JP2003511146A - 外科手術の掴持装置及びその構成要素 - Google Patents

外科手術の掴持装置及びその構成要素

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JP2003511146A
JP2003511146A JP2001529358A JP2001529358A JP2003511146A JP 2003511146 A JP2003511146 A JP 2003511146A JP 2001529358 A JP2001529358 A JP 2001529358A JP 2001529358 A JP2001529358 A JP 2001529358A JP 2003511146 A JP2003511146 A JP 2003511146A
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ホサイン、モサデック
バニック、ロバート
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ピリング・ウェック、インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 掴持パッドアセンブリ(50)は、疎水性の膜を具えたシリコン要素(98)を有する。前記シリコン要素は、鉗子の顎部の先端を掴持するための末端にC型クリップ(62)を有するステンレス要素に付着されている。成形されたポリプロピレン要素は、金属要素の穴を通って延び、前記要素の基部側の端の近くに金属要素の開口を通って延びる突出部(78,120,122)を含む。この突出部は、曲げとスライドによって強制的に取外さない限り前記掴持パッドを前記顎部に確実に保持するように、鉗子の顎部の表面の穴(46,48)に収まる。ポリプロピレン製突出部との組合わせでのステンレス製クリップ(62)の使用は、前記顎部の穴への前記突出部の適切な嵌め合いを確実にするための非常に厳しい製造公差にとらわれる必要をなくしながら、前記パッドアセンブリの厚さを最小にすることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外科手術に、より具体的には、例えば、鋏及び鉗子等の外科手術の
掴持装置(grasping devices)における改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
長い間、滑りやすい組織をしっかりと掴持することができ、しかも、組織に穴
をあけたり、剪断したり、引き伸ばしたり、又は、過度の圧力を加えたりするこ
とによる外傷を与えない器具を製造することは、外科手術の鋏、鉗子、及び同様
の器具の設計者の目的であった。この目的のために、多数の器具が、金属から作
られた非外傷性の歯付き顎部(jaws)を有して、設計されてきた。初期の例では、
1954年2月9日に付与された米国特許第2,668,538号を参照されたい。
【0003】 より最近では、濡れて滑りやすい組織を効果的に掴持することができる、相対
的に滑らかで柔軟であるが、十分に高い摩擦を示す、ポリフッ化ビニリデン等の
非金属の掴持材料の使用を求める傾向がある。そのような材料は、1998年3月17
日付米国特許第5,728,121号で説明されているように、特に、掴持器具の顎部の
使い捨てアタッチメントにおける使用に適している。
【0004】 腹腔鏡の器具を使用する、健康な組織に対して最も攻撃的でない外科手術を求
める傾向は、器具設計者側に、非常に小さい器具の顎部と使い捨ての顎部のアタ
ッチメントを生産するように努力させてきた。望ましくは、顎部と顎部のアタッ
チメントは、小さい切込み、又は、様々な内臓、管、及びその他の組織へのアク
セスを得るために使用されるカニューレ(套管)の非常に狭い通路を通り抜ける
ことが可能なくらい小さく作られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これまで、実用的な顎部のアタッチメントは、一般的に、より堅いプラスチッ
クのベースに取付けられた柔軟で、組織に係合するパッドからなっている。ベー
スは、例えば、アタッチメントが定位置に滑込まされる時、器具の顎部との固定
係合に入る、スナップ作用ラッチ装置によって、器具の顎部と着脱可能に係合さ
せられるように設計されている。アタッチメントは、不注意で外れて、回収が難
しいような患者のどこかの部位に落下したりすることがないように、非常に信頼
できることが重要である。設計者は、その下では、プラスチックベースが信頼で
きる程十分に強くないという、最小サイズという制限に直面した。この最小サイ
ズの制限下では、プラスチックベースのラッチのメカニズムは、不適当であるか
、又は、プラスチックベースが破損する。いずれの場合も、重大な結果が生じる
危険がある。
【0006】 例えば、金属の代替のアタッチメントベース材料は、いくつかの理由で、非常
に小さい顎部のアタッチメントにとって完全に満足できるものではない。第1に
、顎部に取付けられると、それらは外すことがかなり難しい場合がある。第2に
、金属のアタッチメントベースが極小の製造公差で作られないと、それらは顎部
に対して、特に腹腔鏡の外科手術において望ましくない、ある「遊び」を示し、
顎部から誤って外れやすい。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、上述の問題を解決する。その主な目的は、非常に小さく、遊び、破
損、及び、取付けられた器具の顎部からの不注意による分離に対する高い抵抗力
を示す、顎部のアタッチメント(jaw attachment)を提供することである。本発明
のその他の目的は、取付けと取外しの簡素性、信頼性、容易性、及び製造の簡易
性を含む。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、掴持アタッチメント(grasping attachment)は、少なくとも
、互いに進退動できる1組の顎部を有する器具の第1顎部に着脱可能に取付けら
れる。第1顎部は、もう一方の顎部に面する表面、前記表面に開かれた穴、前記
穴から間隔をおかれたクリップ係合可能な部分を有する。掴持アタッチメントは
、金属要素とプラスチック要素のアセンブリ、及びエラストマー層からなる。
【0009】 金属要素は、第1顎部と面している関係に位置付けられたプレート部分と前記
プレート部分と一体になったクリップとを有する、弾性のあるシートの形状であ
り、第1顎部のクリップ係合可能な部分と前記プレート部分の開口とに係合させ
られている。前記プレート部分の開口は、第1顎部の穴に整列させられる。
【0010】 プラスチック要素は、少なくともプレート部分の一部がプラスチック層と第1
の顎部の間に配置され金属要素のプレート部分に固定された実質的に堅いプラス
チック層を有する。また、プラスチック要素は、プレート部分の開口を通ってプ
ラスチック層から延びる突出部を有する。この突出部は、第1顎部の穴に密接に
収まるか、又は、スナップ係合で前記穴に収まるかのいずれかである。
【0011】 エラストマー層は、プラスチック層よりも実質的に堅くなく、金属とプラスチ
ック要素のアセンブリに固定される。少なくともプラスチック層の一部が、エラ
ストマー層と金属要素のプレート部分の間に位置付けられる。
【0012】 金属要素は、第1顎部の表面と直角方向のアタッチメントの大きさが最小にさ
れるように、強度と堅さを掴持アタッチメントに与え、プラスチック層の突出部
は、過度に厳しい製造公差を要求されることなく、第1顎部の開口に密接に収ま
るか、又は、スナップ係合で開口に収まるのに十分な可撓性がある。
【0013】 掴持装置の好適な実施形態においては、プレート部分は実質的に或る平面上に
あって、細長く、このプレート部分は、第1と第2の端と、実質的に長手方向 (direction of elongation)に第1の端から第2の端に延びる相対する長手方向
の縁とを有し、クリップは、プレート部分の第1の端と隣合った1組の耳部を有
する。これらの耳部は、プレート部分の相対する長手方向の縁からプレート部分
の平面の外へ、それぞれ延びる第1部分を有する。
【0014】 耳部は、第1部分から互いに向かって延びる第2部分も有する。第2部分は、
間隔をおいてプレート部分の上にあり、第1顎部はこの第2部分とプレート部分
の間に受け入れられる。
【0015】 プラスチック層からプレート部分の開口を通って第1顎部の穴の中に延びる突
出部は、クリップの耳部よりプレート部分の第2の端の近くに位置付けられる。
1つの実施形態において、プレート部分を越えて延びる突出部の少なくとも一部
は、その外壁に形成された圧し潰し可能なリブを有する。圧し潰し可能なリブは
、プレート部分の平面を横切る方向に細長くされ、突出部が顎部の穴に入ると、
圧縮によって変形される。圧し潰し可能なリブは、突出部の顎部の穴への進入を
容易にし、突出部が穴に位置付けられると、密接な係合を確立する。別の実施形
態では、突出部は、スナップ係合で穴に収まり、この場合、リブは、なくてもよ
い。
【0016】 実質的に堅いプラスチック層は、金属要素のプレート部分の長手方向の縁と端
を越えて横に延びることができる。しかし、好適実施形態では、金属要素のプレ
ート部分とその開口の組合わせは、実質的に堅いプラスチック層の実質的に上に
ある。プレート部分の長手方向の縁は、突出部の反対側で突出部を越えて延び、
そして、好ましくは、プレート部分は、突出部の反対側の長手方向の縁の間の距
離が、クリップの位置と隣合う長手方向の縁の間の距離よりも大きいように、形
成される。
【0017】 以上の特徴、特に、プラスチック突出部との組合わせにおいて金属要素の使用
により、掴持装置は、例えば、5mm以下の非常に小さな内径を有するカニューレ
を通って延びるように設計された顎部の器具とともに使用されるのに十分な程小
さく作られることが可能である。
【0018】 図面を参照しながら読まれれば、本発明のその他の目的、詳細、及び、利点は
、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1の器具は、1組のリングハンドル12と14を具えたハンドルアセンブリ1Oを
有する典型的な内視鏡の鋏であり、ハンドル12が、ハンドルからバレル22の相対
する端に位置させられる鋏の顎部18と20を作動させるように、ハンドル14に向か
って移動する。ハンドルアセンブリ1Oから顎部に向かう方向は「末端」方向と呼
ばれ、顎部からハンドルアセンブリに向かう方向は「基部」方向と呼ばれるであ
ろう。
【0020】 好適な内視鏡の鋏において、ハンドル内部とバレル内部に位置された従来の結
合(図示せず。)は、顎部を、ハンドル12がハンドル14に向かって動かされると互
いに近づかせ、ハンドル12がハンドル14から離されると互いから離れさせる。
【0021】 多くの場合、顎部の両方がバレルの軸に関して対称的に移動するが、例えば、
顎部の一方がバレルに固定されたままで、一方だけが動くような代替の配置を利
用することも可能である。
【0022】 図1に示されるように、顎部の各々は、全体的に、ステムから末端方向に延び
る細長い金属プレートの形状である。かくして、顎部18は、バレル22の末端のス
ロット26を通って延びるステム24を有するプレートからなり、顎部20は、同様に
、スロット26を通って延びるステム28を有するプレートからなる。各プレートは
、顎部18の上側表面30が外側の表面であり、顎部20の上側表面32が内側の表面で
ある、内側と外側の表面を有する。プレートの各々は、平行な縁を具える中央部
分を有し、顎部18のプレートの平行な縁が符号34と36に見られ、顎部20のプレー
トの平行な縁が符号38と40に見られる。顎部の内側の表面は、互いに向かい合っ
た関係にあり、内側の表面が互いに平行で、約2mmの間隔があるように関係付け
られることができる。
【0023】 各顎部のプレートは、その末端方向に先細りにされ、プレートの主な部分の平
行な縁より互いに近い平行な縁からなる先端を有する。これらの先端は、以下で
説明されるアタッチメントのC型クリップと係合する。かくして、顎部18は先端
42を有し、顎部20は先端44を有する。
【0024】 また、各顎部のプレートの内側表面は、以下に説明されるように、アタッチメ
ント(attachment)の突出部を受けるために、その基部近くに穴が具えられている
。前記穴は、好ましくは、しかし、必然的ではないが、貫通穴であり、穴46が顎
部18の貫通穴で、穴48が顎部20の貫通穴である。
【0025】 図2から5を参照して説明される掴持アタッチメント(grasping attachment)
は、解剖学的組織に、確実でありながら、非外傷性のグリップをもたらすことを
意図されている。前記アタッチメントの組織掴持構成要素は、顎部18と20の内側
の表面に位置付けられる。アタッチメントの構成要素の一部をなすC型クリップ
は、先端42と44に密に取付き、アタッチメントの突出部は穴46と48に収まる。C
型クリップが先端42と44に取付けられ際に、アタッチメントは、顎部の内側の表
面の平面から離れて曲げられるように弾力性を有する。C型クリップが前記先端
と係合させられると、前記突出部を穴に付勢するのは、この同じ弾力性であり、
その結果、アタッチメントが意図的な操作によっては容易に外されるようにしな
がら、顎部へアタッチメントを確実に固定し、事故的分離を防ぐ。
【0026】 図2、3、4に示されるように、掴持アタッチメント50は、細長く、全体的に
矩形である。それは、このアタッチメントの基部に近い端と隣合う幅広い部分54
を具えたプレート部分52を有する細長いシートの金属要素からなり、前記幅広い
部分から末端に向かって延びる狭い部分56と、末端から短い距離間隔をおかれた
V字型切込み58と60を有する。掴持アタッチメントの末端と隣合うV字型切込み
の末端の側では、シート金属要素は、C型クリップ62を形成する耳部を有する。
これらの耳部は、プレートの長手方向の対向する縁68と70から、プレート部分52
がある平面の外にそれぞれ延びる第1部分64と66を有する。これらの部分64と66
の上側の端では、耳部は、第1部分から互いに向かって延び、プレート部分52の
上方にある、第2部分72と74を有する。C型クリップ62の大きさは、図1の突出
部42と44の一方に密接に取付けられることができるような大きさである。V字型
切込み58と60は、掴持要素が器具の顎部に容易に取付け、取外されることができ
るように、C型クリップと隣合う位置で金属要素のプレート部分の曲げを容易に
している。
【0027】 好適には、シート金属要素は、C型クリップが、しっかり突出部42又は44をつ
かみ、シート金属要素の狭い部分56がアタッチメントの取付けと取外しのために
曲がることができるのに十分な弾力性を有するステンレスからなる。
【0028】 層76(図3と4参照。)は、シート金属要素のプレート部分52の広い部分54と
隣合って位置付けられる。この層は、プラスチック材、好ましくは、ポリプロピ
レン、又は外科手術の器具での使用に適した別の同様の合成樹脂からなる実質的
に堅い層である。この層76は、プレート部分52の広い部分54から外側に延びる突
出部78を含む成形された要素の一部である。前記要素は、層76の縁に部分がプレ
ート部分の下側に来て、突出部がプレート部分の上に来るように成形され、その
結果、このプラスチック要素は、永久的に金属プレート部分に固着されることに
なる。
【0029】 突出部は僅かに先細りになっており、それぞれ傾斜させられている側壁82と84
、及び同様に傾斜させられている前後の端部86と88を有する。突出部の先端は、
穴46又は48への突出部の進入を容易にするように、符号90、92、及び94で斜角を
付けられ、基部に近い側壁には、前述のとおり、掴持アタッチメントが顎部の上
にしっかり保持されるように、器具の顎部の穴への突出部の進入を容易にし、且
つ密接な係合を確実にする変形可能なリブ96が設けられている。
【0030】 望ましくはシリコーンゴムで作られたエラストマーパッド98は、望ましくは粘
着性物質(図示せず。)によって、プラスチック層76と、金属要素のプレート部分
とに固定される。このパッドによって接触されたプレート部分の表面は、 より
効果的な付着のためにエッチングされていてもよい。パッドは、プレート部分52
を受ける凹部を形成するように、リムを具えて形成される。リムの側面部分は、
図4の符号100と102に、そして、リムの末端部分は、図3の104に見られる。
【0031】 エラストマーパッドの露出されている表面は、外傷を惹起しないで解剖学的組
織を有効に保持する能力をそれに与える膜で覆われている。様々な適当な材料を
使用することができるが、例えば、商標TYVEKで入手可能な高密度不織ポリエチ
レン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等のポリマー、そして、アルストームズの32
83やリーメイの2040の製品等のポリエステル膜材料等のスパンボンド材料がある
。その他の適当な材料は米国特許第5,728,121号に説明されているので、ここに
引用することによって一体化したものとする。
【0032】 図5に示されているように、掴持アタッチメント50は、顎部の突出部42をC型
クリップ62に係合させることによって顎部18に取付けられ、突出部78が顎部の穴
46に入れられる。金属要素のばね機能は、掴持アタッチメントが顎部でしっかり
と所定の位置に固定されるように、穴46に突出部を保持する。同じ掴持アタッチ
メント106は、2つの掴持アタッチメントのエラストマーパッドが互いに向い合
う関係になるように、同様の方法で、顎部20に固定されるであろう。
【0033】 掴持アタッチメントは、密封されたパッケージの中に予め殺菌された状態で供
給され、外科手術の前に、図1の器具に容易に取付けられるであろう。使用後は
、突出部が穴46と48を通過するまでアタッチメントを曲げ、C型クリップが顎部
の端の突出部42と44から外れる迄、末端の方向にアタッチメントを滑らせること
によって顎部から外すことができる。それから、アタッチメントは、廃棄される
ことができる。
【0034】 本発明は、5mm以下の内径を有するカニューレを使用する腹腔鏡の外科手術の
ための、非常に小さいが、強くて信頼できる掴持アタッチメントを提供すること
を可能にさせる。
【0035】 前述のように、代替手段として、突出部は、スナップ係合によって穴46や48に
収まらせることができる。この代替手段は、図6を参照して説明されるであろう
。シリコーンゴムや同様の材料のエストラマーパッド108は、弾力のあるプラス
チック要素112の層110と、金属プレート114とに固定される。プラスチック要素1
12は、金属プレートの穴118を通って延びる、狭い部分116を有し、器具の顎部18
又は20の穴46又は48に係合させられるプラスチック要素の部分が、2つの要素12
0と122からなり、その間に開口124と、外部に突出するフランジ126と128を有し
、それらが所定の位置にしっかりと掴持要素を保持するように、顎部の外側表面
と係合するようになっていることを除けば、図3と4に図示された構造と全体的
に同じである。
【0036】 図6に見られるように、プラスチック要素112を穴46又は48へ押す時に使われ
る力が、フランジ126と128が穴を通り抜けるために、要素120と122を互いに向か
って押すように、要素120と122は、符号130と132の斜角を付けられる。要素112
は、金属プレート114と隣合う位置138と140よりもフランジと隣合う位置134と13
6でより狭くなるように、その外側表面は構成されている。要素112のより狭い部
分は、フランジが顎部の外側表面とスナップ係合すべき部分と確実に係合するよ
うに機能する。要素112の基礎のより広い部分は、顎部に対する掴持パッドの動
きを防ぐように、顎部の穴46又は48にぴったり収まる。図6の実施形態は、器具
の顎部への掴持パッドの確実な取付けのための金属プレート114の弾力性に頼ら
ず、殆どの用途のための好適実施形態である。
【0037】 その他の様々な変更が、説明された掴持アタッチメントに行なわれることが可
能である。例えば、プラスチック層は、より大きく作られることができ、エラス
トマー層と同一の広がりを持つようにさせることさえできるが、その場合、エス
トラマー層は主にプラスチック層に取付けられる。金属層の穴に収まるが、金属
層を越えて延びない、追加の成形された突出部が、プラスチック層を金属に固定
する時に、突出部78に対応する突出部を補うべく使用されることができる。
【0038】 さらにその他の変更が、上記の請求の範囲によって定められる本発明の範囲か
ら逸れることなく、上述の装置や方法に加えられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 掴持アタッチメントでの使用のために設計された顎部を有する、
典型的な外科手術の掴持装置の斜視図。
【図2】 掴持アタッチメントの上面図。
【図3】 図2の表面3-3で取られた掴持アタッチメントの縦断面図。
【図4】 図3の平面4-4で取られた掴持アタッチメントの断面図。
【図5】 顎部の両方に着脱可能に接続された本発明の掴持アタッチメント
を具えた、図1に示された種類の外科手術の掴持装置の作用端の部分的斜視図。
【図6】 代替的掴持アタッチメントを示す、図4と同様の断面図。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外科手術の掴持装置であって、 外科手術の器具の顎部に着脱可能に取付けできる、金属要素とプラスチック要
    素のアセンブリからなる掴持アタッチメントを有し、 前記金属要素は弾性のあるシートの形状で、プレート部分(52、114)と、前記
    プレート部分(52、114)と一体で前記器具の顎部のクリップ係合可能な部分と係
    合可能であるクリップ(62)と、前記器具の顎部の穴と整列可能な前記プレート部
    分(52、114)にある開口とを有し、 前記プラスチック要素は実質的に堅いプラスチック層(76、110)を有し、前記
    プレート部分(52、114)の少なくとも一部は前記プラスチック層(76、110)と器具
    の顎部との間に配置可能であり、前記プラスチック要素は、前記プラスチック層
    (76、110)から前記プレート部分(52、114)の前記開口を通って前記プレート部分
    (52、114)を越えて延び前記器具の顎部の穴へ進入する突出部 (78、120、122)を
    有し、さらに、 実質的に前記プラスチック層(76、110)より堅くなく前記金属要素とプラスチ
    ック要素のアセンブリに固定されたエラストマー層(98、108)を有し、少なくと
    も前記プラスチック層(76、110)の一部が該エラストマー層(98、108)と前記金属
    要素のプレート部分(52、114)の間に位置し、 かくして、前記シート部分と直角方向の前記アタッチメントの大きさを最小に
    しながら、前記金属要素は前記掴持アタッチメントに強度と堅さを与え、前記プ
    ラスチック層(76、110)の前記突出部(78、120、122)は、過度に厳しい製造公差
    を要求されることなく、前記顎部の開口に密接に収まるための十分な可撓性を有
    する、 外科手術の掴持装置。
  2. 【請求項2】 前記プレート部分(52、114)が、第1と第2の端と、実質的
    に長手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実
    質的に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が前記第1端と隣合う1対
    の耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手方
    向の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前記プレー
    ト部分(52、114)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2
    部分(72、74)とからなる、請求項1の外科手術の掴持装置。
  3. 【請求項3】 前記プレート部分(52、114)が、第1と第2の端と、実質的
    に長手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実
    質的に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が前記第1端と隣合う1対
    の耳部からなり、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手
    方向の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係でプレート
    部分(52、114)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部
    分(72、74)とからなり、前記突出部(78、120、122)が、前記耳部より前記プレー
    ト部分(52)の前記第2端の近くに位置する、請求項1の外科手術の掴持装置。
  4. 【請求項4】 前記プレート部分(52)が、実質的に或る平面上にあり、少なく
    とも前記プレート部分(52)を越えて延びるプラスチック要素の突出部(78)の一部
    が、そこに形成された圧し潰し可能なリブ(96)を具えた外側の壁を有し、前記圧
    し潰し可能なリブ(96)が、前記プレート部分(52)の平面を横切る方向に細長い、
    請求項1の外科手術の掴持装置。
  5. 【請求項5】 前記プレート部分(114)が、実質的に或る平面上にあり、少
    なくとも前記プレート部分(114)を越えて延びるプラスチック要素の突出部(120
    、122)の一部が、スナップ係合で前記掴持アタッチメントを顎部に固定させるた
    めの、前記プレート部分(114)から間隔をおかれた横に突出するフランジ(126、1
    28) を具えた外側の壁を有する、請求項1の外科手術の掴持装置。
  6. 【請求項6】 前記プレート部分(52)が、第1と第2の端と、実質的に長手
    方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質的に
    或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が前記第1端と隣合う1対の耳部
    からなり、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手方向の
    縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前記プレート部
    分(52)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(72、7
    4)とからなり、少なくとも前記プレート部分(52)を越えて延びる前記プラスチッ
    ク要素の突出部(78)が、そこに形成された圧し潰し可能なリブ(96)を具えた外側
    の壁を有し、前記圧し潰し可能なリブ(96)が前記プレート部分(52)の平面を横切
    る方向に細長い、請求項1の外科手術の掴持装置。
  7. 【請求項7】 前記プレート部分(114)が、第1と第2の端と、実質的に長
    手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質的
    に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が、前記第1端と隣合う1対の
    耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手方向
    の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前記プレート
    部分(52)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(72
    、74)とからなり、前記プレート部分(114)を越えて延びる前記プラスチック要素
    の突出部(120、122)の少なくとも一部が、スナップ係合で前記掴持アタッチメン
    トを顎部に固定させるための前記プレート部分(114)から間隔をおかれた横に突
    出するフランジ(126、128)を具えた外側の壁を有する、請求項1の外科手術の掴
    持装置。
  8. 【請求項8】 前記プレート部分(52)が、第1と第2の端と、実質的に長手
    方向に前記第1端かから第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質的
    に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が、前記第1端と隣合う1対の
    耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手方向
    の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前記プレート
    部分(52)に重なり第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(72、74)
    とからなり、前記プレート部分(52)を越えて延びる前記プラスチック要素の突出
    部(78)の少なくとも一部が、そこに形成された圧し潰し可能なリブ(96)を具えた
    外側の壁を有し、前記圧し潰し可能なリブ(96)が前記プレート部分(52)の平面を
    横切る方向に細長く、前記突出部が前記耳部より前記プレート部分(52)の前記第
    2端の近くに位置する、請求項1の外科手術の掴持装置。
  9. 【請求項9】 前記プレート部分(114)が、第1と第2の端と、実質的に長
    手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質的
    に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が、前記第1端と隣合う1対の
    耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(114)の平面の外へ相対する長手方
    向の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前記プレー
    ト部分(114)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(
    72、74)とからなり、前記プレート部分(114)を越えて延びる前記プラスチック要
    素の突出部(120、122)の少なくとも一部が、スナップ係合で前記掴持アタッチメ
    ントを顎部に固定させるための前記プレート部分(114)から間隔をおかれた横に
    突出するフランジ(126、128)を具えた外側の壁を有し、前記突出部が前記耳部よ
    り前記プレート部分(114)の前記第2端の近くに位置する、請求項1の外科手術
    の掴持装置。
  10. 【請求項10】 外科手術の掴持装置であって、 互いに進退動するように取付けられた第1と第2の顎部(18、20)であって、第
    1顎部(20)が第2顎部に向かって面する表面(32)を有する堅い顎部であり、穴(4
    8)が前記表面に向かって開き、クリップ係合可能な部分が前記穴から間隔をおか
    れている第1と第2の顎部(18、20)と、 前記第1顎部に着脱可能に取付けられた金属要素とプラスチック要素のアセン
    ブリからなる掴持アタッチメントを有し、 前記金属要素は弾性のあるシートの形状で、前記第1顎部に面する関係で置か
    れたプレート部分(52、114)と、前記プレート部分(52、114)と一体で前記第1顎
    部のクリップ係合可能な部分と係合するクリップ(62)と、前記第1顎部の前記穴
    と整列させられた開口とを有し、 前記プラスチック要素は、前記金属要素のプレート部分 (52、114)に固定され
    た実質的に堅いプラスチック層(76、110)を有し、前記プレート部分(52、114)の
    少なくとも一部は前記プラスチック層(76、110)と前記第1顎部との間に配置さ
    れ、前記プラスチック要素は、前記プレート部分(52、114)の前記開口を通って
    前記プラスチック層(76、110)から延び前記第1顎部の前記穴に密接に収まる突
    出部 (78、120、122)を有し、さらに、 実質的に前記プラスチック層(76、110)より堅くなく、前記金属要素とプラス
    チック要素の前記アセンブリに固定されたエラストマー層(98、108)を有し、少
    なくとも前記プラスチック層(76、110)の一部が前記エラストマー層(98、108)と
    金属要素のプレート部分(52、114)の間に位置し、 かくして、前記第1顎部の表面と直角方向の前記アタッチメントの大きさを最
    小にしながら、前記金属要素は前記掴持アタッチメントに強度と堅さを与え、前
    記プラスチック層(76、110)の前記突出部(78、120、122)は、過度に厳しい製造
    公差を要求されることなく、前記第1顎部の開口に密接に収まるための十分な可
    撓性を有する、 外科手術の掴持装置。
  11. 【請求項11】 前記プレート部分(52、114)が、第1と第2の端と、実質
    的に長手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、
    実質的に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が、前記第1端と隣合う
    1対の耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52、114)の平面の外へ相対
    する長手方向の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、そこに間隔をおいた
    関係でプレート部分(52、114)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かっ
    て延びる第2部分(72、74)とを有し、前記第1顎部が前記第2部分(72、74)と前
    記プレート部分(52、114)との間に受け入れられる、請求項10の外科手術の掴
    持装置。
  12. 【請求項12】 前記プレート部分(52、114)が、第1と第2の端と、実質
    的に長手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、
    実質的に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が前記第1端と隣合う1
    対の耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52、114)の平面の外へ相対す
    る長手方向の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前
    記プレート部分(52)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第
    2部分(72、74)とからなり、前記顎部が前記第2部分(72、74)と前記プレート部
    分(52、114)との間に受け入れられ、前記突出部が前記耳部より前記プレート部
    分(52、114)の前記第2端の近くに位置する、請求項10の外科手術の掴持装置
  13. 【請求項13】 前記プレート部分(52)が、実質的に或る平面上にあり、前
    記プレート部分(52)を越えて延びるプラスチック要素の突出部(78)の少なくとも
    一部が、そこに形成された圧し潰し可能なリブ(96)を具えた外側の壁を有し、前
    記圧し潰し可能なリブ(96)が前記プレート部分(52)の平面を横切る方向に細長い
    、請求項10の外科手術の掴持装置。
  14. 【請求項14】 前記プレート部分(114)が、実質的に或る平面上にあり、
    前記プレート部分(114)を越えて延びるプラスチック要素の突出部(120、122)の
    少なくとも一部が、スナップ係合で前記掴持アタッチメントを顎部に固定させる
    ための前記プレート部分(114)から間隔をおかれた横に突出するフランジ(126、1
    28)を具えた外側の壁を有する、請求項10の外科手術の掴持装置。
  15. 【請求項15】 前記プレート部分(52)が、第1と第2の端と、実質的に長
    手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質的
    に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が前記第1端と隣合う1対の耳
    部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手方向の
    縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係で前記プレート部
    分(52)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(72、7
    4)とからなり、前記プレート部分(52)を越えて延びる前記プラスチック要素の突
    出部(78)の少なくとも一部が、そこに形成された圧し潰し可能なリブ(96)を具え
    た外側の壁を有し、前記圧し潰し可能なリブ(96)が前記プレート部分(52)の平面
    を横切る方向に細長い、請求項10の外科手術の掴持装置。
  16. 【請求項16】 前記プレート部分(114)が、第1と第2の端と、実質的に
    長手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質
    的に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が前記第1端と隣合う1対の
    耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(114)の平面の外へ相対する長手方
    向の縁からそれぞれ延びる前記第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係でプレー
    ト部分(52)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(7
    2、74)とからなり、前記プレート部分(114)を越えて延びる前記プラスチック要
    素の突出部(120、122)の少なくとも一部が、スナップ係合で前記掴持アタッチメ
    ントを顎部に固定させるための前記プレート部分(114)から間隔をおかれた横に
    突出するフランジ(126、128) を具えた外側の壁を有する、請求項10の外科手
    術の掴持装置。
  17. 【請求項17】 前記プレート部分(52)が、第1と第2の端と、実質的に長
    手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質的
    に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が、前記第1端と隣合う1対の
    耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(52)の平面の外へ相対する長手方向
    の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係でプレート部分
    (52)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(72、74)
    とからなり、前記第1顎部が前記第2部分(72、74)と前記プレート部分(52)との
    間に受け入れられ、前記プレート部分(52)を越えて延びる前記プラスチック要素
    の突出部の少なくとも一部が、そこに形成された圧し潰し可能なリブ(96)を具え
    た外側の壁を有し、前記圧し潰し可能なリブ(96)が、前記プレート部分(52)の平
    面を横切る方向に細長く、前記突出部(78)が前記耳部より前記プレート部分(52)
    の前記第2端の近くに位置する、請求項10の外科手術の掴持装置。
  18. 【請求項18】 前記プレート部分(114)が、第1と第2の端と、実質的に
    長手方向に前記第1端から第2端に延びる相対する長手方向の縁とを有し、実質
    的に或る平面上にあって細長く、前記クリップ(62)が、前記第1端と隣合う1対
    の耳部を有し、前記耳部が、前記プレート部分(114)の平面の外へ相対する長手
    方向の縁からそれぞれ延びる第1部分(64、66)と、間隔をおいた関係でプレート
    部分(114)に重なり前記第1部分(64、66)から互いに向かって延びる第2部分(72
    、74)とからなり、前記第1顎部が前記第2部分(72、74)と前記プレート部分(11
    4)との間に受け入れられ、前記プレート部分(114)を越えて延びる前記プラスチ
    ック要素の突出部(120、122)の少なくとも一部が、スナップ係合で前記掴持アタ
    ッチメントを顎部に固定させるための前記プレート部分(114)から間隔をおかれ
    た横に突出するフランジ(126、128)を具えた外側の壁を有し、前記突出部が前記
    耳部よりプレート部分(114)の前記第2端の近くに位置する、請求項10の外科
    手術の掴持装置。
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