JP2003503953A - 移動通信システムにおける携帯用無線電話加入者のためのホームゾーンサービス方法 - Google Patents

移動通信システムにおける携帯用無線電話加入者のためのホームゾーンサービス方法

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JP2003503953A JP2001508112A JP2001508112A JP2003503953A JP 2003503953 A JP2003503953 A JP 2003503953A JP 2001508112 A JP2001508112 A JP 2001508112A JP 2001508112 A JP2001508112 A JP 2001508112A JP 2003503953 A JP2003503953 A JP 2003503953A
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Abstract

(57)【要約】 携帯用無線電話機加入者に一定地域範囲を割り当てて、通話をする時に加入者がその範囲内にいるか否かによって、別の料金体系を適用するホームゾーンサービス方法を提供する。ホームゾーンサービス方法によって、第１測定値及び第２測定値によってサブセクタとして定義される領域は、セルのセクタの固定位置から加入者の属する周辺基地局までのラウンドトリップディレイによって決定され、第１値及び第２値を含む所定のホームゾーンデータベースを作る。加入者の移動端末機が通話を設定するために要求信号を発生すると、一定信号からラウンドトリップディレイを測定する。それから、測定されたラウンドトリップディレイがホームゾーンデータベースの第１値と第２値との間にあると、加入者がサブセクタ内にいるか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムにおける携帯用移動電話加入者のためのホームゾ
ーンサービス(home zone service)に関し、特に、ホームゾーンサービスを提供
するより正確で効率的な方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ホームゾーンサービスは、“ホームゾーン”という特定領域を割り当て、通話
をする時に加入者がホームゾーン内にいるか否かによって、別の料金率を適用す
ることができるサービスである。従って、移動通信加入者が１つの地域から他の
地域まで移動するので、所定時間に多くの相異するホームゾーンを選択的に指定
することができる。
【０００３】 加入者の居住地の周辺がホームゾーンサービス地域として定義されている場合
、市内有線電話サービスに相当するサービス料金を移動通信加入者に適用するこ
とができる。しかしながら、ホームゾーンの外で通話をする場合は、無線通話料
金に該当するより高い料金を適用する。
【０００４】 加入者がホームゾーンサービスの登録を要求すると、加入者の住所に関連した
前記基地局の位置情報(緯度／経度)、前記基地局適用領域、前記基地局の設置状
況、及び前記基地局の多重通路(multipath)の特性などのような多様な因子によ
ってホームゾーンの境界を決定する。
【０００５】 図１を参照すると、セルサイト(cell cite)は複数のセクタ(sector)に分けら
れる。従って、全てのセル領域(基地局)または１つのセクタを含めてホームゾー
ンを定義することができる。しかしながら、前記ホームゾーンの設定において、
前記ホームゾーン確認の正確度は、その収入額の面でサービス提供者にとって大
事である。ホームゾーンの境界を決定する時に発生する小さいエラーも、ホーム
ゾーンの境界を拡張させる原因になるので、サービス提供者にとって重要な収入
を減少させるようになる。従って、加入者が前記ホームゾーン内で通話をする時
(または、通話を終える時)、前記ホームゾーンの境界を正確に確認する能力は、
サービス提供者の収入増加のために大事である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、従来技術の問題点を解決し、通話をする時に移動電
話加入者がホームゾーンサービス内にいるか否かをより正確に判断するホームゾ
ーンサービス方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するための本発明は、移動電話加入者に所定地域を割
り当て、移動加入者が前記ホームゾーン内で通話するか否かによって別の通話料
金を適用するホームゾーンサービス方法を提供することを特徴とする。前記方法
は、前記料金割引領域の境界を第１測定値及び第２測定値によって定義し、前記
第１値及び第２値は、セルサイトのセクタ内にある複数の位置から加入者が位置
した複数の周辺基地局までのラウンドトリップディレイ(Round Trip Delay: 以
下、ＲＴＤと称する)に基づいて測定して、移動加入者の属する複数の料金割引
領域を決定した後、前記第１測定値及び第２測定値を含むホームゾーンデータベ
ースを作る過程と、通話のために前記移動電話から要求信号のＲＴＤを計算する
過程と、前記計算したＲＴＤが前記ホームゾーンデータベースからの第１値と第
２値との間の範囲にあると、前記加入者が前記ホームゾーンサービス内に位置す
るか否かを判断する過程と、からなることを特徴とする。
【０００８】 本発明のある観点によると、前記移動電話が前記ホームゾーン内に位置する場
合、前記加入者に自分が前記ホームゾーン内にいるか否かを知らせる。 本発明の他の観点によると、前記所定ホームゾーンデータベースは貯蔵されて
、データベース管理局から作り出す。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する
。 なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号
を共通使用するものとする。下記説明において、本発明の要旨を明確にするため
に関連した公知機能または構成に対する具体的な説明は省略する。
【００１０】 図２は、本発明の実施形態によるホームゾーンを定義するサブセクタの概念を
示す。ホームゾーンは、セルサイト(基地局)またはセルサイトのセクタの１つを
基にして定義することができる。図２のように、前記セクタ内で指定されるホー
ムゾーンをサブセクタ基礎ホームゾーン(sub-sector based home zone)という。
【００１１】 図２のように、例えば、セル＃１のセクタ＃２は、複数のサブセクタ＃１〜＃
３に分けられる。前記セクタは、ＲＴＤ値を利用して、別のサブセクタゾーンに
分けられる。例えば、サブセクタ＃１と＃２の区分はＲＴＤ＿１境界によって実
現され、サブセクタ＃２と＃３の区分はＲＴＤ＿２境界によって実現される。異
なるホームゾーンサービスを指定することに使用される前記ＲＴＤ＿１及び前記
ＲＴＤ＿２の計算は、以下、詳細に説明する。 図３Ａ及び図３Ｂは、本発明の実施形態によるサブセクタ基礎ホームゾーンの
概念を説明する他の図である。
【００１２】 図３Ａのように、加入者１００が所定地点に位置していると、セル＃１０のセ
クタ＃２の一部がセル＃１１のセクタ＃１の一部と重畳する。図３Ｂのように、
前記加入者１００の位置は、異なる２つのホームゾーンによって重畳されること
ができる。従って、前記加入者１００は、セル＃１０のセクタ＃２のＲＴＤ2ｍ
ａｘ境界及びＲＴＤ2ｍｉｎ境界によって定義されるサブセクタだけでなく、セ
ル＃１１のセクタ＃１のＲＴＤ1ｍａｘ境界及びＲＴＤ1ｍｉｎ境界によって定義
されるサブセクタにも属する。従って、前記加入者１００が前記２つのサブセク
タのいずれかの１つの地域で通話をする場合、市内通話料金に該当する料金を移
動電話加入者に適用する。 ここで、ホームゾーンを定義するために、前記ＲＴＤを計算する過程を詳細に
説明する。
【００１３】 固定地点(例えば、移動加入者の家の周辺)を含む円形のホームゾーンを決定す
ると仮定する場合、前記ホームゾーンと周辺基地局との間の最小距離及び最大距
離をサービス提供者または使用者によって定義することができる。この時、前記
最小距離は、前記基地局から前記ホームゾーンの内部境界までの直線距離の中で
最も短い距離である。前記最大距離は、前記基地局からホームゾーンの境界内の
反対方向のホームゾーンの外部境界までの直線距離の中で最も長い距離である。
これらの距離はＲＴＤを使用して決定される。前記ＲＴＤは、前記距離を伝播速
度(C=300,000 Km/sec)で割った後、往復距離を計算するために前記値に２を掛け
た値である。前記基地局は、電波が前記基地局から発信して端末機に到達した後
、また前記基地局まで戻ってくる時間を測定することによって往復時間を測定す
る。これは下記数式によって表現される。
【００１４】 ＲＴＤ＿ｉ＝２×(Ｄ＿ｉ／Ｃ) ここで、“ｉ”は１または２である。“Ｄ＿ｉ”は、“ｉ”が１である時は最
小距離を、“ｉ”が２である時は最大距離を示す変数である。 ＲＴＤ値を使用して前記ホームゾーンの境界の正確度を高めるための補足的な
測定は下記のように遂行される。
【００１５】 前記基地局から各位置までの距離は、直線で計算することができる。前記基地
局と移動端末機との往復時間は前記基地局のデジタルシグナルプロセッサー(dig
ital signal processor: ＤＳＰ)によって計算されるので、前記ＲＴＤ値は前記
計算された距離を伝播速度で割った値に２を掛けて求められる。しかしながら、
前記電波は多重通路の特性の環境で伝達されるので、電波の多重通路の特性によ
る遅延時間は前記ＲＴＤの計算に影響を及ぼす。通常的に、類似背景領域に含ま
れる遅延時間は類似遅延特性を表示する。従って、本発明の実施形態で、異なる
背景に含まれる遅延時間を集合的に測定し、料金割引領域を定義するデータベー
スを生成するために前記平均値を測定する。前記遅延時間は、都会、商店街、ア
パート、及び工場地帯のような移動電話がある位置によって多様になる。従って
、前記多様な多重通路の特性を説明する所定データベースを使用して、より正確
なＲＴＤ値を求めて、前記ホームゾーンを定義することができる。
【００１６】 より正確なＲＴＤを提供するために、初期データベースは実際世界環境の多様
な位置と周辺基地局との間の所定比率で、異なる遅延時間を集めて平均すること
によって求められた遅延時間を加える。それから、平均ＲＴＤ値は移動電話の所
定位置で求めることができる。料金割引領域を指定するために使用される正確な
ＲＴＤ値を決定するために、テスト用データベースを生成することにおいて、他
の因子も測定する。大部分の加入者は低い通話料によって利益になるホームゾー
ンとして居住地域の定義する傾向があるので、前記使用者が居住地にいると予想
される時間を測定することによってテスト用データベースを生成する。例えば、
２４時から６時までは加入者が家にいる確率が非常に高いので、この時間帯に前
記実験された平均ＲＴＤ値を測定する。 図４は、本発明の実施形態によるホームゾーンサービスのための加入者情報デ
ータベースを例で、２人の加入者が登録された状態を示す。
【００１７】 図２を参照すると、第１加入者“Ｇｉｌ-ｄｏｎｇ Ｈｏｎｇ”は盆唐区書▲ケ
ン▼洞１２３番地に住んでおり、ホームゾーンの内部では有線加入者番号として
０３４２-７７９-８１８０を使用し、ホームゾーンの外では移動電話番号として
０１１-７７９-ｘｘｘｘを使用する。“Ｇｉｌ-ｄｏｎｇ Ｈｏｎｇ”の家は、３
つの周辺基地局によって提供されるサービス内にある。“Ｇｉｌ-ｄｏｎｇ Ｈｏ
ｎｇ”が登録したホームゾーンは、基地局１のαセクタから１６チップ〜４０チ
ップの範囲内の領域によって定義される。この時、１６及び４０はそれぞれ最小
ＲＴＤ及び最大ＲＴＤであり、前記ＲＴＤが前記基地局と前記移動電話との間の
ラウンドトリップを考慮するので、実際距離は前記基地局から８〜２０チップの
範囲に対応する距離である。従って、基地局２に対してはβセクタの１０〜２２
チップの範囲の領域、また、基地局３のγセクタに対しては１２〜２４チップの
範囲の領域がホームゾーンに含まれる。ここで、１チップの距離は、３００,０
００ｋｍ／ｓｅｃの無線伝播速度を１.２２４４ＭＨｚの符号分割多重接続(Code
Division Multiple Access: ＣＤＭＡ)変調周波数で割った値で、２４５ｍに該
当する。
【００１８】 図５は、本発明の実施形態による加入者によって直接動作されるホームゾーン
確認手順を示すフローチャートである。 図５を参照すると、加入者は端末機(MS)を利用して自分が現在ホームゾーン内
にいるか否かを確認するために、前記端末機の特定キー(例えば、＊８９)を直接
押すことができる。前記発信(call)によるダイヤル情報は前記基地局(BS)に伝送
される(段階５１)。前記基地局は前記ダイヤル情報を受信すると同時にＲＴＤを
計算する(段階５２)。それから、前記基地局は前記ダイヤル情報及び前記計算さ
れたＲＴＤを移動交換局に伝送する(段階５３)。前記移動交換局はデータベース
管理局(Data Base Management center：以下、ＤＢＭと称する。)にデータベー
スの検索を要請して、前記ＤＢＭから該当データベースを順に受信する(段階５
４及び段階５５)。ここで、前記ＤＢＭは便宜のためにＨＬＲ(Home Location Re
gistration)、ＶＬＲ(Visitor Location Registration)、ＤＳＰＣ(Location De
termination & Service Provisioning Center)、ＣＣＣ(Customer Care Center)
などを含む用語として使用される。前記ＨＬＲ、ＶＬＲ、ＬＤＳＰＣ、及びＣＣ
Ｃの間の多様な動作の遂行及び、前記移動交換局と前記ＤＢＭとの間の通信の遂
行は、本発明の技術では周知である。
【００１９】 また、前記基地局は、前記検索されたデータベースに基づいて、加入者のサー
ビス等級及び最大ＲＴＤ値(RTDmax)と最小ＲＴＤ値(RTDmin)を検査する(段階５
６)。前記加入者は、自分がホームゾーンサービスを要請する時にサービス等級
を選択する。それから、前記加入者はホームゾーン専用のサービス、または、ホ
ームゾーン及びホームゾーンの外の移動ゾーンの両方とも含むサービスのいずれ
か１つを選択することができる。
【００２０】 前記加入者が前記ホームゾーンに登録して、前記サービスを要請すると、前記
基地局は、前記検索されたデータベースに基づいて、前記加入者が前記ホームゾ
ーンサービスを受ける資格があるかを検査した後、トラヒックチャネルを通して
端末機にホームゾーン確認信号を送信する。前記条件が満足されないと、前記基
地局は非ホームゾーン確認音を送出する(段階５７)。この時、前記端末機は現在
位置がホームゾーン内であるか否かを示す情報を表示して、前記加入者が分かる
ようにする(段階５８)。
【００２１】 図６は、本発明の実施形態による端末機のホームゾーン確認手順を示すフロー
チャートである。前記ホームゾーン確認手順は、前記端末機によって、前記端末
機が前記ホームゾーン内にあるか否かが確認できるようにし、前記ホームゾーン
から外れる場合は自動に離脱信号が表示できるようにする。従って、前記端末機
はホームゾーンリストを貯蔵する(段階６１)。
【００２２】 前記基地局は、基地局ＩＤ及びセクタＩＤを端末機に伝送する(段階６２)。そ
れから、前記端末機はホームゾーンリストを参照して前記基地局が自分のホーム
ゾーンに属するか否かを確認し(段階６３)、ホームゾーンに属すると位置登録要
求を伝送する(段階６４)。前記基地局は前記位置登録要求を受信すると同時に、
ＲＴＤ(RTD1)を計算する(段階６５)。前記移動交換局は前記位置登録要求、基地
局情報、及び前記計算されたＲＴＤ(RTD1)を前記ＤＢＭに伝送する(段階６６)。
この時、前記ＤＢＭは、前記ホームゾーンデータベースに基づいて、既設定され
た基地局情報を含む応答を前記移動交換局に伝送する。つまり、前記加入者に関
連した最大ＲＴＤ値(RTDmax)及び最小ＲＴＤ値(RTDmin)に該当する情報を得るこ
とができる(段階６8)。前記移動交換局は前記既設定されたデータベースに基づ
いて、前記計算されたＲＴＤ(RTD1)が前記最大ＲＴＤ値(RTDmax)と最小ＲＴＤ値
(RTDmin)との間の領域に属するか否かを検査する(段階６９)。前記条件を満足す
ると、前記移動交換局はトラヒックチャネルを通して前記端末機にホームゾーン
確認信号を送信し(段階７０ａ)、前記条件を満足しないと、前記端末機に非ホー
ムゾーン確認信号を送出する(段階７０ｂ)。それから、前記端末機は、現在位置
がホームゾーン内であるか否かを表示して、加入者に知らせる(段階７１)。
【００２３】
【発明の効果】
上述してきたように、本発明は、既設定されたセクタ基礎ホームゾーン領域と
端末機の現在位置を比較することによって、前記端末機が前記ホームゾーン内に
位置するか否かを判断して、より正確で効率的なホームゾーンサービスを遂行す
ることができるという長所がある。
【００２４】 一方、前記本発明の詳細な説明では具体的な実施例を挙げて説明してきたが、
本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは勿論である。従って、本
発明の範囲は前記実施形態によって限られてはならず、特許請求の範囲とそれに
均等なものによって定められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 セクタ基礎ホームゾーンの概念を説明するための図である。
【図２】 本発明の実施形態によるサブセクタ基礎ホームゾーンの概念を説
明するための図である。
【図３】 本発明の実施形態によるサブセクタ基礎ホームゾーンの概念を説
明するための他の図である。
【図４】 本発明の実施形態によるホームゾーンサービスのための加入者情
報データベースの例を示すテーブルである。
【図５】 本発明の実施形態による加入者によって直接遂行されるホームゾ
ーン確認手順を示すフローチャートである。
【図６】 本発明の実施形態による端末機によって遂行されるホームゾーン
確認手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１００ 加入者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＥ，ＡＧ，Ａ Ｌ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｄ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｋ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ヨン−ソー・パク 大韓民国・キョンギ−ド・449−840・ヨン ギン−シ・スジ−ウプ・ジュクジョン− リ・（番地なし）・ヒュンダエチャンウ ー・エーピーティー・＃104−1707 Ｆターム(参考） 5K067 AA21 DD29 EE02 EE10 EE16 FF03 FF04 GG01 GG11 JJ53 JJ66 JJ71

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 別の料金体系を適用するために、移動電話の加入者がホーム
    ゾーンサービス内にいるか否かを判断する方法において、 (ａ)加入者の属する複数の料金割引領域を決定するために、セルサイトのセク
    タ内にある複数のテスト位置から複数の周辺基地局までのラウンドトリップディ
    レイを測定し、前記料金割引領域の境界を第１平均ラウンドトリップディレイ値
    及び第２平均ラウンドトリップディレイ値によって定義する過程と、 (ｂ)前記第１値及び第２値を使用して、複数の料金割引領域と移動電話加入者
    に関連する所定ホームゾーンデータベースを作る過程と、 (ｃ)前記移動電話が通話のための要求信号を発生する場合、ラウンドトリップ
    ディレイを計算する過程と、 (ｄ)前記移動電話が前記ホームゾーンサービス内に位置するか否かを判断する
    ために、前記測定されたラウンドトリップディレイが、前記ホームゾーンデータ
    ベースの移動電話と関連した第１値と第２値との間の範囲内にあるか否かを判断
    する過程と からなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 前記第１値と第２値は、それぞれラウンドトリップディレイ
    の最小値と最大値に該当する請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記移動電話がホームゾーンサービス内に位置する場合、前
    記移動電話の加入者に知らせる過程をさらに備える請求項１記載の方法。
  4. 【請求項４】 (ｃ)前記移動電話に現在サービスを提供している基地局によ
    って前記要求信号を受信する過程と、 前記基地局と通信する移動交換局に前記計算されたラウンドトリップディレイ
    を伝送する過程と、をさらに備える請求項１記載の方法。
  5. 【請求項５】 (ｄ)データベース管理局から前記所定ホームゾーンデータベ
    ースを訂正する過程をさらに備える請求項１記載の方法。
  6. 【請求項６】 移動電話加入者に対して、ホームゾーン領域を定義する第１
    ラウンドトリップディレイ値及び第２ラウンドトリップディレイ値を含む所定ホ
    ームゾーンデータベースを使用して、加入者がホームゾーン領域内で通話をする
    か否かを判断し、ホームゾーン領域内で通話のための要求が発生すると、別の料
    金を適用する方法において、 (ａ)前記移動電話が通話のための発信信号を基地局に伝送する過程と、 (ｂ)前記発信信号を受信した後、前記基地局によって発信信号のラウンドトリ
    ップディレイを計算する過程と、 (ｃ)前記基地局が前記計算されたラウンドトリップディレイ及び発信信号を移
    動交換局に伝送する過程と、 (ｄ)前記移動交換局によって前記計算されたラウンドトリップディレイが前記
    所定ホームゾーンデータベースの移動電話に関連した前記第１値と第２値との間
    の範囲内にあるか否かを判断する過程と、 (ｅ)前記計算されたラウンドトリップディレイ値が前記第１値と第２値との間
    にあると、前記基地局によって移動電話に通信チャネルを割り当てる過程と からなることを特徴とする方法。
  7. 【請求項７】 移動電話加入者に対して、ホームゾーン領域を定義する第１
    ラウンドトリップディレイ値及び第２ラウンドトリップディレイ値を含む所定ホ
    ームゾーンデータベースを使用して、加入者がホームゾーン領域内で通話をする
    か否かを判断し、ホームゾーン領域内で通話のための要求が発生すると、別の料
    金を適用する方法において、 (ａ)前記移動電話が通話のための発信信号を基地局に伝送する過程と、 (ｂ)前記発信信号を受信した後、前記基地局によって発信信号のラウンドトリ
    ップディレイを計算する過程と、 (ｃ)前記基地局が前記計算されたラウンドトリップディレイ及び発信信号を移
    動交換局に伝送する過程と、 (ｄ)前記移動交換局によって前記計算されたラウンドトリップディレイが前記
    所定ホームゾーンデータベースの移動電話に関連した前記第１値と第２値との間
    の範囲にあるか否かを判断する過程と、 (ｅ)前記計算されたラウンドトリップディレイ値が前記第１値と第２値との間
    にあると、前記移動交換局によって移動電話加入者にホームゾーン確認信号を伝
    送する過程と からなることを特徴とする方法。
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