JP2003345237A - 地図作成方法 - Google Patents

地図作成方法

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JP2003345237A JP2002150840A JP2002150840A JP2003345237A JP 2003345237 A JP2003345237 A JP 2003345237A JP 2002150840 A JP2002150840 A JP 2002150840A JP 2002150840 A JP2002150840 A JP 2002150840A JP 2003345237 A JP2003345237 A JP 2003345237A
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Yasuyuki Eto
泰之 江藤
Yasuchika Maeda
恭哉 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図情報の制作に多大な費用をかけることな
く、特に、人程度が通れる小さな道、もしくは、山道そ
の他の人の行き交う頻度の少ない場所を網羅する地図情
報を作成する地図情報更新方法を提供する。 【解決手段】 全地球測位システムを利用して任意の経
路を求めて経路情報として出力し、当該経路情報を予め
作成された地図情報に追加しているので、全地球測位シ
ステムを利用して簡易に取得した経路情報によって、安
価に地図情報を更新することができると共に、地図情報
上の道路情報を詳細化することできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全地球測位システ
ムを利用した地図作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全地球測位システムを用いたナビ
ゲーション装置は、複数のGPS(Global Po
sitioning System)用の人口衛星から
GPSレシーバを介して受信した電波を利用して、現在
位置測定装置により、現在位置、進行方向、標高及び進
行速度を三角測量法によって導出し、この装置内の媒体
再生部からCD−ROMやDVD−ROM等の媒体に記
録された地図情報を読み出し、現在位置測定装置により
導出した移動体の位置情報と媒体再生部による地図情報
とを合成して表示部に出力していた。
【0003】しかし、この従来のナビゲーション装置
は、以上のように構成されていたことから、媒体再生部
がCD−ROMやDVD−ROM等の媒体から地図情報
を読み出す方式の場合、新しい道路の開通や新しい道路
周辺の建物が追加されたとき、地図情報を更新するため
に新たに地図情報が格納されているCD−ROMやDV
D−ROM等の媒体を購入する必要があるため、購入費
用がかさむと共に、以前のCD−ROMやDVD−RO
M等の媒体は処分しなければならなかった。
【0004】そこで、この従来のナビゲーション装置を
改良したものとして、媒体再生部がCD−ROMやDV
D−ROM等の媒体に記録された地図情報を読み出すの
ではなく、サーバから受信した地図情報を利用して動作
するものがある。このようにサーバから受信した地図情
報を利用することで、サーバに格納されている地図情報
を更新することにより、ナビゲーション装置に更新処理
を施すことなく、最新の地図情報を手に入れることがで
きる。また、正確な位置情報を有する基準局からの誤差
信号を受信して利用することでGPSより精度の高い位
置情報を得られるDGPSを用いた従来のナビゲーショ
ン装置もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の改良したナビゲ
ーション装置は以上のように構成され、サーバから受信
した地図情報を利用して移動体の位置情報と共に表示部
に表示していたが、サーバから受信した地図情報もサー
バに格納されている地図情報を提供する提供者の更新処
理に依存するため、地図情報制作費のコストの観点か
ら、多くの人が利用しない場所や車が通れない小さな道
などは地図情報に含まれず、縮尺の大きなおおまかな情
報しか地図情報に含まれないという課題を有する。
【0006】本発明は前記課題を解決するためになさ
れ、地図情報の制作に多大な費用をかけることなく、特
に、人程度が通れる小さな道、もしくは、山道その他の
人の行き交う頻度の少ない場所を網羅する地図情報を作
成する地図情報更新方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地図作成方
法は、全地球測位システムのレシーバを有する携帯端末
で移動開始点から移動終了点までの経路を出力し、当該
出力した経路情報を予め作成された地図情報に新たな道
路情報として追加するものである。このように本発明に
おいては、全地球測位システムを利用して任意の経路を
求めて経路情報として出力し、当該経路情報を予め作成
された地図情報に追加しているので、全地球測位システ
ムを利用して簡易に取得した経路情報によって、安価に
地図情報を更新することができると共に、地図情報上の
道路情報を詳細化することができる。
【0008】また、本発明に係る地図作成方法は必要に
応じて、前記地図情報に2以上の重複した略同一の複数
道路情報が追加されている場合に、略同一の複数道路情
報から一の道路情報を作成して前記地図情報に追加する
ものである。このように本発明においては、地図情報に
同一道路を示す重複した道路情報が追加されている場合
に、重複した道路情報から一の道路情報を求めて地図情
報に追加しているので、地図情報に追加された複数の道
路情報から誤差を減少させた正確な道路情報を得ること
ができる。
【0009】また、本発明に係る地図作成方法は必要に
応じて、前記地図情報に一の道路情報が他の道路情報と
少なくとも一方の端部を含めて一部分重複する場合に、
若しくは、複数道路情報の端部同士の離隔距離が小さな
場合に、複数道路情報から一の道路情報を求めて前記地
図情報に追加するものである。このように本発明におい
ては、少なくとも一の道路情報の端部を含んで一部分重
複する複数道路情報、若しくは、端部同士の離隔距離が
小さな複数道路情報が前記地図情報に追加されている場
合に、複数道路情報から一の道路情報を求めて前記地図
情報に追加しているので、地図情報における分断された
道路情報から連続した道路情報が地図情報に追加するこ
とができる。
【0010】また、本発明に係る地図作成方法は必要に
応じて、前記地図情報に2以上の重複した略同一の複数
道路情報が追加されている場合に、複数道路情報から道
路情報の幅員を作成して前記地図情報に追加するもので
ある。このように本発明においては、重複した略同一の
複数道路情報が地図情報に追加されている場合に、複数
道路情報から道路情報の幅員を作成して前記地図情報に
追加しているので、単に地図情報に対して道路情報を追
加するのでなく、その道路情報の幅員をも地図情報に追
加していおり、より分かりやすい地図情報を得ることが
できる。
【0011】また、本発明に係る地図作成方法は必要に
応じて、前記経路情報及び/又は道路情報の任意箇所で
撮像データを撮像方向及び/又は標高と共に、記地図情
報に追加するものである。このように本発明において
は、経路情報と共に出力すると同時に撮像データを出力
し、及び/又は、道路情報を地図情報に追加した後に撮
像データを出力し、この撮像データの出力にともなって
撮像地点での撮像方向及び/又は標高をも出力して地図
情報に追加しているので、詳細な撮像地点までの道路情
報に対して撮像データを対応させて追加することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)本発
明の第1の実施形態に係る地図情報作成方法を適用した
地図情報作成システムについて、図1ないし図4に基づ
いて説明する。図1は本実施形態に係る地図情報作成シ
ステムの全体構成ブロック図、図2は本実施形態に係る
地図情報作成システムにおける道路情報追加前および追
加後の地図情報、図3は本実施形態に係る地図情報作成
システムにおける道路情報追加動作フローチャート、図
4は本実施形態に係る地図情報作成システムにおける地
図情報表示動作フローチャートである。
【0013】前記図1において、本実施形態に係る地図
情報作成システムは、地図情報および道路情報を格納す
るデータベース21、通信するための通信部23及び受
信した経路情報を前記地図情報に更新する演算手段22
を有するサーバ2と、複数のGPS人口衛星からGPS
受信情報を受信するGPSレシーバ11、GPS受信情
報から現在位置の緯度、経度、標高を求める制御部1
2、受信情報通信するための通信部13を有する携帯端
末1とからなる。
【0014】前記地図情報は、通常の地図情報と同様
に、経度、緯度、標高情報と共に、道路、建物に関する
情報からなり、さらに、これら道路、建物の情報は更新
することができるものとする。さらにまた、これらの情
報に限らず、その地図上の任意の地点に関する情報であ
れば、例えば、実際に撮像された静止画像も追加するこ
とができることとする。
【0015】前記演算手段22は、携帯端末1から通信
部13を介して送信された経路情報に基を、その経路情
報に含まれる経度、緯度情報に基づいてデータベース2
1に道路情報として格納する。前記制御部12は、GP
S受信情報から現在位置の緯度、経度、標高を求める以
外に、例えば携帯端末1に備わる入力手段14である開
始ボタン(図示せず)の押下をトリガとしてその開始ボ
タン押下時点から入力手段14である終了ボタン(図示
せず)の押下時点までの、緯度、経度、標高を所定の時
間間隔で取得して経路情報とする。
【0016】前記サーバ2と携帯端末1との通信は、例
えば、携帯端末1が通常の携帯端末1が有する通信機能
により基地局3(交換局も含む、以下同じ)を介してイ
ンターネット等のネットワークを経てサーバ2の通信部
23に情報を送信し、通信部23が携帯端末1からの情
報を受信し、逆に、サーバ2の通信部23がインターネ
ット等のネットワークを経て基地局3を介して携帯端末
1に情報を送信し、携帯端末1がサーバ2からの情報を
受信することで行われる。以下、サーバ2と携帯端末1
との通信の詳細は略し、単に、送信・受信の語句のみに
よって表現する。
【0017】次に、本実施形態に係る地図情報作成シス
テムの動作について説明する(図3参照)。予め、地図
情報には、図2(a)に示すように、大まかな道路(図
示しないが信号機、トンネル等も含む)、大きな建物が
既に含まれているものとする。まず、本システム利用者
が任意の地点で、携帯端末1の開始ボタンを押下する
(ステップ1)。開始ボタンが押下されると、携帯端末
1の制御部12が、開始ボタン押下時点から所定時間間
隔で、GPSレシーバ11によるGPS受信情報から経
度、緯度、標高を求める(ステップ2)。利用者が携帯
端末1の終了ボタンを押下する(ステップ3)と、携帯
端末1の制御部12は、開始ボタン押下時から終了ボタ
ン押下時までに求めた各時点、各地点での経度、緯度、
標高を経路情報として、通信部13を介してサーバ2に
送信する(ステップ4)。ここで、利用者は経路情報と
ともに、他の付加情報も経路情報に含めることができ、
例えば、携帯端末1の開始ボタンを押下した後、更に開
始ボタンを押下することで、その地点での経度、緯度、
標高の情報にさらに店の情報やその地点の目印となるも
のの記載を付加情報として付加することができる(図2
(b)参照)。
【0018】次に、サーバ2は前記携帯端末1から送信
された経路情報を通信部23を介して受信し(ステップ
5)、サーバ2の演算手段22が受信した経路情報を経
路情報の経度、緯度に基づいてデータベース21に格納
する(ステップ6)。ここで、演算手段22は、携帯端
末1から送信される経路情報の各時点の経度、緯度、標
高がほぼ同一で、利用者の移動がほとんどなされていな
い場合や、経路情報の各時点の経度または緯度の変化が
著しく飛行機やヘリコプター等の飛行による交通手段に
使用していると考えられる場合は、その経路情報を道路
情報として格納しないとすることもでき、データベース
21の保存領域を不必要に使用することを防止すること
ができる。
【0019】次に、多数の利用者が複数回の行為によ
り、以上の動作が繰り返されることで、更新された地図
情報(図2(b)参照)を利用する場合について、本地
図情報作成システムの動作について説明する(図4参
照)。まず、任意の地点で、利用者が携帯端末1の入力
手段14の一つとなる地図表示ボタンを押下する(ステ
ップ11)。地図表示ボタンが押下されると、携帯端末
1は、GPSレシーバ11によりGPS受信情報を取得
し、制御部12が前記GPS受信情報から経度、緯度、
標高を求め(ステップ12)、現在位置情報として通信
部13を介してサーバ2に送信する(ステップ13)。
【0020】次に、サーバ2は前記携帯端末1から送信
された現在位置情報を通信部23を介して受信し(ステ
ップ14)、サーバ2の演算手段22が受信した現在位
置情報を現在位置情報の経度、緯度に基づいてデータベ
ース21から地図情報を読み出す(ステップ15)。サ
ーバ2は、読み出した地図情報を通信部23を介して携
帯端末1に送信する(ステップ16)。携帯端末1は、
サーバ2からの地図情報を受信し(ステップ17)、表
示部15に地図情報を表示する(ステップ18)。さら
に、利用者が現在表示部15に表示されている地図情報
の延長八方向の情報が知りたければ、携帯端末1の入力
手段14の一つである十字キーにより所望方向を指示
し、携帯端末1が所望方向の地図情報をサーバ2に問い
合わせて前記動作と同様の動作をして、地図情報をサー
バ2から受信して表示部15に地図情報を表示する。こ
こで、サーバ2が送信する地図情報に他の情報を重量し
て送信することで、単に地図情報だけでなく、タイムリ
ーな渋滞情報や、天気情報などを地図情報と共に取得す
ることもできる。
【0021】このように本実施形態に係る地図情報作成
方法を適用した地図情報作成システムによれば、利用者
の行為により携帯端末1が開始ボタンの押下時から終了
ボタンの押下時までの所定時間間での各時点における経
度、緯度、標高を経路情報としてサーバ2に送信し、サ
ーバ2が受信した経路情報を経路情報の緯度、経度に基
づいてデータベース21に格納しているので、利用者に
よる携帯端末1を用いて経路情報の送信の度に、本シス
テム運用者が特に地図情報に手を加えることなく、デー
タベース21に格納している地図情報が更新され、安価
で、且つ、詳細な地図を作成することができると共に、
利用者に各自に適した道路情報を知人または客と有益に
共有して利用・更新できる。
【0022】なお、本実施形態に係る地図情報作成シス
テムにおいて、利用者の行為により作成された地図情報
の道路情報を、サーバ2の演算手段22が格納した後
に、利用者を識別IDやパスワードで特定した後に、編
集(道路自体の変更を目的とした編集の他に、格納した
道路情報の付近の情報、例えばお店や名所の情報等を挿
入することを目的とした編集を含む)することもでき、
より容易に付加情報を付加することができる。
【0023】また、本実施形態に係る地図情報作成シス
テムにおいて、携帯端末1で経路情報を送信する場合
に、経路情報が作成されると同時にサーバ2に送信する
以外に、携帯端末1に経路情報を一時保存し、通信の感
度が悪い場所から通信の感度が良い場所へ移ったときに
サーバ2に送信することもでき、さらに、通信コストの
観点からまとめて経路情報を送信し、また、通信コスト
が安い所定の時間帯に出来るだけ送信するようにするこ
ともできる。この経路情報を一時保存している場合にお
いて、利用者が例えば通りの名称等を経路情報に付加す
ることもできる。
【0024】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態に係る地図情報作成方法を適用した地図情報
作成システムについて、図5または図6に基づいて説明
する。図5は本実施形態に係る地図情報作成システムに
おいて重複道路情報に対する処理を示す図、図6は本実
施形態に係る地図情報作成システムにおいて複数道路情
報に対する処理を示す図である。本実施形態に係る地図
情報作成システムは、前記第1の実施形態と同様に構成
され、この構成に加え、前記サーバ2の演算手段22が
地図情報に2以上の重複した略同一の複数道路情報が追
加されている場合に、略同一の複数道路情報から一の道
路情報を作成して前記地図情報に追加する構成である。
【0025】前記サーバ2は、前記携帯端末1から経路
情報が送信された場合、この経路情報の経度、緯度に基
づいてデータベース21に道路情報として格納するが、
この格納前に道路情報の周辺領域に同一の道路情報が存
在しないか否かを判断する。この判断する手法としてパ
ターン認識が考えられる。例えばまず(以下図5参
照)、格納する道路情報Aが少なくとも全て含まれる平
面領域α上に、格納済みの道路情報があるか否かを判断
する。平面領域α上に格納済みの道路情報がない場合に
道路情報をそのままデータベース21に格納し、平面領
域α上に格納済みの道路情報がある場合に道路情報Aと
格納済みの道路情報A´をパターン認識に基づいて比較
する。パターン認識の結果同一であるとみなされる場
合、道路情報Aと格納済みの道路情報A´とを平均化し
て新たな道路情報aを作成してデータベース21に格納
する。但し、新たな道路情報を作成する方法として平均
化して作成することに限定されない。
【0026】ここで、新たな道路情報aを求める場合
に、道路情報Aは道路情報A´の一部であるため、単に
道路情報Aと格納済みの道路情報A´とを平均化して新
たな道路情報aを求めるのでなく、新たな道路情報aと
平面領域α外の道路情報Aとの接合部分を考慮して、新
たな道路情報aの端部a1、a2を道路情報A´寄りに
新たな道路情報aを修正するのが好ましい。また、道路
情報と格納済みの道路情報とのパターン認識は、完全一
致を同一とみなすほか、図5に示すように道路情報Bと
格納済みの道路情報B´のような一部一致も同一とみな
して重複部分以外の道路情報b1と新たな道路情報b2
とを合わせて道路情報bとしてデータベース21に格納
することもできる。
【0027】このように本実施形態に係る地図情報作成
方法を適用した地図情報作成システムによれば、サーバ
2が道路情報をデータベース21に格納する際に、格納
する道路情報の周辺領域に同一の格納済みの道路情報が
ないか否かを検出し、同一の道路情報がある場合に、道
路情報と格納済みの道路情報とを平均化して新たな道路
情報を求めてデータベース21に格納しているので、誤
差を減少させた正確な道路情報が得られると共に、デー
タベース21から地図情報を読み出す際に新たな道路情
報のみを使用することで、読み出す地図情報のサイズが
小さくなりより高速に使用することができる。
【0028】なお、本実施形態に係る地図情報作成方法
を適用した地図情報作成システムにおいては、携帯端末
1から送信された経路情報の平面領域に対してパターン
認識を行ったが、所定の平面領域に対してパターン認識
を行うことこもできる。また、本実施形態に係る地図情
報作成方法を適用した地図情報作成システムにおいて
は、サーバ2が経路情報を道路情報としてデータベース
21に格納する前に、地図情報上に重複する道路情報が
存在しないか否かを判断していたが、既に地図情報に追
加されている道路情報同士を比較することもでき、つま
り、既に格納している複数の道路情報の一つとその他の
道路情報とが重複しないか否かを判断でき、全ての道路
情報に対して比較実行することで重複する複数道路情報
から一の新たな道路情報が得ることができる。
【0029】また、本実施形態に係る地図情報作成方法
を適用した地図情報作成システムにおいては、複数道路
情報の端部同士の離隔距離が所定距離より小さな場合
に、この複数道路情報から一の道路情報を求めて前記地
図情報に追加することもでき、例えば、図6(A)に示
すように、道路情報Cの端部cと道路情報Dの端部dと
が所定距離より小さいので、この道路情報Cと道路情報
Dとから道路情報CDを求め、一方、道路情報Eの端部
eと道路情報Fの端部fとが所定距離より小さくないの
で、新たに道路情報を求めないとすることもできる。
【0030】また、本実施形態に係る地図情報作成方法
を適用した地図情報作成システムにおいては、前記地図
情報に一の道路情報が他の道路情報と少なくとも一方の
端部を含めて一部分重複する場合に、この複数道路情報
から一の道路情報を求めて前記地図情報に追加すること
もでき、例えば、図6(B)に示すように、道路情報G
の一部分と道路情報Hの一部分とが各道路情報の端部を
含めて重複しているので、道路情報Gの一部分と道路情
報Hの一部分とから道路情報GHを求めるとすることも
できる。
【0031】また、本実施形態に係る地図情報作成方法
を適用した地図情報作成システムにおいては、地図情報
に重複する2つの道路情報についてのみ説明したが、複
数重複する道路情報がある場合にも適用することもで
き、複数重複する道路情報の上で多くの道路情報が偏っ
ている部分がある場合に、その部分について重みを付け
て偏りを持たせて新たな道路情報を求めることもでき
る。
【0032】(本発明の第3の実施形態)本発明の第3
の実施形態に係る地図情報作成方法を適用した地図情報
作成システムについて、図7に基づいて説明する。図7
は本実施形態に係る地図情報作成システムにおいて幅員
作成処理を示す図である。本実施形態に係る地図情報作
成システムは、前記第2の実施形態と同様に構成され、
この構成に加えて、前記サーバ2の演算手段22が、重
複する複数道路情報を構成する所定時間間隔の経度と緯
度とから、道路情報の幅員を求めて、道路情報としてデ
ータベース21に格納する構成である。
【0033】図7(A)上では重複する道路情報の各地
点の経度と緯度をプロットとして示しているが、この各
プロット同士距離が所定距離内にあるプロット情報のみ
を有効とみなして、有効とみなされたプロットから道路
の一方の端を求め、他方の端も同様に求めることで幅員
が得られる。このように本実施形態に係る地図情報作成
システムよれば、重複した道路情報が格納される度に各
地点の経度と緯度の情報が増え、各地点の経度と緯度か
ら道路の端を求めて幅員を得ているので、実際に携帯端
末1の利用者が幅員を格納しなくても、重複した道路情
報が得られる度に自動的に精度の高い各道路情報の幅員
を求めることができる。
【0034】なお、本実施形態に係る道路情報作成方法
を適用した道路情報作成システムにおいては、各地点の
経度と緯度の情報が、歩行している利用者が携帯端末1
を利用した場合と、車に乗車して移動中の利用者が携帯
端末1を利用した場合とを区別して幅員を求めることも
でき、歩行している利用者が携帯端末1を利用した場
合、得られる各地点の経度と緯度の情報は道路の端であ
るとみなし、車に乗車して移動中の利用者が携帯端末1
を利用した場合、得られる各地点の経度と緯度の情報は
道路の中央であるとみなし、それぞれの場合について重
み付けをして道路の幅員を求めることもできる。ここ
で、歩行している利用者からの経路情報か車に乗車して
いる利用者からの経路情報かを判断するために、移動速
度を利用することができる。
【0035】また、本実施形態に係る道路情報作成方法
を適用した道路情報作成システムにおいては、各地点の
経度と緯度の情報と道路情報とから幅員を求めることも
でき、図7(B)に示すように、重複した複数道路情報
から求められた新たな道路情報を利用し、この新たな道
路情報の各地点の垂線上にプロットが2以上あった場
合、新たな道路情報からの離隔距離が最大であるプロッ
トのみを有効とみなして、全ての地点の有効なプロット
を接合して折れ線を道路のそれぞれの端として幅員をえ
ることもでき、例えば、新たな道路情報上のある点の垂
線γ1上にプロットK1、K2がある場合、新たな道路
情報からの離隔距離が大きいK1を有効として小さなK
2を無効とし、また、新たな道路情報上のある点の垂線
γ2上にプロットL1、L2がある場合、新たな道路情
報からの離隔距離が大きいL1を有効として小さなL2
を無効とし、以下同様に新たな道路情報上の全ての点に
ついてプロットの有効・無効を決定し、有効とされたプ
ロットから道路の端を求めて復員を得ることもできる。
【0036】(その他の実施形態)前記各実施形態に係
る地図情報作成方法を適用した地図情報作成システムに
おいては、携帯端末1に撮像機を備え、利用者が携帯端
末1を用いて開始ボタンを押下してから終了ボタン押下
までの間にこの撮像機を用いて撮像し、この撮像により
得られた撮像データおよび撮像地点の経度、緯度、標
高、方向を、既存の経路情報と共に経路情報としてサー
バ2に送信し、サーバ2が道路情報としてデータベース
21に格納することもでき、詳細な撮像地点までの道路
情報に対して撮像データを対応させて追加することがで
きると共に、携帯端末1において地図情報が表示される
場合に、地図に関連して方向、標高の情報を備えた撮像
データを表示することができる。
【0037】前記各実施形態に係る地図情報作成方法を
適用した地図情報作成システムにおいては、携帯端末1
で用いる場合に、地図情報に追加した道路情報、幅員、
撮像データ等を必要に応じて読み出し、必要ない情報を
携帯端末1側で受信することなく表示情報を減少させて
携帯端末1で即座に読み出し・表示ができ、また、ある
情報を特定のもの以外に閲覧することができないように
することもできる。
【0038】前記各実施形態に係る地図情報作成方法を
適用した地図情報作成システムにおいては、ゴルフ場に
本システムを利用することもでき、プレイヤーが携帯端
末1を身につけてゴルフのプレーを行い、ボールを打っ
た地点からボールが飛んでいった地点までの経路情報を
携帯端末1を用いて求め、プレーの記録(経路情報以外
に、例えば、スコア、各ショットの飛距離、使用クラ
ブ、温度、風向き、標高、プレイヤーのショット様子
等)とプレイヤーの基礎データ(年齢、性別、ハンディ
等)とを経路情報と共にサーバ2に送信し、サーバ2が
受信した経路情報を、経路情報に基づいてデータベース
21に格納すると共に、この経路情報と対応づけてプレ
ーの記録およびプレイヤーの基礎データも格納すること
で、スコアを残せるのみでなく、プレー後に各ラウンド
での飛距離、各ショット地点での条件等を地図情報と共
に利用者に対して表示でき、プレイヤーが自分のプレー
を確認して反省することができる(図8参照)。
【0039】前記各実施形態に係る地図情報作成方法を
適用した地図情報作成システムにおいては、登山に本シ
ステムを利用することもでき、登山開始時から登山終了
までの登山経路を道路情報としてサーバ2に格納するこ
ともでき、道路情報を登山道として表示することもで
き、さらに、標高データと組み合わせて、道路情報を表
示することで、安心且つ安全に登山を楽しむことができ
る。また、この登山情報に、危険箇所、避難場所、休憩
場所、水のみ場、動植物生息地等の情報を加えることも
できる(図9参照)。さらに、自分の山林の所有範囲を
明確にすることにも使用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明においては、全地球
測位システムを利用して任意の経路を求めて経路情報と
して出力し、当該経路情報を予め作成された地図情報に
追加しているので、全地球測位システムを利用して簡易
に取得した経路情報によって、安価に地図情報を更新す
ることができると共に、地図情報上の道路情報を詳細化
することができるという効果を奏する。
【0041】また、本発明においては、地図情報に同一
道路を示す重複した道路情報が追加されている場合に、
重複した道路情報から一の道路情報を求めて地図情報に
追加しているので、地図情報に追加された複数の道路情
報から誤差を減少させた正確な道路情報を得ることがで
きるという効果を有する。
【0042】また、本発明においては、少なくとも一の
道路情報の端部を含んで一部分重複する複数道路情報、
若しくは、端部同士の離隔距離が小さな複数道路情報が
前記地図情報に追加されている場合に、複数道路情報か
ら一の道路情報を求めて前記地図情報に追加しているの
で、地図情報における分断された道路情報から連続した
道路情報が地図情報に追加することができるという効果
を有する。
【0043】また、本発明においては、重複した略同一
の複数道路情報が地図情報に追加されている場合に、複
数道路情報から道路情報の幅員を作成して前記地図情報
に追加しているので、単に地図情報に対して道路情報を
追加するのでなく、その道路情報の幅員をも地図情報に
追加していおり、より分かりやすい地図情報を得ること
ができるという効果を有する。
【0044】また、本発明においては、経路情報と共に
出力すると同時に撮像データを出力し、及び/又は、道
路情報を地図情報に追加した後に撮像データを出力し、
この撮像データの出力にともなって撮像地点での撮像方
向及び/又は標高をも出力して地図情報に追加している
ので、詳細な撮像地点までの道路情報に対して撮像デー
タを対応させて追加することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムの全体構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムにおける道路情報追加前および追加後の地図情報
である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムにおける道路情報追加動作フローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムにおける地図情報表示動作フローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムにおいて重複道路情報に対する処理を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムにおいて複数道路情報に対する処理を示す図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る地図情報作成シ
ステムにおいて幅員作成処理を示す図である。
【図8】本発明のその他の実施形態に係る地図情報作成
システムをゴルフへの適用を示す図である。
【図9】本発明のその他の実施形態に係る地図情報作成
システムを登山への適用を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 11 GPSレシーバ 12 制御部 13 通信部 14 入力手段 15 表示部 2 サーバ 21 データベース 22 演算手段 23 通信部 3 基地局 A、A´、B、B´、C、D、E、F、G、H、I、
J、K、L、b 道路情報 c、d、e、f、g、h 端部 a、b2、CD、GH 新たな道路情報 γ1、γ2 垂線 K1、K2、L1、L2 プロット α、β 平面領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全地球測位システムのレシーバを有する
    携帯端末で移動開始点から移動終了点までの経路を出力
    し、当該出力した経路情報を予め作成された地図情報に
    新たな道路情報として追加することを特徴とする地図作
    成方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の地図作成方法におい
    て、 前記地図情報に2以上の重複した略同一の複数道路情報
    が追加されている場合に、略同一の複数道路情報から一
    の道路情報を作成して前記地図情報に追加することを特
    徴とする地図作成方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2記載の地図作成方
    法において、 前記地図情報に一の道路情報が他の道路情報と少なくと
    も一方の端部を含めて一部分重複する場合に、若しく
    は、複数道路情報の端部同士の離隔距離が小さな場合
    に、複数道路情報から一の道路情報を求めて前記地図情
    報に追加することを特徴とする地図作成方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3記載の地図作成方
    法において、 前記地図情報に2以上の重複した略同一の複数道路情報
    が追加されている場合に、複数道路情報から道路情報の
    幅員を作成して前記地図情報に追加することを特徴とす
    る地図作成方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4記載の地図作成方
    法において、 前記経路情報及び/又は道路情報の任意箇所で撮像デー
    タを撮像方向及び/又は標高と共に、記地図情報に追加
    することを特徴とする地図作成方法。
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