JP2003344402A - Dna−金属微粒子系の共振周波数解析方法および共振周波数解析システム - Google Patents

Dna−金属微粒子系の共振周波数解析方法および共振周波数解析システム

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弘明 三澤
Junichi Hotta
純一 堀田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DNAのハイブリダイゼーションを高感度
・高効率・高精度に解析が可能となるDNA−金属微粒
子系の共振周波数解析方法を提供する。 【解決手段】 レーザー光(2)をミラー(3)で反
射させた後ビームスプリッター(4)により2つに分岐
し、一方のレーザー光(2A)を、ミラー(3A)で極
僅かに角度を付けて反射させ他方のレーザー光(2B)
を、位相変調器(5)を通過させた後にミラー(3B)
で反射させて両レーザー光(2A)および(2B)をビ
ームスプリッター(4)に戻し、再び合わせたレーザー
光(2C)をDNA−金属微粒子系が配置された試料セ
ル(6)に照射して試料内に干渉縞を発生させ、その干
渉縞を走査することにより光の放射圧を金属微粒子に周
期的に働かせて金属属粒子を強制振動させ、金属微粒子
の位置を観測用フォトダイオード(8)により観測し
て、DNA−金属微粒子系の共振周波数を解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、DNA−
金属微粒子系の共振周波数解析方法および共振周波数解
析システムに関するものである。さらに詳しくはこの出
願の発明は、DNAのハイブリダイゼーションによる1
本鎖から2本鎖への変化を、そのバネ定数の変化として
検出し、さらに共振現象を利用することにより高感度・
高効率・高精度に解析し、かつ試料にダメージを与えず
何度でも繰り返し測定を行うことのできるDNA−金属
微粒子系の共振周波数解析方法およびそれに用いられる
共振周波数解析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、DNAの解析は、
医療やその他様々な分野への貢献が期待されており、特
にDNAを1本鎖から2本鎖に変化させるハイブリダイ
ゼーションの解析はDNAの解析に欠かせないものであ
り、多くの研究者が取り組む課題となっている。
【0003】現在、ハイブリダイゼーションの検出・解
析には、蛍光プローブを用いたDNAマイクロアレイが
よく用いられており、このDNAマイクロアレイにおい
てはDNAチップにDNAを配列させて解析するのであ
るが、この方法でハイブリダイゼーションを検出するた
めには、DNAに蛍光分子を添加して励起光を照射しな
ければならず、その際に蛍光分子が壊れてしまうため繰
り返し測定を行うことは不可能であった。したがってD
NAマイクロアレイにおいて精度を向上させるためには
測定前にPCRによるDNA増幅処理が必要不可欠であ
った。
【0004】そこで、この出願の発明は、以上のとおり
の事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点
を解消し、DNAのハイブリダイゼーションによる1本
鎖から2本鎖への変化を、そのバネ定数の変化として検
出しさらに共振現象を利用することにより高感度・高効
率・高精度に解析し、かつ試料にダメージを与えず何度
でも繰り返し測定を行うことのできるDNA−金属微粒
子系の共振周波数解析方法および共振周波数解析システ
ムを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、まず第1には、1本鎖の
DNAの一端が基板に結合され他端が金属微粒子に結合
されたDNA−金属微粒子系の共振周波数を解析する方
法であって、レーザー光をビームスプリッターに入射
し、ビームスプリッターによりレーザー光を2つに分岐
し、一方のレーザー光を、入射光と反射光の光路に極僅
かなずれが生じるようにミラーで反射させてビームスプ
リッターに戻し、他方のレーザー光を、位相変調器を通
過させて周波数シフトを与えた後にミラーで反射させて
ビームスプリッターに戻し、ビームスプリッターにより
再び2本のレーザー光を光路がほぼ一致するように合わ
せ、合わせたレーザー光をDNA−金属微粒子系が配置
された試料セルに照射して試料内に干渉縞を発生させ、
その干渉縞を走査することにより光の放射圧を金属微粒
子に周期的に働かせて金属属粒子を強制振動させ、さら
に金属微粒子の位置を観測用フォトダイオードにより観
測して、DNA先端に結合させた金属微粒子の位置揺ら
ぎの大きさからDNA−金属微粒子系の共振周波数を解
析することを特徴とするDNA−金属微粒子系の共振周
波数解析方法を提供する。
【0006】第2には、この出願の発明は、第1の発明
において、金属微粒子が金微粒子であることを特徴とす
るDNA−金属微粒子系の共振周波数解析方法を提供す
る。
【0007】第3には、この出願の発明は、第1または
2の発明のDNA−金属微粒子系の共振周波数解析方法
に用いられるシステムであって、1)DNA−金属微粒
子系に放射圧を与えるレーザー光を発振するレーザー
と、2)レーザー光を反射させるためのミラーと、3)
干渉計を構成するためのビームスプリッターと、4)レ
ーザー光の周波数をシフトさせるための位相変調器と、
5)DNA−金属微粒子系が配置された試料セルと、
6)DNA−金属微粒子系の照明用レーザーと、7)D
NA−金属微粒子系の金属微粒子の位置を観測するため
の観測用フォトダイオードと、から構成されるDNA−
金属微粒子系の共振周波数解析システムを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】この出願の発明のDNA−金属微
粒子系の共振周波数解析方法は、1本鎖のDNAの一端
が基板に結合され他端が金属微粒子に結合されたDNA
−金属微粒子系の共振周波数を解析する方法であって以
下の手順で行われる。
【0009】たとえば図1に示しているように、まずY
AGレーザーなどのレーザー(1)から発振されたレー
ザー光(2)をミラー(3)で反射した後ビームスプリ
ッター(4)に入射し、ビームスプリッター(4)によ
り2つに分岐する。分岐された一方のレーザー光(2
A)を入射光と反射光の光路に極僅かなずれが生じるよ
うにミラー(3A)で反射させてビームスプリッター
(4)に戻し、もう一方のレーザー光(2B)を、位相
変調器(5)を通過させて周波数シフトを与えた後にミ
ラー(3B)で反射させてビームスプリッター(4)に
戻す。そして、ビームスプリッター(4)により再びそ
れらレーザー光を光路がほぼ一致するように合わせ、合
わせたレーザー光(2C)を、DNA−金属微粒子系と
してたとえばDNA−金微粒子系が配置された試料セル
(6)に照射する。
【0010】試料セル(6)内で2つのレーザー光(2
A)および(2B)は、光路がほぼ一致しているが僅か
に光路がずれており、干渉して空間的に変調した光強度
分布(干渉縞)となる。このようにして発生させた干渉
縞は位相変調器(5)で与えたシフト周波数で明暗が変
化するため、それにより発生する放射圧も時間的に変化
する。そして、さらに片方のレーザー光の周波数を僅か
にシフトさせることによりその干渉縞を時間的に走査
し、その走査によって光の放射圧を金微粒子に周期的に
働かせて金微粒子を強制振動させ、He−Neレーザー
などの照明用レーザー(7)で照射しながらその金微粒
子の位置を観測用フォトダイオード(8)によりナノメ
ートルの精度で観測し、DNA先端に結合させた金微粒
子の位置揺らぎの大きさから共振周波数を解析する。こ
のとき、DNA−金微粒子系のバネ振り子の周期に放射
圧変調の周期が一致した場合に、振幅が非常に大きくな
り金微粒子の位置揺らぎが大きくなる様子が観測され
る。
【0011】また、この出願の発明のDNA−金属微粒
子系の共振周波数解析方法を行うシステムとしては、た
とえば図1に示しているように、DNA−金属微粒子系
に放射圧を与えるためのレーザー光を発振するYAGレ
ーザーなどのレーザー(1)と、レーザー光を反射させ
るためのミラー(3)、(3A)、(3B)と、干渉計
を構成するためのビームスプリッター(4)と、レーザ
ー光の周波数をシフトさせるための位相変調器(5)
と、DNA−金属微粒子系が配置された試料セル(6)
と、He−NeレーザーなどのDNA−金属微粒子系の
照明用レーザー(7)と、DNA−金属微粒子系の金属
微粒子の位置を観測するための観測用フォトダイオード
(8)とから構成されるDNA−金属微粒子系の共振周
波数解析システム(9)を用いることができる。
【0012】なおDNA−金属微粒子系に放射圧を与え
るためのレーザーと照明用のレーザーとしては、波長が
異なるものであれば上記のYAGレーザーとHe−Ne
レーザーの組み合わせの他どのようなレーザーの組み合
わせであっても良い。たとえば、半導体レーザー、アル
ゴンイオンレーザー、チタンサファイアレーザーなどの
任意の組み合わせが考えられる。またDNA−金属微粒
子系に放射圧を与えるレーザー光は上記のようにミラー
で反射させた後にビームスプリッターに入射させること
はもちろんのこと、直接ビームスプリッタ−に入射させ
ることも可能である。
【0013】また、DNA−金属微粒子系に関しては、
金属微粒子として上記のように金微粒子が好適に用いら
れるが、鉄などの金以外の金属微粒子を用いることもも
ちろん可能である。
【0014】この出願の発明のDNA−金属微粒子系の
共振周波数解析方法により、DNA−金属微粒子系の共
振周波数を解析することによって、DNAのハイブリダ
イゼーションによる1本鎖から2本鎖への変化をそのバ
ネ定数の変化として検出し、さらに共振現象を利用する
ことにより、DNAのハイブリダイゼーションを高感度
・高効率・高精度に解析することができる。
【0015】またこの出願の発明のDNA−金属微粒子
系の共振周波数解析方法は蛍光プローブを使用しないた
め、試料に対してダメージを与えることは一切ない。し
たがって、照明用のレーザー光を十分な強度で照射する
ことが可能となり、また1つのDNAに対して何度でも
繰り返し測定できることから、必要であれば、繰り返し
測定を行うことによってさらに精度を向上させることが
可能となり、精度向上のためにDNAマイクロアレイの
ようにPCRによるDNA増幅処理を行う必要もない。
【0016】上記のDNA−金属微粒子系の共振周波数
解析方法の原理は以下に示すようなものである。
【0017】まず、図2(a)に示しているように1本
鎖のプローブDNA(10)の一端を基板(11)に、
他端を金属微粒子(12)に結合した系は、DNAを微
弱な「バネ」と考えることができるので、強制振動に対
して調和振動子的な振る舞いをすると考えられる。1本
鎖のプローブDNA(10)に、検査の対象となるDN
Aが結合して2本鎖になると、2重らせん構造の形成に
伴い、DNAの全体としての長さおよび弾性が変化す
る。
【0018】したがって、1本鎖のプローブDNA(1
0)に結合した金属微粒子(12)の位置を測定し、そ
の揺らぎをフーリエ変換することによってパワースペク
トルを求め、さらに周波数応答を解析することによって
DNAの鎖長変化を検出することが可能となる。
【0019】ここで、DNA−金属微粒子のバネ定数
は、図2(b)に示すレーザー光(13)を顕微鏡下で
集光した場合に発生する放射圧による「光バネ」と同程
度の値を持つ。したがって、放射圧によってin situで
非破壊・非接触に強制振動を与えることができるのであ
る。
【0020】上記のような原理に基づいて、この出願の
発明のDNA−金属微粒子系の共振周波数解析方法で
は、図3に示すように金属微粒子(12)とDNA(1
0)により構成されるバネ振り子に、干渉縞を照射し、
干渉縞の明暗に応じて光の強度が変化するため、空間的
に変調する放射圧を働かせることができる。ここでさら
に片方のレーザー光の周波数を僅かにシフトさせること
により干渉縞を時間的に走査し、そしてレーザー光の周
波数シフトをスキャンし、ばね振り子の振幅を測定する
ことができる。その際、バネ振り子の共振周波数におい
て振幅が大きくなる様子が観測される。上記のように、
この出願の発明のDNA−金属微粒子系の共振周波数解
析方法は共振現象を利用した測定法であるので、DNA
のハイブリダイゼーションを高効率・高感度・高精度な
解析が可能となるのである。
【0021】以下、添付した図面に沿って実施例を示
し、この出願の発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。もちろん、この発明は以下の例に限定される
ものではなく、細部については様々な態様が可能である
ことは言うまでもない。
【0022】
【実施例】<実施例1>図1に示す、DNA−金属微粒
子系に放射圧を与えるためのレーザー光を発振するYA
Gレーザー(1)と、レーザー光を反射させるためのミ
ラー(3)、(3A)、(3B)と、干渉計を構成する
ビームスプリッター(4)と、レーザー光の周波数をシ
フトさせるための位相変調器(5)と、DNA−金微粒
子系としてDNA−金微粒子系が配置された試料セル
(6)と、DNA−金属微粒子系の照明用レーザーであ
るHe−Neレーザー(7)と、DNA−金属微粒子系
の金属微粒子の位置を観測するための観測用フォトダイ
オード(8)とから構成されるDNA−金属微粒子系の
共振周波数解析システム(9)を用いて、この出願の発
明のDNA−金属微粒子系の共振周波数解析方法により
DNA−金微粒子系におけるDNAのハイブリダイゼー
ションの検出・解析を試みた。
【0023】その結果、DNAのハイブリダイゼーショ
ンによる1本鎖から2本鎖への変化をそのバネ定数の変
化として検出し、さらに共振現象を利用することによ
り、DNAのバイブリダイゼーションを高感度・高効率
・高精度に解析することができた。
【0024】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、DNAのハイブリダイゼーションを高感
度・高効率・高精度に解析することが可能となるDNA
−金属微粒子系の共振周波数解析方法および共振周波数
解析システムが提供され、DNA診断等に大きく貢献す
ることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のDNA−金属微粒子系の共振周波数
解析方法を実施するための共振周波数解析システムの構
成を例示した概略図である。
【図2】この発明のDNA−金属微粒子系の共振周波数
解析方法の原理を例示した概念図である。
【図3】この発明のDNA−金属微粒子系の共振周波数
解析方法の原理を例示した他の概念図である。
【符号の説明】
1 YAGレーザ 2 レーザー光 3、3A、3B ミラー 4 ビームスプリッタ− 5 位相変調器 6 試料セル 7 照明用レーザー 8 観測用フォトダイオード 9 DNA−金属微粒子系の共振周波数解析システム 10 DNA 11 基板 12 金属微粒子 13 レーザー光 14 放射圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/483 G01N 33/483 C 33/566 33/566 (72)発明者 堀田 純一 北海道札幌市北区北22条西9丁目 2番17 号 Fターム(参考) 2G045 AA35 DA13 FA12 FB02 GC11 JA07 2G047 AA04 AC13 BA04 BC04 BC20 CA04 DB02 EA05 EA10 EA12 EA19 GD00 GD01 2G059 AA01 AA05 BB12 CC16 EE09 EE11 GG01 GG03 GG06 JJ13 JJ18 JJ22 KK01 KK03 2G064 AB11 BC06 BC24 BC32 CC41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本鎖のDNAの一端が基板に結合され
    他端が金属微粒子に結合されたDNA−金属微粒子系の
    共振周波数を解析する方法であって、レーザー光をビー
    ムスプリッターに入射し、ビームスプリッターによりレ
    ーザー光を2つに分岐し、一方のレーザー光を、入射光
    と反射光の光路に極僅かなずれが生じるようにミラーで
    反射させてビームスプリッターに戻し、他方のレーザー
    光を、位相変調器を通過させて周波数シフトを与えた後
    にミラーで反射させてビームスプリッターに戻し、ビー
    ムスプリッターにより再び2本のレーザー光を光路がほ
    ぼ一致するように合わせ、合わせたレーザー光をDNA
    −金属微粒子系が配置された試料セルに照射して試料内
    に干渉縞を発生させ、その干渉縞を走査することにより
    光の放射圧を金属微粒子に周期的に働かせて金属微粒子
    を強制振動させ、さらに金属微粒子の位置を観測用フォ
    トダイオードにより観測して、DNA先端に結合させた
    金属微粒子の位置揺らぎの大きさからDNA−金属微粒
    子系の共振周波数を解析することを特徴とするDNA−
    金属微粒子系の共振周波数解析方法。
  2. 【請求項2】 金属微粒子が金微粒子であることを特徴
    とする請求項1に記載のDNA−金属微粒子系の共振周
    波数解析方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のDNA−金属
    微粒子系の共振周波数解析方法に用いられるシステムで
    あって、 1)DNA−金属微粒子系に放射圧を与えるレーザー光
    を発振するレーザーと、 2)レーザー光を反射させるためのミラーと、 3)干渉計を構成するためのビームスプリッターと、 4)レーザー光の周波数をシフトさせるための位相変調
    器と、 5)DNA−金属微粒子系が配置された試料セルと、 6)DNA−金属微粒子系の照明用レーザーと、 7)DNA−金属微粒子系の金属微粒子の位置を観測す
    るための観測用フォトダイオードと、 から構成されるDNA−金属微粒子系の共振周波数解析
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010125844A1 (ja) * 2009-04-30 2010-11-04 国立大学法人大阪大学 変位測定装置及び変位測定方法
JP5172011B2 (ja) * 2009-04-30 2013-03-27 国立大学法人大阪大学 変位測定装置及び変位測定方法
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