JP2003348075A - 再送付防止情報の書込方法、再送付防止システムおよび再送付防止プログラム - Google Patents

再送付防止情報の書込方法、再送付防止システムおよび再送付防止プログラム

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JP2003348075A
JP2003348075A JP2002149664A JP2002149664A JP2003348075A JP 2003348075 A JP2003348075 A JP 2003348075A JP 2002149664 A JP2002149664 A JP 2002149664A JP 2002149664 A JP2002149664 A JP 2002149664A JP 2003348075 A JP2003348075 A JP 2003348075A
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Masao Kira
正男 吉良
Homare Kumahira
誉 熊平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ配信システム全体の処理負荷を比
較的増大させることなく、配信したコンテンツの違法コ
ピー防止強度を従来よりも高めることを可能とする。 【解決手段】 ユーザ端末4は、コンテンツ配信システ
ム2からダウンロードファイルを受信し、次いで、ノイ
ズ除去データと配信先情報を受信する(ステップS1
1)。すると、ユーザ端末4は、ノイズ除去データを用
いて各ダウンロードファイルからノイズを除去しコンテ
ンツ分割ファイルを得る(ステップS12)。次いで、
ユーザ端末4は、結合データ(結合鍵)をコンテンツ配
信システム2から受信し(ステップS13)、結合デー
タを用いて分割ファイル群を結合して1つのコンテンツ
ファイルを得る(ステップS14)。また、ユーザ端末
4は、ステップS12〜S14の処理と並列に、配信先
情報の書き込み処理を行う(ステップS15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワークにより、通信回線を介してコンテン
ツを配信するコンテンツ配信システムに用いられ、特
に、配信したコンテンツを不正に再送付することなどを
防ぐのに好適な再送付防止情報の書込方法、再送付防止
システムおよび再送付防止プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットにおける高速通信
技術、映像データの高圧縮技術の発展に伴い、映像、楽
曲及びコンピュータゲームソフトウェア等のコンテンツ
が通信回線を介して配信されるようになってきている。
【0003】図7は、従来のコンテンツ配信システムの
概略構成を示すブロック図である。この図7において、
コンテンツ提供サーバ201は、コンテンツの提供元で
あり、コンテンツデータを有している。このコンテンツ
提供サーバ201は、インターネット3を介して各配信
サーバ202へコンテンツデータのファイル(以下、コ
ンテンツファイルと称する)を供給する。各配信サーバ
202は、インターネット3内の通信ネットワーク上に
設置されており、コンテンツ提供サーバ201から受け
取ったコンテンツファイルを格納し、ユーザ端末4から
の要求に応じてコンテンツファイルをダウンロードす
る。
【0004】上記図7のコンテンツ配信システムでは、
コンテンツファイルのダウンロードの集中による通信回
線の混雑を防ぐために、コンテンツ提供サーバ201と
同一のコンテンツデータを格納するミラーサーバ(キャ
ッシュサーバ)として、配信サーバ202を通信ネット
ワーク上に複数設置している。そして、従来において
は、コンテンツの要求を行ったユーザ端末4の近傍の通
信ネットワークに位置する配信サーバ202から、コン
テンツファイルのダウンロードを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザにダ
ウンロードされたコンテンツファイルはデジタルデータ
であるゆえ、何回コピーを繰り返しても劣化することが
ない。そこで、従来においては、正当にダウンロードし
たコンテンツファイルを違法コピーして他人へ再配布す
る不正行為が行われる虞がある。
【0006】このような不正コピーに対処するための技
術として、従来においては、デジタルデータの著作権を
保護する技術としてデジタル著作権管理(DRM:Digi
talRights Management)がある。DRMは、音声ファイ
ル・映像ファイル・画像ファイルなどに、著作権者情報
などを書き込み、そのファイルの不正コピーを制限す
る。
【0007】しかしながら、現在では、現行のDRMに
よってファイルに書き込まれた著作権者情報などを消す
技術が考え出されている。また、現行のDRMでは、不
正コピーした者を特定することができないという問題点
もある。さらに、現在では、現行のDRMによる著作権
者情報をチェックして、不正コピーしたファイルの再生
を禁止するソフトウェア又はハードウェアが考え出され
ている。しかし、この技術に対しては、現行のDRMに
よる著作権者情報のチェックを回避するソフトウェア又
はハードウェアが考え出されている。
【0008】上記問題点を解決するために、音声ファイ
ル・映像ファイル・画像ファイルなどデジタルデータに
そのファイルの送信先(ユーザ)の個人情報を書き込む
技術が考え出されている。しかしながら、かかる個人情
報について第三者による消去が不可能なようにデジタル
データに書き込むようにすると、デジタルデータの配信
システムなどにおける情報処理量が過大となり、配信サ
ービスなどのコストパフォーマンスが低下してしまうと
いう問題点がある。
【0009】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、コンテンツ配信システム全体の処理負荷を比較
的増大させることなく、配信したコンテンツの違法コピ
ー防止強度を従来よりも高めることを可能とする再送付
防止情報の書込方法、再送付防止システムおよび再送付
防止プログラムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、コンテンツを配信す
るシステムで用いられる再送付防止情報の書込方法であ
って、コンテンツ配信システムが、前記コンテンツを複
数のファイルに分割して複数の分割ファイルを作成し、
ノイズデータに転化を加えて、ビット反転及び排他的論
理和の少なくとも一方を有する論理演算処理によるノイ
ズ転化を含むノイズを、前記分割ファイル毎に付加する
ことで暗号化してノイズ付加分割ファイルを作成し、前
記ノイズ付加分割ファイルを配信されたクライアント
が、該ノイズ付加分割ファイルから前記ノイズを除去し
て分割ファイルとして該分割ファイルを結合する処理を
行っている途中において、配信先情報を該ノイズ付加分
割ファイル又は分割ファイルの少なくとも1つに書き込
むことを特徴とする。このような方法によれば、クライ
アント(ユーザ端末)が、ノイズ付加分割ファイルから
ノイズを除去して結合するコンテンツの再生処理を行っ
ている途中で、その再生しようとするコンテンツデータ
に配信先情報(電子透かし)を書き込むので、その配信
先情報の解読・複製・改変などが従来の方法よりも困難
となり、コンテンツ配信システムの処理負荷を増大させ
ることなく、配信したコンテンツの違法コピー防止強度
を従来よりも高めることができる。
【0011】また、請求項2記載の発明では、前記配信
先情報が、前記分割ファイルの配信先を特定する情報
と、前記分割ファイルの配信日時に関する情報とのうち
の少なくとも一つに基づいて作成されることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項3記載の発明では、前記配信
先情報を電子透かしとして書き込むことを特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明では、前記クラ
イアントが、前記ノイズ付加分割ファイルからノイズを
取るためのノイズ除去データを前記コンテンツ配信シス
テムから受信し、該ノイズ除去データを用いてノイズを
取る処理を行うとともに、前記配信先情報と前記ノイズ
が除去された分割ファイルを結合するための結合データ
とを前記コンテンツ配信システムから受信し、該配信先
情報と結合データを用いて分割ファイルを結合して前記
コンテンツとして再生することを特徴とする。このよう
な方法によれば、クライアントにおいてコンテンツを再
生するために必要となるノイズ除去データ、配信先情報
及び結合データをコンテンツ配信システムにおいて作成
し、暗号化してクライアントに送付することができるの
で、配信コンテンツの不正取得及び不正コピー等を防止
する強度をさらに高めることができる。
【0014】また、上記した目的を達成するために、請
求項5記載の発明では、配信されたコンテンツの不正な
再送付を検出するための送付先情報を該コンテンツに書
き込む再送付防止システムであって、前記コンテンツを
複数のファイルに分割して複数の分割ファイルを作成
し、該分割ファイル毎にノイズを付加することで暗号化
してノイズ付加分割ファイルを作成するコンテンツ配信
システムと、前記ノイズ付加分割ファイルを受信し、該
ノイズ付加分割ファイルから前記ノイズを除去して前記
分割ファイルとして該分割ファイルを結合する処理を行
っている途中で、該ノイズ付加分割ファイルおよび該分
割ファイルのうちの少なくとも1つに配信先情報を書き
込むクライアントとを有することを特徴とする。
【0015】また、上記した目的を達成するために、請
求項6記載の発明では、配信されたコンテンツの不正な
再送付を検出するための送付先情報を該コンテンツに書
き込む再送付防止プログラムであって、コンテンツ配信
システムが前記コンテンツを複数の分割ファイルに分割
し、該分割ファイル毎にノイズを付加することで暗号化
して作成したノイズ付加分割ファイルを該コンテンツ配
信システムから受信するステップと、前記ノイズ付加分
割ファイルから前記ノイズを除去するステップと、前記
ノイズを除去された複数のファイルを結合するステップ
と、前記ノイズを除去するステップ及び前記複数のファ
イルを結合するステップを実行している途中で、配信先
情報を前記ノイズ付加分割ファイル又は前記ノイズを除
去されたファイルの内の少なくとも1つに書き込むステ
ップと、をコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。本発明は、ネットワークなどを介し
てユーザに配信したコンテンツの不正な再送付を防ぐた
めにコンテンツに配信先情報を書き込む方法に関するも
のであり、その配信先情報の書き込みを効率的かつ効果
的に行うものである。以下の説明において、配信するコ
ンテンツとしては、例えば、動画又は静止画などからな
る映像コンテンツやプログラムなどのソフトウェアが挙
げられる。
【0017】図1は、本発明の一実施形態によるコンテ
ンツ配信システム2を利用したコンテンツの再送付防止
システムの構成例を示すブロック図である。この図1に
おいて、コンテンツ提供者1は、コンピュータゲームソ
フトウェア等のコンテンツの提供元であり、コンテンツ
ファイル(CF)をコンテンツ配信システム2へ供給す
る。コンテンツ配信システム2は、インターネット3に
接続されており、通信回線を介してコンテンツの配信を
行う。ユーザは、ユーザ端末4によりインターネット3
を介してコンテンツ配信システム2にアクセスし、コン
テンツを要求する。
【0018】初めに、図2を参照して、コンテンツ配信
システム2を利用したコンテンツの再送付防止システム
の動作概要を説明する。図2は、図1に示すコンテンツ
の再送付防止システムの動作概要を説明するためのシー
ケンス図である。先ず、ユーザ端末4(クライアント)
から送信されたコンテンツ配信要求をコンテンツ配信シ
ステム2が受信する(ステップS1)。すると、コンテ
ンツ配信システム2は、コンテンツ提供者1から供給さ
れたコンテンツファイル(CF)を分割して分割ファイ
ルを作成し、分割ファイル毎にノイズを付加して暗号化
することで複数のノイズ付加分割ファイルを作成し、そ
のノイズ付加分割ファイルをユーザ端末4へ配信する
(ステップS2)。
【0019】ユーザ端末4は、全てのノイズ付加分割フ
ァイル(1つのコンテンツ分)を受信すると、各ノイズ
付加分割ファイルからノイズを取ることで分割ファイル
に復号し、復号した分割ファイルを結合してコンテンツ
ファイル(CF)に復元する(ステップS3)。さら
に、このステップS3においては、上記復号及び結合処
理を行っている途中で、「配信先情報」を、ノイズ付加
分割ファイル、分割ファイル、またはコンテンツファイ
ル(CF)のいずれかに書き込む。これにより、復元さ
れたコンテンツファイル(CF)には、「配信先情報」
が書き込まれている。
【0020】この配信先情報は、コンテンツの配信先で
ある正当なユーザを特定する情報を含むものである、そ
して、配信先情報は、例えば、ユーザ端末4がコンテン
ツ配信システム2にアクセスするときに必要となるもの
であってコンテンツ配信システム2から付与されたアク
セスキーを、ノイズ付加分割ファイルの配信日時などを
用いて加工することで、コンテンツ配信システム2が作
成する。作成された配信先情報は、ノイズ付加分割ファ
イルとは別に、正当なユーザ端末4に送信される。
【0021】また、配信先情報は、「電子透かし」とし
てコンテンツファイル(CF)に書き込まれる。すなわ
ち、配信先情報は、音楽や画像、動画といったデジタル
コンテンツに埋め込まれる著作権保護データとなり、オ
リジナルデータにコピー防止信号や権利者情報・ユーザ
情報を加工することで、インターネット等に流通する著
作権保有データを不正利用から保護する。そして、配信
先情報が書き込まれたコンテンツファイル(CF)は、
データの見ため自体はオリジナルのコンテンツファイル
(CF)と同じだが、実際はWeb上で検索できる仕組み
が施され、不正利用された場合はすぐにわかるようにな
っている。また、配信先情報が書き込まれたコンテンツ
ファイル(CF)は、そのデータを一部切り出したり再
加工しても配信先情報が電子透かしとして有効に機能す
るように書き込まれる。
【0022】これらにより、上記ステップS3で復元さ
れたコンテンツファイル(CF)には配信先情報が書き
込まれているので、例えば、そのコンテンツファイル
(CF)がユーザ端末4等で違法コピーされるかユーザ
端末4から再配信されて、権原のない第三者がコンテン
ツファイル(CF)を所持すると、コンテンツファイル
(CF)の配信先情報を所定の方法で見ることにより、
その所持者がコンテンツファイル(CF)の正当な所持
者ではないことが判明し証明できる。
【0023】なお、上記システムでは、コンテンツ配信
システム2から直接不正にコンテンツファイル(CF)
を取得しようとすると、1個のコンテンツ分の分割ファ
イルを取得しなければならず、さらに、その分割ファイ
ルからノイズを取らなければ解読できない。これのみな
らず、分割ファイルの結合方法も秘匿されて正当なユー
ザ端末4にのみ送信されるので、コンテンツ配信システ
ム2から直接的に不正にコンテンツファイル(CF)を
取得することも、事実上不可能となっている。
【0024】次に、コンテンツ配信システム2の構成に
ついて図3を参照して説明する。図3は、図1に示すコ
ンテンツ配信システム2の構成を示すブロック図であ
る。図3において、コンテンツ配信システム2は、コン
テンツ分割ファイル(CFC)生成部100とプル型配
信制御部110とプッシュ型配信制御部120と複数の
配信サーバ(DS)群130とから構成される。プル型
配信制御部110、プッシュ型配信制御部120、及び
各配信サーバ(DS)群130は、それぞれにインター
ネット3に接続されており、ユーザ端末4からアクセス
可能である。
【0025】コンテンツ分割ファイル生成部100は、
コンテンツ提供者1から供給されたコンテンツファイル
(CF)を分割して複数のコンテンツ分割ファイル(C
FC)を作成する。この一つのコンテンツ分割ファイル
が一つのダウンロードファイルに対応し、全てのコンテ
ンツ分割ファイルから一つのコンテンツが構成される。
コンテンツ分割ファイルは、プル型配信制御部110お
よびプッシュ型配信制御部120へそれぞれ供給され
る。
【0026】プル型配信制御部110は、ユーザ端末4
からのコンテンツ要求により逐次ファイルダウンロード
を行うことによってコンテンツを配信するための制御を
行う。このプル型配信制御部110は、制御部111と
複数のファイル管理部112から構成される。
【0027】制御部111は、主に、ユーザ端末4から
のアクセス管理、ダウンロードに応じるファイル管理部
112の選択、ファイル管理部112に対するユーザ端
末4からのアクセス量に応じたダウンロードファイル割
り当て量の管理、ダウンロードファイル(CFA)の作
成などを行う。一つのダウンロードファイル(CFA)
は、一つのコンテンツ分割ファイルを元に作成される。
ダウンロードファイルはファイル管理部112へ供給さ
れる。
【0028】ファイル管理部112は、一つの配信サー
バ群130の管理を行うものであって、主に、各配信サ
ーバ131へのダウンロードファイルの格納管理、各配
信サーバ131の稼動状況管理などを行う。
【0029】プッシュ型配信制御部120は、ユーザ端
末4からのコンテンツ要求により先行的にファイルダウ
ンロードを行うことによってコンテンツを配信するため
の制御を行う。このプッシュ型配信制御部120は、制
御部121と複数のファイル管理部122から構成され
る。
【0030】制御部121は、主に、ユーザ端末4から
のアクセス管理、ダウンロードに応じるファイル管理部
122の選択、ファイル管理部122に対するユーザ端
末4からのアクセス量に応じたダウンロードファイル割
り当て量の管理、ダウンロードファイルの作成などを行
う。一つのダウンロードファイル(CFA)は、一つの
コンテンツ分割ファイルを元に作成される。すなわち、
一つのコンテンツ分割ファイル(CFC)にノイズを加
えることで暗号化してダウンロードファイル(CFA、
ノイズ付加分割ファイル)を作成する。ダウンロードフ
ァイルはファイル管理部122へ供給される。
【0031】ファイル管理部122は、一つの配信サー
バ群130の管理を行うものであって、主に、各配信サ
ーバ131へのダウンロードファイルの格納管理、各配
信サーバ131の稼動状況管理などを行う。
【0032】配信サーバ群130は、複数の配信サーバ
131から構成される。配信サーバ131はダウンロー
ドファイルを格納し、ユーザ端末4へのダウンロードフ
ァイルの送信を行う。
【0033】これらにより、コンテンツ配信システム2
は、コンテンツの配信について制御する管理サーバを制
御部111(データベース制御サーバ)とファイル管理
部112(ファイル管理サーバ)の2階層に分離し、制
御部111でコンテンツの名称とコンテンツのシステム
内名称とを関連づけて管理し、ファイル管理部112
で、システム内名称と分割及び暗号化されたファイルの
格納場所とを管理するので、コンテンツの格納場所に関
するデータを不正取得してコンテンツの一部をなすデー
タが不正取得されても、そのデータが何のコンテンツの
一部をなすデータであるかわからず、不正アクセスを無
意味化させることが可能となる。
【0034】次に、ユーザ端末4におけるコンテンツフ
ァイル(CF)への配信情報の書き込み処理について図
4を参照して説明する。図4は、ユーザ端末4が行うコ
ンテンツファイル(CF)への配信情報の書き込み処理
を説明するためのフローチャートである。先ず、ユーザ
端末4は、コンテンツ配信システム2の配信サーバ13
1からインターネット3を介してダウンロードファイル
(CFA、ノイズ付加分割ファイル)を受信する。そし
て、ユーザ端末4は、1つのコンテンツファイル(C
F)分のダウンロードファイル(CFA1〜m)を受信
する。
【0035】次いで、ユーザ端末4は、ダウンロードフ
ァイル(CFA1〜m)に付加されているノイズを除去
するために必要となるノイズ除去データと、上記配信先
情報とをコンテンツ配信システム2から受信する(ステ
ップS11)。
【0036】すると、ユーザ端末4は、ノイズ除去デー
タを用いて各ダウンロードファイル(CFA1〜m)か
らノイズを除去してコンテンツ分割ファイル(CFC1
〜m)を得る(ステップS12)。次いで、ユーザ端末
4は、各コンテンツ分割ファイル(CFC1〜m)を結
合するために必要となる結合データ(結合鍵)をコンテ
ンツ配信システム2から受信する(ステップS13)。
すると、ユーザ端末4は、結合データを用いて、分割フ
ァイル群を結合して1つのコンテンツファイル(CF)
を得る(ステップS14)。
【0037】また、ユーザ端末4は、上記ステップS1
2〜S14の処理と並列に、配信先情報の書き込み処理
を行う(ステップS15)。ここで、配信先情報は、ス
テップS12でのノイズ除去処理前のダウンロードファ
イル(CFA1〜m)の中の少なくとも1つ、又は、ス
テップS12でのノイズ除去処理後のコンテンツ分割フ
ァイル(CFC1〜m)の中の少なくとも1つ、或い
は、ステップ14で結合処理されたコンテンツファイル
(CF)に、書き込まれる。
【0038】そして、上記ステップS11〜S15の処
理の全部又は一部は、コンテンツ配信システム2側から
ユーザ端末4側へ送られてきたソフトウェア又はハード
ウェアによって実行されるので、その処理をユーザ端末
4で改変することができず、その処理を一部でも改変す
ると、コンテンツファイル(CF)に復元することがで
きなくなる。
【0039】これらにより、本実施形態によれば、コン
テンツファイル(CF)の違法コピーなどを防止するた
めの配信先情報の書き込み処理をユーザ端末4(クライ
アント)で実行するので、コンテンツ配信システム2に
おける処理負荷を増大させずに、コンテンツファイル
(CF)の違法コピー・不法な再送信などを防止するこ
とが可能となる。
【0040】また、本実施形態によれば、ユーザ端末4
が受信したダウンロードファイル(CFA1〜m)から
ノイズを除去して結合する処理の途中で、配信先情報を
書き込むので、ユーザ端末4側においてコンテンツファ
イル(CF)に書き込まれた配信先情報の解読、改変な
どが非常に困難となり、現行のDVDコピープロテクト
よりも違法コピー防止強度を高めることができる。
【0041】次に、コンテンツ配信システム2のプル型
配信制御部110によるコンテンツ配信処理の流れにつ
いて図5を参照して説明する。図5はコンテンツ配信シ
ステム2でのコンテンツ配信処理とユーザ端末4でのコ
ンテンツ再生処理を説明するためのシーケンス図であ
る。なお、以下の説明においては、コンテンツファイル
(CF)は複数のコンテンツ分割ファイル(CFC1〜
m、mは2以上の整数)に分割され、これらコンテンツ
分割ファイル(CFC1〜m)のそれぞれにノイズが加
えられることで暗号化されてダウンロードファイル(C
FA1〜m、ノイズ付加分割ファイル)とされ、そのダ
ウンロードファイル(CFA1〜m)がユーザ端末4へ
配信されるものとする。そして、ユーザは、これらダウ
ンロードファイル(CFA1〜m)からコンテンツを取
得可能である。
【0042】先ず、プル型配信制御部110は、ユーザ
端末4からコンテンツの取得要求を受ける(ステップS
21)。すると、プル型配信制御部110の制御部11
1がユーザの要求に係るコンテンツの名称をシステム内
名称に変更してファイル管理部112に送る。ファイル
管理部112は、送られてきたシステム内名称に係るコ
ンテンツのダウンロードファイル(CFA1〜m)のう
ちの1つアドレスであるURL(Uniform Resource Loc
ator)を指定し(ステップS22)、その指定したダウ
ンロードファイル(CFAn)を配信サーバ131から
ユーザ端末4へ配信させる(ステップS23)。なお、
このダウンロードファイル(CFAn)は、上記のよう
にコンテンツ分割ファイル(CFCn)にノイズが付加
されたものである。
【0043】上記ステップS22〜S23の処理は、ユ
ーザ端末4が全てのダウンロードファイル(CFA1〜
m)を取得するまで繰り返される。ここで、各ダウンロ
ードファイルCFAn(nは1〜mのいずれかの整数で
あり、CFA番号を示す)がユーザ端末4へ送信される
順序は、コンテンツファイル(CF)をなすデータの順
序に関係のない不規則な順序とする。これは、不正アク
セス者などによるコンテンツファイル(CF)の不正取
得を防止するための方法の一つである。また、配信サー
バ131からユーザ端末4へは、ユーザの要求に係るコ
ンテンツについての諸情報が送信される(ステップS2
4)。
【0044】ユーザ端末4が全てのダウンロードファイ
ル(CFA1〜m)を取得すると、ユーザ端末4は全て
のダウンロードファイル(CFA1〜m)を取得したこ
とを示す諸情報と自分が正当なユーザであることを示す
諸情報とをプル型配信制御部110へ送信する(ステッ
プS25)。すると、プル型配信制御部110は、正当
なユーザ端末4に全てのダウンロードファイル(CFA
1〜m)が配信されたか否か確認(認証)する。ここ
で、認証できた場合、プル型配信制御部110は、ダウ
ンロードファイル(CFA1〜m)からノイズをはずす
ノイズ除去データを含むノイズ除去リストをユーザ端末
4へ送信する(ステップS26)。
【0045】ユーザ端末4は、受信したノイズ除去リス
トを用いて、各ダウンロードファイル(CFA1〜m)
からノイズをはずしてコンテンツ分割ファイル(CFC
1〜m)を得る。次いで、ユーザ端末4は、コンテンツ
分割ファイル(CFC1〜m)の復号化を要求する情報
をプル型配信制御部110へ送信する(ステップS2
7)。
【0046】すると、プル型配信制御部110は、正当
なユーザ端末4からの復号化要求であるか否か確認(認
証)する。ここで、認証できた場合、プル型配信制御部
110は、各コンテンツ分割ファイル(CFC1〜m)
の復号化に用いられるとともに上記「配信先情報」をも
含む復号鍵と、復号化された各ファイルを結合するため
の結合鍵とをユーザ端末4へ送信する(ステップS2
8)。
【0047】ユーザ端末4は、受信した復号鍵を用い
て、全てのコンテンツ分割ファイル(CFC1〜m)を
復号化するとともに配信先情報の書き込み処理を行って
分割ファイル群とする。そして、ユーザ端末4は、受信
した結合鍵を用いて、分割ファイル群を結合して1つの
コンテンツファイル(CF)を得る。このコンテンツフ
ァイル(CF)は、一般のパーソナルコンピュータなど
で再生可能なファイルである。また、コンテンツファイ
ル(CF)には、配信先情報が「電子透かし」として書
き込まれている。なお、上記ステップS28における配
信先情報の送付処理とユーザ端末4での配信先情報の書
き込み処理とは、ステップS28よりも前のステップで
実行してもよい。
【0048】次に、プル型配信制御部110とユーザ端
末4間におけるコンテンツ配信のための処理について図
6を参照して説明する。図6は、プル型配信制御部11
0とユーザ端末4間におけるコンテンツ配信のための処
理を説明するためのシーケンス図である。
【0049】先ず、プル型配信制御部110の制御部1
11は、ユーザ端末4からコンテンツの取得要求を受け
取ると、CFA1〜mの中から最初にダウンロードする
CFAを選択してそのCFA番号をユーザ端末4へ通知
する(ステップS101、S102)。上記ステップS
101において、ユーザ端末4からコンテンツの取得要
求があると、プル型配信制御部110のユーザ・ゲート
ウェイサーバ(図示せず)は、そのコンテンツ取得要求
が正当なユーザ端末4からの正当な要求であるか認証す
る。この認証は、コンテンツ取得要求についての正当性
を持つユーザに関する情報を格納しているユーザ・デー
タベース(図示せず)を用いて行われる。そして、ユー
ザ・データベースに格納されている情報を用いて、上記
配信先情報が作成される。
【0050】次いで、制御部111は、ユーザ端末4か
らCFAn(nは1〜mのいずれかの整数であり、CF
A番号を示す)のダウンロード要求を受け取ると、プル
型配信制御部110のファイル管理部(FM)112の
中からCFAnの供給に応じることが可能なファイル管
理部112を検索し、該当のファイル管理部112の中
で最も負荷が軽いファイル管理部112を選択する(ス
テップS103)。
【0051】次いで、制御部111は、このファイル管
理部112に対してダウンロード割当要求を行い、承諾
を得ると、当該ファイル管理部112へアクセスするよ
うにユーザ端末4へ通知する(ステップS104〜S1
06)。
【0052】次いで、ファイル管理部112は、ユーザ
端末4からCFAnのダウンロード要求を受け取ると、
配信サーバ群130の配信サーバ131の中からCFA
nのダウンロードに応じることが可能な配信サーバ13
1を一つ選択する(ステップS107)。この配信サー
バ131に対してCFAnダウンロード用のURLの作
成を依頼し、URLの通知を受けると、該URALをユ
ーザ端末4へ通知する(ステップS108〜S11
0)。
【0053】次いで、配信サーバ131は、ユーザ端末
4からURL指定によりCFAnのダウンロード要求を
受け取ると、CFAnのファイルダウンロードを実行す
る(ステップS111〜S112)。ユーザ端末4は、
CFAnのファイルダウンロード完了後に該完了通知を
制御部111へ行う(ステップS113)。
【0054】上記ステップS103〜S113の処理
は、ユーザ端末4が全ダウンロードファイル(CFA1
〜m)を取得完了するまで繰り返される。これにより、
ユーザは、全ダウンロードファイル(CFA1〜m)を
取得してコンテンツを得ることができる。なお、配信サ
ーバ131は、ユーザ端末4へのダウンロード完了後に
URLを削除する。これにより、ダウンロードファイル
の不正取得を防止する。
【0055】これらにより、ダウンロードファイル(C
FA)が不正取得されたとしても、不正取得者がダウン
ロードファイル(CFA)を元のコンテンツファイル
(CF)に戻すことを事実上不可能とすることができる
ので、ダウンロードファイル(CFA)を格納している
配信サーバ131をパーソナルコンピュータなどからな
るユーザ端末4に直接通信接続しても、コンテンツファ
イル(CF)の不正取得を防止することが可能となる。
【0056】全ダウンロードファイル(CFA1〜m)
を取得したユーザ端末4は、図4におけるステップS1
1〜S15(図5におけるステップS25〜S28)の
ノイズの除去処理、結合処理及び配信先情報の書き込み
処理などを行って、配信先情報が書き込まれた1つのコ
ンテンツファイル(CF)を得る。
【0057】上記実施形態において、図4に示すユーザ
端末4の機能を実現するためのプログラムをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に
記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込
ませ、実行することにより配信先情報の書き込み処理を
行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステ
ム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むもの
であってもよい。また、「コンピュータシステム」は、
WWWシステムを利用している場合であれば、ホームペ
ージ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、
フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD
−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵さ
れるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0058】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合の
サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部
の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラ
ムを保持しているものも含むものとする。また、上記プ
ログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコ
ンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるい
は、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステ
ムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する
「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通
信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報
を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記
プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのも
のであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュー
タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み
合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分
プログラム)であっても良い。
【0059】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、クライアントが、ノイズ付加分割ファイルから
ノイズを除去して結合する処理を行っている途中で、そ
の再生しようとするコンテンツデータに配信先情報を書
き込むので、その配信先情報の解読・複製・改変などが
従来の方法よりも困難となり、コンテンツ配信システム
の処理負荷を増大させることなく、配信したコンテンツ
の違法コピー防止強度を従来よりも高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるコンテンツ再送付
防止システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 同上のコンテンツ再送付防止システムの概要
動作を説明するためのシーケンス図である。
【図3】 同上のコンテンツ再送付防止システムにおけ
るコンテンツ配信システム2の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 ユーザ端末4における配信情報の書き込み処
理を説明するためのフローチャートである。
【図5】 コンテンツ配信システム2でのコンテンツ配
信処理とユーザ端末4でのコンテンツ再生処理を説明す
るためのシーケンス図である。
【図6】 プル型配信制御部110とユーザ端末4間に
おけるコンテンツ配信のための処理を説明するためのシ
ーケンス図である。
【図7】 従来のコンテンツ配信システムの概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ提供者 2 コンテンツ配信システム 3 インターネット 4 ユーザ端末 100 コンテンツ分割ファイル(CFC)生成部 110 プル型配信制御部 111 制御部(データベース制御サーバ) 112 ファイル管理部(ファイル管理サーバ) 120 プッシュ型配信制御部 121 制御部(データベース制御サーバ) 122 ファイル管理部(ファイル管理サーバ) 130 配信サーバ(DS)群 131 配信サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04L 9/00 661 5J104 5/91 H04N 5/91 P 7/167 7/167 Z (72)発明者 熊平 誉 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 Fターム(参考) 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CE08 CH08 5B085 AE29 BA06 BG03 BG04 BG07 5C053 FA13 JA30 LA15 5C064 BD02 BD07 CA11 5C076 AA14 BA06 5J104 AA13 AA14 GA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを配信するシステムで用いら
    れる再送付防止情報の書込方法であって、 コンテンツ配信システムが、前記コンテンツを複数のフ
    ァイルに分割して複数の分割ファイルを作成し、 ノイズデータに転化を加えて、ビット反転及び排他的論
    理和の少なくとも一方を有する論理演算処理によるノイ
    ズ転化を含むノイズを、前記分割ファイル毎に付加する
    ことで暗号化してノイズ付加分割ファイルを作成し、 前記ノイズ付加分割ファイルを配信されたクライアント
    が、該ノイズ付加分割ファイルから前記ノイズを除去し
    て分割ファイルとして該分割ファイルを結合する処理を
    行っている途中において、配信先情報を該ノイズ付加分
    割ファイル又は分割ファイルの少なくとも1つに書き込
    むことを特徴とする再送付防止情報の書込方法。
  2. 【請求項2】 前記配信先情報は、前記分割ファイルの
    配信先を特定する情報と、前記分割ファイルの配信日時
    に関する情報とのうちの少なくとも一つに基づいて作成
    されることを特徴とする請求項1記載の再送付防止情報
    の書込方法。
  3. 【請求項3】 前記配信先情報を電子透かしとして書き
    込むことを特徴とする請求項1又は2記載の再送付防止
    情報の書込方法。
  4. 【請求項4】 前記クライアントは、 前記ノイズ付加分割ファイルからノイズを取るためのノ
    イズ除去データを前記コンテンツ配信システムから受信
    し、該ノイズ除去データを用いてノイズを取る処理を行
    うとともに、 前記配信先情報と前記ノイズが除去された分割ファイル
    を結合するための結合データとを前記コンテンツ配信シ
    ステムから受信し、該配信先情報と結合データを用いて
    分割ファイルを結合して前記コンテンツとして再生する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の
    再送付防止情報の書込方法。
  5. 【請求項5】 配信されたコンテンツの不正な再送付を
    検出するための送付先情報を該コンテンツに書き込む再
    送付防止システムであって、 前記コンテンツを複数のファイルに分割して複数の分割
    ファイルを作成し、該分割ファイル毎にノイズを付加す
    ることで暗号化してノイズ付加分割ファイルを作成する
    コンテンツ配信システムと、 前記ノイズ付加分割ファイルを受信し、該ノイズ付加分
    割ファイルから前記ノイズを除去して前記分割ファイル
    として該分割ファイルを結合する処理を行っている途中
    で、該ノイズ付加分割ファイルおよび該分割ファイルの
    うちの少なくとも1つに配信先情報を書き込むクライア
    ントとを有することを特徴とするコンテンツ配信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 配信されたコンテンツの不正な再送付を
    検出するための送付先情報を該コンテンツに書き込む再
    送付防止プログラムであって、 コンテンツ配信システムが前記コンテンツを複数の分割
    ファイルに分割し、該分割ファイル毎にノイズを付加す
    ることで暗号化して作成したノイズ付加分割ファイルを
    該コンテンツ配信システムから受信するステップと、 前記ノイズ付加分割ファイルから前記ノイズを除去する
    ステップと、 前記ノイズを除去された複数のファイルを結合するステ
    ップと、 前記ノイズを除去するステップ及び前記複数のファイル
    を結合するステップを実行している途中で、配信先情報
    を前記ノイズ付加分割ファイル又は前記ノイズを除去さ
    れたファイルの内の少なくとも1つに書き込むステップ
    と、をコンピュータに実行させることを特徴とする再送
    付防止プログラム。
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