信に最適化されたメディアフォーマットに符
号化されなければならない。次いで、データは、類別されデータベースに格納さ
れなければならない。システムオペレータは、メディアデータの類別と格納とに
かなりの時間とコストとを負う。述べたように、オーディオ、ビデオ及び動画グ
ラフィックスデータ等のメディアデータは、非常に大容量である可能性がある。
かかるデータの格納にはコストがかかり、かつ時間がかかる。
【０００６】
従来技術によるメディアネットワークシステムには、メディアデータ所有者か
らみて問題がある。例えば、メディアデータがメディアネットワークシステムに
入力されると、メディアデータ所有者はもはや、自身が所有するメディアデータ
を直接制御することができない。メディアネットワークのオペレータが、メディ
アデータの日々の使用をすべて制御する。メディアデータ所有者がメディアネッ
トワークを制御又は操作しないため、ネットワークに対するメディアデータファ
イルの追加又はネットワークからのメディアデータファイルの削除の制御は、メ
ディアデータ所有者にとってさらに困難である。
らみて問題がある。例えば、メディアデータがメディアネットワークシステムに
入力されると、メディアデータ所有者はもはや、自身が所有するメディアデータ
を直接制御することができない。メディアネットワークのオペレータが、メディ
アデータの日々の使用をすべて制御する。メディアデータ所有者がメディアネッ
トワークを制御又は操作しないため、ネットワークに対するメディアデータファ
イルの追加又はネットワークからのメディアデータファイルの削除の制御は、メ
ディアデータ所有者にとってさらに困難である。
【０００７】
上述した従来技術によるシステムには、ネットワークオペレータからみても問
題がある。ネットワークによって送信されているメディアデータの売行きが悪い
場合、ネットワークのオペレータは、損失の大部分を帯域幅、格納及び動作コス
トによるものと推定する。メディアデータ所有者は、ネットワークの動作のオー
バヘッドコストの負担を負わず、したがって、低品質のメディア製品を販売しよ
うとする可能性があり、メディアネットワークのオペレータに対してかなりの損
失をもたらすことになる。
題がある。ネットワークによって送信されているメディアデータの売行きが悪い
場合、ネットワークのオペレータは、損失の大部分を帯域幅、格納及び動作コス
トによるものと推定する。メディアデータ所有者は、ネットワークの動作のオー
バヘッドコストの負担を負わず、したがって、低品質のメディア製品を販売しよ
うとする可能性があり、メディアネットワークのオペレータに対してかなりの損
失をもたらすことになる。
【０００８】
最後に、ネットワークシステムは、あらゆる程度の障害の影響を受け易い。自
然災害、ハードウェア、及びソフトウェア障害はすべて、メディアネットワーク
システムのパフォーマンスに影響を与える可能性がある。メディアシステム内で
発生する技術的問題がシステムネットワーク接続、メディアデータファイルの検
索に影響を与える可能性があり、サーバ全体の再初期化を必要とする場合がある
。単一ロケーションに含まれるシステムでは、ローカルシステム内に冗長性がも
たらされるように設計することができる。しかしながら、ネットワークエリア全
体のパフォーマンスに影響を与える破局的エラーは、ネットワーク信頼性を向上
させるために、追加のネットワーク全体の冗長性を要求する必要がある。
然災害、ハードウェア、及びソフトウェア障害はすべて、メディアネットワーク
システムのパフォーマンスに影響を与える可能性がある。メディアシステム内で
発生する技術的問題がシステムネットワーク接続、メディアデータファイルの検
索に影響を与える可能性があり、サーバ全体の再初期化を必要とする場合がある
。単一ロケーションに含まれるシステムでは、ローカルシステム内に冗長性がも
たらされるように設計することができる。しかしながら、ネットワークエリア全
体のパフォーマンスに影響を与える破局的エラーは、ネットワーク信頼性を向上
させるために、追加のネットワーク全体の冗長性を要求する必要がある。
【０００９】
本発明によれば、分散メディアネットワークシステムは、クライアント機器が
アクセス可能な集中型メタデータサーバと、従来技術を凌駕するいくつかの目的
及び利点を提供する非常に多くの分散型メディアデータファイルサーバと、を備
える。 本発明の利点は、コンピュータネットワークに接続された無限数のメディアデ
ータファイルサーバに亙ってメディアデータファイルを分散させることにより、
各メディアデータファイルサーバに対して必要なピーク帯域幅を低くすることで
ある。 他の利点は、各サーバの機能とサーバタスク及び責任とを制限することにより
、各サーバの作業負荷を低減することである。 本発明の他の利点は、各メディアデータファイルサーバが格納及びサービスす
る必要のあるメディアデータファイルの総数を制限することにより、各メディア
データファイルに対する作業負荷を低減することである。 さらに他の利点は、低帯域幅、専用のネットワーク通信及びメタデータサーバ
でネットワークに接続しログインすることができるクライアントの総数を、増大
させることである。 さらに他の利点は、メディアデータ所有者が自身のメディアデータファイルサ
ーバを操作及び維持することができるようにすることにより、メディアデータ所
有者が、メディアデータファイルの使用に対して、より多く制御することができ
るようにすることである。 本発明のさらに他の利点は、メディアデータ所有者に対し自身のメディアデー
タをメディアネットワークシステムに入力する速度及び容易性を向上させること
である。 さらに他の利点は、分散型メディアネットワーク制御及び管理を分散させるこ
とにより、より費用効果性が高くかつ効率的なメディアネットワークを提供する
ことである。
アクセス可能な集中型メタデータサーバと、従来技術を凌駕するいくつかの目的
及び利点を提供する非常に多くの分散型メディアデータファイルサーバと、を備
える。 本発明の利点は、コンピュータネットワークに接続された無限数のメディアデ
ータファイルサーバに亙ってメディアデータファイルを分散させることにより、
各メディアデータファイルサーバに対して必要なピーク帯域幅を低くすることで
ある。 他の利点は、各サーバの機能とサーバタスク及び責任とを制限することにより
、各サーバの作業負荷を低減することである。 本発明の他の利点は、各メディアデータファイルサーバが格納及びサービスす
る必要のあるメディアデータファイルの総数を制限することにより、各メディア
データファイルに対する作業負荷を低減することである。 さらに他の利点は、低帯域幅、専用のネットワーク通信及びメタデータサーバ
でネットワークに接続しログインすることができるクライアントの総数を、増大
させることである。 さらに他の利点は、メディアデータ所有者が自身のメディアデータファイルサ
ーバを操作及び維持することができるようにすることにより、メディアデータ所
有者が、メディアデータファイルの使用に対して、より多く制御することができ
るようにすることである。 本発明のさらに他の利点は、メディアデータ所有者に対し自身のメディアデー
タをメディアネットワークシステムに入力する速度及び容易性を向上させること
である。 さらに他の利点は、分散型メディアネットワーク制御及び管理を分散させるこ
とにより、より費用効果性が高くかつ効率的なメディアネットワークを提供する
ことである。
【００１０】
本発明は、また、分散型メディアネットワークシステムを通して、主メディア
データファイルサーバと代替メディアデータファイルサーバとの両方に対し冗長
メディアデータファイルを分散させることにより、ネットワーク全体の障害に対
する保護という利点も提供する。 本発明のさらなる目的及び利点は、後続する説明及び図面において明らかとな
ろう。
データファイルサーバと代替メディアデータファイルサーバとの両方に対し冗長
メディアデータファイルを分散させることにより、ネットワーク全体の障害に対
する保護という利点も提供する。 本発明のさらなる目的及び利点は、後続する説明及び図面において明らかとな
ろう。
【００１１】
例示的な実施形態では、分散型メディアネットワーク及びメタデータサーバの
ためのシステムは、ネットワークを介してメタデータサーバに接続された少なく
とも１つのクライアント機器を含む。メタデータサーバは、クライアントが選択
したプログラムを構成するすべてのメディアデータファイルとそれらの順序との
リストを格納するメタデータデータベースからデータを検索する。メタデータデ
ータベースはまた、コンピュータ上のファイル管理システムであっても、あるい
はファイルのある場所、ファイルタイプ及びファイルサイズ等、メディアデータ
ファイルに関する情報を格納する他のあらゆる互換機器であってもよい。クライ
アント機器は、メタデータサーバから、主サーバ及び代替サーバのネットワーク
アドレスと、主記憶装置及び代替記憶装置のディレクトリ構造と、メディアデー
タファイルの名前と、各メディアデータファイルに関する他の情報とを含む複数
のメタデータを受信する。
ためのシステムは、ネットワークを介してメタデータサーバに接続された少なく
とも１つのクライアント機器を含む。メタデータサーバは、クライアントが選択
したプログラムを構成するすべてのメディアデータファイルとそれらの順序との
リストを格納するメタデータデータベースからデータを検索する。メタデータデ
ータベースはまた、コンピュータ上のファイル管理システムであっても、あるい
はファイルのある場所、ファイルタイプ及びファイルサイズ等、メディアデータ
ファイルに関する情報を格納する他のあらゆる互換機器であってもよい。クライ
アント機器は、メタデータサーバから、主サーバ及び代替サーバのネットワーク
アドレスと、主記憶装置及び代替記憶装置のディレクトリ構造と、メディアデー
タファイルの名前と、各メディアデータファイルに関する他の情報とを含む複数
のメタデータを受信する。
【００１２】
例示的な実施形態では、各クライアント機器は、要求及びフィードバックのた
めのネットワーク通信接続を通じて、複数の主メディアデータファイルサーバ及
び代替メディアデータファイルサーバとネットワーク化される。各データファイ
ルサーバは、それ自体のメディアデータ記憶装置に関連付けられている。複数の
メディアデータファイルサーバは、異なるメディアデータファイルに対する主デ
ータファイルサーバとして指定される。メディアデータファイルサーバには、限
定するものではないが、ハイパーテキスト転送プロトコル（Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘ
ｔ Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ（「ｈｔｔｐ」））ファイル
サーバ、ファイル転送プロトコル（Ｆｉｌｅ Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ（「ｆｔｐ」））サーバ、ストリーミングメディアサーバ及びマル
チキャストストリーミングメディアサーバが含まれる。必要に応じて、クライア
ント機器はまた、メディアデータファイルサーバとしての役割も果たしてよい。
同様に、メディアデータサーバはまた、クライアント機器であってもよい。本明
細書で言うメディアデータという用語には、オーディオ、ビデオ、テキスト、音
声、ミュージカルデジタルインタフェース（Ｍｕｓｉｃａｌ Ｉｎｓｔｒｕｍｅ
ｎｔ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ（「ＭＩＤＩ」））、ＳＭＴＰＥ、
グラフィック、動画、及びエンドユーザによって検索、格納及びアクセスされる
ようにスケジューリングされることが可能な任意タイプのメディアデータ等の他
のメディアデータが含まれる。クライアント機器とメタデータサーバ又はメディ
アデータファイルサーバとの間の通信は、ハードウェア、ソフトウェア又はファ
ームウェア実装で具体化することができる。例示的な実施形態のクライアント機
器には、コンピュータ、セットトップメディア機器、ハンドヘルド機器、ポータ
ブルメディア機器、移動メディア機器、無線機器、衛星信号受信機及び送信機器
、短波及び共通帯域無線機器、及び通信ネットワークへの接続が可能な他のあら
ゆる機器が含まれる。
めのネットワーク通信接続を通じて、複数の主メディアデータファイルサーバ及
び代替メディアデータファイルサーバとネットワーク化される。各データファイ
ルサーバは、それ自体のメディアデータ記憶装置に関連付けられている。複数の
メディアデータファイルサーバは、異なるメディアデータファイルに対する主デ
ータファイルサーバとして指定される。メディアデータファイルサーバには、限
定するものではないが、ハイパーテキスト転送プロトコル（Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘ
ｔ Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ（「ｈｔｔｐ」））ファイル
サーバ、ファイル転送プロトコル（Ｆｉｌｅ Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ（「ｆｔｐ」））サーバ、ストリーミングメディアサーバ及びマル
チキャストストリーミングメディアサーバが含まれる。必要に応じて、クライア
ント機器はまた、メディアデータファイルサーバとしての役割も果たしてよい。
同様に、メディアデータサーバはまた、クライアント機器であってもよい。本明
細書で言うメディアデータという用語には、オーディオ、ビデオ、テキスト、音
声、ミュージカルデジタルインタフェース（Ｍｕｓｉｃａｌ Ｉｎｓｔｒｕｍｅ
ｎｔ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ（「ＭＩＤＩ」））、ＳＭＴＰＥ、
グラフィック、動画、及びエンドユーザによって検索、格納及びアクセスされる
ようにスケジューリングされることが可能な任意タイプのメディアデータ等の他
のメディアデータが含まれる。クライアント機器とメタデータサーバ又はメディ
アデータファイルサーバとの間の通信は、ハードウェア、ソフトウェア又はファ
ームウェア実装で具体化することができる。例示的な実施形態のクライアント機
器には、コンピュータ、セットトップメディア機器、ハンドヘルド機器、ポータ
ブルメディア機器、移動メディア機器、無線機器、衛星信号受信機及び送信機器
、短波及び共通帯域無線機器、及び通信ネットワークへの接続が可能な他のあら
ゆる機器が含まれる。
【００１３】
例示的な実施形態のメタデータサーバは、低帯域幅メタデータをクライアント
機器に転送するものであり、メタデータサーバが必要とするピーク帯域幅は、メ
ディアネットワークの分散した性質によって低くなる。メタデータ情報の帯域幅
要求が低いことにより、専用のメタデータサーバに同時にログインすることがで
きるクライアントの数を大幅に増大させることができる。関連する又はリンクさ
れたメディアデータファイルの集まりであるメディアプログラムを、メディアネ
ットワークを通して分散させることができ、その結果、各メディアデータファイ
ルサーバにおいて使用されるピーク帯域が低くなる。このため、分散型メディア
ネットワークにおける各サーバは、サービスしなければならないメディアデータ
ファイルの機能及び範囲が制限されるため、より迅速かつ効率的に応答すること
ができる。クライアント機器とデータベースとの両方との通信を処理する従来の
メディアサーバと異なり、この分散型メディアネットワークは、メディアデータ
ファイルサーバへのファイル転送とメタデータサーバとの通信とを制限する。さ
らに、メディアデータファイルサーバは、メディアネットワークにおけるメディ
アデータファイルの総数のある割合のみをサービスする。ファイル格納要求が小
さくなることにより、アクセス時間が高速化し、格納コストが低減される。
機器に転送するものであり、メタデータサーバが必要とするピーク帯域幅は、メ
ディアネットワークの分散した性質によって低くなる。メタデータ情報の帯域幅
要求が低いことにより、専用のメタデータサーバに同時にログインすることがで
きるクライアントの数を大幅に増大させることができる。関連する又はリンクさ
れたメディアデータファイルの集まりであるメディアプログラムを、メディアネ
ットワークを通して分散させることができ、その結果、各メディアデータファイ
ルサーバにおいて使用されるピーク帯域が低くなる。このため、分散型メディア
ネットワークにおける各サーバは、サービスしなければならないメディアデータ
ファイルの機能及び範囲が制限されるため、より迅速かつ効率的に応答すること
ができる。クライアント機器とデータベースとの両方との通信を処理する従来の
メディアサーバと異なり、この分散型メディアネットワークは、メディアデータ
ファイルサーバへのファイル転送とメタデータサーバとの通信とを制限する。さ
らに、メディアデータファイルサーバは、メディアネットワークにおけるメディ
アデータファイルの総数のある割合のみをサービスする。ファイル格納要求が小
さくなることにより、アクセス時間が高速化し、格納コストが低減される。
【００１４】
メディアネットワークの所有者は、クライアント機器と、メタデータサーバと
、メタデータデータベースサーバとを操作し維持する。しかしながら、例示的な
実施形態の分散メディアネットワークは、メディアデータ所有者が、自身が所有
するメディアデータファイルに対してより多くの制御を行うことができるように
する。メディアデータ所有者は、自身が制御し維持管理する自身のファイルをサ
ーバ上でデジタル化し、符号化し、ポスト(掲示)又は除去することができる。ま
た、メディアデータ所有者は、自身のメディアファイルをシステムに入力するこ
とができる速度と容易性とからも利益を得る。メディアデータ所有者は、メタデ
ータサーバのオペレータによりクライアント機器に対して利用可能であることを
望むすべてのメディアファイルを登録する。要求されたメタデータ情報が取得さ
れメタデータデータベースに格納され、ファイルがメディアデータファイルサー
バ上でポストされると、そのファイルは、クライアント機器によってアクセスす
ることが可能になる。
、メタデータデータベースサーバとを操作し維持する。しかしながら、例示的な
実施形態の分散メディアネットワークは、メディアデータ所有者が、自身が所有
するメディアデータファイルに対してより多くの制御を行うことができるように
する。メディアデータ所有者は、自身が制御し維持管理する自身のファイルをサ
ーバ上でデジタル化し、符号化し、ポスト(掲示)又は除去することができる。ま
た、メディアデータ所有者は、自身のメディアファイルをシステムに入力するこ
とができる速度と容易性とからも利益を得る。メディアデータ所有者は、メタデ
ータサーバのオペレータによりクライアント機器に対して利用可能であることを
望むすべてのメディアファイルを登録する。要求されたメタデータ情報が取得さ
れメタデータデータベースに格納され、ファイルがメディアデータファイルサー
バ上でポストされると、そのファイルは、クライアント機器によってアクセスす
ることが可能になる。
【００１５】
本発明の例示的な実施形態では、メディアデータファイルサーバは、主メディ
アデータファイルサーバに対して破局的エラーが発生した場合に、代替ファイル
サーバとしての役割を果たすことができる。この構成により、より信頼性の高い
フォールトトレラントなメディアネットワークがもたらされることになる。本メ
ディアネットワークは、従来からのメディアネットワークシステムより地域的な
破局的イベントの影響を受けにくい。代替メディアデータファイルサーバは、バ
ックアップとしてのみ使用されるため、主メディアデータファイルサーバに対し
てより安価に設計されてよい。このため、代替メディアデータファイルサーバは
、システムにおいて使用が制限され希であるため、必要なピーク帯域幅要求が低
減される。単一の代替メディアデータファイルサーバが、いくつかの主メディア
データファイルサーバのファイルを格納するようにしてもよい。代替メディアデ
ータファイルサーバの使用が制限されるため、メディアデータファイルを転送す
るためのアクセス時間が低速になることは、それほど問題ではない。
アデータファイルサーバに対して破局的エラーが発生した場合に、代替ファイル
サーバとしての役割を果たすことができる。この構成により、より信頼性の高い
フォールトトレラントなメディアネットワークがもたらされることになる。本メ
ディアネットワークは、従来からのメディアネットワークシステムより地域的な
破局的イベントの影響を受けにくい。代替メディアデータファイルサーバは、バ
ックアップとしてのみ使用されるため、主メディアデータファイルサーバに対し
てより安価に設計されてよい。このため、代替メディアデータファイルサーバは
、システムにおいて使用が制限され希であるため、必要なピーク帯域幅要求が低
減される。単一の代替メディアデータファイルサーバが、いくつかの主メディア
データファイルサーバのファイルを格納するようにしてもよい。代替メディアデ
ータファイルサーバの使用が制限されるため、メディアデータファイルを転送す
るためのアクセス時間が低速になることは、それほど問題ではない。
【００１６】
本発明の例示的な実施形態の分散型メディアネットワークとメタデータサーバ
とは、従来のメディアネットワークシステムに対比して低コストで、効率的で、
信頼性があり、汎用性のある代替システムを提供する。分散型メディアネットワ
ークの制御及びコストが共有されることにより、メディアデータファイル所有者
とメディアネットワークオペレータとの両方に対し、低コストで、効率的でかつ
高信頼性のメディアネットワークが可能となる。
とは、従来のメディアネットワークシステムに対比して低コストで、効率的で、
信頼性があり、汎用性のある代替システムを提供する。分散型メディアネットワ
ークの制御及びコストが共有されることにより、メディアデータファイル所有者
とメディアネットワークオペレータとの両方に対し、低コストで、効率的でかつ
高信頼性のメディアネットワークが可能となる。
【００１７】
分散型メディアネットワークの使用の例示的な方法では、ネットワークに対す
るあらゆる接続、例えば、大陸通信、無線又は衛星伝送、及びネットワークから
クライアント機器へのデータの転送を可能にする他の適当な接続が利用されてよ
い。第１の例示的な方法では、クライアント機器は、分散型メディアネットワー
クのメタデータサーバにログインする。メタデータサーバとメタデータデータベ
ースとは、クライアントを認証する。認証されログインされると、クライアント
機器は、メタデータサーバにメディアプログラムに対する要求を送信することが
できる。メタデータサーバは、ファイルルックアップを利用して、クライアント
機器によって選択されたプログラムのメディアデータのメタデータを確定する。
メタデータサーバは、クライアント機器に対し、要求されたメタデータを返送す
る。クライアント機器は、メタデータを利用して、メタデータによって識別され
た主メディアデータファイルサーバに対してメディアファイルを要求する。主メ
ディアデータファイルサーバが要求を受信すると、主メディアデータファイル記
憶装置は、要求されたメディアファイルデータをサーチする。ファイルが見つか
った場合、主メディアデータファイルサーバは、処理するためにデータをクライ
アントに送信する。クライアントは、さらなるメディアデータファイルを要求し
てよい。
るあらゆる接続、例えば、大陸通信、無線又は衛星伝送、及びネットワークから
クライアント機器へのデータの転送を可能にする他の適当な接続が利用されてよ
い。第１の例示的な方法では、クライアント機器は、分散型メディアネットワー
クのメタデータサーバにログインする。メタデータサーバとメタデータデータベ
ースとは、クライアントを認証する。認証されログインされると、クライアント
機器は、メタデータサーバにメディアプログラムに対する要求を送信することが
できる。メタデータサーバは、ファイルルックアップを利用して、クライアント
機器によって選択されたプログラムのメディアデータのメタデータを確定する。
メタデータサーバは、クライアント機器に対し、要求されたメタデータを返送す
る。クライアント機器は、メタデータを利用して、メタデータによって識別され
た主メディアデータファイルサーバに対してメディアファイルを要求する。主メ
ディアデータファイルサーバが要求を受信すると、主メディアデータファイル記
憶装置は、要求されたメディアファイルデータをサーチする。ファイルが見つか
った場合、主メディアデータファイルサーバは、処理するためにデータをクライ
アントに送信する。クライアントは、さらなるメディアデータファイルを要求し
てよい。
【００１８】
メディアデータファイルが主メディアデータファイル記憶装置において見つか
らなかった場合、「見つからない(not found)」メッセージがクライアント機器
に送信される。そして、クライアント機器は、メタデータが、要求されたメディ
アデータを含む代替メディアデータファイル記憶装置のネットワークアドレスを
含むか否かを判断する。代替メディアデータファイル記憶装置が存在しない場合
、クライアントは、メタデータサーバに対して別のメディアデータファイルを要
求しなければならない。メタデータが代替メディアデータファイル記憶装置アド
レスを含む場合、クライアント機器は、代替メディアデータファイルサーバに対
してメディアデータを要求する。メディアデータファイルサーバは、要求を処理
し、代替メディアデータファイル記憶装置に対して、要求されたメディアデータ
をサーチするように、メッセージを送信する。要求されたファイルが見つからず
、メタデータにいかなる代替メディアデータファイル記憶装置アドレスも含まれ
ていない場合、クライアント機器はメディアデータに対する別の要求を開始しな
ければならない。要求されたメディアデータが代替メディアデータファイル記憶
装置に見つかった場合、そのデータは、代替メディアデータファイルサーバを介
してクライアント機器に送信される。そして、クライアント機器は、メディアデ
ータファイルを処理し、その後、メタデータサーバに対して追加のメタデータを
要求することができる。
らなかった場合、「見つからない(not found)」メッセージがクライアント機器
に送信される。そして、クライアント機器は、メタデータが、要求されたメディ
アデータを含む代替メディアデータファイル記憶装置のネットワークアドレスを
含むか否かを判断する。代替メディアデータファイル記憶装置が存在しない場合
、クライアントは、メタデータサーバに対して別のメディアデータファイルを要
求しなければならない。メタデータが代替メディアデータファイル記憶装置アド
レスを含む場合、クライアント機器は、代替メディアデータファイルサーバに対
してメディアデータを要求する。メディアデータファイルサーバは、要求を処理
し、代替メディアデータファイル記憶装置に対して、要求されたメディアデータ
をサーチするように、メッセージを送信する。要求されたファイルが見つからず
、メタデータにいかなる代替メディアデータファイル記憶装置アドレスも含まれ
ていない場合、クライアント機器はメディアデータに対する別の要求を開始しな
ければならない。要求されたメディアデータが代替メディアデータファイル記憶
装置に見つかった場合、そのデータは、代替メディアデータファイルサーバを介
してクライアント機器に送信される。そして、クライアント機器は、メディアデ
ータファイルを処理し、その後、メタデータサーバに対して追加のメタデータを
要求することができる。
【００１９】
本発明の例示的な実施形態はまた、著作権保有者及び／又はメディアデータフ
ァイルの所有者を不法な複製から保護するために、メディアデータファイルをセ
キュアにする手段も提供する。メディアデータプログラムのファイルは、メディ
アネットワークを通して種々のメディアデータファイル記憶場所に格納されてよ
く、あるいは、部分メディアデータファイル、暗号化メディアデータファイル、
又はそれらの任意の組合せであってもよい。セキュアされた部分又は暗号化メデ
ィアデータファイルを利用する方法では、クライアント機器は、追加のデータが
メディアデータファイルを復元すること、及び暗号化アルゴリズムをアンロック
することの少なくとも一方を必要とする。メタデータサーバは、認証されたクラ
イアント機器に対してこの追加のデータを転送するために、使用されてよい。セ
キュアなメディアデータファイルのための方法では、要求されたメディアデータ
ファイルが主又は代替データファイルサーバによって見つけられると、クライア
ント機器は、受信データが部分ファイルである場合、追加のメディアデータを要
求するか、及びメタサーバに対して暗号化鍵を要求するかの少なくとも一方を実
行する必要がある。クライアント機器からの要求と、主又は代替メディアデータ
ファイルサーバのうちの１つにおける後続するファイルのサーチとは、例示的な
実施形態のセキュアな分散型ネットワークシステムにおいて完全なメディアデー
タプログラムを構成するために、いくつかの反復繰り返しを含んでよい。
ァイルの所有者を不法な複製から保護するために、メディアデータファイルをセ
キュアにする手段も提供する。メディアデータプログラムのファイルは、メディ
アネットワークを通して種々のメディアデータファイル記憶場所に格納されてよ
く、あるいは、部分メディアデータファイル、暗号化メディアデータファイル、
又はそれらの任意の組合せであってもよい。セキュアされた部分又は暗号化メデ
ィアデータファイルを利用する方法では、クライアント機器は、追加のデータが
メディアデータファイルを復元すること、及び暗号化アルゴリズムをアンロック
することの少なくとも一方を必要とする。メタデータサーバは、認証されたクラ
イアント機器に対してこの追加のデータを転送するために、使用されてよい。セ
キュアなメディアデータファイルのための方法では、要求されたメディアデータ
ファイルが主又は代替データファイルサーバによって見つけられると、クライア
ント機器は、受信データが部分ファイルである場合、追加のメディアデータを要
求するか、及びメタサーバに対して暗号化鍵を要求するかの少なくとも一方を実
行する必要がある。クライアント機器からの要求と、主又は代替メディアデータ
ファイルサーバのうちの１つにおける後続するファイルのサーチとは、例示的な
実施形態のセキュアな分散型ネットワークシステムにおいて完全なメディアデー
タプログラムを構成するために、いくつかの反復繰り返しを含んでよい。
【００２０】
本発明は、添付図面に関連して本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明
から、より理解されるであろう。なお、以下において、同様の参照数字は同様の
構成要素を表している。
から、より理解されるであろう。なお、以下において、同様の参照数字は同様の
構成要素を表している。
【００２１】
図１は、本発明のシステムの好ましい実施形態を示す。クライアント機器１０
６は、メタデータサーバ１０３と、主メディアデータファイルサーバＡ１０９と
、主メディアデータファイルサーバＢ１１５と、主メディアデータファイルサー
バＣ１２１と、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７と、に接続され
ている。本発明の他の実施形態では、クライアント機器には、ネットワーク通信
を介して、追加の代替及び主メディアデータファイルサーバが接続されている。
クライアント機器１０６は、メタデータサーバ要求（リクエスト）１０４を介し
てコンピュータネットワークによりメタデータサーバ１０３にメッセージを送信
し、メタデータサーバフィードバック（返送）１０５を介してコンピュータネッ
トワークによりメタデータサーバ１０３からメッセージを受信する。メタデータ
サーバ１０３は、メタデータのデータベース要求１０１を介してメタデータのデ
ータベース１００に問合せを行い、メタデータのデータベース応答１０２を介し
てメタデータのデータベース１００から問合せ結果を受信する。
６は、メタデータサーバ１０３と、主メディアデータファイルサーバＡ１０９と
、主メディアデータファイルサーバＢ１１５と、主メディアデータファイルサー
バＣ１２１と、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７と、に接続され
ている。本発明の他の実施形態では、クライアント機器には、ネットワーク通信
を介して、追加の代替及び主メディアデータファイルサーバが接続されている。
クライアント機器１０６は、メタデータサーバ要求（リクエスト）１０４を介し
てコンピュータネットワークによりメタデータサーバ１０３にメッセージを送信
し、メタデータサーバフィードバック（返送）１０５を介してコンピュータネッ
トワークによりメタデータサーバ１０３からメッセージを受信する。メタデータ
サーバ１０３は、メタデータのデータベース要求１０１を介してメタデータのデ
ータベース１００に問合せを行い、メタデータのデータベース応答１０２を介し
てメタデータのデータベース１００から問合せ結果を受信する。
【００２２】
好ましい実施形態のクライアント機器１０６は、コンピュータネットワークに
より、主メディアデータファイルサーバ１０９、１１５、１２１と代替メディア
データファイルサーバ１２７とに接続されている。各接続は、要求接続１０７、
１１３、１１９、１２５とフィードバック接続１０８、１１４、１２０、１２６
とを含む。特に、クライアント機器１０６は、クライアント機器サーバＡ要求１
０７を介して、主メディアデータファイルサーバＡ１０９にメッセージを送信し
、クライアント機器サーバＡフィードバック１０８を介して、主メディアデータ
ファイルサーバＡ１０９から通信及びメディアデータファイルを受信する。同様
に、クライアント機器１０６は、クライアント機器サーバＢ要求１１３を介して
、主メディアデータファイルサーバＢ１１５にメッセージを送信し、主メディア
データファイルサーバＢ１１５は、クライアント機器サーバＢフィードバック１
１４を介して、クライアント機器１０６に返送通信及びメディアデータファイル
を送信する。主メディアデータファイルサーバＣ１２１と代替メディアデータフ
ァイルサーバＡＢＣ１２７とは、同様に、それぞれクライアント機器サーバＣ要
求１１９のネットワーク接続とクライアント機器代替サーバＡＢＣ要求１２５の
ネットワーク接続とを利用して、クライアント機器１０６から要求を受信する。
主メディアデータファイルサーバＣ１２１と代替メディアデータファイルサーバ
ＡＢＣ１２７とは、クライアント機器サーバＣフィードバック１２０のネットワ
ーク接続とクライアント機器代替サーバＡＢＣフィードバック１２６のネットワ
ーク接続とを介して、通信及びメディアデータファイルをクライアント機器１０
６に戻す。
より、主メディアデータファイルサーバ１０９、１１５、１２１と代替メディア
データファイルサーバ１２７とに接続されている。各接続は、要求接続１０７、
１１３、１１９、１２５とフィードバック接続１０８、１１４、１２０、１２６
とを含む。特に、クライアント機器１０６は、クライアント機器サーバＡ要求１
０７を介して、主メディアデータファイルサーバＡ１０９にメッセージを送信し
、クライアント機器サーバＡフィードバック１０８を介して、主メディアデータ
ファイルサーバＡ１０９から通信及びメディアデータファイルを受信する。同様
に、クライアント機器１０６は、クライアント機器サーバＢ要求１１３を介して
、主メディアデータファイルサーバＢ１１５にメッセージを送信し、主メディア
データファイルサーバＢ１１５は、クライアント機器サーバＢフィードバック１
１４を介して、クライアント機器１０６に返送通信及びメディアデータファイル
を送信する。主メディアデータファイルサーバＣ１２１と代替メディアデータフ
ァイルサーバＡＢＣ１２７とは、同様に、それぞれクライアント機器サーバＣ要
求１１９のネットワーク接続とクライアント機器代替サーバＡＢＣ要求１２５の
ネットワーク接続とを利用して、クライアント機器１０６から要求を受信する。
主メディアデータファイルサーバＣ１２１と代替メディアデータファイルサーバ
ＡＢＣ１２７とは、クライアント機器サーバＣフィードバック１２０のネットワ
ーク接続とクライアント機器代替サーバＡＢＣフィードバック１２６のネットワ
ーク接続とを介して、通信及びメディアデータファイルをクライアント機器１０
６に戻す。
【００２３】
主メディアデータファイルサーバＡ１０９は、主メディアデータファイルサー
バＡ要求１１０を介して、主メディアデータ記憶ＡファイルＡ−ＡＡＡ１１２か
らのメディアデータファイルを要求する。それに応じて、主メディアデータ記憶
ＡファイルＡ−ＡＡＡ１１２は、主メディアデータファイルサーバＡフィードバ
ック１１１を介して、主メディアデータファイルサーバＡ１０９にメッセージを
返す。同様に、主メディアデータファイルサーバＢ１１５は、主メディアデータ
ファイルサーバＢ要求１１６のネットワーク接続を介して、主メディアデータ記
憶ＢファイルＢ−ＢＢＢ１１８からのメディアデータファイルを要求し、主メデ
ィアデータファイルサーバＢフィードバック１１７を介して、主メディアデータ
記憶ＢファイルＢ−ＢＢＢ１１８からデータを受信する。主メディアデータファ
イルサーバＣ１２１は、主メディアデータファイルサーバＣ要求１２２を介して
、主メディアデータ記憶ＣファイルＣ−ＣＣＣ１２４からのメディアデータファ
イルを要求する。主メディアデータ記憶ＣファイルＣ−ＣＣＣ１２４は、主メデ
ィアデータファイルサーバＣフィードバック１２３を介して、主メディアデータ
ファイルサーバＣ１２１にメッセージを返送する。代替メディアデータファイル
サーバＡＢＣ１２７と代替メディアデータ記憶ＡＢＣファイルＡ−ＡＡＡ、Ｂ−
ＢＢＢ及びＣ−ＣＣＣ１３０との間の通信及びデータ交換は、代替メディアデー
タファイルサーバＡＢＣ要求１２８のネットワーク接続と代替メディアデータフ
ァイルサーバＡＢＣフィードバック１２９のネットワーク接続とによって実現さ
れる。
バＡ要求１１０を介して、主メディアデータ記憶ＡファイルＡ−ＡＡＡ１１２か
らのメディアデータファイルを要求する。それに応じて、主メディアデータ記憶
ＡファイルＡ−ＡＡＡ１１２は、主メディアデータファイルサーバＡフィードバ
ック１１１を介して、主メディアデータファイルサーバＡ１０９にメッセージを
返す。同様に、主メディアデータファイルサーバＢ１１５は、主メディアデータ
ファイルサーバＢ要求１１６のネットワーク接続を介して、主メディアデータ記
憶ＢファイルＢ−ＢＢＢ１１８からのメディアデータファイルを要求し、主メデ
ィアデータファイルサーバＢフィードバック１１７を介して、主メディアデータ
記憶ＢファイルＢ−ＢＢＢ１１８からデータを受信する。主メディアデータファ
イルサーバＣ１２１は、主メディアデータファイルサーバＣ要求１２２を介して
、主メディアデータ記憶ＣファイルＣ−ＣＣＣ１２４からのメディアデータファ
イルを要求する。主メディアデータ記憶ＣファイルＣ−ＣＣＣ１２４は、主メデ
ィアデータファイルサーバＣフィードバック１２３を介して、主メディアデータ
ファイルサーバＣ１２１にメッセージを返送する。代替メディアデータファイル
サーバＡＢＣ１２７と代替メディアデータ記憶ＡＢＣファイルＡ−ＡＡＡ、Ｂ−
ＢＢＢ及びＣ−ＣＣＣ１３０との間の通信及びデータ交換は、代替メディアデー
タファイルサーバＡＢＣ要求１２８のネットワーク接続と代替メディアデータフ
ァイルサーバＡＢＣフィードバック１２９のネットワーク接続とによって実現さ
れる。
【００２４】
図２Ａ〜図２Ｅは、図１に示したシステムの好ましい実施形態のシステム動作
及び通信のフローチャートを示す。図２Ａを参照すると、まずクライアント機器
１０６は、メディアネットワーク上で利用可能な情報及びデータに対するアクセ
スが許可される前に、メタデータサーバ１０３に対してログインする２００必要
がある。クライアント機器１０６は、クライアント機器１０６であることの証明
を認証するために、メタデータサーバ１０３に対してログインシーケンスを送信
する（ブロック２００）。メタデータサーバ１０３は、クライアント機器１０６
のログインシーケンスがメモリに格納されたエントリと一致することを認証する
メタデータのデータベース１００に問合せることにより、ログイン要求を処理す
る（ブロック２０１）。メタデータデータベース１００は、ログインシーケンス
が一致する場合、図１に示すようなメタデータのデータベースフィードバック１
０２を介して、メタデータサーバ１０３にメッセージを返す（ブロック２０２）
。メタデータサーバ１０３は、メタデータサーバフィードバック１０５を介して
、クライアント機器１０３に対して真又は偽であるという証明を返す（ブロック
２０３）。メタデータサーバ１０３が証明を否認した場合（ブロック２０３）、
クライアント機器１０６は再びメタデータサーバ１０３にログインを試みてもよ
く、又は動作を終了してもよい。クライアント機器１０６が、メタデータサーバ
１０３に対してログインすることを許可された場合、クライアント機器１０６に
対して返信メッセージが送信される。そして、クライアント機器１０６は、メタ
データサーバ１０３に対し、クライアント機器１０３によるメディアプログラム
スケジュールのために、新たなメディアデータを要求することができる（ブロッ
ク２０４）。そして、メタデータサーバ１０３は、メディアプログラムのための
メディアデータ要求を処理し（ブロック２０５）、メタデータのデータベース要
求１０１を介して、メタデータのデータベース１００に対してメッセージを送信
する。
及び通信のフローチャートを示す。図２Ａを参照すると、まずクライアント機器
１０６は、メディアネットワーク上で利用可能な情報及びデータに対するアクセ
スが許可される前に、メタデータサーバ１０３に対してログインする２００必要
がある。クライアント機器１０６は、クライアント機器１０６であることの証明
を認証するために、メタデータサーバ１０３に対してログインシーケンスを送信
する（ブロック２００）。メタデータサーバ１０３は、クライアント機器１０６
のログインシーケンスがメモリに格納されたエントリと一致することを認証する
メタデータのデータベース１００に問合せることにより、ログイン要求を処理す
る（ブロック２０１）。メタデータデータベース１００は、ログインシーケンス
が一致する場合、図１に示すようなメタデータのデータベースフィードバック１
０２を介して、メタデータサーバ１０３にメッセージを返す（ブロック２０２）
。メタデータサーバ１０３は、メタデータサーバフィードバック１０５を介して
、クライアント機器１０３に対して真又は偽であるという証明を返す（ブロック
２０３）。メタデータサーバ１０３が証明を否認した場合（ブロック２０３）、
クライアント機器１０６は再びメタデータサーバ１０３にログインを試みてもよ
く、又は動作を終了してもよい。クライアント機器１０６が、メタデータサーバ
１０３に対してログインすることを許可された場合、クライアント機器１０６に
対して返信メッセージが送信される。そして、クライアント機器１０６は、メタ
データサーバ１０３に対し、クライアント機器１０３によるメディアプログラム
スケジュールのために、新たなメディアデータを要求することができる（ブロッ
ク２０４）。そして、メタデータサーバ１０３は、メディアプログラムのための
メディアデータ要求を処理し（ブロック２０５）、メタデータのデータベース要
求１０１を介して、メタデータのデータベース１００に対してメッセージを送信
する。
【００２５】
図２Ｂを参照する。メタデータのデータベース１００は、クライアントが選択
したプログラムを構成するすべてのメディアデータファイルとそれらの順序のリ
ストを格納する。メタデータのデータベース１００は、特定のクライアント機器
１０３によって行われた先の要求及びトランザクションに関する格納データを利
用して、プログラムリストにおける次のメディアデータファイルを確定する（ブ
ロック２０６）。メディアプログラムファイルルックアップ２０６の結果は、メ
タデータサーバ１０３に送信され、それによって、メタデータサーバ１０３は、
メタデータのデータベース１００に対して、そのメディアデータファイルの関連
するすべてのメタデータを検索するように要求する（ブロック２０８）。特定の
メディアデータファイルのメタデータには、限定されるものではないが、以下の
情報が含まれる。
したプログラムを構成するすべてのメディアデータファイルとそれらの順序のリ
ストを格納する。メタデータのデータベース１００は、特定のクライアント機器
１０３によって行われた先の要求及びトランザクションに関する格納データを利
用して、プログラムリストにおける次のメディアデータファイルを確定する（ブ
ロック２０６）。メディアプログラムファイルルックアップ２０６の結果は、メ
タデータサーバ１０３に送信され、それによって、メタデータサーバ１０３は、
メタデータのデータベース１００に対して、そのメディアデータファイルの関連
するすべてのメタデータを検索するように要求する（ブロック２０８）。特定の
メディアデータファイルのメタデータには、限定されるものではないが、以下の
情報が含まれる。
【００２６】
１．メディアデータファイルにアクセスすることができる主サーバ１０９、１１
５、１２１のネットワークアドレス ２．メディアデータファイルを含む主記憶装置１１２、１１８、１２４のディレ
クトリ構造 ３．メディアデータファイルの名前 ４．メディアデータファイルにアクセスすることができるすべての代替サーバ１
２７のネットワークアドレス ５．メディアデータファイルを含むすべての代替記憶装置１３０のディレクトリ
構造 ６．メディアデータファイルの所有者の名前 ７．メディアデータファイルの作者の名前 ８．メディアデータファイルの著作権保有者の名前 ９．メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージにアクセスするこ
とができる主又は代替サーバ１０９、１１５、１２１、１２７のネットワークア
ドレス １０．メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージを含む主又は代
替記憶装置１１２、１１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 １１．メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージファイルの名前 １２．メディアデータファイルに含まれる著作物のタイトル １３．メディアデータファイルが関連する一連の作品のタイトル １４．メディアデータファイルの演奏者（Performer） １５．メディアデータファイルに含まれる著作物(artistic work)の作者 １６．メディアデータファイルの製作者 １７．メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加情報にアクセスす
ることができる主又は代替サーバ１０９、１１５、１２１、１２７のネットワー
クアドレス １８．メディアデータファイルに含まれる作品に関する追加情報を含む主又は代
替記憶装置１１２、１１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 １９．メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加情報を含むファイ
ルの名前 ２０．メディアデータファイルの販売を提供する主又は代替サーバ１０９、１１
５、１２１、１２７のネットワークアドレス ２１．メディアデータファイルの販売情報を含む主又は代替記憶装置１１２、１
１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 ２２．メディアデータファイルの販売に関する情報を含むファイルの名前 ２３．メディアデータファイルの関連する製品の販売を提供する主又は代替サー
バ１０９、１１５、１２１、１２７のネットワークアドレス ２４．メディアデータファイルの関連する製品に対する販売情報を含む主又は代
替記憶装置１１２、１１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 ２５．メディアデータファイルの関連する製品の販売に関する情報を含むファイ
ルの名前
５、１２１のネットワークアドレス ２．メディアデータファイルを含む主記憶装置１１２、１１８、１２４のディレ
クトリ構造 ３．メディアデータファイルの名前 ４．メディアデータファイルにアクセスすることができるすべての代替サーバ１
２７のネットワークアドレス ５．メディアデータファイルを含むすべての代替記憶装置１３０のディレクトリ
構造 ６．メディアデータファイルの所有者の名前 ７．メディアデータファイルの作者の名前 ８．メディアデータファイルの著作権保有者の名前 ９．メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージにアクセスするこ
とができる主又は代替サーバ１０９、１１５、１２１、１２７のネットワークア
ドレス １０．メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージを含む主又は代
替記憶装置１１２、１１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 １１．メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージファイルの名前 １２．メディアデータファイルに含まれる著作物のタイトル １３．メディアデータファイルが関連する一連の作品のタイトル １４．メディアデータファイルの演奏者（Performer） １５．メディアデータファイルに含まれる著作物(artistic work)の作者 １６．メディアデータファイルの製作者 １７．メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加情報にアクセスす
ることができる主又は代替サーバ１０９、１１５、１２１、１２７のネットワー
クアドレス １８．メディアデータファイルに含まれる作品に関する追加情報を含む主又は代
替記憶装置１１２、１１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 １９．メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加情報を含むファイ
ルの名前 ２０．メディアデータファイルの販売を提供する主又は代替サーバ１０９、１１
５、１２１、１２７のネットワークアドレス ２１．メディアデータファイルの販売情報を含む主又は代替記憶装置１１２、１
１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 ２２．メディアデータファイルの販売に関する情報を含むファイルの名前 ２３．メディアデータファイルの関連する製品の販売を提供する主又は代替サー
バ１０９、１１５、１２１、１２７のネットワークアドレス ２４．メディアデータファイルの関連する製品に対する販売情報を含む主又は代
替記憶装置１１２、１１８、１２４、１３０のディレクトリ構造 ２５．メディアデータファイルの関連する製品の販売に関する情報を含むファイ
ルの名前
【００２７】
図２Ｂの参照を続けると、メタデータサーバ１０３は、実際のメディアファイ
ルをクライアント機器１０６に送信しない。特定のメディアファイルに関連する
メタデータのみが、メタデータサーバ１０３によって処理される。選択されたメ
ディアデータファイルのためのすべてのメタデータが、メタデータのデータベー
ス１００によってメモリから検索され（ブロック２０８）、図１に示すように、
メタデータのデータベースフィードバック１０２を介して、メタデータサーバ１
０３に送信される。ブロック２０９において、メタデータサーバ１０３は、メタ
データサーバフィードバック１０５を介して、クライアント機器１０６にメタデ
ータ情報のすべてを送信する。ブロック２１０に示すように、クライアント機器
１０６は、主サーバ１０９、１１５、１２１のネットワークアドレスと、主記憶
装置１１２、１１２８、１２４のディレクトリ構造と、メディアデータファイル
のファイル名とを使用して、主メディアデータファイルサーバ１０９、１１５、
１２１のうちの１つにメッセージを送信する。この動作の説明において明確にす
るために、主メディアデータファイルサーバＡ１０９が、選択されたメディアデ
ータファイルのための主メディアデータファイルサーバであるように、選択され
る。図２Ｂのブロック２１１に示すように、メディアデータファイルサーバＡ１
０９は、メディアデータファイルに対するメディアデータファイル要求１１０を
介して、メディアデータファイル記憶Ａ１１２に問合せを行う。
ルをクライアント機器１０６に送信しない。特定のメディアファイルに関連する
メタデータのみが、メタデータサーバ１０３によって処理される。選択されたメ
ディアデータファイルのためのすべてのメタデータが、メタデータのデータベー
ス１００によってメモリから検索され（ブロック２０８）、図１に示すように、
メタデータのデータベースフィードバック１０２を介して、メタデータサーバ１
０３に送信される。ブロック２０９において、メタデータサーバ１０３は、メタ
データサーバフィードバック１０５を介して、クライアント機器１０６にメタデ
ータ情報のすべてを送信する。ブロック２１０に示すように、クライアント機器
１０６は、主サーバ１０９、１１５、１２１のネットワークアドレスと、主記憶
装置１１２、１１２８、１２４のディレクトリ構造と、メディアデータファイル
のファイル名とを使用して、主メディアデータファイルサーバ１０９、１１５、
１２１のうちの１つにメッセージを送信する。この動作の説明において明確にす
るために、主メディアデータファイルサーバＡ１０９が、選択されたメディアデ
ータファイルのための主メディアデータファイルサーバであるように、選択され
る。図２Ｂのブロック２１１に示すように、メディアデータファイルサーバＡ１
０９は、メディアデータファイルに対するメディアデータファイル要求１１０を
介して、メディアデータファイル記憶Ａ１１２に問合せを行う。
【００２８】
図２Ｃのブロック２１２において、要求されたメディアデータファイルが主メ
ディアデータ記憶Ａファイル１１２に格納されている場合、その要求されたメデ
ィアファイルは、主メディアデータファイルサーバＡフィードバック１１１を介
して、主メディアデータファイルサーバＡ１０９に転送される。次に、主メディ
アデータファイルサーバＡ１０９は、クライアント機器サーバＡフィードバック
１０８を介して、メディアデータをクライアント機器１０６に転送する（ブロッ
ク２１３）。クライアント機器は、メディアデータファイルを受信し（ブロック
２１４）、メディアデータファイルを処理し（ブロック２１５）、ブロック２１
６に示すように、ブロック２０４に戻ってメディアプログラムのための新たなメ
ディアデータを要求する。
ディアデータ記憶Ａファイル１１２に格納されている場合、その要求されたメデ
ィアファイルは、主メディアデータファイルサーバＡフィードバック１１１を介
して、主メディアデータファイルサーバＡ１０９に転送される。次に、主メディ
アデータファイルサーバＡ１０９は、クライアント機器サーバＡフィードバック
１０８を介して、メディアデータをクライアント機器１０６に転送する（ブロッ
ク２１３）。クライアント機器は、メディアデータファイルを受信し（ブロック
２１４）、メディアデータファイルを処理し（ブロック２１５）、ブロック２１
６に示すように、ブロック２０４に戻ってメディアプログラムのための新たなメ
ディアデータを要求する。
【００２９】
再びブロック２１２を参照すると、該ブロックにおいて、メディアデータファ
イルが主メディアデータファイル記憶Ａ１１２に無いか、又はメディアデータフ
ァイルサーバＡ１０９が何らかの理由で不完全に動作している場合、メディアデ
ータファイルはクライアント機器１０６に転送することができなくなる。主メデ
ィアデータファイルサーバＡ１０９からエラーメッセージを受信すると、あるい
は、主メディアデータファイルサーバＡ１０９との通信を確立することができな
い場合、クライアント機器１０６は、メディアデータファイルが代替メディアデ
ータファイルサーバによってアクセス可能であるか否かをチェックする（ブロッ
ク２１７）。この動作の説明においては、明瞭化のために、代替メディアデータ
ファイルサーバＡＢＣ１２７が、選択されたメディアデータファイルの代替メデ
ィアデータファイルサーバであるように選択される。クライアント機器１０６が
代替メディアデータ記憶１３０のメタデータを有していない場合、ブロック２１
８において、動作はブロック２０４に戻り、メディアプログラムのための新たな
メディアデータを要求する。
イルが主メディアデータファイル記憶Ａ１１２に無いか、又はメディアデータフ
ァイルサーバＡ１０９が何らかの理由で不完全に動作している場合、メディアデ
ータファイルはクライアント機器１０６に転送することができなくなる。主メデ
ィアデータファイルサーバＡ１０９からエラーメッセージを受信すると、あるい
は、主メディアデータファイルサーバＡ１０９との通信を確立することができな
い場合、クライアント機器１０６は、メディアデータファイルが代替メディアデ
ータファイルサーバによってアクセス可能であるか否かをチェックする（ブロッ
ク２１７）。この動作の説明においては、明瞭化のために、代替メディアデータ
ファイルサーバＡＢＣ１２７が、選択されたメディアデータファイルの代替メデ
ィアデータファイルサーバであるように選択される。クライアント機器１０６が
代替メディアデータ記憶１３０のメタデータを有していない場合、ブロック２１
８において、動作はブロック２０４に戻り、メディアプログラムのための新たな
メディアデータを要求する。
【００３０】
図２Ｄのブロック２１９に示すように、クライアント機器１０６は、代替メデ
ィアデータ記憶１３０のメタデータを有する場合、代替メディアデータファイル
サーバＡＢＣ１２７のネットワークアドレスと、代替メディアデータ記憶ＡＢＣ
１３０のディレクトリ構造と、メディアデータファイルのファイル名とを使用し
て、クライアント機器代替サーバＡＢＣ要求１２５のネットワーク接続を介して
、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７にメッセージを送信する。代
替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７は、メディアデータファイル要求
２２０を処理し、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ要求１２８を介して
、メディアデータファイルについて代替メディアデータファイル記憶ＡＢＣ１３
０に問合せを行う。メディアデータファイルが代替メディアデータファイル記憶
ＡＢＣ１３０のメモリ２２１に格納されている場合、図２Ｅのブロック２２５に
示すように、ファイルは、代替メディアデータファイル記憶ＡＢＣフィードバッ
ク１２９を介して、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７に転送され
る。次いで、代替メディアデータファイルサーバ１２７は、クライアント機器代
替サーバＡＢＣフィードバック１２６を介して、メディアデータファイルをクラ
イアント機器１０６に転送する。クライアント機器１０６は、メディアデータフ
ァイルを受信し（ブロック２２６）、メディアデータファイルを処理し（ブロッ
ク２２７）、そして、ブロック２２８に示すように、ブロック２０４に戻ってメ
ディアプログラムのための新たなメディアデータを要求する。
ィアデータ記憶１３０のメタデータを有する場合、代替メディアデータファイル
サーバＡＢＣ１２７のネットワークアドレスと、代替メディアデータ記憶ＡＢＣ
１３０のディレクトリ構造と、メディアデータファイルのファイル名とを使用し
て、クライアント機器代替サーバＡＢＣ要求１２５のネットワーク接続を介して
、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７にメッセージを送信する。代
替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７は、メディアデータファイル要求
２２０を処理し、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ要求１２８を介して
、メディアデータファイルについて代替メディアデータファイル記憶ＡＢＣ１３
０に問合せを行う。メディアデータファイルが代替メディアデータファイル記憶
ＡＢＣ１３０のメモリ２２１に格納されている場合、図２Ｅのブロック２２５に
示すように、ファイルは、代替メディアデータファイル記憶ＡＢＣフィードバッ
ク１２９を介して、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７に転送され
る。次いで、代替メディアデータファイルサーバ１２７は、クライアント機器代
替サーバＡＢＣフィードバック１２６を介して、メディアデータファイルをクラ
イアント機器１０６に転送する。クライアント機器１０６は、メディアデータフ
ァイルを受信し（ブロック２２６）、メディアデータファイルを処理し（ブロッ
ク２２７）、そして、ブロック２２８に示すように、ブロック２０４に戻ってメ
ディアプログラムのための新たなメディアデータを要求する。
【００３１】
再び図２Ｄのブロック２２１に戻り、メディアデータファイルが代替メディア
データファイル記憶ＡＢＣ１０３に無い場合か、あるいは代替メディアデータフ
ァイルサーバＡＢＣ１３０が何らかの理由で不完全に動作している場合、メディ
アデータファイルはクライアント機器１０６に転送することができなくなる。代
替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７からエラーメッセージを受信する
と、あるいは代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７との通信を確立す
ることができない場合、クライアント機器１０６は、ブロック２２２に示すよう
に、他の代替メディアデータファイルサーバによってメディアデータファイルが
アクセス可能であるか否かを判断する。クライアント機器１０６は、メディアデ
ータファイルの検索に成功するまで、あるいは、すべてのメディアデータファイ
ルサーバを試みるもののメディアデータファイルを探し出すのに成功しなかった
という状態になるまで、代替メディアデータファイルサーバへの試みを継続する
（ブロック２２４）。クライアント機器は、不成功であった場合（ブロック２２
４）、メタデータサーバ１０３に対してエラーのメッセージを送信し、メタデー
タサーバ要求１０４を介して、選択されたプログラムのための次のメディアデー
タファイルを要求する。
データファイル記憶ＡＢＣ１０３に無い場合か、あるいは代替メディアデータフ
ァイルサーバＡＢＣ１３０が何らかの理由で不完全に動作している場合、メディ
アデータファイルはクライアント機器１０６に転送することができなくなる。代
替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７からエラーメッセージを受信する
と、あるいは代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７との通信を確立す
ることができない場合、クライアント機器１０６は、ブロック２２２に示すよう
に、他の代替メディアデータファイルサーバによってメディアデータファイルが
アクセス可能であるか否かを判断する。クライアント機器１０６は、メディアデ
ータファイルの検索に成功するまで、あるいは、すべてのメディアデータファイ
ルサーバを試みるもののメディアデータファイルを探し出すのに成功しなかった
という状態になるまで、代替メディアデータファイルサーバへの試みを継続する
（ブロック２２４）。クライアント機器は、不成功であった場合（ブロック２２
４）、メタデータサーバ１０３に対してエラーのメッセージを送信し、メタデー
タサーバ要求１０４を介して、選択されたプログラムのための次のメディアデー
タファイルを要求する。
【００３２】
図３Ａ〜図３Ｇは、本発明の代替実施形態のシステム動作及び通信のフローチ
ャートを示す。メディアデータファイルの著作権保有者及び／又は所有者は、メ
ディアネットワークを通して分散されたメディアデータファイルに含まれる知的
財産が保護され容易には不法に盗用され又は複製されないこととを保証するため
に、安全対策が取られることを要求する場合がある。代りに、メディアネットワ
ークを通してメモリの種々のメディアデータファイル記憶場所に格納されたファ
イルが、部分メディアデータファイル、暗号化メディアデータファイル又はその
２つの組合せであってもよい。部分ファイル及び／又は暗号化メディアデータフ
ァイルをメディアネットワークに分散させることにより、メディアデータファイ
ルの使用に対する明示的な権利を有していない人々による著作権侵害に対して、
さらなる保護が加えられる。クライアント機器１０６に転送される部分及び／又
は暗号化メディアデータファイルは、メディアデータファイルを復元するため及
び／又は暗号化アルゴリズムをアンロックするための追加のデータを必要とする
。上述した責務に加えて、メタデータサーバ１０３を、この追加のデータをクラ
イアント機器１０６に転送するために使用することができる。
ャートを示す。メディアデータファイルの著作権保有者及び／又は所有者は、メ
ディアネットワークを通して分散されたメディアデータファイルに含まれる知的
財産が保護され容易には不法に盗用され又は複製されないこととを保証するため
に、安全対策が取られることを要求する場合がある。代りに、メディアネットワ
ークを通してメモリの種々のメディアデータファイル記憶場所に格納されたファ
イルが、部分メディアデータファイル、暗号化メディアデータファイル又はその
２つの組合せであってもよい。部分ファイル及び／又は暗号化メディアデータフ
ァイルをメディアネットワークに分散させることにより、メディアデータファイ
ルの使用に対する明示的な権利を有していない人々による著作権侵害に対して、
さらなる保護が加えられる。クライアント機器１０６に転送される部分及び／又
は暗号化メディアデータファイルは、メディアデータファイルを復元するため及
び／又は暗号化アルゴリズムをアンロックするための追加のデータを必要とする
。上述した責務に加えて、メタデータサーバ１０３を、この追加のデータをクラ
イアント機器１０６に転送するために使用することができる。
【００３３】
図３Ａを参照すると、分散メディアネットワーク用のセキュアシステム（安全
保障システム）にアクセスするためには、クライアント機器１０６は、ブロック
３００に示すように、メタデータサーバにログインする必要がある。クライアン
ト機器１０６は、メタデータサーバ１０３にログインするためのメッセージを送
信し、メタデータサーバ１０３は、ログイン要求を処理する（ブロック３０１）
。メタデータサーバは、メタデータのデータベース１００と通信することにより
、クライアント認証を行わせる（ブロック３０２）。クライアントが認証されな
い場合（ブロック３０３）、制御はクライアント機器１０６に戻る。クライアン
ト機器１０６がメタデータサーバ１０３にログインすることが許可された場合（
ブロック２０３）、クライアント機器１０６に返信メッセージが送信される。そ
して、クライアント機器１０６は、メタデータサーバ１０３に対して、クライア
ント機器１０６によるメディアプログラムのスケジューリングのための新たなメ
ディアデータ３０４を要求する。そして、メタデータサーバ１０３は、メディア
プログラムに対するメディアデータ要求を処理し（ブロック３０５）、メタデー
タデータベース要求１０１を介して、メタデータのデータベース１００にメッセ
ージを送信する。
保障システム）にアクセスするためには、クライアント機器１０６は、ブロック
３００に示すように、メタデータサーバにログインする必要がある。クライアン
ト機器１０６は、メタデータサーバ１０３にログインするためのメッセージを送
信し、メタデータサーバ１０３は、ログイン要求を処理する（ブロック３０１）
。メタデータサーバは、メタデータのデータベース１００と通信することにより
、クライアント認証を行わせる（ブロック３０２）。クライアントが認証されな
い場合（ブロック３０３）、制御はクライアント機器１０６に戻る。クライアン
ト機器１０６がメタデータサーバ１０３にログインすることが許可された場合（
ブロック２０３）、クライアント機器１０６に返信メッセージが送信される。そ
して、クライアント機器１０６は、メタデータサーバ１０３に対して、クライア
ント機器１０６によるメディアプログラムのスケジューリングのための新たなメ
ディアデータ３０４を要求する。そして、メタデータサーバ１０３は、メディア
プログラムに対するメディアデータ要求を処理し（ブロック３０５）、メタデー
タデータベース要求１０１を介して、メタデータのデータベース１００にメッセ
ージを送信する。
【００３４】
図３Ｂを参照すると、メタデータのデータベース１００は、クライアントが選
択したプログラムを構成するすべてのメディアデータファイルとそれらの順序と
のリストを格納する。メタデータのデータベース１００は、特定のクライアント
機器１０３によって行われた先の要求及びトランザクションに関する格納データ
を利用して、プログラムリストにおける次のメディアデータファイルを確定する
（ブロック３０６）。メディアプログラムのファイルルックアップ（ブロック３
０６）の結果は、メタデータサーバ１０３に送信され、それによってメタデータ
サーバ１０３は、メタデータのデータベース１００に対し、そのメディアデータ
ファイルの関連するすべてのメタデータを検索するように要求する（ブロック３
０８）。ブロック３０９において、メタデータサーバ１０３は、メタデータ情報
のすべてをクライアント機器１０６に送信し、それによってクライアント機器１
０６は、ブロック３１０に示すように、主サーバ１０９のネットワークアドレス
と、主記憶装置１１２のディレクトリ構造と、メディアデータファイルのファイ
ル名とを使用して、主メディアデータファイルサーバ１０９のうちの１つにメッ
セージを送信する。図３Ｂのブロック３１１に示すように、メディアデータファ
イルサーバＡ１０９は、メディアデータファイルに対するメディアデータファイ
ル要求１１０を介して、メディアデータファイル記憶Ａ１１２に問合せを行う。
択したプログラムを構成するすべてのメディアデータファイルとそれらの順序と
のリストを格納する。メタデータのデータベース１００は、特定のクライアント
機器１０３によって行われた先の要求及びトランザクションに関する格納データ
を利用して、プログラムリストにおける次のメディアデータファイルを確定する
（ブロック３０６）。メディアプログラムのファイルルックアップ（ブロック３
０６）の結果は、メタデータサーバ１０３に送信され、それによってメタデータ
サーバ１０３は、メタデータのデータベース１００に対し、そのメディアデータ
ファイルの関連するすべてのメタデータを検索するように要求する（ブロック３
０８）。ブロック３０９において、メタデータサーバ１０３は、メタデータ情報
のすべてをクライアント機器１０６に送信し、それによってクライアント機器１
０６は、ブロック３１０に示すように、主サーバ１０９のネットワークアドレス
と、主記憶装置１１２のディレクトリ構造と、メディアデータファイルのファイ
ル名とを使用して、主メディアデータファイルサーバ１０９のうちの１つにメッ
セージを送信する。図３Ｂのブロック３１１に示すように、メディアデータファ
イルサーバＡ１０９は、メディアデータファイルに対するメディアデータファイ
ル要求１１０を介して、メディアデータファイル記憶Ａ１１２に問合せを行う。
【００３５】
図３Ｃのブロック３１２において、要求されたメディアデータファイルが主メ
ディアデータ記憶Ａファイル１１２に格納されている場合、その要求されたメデ
ィアファイルは、主メディアデータファイルサーバＡ１０９に転送され、主メデ
ィアデータファイルサーバＡ１０９は、メディアデータファイルをクライアント
機器１０６に転送する（ブロック３１３）。クライアント機器１０６は、メディ
アデータファイルを受信し（ブロック３１４）、その後、メタデータサーバ１０
３に対して、追加のメディアデータファイル及び／又は暗号化鍵を要求する（ブ
ロック３１５）。メタデータサーバ１０３は、追加のメディアデータファイルに
対する要求を処理し（ブロック３１６）、ブロック３１７に示すように、メタデ
ータのデータベース１００から追加のデータ及び／又は暗号化鍵を検索する。図
３Ｄのブロック３１８において、メタデータサーバ１０３は、追加のメディアデ
ータファイル及び／又は暗号化鍵を、クライアント機器１０６に送信する。クラ
イアント機器１０６は、メディアデータファイルを処理し（ブロック３１９）、
ブロック３２０に示すように、ブロック３０４に戻って、メディアプログラムの
ための新たなメディアデータを要求する。
ディアデータ記憶Ａファイル１１２に格納されている場合、その要求されたメデ
ィアファイルは、主メディアデータファイルサーバＡ１０９に転送され、主メデ
ィアデータファイルサーバＡ１０９は、メディアデータファイルをクライアント
機器１０６に転送する（ブロック３１３）。クライアント機器１０６は、メディ
アデータファイルを受信し（ブロック３１４）、その後、メタデータサーバ１０
３に対して、追加のメディアデータファイル及び／又は暗号化鍵を要求する（ブ
ロック３１５）。メタデータサーバ１０３は、追加のメディアデータファイルに
対する要求を処理し（ブロック３１６）、ブロック３１７に示すように、メタデ
ータのデータベース１００から追加のデータ及び／又は暗号化鍵を検索する。図
３Ｄのブロック３１８において、メタデータサーバ１０３は、追加のメディアデ
ータファイル及び／又は暗号化鍵を、クライアント機器１０６に送信する。クラ
イアント機器１０６は、メディアデータファイルを処理し（ブロック３１９）、
ブロック３２０に示すように、ブロック３０４に戻って、メディアプログラムの
ための新たなメディアデータを要求する。
【００３６】
再び図３Ｃのブロック３１２に戻り、該ブロックにおいて、要求されたメディ
アデータファイルが主メディアデータ記憶Ａファイル１１２に格納されていない
と判定された場合、クライアントサーバ１０６は、図３Ｄの判断ブロック３２１
に示すように、代替メディアデータファイル記憶の利用可能なメタデータがある
か否かを判断する。ブロック３２１において利用可能なメタデータが無いと判定
した場合、ブロック３２２に示すように、クライアントサーバは、ブロック３０
４に戻り、メディアプログラムのための新たなメディアデータを要求する。ブロ
ック３２１での判定において、メタデータが利用可能である場合、図３Ｅのブロ
ック３２３に示すように、クライアント機器１０６は、代替メディアデータファ
イルサーバＡＢＣ１２７のネットワークアドレスと、代替メディアデータ記憶Ａ
ＢＣ１３０のディレクトリ構造と、メディアデータファイルのファイル名とを使
用して、代替メディアデータファイルサーバに対してメディアファイルを要求す
る。代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７は、メディアデータファイ
ル要求を処理し（ブロック３２４）、メディアデータファイルについて、代替メ
ディアデータファイル記憶ＡＢＣ１３０に問合せを行う。メディアデータファイ
ルが代替メディアデータファイル記憶ＡＢＣ１３０に無い場合、あるいは代替メ
ディアデータファイルサーバＡＢＣ１３０が何らかの理由で不完全動作状態の場
合、メディアデータファイルは、クライアント機器１０６に転送することができ
なくなる。代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７からエラーメッセー
ジを受信すると、あるいは、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７と
の通信が確立されなかった場合、クライアント機器１０６は、ブロック３２６に
示すように、メディアデータファイルが他の代替メディアデータファイルサーバ
によってアクセス可能であるか否かを判断する。クライアント機器１０６は、メ
ディアデータファイルの検索に成功するまで、あるいは、すべてのメディアデー
タファイルサーバを試みるがメディアデータファイルを探し出すのに成功しなか
ったという状態になるまで、代替メディアデータファイルサーバを試み続ける（
ブロック３２８）。クライアント機器は、不成功であった場合（ブロック３２７
）、メタデータサーバ１０３に対してエラーを送信し、選択されたプログラムの
ための次のメディアデータファイルを要求する。
アデータファイルが主メディアデータ記憶Ａファイル１１２に格納されていない
と判定された場合、クライアントサーバ１０６は、図３Ｄの判断ブロック３２１
に示すように、代替メディアデータファイル記憶の利用可能なメタデータがある
か否かを判断する。ブロック３２１において利用可能なメタデータが無いと判定
した場合、ブロック３２２に示すように、クライアントサーバは、ブロック３０
４に戻り、メディアプログラムのための新たなメディアデータを要求する。ブロ
ック３２１での判定において、メタデータが利用可能である場合、図３Ｅのブロ
ック３２３に示すように、クライアント機器１０６は、代替メディアデータファ
イルサーバＡＢＣ１２７のネットワークアドレスと、代替メディアデータ記憶Ａ
ＢＣ１３０のディレクトリ構造と、メディアデータファイルのファイル名とを使
用して、代替メディアデータファイルサーバに対してメディアファイルを要求す
る。代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７は、メディアデータファイ
ル要求を処理し（ブロック３２４）、メディアデータファイルについて、代替メ
ディアデータファイル記憶ＡＢＣ１３０に問合せを行う。メディアデータファイ
ルが代替メディアデータファイル記憶ＡＢＣ１３０に無い場合、あるいは代替メ
ディアデータファイルサーバＡＢＣ１３０が何らかの理由で不完全動作状態の場
合、メディアデータファイルは、クライアント機器１０６に転送することができ
なくなる。代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７からエラーメッセー
ジを受信すると、あるいは、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７と
の通信が確立されなかった場合、クライアント機器１０６は、ブロック３２６に
示すように、メディアデータファイルが他の代替メディアデータファイルサーバ
によってアクセス可能であるか否かを判断する。クライアント機器１０６は、メ
ディアデータファイルの検索に成功するまで、あるいは、すべてのメディアデー
タファイルサーバを試みるがメディアデータファイルを探し出すのに成功しなか
ったという状態になるまで、代替メディアデータファイルサーバを試み続ける（
ブロック３２８）。クライアント機器は、不成功であった場合（ブロック３２７
）、メタデータサーバ１０３に対してエラーを送信し、選択されたプログラムの
ための次のメディアデータファイルを要求する。
【００３７】
ブロック３２５において、メディアデータファイルが代替メディアデータファ
イル記憶ＡＢＣ１３０のメモリに格納されている場合、図３Ｅのブロック３２９
に示すように、そのファイルは代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７
に転送される。次いで、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７は、ク
ライアント機器代替サーバＡＢＣフィードバック１２６を介して、メディアデー
タファイルをクライアント機器１０６に転送する。図３Ｆに示すように、クライ
アント機器１０６はメディアデータファイルを受信し（ブロック３３０）、メタ
データサーバ１０３に対して、追加のメディアデータファイル及び／又は暗号化
鍵を要求する（ブロック３３１）。メタデータサーバ１０３は、追加のメディア
データファイル及び／又はメディアデータファイル２２７の暗号化鍵に対する要
求を処理し（ブロック３３２）、そして、ブロック３３３に示すように、メタデ
ータのデータベース１００から情報を受信する。図３Ｇに示すように、メタデー
タサーバ１０３は、クライアント機器に対して、データ及び／又は暗号化鍵を送
信する（ブロック３３４）。クライアント機器１０６は、メディアデータファイ
ルを処理し（ブロック３３５）、ブロック３３６に示すように、ブロック３０４
に戻って、メディアプログラムのための新たなメディアデータを要求する。
イル記憶ＡＢＣ１３０のメモリに格納されている場合、図３Ｅのブロック３２９
に示すように、そのファイルは代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７
に転送される。次いで、代替メディアデータファイルサーバＡＢＣ１２７は、ク
ライアント機器代替サーバＡＢＣフィードバック１２６を介して、メディアデー
タファイルをクライアント機器１０６に転送する。図３Ｆに示すように、クライ
アント機器１０６はメディアデータファイルを受信し（ブロック３３０）、メタ
データサーバ１０３に対して、追加のメディアデータファイル及び／又は暗号化
鍵を要求する（ブロック３３１）。メタデータサーバ１０３は、追加のメディア
データファイル及び／又はメディアデータファイル２２７の暗号化鍵に対する要
求を処理し（ブロック３３２）、そして、ブロック３３３に示すように、メタデ
ータのデータベース１００から情報を受信する。図３Ｇに示すように、メタデー
タサーバ１０３は、クライアント機器に対して、データ及び／又は暗号化鍵を送
信する（ブロック３３４）。クライアント機器１０６は、メディアデータファイ
ルを処理し（ブロック３３５）、ブロック３３６に示すように、ブロック３０４
に戻って、メディアプログラムのための新たなメディアデータを要求する。
【００３８】
本発明の好ましい実施形態を単に例として上述したが、当業者には、特許請求
の範囲によって規定される本発明の技術的範囲から逸脱することなく、開示され
た実施形態に対し変更を行ってよいということが理解されるであろう。
の範囲によって規定される本発明の技術的範囲から逸脱することなく、開示され
た実施形態に対し変更を行ってよいということが理解されるであろう。
【図１】
クライアント機器、メタデータサーバ、及び分散メディアデータファイルサー
バを示すと共に、これら要素間のすべての通信を示すブロック図である。
バを示すと共に、これら要素間のすべての通信を示すブロック図である。
【図２】
Ａ〜Ｅは、本発明の好ましい実施形態のシステム動作及び通信のフローチャー
トである。
トである。
【図３】
Ａ〜Ｇは、本発明の別の実施形態のシステム動作及び通信のフローチャートで
ある。
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，
ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ
Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ
，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，
ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ
Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ
，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，
ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，
ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ
Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ
，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，
ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ
Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ
，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，
ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ
Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ
，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，
ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ
(72)発明者 レスター，ジェイムズ・ピー
アメリカ合衆国カリフォルニア州94110，
サン・フランシスコ，ショットウェル・ス
トリート 1451 １／２
(72)発明者 ハンセン，エリック・ダブリュー
アメリカ合衆国カリフォルニア州95118，
サン・ホゼ，グレイシアー 1406
(72)発明者 ランプトン，デイヴィッド・ジー
アメリカ合衆国カリフォルニア州94110，
サン・フランシスコ，ショットウェル・ス
トリート 1451 １／２
(72)発明者 ブラットン，ティモシー・アール
アメリカ合衆国カリフォルニア州94024，
ロス・アルトス，モーラ・ドライヴ
10691
Ｆターム(参考） 5B082 EA01 GC04
5B089 GA12 JA11 JB04 JB05 JB06
JB22 KA06 KA07 KA12 KA17
KB06 KB13 KC44 KC58
5C064 BA07 BB05 BC11 BC16 BC23
BD02 BD07
【要約の続き】
ができるようにすることによって、彼らが所有するメデ
ィアデータファイルに対し、より多くの制御を提供す
る。また、分散型メディアネットワークの代替メディア
データファイルサーバは、主メディアデータファイルサ
ーバの破局的エラー中に主ファイルサーバとしての役割
を果たすことも可能であり、それによって、より信頼性
のあるフォールトトレラントなメディアネットワークが
実現される。
Claims (20)
- 【請求項１】 ネットワーク上の複数のメディアデータサーバからクライアント
機器にメディアデータを取得する方法であって、 メタデータサーバにアクセスするステップと、 該メタデータサーバからメタデータを受信するステップと、 該メタデータを利用して、ネットワーク上の複数のメディアデータサーバの内
の少なくとも１つのデータサーバを決定するステップと、 該少なくとも１つのメディアデータサーバからのメディアデータにアクセスす
るステップと を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項２】 分散型メディアネットワーク及びメタデータサーバを含んだシス
テムであって、 通信ネットワークに接続された少なくとも１つのメタデータサーバと、 要求されたメディアデータを検索するための、通信ネットワークに接続された
少なくとも１つのメディアデータサーバと、 受信し、格納し、メタデータサーバに対してメッセージを送信する、通信ネッ
トワークに接続された少なくとも１つのクライアント送受信機と、 少なくとも１つのメタデータサーバに接続された少なくとも１つのメタデータ
情報源と を具備することを特徴とするシステム。 - 【請求項３】 請求項２記載のシステムにおいて、メタデータ情報源は、メタデ
ータデータベースであることを特徴とするシステム。 - 【請求項４】 請求項２記載のシステムにおいて、メタデータ情報源は、コンピ
ュータ上のファイル管理システムであることを特徴とするシステム。 - 【請求項５】 請求項２記載のシステムにおいて、少なくとも１つのクライアン
ト送受信機のうちの第２のクライアント送受信機は、少なくとも１つのメディア
データサーバのうちの第１のメディアデータサーバとして機能し、該少なくとも
１つのメディアデータサーバは、少なくとも１つのクライアント送受信機に対し
、第１のメディアデータサーバとして機能している第２のクライアント送受信機
が、要求されたメディアデータにアクセスすることができるということを通知す
るよう構成されていることを特徴とするシステム。 - 【請求項６】 請求項２記載のシステムにおいて、少なくとも１つのクライアン
ト送受信機のうちの第１のクライアント送受信機は、送信し、格納し、通信ネッ
トワークの少なくとも１つのクライアント送受信機のうちの第２のクライアント
送受信機にメッセージを送信するよう構成されていることを特徴とするシステム
。 - 【請求項７】 請求項２記載のシステムにおいて、少なくとも１つのメディアデ
ータサーバのうちの第１のメディアデータサーバは、少なくとも１つのクライア
ント送受信機のうちの１つのクライアント送受信機として機能することを特徴と
するシステム。 - 【請求項８】 請求項２記載のシステムにおいて、少なくとも１つのメディアデ
ータサーバのうちの第１のメディアデータサーバは、受信し、格納し、通信ネッ
トワークの少なくとも１つのメディアデータサーバのうちの第２のメディアデー
タサーバにメッセージを送信するよう構成されていることを特徴とするシステム
。 - 【請求項９】 メタデータサーバにおいて、通信ネットワーク上でクライアント
からの要求を受信し処理する方法であって、 通信ネットワークを介してクライアントからログイン要求を受信するステップ
と、 クライアントアクセス許可認証を実行するステップと、 クライアントからメディアデータ要求を受信するステップと、 メタデータデータベースに対しメディアデータ要求のためのメタデータを要求
するステップと、 該メディアデータ要求のためのメタデータを、通信ネットワークを介してクラ
イアントに送信するステップと を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項１０】 請求項９記載の方法において、メタデータは、少なくとも１つ
のメディアデータサーバに対するアドレスを含み、該方法はさらに、 通信ネットワークから収集されたクライテリアに基づいて、少なくとも１つの
メディアデータサーバのうちの主メディアデータサーバを指定するステップ を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項１１】 請求項１０記載の方法において、主メディアデータサーバは、
少なくとも１つのメディアデータサーバのうちのメディアデータファイルにアク
セスする最小数のクライアントを有する第１のメディアデータサーバとして指定
されることを特徴とする方法。 - 【請求項１２】 請求項１０記載の方法において、主メディアデータサーバは、
少なくとも１つのメディアデータサーバのうちの最高信頼性評価を有する第１の
メディアデータサーバとして指定されることを特徴とする方法。 - 【請求項１３】 請求項１０記載の方法において、主メディアデータサーバは、
少なくとも１つのメディアデータサーバのうちの最高データスループットを有す
る第１のメディアデータサーバとして指定されることを特徴とする方法。 - 【請求項１４】 請求項１０記載の方法において、主メディアデータサーバは、
メタデータサーバによって指定されることを特徴とする方法。 - 【請求項１５】 請求項１０記載の方法において、主メディアデータサーバは、
クライアントによって指定されることを特徴とする方法。 - 【請求項１６】 請求項９記載の方法において、メディアデータ要求のためのメ
タデータは、該メディアデータ要求の一部に対するものであり、該方法はさらに
、 メディアデータファイルの他の部分に対する追加のメタデータを要求するステ
ップ を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項１７】 請求項１６記載の方法において、該方法はさらに、 メタデータサーバに対して暗号化鍵を要求するステップ を含むことを特徴とする方法。
- 【請求項１８】 請求項１６記載の方法において、該方法はさらに、 メタデータサーバに対して暗号化鍵を要求するステップ を含むことを特徴とする方法。
- 【請求項１９】 クライアント機器において、メディアデータサーバからメディ
アデータファイルを取得する方法であって、 メタデータサーバにログインするステップと、 メタデータサーバに対し、メディアデータファイルに関連するメタデータを要
求するステップと、 該メディアデータファイルに関連する該メタデータを受信するステップと、 該メタデータによって識別されるメディアデータサーバに対し、メディアデー
タを要求するステップと、 メディアデータサーバから該メディアデータを受信するステップと を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項２０】 請求項１６記載の方法において、メタデータは、リストから選
択される少なくとも１つのデータ項目を含み、該リストは、 メディアデータファイルにアクセスすることができる主サーバのネットワーク
アドレスと、 該メディアデータファイルを含む主記憶装置のディレクトリ構造と、 該メディアデータファイルの名前と、 該メディアデータファイルにアクセスすることができる少なくとも１つの代替
サーバのネットワークアドレスと、 該メディアデータファイルを含む少なくとも１つの代替記憶装置のディレクト
リ構造と、 該メディアデータファイルの所有者の名前と、 該メディアデータファイルの作者の名前と、 該メディアデータファイルの著作権保有者の名前と、 該メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージにアクセスするこ
とができるサーバのネットワークアドレスと、 該メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージを含む記憶装置の
ディレクトリ構造と、 該メディアデータファイルに関連するグラフィカルイメージファイルの名前と
、 該メディアデータファイルに含まれる著作物のタイトルと、 該メディアデータファイルが関連する一連の作品のタイトルと、 該メディアデータファイルの少なくとも１人の演奏者の名前と、 該メディアデータファイルに含まれる著作物の少なくとも１人の作者の名前と
、 該メディアデータファイルの少なくとも１人の製作者の名前と、 該メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加の情報にアクセスす
ることができるサーバのネットワークアドレスと、 該メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加の情報を含む記憶装
置のディレクトリ構造と、 該メディアデータファイルに含まれる著作物に関する追加の情報を含むファイ
ルの名前と、 該メディアデータファイルの販売を提示するサーバのネットワークアドレスと
、 該メディアデータファイルのための販売情報を含む記憶装置のディレクトリ構
造と、 該メディアデータファイルの販売に関する情報を含むファイルの名前と、 該メディアデータファイルの関連製品の販売を提示するサーバのネットワーク
アドレスと、 該メディアデータファイルの関連製品のための販売情報を含む記憶装置のディ
レクトリ構造と、 該メディアデータファイルの関連製品の販売に関する情報を含むファイルの名
前と を含んでいることを特徴とする方法。
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