JP2003507804A - 動き補償されたブロックベースの圧縮デジタルビデオの可変複雑性デコーディングの方法と装置 - Google Patents

動き補償されたブロックベースの圧縮デジタルビデオの可変複雑性デコーディングの方法と装置

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JP2003507804A
JP2003507804A JP2001517810A JP2001517810A JP2003507804A JP 2003507804 A JP2003507804 A JP 2003507804A JP 2001517810 A JP2001517810 A JP 2001517810A JP 2001517810 A JP2001517810 A JP 2001517810A JP 2003507804 A JP2003507804 A JP 2003507804A
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    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロックベースの動き補償ビデオデコーダにおける逆離散コサイン変換(IDCT)を演算する方法および装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 演算上の複雑性は入力ブロックからのシンタクスキューに依存しており、結果としての全体的な複雑性は、平均的に著しく軽減されるようになっている。この方法および装置は、一般的な符号化されたビデオデータの統計に基づくpruned IDCTアルゴリズム510のセットを選択する手段を提供する。入力IDCTブロック507の分類は、複元(伸長)および逆量子化の副次的結果として得られる最後の非ゼロ係数を用いる。最後の非ゼロ係数から対応する分離可能な一次元IDCTアルゴリズムのセットへのマッピング508は、メモリの要求条件やマッピングの複雑性やpruned IDCTの複雑性の二律背反性を注意深く考慮して、効率的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロックベースで圧縮されたデジタルビデオのビットストリームを
デコード(復号化)する際に用いられる逆変換の入力依存型演算(input-depende
nt computation of inverse transformations)に関する。今世紀後半の情報理論
の発達により、低帯域チャンネルでデジタルフォーマットでの画像とビデオデー
タの伝送が可能になってきた。情報理論は、デジタルビデオを、オリジナルデー
タから歪みの形での多少の犠牲を伴いながらも、圧縮ビットストリームのサイズ
がオリジナルのものより大幅に小さくなるように、系統的に圧縮することを可能
にした。あらゆるデコーダが圧縮ビットストリームからビデオフレームを再構築
できるようにするために、ビットストリームのフォーマットをデコーダに分から
せなければならない。標準規格は、ビットストリームが様々なデコーダによって
正しくデコード(復号化)されることを確実にするための一つの方法である。MP
EG-1、MPEG-2、MPEG-4、H.261およびH.263のような最も知られたデジタルビデオ
圧縮の標準規格では、ハイブリッド動き補償ブロックベースのビデオコーディン
グ(hybrid motion-compensated block-based video coding)と呼ばれる圧縮スキ
ームが用いられている。
【0002】 上記の標準規格のためにデコーダが行う方法は、以下のように要約できる。ビ
デオの1フレームは、通常8×8画素サイズのブロックと呼ばれるより小さなユ
ニットに分解される。特定の時間でエンコード(符号化)されたビデオの各フレ
ームに対し、データの各ブロックは、ビットストリームからデコードされた動き
ベクトルと前にデコードされたビデオフレームとを用いる動き補償を介して、現
在のブロックの予測を見出すことによってデコードされる。次に、現在のブロッ
クに対応する圧縮されたデータの一部を復元(伸長)するとともに逆量子化する
ことによって変換係数が求められる。次のタスクは、当該ブロックの画素の度合
いのレベルを表す係数を得るために、逆変換の演算することを含む。結果として
生じたブロックは、最初のステップにおいて予測されたブロックに戻って加算さ
れ(added back)、新たに再構築されたブロックになる。上述したすべての標準規
格において、離散コサイン変換(DCT: Discrete Cosine Transform) とその逆のI
DCTが変換係数を得るとともに逆にするために用いられる。この変換が用いられ
るのは、効果的なハードウェアでの実行可能性を有するとともに優れた圧縮性能
を提供するからである。また、ニ次元IDCTは分離可能な変換である。すなわち、
二次元IDCTは、すべての行(行方向IDCT/row-size IDCT)とすべての列(列方向ID
CT/column-wise IDCT)あるいはそれとあべこべに適用される一次元IDCT演算に
よって、繰り返し実行することができる。これは、変換を実行するのに用いられ
るプログラムの複雑性およびサイズを減少させる。
【0003】 デコーダにとって、IDCTは、エンコーダとデコーダ間のドリフトを避けるため
の正確な性能を要求する不可欠な要素である。これは、ビデオコーディングの予
測する特性の結果である。変換はすべてのコード化されたブロックで行われなく
てはならずしかもかなりの量の数学的演算を含むので、これはビデオコーディン
グシステムにおける主要な演算上の重要なタスクの1つとして考えられている。
効率的な方法でDCTとIDCTを演算するいくつかのアプローチがある。これらの技
術は、冗長な演算を除くために、変換の三角法特性を有効に利用している。それ
らの目標は、入力内容に関係なく、複雑性を最小限にすることである。例えば、
それらは、すべてのDCT係数はゼロではないと仮定している。また、入力依存の
複雑性を有するアルゴリズムも知られている。入力依存は、DCT係数の入力ブロ
ックの分類を行うとともに、当該ブロックの分類に基づいてIDCTに必要な異なる
演算を適用することで達成される。例えば、ブロックにおけるDCT係数のすべて
がゼロである場合、当該ブロックは「すべてゼロのブロック(all-zero block)」
に分類され(classified)、(0,0)番目のDCT係数が非ゼロ時は「DC-only」ブロ
ックに分類され、低い4×4DCT周波数成分の16の係数だけが非ゼロ時は「4
×4-DCT」ブロックに分類され、さらにそれら以外の場合は「8×8-DCT」ブロ
ックに分類される。これらの方法は、IDCTを実行する前にDCT係数のブロックを
分類するために、デコードされたビットストリームからの情報を使用せずに、む
しろすべての係数の値を直接テストしている。これは、ある場合には非常に非効
率的である。
【0004】 複雑性が軽減された高速ビデオデコードを行う十分な方法がないことから、ブ
ロックベースのビデオデコーダの性能を改善する方法および装置が必要とされて
おり、それは、逆DCT変換の実行の複雑性を軽減するために、デコードされたビ
ットストリームの特性を有効に利用することができる。この変換は、デコーダで
最も一般的に行なわれている演算である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、様々な複雑なやり方でブロックベースの動き補償デジタルビデオデ
コーダ用のIDCT演算するための方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的のために、本発明は、一実施例において、複雑性が軽減されたIDCTア
ルゴリズム(以下、「pruned IDCTアルゴリズム」とする)のセットを定義する
ステップと、どのpruned IDCTアルゴリズムが適しているかを判定するためにシ
ンタクスキュー("syntax cues")を使用するステップとを含む方法を提供する。
このシンタクスキューは、複元(伸長)工程の間に圧縮されたビットストリーム
から抽出されたジグザグスキャンオーダーにおける最後の非ゼロ係数(the last
non-zero coefficient")を定義するビットストリームエレメントを含む。一次元
pruned IDCTのセットは、ジグザグスキャンオーダーにおける最後の64−Mの
部分(64のうちのM番目以降の部分)の係数(Mは1〜Nの範囲)はすべてゼ
ロであるとの仮定に基づいて定義される。パラメータPは、時間のP%において
最後の非ゼロ係数の位置はN以下であるという関係によってNの値を決める。最
後の非ゼロ係数から分離可能な一次元pruned IDCTのセットへのマッピングは、
本発明の方法の実施例における関数のルックアップテーブルによって効率的に行
われる。他の方法では、このマッピングは、装置の実施例用のインタラプトベー
ス(interrupt-based)のサブルーチンによって実行される。
【0007】 また、上記目的のために、本発明の一実施例では、多数の非ゼロ係数と、ビデ
オ圧縮標準シンタクスキューに基づく関連する関数のマッピング方法とを用いる
ことによって逆離散コサイン変換を演算する方法が提供される。この方法は、逆
離散コサイン変換用の複雑性が軽減された実行候補(reduced complexity implem
entation candidates)のセットを生成するステップと、ビデオ圧縮標準シンタッ
クスキューを用いて逆離散コサイン変換用の非ゼロ係数の数を求めるステップと
、前記非ゼロ係数の数を対応する複雑性が軽減された実行候補逆変換(correspon
ding reduced complexity implementation candidate inverse transformation)
にマッピングするステップと、を有する。
【0008】 また、この実施例では、最後の非ゼロ係数のインデックスの統計が収集され、
所定のパーセント値のセットから所定の値Nが選択される。所定のオーダーにお
ける64−Mの部分(64のうちのM番目以降の部分)の係数がMのためにゼロ
であるという所定の仮定に基づいて(ここで、Mは1〜Nの範囲)、各所定の値
Nに対して必要な一次元pruned IDCTのセットが生成される。
【0009】 さらに、この実施例では、圧縮ビットストリームからのブロックの変換係数が
デコードされ、所定のスキャンオーダー(走査順序)に対する前記ブロック内で
の最後の非ゼロ変換係数の位置を判定する。
【0010】 さらに、この実施例では、前記最後の非ゼロ変換係数のインデックスを対応す
るpruned IDCTのセットにマッピングする効率的なルックアップテーブルが生成
される。マッピングは、前記効率的なルックアップテーブルを用いて前記最後の
非ゼロDCTインデックスから対応するpruned IDCTのセットに対して行われる。
【0011】 本発明の他の実施例では、多数の非ゼロ係数とビデオ圧縮標準シンタクスキュ
ーに基づく関連する関数のマッピング方法とを用いることによって、逆離散コサ
イン変換を演算する装置が提供される。この装置は、逆離散コサイン変換用の複
雑性が軽減された実行候補のセットを生成する手段を有する。また、シンタクス
キューを用いて前記逆離散コサイン変換用の非ゼロ係数の数を求める手段が設け
られる。さらに、前記非ゼロ係数の数を対応する複雑性が軽減された実行候補逆
変換にマッピングする手段が設けられる。
【0012】 この実施例では、さらに、最後の非ゼロ係数のインデックスの統計を収集する
とともに、所定のパーセント値のセットから所定の値Nを選択する手段が設けら
れる。また、所定のオーダー(順序)における64−Mの部分(64のうちのM
番目以降の部分)の係数がMのためにゼロであるという所定の仮定に基づいて(
ここで、Mは1からNの範囲)、各所定の値Nに対して必要な一次元pruned IDC
Tのセットを生成する手段が設けられる。
【0013】 また、この実施例では、圧縮ビットストリームからの特定のブロックの変換係
数をデコードする手段が設けられる。さらに、所定のスキャンオーダー(走査順
序)に対する前記ブロック内での最後の非ゼロ変換係数の位置を判定する手段が
設けられる。
【0014】 さらに、この実施例では、前記最後の非ゼロ変換係数のインデックスを対応す
るpruned IDCTのセットにマッピングする効率的なルックアップテーブルを生成
する手段が設けられる。また、前記効率的なルックアップテーブルを用いて、前
記最後の非ゼロDCTインデックスから対応するpruned IDCTのセットにマッピング
する手段がさらに設けられる。
【0015】 従って、本発明の利点は、高速ビデオデコーディングを行う装置および方法を
提供する点にある。
【0016】 本発明の他の利点は、複雑性が軽減された高速ビデオデコーディングを行う装
置および方法を提供する点にある。
【0017】 本発明のさらに他の利点は、ブロックベースの動き補償デジタルビデオデコー
ダ用のIDCTを可変な複雑なやり方で(in a variably complex manner)演算する装
置および方法を提供する点にある。
【0018】 本発明の他の特徴および利点は、現時点において好適と思われる実施例および
図面に記載されており、それらから明らかになるであろう。
【0019】 [発明の詳細な説明] 本発明は、図1ないし図6を参照して、より十分に説明される。なお、本発明
は、以下に詳細に記載されている例に加えて、あらゆる高速実行に基づくいかな
る線形変換にも適用できることに留意されたい。
【0020】 図1には、高速IDCTのフローダイアグラムの例100が示されており、入力1
01としてDCT係数のベクトルを取り込み、逆変換ベクトル102を出力する。
この特定の例において、有理の乗算(rational multiplications)が演算103、
104、105、106に必要である。ここで、"C4" は定数1/√2を乗ず
る掛け算を表し、"Rot Q" は、入力X及びYを角度Qだけ回転して、以下のような
新しいXおよびYの表現を作り出すことを示している。
【0021】 x = Xcos (Q) + Ysin(Q), y = −Xsin(Q) + Ycos (Q)
【0022】 もし入力ベクトルのあるポイントがゼロであれば、次にこれらのゼロ入力にの
み専ら適用される演算は省略できる。例えば、もしX1とX7が共にゼロであれ
ば、演算104の出力はゼロであることから、演算104は必要でないことにな
る。従って、ゼロ入力であるポイントがわかれば、IDCTアルゴリズムから余分な
ものを取り除き、縮小されたアルゴリズムとすることができる。サイズ8の入力
ベクトルのゼロおよび非ゼロの入力ポイントすべての組合せに対し、256のpr
uned IDCTアルゴリズムを引き出すことが可能である。理想的には、どのpruned
IDCTが適用されるべきなのか見出すために、入力ベクトルがテストされる。たと
えこれがメモリ要求条件(memory requirements)の点において最小のIDCTの複雑
性を保証したとしても、256のpruned IDCTアルゴリズムのすべてをメモリに
含めることが必要となる。これはメモリのアクセス時間を増加させ、結局は全体
の演算時間を増加させることになるであろう。
【0023】 本発明は、上述したメモリ要求条件に取り組むものである。このメモリの制限
にもかかわらず、IDCT複雑性の軽減は、ニ次元ブロックのDCT係数の統計を考慮
に入れることで、最大にすることができる。これらの統計は、頻繁に使用される
pruned IDCTアルゴリズムの部分集合(subset)を選択するために、行または列の
一次元ベクトルの統計の代りに用いられる。これはメモリ割り当てコストとアク
セス時間を減少させる。それに加えて、高速テスト方法が、特定のブロックに対
してどのpruned IDCT のアルゴリズムが使用されるかを決めるための分類(class
ification)において用いられる。また、本発明は、ジグザグスキャンに基づいて
エンコードされたビットストリームからのシンタクスキュー(syntax cues)も使
用する。
【0024】 図2では、8×8ブロック200が示されており、この8×8ブロックの各位
置にある数字は、ブロックがスキャンされる順序を表している。ジグザグスキャ
ンは、より良く圧縮処理するために、ニ次元DCTブロックを一次元DCTベクトルに
変換する。ジグザグスキャン後、非ゼロDCT係数が最初は密に、そしてスキャン
の最後ではまばら(sparse)になる傾向があり、それが効率的な圧縮を助ける。本
発明は、ジグザグスキャンにおける最後の非ゼロDCT係数に関する情報の利点を
取り入れており、それは復元(伸長)処理から常に得られるパラメータである。
【0025】 特に本発明は、時間のP%において最後の非ゼロ係数がゼロからNの間の位置で
起きるように、最後の非ゼロ係数の位置である対応するNを見つける。次に、ジ
グザグオーダーにおいて最初のMの部分の係数がM=1、2、Nのために非ゼロで
ある場合に、pruned IDCTアルゴリズムのセットが指定される。ジグザグオーダ
ーにおける非ゼロの範囲をニ次元ブロックにおける対応する領域に変換し直すこ
とで、分離可能な一次元pruned IDCTアルゴリズムのセットがMの各値に対して
決められる。もし最後の非ゼロの位置がNより大きければ、すべての64のDCT係
数は非ゼロであると仮定され、IDCTの全ヴァージョンが適用される。たとえ最後
の非ゼロ位置がMであっても、それ以前のすべてのDCT係数も非ゼロである場合が
常にあるわけではない。しかしながら、本発明では、メモリ要求条件とテストの
複雑性を低く保つという理由から、それ以前のすべての係数も非ゼロであると仮
定している。
【0026】 図3は、本発明の方法の例300を示す。この例300では、ブロック301
における最後の非ゼロ係数のインデックスが10であると検出される。10番目
の係数より前にあるすべての係数も非ゼロであると仮定すると、一次元の行方向
および列方向のpruned IDCTは、DCTブロックの各行に対してかつ列方向のIDCTに
対する入力である行方向のIDCT後の中間結果である各列に対して、決めることが
できる。最初の4行に対しては、idctrow0xF0(302)、idctrow0xE0(303
)、idctrow0xC0(304)、idctrow0x80(305)というpruned IDCTがそれ
ぞれ1番目、2番目、3番目および4番目の行に適用される。ここで、idctrow0xST
におけるS とTの数は、2つの16進法の数である。これらの数が結合されて2
進法の数の形になると、i番目の数字(1または0)の内容は、入力ベクトルにお
けるi番目のDCT係数を「非ゼロ」か「ゼロ」として表すことになる。5番目から
8番目の行に対しては、すべての入力がゼロであると仮定して、idctrow0x0(3
06)というpruned IDCTが適用され、またすべての列に対し、idctcol0xF0(3
07)というpruned IDCTが適用される。
【0027】 この例301において何故idctrol0xF0(307)が選択されるかという理由
は、行方向のIDCTの後で、もし入力ポイントの少なくとも1つが非ゼロであると
する、出力ポイントのすべてが殆ど非ゼロであるという事実からくるものである
。これは列方向のIDCTへの入力のタイプの予測をすることになる。図4は、行方
向のIDCTの入力が分かったことに基づいて、列方向のIDCTの入力を予測する場合
を示している。図4では、入力ブロック401の非ゼロ係数のダイアグラム40
0に 'x' とラベルが付けられる。すべての行402に一次元IDCTを適用すると
、出力ブロック403の非ゼロ係数が生成される。この生成された情報は、その
後で、列方向のIDCTに対する入力ブロック401に対して使われる。
【0028】 この点で、最初のMの部分の係数がすべて非ゼロであるという仮定が、少ないp
runed 一次元IDCT用のより小さなメモリを可能にするという事実によって、正当
化される。Mの各値に対し、pruned IDCTの多くの組合せがあり得る。Mから適
切なpruned IDCTのセットへのマッピングは、各行及び列に対するpruned IDCTの
セットへのポインターを含むルックアップテーブルによって、効果的に行うこと
ができる。
【0029】 本発明の方法に係る好適実施例は、図5においてさらに説明されている。図5
は、8×8ブロックを形成するために圧縮ビットストリームをデコードして逆離
散コサイン変換を計算するための方法のフローチャート500を示している。最
初に、ステップ501では、最後の非ゼロ係数のインデックスの統計が学習され
たデータ(training data)から収集される。次に、値Nは、ブロックのP%が最後
の非ゼロ位置がN以下であるように選択される。Pは、メモリ要求条件を基にした
所定のパラメータである。Pが小さいと、より多くのメモリ制限があることを意
味する。502における数字Nから、一次元のpruned IDCTアルゴリズムのセット
が引き出され(誘導され)、ステップ503においてメモリに保持される。これ
らのpruned IDCTアルゴリズムは、最後の非ゼロ係数がN以下の場合に必要である
。また、このアルゴリズムは、ジグザグオーダーの最後の非ゼロ係数より前の係
数はすべて非ゼロであると仮定する。
【0030】 値Nと対応するpruned IDCTアルゴリズムのセットとが得られた後、ブロックベ
ースの圧縮ビデオデータのデコードは次のように実行される。ステップ504に
示される入力ビットストリームは、デコードされているブロックに対応しており
、ステップ505でジグザグスキャンスキャンオーダーで復元(伸長)され、DC
T係数を得る。副次的結果として、最後のゼロの位置506も得られる。もし最
後の非ゼロ位置がN以下ならば、ステップ507で示されるように、分類(classi
fication)が行われる。この分類は、ステップ508に示すように、最後の非ゼ
ロの位置を、ステップ503から選択された一次元pruned IDCTアルゴリズムの
部分集合に(必要な場合にはこの特定のブロックの各行および列に対して)マッ
ピングすることによって行われる。一方、もし最後の非ゼロ位置がNより大きけ
れば、ステップ509で示されるデフォルトのIDCTアルゴリズムが適用される。
このアルゴリズムは、図1を参照して説明したようなより高速のアルゴリズムで
もよい。ステップ508か509のいずれかを経て、ステップ510に示される
逆変換である出力ブロックが最終的に得られる。
【0031】 本発明の別の好適実施例として、図6で示される装置がある。この実施例では
、pruned IDCTはインタラプトベースのやり方で(in an interrupt-based manner
)実行される。図6は、8×8ブロックを形成するために圧縮ビットストリーム
をデコードして逆離散コサイン変換を計算するための手段を含む装置600を図
示している。この装置600は、メモリモジュール611と高速逆変換モジュー
ル610とを有している。モジュール610と611の外部のモジュール601
には、最後の非ゼロ係数のインデックスの統計が学習されたデータから収集され
、そして値Nは、ブロックのP%がN以下の最後の非ゼロの位置を有するように
計算される。Pは、メモリに記憶されている所定の値であって、利用可能なメモ
リの機能として選択されたものである。より小さなPは、より大きなメモリ制限
を意味する。602で識別された数字Nから、一次元pruned IDCTモジュールの
セットが引き出され、モジュール603のメモリに保持される。これらのpruned
IDCTモジュール603は、N以下の最後の非ゼロ係数を有するあらゆる場合に
必要である。
【0032】 値Nと対応するpruned IDCTモジュール603のセットが実行された後、ブロッ
クベースの圧縮ビデオデータのデコードが実行される。デコードされているブロ
ックに対応する入力ビットストリーム604がモジュール605で復元(伸長)
され、DCT係数のセットを得る。副次結果として、ジグザグオーダーの最後の非
ゼロ位置が606で示されるように得られ、次のモジュールに送られる。分類モ
ジュール607では、もし最後の非ゼロ位置がN以下ならば、中断のシーケンス
(a sequence of interrupts)が最後の非ゼロ位置に基づいて生成され、この特定
ブロックに対して必要な一次元pruned IDCTモジュールのシーケンスを呼び出す
。もし最後の非ゼロ位置がNより大きければ、デフォルトIDCTモジュール608
が適用される。最後に、逆変換である出力ブロック609が得られる。変換係数
のブロックに対して行われる逆線形変換を要求するデコーダ(そのIDCTは特別な
場合である)に対しても、本発明を用いることができる。また、本発明は、あら
ゆるニ次元から一次元へのスキャンオーダーにおける最後の非ゼロ係数の位置に
関する情報にアクセスすることを要求する。その中でジグザグスキャンオーダー
は特別な場合である。
【0033】 以上、典型的な実施例について説明したが、当業者であれば、本発明から逸脱
することなく、このシンタクスキューに基づいたIDCT演算用の方法および装置に
対する多くの改良と変更をすることができることは明らかである。従って、その
ような改良と変更のすべてがクレームで規定されている本発明の精神および範囲
に含まれることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、入力サイズ8DCT係数のベクトルを取り込むとともに8個の空間領域
のピクセル値を出力する逆DCT高速実行の例を示すフローダイアグラムである。
【図2】 図2は、データのニ次元ブロックから一次元のジグザグスキャンデータへの典
型的なジグザグスキャンオーダー(順序)を示している。
【図3】 図3は、ジグザグオーダーにおける最後の非ゼロ係数から正確な二次元逆DCT
演算に要求される一次元逆DCTアルゴリズムのセットへのマッピングの例を示す
ブロック図である。
【図4】 図4は、行方向のIDCTの入力から列方向のIDCTに入力に対するゼロおよび非ゼ
ロ係数情報を引き出す(演繹する)ための手順を示す図である。
【図5】 図5は、ブロックベースの動き補償されたデジタルビデオデータのシンタクス
キュ−に基づく可変複雑性逆変換(syntax cue based variable complexity inve
rse transformation)用の方法の好適実施例を示すフローチャートである。
【図6】 図6は、ブロックベースの動き補償されたデジタルビデオデータのシンタクス
キュ−に基づく可変複雑性逆変換用の装置の好適実施例を示すブロック図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レングウェハザティット クリスダ アメリカ合衆国 92121−1122 カリフォ ルニア州,サンディエゴ,サイエンス セ ンター ドライブ 10350 ビルディング 14,スイート 140 Fターム(参考) 5B056 BB11 HH00 5C059 KK10 MA23 MC01 MC22 UA05 5J064 AA02 BA16 BB13 BC02 BC03 BC29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の非ゼロ係数とビデオ圧縮標準シンタクスキューに基づ
    く関連する関数のマッピング方法とを用いることによって逆離散コサイン変換を
    演算する方法であって、 逆離散コサイン変換用の複雑性が軽減された実行候補のセットを生成するステ
    ップと、 ビデオ圧縮標準シンタクスキューを用いて逆離散コサイン変換用の非ゼロ係数
    の数を求めるステップと、 前記非ゼロ係数の数を対応する複雑性が軽減された実行候補の逆変換にマッピ
    ングするステップと、を有することを特徴とする前記演算方法。
  2. 【請求項2】 さらに、最後の非ゼロ係数のインデックスの統計を収集する
    とともに、所定のパーセント値のセットから所定の値Nを選択するステップと、 所定のオーダーにおける64−Mの係数がMのためにゼロであるという所定の
    仮定に基づいて(ここで、Mは1からNの範囲)、各所定の値Nに対して必要な
    一次元pruned IDCTのセットを生成するステップと、を有する請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 さらに、圧縮ビットストリームからのブロックの変換係数を
    デコードするステップと、 所定のスキャンオーダーに対する前記ブロック内での最後の非ゼロ変換係数の
    位置を判定するステップと、を有する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記最後の非ゼロ変換係数のインデックスを対応す
    るpruned IDCTのセットにマッピングするための効率的なルックアップテーブル
    を生成するステップと、 前記効率的なルックアップテーブルを用いて、前記最後の非ゼロインデックス
    から対応するpruned IDCTのセットにマッピングするステップと、を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 多数の非ゼロ係数とビデオ圧縮標準シンタクスキューに基づ
    く関連する関数のマッピング方法とを用いることによって逆離散コサイン変換を
    演算する装置であって、 逆離散コサイン変換用の複雑性が軽減された実行候補のセットを生成する手段
    と、 シンタクスキューを用いて前記逆離散コサイン変換用の非ゼロ係数の数を求め
    る手段と、 前記非ゼロ係数の数を対応する複雑性が軽減された実行候補逆変換にマッピン
    グする手段と、を有することを特徴とする前記装置。
  6. 【請求項6】 さらに、最後の非ゼロ係数のインデックスの統計を収集する
    とともに、所定のパーセント値のセットから所定の値Nを選択する手段と、 所定のオーダーにおける64−Mの係数がMのためにゼロであるという所定の
    仮定に基づいて(ここで、Mは1からNの範囲)、各所定の値Nに対して必要な
    一次元pruned IDCTのセットを生成する手段と、を有する請求項5に記載の装置
  7. 【請求項7】 さらに、圧縮ビットストリームから特定のブロックの変換係
    数をデコードする手段と、 所定のスキャンオーダーに対する前記ブロック内での最後の非ゼロ変換係数の
    位置を判定する手段と、を有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記最後の非ゼロ変換係数のインデックスを対応す
    るpruned IDCTのセットにマッピングする効率的なルックアップテーブルを生成
    する手段と、 前記効率的なルックアップテーブルを用いて、前記最後の非ゼロのDCTインデ
    ックスから対応するpruned IDCTのセットにマッピングする手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の装置。
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