JP2003513529A - ウェーブレット分解に基づくカラービデオ符号化方法 - Google Patents
ウェーブレット分解に基づくカラービデオ符号化方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、4:2:0フォーマットの輝度平面Yと色差平面UとVにより構成された色空間に適用される、いわゆる3D−SPIHTアルゴリズムを使用するカラービデオ符号化方法に関する。UとV平面のウェーブレット分解が、輝度平面のウェーブレット分解の解像度レベルの数から1を引いた解像度レベルの数に亘って行われる。輝度平面の全解像度の近似として全解像度色U又はV平面が見られ、前記全解像度色U又はV平面のサイズは、Y平面の多解像度分解での第1レベル近似のサイズと同じであり、輝度のn次解像度レベルは色差の(n−1)次レベルと同じサイズを有する。Y平面の最も低い解像度で近似サブ−バンドの各画素(i,j)は、UとV平面の対応するサブ−バンド内の同じ位置でその画素に関連する。
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、4:2:0フォーマットの輝度平面Yと色差平面UとVのYUVの
ような3刺激値色空間内に適用される、いわゆる3D−SPIHTアルゴリズム
を使用するカラービデオ符号化方法に関する。本発明は、カラー画像をカラービ
デオシーケンスに適用される。
ような3刺激値色空間内に適用される、いわゆる3D−SPIHTアルゴリズム
を使用するカラービデオ符号化方法に関する。本発明は、カラー画像をカラービ
デオシーケンスに適用される。
【0002】
発明の背景
最も効率的なビデオ圧縮アルゴリズムの1つは、対象のビデオシーケンスの3
次元(2D+t)処理に基づいており、ビデオ情報中の冗長性が、別々の3Dウ
ェーブレット変換を行うことにより減少される(予測的アプローチとの主な差は
、時間軸が空間の1つとして処理されるということである)。このアプローチの
効率は、時間フィルタリングで考慮されるフレームのグループ(GOF)の動き
補償がフィルタリングに先立ち適用されるときには改善される。長いフィルタか
らの利益がある空間分解と異なり、時間フィルタリングの最良の選択は、境界問
題が無くと最小遅延であるので、いわゆるハール多解像度分析であることが分か
る。
次元(2D+t)処理に基づいており、ビデオ情報中の冗長性が、別々の3Dウ
ェーブレット変換を行うことにより減少される(予測的アプローチとの主な差は
、時間軸が空間の1つとして処理されるということである)。このアプローチの
効率は、時間フィルタリングで考慮されるフレームのグループ(GOF)の動き
補償がフィルタリングに先立ち適用されるときには改善される。長いフィルタか
らの利益がある空間分解と異なり、時間フィルタリングの最良の選択は、境界問
題が無くと最小遅延であるので、いわゆるハール多解像度分析であることが分か
る。
【0003】
3Dウェーブレット分解は、従って、シーケンス内の各GOFに適用される。
グループのサイズは、(ビデオ会議のよな実時間アプリケーションで重要な)再
構成の遅延と、後続する符号化アルゴリズムの効率との比較考量するために選択
される。1997年の米国、ユタ、スノーバードでのデータ圧縮会議会報の25
1−257頁の、B.J.KimとW.A.Pearlmanによる”階層的ツ
リーで分割される3次元の組みを使用する埋め込みウェーブレットビデオ符号化
器(SPIHT)”に開示されているような、3D−SPIHTアルゴリズムが
分解されたGOFに適用されるときには、アルゴリズムが基づいている空間−時
間ツリーを構成するために、十分な数の分解レベルが存在しなければならない。
実際には、GOFの幾つかの16フレームは多くのシーケンスにとってよい選択
である。
グループのサイズは、(ビデオ会議のよな実時間アプリケーションで重要な)再
構成の遅延と、後続する符号化アルゴリズムの効率との比較考量するために選択
される。1997年の米国、ユタ、スノーバードでのデータ圧縮会議会報の25
1−257頁の、B.J.KimとW.A.Pearlmanによる”階層的ツ
リーで分割される3次元の組みを使用する埋め込みウェーブレットビデオ符号化
器(SPIHT)”に開示されているような、3D−SPIHTアルゴリズムが
分解されたGOFに適用されるときには、アルゴリズムが基づいている空間−時
間ツリーを構成するために、十分な数の分解レベルが存在しなければならない。
実際には、GOFの幾つかの16フレームは多くのシーケンスにとってよい選択
である。
【0004】
3D−SPIHTアルゴリズムは、グレービデオシーケンスに適用されてもよ
いがしかし、カラーシーケンスの処理は、同じビットストリームにカラーを埋め
込む問題がある。4:2:0フォーマットの輝度Yと色差平面UとVのYUVの
ような3刺激値色空間内を考えると、カラービデオの符号化の問題を扱う単純な
方法は、従来のカラービデオ符号化器によってなされるように各色平面を別々に
符号化するであろう。しかし、この技術は、色平面でビット割り当てストラテジ
ーを必要とするので、埋め込みビットストリームを提供するのに失敗する。更に
、色平面ビットストリームは、連結され且つ、受信器はビデオを再構成しかつそ
れを表示するには全体のビットストリームが到着するまで待たねばならない。
いがしかし、カラーシーケンスの処理は、同じビットストリームにカラーを埋め
込む問題がある。4:2:0フォーマットの輝度Yと色差平面UとVのYUVの
ような3刺激値色空間内を考えると、カラービデオの符号化の問題を扱う単純な
方法は、従来のカラービデオ符号化器によってなされるように各色平面を別々に
符号化するであろう。しかし、この技術は、色平面でビット割り当てストラテジ
ーを必要とするので、埋め込みビットストリームを提供するのに失敗する。更に
、色平面ビットストリームは、連結され且つ、受信器はビデオを再構成しかつそ
れを表示するには全体のビットストリームが到着するまで待たねばならない。
【0005】
他の解決方法に従って、全ての色平面は、符号化段階で1つの単位として扱わ
れ、そして、1つの混合されたビットストリームが発生され、それにより、再構
成のどの点でも停止でき且つ所定のビットレートでカラービデオを表示できる。
この解決方法は、各色平面上の同じ数のレベルで3Dウェーブレット分解を別々
に実行することにより進行する。そして、全ての平面を共に符号化するために、
SPIHTで定義されるLIPとLISが全ての3つの平面の最高のレベルの適
切な座標で初期化される。
れ、そして、1つの混合されたビットストリームが発生され、それにより、再構
成のどの点でも停止でき且つ所定のビットレートでカラービデオを表示できる。
この解決方法は、各色平面上の同じ数のレベルで3Dウェーブレット分解を別々
に実行することにより進行する。そして、全ての平面を共に符号化するために、
SPIHTで定義されるLIPとLISが全ての3つの平面の最高のレベルの適
切な座標で初期化される。
【0006】
前述したアプローチでは、各色平面は自身の空間−時間配向ツリーを有するが
しかし、Y−、U−及び、V−ツリーは、相互に排他的である。4:2:0フォ
ーマットを使用するときには、Y−、U−とV−平面間のサイズの差は、同じ多
解像度分析を実行する可能性と、後続のSPIHTアルゴリズムの符号化効率に
も強い衝撃を与える。実際に、現れる問題は、輝度平面(例えば、QCIFフォ
ーマット、176x144は4解像度レベルを可能とする)を考えるときに、ビ
デオのオリジナルフォーマット(CIF又は、QIF)が特定の数の解像度レベ
ルを可能とする場合でさえも、既にサブサンプルされたフォーマットの色差に対
して、レベル減少が、分解でなされねばならない。一方SPIHT符号化として
、偶数のサイズのサブバンドでのみ良好に動作し、輝度平面に対しては3レベル
のみが可能である。色差平面の許容できる数の分解レベルに関しては、2つのス
トラテジーが可能であり:同数の解像度レベルは、色差多解像度分析に関して考
えられ、これは、最も低い解像度レベルでの奇数サイズのサブバンドを導く(従
って、オリジナルSPIHTアルゴリズムは、適応なしにこのストラテジーとは
対処できない);適切な数の分解レベルが、SPIHTアルゴリズムが直接的に
適用されるように、各色平面に対して選択される。
しかし、Y−、U−及び、V−ツリーは、相互に排他的である。4:2:0フォ
ーマットを使用するときには、Y−、U−とV−平面間のサイズの差は、同じ多
解像度分析を実行する可能性と、後続のSPIHTアルゴリズムの符号化効率に
も強い衝撃を与える。実際に、現れる問題は、輝度平面(例えば、QCIFフォ
ーマット、176x144は4解像度レベルを可能とする)を考えるときに、ビ
デオのオリジナルフォーマット(CIF又は、QIF)が特定の数の解像度レベ
ルを可能とする場合でさえも、既にサブサンプルされたフォーマットの色差に対
して、レベル減少が、分解でなされねばならない。一方SPIHT符号化として
、偶数のサイズのサブバンドでのみ良好に動作し、輝度平面に対しては3レベル
のみが可能である。色差平面の許容できる数の分解レベルに関しては、2つのス
トラテジーが可能であり:同数の解像度レベルは、色差多解像度分析に関して考
えられ、これは、最も低い解像度レベルでの奇数サイズのサブバンドを導く(従
って、オリジナルSPIHTアルゴリズムは、適応なしにこのストラテジーとは
対処できない);適切な数の分解レベルが、SPIHTアルゴリズムが直接的に
適用されるように、各色平面に対して選択される。
【0007】
発明の概要
本発明の目的は、単純化された第2のストラテジーの実行を目的とする。
【0008】
このために本発明は前文で述べた方法に関連し、そして、それに従って、:
−UとV平面のウェーブレット分解が、輝度平面のウェーブレット分解の解像
度レベルの数から1を引いた解像度レベルの数に亘って行われ、 −UとVの色平面は既に、輝度平面の全解像度の近似として全解像度色U又は
V平面を見ることを可能とするサブサンプルされたフォーマットであり、前記全
解像度色U又はV平面のサイズは、Y平面の多解像度分解での第1レベル近似の
サイズと同じであり、且つ、輝度のn次解像度レベルは色差の(n−1)次レベ
ルと同じサイズを有し、 −Y平面の最も低い解像度で近似サブ−バンドの各画素(i,j)は、UとV
平面の対応するサブ−バンド内の同じ位置でその画素に関連する。
度レベルの数から1を引いた解像度レベルの数に亘って行われ、 −UとVの色平面は既に、輝度平面の全解像度の近似として全解像度色U又は
V平面を見ることを可能とするサブサンプルされたフォーマットであり、前記全
解像度色U又はV平面のサイズは、Y平面の多解像度分解での第1レベル近似の
サイズと同じであり、且つ、輝度のn次解像度レベルは色差の(n−1)次レベ
ルと同じサイズを有し、 −Y平面の最も低い解像度で近似サブ−バンドの各画素(i,j)は、UとV
平面の対応するサブ−バンド内の同じ位置でその画素に関連する。
【0009】
発明の詳細な説明
本発明は、4:2:0フォーマット内のUとV色平面は既にサブバンドフォー
マットであり、全解像度色UとV平面は全解像度輝度平面の近似として見られる
ということを利用する。更に、サイズは、Y平面の多解像度分解能の第1レベル
近似のサイズと同じである。幾つかの解像度レベルに亘るウェーブレット分解を
実行するときには、輝度のn次の解像度レベルは色差の(n−1)次レベルと同
じサイズを有する。従って、この対応は、輝度面のウェーブレット分解の解像度
レベルの数引く1である、解像度レベルの数に亘りUとV平面のウェーブレット
分解を実行することを可能とする。
マットであり、全解像度色UとV平面は全解像度輝度平面の近似として見られる
ということを利用する。更に、サイズは、Y平面の多解像度分解能の第1レベル
近似のサイズと同じである。幾つかの解像度レベルに亘るウェーブレット分解を
実行するときには、輝度のn次の解像度レベルは色差の(n−1)次レベルと同
じサイズを有する。従って、この対応は、輝度面のウェーブレット分解の解像度
レベルの数引く1である、解像度レベルの数に亘りUとV平面のウェーブレット
分解を実行することを可能とする。
【0010】
Y平面の最も低い解像度で近似サブバンドの各画素(i,j)は、UとV平面
の対応するサブバンド内の同じ位置でその画素に関連する。ルートサブバンド内
で色差係数は輝度係数よりも小さな値を有するという演繹的な仮定は、実験的に
確認された。UとV平面の近似サブバンドは、Y平面の近似サブバンドの子孫と
なりそして、これらの子孫はY平面の子孫のリストに追加される。同数の画素が
異なる色平面からこれらの近似サブバンド内にあるので(1つは、Y平面内より
もUとVの色平面内で小さい1つのレベルの分解を実行する)、ルートサブバン
ドの各Y係数はUとVルートサブバンドから来る2つの追加の子孫を有する。こ
のように、3D−SPIHTアルゴリズムは、オリジナルアルゴリズムのような
8つの子孫の代わりに、1つはルートサブバンドのY平面内の各係数に対して1
0の子孫を有する。続く分解レベルに対して、オリジナルアルゴリズムのような
係数の同じ階層が保持される。これは、依存の関係は色平面間よりも同じ色平面
内で強いという事実により動機が与えられる。輝度と色差成分は同じ空間位置に
対して同じ時間で処理されるので、埋め込み特性は保証される。
の対応するサブバンド内の同じ位置でその画素に関連する。ルートサブバンド内
で色差係数は輝度係数よりも小さな値を有するという演繹的な仮定は、実験的に
確認された。UとV平面の近似サブバンドは、Y平面の近似サブバンドの子孫と
なりそして、これらの子孫はY平面の子孫のリストに追加される。同数の画素が
異なる色平面からこれらの近似サブバンド内にあるので(1つは、Y平面内より
もUとVの色平面内で小さい1つのレベルの分解を実行する)、ルートサブバン
ドの各Y係数はUとVルートサブバンドから来る2つの追加の子孫を有する。こ
のように、3D−SPIHTアルゴリズムは、オリジナルアルゴリズムのような
8つの子孫の代わりに、1つはルートサブバンドのY平面内の各係数に対して1
0の子孫を有する。続く分解レベルに対して、オリジナルアルゴリズムのような
係数の同じ階層が保持される。これは、依存の関係は色平面間よりも同じ色平面
内で強いという事実により動機が与えられる。輝度と色差成分は同じ空間位置に
対して同じ時間で処理されるので、埋め込み特性は保証される。
【0011】
この変更は係数の初期リストの構造内の単純化に関連する。実際に、オリジナ
ルアルゴリズムは全ての3つの平面の最高レベルの適切な座標でLIPとLIS
を初期化する。これは、LIPが3つの色平面からのルートサブバンド全ての係
数で設定され、そして、LISは、オリジナルSPIHTアルゴリズムのルート
サブバンド内の8係数のグループを示す図1に示すように、同じ空間−時間サブ
バンドからの且つ全色平面からの8つのうちの7画素で初期化されることを意味
する(8係数のうちの1つはLISの初期化に使用されない)。本アプローチに
より、輝度平面からの最高レベルの係数の適切な座標でこれらのリストを初期化
することのみが必要であり、UとV近似サブバンドの色差係数はルートサブバン
ド内の輝度係数の子孫として現れる。これも、他の変更を暗示する。LISの初
期化に考慮されない位置に対応するUとV色平面からのルート係数は、LIPの
初期化に使用されねばならない(図2参照)。
ルアルゴリズムは全ての3つの平面の最高レベルの適切な座標でLIPとLIS
を初期化する。これは、LIPが3つの色平面からのルートサブバンド全ての係
数で設定され、そして、LISは、オリジナルSPIHTアルゴリズムのルート
サブバンド内の8係数のグループを示す図1に示すように、同じ空間−時間サブ
バンドからの且つ全色平面からの8つのうちの7画素で初期化されることを意味
する(8係数のうちの1つはLISの初期化に使用されない)。本アプローチに
より、輝度平面からの最高レベルの係数の適切な座標でこれらのリストを初期化
することのみが必要であり、UとV近似サブバンドの色差係数はルートサブバン
ド内の輝度係数の子孫として現れる。これも、他の変更を暗示する。LISの初
期化に考慮されない位置に対応するUとV色平面からのルート係数は、LIPの
初期化に使用されねばならない(図2参照)。
【0012】
簡単のために2次元の場合を示しているが(先の方法は図3に示され、そして
、本方法により導入された変更は図4に)、提案された技術は、父−子関係と3
色平面の空間−次間ツリーの間の依存関係を導入することにより、ビデオシーケ
ンス内の輝度と色差の間にある相関を利用する。優位点は主に、 −空間−時間ツリーの間の関係により、輝度と色差成分の間の依存性が利用され
る。 −UとV色平面は減少され多数の解像度レベルに渡って分解され、これにより、
アルゴリズムの計算の複雑さが減少する。 −外挿は不要であり、そして、従って、人工の係数は導入されず(実画素のみが
分解され符号化され)、そして、これらの人工の画素の各々に対して動きベクト
ルが計算され且つ符号化されることない。
、本方法により導入された変更は図4に)、提案された技術は、父−子関係と3
色平面の空間−次間ツリーの間の依存関係を導入することにより、ビデオシーケ
ンス内の輝度と色差の間にある相関を利用する。優位点は主に、 −空間−時間ツリーの間の関係により、輝度と色差成分の間の依存性が利用され
る。 −UとV色平面は減少され多数の解像度レベルに渡って分解され、これにより、
アルゴリズムの計算の複雑さが減少する。 −外挿は不要であり、そして、従って、人工の係数は導入されず(実画素のみが
分解され符号化され)、そして、これらの人工の画素の各々に対して動きベクト
ルが計算され且つ符号化されることない。
【図1】
オリジナルSPIHTアルゴリズムのルートサブバンド内の、3D分解の8係
数のグループを示す図である(8分の1はLISを初期化するのに使用されない
)。
数のグループを示す図である(8分の1はLISを初期化するのに使用されない
)。
【図2】
図1に関して、本発明に従って導入された変更を示す図であり、LISの初期
化に使用されないルート係数は、LIPの初期化にここで使用される。
化に使用されないルート係数は、LIPの初期化にここで使用される。
【図3】
オリジナルSPIHTアルゴリズム内の空間分解の異なるサブバンド間の依存
性を示す図である(矢印は親−子関係を示す)。
性を示す図である(矢印は親−子関係を示す)。
【図4】
図3に関して、提案された方法に従って導入された色平面分解の間の追加の依
存性を示す図である(矢印は親−子関係を示す)。
存性を示す図である(矢印は親−子関係を示す)。
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フロントページの続き
(72)発明者 ベネティエール,マリオン
オランダ国,5656 アーアー アインドー
フェン,プロフ・ホルストラーン 6,イ
ンターナシオナール オクトローイビュー
ロー ベー フェー
Fターム(参考) 5C059 KK15 LB04 LB05 MA24 MC23
MC30 PP16 UA02 UA06
5J064 AA01 BA16 BC01 BC11 BC26
BD03
Claims (3)
- 【請求項1】 4:2:0フォーマットの輝度平面Yと色差平面UとVのY
UVのような3刺激値色空間内に適用される、いわゆる3D−SPIHTアルゴ
リズムを使用するカラービデオ符号化方法であって、 −UとV平面のウェーブレット分解が、輝度平面のウェーブレット分解の解像
度レベルの数から1を引いた解像度レベルの数に亘って行われ、 −UとVの色平面は既に、輝度平面の全解像度の近似として全解像度色U又は
V平面を見ることを可能とするサブサンプルされたフォーマットであり、前記全
解像度色U又はV平面のサイズは、Y平面の多解像度分解での第1レベル近似の
サイズと同じであり、且つ、輝度のn次解像度レベルは色差の(n−1)次レベ
ルと同じサイズを有し、 −Y平面の最も低い解像度で近似サブ−バンドの各画素(i,j)は、UとV
平面の対応するサブ−バンド内の同じ位置でその画素に関連するカラービデオ符
号化方法。 - 【請求項2】 オリジナルカラー画像を分解することにより形成された係数
の初期リストの構造は、これらのリストが輝度平面からの最高レベル係数の適切
な座標でのみ初期化されという意味で単純化され、UとV近似サブ−バンドの色
差係数はルートサブ−バンド内の輝度係数の子孫として表れる請求項1に記載の
方法。 - 【請求項3】 僅かな組みのリストの初期化に関して考えられていない位置
に対応するUとV色平面からのルート係数は、初期化時に僅かな画素のリスト内
に導入される請求項2に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99402692 | 1999-10-28 | ||
EP99402692.0 | 1999-10-28 | ||
PCT/EP2000/010437 WO2001031927A1 (en) | 1999-10-28 | 2000-10-23 | Color video encoding method based on a wavelet decomposition |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003513529A true JP2003513529A (ja) | 2003-04-08 |
Family
ID=8242155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001533755A Pending JP2003513529A (ja) | 1999-10-28 | 2000-10-23 | ウェーブレット分解に基づくカラービデオ符号化方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6850570B1 (ja) |
EP (1) | EP1145563A1 (ja) |
JP (1) | JP2003513529A (ja) |
KR (1) | KR20010089729A (ja) |
CN (1) | CN1175668C (ja) |
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