JP2003505723A - 音声符号器における目標ビットレートを維持する方法および装置 - Google Patents

音声符号器における目標ビットレートを維持する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 音声符号器の目標ビットレートを維持する方法および装置は、符号化されたフレームの予め定義された数に対する実行平均ビットレートを計算し、予め定義された目標平均ビットレートから実行平均ビットレートを引算し、予め選択された符号化レートで差を割算して、予め選択された符号化レートでフレームを符号化する音声符号器を含んでいる。商の値が負であるならば、現在の性能閾値よりも小さい音声符号器性能閾値の可能な発生計数の予め定義された数は累算され、累算された数が商の絶対値よりも大きくなる。商の値が正であるならば、現在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の可能な発生計数の予め定義された数は累算され、累算された数が商よりも大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 I.発明の分野 本発明は全般的に音声処理の分野に係り、なお特に音声符号器の目標ビットレ
ートを維持する方法および装置に関する。 II.背景 デジタル技術による音声の伝送は、特に長距離かつデジタル無線電話応用にお
いて広く普及してきた。これは次に、再構成された音声の知覚された質を維持し
てチャンネルにより送られることができる情報の最小量を決定することに興味を
起こした。音声が簡単にサンプリングおよびデジタル化により送信されるなら、
1秒につき64キロバイト(kbps)のようなデータレートが通常のアナログ
電話の音声の質を達成するために必要とされる。しかし、適当な符号化、送信お
よび受信機での再合成により結果として生じる音声分析の使用を通して、データ
レートの重大な低下が成される。
【0002】 音声圧縮装置が遠距離通信の多くの分野で使用を見出す。例示的分野は無線通
信である。無線通信の分野は、例えばコードレス電話、ページング、無線ローカ
ルループ、セルラーおよびPCS電話システムのような無線電話、移動インター
ネットプロトコル(IP)電話、および衛星通信システムを含む多くの応用を有
する。特に重要な応用は移動加入者のための無線通信である。
【0003】 種々の空中インタフェースは、例えば、周波数分割多重接続(FDMA)、時分
割多重接続(TDMA)、および符号分割多重接続(CDMA)を含む無線通信シス
テムのために開発された。それらと関連して、例えば、高度な移動電話サービス
(AMPS)、移動通信のグローバルシステム(GSM)、および国際規格95(
IS−95)を含む様々な国内的および国際的な規格が確立された。例示的無線
電話通信システムは符号分割多重接続(CDMA)システムである。IS−95規
格とその派生物、IS−95A、ANSI J-STD-008、IS−95B、
提案された第三世代規格IS−95CおよびIS−2000等(IS−95とし
てここにまとめて引用される)は、米国電気通信工業会(TIA)およびセルラー
またはPCS電話通信システムのためにCDMA空中インターフェイスの使用を
指定する他のよく知られた規格団体によって公表されている。IS−95規格の
使用に従って実質的に構成された例示的無線通信システムは、本発明の譲受人に
譲渡され、ここに引用文献として完全に組み込まれた米国特許No.5,103,
459およびNo.4,901,307に記述される。
【0004】 人間の音声発生のモデルに関連するパラメタを引出すことによって音声圧縮技
術を採用する装置は音声符号器と呼ばれる。音声符号器は入来音声信号を時間の
ブロック、即ち分析フレームに分割する。音声符号器は通常エンコーダとデコー
ダを備える。エンコーダはある関連パラメタを引出すために入来音声フレームを
分析して、次に2進の表現、即ち、ビットの集団または2進データパケットにパ
ラメタを量子化する。データパケットは受信器とデコーダへの通信チャネル上に
送信される。デコーダはデータパケットを処理し、パラメタを作り出すためにそ
れらを不量子化して、不量子化されたパラメタを使用する音声フレームを再合成
する。
【0005】 音声符号器の機能は音声の固有なすべての自然な冗長を取り除くことによって
低ビットレート信号にデジタル化された音声信号を圧縮することである。デジタ
ル圧縮は、一組のパラメタで入力音声フレームを表して、一組のビットでパラメ
タを表すために量子化を採用することによって達成される。入力音声フレームが
多くのビットNを有し、音声符号器によって生成されるデータパケットが多く
のビットNを有するなら、音声符号器によって達成される圧縮係数はC=N /Nである。目標圧縮係数を達成しながら復号音声の高い音声品質を保有す
ることが挑戦である。音声符号器の性能は(1) 音声モデル、または上で説明し
た分析と合成の過程の組み合わせがどれくらいよく働くか、そして(2) パラメ
タ量子化過程が1フレームあたりのNビットの目標ビットレートでどれくらい
よく実行されるかに依存する。かくして音声モデルの目標は各フレームについて
小さい組みのパラメタで音声信号の本質、目標音声品質を獲得することである。
【0006】 音声符号器の設計において最も重要なことは、おそらく音声信号を記述する(
ベクトルを含んでいる) パラメタの良い組を検索することである。良い組のパラ
メタは知覚的に正確な音声信号の再構成のために低いシステム帯域幅を必要とす
る。ピッチ、信号パワー、スペクトル包絡線(即ち、ホルマント)、振幅、および
フェーズスペクトルは音声コード化パラメタの例である。
【0007】 音声符号器は時間領域符号器として実行されるかもしれず、それは一度に音声
の小さいセグメント(通常5ミリセカンド(ms)のサブフレーム)をコード化する
ために高い時間−解像度処理を採用することによって時間領域音声波形を獲得す
ることを試みる。各サブフレームについて、コードブックスペースからの高精度
見本が技術で知られている様々な検索アルゴリズムの手段によって見い出される
。代わりに、音声符号器は周波数として実行されるかもしれず、それは一組のパ
ラメタ(分析)で入力音声フレームの短期的な音声スペクトルを獲得することを試
み、スペクトルパラメタから音声波形を再構成するために対応する合成過程を採
用する。パラメタ量子化器は、A.Gersho&R.M.Gray著「ベクトル
量子化および信号圧縮(1992)」で説明さてた公知の量子化技術に従ってコー
ドベクトルの記憶された表現でそれらを表すことによってパラメタを保存する。
【0008】 周知の時間領域音声符号器は、L.B.RabinerとR.W.Schafer
著の「音声信号のデジタル処理396-453(1978)」に記述された「符号
励起線形予測(CELP) 符号器」であり、それは引用文献としてここに完全に
組み込まれる。CELP符号器では、音声信号の短期間相関関係、または冗長が
線形予測(LP)分析によって取り除かれ、それは短期的なホルマントフィルタの
係数を見つける。短期的な予測フィルタを入来音声フレームに適用するとLP残
余信号は発生し、それは長期予測フィルタパラメタとその後の確率的なコードブ
ックでさらにモデル化されかつ量子化される。したがって、CELPコード化は
時間領域音声波形をコード化するタスクをLPの短期的フィルタ係数にコード化
することおよびLP残余にコード化することの別々のタスクに分割する。時間領
域コード化は固定レート(即ち、各フレームに同じ数のヒット、Nを使用する)
または可変レート(異なった型のフレーム内容に対し異なるビットレートが使用
される)で実行することができる。可変レート符号器は、コーデックパラメタを
目標品質を得るために適切なレベルにコード化するために必要とされるビットの
量だけを使用するように試みる。例示的可変レートCELP符号器は米国特許N
o.5,414,796に記述され、それは本発明の譲受人に譲渡され引用文献と
してここに組みこまれる。
【0009】 CELP符号器のような時間領域符号器は、時間領域音声波形の精度を保存す
るためにフレームにつき大きい数のビットNを通常当てにする。そのような符
号器は、比較的大きいフレーム(例えば、8kbps以上)につきNビットの数
を提供された優れた音声品質を通常引渡す。しかしながら、低ビットレート(4
kbps以下)で、時間領域符号器は有効なビットの有限な数による高品質かつ
ロバスト(robust)性能を保有しない。低ビットレートでは、限られたコ
ードブックスペースは、より高いレートの商業応用であまりに首尾よく配備され
た通常の時間領域符号器の波形に合致している能力を切り取る。したがって、時
間がたつにつれての改良にもかかわらず、低ビットレートで作動する多くのCE
LPコード化システムは雑音として通常特徴付けられる知覚的に重要なひずみに
悩まされる。
【0010】 低ビットレート(即ち、2.4〜4kbps以下の範囲)で媒体で作動する高品
質な音声符号器を開発する研究関心と強い商業的必要性のうねりが現に存在する
。応用領域は無線電話、衛星通信、インターネット電話、様々なマルチメディア
および音声ストリーミング応用、ボイスメール、および他の音声記憶システムを
含んでいる。原動力は高い容量の必要性とパケット損失状況の下でのロバスト性
能の要請である。様々な最近の音声コード化標準化の努力は低率音声コード化ア
ルゴリズムの研究開発を推進する別の直接な原動力である。低レート音声符号器
が許容できる応用帯域幅あたりの、より多くのチャンネル、またはユーザを創造
して、適当なチャンネルコード化の付加的な層と結びつけられた低レート音声符
号器は符号器仕様の総合的なビットバジェット(budget)に適合でき、チ
ャンネルエラー状態の下でロバスト性能を引渡すことができる。
【0011】 低ビットレートで効率的に音声をコード化する1つの有効な技術はマルチモー
ドコード化である。例示的マルチモードコード化の技術は1998年12月21
日に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、引用文献としてここに完全に組みこ
まれる「可変レート音声コード化」と題する米国出願シリーズNo.09/21
7,341で説明される。従来のマルチモード符号器は異なった型の入力音声フ
レームに異なったモード、またはコード化−デコード化アルゴリズムを適用する
。各モード、またはコード化−デコード化過程が、例えば、有声の音声、無声の
音声、遷移音声(例えば、有声と無声の間)、および最も効率的な方法でバックグ
ラウンドノイズ(不音声)のようなある型の音声セグメントを最適に表すために
カストマイズされる。外部の、オープンループモード決定メカニズムは入力音声
フレームを試験し、フレームに適用するようにモードに関して決定する。オープ
ンループモード決定は入力フレームから多数のパラメタを引出し、ある時点のか
つスペクトル特性に関してパラメタを評価し、評価に基づいているモード決定に
より通常実行される。かくしてモード決定は、あらかじめ出力音声の正確な状態
を知らないで、即ち、音声品質または他の性能基準に関して出力音声が入力音声
にどれくらい近いかでなされる。
【0012】 2.4kbps程度のレートで作動するコード化システムは一般に事実上パラ
メトリックである。即ち、そのようなコード化システムは、規則的な間隔で音声
信号のピッチ期間とスペクトル包絡線(または、ホルマント)を記述するパラメタ
を伝達することよって作動する。これらのいわゆるパラメトリック符号器の説明
に役立つのはLPボコーダシステムである。
【0013】 LPボコーダはピッチ期間あたり単一パルスで有声な音声信号をモデル化する
。この基本的な技術は、数ある中でスペクトル包絡線に関する伝送情報を含むよ
うに増大するかもしれない。LPボコーダは一般に妥当な性能を提供するが、そ
れらは騒音として通常特徴付けられる知覚的な重要なひずみを導入するかもしれ
ない。
【0014】 近年、波形符号器とパラメトリック符号器の両方のハイブリッドである符号器
が現れた。これらのいわゆるハイブリッド符号器の説明に役立つのは、原型波形
補間(PWI)音声コード化システムである。また、PWIコード化システムは原
型ピッチ期間(PPP)音声符号器として知られているかもしれない。PWIコー
ド化システムはコード化の有声な音声のための効率的な方法を提供する。PWI
の基本概念は固定間隔で、代表的なピッチサイクル(原型波形)を抽出し、その記
述を伝達し、原型波形の間で補間することによって音声信号を再構成することで
ある。PWI方法はLP残余信号または音声信号のいずれかを作動させるかもし
れない。例示的PWIまたはPPP音声符号器は、1998年12月21日に出
願され、本発明の譲受人に譲渡され、引用文献としてここに完全に組みこまれた
「周期的な音声コード化」と題する米国出願シリーズNo.09/217,494
で説明される。他のPWIまたはPPP音声符号器が米国特許No.5,884,
253、およびW.Bastiaan KleijnとWolfgang Gra
nzow著「1デジタル信号処理で音声コード化における波形補間の方法」21
5-230(1991)で説明される。
【0015】 従来の低ビットレート、可変レート音声符号器は低いコード化レートからより
高いコード化レートにいつ切り換わるかを決定するためにフレームエネルギーに
基づくオープンループコード化モード決定を採用する。これは、音声符号器が異
なったクラスの音声の存在を利用して、異なったレートでそれらをコード化する
ことを許可する。しかしながら、オープンループの分類によって決められるレー
トでのコード化は特定のフレームへの不十分または平凡な品質をもたらすかもし
れない。従って、オープンループ決定の効率を高めることは有利であるだろう。
与えられたフレームについてコード化レートを変える(即ち、必要なら増加する)
ために品質の推定を使用するのは望ましいだろう。しかしながら、フレームにつ
いてコード化レートを増加させることは、音声符号器のための平均コード化レー
トを変化する(増加する)だろう。したがって、オープンループ分類によって決め
られるそれらからフレームごとの基準のコード化レートにおいて偏差を許容して
いる間、一定平均ビットレートを維持する音声符号器を提供することはさらに有
利であるだろう。音声符号器のために特定の目標平均レートにするのがさらに望
ましいであろう。音声符号器のために目標の総合的なビットレートを維持するの
はさらに有利であるだろう。したがって、最適な音声品質を与えるために閉ルー
プ決定過程でコード化モード決定を改良し、目標コード化ビットレートを維持す
る音声符号器の必要性がある。
【0016】 発明の概要 本発明は目標コード化ビットレートを維持しながら最適の音声品質を与えるよ
うに閉ループ決定過程でコード化モード決定を改良する音声符号器に向けられる
。従って、発明の1つの態様として複数のフレームを可変コード化レートで符号
化するように構成された音声符号器において、音声符号器の目標平均ビットレー
トを維持する方法は、予め選択されたコード化レートでフレームをコード化する
ステップを有利に含んでおり、それはコード化されたフレームの事前に定義され
た数について平均ビットレートを実行し、差の値を得るため事前に定義された目
標平均ビットレートから実行平均ビットレートを引き算し、商の値を得るために
予め選択されたコード化レートにより差の値を割算し、商の値がゼロ未満である
ならば、第1の累算値を生成するため音声符号器性能閾値の可能な発生計数を生
成するために現在の性能閾値よりも小さい音声符号器性能閾値の第1の事前に定
義された数の可能な発生計数を累算し、音声符号器性能閾値の事前に定義された
数の発生計数は第1の累算された値が商の値の絶対値よりも大きいように選択さ
れ、商の値がゼロ未満であるならば、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾
値から音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符号器性能閾値の第
1の事前に定義された数の発生計数の積を引算し、商の値がゼロ以上であるなら
ば、第2の累算された値を生成するため現在の性能閾値よりも大きい音声符号器
性能閾値の第2の事前に定義された数の可能な発生計数を累算し、音声符号器性
能閾値の事前に定義された数の発生計数は第2の累算された値が商の値よりも大
きいように選択され、商の値がゼロ以上であるなら、新しい性能閾値を得るため
に現在の性能閾値に音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号器
性能閾値の第2の事前に定義された数の発生計数の積を加算することを含む。
【0017】 発明の別の態様において、符号器は予め選択されたコード化レートでフレーム
をコード化する手段と、事前に定義された数のコード化されたフレームについて
実行平均ビットレートを計算する手段と、差の値を得るために事前に定義された
目標平均ビットレートから実行平均ビットレートを引き算する手段と、商の値を
得るために予め選択されたコード化レートにより差の値を割算する手段と、音声
符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第1の累算された値が商の値
の絶対値よりも大きいように選択され、第1の累算値を生成するため現在の性能
閾値より小さい音声符号器性能閾値の第1の事前に定義された数の可能な発生計
数を累算する手段と、商の値がゼロ未満であるならば、新しい性能閾値を得るた
めに現在の性能閾値から音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符
号器性能閾値の第1の事前に定義された数の発生計数の積を引算する手段と、音
声符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第2の累算された値が商の
値よりも大きいように選択され、第2の累算された値を生成するため現在の性能
閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の第2の事前に定義された数の可能な発生
計数を累算する手段と、商の値がゼロ以上であるなら、新しい性能閾値を得るた
めに現在の性能閾値に音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号
器性能閾値の第2の事前に定義された数の発生計数の積を加算する手段とを有利
に含む。
【0018】 発明の別の態様において、音声符号器は複数のフレームを分析するように構成
された分析モジュールと、分析モジュールに結合されかつ分析モジュールにより
発生されたフレームパラメタをコード化するように構成された量子化モジュール
とを含み、量子化モジュールはさらに予め選択されたコード化レートでフレーム
をコード化し、コード化されたフレームの事前に定義された数について実行平均
ビットレートを計算し、差の値を得るため事前に定義された目標平均ビットレー
トから実行平均ビットレートを引き算し、商の値を得るため予め選択されたコー
ド化レートにより差の値を割算し、音声符号器性能閾値の事前に定義された数の
発生計数は第1の累算された値が商の値の絶対値よりも大きいように選択され、
第1の累算値を生成するため現在の性能閾値より小さい音声符号器性能閾値の第
1の事前に定義された数の可能な発生計数を累算し、商の値がゼロ未満であるな
らば、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾値から音声符号器性能閾値発生
計数値あたりの減少分と音声符号器性能閾値の第1の事前に定義された数の発生
計数の積を引算し、音声符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第2
の累算された値が商の値よりも大きいように選択され、第2の累算された値を生
成するため現在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の第2の事前に定義
された数の可能な発生計数を累算し、商の値がゼロ以上であるなら、新しい性能
閾値を得るために現在の性能閾値に音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加
分と音声符号器性能閾値の第2の事前に定義された数の発生計数の積を加算する
ように構成される。
【0019】 好ましい実施例の詳細な記述 以下に記述される例示的実施例はCDMA空中インタフェースを採用するため
に構成された無線電話通信システムにある。それにもかかわらず、技術に熟練し
た者に理解されるように、本発明の特徴を具体化するサブサンプリング方法と装
置は技術に熟練した者に知られた広範囲の技術を使う様々な通信システムのいず
れにも属する。
【0020】 図1に示されるように、CDMA無線電信システムは複数の移動加入者ユニッ
ト10、複数の基地局12、基地局制御器(BSC)14、および移動交換センタ
ー(MSC)16を含んでいる。MSC 16は通常の公衆電話交換ネットワーク(
PSTN)18とインターフェイスするように構成される。またMSC16はB
SC14にインターフェイスするように構成される。BSC14は迂回中継線を
通して基地局12と結合される。迂回中継線は例えばE1/T1、ATM、IP
、PPP、フレームリレー、HDSL、ADSL、またはxDSLを含むいくつ
かの知られているインタフェースの何れかを支持するように構成されてもよい。
2以上BSC14がシステムにあるかもしれないことが理解される。それぞれの
基地局12は少なくとも1つのセクター(示されない)に都合よく含まれ、各セク
ターが無指向性アンテナまたは基地局12から放射状に遠くの特定の方向に位置
付けられたアンテナを備えている。代わりに、各セクターは多様性受信のための
2個のアンテナを含んでもよい。それぞれの基地局12は、複数の周波数割当て
を支持するように都合よく設計されるかもしれない。セクターの交線と周波数割
当てはCDMAチャンネルと呼ばれるかもしれない。また、基地局12は基地局
トランシーバーサブシステム(BTS)12として知られているかもしれない。代
わりに、「基地局」は、BSC14と1つ以上のBTS12に集合的に引用する
ために産業上使用されるかもしれない。また、BTS12は表示された「セルサ
イト」12であるかもしれない。代わりに、与えられたBTS12の個々のセク
ターはセルサイトと呼ばれるかもしれない。移動加入者ユニット10は典型的に
セルラーまたはPCS電話10である。システムはIS-95規格に従って使用
のために都合よく構成される。
【0021】 携帯電話システムの典型的な操作の間、基地局12は移動ユニット10の組か
ら逆方向リンク信号の組を受ける。移動ユニット10は電話コールまたは他の通
信を伝導している。与えられた基地局12によって受信される各逆方向リンク信
号はその基地局12内で処理される。結果として起こるデータはBSC14に転
送される。BSC14は基地局12間でソフトハンドオフの結集を含むコールリ
ソース配分と移動性管理機能性を提供する。また、BSC14は受信されたデー
タをMSC16に発送し、MSC16はPSTN18とインタフェイスのために
付加的なルーティングサービスに提供する。同様に、PSTN18はMSC16
とインターフェイスし、MSC16はBSC14とインタフェイスし、BSC1
4は順方向リンク信号の組を移動ユニット10の組に順次伝送するために基地局
12を制御する。
【0022】 図2において、第1のエンコーダ100がデジタル化された音声サンプルs(
n)を受け、第1のデコーダ104へ伝送媒体102、即ち通信チャネル102
で伝送のためにサンプルs(n)をコード化する。デコーダ104はコード化さ
れた音声サンプルを復号して出力音声信号sSYNTH(n)を合成する。逆方向へ
の伝送のために、第2のエンコーダ106がデジタル化された音声サンプルs(
n)をコード化し、それは通信チャネル108で伝送される。第2のデコーダ1
10はコード化された音声サンプルを受信して復号し、合成出力音声信号sSY
NTH(n)を発生させる。
【0023】 音声サンプルs(n)は、例えば、パルス符号変調(PCM)、圧縮μ-法、ま
たはA-法を含む技術で知られている様々な方法のいずれかに従ってデジタル化
されかつ量子化された音声信号を表す。技術で知られているように、音声サンプ
ルs(n)は入力データのフレーム内に組織化され、各フレームがデジタル化さ
れた音声サンプルs(n)の予め決定された数を含む。例示的実施例では、8k
Hzのサンプリングレートは160個のサンプルを含むそれぞれ20msフレー
ムで採用される。以下で説明される実施例では、データ伝送のレートはフレーム
からフレーム基準で13.2kbps(完全なレート)から6.2kbps(半分の
レート)、2.6kbps(4分の1のレート)、1kbps(8分の1のレート)へ
都合よく変えられるかもしれない。低いビットレートが比較的少ない音声情報を
含むフレームに選択的に使われるかもしれないので、データ伝送レートの変更は
有利である。技術に熟練した者に理解されるように、他のサンプリングレート、
フレームサイズ、およびデータ伝送レートが使用されてもよい。
【0024】 第1のエンコーダ100と第2のデコーダ110は第1の音声符号器または音
声コーデックを一緒に含む。音声符号器は例えば、加入者ユニット、図1を参照
して上述されたBTS、またはBSCを含む送信音声信号のための任意の通信装
置で使用することができる。同様に、第2のエンコーダ106と第1のデコーダ
104は第2の音声符号器を一緒に含む。技能に熟練した者に理解されるように
、音声符号器はディジタル信号プロセッサ(DPS)、特定用途向け集積回路(A
SIC)、ディスクリートゲート論理、ファームウェア、または任意の通常のプ
ログラマブルソフトウェアモジュールとマイクロプロセッサで実行されるてもよ
い。ソフトウェアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ、レジスタ、ま
たは技術で知られているいかなる他の形式の書き込み可能な記憶媒体に存在する
ことができる。代わりに、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、または状態
マシンもマイクロプロセッサのために代用することができる。特に音声コード化
のために設計された例示的ASICは本発明の譲受人に譲渡され、引用文献とし
てここに完全に組みこまれた米国特許No.5,727,123と、1994年2
月16日に出願され、本発明の譲受人に譲渡されて、引用文献としてここに完全
に組みこまれた「ボコーダASIC」と題する米国出願シリーズNo.08/1
97,417で説明される。
【0025】 図3において、音声符号器で使用されるエンコーダ200はモード決定モジュ
ール202、ピッチ推定モジュール204、LP分析モジュール206、LP分
析フィルタ208、LP量子化モジュール210、および残余量子化モジュール
212を含んでいる。入力音声フレームs(n)はモード決定モジュール202
、ピッチ推定モジュール204、LP分析モジュール206、およびLP分析フ
ィルタ208に供給される。モード決定モジュール202はモードインデックス
および周期性に基づくモードM、それぞれの入力音声フレームs(n)の他
の特徴の中のエネルギー、信号対ノイズ比(SNR)、またはゼロ交叉レートを
生成する。周期性に従って音声フレームを分類する様々な方法は米国特許No.
5,911,128に記述され、それは本発明の譲受人に譲渡され引用文献として
ここに完全に組みこまれる。また、そのような方法は電気通信工業会の工業暫定
規格TIA/EIA IS-127とTIA/EIA IS-733に組み入れられ
る。例示的モード決定案は前述の米国出願シリーズNo.09/217,341の
も記述されている。
【0026】
【0027】
【0028】 図3のエンコーダ200および図4のデコーダ300の様々なモジュールの作
動と実施は技術において知られており、前述の米国特許No.5,414,796
、およびL.B.Rabiner、およびR.W.Schafer著「音声信号のデ
ジタル処理」396-453(1978)に記述される。
【0029】 図5のフローチャートで示されたように、一実施例による音声符号器は伝送の
ための処理音声サンプルの一組のステップに従う。ステップ400では、音声符
号器は連続したフレームにおける音声信号のデジタルサンプルを受信する。与え
られたフレームを受け取ると、音声符号器はステップ402に進む。ステップ4
02において、音声符号器はフレームのエネルギーを検出する。エネルギーはフ
レームの音声活力の尺度である。音声検出は、デジタル化された音声サンプルの
振幅の2乗を合計し、閾値に対して結果のエネルギーを比較することによって実
行される。一実施例では、閾値はバックグラウンド雑音の変化しているレベルに
基づいて適合される。例示的可変閾値音声活力検出器は前述の米国特許No.5
,414,796に記述される。いくらかの無声の音声音がバックグラウンド雑音
として誤ってコード化される極めて低エネルギーサンプルであり得る。これが起
こるのを防ぐために、前述の米国特許No.5,414,796で説明されるよう
に低エネルギーサンプルのスペクトル傾斜がバックグラウンド雑音からの無声の
音声を区別するのに使用されてもよい。
【0030】 フレームのエネルギーを検出した後に、音声符号器はステップ404に進む。
ステップ404では、音声符号器は検出されたフレームエネルギーが音声情報を
含むとしてフレームを分類するために十分であるかどうか決定する。検出された
フレームエネルギーが事前に定義された閾値を下回るならば、音声符号器はステ
ップ406に進む。ステップ406において、音声符号器はバックグラウンド雑
音(即ち、不音声または沈黙)としてフレームをコード化する。一実施例では、バ
ックグラウンド雑音フレームは1/8レート、即ち1kbpsでコード化される
。ステップ404において検出されたフレームエネルギーが事前に定義された閾
値レベルと合致するか超えるならば、フレームは音声として分類され、音声符号
器はステップ408に進む。
【0031】 ステップ408において、音声符号器はフレームが無声の音声であるか否かを
決定する、即ち、音声符号器はフレームの周期性を試験する。周期性決断の種々
の知られている方法は、例えば、ゼロ交叉の使用および正規化された自動相関関
数(NACF)の使用を含む。特に、周期性を検出するためにゼロ交叉とNACF
を使用することは前述の米国特許No.5,911,128のおよび米国特許出願
シリーズNo.09/217,341で説明される。さらに、無声の音声から有
声な音声を区別するために使用される上記の方法は、電気通信工業会の暫定規格
TIA/EIA IS-127とTIA/EIA IS-733に組み入れられてい
る。フレームがステップ408において無声の音声であると決定されるなら、音
声符号器はステップ410へ進む。ステップ410では、音声符号器は無声の音
声としてフレームをコード化する。一実施例では、無声の音声フレームは4分の
1のレート、即ち2.6kbpsでコード化される。ステップ408においてフ
レームが無声の音声であることを決定しないならば、音声符号器はステップ41
2に進む。
【0032】 ステップ412では、音声符号器は、例えば、前述の米国特許No.5,91
1,128に記述されたように技術で知られた周期性検出方法を使用して、フレ
ームが遷移音声であるかどうかを決定する。フレームが遷移音声であると決定さ
れるなら、音声符号器はステップ414に進む。ステップ414において、フレ
ームは遷移音声(即ち、無声の音声から有声の音声までの遷移)としてコード化さ
れる。一実施例において、遷移音声フレームは多重補間コード化方法によって符
号化され、それは1999年5月7日に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、
ここに引用文献として完全に組み込まれた「遷移音声フレームの多重補間コード
化」と題する米国特許出願シリーズNo.09/307,294に記述される。
別の実施例では、遷移音声フレームは完全なレート、即ち13.2kbpsでコ
ード化される。
【0033】 ステップ412で音声符号器はフレームが遷移音声でないと決定するならば、
音声符号器はステップ416に進む。ステップ416では、音声符号器は有声な
音声としてフレームをコード化する。一実施例では、有声な音声フレームは半分
レート、即ち6.2kbpsでコード化されるかもしれない。また、完全なレー
ト、即ち13.2kbps(または、8k CELP符号器の場合、完全なレート
、8kbps)で有声な音声フレームをコード化することも可能である。しかし
ながら、技術に熟練した者は、有声フレームの安定状態の特質を利用することに
より貴重な帯域幅を節約するために半分のレートで有声なフレームをコード化す
ることが符号器に許容されることを認識するであろう。さらに、有声な音声を符
号化するのに使用されるレートにかかわらず、有声な音声は過去のフレームから
の情報を使用することで有利にコード化され、したがって、予測的にコード化さ
れるべきであると言われている。
【0034】 熟練した者は、音声信号または対応するLP残余のいずれかが図5に示された
ステップに従うことにより符号化されるかもしれないことを認識するであろう。
雑音の波形特性、無声、遷移、および有声な音声は図6Aのグラフで時間の関数
として見ることができる。雑音の波形特性、無声、遷移、および有声なLP残余
を図6Bのグラフで時間の関数として見ることができる。
【0035】 図7に示されたように、一実施例では、原型ピッチ期間(PPP)音声符号器5
00は逆数フィルタ502、原型抽出器504、原型量子化器506、原型不量
子化器508、補間/合成モジュール510、およびLPC合成モジュール51
2を含んでいる。音声符号器500はDPSの一部として都合よく実行されるか
もしれず、例えば、PCSまたは携帯電話システムにおける加入者ユニットまた
は基地局に、または衛星システムにおける加入者ユニットまたはゲートウェイに
存在するかもしれない。
【0036】 音声符号器500において、デジタル化された音声信号s(n)、ここにnは
フレーム番号である、は逆数LPフィルタ502に供給される。特定の実施例に
おいて、フレームの長さは20msである。逆数フィルタA(z)の伝達関数は以
下の方程式によって計算される:
【数1】 A(z)=1−a−1−a−2−…−a―p ここに係数aは知られている方法により選ばれた事前に定義た値を有するフィ
ルタタップであり、前述の米国特許No.5,414,796および米国出願シリ
ーズNo.09/217,494に記述されており、両方とも以前に引用文献と
してここに完全に組み込まれる。数pは逆数LPフィルタ502が予測目的のた
めに使用する前のサンプルの数を示す。特定の実施例では、pは10に設定され
る。
【0037】 逆数フィルタ502はLP残余信号r(n)を原型抽出器504に供給する。原
型抽出器504は現在のフレームから原型を抽出する。原型は、デコーダでLP
残余信号を再構成するためフレーム内に同様に位置付けられた前のフレームから
原型を用いる補間/合成モジュール510によって直線的に補間される現在のフ
レームの一部である。
【0038】 原型抽出器504は原型を原型量子化器506に供給し、それは技術で知られ
ている様々な量子化技術のいずれかに従って原型を量子化するかもしれない。調
査表(示されない)から得られるかもしれない量子化された値は、チャンネルの上
を伝送するため遅れと他のコードブックパラメタを含むパケット内に組み立てら
れる。パケットは送信器(示されない)に提供され、受信器(また、示されない)へ
チャンネル上で伝送される。逆数LPフィルタ502、原型抽出器504、およ
び原型量子化器506は現在のフレームのPPP分析を実行したと言われる。
【0039】 受信器はパケットを受信し、パケットを原型不量子化器508に供給する。種
々の知られている技術のいずれかに従って、原型不量子化器508がパケットを
不量子化する。原型不量子化器508は不量子化された原型を補間/合成モジュ
ール510に供給する。補間/合成モジュール510は、現在のフレームのため
LP残余信号を再構成するためにフレーム内に同様に位置付けられた前のフレー
ムからの原型で原型を補間する。補間とフレーム合成は、米国特許No.5,8
84,253と前述の米国特許出願シリーズNo.09/217,494に記述さ
れる知られている方法によって有利に達成される。
【0040】
【0041】 一実施例において図7のPPP音声符号器500のような音声符号器は、音声
符号器のために目標平均ビットレートを維持している間、閉ループコード化性能
基準をそれぞれのコード化されたフレームに適用する。音声符号器はPPP音声
符号器、またはフレーム基準あたりコード化レートを増加させることによって音
声品質を改良することができるいかなる他のタイプの低ビットレート音声符号器
であってもよい。
【0042】 音声フレーム(一実施例では、フレームは20msの音声のセグメントを含む)
のオープンループの分類の後に、音声フレームは予め選択されたレートRpを使
用してコード化される。閉ループ性能試験はそれから実行される。エンコーダ性
能基準は予め選択されたレートRpを使用して全部または部分的なコード化の後
に得られる。関連技術としてよく知られている例示的性能基準は、例えば、信号
対雑音比(SNR)、PPP音声符号器のようなコード化案におけるSNR予測、
予測誤差量子化SNR、位相量子化SNR、振幅量子化SNR、知覚SNR、お
よび定常性の基準としての現在および過去のフレーム間の正規化された相互相関
を含む。性能基準PNMが閾値PNMTHを下回るならば、コード化レートは
コード化案がより良い品質を与えるために期待される値に変えられる。通常、こ
れはコード化レートの変化が増加であることを意味する。可変レート音声符号器
の品質を維持する例示的閉ループ分類案は1998年11月13日に出願され、
本発明の譲受人に譲渡されて、引用文献としてここに完全に組みこまれる「閉ル
ープ可変レートマルチモード予測音声符号器」と題する米国出願シリーズNo.
09 / 191,643で説明される。
【0043】 また、性能基準PNMは閾値PNMTHの現在の値に関して閾値のヒストグ
ラムを更新するのに有利に使用される。ヒストグラムは以下の方法で音声符号器
のための平均ビットレートの全体的な制御を実行するために使用される。音声符
号器はWフレームの窓を超える実行平均ビットレートを計算し、Wフレームの後
に実行平均ビットレートをゼロにリセットし、次のWフレームのために実行平均
ビットレートを再計算する。W-フレーム期間の終わりに、平均ビットレートは
目標平均ビットレートAVRから引き算され、差が最初の予め選択されたコード
化レート値Rpにより割算される。
【0044】 割算AVR/Rpの商NRが正であるならば、第1のBRビンのためのヒスト
グラム値、またはPNM_TH(即ち、閾値より高いコード化レートに関連づけら
れる第1のBRビン)の右のヒストグラムバー幅が累算される。累算された値が
NRよりも大きいようにBRの値が有利に選ばれる。それから閾値PNM_TH
は積DTH_HI*BRと等しい量だけ増加され、ここにDTH_HIがビン毎の
増加分の量である。DYH_HIが最初に適当な値に初期化されることが注意さ
れるべきである。そのような適当な値の1つは(MAXTH−PNM_TH)/
HBである(パラメタは以下で定義される)。
【0045】 商NRが負であるならば、PNM_THの左の第1のBLビンのためのヒスト
グラム値が累算される。BLの値は累算された値が-NRよりも大きいように有
利に選ばれる。それから、閾値PNM_THは積DTH_LO*BLと等しい量だ
け減少され、ここにDTH_LOはビン毎の減少分の量である。DTH_LOが適
当な値に最初に初期化されることが注意されるべきである。そのような適当な値
の1つは(PNM_TH−MIN_TH)/HBである(パラメタは以下に定義され
る)。
【0046】 性能閾値PNM_THは、最大および最小の値または推定値が知られているなら
、それぞれ最大および最小値MAX_THおよびMIN_THに制限されることが
できる。都合よいことに、望まれているならばビン当りの減少分DTH_LOお
よびビン当りの増加分DTH_HIはそれぞれ商の量(PNM_TH-MIN_TH)
/HBおよび(MAX_TH-PNM_TH)/HBに更新され、ここにHBはヒス
トグラムにおけるビンの数の半分に等しい。音声符号器がW-フレーム窓に関し
て、目標平均ビットレートAVRに接近した平均ビットレートを維持して終わる
とき、ヒストグラムの2HBビンのすべてのためのヒストグラム値は都合よくゼ
ロにリセットされる。
【0047】 一実施例では、ヒストグラム値の更新は予め選択されたレートRpを使用して
コード化する間に起る。これは以下の方法で達成される。まず第1にビンが更新
される。閾値PNM_THの左のそれぞれのHBビンが閾値PNM_TH(閾値P
NM_THはヒストグラムの中心に配置される)の左のi番目のビンのために差P
NM_TH-DTH_LO*iの値と等しく設定される。閾値PNM_THの右のそれ
ぞれのHBビンは閾値PNM_THの右のi番目のビンために合計PNM_TH+D
TH_HI*iの値と等しく設定される。第2に、現在の性能基準値であるPNM
を含むビンのヒストグラム値は1だけ増加される。
【0048】 図7のPPP音声符号器500のような音声符号器の一実施例において、音声
符号器目標平均ビットレートを維持している間、各符号化されたフレームに閉ル
ープコード化性能基準PNMを適用するために、図8のフローチャートによって
示されたアルゴリズムステップを実行する。音声符号器はPPP音声符号器、ま
たはフレーム基準あたりコード化レートを増加させることによって音声品質を改
良することができる任意の他の型の低ビットレート音声符号器であってもよい。
【0049】 現在の音声フレームはフレームの内容のオープンループ分類に基づくレートR
pでコード化される。そして、閉ループ試験は、音声コード化性能基準PNMが
性能閾値PNM_THを下回るならば、コード化レートが増加されるようにフレ
ームに適用される。次に閾値PNM__THが目標平均ビットレートAVRに、ま
たはそれに接近して音声符号器の実行平均ビットレートを保つように以下の方法
ステップに従って調整される。
【0050】 ステップ600において、音声符号器は長さWフレームの窓のために実行平均
ビットレートを計算する。そして音声符号器はステップ602に進む。ステップ
602では、音声符号器は商NR=(AVR−実行平均ビットレート)/Rpを計
算する。そして音声符号器はステップ604に進む。ステップ604では音声符
号器は、NRがゼロ以上であるかどうか決定する。NRがゼロ以上であるなら、
音声符号器はステップ606へ進む。他方NRがゼロ以上でないならば、音声符
号器はステップ608に進む。
【0051】 ステップ606では、音声符号器は累算された値がNRよりも大きくなるよう
にBRを選択してPNM_TH(ヒストグラムの中心にある) の右へ第1のBRヒ
ストグラムビン値を累算する。そして音声符号器はステップ610に進む。ステ
ップ610では、音声符号器はPNM__THをPNM_THとDTH_HI*BR
の合計に等しく設定する、ここにDTH_HIはヒストグラムビンあたりの増加
分の量と等しい。そして音声符号器はステップ612に進む。
【0052】 ステップ608では、音声符号器は、累算された値が-NRよりも大きくなる
ようにBLを選択して、第1のBLヒストグラムビン値をPNM_THの左に累
算する。そして音声符号器はステップ614に進む。ステップ614において、
音声符号器はPNM_THをPNM_THとDTH_LO*BRとの間の差に等しく
設定する、ここにDTH_LOはヒストグラムビンあたりの減少量と等しい。そ
して音声符号器はステップ612に進む。
【0053】 PNM_THをそれぞれ最大および最小値、MAX_THおよびMIN_THに
させるステップは、望まれるならば、前のステップ612で実行されてもよい。
さらに、それぞれ商の量(PNM_TH-MIN_TH) /HBおよび(MAX_TH
-PNM_TH)/HBにビンDTH_LOあたりの減少とビンDTH_HIあたり
の増加を更新するステップは、望まれるならば、前のステップ612で実行され
てもよい、ここにHBはヒストグラムにおける半分のビンの数と等しい。また、
DTH_HIおよびDTH_LOはそれぞれ(MAX_TH-PNM_TH)/HBお
よび(PNM_TH-MIN_TH)/HBのような適当な値に最初に初期化される
ことが注意されるべきである。
【0054】 ステップ612では、音声符号器は2HBヒストグラムビンのすべてについて
ヒストグラム値をゼロにリセットする。そして音声符号器は次のWフレームの実
行平均ビットレートを計算するためステップ600に戻る。
【0055】 一実施例において音声符号器は、各WフレームのためにレートRpで音声フレ
ームのコード化の間にヒストグラムビンの値を更新するため、図9のフローチャ
ートで示されたアルゴリズムステップを実行する。ステップ700において、音
声符号器は閾値PNM_THの左のi番目のビンのためにすべてのヒストグラムビ
ンを差PNM_TH-DTH_LO*iの値に等しいPNM_THの左に設定する。そ
して音声符号器はステップ702に進む。ステップ702において、音声符号器
は閾値PNM_THの右のi番目のビンのためにすべてのヒストグラムビンを合計
PNM_TH+DTH_HI*iの値と等しいPNM_THの右へ設定する。そして
音声符号器はステップ704に進む。ステップ704において、 音声符号器は
現在の性能基準であるPNMを含むヒストグラムビンの値を1だけ増加させる。
【0056】 かくして音声符号器の目標ビットレートを維持するための新規な方法および装
置が記述された。技術に熟練した者に理解されるように、ここに開示された実施
例と関連して記述された種々の説明に役立つ論理的なブロックとアルゴリズムス
テップがディジタル信号プロセッサ(DPS)、特定用途向け集積回路(ASIC)
、ディスクリートゲート論理、例えばレジスタおよびFIFOのようなディスク
リートハードウエア部品、一組のファームウェア命令を実行するプロセッサまた
は任意の通常のプログラマブルソフトウェアモジュールとプロセッサで実施また
は実行されてもよい。プロセッサは好ましくはマイクロプロセッサでよいが、プ
ロセッサは代わりに、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコント
ローラ、または状態マシンであってもよい。ソフトウェアモジュールはRAMメ
モリ、フラッシュメモリ、レジスタ、または技術で知られているいかなる他の形
式の書き込み可能な記憶媒体に存在することができる。熟練した者は、上述の中
に参照されたデータ、指示、命令、情報、信号、ビット、符号、およびチップが
電圧、電流、電磁波、磁場または、粒子、光学分野または粒子、あるいはその組
み合わせにより有利に表されることを認識するであろう。
【0057】 かくして本発明の好ましい実施例が示されかつ説明された。しかしながら、多
くの変更が発明の精神または範囲から逸脱することなくここに記述された実施例
に成されるかもしれないことは、技術に普通に熟練した者に明らかである。それ
故、本発明は以下の請求項に従う以外に制限されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線電話システムのブロックダイアグラムである。
【図2】 音声符号器によって各端末で終端される通信チャネルのブロックダイアグラム
である。
【図3】 エンコーダのブロックダイアグラムである。
【図4】 デコーダのブロックダイアグラムである。
【図5】 音声コード化決定過程を例証するフローチャートである。
【図6A】 音声信号振幅対時間のグラフである。
【図6B】 線形予測(LP)残余振幅対時間のグラフである。
【図7】 原型ピッチ期間(PPP)音声符号器のブロックダイアグラムである。
【図8】 音声符号器のための目標平均ビットレートを維持しながら閉ループコード化性
能基準を各コードフレームに適用するため、図7の音声符号器のような音声符号
器によって実行されるアルゴリズムステップを例証するフローチャートである。
【図9】 音声フレームのコード化の間ヒストグラムビンの値を更新するため音声符号器
によって実行されるアルゴリズムステップを例証するフローチャートである。
【符号の説明】
502…逆数フィルタ 504…原型抽出器 506…原型量子化器 508
…原型不量子化器 510…補間合成モジュール 512…LPC合成モジュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 デジャコ、アンドリュー・ピー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92131 サン・ディエゴ、カミニト・モジ ャド 9705 Fターム(参考) 5D045 CC07 DA06 DA11

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレームを可変コード化レートでコード化するように
    構成された音声符号器において、 予め選択されたコード化レートでフレームをコード化し、 事前に定義された数のコード化されたフレームについて実行平均ビットレート
    を計算し、 差の値を得るために事前に定義された目標平均ビットレートから実行平均ビッ
    トレートを引き算し、 商の値を得るために予め選択されたコード化レートにより差の値を割算し、 商の値がゼロ未満であるならば、音声符号器性能閾値の事前に定義された数の
    発生計数は第1の累算された値が商の値の絶対値よりも大きいように選択されて
    、第1の累算値を生成するため現在の性能閾値より小さい音声符号器性能閾値の
    第1の事前に定義された数の可能な発生計数を累算し、 商の値がゼロ未満であるならば、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾値
    から音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符号器性能閾値の第1
    の事前に定義された数の発生計数の積を引算し、 商の値がゼロ以上であるなら、音声符号器性能閾値の事前に定義された数の発
    生計数は第2の累算された値が商の値よりも大きいように選択されて、第2の累
    算された値を生成するため現在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の第
    2の事前に定義された数の可能な発生計数を累算し、 商の値がゼロ以上であるなら、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾値に
    音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号器性能閾値の第2の事
    前に定義された数の発生計数の積を加算するステップを含む、 音声符号器の目標平均ビットレートを維持する方法。
  2. 【請求項2】 音声符号器性能を事前に定義された性能基準と比較し、フレ
    ームのための音声符号器性能が現在の性能閾値を下回るならフレームの予め選択
    されたコード化レートを調整するステップをさらに含む請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 調整ステップがフレームのコード化レートを増加することを
    含む請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 現在の性能閾値よりも小さい音声符号器性能閾値の各発生計
    数のために、音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符号器性能閾
    値の発生計数および現在の性能閾値の間の音声符号器性能閾値の発生計数の数に
    1をプラスした数の積を現在の性能閾値から引算し、かつ引算の結果に等しい音
    声符号器性能閾値の発生計数を設定し、 現在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の各発生計数のために、音声
    符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号器性能閾値の発生計数およ
    び現在の性能閾値の間の音声符号器性能閾値の発生計数の数に1をプラスした数
    の積を現在の性能閾値に加算し、かつ加算の結果に等しい音声符号器性能閾値の
    発生計数を設定し、 現在の音声符号器性能に対応する音声符号器性能閾値の発生計数を1だけ増加
    するステップを、コード化ステップ中にさらに含む請求項2の方法。
  5. 【請求項5】 フレームのオープンループ分類から予め選択されたコード化
    レートを得るステップをさらに含む請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 現在の性能閾値を最大値にさせるステップをさらに含む請求
    項1の方法。
  7. 【請求項7】 現在の性能閾値を最小値にさせるステップをさらに含む請求
    項1の方法。
  8. 【請求項8】 初期値を音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分およ
    び音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分に割り当てるステップをさらに
    含む請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 加算ステップまたは減算ステップの何れかを実行した後、音
    声符号器性能閾値の発生計数のすべてをゼロにリセットするステップをさらに含
    む請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 フレームが音声フレームである請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 フレームが線形予測残余フレームである請求項1の方法。
  12. 【請求項12】 音声符号器が無線通信システムの加入者ユニットにある請
    求項1の方法。
  13. 【請求項13】 予め選択されたコード化レートでフレームをコード化する
    手段と、 事前に定義された数のコード化されたフレームについて実行平均ビットレート
    を計算する手段と、 差の値を得るために事前に定義された目標平均ビットレートから実行平均ビッ
    トレートを引き算する手段と、 商の値を得るために予め選択されたコード化レートにより差の値を割算する手
    段と、 音声符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第1の累算された値が
    商の値の絶対値よりも大きいように選択されて、第1の累算値を生成するため現
    在の性能閾値より小さい音声符号器性能閾値の第1の事前に定義された数の可能
    な発生計数を累算する手段と、 商の値がゼロ未満であるならば、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾値
    から音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符号器性能閾値の第1
    の事前に定義された数の発生計数の積を引算する手段と、 音声符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第2の累算された値が
    商の値よりも大きいように選択されて、第2の累算された値を生成するため現在
    の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の第2の事前に定義された数の可能
    な発生計数を累算する手段と、 商の値がゼロ以上であるなら、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾値に
    音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号器性能閾値の第2の事
    前に定義された数の発生計数の積を加算する手段とを含む音声符号器。
  14. 【請求項14】 音声符号器性能を事前に定義された性能基準と比較する手
    段、およびフレームのための音声符号器性能が現在の性能閾値を下回るならフレ
    ームの予め選択されたコード化レートを調整する手段をさらに含む請求項13の
    音声符号器。
  15. 【請求項15】 調整する手段はフレームのコード化レートを増加する手段
    を含む請求項14の音声符号器。
  16. 【請求項16】 フレームのコード化中に、現在の性能閾値よりも小さい音
    声符号器性能閾値の各発生計数のために、音声符号器性能閾値発生計数値あたり
    の減少分と音声符号器性能閾値の発生計数および現在の性能閾値の間の音声符号
    器性能閾値の発生計数の数に1をプラスした数の積を現在の性能閾値から引算し
    、かつ引算の結果に等しい音声符号器性能閾値の発生計数を設定する手段と、 フレームのコード化中に、現在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の
    各発生計数のために、音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号
    器性能閾値の発生計数および現在の性能閾値の間の音声符号器性能閾値の発生計
    数の数に1をプラスした数の積を現在の性能閾値に加算し、かつ加算の結果に等
    しい音声符号器性能閾値の発生計数を設定手段と、 現在の音声符号器性能に対応する音声符号器性能閾値の発生計数を1だけ増加
    する手段とをさらに含む請求項14の音声符号器。
  17. 【請求項17】 フレームのオープンループ分類から予め選択されたコード
    化レートを得る手段をさらに含む請求項13の音声符号器。
  18. 【請求項18】 現在の性能閾値を最大値にさせる手段をさらに含む請求項
    13の音声符号器。
  19. 【請求項19】 現在の性能閾値を最小値にさせる手段をさらに含む請求項
    13の音声符号器。
  20. 【請求項20】 初期値を音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分お
    よび音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分に割り当てる手段をさらに含
    む請求項13の音声符号器。
  21. 【請求項21】 現在の性能閾値が調整された後、音声符号器性能閾値の発
    生計数のすべてをゼロにリセットする手段をさらに含む請求項13の音声符号器
  22. 【請求項22】 フレームが音声フレームである請求項13の音声符号器。
  23. 【請求項23】 フレームが線形予測残余フレームである請求項13の音声
    符号器。
  24. 【請求項24】 音声符号器が無線通信システムの加入者ユニットにある請
    求項13の音声符号器。
  25. 【請求項25】 複数のフレームを分析するように構成された分析モジュー
    ルと、 分析モジュールに結合されかつ分析モジュールにより発生されたフレームパラ
    メタをコード化するように構成された量子化モジュールとを含み、 量子化モジュールはさらに 予め選択されたコード化レートでフレームをコード化し、 コード化されたフレームの事前に定義された数について実行平均ビットレー
    トを計算し、 差の値を得るため事前に定義された目標平均ビットレートから実行平均ビッ
    トレートを引き算し、 商の値を得るため予め選択されたコード化レートにより差の値を割算し、 音声符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第1の累算された値
    が商の値の絶対値よりも大きいように選択されて、第1の累算値を生成するため
    現在の性能閾値より小さい音声符号器性能閾値の第1の事前に定義された数の可
    能な発生計数を累算し、 商の値がゼロ未満であるならば、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾
    値から音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符号器性能閾値の第
    1の事前に定義された数の発生計数の積を引算し、 音声符号器性能閾値の事前に定義された数の発生計数は第2の累算された値
    が商の値よりも大きいように選択されて、第2の累算された値を生成するため現
    在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の第2の事前に定義された数の可
    能な発生計数を累算し、 商の値がゼロ以上であるなら、新しい性能閾値を得るために現在の性能閾値
    に音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号器性能閾値の第2の
    事前に定義された数の発生計数の積を加算するように構成される音声符号器。
  26. 【請求項26】 量子化モジュールがさらに、音声符号器性能を事前に定義
    された性能基準と比較し、フレームのための音声符号器性能が現在の性能閾値を
    下回るならフレームの予め選択されたコード化レートを調整するように構成され
    る請求項25の音声符号器。
  27. 【請求項27】 コード化レートが増加されることにより調整される請求項
    26の音声符号器。
  28. 【請求項28】 量子化モジュールがさらに、 フレームのコード化中に、現在の性能閾値よりも小さい音声符号器性能閾値の
    各発生計数のために、音声符号器性能閾値発生計数値あたりの減少分と音声符号
    器性能閾値の発生計数および現在の性能閾値の間の音声符号器性能閾値の発生計
    数の数に1をプラスした数の積を現在の性能閾値から引算し、かつ引算の結果に
    等しい音声符号器性能閾値の発生計数を設定し、 フレームのコード化中に、現在の性能閾値よりも大きい音声符号器性能閾値の
    各発生計数のために、音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分と音声符号
    器性能閾値の発生計数および現在の性能閾値の間の音声符号器性能閾値の発生計
    数の数に1をプラスした数の積を現在の性能閾値に加算し、かつ加算の結果に等
    しい音声符号器性能閾値の発生計数を設定し、 現在の音声符号器性能に対応する音声符号器性能閾値の発生計数を1だけ増加
    するように構成される請求項26の音声符号器。
  29. 【請求項29】 量子化モジュールがさらに、フレームのオープンループ分
    類から予め選択されたコード化レートを得るように構成された請求項25の音声
    符号器。
  30. 【請求項30】 量子化モジュールがさらに、現在の性能閾値を最大値にさ
    せるように構成された請求項25の音声符号器。
  31. 【請求項31】 量子化モジュールがさらに、現在の性能閾値を最小値にさ
    せるように構成された請求項25の音声符号器。
  32. 【請求項32】 量子化モジュールがさらに、初期値を音声符号器性能閾値
    発生計数値あたりの減少分および音声符号器性能閾値発生計数値あたりの増加分
    に割り当てるように構成された請求項25の音声符号器。
  33. 【請求項33】 量子化モジュールがさらに、現在の性能閾値が調整された
    後、音声符号器性能閾値の発生計数のすべてをゼロにリセットするように構成さ
    れた請求項25の音声符号器。
  34. 【請求項34】 フレームが音声フレームである請求項25の音声符号器。
  35. 【請求項35】 フレームが線形予測残余フレームである請求項25の音声
    符号器。
  36. 【請求項36】 音声符号器が無線通信システムの加入者ユニットにある請
    求項25の音声符号器。
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