JP2003506915A - 波高因子補償ドライバ - Google Patents
波高因子補償ドライバInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/0002—Modulated-carrier systems analog front ends; means for connecting modulators, demodulators or transceivers to a transmission line
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/74—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for increasing reliability, e.g. using redundant or spare channels or apparatus
-
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- H04L27/00—Modulated-carrier systems
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
電気通信回線に使用するための電話回線フィード回路であって、異なる比の変圧器タップ(72)をもつ2つのドライバ、および普通のドライブ条件下で第1のドライバが実質的にすべての電力を第1の巻線比の第1の変圧器(Tsp1)を通じて普通の入力信号条件下で供給し、高い波高因子の入力条件下で第2のドライバが実質的にすべての電力を第2の巻線比の第2の変圧器(Tsp2)を通じて供給するように検知回路を有する。
Description
【0001】
(発明の背景)
本発明は、電気通信システムに使用される回線ドライバの電力消費を削減する
ための方法およびシステムに関する。
ための方法およびシステムに関する。
【0002】
デジタル加入者回線(DSL)ハードウェアの製造業者らによってDSL回線
カードの全体的な電力消費を削減するために多くの努力がなされてきた。全体的
な電力削減の改善はなされてきたが、回線ドライバの分野においての有意な電力
改善は未だはっきりとなされていない。波高因子を低下させたせいで、知られて
いる相対的に目立たない改善はなされたが、それは逆に処理速度またはDSP
MIPSと呼ばれるものを犠牲にしてわずかなドライバ電圧レール低下を促進さ
せた。これらすべての適用について、ドライバ電力は有意に改善されなかった。
カードの全体的な電力消費を削減するために多くの努力がなされてきた。全体的
な電力削減の改善はなされてきたが、回線ドライバの分野においての有意な電力
改善は未だはっきりとなされていない。波高因子を低下させたせいで、知られて
いる相対的に目立たない改善はなされたが、それは逆に処理速度またはDSP
MIPSと呼ばれるものを犠牲にしてわずかなドライバ電圧レール低下を促進さ
せた。これらすべての適用について、ドライバ電力は有意に改善されなかった。
【0003】
DSL技術を魅力的なものにするために、全体的な電力の浪費は現在の解決策
によるもの以上に削減しなければならない。この電力浪費は装置の動作温度の上
昇という形で現れる。回路を適度な動作温度に維持するために、追加的な送風機
、空調、ヒート・シンクおよび熱的換気用の空隙を含めたいくつかの設計拘束が
導入される。これらの拘束条件はシステムに付随する材料費、人件費および維持
費のコストを有意に上昇させる。その上さらに、余剰の熱は装置の密度を制限す
る可能性があり、それによってシステムの主役となる施設のサイズを増大させ、
かつ/または一定のサイズの施設でサービスを提供できる顧客の数を制限する。
したがって、通信システムにおいて電力消費を低減化することはすべてのシステ
ム設計のキーとなる局面となり得る。
によるもの以上に削減しなければならない。この電力浪費は装置の動作温度の上
昇という形で現れる。回路を適度な動作温度に維持するために、追加的な送風機
、空調、ヒート・シンクおよび熱的換気用の空隙を含めたいくつかの設計拘束が
導入される。これらの拘束条件はシステムに付随する材料費、人件費および維持
費のコストを有意に上昇させる。その上さらに、余剰の熱は装置の密度を制限す
る可能性があり、それによってシステムの主役となる施設のサイズを増大させ、
かつ/または一定のサイズの施設でサービスを提供できる顧客の数を制限する。
したがって、通信システムにおいて電力消費を低減化することはすべてのシステ
ム設計のキーとなる局面となり得る。
【0004】
回線ドライバは有意の量の電力を消費する構成要素である。代表的には、回線
ドライバはデジタル−アナログ(DA)コンバータのような前段の回路からアナ
ログ信号を受けるための増幅器を含み、この信号をソース抵抗および回線変圧器
を介してツイスト・ペアの電話回線上にドライブする。一般的に使用されるDS
Lの回線ドライバは、回線の基準インピーダンスに等しい通常は直列抵抗として
設けられる100オームのソース抵抗を含む。代表的な回線ドライバは差動動作
する2つの増幅器を使用する。ドライバの設計を悪化させる因子は回線上にドラ
イブされる受信信号中に統計学的に稀な高い波高因子が生じることである。
ドライバはデジタル−アナログ(DA)コンバータのような前段の回路からアナ
ログ信号を受けるための増幅器を含み、この信号をソース抵抗および回線変圧器
を介してツイスト・ペアの電話回線上にドライブする。一般的に使用されるDS
Lの回線ドライバは、回線の基準インピーダンスに等しい通常は直列抵抗として
設けられる100オームのソース抵抗を含む。代表的な回線ドライバは差動動作
する2つの増幅器を使用する。ドライバの設計を悪化させる因子は回線上にドラ
イブされる受信信号中に統計学的に稀な高い波高因子が生じることである。
【0005】
1つの解決策は、代表的には+15Vおよび−15Vの単一の二極高電圧レー
ルから増幅器に電力供給することである。この電圧は、ドライブされる信号が高
い波高因子の発生によってクリップされないように選択される。このケースでは
電力の大部分が回線上でインピーダンス整合するために使用される実際のソース
抵抗で消費される。
ルから増幅器に電力供給することである。この電圧は、ドライブされる信号が高
い波高因子の発生によってクリップされないように選択される。このケースでは
電力の大部分が回線上でインピーダンス整合するために使用される実際のソース
抵抗で消費される。
【0006】
また別の解決策は差動電圧レールを使用するものであって、これは第2の電圧
レールを必要とし、それにより必要なレールが2から4に増える。これらのレー
ルは+12V(または+15V)、−12V(または−15V)、+5Vおよび
−5Vであろう。高い電圧レールは高い波高因子の発生を処理し、それに対して
低い電圧レールは通常の信号条件を処理する。例えばTexas Instru
ments社のTHS6032は中央局(CO)のADSL応用のために設計さ
れた超低電力型の差動型回線ドライバである。THS6032は、デバイスが低
電圧と高電圧の両方の電源から電力供給されるG級のアーキテクチャを有する。
電圧レールは低確率のピーク電力事態が生じたときに切り換えられる。この方式
で、ほとんどの時間では低い電圧レールが使用され、それにより電力を低く維持
する。高い電圧レールは大きな信号レベルが伝送されるとしなやかに切り換えら
れる。この方式で、高い電力消費は実際に必要なときだけになる。xDSLモデ
ム内のそのような増幅器の応用は米国特許第5,898,342号に開示されて
いる。
レールを必要とし、それにより必要なレールが2から4に増える。これらのレー
ルは+12V(または+15V)、−12V(または−15V)、+5Vおよび
−5Vであろう。高い電圧レールは高い波高因子の発生を処理し、それに対して
低い電圧レールは通常の信号条件を処理する。例えばTexas Instru
ments社のTHS6032は中央局(CO)のADSL応用のために設計さ
れた超低電力型の差動型回線ドライバである。THS6032は、デバイスが低
電圧と高電圧の両方の電源から電力供給されるG級のアーキテクチャを有する。
電圧レールは低確率のピーク電力事態が生じたときに切り換えられる。この方式
で、ほとんどの時間では低い電圧レールが使用され、それにより電力を低く維持
する。高い電圧レールは大きな信号レベルが伝送されるとしなやかに切り換えら
れる。この方式で、高い電力消費は実際に必要なときだけになる。xDSLモデ
ム内のそのような増幅器の応用は米国特許第5,898,342号に開示されて
いる。
【0007】
上述の解決策は直接コストおよび基板スペースの観点の両方からコスト高であ
る。したがって、上述の欠点を少なくともある程度軽減しながら高い波高因子を
処理できるような低電力型のドライブ・ステージが必要である。
る。したがって、上述の欠点を少なくともある程度軽減しながら高い波高因子を
処理できるような低電力型のドライブ・ステージが必要である。
【0008】
(発明の概要)
本発明によると、電話回線フィード回路は、通常のドライブ条件下において、
通常の入力信号条件では第1のドライバが第1の巻線比の第1の変圧器を通る実
質的にすべての電力を供給し、高い波高因子の入力信号条件では第2のドライバ
が第2の巻線比の第2の変圧器を通る実質的にすべての電力を供給するように変
圧器タップおよび検知回路を備えた2つのドライバを有する電気通信回線に使用
するために供給される。
通常の入力信号条件では第1のドライバが第1の巻線比の第1の変圧器を通る実
質的にすべての電力を供給し、高い波高因子の入力信号条件では第2のドライバ
が第2の巻線比の第2の変圧器を通る実質的にすべての電力を供給するように変
圧器タップおよび検知回路を備えた2つのドライバを有する電気通信回線に使用
するために供給される。
【0009】
さらに特定すると、第1のドライバ回路は第1の巻線比を有する第1の変圧器
を経由して電気通信回線のチップ端子およびリング端子に接続される出力部を有
し、第2のドライバ回路は第2の巻線比を有する第2の変圧器を経由して前記電
気通信回線のチップ端子およびリング端子に接続される出力部を有し、スイッチ
ング回路が、通常の入力信号条件で実質的にすべてのドライブ電力が第1のドラ
イバによって供給され、高い波高因子の入力条件で実質的にすべてのドライブ電
力が第2のドライバによって供給されるように、ドライバ回路への入力信号を検
知して切り換え、2つの変圧器の巻線比は回線上にドライブされる信号がクリッ
プされないように選択されている。
を経由して電気通信回線のチップ端子およびリング端子に接続される出力部を有
し、第2のドライバ回路は第2の巻線比を有する第2の変圧器を経由して前記電
気通信回線のチップ端子およびリング端子に接続される出力部を有し、スイッチ
ング回路が、通常の入力信号条件で実質的にすべてのドライブ電力が第1のドラ
イバによって供給され、高い波高因子の入力条件で実質的にすべてのドライブ電
力が第2のドライバによって供給されるように、ドライバ回路への入力信号を検
知して切り換え、2つの変圧器の巻線比は回線上にドライブされる信号がクリッ
プされないように選択されている。
【0010】
一実施態様では、ドライバ回路はDSL信号のための回線インピーダンスを発
生するアクティブなインピーダンス合成回路を含む。
生するアクティブなインピーダンス合成回路を含む。
【0011】
本発明のさらなる実施態様では、回線フィード回路は集積化されたPOTS/
xDSL回線カードに結合される。
xDSL回線カードに結合される。
【0012】
本発明の実施態様のこれらおよびその他の特徴は添付の図面を参照した以下の
詳細な説明の中でさらに明らかになるであろう。
詳細な説明の中でさらに明らかになるであろう。
【0013】
(特定の実施形態の説明)
図1を参照すると、従来技術による回線フィード回路10は全体的に番号10
で示されている。この回線フィード回路10はドライバ・ステージ12、フィー
ド抵抗器16および回線変圧器18を含む。ドライバ・ステージ12は、通常は
、それぞれ直列フィード抵抗器RF18を介してチップTおよびリングR線を含
む加入者回線へ供給するための2つのドライバ増幅器回路14および16(普通
は固定利得の増幅器)を含む。普通、負荷抵抗RLが回線を終端化する。xDS
L信号については、通常は、回線は代表的には100オームの負荷抵抗RLによ
って終端化され、したがって直列フィード抵抗器RFは回線の基準インピーダン
スに等しくなるように、すなわち各々が50オームに選択される。POTS信号
のような異なる信号については他の値のフィード抵抗器が選択される。その上さ
らに図1に描いたように、ドライブ増幅器14および16はそれぞれ、グラウン
ドを基準にして(+)Vsupply電圧レールによって電力供給される。別の選択肢
では、ドライブ増幅器は(−)Vsupply/2および(+)Vsupply/2の電圧レ
ールで電力供給されることもある。
で示されている。この回線フィード回路10はドライバ・ステージ12、フィー
ド抵抗器16および回線変圧器18を含む。ドライバ・ステージ12は、通常は
、それぞれ直列フィード抵抗器RF18を介してチップTおよびリングR線を含
む加入者回線へ供給するための2つのドライバ増幅器回路14および16(普通
は固定利得の増幅器)を含む。普通、負荷抵抗RLが回線を終端化する。xDS
L信号については、通常は、回線は代表的には100オームの負荷抵抗RLによ
って終端化され、したがって直列フィード抵抗器RFは回線の基準インピーダン
スに等しくなるように、すなわち各々が50オームに選択される。POTS信号
のような異なる信号については他の値のフィード抵抗器が選択される。その上さ
らに図1に描いたように、ドライブ増幅器14および16はそれぞれ、グラウン
ドを基準にして(+)Vsupply電圧レールによって電力供給される。別の選択肢
では、ドライブ増幅器は(−)Vsupply/2および(+)Vsupply/2の電圧レ
ールで電力供給されることもある。
【0014】
便宜上、以後の説明に使用する特定の用語に以下の定義を設定する。
Vh=ドライブ増幅器の適切なバイアスを可能にするために電圧レール側に必
要とされる合計の電圧ヘッドルームであって、代表的には3V/2、 Rs=合計のソース抵抗、 Rtr=チップおよびリングの負荷抵抗、xDSLについては100オーム、 Vtr=チップおよびリングの電圧、2Vrms、 Itr=チップおよびリングの電流、20mA rms(または100オームに
16.2dBm)、 σ=CF=波高因子、rms信号に対するピーク信号の比率(g.Lite規
格については代表的には5.3)、 RL=負荷インピーダンス、 RF=フィード・インピーダンス、 n=変圧器の巻線比率、 VP/d=片方のドライバのピーク出力電圧、 Pt=2つのドライバ増幅器についての合計電力、 Vp-p=ドライバ出力部の合計のピークツーピーク電圧、 Ib=ドライブ増幅器当たりの静止バイアス電流、 Vsupply=電源レール間の合計のドライバ増幅器供給電圧、 √2/π=(平均DSL電流)/(rmsDSL電流)。
要とされる合計の電圧ヘッドルームであって、代表的には3V/2、 Rs=合計のソース抵抗、 Rtr=チップおよびリングの負荷抵抗、xDSLについては100オーム、 Vtr=チップおよびリングの電圧、2Vrms、 Itr=チップおよびリングの電流、20mA rms(または100オームに
16.2dBm)、 σ=CF=波高因子、rms信号に対するピーク信号の比率(g.Lite規
格については代表的には5.3)、 RL=負荷インピーダンス、 RF=フィード・インピーダンス、 n=変圧器の巻線比率、 VP/d=片方のドライバのピーク出力電圧、 Pt=2つのドライバ増幅器についての合計電力、 Vp-p=ドライバ出力部の合計のピークツーピーク電圧、 Ib=ドライブ増幅器当たりの静止バイアス電流、 Vsupply=電源レール間の合計のドライバ増幅器供給電圧、 √2/π=(平均DSL電流)/(rmsDSL電流)。
【0015】
図1の回路に戻ると、片方のドライバにおけるピーク電圧は以下のように述べ
ることができ、 VP/d=(RF+RL)/(n*RI)*Vtr/2*σ 所望の電圧ヘッドルーム以上の必要とされ、与えられる供給電圧は、 Vsupply=(Vh+VP/d)*2 で与えられる。
ることができ、 VP/d=(RF+RL)/(n*RI)*Vtr/2*σ 所望の電圧ヘッドルーム以上の必要とされ、与えられる供給電圧は、 Vsupply=(Vh+VP/d)*2 で与えられる。
【0016】
xDSLについては以下のように、差動ドライバの合計の電力消費はドライバ
電源供給電圧および回線上にドライブするのに必要な電流の項で規定することが
できる。 Pt=Vsupply*(√2/π*n*Vtr/RL+2*Ib) Pdrive=2*(Vh+((Rs+Rtr)/(n*Rtr)*Vtr/2*σ)*(
√2/π*nVtr/RL+2*Ib)(1)
電源供給電圧および回線上にドライブするのに必要な電流の項で規定することが
できる。 Pt=Vsupply*(√2/π*n*Vtr/RL+2*Ib) Pdrive=2*(Vh+((Rs+Rtr)/(n*Rtr)*Vtr/2*σ)*(
√2/π*nVtr/RL+2*Ib)(1)
【0017】
電源供給電圧Vsupplyは合計の抵抗値、電流および要求波高因子(信号偏移)
の関数である。電力消費は図1の回路について次の仮定のもとで算出することが
できる。 CF=5.3、 Vh=1.5V、 RF=100Ω、 RL=100Ω。
の関数である。電力消費は図1の回路について次の仮定のもとで算出することが
できる。 CF=5.3、 Vh=1.5V、 RF=100Ω、 RL=100Ω。
【0018】
そして、式(1)を使用するとドライバの電力は、
Pdrive=2*(1.5V+(2*2Vrms/2*5.3))*√2/π*2/
100+2*7mA=557mW となる。
100+2*7mA=557mW となる。
【0019】
1つの解決策はソース抵抗を通さないでDSL信号を直接的に回線上にドライ
ブすることによって、公称のDSLドライバ電力消費を削減(理想的には50%
)することである。フィードバック回路はアクティブにソース抵抗を発生する。
ブすることによって、公称のDSLドライバ電力消費を削減(理想的には50%
)することである。フィードバック回路はアクティブにソース抵抗を発生する。
【0020】
したがって、図2を参照すると、低電力ドライブ・ステージが全体として番号
20で示されている。ドライブ・ステージ20はブロック22で図式的に示され
た2つのドライブ増幅器を含んでおり、それらの出力部は一次側29がチップ線
およびリング線に結合された1:1の回線変圧器28の二次巻線25にそれぞれ
直接的に結合される。増幅器22は、等価ソース抵抗31をアクティブに発生す
ることによって回線への最適な電力伝達を維持するためのインピーダンス発生回
路を含む。図示したようにインピーダンス発生回路は検知した電圧または電流の
フィードバックを含む。これは回線をドライブする電流増幅器または電圧増幅器
を通じて伝送され、かつ供給される信号に組み合わされる。このフィードバック
は変圧器の一次側からとられるように描かれているが、しかしながら変圧器の二
次側からも同等に具合良くとることができる。アクティブにインピーダンスを発
生してドライバ・ステージを直接的に回線に結合させる詳細については、参考資
料が「REDUCED POWER LINE DRIVER」というタイトル
で同時係属中の米国特許出願に作成されており、これは本発明人の名義であり、
従属出願の譲受人に譲渡されるものであって、本明細書にも充分に組み入れられ
ている。
20で示されている。ドライブ・ステージ20はブロック22で図式的に示され
た2つのドライブ増幅器を含んでおり、それらの出力部は一次側29がチップ線
およびリング線に結合された1:1の回線変圧器28の二次巻線25にそれぞれ
直接的に結合される。増幅器22は、等価ソース抵抗31をアクティブに発生す
ることによって回線への最適な電力伝達を維持するためのインピーダンス発生回
路を含む。図示したようにインピーダンス発生回路は検知した電圧または電流の
フィードバックを含む。これは回線をドライブする電流増幅器または電圧増幅器
を通じて伝送され、かつ供給される信号に組み合わされる。このフィードバック
は変圧器の一次側からとられるように描かれているが、しかしながら変圧器の二
次側からも同等に具合良くとることができる。アクティブにインピーダンスを発
生してドライバ・ステージを直接的に回線に結合させる詳細については、参考資
料が「REDUCED POWER LINE DRIVER」というタイトル
で同時係属中の米国特許出願に作成されており、これは本発明人の名義であり、
従属出願の譲受人に譲渡されるものであって、本明細書にも充分に組み入れられ
ている。
【0021】
図2の回路20に関する電力消費は、ドライバ回路22が変圧器29に直接的
に結合しているのでRF=0、およびRL=100Ωと仮定し、そして式1から次
のように算出される。 Pdrive=2*(1.5V+(1*2Vrms/2*5.3*2))*√2/π
*2/100+2*7mA=313mW。
に結合しているのでRF=0、およびRL=100Ωと仮定し、そして式1から次
のように算出される。 Pdrive=2*(1.5V+(1*2Vrms/2*5.3*2))*√2/π
*2/100+2*7mA=313mW。
【0022】
図3を参照すると、図2に描かれているような直接結合型の回線フィード回路
35が使用されているが、しかしながら回路35のこの実施形態では2つの電源
がG級配列と同様の増幅器に供給される。
35が使用されているが、しかしながら回路35のこの実施形態では2つの電源
がG級配列と同様の増幅器に供給される。
【0023】
ここで図4を参照すると、本発明の実施形態による2変圧器型ドライバ回路の
一般化した実施形態が全体的に番号40で示されている。この回路40は、その
出力部がそれぞれ変圧器46の第1の二次巻線48および第2の二次巻線50に
結合される第1および第2の2つの増幅器42および44、およびxDSL回路
(図示せず)から受け取って第2の増幅器44の入力部に印加する入力信号Tx
を減衰させるための減衰回路52を含む。回路40はまた、xDSL回路からの
出力信号をモニタし、統計的に低い波高因子の信号が生じるときにはこの信号を
第1の増幅器42に印加し、統計的に高い波高因子の信号が生じるときには出力
信号を第2の増幅器44に結合した減衰器52に印加するためのスイッチング回
路54をも含む。第1の二次巻線とそれに対応する一次巻線の比率は1:1(n
1)となるように選択され、第2の二次巻線とそれに対応する一次巻線の比率は
1:3(n2)となるように選択される。このスイッチング回路はドライバの出
力部に配置されてもよく、また、ドライバは、その第1のセットが回線をドライ
ブしているときにドライバの第2のセットが高い出力インピーダンスを示すよう
に設計されてもよいことに気付かれるかもしれない。
一般化した実施形態が全体的に番号40で示されている。この回路40は、その
出力部がそれぞれ変圧器46の第1の二次巻線48および第2の二次巻線50に
結合される第1および第2の2つの増幅器42および44、およびxDSL回路
(図示せず)から受け取って第2の増幅器44の入力部に印加する入力信号Tx
を減衰させるための減衰回路52を含む。回路40はまた、xDSL回路からの
出力信号をモニタし、統計的に低い波高因子の信号が生じるときにはこの信号を
第1の増幅器42に印加し、統計的に高い波高因子の信号が生じるときには出力
信号を第2の増幅器44に結合した減衰器52に印加するためのスイッチング回
路54をも含む。第1の二次巻線とそれに対応する一次巻線の比率は1:1(n
1)となるように選択され、第2の二次巻線とそれに対応する一次巻線の比率は
1:3(n2)となるように選択される。このスイッチング回路はドライバの出
力部に配置されてもよく、また、ドライバは、その第1のセットが回線をドライ
ブしているときにドライバの第2のセットが高い出力インピーダンスを示すよう
に設計されてもよいことに気付かれるかもしれない。
【0024】
回路構成40は、代表的な直列接続のフィード抵抗器RFを使用せずにそれぞ
れ二次巻線に結合した増幅器を備えて示されている。この実装では、増幅器は上
述の図3を参照して述べたようにインピーダンス発生回路を組み込んでもよいと
想定されるている。その上さらに、図4に示した実装は回路の動作の理解を容易
にするために用いられている。この実装の装置をこれ以降に考察する。
れ二次巻線に結合した増幅器を備えて示されている。この実装では、増幅器は上
述の図3を参照して述べたようにインピーダンス発生回路を組み込んでもよいと
想定されるている。その上さらに、図4に示した実装は回路の動作の理解を容易
にするために用いられている。この実装の装置をこれ以降に考察する。
【0025】
図4に戻ると、この回路の普通の動作は次のように説明できる。動作において
、スイッチ回路54はxDSLからの通常の低レベルの信号を1:1程度の巻線
比n1を使用する変圧器46を通す一次ドライブ源(第1のドライバ)42に渡
すことができる。これは相対的に低電力の回路であって単一の低電圧電源から電
源供給する必要があるだけである。
、スイッチ回路54はxDSLからの通常の低レベルの信号を1:1程度の巻線
比n1を使用する変圧器46を通す一次ドライブ源(第1のドライバ)42に渡
すことができる。これは相対的に低電力の回路であって単一の低電圧電源から電
源供給する必要があるだけである。
【0026】
高い波高因子の信号が発生すると、スイッチング回路は自動的に信号を第2の
ドライバ44へと切り換え、このドライバはこれらの高い波高因子の信号を減衰
バージョンでドライブするので同じ低電圧電源から電源供給することができる。
しかしながら、より高い1:3程度巻線比n2のため、チップおよびリング線上
の電圧出力は適切な量に増幅される。この信号の転換は、第2のドライバが回線
に電力供給しているときに第1のドライバを通常の低いインピーダンス状態から
高いインピーダンス状態へと移行させ、他の回路を閉じ1つの回路を有効に開く
ことによって行われる。同様に、低信号の移動では、第1のドライバが電力を供
給しているとき、第2のドライバがその高インピーダンス状態に進む。
ドライバ44へと切り換え、このドライバはこれらの高い波高因子の信号を減衰
バージョンでドライブするので同じ低電圧電源から電源供給することができる。
しかしながら、より高い1:3程度巻線比n2のため、チップおよびリング線上
の電圧出力は適切な量に増幅される。この信号の転換は、第2のドライバが回線
に電力供給しているときに第1のドライバを通常の低いインピーダンス状態から
高いインピーダンス状態へと移行させ、他の回路を閉じ1つの回路を有効に開く
ことによって行われる。同様に、低信号の移動では、第1のドライバが電力を供
給しているとき、第2のドライバがその高インピーダンス状態に進む。
【0027】
したがって、第2のドライバ増幅器44は一次ドライバ42が回線の制御にあ
るときは静止電力しか消費しない。二次の電力ドライバの消費は一次ドライバが
回線をドライブしていないときにしか高くならない。ドライバの第2のセットは
、ドライバの一次セットが回線をドライブしているときにドライバの一次セット
に対して透過的である。
るときは静止電力しか消費しない。二次の電力ドライバの消費は一次ドライバが
回線をドライブしていないときにしか高くならない。ドライバの第2のセットは
、ドライバの一次セットが回線をドライブしているときにドライバの一次セット
に対して透過的である。
【0028】
図5に目を向けると、図4の実施形態によって実装した2ドライブ回路の概略
図が全体的に番号70で示されている。出力信号Txは入力抵抗器Rinおよびバ
ッファ増幅器71を介してドライブ増幅器の第1の対Dp1に結合され、その出力
がそれぞれのフィード抵抗器Rd1を経由して回線変圧器72の二次巻線の末端T s1 に結合される。変圧器の二次巻線はタップTsp1およびTsp2によって区分けさ
れ、それにより各々の区画の二次:一次の巻線比が1:3(n2)を有する。変
圧器の一次巻線は回線のそれぞれのチップT線およびリングR線に結合される。
こうして、ドライブ増幅器の第1の対Dp1は実効巻線比3:3(n1)となる。
図が全体的に番号70で示されている。出力信号Txは入力抵抗器Rinおよびバ
ッファ増幅器71を介してドライブ増幅器の第1の対Dp1に結合され、その出力
がそれぞれのフィード抵抗器Rd1を経由して回線変圧器72の二次巻線の末端T s1 に結合される。変圧器の二次巻線はタップTsp1およびTsp2によって区分けさ
れ、それにより各々の区画の二次:一次の巻線比が1:3(n2)を有する。変
圧器の一次巻線は回線のそれぞれのチップT線およびリングR線に結合される。
こうして、ドライブ増幅器の第1の対Dp1は実効巻線比3:3(n1)となる。
【0029】
ドライバの第2の対Dp2は入力信号Txに減衰機能を遂行する抵抗性の分圧ネ
ットワーク76により接続された入力を有する。ドライバの第2の対Dp2からの
出力はそれぞれの抵抗器Rp2に各々接続され、その反対側では二次巻線のタップ
Tsp1またはTsp2の1つに接続される。
ットワーク76により接続された入力を有する。ドライバの第2の対Dp2からの
出力はそれぞれの抵抗器Rp2に各々接続され、その反対側では二次巻線のタップ
Tsp1またはTsp2の1つに接続される。
【0030】
こうしてドライバの第2の対は実効巻線比n2が二次および一次の間で1:3
となる。a.c.信号フィードバック径路は変圧器の一次側からバッファ増幅器
71の入力部に向けて直列に結合した抵抗器RfおよびキャパシタCfによって装
備される。
となる。a.c.信号フィードバック径路は変圧器の一次側からバッファ増幅器
71の入力部に向けて直列に結合した抵抗器RfおよびキャパシタCfによって装
備される。
【0031】
この回路の動作は図6(a)〜6(d)に示した図5の回路中の様々な点での
電圧および電流の波形を参照することによってさらに明確に理解できる。特に図
6(a)および6(b)はそれぞれオーバードライブ条件下での電圧と電流の波
形を示し、図6(c)および6(d)は正常な動作条件下での回路内の複数点の
電圧および電流波形を示す。正常な動作条件下では、ドライバ増幅器の第1の対
Dp1が変圧器72の二次巻線間に実質的にすべてのドライブを提供する。これら
の条件下ではドライバの第2の対Dp2は抵抗性分圧ネットワークRs1およびRs2 に起因する入力信号の縮小バージョンを受け取る。こうして、ドライバの第1の
セットDp1は正常な電流を変圧器の二次巻線に供給し、Dp2ドライバは理想的に
は回路内で存在しないかのようになる。すなわち、Dp1ドライバが制御状態にあ
るときはRp1およびRp2を通る電流が流れなくなる。
電圧および電流の波形を参照することによってさらに明確に理解できる。特に図
6(a)および6(b)はそれぞれオーバードライブ条件下での電圧と電流の波
形を示し、図6(c)および6(d)は正常な動作条件下での回路内の複数点の
電圧および電流波形を示す。正常な動作条件下では、ドライバ増幅器の第1の対
Dp1が変圧器72の二次巻線間に実質的にすべてのドライブを提供する。これら
の条件下ではドライバの第2の対Dp2は抵抗性分圧ネットワークRs1およびRs2 に起因する入力信号の縮小バージョンを受け取る。こうして、ドライバの第1の
セットDp1は正常な電流を変圧器の二次巻線に供給し、Dp2ドライバは理想的に
は回路内で存在しないかのようになる。すなわち、Dp1ドライバが制御状態にあ
るときはRp1およびRp2を通る電流が流れなくなる。
【0032】
オーバードライブ条件下、すなわち高い波高因子が生じると、ドライバDp1は
図6(a)の電圧プロットVDp1に示したように飽和しがちである。しかしなが
ら、入力信号Txの縮小バージョンを受けるドライバDp2は飽和することはなく
、図6(a)に示したようにクリップされていない出力Vpri2を供給する。次い
で、この電圧は1:3の巻線比をもつ変圧器によってステップアップされる。オ
ーバードライブ条件下でのTおよびR線上の電圧出力Voutは図6(a)のプロ
ット88で示されている。こうして、統計的に低発生率のピークが生じると、D p1 増幅器がドライブ性能を使い果たし、縮小版のDp2ドライバが電流供給を引き
継ぐことが理解できる。Dp2ドライバのための、変圧器の一次側に対する実効巻
線比は1:3である。この方式で、相対的に低い電圧供給源がドライバに電力供
給可能となる。さらに、Dp1ドライバが電流供給しているとき、巻線の全二次側
が信号を一次側に結合させるのに使用される。
図6(a)の電圧プロットVDp1に示したように飽和しがちである。しかしなが
ら、入力信号Txの縮小バージョンを受けるドライバDp2は飽和することはなく
、図6(a)に示したようにクリップされていない出力Vpri2を供給する。次い
で、この電圧は1:3の巻線比をもつ変圧器によってステップアップされる。オ
ーバードライブ条件下でのTおよびR線上の電圧出力Voutは図6(a)のプロ
ット88で示されている。こうして、統計的に低発生率のピークが生じると、D p1 増幅器がドライブ性能を使い果たし、縮小版のDp2ドライバが電流供給を引き
継ぐことが理解できる。Dp2ドライバのための、変圧器の一次側に対する実効巻
線比は1:3である。この方式で、相対的に低い電圧供給源がドライバに電力供
給可能となる。さらに、Dp1ドライバが電流供給しているとき、巻線の全二次側
が信号を一次側に結合させるのに使用される。
【0033】
図7を参照すると、上述の回路の変形形態が全体的に番号80で示されている
。この回路80では、タップ化された二次側ではなくて二次巻線の分離したセッ
トが二次ドライバのために使用される。やはり、図5に示した回路のように、第
1の変圧器の実効巻線比n1は1:1であり、二次変圧器の実効巻線比n2は1
:3である。この回路の動作はその他の点では上述のものと同じである。
。この回路80では、タップ化された二次側ではなくて二次巻線の分離したセッ
トが二次ドライバのために使用される。やはり、図5に示した回路のように、第
1の変圧器の実効巻線比n1は1:1であり、二次変圧器の実効巻線比n2は1
:3である。この回路の動作はその他の点では上述のものと同じである。
【0034】
図5および7の回路では、ドライバが単一レールの電源によって電力供給され
ることを想定している。大きな波高因子の信号は統計的に稀に生じるので、これ
らの発生で消費される電力は正常条件と比較すると無視できるものである。した
がってPdp1電力とPdp2バイアス電力の単純加算が合計の消費電力となる。回路
70および80についての電力消費は、次式によって与えられるとき、 Pdp2(2)bias=両方のdp2ドライバへの合計のバイアス電力 Pdp1(2)=このケースの両方のdp1ドライバへの合計電力σ=√2=1
.414 式1を使用すると、 Pdp1(2)=2*(1.5V+(1*2Vrms/2*1.414))*√
2/Π2/100+2.7mA) =5.83V*(9mA+14mA) =134mW Vsupply=5.83V Pdp2(2)bias=Vsupply*2Ibias =5.83V*14mA =82mW Ptotal=Pdp1(2)+Pdp2(2)バイアス=134mW−82mW=216
mW 電力比較:216/313=67%。
ることを想定している。大きな波高因子の信号は統計的に稀に生じるので、これ
らの発生で消費される電力は正常条件と比較すると無視できるものである。した
がってPdp1電力とPdp2バイアス電力の単純加算が合計の消費電力となる。回路
70および80についての電力消費は、次式によって与えられるとき、 Pdp2(2)bias=両方のdp2ドライバへの合計のバイアス電力 Pdp1(2)=このケースの両方のdp1ドライバへの合計電力σ=√2=1
.414 式1を使用すると、 Pdp1(2)=2*(1.5V+(1*2Vrms/2*1.414))*√
2/Π2/100+2.7mA) =5.83V*(9mA+14mA) =134mW Vsupply=5.83V Pdp2(2)bias=Vsupply*2Ibias =5.83V*14mA =82mW Ptotal=Pdp1(2)+Pdp2(2)バイアス=134mW−82mW=216
mW 電力比較:216/313=67%。
【0035】
2または4電圧レールを必要とする他の解決策と比較すると必要な電圧レール
は1つである。レール削減度は2/1または4/1=2倍または4倍である。
は1つである。レール削減度は2/1または4/1=2倍または4倍である。
【0036】
従来のG級増幅器と本発明による回路との間の電力消費の比較は次のように示
される。 G級のバイアス電流効果: Vcch、Icch=バイアス高電圧および高電流 Vccl、Iccl=バイアス低電圧および低電流 Pbias=(Icch*Vcch(合計)+Iccl*Vccl(合計))*増幅器の# =(4ma*30V+5ma*10V)*2 =(120mW+50mW)*2 =340mW
される。 G級のバイアス電流効果: Vcch、Icch=バイアス高電圧および高電流 Vccl、Iccl=バイアス低電圧および低電流 Pbias=(Icch*Vcch(合計)+Iccl*Vccl(合計))*増幅器の# =(4ma*30V+5ma*10V)*2 =(120mW+50mW)*2 =340mW
【0037】
本発明の実施形態による、変圧器タップを備えた2ドライブの手法では、
Icc、Vcc=供給バイアス電流および電圧
Pbias=Icc*Vcc(合計)*増幅器の#
=9ma*5V*4
=180mW
バイアス電力節約:180/340=53%
【0038】
本明細書で説明した回路は単に例となるものであり、当業者にとっては明らか
であるように他の形で実施することは可能である。
であるように他の形で実施することは可能である。
【0039】
特定の実施形態を参照して発明を説明してきたが、添付の特許請求の範囲に概
説したような本発明の精神および範囲から逸脱することなく多様な変更があるこ
とは当業者にとって明白である。
説したような本発明の精神および範囲から逸脱することなく多様な変更があるこ
とは当業者にとって明白である。
【図1】
従来技術による直列ソース抵抗をもつ回線フィード回路の概略図である。
【図2】
直接結合型の回線フィード回路の概略図である。
【図3】
2電源型回線フィード回路の概略図である。
【図4】
2変圧器・ドライブ型回線フィード回路の概略図である。
【図5】
図4の回路の実施形態を示す概略図である。
【図6(a)】
図5の回路の電圧および電流波形を示す図である。
【図6(b)】
図5の回路の電圧および電流波形を示す図である。
【図6(c)】
図5の回路の電圧および電流波形を示す図である。
【図6(d)】
図5の回路の電圧および電流波形を示す図である。
【図7】
図4の回路のさらなる実施形態を示す概略図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月28日(2002.5.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0031】
この回路の動作は図6(a)〜6(d)に示した図5の回路中の様々な点での
電圧および電流の波形を参照することによってさらに明確に理解できる。特に図
6(a)および6(b)はそれぞれオーバードライブ条件下での電圧と電流の波
形を示し、図6(c)および6(d)は正常な動作条件下での回路内の複数点の
電圧および電流波形を示す。正常な動作条件下では、ドライバ増幅器の第1の対
Dp1が変圧器72の二次巻線間に実質的にすべてのドライブを提供する。これら
の条件下ではドライバの第2の対Dp2は抵抗性分圧ネットワークRs1およびRs2 に起因する入力信号の縮小バージョンを受け取る。こうして、ドライバの第1の
セットDp1は正常な電流を変圧器の二次巻線に供給し、Dp2ドライバは理想的に
は回路内で存在しないかのようになる。すなわち、Dp1ドライバが制御状態にあ
るときはR p2を通る電流が流れなくなる。
電圧および電流の波形を参照することによってさらに明確に理解できる。特に図
6(a)および6(b)はそれぞれオーバードライブ条件下での電圧と電流の波
形を示し、図6(c)および6(d)は正常な動作条件下での回路内の複数点の
電圧および電流波形を示す。正常な動作条件下では、ドライバ増幅器の第1の対
Dp1が変圧器72の二次巻線間に実質的にすべてのドライブを提供する。これら
の条件下ではドライバの第2の対Dp2は抵抗性分圧ネットワークRs1およびRs2 に起因する入力信号の縮小バージョンを受け取る。こうして、ドライバの第1の
セットDp1は正常な電流を変圧器の二次巻線に供給し、Dp2ドライバは理想的に
は回路内で存在しないかのようになる。すなわち、Dp1ドライバが制御状態にあ
るときはR p2を通る電流が流れなくなる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C
A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM
,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,
GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K
E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS
,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM
,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
(72)発明者 トレンブレイ,フランソワ
カナダ国・ジェイ9エイ 2エム5・ケベ
ック・ハル・セント テリーズ・103
Fターム(参考) 5K046 AA01 BA07 BB05 CC09 DD01
5K050 BB06 EE11 FF23
5K101 LL00 MM05 NN45 SS03 SS04
Claims (19)
- 【請求項1】 a)第1の巻線比を有する第1の変圧器を介して電気通信回
線のチップ端子およびリング端子に接続される出力部を有する第1のドライバ回
路と、 b)第2の巻線比を有する第2の変圧器を介して前記電気通信回線のチップ端
子およびリング端子に接続される出力部を有する第2のドライバ回路と、 c)普通の入力信号条件下では実質的にすべてのドライブ電力が前記第1のド
ライバ回路によって供給され、高い波高因子の入力信号条件下では実質的にすべ
てのドライブ電力が第2のドライバ回路によって供給されるように入力信号を前
記ドライバ回路に供給するために配置されたスイッチング回路とを含み、第1の
変圧器および第2の変圧器の巻線比が、前記第1のドライバ回路および前記第2
のドライバ回路を経由して回線上にドライブされる信号がクリップされないよう
に選択される、電気通信回線に使用するための電話回線フィード回路。 - 【請求項2】 前記ドライバ回路が、POTSおよびxDSL回線カードか
らの信号を受けるように動作する請求項1で定義した回路。 - 【請求項3】 前記ドライバ回路が、DSL信号のための回線インピーダン
スを発生するアクティブなインピーダンス合成回路を含む請求項1で定義した回
路。 - 【請求項4】 前記インピーダンス合成回路が、電気通信回線の電流を検知
し、相当する電圧で電圧供給源をドライブすることによってインピーダンスを合
成するように動作する請求項3で定義した回路。 - 【請求項5】 検知される前記電流が前記変圧器のうちの1つの二次側にあ
る請求項4で定義した回路。 - 【請求項6】 検知される前記電流が前記変圧器のうちの1つの一次側にあ
る請求項4で定義した回路。 - 【請求項7】 前記回線内で直列に結合された検知抵抗器を含む請求項5で
定義した回路。 - 【請求項8】 前記回線内で直列に結合された検知抵抗器を含む請求項6で
定義した回路。 - 【請求項9】 前記回線内で直列に結合された検知変圧器を含む請求項5で
定義した回路。 - 【請求項10】 前記回線内で直列に結合された検知変圧器を含む請求項6
で定義した回路。 - 【請求項11】 前記インピーダンス合成回路が、電気通信回線上の電圧を
検知し、相当する電流で電流供給源をドライブすることによってインピーダンス
を合成するように動作する請求項3で定義した回路。 - 【請求項12】 検知される前記電圧が前記第1および第2の変圧器のうち
の1つの二次側にある請求項11で定義した回路。 - 【請求項13】 検知される前記電圧が前記第1および第2の変圧器のうち
の1つの一次側にある請求項11で定義した回路。 - 【請求項14】 前記第1のドライバ回路が、高い波高因子の信号入力条件
下で前記第2のドライバ回路が電力供給している間は低いインピーダンス状態か
ら高いインピーダンス状態へと切り換えられ、 前記第2のドライバ回路が、前記第1のドライバ回路が低い信号振幅条件で電
力供給している間は低いインピーダンス状態から高いインピーダンス状態へと切
り換えられる請求項1で定義した回路。 - 【請求項15】 第1の巻線比を有する第1の変圧器を介して電気通信回線
のチップ端子とリング端子に接続される出力部を有する第1のドライバ回路、第
2の巻線比を有する第2の変圧器を介して前記電気通信回線のチップ端子とリン
グ端子に接続される出力部を有する第2のドライバ回路、およびスイッチング回
路を含む、電気通信回線に使用するための電話回線フィード回路において信号の
クリップ化を防止する方法であって、 普通の入力信号条件下では前記第1のドライバ回路によって実質的にすべての
入力信号を供給し、 高い波高因子の入力信号条件下では前記第2のドライバ回路によって実質的に
すべての前記入力信号を供給し、第1の変圧器および第2の変圧器の巻線比が、
回線上にドライブされる信号がクリップされないように選択される方法。 - 【請求項16】 DSL信号のための回線インピーダンスを発生するために
前記第1および第2のドライバ回路内にアクティブなインピーダンス合成ステッ
プをさらに含む請求項15に規定した方法。 - 【請求項17】 前記インピーダンス合成ステップが、電気通信回線の電流
を検知し、相当する電圧で電圧供給源をドライブすることによってインピーダン
スを合成するステップを含む請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 前記インピーダンス合成ステップが、電気通信回線上で電
圧を検知し、相当する電流で電流供給源をドライブすることによってインピーダ
ンスを合成するステップを含む請求項16に記載の方法。 - 【請求項19】 前記第1のドライバ回路が、高い波高因子の信号入力条件
下で前記第2のドライバ回路が電力供給している間は低いインピーダンス状態か
ら高いインピーダンス状態へと切り換えられ、 前記第2のドライバ回路が、前記第1のドライバ回路が電力供給している間は
低いインピーダンス状態から高いインピーダンス状態へと切り換えられる請求項
16に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA2,279,477 | 1999-07-30 | ||
CA002279477A CA2279477A1 (en) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | Crest factor compensated driver |
PCT/US2000/020187 WO2001010053A1 (en) | 1999-07-30 | 2000-07-25 | Crest factor compensated driver |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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---|---|---|---|
JP2001513834A Pending JP2003506915A (ja) | 1999-07-30 | 2000-07-25 | 波高因子補償ドライバ |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1198897A4 (ja) |
JP (1) | JP2003506915A (ja) |
AU (1) | AU6371800A (ja) |
CA (1) | CA2279477A1 (ja) |
WO (1) | WO2001010053A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7675365B2 (en) | 2007-01-10 | 2010-03-09 | Samsung Electro-Mechanics | Systems and methods for power amplifiers with voltage boosting multi-primary transformers |
US7812701B2 (en) | 2008-01-08 | 2010-10-12 | Samsung Electro-Mechanics | Compact multiple transformers |
US7936215B2 (en) | 2008-01-03 | 2011-05-03 | Samsung-Electro Mechanics | Multi-segment primary and multi-turn secondary transformer for power amplifier systems |
US8044759B2 (en) | 2008-01-08 | 2011-10-25 | Samsung Electro-Mechanics | Overlapping compact multiple transformers |
US8125276B2 (en) | 2010-03-12 | 2012-02-28 | Samsung Electro-Mechanics | Sharing of inductor interstage matching in parallel amplification system for wireless communication systems |
Families Citing this family (10)
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