JP2003509148A - 携帯用浴槽シート - Google Patents
携帯用浴槽シートInfo
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K3/00—Baths; Douches; Appurtenances therefor
- A47K3/12—Separate seats or body supports
- A47K3/122—Seats
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
浴槽の側壁に支持され締め付けて保持されるプラットフォーム15であって、その上にシート37、125がスライド可能に乗せられ入浴者の位置を回転可能に調整できるようにされたユニット10を含む軽量で携帯に適したシートユニット10。実施例によってはシートは調整可能な背もたせ128や頭休め142、あるいはビデ装置180を取り付けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は浴槽中で使用される入浴者を支持するシー
トに関する。より詳細には携帯および整理整頓に適した軽量な取り扱い便利なシ
ートに関する。
トに関する。より詳細には携帯および整理整頓に適した軽量な取り扱い便利なシ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】 老齢や不具などのためシャワーや入浴に介助が必要な人が
大勢いる。浴槽やシャワー室の使用に当たってはそうした要介助者は特別誂えの
入浴シートユニットに支持されることが必要となる。そのため介助者や看護婦あ
るいは家族の者は入浴者を浴槽に入れるのにも浴槽から出すのにも多大な重労働
を強いられている。従来からさまざま入浴シートの工夫がされてきたが、みんな
こうした重労働を軽減しようとするものに過ぎなかった。
大勢いる。浴槽やシャワー室の使用に当たってはそうした要介助者は特別誂えの
入浴シートユニットに支持されることが必要となる。そのため介助者や看護婦あ
るいは家族の者は入浴者を浴槽に入れるのにも浴槽から出すのにも多大な重労働
を強いられている。従来からさまざま入浴シートの工夫がされてきたが、みんな
こうした重労働を軽減しようとするものに過ぎなかった。
【0003】
例えば、ある発明は浴槽またはシャワー室に半永久的に構造物を設置するもの
である。しかしこうした半永久的設置は実際的でない。なぜなら例えば要介助者
が旅行するときとか、設置されるべき浴室が狭すぎるとか、さまざまな障害が考
えられる。この種の発明の実例としてはArborgに特許された米国特許第1076
808号、Higginsに特許された米国特許第2052629号、Gilbertに特許さ
れた米国特許第5263207号などがある。
である。しかしこうした半永久的設置は実際的でない。なぜなら例えば要介助者
が旅行するときとか、設置されるべき浴室が狭すぎるとか、さまざまな障害が考
えられる。この種の発明の実例としてはArborgに特許された米国特許第1076
808号、Higginsに特許された米国特許第2052629号、Gilbertに特許さ
れた米国特許第5263207号などがある。
【0004】
他の発明としては、入浴者を浴槽中に支持するベンチ様の面を有する簡単な構
造のものがある。しかしこうしたベンチ様のシートでは、入浴者が自ら体を運ぶ
か他者によって上げ下げしてもらあければならない。入浴者本人が体を動かす機
能を有しないときは、こうした固定的ベンチ様の構造物を浴槽ないしシャワー室
中に設置することは実際的でない。
造のものがある。しかしこうしたベンチ様のシートでは、入浴者が自ら体を運ぶ
か他者によって上げ下げしてもらあければならない。入浴者本人が体を動かす機
能を有しないときは、こうした固定的ベンチ様の構造物を浴槽ないしシャワー室
中に設置することは実際的でない。
【0005】
浴槽中にしつらえた椅子やシートに入浴者を乗せるため、浴槽等の側壁から張
り出す片もち構造の構造物が考案されている。こうした構造物はなるほど入浴初
期段階で入浴者にとって大きな介助となる。しかし一旦そこに座した後、入浴者
は次に浴槽に入らなければならないが、それが大変である。この種の発明の例と
してはSmithに特許された米国特許第4391006号、Maceに特許された米国
特許第4472844号、Hatalaに特許された米国特許第4520505号があ
る。
り出す片もち構造の構造物が考案されている。こうした構造物はなるほど入浴初
期段階で入浴者にとって大きな介助となる。しかし一旦そこに座した後、入浴者
は次に浴槽に入らなければならないが、それが大変である。この種の発明の例と
してはSmithに特許された米国特許第4391006号、Maceに特許された米国
特許第4472844号、Hatalaに特許された米国特許第4520505号があ
る。
【0006】
上記のものに比し、より携帯に適したシート構造物もある。例えばThomasに特
許された米国特許第4359791号は、浴槽で支持される一対の脚と浴槽の外
側にある床に支持される他の一対の脚を備えたスライド可能なシートについて記
載している。しかしその全体構造は浴槽に安定的に固定されるものではなく、ま
た使用中に外れる危険もともなうものである。さらに他の入浴シートについては
例えばDaviesに特許された米国特許第4168549号、Myersに特許された米
国特許第5373591号、Baileyに特許された米国特許第4150445号な
どがある。
許された米国特許第4359791号は、浴槽で支持される一対の脚と浴槽の外
側にある床に支持される他の一対の脚を備えたスライド可能なシートについて記
載している。しかしその全体構造は浴槽に安定的に固定されるものではなく、ま
た使用中に外れる危険もともなうものである。さらに他の入浴シートについては
例えばDaviesに特許された米国特許第4168549号、Myersに特許された米
国特許第5373591号、Baileyに特許された米国特許第4150445号な
どがある。
【0007】
従来技術の携帯用入浴シートに改良を加えた発明としてはWeddendorfに特許さ
れた米国特許第5784728号がある。これは浴槽又はシャワー室の上壁面に
設置するフレームを有するものである。車台をフレームに取り付けて車台で運ば
れる椅子に入浴者が座ったら、この椅子を回転させて車台に乗せて車台を移動さ
せて浴槽またはシャワー室に入れるというものである。ここに開示されたフレー
ムは一対の折り畳み型脚で支持されるが、この脚を浴槽の底に立て、一対の前側
締め付け部が浴槽の外側の側壁に係止する。この発明のシートは従来技術のもの
から一歩改良されているが、シートを運ぶためフレームを使用する点で、またこ
のメインフレームの支持構造が、さらにまた全体の大きさと製造コストの面で携
帯用として不適当であり扱いにくい欠点がある。
れた米国特許第5784728号がある。これは浴槽又はシャワー室の上壁面に
設置するフレームを有するものである。車台をフレームに取り付けて車台で運ば
れる椅子に入浴者が座ったら、この椅子を回転させて車台に乗せて車台を移動さ
せて浴槽またはシャワー室に入れるというものである。ここに開示されたフレー
ムは一対の折り畳み型脚で支持されるが、この脚を浴槽の底に立て、一対の前側
締め付け部が浴槽の外側の側壁に係止する。この発明のシートは従来技術のもの
から一歩改良されているが、シートを運ぶためフレームを使用する点で、またこ
のメインフレームの支持構造が、さらにまた全体の大きさと製造コストの面で携
帯用として不適当であり扱いにくい欠点がある。
【0008】
上述したように現在なお軽量で堅牢、かつ携帯に便利な入浴用の椅子ないしシ
ートであって、簡便に、かつ小形にして運搬でき使わないとき片付けておけ、使
うとき即座に使用できて、浴槽に安定的に設置できるものが要求されている。
ートであって、簡便に、かつ小形にして運搬でき使わないとき片付けておけ、使
うとき即座に使用できて、浴槽に安定的に設置できるものが要求されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明は浴槽またはシャワー室などに使わ
れる軽量な携帯用のシートユニットであって、浴槽の外側壁に座すように設計さ
れた外側部つまり第1端があり、かつ、浴槽の底に立てられる回転可能な脚機構
で支持される内側部つまり第2端があるプラットフォームを有している。このプ
ラットフォームは調整可能な締め付け機構で固定される。この締め付け機構はプ
ラットフォームの下側に折り畳まれた閉じられた姿勢から浴槽の外壁の対向面に
係合する展開した姿勢へと回転できる対向する締め付け部材を有する。この回転
可能な脚機構はプラットフォームの下側に折り畳まれた第1姿勢から、プラット
フォームの内端を支持するように展開した脚の第2姿勢へと運動可能である。脚
をしまった状態と展開した状態のいずれにも保持するロック機構もある。このシ
ートユニットを持ち運ぶため、上記締め付け機構近傍のプラットフォームにハン
ドルが回転可能に取り付けられている。そして持ち運ぶ姿勢からプラットフォー
ムの下側にくる姿勢に移動するときは、締め付け機構の一方の締め付け部材にカ
ム機構が働いて浴槽の側壁をしっかりと確保する。
れる軽量な携帯用のシートユニットであって、浴槽の外側壁に座すように設計さ
れた外側部つまり第1端があり、かつ、浴槽の底に立てられる回転可能な脚機構
で支持される内側部つまり第2端があるプラットフォームを有している。このプ
ラットフォームは調整可能な締め付け機構で固定される。この締め付け機構はプ
ラットフォームの下側に折り畳まれた閉じられた姿勢から浴槽の外壁の対向面に
係合する展開した姿勢へと回転できる対向する締め付け部材を有する。この回転
可能な脚機構はプラットフォームの下側に折り畳まれた第1姿勢から、プラット
フォームの内端を支持するように展開した脚の第2姿勢へと運動可能である。脚
をしまった状態と展開した状態のいずれにも保持するロック機構もある。このシ
ートユニットを持ち運ぶため、上記締め付け機構近傍のプラットフォームにハン
ドルが回転可能に取り付けられている。そして持ち運ぶ姿勢からプラットフォー
ムの下側にくる姿勢に移動するときは、締め付け機構の一方の締め付け部材にカ
ム機構が働いて浴槽の側壁をしっかりと確保する。
【0010】
本発明はさらにプラットフォーム上にローラーベアリングでスライド可能に支
持され、プラットフォームに形成したスロットでガイドされるシートも含む。こ
のシートはスロット内部で回転することができる。入浴者は浴槽の外部でシート
に座し、その後、シートをプラットフォーム上に移動させて浴槽の側壁間に座す
ように位置せしめる。その後シートを回転させてプラットフォームに対する適切
な方向に向け直す。本発明はまた、使用するときのシートの展開姿勢に保持する
ロック機構も備え、シートを支持しているプラットフォームに対してシートが動
かないようにしている。
持され、プラットフォームに形成したスロットでガイドされるシートも含む。こ
のシートはスロット内部で回転することができる。入浴者は浴槽の外部でシート
に座し、その後、シートをプラットフォーム上に移動させて浴槽の側壁間に座す
ように位置せしめる。その後シートを回転させてプラットフォームに対する適切
な方向に向け直す。本発明はまた、使用するときのシートの展開姿勢に保持する
ロック機構も備え、シートを支持しているプラットフォームに対してシートが動
かないようにしている。
【0011】
さらに別の実施例ではシートにビデのような装置を追加している。この第1の
改良型ではベースと背もたせを凹ませてビデ装置を詰め込むようにしている。
改良型ではベースと背もたせを凹ませてビデ装置を詰め込むようにしている。
【0012】
また別の実施例ではトレーがプラットフォームの内端に取り外し自在に取り付
けて浴槽の内壁に配置させている。このトレーは使用中に排水できるように開口
部をあけている。
けて浴槽の内壁に配置させている。このトレーは使用中に排水できるように開口
部をあけている。
【0013】
さらに別の実施例では入浴者がリクライニングシートのように各段階に寝そべ
ることができたり頭を休める部位を備えている。この実施例では背もたせの傾斜
角度を調整できるようにしている。そして使用していないときは背もたせはシー
トの底に折り畳んで仕舞っておく。頭休めは望遠鏡のように背もたせに取り付け
られ入浴者の頭を頭休めに保持する紐を備えていてもいい。シートユニットをさ
らに安定させるため、プラットフォームに係合でき、プラットフォームから伸び
て背もたせの傾斜角度方向に浴槽の端部と係合するブラケットを備えていてもい
い。
ることができたり頭を休める部位を備えている。この実施例では背もたせの傾斜
角度を調整できるようにしている。そして使用していないときは背もたせはシー
トの底に折り畳んで仕舞っておく。頭休めは望遠鏡のように背もたせに取り付け
られ入浴者の頭を頭休めに保持する紐を備えていてもいい。シートユニットをさ
らに安定させるため、プラットフォームに係合でき、プラットフォームから伸び
て背もたせの傾斜角度方向に浴槽の端部と係合するブラケットを備えていてもい
い。
【0014】
格別に軽量で小形の携帯に適した、それでいて使い勝手のいい、大柄の入浴者
でも十分支持できる堅牢性のある入浴シートを提供することが本発明の第1の目
的である。
でも十分支持できる堅牢性のある入浴シートを提供することが本発明の第1の目
的である。
以下、本発明の1実施例を示す図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
浴槽13の外側壁12に取り付ける浴槽用シートユニット10は、図面上、浴
槽の外側壁12によってだけ支持されているように示されているが、浴槽13の
内側壁11に棚が形成されてこれにも支持されている。
槽の外側壁12によってだけ支持されているように示されているが、浴槽13の
内側壁11に棚が形成されてこれにも支持されている。
【0016】
浴槽座ユニット10は、図1および図12に示すように長方形で、外側壁12
に隣接する第1端16と、内側壁11から離してその近傍に配置される第2端1
7とを有するプラットフォーム15を備えている。第1端16は外側壁12の外
側に片持ち梁構成にされる。プラットフォーム15は好ましくは図4に示すよう
に、対向する側壁18、19および前壁20と後壁21で補強されたプラスチッ
クで成型するのがよい。さらに側壁18、19間に張り渡される添え木22と、
この添え木22からプラットフォーム15の第2端17へ伸びる一対の長手方向
の添え木23、24とで補強される。図3、図4に示すように添え木23、24
の反対側はパネル25に接続してハウジング26を形成する。プラットフォーム
15の第1端16は間隔をあけた添え木27、28で底面から補強される。これ
ら添え木27、28は又、後に詳述するが、留め金の役目も受け持っている。添
え木は、添え木27、28と共に対向する側壁29、30で接続されスライドハ
ウジングを形成する。
に隣接する第1端16と、内側壁11から離してその近傍に配置される第2端1
7とを有するプラットフォーム15を備えている。第1端16は外側壁12の外
側に片持ち梁構成にされる。プラットフォーム15は好ましくは図4に示すよう
に、対向する側壁18、19および前壁20と後壁21で補強されたプラスチッ
クで成型するのがよい。さらに側壁18、19間に張り渡される添え木22と、
この添え木22からプラットフォーム15の第2端17へ伸びる一対の長手方向
の添え木23、24とで補強される。図3、図4に示すように添え木23、24
の反対側はパネル25に接続してハウジング26を形成する。プラットフォーム
15の第1端16は間隔をあけた添え木27、28で底面から補強される。これ
ら添え木27、28は又、後に詳述するが、留め金の役目も受け持っている。添
え木は、添え木27、28と共に対向する側壁29、30で接続されスライドハ
ウジングを形成する。
【0017】
図3および図15に示すように、トレー31がプラットフォーム15の第2端
17に取り外し自在に取り付けられ、入浴者が使うであろう石鹸、シャンプー、
クリーム、スポンジなどを置けるようにされている。トレー31の底面に小孔3
2が穿設され排水孔とされる。これら小孔32はプラットフォーム15の側壁2
1に沿って何個でも穿設される。図15〜図17に示すように、このトレー31
は側壁21に形成されるスロット31Bに係合する突起31Aを備える。
17に取り外し自在に取り付けられ、入浴者が使うであろう石鹸、シャンプー、
クリーム、スポンジなどを置けるようにされている。トレー31の底面に小孔3
2が穿設され排水孔とされる。これら小孔32はプラットフォーム15の側壁2
1に沿って何個でも穿設される。図15〜図17に示すように、このトレー31
は側壁21に形成されるスロット31Bに係合する突起31Aを備える。
【0018】
プラットフォーム15には細長い開口部34が穿設される。この細長い開口部
34は、円形開口部35から第1端16方向に図12のA−A線上に伸びて、第
1端16近傍で開口端部36となって終了する。後に詳述するが、細長い開口部
34はプラットフォーム15上にスライド可能に取り付けられるシート37のた
めのガイドとなる。
34は、円形開口部35から第1端16方向に図12のA−A線上に伸びて、第
1端16近傍で開口端部36となって終了する。後に詳述するが、細長い開口部
34はプラットフォーム15上にスライド可能に取り付けられるシート37のた
めのガイドとなる。
【0019】
浴槽13の側壁にプラットフォーム15を安定させるため留め金38がハウジ
ング26近傍に設けられる。この留め金38はプラットフォーム15の前壁20
に接続された添え木27、28と側壁18、19に取り付けられるロッド42、
43の回りに回転可能に取り付けられる一対の対向部材39、40を含む。これ
ら部材39、40は図4に示す閉じられた姿勢から、図1に示される展開した姿
勢へプラットフォーム15の下側に来て、部材39、40の内側が浴槽13の外
側壁12の前面12aに係合する。この姿勢で側壁18、19と添え木27、2
8は浴槽13の外側壁12の上面12bに係合する。留め金の対向部材39、4
0はプラットフォーム15に対して回転可能にされているが、それ以外には動け
ないように固定される。図8に示すように、留め金の対向部材39、40は添え
木27、28に一体成型された摩擦係止部27a,28aによってプラットフォ
ーム15の下面に閉じた姿勢で保持される。
ング26近傍に設けられる。この留め金38はプラットフォーム15の前壁20
に接続された添え木27、28と側壁18、19に取り付けられるロッド42、
43の回りに回転可能に取り付けられる一対の対向部材39、40を含む。これ
ら部材39、40は図4に示す閉じられた姿勢から、図1に示される展開した姿
勢へプラットフォーム15の下側に来て、部材39、40の内側が浴槽13の外
側壁12の前面12aに係合する。この姿勢で側壁18、19と添え木27、2
8は浴槽13の外側壁12の上面12bに係合する。留め金の対向部材39、4
0はプラットフォーム15に対して回転可能にされているが、それ以外には動け
ないように固定される。図8に示すように、留め金の対向部材39、40は添え
木27、28に一体成型された摩擦係止部27a,28aによってプラットフォ
ーム15の下面に閉じた姿勢で保持される。
【0020】
図4及び図8〜図11において、対向方向からの締め付け力を加える中央締め
付け部材44が大略C形をしたスライダ50の対向する側壁47、48に対して
シャフト45、46を軸に回転する。中央締め付け部材44は、調整ネジ52が
ねじ込まれるようにネジ切りされた開口部53のある後壁51を有する。この調
整ネジ52はハウジング29中の空洞部とプラットフォーム15の前壁20中を
前方に伸びる。調整ネジ52は操作つまみ55に接続してあって、この操作つま
み55を回わすことでスライダ50を進退させ、中央締め付け部材44を共に進
退させる。このようにして中央締め付け部材44は前方の対向部材39、40に
対して進退運動してプラットフォーム15を浴槽13の前面に締め付ける。中央
締め付け部材44は、図4に示したプラットフォーム15の下に位置する中央締
め付け部材44の完全に閉じられた姿勢から図1及び図3に示した展開され縦方
向に垂れ下がる姿勢へと回転することができるようにされている。中央締め付け
部材44が展開した姿勢にあるときは調整ネジ52を操作つまみ55をつまんで
調整することにより中央締め付け部材44が浴槽13の前面12cに対して締め
付け、前面12aに対し対向部材39、40が締め付ける。中央締め付け部材4
4は図8に示すように摩擦係止部27aによって閉じられた姿勢で保持される。
付け部材44が大略C形をしたスライダ50の対向する側壁47、48に対して
シャフト45、46を軸に回転する。中央締め付け部材44は、調整ネジ52が
ねじ込まれるようにネジ切りされた開口部53のある後壁51を有する。この調
整ネジ52はハウジング29中の空洞部とプラットフォーム15の前壁20中を
前方に伸びる。調整ネジ52は操作つまみ55に接続してあって、この操作つま
み55を回わすことでスライダ50を進退させ、中央締め付け部材44を共に進
退させる。このようにして中央締め付け部材44は前方の対向部材39、40に
対して進退運動してプラットフォーム15を浴槽13の前面に締め付ける。中央
締め付け部材44は、図4に示したプラットフォーム15の下に位置する中央締
め付け部材44の完全に閉じられた姿勢から図1及び図3に示した展開され縦方
向に垂れ下がる姿勢へと回転することができるようにされている。中央締め付け
部材44が展開した姿勢にあるときは調整ネジ52を操作つまみ55をつまんで
調整することにより中央締め付け部材44が浴槽13の前面12cに対して締め
付け、前面12aに対し対向部材39、40が締め付ける。中央締め付け部材4
4は図8に示すように摩擦係止部27aによって閉じられた姿勢で保持される。
【0021】
浴槽13の側壁にシートを安定的に締め付ける手段であって携帯用の簡易なも
のを提供するため、ハンドル60をカムシャフト61に接続させている。ハンド
ル60は、図8および図14に示す携帯のための展開姿勢から図10に示すよう
な下方に来るロック姿勢へと回転できるように、カムシャフト61のシャフトに
接続された側部材62、63を含む。
のを提供するため、ハンドル60をカムシャフト61に接続させている。ハンド
ル60は、図8および図14に示す携帯のための展開姿勢から図10に示すよう
な下方に来るロック姿勢へと回転できるように、カムシャフト61のシャフトに
接続された側部材62、63を含む。
【0022】
浴槽13の側壁にシートを固定して留め金38の留め作用を確保するため、調
整ネジ52はカムシャフト61に隣接して、それに固定的に確保される鍔65を
設けている。カムシャフト61はハンドル60が図8の展開姿勢から図9に矢印
で示したように図10のしまい込んだ姿勢へと回るとき鍔65に押し付けられる
カム面66を出っ張らせて形成している。カムが鍔65に当たると調整ネジ52
がプラットフォーム15の前面に向けて出てくるからU字形のスライダ50と中
央締め付け部材44を前方向に引っ張り、浴槽13の対向する外側壁12を締め
付ける力が働いてロックする。こうした中央締め付け部材のロック機構は、つま
き55を中央締め付け部材44と外側壁12間にしっかりと固定させるのに使っ
た後、中央締め付け部材44による強固な圧力を可能にする。図11に示すよう
に、ハウジング26内に取り付けられるスライダ50は、C字形のスライダから
ガイドタブ69が伸びる添え木27、28中にスロット68を穿設することによ
って横方向の動きを規制される。
整ネジ52はカムシャフト61に隣接して、それに固定的に確保される鍔65を
設けている。カムシャフト61はハンドル60が図8の展開姿勢から図9に矢印
で示したように図10のしまい込んだ姿勢へと回るとき鍔65に押し付けられる
カム面66を出っ張らせて形成している。カムが鍔65に当たると調整ネジ52
がプラットフォーム15の前面に向けて出てくるからU字形のスライダ50と中
央締め付け部材44を前方向に引っ張り、浴槽13の対向する外側壁12を締め
付ける力が働いてロックする。こうした中央締め付け部材のロック機構は、つま
き55を中央締め付け部材44と外側壁12間にしっかりと固定させるのに使っ
た後、中央締め付け部材44による強固な圧力を可能にする。図11に示すよう
に、ハウジング26内に取り付けられるスライダ50は、C字形のスライダから
ガイドタブ69が伸びる添え木27、28中にスロット68を穿設することによ
って横方向の動きを規制される。
【0023】
シート内部を支持するためプラットフォーム15は一対の脚70、71を有す
る。これら脚70、71はそれぞれその上端72、73をシャフト74に接続さ
れている。脚70、71は浴槽13の内側壁11の内側に間隔をあけて配置され
るようにプラットフォーム15の後端に隣接してプラットフォーム15に取り付
けられる。このため脚70、71はプラットフォーム15の内端を支持するのに
浴槽13の内側壁11に十分な棚スペースがないときでもシートを支持するのに
利用することができる。
る。これら脚70、71はそれぞれその上端72、73をシャフト74に接続さ
れている。脚70、71は浴槽13の内側壁11の内側に間隔をあけて配置され
るようにプラットフォーム15の後端に隣接してプラットフォーム15に取り付
けられる。このため脚70、71はプラットフォーム15の内端を支持するのに
浴槽13の内側壁11に十分な棚スペースがないときでもシートを支持するのに
利用することができる。
【0024】
図3〜図5に示すように、脚70、71のシャフト74はハウジング26の添
え木23、24に穿設した一対の貫通孔75、76中に挿入される。脚70、7
1はシャフト74と一体成型またはそれと個別に形成それに接続される。シャフ
ト74のほぼ中央に開口部77、78を交差させて設け、ハウジング26の前壁
を限定するフランジ81を貫通する止めピン80が受けられるようにしている。
ハンドル60にはハウジング26内に取り付けられるバネ83を付勢する押さえ
82を形成してあり、図3に示しすようにハンドル60は止めピン80がシャフ
ト74の回転を規制するロック位置つまり閉じた姿勢に通常保持している。図3
において、脚70、71は浴槽13の底壁B上に押し当てられてシートを支持す
るように広げられている。底壁の深浅に応じて調節するように脚70、71は浴
槽13面を傷つけないようにパッド86を取り付けたネジ切りした延長部85を
有している。脚70、71を倒してプラットフォーム15にしまうときは止めピ
ン80をバネ83に抗して引き抜き、シャフト74の開口部79にピンが一致す
るように揃え、ピンを外すときは図4に示すようにピンが開口部79に係合して
脚70、71をしまい込んだ姿勢にロックするようにプラットフォーム15の下
側に折り畳むように回転させる。
え木23、24に穿設した一対の貫通孔75、76中に挿入される。脚70、7
1はシャフト74と一体成型またはそれと個別に形成それに接続される。シャフ
ト74のほぼ中央に開口部77、78を交差させて設け、ハウジング26の前壁
を限定するフランジ81を貫通する止めピン80が受けられるようにしている。
ハンドル60にはハウジング26内に取り付けられるバネ83を付勢する押さえ
82を形成してあり、図3に示しすようにハンドル60は止めピン80がシャフ
ト74の回転を規制するロック位置つまり閉じた姿勢に通常保持している。図3
において、脚70、71は浴槽13の底壁B上に押し当てられてシートを支持す
るように広げられている。底壁の深浅に応じて調節するように脚70、71は浴
槽13面を傷つけないようにパッド86を取り付けたネジ切りした延長部85を
有している。脚70、71を倒してプラットフォーム15にしまうときは止めピ
ン80をバネ83に抗して引き抜き、シャフト74の開口部79にピンが一致す
るように揃え、ピンを外すときは図4に示すようにピンが開口部79に係合して
脚70、71をしまい込んだ姿勢にロックするようにプラットフォーム15の下
側に折り畳むように回転させる。
【0025】
上述のように本発明はプラットフォーム15の上面にスライド可能に取り付け
られるシート37を有している。このシート37は多数の排水孔91を穿設した
ベース90を有する。ベース90は平坦な上面または図示のような輪郭の上面を
している。ベース90は後縁に背もたせ92があるように一体成型される。ハン
ドル93がベース90の両側に形成され、シート37を持ち運ぶのにもシート3
7上にくる人を支持するのにも使われる。背もたせ92に穿設された穴は背もた
せを延長させるときその延長部を支持するのに利用される。
られるシート37を有している。このシート37は多数の排水孔91を穿設した
ベース90を有する。ベース90は平坦な上面または図示のような輪郭の上面を
している。ベース90は後縁に背もたせ92があるように一体成型される。ハン
ドル93がベース90の両側に形成され、シート37を持ち運ぶのにもシート3
7上にくる人を支持するのにも使われる。背もたせ92に穿設された穴は背もた
せを延長させるときその延長部を支持するのに利用される。
【0026】
図示のようにシート37はプラットフォーム15に対し回転するようにされて
いる。したがって図1に示すようにシート37は浴槽13の外側壁12の外方に
わずかに張り出すように最も出っ張る姿勢にされる。この位置でシート37はプ
ラットフォーム15に対して回転せずシート37はその上に座す人に使われる。
一度座されればシート37は図2に示す90度回転した位置に来てプラットフォ
ーム15の中央にくる。
いる。したがって図1に示すようにシート37は浴槽13の外側壁12の外方に
わずかに張り出すように最も出っ張る姿勢にされる。この位置でシート37はプ
ラットフォーム15に対して回転せずシート37はその上に座す人に使われる。
一度座されればシート37は図2に示す90度回転した位置に来てプラットフォ
ーム15の中央にくる。
【0027】
図12においてシート37の底は多数の縦横に交差するリブ94、95で補強
されている。シート37の底の中央近傍に締結子を挿入させる穴を穿設した2個
のスタッド96が形成される。シート保持部材100がプラットフォーム15の
裏側に設けられる。この部材100はプラットフォーム15の細長い開口部34
と円形開口部35に挿通して通過してしまわないだけの寸法のフランジ101を
有している。小判形突起102がフランジ101の上面に形成され、プラットフ
ォーム15の細長い開口部34と円形開口部35に挿通する。一対の小孔103
がシート37のベースのスタッド96の穴に対応して穿設され、ネジなどの締結
子がシート保持部材100をスタッド96に結合させ、それによってシート37
をプラットフォーム15に取り付ける。小判形突起102の形状はシート保持部
材100がプラットフォーム15の円形開口部35に位置したときシート37が
自由に回転できるようにするためである。しかしシート37がプラットフォーム
15に沿って外方に移動しなければならないとき、小判形突起102が細長い開
口部34内に嵌合してシート37がプラットフォーム15のA−A線に対して長
手方向にのみ移動するようにするためである。小判形突起102は細長い開口部
34内にある間はシート37の回転を規制し、シート37を使用中その安定性を
確保するのである。
されている。シート37の底の中央近傍に締結子を挿入させる穴を穿設した2個
のスタッド96が形成される。シート保持部材100がプラットフォーム15の
裏側に設けられる。この部材100はプラットフォーム15の細長い開口部34
と円形開口部35に挿通して通過してしまわないだけの寸法のフランジ101を
有している。小判形突起102がフランジ101の上面に形成され、プラットフ
ォーム15の細長い開口部34と円形開口部35に挿通する。一対の小孔103
がシート37のベースのスタッド96の穴に対応して穿設され、ネジなどの締結
子がシート保持部材100をスタッド96に結合させ、それによってシート37
をプラットフォーム15に取り付ける。小判形突起102の形状はシート保持部
材100がプラットフォーム15の円形開口部35に位置したときシート37が
自由に回転できるようにするためである。しかしシート37がプラットフォーム
15に沿って外方に移動しなければならないとき、小判形突起102が細長い開
口部34内に嵌合してシート37がプラットフォーム15のA−A線に対して長
手方向にのみ移動するようにするためである。小判形突起102は細長い開口部
34内にある間はシート37の回転を規制し、シート37を使用中その安定性を
確保するのである。
【0028】
シート37は、シート37の底に形成された補強用のリブ94、95との間に
形成されるソケット112内に入れられるプラスチック製のボールベアリング1
10で支持される。図12では12個のボールベアリングしか描かれていないが
、数と配置は自在に変更可能である。
形成されるソケット112内に入れられるプラスチック製のボールベアリング1
10で支持される。図12では12個のボールベアリングしか描かれていないが
、数と配置は自在に変更可能である。
【0029】
図18に示すようにシート37はまた、プラットフォーム15に対して調整さ
れた位置にシート37を保持するため摩擦ブレーキを有していてもよい。この摩
擦ブレーキは図面上114の符号で表したが、シート37のベースの側部を貫通
する穴中に挿通される枢軸棒116の両端に取り付けられたシート37のベース
の両側に一対のハンドル115を取り付けている。枢軸棒116の中央部は11
7でほぼU字形に形成され、プラットフォーム15の上面に係合するゴム製の摩
擦ブレーキパッドが設けられたプラスチック製ブロック118を貫通して伸びて
いる。このブレーキはシート37のベースに伸びるバネ120の影響下に常時適
合されている。バネはU字形のエレメントの中央部を下方に常時付勢し、ブレー
キがプラットフォーム15の上面に適合するようにしている。ブレーキを解除す
るにはハンドルを上方に回転させることでブレーキロッド116をバネに抗して
上方へ回転させてブレーキパッドを支持しているプラスチック製ブロックを持ち
上げる。ハンドル115を解除するとブレーキが自動的に作動してシートがベー
スに対してそれ以上移動しないようにする。
れた位置にシート37を保持するため摩擦ブレーキを有していてもよい。この摩
擦ブレーキは図面上114の符号で表したが、シート37のベースの側部を貫通
する穴中に挿通される枢軸棒116の両端に取り付けられたシート37のベース
の両側に一対のハンドル115を取り付けている。枢軸棒116の中央部は11
7でほぼU字形に形成され、プラットフォーム15の上面に係合するゴム製の摩
擦ブレーキパッドが設けられたプラスチック製ブロック118を貫通して伸びて
いる。このブレーキはシート37のベースに伸びるバネ120の影響下に常時適
合されている。バネはU字形のエレメントの中央部を下方に常時付勢し、ブレー
キがプラットフォーム15の上面に適合するようにしている。ブレーキを解除す
るにはハンドルを上方に回転させることでブレーキロッド116をバネに抗して
上方へ回転させてブレーキパッドを支持しているプラスチック製ブロックを持ち
上げる。ハンドル115を解除するとブレーキが自動的に作動してシートがベー
スに対してそれ以上移動しないようにする。
【0030】
図19から図21では本発明のプラットフォーム15を使う別の実施例を示し
ている。この実施例はシートの使用中積極的に背中と頭を支持されなければなら
ない障害者のために特に工夫したものである。プラットフォーム15、締め付け
機構および支持する脚の構造は前述したものと同様である。しかし変更されたシ
ート125は前述したようにローラーベアリング上に乗せられるベース126と
を含む。前述の実施例同様、ハンドル115で操作されるブレーキ機構が図19
に示すように調整した位置にシートを確保するため設けられている。シート12
5はベース126の後部に回転可能に取り付けられる側部129、130がある
フレーム状のブラケット128を有する。側部材129、130は折り畳み可能
な中央のジョイント部133、134で回転可能にされた筋交い131、132
で支持されている。各々の筋交いの部分間の回転運動を規制するため回転止め1
35がジョイント部133、134に設けられる。図示のように筋交い機構は折
り畳み可能で、仕舞うときはブラケット128がベース126とほぼ平行にされ
、使うときはブラケット128が持ち上げられて即座に使えるようにしている。
ブラケットは側部材129、130と一体に形成される上部の水平部材138を
有する。この水平部材138は中央部にスロット140を穿設いている。頭休め
142がこのスロット140に挿入されてその下端は側部材129、130をつ
なぐ横架144に乗せられる。頭休め142は背もたせから伸びた格好で入浴者
の頭をしっかりと固定させる。頭休め142はネジ143でロックされる。さら
に入浴者の頭は紐145、146で頭を固定される。
ている。この実施例はシートの使用中積極的に背中と頭を支持されなければなら
ない障害者のために特に工夫したものである。プラットフォーム15、締め付け
機構および支持する脚の構造は前述したものと同様である。しかし変更されたシ
ート125は前述したようにローラーベアリング上に乗せられるベース126と
を含む。前述の実施例同様、ハンドル115で操作されるブレーキ機構が図19
に示すように調整した位置にシートを確保するため設けられている。シート12
5はベース126の後部に回転可能に取り付けられる側部129、130がある
フレーム状のブラケット128を有する。側部材129、130は折り畳み可能
な中央のジョイント部133、134で回転可能にされた筋交い131、132
で支持されている。各々の筋交いの部分間の回転運動を規制するため回転止め1
35がジョイント部133、134に設けられる。図示のように筋交い機構は折
り畳み可能で、仕舞うときはブラケット128がベース126とほぼ平行にされ
、使うときはブラケット128が持ち上げられて即座に使えるようにしている。
ブラケットは側部材129、130と一体に形成される上部の水平部材138を
有する。この水平部材138は中央部にスロット140を穿設いている。頭休め
142がこのスロット140に挿入されてその下端は側部材129、130をつ
なぐ横架144に乗せられる。頭休め142は背もたせから伸びた格好で入浴者
の頭をしっかりと固定させる。頭休め142はネジ143でロックされる。さら
に入浴者の頭は紐145、146で頭を固定される。
【0031】
本発明の別の実施例はリクライニングシートを備えるものである。図20に示
すように側部材129、130は複数個の穴150、152を穿設している。図
20に鎖線で示したように背もたせを調整できるようにこうした穴を何個でも穿
設できる。そしてピン154を適当な穴に挿入して傾斜角度を固定する。
すように側部材129、130は複数個の穴150、152を穿設している。図
20に鎖線で示したように背もたせを調整できるようにこうした穴を何個でも穿
設できる。そしてピン154を適当な穴に挿入して傾斜角度を固定する。
【0032】
図19および図20の実施例のシートに横方向の支持を与えるため、さらに図
21に示したような支持ブラケット160を追加することもできる。このブラケ
ット160は、プラットフォーム15の第2端17にスライド可能に係合する一
対の対向する締め付け部材161、162を有する。ブラケット160は又、プ
ラットフォーム15の側壁から外方に伸びて浴槽13の端壁12dに係合する片
持ち部164を有する。こうすれば図20に示すように、背もたせ128は傾斜
すると、より大きな体重がプラットフォーム15から外方に移動する。したがっ
て支持ブラケット160はプラットフォーム15とシート37を安定させる。
21に示したような支持ブラケット160を追加することもできる。このブラケ
ット160は、プラットフォーム15の第2端17にスライド可能に係合する一
対の対向する締め付け部材161、162を有する。ブラケット160は又、プ
ラットフォーム15の側壁から外方に伸びて浴槽13の端壁12dに係合する片
持ち部164を有する。こうすれば図20に示すように、背もたせ128は傾斜
すると、より大きな体重がプラットフォーム15から外方に移動する。したがっ
て支持ブラケット160はプラットフォーム15とシート37を安定させる。
【0033】
図22から図25はさらに別の実施例を示す。この実施例ではシート171の
ベースは多数の排水口172と凹み174が形成されている。また、ブラケット
175も設けられる。シートのベースにある凹み174と一致して並べた位置に
別の凹み176もブラケット中に形成される。その他の点では前述の本発明の構
成と同様である。この実施例ではビデ様の洗浄装置がシートのベース付近から水
を供給する追加的装置として取り込んでいる。ビデ装置180は取入口182か
らバルブ181経由でL字形の管つまりスプレヤー185に水が供給される。ス
プレヤ185は伸びて背もたせ中の凹みに押し込んで固定され、こうしてシート
のベース面とほぼ同一平面にされる。ビデ様装置は水を出す複数個の開口部18
6を有する。シート上にこの洗浄装置を保持するため垂れ188がシートの後部
に係合するように設けられる。
ベースは多数の排水口172と凹み174が形成されている。また、ブラケット
175も設けられる。シートのベースにある凹み174と一致して並べた位置に
別の凹み176もブラケット中に形成される。その他の点では前述の本発明の構
成と同様である。この実施例ではビデ様の洗浄装置がシートのベース付近から水
を供給する追加的装置として取り込んでいる。ビデ装置180は取入口182か
らバルブ181経由でL字形の管つまりスプレヤー185に水が供給される。ス
プレヤ185は伸びて背もたせ中の凹みに押し込んで固定され、こうしてシート
のベース面とほぼ同一平面にされる。ビデ様装置は水を出す複数個の開口部18
6を有する。シート上にこの洗浄装置を保持するため垂れ188がシートの後部
に係合するように設けられる。
【0034】
図14において、本発明のシートは容易に携帯できる。シート37、125、
170を携帯するにはシートをプラットフォーム15の中央部に配置する。ブレ
ーキ機構はシート内にロックされた状態で保持される。機70、71などの脚機
構はロックピン80を解除することによって回転させ、次にプラットフォーム1
5の下側にくるようにする。次にロックピン80を解除して脚を閉じた状態でロ
ックする。そうしたらハンドル60を外方へ回転して締め付け部材39、40、
44を閉じた姿勢に回転させプラットフォーム15の前端部の下側に位置させる
。
170を携帯するにはシートをプラットフォーム15の中央部に配置する。ブレ
ーキ機構はシート内にロックされた状態で保持される。機70、71などの脚機
構はロックピン80を解除することによって回転させ、次にプラットフォーム1
5の下側にくるようにする。次にロックピン80を解除して脚を閉じた状態でロ
ックする。そうしたらハンドル60を外方へ回転して締め付け部材39、40、
44を閉じた姿勢に回転させプラットフォーム15の前端部の下側に位置させる
。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浴槽の外側壁に取り付けた本発明の携帯用入浴シートの斜視図で
ある。
ある。
【図2】 図1に示したシートの部分斜視図で、プラットフォームから別の
向きに回転させたところを示す。
向きに回転させたところを示す。
【図3】 図1のa−a線における断面図である。
【図4】 図1のシートの底面図である。
【図5】 図3のC−C線における部分断面図である。
【図6】 図3のD−D線における部分断面図である。
【図7】 図3のE−E線における部分断面図である。
【図7A】 図4のB−B線における部分断面図である。
【図8】 本発明の締め付け機構の部分拡大底面図である。
【図9】 図8のX−X線における部分断面図である。
【図10】 図8のY−Y線における部分断面図である。
【図11】 図8のZ−Z線における部分断面図である。
【図12】 図1のシートの1部分の斜視図である。
【図13】 図2のI−I線における部分拡大断面図で、シートを支持する
ローラーベアリングを示す。
ローラーベアリングを示す。
【図14】 本発明のシートの折り畳んで携帯用の姿勢にしたところを示す
。
。
【図15】 取り外し可能なトレーを示す本発明1実施例の平面図である。
【図16】 図15のF−F線における側面図である。
【図17】 図15のG−G線における側面図である。
【図18】 本発明のオプショナルに取り付け可能なシートブレーキ機構を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図19】 本発明の別の実施例のシートの斜視図である。
【図20】 図19に示した実施例の部分断面側面図である。
【図21】 図19に示した実施例に使われる補強ブラケットの斜視図であ
る。
る。
【図22】 本発明の別の実施例におけるビデ様の追加装置の平面図である
。
。
【図23】 図22のビデ様装置の正面図である。
【図24】 図22のH−H線における断面図である。
【図25】 図22のシートから抜き取ったビデ様装置の側面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A
M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY
,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,
DM,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,G
M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE
,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,
LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,M
W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD
,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,
TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z
W
(72)発明者 ヘルメス、ゲイリー ジュニア
アメリカ合衆国、35175 アリゾナ州、ユ
ニオン グローブ、ピーオーボックス
336
Fターム(参考) 2D032 DA07 DA08 DA09
4C094 AA01 BC25 CC02 CC09 CC13
GG02 GG07 GG14
Claims (21)
- 【請求項1】 棚、内側壁、及び底壁から区別される外壁を有する浴槽に使
用される携帯用浴槽シートであって、 第1端と第2端を有するプラットフォームと、 該プラットフォームの上記第1端近傍の浴槽の外側壁の対向面に締め付けるよ
うに係合するようにされた上記プラットフォームの下面に回転可能に取り付けら
れる締め付け手段と、 上記プラットフォームにほぼ垂直に展開する第2姿勢にプラットフォームの下
側にプラットフォームと平行にプラットフォームの下面に回転可能に取り付けら
れる脚と、 上記脚に上記第1姿勢と第2姿勢とを選択可能に設置されるロック手段と、 シートと、 該シートが上記プラットフォームの第1端近傍の第1姿勢からプラットフォー
ムの第2端方向へ間隔をあけて第2姿勢へと移動するようにプラットフォームの
上面に対して上記シートを取り付ける取り付け手段と、 を有することを特徴とする携帯用浴槽シート。 - 【請求項2】 プラットフォームの上記第1端近傍から中央部まで伸びる
プラットフォーム中の細長いスロットを含む上記プラットフォームに上記シート
を取り付ける手段と、 上記開口部内で回転可能な寸法にされ上記スロット内では回転不可能な寸法に
されているため上記ロック部材が上記開口部内にあるとき上記シートが回転可能
だが、上記ロック部材が上記スロット内にあるように該シートが移動すると回転
不可能になるように上記スロットを貫通するロック部材と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項3】 上記ロック部材は、上記スロット内にスライド可能に受け止
められるが該スロットに対し回転不可能なスライドにされ、そこから上方に伸び
る長方形のシャフトを有する拡大頭部を備えたスライドブロックを有し、上記頭
部は上記プラットフォームの開口部を通過する上記ロック部材の通過を阻止する
寸法にされていることを特徴とする請求項2に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項4】 上記脚は中央のシャフトに接続された第1の脚と第2の脚と
、該脚が上記第1姿勢と第2姿勢にあるとき上記ロック手段を受ける上記シャフ
トに穿設された一対の貫通孔とを有することを特徴とする請求項1に記載の携帯
用浴槽シート。 - 【請求項5】 浴槽の底壁に立つようにされた上記第1脚と第2脚の高さを
選択的に調整する上記第1脚と第2脚のそれぞれに取り付けられる垂直方向の調
整手段を有することを特徴とする請求項4に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項6】 上記締め付け手段が、浴槽の外側壁の外面に係合するように
され、かつ、プラットフォームに平行にその下側に閉じる第1姿勢から同プラッ
トフォームに垂直な第2姿勢へと回転可能にされた少なくとも1個の外側の締め
付け部材と、浴槽の外壁の内面に選択的に係合するようにされ、プラットフォー
ムに平行にその下側に閉じる第1姿勢から同プラットフォームに垂直な第2姿勢
へと回転可能にされた1個の内側の締め付け部材と、浴槽の外壁の対向面に締め
付けるように係合させるように上記締め付け部材間の間隔を調整する調整手段と
、を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項7】 一対の間隔をあけられた外側の締め付け部材であって、それ
ぞれがプラットフォームに平行にその下側に閉じる第1姿勢から同プラットフォ
ームに垂直な展開する第2姿勢へと回転可能にされていることを特徴とする請求
項6に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項8】 プラットフォームの第1端近傍に回転可能に取り付けられる
ハンドルであってプラットフォームの下側の第1姿勢から同プラットフォームと
平行に外方に伸びる第2姿勢へ回転するものを含むことを特徴とする請求項6に
記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項9】 上記内側の締め付け部材と外側の締め付け部材間の間隔の調
整手段が、上記プラットフォームの下面にスライド可能に取り付けられるスライ
ダと、該スライダにしっかりと係合し上記ハウジングの前面から調整つまみまで
伸びる調整ネジと、上記スライダによって回転して運ばれる上記 を有することを特徴とする請求項8に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項10】 上記調整ネジがせりもち台と、該せりもち台に回転可能に
係合するカムと、該カムに接続するハンドルとを有し、ハンドルを回転させて上
記第2姿勢から第1姿勢へと、上記カムが上記せりもち台と係合して上記調整ネ
ジに作動し上記内側の締め付け部材が少なくとも1個の外側の締め付け部材に向
かわせるようにしてあることを特徴とする請求項9に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項11】 上記プラットフォームに係合する手段を有する支持ブラケ
ットであって、浴槽の側壁に係合するようにされたプラットフォームから外方に
伸びる部分を有するものを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項12】 上記支持ブラケットが上記プラットフォームを間にしてス
ライド可能に係合する一対の対向する締め付け部材と浴槽の側壁に係合する片持
ちブロックとを有することを特徴とする請求項11に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項13】 上記シートが、背もたせと、上記プラットフォームに対し
て外方に傾斜させるように該背もたせを調整する手段とを有し、該背もたせがプ
ラットフォームとほぼ平行な第1姿勢から、起き上がった第2姿勢へと移動可能
にされていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項14】 上記背もたせに調整可能に取り付けられる頭休めと、該頭
休めに頭を保持するようにされた手段とを有することを特徴とする請求項13に
記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項15】 上記プラットフォームに係合する手段を有する支持ブラケ
ットであって、浴槽の側壁に係合するようにされたプラットフォームから外方に
伸びる部分を有するものを特徴とする請求項14に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項16】 上記プラットフォームの第2端近傍に接続するようにされ
たトレーと、該トレーをプラットフォームの上記第2端に取り外し可能に接続す
る手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項17】 プラットフォームに対しブレーキ手段が動かないように阻
止する該プラットフォームに常時係合されるブレーキ手段と、プラットフォーム
に対する上記シートの動きを許容するため該ブレーキ手段を解除する手段とを有
することを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項18】 上記ベアリング手段が上記シートの下面から伸びる多数の
ソケットと、上記プラットフォームの上面に係合する該ソケット各々内に取り付
けられるローラーベアリングとを有することを特徴とする請求項1に記載の携帯
用浴槽シート。 - 【請求項19】 ビデ装置と該ビデ装置を上記シートに取り付ける手段とを
有することを特徴とする請求項1に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項20】 上記シートがベースと背もたせとを有し、該ベースに凹み
を、また該背もたせに凹みを設け、上記ビデ装置を該凹み内に設置したことを特
徴とする請求項19に記載の携帯用浴槽シート。 - 【請求項21】 上記ビデ装置が給水手段と、該給水手段に接続されたバル
ブ手段と、該バルブ手段から伸び多数の開口部を有するスプレイ部材とを有する
ことを特徴とする請求項19に記載の携帯用浴槽シート。
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