JP2003345661A - コンテンツ管理システム、コンテンツサーバ、データ処理装置、及びコンテンツ管理方法 - Google Patents

コンテンツ管理システム、コンテンツサーバ、データ処理装置、及びコンテンツ管理方法

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JP2003345661A
JP2003345661A JP2002152125A JP2002152125A JP2003345661A JP 2003345661 A JP2003345661 A JP 2003345661A JP 2002152125 A JP2002152125 A JP 2002152125A JP 2002152125 A JP2002152125 A JP 2002152125A JP 2003345661 A JP2003345661 A JP 2003345661A
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JP2002152125A
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Masaru Fukuda
勝 福田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツ自体に著作権情報を埋め込むなどコ
ンテンツに対する特別の改変を行うことなく、コンテン
ツの著作権管理を容易に実行でき、コンテンツ作成者は
著作権管理のためだけの改変を行う必要がなくなるよう
にする。 【解決手段】コンテンツサーバ1の、コンテンツ格納領
域11には、改変を被らないコンテンツを格納し、転送
可否属性格納領域12には、このコンテンツに対応して
その転送の可否を表す転送可否属性情報を格納してお
き、データ処理装置2側にてストレージ7にダウンロー
ドすることによって取得したコンテンツに対し、これと
共に取得した転送可否属性情報に基づいてそのコンテン
ツの転送可否を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽や画像等の所
謂デジタルコンテンツをコンテンツサーバからダウンロ
ードにより取得したとき更にそのコンテンツの他への転
送を管理するコンテンツ管理システム、コンテンツサー
バ、データ処理装置、及びコンテンツ管理方法に関し、
特にこの種のシステム乃至装置における著作権管理を容
易に行なうことができるようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、著作権保護システムは、コンテン
ツに対して暗号化など特別の改変を行うのが通常であっ
た。従来のシステムの一例が特開平11−265317
号公報に記載されている。同公報の開示によれば、デジ
タルデータの不正利用を防止し、著作者の著作権を保護
し、デジタルデータの作成に関与したすべての作成者に
対する著作権を保護し、デジタルデータに対する利用権
をコンピュータ毎でなくユーザ毎にも付与可能にするべ
く、ファイルシステムはファイル内容の読み出しサービ
スを要求されたときには、対象ファイルが暗号ファイル
である場合、暗号属性の値が意味する復号アルゴリズム
とファイルの識別子を使って携帯記録装置から選択した
復号鍵を用いてデータを復号し、復号データを要求元に
渡し、対象ファイルが暗号ファイルでない場合、ファイ
ルのデータをそのまま要求元に渡すように著作権保護シ
ステムを構成する。
【0003】上記特開平11−265317号公報に記
載された著作権管理システムは、要するところ、コンテ
ンツに対して暗号化を行い、必要に応じて復号鍵を取
得、復号化を行いコンテンツ再生を行うものである。
【0004】また、特開2001−118332号公報
には、配信対象の所望のコンテンツデータに、当該コン
テンツデータの記録および再生のいずれか一方または両
方を含む任意の使用を許諾する回数である使用許諾回数
の情報を含む使用制御情報を付加し、配信用データを生
成するデータ配信装置と、前記生成された配信用データ
の、前記コンテンツデータの使用許諾回数の情報に基づ
いて、前記コンテンツデータの使用が許諾されているか
否かを検出し、使用が許諾されていた場合に当該コンテ
ンツデータを使用し、該使用に基づいて前記使用許諾回
数を減少させるように前記使用制御情報を更新するデー
タ処理装置とを有するデータ配信システムが開示されて
いる。
【0005】上記特開2001−118332号公報に
開示された技術は、コピー回数をも含めてコンテンツデ
ータのコピーをコントロールできる形態で、デジタル音
楽データを配信する電子音楽配信システム(EMD(Ele
ctronic Music Distribution) システム)を構築しよう
とするものであって、コンテンツプロバイダは、コンテ
ンツデータを、EMDサービスセンタから配信される鍵
でしか復号できない形態でコンテンナに格納しサービス
プロバイダに送信する。サービスプロバイダは、価格情
報などを付加してユーザホームネットワークに配信す
る。ユーザホームネットワークは、その価格情報に基づ
いてEMDサービスセンタに料金を支払い、鍵を受け取
りコンテンツデータを復号する。セキュアコンテナに
は、コピーを許容する回数の情報が含まれており、料金
を支払うごとに許容回数が増加され、他のメディアなど
にコピー可能となる。許容回数分コピーをしてしまう
か、単にコピーされただけのコンテナからは、コピー不
可能となる。
【0006】即ち、コンテンツプロバイダは、デジタル
化されたコンテンツデータの所有者かつ供給者であり、
EMDサービスセンタと連係しながら、たとえば、コン
テンツデータに、自己のコンテンツであることを証明す
るためのウォーターマーク(電子透かし)を重畳し、そ
のコンテンツデータを圧縮し、暗号化し、必要な種々の
情報を付加して配信用のデータを生成し、サービスプロ
バイダに送信する。
【0007】具体的には、ウォーターマークを付加した
配信対象のデータをATRAC2(Adaptive Transform
Acoustic Coding 2)により圧縮し、圧縮されたコンテン
ツデータに対して、56ビットの乱数を鍵(コンテンツ
鍵)として任意の共通鍵方式で暗号化し、セキュアコン
テナを作成する。暗号化はDES(Data Encryption Sta
ndard)により行う。セキュアコンテナは、上記暗号化さ
れたコンテンツデータ、暗号化されたコンテンツ鍵、取
扱方針、および、それら暗号化されたコンテンツデー
タ、暗号化されたコンテンツ鍵および取扱方針のハッシ
ュ値をとり作成された署名を有するコンテンツプロバイ
ダセキュアコンテナであり、これに所定のコンテンツプ
ロバイダの証明書が付加されてサービスプロバイダに提
供される。
【0008】特開2001−282626号公報には、
携帯電話によりコンテンツをダウンロードするようにし
たシステムに関する提案が開示されている。このシステ
ムでは、一の携帯電話機が、サーバからコンテンツデー
タをダウンロードし、メモリカードに記録する。一の携
帯電話機は、予め定められた回数以内でコンテンツデー
タを該他の携帯電話機などにメールで分配する。コンテ
ンツを分配したときに、メモリカード、コンテンツデー
タ、分配時間、分配先の携帯電話機を特定する分配情報
をメモリカードとサーバのメールログデータベースの両
方に記憶する。サーバでは、メモリカードの分配情報を
メールログデータベースの分配情報と照合し、一致する
分配情報に基づいて、分配回数を特定し、特定された分
配回数に応じたポイントを一の携帯電話機のユーザに付
与し、ポイント数をユーザと対応づけてポイント管理デ
ータベースに記憶する。
【0009】携帯電話機に装着される拡張機能カード
(メモリカード)にコンテンツのダウンロードに係る所
要の拡張機能部が設けられている。このメモリカードに
おいて、外部の携帯電話機との間でデータの送受信を行
うための送受信回路部によって受信されたコンテンツデ
ータは、一のメモリ部に記録される。他のメモリ部に
は、コンテンツデータを管理するデータなどを記録する
データ領域と、暗号鍵などが記録された鍵領域を備えて
いる。暗号化回路では、暗号鍵を用いたデータの暗号化
処理が行われ、復号化回路では、復号鍵を用いたデータ
の復号化が行われる。さらに、暗号発生回路部では、乱
数を用いた暗号の生成が行われる。なお、コントローラ
部、暗号化回路部、復号化回路部および暗号発生回路部
は、メモリカードの書き換え不可能な領域に設けられて
おり、さらに管理データのメモリ部は外部からのアクセ
スが不可能なTRM(Tamper Resistant Module)領域
となっている。管理データのメモリ部は、データ領域と
鍵領域とを有している。データ領域は、コンテンツデー
タを管理する管理テーブル、コンテンツデータの分配回
数を記憶する分配テーブル領域、コンテンツデータの正
統性を確認するための認証子を管理する認証子領域およ
びその他データを記憶できる領域を備えている。
【0010】特開2001−229229号公報には、
ユーザがデジタルコンテンツの閲覧期限を故意に変更す
るのを防止することができ、また、ユーザがデジタルコ
ンテンツの閲覧期限を自由に設定することが可能なデジ
タルコンテンツの配信システムおよび配信方法が提案さ
れている。レンタルサーバが外部コンピュータから、閲
覧希望タイトル、閲覧期限、およびプリペイドカードの
カード番号を含む注文データを受信すると、希望タイト
ルのコンテンツデータをコンテンツデータベースから読
み出して、視聴プログラムおよび暗号化した利用期間デ
ータと共に外部コンピュータへ送信する。外部コンピュ
ータで実行される視聴プログラムは、適時タイムサーバ
へアクセスして現在日時情報を取得し、利用期限内か否
かを判別し、利用期限を経過していればコンテンツの再
生を禁止する。
【0011】具体的には、レンタルサーバにおいて、外
部コンピュータからの各注文に応じたに固有の注文ID
が発生される。利用期限を示すデータが注文IDを暗号
化キーとする共通鍵暗号方式で暗号化されると共に、コ
ンテンツデータおよび視聴プログラムに、それぞれ、注
文IDが埋め込まれる。その際、注文IDの埋め込み位
置は、ユーザに見破られないように、例えば、注文ID
から所定の規則に従って得られるアドレスにする等、注
文毎に異ならせる。この注文IDが夫々埋め込まれたコ
ンテンツデータ、および、視聴プログラムが、暗号化さ
れた利用期限データと共に外部コンピュータへ送信され
る。
【0012】特開2002−15147号公報には、デ
ィジタル著作物等の配信システムにおいて、機器がチェ
ックアウト・チェックインを管理する場合に、高い利便
性を実現することができるようにした提案がなされてい
る。著作物の複製物の記録を管理する権利についての権
利証であるユーセージルールを"移動"させるという提案
である。ここに、チェックアウトとは、半導体メモリカ
ードやミニディスク等、可搬型記録媒体に著作物(一世
代複製物)を記録することをいう。著作物を購入した機
器は、予め決められた回数だけチェックアウトを行うこ
とができる。チェックアウトにより可搬型記録媒体に著
作物が記録されれば、再生装置でこの記録を再生でき
る。チェックアウトが上記回数に至ると、著作物はチェ
ックアウト不可能な状態に設定される。一方、チェック
インとは、可搬型記録媒体に記録された著作物(一世代
複製物)をパソコンに引き戻す処理をいう。チェックア
ウト不可能な上記の状態に至った後にチェックインを行
うと、再度チェックアウト可能となる。チェックアウト
・チェックインは、著作権者の利益を不当に害すること
のないよう、著作権保護を大前提として運営される。
【0013】記録媒体には、ユーザの通常の操作では読
み出せないような領域に固有の識別子(Media-IDと呼ば
れる)が記録されており、チェックアウト時には、その
記録媒体に固有なMedia-IDを用いて、コンテンツを暗号
化する。仮に悪意を持ったユーザが、チェックアウトに
よりコンテンツが記録された記録媒体から、他の記録媒
体へと、コンテンツのコピーを行ったとしても、コピー
先の記録媒体に固有なMedia-IDは、コンテンツの暗号化
に用いられたMedia-ID(コピー元のMedia-ID)とは異な
るので、正常に復号は行えない。この結果著作権は保護
されることとなる。
【0014】特開2002−26835号公報には、デ
ジタル放送システムにおいて各パケットのECMセクシ
ョンのサイズを浪費せず、且つ、サイズに制限を受ない
コンテンツ利用条件の送信技術が提案されている。コン
テンツ利用条件をコンテンツ復号鍵と分離して送信する
送信機と、コンテンツ利用条件が一致した場合のみ復号
鍵によるコンテンツの復号を許可する受信機と、でシス
テムを構成する。これにより、再生回数や有効期限等の
多条件にわたる放送データの著作権管理を実現する。
尚、ECM(Entitlement Control Mess age)とは、コ
ンテンツの暗号化の鍵を配信するメッセージである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の何れの従来技術
も、コンテンツ自体に対して暗号化という特別の改変を
行わなければならない、という問題点があった。
【0016】そこで本発明の目的は、オーディオ、ビデ
オなどのデジタルコンテンツにつき、コンテンツ自体を
暗号化する、もしくはコンテンツ内部に著作権情報を埋
め込む、などといったコンテンツに対して特別の改変を
行うことなく、デジタルコンテンツの著作権管理を容易
にするコンテンツ管理システム、コンテンツサーバ、デ
ータ処理装置、及びコンテンツ管理方法を提供しようと
するところにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、次のような特徴を備えている。
【0018】(1)コンテンツを格納するためのコンテ
ンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納された
コンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツを相手
側の装置がダウンロードして取得した後当該相手側の装
置から外部へ転送することを許諾するか否かを表す転送
可否属性情報を格納する転送可否属性格納領域との、少
なくとも前記両格納領域を備えたコンテンツサーバと、
前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
するためのダウンロード手段と、前記ダウンロード手段
によって前記コンテンツサーバからダウンロードして取
得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した転送可否
属性情報をストレージに格納するためのファイルシステ
ムと、を備えたデータ処理装置と、を含んでなるコンテ
ンツ管理システムであって、前記データ処理装置のファ
イルシステムは、前記取得してストレージに格納したコ
ンテンツを外部に転送しようとするに際して、そのコン
テンツに対応するものとして当該ストレージに格納され
ている前記転送可否属性情報に基づいてその転送の可否
を判定し、この結果、転送が許諾されないものであると
判定されたときには、当該コンテンツの転送を禁止する
ように構成されたものであるコンテンツ管理システム。
【0019】(2)前記データ処理装置のダウンロード
手段は、前記コンテンツサーバのコンテンツ格納領域か
らは所望のコンテンツデータを、転送可否属性格納領域
からはそのコンテンツデータに対応した転送可否属性情
報を、夫々ダウンロードするように構成され、且つ、前
記データ処理装置のファイルシステムは、前記ダウンロ
ード手段によってダウンロードされるコンテンツデータ
を前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領域に、
転送可否属性情報を該ストレージに設定された転送可否
属性格納領域に、夫々格納するように構成されたもので
ある上記(1)のコンテンツ管理システム。
【0020】(3)コンテンツのデータを含む情報をダ
ウンロードしてストレージに格納するデータ処理装置と
伝送路で結ばれてコンテンツ管理システムを構成するコ
ンテンツサーバであって、コンテンツを格納するための
コンテンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納
されたコンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツ
を前記データ処理装置がダウンロードして取得した後当
該データ処理装置から外部へ転送することを許諾するか
否かを表す転送可否属性情報を格納する転送可否属性格
納領域との、少なくとも前記両格納領域を備えて構成さ
れたものであるコンテンツサーバ。
【0021】(4)コンテンツを格納するためのコンテ
ンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納された
コンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツを相手
側の装置がダウンロードして取得した後当該相手側の装
置から外部へ転送することを許諾するか否かを表す転送
可否属性情報を格納する転送可否属性格納領域との、少
なくとも前記両格納領域を備えたコンテンツサーバと伝
送路で結ばれてコンテンツ管理システムを構成するデー
タ処理装置であって、前記コンテンツサーバから所望の
データをダウンロードするためのダウンロード手段と、
前記ダウンロード手段によって前記コンテンツサーバか
らダウンロードして取得したコンテンツ及び該コンテン
ツに対応した転送可否属性情報をストレージに格納する
ためのファイルシステムとを備え、且つ、前記ファイル
システムは、前記取得してストレージに格納したコンテ
ンツを外部に転送しようとするに際して、そのコンテン
ツに対応するものとして当該ストレージに格納されてい
る前記転送可否属性情報に基づいてその転送の可否を判
定し、この結果、転送が許諾されないものであると判定
されたときには、当該コンテンツの転送を禁止するよう
に構成されたものであるデータ処理装置。
【0022】(5)前記ダウンロード手段は、前記コン
テンツサーバのコンテンツ格納領域からは所望のコンテ
ンツデータを、転送可否属性格納領域からはそのコンテ
ンツデータに対応した転送可否属性情報を、夫々ダウン
ロードするように構成されたものである上記(4)のデ
ータ処理装置。
【0023】(6)前記ファイルシステムは、前記ダウ
ンロード手段によってダウンロードされるコンテンツデ
ータを前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領域
に、転送可否属性情報を該ストレージに設定された転送
可否属性格納領域に、夫々格納するように構成されたも
のである上記(4)のデータ処理装置。
【0024】(7)コンテンツを格納するためのコンテ
ンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納された
コンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツを相手
側の装置がダウンロードして取得した後当該相手側の装
置から外部へ転送することを許諾するか否かを表す転送
可否属性情報を格納する転送可否属性格納領域との、少
なくとも前記両格納領域を備えたコンテンツサーバと、
前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
するためのダウンロード手段と、前記ダウンロード手段
によって前記コンテンツサーバからダウンロードして取
得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した転送可否
属性情報をストレージに格納するためのファイルシステ
ムと、を備えたデータ処理装置と、を含んでなるコンテ
ンツ管理システムにおいて実行されるコンテンツ転送管
理方法であって、前記取得してストレージに格納したコ
ンテンツを外部に転送しようとするに際して、前記デー
タ処理装置のファイルシステムにより、そのコンテンツ
に対応するものとして当該ストレージに格納されている
前記転送可否属性情報に基づいてその転送の可否を判定
し、この結果、転送が許諾されないものであると判定さ
れたときには、当該コンテンツの転送を禁止するコンテ
ンツ管理方法。
【0025】(8)コンテンツを格納するためのコンテ
ンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納された
コンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツの再生
の制限に係る再生制限情報を格納する再生制限情報格納
領域との、少なくとも前記両格納領域を備えたコンテン
ツサーバと、前記コンテンツサーバから所望のデータを
ダウンロードするためのダウンロード手段と、前記ダウ
ンロード手段によって前記コンテンツサーバからダウン
ロードして取得したコンテンツ及び該コンテンツに対応
した再生制限情報とをストレージに格納するためのファ
イルシステムと、を備えたデータ処理装置と、を含んで
なるコンテンツ管理システムであって、前記データ処理
装置のファイルシステムは、前記取得してストレージに
格納したコンテンツを再生しようとするに際して、その
コンテンツに対応するものとして当該ストレージに格納
されている前記再生制限情報に基づいてその再生の可否
を判定し、この結果、再生が許諾されないと判定された
ときには、当該コンテンツの再生を禁止するように構成
されたものであるコンテンツ管理システム。
【0026】(9)前記データ処理装置のダウンロード
手段は、前記コンテンツサーバのコンテンツ格納領域か
らは所望のコンテンツデータを、再生制限情報格納領域
からはそのコンテンツデータに対応した再生制限情報
を、夫々ダウンロードするように構成され、且つ、前記
データ処理装置のファイルシステムは、前記ダウンロー
ド手段によってダウンロードされるコンテンツデータを
前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領域に、再
生制限情報を該ストレージに設定された再生制限情報格
納領域に、夫々格納するように構成されたものである上
記(8)のコンテンツ管理システム。
【0027】(10)コンテンツのデータを含む情報を
ダウンロードしてストレージに格納するデータ処理装置
と伝送路で結ばれてコンテンツ管理システムを構成する
コンテンツサーバであって、コンテンツを格納するため
のコンテンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格
納されたコンテンツ毎に対応して設定される当該コンテ
ンツの再生の制限に係る再生制限情報を格納する再生制
限情報格納領域との、少なくとも前記両格納領域を備え
て構成されたものであるコンテンツサーバ。
【0028】(11)コンテンツを格納するためのコン
テンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納され
たコンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツの再
生の制限に係る再生制限情報を格納する再生制限情報格
納領域との、少なくとも前記両格納領域を備えたコンテ
ンツサーバと伝送路で結ばれてコンテンツ管理システム
を構成するデータ処理装置であって、前記コンテンツサ
ーバから所望のデータをダウンロードするためのダウン
ロード手段と、前記ダウンロード手段によって前記コン
テンツサーバからダウンロードして取得したコンテンツ
及び該コンテンツに対応した再生制限情報をストレージ
に格納するためのファイルシステムとを備え、且つ、前
記ファイルシステムは、前記取得してストレージに格納
したコンテンツを再生しようとするに際して、そのコン
テンツに対応するものとして当該ストレージに格納され
ている前記再生制限情報に基づいてその再生の可否を判
定し、この結果、再生が許諾されないと判定されたとき
には、当該コンテンツの再生を禁止するように構成され
たものであるデータ処理装置。
【0029】(12)前記ダウンロード手段は、前記コ
ンテンツサーバのコンテンツ格納領域からは所望のコン
テンツデータを、再生制限情報格納領域からはそのコン
テンツデータに対応した再生制限情報を、夫々ダウンロ
ードするように構成されたものである上記(11)のデ
ータ処理装置。
【0030】(13)前記ファイルシステムは、前記ダ
ウンロード手段によってダウンロードされるコンテンツ
データを前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領
域に、再生制限情報を該ストレージに設定された再生制
限情報格納領域に、夫々格納するように構成されたもの
である上記(11)のデータ処理装置。
【0031】(14)コンテンツを格納するためのコン
テンツ格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納され
たコンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツの再
生の制限に係る再生制限情報を格納する再生制限情報格
納領域との、少なくとも前記両格納領域を備えたコンテ
ンツサーバと、前記コンテンツサーバから所望のデータ
をダウンロードするためのダウンロード手段と、前記ダ
ウンロード手段によって前記コンテンツサーバからダウ
ンロードして取得したコンテンツ及び該コンテンツに対
応した再生制限情報をストレージに格納するためのファ
イルシステムと、を備えたデータ処理装置と、を含んで
なるコンテンツ管理システムにおいて実行されるコンテ
ンツ管理方法であって、前記取得してストレージに格納
したコンテンツを再生しようとするに際して、前記デー
タ処理装置のファイルシステムにより、そのコンテンツ
に対応するものとして当該ストレージに格納されている
前記再生制限情報に基づいてその再生の可否を判定し、
この結果、再生が許諾されないと判定されたときには、
当該コンテンツの再生を禁止するコンテンツ管理方法。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施形態につ
いて詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施形態を示す機能ブ
ロック図である。図1において、この実施形態のコンテ
ンツ管理システムは、コンテンツを格納するためのコン
テンツ格納領域11と、コンテンツ格納領域11に格納
されたコンテンツ毎に対応して設定され当該コンテンツ
を相手側の装置(後述のデータ処理装置2)がダウンロ
ードして取得した後当該相手側の装置から外部へ転送す
ることを許諾するか否かを表す転送可否属性情報を格納
する転送可否属性格納領域12との、少なくとも上記両
格納領域を備えたコンテンツサーバ1と、このコンテン
ツサーバ1から所望のデータをダウンロードするための
コンテンツダウンロード手段3と、コンテンツダウンロ
ード手段3によってコンテンツサーバ1からダウンロー
ドして取得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した
転送可否属性情報をストレージに格納するためのファイ
ルシステム6と、を備えたデータ処理装置2とを含んで
なる。
【0034】コンテンツダウンロード手段3は、コンテ
ンツサーバ1のコンテンツ格納領域11に格納されてい
るコンテンツをダウンロードすると同時に、転送可否属
性格納領域12に格納されている転送可否属性の情報も
あわせて取得する。ダウンロード取得したコンテンツお
よび転送可否属性の情報は、ファイルシステム6に渡さ
れるが、ファイルシステム6にて、該転送可否属性の情
報をチェックし、コンテンツ自体はストレージ7のコン
テンツ格納領域71に、また転送可否属性情報を転送可
否属性格納領域72にそれぞれ格納する。
【0035】ファイルシステム6は、該当するコンテン
ツをコンテンツ格納領域71に格納するためのコンテン
ツ格納ルーチン61、転送可否属性格納領域72に格納
された転送可否属性情報の内容を識別する転送可否チェ
ックルーチン62、コンテンツ格納領域71に格納され
たコンテンツを読み出してコンテンツ再生手段4又はコ
ンテンツ外部送出手段に供給するためのコンテンツ読出
ルーチン63を各実行可能に構成されている。
【0036】コンテンツを装置外へ送出しようとすると
き、ファイルシステム6は、コンテンツ格納領域71か
らコンテンツを、転送可否属性格納領域72からは転送
可否属性をそれぞれ読み出す。ファイルシステム6に
て、該転送可否属性の情報をチェックし、転送可否の結
果をコンテンツ外部転送手段5に渡す。コンテンツ外部
転送手段5は該コンテンツを外部に送出してもよいか否
かを判断し不可であれば送出処理を停止する。これによ
り、コンテンツ自体に著作権情報を埋め込むなどコンテ
ンツに対する特別の改変を行うことなく、転送可否属性
をコンテンツサーバ1に設定するだけで、コンテンツの
著作権管理が容易に行なわれる。
【0037】上述のシステムについて更に具体的に説明
する。コンテンツサーバ1のコンテンツ格納領域11に
は、例えば、音楽、動画などのコンテンツファイルが格
納されている。一方、データ処理装2は、例えば、携帯
電話や携帯情報端末等がこれに該当するが、これらの例
では、携帯電話や携帯情報端末等が伝送路たる無線及び
有線の通信系でコンテンツサーバ1と結ばれてコンテン
ツ管理システムを構成する。尚、伝送路を有線通信系の
みで構成する態様をとり得る。
【0038】コンテンツ格納ルーチン61には、コンテ
ンツダウンロード手段3からコンテンツおよび転送可否
属性の情報が渡される。コンテンツ格納ルーチン61か
ら、転送可否属性の情報が転送可否チェックルーチン6
2に渡され、転送可否チェックルーチン62にて該コン
テンツの転送可否を判断しその結果をコンテンツ格納ル
ーチン61に返す。コンテンツ格納ルーチン61は、転
送可否の結果をコンテンツをストレージ7に格納する。
【0039】コンテンツ格納ルーチン61から渡された
コンテンツはストレージ7のコンテンツ格納領域71に
格納される。コンテンツ格納ルーチン61から渡された
転送可否情報はストレージ7の転送可否属性格納領域7
2に格納される。
【0040】コンテンツ再生手段4は、コンテンツ読出
ルーチン63からコンテンツが渡され、これを再生す
る。このときコンテンツ読出ルーチン63は、コンテン
ツ格納領域71からコンテンツのみを読み出す。
【0041】コンテンツ外部転送手段5は、コンテンツ
読出ルーチン63から読み出したコンテンツをデータ処
理装置2から外部へ送出する手段である。このときコン
テンツ読出ルーチン63は、コンテンツ格納領域71か
らコンテンツを、転送可否属性格納領域72からは転送
可否属性をそれぞれ読み出す。
【0042】コンテンツ読出ルーチン63から転送可否
属性が転送可否チェックルーチン62に渡されると、転
送可否チェックルーチン62にて該コンテンツの転送可
否を判断しその結果をコンテンツ読出ルーチン63に返
す。コンテンツ読出ルーチン63は、転送可否の結果を
コンテンツ外部転送手段5に渡す。コンテンツ外部転送
手段5はこの結果から該コンテンツを外部に送出しても
よいか否かを判断し不可であれば処理を停止する。
【0043】図2はコンテンツを格納するときの処理を
示すフローチャートである。コンテンツダウンロード手
段3は、コンテンツサーバ1のコンテンツ格納領域11
に格納されているコンテンツをダウンロードすると同時
に、コンテンツサーバ1から転送可否属性格納領域12
に格納されている転送可否属性の情報もあわせて取得す
る(ステップA1およびA2)。
【0044】ダウンロード取得したコンテンツおよび転
送可否属性の情報は、ファイルシステム6のコンテンツ
格納ルーチン61に渡される。コンテンツ格納ルーチン
61から、転送可否属性の情報が転送可否チェックルー
チン62に渡され、転送可否チェックルーチン62にて
該コンテンツの転送可否を判断しその結果をコンテンツ
格納ルーチン61に返す(ステップA3)。
【0045】コンテンツ格納ルーチン61は、コンテン
ツをコンテンツ格納領域71に、転送可否の結果を転送
可否属性格納領域72に夫々格納する(ステップA4お
よびA5)。
【0046】図3はコンテンツを装置外へ転送しようと
するときの処理を示すフローチャートである。コンテン
ツ読出ルーチン63は、コンテンツ格納領域71からコ
ンテンツを、転送可否属性格納領域72からは転送可否
属性を夫々読み出す(ステップA1およびA2)。
【0047】コンテンツ読出ルーチン63から転送可否
属性が転送可否チェックルーチン62に渡され、転送可
否チェックルーチン62にて該コンテンツの転送可否を
判断しその結果をコンテンツ読出ルーチン63に返す
(ステップA3)。
【0048】コンテンツ読出ルーチン63は、コンテン
ツおよび転送可否の結果をコンテンツ外部転送手段5に
渡す。コンテンツ外部転送手段5は、コンテンツ読出ル
ーチン63から渡された転送可否の結果から該コンテン
ツを外部に送出してもよいか否かを判断する(ステップ
A4)。
【0049】転送可であれば外部転送の処理を続行し
(ステップA5)、外部転送不可であれば処理を停止す
る(ステップA6)。
【0050】図4は、転送可否属性格納情報12および
転送可否属性格納領域72に格納する転送可否属性情報
を定義するルックアップテーブルの例を示す概念図であ
る。このテーブルは転送可否チェックルーチン62から
参照可能である。コンテンツダウンロード手段3は、コ
ンテンツサーバ1のコンテンツ格納領域11に格納され
ているコンテンツをダウンロードすると同時に、コンテ
ンツサーバ1から転送可否属性格納領域12に格納され
ている転送可否属性の情報もあわせて取得する(図2ス
テップA1およびA2)。
【0051】このとき、転送可否属性が“Type: Audio;
forward=no”であったとする。ダウンロード取得した
コンテンツおよび転送可否属性の情報は、ファイルシス
テム6のコンテンツ格納ルーチン61に渡される。コン
テンツ格納ルーチン61から、転送可否属性の情報が転
送可否チェックルーチン62に渡され、転送可否チェッ
クルーチン62にて該コンテンツの転送可否を判断し、
その結果をコンテンツ格納ルーチン61に返す(図2ス
テップA3)。
【0052】A3のステップで、転送可否属性が“Typ
e: Audio; forward =no”であるので、図4のテーブル
から、コンテンツ格納ルーチン61に返す値は、0x00と
なる。
【0053】コンテンツ格納ルーチン61は、コンテン
ツをコンテンツ格納領域71に、また転送可否の結果を
転送可否属性格納領域72にそれぞれ格納する(図2ス
テップA4およびA5)。転送可否属性格納領域72に
格納する値は、0x00となる。
【0054】次に、コンテンツを装置外へ転送しようと
するときの処理について説明する。コンテンツ読出ルー
チン63は、コンテンツ格納領域71からコンテンツ
を、転送可否属性格納領域72からは転送可否属性をそ
れぞれ読み出す(図3ステップA1およびA2)。この
とき、転送可否属性の値は0x00である。
【0055】コンテンツ読出ルーチン63から転送可否
属性が転送可否チェックルーチン62に渡され、転送可
否チェックルーチン62にて該コンテンツの転送可否を
判断しその結果をコンテンツ読出ルーチン63に返す
(図3ステップA3)。このとき、転送可否の結果とし
ては、図4のテーブルから、“転送禁止”となる。
【0056】コンテンツ読出ルーチン63は、転送可否
の結果、すわなち“転送禁止”をコンテンツ外部転送手
段5に渡す。コンテンツ外部転送手段5は、コンテンツ
読出ルーチン63から渡された転送可否の結果から該コ
ンテンツを外部に送出してもよいか否かを判断する(図
3ステップA4)。このとき転送可否の結果は“転送禁
止”であるので、転送処理を停止させる(図3ステップ
A6)。
【0057】図5は、本発明の他の実施形態を示す機能
ブロック図である。図5において既述の図1との対応部
は同一の符号を用いて示し詳細な説明は省略する、図5
の実施形態のコンテンツ管理システムは、図1に示され
た例におけるデータ処理装置2の構成に加え、再生制限
判断手段41を有する点が異なる。また、コンテンツサ
ーバ1の、図1では転送可否属性情報格納領域12であ
った領域は、再生制限情報も格納される再生制限情報格
納領域121をなしている。再生制限判断手段41は、
コンテンツ再生に加えられた再生回数、再生期限などの
再生制限事項の有無をチェックする。
【0058】コンテンツ読出ルーチン63は、再生制限
情報をコンテンツ再生手段4に渡す。コンテンツ再生手
段4は、再生制限情報を再生制限判断手段41に渡す。
再生制限判断手段41は、渡された再生制限情報から該
コンテンツを再生してもよいか否かを判断しコンテンツ
再生手段4に結果を渡す。コンテンツ再生手段4は、該
コンテンツが再生可であれば再生処理を継続し、再生不
可であれば再生処理を停止させる。
【0059】次に、更に具体的に説明する。例えば、転
送可否属性格納情報12(既述のように本例では再生制
限情報格納領域121をなしている)及びこれ対応す
る、転送可否属性格納情報12(本例では再生制限情報
格納領域721をなしている)に再生制限情報を格納す
る。
【0060】図6は、再生制限情報格納領域121及び
再生制限情報格納領域721に格納される再生制限情報
を定義するルックアップテーブルの例を示す概念図であ
る。このテーブルは再生制限判断手段41が参照可能で
ある。コンテンツダウンロード手段3は、コンテンツサ
ーバ1のコンテンツ格納領域11に格納されているコン
テンツをダウンロードすると同時に、コンテンツサーバ
1から再生制限情報格納領域121に格納されている再
生制限の情報もあわせて取得する。
【0061】このとき、転送可否属性が“Type: Audio;
time=3”であったとする。ダウンロード取得したコン
テンツおよび再生制限の情報は、ファイルシステム6に
渡され、コンテンツをコンテンツ格納領域71に、また
再生制限の情報を転送可否属性格納領域72にそれぞれ
格納する。このとき、再生制限情報格納領域721に格
納する値は、0x03となる。
【0062】次に、コンテンツを再生しようとするとき
の処理について説明する。図7はコンテンツを再生しよ
うとするときの処理を示すフローチャートである。コン
テンツ読出ルーチン63は、コンテンツ格納領域71か
らコンテンツを、転送可否属性格納領域72からは再生
制限情報をそれぞれ読み出す(図7ステップA1および
A2)。このとき、再生制限情報の値は0x03である。
【0063】コンテンツ読出ルーチン63は、再生制限
情報をコンテンツ再生手段4に渡す。コンテンツ再生手
段4は、再生制限情報を再生制限判断手段41に渡す。
再生制限判断手段41は、渡された再生制限情報から該
コンテンツを再生してもよいか否かを判断し(図7ステ
ップA3およびA4)、結果をコンテンツ再生手段4に
返す。
【0064】ステップA3およびA4での再生制限判断
の結果は“3回まで再生可”であるので、コンテンツ再
生手段4は再生処理を続行させる(図3ステップA
5)。再生後、コンテンツ再生手段4は、再生制限情報
の値から1引いた値をファイルシステム6に渡す。ファ
イルシステム6は、新たな再生制限情報の値として転送
可否属性格納領域72にこれを格納する(図3ステップ
A7)。ステップA7の結果が再生が許容されない内容
(0回再生可)となったときには、再生が禁止(中止)
される(図3ステップA6)。
【0065】
【発明の効果】コンテンツ自体に著作権情報を埋め込む
などコンテンツに対する特別の改変を行うことなく、転
送可否属性をコンテンツサーバに格納するだけで、コン
テンツの著作権管理を容易に実現することができ、従っ
て、コンテンツ作成者は著作権管理のためだけの改変を
行う必要がなくなる。また、再生の許容回数等について
も適正な管理がなされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】コンテンツを格納するときの処理を示すフロー
チャートである。
【図3】コンテンツを装置外へ転送しようとするときの
処理を示すフローチャートである。
【図4】転送可否属性情報を定義するルックアップテー
ブルの例を示す概念図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図6】再生制限情報を定義するルックアップテーブル
の例を示す概念図である。
【図7】コンテンツを再生しようとするときの処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンテンツサーバ 2 データ処理装置 3 コンテンツダウンロード手段 4 コンテンツ再生手段 5 コンテンツ外部転送手段 6 ファイルシステム 7 ストレージ 11 コンテンツ格納領域 12 転送可否属性格納領域 41 再生制限判断手段 61 コンテンツ格納ルーチン 62 転送可否チェックルーチン 63 コンテンツ読出ルーチン 71 コンテンツ格納領域 72 転送可否属性格納領域 121 再生制限情報格納領域 721 再生制限情報格納領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツを格納するためのコンテンツ格
    納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納されたコンテ
    ンツ毎に対応して設定され当該コンテンツを相手側の装
    置がダウンロードして取得した後当該相手側の装置から
    外部へ転送することを許諾するか否かを表す転送可否属
    性情報を格納する転送可否属性格納領域との、少なくと
    も前記両格納領域を備えたコンテンツサーバと、 前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
    するためのダウンロード手段と、前記ダウンロード手段
    によって前記コンテンツサーバからダウンロードして取
    得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した転送可否
    属性情報をストレージに格納するためのファイルシステ
    ムと、を備えたデータ処理装置と、を含んでなるコンテ
    ンツ管理システムであって、 前記データ処理装置のファイルシステムは、前記取得し
    てストレージに格納したコンテンツを外部に転送しよう
    とするに際して、そのコンテンツに対応するものとして
    当該ストレージに格納されている前記転送可否属性情報
    に基づいてその転送の可否を判定し、この結果、転送が
    許諾されないものであると判定されたときには、当該コ
    ンテンツの転送を禁止するように構成されたものである
    ことを特徴とするコンテンツ管理システム。
  2. 【請求項2】前記データ処理装置のダウンロード手段
    は、前記コンテンツサーバのコンテンツ格納領域からは
    所望のコンテンツデータを、転送可否属性格納領域から
    はそのコンテンツデータに対応した転送可否属性情報
    を、夫々ダウンロードするように構成され、且つ、前記
    データ処理装置のファイルシステムは、前記ダウンロー
    ド手段によってダウンロードされるコンテンツデータを
    前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領域に、転
    送可否属性情報を該ストレージに設定された転送可否属
    性格納領域に、夫々格納するように構成されたものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】コンテンツのデータを含む情報をダウンロ
    ードしてストレージに格納するデータ処理装置と伝送路
    で結ばれてコンテンツ管理システムを構成するコンテン
    ツサーバであって、 コンテンツを格納するためのコンテンツ格納領域と、前
    記コンテンツ格納領域に格納されたコンテンツ毎に対応
    して設定され当該コンテンツを前記データ処理装置がダ
    ウンロードして取得した後当該データ処理装置から外部
    へ転送することを許諾するか否かを表す転送可否属性情
    報を格納する転送可否属性格納領域との、少なくとも前
    記両格納領域を備えて構成されたものであることを特徴
    とするコンテンツサーバ。
  4. 【請求項4】コンテンツを格納するためのコンテンツ格
    納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納されたコンテ
    ンツ毎に対応して設定され当該コンテンツを相手側の装
    置がダウンロードして取得した後当該相手側の装置から
    外部へ転送することを許諾するか否かを表す転送可否属
    性情報を格納する転送可否属性格納領域との、少なくと
    も前記両格納領域を備えたコンテンツサーバと伝送路で
    結ばれてコンテンツ管理システムを構成するデータ処理
    装置であって、 前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
    するためのダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段によって前記コンテンツサーバか
    らダウンロードして取得したコンテンツ及び該コンテン
    ツに対応した転送可否属性情報をストレージに格納する
    ためのファイルシステムとを備え、 且つ、前記ファイルシステムは、前記取得してストレー
    ジに格納したコンテンツを外部に転送しようとするに際
    して、そのコンテンツに対応するものとして当該ストレ
    ージに格納されている前記転送可否属性情報に基づいて
    その転送の可否を判定し、この結果、転送が許諾されな
    いものであると判定されたときには、当該コンテンツの
    転送を禁止するように構成されたものであることを特徴
    とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】前記ダウンロード手段は、前記コンテンツ
    サーバのコンテンツ格納領域からは所望のコンテンツデ
    ータを、転送可否属性格納領域からはそのコンテンツデ
    ータに対応した転送可否属性情報を、夫々ダウンロード
    するように構成されたものであることを特徴とする請求
    項4に記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】前記ファイルシステムは、前記ダウンロー
    ド手段によってダウンロードされるコンテンツデータを
    前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領域に、転
    送可否属性情報を該ストレージに設定された転送可否属
    性格納領域に、夫々格納するように構成されたものであ
    ることを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】コンテンツを格納するためのコンテンツ格
    納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納されたコンテ
    ンツ毎に対応して設定され当該コンテンツを相手側の装
    置がダウンロードして取得した後当該相手側の装置から
    外部へ転送することを許諾するか否かを表す転送可否属
    性情報を格納する転送可否属性格納領域との、少なくと
    も前記両格納領域を備えたコンテンツサーバと、 前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
    するためのダウンロード手段と、前記ダウンロード手段
    によって前記コンテンツサーバからダウンロードして取
    得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した転送可否
    属性情報をストレージに格納するためのファイルシステ
    ムと、を備えたデータ処理装置と、を含んでなるコンテ
    ンツ管理システムにおいて実行されるコンテンツ転送管
    理方法であって、 前記取得してストレージに格納したコンテンツを外部に
    転送しようとするに際して、前記データ処理装置のファ
    イルシステムにより、そのコンテンツに対応するものと
    して当該ストレージに格納されている前記転送可否属性
    情報に基づいてその転送の可否を判定し、この結果、転
    送が許諾されないものであると判定されたときには、当
    該コンテンツの転送を禁止することを特徴とするコンテ
    ンツ管理方法。
  8. 【請求項8】コンテンツを格納するためのコンテンツ格
    納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納されたコンテ
    ンツ毎に対応して設定され当該コンテンツの再生の制限
    に係る再生制限情報を格納する再生制限情報格納領域と
    の、少なくとも前記両格納領域を備えたコンテンツサー
    バと、 前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
    するためのダウンロード手段と、前記ダウンロード手段
    によって前記コンテンツサーバからダウンロードして取
    得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した再生制限
    情報とをストレージに格納するためのファイルシステム
    と、を備えたデータ処理装置と、 を含んでなるコンテンツ管理システムであって、 前記データ処理装置のファイルシステムは、前記取得し
    てストレージに格納したコンテンツを再生しようとする
    に際して、そのコンテンツに対応するものとして当該ス
    トレージに格納されている前記再生制限情報に基づいて
    その再生の可否を判定し、この結果、再生が許諾されな
    いと判定されたときには、当該コンテンツの再生を禁止
    するように構成されたものであることを特徴とするコン
    テンツ管理システム。
  9. 【請求項9】前記データ処理装置のダウンロード手段
    は、前記コンテンツサーバのコンテンツ格納領域からは
    所望のコンテンツデータを、再生制限情報格納領域から
    はそのコンテンツデータに対応した再生制限情報を、夫
    々ダウンロードするように構成され、且つ、前記データ
    処理装置のファイルシステムは、前記ダウンロード手段
    によってダウンロードされるコンテンツデータを前記ス
    トレージに設定されたコンテンツ格納領域に、再生制限
    情報を該ストレージに設定された再生制限情報格納領域
    に、夫々格納するように構成されたものであることを特
    徴とする請求項8に記載のコンテンツ管理システム。
  10. 【請求項10】コンテンツのデータを含む情報をダウン
    ロードしてストレージに格納するデータ処理装置と伝送
    路で結ばれてコンテンツ管理システムを構成するコンテ
    ンツサーバであって、 コンテンツを格納するためのコンテンツ格納領域と、前
    記コンテンツ格納領域に格納されたコンテンツ毎に対応
    して設定される当該コンテンツの再生の制限に係る再生
    制限情報を格納する再生制限情報格納領域との、少なく
    とも前記両格納領域を備えて構成されたものであること
    を特徴とするコンテンツサーバ。
  11. 【請求項11】コンテンツを格納するためのコンテンツ
    格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納されたコン
    テンツ毎に対応して設定され当該コンテンツの再生の制
    限に係る再生制限情報を格納する再生制限情報格納領域
    との、少なくとも前記両格納領域を備えたコンテンツサ
    ーバと伝送路で結ばれてコンテンツ管理システムを構成
    するデータ処理装置であって、 前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
    するためのダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段によって前記コンテンツサーバか
    らダウンロードして取得したコンテンツ及び該コンテン
    ツに対応した再生制限情報をストレージに格納するため
    のファイルシステムとを備え、 且つ、前記ファイルシステムは、前記取得してストレー
    ジに格納したコンテンツを再生しようとするに際して、
    そのコンテンツに対応するものとして当該ストレージに
    格納されている前記再生制限情報に基づいてその再生の
    可否を判定し、この結果、再生が許諾されないと判定さ
    れたときには、当該コンテンツの再生を禁止するように
    構成されたものであることを特徴とするデータ処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記ダウンロード手段は、前記コンテン
    ツサーバのコンテンツ格納領域からは所望のコンテンツ
    データを、再生制限情報格納領域からはそのコンテンツ
    データに対応した再生制限情報を、夫々ダウンロードす
    るように構成されたものであることを特徴とする請求項
    11に記載のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】前記ファイルシステムは、前記ダウンロ
    ード手段によってダウンロードされるコンテンツデータ
    を前記ストレージに設定されたコンテンツ格納領域に、
    再生制限情報を該ストレージに設定された再生制限情報
    格納領域に、夫々格納するように構成されたものである
    ことを特徴とする請求項11に記載のデータ処理装置。
  14. 【請求項14】コンテンツを格納するためのコンテンツ
    格納領域と、前記コンテンツ格納領域に格納されたコン
    テンツ毎に対応して設定され当該コンテンツの再生の制
    限に係る再生制限情報を格納する再生制限情報格納領域
    との、少なくとも前記両格納領域を備えたコンテンツサ
    ーバと、 前記コンテンツサーバから所望のデータをダウンロード
    するためのダウンロード手段と、前記ダウンロード手段
    によって前記コンテンツサーバからダウンロードして取
    得したコンテンツ及び該コンテンツに対応した再生制限
    情報をストレージに格納するためのファイルシステム
    と、を備えたデータ処理装置と、を含んでなるコンテン
    ツ管理システムにおいて実行されるコンテンツ管理方法
    であって、 前記取得してストレージに格納したコンテンツを再生し
    ようとするに際して、前記データ処理装置のファイルシ
    ステムにより、そのコンテンツに対応するものとして当
    該ストレージに格納されている前記再生制限情報に基づ
    いてその再生の可否を判定し、この結果、再生が許諾さ
    れないと判定されたときには、当該コンテンツの再生を
    禁止することを特徴とするコンテンツ管理方法。
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