JP2003514306A - コンピュータ・システムを使用したプライシング計算のための方法およびプロセス - Google Patents

コンピュータ・システムを使用したプライシング計算のための方法およびプロセス

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JP2003514306A JP2001536956A JP2001536956A JP2003514306A JP 2003514306 A JP2003514306 A JP 2003514306A JP 2001536956 A JP2001536956 A JP 2001536956A JP 2001536956 A JP2001536956 A JP 2001536956A JP 2003514306 A JP2003514306 A JP 2003514306A
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エブラヒミ,カンビ
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クォーク・メディア・ハウス・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ
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Abstract

(57)【要約】 様々なタイプの製品アイテムおよびストック・キーピング・ユニット(SKU)の、プライシング情報の管理および計算のための、方法、プロセス、システムは、コンピュータシステムを使用する。プライシング・システムは、オンライン・トランザクションの間、ユーザ定義されたルールおよび計算シーケンス(2)に基づいて、プライシング計算における「リアル・タイム」な振る舞いをサポートする。商人は、ビジネス・トランザクション(5)(例えば、顧客カテゴリ、製品タイプ、販売期または販売日)に含まれる、適用可能な任意の変数に関連したプライシング・ポリシーを定義することが出来る。最終プライスは、ディスカウント(7)、追加料金(8)、税金および他のコストを適用することによって、ベース・プライス(6)から始まるプライシング・ステップの集合の後に計算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、コンピュータ・システムを使用した、様々なタイプの製品アイテム
およびストック・キーピング・ユニット(SKU)のプライシング情報を管理、
計算、展示するためのアプリケーションの分野に関する。
【0002】 従来の技術 用語および定義 プライシング計算は、すべての商用トランザクションのための基本的なプロセ
スである。用語「プライス」は、この文書においては、一般的な製品アイテムの
「販売プライス」および「購入プライス」と同義に使用されている。製品アイテ
ムは、ストック・キーピング・ユニット(SKU)として参照される。製品、製
品アイテム、SKUは、物理的な製品だけでなく、サービスおよび他の無形物を
同様に包含することが特に理解されるべきである。本発明の方法およびプロセス
は、構造化SKUと述べられ参照されない限り、材料のビルまたは販売パート・
リストのような、SKUの付加的な構造により影響されない。販売と購入のプラ
イス計算は同じように実行され、特別に区別される必要はない。
【0003】 電子マーケットおよびコール・センターのためのプライシング・システム 製品プライシングを決定するための従来のアプリケーションは、進化する市場
において、さらにより複雑になっている。より多くの会社が、オンライン電子商
取引(つまり一般的に「eコマース」と呼ばれている)においてビジネスをする
につれ、製品のプライシングを決定するための従来のプロセスはもはや適してい
ない。eコマースは、マーケットシェアを得るために高速応答を必要とする、マ
ーケット条件の高速変化を可能とする。eコマースにおける瞬時の競争は、変化
するビジネス条件において顧客の満足を得るために迅速に反応し得る、ビジネス
モデルを必要とする。
【0004】 現在、eコマース・トランザクションは、様々な構成、量、シナリオの所望製
品のために、顧客が瞬時のプライシングを獲得し得ることを必要としている。従
来、様々な顧客および様々なシナリオのための製品プライシングは、顧客コール
・センターまたは販売代理人によって処理されるマニュアル・プロセスによって
行われてきた。このプロセスは時間を消費し、骨の折れるプロセスである。特定
の製品は、特定の顧客、顧客カテゴリ(即ち、エンドユーザ、ディーラ、卸売り
業者、VARなど)、出荷場所および他の条件に依存して、異なるプライシング
を有し得る。さらに量、出荷目的地、支払い期間などの様々な条件に基づき、異
なるプライスが特定の顧客のために計算される必要があろう。
【0005】 従来のプライシング処理の一つは、商人が、特定のトランザクションの間適用
されるディスカウントまたは追加料金を決定することを可能とする「バック・オ
フィス」の商用トランザクションおよび商用小売りトランザクションを含む。商
人が、直接に顧客/ベンダと連絡し、またはバックオフィス・クラークが、マニ
ュアルで与えられたプライシング・ルールに従い、ドキュメント化し、処理する
ことが出来る。このプロセスは困難で、マニュアル・プロセスの間、誤りが発生
する機会を作ってしまう。さらに、与えられたプライシング・ルールは、各トラ
ンザクション用に、マニュアルで作成され、アップデートされ、維持され、適用
されなくてはならない。
【0006】 オーダーの獲得およびプロセシングのために予め作成されている、コールセン
ターのアプリケーションは、平均コール時間およびエラー・レートを最小にしな
くてはならない。これらは、顧客のオーダーに基づき、入力をする顧客サービス
代理人によってなされ得る。これらのアプリケーションは、典型的には、オーダ
ーを処理し、プライシング・ディスカウントおよびプライシング追加料金を適用
するための媒介者を未だ必要とする。
【0007】 また、eコマースおよび他のタイプのトランザクションのためにフロント・オ
フィス・アプリケーションが開発されている。典型的なeコマース・トランザク
ションにおいては、顧客は商人のソフトウエア・システムと直接対話する。この
対話は、グローバル・ネットワーク、ローカル・ネットワーク、直接リンクされ
たシステム、またはインターネット、イントラネット、エキストラネット、ポー
タル、および同様のものを含む、他のオンラインシステムを通して行われうる。
すべての機能は、予め定義されたプライス、プライス・ルール、各販売または購
買のために制限された次元を有するプライス・テーブルを適用する、ソフトウエ
ア・システムによって自動的に実行される。
【0008】 商用トランザクションのための、フロント・オフィスまたはeコマースのアプ
リケーションは、高度に自動化され、カスタマイズ可能なプライシング・システ
ムを必要とする。これらのアプリケーションは、変化するビジネス条件およびビ
ジネス・モデルに適用可能でなくてはならない。
【0009】 好適なプライシング・システムのための方法論の必要性 eコマースおよびフロント・オフィスのアプリケーション・トランザクション
のための自動化が進行することは、プライシング・システムが、自動化のために
様々に異なるルールを定義するうえでさらなる柔軟性を提供することを必要とす
る。この柔軟性は、例えば、顧客のカテゴリ、つまり個別の顧客およびそのタイ
プのカテゴリ、SKUのカテゴリ、つまり個別のSKUのためのカテゴリなどの
変数に従って、製品のプライスを作成し、ダイナミックに変更する、商人の必要
性に代表される。それらの変数は、プライシング・ルールの作成のために、特定
の商用トランザクションから独立して、定義され、共に組み合わされなくてはな
らない。本発明の目的のため、「プライシング・ルール」は、定義されているベ
ース・プライス、特定の顧客のための製品アイテムの最終プライスを計算するた
めに適用されるディスカウント、追加料金などの、単一のステップである。
【0010】 プライシング・ルールが、商人の必要性に対して定義されカスタマイズされ得
る場合に、自動化は達成される。顧客カテゴリのような用語は、一般的に使用さ
れてはいるが、正確な定義を有しない。従って、好適なプライシング・システム
は、変数定義システムを有する商人によって定義される、顧客カテゴリーのよう
な変数を使用すべきである。好適なプライシング・システムは、変数定義システ
ムと統合可能でなくてはならない。顧客カテゴリ、国、通貨などの様々な異なる
変数の組み合わせは、二次元以上が必要とされる場合に自動化する必要である。
従来のプライシング・システムは、そのような多次元の変数自動化を提供するこ
とが出来ない。
【0011】 従来のプライシング・システムは、特定のSKU用の一般的なベース・プライ
スなどの、静的に予め定義されたプライシング・ルールのクラスを利用する。さ
らに好適なプライシング・システムは、プライス計算が、商用トランザクション
のトランザクション・ステップの間のランタイムに、インスタンス生成される異
なる変数に従って、実行され得る、プライシング・ルールの第二のクラスを提供
し得る必要がある。これらの変数は、販売または購買日/時間、目的地の国、税
金、通貨、関税、およびトランザクションにおける他の事情などの条件を含む。
これらの変数は、トランザクションの時間にインスタンス生成される一方で、静
的に予め定義されたルールに基づく。
【0012】 eコマースの顧客は、プライシング・システムのリアルタイムでダイナミック
な振る舞いを期待する。本発明は、商人がeコマースのトランザクションのため
に、ダイナミックなプライシングを形成することを可能とするために、ランタイ
ムに、プライシング・システムにより、プライシング・ルールの作成を提供する
。ダイナミック・プライシング・システムの一例は、特定のSKU用の、返還委
託レートまたは在庫ストックレベル、または商用トランザクションの所与の時間
における通貨変換レートなどの変数を使用して計算されるプライスを、商人が計
算することを可能とする。その結果として、本発明のプライシング・システムは
、静的な変数定義、すなわち特定の商用トランザクションから単純にインスタン
ス生成される変数とは異なり、トランザクションの所与の時間に計算される、ダ
イナミック・ルールを作る。現在のプライシング・システムはそのような能力を
提供しない。
【0013】 好適なプライシング・システムは、異なるタイプのSKUまたは顧客カテゴリ
を特定のプライシング・ルールに関連させる能力を商人に与えるであろう。好適
なプライシング・システムは、製品の最終プライスに影響を与えうる新たなプラ
イシング変数、条件を新たに附加する能力を商人に提供するであろう。プライシ
ング・ルールは、ディスカウント・シーズン、顧客のカテゴリ、選択されたSK
U、SKUの使用可能度などに依存して、永久的または一時的に適用され得る。
現在のプライシング・システムはこれらの要求を満たすことに失敗しており、特
に、ソフトウエアの柔軟性、カスタマイズの容易性を提供することに失敗してい
る。eコマースおよびフロント・オフィスのアプリケーションのための好適なプ
ライシング・システムは、 ― 変数を用いた、柔軟なプライシング・ルール定義 ― 変数を用いた、リアルタイム・プライシング・ルールの作成および適用 ― 変数を用いた、ダイナミックなプライシング・ルール定義 ― 指定されたプライシング・ルールを確認するためのプライシング・シミュ
レータを含む、エンドユーザによるカスタマイズのためのグラフィカル・ユーザ
・インタフェース ― 特徴の集合(ディスカウント、追加料金、税金、プライス・リスト、ドキ
ュメントおよびライン・アイテム・レベル・プライシング・シーケンスおよびそ
の他) を商人に提供する場合に、効果的で能率のよいソリューションである。
【0014】 好適なプライシング・システムのための処理の必要性 プライス、ディスカウント、追加料金の計算は、複数のステップで実行される
。ディスカウントは、ベース・プライスの部分に対して同等に適用可能で(例え
ば、ディスカウントは、ベース・プライスに対して適用され、デリバリー・コス
ト、税金などに対しては適用されない)、追加料金はディスカウント計算の後ま
たは前に加えられ得る。輸送コスト、関税、他の料金も同様に適用可能である。
プライスは、パーセンテージまたは固定量として計算されうる。プライシング・
システムは、まさに一部の量に対する計算から導かれた異なる結果を管理しなく
てはならない。異なるアイテムからなる構造化SKUは輸入税または運送料金な
どの異なる追加料金を有し得る。プライシング・システムは構造化SKUのアイ
テム・プライスの計算し得るものでなくてはならない。SKUの最終プライスは
、、例えプライシング・システムが各追加料金、ディスカウントを別々に管理し
なくてはならないとしても、すべての追加料金、ディスカウントの合計を含んで
いる。プライシング・ルールを定義するプロセスは、プライシング・ルールの多
様性および複雑性とともに重要性を増している。プライス・ルール定義のプロセ
スは、エンドユーザの役割を満足させなくてはならない。定義のための利用可能
な変数へのアクセスおよび定義されたプライシング・ルールのオンライン・シミ
ュレーションは、分配のためのプライス・リストの簡単な作成と同じように重要
である。
【0015】 現在、能率的および容易に、プライシング情報を管理および計算し、ユーザか
らの要求に従って容易にカスタマイズ可能なアプリケーションに対する必要性が
ある。 現在のプライシング・システム SAP R/3(SD/プライシング)、オラクル・アプリケーション、Sie
ble、Vantive,Clarify and Baan システムは、製
品プライスを計算するために静的なプライシング条件を適合させる。最終プライ
スは、通常予め計算され、柔軟性は制限されている。プライシング条件のカスタ
マイズ化は、テーブル、フィールド名、または通信構造などの、低レベルの具体
化ディテールについて広く深い知識および理解が必要である。いくつかの場合に
おいては、一貫性検査の仕様およびプライシング計算のにおける制約は、例えば
SAP R/3システムのための、SAPプログラム可能言語ABA/R3の知識
などのいくつかのプログラム可能スキルを必要とし得る。これらの従来のシステ
ムは、静的条件においてプライシング情報および顧客リストを記憶するための拡
張性データベースを必要とする。従って、これらのシステムは、各個別プライシ
ングおよび顧客情報をアップデートするのに時間が要するのと同様に、各製品お
よび顧客のための情報を検索することが比較的困難である。
【0016】 典型的なプライシング・ソリューションにおいて、製品プライスは材料コスト
およびベース・プライスを計算し、それに使用可能なディスカウントを適用する
ことによって、通常計算される。材料のコストを計算するために高度条件が定義
され得るのに対し、そのようなシステムは、エンドユーザがプライシング条件を
構成するための、任意の変数およびプロセスを提供しない。論理的な説明は、現
存しているERPシステムの製造に焦点をあてている。プライシング条件は材料
のコストから得られると考えられており、静的で、柔軟性が制限されている。定
義のプロセスは、異なる役割を有する複数のユーザがタスクを実行する、バック
オフィス・オペレーション用に設計され、ほぼ足りるものである。eコマース・
ソフトウエア・システムの、ダイナミック・プライシング・アスペクトに対し、
容易で能率的な制御を与える、エンドユーザの役割およびプロセスは、サポート
されていない。
【0017】 別のプライシング・システムが、Trilogy Development
Groupに対して発行された、米国特許No.5,878,400に開示され
ている。このシステムは、階層組織グループおよび階層製品グループを使用する
。階層内の各グループの各レベルは、そのレベルの特徴を割り当てられる。特定
の購買組織のためのプライス調整は、その組織的グループの階層内の、特定の購
買グループの上にある他の組織的グループのためのプライス調整と同様に、その
組織のプライス調整を検索することによって決定される。同様に、特定の製品の
ためのプライス調整は、その製品グループのための階層内の、特定の製品の上に
ある他の製品グループのためのプライス調整と同様に、その製品のプライス調整
を検索することによって決定される。これらのプライス調整は、静的なプライシ
ング基準に従って連続的にソートされ、適用される。 現在のプライシング・システムの欠陥 eコマースのために利用可能なプライシング・システムは、最終プライス計算
のための各トランザクションの間、様々な変数を評価可能なシステムを商人に提
供することに失敗している。それらは、適用されるシステムの、低レベルの具体
化ディーテールに対する深く広い知識なしに、存在しているプライシング・ルー
ルを修正するということを、サポートすることに失敗している。これらのシステ
ムは、プライシング計算のダイナミックな修正を提供することが出来ない。それ
らは、プライシング・ルールのための、柔軟性のあるプライシング・ルール定義
またはプライシング・ルールのためにユーザ定義された変数を提供しない。それ
らはリアル・タイムのプライシング計算またはシュミレーションを提供しない。
プライシング・ルール、プライシング・シーケンス、プライシング・データのユ
ーザ・カスタマイズ化のための、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスを提
供しない。設計されたプライシング・ルールを確認するためのプライシング・シ
ュミレータを提供しない。これらのシステムは、購入またはコスト会計使用のた
めに使用されることが出来ない。それらは、好適なプライシング・システムの、
他の所望される特徴を提供しない。
【0018】 現在、使用するのに効率的で容易な方法で、製品のプライシングをダイナミッ
クに管理し、ユーザの必要に対して容易にカスタマイズ可能な、好適なプライシ
ング・システムに対する必要性がある。
【0019】 発明の要約 本発明は、システムの装置、高度プライシング・ルールおよび容易なカスタマ
イズ化のメカニズムをサポートするための、システム装置、方法およびプロセス
を提供することによって、これらおよび他の必要性を達成する。本発明は、プラ
イシング・システムがオンライン・トランザクションの間、「リアルタイム」の
振る舞いをサポートすることを可能とする。商人は、ビジネス・トランザクショ
ンに関係した、適用可能な任意の変数(例えば、顧客カテゴリ、製品タイプ、販
売シーズン、日など)に関連するプライシング・ポリシーを容易に定義すること
が出来る。最終プライスは、ベースプライスからスタートし、ディスカウント、
追加料金、税金、および他のコストを提供するプライシング・ステップの集合の
後に計算される。これらのプライシング・ステップは、静的な条件だけでなく、
ダイナミックな条件を同様に含みうる。
【0020】 本発明によってサポートされるプロセスおよび方法は、プライシング・ルール
に基づいている。プライシング・ルールは、プライスおよびコストの計算に使用
される、基本的なコンポーネントを表す。プライシング・ルールは、様々なタイ
プのベース・プライス、ディスカウント、追加料金に相当する。プライシング・
ルールは、製品、時間、品質、顧客カテゴリなどのタイプの用語で、定義される
。これらは、プライシング・ルールの「属性」と呼ばれる。各プライシング・ル
ールは、必要とされた場合のみ、プライシング・ルールを「起動する」、関連し
た起動表現フィールド(activation expression fie
ld)、または起動フィールドを有する。起動表現フィールドは、特定のプライ
ス計算において、プライシング・ルールが適用されるか否かをチェックするため
に評価される、プライシング・ルールの属性である。特定のトランザクションに
おいて、「アクティブな」プライシング・ルールのみが、プライスを計算するた
めに適用出来る。例えば、時間期間について参照している起動表現フィールドを
有するプライシング・ルールは、そのルールのために指定された時間期間の間の
み、ベース・プライスに適用される。
【0021】 本発明の中で定義されたような、各プライシング・ルールの属性は、ベース・
プライス、ディスカウント、追加料金によって構成される、異なるプライシング
計算シーケンスを記述する能力を商人に提供する。ベース・プライスは、製品の
ために指定される標準的なプライスである。ベース・プライスは、全プライス計
算の開始点である。ディスカウントは、ベース・プライスから減されるであろう
いくらかの量である。ディスカウントは、特定のシーズン、顧客カテゴリ、製品
などのために指定され得る。追加料金は、ディスカウントされたベース・プライ
スで加えられるであろう付加的なすべてのコストであり、出荷コスト、税関、お
よび他の任意の付加的な合計を含む。ベース・プライスから減されるまたはベー
ス・プライスに加えることの出来る、他のカテゴリ、例えば税金などは、定義さ
れることが出来る。本発明において、販売に対する税金は、追加料金の特別タイ
プおよび別のプライシング・ルール・タイプとして管理され得る。
【0022】 プライシング・ルールのためにサポートされた値のタイプには、「固定量」お
よび「パーセンテージ」が含まれる。例えば、ディスカウントは、ベース・プラ
イスのパーセンテージとして定義されうる。「スケール・ベースの」プライシン
グ情報、例えば、異なる量の販売製品又は購入製品に関連した異なるプライスは
、「固定量」プライシング・ルールを介して容易に表現され得る。起動表現フィ
ールドは、いつプライシング・ルールが適用されるかを示すプライシング・ルー
ルの従属を表す。本発明は、予め定義された起動表現フィールドを含むが、新た
な従属が記述されなくてはならない場合に、新たなフィールドを作ることが出来
る。プライシング定義は、それぞれが少なくとも一つの起動表現フィールドを有
する、プライシング計算において考慮されるべき、すべての必要なプライシング
・ルールの識別とともに開始される。プライシング・ルールの起動表現フィール
ドが満たされた場合に、適用する量を指定するために(固定またはパーセンテー
ジ)、相当するプライシング・データの集合が、各ルールのために作成されなく
てはならない。プライシング・データは特定のトランザクションを定義する、プ
ライシング・ルールのインスタンスである。次に、プライス計算が要求するステ
ップのシーケンスを記述するために、プライシング計算シーケンスが定義される
。プライシング計算シーケンス、またはプライシング・シーケンスは、製品アイ
テムまたはSKUのための最終プライス計算に適用される全ステップのシーケン
スである。プライシング・ルールは、プライシング計算シーケンスを構成する。
ベース・プライスから開始して、いくつかのディスカウントおよび追加料金が、
関連した起動表現フィールドに従って、部分量に対して同等に適用されることが
出来る。ベース・プライスに対する、いくつかのプライシング・ルールのアプリ
ケーションが、プライシング計算シーケンスに存する。最終プライスは、プライ
シング計算シーケンス内に含まれる、すべての「アクティブな」プライシング・
ルールの実行の結果である。
【0023】 本発明において、すべての値のインスタンス即ち、各プライシング・ルールの
ための「プライシング・データ」は、システム・プライシング・データベースを
構成する、プライシング・テーブル内に記憶される。プライシング・テーブル内
のインスタンスは、プライシング・グリッド内でユーザに展示され得る。プライ
シング・テーブルに記憶されたインスタンスは、関連した属性(例えば、顧客名
、製品タイプ、プライス量など)などを選択することによって抽出可能である。
プライシング・グリッドに展示されるプライス・データのリストは、プライス・
リストと呼ばれる。各製品アイテム、プライシング・ルールおよびプライシング
・シーケンスは、各コンポーネントのカスタマイズ化をサポートする、グラフィ
カル・ユーザ・インターフェイスによって、展示され、付加され、修正され、抹
消される。ユーザは、各プライシング・コンポーネントのカスタマイズ化を、直
接かつ容易に完成出来る。本発明は、ユーザに各プライシング・エレメントを付
加し、修正し、抹消し、展示するための柔軟性のあるプライシング・プロセスを
提供する。商人は、プライシング・システムに含まれる各プライシング・エレメ
ントを容易に変化させることが出来る。
【0024】 これらおよび他の特徴は、本発明の好適な実施形態の詳細な記述および関連し
た図において述べられる。 好適な実施形態の詳細な説明 システムの概観 本発明は、製品アイテム又はストック・キーピング・ユニット(SKU)に関
連したプライシング情報の計算、管理、ディスプレイのためのソフトウエア・シ
ステム、方法、プロセスを含む。製品アイテムまたはSKUは物理的な製品だけ
でなく、サービスおよび他の無形物を同様に含んでいることが特に理解されるべ
きである。記述されたプロセスおよび技術は、電子コマース・ソリューション、
バック・オフィス/フロント・オフィス・アプリケーションおよび一般的なER
Pシステムなどの、プライシング情報および計算が必要とされるいくつかのシス
テムにおいて適用され得る。
【0025】 ここで議論されている例示的な記述は、単に記述的な目的のためであり、発明
の概念の趣旨を制限することを意味していないということが特に理解されなくて
はならない。本発明の概念の、他の具体化は、添付された特許請求の範囲の趣旨
に含まれると考えられている。
【0026】 本発明中において、「プライシング」という用語は、製品の購入および販売プ
ライスの計算に関連した、任意の特定アクションまたは特定アクションの組み合
わせを意味するために使用される。プライシングは、例えば、ディスカウントの
適用、税金計算および追加料金の決定を含む。プライシングは、さらに特定の計
算または「ルール」(例えば特別のドキュメントなどに関連している)が適用さ
れるであろう時および、顧客カテゴリまたは個別の顧客のいずれに適用されるか
を識別するために使用される。これらの結果の各々は、本発明によって容易に、
および自動的に実行され得る。本発明の一つの目的は、商人が任意システムの、
予め定義されたスキーマに従うことを強制されずに、プライシング・ルールを定
義することを可能とすることである。本発明は、特定のトランザクションにおい
て、顧客および商人のための「ベスト・プライス」、製品のための「最終プライ
ス」の決定を含む、プライシング情報のリアルタイム計算を提供する。有効で効
率的な方法における、プライシング計算のダイナミックな管理は、会社のための
限界リターンを最適化し、その販売収益および/または利潤を増加することが出
来る。本発明は、製品プライス、その修正、ディスカウントと追加料金の任意の
アプリケーションの計算における遅延および労力を減少させることが出来る。プ
ライシング情報は、以下のプライシング・プロセスによって本発明によって処理
される。
【0027】 a) プライシング・ルールおよびプライシング・データを作成し、修正し、
抹消するためのプロセス b) プライシング・ルールを作成し、適用するために使用される、プライシ
ング計算シーケンスを定義するためのプロセス c) プライシング計算シーケンスのシュミレーションを含む、プライシング
情報のを作成し、適用するためのプロセス d) プライシング・アイテムと、ディスカウントおよび追加料金の後のプラ
イス計算結果を、展示するために使用されるプロセス プライシング・プロセス 本発明において採用されるプライシング・プロセスは、プライシング・アイテ
ムを見積もるために使用される、ソフトウエア構造から成る。プライシング・ア
イテムは、プライス値、ディスカウント・パーセンテージ、追加料金の総計など
を含む、製品またはSKUのプライスに関連した任意のデータである。それらは
、販売または購入の間の双方で、製品またはSKUのためにプライシングを作成
するために適用されるが、さらに会計目的のために適用され得る。プライシング
・プロセスは、本発明の中では、プライスを作成するためのいくつかのアクショ
ンを実行するために適用される。システムは、販売オーダー・エントリの間、関
連したすべての情報を考慮に入れることによって(特定の顧客のためのベース・
プライス、特別なディスカウントまたは追加料金が適用され得るか、顧客は運送
料金、販売税を負うべきか)、自動的に販売オーダーのためのプライシングを決
定する。同様に、商人または他のユーザが、購買のために本発明を使用している
場合、システムはベンダ、購買組織などの様々なソースから情報を入手可能で、
特別な購買オーダーのためにプライシングを計算する。さらに、発明がコスト会
計のために使用される場合、プライシングは内部オーダのコストを計算するため
に使用され得る。
【0028】 プライシング・プロセスは、図1に図示されるように、(1)プライシング・
ルール(2)、プライシング計算シーケンス、(3)プライシング・データの、
3つの主要な要素からなっている。「プライシング計算シーケンス」2は、プラ
イス計算を実行するために使用され、「プライシング・ルール」1は、プライシ
ング計算シーケンスを構成する、ベース・プライス、ディスカウント、追加料金
、または小計を表している。「プライシング・データ」3は、プライシング・デ
ータベースに保存されているプライシング・アイテム(例えばプライス値、ディ
スカウント・パーセンテージ、追加料金の総計など)である。プライシング・デ
ータは、顧客カテゴリ、年の季節、出荷目的地などの属性と共に、プライシング
・ルールを構成するために使用される。
【0029】 プライシング計算は、プライシング・リクエスト(図1)で常に開始する。プ
ライシング・リクエスト4は、プライシング計算に対する要求である。プライシ
ング・リクエストは、プライスが計算されるであろう時、例えばプライシング・
ドキュメント5にライン・アイテム・プライスを展示するために、顧客、または
商人、またはプライシング・システムによって自動的に生成され得る。プライシ
ング・ドキュメントは、プライシング計算(例えば、購入オーダー、販売オーダ
ーなど)を要求する任意のドキュメントである。プライシング・ドキュメントは
、各々がサブ計算を要求する、いくつかのライン・アイテムを含むことが出来る
。プライシング・リクエストは、特定の製品、SKU、又は任意の単一ディスカ
ウント、各々が単一のディスカウントまたは税金計算などである、単一のプライ
シング・ライン・アイテムのことをいう。プライシング・リクエストが確立され
る時、そのアイテムのための特別なプライシング・ルール1が呼び出される。プ
ライシング・ルールは、ベース・プライス6,ディスカウント7,追加料金8お
よびそのアイテムに適用可能な属性を含む。各プライシング・ルールは、関連し
た起動表現フィールド9を有する。起動表現フィールドは、プライシング計算で
必要とされるプライシング・ルールを選択するために使用される。プライシング
・ルールは、予め定義されたプライシング計算シーケンス2に従って、ライン・
アイテムのプライスを計算するために適用される。ライン・アイテムおよびドキ
ュメント・プライスを計算するために、プライシング計算シーケンスが使用され
る。該プライシング計算シーケンスはそのアイテムに指定されたプライシング・
ルールおよびプライシング・データ内に保存された、プライシング・ルールの関
連値を適用することによって使用される。本発明の好適な実施形態においては、
プライシング計算シーケンスは、データ・プライスを選択し、それにディスカウ
ントおよび追加料金を適用するステップを含む。プライシング・ルールは、関連
した起動表現フィールドが満足される場合にのみ(例えば、プライシング計算シ
ーケンスが開始される時間期間が、起動表現フィールド内で指定されたものと同
じ場合)、プライシング計算シーケンスにおいて評価される。プライシング計算
シーケンスの結果は、単一のライン・アイテム11のためのプライスつまりプラ
イシング・ドキュメントの最終プライスである。 プライシング・データ プライシング・データは、図2に示されたプライシング・グリッドなどの、グ
ラフィカル・ユーザー・インターフェイスの使用により、ユーザに入力される。
例えば、メニュー・アイテム「プライシング」は、プライシング・グリッド12
を次に展示する、図2に示された対話ボックス上で選択される。製品アイテムの
ためのベース・プライスは、プライシング・グリッド(図2)を使用して定義さ
れる。プライシング・グリッド12において、ユーザは、アイテム・コード13
、アイテム名14,国コードおよびその国のためのプライス15を含む、SKU
アイテムに関する情報を加えることが出来る。新たなアイテムを作成するために
、ユーザは、メイン・メニューの「新アイテムプライス」コマンドを選択するこ
とが出来、新たな空列がプライシング・グリッド内に作成される。グリッドの各
セクションは編集され得る。例えば、ユーザはどのカラムがプライシング・グリ
ッド内に展示されるべきかを決定することが出来る。ディスカウントおよび追加
料金は、図2に示されるダイアログ・ボックス内の適切なメニュー・アイテムを
選択することにより同様の方法で定義され、および編集され得る。 プライシング・ルール 「プライシング・ルール」の主な目的は、プライシング計算シーケンスのため
の、計算ステップの定義である。これは、例えば、販売部門が、ディスカウント
、運送料、現金割引のすべての後の最終プライスである、特定の販売オーダのネ
ット値を決定することを望む時に必要とされる。別の例は、販売部門が購買オー
ダの効率的な最終プライスを知ることを望む場合に生じる。また別の例は、コス
ト会計部門が、すべてのベーシック・コストおよび諸経費が考慮された後の最終
コストに相当する、内部オーダの最終製造コストを知ることを望む場合である。
本発明の好適な実施形態のプライシング・ルールの例は、 商人は、顧客が会社の製品の一つを特定量買う時は、いつでも顧客に対してデ
ィスカウントを提供する。会社は、アイテム・ディスカウントのためのプライシ
ング・ルールを定義する。プライシング・ルールは、例えば、ディスカウントが
量に依存するということを指定する。
【0030】 商人は、複数の国で製品を販売し、異なる国に対し異なるプライスを有するこ
とを望む。会社は、これらの、国に関係したプライスのためにプライシング・ル
ールを定義する。プライシング・ルールは、プライスが国に依存することを指定
する。
【0031】 商人は、緩やかな在庫管理を促すために、製品のある組み合わせが購入された
場合にディスカウントを提供する、 ことを含む。
【0032】 各プライシング・ルールは、特定のビジネス・トランザクションを意味する属
性の集合によって構成される。例えば、特定の顧客が、一定の日に、製品の一定
量をオーダする場合、顧客が得る最終値は、「顧客」、「製品」、「オーダされ
た量」、「日付」などの、いくつかの変数ファクタに依存する。最終コストを指
定するために、システムは商用トランザクションにおいて起きている任意のビジ
ネス環境に依存したプライシング・ルールを定義する機能を提供するだろう。
【0033】 プライシング・ルールは、考慮されるべき可能なプライシング・タイプ、例え
ばベース・プライス、ディスカウント、追加料金、税金など、の各々に対して定
義され得る。ディスカウントおよび追加料金は、固定された通貨量、パーセント
量のいずれかであり得る。ディスカウントは、ベースプライスから減されるべき
正の量を常に表す。出荷コストなどの追加料金は、付加されるべき正の量を常に
表す。これらのプライシング・カテゴリの全てのインスタンスは、プライシング
・データとして保存される。
【0034】 各プライシング・ルールは、プライシング・データを識別し、ビジネス環境を
定義するために、システムが使用する、フィールドまたは属性の関連集合を有す
る。プライシング・ルールに関連した属性は、そのプライシング・ルールの全て
のプロパティを識別する。プライシング・ルールの属性の例は、プライシング・
ルール・タイプ(例えば、プライシング・ルールが、「ベース・プライス」、「
ディスカウント」または「追加料金」である場合)および計算タイプ(例えば,
ディスカウントまたは追加料金が「固定量」または「パーセンテージ」として計
算されるであろう場合)または「プライス値」それ自身である。「マニュアル的
に変化出来る」などの新たな属性は、プライシング・ルールに割り当てられ得る
。所与のプライシング・ルールが、適切である場合を識別するために、「プライ
シング・フィールド」または「起動表現フィールド」の集合が各ルールに取り付
けられる。これらのフィールドは、プライシング属性のサブセットである。起動
表現フィールドは、プライシング・エレメントのアプリケーションが、所与のビ
ジネス・トランザクションにおいて依存する変数ファクタを記述する。これらの
フィールドは、時間、顧客のタイプ、品質などのプライシング・ルールの任意の
属性を参照しうる。起動表現フィールドは、起動表現を構成する。
【0035】 本発明は、単一の販売ドキュメント・ライン・アイテムの両方の値を計算する
ため、および販売ドキュメントの合計の値を計算するための、別々のプライシン
グ・ルールの定義をサポートする。特定のアイテムの値またはドキュメントの合
計値の決定は、プライシング・ルールのアプリケーションによって同様に実行さ
れる。プライシング・ルールのアプリケーションは、特定のプライシング・ルー
ルのために定義された起動表現フィールドに依存する。
【0036】 各ルールのための値は、プライシング・ルールのインスタンスである「プライ
シング・データ」内に含まれる。プライシング・データの集合は、ユーザに展示
され得るプライス・リストを含む。プライシング・データは起動表現フィールド
のいくつかの値のために存在し得るが、すべての値のために存在しうる必要がな
い。例えば、いくつかの製品のプライスが、国によるプライス・リストに定義さ
れなくてはならない場合、起動表現フィールドが「国/製品」と定義可能なルー
ル・タイプ、プライシング・データは、プライシング・リスト内になくてはなら
ない、各々の国および製品のために作成されなくてはならない。各々のプライシ
ング・データは、変数ファクタの特別な一つのインスタンスのために(例えば、
特定の国における特定の製品のため)、フィールドの総計を与える。このインス
タンスは、起動表現フィールドの値によって識別される。有効検査期間は、各プ
ライシング・データのために定義され得るので、プライシング・データは指定さ
れた時間の間のみ使用される。例えば、会社は、国および、いくつかの特定のシ
ーズンのみ、資格を与えられたいくらかの特定の顧客のために適用されるディス
カウントによって、その製品のプライスを定義することが出来る。そうするため
に、二つのプライシング・ルールが定義される:一つは、起動表現フィールドと
して、「国」および「製品アイテム」を有する「ベース・プライス」タイプで、
一つは起動表現フィールドとして、「顧客カテゴリ」、「有効日」を有する「デ
ィスカウント」型である。プライシング計算シーケンスは、「プライス」でスタ
ートし、「ディスカウント」を適用するシーケンスを含むであろう。「プライス
」ルールのためのプライシング・データは、各国における各製品のために作成さ
れ、「ディスカウント」のためのレコードは、ディスカウントを受けるに値する
顧客のために(他の顧客のためではない)作成され、各レコードは、特定の一つ
の顧客のための、ディスカウントの総計を与えるであろう。プライシング・デー
タの有効日は、ディスカウントが適用されなくてはならない時間間隔を制御する
【0037】 本発明は、複数のプライス、ディスカウントおよび追加料金のルールをサポー
トする。各ルールは、起動表現フィールドによって構成される起動表現を含む。
プライシング・ルールの起動表現は、最終的に真または偽を評価する、一つ以上
の比較演算でできているブール式である。起動表現はルーチンの間、真と評価さ
れた場合、プライシング・ルールは、本当のプライス計算を実行するプライシン
グ計算シーケンスの部分となるであろう。起動表現とは別に、ルールは、起動表
現が真と評価する場合に、取られるべきアクションを記述する他の属性の集合を
有する。
【0038】 本発明において、プライシング・ルールのための起動表現は、システムによっ
て提供される属性の集合である。システムにおいて利用できる属性の集合は、 1.顧客 2.製品アイテム 3.販売ドキュメント 4.契約 5.オブジェクト(1)、(2)、(3)、(4)のために定義される関係 6.オブジェクト(1)、(2)、(3)、(4)のために定義される特性属性 7.顧客履歴値(例えば年にオーダされた合計量) 他の属性は、付加され得る。プライシング・ルールの各属性は、そのプライシ
ング・ルールの起動表現フィールドとして指定されうる。例えば、特別なディス
カウントは、顧客がその商人から特定量の製品をすでに買っている場合などの場
合のみ、起動され得る。起動表現は、プライシング・ルールが適用されるか否か
を決定するために評価されるであろうブール式である。このブール式は、その状
態に依存したルールを作るために、ビジネス・オブジェクトおよびその属性を使
用することが出来る。起動表現フィールドは、ビジネス・オブジェクトの属性を
参照する起動表現のアイテムとして定義され、プライシング・ルールが適用可能
な場合の基準を記述する。プライシング・ルールのすべての起動表現フィールド
は、起動表現を評価するために、プライシング・データ内で指定される必要があ
る。本発明内で、一般的なプライシング・ルールは、システムのデータ・ベース
内の以下のフィールドを使用して定義される。 ID このIDは、プライシング・ルールの内部IDである。それはユーザ
には示されていない。システムはこの属性の独自性を保証するであろう。 外部ID このIDは、ユーザに示され、ユーザにより設定されうる。シス
テムは、独自性のチェックのみを行い、必要な場合に変化を拒絶する。さらにシ
ステムは、このIDを自動的に生成する能力を提供する。 記述 「顧客カテゴリに依存したベース・プライス」、「シーズン・ディス
カウント」などのプライシング・ルールの多言語記述。 起動表現フィールドは、計算用に、関連したプライシング・データを発見するた
めの、関連したプライシング・ルールを評価するために使用されるブール式であ
る。
【0039】 ルール・タイプ ルール・タイプは、(1)プライス(2)ディスカウン
ト(3)追加料金のフラグのひとつである。 計算タイプ 計算タイプは、固定値またはパーセンテージとなることが出来
る。
【0040】 ルールは、それらが任意ランタイム値に独立して提供された場合に、「常にア
クティブ」となることが出来る。プライシング・ルールは、さらに複数の販売ド
キュメント・ライン・アイテムに依存し得る(例えば、異なるオーダ・ラインに
おいて、同じアイテム・グループのアイテムを検出するため)。ユーザは、図3
に描写されたダイアログを使用して、起動表現フィールドをプライシング・ルー
ルに関連させることが出来る。属性のリスト16は、ダイアログの左側にリスト
されている。各属性は、プライシング・ルールのための起動表現フィールド18
として、17に付加され得る。以下のベース・プライシング・ルールは、上述し
たダイアログを使用して、本発明のシステムに含まれる(他のプライシング・ル
ールは商人によって定義されうる)。
【0041】 標準プライス(起動表現フィールド:アイテムid) カタログによるプライス(起動表現フィールド:カタログ・ナンバーおよびア
イテムid) 国によるプライス(起動表現フィールド:顧客の国およびアイテムid) 顧客ディスカウント(起動表現フィールド:顧客数) 販売税(起動表現フィールド:商人の国、顧客の国およびアイテムid) ベース追加料金(起動表現フィールド:アイテム量) いくつかの処理は、グラフィカル・インターフェイスによりプライシング・ル
ールを管理するためにシステム内で適用される。そららのうちのいくつかは、ユ
ーザが以下のアクションを実行することを可能とする。
【0042】 新たなプライシング・ルールを作成するためのプロセス 存在しているプライシング・ルールを展示し修正するためのプロセス プライシング・ルールを中断するためのプロセス プライシング・ルールを作成するためのプロセスが図12に示されている。以下
の機能は、プライシング・ルールを定義するために提供される。
【0043】 プライシング・ルールのための名称を選択。プライシング・ルールは、ユーザ
により選択された名称により識別される。 プライシン・ルールのタイプを選択。プライシング・ルールは、ベース・プラ
イス、ディスカウント、追加料金または税金であることが出来る。ユーザは、他
のプライシング・ルールのタイプを付加することが出来る。
【0044】 起動表現フィールドとして、プライシング・ルールの属性を選択。ユーザは、
プライシング・ルールをアクティブにするために、プライシング・ルールにおい
て適用される起動表現フィールドを、システムにおいて利用できるものの間で、
選択するであろう。プライシング属性は「時間」、「国」、「顧客カテゴリ」な
どでありうる。
【0045】 プライシング・ルール・リストの選択。プライシング・ルール・スキームが作
成された時、ユーザは、プライシング・ルール(例えば国のコード、顧客カテゴ
リなど)に関連したすべてのディテールを付加するためにプライシング・リスト
を選択するであろう。
【0046】 起動表現フィールドのための、値および量の付加。各プライシング・ルールの
ために、ユーザは、特定のトランザクションで使用される情報を含んでいるプラ
イシング・データを作成することが出来る。例えば、起動表現フィールドとして
、「製品」、「国」を有するプライシング・ルールが作成された場合には、ユー
ザは、それぞれの国に従ってプライシング情報を付加することが出来る。単一の
情報の各々、例えば「国」がUSの場合の「製品」のプライス、「国」がDEの
場合の「製品」のプライスが、プライシング・データとしてデータ・ベースに記
憶されている。
【0047】 プライシング・ルールは、プライシング・データがプライシング・リストに入
力される前に修正のみがなされ得る。プライシング・ルールの中断は、すべての
関連したプライシング・リストが中断される原因となる。プライス・リストおよ
びプライシング・データは、プライシング・グリッド内に共に展示される。 プライシング計算シーケンス プライシング計算シーケンスは、アイテムの最終値を計算するために適用され
なくてはならないプライシング・ルール(プライス、ディスカウント、および追
加料金)を識別する。例えば、シーケンスは一続きのディスカウントが適用され
るベース・プライスであり得、それからいくらかの追加料金は結果として生じた
総計に課される。プライシング計算シーケンスの各ステップは、「プライシング
・ルール」により構成される。プライシング計算シーケンス、またはプライシン
グ・シーケンスは、特定のシーケンスにおいて定義された、プライシング・ルー
ルのリスト、プライシング・ルールのグループとして考慮され得る。プライシン
グ計算シーケンスは、様々なプライシング・ルールが、ビジネス・トランザクシ
ョンにおけるアイテムの最終値を決定するために組み合わされるであろう方法を
記述する。プライシング計算シーケンスは、システムが所与の環境で、どの特定
の集合のプライシング・ルールが、いかなるシーケンスで適用されるかを決定す
ることを可能とする。プライシング計算シーケンスの例は、セールス・オーダお
よび呼び出しにおいて、プライス、ディスカウント、追加料金が、どのように現
れるかを決定する処理を、商人が定義することを欲する場合である。典型的な状
況においては、シーケンスの第1のプライシング・ルールはベース・プライスを
決定する。次のルールは適用出来るディスカウントを決定する。最終的に、出荷
料金および他の可能追加料金を決定するルールがある。
【0048】 幾つかのプライシング・ルールは、特定の値に関連ずけられ(例えば計算タイ
プとして「パーセンテージ」を有するプライシング・ルール)、プライシング計
算シーケンスはプライシング・ルールを計算するためのベース値を受信するであ
ろう。このベース値は、「現在の小計」がシーケンスの各ステップで定義される
ことを仮定しつつ、プライシング計算シーケンスの以前のステップに対する基準
を、相対的ステップに割り当てることにより指定される。プライシング・ルール
に関しては、プライシング計算シーケンスは、単一のラインアイテム、または全
体のプライシング・ドキュメントのために定義されることが出来る。
【0049】 本発明においては、プライシング計算シーケンスは、3個のメイン計算ステー
ジを有する。プライシング計算シーケンスの例は、図4に描かれている。シーケ
ンスの第一ステージ19は、ベース・プライス20を決定する。第二のステージ
はディスカウント21を適用する。第三のステージは追加料金22を適用する。
各ステージは、同じタイプ(プライス、ディスカウントまたは追加料金)のプラ
イシング・ルールのグループからなり、内部にサブグループを有する。ドキュメ
ント・レベル・シーケンスでは、ベース・プライス決定ステージ20は、オーダ
・ドキュメントのラインアイテム値の合計からなる。追加料金ステージ22は、
ディスカウント・ステージ21の前に実行されることが出来るが、プライス決定
ステージ20は常に第一に実行されなくてはならない。システムは、ライン・ア
イテムおよびドキュメントの双方のために、複数のプライシング計算シーケンス
をサポートし、アイテム・タイプおよびオーダ・タイプは異なるプライシング計
算シーケンスに結びつけられることを意味する。
【0050】 プライシング計算シーケンスの文脈内の計算ステップは、バッチ・プログラミ
ング言語におけるコマンドと類似して、プライス計算の最小実行ユニットである
。利用できるプライス計算「コマンド」の集合は、プライシング・ルールである
。従って、ステップは実行されるべきプライシング・ルールに対する基準である
。しかし、プログラミング言語におけるコマンドとは異なり、プライシング・ル
ールは実行するためのコマンドのみを含むのではく、実行される時の環境、即ち
起動表現フィールドを含む。
【0051】 プライシング計算シーケンスにおけるグループは、論理的に一緒に属している
ステップの集合である。プライシング計算シーケンスにおけるすべてのグループ
およびステップは計算ベースを有し、該計算ベースは、現在の計算に対するベー
スに対応する、プライス計算プロセスの中間結果に対する基準である。ユーザが
計算ベースを指定しない場合、最終ステップの結果は、次のステップに対する入
力として適用される。しかし、ユーザは、計算ベースとしてプライシング計算シ
ーケンスのステップまたはグループを定義することが出来、このステップまたは
グループの結果は次の計算ステップの入力となるであろう。
【0052】 プライシング計算シーケンスにおけるオーダ・ステップは、結果にとって重要
である。プライシング計算シーケンスにおける各ステップは、オペランド・グル
ープ、AND、XOR、MIN,MAXによって、他のステップにリンクされる
。これらのオペランドはグループレベル上で定義され、グループとともに定義さ
れたすべてのステップに影響を与える。これらのオペランドは以下のように定義
される。 AND グループ内のすべてのステップは、評価され実行されるであろう。 XOR グループ内のすべてのステップは評価され、アクティブになる第一
のステップのみが実行されるであろう。 MIN グループ内のすべてのステップは評価され実行されるが、それらは
同じ計算ベース、主にそれらが属するグループの計算ベースを使用する。最低の
結果のみが次の計算ステップのための計算ベースとなるであろう。 MAX グループ内のすべてのステップは評価され実行されるが、それらは
同じ計算ベース、主にそれらが属するグループの計算ベースを使用する。最高の
結果のみが次の計算ステップのための計算ベースとなるであろう。
【0053】 プライシング計算シーケンスは、以下のプロセスによって本発明によって管理
され得る。 新たなプライシング計算シーケンスを作成するためのプロセス(あるいは存在
しているプライシング計算シーケンスのコピーとして) 存在しているプライシング計算シーケンスを修正するためのプロセス(ステッ
プのシーケンス、ステップの付加/抹消、ステップ属性の修正、アイテムまたは
ドキュメントのタイプのトリガー) プライシング計算シーケンスを中止するためのプロセス プライシング計算シーケンスを展示するためのプロセス プライシング計算シーケンスが修正された場合、元のバージョンおよびその妥
当性のレンジがシステムに記憶され、プライシング計算シーケンスを、適時に異
なるポイントからのビューすることを可能とする。変化のディティール、特にい
つプライシング計算シーケンスが変化されたか、何が変化されたかおよび誰が変
化させたかが展示される。同じように変化の履歴が展示され得る。プライシング
計算シーケンスの以前のすべてのバージョンは記憶され、または削除され得る。
【0054】 プライシング計算シーケンスのアプリケーションは、プライスされている販売
ドキュメントの日付に依存している。適用可能である場合、プライシング計算シ
ーケンスの最新バージョンまたは中止された関連バージョンが適用されなくては
ならないかを決定することが出来る。プライシング計算シーケンスにおけるステ
ップは、グループ・ルールからの一つのルールが適用されなくてはならないこと
を指定することが出来る。グループ内での選択は、選択基準に依存する(最小、
最大、第一に適用可能など)。プライシング・シーケンスのステップが定義され
ていない場合(即ち、ステップのルール、またはルールのグループのためにプラ
イシング・データが何ら見つからない)、システムは、プライス決定の間、何の
アクションが取られなくてはならないかを定義することを可能とする。可能アク
ションは、ステップが「随意」の場合に「アクションなし」で、ステップが「必
須」の場合に「エラーを挙げる」である。
【0055】 販売または購買オーダ・エントリの間(またはプライシングが実行される必要
がある他の場合において)、システムは、どのプライシング計算シーケンスが適
用されなくてはならないかを、オーダ(トランザクション)のタイプに従って、
決定する。 システムは、シーケンスにおける各ステップのために、オーダー・フィールド内
(またはプライスされている他の販売ドキュメント)において対応する値に合致
する、起動表現フィールドを有するものの間で、すべてのアクティブ・プライシ
ング・ルールを選択する。アクティブ・プライシング・ルールのプライシング・
データは、そのステップのための値として使用される。このように、プライシン
グ計算シーケンスの各ステップで、小計は、そのステップまでの計算の値として
定義される。すべてのステップの適用はプライシング計算シーケンスのために最
終プライスを与える。ルールが「マニュアルで変化出来る」として定義される場
合、総計はオーダ処理の間修正され得る。マニュアルの値は、オーダ・ラインの
みに適用され、プライシング・データベースに記憶されたプライシング・データ
の値に影響を与えない。システム内にプライシング計算シーケンスを作成するた
めに、以下のプロセスが適用される。
【0056】 メイン・メニューの「新たなプライシング計算シーケンス」コマンドを選択。
この選択は、シーケンスが加えられる、ダイアログを展示する(図4)。 「ルールの付加」ボタン23を選択。この選択は、付加ルール・ダイアログを
開く(図5)。付加ルール・ダイアログにおいて、ユーザは、存在しているプラ
イシング・ルール、すなわちシステムにおいて利用出来るプライシング・ルール
を付加すること選択することができ、または新たなプライシング・ルールを付加
することを選択することが出来る。存在しているプライシング・ルールは三個の
カテゴリに分割される。
【0057】 「プライス」24、「ディスカウント」25および「追加料金」26。他のユ
ーザ定義されたカテゴリは必要な場合に含ませることが出来る。 存在しているプライシング・ルールを付加。存在しているプライシング・ルー
ルは、付加ルール・ダイアログにおけるプライシング・ルールを選択し、選択を
確立することによって、プライシング計算シーケンス内に含まされる。新たなプ
ライシング・ルールは、付加ルール・ダイアログ内の、新たなタブの作成27を
選択することによって定義される。
【0058】 新たなプライシング・ルールを作成および付加。新たなプライシング・ルール
を作成するために、ユーザは付加ルール・ダイアログ内の新たなタブの作成を選
択するであろう。「新たに作成」のタブにおいて(図6)、ユーザは新たなプラ
イシング・ルール28の名称、新たなプライシング・ルール29のタイプ、即ち
それがプライスであるならば、ディスカウントまたは追加料金、およびプライシ
ング・ルールを起動する属性30を定義するであろう。それを確かめることによ
って、新たなプライシング・ルールは、プライシング計算シーケンスおよび存在
しているプライシング・ルールのリストに加えられる。
【0059】 プライシング計算シーケンスにおいて、グループは、一つ以上のプライシング
・ルールを含むステップとして定義されうる。グループは、含まれているプライ
シング・ルールを選択し、メイン・ダイアログ(図4)内の付加グループ・ボタ
ンをクリックすることによって付加される。グループからの結果が必須32であ
る場合、付加グループ・ダイアログ(図7)は、選択されたプライシング・ルー
ル31に適用されるルールを識別し、エラーが33に遭遇した場合に取られるべ
きアクションを識別するために使用される。各ステップのために、プライシング
・ルールは、存在しているものの中から選択され、または新たなプライシング・
ルールが作成されるであろう。
【0060】 本発明において、ユーザは、様々なプライシング計算シーケンスを定義するこ
とが出来る。プライシング計算シーケンスは、トランザクションのタイプに従っ
て(例えば、それが販売オーダで、オーダのいずれかのタイプ)、およびいくつ
かのマスター・データから(例えば、顧客が特別なカテゴリに属する場合)定義
されることが出来る。プライシング計算シーケンスの集合は、デフォルト・シス
テムにおいて組み込まれる。これらの組み込みの計算プライシング計算シーケン
スは、異なる会社の間でもっとも共通して使用されると考えられているプライス
決定戦略を実現する。最も単純なアイテム・プライシング計算シーケンスは、販
売ドキュメント・ラインの値を、ラインにおけるアイテムの標準的なプライスと
して計算する。最も単純なドキュメント・プライシング計算シーケンスは、購買
オーダなどの、ドキュメント内のラインの値の合計として、販売ドキュメント値
を計算する。
【0061】 ライン・アイテム・プライシング計算のために適用されるプロセスは、図14
に表されている。プライシング・ドキュメントの計算のためのプロセスは、図1
5に示されている。プライシング・ドキュメントの計算のためのプロセスは、各
ライン・アイテム上でプライシング計算を実行する。それがすべてのライン・ア
イテムのための小計を得た場合、さらなるドキュメント・レベル・ディスカウン
トまたは追加料金(例えば、運送コスト)は、最終ドキュメント・プライスの計
算のために適用可能である。ライン・アイテム・プライシング計算のためのプロ
セスは、以下のように記述され得る。
【0062】 プライシング計算シーケンスの選択。特定のトランザクションへ適用されるシ
ーケンスは、ラインアイテムに含まれる情報に従って選択される。プライシング
計算シーケンスは、プライシング・ドキュメント内で利用可能な、単一のライン
・アイテムの値を計算することが必要とされる。
【0063】 プライシング計算シーケンスにおける(単一のプライシング・ルール)の各ス
テップの計算。ステップが単一のプライシング・ルールの場合、プライシング・
ルールの起動表現フィールドがチェックされ、満足された場合には、プライシン
グ・ルールはプライシング・データベースからディティールを収集することによ
ってインスタンス生成される。結果は前のステップに付加され、以下のステップ
に小計として渡される。プライシング計算シーケンスにおける各ステップを計算
する(プライシング・ルールのグループ)。
【0064】 プライシング計算シーケンス(プライシング・ルールのグループ)における各
ステップの計算。ステップがプライシング・ルールのグループである場合、各プ
ライシング・ルールは、単一のステップのために計算され、それからすべてのス
テップは、グループの定義(最小、最大、第一に適用可能など)に従って確立さ
れる。結果は、それから前のステップに付加され小計として次のステップに引き
渡される 計算された各々のステップは、必須もしくはそうでないとして定義されている
か否かをチェックされる。チェックが必須であるが、いずれの結果も利用できな
い場合、プライシング計算シーケンスは終了される。そうでない場合、次のステ
ップが計算される。
【0065】 すべてのステップが計算される場合、計算の結果は、ライン・アイテムの結果
としてプライス・ドキュメントに割り当てられる。 それから各ライン・アイテムは、プライシング・ドキュメントにおいて利用で
きるすべてのライン・アイテムの計算がなされるまで、前のステップに従って計
算される。会計用には、ドキュメント・レベル・ディスカウントが、ライン・ア
イテム・レベルで提供される必要があることが可能である。ドキュメントの最終
値に到達した後に各ラインアイテムのプライスを再計算することは、これを行う
ことが出来る。ドキュメントの最終ディスカウントおよび追加料金はそのように
、ユーザの選択に従ってライン・アイテムに割り当てられる。図4には、ライン
・アイテム・プライシング計算シーケンスの単純な記述が表されている。 プライシング・データおよびプライシング・リスト プライシング・データは、ユーザがシステムに入力する特定のプライシング値
のすべてを記憶するために使用される。例えば、プライシングにおいて、ユーザ
が製品のためのプライス、または特別の顧客のための特別ディスカウントを入力
する場合、システムは個別のプライシング・データを作成する。プライシング・
データは、プライス値を記憶するために使用される。プライシング・データはプ
ライシング・ルールのインスタンスである。特定のトランザクションが与えられ
ると、単一のプライシング・データのみがそれを満足することが出来る。プライ
シング・データベースにおける一貫性チェックは、新たなプライシング・データ
が付加されるごとに実行される。
【0066】 プライシング・データは、プライシング・テーブル(図8)において展示され
る。プライシング・テーブル34は、個別のプライシング・データ36を識別す
るフィールドの組み合わせ35を定義する。すべてのプライシング・ルールは、
そのプライシング・ルールのために定義されたすべてのプライシング・データが
記憶される、確かに一つのプライシング・テーブルを有する。
【0067】 プライシング・テーブルの例は、顧客カテゴリに従ってプライスを定義するた
めに使用され得る。本発明は、顧客のカテゴリに基づいて特定のプライシング・
テーブルを作成することを可能とする。このテーブルは、顧客 カテゴリ、製品
アイテム、プライス 値および妥当性 期間のフィールドを含み得る。テーブ
ルの初めの二つのフィールドは、プライシング計算シーケンスにおいて利用出来
るプライシング・ルールを作るために使用される起動表現フィールドを識別する
。「プライス 値」は、特定の顧客カテゴリに適用されるプライスを含む。「妥
当性 期間」フィールドは、必要ならば、顧客ベースのプライスが適用され得る
期間を固定する。
【0068】 「プライス・リスト」は、特定のプライシング・テーブルのプライシング・デ
ータの部分集合である。部分集合はプライス・リストのフィルタ条件により定義
される。フィルタ条件は、プライス・リストにおいてプライシング・データを選
択するために使用される基準を識別する。フィルタ条件なしのプライス・リスト
は、プライシング・リストのすべてのレコードを含む。プライス・リストは、プ
ライス・データの作成または修正を単純化するために使用される。それらは、妥
当性レンジ、デフォルト値、システム・インターフェイスのためのレイアウト設
定の集合の集中定義を可能とする。
【0069】 プライス・リストの例は、以下のようであり得る。商人は、国に従属したセー
ルス・プライスのためのプライシング・ルールを定義する。このルールのプライ
シング・テーブルは、すべての国のためのすべてのプライシング・データを含む
。プライスを変化させる場合、単に一つの国のためのプライスを見ることを望む
ことから、その国のためのすべてのレコードをフィルタするプライス・リストを
作成する。例えば、USプライス・リストはUSのための販売プライスのみを含
む。
【0070】 プライス・メンテナンスを単純化するために、デフォルト値「US」を、国の
フィールドととしてさらに定義する。そこで、誰かがこのプライス・リストに新
たなプライスをふかした場合は、システムは自動的に正しい国を設定する。プラ
イス・リストのタイプは、リストが依存するプライシング・ルールによって受け
継がれる。従って我々は、プライシング・ルールのタイプとまさに同じプライス
・リストのタイプ、おもにプライス、ディスカウント、追加料金を有する。各プ
ライス・リストはさらに、所与の製品アイテムの、単一購買の各々に対する、プ
ライス値、顧客id、製品id、購入日、量を含む。新たなプライス・リストを
作成するプロセスは、プライシング・ルールに基づく。プライシング・ルールの
決定後、プライス・リストの他の特性は、設定されるであろう(例えば、妥当性
、デフォルト値、フィルタ条件)。新たなプライス・リストの作成が終了した場
合、プライシング・データは入力されうる。プライス・リストを作成ために適用
されるプロセスは、以下のようである。
【0071】 新たなプライス・リストのためにベースとしてのプライシング・ルールを選択
。通常このプロセスは、新たな値のリストのためのプライシング・ルールを、コ
ーリング・プロセスからの入力として得る。しかし、プロセス実行時間の間、ベ
ースのプライシング・ルールは変化可能である。
【0072】 起動表現フィールドの修正。この機能は、プロセス実行時間の間、起動表現フ
ィールドの変化を可能とする。従って、オペレータは、存在しているプライシン
グ・ルールに制限されない。オペレータは、さらにプライス・リストの作成の間
、新たなプライシング・ルールを作成することが出来る。コンポーネントは、同
じ起動表現フィールドを有するプライシング・ルールがすでに存在し、新たなも
のを作成する代わりにこのルールを再利用するかを否かを、チェックしなくては
ならない。起動表現フィールドの修正は、二つの方法でなされ得る。一つは起動
表現フィールドを、式ビルダーで変化することである(図3)。他の方法は、コ
ラムをプライシング・リストに付加し、変化し、又は抹消することである。
【0073】 指定されたルールのために、新たな空のプライス・リストの作成。それから、
ベースのプライシング・ルールは、それが新たなルールであるかそれとも存在し
ているものであるかを指定され、新たなプライス・リストが作成され得る。
【0074】 新たなプライス・リストの特性の定義。これらは、主に、プライス・リストの
名称、記述、妥当性範囲である。 プライシング・データのための、デフォルト値の定義。新たなプライシング・
データを作成する時、そのレコードの任意のフィールドは、それ自身のデフォル
ト値を有し得る。それらのデフォルト値は、すべてのプライス・リストにとって
異なり得る。例えば、アイテム数および顧客の国に依存した、プライシング・ル
ールを有する場合を考える。このプライシング・ルールのために、我々は、定義
された二つのプライス・リストを有する。一つは、「USのためのプライス」で
あり、一方は「ドイツのためのプライス」である。USプライス・リストにおい
ては、国はデフォルト値USを有し、ドイツのプライス・リストにおいては、国
のデフォルト値はDEである。
【0075】 フィルタ条件を定義。フィルタ条件なしで、プライス・リストは、ベースのプ
ライシング・ルールの全プライシング・データを示すであろう。しかし、ほとん
どしばしば、同じプライシング・ルールに基づくが、レコードの異なる集合を含
む、複数のプライス・リストが必要とされる。
【0076】 利用出来るプライス・リストを展示するために、「プライス・リストおよびプ
ライシング・データの展示」プロセスが適用される。このプロセスは、プライス
・リスト・コンポーネントからのデータおよびプライス・リストに属するすべて
のプライシング・データをフェッチし、それらをグリッド内に展示する。ディス
プレ・リストに展示するために適用されるプロセスは、以下のようである。
【0077】 すべてのプライス・リスト・ヘッダをロードし、プライス・リスト選択制御を
満たす。この機能は、システムに記憶されたすべてのプライス・リストの名称お
よび起動表現フィールドをフェッチする。
【0078】 展示されるべきプライス・リストの特性のロード。現在のプライス・リストの
構造、妥当性、ベースのプライシング・ルール、デフォルト設定、フィルタ条件
についてのデータをロード。
【0079】 プライシング・ルールおよびフィルタ条件に基づく、問い合わせの確立。プラ
イシング・データの構造、フィルタ条件についての情報を獲得し、それにより問
い合わせコマンドを作る。プライシング・データの構造は、プライシング・デー
タがベースとされるプライシング・ルールから得ることが可能である。
【0080】 問い合わせを実行し、プライシング・データをフェッチする。新たに発生され
た問い合わせを実行し、問い合わせの結果であるプライシング・データをフェッ
チする。
【0081】 プライス・リストのメタ・データに基づくグリッド展示の設定。グリッドのコ
ラムについての情報およびそれらのラベルは、プライシング・データの構造から
獲得される。この情報は現在のプライス・リストがベースとされるプライシング
・ルールから得られる。
【0082】 現在のプライス・リストのために利用できるユーザ・プリファランスがあるか
のチェック。いくつかのグリッド設定は、コラムのシーケンス、コラムのディス
プレ幅、グリッドおよび展示されるか隠されるコラムなどの大きさなどの、ユー
ザ・プリファランスなどにより制御される。
【0083】 現在のプライス・リストの設置のためのユーザ・プリファレンスのロードおよ
び適用。利用できるユーザ・プリファレンスがある場合、この機能はこれらのプ
リファレンスをロードし、グリッド・ディスプレを適合させる。
【0084】 上述された記述的実施形態における、これらおよび他の特徴は、請求された本
発明の範囲にあると考えられている。上述した記述的実施形態は、説明目的で述
べられており、クレームされた発明を過度に制限することを意味していない。発
明的概念の他の実施形態および変形は、請求された発明の範囲にあると考えられ
ている。 プライシング・ルールおよびプライシング計算シーケンスの適用の例 本発明の好適な実施形態を説明するために、一般的な会社のための、本発明の
具体化の単純な例が提示されている。提案されたプライシング・スキーマで、こ
のタイプのプライシングを具体化するために、4個のプライシング・ルールが必
要であろう、二つは製品用で(全製品およびアップグレード)、二つはディスカ
ウント用(アップグレードの量および支払い期間)である。プライス・リストは
、国、顧客グループ、製品クラス(全製品およびアップグレードが区別されなく
てはならない)、製品ナンバーによってアクセスされ得る。アップグレードのた
めのプライス・リストの場合、アップグレードされている製品はまたアクセス・
キーの部分である、なぜならプライスはそれに依存するからである。例は、リア
ル・システムが記憶するであろうキー値およびレコードの部分をリストする。ス
ケール・ベースの値を定義するために、三個のスケール・テーブルが作成される
。二つの異なるスケールは、全製品プライス・リスト内の異なる顧客グループに
適用される。別のスケールは、アップグレード・ディスカウント用である。例に
おいて利用できるプライシング・ルールは異なるプライシング・ポリシーを参照
する。
【0085】
【表1】 プライシング・ルールの各々は、プライシング評価の間、評価されるであろう、
キーのリスト、または起動表現フィールドを含む。
【0086】
【表2】 システム・データベース内で、各キーのためにインスタンスを利用出来る。こ
れらのインスタンスは、各顧客のために、利用出来る製品アイテムを記述する。
例えば、SP40は、一般的なソフトウエア製品を表し、バージョン4.0およ
びHPは一般的なハードウエア製品である。
【0087】
【表3】
【0088】
【表4】
【0089】
【表5】
【0090】
【表6】 各製品アイテムは、データベース内のプライス量に関連している。例えば、S
P30からSP40(アクセスID KD20011)へのアップグレードは、
65DEMかかる。
【0091】
【表7】 スケールおよびスケール・ディティールは、アイテム量に対するディスカウン
トを定義する。各アイテムのための総計はオーダされた量に従って計算される。
【0092】
【表8】 プライシング計算シーケンスは、最終プライスを計算するために取られるステ
ップの集合として定義されている。プライシング計算シーケンスに従って、すべ
てのステップが計算されるわけではない。
【0093】
【表9】 ここで、オーダが、顧客グループ「GR02」に属している、ドイツ人の顧客
に対してポストされた場合を考える。オーダは、プライシング計算シーケンスQ
1を有するタイプであり、「前払い」支払いが指定される。オーダ・ラインのア
イテムは以下のようである。
【0094】
【表10】 プライシング計算シーケンスは、オーダ・ライン・アイテムのための各々のた
めに、以下の方法で機能するであろう。
【0095】 ラインナンバー1
【0096】
【表11】 ステップ10において、リクエストがアップグレードしているために、なんら
のマッチングも見つけられない。プライシング計算シーケンスは、グループ内の
他のステップとそのように継続している。ステップ30は、「必須」で、それは
実行される:少なくとも一つのプライシング・ルールは、グループにおいて満足
される。ステップ40と50は、ともに基本値としてステップ30を有するディ
スカウントである。それから第二のオーダ・ラインのアイテムが評価される。
【0097】 ラインナンバー2
【0098】
【表12】 プライシング計算シーケンスは、必須ステップが満たされないので、ライン・
アイテム2内でストップストップする。いずれのHP製品は、顧客グループGR
02に利用出来ない。オーダは完成されることが出来ない。本発明は、可能なラ
ンタイム状況を再発生し、プライシング計算シーケンスがプライスをどのように
決定するかをチェックする、プライシング・シュミレータを提供する。シュミレ
ータは、ユーザに、そのプライシング・シーケンスにおける、プライシング計算
に影響を与えうる、各属性のための値を指定するように求め、計算を実行し、す
べての中間結果および小計を示す。プライシング・シュミレータは、プライシン
グ計算シーケンスの編集の間、呼び出され得る。
【0099】 プライシング・リスト・コンポーネントのメイン制御は、現在のプライス・リ
ストがベースとされる、プライシング・ルールのために定義される、すべてのプ
ライシング・データを含むグリッドである(図8)。ほとんどの機能は、グリッ
ド・ヘッダ内でクリッキングする時に、ポップ・アップする文脈メニューによっ
て達成可能であるべきである。プライス・リストを選択するために、UIは、同
じタイプのすべてのプライス・リスト、例えば、ディスカウント、を含んでいる
リスト・スクリーンを提供する。さらに、このスクリーンは、現在選択されたプ
ライス・リストの名称37を展示するために使用される。すべてのプライス・リ
ストは、その構造および振る舞いを定義する特性の集合を有する。それらを展示
し変化するために、プライス・リストのコンポーネントは、適切なダイアログを
提供する(図10)。ユーザは、名称38、妥当性レンジ39,デフォルト値4
0、フィルタ条件41を変化させることが出来る。デフォルト値は、図11に示
された適切なダイアログを使用して変化され得る。デフォルト・ダイアログは、
プライシング・リストにおいて利用できる、「国コード」42などの、すべての
属性を収集し、そのプライシング・リストのために作成される、任意の新たなプ
ライシング・データのために、ユーザがデフォルト値を選択することを可能とす
る。
【0100】 本発明における、プライシング・ルール、プライシング・データ、プライシン
グ計算シーケンスのアプリケーションに関する上述した記載例は、説明および記
述のみを目的として提示されている。網羅的であることは意図されておらず、本
発明が開示されたそのもの形態に制限することを意図していない。この発明は、
特許請求の範囲のみによって制限されるべきであり、特許請求の範囲は、上述の
明細書および添付された図面とともに考察された場合に、そのようなすべての実
施形態を含んでいる。
【0101】 好適なハードウエア/ソフトウエアの実施形態 次に、本発明の好適な具体化のディティールが述べられる。ここで述べられた
好適な実施形態において、本発明は以下のように構成される:最小128MBの
フリーRAM、最小プロセッサ・スピードを有するNTプラットフォーム、Wi
ndows(登録商標) NT 4.x以降をサポートする、ペンティアム(登
録商標)266。本発明の好適なハードウエア/ソフトウエアの実施形態の上述
した記述は、説明および記述のみを目的として提示されている。網羅的であるこ
とは意図されておらず、本発明が開示されたそのもの形態に制限することを意図
していない。本発明は、上述した明細および添付した図面と組み合わせて考察さ
れた場合のすべての実施形態を含む、特許請求の範囲のみによって制限される。
この発明は、特許請求の範囲のみによって制限されるべきであり、特許請求の範
囲は、上述の明細書および添付された図面とともに考察された場合に、そのよう
なすべての実施形態を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プライシング情報を計算するために、本発明において適用される方法の一般的
なスキーマである。
【図2】 ディスプレ・プライシング・グリッドである。
【図3】 プライシング・ルールのための起動表現フィールドの集合を定義するために使
用される、ダイアログ・ウインドウである。
【図4】 プライシング計算シーケンスを示すダイアログである。
【図5】 プライシング計算シーケンスにおいて、存在しているプライシング・ルールを
付加するために使用されるダイアログである。
【図6】 プライシング計算シーケンス内に付加されるべき、新たなプライシング・ルー
ルを作成するために使用されるダイアログである。
【図7】 プライシング・ルールの新たなグループを付加するためのダイアログである。
【図8】 プライシング・テーブルを展示するために使用される、ダイアログ・ウインド
ウを示している。
【図9】 プライス・リスト選択スクリーンである。
【図10】 プライス・リストのための、特性ダイアログである。
【図11】 プライシング・データのためのデフォルト値を描いている。
【図12】 プライシング・ルールを作成するための、プロセス・フローである。
【図13】 プライシング計算シーケンスを作成するためのプロセス・フローである。
【図14】 ライン・アイテム・プライシング計算のための、プロセス・フローである。
【図15】 ドキュメント・プライシング計算のための、プロセス・フローである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ラング,クラウス−ペーター ドイツ連邦共和国 74266 ノルトハイム, レルヒェンライン 23

Claims (89)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 様々なタイプの製品に関連したプライシング情報を計算し、
    管理するための方法であって、 製品プライス計算のプロセスを提供ステップと、 起動表現フィールドとして選択されたすべてのプライシング属性をリストする
    ことによって、グリッド・テーブルのプライシング情報を展示するステップと、 起動表現フィールドとして選択された前記プライシング属性を含む、グリッド
    ・テーブルのプライシング情報を確立するステップと、 を含み、 前記製品プライス計算のプロセスを提供ステップは、 プライシング・ルールの定義のために、属性を提供するステップと、 プライス計算のために、プライシング・ルールを提供するステップと、 プライシング・ルールを起動するために使用されるプライシング属性の間で
    、起動表現フィールドを選択するステップと、 製品プライスの計算のために適用されるプライシング・ルールを選択するス
    テップと、 製品プライスを計算するためにアクティブなプライシング・ルールの合成と
    してプライシング計算シーケンスを適用するステップと、 を含み、 前記グリッド・テーブルのプライシング情報を確立するステップは、 各アイテムのために、プライシング・ディティールを含ませることによって
    、プライス・リストに新たなプライシング・アイテムを付加するステップと、 現在のプライス・リストに存在しているプライシング・アイテムを修正する
    ステップと、 現在のプライス・リストに存在しているプライシング・アイテムを抹消する
    ステップと、 を含むことを特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】 プライス計算のためにプライシング・ルールを提供する前記
    ステップは、 ベース・プライスを含むプライシング属性で、製品アイテムを記述するステッ
    プと、 製品アイテムのプライス計算のためにディスカウントを記述するステップと、 製品アイテムのプライス計算のために追加料金を記述するステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 プライシング・ルールを起動するために使用されるプライシ
    ング属性の間で、起動表現フィールドを選択する前記ステップは、 各製品アイテムにおいて利用可能なプライシング属性を選択するステップと、 プライシング・ルールに関連した起動表現フィールドとして一つ以上のプライ
    シング属性を指定するステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 製品プライスの計算のために適用されるプライシング・ルー
    ルを選択する前記ステップは、 計算のためにベース・プライスを選択するステップと、 ベース・プライスに適用されるディスカウント・ルールを選択するステップと
    、 ディスカウントされたベース・プライスに適用される追加料金ルールを選択す
    るステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 製品プライスを計算するためにアクティブなプライシング・
    ルールの合成としてプライシング計算シーケンスを適用する前記ステップは、 プライシング計算シーケンスにおいて、計算ステップの値を計算するためにプ
    ライシング・ルールを適用するステップと、 プライシング計算シーケンスにおいて、計算ステップの値を計算するためにプ
    ライシング・ルールのグループを適用するステップと、 プライシング・ドキュメントにおいて、ライン・アイテムの総計値を計算する
    ためにプライシング計算シーケンスを適用するステップと、 プライシング・ドキュメントの総計値を計算し、ドキュメント・レベル・プラ
    イシング結果を各ライン・アイテムに割り当てるためにプライシング計算シーケ
    ンスを適用するステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 プライシング計算シーケンスにおいて、計算ステップの値を
    計算するためにプライシング・ルールを適用する前記ステップは、プライシング
    計算シーケンスにおいて適用される、利用可能なプライシング・ルールを選択す
    るステップをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 プライシング計算シーケンスにおいて計算ステップの値を計
    算するためにプライシング・ルールを適用する前記ステップは、プライシング計
    算シーケンスにおいて適用される新たなプライシング・ルールを作成するステッ
    プをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 プライシング計算シーケンスにおいて計算ステップの値を計
    算するためにプライシング・ルールのグループを適用する前記ステップは、ブー
    ル・オペランドの集合によって、プライシング計算シーケンスのプライシング・
    ルール、またはプライシング・ルールのグループを関連させるステップをさらに
    含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 起動表現フィールドとして選択されたすべてのプライシング
    属性をリストすることによって、グリッド・テーブルのプライシング情報を展示
    する前記ステップは、 プライス・リストに含まれるプライシング・ディテールに、フィルタ条件を適
    用するステップと、 適用されるフィルタ条件を満足させる、特定のプライシング・テーブルのプラ
    イシング・データの部分集合を展示するステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 各アイテムのために、プライシング・ディティールを含ま
    せることによって、プライス・リストに新たなプライシング・アイテムを付加す
    る前記ステップは、 アイテムがリストされなくてはならない選択されたグリッドに新たな空のプラ
    イシング・アイテムを付加するステップと、 新たなプライシング・アイテムに関連したすべてプライシング・ディティール
    を指定するステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 現在のプライス・リストに存在しているプライシング・ア
    イテムを修正する前記ステップは、 現在のプライス・リストにおいて修正されるべきプライシング・アイテムの属
    性を選択するステップと、 プライシング・アイテムの選択された属性を新たなものと取り替えるステップ
    と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 現在のプライス・リストに存在しているプライシング・ア
    イテムを抹消する前記ステップは、 現在のプライス・リストのプライシング列を選択するステップと、 現在のプライス・リストからプライシング・アイテムを除去するステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 様々なタイプの製品アイテムに関連したプライシング・デ
    ータを計算するためのプロセスであって、 製品アイテムのためのベース・プライスを選択するステップと、 製品、顧客およびトランザクションの属性に従って適用可能なディスカウント
    を選択するステップと、 選択された製品アイテムのために指定された追加料金を選択するステップと、 製品プライスを計算するために、プライシング計算シーケンスを適用するステ
    ップと、 を含むプロセス。
  14. 【請求項14】 製品アイテムのベース・プライスを選択する前記ステップ
    は、 ベース・プライスを含む、プライシング属性を定義することによって、製品ア
    イテムを記述するステップと、 選択された製品アイテムのベース・プライスとしてプライス値を選択するステ
    ップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 製品、顧客、およびトランザクションの属性に従って、適
    用可能なディスカウントを選択する前記ステップは、プライシング計算シーケン
    スにおいて適用される、存在しているプライシング・ルールからディスカウント
    ・ルールを選択するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載
    のプロセス。
  16. 【請求項16】 製品、顧客、およびトランザクション属性に従って、適用
    可能なディスカウントを選択する前記ステップは、プライシング計算シーケンス
    において適用される、新たなディスカウント・ルールを作成するステップをさら
    に含むことを特徴とする、請求項13に記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 プライシング計算シーケンスにおいて適用される新たなデ
    ィスカウント・ルールを作成する前記ステップは、 新たなディスカウント・ルールの名称を指定するステップと、 ディスカウント・ルールとして、プライシング・ルールを選択するステップと
    、 起動表現フィールドをディスカウント・ルールに関連させるステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項16に記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 前記選択された製品アイテムのために指定された追加料金
    を選択する前記ステップは、プライシング計算シーケンスにおいて適用される存
    在しているプライシング・ルールから、追加料金ルールを選択するステップをさ
    らに含むことを特徴とする、請求項13に記載のプロセス。
  19. 【請求項19】 選択された製品アイテムのために指定された追加料金を選
    択する前記ステップは、プライシング計算シーケンスに適用される、新たな追加
    料金ルールを作成するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項13に記
    載のプロセス。
  20. 【請求項20】 プライシング計算シーケンスに適用される、新たな追加料
    金を作成する前記ステップは、 新たな追加料金ルールの名称を指定ステップと、 追加料金ルールとしてプライシング・ルールを選択するステップと、 起動表現フィールドを前記追加料金ルールに関連させるステップと、 を含むことを特徴とする、請求項19に記載のプロセス。
  21. 【請求項21】 製品プライスを計算するためにプライシング計算シーケン
    スを適用する前記ステップは、プライシング・ルールの合成としてプライシング
    計算シーケンスを定義するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項13
    に記載のプロセス。
  22. 【請求項22】 製品プライスを計算するために、プライシング計算シーケ
    ンスを適用する前記ステップは、プライシング・ドキュメントにおけるライン・
    アイテムの値を計算するために、プライシング計算シーケンスを適用するステッ
    プをさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載のプロセス。
  23. 【請求項23】 製品プライスを計算するためにプライシング計算シーケン
    スを適用する前記ステップは、プライシング・ドキュメントの値を計算し、ドキ
    ュメント・レベル・プライシング結果を各ライン・アイテムに割り当てるために
    、プライシング計算シーケンスを適用するステップをさらに含むことを特徴とす
    る、請求項13に記載のプロセス。
  24. 【請求項24】 様々なタイプの製品アイテムに関連したプライシング・デ
    ータを確立するためのコンピュータ・システムであって、 製品プライスのランタイム計算のプロセスを管理する手段と、 起動表現フィールドとして選択されたすべてのプライシング属性を示すことに
    よって、グリッド・テーブルのプライシング・ディティールを展示する手段と、 起動表現フィールドとして選択されたプライシング属性を含むグリッドのプラ
    イシング・アイテムを確立する手段と、 プライシング計算シーケンスがどのようにプライスを決定するかをチェックす
    るために、ランタイム状態をシュミレートする手段と、 を含み、 製品プライスのランタイム計算のプロセスを管理する前記手段は、 コンピュータ・システム上で管理される製品アイテム・ディティールを編集
    する手段と、 プライシング・ルールを起動するために使用されるプライシング属性の間で
    、起動表現フィールドを選択する手段と、 アイテム・プライスの計算のために適用されるプライシング・ルールを定義
    する手段と、 アイテム・プライスを計算するために、プライシング・ルールの合成として
    プライシング計算シーケンスを実行する手段と、 を含み、 前記起動表現フィールドとして選択されたプライシング属性を含むグリッドにプ
    ライシング・アイテムを確立する手段は、 各プライシング・ルールのためのディティールを含むことによって、プライ
    ス・リストに新たなプライシング・アイテムを挿入する手段と、 プライス・リストに存在しているプライシング・アイテムを修正する手段と
    、 プライス・リストに存在しているプライシング・アイテムを抹消する手段と
    、 を含むことを特徴とする、システム。
  25. 【請求項25】 コンピュータ・システム上で管理される製品アイテム・デ
    ィティールを編集する前記手段は、ベース・プライスを含むプライシング属性を
    有する製品アイテムを付加する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項24
    に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 コンピュータ・システム上で管理される製品アイテム・デ
    ィティールを編集する前記手段は、ベース・プライスを含むプライシング属性を
    有する製品アイテムを修正する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項24
    に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 プライシング・ルールを起動するために使用されるプライ
    シング属性の間で、起動表現フィールドを選択する前記手段は、 各製品アイテムにおいて利用可能なプライシング属性を展示する手段と、 プライシング・ルールに関連した起動表現フィールドとして、一つ以上のプラ
    イシング属性を選択する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載のシステム。
  28. 【請求項28】 アイテム・プライスの計算に適用されるプライシング・ル
    ールを定義する前記手段は、 最終プライスの計算のために適用されるプライシング・ルールを定義するため
    のダイアログ・ウインドウを展示する手段と、 計算のためにベース・プライスを選択する手段と ベース・プライスに適用されるディスカウント・ルールを選択する手段と、 ディスカウントされたベース・プライスに適用される追加料金ルールを選択す
    る手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 アイテム・プライスを計算するために、プライシング・ル
    ールの合成としてプライシング計算シーケンスを実行する前記手段は、 プライシング計算シーケンスにおいて計算ステップの値を計算するために、プ
    ライシング・ルールを適用する手段と、 プライシング計算シーケンスにおいて、計算ステップの値を計算するために、
    プライシング・ルールのグループを適用する手段と、 プライシング計算シーケンスを修正し中止する手段と、 プライシング・ドキュメントのライン・アイテムの値を計算するためにプライ
    シング計算シーケンスを適用する手段と、 プライシング・ドキュメントの値を計算し、ドキュメント・レベル・プライシ
    ング結果を各ラインアイテムに割り当てるためにプライシング計算シーケンスを
    適用する手段と、 を含み、 プライシング計算シーケンスを修正し中止する前記手段は、 プライシング計算シーケンスにおける計算ステップの値を計算するために適
    用されるプライシング・ルールを修正する手段と、 修正されたプライシング計算シーケンスの以前の全バージョンを、システム
    ・データベースに記憶する手段と、 を含むことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 プライシング計算シーケンスにおいて計算ステップの値を
    計算するために、プライシング・ルールを適用する前記手段は、 コンピュータ・システムにおいて利用可能なプライシング・ルールのリストを
    展示する手段と、 プライシング計算シーケンスにおいて適用される、利用可能なプライシング・
    ルールを選択する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項29に記載の手段。
  31. 【請求項31】 プライシング計算シーケンスにおいて計算ステップの値を
    計算するために、プライシング・ルールを適用する前記手段は、 最終プライスの計算のために適用される、新たなプライシング・ルールのすべ
    ての特性の定義のためのダイアログ・ウインドウを展示する手段と、 プライシング計算シーケンスにおいて適用される新たなプライシング・ルール
    を作成する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項29に記載の手段。
  32. 【請求項32】 プライシング計算シーケンスにおいて、計算ステップの値
    を計算するために、プライシング・ルールのグループを適用する前記手段は、プ
    ライシング計算シーケンスの各プライシング・ルールまたはプライシング・ルー
    ルのグループを、ブール・オペランドの集合により関連させる手段を、 さらに含むことを特徴とする、請求項29に記載の手段。
  33. 【請求項33】 起動表現フィールドとして選択された、すべてのプライシ
    ング属性を示すことによって、グリッド・テーブルのプライシング・ディティー
    ルを展示する前記手段は、 プライス・リストに含まれるプライシング・アイテムにフィルタ条件を適用す
    る手段と、 適用されたフィルタ条件を満足させる、特定のプライシング・テーブルのプラ
    イシング・データの部分集合を展示する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 各プライシング・ルールのためのディティールを含むこと
    によって、プライス・リストに新たなプライシング・アイテムを挿入する前記手
    段は、 アイテムがリストされなくてはならない選択されたグリッドに、新たな空のプ
    ライシング・リストを付加する手段と、 新たなプライシング・アイテムに関連したすべてのプライシング・ディティー
    ルを編集する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 プライス・リストに存在しているプライシング・アイテム
    を修正する前記手段は、 変化されるアイテム属性を選択する手段と、 プライシング・アイテムの新たな属性を編集する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 プライス・リストに存在しているプライシング・アイテム
    を抹消する前記手段は、 現在のプライス・リストのプライシング列を選択する手段と、 現在のプライス・リストからプライシング・アイテムを抹消する手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項24に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 プライシング計算シーケンスがプライスをどのように決定
    するかをチェックするために、ランタイム状態をシュミレートする手段は、 プライシング計算シーケンスにおいてプライシング決定に影響し得る、各属性
    のための値を指定する手段と、 各属性のために指定された値を使用して、プライシング計算シーケンスを実行
    する手段と、 プライシング計算シーケンスの実行における、中間結果および小計のすべてを
    展示する手段と、 をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 記憶装置、処理装置およびディスプレ装置を有するシステ
    ムにおいて、トランザクションのプライシングを計算するプロセスであって、 前記記憶装置にプライシング・データを入力するステップと、 前記記憶装置にプライシング・ルールを入力するステップと、 前記記憶装置に計算シーケンスを入力するステップと、 特定のトランザクションの結果を決定するために、前記処理装置で前記計算シ
    ーケンスを処理するステップと、 特定のトランザクションのために、処理された計算シーケンスの結果を展示す
    るステップと、 を含み、 前記プライシング・データは、プライシング情報、ディスカウント情報、追加
    料金情報を含み、 前記プライシング・ルールは、特定のビジネス・トランザクションを表してい
    る少なくとも一つの属性と、少なくとも一つの起動表現フィールドを含み、 前記少なくとも一つの属性は、特定のビジネス・トランザクションに適用可能
    な前記プライシング・データを識別する情報を含み、 前記起動表現フィールドは、プライシング・ルールが特定のトランザクション
    に適用されるかを決定するファクタを記述する情報を含み、 前記計算シーケンスは、特定トランザクションのためのプライシングを計算す
    るために適用される、前記プライシング・ルールのシーケンスを決定することを
    特徴とする、プロセス。
  39. 【請求項39】 前記プロセスは、トランザクションのために総計結果を計
    算するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  40. 【請求項40】 前記プロセスは、ビジネス・トランザクションの総計結果
    の範囲にある個別アイテムのプライシングを計算するステップをさらに含むこと
    を特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  41. 【請求項41】 前記起動表現フィールドは、前記プライシング・ルールの
    前記プライシング・データが特定のトランザクションに適用されるかを記述する
    変数ファクタを含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  42. 【請求項42】 前記少なくとも一つのプライシング・ルールは、複数のプ
    ライシング・ルールを含むことを特徴とする請求項38に記載のプロセス。
  43. 【請求項43】 前記少なくとも一つのプライシング・ルールは、プライシ
    ング情報、ディスカウント情報、追加料金情報に関連している特性の一つとして
    、ルールのタイプを記述する少なくとも一つの属性を含むことを特徴とする、請
    求項38に記載のプロセス。
  44. 【請求項44】 前記少なくとも一つのプライシング・ルールは、プライス
    の固定量の一つと、プライスのパーセンテージに基づく計算を記述する、少なく
    とも一つの属性を含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  45. 【請求項45】 前記計算シーケンスは、 特定トランザクションのためのプライシング計算のために、ベース・プライス
    を決定する第一のステージと、 特定のトランザクションのために適用される一つ以上のディスカウントを決定
    する第二のステージと、 特定のトランザクションのために適用される一つ以上の追加料金を決定する第
    三のステージと、 を含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  46. 【請求項46】 前記プライシング・データは、プライシング・テーブルに
    記憶された前記プライシング・データを含み、 前記プライシング・テーブルは、前記少なくとも一つのプライシング・ルール
    の各々のための前記プライシング・テーブルの一つを含むことを特徴とする、請
    求項38に記載のプロセス。
  47. 【請求項47】 前記プライシング・データは、前記フィルタ条件を満足さ
    せる、プライシング・データの前記特定のプライシング・テーブルの部分集合を
    作成するために、前記プライシング・テーブルの特定の一つにフィルタ条件を適
    用するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項46に記載のプロセス。
  48. 【請求項48】 プライシング・データを入力する前記ステップは、ユーザ
    が前記プライシング・データに関連したファクタを定義することを可能とするス
    テップを含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  49. 【請求項49】 ユーザが前記プライシング・データに関連したファクタを
    定義することを可能とする前記ステップは、 前記ディスプレ装置上に展示されたグリッド・テーブルを展示するステップと
    、 前記グリッド・テーブルにリストされた前記プライシング・データを展示する
    ステップと、 前記グリッド・テーブルにリストされた前記プライシング・データに適用可能
    な前記プライシング・ルールのための前記属性を展示するステップと、 を含むことを特徴とする、請求項48に記載のプロセス。
  50. 【請求項50】 プライシング・ルールを入力する前記ステップは、ユーザ
    が前記プライシング・ルールに関連したファクタを定義することを可能とするス
    テップを含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  51. 【請求項51】 プライシング・ルールを入力する前記ステップは、 前記ディスプレ装置上に展示された前記プライシング・ルールを定義するため
    のダイアログ・ウインドウと、 前記ダイアログ・ウインドウからの特定のトランザクションのためにベース・
    プライスを選択するステップと、 前記ダイアログ・ウインドウ上の特定のトランザクションのために、前記選択
    されたベース・プライスに提供されるディスカウント・ルールを選択するステッ
    プと、 前記選択されたディスカウント・ルールが前記ダイアログ・ウインドウ上の前
    記選択されたベース・プライスに適用された後に、前記選択されたベース・プラ
    イスに適用される追加料金のルールを選択するステップと、 を含むことを特徴とする、請求項50に記載のプロセス。
  52. 【請求項52】 計算シーケンスを入力する前記ステップは、ユーザが前記
    計算シーケンスを定義することを可能とするステップを含むことを特徴とする、
    請求項38に記載のプロセス。
  53. 【請求項53】 計算シーケンスを入力する前記ステップは、 前記プロセスにおいて前記プライシング・ルールを展示するための前記ディス
    プレ装置上のディスプレ・ウインドを展示するステップと、 ユーザが、前記ダイアログ・ウインドウからのトランザクションのために、適
    用可能な前記プライシング・ルールを選択することを可能とするステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項52に記載のプロセス。
  54. 【請求項54】 計算シーケンスを入力する前記ステップは、 前記プロセス上で利用可能な新たなプライシング・ルールを定義するためのす
    べての特性を、前記ダイアログ・ウインドウ上に展示するステップと、 ユーザが、前記ダイアログ・ウインドウから適用可能な特性を選択することに
    よって、新たなプライシング・ルールを定義することを可能とするステップと、 をさらに含むことを特徴とする、請求項53に記載のプロセス。
  55. 【請求項55】 前記プロセスは、ユーザが前記プライシング・データを修
    正することを可能とするステップをさらに含むことを特徴とする、請求項38に
    記載のプロセス。
  56. 【請求項56】 前記プロセスは、ユーザが前記プライシング・ルールを修
    正することを可能とするステップをさらに含むことを特徴とする、請求項38に
    記載のプロセス。
  57. 【請求項57】 前記プロセスは、ユーザが前記計算シーケンスを修正する
    ことを可能とするステップをさらに含むことを特徴とする、請求項38に記載の
    プロセス。
  58. 【請求項58】 前記プロセスは、ユーザが、前記起動表現フィールドのた
    めの変数を定義することを可能とするステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項38に記載のプロセス。
  59. 【請求項59】 前記プロセスは、トランザクション上でプライシング計算
    シーケンスを確認するためにランタイム・トランザクションをシュミレートする
    ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項38に記載のプロセス。
  60. 【請求項60】 ランタイム・トランザクションをシュミレートする前記ス
    テップは、 特定の計算シーケンスにおいて、各プライシング・ルールの各属性のための値
    を指定するステップと、 指定された値を使用して計算シーケンスを実行するステップと、 前記計算シーケンスの中間結果を展示するステップと、 前記計算シーケンスの最終結果を展示するステップと、 を含むことを特徴とする、請求項59に記載のプロセス。
  61. 【請求項61】 前記トランザクションは、顧客のために製品のプライシン
    グを決定するトランザクションを含むことを特徴とする、請求項38に記載のプ
    ロセス。
  62. 【請求項62】 前記トランザクションは、ベンダからの製品の購買プライ
    スを決定するトランザクションを含むことを特徴とする、請求項38に記載のプ
    ロセス。
  63. 【請求項63】 前記トランザクションは、内部コスト会計目的のための、
    コストを決定するトランザクションを含むことを特徴とする、請求項38に記載
    のプロセス。
  64. 【請求項64】 トランザクションのプライシングを計算するためのシステ
    ムであって、 データを記憶する手段と、 データを記憶するための前記手段に、プライシング・データを入力する手段と
    、 データを記憶するための前記手段に、プライシング・ルールを入力する手段と
    、 データを記憶するための前記手段に、計算シーケンスを入力する手段と、 特定のトランザクションの結果を決定するために前記計算シーケンスを処理す
    る手段と、 特定のトランザクションのために、前記処理された計算シーケンスの結果を展
    示する手段と、 を含み、 前記プライシング・データは、プライシング情報、ディスカウント情報、およ
    び追加料金情報を含み、 前記プライシング・ルールは、特定のビジネス・トランザクションを表す少な
    くとも一つの属性と、少なくとも一つの起動表現フィールドを含み、 前記少なくとも一つの属性は、特定のビジネス・トランザクションに適用可能
    な前記プライシング・データを識別する情報を含み、 前記起動表現フィールドは、プライシング・ルールが特定のトランザクション
    に適用されるかを決定するファクタを記述する情報を含み、 前記計算シーケンスは、特定のトランザクションのためのプライシングを計算
    するために適用される前記プライシング・ルールのシーケンスを決定することを
    特徴とする、システム。
  65. 【請求項65】 前記システムは、トランザクションのための総計結果を計
    算するための手段をさらに含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム
  66. 【請求項66】 前記システムは、ビジネス・トランザクションのための総
    計結果の範囲内にある個別アイテムのプライシングを計算する手段を、さらに含
    むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  67. 【請求項67】 前記起動表現フィールドは、前記プライシング・ルールの
    前記プライシング・データが特定のトランザクションに適用されるかを記述する
    変数ファクタを含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  68. 【請求項68】 前記少なくとも一つのプライシング・ルールは、複数のプ
    ライシング・ルールを含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  69. 【請求項69】 前記少なくとも一つのプライシング・ルールは、プライシ
    ング情報、ディスカウント情報、追加料金情報に関連した特性の一つとして、ル
    ールのタイプを記述する少なくとも一つの属性を含むことを特徴とする、請求項
    64に記載のシステム。
  70. 【請求項70】 前記少なくとも一つのプライシング・ルールは、プライス
    の固定量の一つ、およびプライスのパーセンテージに基づいた計算を記述する、
    少なくとも一つの属性を含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  71. 【請求項71】 前記計算シーケンスは、 特定のトランザクションのためのプライシング計算のためにベース・プライス
    を決定する第一のステージと、 特定のトランザクションのために適用される一つ以上のディスカウントを決定
    する第二のステージと、 特定のトランザクションのために適用される一つ以上の追加料金を決定する第
    三のステージと、 を含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  72. 【請求項72】 前記プライシング・データは、プライシング・テーブルに
    記憶される前記プライシング・データを含み、 前記プライシング・テーブルは、前記少なくとも一つのプライシング・ルール
    の各々のために、前記プライシング・テーブルの一つを含むことを特徴とする、
    請求項64に記載のシステム。
  73. 【請求項73】 前記プライシング・データは、前記フィルタ条件を満足さ
    せるプライシング・データの前記特定のプライシング・テーブルの部分集合を作
    成するために、フィルタ条件を、前記プライシング・テーブルの特定の一つに提
    供する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載のシステム。
  74. 【請求項74】 プライシング・データを入力する前記手段は、ユーザが、
    前記プライシング・データに関連したファクタを定義することを可能とする手段
    を含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  75. 【請求項75】 ユーザが前記プライシング・データに関連したファクタを
    定義することを可能とする前記手段は、 情報を展示する手段と、 情報を展示する前記手段の上に展示されるグリッド・テーブルと、 前記グリッド・テーブルにリストされた前記プライシング・データと、 前記グリッド・テーブルにリストされた前記プライシング・データに適用可能
    な前記プライシング・ルールのための前記属性と、 を含むことを特徴とする、請求項74に記載のシステム。
  76. 【請求項76】 プライシング・ルールを入力する前記手段は、ユーザが前
    記プライシング・ルールに関連したファクタを定義することを可能とする手段を
    含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  77. 【請求項77】 プライシング・ルールを入力する前記手段は、 情報を展示する手段と、 情報を展示する前記手段の上に展示される前記プライシング・ルールを定義す
    るためのダイアログ・ウインドウと、 特定のトランザクションのためにベース・プライスを選択する、前記ダイアロ
    グ・ウインドウ上の手段と、 特定のトランザクションのために、前記選択されたベース・プライスに適用さ
    れるディスカウント・ルールを選択する、前記ダイアログ・ウインドウ上の手段
    と、 前記選択されたディスカウント・ルールが、前記選択されたベース・プライス
    に適用された後に、前記選択されたベース・プライスに適用される追加料金ルー
    ルを選択する、前記ダイアログ・ウインドウ上の手段と、 を含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  78. 【請求項78】 計算シーケンスを入力する前記手段は、ユーザが前記計算
    シーケンスを定義することを可能とする手段を含むことを特徴とする、請求項6
    4に記載のシステム。
  79. 【請求項79】 計算シーケンスを入力するための前記手段は、 情報を展示する手段と、 前記システムにおいて、前記プライシング・ルールを展示する、情報を展示す
    る前記手段の上に展示されるダイアログ・ウインドウと、 ユーザが、トランザクションに適用可能な前記プライシング・ルールを選択す
    ることを可能とする、前記ダイアログ・ウインドウ上の手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項78に記載のシステム。
  80. 【請求項80】 コンピュータ・シーケンスを入力する前記手段は、 前記システムに利用可能な新たなプライシング・ルールを定義するすべての特
    性を展示する、前記ダイアログ・ウインドウ上の手段と、 適用可能な特性を選択することによって、ユーザが新たなプライシング・ルー
    ルを定義することを可能とする、前記ダイアログ・ウインドウ上の手段と、 をさらに含むことを特徴とする、請求項79に記載のシステム。
  81. 【請求項81】 前記システムは、ユーザが前記プライシング・データを修
    正することを可能とする手段をさらに含むことを特徴とする、請求項64に記載
    のシステム。
  82. 【請求項82】 前記システムは、ユーザが前記プライシング・ルールを修
    正することを可能とする手段をさらに含むことを特徴とする、請求項64に記載
    のシステム。
  83. 【請求項83】 前記システムは、ユーザが前記計算シーケンスを修正する
    ことを可能とする手段をさらに含むことを特徴とする、請求項64に記載のシス
    テム。
  84. 【請求項84】 前記システムは、ユーザが前記起動表現フィールドのため
    の変数を定義することを可能とする手段をさらに含むことを特徴とする、請求項
    64に記載のシステム。
  85. 【請求項85】 前記システムは、トランザクション上でプライシング計算
    シーケンスを確認するために、ランタイム・トランザクションをシュミレートす
    る手段をさらに含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステム。
  86. 【請求項86】 ランタイム・トランザクションをシュミレートする前記手
    段は、 特定の計算シーケンスにおいて、各プライシング・ルールの各属性のために、
    値を指定する手段と、 指定された値を使用して計算シーケンスを実行する手段と、 前記計算シーケンスの中間結果を展示する手段と、 前記計算シーケンスの最終結果を展示する手段と、 含むことを特徴とする、請求項85に記載のシステム。
  87. 【請求項87】 前記トランザクションは、顧客用の製品のプライシングを
    決定するトランザクションを含むことを特徴とする、請求項64に記載のシステ
    ム。
  88. 【請求項88】 前記トランザクションは、ベンダからの製品の購買プライ
    スを決定するトランザクションを含むことを特徴とする、請求項64に記載のシ
    ステム。
  89. 【請求項89】 前記トランザクションは、内部コスト会計プロセス目的の
    ための製品のコストを決定するトランザクションを含むことを特徴とする、請求
    項64に記載のシステム。
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