JP2003509172A - 水分保護型粉末吸引器 - Google Patents

水分保護型粉末吸引器

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JP2003509172A
JP2003509172A JP2001524661A JP2001524661A JP2003509172A JP 2003509172 A JP2003509172 A JP 2003509172A JP 2001524661 A JP2001524661 A JP 2001524661A JP 2001524661 A JP2001524661 A JP 2001524661A JP 2003509172 A JP2003509172 A JP 2003509172A
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セッペレ、カリ
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オリオン コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 粉末吸引器は、粉末容器(1)と、空気流路(11)と、投与凹所(5)が設けられた計量部材(3)と、該計量部材(3)が充填位置にあるとき実質的に防水状態で該空気流路(11)を塞ぎ、該軽量部材(3)が吸引位置にあるとき該空気流路(11)を開放するための閉鎖要素(16)とを備えている。当該吸引器が使用されないとき、前記閉鎖要素(16)は、湿気および埃が当該装置の敏感な部分に侵入するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の背景] 本発明は、吸引による粉末化された薬物製剤の計量配分用装置に関する。該装
置は、とくに、粉末容器から薬用量を計量配分する、高圧ガスを使用せずに、計
量手段を備えた複数投与装置である。発明の該装置は、たとえば、喘息の治療で
有効である。
【0002】 吸引器からの吸引による粉末化された薬物製剤の投与は既知である。薬物容器
および単位薬用量を測定し、計量配分するための計量部材を備える複数投与型粉
末吸引器も、たとえば、イギリス特許第2165159号公報、ヨーロッパ特許
第79478号公報、およびヨーロッパ特許第166294号公報から既知であ
る。これらの装置では、一連の投薬凹部が、円筒形の計量部材の表面の中に刻み
目で固定され、前記部材は正確に同じ形状のチャンバ内に置かれる。計量部材が
回されると、投薬ないしは投与凹部(ないしは凹所)は、その結果として、最初
に、充填されるために粉末容器と整列した位置に移動し、そののち、吸引路との
整列位置に移動し、その結果単位薬用量が、重力によって投薬凹部から吸引路の
中に落下するだろう。そののち、投薬する薬は吸引路から吸引される。これらの
装置は、それらが連続して吸引路の中に複数回分の薬用量を計量配分することを
可能にすることにより薬を過量に与えることを可能とし、それにより複数回分が
1度の吸引によって引き出される可能性があるという欠点を有する。
【0003】 投薬凹部が重力によって吸引路の中に移されるのではなく、代わりに薬の薬用
量が投薬凹部からじかに吸引され、このような凹部が、国際公開第WO92/0
0771号公報および国際公開第WO第92/09322号公報に開示されるよ
うに、円筒形、円錐または円錐台の形状を有する計量部材の表面に刻み目で固定
された計量配分システムを使用することにより、前述された問題を解決しようと
試みられてきた。また、これらの装置では、円筒形、円錐または円錐台の形状を
有する計量部材は、正確に同じ形状を有するチャンバ内に置かれる。計量部材が
回されると、投薬凹部は、最初に充填のために流量容器と整列した位置に移動し
、それから投薬凹部が吸引されている空気流の影響を受けて空になるように形作
られる吸引路に移動し、そののち完全に360°回転し、流量容量との整列位置
に戻る。計量部材は、計量精度の目的で同じ形状のチャンバの中に配置され、そ
れは360°完全に回転されなければならないため、計量部材は、粉末が装置の
表面上に落下するにつれていっぱいに詰まりがちである。
【0004】 前記問題は、その長手方向で可動であるスライドまたはロッドの形をした計量
部材を有する少なくとも部分的に複数投与粉末吸引器では回避される。このよう
な装置は、たとえば、ヨーロッパ特許第758911号公報、国際公開WO97
/17097号公報、米国特許第5,447,151号明細書、米国特許第5,
263,475号明細書、米国特許第5,765,552号明細書およびWO第
92/18188号公報に記述されている。投薬凹部を備えた該計量ロッドまた
はスライドは、薬容器の内部を通って伸張してよいか、あるいはそれは薬容器の
オリフィスの下で摺動してよい。
【0005】 前記装置は、それらが、装置の測定確度に対する有害な影響をおよぼすことの
ある外部水分に敏感であるという欠点を有する。粉末化された薬が、たとえば保
管中または装置の使用中に湿らされると、それは結果的に投薬凹部の不完全な充
填を生じさせる塊を形成することがある。さらに、計量部材および空気流路など
の放出される薬粉末と接触する内部表面が湿気ると、薬の量は通常の何分の一に
削減されることがある。湿るのは、たとえば、吸引器を通る発散物の結果である
可能性がある。装置を水分または埃がない状態にしておくために、装置は、通常
、使用前に開かなくてはならない保護カバーを有する。
【0006】 [発明の要約] 本発明の目的とは、前述された不利な点を回避する複数投与粉末吸引器を構築
することである。発明の装置の敏感な部分は、水分および埃から充分に護られ、
その結果として、該装置は優れた計量確度を有し、呼吸空気の中への粉末化され
た薬用量の完全な放出を実現する。さらに発明の装置は、吸引器の使用を阻害す
る保護カバーまたはその他の要素なく保管することができる。
【0007】 これは、 粉末容器と、 空気がマウスピースを通して通される空気流路と、 投薬凹部を備える計量部材であって、投薬凹部が粉末で充填される充填位置と、 充填された投薬凹部が空気流路の中にもち込まれる吸引位置のあいだで可動であ
り、そこでは吸引された空気のストリームが粉末の薬用量を投薬凹部からじかに
放出する計量部材と、 充填位置と吸引位置のあいだにおける計量部材の変位のための作動手段と、 計量部材が充填位置にあるときに実質的に防水で空気流路を塞ぐため、および計
量部材が吸引位置にあるときに空気流路を開放するための閉鎖要素と、 を備えてなる吸引により粉末化された薬を計量配分するための装置を提供するこ
とによって達成される。
【0008】 本発明の装置では、空気流路、計量部材および薬容器などの装置の敏感なパー
ツ、つまり粉末化された薬と接触するパーツは、閉鎖要素によって環境から隔離
される。吸引器が使用されていないとき、閉鎖要素は、水分および埃が装置の敏
感なパーツに進入するのを防ぐために、実質的に防水で空気流路を塞ぐ。好まし
くは、閉鎖要素は、第1に吸気領域で、および第2に空気出口の領域で空気流路
を塞ぐ1組の閉鎖要素を備える。このようにして、投薬凹部付きの計量部材、計
量部材と連絡する粉末容器のオリフィス、および少なくとも投薬領域の近傍にあ
る空気流路は、環境から隔離される。
【0009】 作動手段は、充填位置と吸引位置のあいだでの計量部材の変位のためにユーザ
によって操作可能な手段である。該作動手段は、たとえば、ユーザが押すことの
できる突起または装置カバーなどの形を取ってよい。また、計量部材はユーザに
よって直接的に作動できることもあり、その場合、計量部材も作動手段である。
【0010】 作動手段は、好ましくは、閉鎖要素と連絡する、または連結される。用語「連
絡する」および「連結される」は、ここでは、たとえば計量部材などの別の要素
と直接的にまたは間接的にのどちらかで連絡するまたは連結されることを意味す
る。ユーザによる作動手段の移動は、閉鎖要素だけではなく計量部材の移動につ
ながる。
【0011】 作動手段が、たとえば、容器からの粉末化された薬の薬用量を測定するために
、およびそれを吸引のために空気流路に移すために患者によって押されるなど、
操作されるとき、空気流路が開かれる。これは、閉鎖要素の、それがもはや空気
流路を塞がない位置への移動によって実行されてよい。吸引後、作動手段は解放
され、それにより空気流路は、閉塞位置に戻る閉鎖手段によって再び閉鎖される
。このようにして、装置の敏感なパーツは、つねに自動的に、装置が作動してい
ないときに、装置を通る発散物だけではなく水分および埃からも保護されている
【0012】 計量手段による薬用量の計量は、多くの方法で構築できる。また、作動手段に
よる第1位置と第2位置間の計量部材の移動は、多くの方法で達成できる。
【0013】 発明の1つの好ましい実施態様では、たとえば、投薬凹部を備えたロッドの形
を取る計量部材は、薬容器の内部まで伸張する。ロッドの第1位置で、投薬凹部
は薬容器の内側にあり、粉末化された薬の計量された薬用量を受け取る。第2位
置で、充填された投薬凹部は、薬容器から空気流路にもち込まれる。計量ロッド
は、患者が押すことができる作動手段を形成する装置カバーと係合される。代わ
りに、計量ロッドはカバーを通って伸張し、それ自体、作動手段としての役割を
果たす、押下可能な突起を形成する。作動手段を押すと、計量ロッドは、たとえ
ば充填位置などのある位置から、たとえば吸引位置などの別の位置に移動する。
【0014】 代わりに、長手方向に可動な計量片の形を取る計量部材は、たとえば、ヨーロ
ッパ特許第758911号公報および国際公開第WO97/17097号公報に
記載されるように薬容器の下の平坦な表面上に配置される。投薬凹部を備えた計
量片は、薬容器の底部オリフィスの下の充填位置と充填位置のあいだで摺動する
。第1位置では、計量片の投薬凹部は薬容器の底部オリフィスと整列し、それに
より粉末はオリフィスを通って投薬凹部に落下できる。第2位置では、空気流路
にもたらされ、それにより計量済みの粉末が、計量片が第2位置にあるあいだに
投薬凹部から吸引される空気に放出される。再び、EP第758911B号に示
されるように、計量片は、たとえば、作動手段を形成する装置カバーと係合され
てよい、あるいは計量片は装置壁を通して伸張し、それ自体押下可能な突起を形
成してよい。
【0015】 代わりに、計量部材は、国際公開第WO92/00771号公報および国際公
開第WO92/09322号公報に記述されるように、ある位置で粉末容器から
薬の1回分を受け取り、別の位置で空気流路に薬をもち込むために、1つまたは
複数の周辺投薬凹部を備える回転可能な計量ドラムの形を取ることがある。発明
の装置で使用するために適切な、計量部材のまたは第1位置と第2位置のあいだ
で作動手段による計量部材を移動するための他の構造も、当業者は考えることが
できる。
【0016】 作動手段は、好ましくは、ユーザによる作動手段の移動を閉鎖要素に移すため
に、閉鎖要素と連絡するまたは連結される。好ましくは、閉鎖要素は、少なくと
も投薬領域内での空気流路だけではなく、計量部材、粉末容器にも水分保護を提
供するために、ある位置で吸気領域と空気出口の両方で実質的に防水で空気流路
を防ぐことができる。
【0017】 用語「実質的に防水で空気流路を塞ぐ」は、ここでは、装置の測定特性および
放出特性に有害な影響をおよぼすであろう量での空気流路を介した水の進入が、
空気流路が塞がれるときに防止されることを意味する。好ましくは、空気流路を
介した水分の浸入は、空気流路が塞がれているときには防止される。
【0018】 閉鎖要素の形は、空気流路の寸法および構造に依存する。閉鎖要素の要件とは
、それがある位置で実質的に防水で空気流路を塞ぐために適した形を取り、閉塞
位置と非閉塞位置のあいだで可動であるという点である。
【0019】 閉鎖要素によって実質的に防水の空気流路の閉塞を確実にするために、閉鎖要
素および空気流路の壁部分の接触領域には、好ましくは密封手段が備えられる。
たとえば、エラスチックなシールリング(弾性シールリング)などのシールは、
閉鎖要素と空気流路の壁部分のあいだに取り付けることができる。好ましくは、
密封手段は、アクチュエータがその休止位置に戻るにつれて、閉鎖要素をシール
リングに対してきつく押し付けるための手段も備える。
【0020】 1つの好ましい実施態様では、閉鎖要素は、孔を備える1枚の板から成り立つ
。該板は、押下可能な装置カバーの形を取る作動手段に連結される。該板は、空
気出口の領域で管状の空気流路を横切って摺動自在に取り付けられる。吸引器が
作動していないとき、つまり押下可能なカバーがその休止位置にあるとき、該板
は空気流路を塞ぐ。吸引器が作動される、つまり装置カバーが押されると、閉鎖
板は、板の孔が管状の空気流路の断面と整列するまで軸方向に下方へ摺動する。
空気流路は開いており、薬用量は吸引される準備ができている。薬用量が吸引さ
れ、押下可能なカバーが解放されると、閉鎖板は再び休止位置に摺動し、空気流
路を塞ぐ。該閉塞は、弾性シールリングおよび閉鎖板を前述されたようなシール
に対して気密に(tightly)押し付けるための手段により確実にすることができ
る。
【0021】 別の閉鎖板は、好ましくは空気入り口の領域で同様に取り付けられ、それによ
り閉鎖要素は、ともに押下可能なカバーに連結される1組の平行な板から成り立
つ。
【0022】 未使用時に、装置全体を実質的に水分から護られた状態にするために、装置は
、好ましくは、吸引器本体に関して作動手段の移動を可能にする一方で、作動手
段と吸引器本体のあいだで実質的に防水密封を提供するための手段を備える。こ
のような密封は、たとえば、波形壁を備える中央セクション付きの弾性管の形を
取ってよい。弾性密封管は、その一方の端部で、作動手段の回りに取り付けられ
、その他方の端部で吸引器本体の回りに取り付けられる。弾性密封管の該波形中
央セクションは、管の長手方向の寸法を、作動手段の吸引器本体に関しての移動
を阻害しないようにある程度縮小することができる。
【0023】 [発明の詳細な説明] 発明の装置は、図1から図9を参照して、例によってさらに以下に図解される
【0024】 図1および図2は、粉末化された薬の一定の供給を有する薬容器(1)付きの
複数投与粉末吸引器を示す。該容器は、正方形の断面および円錐形の端部を有し
、スナップホック手段によって外側ケーシング(2)に固定される。通常、容器
は、たとえば200回分の薬の供給を有する。投薬孔(5)付きの平になった下
部部分(4)を有する投薬ロッド(3)は、それが蓋(6)を通って、および容
器の内部を通って伸張するように、容器内に摺動自在に取り付けられる。容器の
底部壁は、投薬ロッド(3)の平にされた下部部分(4)を受け入れるように適
応された長孔を有する。ロッドの上端部は、作動手段としての役割を果たす押下
可能なカバー(7)に固定される。カバーは、ロッドの移動に対して上方への制
限を課す周辺唇部(8)などのスナップホック手段によって外側ケーシング(2
)に取り付けられる。ロッドは、最初にカバー(7)に、第2に蓋(6)に当た
っているばね(図示されていない)によって上方へ引き立てられる。ロッドの移
動に対する下方への制限は、容器の突起(9)によって課される。
【0025】 孔(17)が備えられた1組の閉鎖板(16)は、図5および図6にさらに明
らかに示されるようにカバー(7)に連結される。閉鎖板の役割は、後述される
ように、計量部材が充填位置にあるときに空気流路を塞ぎ、計量部材が吸引位置
にあるときに空気流路を開くことである。閉鎖板は、空気流路(11)を横切っ
て摺動自在に取り付けられ、空気流路の壁を交差するガイドの中で移動する。空
気流路(11)の壁と閉鎖板(16)のあいだに取り付けられるのは、リング(
18)の形を取る弾性シールである。
【0026】 カバー(7)と外側ケーシング(2)のあいだの開口は、中央セクションに波
型壁、および端部に円滑な壁を備える弾性管(19)で閉じられる。弾性管の円
滑な端部は、一方の端部で、カバー(7)の表面に付着し、もう一方の端部で外
側ケーシング(2)に付着する。これが、押下可能なカバーの吸引器本体に関し
ての必要な移動を可能にしつつ、押下可能なカバー(7)と外側ケーシングのあ
いだの実質的に防水の密封を実現する。
【0027】 投薬ロッドは、ロッドはその第1位置と第2位置のあいだで摺動するので、容
器内の粉末の攪拌用の突起(10)を有する。この攪拌は、投薬孔に向かう粉末
の流れを妨害するだろう粉末のアーチの形成(「天井効果」)を効果的に防止す
る。
【0028】 外部ケーシング(2)は、空気が空気路(11)を介して通されるマウスピー
スを画定する。薬容器の下では、空気流路が、粉末の残余用のチャンバ(13)
を備える要素(12)によって画定される。該要素(12)は、投薬ロッド(3
)の平らにされた下部(4)が長孔を通って開口(14)まで誘導されるように
、容器底部の長孔に一致する開口(14)を有する。空気流路は要素(12)を
通って、および管としてマウスピースを通って伸張する。開口(14)は、吸引
路内に残される粉末の残余が重力によってその中に落下しがちである残余(13
)用のチャンバにつながる。残余(13)のチャンバは、チャンバ(13)の壁
の上に弾性的に取り付けられる片(15)の形を取る閉鎖部材で閉鎖される。該
片(15)は、計量ロッド(3)の先端と係合される。
【0029】 図1と図2は、その上部(充填)位置にある投薬ロッド(3)を示し、そこで
は投薬ロッドの投薬孔(5)は粉末を受け入れるために薬容器内にある。ロッド
の平にされた下端(4)は、容器底部の長孔を通ってわずかに伸張し、それによ
って長孔を通る粉末の流れを妨げる。押下可能なカバー(7)に連結される閉鎖
板(16)は、空気流路を塞ぐために上方位置にある。閉鎖板の下端は、閉鎖板
が、それらが閉塞位置に戻るにつれて、密封リング(18)に対して押し付けら
れるように適切に形成される。これは、厚くなった部分が、空気流路の壁に配列
される、押す表面に当接する楔状の要素を形成するように、密封リング(18)
に向かい合う方向でその下端部に向かって板の厚さを徐々に増加することによっ
て達成される。閉鎖板(16)を密封リング(18)に対して気密状態で押圧す
るための手段の詳細は、後に参照される図7から図9にさらによく示されている
【0030】 図3と図4は、その下部(吸引)位置にある投薬ロッドを示し、そこでは、カ
バー(7)はばねに逆らって押し下げられ、投薬孔(5)は空気流路(11)ま
で移動した。投薬ロッドの平にされた位置(4)の先端部は開口(14)に入り
、片(15)を、片(15)上の粉末が重力によって残余(13)のチャンバの
底部に落下しがちである位置に移動した。投薬孔は、空気流路の傾斜した床の高
さで停止し、薬用量はマウスピースを介して吸引される準備ができている。同時
にカバー(7)に連結される閉鎖板(16)は、誘導長孔の中で、孔(17)が
空気流路(11)の高さまで引き下げられる位置に移動した。孔(17)の直径
は、空気流路が吸引のために解放されるように空気流路(11)の直径に一致す
る。弾性管(19)の波形壁は、押し下げられたカバー(7)の移動にしたがう
ために圧縮された状態にある。吸引は、カバーが押されているあいだに達成され
る。実質的にはすべての吸引された空気が投薬孔を通って流れ、粉末は投薬孔か
ら直接的に空気ストリームの中に放出される。
【0031】 吸引後、カバー(7)は解放され、計量ロッド(3)がばねによって掛けられ
る力で充填位置に戻される。同時に、カバー(7)に連結される閉鎖板(16)
は、誘導長孔の中で閉塞位置まで上方に引っ張られる。弾性管(19)の波形壁
は、ここで押されたカバー(7)の移動にしたがうように拡大される。
【0032】 計量ロッドが充填位置に戻ると、片(15)は残余のチャンバを閉じる。同時
に、空気流路の傾斜した部分に残された粉末の残余は、開口(14)を通って片
(15)の表面まで落下し、計量ロッドのつぎの戻り時には最終的に残余のチャ
ンバの中に落下する傾向がある。
【0033】 図7は、シール(18)に対して閉鎖板(16)をきつく押し付けるための手
段の1つの実施態様を示す。閉鎖板(16)はその上方位置にあり、アクチュエ
ータは解放されている。それぞれの閉鎖板(16)には、密封リング(18)に
向かい合う方向でその下端部に向かって板の厚さを徐々に増加することによって
形成される楔状の要素(20)が備えられる。別の類似した楔状の要素(20)
は、孔(17)上の領域で閉鎖板(16)の上に配置される。楔状の要素(20
)は、空気流路(11)の壁の上に、および容器(1)の壁の上に配列される、
押す表面(21)に当接し、それにより閉鎖板(16)は実質的に防水で弾性シ
ールリング(18)に対してきつく押し付けられる。
【0034】 図8と図9は、シールリング(18)に対して閉鎖板(16)をきつく押し付
けるための手段の別の実施態様を示す。この実施態様では、閉鎖板(16)は2
つの部分的に可撓なブリッジ要素(22)と連結される。該ブリッジ要素は、閉
鎖板(16)から伸張するアクスル(23)上に取り付けられる。押す表面(2
4)は、閉鎖板(16)がその上方位置に戻ると、押す表面(24)によってブ
リッジ要素(22)をわずかにまっすぐにするように配列される。それによって
、閉鎖板(16)は、実質的に防水でシールリング(18)に対してきつく押し
付けられる。
【0035】 それ以外の修正および変化は、以下の請求項に定められるように発明の主題か
ら逸脱することなく開示された実施態様に対して加えることができる。たとえば
、作動手段を押す回数を数えるために、作動手段をカウントするためにカウンタ
を吸引器に取り付けることができるだろう。発明の装置に対してこのような修正
を加えることは、当業者にとって日常的であると見なされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 充填位置にある発明の装置の断面側面図である。
【図2】 図1の装置の断面前面図である。
【図3】 吸引位置にある発明の装置の断面側面図である。
【図4】 図3の装置の断面前面図である。
【図5】 発明の装置の作動手段および閉鎖要素の斜視前面図である。
【図6】 図5の作動手段および閉鎖要素の断面側面図である。
【図7】 第1密封手段のある実施態様の断面側面図である。
【図8】 第1密封手段の別の実施態様の側面図である。
【図9】 図8の構造の前面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月10日(2001.11.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末容器(1)と、空気流路(11)と、計量部材(3)と
    、作動手段(7)と、閉鎖要素(16)とを備え、 空気がマウスピースを介して前記空気流路を通って引かれ、 前記計量部材に投与凹所(5)が設けられており、 当該投与凹所(5)に粉末が充填される充填位置と、当該充填された投与凹所(
    5)が空気流路(11)と連通される吸引位置とのあいだで、前記計量部材(3
    )が可動であり、 前記作動手段(7)が、前記計量部材(3)を前記充填位置と吸引位置とのあい
    だで移動させ、 前記計量部材(3)が前記充填位置にあるときに前記閉鎖要素(16)が実質的
    に防水状態で空気流路(11)を塞ぎ、前記計量部材(3)が前記吸引位置にあ
    るときに前記閉鎖要素(16)が空気流路(11)を開放する粉末吸引器。
  2. 【請求項2】 前記作動手段(7)が前記閉鎖要素(16)と連通または接
    続されてなる請求項1記載の粉末吸引器。
  3. 【請求項3】 前記閉鎖要素(16)による前記空気流路(11)の実質的
    に防水状態の閉塞を保証するための第1の密封手段を備えてなる請求項1または
    2記載の粉末吸引器。
  4. 【請求項4】 前記閉鎖要素(16)が、前記作動手段(7)に接続された
    閉鎖板の形をとってなる請求項1、2または3記載の粉末吸引器。
  5. 【請求項5】 前記閉鎖要素(16)が、前記作動手段(7)に接続された
    1対の閉鎖板の形をとってなる請求項1、2または3記載の粉末吸引器。
  6. 【請求項6】 前記閉鎖板に孔(17)が穿設され、前記閉鎖板が空気流路
    (11)を横切って摺動自在に設けられてなる請求項4または5記載の粉末吸引
    器。
  7. 【請求項7】 前記第1の密封手段が、前記閉鎖要素(16)と空気流路(
    11)の壁部とのあいだに設けられたエラスチックなシール(18)と、当該吸
    引器が作動しないとき前記閉鎖要素(16)を該シール(18)に対して気密状
    態で押圧するための手段とを備えた請求項3、4、5または6記載の粉末吸引器
  8. 【請求項8】 前記前記閉鎖要素(16)を該シール(18)に対して気密
    状態で押圧するための手段が、前記閉鎖板から延び、アクチュエータが静止位置
    に戻ると押圧面(21)と接触することに適合された楔状の要素(20)を備え
    てなる請求項7記載の粉末吸引器。
  9. 【請求項9】 前記計量部材(3)が前記粉末容器(1)の内部に延びてな
    る請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の粉末吸引器。
  10. 【請求項10】 前記計量部材(3)が、投与凹所(5)が設けられた軸方
    向に移動自在のロッドの形をとってなる請求項9記載の粉末吸引器。
  11. 【請求項11】 前記作動手段(7)が押し下げ可能なカバー要素であって
    、前記計量ロッドが該カバー要素と接続されてなる請求項10記載の粉末吸引器
  12. 【請求項12】 前記作動手段(7)と吸引器本体(2)とのあいだを実質
    的に防水状態で密封し、同時に該吸引器本体(2)と関連づけて前記作動手段の
    運動を許すための第2の密封手段(19)を備えてなる請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10または11記載の粉末吸引器。
  13. 【請求項13】 前記第2の密封手段(19)が、波状の壁を備えたエラス
    チックなチューブの形をとってなる請求項12記載の粉末容器。
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